【若木】希望へ昇り至る大樹

広大野人

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シナリオID:2544

オープニング

●
 天霧りに消ゆる幽界樹(ミスティアニ・アストラキル)が諸都市に出現し、帝国崩壊の引き金となって、2年ほど経過した。
 帝国領内に残されまともに機能している大都市は、クーネ・ルウが窮地を救った帝国北部鎮守都市オルセンと昨年奪還した南部鎮守都市ヴィントの二つ。住民と都市機能の大半を失った東部鎮守都市エスタルや一部の村々も取り返せてはいるが、『黒い霧』に守られた各都市は手の出しようが無かったのだ。
「……ヴィントに出現した幽界樹をエフレムは同一個体だと話していたそうだが、ガークハーグも同様と考えて間違いはないだろうな。例の実験が成功したという事は、ガークハーグを奪還するという意味だけに留まらなくなる」
 オルセン太守コンラートが報告書片手にそんな感想を口にした。
 近くで控えている部下が仰々しく頷く。
「はい。帝国各地で諸都市奪還の動きが加速するかと。オルセンの果たした役割は大きなものになるでしょう」
 それだけではない。ヴィントから遠く、オルセンに近い所の諸都市については、影響力を高める絶好の機会だ。それは政治という意味で言えば……これから必要な事。クーネという英雄をオルセンが推すのであれば。
(……『そのまま』の私、か……。あの人に合わせる必要も……ない……)
 コンラートの脳裏に冒険者の言葉が蘇る。
 あの人に対する忠誠も敬愛も変わらない。けれど、それはそれだ。そう思えたら気分が楽になった気がする。
 今の自身はオルセン太守コンラートだ。帝国太守としての責務と誇りがある。
「オルセンは幸運にも救われた。だが、やはり、自らの手で取り返す事に意味がある。そこにこそ、希望がある。オルセンからも少数精鋭の部隊を送ろう。あの人ではない……私達の手で成し遂げる為に」
「畏まりました。それがよろしいかと思います」
 部下はそう返事をすると早々に退室した。
 選りすぐりの部隊を編成し、ガークハーグ奪還戦に間に合わせる為だ。

●
「いよいよだね。都合が合えばクライスさんに会ってみたかったけど」
 トレイシーが馬車に乗り込みながら、先に乗っていた帝国商人シュナンに声を掛けた。
 『黒い霧』を除去する特殊な装置の開発者もガークハーグを訪れているようだが、互いにやるべき事が多く挨拶すら出来ていなかったからだ。
「どこかで機会は作りましょう。それより、本当に同行されるので?」
「幽界樹を直に見られるチャンスだよ! おまけに、討伐後、速やかに調査もできる! 当たり前じゃないか」
「……まぁ、そうなんですが……ただ、調査内容は暫く秘匿という条件を忘れなく」
 シュナンからの言葉にトレイシーは分かってるよと言わんばかりに両手を振った。
「勿論。けれど、事前にそんな事を言われると勘繰りたくもなるさ」
「…………」
 珍しく黙り込むシュナン。
 トレイシーが得意気に話を続ける。
「だってさ、不思議じゃないか。幽界樹が出現した都市とそうでない街や村。どこに違いがあるのか。私は基本的には人を信頼しない性格だからね。親しくない人以外の話はつい、疑っちゃうのさ」
「いずれ公にされる日も来るので」
「だろうね。けど、それより前に『不作』の原因と対策を組むのが、これからの『仕事』だから」
 トレイシーはオルセン太守コンラートからの招聘に応じる予定だ。
 ガークハーグ奪還の功労者の一人という肩書があれば、オルセンでも活動しやすいというもの。
「さぁ! 出発だよ!」
 隊長でもないのにトレイシーは意気揚々に宣言するのであった。

