屍山血河・鉱山街殲滅戦

真柄 葉

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シナリオID:2559

オープニング

 地平を埋め尽くすかの如く湧き出してきた異形の軍団が牙を剥いた。
 退路は心細い吊り橋一つ。
 守るべきは弱き住民。
 目の前に群れるは……無数の蜘蛛蜘蛛蜘蛛――――。
 恐怖に震え蹂躙されるか(餌にされるか)。それとも抗うか(戦うか)……選択肢は二つに一つ。さぁ、選べ。
 愚問。
 思考は不要。ただ、目の前に蠢くものを討ち倒し、命を繋ぐ。
 血で血を洗い、屍の山、血の河を築き、この世の地獄を生き延びて――――勝つべし。

「走れ走れ走れ!!! 脇目も振らず駆け抜けろ!!!」

 剣戟と無慈悲の足音の鳴りやまぬ戦場。
 怒声と悲鳴が連鎖し、勝鬨と断末魔が調和する。
 命を賭して命を守れ。
 ひたすら逃げて命を繋げ。
 いつ終わるとも知れぬ地獄を生き延びろ――――。

「ダメだ! 渡られる!!!」

 悲鳴と汗と涙と糞尿まで垂れ流し、逃げろ、対岸まで。
 有象無象の多足が人間(餌)を求め、吊り橋(餌場)に群がる。

「くそっ! 橋を落とせ!!」
「そ、それじゃ!!」
「落とせっっ!!!」
「ぐっ……!」

 振り下ろされた斧鉞。
 断ち切られた硬綱。
 断絶の音を響かせて、異形のものを道連れに、吊り橋が崩れ落ちた。

 前を向け――――無慈悲にヒトを喰らい殺す異形の軍団の尽くを打倒す為に。

 膝を屈するな――――力尽きてさえ尚。

 戦え闘えたたかえ――――その命燃やし尽くすほどに。

 ここが『死地』と知れ――――最早逃げ場は、どこにもない。

解説

●目的 土蜘蛛の群れの殲滅 ●場所 ドワーフ王国の鉱山街にある坑道で起きた崩落事故により、土蜘蛛の巣とつながりました。 坑道内は既に土蜘蛛に食い荒らされ、生存者は無し。鉱夫達を食いつくした土蜘蛛の群れは、地上へ現れ鉱山街を襲い始めました。 坑道と反対側には大地に巨大な亀裂が走っており、吊り橋がかかっています。(底には急流が流れています) 一般市民は大量の死者を出しながらも、吊り橋を渡り避難しました。 ●味方 街の自警団50名。 内訳は隊長クラスの3名の授恵者と、その他一般人の兵47名。 3隊に別れて住民の避難と敵の迎撃を行っていますが、既に多くの者が倒され蜘蛛の餌食となっています。 ●敵 土蜘蛛(魔獣) 全長50cm~2mクラスまで大小様々な個体が居ます。 大きさで役割が別れているようで、それぞれのおおよそのステータスは。 50cm程の土蜘蛛(兵士):訓練された一般人兵士相当 主な攻撃:大顎 2mクラスの土蜘蛛(戦士):授恵者レベル30相当 主な攻撃:大顎と巨腕 1.5mクラスの土蜘蛛(狩人):授恵者レベル20相当 主な攻撃:蜘蛛糸、酸液噴射 1mクラスの土蜘蛛(運び屋):授恵者レベル10相当 主な攻撃:人間を巣へと持ち帰る 3mクラスの土蜘蛛(指揮官):授恵者レベル40相当 主な攻撃:指揮、蜘蛛糸、巨腕 ◆第一波 ※OP時点ですでに終了しています 土蜘蛛(兵士)50体 土蜘蛛(戦士)2体 土蜘蛛(狩人)1体 統制はとれておらず、個々で攻撃してきます。 ◆第二波 ※シナリオ開始時 土蜘蛛(兵士)100体 土蜘蛛(戦士)3体 土蜘蛛(狩人)5体 土蜘蛛(運び屋)10体 敵主力の総攻撃です。統制は相変わらずとれていませんが、怒涛の物量で圧しまくってきます。 運び屋は戦闘を行わず、死体や瀕死の人間を巣に運んでいきます。 制限時間は5分(60ラウンド)。オーバーすると次波がきます。 ◆第三波 土蜘蛛(戦士)5体 土蜘蛛(狩人)10体 土蜘蛛(指揮官)1体 敵本隊。強力な指揮官を中心に、組織的な動きを見せます。 また、残存敵戦力があった場合、指揮官の指揮に組み込まれ、敵戦力が増大します。 ●補足 皆さんは別の依頼でこの街に滞在していた所、この災害に遭遇しました。 既に第一波の猛攻をしのいだ状態です。第一波の残存敵戦力はいません。 避難した一般人を守るために、吊り橋は落とされました。 最早生き残る術は敵の殲滅以外にありません。

