【嵐竜】凍結山脈海域【大遠征】

おおくまねこ

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シナリオID:3173

オープニング


●機密物資輸送の護衛依頼
「リブラネスタまで機密物資を輸送するので、護衛を依頼したい。これは極秘の依頼だ」
 シルバードの冒険者ギルドにて。いかにも二、三人……どころか十人は殺していそうなツラ構えのホブゴブリンが一枚の依頼書を冒険者達に示した。

「こいつの名はオレオ。このシルバードに本拠を構える『運び屋』の頭目だ。うち(ブラックデス)の傘下の組織と思ってくれていいぜ」
「頭目はやめてもらえるかね。うちは一応カタギなんだ。社長(プレジデント)、もしくは船長(キャプテン)と呼んでくれたまえ」
「おっと、そいつは失礼した」
 オレオ・キリングが眼鏡をクイッと上げて抗議すると、ブラックデスの幹部は肩を竦めた。

「さて、依頼内容の説明に入ろう。君達に頼みたいのは、機密物資を乗せた我々の輸送船の護衛だ。行先はエラトゥーン都市同盟、リブラネスタ。この街については君達の方が詳しいだろう。何しろ、冒険者ギルドの本部がある街なのだから。
 さて、リブラネスタが壊滅の危機だという話は、我々も聞いている。冒険者ギルドとは蜜月関係である我々ゴールディ・ゴブリンもぜひ超大型クリーパーの迎撃に協力したい。今回運ぶ品はまだ内容は明かせないが、リブラネスタの防衛に必ず役立つものだ。これを護衛してもらいたい。取引先は以前兵器(の設計図)の盗難にあったらしく、冒険者の護衛を付けることを強く要求してきた。とまあ、これは余談だがね。そして、私は君達を護衛に雇うべきだという意見には大賛成だ。……これを見てくれ」
 オレオはそう言うと、テーブルの上に海図を広げてみせた。

「肝心の航路だが……今回は未踏ルートを航海する必要がある。なぜなら、今リブラネスタには超大型クリーパーの分身体が出没しており、通常の航路は極めて危険な状態だからだ。そこで、リブラネスタに近づいたら通常の航路を外れ、このルートを通る」

 オレオが示した航路は外海スレスレを掠めるように通過するルートだった。普段通る必要がないため、公的な航行記録は存在しない航路だ。それでも、オレオ船長は何体いるかわからない超大型クリーパーの分身を相手にするよりは安全なルートだと踏んでいるのだという。

「冒険的な航路ではあるが……君達は『冒険者』だ。未知に挑戦する気概はみな持っていると私は信じている。通常ルートでも魔獣やクリーパー、海賊等が襲ってくる可能性はゼロではないしな。航海中にもし何らかの脅威が発生した場合、君達に排除をお願いしたい。これが、今明かせる依頼の全容だ。いかがかな?」

●想定外の脅威
 航海は順調だった。オレオの航海技術は確かなもので、航路を外れることなく、冒険者達と『秘密兵器』を乗せた船はリブラネスタへと近づいていった。だが……。

「なんだ、あれは……! 氷の、浮島? おい、こんなに接近するまでなぜ気付かなかった!」
 オレオは目を疑った。なんと、船の進行ルートを完全に塞ぐ形で突然巨大な氷の浮島が出現したのだ。

「すみません、船長! さっきまで普通の海に見えてたんですが……」
「くそっ! まさかエーテル溜まりか!? まさか海のど真ん中にダンジョンがあるとは……!」

 この世界で一般的に言われるダンジョンとは、『エーテルだまり』のことである。一般人の接近が困難になり、瘴気とも呼ばれてしまうほどの濃度を持つようになった場所は、環境が周囲と変質していく。エーテルだまりの多くは地下に存在しているが、今回は海上に存在しているようだ。また、エーテルだまりのエーテルは有限であるので、いつかは変質は止まるが、いちど変化したものはそのままそこにあり続ける。

「船を漕ぐのをやめろ! これ以上近づくな!」
 オレオはただちに船の進行を停止させた。船長のオレオ以外の船員は非授恵者だ。これ以上ダンジョンに近づけば、命の保証はない。

「冒険者諸君、今すぐあの氷山を調査してくれ! おそらくあれはダンジョンだ。この真夏にあれだけの規模の氷の浮島が存在するなど有り得んからな。もしダンジョンであった場合、『ダンジョンコア』を破壊し、あの浮島を消滅させてくれ! 頼んだぞ!」
 冒険者達は非常用に積んであった小舟を使い、ダンジョンへと近づいていくのであった。
 

