巨人VS雷龍
おおくまねこ
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シナリオID:3175
オープニング
怒れる龍の咆哮が空に轟く。シャルガネ居住区、ヒガンの街は炎に包まれていた。運の悪いことに、人里まで魔獣が降りてきてしまったのだ。魔獣の名はライリュウ。目撃例が極端に少なく、幻獣とも呼ばれている強力なドラゴンである。突然の魔獣の来襲に、街は大パニックになった。住民の避難を支援するため、地元領主は自ら兵を率いて勇猛に戦っているが、空を自在に舞うライリュウの動きは素早く、その鱗は硬く、領主の手勢は防戦一方だった。
「殿! どうかお逃げ下さい! このままでは全滅します!」
「ならぬ! シャルガネの武家に生まれた男がどうして侵略者に背を向けられようか! お前こそ、妻子と共に安全な場所まで……」
「……ならば、私も最期まで御側で戦います!」
「……感謝する。さあ、行くぞ! サムライの誇りをあの龍に見せるのだ!」
バチチチチチ!
その瞬間、雷鳴が轟き、空が昼間にように眩しく輝いた。空を切り裂いて降ってきた彗星は地上へと落下し、大爆発を引き起こす。そのあまりの衝撃に、荒れ狂っていた雷龍までもが、動きを止めていた。
「な、なんだ……?」
土煙が晴れると、そこには、光輝く巨人が立っていた。明らかに人間ではない。矛盾した表現だが、光り輝く影、としか表現しようのない、不思議な生物(?)だった。
「もしや、神か……? 我らを救援に来た軍神では!?」
そのあまりに神々しいシルエットに、人々は歓喜した。この巨人はきっと自分達の味方に違いない。そう思ったのだ。
「……」
光の巨人はしばらくぼうっと突っ立っていたが、近くにいた領主の方を向き直った。
(なぜ、私の方を……)
領主は嫌な予感がし、咄嗟に後ずさろうとしたが、時すでに遅し。一瞬にして領主に手を伸ばした光の巨人は、男を掴むと――。
パクッ。
頭から丸呑みしてしまった。
――うわあああああああああ!!!
領主の手勢たちは悲鳴を上げたが、主の仇を討つべく、必死に攻撃を続けたのだった……。
●
「クリーパーとドラゴンが同時に出現するとはな。その街は呪われているのか?」
巨人とドラゴン退治の依頼を受けた傭兵ナシーナはフウ、と息を吐いた。ヒガンの街に出現した巨人とドラゴンは無人の街で今も激闘を繰り広げている。領主亡き後もヒガン軍は住民の避難する時間を稼ぐべく奮戦したが、あえなく全滅。残された幼い領主の息子が父の跡を継ぎ、冒険者ギルドに巨人と龍の討伐依頼を出した、ということらしい。
「依頼人が親を亡くした幼子だろうが、生い先短い老人だろうが、そこはどうでもいい。要は報酬を払えるのかどうかだ」
ナシーナは冒険者ではなく傭兵だが、そこら中の建物に貼られていた緊急依頼の張り紙を見て、討伐に参加することにした。報酬は極めて高額だったが、相応にリスクも高い。だが、歴戦の傭兵であり、邪竜すらも屠ったことのあるナシーナに恐れはなかった。ついでに依頼人の極めて不幸な境遇にも、特に感じ入るところはない。
「領主も住人もいないならば、むしろこちらには好都合だ。思いっきりやれる」
ナシーナはエルフが持つにはあまりに巨大な二本の斧をぶうん、と素振りし、静かに集中力を高めていた。
解説
マスターより
リプレイ
「それにしても酷い光景ですね。どちらが勝っても厄災である事には変わりありませんし」
ビッグオウムの鉄カゴに揺られながら、フリーダ=ブロムヴィストが言った。上空からでも壊滅した街の惨状はハッキリ見える。暴れている二体の巨大生物も。
(啓示でも「どうせなら別の場所で勝手に戦ってくれよなー頼むよー」とのことですし)
