猫の帰り道
馬車猪
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シナリオID:2786
オープニング
冒険者ギルド経由なら多少の報酬は出たかもしれないが、近所の子供から全財産で依頼された1食分にもならないお仕事だ。
もちろんパヴェル・A・サムルガチェフは手を抜かない。
丹念に聞き込みをして目撃情報を集め、冒険者ギルド経由でうけたときと同じ熱意と緻密さで依頼に取り組む。
「近くで見たぜ」
顔馴染みの冒険者が教えてくれた。
パヴェルは丁寧に礼を言って、そっと気配を薄めて目的地へ侵入する。
にゃー、と弱々しい声が出迎えた。
つぶらな瞳が見上げてくるのは精神的攻撃に等しいが、パヴェルは鳴き声に込められた策略を見逃さない。
「餌はやれないよ」
飼い主の了解を得ずに餌をやるのは良くない。
パヴェルは猫を驚かさないよう慎重に、洗練された動作で大柄な体を跪かせる。
灰と猫のぶちは餌を貰えないことに気付いて落胆し、しかしパヴェルの体に登り甲斐を感じてするりと肩まで駆け上る。
「おいおい」
パヴェルは微苦笑し、その直後に違和感に気付く。
くさい。
子供を清潔にさせているご家庭で飼い猫が汚い確率は極小だ。
じっくり観察すると、色とぶちの形は同じでも野生で生き抜いてきた逞しさがあった。
「参ったな。他人の空似か」
また最初から捜索かと思って周囲を見渡すと、草がかさかさと揺れた。
警戒の視線を感じたので穏やかな表情と気配を保つと、草の中から色も体格も様々な猫が顔を出してじっとパヴェルを見上げてくる。
その中には、捜索依頼をうけた猫も混じっていた。
●
「事情が分かりましたっ」
猫好きの受付嬢が郊外まで走って来た。
「この近くで魚屋さんがゴミを捨てててそれ目当てで猫が集まってたみたいです!」
犯人は同業者に非難されて苦境に陥っているようだ。
つまり新たな餌の補給はない。
「集まってるのは野良だけじゃないみたいです」
普段は陽気な受付嬢も、大好きな猫に関わる話なので真剣だ。
「ここ数日姿を消している飼い猫ちゃんが何匹かいるみたいで」
冒険者ギルドの依頼として飼い猫を連れ戻すための捜索依頼がいくつも出されているというか先程出された。
「つまり?」
質問するパヴェルは猫にたかられている。
肩や頭に登って高い視点を楽しむ猫もいるし、純粋にパヴェルを気に入り体をすりつけてにおいをつけている猫もいる。
「つまり……どうしましょう?」
受付嬢は疑問を疑問で返す。
多少の裁量は与えられているが、この状況を解決する方法は全く分からない。
「飼い猫は飼い主のところまで連れて行って、一箇所に猫が多すぎるとトラブルが起きそうだから野良猫を移動させたり引き取り手を見つけたりする?」
パヴェルは現実的な解決策を提案する。
「それですそれ! そんな感じで1つの依頼にまとめちゃいますから解決お願いします! あ、そろそろ勤務時間終わりなんで私も協力をっ」
受付嬢は、騒ぎすぎて猫に逃げられていた。
解説
マスターより
リプレイ
猫好きからの嫉妬の視線だけで殺されかねない立場にいても、パヴェル・A・サムルガチェフは落ち着いている。
(とりあえず家元に返してやるとしても、きれいにしてやらねぇとな)
受付嬢から聞いて同行冒険者と共有した情報に当てはまりそうな猫が何匹もいる。
しかしそれは授恵者としても冒険者としても鍛えられたパヴェル達だから分かることだ。猫達は汚れすぎていて、飼い主達には『たぶんこの猫なんだろうなぁ』くらしか分からないだろう。
んなぁお、と聞き慣れた声が聞き慣れない響きを持つ。
パヴェルの愛猫が、パヴェルに構われている猫達に無意識かどうかは分からないが嫉妬しているのだ。
フーアの名付けに関わったらしいネーヴェ・グラヌローザが、猫の慣れた手つきでフーアの頭を軽く触れた。
「お仕事中ですよ」
ふかふかした毛を触られているフーアは、あなたが言うなら仕方がないなという身振りで『もっと撫でろ』と雰囲気で示す。
「えぇ? そうなるのかい?」
パヴェルは見た目よりショックを受けている。
野良猫に構いすぎてそっぽ向かれるのも怖いが、主人の座が奪われそうな光景はもっと怖い。お互いすぐに仲直りするのは確実でも怖いものは怖いのだ。
「ふはっ、この重さは強敵であったぞ」
荷物が満載された大型荷車がゆっくりと減速する。
見た目は優美かつ獰猛な分厚い筋肉なのに実際は専業術使いに近い筋肉を持つガランは、体全体から大量の湯気を出すほど疲れている。