解説

目標:ダンジョンコアを撃破せよ。 依頼人:ブラックデス 依頼内容:リブラネスタまで秘密兵器を輸送している船の護衛。 舞台:リブラネスタ近海に発生しているダンジョン「凍結山脈」 ※大成功の評価を得るには、ダンジョンコアを破壊した上で、依頼人に喜ばれる「ある行動」を取る必要がある ●ダンジョンについて 見渡す限り流氷と氷山(高さ10メートル程度)の海上ダンジョン。ダンジョン内の気温はマイナス20度ほどに保たれている(ダンジョン内には迷い込み、氷の彫像と化した魚や魔獣が転がっている) また、ダンジョンの構造物は脆い氷で出来ており、床はつるつる滑る。移動する際に転倒判定を行い、失敗すると次のターンまで転んだ状態になる。 ●ボスモンスター 『氷海のダンジョンコア』 ダンジョン中心部の空間に浮かぶ直径5メートルほどの球体上の冷気。としか表現できない形状のモンスター。1へクスを丸々占有している。 回避0 物理攻撃力0 魔法攻撃力0 物理防御力0 魔法防御力0 付与50(35) 抵抗999 生命力3万 スキル1 氷鳥召喚 毎ラウンド開始時、8体の【アイス・ペンギン】を付近エリアに召喚する。 代償:生命力1000 アイス・ペンギン 物理/魔法防御力:200 生命力500 移動力1 氷で出来た大型ペンギン。床にヒビが入るほど重いが、転ぶことはない。 スキル2 アブソリュート・ゼロ 射撃攻撃の命中判定を行って成功した場合、対象に【行動不能】のバッドステータス付与判定を行う。 アイス・ロック 十数体 ダンジョン内に氷山エリアに配置されている氷塊のクリーパー。サイズは運動会の大玉ほど。攻撃手段はタックルと自分自身を巻き込んだ『氷嵐』による自爆のみだが、獲物を視界に捉えると猛烈なスピードで転がり落ちてくる。絶命すると爆発し、氷塊を周囲に撒き散らす。タックルの威力は移動した距離が長いほど大きくなる。 生命力:1 魔法攻撃力:300 ●ダンジョンのイメージ             氷 流氷エリア             山 氷山エリア             核 ダンジョンコア(流氷エリア) 氷氷氷氷氷氷氷氷氷 氷山山山山山山山氷 氷山山氷氷氷山山氷 氷山山氷核氷山山氷 氷山山氷氷氷山山氷 氷山山山山山山山氷 氷氷氷氷氷氷氷氷氷 ●登場NPC 輸送船のゴブリン達 船でお留守番をしている。船長のオレオは手練れの授恵者(の航海士)のため、船の防衛についてはダンジョン探索中は気にしなくてもよい。

マスターより

依頼の背景:ゴールディから、対超大型クリーパー用に開発した秘密兵器を乗せた船が出航した。現在リブラネスタ近海には多数のクリーパーが発生しているため、船は普段は通らないような外海スレスレの未踏航路を使用している。そのため、船は未発見の海上ダンジョンに出くわしてしまった。船に護衛として乗っていた冒険者達は、ダンジョンに乗り込み、コアを破壊しなければならない。 こんにちは。おおくまねこです。今回は前回の兵器開発会議の続編です。とある理由により、サウゼル大樹海調査シリーズ【大遠征】連作の番外編とも言えます。 今回冒険者に護衛依頼を出したのはブラックデスですが、本当の依頼人はゴールディに新兵器を発注した『雪百合騎士団』と考えることもできるでしょう。さて、冒険者達は見事ダンジョンコアを破壊し、未踏航路を踏破することができるでしょうか?

リプレイ

●序章 出発前の一幕
「世話になるよ、冒険者諸君。……ずいぶん性別が偏ったな。男はハヤト君だけか? いや、けっこう。美女がたくさんいれば船員達の士気も上がる」
 護衛としてやってきた冒険者達の顔ぶれを見て、船長のオレオは驚いていた。船員達(8割ゴブリンの男、ゴブリナと獣人が残り二割)の方はガッツポーズをしたり、静かに涙を流したりしていた。

「おう、よろしく頼むぜ! 実に素晴らしい船旅になりそうだな♪」
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングは船長としっかり握手を交わした。
(もう一人男がいるんだけどな……まあいいか)
 ララベル・サン・ディーベルは男だったが、顔立ちのせいか船長ほか船員達には美少女だと勘違いされていた。船員達の盛り上がりに水を差すのもかわいそうなので、ララベルはしばらく黙っていることにした。

「極秘での物資運搬ねぇ……ま、ギルド経由の依頼ならやることやるしかないかね」
 エリザ・A・ミシャールは船の甲板に置かれた巨大な木箱をしげしげと見つめた。木箱は優に5メートル以上ある。運ぶ物資の詳細は機密事項ということだったが、この巨大さならば、ある程度中身の正体は察しが付く。この時期にこの大きさのものをリブラネスタに運ぶのなら十中八九、中身は『対超大型クリーパー用の兵器』の類だろう。