どうやらフリーダに目を掛けている神(?)も、巨大生物達の所業にはドン引きらしい。
「へえ、巨人とドラゴンを同時にか……こりゃ面白えや。ここン所ガツンとデカいのがいなくて物足りなかった所だし、一丁派手に行くか」
一方、アーテミシアは武者ぶるいを抑えていた。強敵との戦いに燃えるのはドワーフでは珍しくない。アーテミシアはドワーフに育てられたエルフだが。
「……で、またこんな所で会うのか。暇なヤローだぜ」
何度か顔を合わせた傭兵ナシーナの顔を見て、アーテミシアは露骨に嫌そうな顔をした。ナシーナは非常にガラが悪い傭兵だ。さらに、エルフとあっては、アーテミシアの闘争本能を刺激するのも無理はない。
「……また貴様か。足を引っ張るなよ」
「おう。重体になったらギルドの前に転がしといてやるよ。仕事だからな」
「おっと、私闘はぜひ依頼の後でお願いします。ヒールがもったいないのでね。まずは依頼人のお話を聞きましょう」
今にも飛びかかりそうな二人を制し、グレイブ・ヤードが言った。すると、すみっこにちょこんと座っていた十にも満たない幼子……領主コガネマル・ヒガンが口を開いた。
「冒険者諸君、よくぞ参った。拙者はこのヒガンの街を治める領主、コガネマルと申す者。兄らにどうか、街で暴れている光の巨人とライリュウを倒していただきたい。お頼み申す!」
「任せな。お前の父ちゃんの仇は俺達が討ってやる!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングはコガネマルの前でドンと胸を叩いた。
●
「さて、どうする。二体を同時に相手取るのは流石にハイリスクだと思うが……」
民家の屋根の上から、セリオス・オーガストが仲間達に問いかけた。彼の優れた視力は、すでに暴れる二体の怪物の姿を捉えている。
「どちらも邪魔ですが、とりあえずはタイミングを待ちましょうか。横合いから全力で殴れるタイミングを」
グレイブの言葉に、一同は頷いた。冒険者達はタイミングを見計らって巨人を強襲する計画を立てた。二体のモンスターはすでに疲弊している可能性が高いとはいえ、同時に相手取るのはリスクが高い。そこで、まずは巨人だけを集中攻撃して先に倒してしまい、数を減らしてからライリュウも討伐する作戦だ。強襲するタイミングはしばらく二体の様子を伺い、巨人に攻撃を仕掛けやすいタイミング……ライリュウの強烈な攻撃が命中した時など……とした。
「ギリギリまで近づこう。巨人の隙を晒したタイミングを狙えるようにな」
セリオスは、そのまま観測手の役を引き受けていた。1分ほどしか効果がないグレイブの『夢想実幻/英雄幻想』の効果を生かすためには、奇襲の時点で冒険者達がギリギリまで接近している必要がある。だが、近づき過ぎると二体に存在を察知される可能性が高まる。そこで、一番視力の高いセリオスが敵の様子を見つつ、隠形に長けたハヤトが冒険者達を扇動し、民家の脇を抜けて戦場へと近づいていく作戦をとった。
「よし、この距離がギリギリだろうな」
「ここまで近づけば十分でしょう」
ハヤトが立ち止まると、フリーダが剣と盾を構えた。冒険者達とナシーナが立ち止まったのは、民家一棟を挟んで隣の区画だ。ここから、建物の横を通り抜ければすぐに巨人に接近できる。冒険者達は民家の陰に身を潜め、屋根の上のセリオスの合図を待った。
●
「ウオオオオ!」
「グルルルル!」
巨人がライリュウの尾を掴もうと大きく腕を振ったタイミングでライリュウが身を翻し、巨人に体当たりを仕掛けた。モロに突進を受けた巨人はバランスを崩し、民家に突っ込んだ。
「今だ!」
セリオスが叫んだ。
「これは、誉れを守るための戦いである。無辜なる民を守るため、ここで散ったサムライ達の無念を我らが今ここに果たそう!」
