【鬼哭】ゴブリンのめざめ【再起】
馬車猪
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シナリオID:2617
オープニング
ハンマーが河原にクレーターを作る。
大穴には川から水が流れ込み、その流れには気絶した川魚が多数浮かんでいる。
最初の一撃の衝撃で水中に衝撃が広がり気絶してしまったのだ。
「ゴブー!」
「ゴブゴブー!」
ゴブリンらしいゴブリンがゴブゴブはしゃいでいる。
皮のコートも野外活動用のブーツも文明的なのに行動は亜人めいていた。
「ゴブ!」
ハンマーを持つゴブリンが鋭く指示を出す。
てんでばらばらに川魚に向かっていたゴブリン達がぴたりと止まる。
「ゴブ!」
ハンマーゴブリンが改めて命じると川魚と回収する班と火をおこす班に分かれて早速作業にとりかかる。
それは一見平和的に見えて、しかし細部まで見れば昨日までは確かにあった文化も理性もかなり薄れていた。
(おかしい……きがする)
群れの長は心の一部が混乱していることを自覚する。
これが日常のはずなのに、単純な世界に生きている自分自身に違和感がある。
「ゴブゴブ!」
そんな考えも見張りからの報告で霧散する。
いつの間にか、鉄の臭いがする人類の集団が河原を半包囲している。
「ゴブ!」
「ゴブ!」
ゴブリン達は意気軒昂だ。
圧倒的に強い長と共に、ゴブリン王国を建設してしまう勢いであった。
●
(何が起きているの)
ゴブリンを追跡してきた部隊の指揮官は混乱を顔に出さないので精一杯だ。
担当地域が安定したので新しい土地の復興を請け負った直後にこれだ。
「代官殿が雇用していたゴブリンが逃亡し目の前の集団に合流しているようですな」
「あの、非常に言いにくいのですが、主導しているのはメドゥの指先の幹部のようで……」
帝国軍士官は端的に、帝国文官は恐る恐るという感じで代官に進言する。
代官の表情は変わらず、しかし胃に酷い痛みが生じた。
(セニアーラ様、エーテルリンクによる偵察結果を報告します)
テレパスで腹心からの報告が行われる。
(良い報告?)
(敵の増援を偵察範囲内に発見できませんでした。メドゥの指先、ゴールディ、いずれもです)
(ありがとう。可能性があるのは隠密系シーフくらいか)
代官であり私兵部隊の長でもあるセニャが冷たい目を河原へ向ける。
授恵者はたった1人。
緑の中指と呼ばれる非常に凶悪な犯罪者ではあり、一騎打ちなら100度戦っても100度すべてセニャが負ける。
「殺すなら好機ね」
緑の中指は普段どこにいるか分からず、発見できても仕留めための戦力を集めるのが大変で、逃げ足が速く周辺の被害を考えると追い切れないから数十年誰も殺せなかったのだ。
だが今なら殺せる。
低練度とはいえ数は十分な私兵で包囲し、冒険者という強力な増援が期待でき、この場にいるセニャは軽装であり追撃と追跡が可能だ。
悪を殺して名誉と実績を得る大きなチャンスだった。
「代官殿、攻めれば普通のゴブリンは死にますぞ」
「普通かどうかはそれぞれ意見の違いがありそうね」
セニャは不敵に笑おうとして少し失敗する。
河原に集まったゴブリンは気合いが入っている。
強い頭に従えば生き残れると、自分自身が生き残るのは無理でも厳しい環境で仲間が生き残れると確信し、いざ戦闘となれば死ぬ気で人類に立ち向かい頭を守る盾にもなるつもりだ。
人類としては論外な行動だ。しかし亜人だとしたら見事な覚悟だ。
(本当に何が起きてるのよ。私達の世代で殺し合っても共倒れになるだけ……もしかして緑の中指の狙いはそれ!?)
勘違いである。
帝都に出向いて色々あったゴブーナは、直接の上司である『左腕』も自分自身の『願い』も忘れてここにいる。
「冒険者が到着するか、あちらが攻めて来るまで包囲を継続する。率直に言うとあなた達2人を守り切る自信はない。できれば安全な場所まで後退して、万一のときはヴィントに知らせを持って行って頂戴」
士官も文官も、緊張した顔でうなずいていた。
●
「お茶も用意できずに悪いわね」
不敵な笑みを浮かべてセニャが冒険者を出迎える
「状況は見ての通りよ」
セニャの言葉をかき消すほどの爆音が響く。
河原にまたハンマーが打ち込まれ、真新しいクレーターに流れ込む水には魚が浮かんでいる。
ゴブー! という歓声と魚が焼ける良い匂いが漂ってくるのをセニャは非常に腹立たしく思っているようだ。
「敵は川を背に河原へ布陣。こっちは倍以上の数で包囲しているけど戦える授恵者は私とあなた達だけよ」
万一セニャと冒険者が全滅した場合、他の授恵者は情報を持ってヴィントまで撤退することになる。
セニャが冒険者に近づきぎりぎり聞き取れる小声で言う。
「包囲部隊の練度には期待しないで。治安維持と害獣の駆除が辛うじてできる程度の練度だから」