「船長。割り印を預かってもいいかい? どっちにしてもアタシらが死んだら輸送もままならないんだ」
「ああ、そうだな。私が持つより君達に預けた方が安全そうだ」
 エリザが割り印を預けるように船長に要請すると、オレオは承諾してくれた。

「ところでの荷物、異様に大きいけど小分けすることはできなかったのかい?」
 エリザはついでに船長に聞いてみた。
「残念ながらそれは無理だ。これで組み上がった状態の単一の商品だからな。陸路ではデカすぎて運びようがないから、危険を冒してでも海で運ぶのさ。港に着けば君達には中身の正体も教えよう」
「そりゃどうも。まあこの大きさなら、こっそり盗むのは無理だろうけど。せいぜい船が沈まないように頑張るとしようか」

●
 航海は順調だった。時折サメが襲い掛かってきたりもしたが、ただの鮫などは冒険者の敵ではなかった。だが、リブラネスタまであと少しというタイミングで、船の前には一面の銀世界が広がっていた。まさかの海上ダンジョンとの遭遇である。

「船長! 小舟お借りしますね! こう見えても私は歴戦の漁師(アルバイト)でもあります!」
 エルナ・クルプファルツは勝手に倉庫から小舟を引っ張り出し、早くも上陸の準備を始めていた。
「真夏の海で氷山に遭遇するなんてね……。涼しくて丁度いい、とは言えなさそう」
 ロゼットはダンジョンを覗き込みながら呟いた。ダンジョンから吹き込んでくる風は真冬の寒冷地以上だ。もしかしたら、征竜の住む土地である『極北』並みかもしれない。
「見るからに寒そうだもんね……せめてもの抵抗としてマントは僕もあるから羽織っていこう」
 ララベルはマントを羽織り、準備体操をしている。
「海上に氷のダンジョン! ちょっとワクワクしますね」
 トーラはにこにこと言った。
「実に頼もしいな。私は積み荷と船員達を守らねばならんのでここは離れられない。頼んだぞ、歴戦の冒険者達よ!」

●一章 凍結山脈の冒険
「寒いですね……お酒を飲みたいところです」
 ヴィルヘルミナはドワーフ流の寒さ対策をぼそりと呟いた後、周囲を見渡した。
「長居するのはまずそうです。さっさとダンジョンコアを潰さないとみんな凍死してしまう」
「ええ。あまり長くは滞在しない方が良さそうね……」
 ロゼットはダンジョンの沿岸に転がっていた氷漬けの魚や魔獣達を見て、真面目な顔で言った。ちんちらしていたら、自分たちもダンジョンのオブジェの仲間入りである。

「極北並の寒さですね! 吐く息が凍っています!」
 トーラは重ね着とマントで防寒対策してみたが、ヴィルヘルミナやロゼットの言う通りダンジョンの冷気は「寒い」というレベルではなく、生命の存在を拒んでいるレベルだった。動けないことはないが、長くは保ちそうにない。夏服なら、たぶん授恵者でも1時間ぐらいで死ぬだろう。

「さあ行きましょう! ダンジョンと言えば冒険! 冒険の匂いがしますね!」
「ダンジョン攻略か! 腕が鳴るぜ!!」
 エルナとハヤトは張り切っている。二人は気温耐性を高めていたため(元々は暑さ対策だった)、数時間程度ならこのダンジョン内でも活動できそうだ。

●
 冒険者達は転ばないようにバランスを取りながら、とりあえずまっすぐに流氷地帯を進んだ。しばらく歩くと、行く手には大きな氷山が広がっていた。

「ルートを選べば登れないことはなさそうだが、ところどころ滑落しそうな急な斜面もあるね。どうする」
 エリザは氷山をよく観察しながら言った。
「僕が先に行って先導するよ」
「では、私もララベルさんと並行して進みますね。母蜘蛛糸のロープがあるので、氷にもくっつきます」
 ララベルとトーラはそう言うと、氷の斜面に向かって一歩踏み出した。二人はつるつると滑る斜面の上で器用にバランスを取り、氷山を登っていく。トーラは適当な氷にロープをくっつけ、後ろから来るメンバーへと垂らした。
「俺は最後尾に着くわ。最悪『壁歩き』で踏ん張れるから、こけそうな奴がいたら救助するぜ!」
 ハヤトは最後尾につき、転んだ時の保険となった。氷の坂道は極めて歩きにくい道のりだったが、幸い冒険者達はバランス感覚をエーテルで強化していたこともあり、道のりは順調だったのだが……。