グレイブが祭刀を振り上げて叫ぶと、冒険者達とナシーナの武装が豪華になった。これはただの幻想だが、エーテルの力を帯びた幻想は冒険者達の潜在能力を引き出すのだ。
「行くぜ!」
ハヤトが閃光塗弾を空に投げる。閃光が炸裂した瞬間、冒険者達は動き出した。
●
「ギャオオオオーン!」
ライリュウが咆哮し、出鱈目な方向にブレスを吐き出した。閃光で目が眩んでいるのだろう。
「行くぜ!」
ハヤトは矢のような速度で民家の屋根を飛び移り、巨人の首を狙って双刀を一閃する。日緋色金の祝福を受けし名刀は、巨人の太い首に見事食い込み、激しく火花を散らした。
「おらぁ!」
ハヤトは斬撃の後に巨人を蹴り飛ばし、反動で巨人の間合いの外まで離脱した。
(手ごたえが浅い。首は別に狙わなくていいかもな……)
「そらよッ!」
アーテミシアは巨人の背中に向けて戦槌を振り下ろした。槌から伸びた光が背中にめりこみ、バチン! と静電気が弾けたような音が炸裂したが、巨人は平然と動いている。
「近くでみるとやはり大きいですね……」
フリーダはまだ起き上がれずにいる巨人の足をパラッシュで一突きした。
「仇は私達が討ちます。どうか、我々に力を貸してください」
グレイブは無念を抱えて彷徨う霊魂に助力を呼び掛けつつ、マトリクス界との交信を試みた。すると、光の鎖がグレイブの腕から伸び、巨人の体を縛り上げていく。
(グレイブの鎖が消えないうちに一気に仕留める)」
セリオスは民家の陰に身を潜めながら、渾身のエーテルの一の矢に注ぎ込む。この技は一撃しか撃てず、しくじりは許されない。セリオスは決して狙いを外すまいと、巨人を凝視した。
(あれは……)
その時、セリオスは巨人の腹に焼け焦げた刀の刃が突き出ていることに気付いた。
(あの場所だけ、傷の再生がうまくいっていないようだ。ならば)
放たれた矢は巨大な光線となり、焼け焦げた刀ごと、巨人の胴を貫いた。
「グオオオッ!」
体内を焼かれた巨人はひときわ大きな声でうめいた。その時、間髪入れずに接近していたナシーナが杖斧を振りかぶり、巨人の首を薙ぐ。斧は巨人の首に深く食い込み、光の粒子が飛び散った。
「よし、魔法攻撃の方が効くようだな」
●
「ギャーオ!」
ライリュウは咆哮すると、巨人の周囲に雷雲が立ち込めた。ライリュウは突然の闖入者たちに驚いたようだが、攻撃目標はそのまま巨人のままのようだ。しかし、雷雲は直径15メートルほどの広範囲に渡って広がっているため、巨人と交戦していれば冒険者も攻撃に巻き込まれてしまうだろう。
「ゴオオオ!」
光の巨人はグレイブの『神迅縛鎖』を引き千切り、立ち上がろうとしている。
「そうか、こっちがテメェの弱点なんだな!?」
ハヤトは疾風の速度で巨人に飛びかかると、腹に突き刺さった刀の辺りを狙い、連撃を叩きつけた。苦痛に巨人が腕を大きく振る。先ほどよりダメージを与えられたようだ。
「でけえな! 倒しがいがある!」
アーテミシアは巨人の背後に立ったまま、もう一度戦槌を叩きつけた。
「これは長期戦になりそうですね。体が大きい分、体力も果てしない感じです」
「生物である以上、必ず限界はあるはずだ、攻撃を続けるしかないだろう」
フリーダがパラッシュを突き刺したタイミングに合わせ、セリオスが巨人の腹に矢を突き刺す。時折もがきはするものの、巨人は元気に動き回っている。出血もしないようだ。
「巨人が立ち上がります。ご注意を」
グレイブは再び巨人を縛り上げんと、エーテルの鎖を浴びせかける。鎖は巨人に巻き付いたが、巨人は鎖をものともせずに立ち上がってしまった。
「でくのぼうが!」
ナシーナは巨人の脛に勢いよく斧を叩きつけた。
カッ!