槍も鎧も短弓も非授恵者の装備としてはなかなかだがそれだけだ。
強者の戦いに巻きこまれたら何もできずに死ぬ。
それは緑の中指を除く河原にいるゴブリン達も同じだ。
英雄が活躍していた古の時代のように、強者とそれ以外の強さが開きすぎているのがこの戦場だ。
「依頼の目的はあれの撃破または撃退よ」
あなた達なら他のゴブリンを助けることもできるでしょうと、オッドアイが静かに冒険者をみつめていた。
解説
マスターより
リプレイ
金髪で角つきのゴブリナが透き通る緑の瞳に憤怒を湛えて退化ゴブ達を睨み付けてくる。
「ゴブーナ様、同じゴブリンとして申し上げますわ」
バンビの発音は明瞭で、しかし噴出する怒りは豊かな金髪を生きているかのように揺らす。
「恥を知りなさい」
法も人倫も侵したのも酷いが、人類と認められてからそれほど経っていないゴブリンが亜人の真似をするなど言語道断だ。
(指先の大幹部と言えるほどのゴブーナ様がゴブゴブ退化してしまうなんて、俺大丈夫だよね)
心の一部に生じた弱気にバンビは気合で耐えて顔にもエーテルの制御にも反映させない。
「ゴブ」
「ゴブゴブうるさいんだよ!」
エーテルを周囲から引き抜くようにして集め、1本の矢としてこの世に出現させる。
精妙な技術で導かれた力は完璧に反応したゴブーナの回避を上回り、その上で他には一切被害を与えずゴブーナの肩に焼け焦げを作る。
動揺する一般ゴブを押さえるため、軽くではあるが負傷したゴブーナは貴重な数秒を消費させられた。
(頑丈な。でも機先は制した)
かつての混ざり物のように根性があり知識と技術ははるかに上回るバンビが、圧倒的な速さを活かして退化ゴブ達に精神的圧力をかける。
具体的には殺気と超人じみた移動と攻撃だ。
混乱する一般ゴブを指揮するノウハウは、今のゴブーナの中には残っていなかった。
「どこぞの糞老害ゴブやマフィアゴブ見たく亜人のふりして遊んでるのかと思えば……本気で亜人返りを起こしているな」
どんな悲劇でも喜劇でもポーカーフェイスでいけるベルク・オスマットも今は動揺を隠せない。
(高位授恵者でもこうなるのなら普通のゴブリンは……。いやそれどころではないな。隣人のゴブリンがいつこうなるか分からないと人類の多くが考えるようになれば、復興計画はもちろん共存すら危ない)
本当に重要な情報と思考は顔にも気配にも出さず、ベルクは同業者と関係者に視線で合図を送り戦場を離れる。
(ああなっても指先共の幹部、どう考えても回収や保護のための部隊が出て……既にいるかもしれんな)
戦場の外には1本の川と広大な未利用の土地しかない。
ベルクの速度と宗波があっても短時間で索敵を終えることはできないが打つ手はある。
(増援が近づくための進路とゴブーナが逃げ出すための退路を押さえておけば尻尾を出す。いればだがな)
ベルクの勘では、7割ほどの確率で視界内にいるはずだった。
●
「下がれー! 下がれー!」
「投げろー!」
ゴブゴブという声は人間の大声にかき消される。
時折炸裂する桃色の光は冒険者の術と区別はできない者が多く、一応包囲しているはずの私兵団も徐々に混乱していく。
「セニャさんだいじょうぶー?」
アルマ・ヴァレンタインが提供した物資は個人レベルだが私兵団に与えた影響は大きい。
においがするものに火を付けて五感の複数を刺激させ、一時か永続かは分からないが退化しているゴブ達を混乱させている。
「ええ。私の部隊は長くはもたないけど」
「だいじょうぶー。長くもたせる必要ないしー」
「今何か別のこと言わなかった?」
少し顔色を悪くしたセニャを放置して、アルマは敵情を観察する。
(いつぞやの金のリンゴ汁で狂暴化、とは違うけどナニカサレタ? 感じはするー?)
推測ではあるが自然にこうなった印象はない。
(においで頭スッキリ正気に戻るー……のは無理かー。閃光は効いてるけど数がねー)
一度エーテル波動を解放した後は攻撃とそれ以上に安全優先だ。
貴重なヒールを無駄遣いする訳にも、それが使えるアルマがゴブーナに近づくわけにもいかないのだ。
一際派手な爆発が退化ゴブの至近で発生する。
良く見れば無数の光破片であり一般ゴブが巻きこまれないよう配慮されているのが分かるが、知識も知性も退化した彼等には理解できない。
(距離で効率は悪いが)
セリオス・オーガストが目立つように殺意を発し、わざと大きな動作で矢をつがえてゴブリンではなく地面を射貫く。
骨まで冷える殺意と矢羽根まで埋まる1矢はスキル抜きでも有効な脅しであり、ゴブーナを取り囲んでいた一般ゴブだけでなく親衛隊のつもりのゴブリンの精神と行動を乱す。
「えぇ……どうしちゃったのさ……」
トゥーリはショックを受けている。
これまでゴブーナには散々迷惑をかけられたし何度か追い詰めたり逃げられたりしてきたが、こういう展開は想像していなかった。
(ひどくない?)