マスターより

『細けえことはいいんだよ! 仏に会えば仏を切り、鬼に会えば鬼を斬る。皆で修羅に入りましょう!』 という、リク主さまのご意向により、死地をご提供いたします真柄です、よろしくお願いします! ◆『縛り』に関して 絶望の戦場という事もあり、シナリオ開始時(第二波)には結構疲弊していますよね。 なので、システム的に縛りはできませんが、皆さんが個々で縛りを設けていただくこともできます。 例えば、 ・第一波を越えるためにスキルの大半を使いきった。 ・こんな災害を想定してなかったので、戦闘用スキルなんてそもそも用意してない。 ・第一波で腕や脚、目等を負傷し使えない。 ・武器を折られた、盾を砕かれた等で装備品が使えない。 等々、任意でご自身を縛っていただけます。もちろん「力を温存していた」「どこかに隠れ機をうかがっていた」等、元気な状態で参加していただくことも可能です。 第一波を越えましたので、敵(兵士、戦士、狩人)のおおよその特徴は把握&共有済みです。 「運び屋」「指揮官」に関しては、シナリオ開始時点でPL情報です。 不明な点がありましたら相談掲示板で『Q:』の形で質問お願いします。

リプレイ

 その戦場に勝者はいない。ただ、『死者』と『生者』だけがいた。

 突如湧いた土蜘蛛の群れは街を蹂躙した。
 住民達は逃げ惑い、悲鳴を上げ――――食われていく。
 剣を取れる者達は立ち上がり奮戦するが、圧倒的な魔獣の力と数に成す術無く圧し潰されていった。

「まだ来ますか……息つく暇もないですね」

 宝剣に纏わりつく青の体液を払い落とし、イヴェール・イリュジオンは顔を上げる。
 眼前には黒く蠢く異形の波。新たに湧いて出てきたそれは、先ほどの第一波の倍以上いるようにも見えた。
「あの物量相手にこの少数で相手をするのは無謀です。仲間と合流しましょう」
 卓越した戦術眼で状況を瞬時に見極めたイヴェールは、自警団の生き残りに声をかけると、すぐさま移動を指示する。
 しかし、自警団には負傷者が多数おり、迅速な移動は困難だった。
「私が足止めします。急いで合流を」
 殿を買って出たイヴェールは、自警団達を逃がすために敵の前に立ち塞がる。
「また糸を吐く奴がいる。それに総数もさっきより多いな」
 そんな彼女の背後に音もなく立ったレピド・クロサイトは、【双波】で調べた第二波の陣容を伝えた。
「見捨てるわけにはいきません。協力してくれますよね?」
「……二度目の死はまだしばらく遠慮したいんだけどな」
 ホムンクルスであるレピド渾身の軽口に、イヴェールはくすりと笑い、新たな波へ向かう――――。

●
 黒く蠢く新たな波が迫りくる。
「おかわりですか。それなら」
「おい、どうする気だ」
 剣を収め盾(白金のラウンドシールド)へ持ち替えたフリーダ=ブロムヴィストに、ルイドが慌てて問いかけた。
「『この後ノーミスならお釣りがくるのでアール=ティー=エーを続行します』」
「は?」
「啓示が諦めるなと示しています。つまり挽回できる機会は十分あるという事です」
「お、おいっ!」
 言うやフリーダは共闘する自警団へ向かい、指示を出す。
「移動させるのか」
「はい、合流させます。このままでは各個撃破されるのが関の山ですから」
 それは啓示(卓越した戦術眼)の裏付け。フリーダは傷付いた脚を引きずりながらも撤退する自警団の後ろについた。
「……確かに、さっきより数が多そうだ」
 フリーダと共に下がりながらちらりと後ろを振り向いたルイド。
 異形の大波は、すぐそこまで迫っている――――。

●
「おーおー、新手かよ。いよいよ死地っぽくなってきやがったな」
 手を傘に(【超視覚】で)敵の大軍を見つめるアーテミシアは、「ようやく愉しめそうだ」と口元を歪ませる。
「……喜んでいる場合ではありませんわ。このままでは、生き残った方々まで……」
 そんな軽口に、ネーヴェ・グラヌローザの苦言が飛んだ。
 第一波を退けた二人は、共闘する自警団と共に、今は回復に専念している。
「それを言うならなおさらだろう。やってやるぜ」
「……待ってくださいまし、他の二隊がこちらに向かってきますわ」
「ん? 合流する気か。まあ、散ってるよりは効率的か。だがどうするよ。こんな何もねぇ所で合流したって、囲まれるのがオチだぞ」
 二人がいるのは街の広場。広域戦闘には有利だが防衛には向いていない。
「……鉱石の集積倉庫があるようです。そこに集まりましょう」
 【天眼】で俯瞰し、敵の陣容の薄そうな場所をピックアップしたネーヴェが、街の北側を指した。
「北か。ふむ、敵の波からは遠いか……おい、アンタ等!」
 ネーヴェの指を追ったアーテミシアは、すぐに自警団達に向き直り指示を出す。
「撤退しろ! オレ等が手ぇ貸してやるから、自分の命は自分で守れ!」
 アーテミシアの檄に頷いた自警団達は、ネーヴェの護衛の元、後退を開始した――――。