熱と疲れが元々の美しさを破滅的なまでに高めてはいるがここにいるのは猫と猫好きだ。
ガランは何の妨害も受けずに大型たらいを下ろしてたっぷり詰まった袋から水を注いでいく。
「猫よ、我は死と再生を司る生命の神の一柱ガラン」
事実かどうかは冒険者ギルド側も分からない。ガランが自身をそう認識し最期までそうあり続けるだけだ。
「飼い主……そう、餌を与える者が汝を待っている」
特性を使うまでもなく、動物のおやつの効果は絶大だ。
パヴェルにまとわりついていた猫の4割くらいがガランによじ登る。その結果ガランの状態が少しだけ揺れる。
「お前は帰りたいか。そうか」
ガランはまだ水が半分ほど入った袋に猫を1匹入れようとして、抵抗されて胸に猫パンチを浴びてむうと唸る。
「はじめてのつきあいというのはトラブルがつきものであるな」
詫びのつもりで最後に残ったおやつと渡す。
特殊な育ちのために猫のことをほとんど知らなくても、ガランが誠実に猫に向き合っているのは確かだった。
「止めるなショウガ。猫の中に入るなら俺も猫にならねば」
レピド・クロサイトはキジトラ模様の猫にしがみつかれている。
通常なら傷一つ負わせず振り解くのも簡単なのだが、顔面だけが外気に触れる全身着ぐるみを装備中なので1度しがみつかれると安全に振り解くのは難しい。
そんな1人と1匹を見て遊び相手と思ったのだろう。
パヴェルよりよじ登りやすいレピドに野良猫と元飼い猫が殺到する。
着ぐるみは防具としては薄い。
爪が貫通して肌を突き刺すこともあるのに、レピドは痛みを感じた上で特に気にせず猫達の面倒を見る。
ショウガが少し……ではなく普通に呆れてレピドと距離から距離をとっていた。
「みなさん工夫を凝らされていますね」
ネーヴェの態度はいつも通りに礼儀正しく、しかし今は特に熱意に満ちている。
武器を構えるときのような慎重かつ的確な手つきでけも耳カチューシャを頭上に装着。
姿見もない状態で違和感のない姿を完成させる。
(まずは)
猫からの警戒心と好奇心を感じ取って間合いを見抜く。
警戒させないぎりぎりの距離でこちらが安全であると感じさせ、猫用の玩具を使って好奇心も刺激する。
(どんな子なのか知ることが大切だと思いますの)
全てはそれからだ。
自宅でアーテルという黒猫を飼っているネーヴェは猫の扱いに慣れている。
特に警戒心が強い野良猫の懐柔まで、見事に成功させていた。
●
大人しくパヴェルの指と手のひらで洗われている猫を見ると忘れそうになるが、逃げだそうとした猫を高度な術で足止めしたこともあった。
フーアは物理的に距離をとっている。
既に仲直りは終わっているのだが水がかかるのは猫として嬉しくないのだ。普段から十分手入れされているので今洗われる必要もない。
「晴れで良かったです」
コルネリウス・アーラが清潔なタオルを渡す。
パヴェルは目だけで礼を言い、猫の体が冷える前にできる限り水気をとってやる。
「猫ちゃんがたくさん……いるだけじゃなく増えてるじゃない!」
フォリエ・スターリングは上機嫌だ。
天然の猫じゃらしは消費されていたので別の草地へ走って集めてきたものの多くをコルネリウスに渡して管理を任せる。
フォリエ自身は、両手に1本ずつ猫じゃらしを構えて今必要な仕事をする。
「ごはんの時間はまだですよー」
右を小さく揺らして視線を引きつけ、左に小動物に似せた動きをさせ飛びかからせた上で触れる前に引っ込める。
本格的な戦闘依頼に参加したことはなくても、フォリエの戦闘技術は既に高度なものだ。
「餌付けするからには面倒を見なくてはなのだ」
ストレガ・L・リベルガストラは犯人から差し出された魚を素早く加工し平皿にまんべんなく敷く。
とにかく猫が食べやすいように、猫同士の争いで血が流れないよう慎重かつ高速に食の面倒を見る。
「覚えていないのだ?」
野良猫にしては人に慣れている猫や目印のない首輪をしている猫を見つけても、動物交感経由で返ってくる返事は戸惑いや無関心がほとんどだ。
「人の領域に行かなくてもここを去るのは避けられないのだ」
言葉は通じなくても腹が減るイメージは伝わったはずだ。
「誰かと共に視察して、それが終わってからゆっくり移動してもいい」
動物交感の条件を満たすために触れられる程度には仲良くなり、しかし畏れられる程度には甘くしないよう表情にも餌の量と分配にも細心の注意を払う。
「この場に留まるのであれば、人間達はゴミを漁らせてはくれないのだ。荒らせば報復、わかるのだ?」