捕縛なり殺害なりで決着をつける覚悟もあるし準備も整っている。
だが、乗り越えるべき目標ともしていた相手の退化した姿を見るのは本当に辛い。
覚悟に泥を塗られた気すらする。
「ゴブ」
以前のような擦り切れた目ではなく、ある程度はまともな精神を感じさせる目がトゥーリを見る。
「誰がこうしたのか知らないけど」
目の前にいるゴブリンも、後方祖母面不審者を目の前にいるゴブリンにしてしまった何かもトゥーリは気に入らない。
「仕事の邪魔はさせないよ!」
トゥーリが仕掛ける前にハンマーが超高速で迫る。
軌道が単純なのに速度だけで回避し辛い強烈な一撃だ。
「そんなもので」
アルマによるバフで高まった回避能力を研ぎ澄ませた精神でさらに高める。
今のトゥーリにとって、ゴブーナの一撃は余裕まではないが対処可能な攻撃だ。
(万が一は怖いけどねっ)
騎士槍を素早く構え直す。
ゴブーナは反撃諸共叩きつぶそうと両手でハンマーを振りかぶる。
「今っ!」
発動したのは派手だが攻撃ではない。
祈りを起点に形作られた力が光輝く六角柱としてゴブーナの至近の護衛を取り込み現実化する。
「ゴブっ?」
ゴブーナが動揺する。
六角柱を壊そうとハンマーを打ち込むが影響はない。純粋な物理攻撃では破壊不可能なのだ。
全く歯が立たない長を見た一般ゴブに、動揺が広がっていった。
●
「ゴブ!」
光縛封を忘れたゴブーナは撤退を決断する。
精鋭ゴブを置き去りにするという非情な決断に反対するゴブはいない。
長で駄目ならどうしようもないと本能で判断できてしまうのだ。
(以前にもリーラントさんは、あのハンマーのゴブリンと関わっていましたね。何か縁があるのでしょうか)
リディリディ・トゥラ・イェレミースは高度な術を組み立てている。
(これを機に交流でも結んでみてはどうでしょう、という冗談を言ったら……)
笑っていない目で損得を計算している光景を正確に想像できてしまう。
リディリディはエルフのキャスターでも滅多に持っていない技術で、光が雪嵐のように舞う空間を複数、六角柱の回りに展開する。
歩調をあわせていたゴブーナだけが取り残され、一般ゴブと極少数の護衛を残して先へ進んでしまう。
ゴブーナの瞳に殺意が満ちてリディリディへ向かい、しかしリディリディは白金色の武具で全身を固めたフリーダ=ブロムヴィストの背後にいる。
「まともに相手をしていては埒があきませんから、以前のように小細工もします」
リディリディが行動を遅らせて仲間に頑張ってもらったのは己の安全のためであり、何より依頼の成功のためだ。
「始めます」
各種状態異常の術を、超高レベルの付与術で実行する。
「ゴブッ!?」
最初に物理的な攻撃力が4分の3に。
次の数秒で物理的な守りが4分の3に。
体と心に刻み込まれた執念が状態異常を振り払おうとするがリディリディの術は多少緩んでも極めて強固で振り払えない。
フリーダはこの戦いの要であるリディリディを守りながらエーテルを飛ばしている。
怒りや恐怖を植え付け行使者に執着させるスキルであり、付与術にも詳しいフリーダの得意技でもある。
しかし敵が強すぎる。
リディリディが毎回デバフに成功するだけでなく短時間での解除も許さないのは圧倒的な付与術があるからで、一般的には熟練者と呼ばれるフリーダの付与術では5割未満の確率でしか抵抗を貫けない。
「まあこのままでも向かって来そうですが」
フリーダの言葉にエルフ耳がびくりと揺れる。
あのゴブーナ相手に戦えているのは冒険者の作戦が有効であるからだがその前提はエルフの術だ。
敵は明らかに、エルフを狙っていた。
●
時間は10秒ほど遡る。
配下をアーケインストリームで足止めされたゴブーナは、1人2人を効果範囲の外に引っ張り出そうとしたところに急襲を受ける。
(どいつもこいつも……。あのゴブーナまでおかしくなっちまったのかよ?!)
ゴブーナがテロリストであることも凄まじい実力者だったことも知っているハヤト=ガラン=ヴォルファングは、猛烈な怒りを抱いている。
「お前の相手はこっちだ!」
ハヤトが何も考えず真っ直ぐに直進したように見えたのはゴブーナだけだ。
蹴りも、その背後からの忍刀による斬撃も追撃の蹴りも、実際は全て回避を優先した上での動作だ。
(固ぇ)
肉を打ち打撃を与えた感触はあるのに血の臭いと気配がない。
柔軟で強靱な肉体で打撃を弱められ、豊富なエーテルの極一部を削った感触らしきものが手の甲と手の平にある。
「ぬおっ」
構えも予備動作もなくハンマーが振り抜かれる。
バフと構えとハヤト自身のスキルがなければ確実に当たっていた一撃が鼻の至近を通過する。
(キレが増してやがる)
一撃必殺は狙わずに手堅く指を狙う。
他の部位と比べて脆いことを知るゴブーナは即座に反応して指を狙われ辛くするがそれは拙い選択だ。
「こっちが本命だっ!」
衝撃を逃がしようがない角度からゴブーナの足を踏みつける。
防いでも躱してもどこかは削ることのできる見事な一撃であったのに、具足越しの感触はあまりに固すぎてハヤトの表情を痛みで歪ませる。
「ゴブッ」
武人が直弟子か孫にでも向けるような目つきをしたのもほんの一瞬だけ。
思考が亜人に近い水準まで落ちているゴブーナは迷わず、肉を断たせて骨を断つ態勢からハヤトの殺害断を狙う。
「だぁっ」
ハヤトは五感の全てから集めた情報から考える前に決断を終える。
地面を砕くほど踏み込んで跳躍。
当たれば最低でも重体の一撃を、薄皮一枚犠牲にするだけでやり過ごす。
「クソがっ! このバケモンを捕縛っつーのが一番難易度高ぇだろ!?」