●
「来い、貴様ら等、俺の敵じゃないぜ!」
 漆黒の大剣を地面に突き立て仁王立ちするアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトは、怒涛の群れを前に一歩たりとも怯まない。
 一人突出する事を選んだアルベルトに土蜘蛛たちが大挙して押し寄せる。しかし、それこそが彼の罠。アルベルトは愛剣(シュトルツ)を鞘から引き抜き、もしもの時の為に温存していた力(スキル)を解放した。
 剣の生んだ衝撃(【闘気槌】)が殺到した土蜘蛛数匹を纏めて吹き飛ばす。

「ははっ! もう少しパンチを効かさねぇとオレにゃ意味がねえぜ!」
 アーテミシアは鬼人の如き槌捌きを見せていた。
 厄介な糸を吐く蜘蛛(狩人)に狙いを定め敵陣に突っ込んでいく。
 酸液を吹き付ける蜘蛛の攻撃をマントで振り払い、アーテミシアは一気に距離を詰めると、その頭部へ向けて戦槌を振り下ろした。
「おし、次っ!」
 歓喜に歪むアーテミシアの視線は巨大な蜘蛛(戦士)に向いた。

「……まさか、俺の街でこんなデケェ巣を作られていたなんて……後で母さんにめちゃくちゃ言われんだろうな」
 建物の上から戦局を見つめるカズマ クレセントブラッドが自嘲気味に呟いた。
 街を喰らう土蜘蛛たちは、今アルベルト達の威勢に引き付けられている。
「そんな事考えてる場合じゃネェな……奴等はどこだ」
 戦場から視線を外し、カズマは探す。糸を吐く蜘蛛(狩人)を。
「アレがもっと戦場に出てきたら、また厄介な事になる……」
 蜘蛛の進行方向の『逆』を目で追うと、そこには鉱山があり、開いた坑道がある。
「そこか。ふっ、厄介なら先に飛び込んで仕留めりゃいいってもんさ」
 カズマは敵が湧いて出てくる坑道へと飛び込んだ。

「加勢する」
 敵を引き付けるアルベルトの傍に立ったレピドは、彼が打ち漏らした土蜘蛛の処理に当たる。
「助かるぜ! それなら俺は――――」
 レピドの援護を受け、アルベルトが動き出す。目標は遠距離からこちらの邪魔ばかりする糸を吐く蜘蛛(狩人)。アルベルトは突撃してくる雑魚蜘蛛(兵士)を【闘気槌】で薙ぎ払い、降り注ぐ無数の脚や牙を耐えながら(【重点硬化】)、更に死地へと突き進む(【チャージング】)。
「こそこそと遠くからよくもやってくれたな!」
 糸を吐く蜘蛛(狩人)の酸液を避けもせず、アルベルトは漆黒大剣(シュトルツ)でその醜い頭を弾き飛ばした。
「一匹!」
 斬り取った糸を吐く蜘蛛(狩人)の頭を剣に挿し、高々と掲げたアルベルトを雑魚蜘蛛(兵士)と巨大な蜘蛛(戦士)が復讐だとばかりに取り囲むが――――。

「退け」

 一角を切り裂く不可視の刃(【衝撃刃】)がアルベルトの退路をこじ開けた。
 アルベルトはレピドの作った『道』を通り、一気に後退する(【チャージング】)。
「さぁ次の相手はデカい図体のお前か!」
 目に見える糸を吐く蜘蛛(狩人)は駆逐した。あとは最大戦力だろう巨大な蜘蛛(戦士)。アーテミシアも合流し、奇怪な声を上げ突撃してくる蜘蛛達を迎え撃つ――――。

●
「居ない……?」
 自警団を守りつつ広場へと出たイヴェールが小さく呟く。
 そこに他の隊の姿はなく、アルベルト達の戦場があった。
「何をしてやがる。自警団は北の倉庫に退いたぞ!」
 仲間の姿が見えず悲嘆する自警団達に向け、アーテミシアが声を上げる。
「……わかりました。皆さん、北へ向かいます。もう一踏ん張りお願いします」
 イヴェールは、ぐっと歯噛みすると、引き連れていた自警団に指示を飛ばした。