●
 ガークハーグに出現した幽界樹の分樹は中央広場にそびえ立っていた。
 赤黒色の幹。無数の枝には碧葉と紅華を堂々と広げている様子は、シャルガネに伝われる伝説の樹木にも似ているだろうか。
「馬車を中心とした仮拠点で凝黒紋具の起動維持と周辺脅威の排除に当たる。君達、冒険者は分樹を速やかに討伐して欲しい」
 オルセンから派遣された部隊長がエクエス達に告げる。
 思わぬ戦力の補強によって、冒険者達が分樹に集中できる事になったのだ。
「念のために確認しますが……この中央広場だった所……領主館や巨大市場や魔導院があった場所で間違いないのですか」
 古い地図を眺めながらエクエスが訊ねる。
「ガークハーグの住民だった者の話によると間違いないようだ。先遣隊の話だと、広場と周辺は一面瓦礫の山となっているそうだが」
「生存者は……いないと見て間違いないですか。一応、念の為……」
「それは保障する。もはや、生物が存在しない空間だ。形を保っている建物もない。存分に戦って欲しい」
 部隊長はエクエスと冒険者達を一人ずつ見てから答えた。
 幸いな事にガークハーグに出現した幽界樹の分樹は、ヴィントの分樹よりも小さい。見積もった戦力で十分、討伐が可能だろう。
 『円種』や『分身樹』と同様の能力を持ってはいるだろうし、討伐したら塵となって消えるだろうから、後処理の事は考えなくても良さそうだ。
 そこへ思う事があったのか、トレイシーが馬車から顔を出した。
「そうそう、普通の植物は意味があって葉を広げて華を魅せる。この分樹にとっての『葉』と『華』が何を意味するものなのか……分からないけど、気を付けて欲しい」
「分かりました」
 エクエスは真剣な表情で応えるのであった。

解説

●目的 幽界樹の分樹の討伐 (失敗要件:参加冒険者全員の戦闘不能) ●状況 天候:雷雲(雷や雨は降らないが強い風が吹くと行動に一定のペナルティーが発生する) 地形:瓦礫(動作が生じる行動に一定のペナルティー) 戦場となる広場は余計な建物は存在しませんが、瓦礫が散乱し場所によっては人の背丈の高低差もあります。 冒険者達の初期位置は分樹から50m程離れているとする。 ●敵 幽界樹の分樹 1体 幹だけで1ヘクスを占有している。正確な高さは不明だが、形状は一般的な広葉樹。 ダメージを与えた場所に亀裂が入っていく。その為、同一の高さで幹に攻撃していれば、亀裂を貫通させて倒木(討伐)させる事ができる。 攻撃方法は『枝での打ち払い』『円種射出』等。 また毎ラウンドセットアップ時に『碧葉』か『紅華』を降らせてくる。 『碧葉』:高強度のバッドステータスの付与 『紅華』:広範囲に及ぶ魔法攻撃扱いのダメージ ●味方 エクエス 剣士の冒険者。腕はそこそこで簡単には死なない。 交友関係があれば『剣』として使用可能(ただし、PCは一部のスキルを使用できなくなる)。 ●他 ・オルセンからの増援により、冒険者達は他の脅威を気にせず戦う事ができます。 ・トレイシーとシュナンは安全な所に居ますので護衛など必要ありません。この二人は戦闘前後で会話など関われる場合もあります。 ・エクエスとコンラートはシナリオに紐付けされていますが、掲示板への挨拶や質問への回答は致しません。

マスターより

 おはようございます。当依頼にて57作目となった広大野人です。  【若木】連作の5作目であり、最終話となります。  いよいよ、都市ガークハーグ奪還戦……ヴィントに出現した分樹ほどではありませんが、難敵である事は間違いないです。相手は動かないので回避は皆無。その代わり、耐久(生命)と物理・魔法の防御は高めに設定してあります。攻撃方法も厄介でありますので……恐らく、長期戦は不利ではないかと。  それらを考慮に入れつつ、どの様に効率よくダメージを与えるか、あるいは長期戦に備えるか、よくよく話し合って方針を決めて臨んでいただければと思います。  帝国諸都市奪還に向けた大事な一戦。見事に決めていただければと思います!