捕縛することに利益は見いだせるとはいえ、まだ戦いが始まったばかりなのに切り札の1つを使うしかなかったのはかなりのピンチだった。
「確保ー!」
「暴れるんじゃねー死んだら給料下がるだろっ」
セニャの私兵達がゴブ達を抱え上げている。
「撤収」
「下がれー!」
授恵者はほとんどいないのに案外手際が良い。冒険者が怪物と戦えているから士気を保てているのだ。
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトが加速する。
冒険者とゴブーナを除くゴブリンが消え、リディリディによるデバフも全種効果を発揮している今こそがチャンスと判断した。
「ゴブーナ! 貴様を倒す!」
相手は素で高速だが加速中なら追いつける。
アルベルトは覚悟を決めて前のめりに。速度も重さも固さも全て、ただ1回の斬撃に集中する。
常人なら不意打ち同然の状況なのにゴブーナは問題なく反応してみせた。
「ゴブ!」
が、回避しようが防御しようが結果は変わらない。
この一撃は今のアルベルトの力を文字通り全て引き出したもので、超人達とは違い単に強力な授恵者でしかないゴブリンに追い付き防御を砕く。
「ゴブッ」
重要臓器と神経への被害は避けたがゴブーナにできたのはそれだけだ。
傷口から噴き出すエーテルには明らかに血が混じり本人の顔色も悪くなる。
「王国にしては寒いな」
朦朧とした意識でつぶやかれた言葉には、理性が戻っていた。
「やべっ、逃げろアルベルト!」
ハヤトは敵の背後から攻める。
アルベルトの強大な一撃と比べると威力は控えめでも有効打は与えられる。しかし注意を逸らすのは困難だ。
「ゴブ」
今度のゴブには意味が籠もっていない。
ハンマーを横向きに振り抜き、ただ速く重いだけの一撃をアルベルトとハヤトに送り込む。
ハヤトは易々とはいかないが切り札を使わず回避できたがアルベルトは違う。
特大の黒い盾でも衝撃を防ぎきれず、衝突時の衝撃が防具から骨へ伝わり筋と骨と内臓を痛めつける。
神経に伝わる痛みは精神では耐え切れても体が耐えきれず各所が痙攣するほどだ。
「アルベルト!」
セニャの声が遠くに聞こえる。
「そぉい!」
こんなときでもいつも通りのアルマの声はほとんど聞こえないが現実に与えた効果はこちらが圧倒的だ。
「ふー、あぶないあぶない。ぎりぎりで気付けたー」
ゴブーナの前で気絶の可能性があったアルベルトの体を、追撃を受けなければ戦闘継続可能な程度に治療してみせた。
「目が醒めたようですわ」
バンビは露骨に安堵し、そしてもちろん容赦などしない。
移動速度は並でも気付いてから行動し始めるまでが非常に素早いので、ゴブーナにとって攻撃されたくないタイミングで光弾を撃ち込み攻防と判断の精度を少し下げさせる。
(もともと普通の正気なんてない奴だけど、覚醒直後の己も周囲も把握しきれない状態では辛いだろ)
バンビが状況を整えた後はセリオスの仕事だ。
純粋に威力と精度が高い。
竜骨製複合弓という強力ではあってもあくまで弓でしかない武器を使いこなし、大型の攻城兵器を思わせる威力の矢を達人の精度でゴブーナに当て続ける。
もちろん良く狙い、味方に援護され、射撃攻撃としては非常識なほどの威力の一撃を分厚いエーテルの上から叩き付けて本体まで届かせていた。
●
トゥーリは混乱して暴れるゴブの動きを五感で捉えて天眼で認識し、本来は自警団程度の能力しかない私兵を誘導し多対1で対応させる。
「逃げるなって言ってるでしょ!」
勘が優れたゴブが逃走を試みたのを優しい体当たりで食い止める。
多少衝撃は受けただろうが、トゥーリが攻撃すると手加減しても骨まで斬れそうなので非常に優しい対応だ。
「これで全員っ」
光の六角柱から出てきてきょろきょろするゴブを捕獲して回収は終了だ。
トゥーリがセニャに目配せする。
「撤収」
声を張り上げたわけでもないのに良く響く声が私兵達に届く。
「下がれー!」
考えた結果ではなく血と汗を流す訓練で叩き込まれた行動を繰り返し私兵達がゴブと共に去る。
「人手は必要?」
「場所がないよ。じゃあね!」
トゥーリは普段の礼儀正しさを捨てている。
(正直、こんな形で勝っても嬉しくはないよね)
ゴブーナは冒険者に包囲され、多少の痛手は与えているが戦況は冒険者優勢のまま変わらない。
トゥーリは日輪の槍を淡く光らせ回避優先の構えでゴブーナの包囲に参加する。
このままなら確実に削りきれる。
そう判断した直後に、いつもの澱んだ瞳がトゥーリを見て瞬きした。
●
フリーダはシーザーロアに成功した。
敵の行動を強く縛るスキルであり、知恵の足りない今のゴブーナを最大10人の冒険者で包囲し攻撃できるようになった。
だが圧倒的な攻撃力は全てをひっくり返すだけの力がある。
固い地面も障害物にならず、進行方向の全てをかき消すように砕いて本体の進路を切り開く。
「以前見た感じと比べて随分野性的になりましたね。というよりも原始的な感じですね。啓示によると『倒す事もできますが主目的を忘れない様に』との事ですが……」
フリーダは特別なことはしていない。
白金の丸盾と全身鎧を最大限使いこなして防御力を引き出し、ゴブーナと接触するまで使うのを我慢してきたスキルを躊躇わずに使う。
異常な威力のハンマーと丸盾が衝突しても何も壊れない。
押し潰された空気とエーテルが弾けて異界じみた何かがうまれて消えているがフリーダ自身に影響は無い。
(アダマントボディなしでは戦闘不能になる危険がありましたね)
これほどの防御ができるのは後20秒ほどで40秒後にはアダマントボディも消えるがおそらく間に合うはずだ。