ストレガは飴と鞭の無理ばかり担当することになってしまうが、依頼成功には必要なことだった。
●
落ち着きを取り戻したフーアは、しらない猫が沢山いることに改めて気付いて緊張している。
目を丸くしてそわする様は猫好きにはたまらなく魅力的で、そんな状態だからこそパヴェルは気を遣ってあげている。
「猫ちゃーん、アランおじさんですよー」
代わって前で出て積極的に調査しているのがアラン・スミシーだ。
「うーんと、この感情からすると、飼い主の居場所は……」
片手で猫に触れたり猫の食事を準備したりつつ、もう一方の手で似顔絵や地図を素早くめくる。
遊び道具だと勘違いした猫から守るのもかなり大変だ。
「元飼い猫が結構な数いるね。ここに来るまでの道中でも何匹が見たし」
その猫達はこの依頼に関わった受付嬢に押しつけてきたが、元飼い主が既に飼えない可能性もある。
(おじさんの本拠地まで連れて行っても……連れて行くのはいいけど責任重大だね)
探検者用の場所で店員も気前の良い者ばかりとはいえ生き物を預かるのだ。
アランが負うべき責任は重大だ。
(こんな目で見られたら仕方ないね)
野生で生きて行くには疲れすぎてしまった目が何組もアランを見上げてくる。
それで覚悟が決まった。
「よしよし、ウチの馴染みの店に来るかい? きみ達」
猫が喜びの気配を発し、緊張が解けて腹が鳴ってみゃぁと鳴いた。
「風呂と櫛でずいぶんと変わるものよ」
ガランは白と灰のぶち猫だけでなく、洗われた後は真っ白になった猫を見つけて呼び寄せる。
「同居人が待っておるぞ」
人間社会では飼い主ではあるが、猫に分かり易く言葉と意思にして伝える。
安堵する元飼い猫を見て、ガランに連れて行ってもらおうと人に飼われたことのない野良猫に集まってくる。
「わたしは引き取りはしていないぞ。だが……そうだな」
収入と生活費を計算しながら、普段は抑えている気配を表に出す。
「汝の名を答えよ」
根性のある猫も、1匹くらいはいたかもしれない。
「マオ、飼い主がお前を待ってるぞ。キャット、お前も飼い猫だろう? もしかして、家への道がわからないのか? ならば送っていくが」
レピドは真剣だ。
相変わらず全身着ぐるみ装備であるし、冒険者として鍛えた能力と生前から残った能力を無意識に完全活用して猫じゃらしをピコピコさせてはいるが本当に真剣だ。
なお、本気で遊びすぎてうまれつきの野良猫も集まっている。
「ここの餌はな、もうすぐ無くなってしまうんだ。新しい土地や、飼い猫になる事に興味がある奴はいるか?」
受付嬢を通して各所から許可は得ているのでレピドが連れて行っても問題ない。
が、動物交感も身につけていないので愛猫の通訳に頼るしかない。
ショウガも真面目ににゃーと鳴いている。
なお、飼われるのもまあまあ快適だとアピールをしてるようだがどこまで伝わっているかは全く分からない。
(飼い猫志望の奴は里親が見つかるまでなら預かってもいいが……引き取り手が現れないなら預かるが一時的ではなくなる)
真っ当な飼い主には財力と意思が必要だ。
着ぐるみ猫じゃらし姿のまま、レピドは丁寧に仕事を進めていた。
●
「それじゃまた」
アランは猫を連れて帰路につく。
彼本人は旅が得意ではない。しかし同じ方向に向かう同業者に同行したりすればなんとかなるはずだ。
パヴェルも自身の肩に乗るフーアと共に野良猫に別れを告げ去って行く。
「お風呂良し、ブラッシング良し、後はもう一度これで……時間ですか」
フォリエのテンションが急降下する。
察した猫達がそれぞれの場所へ戻っていくが、小さな耳の猫が1匹、フォリエのもとに留まっている。
「……どうしよう」
フォリエはどうやって連れて帰るかは考えても、置いていく考えは一切思い浮かばなかった。
「進路別に別れましたね」
ネーヴェは数人の冒険者を見送った後で草原を見渡す。
この場に残るつもりの猫は餌を探すため出かけている。今ここにいるのは、飼い猫になるかどうかはともかくここから旅立つのを選んだ猫だけだ。
「お魚の味が好きな黒い野良猫ちゃん……ふふ、何だか親近感が湧きますわね」
ネーヴェの周囲には10匹以上の猫が寝そべって太陽を浴びた地面の温かさを楽しんでいる。
それ以上に楽しみにしているのが魚だ。
1度味わってしまった味を忘れられず、言葉は1文字も通じないのに鮮烈なイメージでネーヴェに訴えてきた。
「もし宜しければ、私の馴染みの漁場へ共に参りませんか? 漁師さんは猫好きな方も多う御座いますし、美味しいお魚が沢山食べられる筈ですわ。……その分大変ですけど」