「「何かいる!」」」
 エーテルで前方を探っていたエリザとララベルが警告を発したのは同時だった。

●三章 アイス・ロックの脅威
「何かいる! みんな気を付けて!」
 エーテルで前方を探っていたララベルは警告を発した。前方――山の上に岩のような物体がいつの間にか出現していたのだ。どう見ても氷で出来たただの岩だが、ララベルのエーテルでの探知に引っかかったということは一応生物なのだろう。
 ゴロゴロゴロゴロ。
 十数個の氷岩(アイス・ロック)は一斉に動き出し、冒険者に向かって転がり落ちてきた。真っ先に岩に襲われたのは先導役のララベルとトーラだ。岩は冒険者達の逃げ場を潰すように、ゴロゴロと転がってきている。対して、冒険者達はトーラが氷山にくっつけたロープを手繰りながら縦一列になって移動していた。必然的に、冒険者達は前の方を歩いていた者から順に氷の岩の脅威に晒されることとなった。

「伏せて!」
 ロゼットはロープを手放して得物を抜くと、転がり落ちてきた氷の岩に向かってエーテルの矢を放った。手を離した瞬間、ロゼットは斜面から転げ落ちそうになったが、すぐにロープを片手で掴んで転落を防止した。放たれた矢は見事岩に突き刺さったが、その瞬間、岩は大爆発を起こし、周囲に破片を撒き散らした。
「自爆!? みんな、気を付けて!」
 ドンドンドンドン!
 自爆に巻き込まれた岩がいくつか誘爆したものの、生き残ったいくつかの岩はカーブし、冒険者目掛けて突っ込んでくる。ロゼットの次弾は――間に合わない。
「とう!」
 続いて迎撃を行ったのはトーラだった。トーラはロープを手放し、肉球が付いたファンシーな杖を岩へと向けた。するとポン! とコミカルな音と共に肉球型の弾丸が岩へと飛び、直撃を受けた岩がまたも爆散した。
「射撃!」
 見敵必殺の覚悟を固めていたエルナは両手のロープを手放して矢を放った。矢は風を切って飛び、岩を真っ二つに割った。ロープから手放したエルナはたちまち滑り落ちそうになったが、自前の母蜘蛛糸のロープをその辺にくっつけ、なんとか踏みとどまった。破壊された岩は合計で六つ。迎撃を免れ残り七つの岩は冒険者達を押しつぶさんと、猛烈な勢いで両サイドから突っ込んできた。
「とう!」
「はあっ!」
 ララベルとトーラはロープを手放し、氷の岩をジャンプで飛び越えた。凍った斜面に着地した瞬間、二人はあやうく転びそうになったが、ロープをしっかりとつかみ、踏ん張ることに成功した。だが、回避された四つの岩の方は二人の真後ろにいたヴィルヘルミナを轢き殺そうとしていた。
「盾で……!」
 ヴィルヘルミナは突っ込んできた岩たちを盾で受け止めた。受け止めた瞬間に自爆されることも覚悟したが、幸い、その程度の衝撃では爆発はしないようだ。ヴィルヘルミナは盾ごと腕をぶううんと振り、受け止めた岩たちを弾き飛ばした。岩はごろごろと重力に従ってさらに加速していき、遥か後方に消えていった。
「おっと」
 エリザは回り込むような軌道で襲い掛かってきた三つの岩をロープを掴んだまま難なく回避した。
「変わった敵だったね。ダンジョンらしいと言えばらしいけどさ」
 追撃が来ないか周囲の気配を探りながら、エリザは息を吐いた。
「なんとかやり過ごしたか……みんな大丈夫か?」
 仲間の転落防止のため(あわよくば女性の胸や尻を受け止めるため)、珍しく最後尾にいたハヤトは肩を竦めた。

●終章 氷海のダンジョンコア
 アイス・ロックの脅威をやり過ごした冒険者達は氷山を下り、広い盆地に降りた。そこにあったのは凍てつく冷気を放つ大きな球体……ダンジョン・コアであった。

「あれがダンジョンコアみたいだね。ずいぶん分かりやすいじゃないか」
 エリザは宙に浮かぶ蒼い球体を指差した。地理的にもあそこがダンジョンの中心のようだ。
「みんな、まだ戦う体力は残ってる?」
 ロゼットはパーティメンバーの体調を確認した。道中はアイス・ロックを受け止めた際にヴィルヘルミナがわずかに指を擦りむいた程度。怪我をした者は一人もいない。しかし、ダンジョン内のマイナス二十度の気温は確実に冒険者達の体力を奪っていた。ロゼットが見たところ特にヴィルヘルミナとララベル、次いでトーラの三名はかなり危険な状態だ。

「片付けてさっさと帰りましょう。みんな、集まって。まずは加護の魔法を……」
 ロゼットが味方を強化する魔法をかけようとしたその時だった。突然、ダンジョンコアが明滅し、周囲にコアを守るように無数の人間大のペンギンの氷像が召喚された。
「どうやら、ペンギンさん達は待ってはくれなさそうです! 行きましょう! 見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!」
 エルナは敵を殲滅すべく、弓を構えた。

●
「よっしゃ、行くぜ! 見よ! シノビの身のこなしを!」
 ハヤトはアイス・ペンギンの頭をジャンプで飛び越え、そのままダンジョンコアに突っ込んだ。紅の旋風と化したハヤトが乱撃を浴びせると、エネルギー体であるコアに三か所の亀裂が走る。
「うるぁ!ボッコボコにしてやんぜ!!」
(柔(やわ)い! 攻撃は通る!)