「おい、あっちの隊がどっか行くぞ」
「撤退しているようですね」
 イヴェールたちとほぼ同時、フリーダとルイドに率いられた自警団も広場へ到着する。
「お前達もか。いいか、あれについて北へ行け。倉庫を集合場所にしている」
 二人に気付いたレピドがすぐに駆け付け北を指さした。

●
 カズマは無数にある坑道の一つを【壁歩き】で進んでいた。
 辺りに気配はない。
「ち、外れか……?」
 耳を澄ましてみても、行動の中は不気味なほどに静かだった。
「仕方がない。街へ戻って――――なんだ、この地響きは」
 静けさから一転。まるで地獄の底から湧き上がってくるような振動にカズマは身構える。
「……まさかっ!」

●
「どうやら、逃がしてくれる気はないようですね」
「当然でしょう。私達も『餌』ですから」
 殿に立つイヴェールとフリーダが背を合わせた。
 負傷者を抱える自警団を逃がす為、囮となった三人に蜘蛛たちが殺到する。
「ここは俺達で止める! 急げっ、てめぇ等を死なせはしねぇ!」
 急襲してきた蜘蛛達を練習中の大鎌(大禍の牙)で纏めて打倒し(【闘気槌】)、ルイドが自警団へ指示を出した。
 敵の数は一向に減ったように見えない。雑魚蜘蛛(兵士)に混じり、糸を吐く蜘蛛(狩人)や巨大な蜘蛛(戦士)の姿もある。
「合流地点は目と鼻の先、私達がここで押しとどめて居れば、問題なく辿り着くでしょう」
「ええ、あそこにはネーヴェさんもいます。それより、あなたは診てもらわなくていいのですか?」
 背を預けるフリーダは脚を負傷している。それを気にかけイヴェールが問いかけるが。
「幸い痛みには強いので(【ペインキル】)」
「……そうですか。では命ある限り足搔き続けましょう」
 背中越しに伝わる頼もしさに、イヴェールは宝剣(Memoire・illusion)を握り直した。

●
「ここだけは死守いたします……!」
 避難してきた他の隊を倉庫に誘導しながら、ネーヴェは【メテオライト】で敵を退ける。

「遅くなりました」
 程なくして、殿を務めていたイヴェールたちが合流した。
「アール=ティー=エーにしては少々ロスが激しいでしょうか」
「だから、なんなんだそれ」
 イヴェールに続きフリーダとルイドも姿を見せるが、その軽口とは裏腹に、疲労の色は目に見えて濃い。
「皆様、しばらく戦線をお願いします」
 ネーヴェは三人に断りを入れ倉庫に下がると、負傷者たちへ広範囲回復魔法(【ハイパーヒーリングオーラ】)による治癒を行った。

「倉庫を背に半円陣を組みます。距離を開けず、突出せず、確実に各個撃破していってください」
 倉庫の外ではイヴェールが迎撃の為に残った自警団に指示を出す。
 主戦を張るのは冒険者だが、雑魚蜘蛛(兵士)相手であれば自警団の力も戦力になる。何時まで続くともしれない戦いにおいて、味方は多いほどいい。
「本職には及びませんが、私にも治癒の心得があります。傷付いたら無理せず下がってください」
 半円陣のやや内側に陣取るフリーダが全体を見つつサポートに回り。
「鬱陶しい蜘蛛ども、ここで駆逐してやる」
 ルイドが適宜位置を移動し、矛として敵を迎え撃った。
 陣容を整えた冒険者達の動きは見違えるほどによくなり、攻め寄せる異形の波を次々と打倒していく。
 自警団達も奮戦し、冒険者達が討ち漏らした雑魚蜘蛛(兵士)を着実に討伐していった。
 更に最後方には治癒を終えたネーヴェが入り、陣容はますます強固となる。
 このまま蜘蛛をすべて倒し、この死地を終わらせる。
 誰もがそう思った……。

 しかし、変化は突然起こった。

「距離を取っただと……?」
 ルイドの鋭い聴覚(【超聴覚】)が、戦場の機微をすぐに捉える。
 あれだけ執拗に攻め立てていた蜘蛛達の動きがぴたりとやんだのだ。
「……まるで何かを待っている様ですね」
「ええ、不気味です」
 突然の変化に、イヴェールとフリーダも訝しむ。そんな時だった、建物の影から人影が見えた。
「生存者がまだいた…………いや、あれはレピド達か!」
 鋭い聴覚(【超聴覚】)でその息遣いを聞き取ったルイドが叫ぶ。
 それは負傷したカズマに肩を貸す、アルベルトとレピド、そしてアーテミシアだった。
「陣形を紡錘陣へ! 取り込みます!」
 イヴェールがすぐに陣替えを行い、戦端を突出させると、ルイドが三人を回収する。
 フリーダがすぐに負傷した仲間をヒールで応急処置し、陣形を再び円陣へと戻した。