その瞬間、ライリュウの呼んだ雷雲が破裂し、稲妻を撒き散らした。巨人の周囲を蹂躙した稲妻により、巨人だけでなく、アーテミシアとフリーダも巻き込まれ、その身を焼き焦がす。
「がっ……!」
「チッ……」
「ぐっ……!」
フリーダはまだ少し余裕があったものの、アーテミシアとナシーナのダメージは小さくなかった。
●
冒険者達が巨人に集中攻撃を仕掛けたことで、巨人は自身にまとわりつく冒険者達を敵だと認識したようだ。ただ、ライリュウの捕食を諦めたわけではないらしく、時々不意打ち気味にライリュウにも攻撃を仕掛けている。ライリュウの方は相変わらず巨人だけを狙っているようだが、雷撃の攻撃範囲がやたら広いため、結局冒険者達も巻き込まれていた。冒険者、巨人、ライリュウの三者が激しく戦っているうちに、周りの民家は次々と崩壊していった。
「ウオオオッ!」
巨人は咆哮し、フリーダに向かって全力の右ストレートを叩きつけた。巨大な拳が直撃し、フリーダは数メートルほど吹き飛び、民家の瓦礫に突っ込んだ。
「さすがにノーダメージとはいかないようです。あと5、6発もらえば命も危ういでしょう」
フリーダは咳き込みながら瓦礫から身を起こす。咄嗟にエーテルで体を硬化させたものの、フリーダは小さくないダメージを負っていた。
「うらぁ! 隙だらけだぜ!」
ハヤトは巨人が大振りした直後の隙を狙い、腹に嵐のような連撃を叩きこんだ。そしてさかさず巨人から離れ、民家の中へと逃げる。ライリュウの雷撃は広範囲に降り注ぐ恐ろしい一撃だが、上から降ってくるため、民家を盾にすれば一度は凌げる。
(避難した住民にゃあ申し訳ねーけど、正々堂々戦ってどうにかなる相手じゃねーしな。ここはシノビらしく、泥臭く戦わせてもらうぜ)
「さて……一か八か」
瓦礫を階段代わりに民家によじのぼっていたアーテミシアは、巨人の腹を狙ってダイブした。すれ違いざまに刀を狙い、アーテミシアは重力加速も上乗せした戦槌の一撃を巨人へとお見舞いした。賭けは成功だ。
「ウオオオオ!」
怒った巨人がアーテミシアを足を上げると、人間ほどもある大きさの民家の瓦礫がボールのようにすっとんでいった。これで攻撃ではなく、ただの身じろぎなのである。
「全く、メチャクチャやりやがる。オレは楽しいけど、普通なら攻城兵器ぶつけるような相手だぜ」
●
「ウオオオッ!」
巨人が天高く拳を突き上げて放ったアッパーがライリュウの腹に突き刺さり、ライリュウは風船のように空高く上昇した。否、吹き飛ばされた。巨人はライリュウを追撃せんとする動きを見せたが、上を向いて隙だらけだったので、冒険者達は巨人に容赦なく攻撃を加えた。
「ギャオオオオ!」
怒りに瞳を血走らせるライリュウの口から凄まじい報復の雷撃が迸る。降り注いだ雷撃は巨人を飲み込んだが、図体の大きさが逆に幸いし、冒険者達はブレスの範囲からは逃れていた。
「ウオオオッ!」
「グルウウウウウ……」
まだ巨人を仕留めきれていないことを悟ったライリュウはぐるんと身を翻すと、そのまま飛び去ろうとした。
「おい、どうする!? 龍が逃げるぞ!」
「追撃する余裕はありませんね。 巨人の討伐を優先しましょう」
ハヤトの問いに、グレイブが答えた。集中攻撃を受けていながらも、まだ巨人は余力を残している。冒険者達にライリュウを追う余力はないのが現状だった。
「グオオオオオ!!」
巨人が冒険者達を睨み付けながら咆哮する。ライリュウが戦場から去った今、巨人の敵はもはや冒険者達のみ。これまで以上に苛烈な攻撃を加えてくるだろう。