「我らに戦神の加護を与え給え! さあ、みんな行くわよ!」
 ロゼットの全身から黄金色のエーテルが迸る。加護の力を得た冒険者達はダンジョンコアへの道を塞ぐアイス・ペンギンへと一斉に襲い掛かった。

「よし、僕も行くよ!」
 ララベルもアイス・ペンギンの頭上を飛び越し、ダンジョンコアへと突進する。渾身の力で叩きつけた三連撃により、ダンジョンコアに三条の傷が刻まれた。
(うう、寒い! いつもより体が動かしにくい! でも頑張らないと!)

「皆さんはコアの破壊をお願いします!」
 トーラは猫の肉球が付いたスタッフをアイス・ペンギン達へと向けた。その瞬間、杖の先端から肉球の形をした巨大な光弾が空に打ち上げられた。光弾は弾け飛び、空から無数の肉球の雨となってアイス・ペンギン達へと降り注ぐ!
(……思ったよりパワーが出ていません。どうです?)
 トーラは低体温症による体力の低下を自覚しながら、ペンギン達の様子をよく観察した。
 ガキキキキン!
 硬質の衝突音が鳴り響き、撃ち抜かれた全てのアイス・ペンギン達が一撃で粉砕された!

「射線が空いた! チャンスです」
 ヴィルヘルミナはダンジョンコアから5メートルほどの距離を保ったまま、巨大な剣を一閃した。剣から伸びたエーテルの刃はダンジョンコアまで到達し、大きな穴を穿つ!
(エーテルの出力が落ちていますね。体調のせいですか)
 思ったより与えたダメージが小さかったことで、ヴィルヘルミナは自分が思っている以上に限界が近かったことを悟っていた。

「今だ!」
 エリザはダンジョンコアの懐に潜り込むと、大太刀を鋭く振り下ろした。ダンジョンコアは抵抗なくするりと刃を通し、一条の亀裂が走った。
「ハイパーエルナ砲! 発射です!」
 エルナはコア目掛け、渾身のエーテルを籠めて暗殺術の矢を発射した。しかし、魔法はコアに命中したが、手ごたえがなかった。
「効かない……!? 目はないのに!」

 ブウウウン……。
 突然、ダンジョンコアがぼんやりと発光したかと思うと、ヴィルヘルミナ目掛けて一条の光線が発射された。冷気の直撃を受け、ヴィルヘルミナは一瞬にして氷の中に閉じ込められてしまった。

●
 ブゥウウン……。ダンジョンコアがまた明滅し、周囲に新たな8体のアイス・ペンギンが出現した。ただし、出現位置は先ほどとは異なり、それぞれがかなり離れた位置に出現していた。ダンジョンコアの周囲に散開するように四体。そして、トーラの眼前に一体。氷漬けになっている、ヴィルヘルミナの前に二体。

「こいつ、このナリでちゃんと戦術を考えてやがる! うらぁ! テメェの相手は俺だ!」
「僕達はこのまま攻撃を続けるよ! 喰らえ! 疾風三連撃!」
 ハヤトとララベルはダンジョンコアに嵐のような連撃を浴びせた。

「できる限り、ペンギンさん達を消し飛ばします!」
 トーラは今度はダンジョンコアを中心に肉球の雨(メテオライト)を降らせた。すると、ダンジョンコアを巻き込んで肉球が降り注ぎ、ヴィルヘルミナの目の前の二体と、正面を塞いでいたアイス・ペンギンの合計三体を粉砕した。

「ヴィルヘルミナ!」
 ロゼットはヴィルヘルミナに回復魔法を飛ばした。すると、ヴィルヘルミナは氷を粉砕し、行動不能状態から復活した。
「助かりました。……お返しです」
 ヴィルヘルミナは意識はあったのか、再びダンジョンコアへと刀を一閃した。