アルベルトは強烈な一撃を浴びせた後も、十分以上に素晴らしい一撃を的確に命中させ続けている。
(これだけ追い詰めても何の反応もないのが不安でもありますね。それに)
意図して狙いはしないがゴブーナに対する反撃は足に当たり易そうな技のに足に当たらない。
運が悪いのではなくゴブーナの体に染みついた構えと動作が致命的傷を防いでいる。
「最後まで油断せずいきましょう」
言葉はシーザーロアに抵抗されたことを知らせる合図でもある。
「来る!」
トゥーリの悲鳴じみた警告が届く。
これまでと同じ攻撃に見えて握りだけがほんの少し違う一撃が、フリーダだけでなくアルベルトもハヤトも狙っている。
ハンマーに伴う衝撃波もトゥーリを巻きこむ範囲で広がっている。
「この程度っ」
アルベルトは痛みに耐えて鋭く振り下ろし、しかし即座に引き戻されたハンマーで刃の腹を押されて驚愕する。
逸れた刃が地面に鋭い切れ目を入れ、危うくアルベルトの爪先を切り飛ばすところだった。
「このババアいつの間に回復してやがった!」
衝撃波というより極小の嵐じみた一撃がハヤトの髪の末端を消し飛ばす。
真・神眼法はこれで使い尽くしたが、それで命が助かったのだから十分だ。
なお、この言動は馴れ合いではなくゴブーナの注意を引きつけるための罠だ。
アルマのウェイブ・オブ・インフィニティロアが消える寸前にセリオスが準備を終える。
これまで見た目は普通だった弓矢が強烈な光を放ち、セリオスが弓を放った瞬間その強さは極大になる。
(当たれば止まる)
そう確信しているのにセリオスは追撃の矢を準備する。
ゴブーナは数十年使い込んできたハンマーを使い捨ての投石として使い、わずかに威力が弱まった矢に対し利き腕を盾として使い潰す。
激痛が全身を駆け巡り汗と体液が吹き出るが足だけは止まらない。
「ゴブーナさん投降の意思は! こちらに来ればその状態の治療におそらく協力出来ますっ」
シルク・メイプルリーフは思わず口を挟む。
彼女から濃厚な治療を受けていたアルベルトがぎょっとするがシルクは動じない。
なお、シルクも逃がすつもりは一切無いので退路を断つつもりの位置に移動し続けている。
だから邪魔が入る。
これほどの使い手から気付かれず潜んでいた賊が、どれほど強くても抵抗はできないアーケインテンペストを使いシルクの速度を緩めたのだ。
その直後に賊の首に深い切れ目が入る。
慌てて両手で押さえても血も命も流れ出るのは止まらない。
(この水準の人材を使い捨てか。ゴブーナの価値を考えれば当然かもしれんが思い切ったことをする)
ベルクは殺意を漏らさず痕跡も残さず移動しながらエーテル波を飛ばす。
ゴブーナが逃走を始めた今、指先からの増援の位置を推測するのは容易だ。
既に調査し何もいなかった場所を、時間経過を考慮に入れて推測すればいいだけなのだ。
「きさま! そこから見ているなッ!」
アルマが明後日の方向を向いてシリアス顔で呼びかける。
潜んでいた賊は動揺を表に出さず、しかし不用意に移動してしまう。
「たぶんそっちー」
元の態度に戻ったアルマが指示を出す。
ベルクのような捜索用スキルは使えないが看破技術は高いなのだ。
賊は格も速度も優れてはいたがバンビの方が早い。
広い範囲に広がる衝撃波に薄い防御を食い破られ、格の割に低い生命力を失い気絶した。
「待て!」
ハヤトが走り出したのはゴブーナの逃走開始と同時だ。
お互い最高速は変わらないので距離はそのままで攻防も発生しない。
しかしセリオスの矢は届く。
半壊した利き腕という重りが邪魔するゴブーナは躱すことも防ぐこともできず傷が増え血が流れる。
常人ならとうに死ぬか倒れるダメージだ。
(逃げた後で力尽きるかもしれないな)
セリオスは射程外に出た獲物を追わず待機する。
ゴブーナを除くゴブリンを確保できた以上、無理をする気はなかった。
●
「ゴブーナさん」
シルクが呼びかける。
既にアルマによるバフは消えたが、シルクが呼び寄せた加護により同水準のバフがにかかっている。
黄金色の光の代わりに怪しいピンク色のオーラが出現しているが戦闘力の面では一切問題ない。
「そのままでは死にますよ」
「そうかもしれないな」
逃げるゴブーナと追っている冒険者がタイミングを合わせて減速する。
逃走劇を続けるならおそらく数時間は続く。両者同時に立ち止まるならどちらにとっても不利はない。
「捕らえられて首を獲られるより野垂れ死にの方が好みでね」
そう言う割に自身の傷を応急手当する手つきは非常に慣れている。
「残念です」
シルクも冒険者だ。
依頼を達成する気がないならそもそも依頼をうけはしない。
シルクは不意討ちで光縛封を使う。
多少手傷を負った程度の状態なら気付いて対処できたかもしれないが、今のゴブーナでは躱しようがなくなるまで回避することもできなかった。
「セニャさん」
「ごめん無理」
促された代官が首を左右に振った。
「私じゃまぐれ当たり1発で死にかねないし私兵はいても無意味に死ぬだけ。しかもアレ、最期まで抵抗しそうでしょ?」
既に目的を達成している状態で、冒険者が死にかねない行動は許可できないと答える。
(仮に治るとしてもすぐに直るとは思えませんね。勝ちは勝ちですか)
フリーダはゴブーナの傷の深さを見て軽くうなずいた。
冒険者とそれ以外が撤退していく。
光の六角柱が消えたときに残っていたのは、包帯を巻き終えたゴブーナと身軽なベルクだけだ。
「お前が倒れるまで追いかけ回してもいいが時間がない。何があった」