リプレイ

●戦いの前に
 馬車を並べただけの即席の仮拠点から、視線の先にそびえ立つ巨木を見つめ、アルマ・ヴァレンタインが気合を入れるようにグッと拳を握る。
「いよいよ、幽界樹の分樹討伐かー。それにしても、凝黒紋具サマサマだねー」
 紋具が正しく起動しているからこそ『黒い霧』を排除出来ているからだ。
 ここに辿り着く為には、紋具の研究に挑んだ研究者とそれを支えた冒険者達がいたからこそと言える。
 ナタリア・フィッツジェラルドはその事をよく知っていた。
「私達が此処まで来れたのも、知恵という力を供してくれた者達のお陰だ」
 頷いて応えてくれたアルマにナタリアもジッと巨木に視線を向けた。
 あれを討伐しなければならない。この街の為だけではない。帝国の未来が掛かっている一戦とも言えるのだから。
「彼らの努力に報いねば、色々と無駄になる」
 是が非でも作戦を成功させ、『黒い霧』と『分樹』を排除できる事を証明せねばならない。
 オルセンからの部隊長と事前に打ち合わせをしていたエミリア・シバがエクエスやトレイシーらを伴って合流した。
「あれだけおおきい木って、意外に切り倒すの大変なのよねぇ……消えるタイミングでは人いたら潰れる可能性もあるし」
 倒す方角について確認を取っていたのだ。
「種や分身樹を見るに、塵になって消滅するから大丈夫だろうけど、確実とは言い難いからね」
 トレイシーのいかにも研究者っぽい返事にエミリアは一同を見渡して告げる。
「そういう事で、一応の方角は決めておいたわ」
「仮拠点の方向に倒す訳にはいきませんしね」
 納得したようにエクエスがそんな事を言う。
 この剣士は今日もどこか調子が良さそうだ。
「そういえば、エクエスさん。この前の絶好調な感じってまだ続いてるー?」
「何か最近、エーテルの巡りが良い気がするんです。気のせいかもしれませんけど」
 微笑んだエクエスの背をハヤト=ガラン=ヴォルファングがバンバンと軽く叩いた。
「絶好調ってのは良い事だぜ。にしても、巡りが良いって聞くと血行みたいだな」
 もっとも、エクエスの身体には血は流れていないが……。
「ハヤトさんはいつも調子良さそうですね。分樹の討伐、大丈夫そうですか?」
「あぁ、上等だぁ! 幽界樹だろーがなんだろーが、俺達がぶっ倒してやんぜ!!」
 頼もしく言い放ったハヤトにセリオス・オーガストが並ぶ。
「目的はシンプルだからな」
 幽界樹の分樹を文字通り、打ち倒すだけだ。
 もっとも、事前の情報ではなかなか厄介な性質を持っているのが分かっている。
「出来る限り短期集中決戦でけりをつけたい所だ」
「それなら、とっとと行って倒してくるか」
 念入りに武具を確認していたサイラスが立ち上がった。
 足元は瓦礫が散乱しており、油断をしていると踏み外したり、バランスを崩しやすいだろう。おまけに時折、強い風も吹いているので尚更だ。
(欠片でも残るなら……と思ったがな、まぁ、いい)
 倒すと塵となって何も残らないらしいが、それは仕方ない事だ。

 冒険者達を見送るトレイシーにルベア・ベルニはそっと声を掛けていた。
「あれが幽界樹の分樹……ヴィントにあったのよりは小さいって言うけど、それで街一つ滅ぼしてるんだから厄介よね」
「『黒い霧』がなくとも難敵なのは間違いないだろうから。で、ルベアは大丈夫なの?」
 トレイシーの返しにルベアは小さく頷いた。
「この間は取り乱してごめん……まだ立ち直ったとは言えないけど。でも……大丈夫。今度、土産話の一つぐらい作ってくるわ」
「それは楽しみにしてるよ」
 気持ちを入れ替えるようにルベアは手を挙げて駆け出した。
 視線の先で、ミア=リゼルが待っているからだ。心配そうな表情を浮かべているのは、何か察しているのかもしれない。
「ルベアさん! もう皆さん、先に行かれています」
「お待たせ」
「気がかりなことは多いですが……気を引き締めて参りましょう」
 ミアの台詞にルベアは小さく笑みを作って応えたのであった。

●序盤
「可能なら、支援魔法(インフィニティロア)の効果が続く内に倒せればいいけどね」
「私からも、皆さんに支援を掛けます」
 アルマとミアの魔法が吹き荒れる風の中に響いた。
 込められたエーテルが全身に満ちていくことを確認してから、ルベアが宙を駆けて肉薄する。いかに不安定な足場だったとしても、飛んでいる間は関係ないし、碧葉は今の所、悪影響を及ぼしていない。
「出来るだけ早く倒したいところよね」
 短期決戦で挑む。
 それが冒険者達の作戦だった。ルベアの後をハヤトとエミリア、エクエスが続く。
 見事なバランス感覚で瓦礫を見極めながら分樹へと肉薄。
 ルベアが初撃を叩き込んだ個所に合わせるように、ハヤトは拳を突き出す。
「この一点に絞るぜ!」
 強烈な衝撃により、剥げた表皮の奥に亀裂が入る手応えを感じた。
 だが、相手は巨大な分樹だ。そう簡単には倒れてくれないであろう。
 それは一撃を入れたエミリアも直感的に分かった。
「なるべく同じ個所か、あるいは高さを合わせて攻撃よ、エクエスちゃん」
「はいっ!」
 発動条件が武器に依存するスキルが使えないので、スキルが使える間は『剣』を持つ必要はあまり無いようだからだ。使用する理由、そしてタイミングを計る事が大事なので、今回、それを確認するという意味もある。
 前衛組みが次々とダメージを与えた所に、セリオスがエーテルを纏った矢を放つ。強烈な一矢が亀裂へと突き刺さった。
「風がだんだんと強くなってきているな」
 不安定な足場で更に身体をなぎ倒すような強い風。正確な射撃を続ける為にもバランス感覚で姿勢を整える。
「伐採の応用でより効率良く力を通す方法とか分からんかな?」
 サイラスが撃った魔弾は一直線に飛翔して分樹に衝撃を与えた。
 確かな手応えがある。亀裂と隙間が大きくなっていくと、耐えきれないようにボロボロと崩れ落ちていくようだから、今の所、効率という話であれば良いようだ。
 ヒールを用いて仲間を回復しつつ、ナタリアも分樹の状態を観察していた。
(此度の作戦における懸念事項は癒し手の機能不全……それは避けなければ)
 短期決戦を選択した以上、アタッカーとなる仲間達をヒーラーが全力で支えなければならない。ヒーラーがその役割を全うできない状況というのは、短期決戦が達成できない事を意味するのだ。