「新手だ。デカいのが来る、ぞ……!」
 本回復の為ネーヴェの元へ運ばれたカズマが声を上げる。
 防御スキル(【見切り】【重点硬化】)を駆使し、致命傷を避け続けたカズマは何とか坑道から脱し、そこで見た敵の進軍停止の種明かしをした。
 カズマ曰く、坑道の底から新たな蜘蛛達が湧きだした。そして、中に指揮官らしい大物が現れて、蜘蛛達は突然組織的な動きを見せるようになったという。
「指揮官……それがこの状況の原因ですか」
「ああ、見てな」
 倉庫を囲むように陣取る蜘蛛の一隊に向け、アーテミシアが突撃する。しかし、蜘蛛達は戦うそぶりも見せず、後退した。
「これは……」
「わかっただろ。あいつ等まともにやるつもりがねぇ」
 戻ったアーテミシアが悔し気に口にする――――。

 戦線は膠着した。
 土蜘蛛たちは冒険者達の攻撃を警戒し、突出されれば下がり、退けば詰めるを繰り返す。
 一斉に討って出ようにも、これまでの激戦を潜り抜けた冒険者達に余力はあまり残されていない。決死の覚悟で攻勢に出る事もできるが、分の悪い賭けであるのは目に見えていた。
 卓越した戦術眼を持つ者達が、歯噛みする。

「兵糧攻めでもしようって言うのか……虫のくせに姑息な真似を……!」
「いえ、攻めようと思えば攻めれるはずです。ただ、攻めれば被害が広がることを理解しています。だから、ああやって囲んでいる」
 変わらぬ状況に不快感を露にするアルベルトに、フリーダが黒い異形の波を見つめ答えた。
「あのデケェのが指揮官か……流石に守りが厚いな」
「ええ。ああしてわざと姿を見せて、こちらを誘っているのかもしれませんね……厄介な虫です」
 ルイドとイヴェールの戦術眼をもってしても、この状況の打開策を見いだせない。
「とはいえ、こんな所でじっとしてても埒が明かねぇだろう。攻めるべきだ」
「スキルもほとんど残ってないのにか? 死にに行くようなものだぞ」
 苛立つアーテミシアに答えたレピドがネーヴェを見ると、彼女は申し訳なさそうに首を振った。それは、ヒールが尽きた事を意味している。
「橋向こうに逃げた市民が援軍を連れて来てくれることを期待しましょう。それまで何とか守り抜きます」
 盾を構えたイヴェールは、こちらの陣容は硬く現状を維持する事は出来るだろうと、仲間達に指示を出した。
「それはいつまで待てばいい。そんな事より俺はアーテミシアさんの意見に賛成だ。指揮官を倒して事態を好転させるべきだろう」
 食料もそうだが体力が確実に削られている。アルベルトはいずれ反撃すらできなくなると判断し進言した。
「それこそ死にに行くようなものですわ。仮に指揮官を倒せたとしても、あの厚い陣容に囲まれることになるのですよ?」
 そんな意見にネーヴェが首を振る。ヒールが尽きた以上、負傷は蓄積する。そして、それはいずれ命を奪う。
 じりじりとひりつく様な時間だけが流れていく――――。

「もういい。あんた達だけでも逃げてくれ」

 そんな中、意を決した隊長の一人が冒険者達に声をかけた。
「何を言ってやがる、死なせないといっただろう!」
 冗談もほどほどにしろと、ルイドが隊長に詰め寄る。
「……あんた達なら、急流に飛び込んでも生き残れるだろ」
 しかし、隊長はルイドから視線を逸らし、改めて提案した。
 当然、その提案を冒険者達は拒絶するが、隊長は首を横に振る。
 それならせめて一緒にと、ネーヴェが懇願するが、隊長は急流に耐えられない一般人の隊員を置いてはいけないと、もう一度首を振った。
「伝えてくれ。この街を取り戻すために、兵を送ってくれってな」
 隊長はそう言って微笑むと、大地の亀裂へ繋がる倉庫裏のドアを指さしたのだった――――。