「帝都で何か仕込まれた。私が元に戻ったのもおそらく一時的なものだ」
ゴブーナは戦士としてはともかく、隠密としても学者としても能力は低いので分かるのはこれだけだ。
(イダか。それにしても代官め。肝心なところで臆病風に吹かれおって。ゴブーナを含む指先の戦力を削る好機であったのに)
ベルクはため息を我慢する。
「行け」
ゴブーナと回収部隊の生き残りは、痕跡を残さずその場から立ち去った。
「すまんセニャ。仕留め損ねた」
アルベルトが私兵に気付かれないよう頭を下げる。
「謝罪すべきなのは私ね。あれは勝っても負けても何人か死ぬか戦士として再起不能になりかねないわ。みんながうまく撃退してくれたから良かったけど……」
珍しいことに、セニャは心から反省していた。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 10〜10人
2022年11月25日 01時05分27秒 公開
参加者
トゥーリ
- メイプルリーフ シルク
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト
フリーダ=ブロムヴィスト
ベルク・オスマット
- イェレミース トゥラ リディリディ
セリオス・オーガスト
ハヤト=ガラン=ヴォルファング
アルマ・ヴァレンタイン
バンビ
相談掲示板
トゥーリだよ、よろしくね! とりあえずゴブーナさんは倒したくはあるんだけど、なんかこう、こういうだまし討ちみたいなのはちょっと違う気もして。とはいえ、何かすごい装備とかも持ってるみたいだから万全の状態では勝てる気がちょっとしないのもあり…… 非授恵者ゴブさん達の確保としては、一旦ゴブーナさんを挑発か何かして、引きはがして誘導するのがいいように思えるんだよね。授恵者と非授恵者って移動力含めた身体能力が違うはずだから、ある程度引き回したらゴブーナさんが突出する気がする……
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー ゴブーナさんとの再戦は望むところー…だけど 周りの護衛・一般ゴブさんともども なんか様子が ヘンです・・・? サルベーションの類で、素直になぁれっ!してみたら おれは しょうきに もどった!とかになったりしないかなあ 真面目な話に戻すとインフィニティロアで支援のほか 治療強化ガン積みヒールで回復専念とか ゴブーナさんを削り切るまえに被弾で事故らないよう ライフアンカーで保険をかけたりしてみようかなあと 巻き込まれだけでも大惨事になりそうだし引きはがしや誘導がよさそうな感じ? ゴブーナさんを挑発したりとか護衛ゴブさん達にだけアーケイン系で移動サゲとか やり方はおまかせで合わせるようにするねー
No.3
シスターシルクです 先に回収部隊とやらをのしたうえで ゴブーナさん生け捕りにできませんかね? 正気に戻れば何かと常識はしっている方ですし【治療】させてくれるかなとは思うのですが
ウォーリアのアルベルトだ。 よろしくな。 俺としては、ここでゴブーナを討ち取りたいな。 メタな話だが「マスターより」で「ゴブーナを討ち取れる可能性が最も高い」と書いてあるしな 難しい事は十分承知しているが狙ってみたいな
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 ゴブーナがゴブゴブ言ってるのか。 亜人語適正持っていけば何言ってるか分かったりするのだろうか? 回収や生け捕り、討伐はともかく正気に戻して話を聞いてみたくはあるな。 どのタイミングでどういう風に正気を失ったのかを確認したい(何か声が聞こえたら正気を失っていたなどの鍵となる証言が聞ければ最上)
No.6
キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします・・・。 私もここで「討ち取る」を選択したいです。 リーラントさんからの指示にもありますし、次点は「撃退する」でしょうか。 「生け捕り」は力量さが大きいです。 単に出来るかどうかというのもありますが、相手はメドゥの指先の幹部なので正気に戻っても大人しくしてくれるかどうか心配ですね・・・。 護衛ゴブリンなどについては意志があってないようなものですから、移動阻害を仕掛けるのは有効だと思います。 使用する際はタイミングを合わせる為にテレパスにて伝えますね。 移動阻害の術以外は単純に攻撃魔法を揃えていきます。 ひとつ意識合わせを行いたいのですが、護衛ゴブ、一般ゴブ、回収部隊などのゴブーナ以外についてはどうしましょう。 スキルは融通が利かないので、手加減を行おうと思うとスキル以外の通常攻撃が必要になりますが。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >ゴブリナ 個人的にはここで討ち取るのはあまり良くない気がします。 この一連のゴブリン野生化の問題についての情報収集という面から見ると、 あれだけ強大なゴブリナですら野生化が免れないという点で驚異を感じます。 回収部隊含め生け捕りにできれば事態解明への手がかりになるのではないかと。 それに過去の依頼からある程度分別をわきまえた人物の様ですし、 ここで正気に戻して恩を売っておけば、後々役に立つかもしれません。 ですので生け捕りが良いのではないかと思います。