「残り、五体か」
 エリザはちらりとアイス・ペンギンの数を確認したが、ダンジョンコアへの攻撃を優先し、コアに斬撃を撃ち込んだ。
「散らしてきましたか! エルナ砲をお見舞いします!」
 エルナはアイス・ペンギン目掛けて矢を放った。矢はアイス・ペンギンを一撃で粉々に打ち砕いたが、他の個体やダンジョンコアを巻き込むことはできなかった。これで残るアイス・ペンギンは、四体。
 ピキィイイイイイン。
「はっ!? このぉおおおおおお!」
 今度は冷凍光線がトーラに向けて発射された。トーラは避け切れず冷凍光線に命中したが、気合で冷気を弾き飛ばし、なんとか凍らずに耐えた。

「……」
 がしょん、がしょん、と短い足を動かし、ペンギン達が冒険者達に向けて移動する。しかし、動きが鈍いのか、あまり速度は出ていない。

●
 戦いは終始冒険者達優先のまま進んだ。ダンジョンコアはアイス・ペンギンの召喚位置を色々と工夫していたが、アイス・ペンギンの機動力が低かったため、冒険者に接近したタイミングでまとめて薙ぎ払われ続けたのだ。結局、ダンジョンコアはほとんど無防備な状態で冒険者達の集中砲火に晒され続けた。そして――。
「はああああっ!」
 赤雷が炸裂し、ダンジョンコアはバラバラになって砕け散った!
「よっしゃあ!」
 冒険者達の勝鬨が上がる。しかし、安堵する暇もなく、ダンジョン全体が激しく揺れ動いた。揺れは激しく、収まる気配がない。

「ダンジョンが消滅するわ! 急いで出ましょう!」
「海に投げ出されたら一環の終わりですね。ここは外海スレスレの海域ですから。どこに流されるか分かったものではありません。……ですが、お土産は確保します」
 ロゼットが警告を発し、ヴィルヘルミナは素早くアイス・ペンギンの欠片をポーチに詰めた。ララベルとトーラもアイス・ペンギンの欠片をバックパックに素早くねじ込んでいる。
「あっちだ、急ぐぞ! この揺れの中、あの氷山をもっかい登るのは骨だが……動けねえやつがいたら俺が担いでやる!」
 ハヤトは武器を仕舞い、来た方向を指差した。

●
 冒険者達は母蜘蛛糸のロープを駆使し、なんとか全員無事に帰還を果たした。船長は温かいスープを用意して待っていてくれたので、冒険者達はスープの温かさを噛み締めながら、船長にダンジョンで起こったことを報告した。

「全員無事のようだな。助かったよ。ダンジョンは消えた。これで航海が続けられる」
 船長は冒険者達に深い謝意を示し、にっこりと笑った。

「船長さん、お土産にダンジョンの魚とか氷(敵の破片)を取ってきたんですが、要ります?」
「あ、僕も」
「私もペンギンの欠片を持ってきました。どうやら溶けない氷のようですね」
「ほう。珍しいな。魔獣は今夜の晩飯にでも使うとして、氷の方は……色々使い道がありそうだな。ゴールディに持って帰ろう。売るにはもったいないシロモノだ」
 冒険者達がお土産を渡すと、船長はとても嬉しそうにしていた。

●エピローグ
 そして、船は無事にリブラネスタに到着した。もちろん、積み荷も船員も全員無事だ。
「そういえば、結局積み荷はなんだったんだい?」
 エリザが問いかけると、オレオ船長は頷いた。
「もう隠す意味はないだろう。これはベールコートの雪百合騎士団の依頼で製作した特製の巨大パチンコ……その名も『ゴブゴブの大蛇砲(パチンコ)』だ。材料に『大喰らい』という名の巨大蛇(ワーム)の骨と皮を使用していてね。骨を切ったりしてしまうと強度が下がるから、この大きさの荷物として運ぶしかなかったんだ」
「「大喰らい!」」
 その名に聞き覚えのある冒険者達は思わず叫んだ。ここでもう一度その名を聞くことになるとは思わなかった。『大喰らい』はサチコが冒険者を雇って行ったサウゼル大樹海調査の際に出現した大型クリーパーだったからだ。
「あ、この荷物、雪百合騎士団の方々からの依頼だったんですね。そういえばこないだの作戦会議で投石器みたいなシンプルで扱いやすい新兵器を作ると言ってたような……」
「ああ、言ってたな、そういえば。だからパチンコなのか」
 心当たりのあるエルナとハヤトは頷いた。
「さて、荷物の搬入が終わったらデドニーの店(街角喫茶)で昼食でも食べようか。あそこは海鮮ピザは絶品なんだ。今日は私の奢りだ。一緒に来てくれるかね?」
 船長の粋な提案に、冒険者達は歓声を上げた。