「了解しました。巨人討伐に集中します」
「チッ! しゃーねえか! いいぜ、来いよ! デカブツ!」
フリーダは巨人の足を狙い、突きをお見舞いした。アーテミシアは背中側から巨人を戦槌で打ちのめす。ウォーリア二人の猛攻を受けても、巨人の重心はまるで揺らがなかった。
「グオオオ!」
巨人は振り向きざまにアーテミシアに蹴りを放つ。アーテミシアは民家の残骸に叩きつけられ、ごほ、と血を吐いた。
「ヒールです!」
グレイブは急いでアーテミシアにヒールをかけた。
(やはり一撃が重い。ヒールが尽きる前に決めたいところです)
●
「喰らえ!」
民家の中から飛来したセリオスの矢が巨人の腹を貫通し、背中まで突き抜けた。その時、ついに巨人の腹に突き刺さっていた刀は抜け、ザクリ、と地面に突き刺さる。
「ウオオオ!」
ようやく体力の限界が近づいてきたのか、巨人はガクンと膝をつく。
「ここで決めるぜ! 勇牙雷龍撃!」
赤雷と化したハヤトはセリオスが空けた巨人の腹の穴目掛けて猛突進した。スパークしながら巨人の胴を通り抜けた竜巻が、ずたずたに巨人の体を引き裂く。
「死ね!」
「トドメを刺してやるぜ!」
その直後、アーテミシアの戦槌とナシーナの杖斧が巨人の胴を挟むように薙ぐ。そして――万力のようにねじ切られた巨人の胴は、ついに宙を舞った。
「ウオオ……」
致命傷を受けた巨人の体は光の粒子となってさらさらと崩れていく。ついに冒険者達は光の巨人を討ち果たしたのだった。
●
「犠牲者の葬儀まで手伝っていただき、このコガネマル、心より感謝いたす」
「気にするな。いつまでも遺体を野晒しにしておくのは不憫だからな」
幼い領主が冒険者達に深々と頭を下げると、セリオスは優しい声で返事をした。
「強敵でしたが、なんとか撃退できて何よりです。これから大変でしょうが、くじけずに頑張ってください。『乱世でない分まだマシですが、御恩と奉公のバランスは大切に』と、啓示にはありました」
フリーダはコガネマルにアドバイスを送った。
「ライリュウの方は取り逃がしちまったけど……」
アーテミシアは頭を掻いた。その時、ズキン、と胸が痛んだ。今回の戦闘はかなり激しかったので、前衛達は未だ傷を残していた。
「龍めに逃げられたのは遺憾ではあるが、相当痛めつけられて逃げ出したと聞いた。もうここには戻ってこないと信じたい。いずれにせよ、兄らは依頼通り巨人とライリュウを撃退してくれた。兄らが気に病むことはない」
「そうか。また出たら呼んでくれよな。今度こそきっちりトドメをくれてやる」
「ああ、討ち漏らしは始末しとかねーとスッキリしねーしな」
ハヤトがニッと笑うと、アーテミシアも頷いた。
「領主殿。礼には及びません。貴方の御父上や亡くなったサムライ達も力を貸してくれたおかげです。……これは、巨人の腹に突き刺さっていた刀です。もしや、先代のものでは?」
グレイブはコガネマルに戦場で拾った焼け焦げた刀を手渡した。冒険者達の攻撃で刃は根本から折れているが、一応拾ってきたものだ。
「おお、これはまさしく父の……そうか、サムライ達もそなたらと共に戦ってくれたのか……」
気丈にふるまっていた新領主が熱い涙を流す姿を、冒険者達は優しく見守ったのだった。
マスターコメント
ショートシナリオR難しい 報酬:多い5 / 4〜8人
2023年09月05日 09時10分14秒 公開
相談掲示板
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 基本支援・回復と思っていただければ