>依頼目的 話振っといてゴメンなんだけど、まず依頼目的の「一般ゴブリンの半数以上の生存」をどうするかを先に決めない? ●敵?の部分は「護衛ゴブ」と「一般ゴブ」って書いてあるけど、これ護衛ゴブは野良ゴブで、倒しちゃってもいいのかな……それなら話は少し簡単になるのかも。 一旦、護衛ゴブも生かす方向で考えるね。 とりあえずゴブーナさんが闘気槌打った瞬間に周囲のゴブが消し飛ぶと思うから、早々に引きはがしは必要だよね。モブゴブと、ゴブーナさんとどっちを動かすかが問題かなあ。モブゴブを動かすならゴブーナさんに光縛封、ゴブーナさんを動かすなら囮作戦になりそう? >NPCへの対応 最悪ゴブーナさんはほったらかしとけば多分どっか行くだろうし。超超超攻撃力と超耐久力と高命中のメドゥの指先をなんとかしようとするなら、手加減とかはしてられないのは分かってるんだよ。 分かってるんだけど、ずっと関わってる身としては会話も何もできない退化状態のゴブーナさんをフルボッコにして討ち取る(=殺す)というのは、じゃあこれまでの絡みはなんだったのという……これは個人的なあれなんだけれども。
>ゴブーナ 仮に助けてもそれを恩と感じるタイプだとは思えないな(あくまでも俺の感想) 退化している状態だからこそ討ち取る絶好の機会だと思う 忘れてはならないのはゴブーナは「凶悪な国際テロ組織『メドゥの指先』の幹部」って事だ。幹部になっていると言う事はこれまで散々悪事を重ねてきた事は容易に想像出来るし、だからこそ討てる時に討つ必要があるって事だ。 俺にとっては、『メドゥの指先』は帝国過激派とつるんで帝国で碌でもない事をやらかしてる連中だ。 その幹部をこれ以上見逃したくない
シーフのセニャよ。よろしくね。 回答できることは回答していくつもりよ。私が分かることしか答えられないけど。
No.11
まぁいずれにせよ回収部隊はどうにかして潰しておく必要がありますね 最悪なのは相応の被害が出たうえで逃亡されてしまうことですから 引きはがしと回収部隊への対応と一般ゴブさん対応とですかね?
ゴブーナさんへの対応まっぷたつ?だねー… ボクは攻め手にまわる余地がないのでなんともいいにくいところ 生命0まで削り倒して戦闘不能までもってっての捕縛or討伐狙うにしても 目的そっちのけくらいに戦力集中させないとキツいかもだし どっちみち回収部隊はどうにかしないとだけど 看破(いちおう5)積んだくらいで見つけられる相手なのか 専門さんの捜波(双波?宗派?)みたいなのでないと厳しいのかなあ 引きはがしは光縛封にゴブーナさんを入れても 護衛ゴブが向かってくるかその場で留まるか読めないから ゴブーナさんを突出させるほうがいいのかなーとは
>ゴブーナ 依頼目的を考慮すると、ゴブーナを倒すにせよ捕縛するにせよ、 まずは相手を孤立させない事には始まりませんし、 とりあえずシーザーロアで注意を引きつつ釣っていく形を取ろうと思います。 相手の機動力の方が高いですが一般ゴブリンが追従できるとは思えませんし、 妨害スキル込みならある程度距離を移動させれば自ずと孤立を狙えると思います。
【質問】 依頼目的にある保護対象の「一般ゴブリン」に、●敵?の項にある「護衛ゴブ」は含まれますか? それとも、「一般ゴブ」が生存していれば依頼としては十分ですか?
回収部隊の捜索はシーフ組の宗波持ちが看破込みで行くのがよさそうか? ゴブーナクラスならメドゥが回収のための人手を出していてもおかしくないと考えられるわけだから警戒理由にはなるしな。 まぁ奴の生命が半分切る前に戦力集中で全力でボコらんと、確実に逃げられるだろうな。 半分切ったあたりから正気に戻りだすらしいし。
>流れ 1.ゴブーナと一般ゴブリンを分断する 2.一般ゴブリンを確保する ――・――・――ここまで必須――・――・―― 3.ゴブーナへ対応する ├討伐 ├捕縛 └逃がす 4.回収部隊を発見する(3.で逃がす場合は不要) 5.回収部隊を無力化する(同上) こういうことだよね。 >段取り・行動 ●ゴブーナと一般ゴブリンを分断する シーザーロアで引き付ける:フリーダ 移動阻害:リディリディ 光縛封:トゥーリ ●一般ゴブリンの確保 武器外して気絶させるぐらいに手加減する必要がある? セニャ&私兵部隊に任せる? 要案出し ●ゴブーナ対応 ├討伐:アルベルト・リディリディ ├捕縛:シルク・ベルク・フリーダ(トゥーリ 逃がす寄り) └逃がす: 保留・未定:アルマ・セリオス・ハヤト・バンビ 要方針統一 具体的にどう実現するか、の案出しと並行してもいいかも。 放っておけば逃げるとのことなので、討伐・捕縛を実現するためにどうするかがイメージできれば意見統一もしやすいのでは。 ●回収部隊の発見 宗波:シーフ 看破:アルマ他準備できる人 ●回収部隊の無力化 要案出し
>方針 とりあえず一般ゴブリン(護衛も含む?)の確保が主目的ですし、 ゴブーナを孤立させて戦闘しつつ別班でゴブリンの確保やら回収部隊の排除を行い、 確保完了に伴い合図をしてもらった上でゴブーナの状況見て判断という形はどうでしょう? 確保完了時点で倒せてなかったら撤退(逃がす)、倒せてたら捕縛なり討伐なりに移行すればどうでしょう? また、回収部隊の排除も見つかりづらい様であれば、 ゴブーナ撃破後にゴブーナを餌にして釣ってしまうのも良いかもしれません。 >ゴブリン確保 とりあえず気絶させて移動できなくしてしまうのが一番手っ取り早いですね。 作戦上ゴブーナを孤立させるためにどんどん移動させる=動けないゴブリンは置いていかれる形になりますし、 気絶後はセニャ様&私兵部隊にゆっくり追いついてもらって回収してもらえばよろしいのでは?