マスターコメント

 ダンジョンコアとペンギンの耐久けっこう盛ったつもりだったのですが、集まった戦力がかなりの精鋭ぞろいだったため、ダンジョンコアはあまりいいとこなしで撃破されました! 判定結果は「成功」とさせていただきます。  さて、戦闘は戦術がうまく機能して快勝だったのですが、大成功条件はダンジョンコアを撃破することに加え、「アイス・ロックを生け捕りにすること」でした。アイス・ロックは冒険者が攻撃しない限り自爆はせず、自爆以外の攻撃手段は体当たりのみなので、比較的楽に捕獲できる(穴を開けて海に転がしとくとか)モンスターだったのです。捕獲が成功した場合、超大型クリーパー戦で攻城兵器の弾丸として使用できるので、リブラネスタに売れる依頼主が喜ぶ、という仕掛けでした。それはそれとして、アイス・ペンギンの破片である「溶けない氷」も日用品としてはかなり有用なので、オレオの船の食糧庫のアップグレードや、サチコのおやつの貯蔵用等に活用されるかもしれません。お疲れ様でした。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ非常に難しい 報酬:多い7 / 6〜10人

2023年08月29日 09時47分34秒 公開

成功

相談掲示板

  1. トーラ

    シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 6人で成立ですね。 ダンジョンを進んで取り巻きを排除しつつコアの破壊を目指すことになりますけど、生命力が高いですね……。 範囲攻撃でまとめて排除することが有効そうですけど、生命が高過ぎてスキルの回数が尽きてしまいそうです。 ある程度は通常攻撃などで対処する必要もありそうですね。

  2. エルナ・クルプファルツ

    無事成立! エルヴンシューターのエルナです!みなさまよろしくお願いしますね! アイスペンギンさんは私の攻撃力なら一発なので、範囲攻撃でバシバシお掃除していきますね! とはいえトーラさんもおっしゃっているように普通にスキルを撃っていると回数が足りなくなりそうな予感……! 氷山のアイスロックさんをお掃除しつつ、ペンギンさんの数が増えて来るのを待って、密集したところを一気に範囲攻撃でお掃除!みたいな感じが良さそうでしょうか! コアに突撃される方がいれば、道は私が拓きましょう!

  3. ロゼット

    ヒーラーのロゼットよ。参加させてもらったわ。 今の参加者だと、回復役に徹するのがベターかしら。 コアの生命値だと長期戦になりそうだし。 【行動不能】の解除もできるけど、付与35は高めの 基準だから、全部の解除は回数が足りなさそうね。。 流氷エリアは海に浮かぶ氷の大地かな。 アイス・ペンギンが通過した後は、足場が脆くなりそうね。 やりようによっては、割ってペンギンを落とせるのかしら? 海に落ちたら重さで浮かんでこれないわよね。 やりすぎると私たちの足場もなくなるけど。 氷山エリアはダンジョン、氷の迷宮かしら。 アイス・ロックは単純な動作だけど、転倒も考えると厄介ね。 見つけ次第、離れている間に攻撃をあてて自爆させたいわ。 あと普通に書かれているけど、マイナス20度は呼吸がキツイ、 素肌を露出してると痛い、極地の温度だから何かしら防寒に 備えておかないと動けなくなりそう。

  4. ヴィルヘルミナ

    ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いします。 ダンジョンコアは毎ラウンド8体の【アイス・ペンギン】を召喚するとの事ですが、代償として生命力1000を消費するようなので30ラウンドもすれば自壊しそうな感じはします。 そこまで粘ると3桁にも及ぶペンギンが立ちはだかるのでそれはそれで辛いとは思いますが。 スキル2の【行動不能】とアイスロックが重なると大変痛そうですね。アイスロックは脆いみたいなので、間接攻撃で倒せば『氷嵐』に巻き込まれるのは防げそうです。 大変滑るようなので、バランス感覚だったり何らかのスキルで対策しておけば少しは動き易そうです。 コアの周辺は流氷なので【アイス・ペンギン】が増えると流氷割れそうですね。なんかかなり重いみたいなので。 ドラゴンチャリオットで吹き飛ばしてアイスロックの自爆を他の敵にぶつける事も考えましたが、重さがわからないので踏み切れませんね。 対象が重いと思ったより飛びませんし。

  5. エリザ・A・ミシャール

    エリザだ。無事に成立したようだね、どうぞよろしく。 現状挙がっている課題はまさにその通りだと思う。 相手の抵抗も付与も非常に高いから、こちらのデバフは効かないだろうし、アブソリュート・ゼロは抵抗させる気がないようだね。 そもそもの攻撃を避ける以外には、解呪以外の対応策が無いということか。 コアは……暗殺は有効なんだろうか? 有効ならだいたい8ターンで7000点くらいはダメージを与えられそうだけど、無効の場合は特性スキルがひとつ無駄になってしまうのが苦しいな…… いずれにしても密着距離での攻撃役が主体になりそうかね。 回避型+そこそこ生命確保だから単体で放置して貰ってもそれなりに長持ちするはずだ。