●陰り
 無数の紅い華が流星雨の如く降り注ぐ。
 触れれば鋭い痛みを伴うそれは、分樹から距離を取っているはずの後衛まで余裕で届く程だった。
「今のは、危なかったかも……」
 ルベアは首筋を微かに外れて落ちた紅い華にそんな言葉を発した。シーフは回避する能力に長けたクラスであるが、足場の悪さと強風、そして避けるスペースすら無いのではないかと思える紅い華の組み合わせは、最悪だった。
 一番高い回避能力を見せたハヤトですらも、避けられるのは五分五分といった所か。
 それでも、ルベアは大事な事を忘れていなかった。
「……これで打ち止めだけど。少しは意味があったかな」
 なるべく足音を立てないように戦っていたからだ。
 奴等は足音を感知して攻撃してくる……という事は、感知されなければ攻撃対象にはならない。その結果、分樹の攻撃はハヤトとエミリアに集中する事となった。
 回復する対象が限定されればヒーラーの役目は専念できる。
「野郎、仕掛けてきやがんぞ!」
 ハヤトが警戒の声をあげる。
 不自然な枝の動き。次の瞬間、『円種』を射出したのだ。
「2体……いや、3体だ!」
 運が悪いのか良かったのか、誰も直撃はしなかったものの、その内の1体が着弾の衝撃で破裂。黒い霧のようなものを周囲に放った。
 チッっと舌打ちしつつ、ハヤトは幹を足蹴りした反動で間合いを取ると、『円種』が後衛に向かわないように牽制する。
 エミリアは分樹へ攻撃しつつ、『円種』の進路を塞ぐように立っていたエクエスとプリズムシャドウで位置を入れ替えた。
「纏めて攻撃する手段が欲しいところね」
 分樹と『円種』の両方を同時に相手する手段があれば……と思った所へサイラスの詠唱が響いた。
「まとめてぶちまけるのならいいが」
 幾つもの光弾(メテオライト)が戦場を飛び交うように分樹と『円種』を直撃する。
 攻撃の手を緩めない為のメテオライトであるが、使用回数に限りがあるので、そう何度も撃ち続けられない。
「落ちてきた種もそこそこ頑丈のようだな」
 厄介なのは『円種』が自立して行動してくる事だ。
 周辺の雑魚はオルセンからの精鋭部隊が抑えているとはいえ、分樹との戦闘は冒険者達に任されている。自分達で何とかしなければならない。
 セリオスは強力な矢を放った後も変わらず、再びエーテルを紡いで次の矢を番えていた。分樹が『円種』を射出する予備動作を再び見せているのが見える。
「もう一度、種を降らしてくるが、攻撃の手を緩めるな」
「ヴァレンタイン。ここは任せて攻勢に回るんだ」
 この戦況にナタリアが動く。
 エーテルを集中させ、続く敵の攻撃に備えていた。これまで分担していた回復を一人で対応するつもりなのだ。アルマも攻撃に回った方がそれだけ早く敵を倒せる。
「不足分はカバーする。遠慮するな」
「一気に畳み掛けるぞ」
 セリオスとナタリアの二人からの声を受け、アルマが長杖の先を向ける。
「ズドーンって、攻撃するよ!」
 流石に穴掘り紋具を分樹に取り付けて穴を開ける事は適わないようだが、魔弾は十分にダメージを与える事ができる。
 続くように、ミアも細剣を叩き込んだ。
「亀裂が深くなってきた気がします」
 分樹内部までは見られないが外周の亀裂は半分ほどまで進んできていた。
 順調といえば順調だろうが……ミアは不安でもあった。冒険者の戦術は今の所、予定通り経過しているのだが。
「長期戦は不利……だからこそ、初手から最大火力で……でも、もし……」
 冒険者達の攻勢が限界点に達した後はどうなるのか。
 その不安が晴れぬまま、分樹が再び紅い華を散らすのであった。