マスターコメント

おつかれさまでした……! 結果は残念ながら失敗となってしまいました。 原因として一番に考えられるのが自警団への対応でしょう。 人として疲弊した自警団へ手を差し伸べるのは当然ですし、素晴らしい行為だと思います。しかしながら、今回に限って言えば、手をかけすぎたのではないでしょうか。 各個撃破を防ぐため合流させるアイデアは素晴らしかったのですが、隊間の連絡手段がなく、時間を浪費しました。誰かが走って連絡を取り合うとでもあれば、また結果は変わったかもしれませんが、結果的に護衛に戦力を割かれ、半分も減らせない内に第三波を迎えてしまった、というのが状況です。 戦闘では広範囲攻撃や、役割分担して各敵種の討伐に動いたのは素晴らしかったです。おかげで撤退支援を行いながらも第二波の半数ほどを撃破することが出来ました。しかしながら、スタンドプレーも見られ、困難な戦場においてマイナスであった事は否めません。 結果が出た後で今更ですが、第二波に対してもう少し強く攻勢に出た方がよかったのではないかと思います。 自警団から託された思いをかなえる機会があるかはわかりませんが、もしあればその時はどうかよろしくお願いいたします。
ショートシナリオR

ショートシナリオR非常に難しい 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年10月30日 11時31分29秒 公開

失敗

相談掲示板

  1. アーテミシア

    数揃ったな。ウォリアーのアーテミシアだ。 ショージキ小細工云々の話じゃなさそうだし、誰がどれを抑えるかと自警団連中をどう使うかが問題かねえ

  2. レピド・クロサイト

    レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 個人的には搦め手を使ってくる狩人を早目に押さえ、狩ってしまいたいと思った。 誰がどれを抑えるかは個人個人の消耗具合にもよる……か?

  3. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 第2波を全て倒す前に第3波に来られると危険度が大幅に増すみたいですし、 持久戦はあまり良い選択肢では無さそうです。 味方が3手に分かれてしまっていて敵も分散してしまいますし、 まずは合流を目指した方が良いのでしょうか?

  4. ネーヴェ・グラヌローザ

    ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。どうぞ宜しくお願い致します。 事態は深刻ですわね……。 まず味方の自警団の方々ですが、合流して頂けるのであればその方が、回復の手も届き易いかとは存じます。同時に運び屋を引き寄せることにもなりましょうか。 ヒーラーは私だけですから、ヒーリングオーラとサイドヒールでとにかく回復の手を増やすことと、後は魔法で一気に兵士を殲滅する形を取りたいと考えております。 とは申しましても、万全の状態で……とは参りませんから、同じく範囲攻撃をお持ちの方とご一緒に動ければ宜しいのですが……。

  5. フリーダ=ブロムヴィスト

    よくよく考えたら回復役が1名しかいないのも不安要素ですね。 付け焼き刃なのは否めませんが、こちらもヒール4を2つ用意して回復役として回ることにします。 ヒーラー武器で回復量を補強した上で近接範囲攻撃も用意していますし、 防御面もそれなりに確保しているので気休め程度にはなるでしょう。

  6. アーテミシア

    ウォリアー5人だから直接戦闘力はたけーンだけどな。 ま、それはともかく、兵士級は範囲スキルブッパで大体の戦闘力は奪えるだろうし、自警団は隊長格も纏めて兵士級に相手させるのが一番か。 お守りに一人か二人。 狩人級は放っておくと面倒だし、人数は多めに宛てたい。 戦士級はすぐ倒すのはしんどそうだから足止めしておいて、狩人級を片付けた後に合流して叩くか。あるいは運び屋を先に片付けるか

  7. レピド・クロサイト

    狩人級討伐→合流して戦士級の順の方が良いように思った。 万が一第三派が来た場合も考えると、戦士級を残しておくより積極戦闘をして来ない運び屋が残っている方がまだしもマシだと思う。 >自警団 まず合流してもらう、兵士級の相手をさせる両方とも賛成を。

  8. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 ・・・ヒーラーが一人だけとなると・・・ 俺も回復役に回った方がいいのか?

  9. イヴェール・アーチボルト

    ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) >自警団 現状は吊り橋を落とした巨大な亀裂を背に退路の無い迎撃戦をしてる感じですか… この状況で味方を分散させるのは各個撃破される恐れの方が強いですし、自警団に関しては一か所に合流して集結させる形で良いと思います。 ですが既に多数の死傷者が出てるようですし、動けない人達もいるでしょうから、健在な人達に負傷者を引っ張ってきて貰うにしてもこちらで足止めに一当たりする必要があるでしょうか? 集結した後は半円で守りを固めて迎撃して頂くのが無難でしょうか? 内側に負傷者を囲う形で人員に余裕があれば交代してダメージコントロールして貰う感じで。 まぁ恐らく敵の物量を抑える事が出来なければそんな余裕ないでしょうが… 兵士級を優先して対処して貰う点についても私も賛成ですね。 >土蜘蛛 戦士級は火力を集中させないと時間ばかりかかりそうなので私もこちらは足止め、狩人級優先で良いと思います。 統制がとれていない第2波なら前で殺界してるだけで飛び込んできそうなので、物量から守るだけならそれだけで結構な範囲を守れそうな気がします。 ヒーラーが1人なのは確かに不安要素ではありますが、ブロムヴィストさんが予備役に回って下さるようですし、敵を削る方に人手を回した方が良いと思います。 それぞれが自己回復用にヒールを用意するでも良い訳ですしね。 >『縛り』に関して 特に触れてる方いませんでしたが縛られる方はおられるでしょうか? 私はそういうものだと思ってスキルの残り回数全半分で行こうかと考えてましたが。