ウォリアーのアーテミシアだ とりあえず集まらねえと話にならねえな…
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 見た所巨人と魔獣は敵対関係にあるようですし、 位置取り次第では片方からの攻撃に対する盾にする事もできそうですね。 あるいは最初から潰し合う姿を隠れながら確認し続けて、 魔獣が逃げそうな辺りで参戦・疲弊した両方を叩き潰すという方針も良さそうです。 どちらにしても同時に相手取るよりは片方に集中して各個撃破を図る形の方が良さそうな気がします。
ライリュウの方は残すと厄介なのですよね。 飛んでますので、手が限られますし。 ただ巨人もクリーパーということを考えると、ライリュウを「倒させる(削らせる)」のは強化につながりそうで怖いのですけども まずは人数というのは同意です。
一応私個人としてはですが 巨人は必ず何とか倒さねばならない(討伐)とは思いますが、竜は仕切り直し(撃退)でもいいのではと思っています。
現状竜が相手だと攻撃手段が限られるのがな…ある程度は巨人に削らせておいて飛べない程度のダメージを稼いでもらうのが現実的か? 降雷は建物に隠れながらならそこまで脅威でもないか…
まぁこちらも簡単に光の巨人が削れるとも思えませんし とりあえずは竜と共闘(みたいな形)をしてもいいのでは?と思います。 巨人側も主に竜を狙っているようですし
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 光の巨人>雷龍の優先で異論はねぇぜ! 雷龍にも巨人を削らせるって方針も賛成だが、雷龍の特徴として行動順が早い奴から優先的に襲ってくるっつーと俺が狙われる気がすんな。 巨人の方はエーテル豊富な雷龍を優先して狙ってくれそうってのは都合が良いが... 俺は巨人の方にまとわりついてちまちま削りつつ雷龍の攻撃に巨人が巻き込まれる様に仕向ける形で立ち回ろうかと思ってんぜ! なんなら光の巨人盾にしちまって雷龍の攻撃を躱すのもありだろ♪
とりあえずあの女も固めて動かしたほうが良さそうだな。魔法も使えるなら最終的位は竜に回すか。 オレも地道に巨人の足回りから削っていくか。
ではよろしければ巨人を優先に。 巨人が竜を優先するのであれば攻撃タイミングは 巨人→竜→我々、というほうがよさそうですね? (行動順をわざと遅らせるということです、行動順の高さで竜の攻撃優先度が変わるようなので) また竜がわざと巻き込まないとも限りませんので、後方にいる予定の私は竜の挙動にも注意をしようと思います。
・・・ん、挨拶遅くなった、シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえず巨人を優先で俺も異論無い。行動順もこちらが後になれば勝手につぶし合ってくれそうだしな 俺は少々当てずらいかもしれんが焦げた剣の部分を狙うつもりだ
では現時点でプレイングを送信しております。 基本軸としては ・仕掛けるまでタイミングを計る(具体的には巨人を挟んで竜の逆側に位置取る&攻撃動作の把握) ・仕掛けるときにはこちらでバフ(インフィニティロア)を使います ・ヒールは負傷度合いで2,3,4を適宜切り替えます。 ・神迅縛鎖も使いますのでタイミングが良ければ最大技叩き込んでしまってください。 ・竜相手は建物の屋根とかを移動すれば届くのでは? というあたりです。