漁は過酷なので住民は荒っぽくなりがちで、先住のいきものとの縄張り争いだってある。
そう伝えたネーヴェに向けられるのは決意に満ちた眼差しだ。
「承知しました。案内しましょう」
引き取り手が見つかるまでは自身の漁で食べさせるつもりで連れて行く。
なお、猫達は到着したその日のうちに馴染んでしまい、その日の漁の成果は黒猫1匹と分け合うことになった。
●
「連れて来られたんですか」
「猫に顔を忘れられた飼い主と引き取りたい人が争っているから一時的に預かってるのだ」
ストレガは3匹の猫の面倒を見ながら口頭で報告し、受付嬢が報告書を作成する。
「はい、確認をお願いします」
「問題ないのだ。手数をとらせたのだ」
どう解決したかと猫の引取先についての報告を終え、ストレガは猫のための温かなミルクを頼む。
「1人くらい引き取りたかったんですけどね……」
受付嬢は依頼完了の手続きをするまでは真面目だったが、完了してからは未練たらたらだ。
「猫について話があるのだ」
ストレガが真面目な表情で接すると、受付嬢は少し時間はかかったが仕事の顔に戻る。
「保護を求めることまではしないが、悪戯や危険が無い限りは野良猫達を気にかけてやってほしいのだ」
「猫好きの人に声をかけておきます」
「感謝するだ」
2人の足下を、元気な猫が駆けていった。
マスターコメント
ショートシナリオR易しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2023年02月19日 22時40分09秒 公開
相談掲示板
レピド・クロサイト。シーフだ、よろしく頼む。 俺も猫を飼っているから、帰らない猫がいる状況は放っておけない……なんとか説得しないと。
ネーヴェ・グラヌローザと申します。 パヴェル様、この度は素敵なリクエストをありがとうございました。 皆様方、どうぞ宜しくお願い致します。 私も猫を飼っている身、今の状況は見過ごせませんわ。説得して、元のお家に帰したり、或いは新たな住処へ移動させたり……と言ったことが必要そうですね。 まず動物交感で交流を計ってみたいのと、あとは個人的に黒い野良猫ちゃんに関して、私の馴染みの漁場へ連れて行って差し上げたいな、と考えております。お魚の味が忘れられない様子ですから。 時に、皆様の中で、ここにいる猫ちゃんを連れ帰って自宅で飼いたい、とお考えの方はいらっしゃいますか? もしいらっしゃるようでしたら、まずはその方のご意向を優先出来たらと思っております。
わたしは死と再生を司る生命の神の一柱、ガラン。 猫というものを見たことはないが⋯なんでも液体だと聞く。 ならば水を汲む物を持っていくのがいいと思っているぞ。 それで猫を飼い主の元へ運ぶんだ。 皆の言うように説得が必要なのであれば、わたしも猫と対話をしよう。 それと猫を養うことに関しては興味がある。 わたしの元について来てくれる猫がいれば、その猫を飼うことにするぞ。
キャスターのパヴェルだ。 もさもさ揺れる髪にひっつきたがる仔猫達が多くてなぁ。そこも可愛いところだがなっ。 やりてぇ事があれば遠慮なく(プレイングに書いて)実行してくれりゃぁなんとかなるさ。
猫は液体…… うちの飼い猫・ショウガも夏場にはよくとろけていたから間違いない(こく) さて準備しないとな……(いそいそと着ぐるみを着込みだすホムンクルス)
コルネリウスです、よろしくお願いします。 私も猫を飼っていますので、液体というのもとてもよくわかります。 新しくお迎えする予定はないのですけれど、帰れない子を無事におうちに返してあげたいですね。
やあ、ヒーラーのアラン・スミシーだ! 飼い主探しをしてみようかな?と思っているよー。 ギリギリの参加だけど、どうぞよろしく!
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 猫は飼わぬが動物飼いでもあるのだ。 とりあえず動物交感で話してみるのだ。
確かに、猫ちゃんはよくとろけてますね……(分かります、と言った顔) 新しく迎えるかもしれない方はガラン様ということで、良い出会いがありますよう祈っております。 今宵出発に御座いますね。現地ではどうぞ宜しくお願い致します。 猫ちゃん達が無事それぞれの住まいを見つけられますように。
ははっ、猫は液体、ってなぁ。 土鍋の中に丸くなったり、四角い箱の中に収まっちまったり、 あいつらときたら、ふふ、いろんな姿があっておもしれぇよな っと、そろそろ出発だ。またむこうでなぁ。