  6. トーラ

    時間をかければ行動不能と増えるペンギンに押し潰されそうですし、ロゼットさんが来てくれたので10ラウンド以内の決着が付けれそうな気がしてきました。 まず、アブソリュート・ゼロの付与性能が35(基本の付与性能50に行動不能付与時の補正-15された値)のようなので、基本の抵抗が30位あればロゼットさんにウェイブ・オブ・インフィニティロアを使って貰えば五割以上の確率で抵抗できますし、その時間内の攻略が出来ないでしょうか? 効果時間の10ラウンドで決着を付けるなら1ラウンドに3000ダメージを与えれば破壊できますし、ペンギンを召喚するなら2000ダメージで済むことを考えればこのメンバーならそう難しくはないかと。 ペンギンの対処はエルナさんが手を挙げていますし、わたしも杖を持ってメテオライトで加わるので、他の方はダメージを与えることに集中して貰えたらと思います。

  7. ロゼット

    あと、コア戦がメインだとは思うけど、氷山エリアは ダンジョンとあるから、氷の洞窟か、複雑な山道か、 迷路になっている可能性はあるから、そこも忘れないで。 >コアに【暗殺】 【暗殺】は対象が生物の場合に有効と思うから、 コアが【魔法の壁】みたいなオブジェクト扱いだとしたら、 効果は発生しない、となるかもしれない。 断定はできないけど、私はコア相手には通らなそうに思う。 >ウェイブ・オブ・インフィニティロア 10ラウンドで決着は運(ダイス)も絡むから分からないけど、 攻撃力と抵抗力を上げるのは利益が大きいし、やりましょうか。 効果時間内にできるだけ削って、以降はどちらが先に力尽きるか。 コア戦の開始時にウェイブ・オブ・インフィニティロアの 能力強化を付与するつもりだけど、全員、それで良いかしら。

  8. ララベル・サン・ディーベル

    僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな宜しくね。 迷路は宗波で地形と敵を把握しつつすすんで、コア戦はペンギン対処して貰えるなら3連続攻撃で、コアを削るの狙って行ってみようかなと思うよ。

  9. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ペンギンやアイスロックの対処はエルナやトーラに頼めるとコアに集中出来てありがてぇな!! 俺も基本はコア一点狙いで削りに動くぜ! ウェイブ・オブ・インフィニティロアを付与してもらえんなら攻撃集中も上乗せすりゃ1ターンで1341ダメージは刻めるはずだ。 それに一発真バーストストライクもぶちこみゃ1681まで上乗せ出きっから2ターンで3千オーバーは叩き込めると思うぜ! この面子でガンガン攻撃すりゃ意外と速攻堕とせんじゃねーか?

  10. トーラ

    >ロゼットさん インフィニティロアありがとうございます! そして行動を指定してしまってすみません。 攻略の糸口が見えてつい勢いで発言してしまいました(汗) この流れで大丈夫なら、メテオライト2を2つと4を1つ用意していきますね。 ペンギンの行動よりも早く動けるならコアごと巻き込んで攻撃できますし、インフィニティロアを貰えるなら魔法防御の上からペンギンの生命をマイナスに出来る筈です。 イレギュラーで予定通りいかない場合でも、ペンギンの排除に集中するようにしますのでその間にコアを破壊して貰えたら。 ララベルさんに宗波を持っていって貰えるなら、わたしはダンジョン踏破の役に立つよう壁歩きとロープでサポートをしようと思います。 あとは念のためにアクロバティックアーツで滑らないようにするのと、それ以外でも対応できるように看破とバランス感覚、防寒用にマントも持っていきますね。

  11. ヴィルヘルミナ

    コアへのダメージ効率が高い方は他にいらっしゃるようなので、私はペンギンなどの破壊に回りますか。余裕があればコアへの攻撃も参加しますが。 回避は行わない敵が多い様なので、破壊力重視でいきます。

  12. ロゼット

    プレイングは提出したわ。 コア戦の開始にウェイブ・オブ・インフィニティロアで。 生命1のアイスロックだけ、魔矢で倒す手伝いをするけど、 コア戦は回復とBS解除を優先するから撃破はお願いするわ。

  13. エルナ・クルプファルツ

    ではでは私もアイスペンギンさん破壊をメインで行動しますね! 範囲攻撃の炸光矢をたくさん持ち込んでおきます!総使用回数12回!そこそこ長期戦でも対応できるかもです! 余裕がありそうな時は私もコアへ攻撃しましょう! アイスロックさん発見用に私も宗波を持っていきましょう! 発見次第打ち抜きます! 私の防御力なら氷嵐は最少ダメージで済みそうなので、万一の際はアイスロックさんの攻撃を引き受けたりもできます! 汎用スキルはバランス感覚と温度耐性にしておきますね!

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0