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ゴブーナをに関しては野生化した経緯を聞き出してぇってとこだが、相手するにゃ手加減出来る余裕のある相手じゃねーからな。 殺る気で当たらなきゃなんねーとは思うぜ。 ゴブーナの事はおいといて、周りのゴブリン共を戦闘に巻き込ませねぇようにするには完全に引き離す事が重要そうだからな。 シーザーロアでフリーダが注意を引き付けたらフリーダの事を俺が抱えて走って他ゴブリンから引き離すってのを考えたがどーだ? 上手いことゴブーナがついて来てくれりゃ早々に分断は可能だと思うんだけどよ。 それにゴブーナのリミッターの外れた攻撃を喰らったらフリーダでもそうそうもたねぇんじゃねーかと思うから引きつけるにしても回避盾タイプの方がいいと思ってよ。 この案採用なら誘き寄せる先に事前にトゥーリに待ち構えといてもらって光縛封で足止めってのもいけるんじゃねーかと… ゴブーナ相手じゃ光縛封もどんくれーの時間稼ぎになるか不安要素はあるけどな。
ハイスピードキャスターのバンビですわ。 対ゴブ―ナ様はいつも通りでよさそうですわね。たぶん強力な攻撃をしてあげればつれそうな感じです。 とにかく足止め系の魔法てんこ盛りで臨みますわ
>光縛封 退化しても記憶や技能がそのままって感じだと、これまでの経緯で光縛封が魔法攻撃で壊れることはゴブーナさんも認識しているから、装備的に対策されていたらすぐに壊されるかも。忘れてくれてるなら物理攻撃じゃ壊れないから、3ラウンドは閉じ込められるけど……不確定だよね。 その事を考えると、光縛封を使う先は取り巻きゴブリンの方がいいかも~ >回収部隊 彼らの目的はゴブーナの逃走の援護または回収ってことだから、ゴブーナさんをこっちが攻撃したりするならその妨害には出てくると思うんだよね。先に発見しておきたいなっていうのは奇襲されたら嫌だからだね。いずれにしても、ゴブーナさんを討伐するのを黙ってみててくれるとは思わないかな…… >一般ゴブリンの回収 ↑みたいな話があるから、授恵者の人手はできればゴブーナさん対応に多く割きたいと思ったんだよね。どうせ(って言ったら怒られるかもだけど)私兵部隊の非授恵者さんは非授恵者ゴブリン対応以外だと被害が大きくなるだけだろうし。 >ゴブーナSpec 破壊力:地割れとか大岩砕いたりとか枚挙に暇がない 耐久力:ドラゴンに噛まれても余裕 命中:通常装備ならそこまででもないけど、専用装備だとワタシとかハヤトさんでも当たるかも なので、相性設定としてはハヤトさん言ってるとおり「耐えて受ける」タイプの人は悪めなのかな……とは思ってるよ。事例として受けてみたケースが無いから、どれぐらい被害でるか予想できない感じ。 攻略するなら回避盾を複数枚置いたうえで、遠距離から火力をぶつけ続けるのが良いかなあ。防御関連は普通並みの印象だよ。
No.21
えっと、それでしたら私が命中力低下、物理攻撃力低下などの効果が狙える魔法を使用してみましょうか。 以前に使った時は効果を現していましたし。 その場合、私はそちらに専念するので攻撃魔法を使えないと思いますが。 物理攻撃で攻める方が多いので安定するかと思います。 アシッドブリッドでの物理防御力低下もできますし。
No.22
とりあえず私は捕縛というか投降してもらいたいという希望ですね 逃亡させるのはおそらくセニャさんへの大きなマイナスになりかねないので 理性的な行動は取っていないので光縛封は対策してこないでしょう。してくるとしたら回収部隊の方でしょうか 味方へのバフとゴブーナさん用の光縛封は持っていこうと思います。
・・・ん、挨拶遅くなった、シューターのセリオスだ、よろしく頼む ゴブーナはとりあえず捕縛できるなら捕縛でいいとは思う、知能が最初はないようだしな。やるなら逃亡を始める前に一気に詰めたいところだが。 回収部隊の発見は俺も孤高者の宗波と看破などは持っていけるから可能なのでこちらでも発見できるようにするつもりだ
あと1日くらいになったし、そろそろプレに取りかからないとだねー >ゴブーナさん 回避盾さんに遠距離火力を軸に対応なら 当たらなければどうということはない。 ってラウンドがあるかもだし援護できるよう杖装備にしていくね 特性はインフィニティロアとサイドヒールにしようかなと 汎用は予定通り回収部隊さがしで看破と 洞察で意識が戻ってきた(逃げに移りはじめる?)のに気付ければーと 捕縛なり討伐狙いならこのタイミングで畳みかけに入りたいところだけど それまで火力スキルを温存する余裕があるかは分からないので判断おまかせ >一般ゴブさん なんとかセニャさんwith私兵部隊のみんなでなんとかしてもらいたいところー いつぞやの金のりんご汁ブシャー!!で狂暴化、ってほど見境ない訳じゃなさそうだし 閃光塗弾でも渡して制圧のお役に立ててもらおうかなと