  10. ルイド

    ウォーリア、ルイド。良しなに。 >自警団 どの程度残ってんのか分からねぇが、どうあれほっときゃそのまま磨り減るだけかね。 とりあえず合流促すってことで俺も異論ねぇよ。 負傷者は……構う余裕あっかな。士気には関わるかもしれねぇが、自警団側の判断にもよるか。 基本兵士の対応させるのも問題ねぇと思う。 第三波来たら、隊長連中は手が空いてりゃ力量次第で他にも当たってもらうか。 >土蜘蛛 運び屋は俺も後回しでいいんじゃねぇかなと。 戦士足止めしつつ狩人から、ってのも同じく良いと思うわ。 第三波以降はできりゃ指揮官から潰したいが……向こうもきっちり守って来るかね、そこは。 んで、回復についてはイヴェールに同意で。 フリーダみたく装備もそれ用に調えるなら別だと思うが、 そうでないなら削りに注力するのが良さげかと。 >縛り 普段持つ装備(剣杖盾)が使えねぇってことにして大太刀だけ持つつもりだが、そんくらいだな。 スキル回数は残してある予定。

  11. ネーヴェ・グラヌローザ

    >自警団 負傷者まで手を回している余裕があるかどうかは、私も気になったところですわね。正直なところ、私達自身も割といっぱいいっぱいだと思いますので……。 ひとまず合流を促して、ある程度纏まったところで一度ハイパーヒーリングオーラを使うつもりではあります。負傷者を連れて来るまでの間にどなたか足止めして頂けるのであれば、より多くの方を救出することが出来るかもしれません。 基本的に兵士対応をさせる方向は承知致しました。私も賛成です。 >回復について 皆様それぞれのご判断で自己回復手段を持って頂くのは宜しいかと存じますが、回復専門は私と、後フリーダ様のサポートがあればひとまず十分かと。 回復に気を取られ過ぎて本隊を削り切れなければ本末転倒ですから。 >縛り 各スキルの残回数を半分にする予定です。 回復手段は多く持ち込みますが、その分、私自身の攻撃手段は少なくなります。今のところメテオライトのみとなる予定です。 いっそ完全に回復特化しても宜しいのですが、皆様の持ち込みスキル構成次第でしょうか。回復特化の方が宜しければ仰って下さいましね。

  12. アーテミシア

    とりあえず二波までの方針は良さそうだな。 後はどう振り分けるかね…2:4:2か1:5:2ってトコかな 一応、オレも自前のヒールは用意するけど基本自分用だな。 例のアレ用意するわ 兵士級(自警団のお守り): 狩人級: 戦士級:

  13. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    今回俺は、狩人級を倒しに行くかな、もしくはあえて突出して囲まれたところを『闘気槌2』でまとめて倒しに行くかな。 因みに、縛りは特に無しで行くぜ。 兵士級(自警団のお守り): 狩人級:アルベルト 戦士級:

  14. イヴェール・アーチボルト

    >自警団 これは私達にも言える話なのですが、初期配置が特別指定されていないのですよね。 なので私達については3隊いずれかに付いてたみたいな事は出来るのではと思います。流石に敵軍の背後からとかは出来ないでしょうが… 自警団は恐らく一般人を守る為、吊り橋のかかっていた場所付近に展開してると思いますが、私達が最初からそれぞれに付いて合流を支援出来れば集まり易いかも知れませんね。 便宜上、左翼右翼中央で3隊としますが、自警団は中央の隊へ合流する形になるでしょうか… 私は殺界で迎撃してると思いますので特別指定せずに対処すると思いますが、役割上、戦士級の足止めをしてるでしょうか? あとヒールは持ち込むつもりですね。

  15. ルイド

    >自警団 あぁ、隠れてたとか戦ってたとか状況指定がある程度できるってことは、 配置の方も確かに融通利くのかもしれねぇな。 合流地点は……集まりやすいことと、多人数が戦うに不足ない広さがありゃどこでも大丈夫そうか。 まぁ既に多くが倒れてるってことなんで、後者はさほど気にする必要ないかもしれねぇが。 >個人 んじゃひとまず俺は自警団について兵士片付けるの手伝うわ。 余裕ありゃ、できるだけ回復役側へ向かいそうな敵から始末しようと思う。 メインアクションは範囲攻撃ひたすら振ることになりそうなんで、ヒールは切るつもり。 代わりに防御スキルはなんか持っておく。 兵士級(自警団のお守り):ルイド 狩人級:アルベルト 戦士級:

  16. レピド・クロサイト

    狩人に当たりたい。 アルベルトが敵を引き付けるように立ち回るのなら、そこから漏れて動いている奴をトリプルファング改で狙う、みたいな感じで。 ヒールは最低限の物しか用意出来ないが、自己回復用に一応持っていこうかと。 >縛り スキル残数全半減でいくつもりだった。 兵士級(自警団のお守り):ルイド 狩人級:アルベルト、レピド 戦士級: 一部訂正があったので書き直した。

  17. アーテミシア

    オレは足止めだな。基本そういうのに特化してるからな。 自警団は戦闘不能な奴を一番後ろに下げて、戦えるやつを半分程度を予備兼重症者のお守り。残り半分を兵士に当てようか考えてる 縛りは…そうだな、生命3割減少と装甲防御を一つ使い切るくらいか。 兵士級(自警団のお守り):ルイド 狩人級:アルベルト、レピド 戦士級:アーテミシア 後は三波だな。 ここまできたら自警団は役に立たないだろうし、隊長含めて下がっててもらうか? そうなったら振り分けは3:3:2か、あるいは3:4:1か…?

  18. ネーヴェ・グラヌローザ

    私は最初に自警団の回復を行う関係も御座いますから、そのまま兵士級についてルイド様と一緒に範囲攻撃を行いますね。 先に申し上げました通り、攻撃手段は最小限しか持ち込みません。基本的に全体の回復優先で動きたく、状況に応じて臨機応変に場所移動する方向で考えております。 兵士級(自警団のお守り):ルイド、ネーヴェ 狩人級:アルベルト、レピド 戦士級:アーテミシア

  19. フリーダ=ブロムヴィスト

    それではこちらは戦士側に回る事にしましょう。 恐らく一番激戦になる事でしょうし。 兵士級(自警団のお守り):ルイド、ネーヴェ 狩人級:アルベルト、レピド 戦士級:アーテミシア、フリーダ 縛りについてはとりあえず脚をやられたという線で、 生命・移動・回避にマイナス補正と言った形にしようかと思います。

  20. イヴェール・アーチボルト

    >自警団 広さがある程度あった方が良いのですが、広く広がり過ぎると物量に押されて浸透されて乱戦になる恐れもあるので密集よりにはなりそうですね。 第三波からは敵の動きに変化が生じるでしょうからこの場合、弱い自警団達か、回復の要のネーヴェさんが狙われる可能性を考慮するべきでしょうか? 突出してる人を集中狙いするとかもありそうですが… 自警団は下げて守りを固めて頂き、討ち漏らしに備えて頂くのがいいではと。 振り分けは指揮官級の対処を後回しにせざる負え無さそうですが、消耗度合いも考えると一人で抑えるのは厳しい気がしますね…こちらは2人は必要になるかなと。

  21. アーテミシア

    とりあえず三波でもオレは足止めを継続するぞ。相手にスキルがなけりゃ耐えるのはそこまで難しくはないハズだしな。

  22. カズマ クレセントブラッド

    遅くなっちまったぜ シーフのカズマだ ちときついかもしれねーが俺は戦士級を相手に行こうかと思うぜ 兵士級(自警団のお守り):ルイド、ネーヴェ 狩人級:アルベルト、レピド 戦士級:アーテミシア、フリーダ、カズマ

  23. アーテミシア

    あー、二波の足止めなら3人は多いっていうか狩人級を一番多くしたいンだけど オレは狩人級の方に回るかぁ?

  24. アーテミシア

    あー、仕方ねえなあ。オレは狩人の方に移動するぞ 火力がちーっと不安だが、まあしゃあねえ。 一応ギリギリまで修正は出来るけどな・・・ 兵士級(自警団のお守り):ルイド、ネーヴェ 狩人級:アルベルト、レピド、アーテミシア 戦士級:フリーダ、カズマ(イヴェール)

  25. カズマ クレセントブラッド

    あ、そうだったかわりぃ なら狩人級で動くぜ って返事あればいいが

  26. ルイド

    振り分けの調整については任せざるを得ないな、済まねぇ。 第三波以降の敵……組織的な動きってのがどこまで戦術的なのかは分からねぇが、 指揮官級周りは層が厚いだろうから後回しになるのはそうだな、避けられなさそうだ。 俺はそのまま自警団に近い敵から順次始末を手伝うつもりだが、 誰かに集中狙いとか仕掛けてきたならそっちのカバーに入れるようにもしておく。 自警団は討ち漏らしの備えで了解、とはいえ一般兵にゃ厳しいからほぼ隊長クラスの役目かね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0