●倒壊
 『円種』対策が詰め切れなかった事が短期決戦を危うくさせていた。
 範囲攻撃をセットしてきた冒険者もいたが、早々に回数制限に達したのだ。
「もう一押しだろうが……」
 確実にダメージを積み重ねているセリオスからの一声にナタリアも頷く。
「攻めの姿勢は維持しなくてはなりません」
 そして、強力な支援魔法を唱える。
 支援魔法はこれで打ち止めになるので、その効果時間内に倒し切りたい……いや、倒さなければ冒険者達はジリ貧となるだろう。
 サイラスは庇護翼で仲間をカバーした分のダメージを自らヒールで回復していた。
 エーテルは枯渇しかけてきており、これ以上は盾役にはなれそうにはない。
「種どもを纏めて処分する方法が、な」
 視界の中には、幾体かの『円種』。
 『円種』を集中的に攻撃すれば、その数を一気に減らせる。けれど、その代わりに、分樹本体への攻撃が弱まってしまう。『円種』を無視して攻撃を続けるか否か――と、その時、エクエスがエミリアに呼び掛けた。
「私(ボク)なら、やれます」
「……分かったわ。エクエスちゃん」
 色々と思う事はあるが、エクエスの『剣』として能力を把握しておく事は、今後の事も含め必要だろう。
 差し出された『剣』を受け取るエミリア。
 調子が良いと言っていた事が本当だったかのように、『剣』から、降り注ぐエーテルの光芒がイメージとなって流れ込んで来た。
「ルベアちゃん、『円種』をなるべく一か所に集められる?」
「やるだけはやってみるわ!」
 わざとらしく足音を立てて駆け出すルベアに反応を示す『円種』。
 いつかの時みたいに回避に専念する必要はないのだが、分樹と対峙している状況下では一瞬の判断が命取りだ。
「ルベアさん、私が必ずフォローします!」
 ミアの力強い声援にルベアはグッと親指を立てて応える。
 回復役からの支援があるからこその出来る行動だ。
「種どもは任せたぜ!」
 ハヤトは背を仲間達に託しながら、なおも分樹への攻撃を続行する。
 手を休めている暇はない。
 戦いの最前線にいるハヤトは、万が一でも作戦が失敗した場合、もっとも危険な位置にいる事になる。だからこそ、仲間を信じて前に進むのが、彼なのだけど。
 そのハヤトに向かって図太い枝がしなるように襲い掛かって来た……が、セリオスの放った矢が貫通し幹へと串刺しにする。
「今更だが、この手は使えるな」
 枝の攻撃はやや厄介だったが、抑えつけてしまえばそれだけ攻撃手段を減らす事ができる。
 頼りになる射手からの援護にハヤトは拳を掲げた。
 援護射撃はそれだけではない。サイラスからも魔法攻撃を放たれる。
「射線は十分に通っているからな」
 亀裂は確実に深く、大きくなってきているのだから。

 容赦なく降り注いでくる紅い華の中、走り切ったルベアをミアが行使した回復魔法のエーテルが優しく包む。全部とは言わないが、『円種』を一か所に集めきったのだ。
「これで、どうかな?」
「お疲れ様です、ルベアさん」
 二人の眼前には『剣』を突き上げるように持つエミリアの姿。
 エミリアは『剣』から流れてくるイメージをエーテルでなぞった。
「これでいいのね、エクエスちゃん!」
 低く垂れ込める雷雲を貫き、天高くから光芒が差し込むと、ルベアによって集められた数体の『円種』を光の柱の中に閉じ込める。
 それは光縛にも似ているような――と思いつつ、アルマは朧気な記憶を浮かべていた。
(前にもどこかでみたようなー……? うーん、アレは夢……だったっけ?)
 光柱の中に閉じ込められた『円種』は身動きが取れない上に、徐々に焼かれていくようにも見えた。
 いつまでこの状態が続けられるか分からないが、今こそ、分樹に攻撃を集中するべき機会と言えよう。
 『剣』を構え続けるエミリアと支援に回っているナタリア以外の全員が、分樹に最後のダメ押しを加えていく。
 突如、大轟音が響いた。
 攻撃を続けた甲斐があって、亀裂が分樹の幹を貫いたのだ。残ったのは僅かな一部分のみ。あれを崩せば完全に幹を分断する事ができるはず。
 そこに向かってハヤトがエーテルを振り絞り、紅い稲妻を纏いながら突貫した。
「うるぁ! これでも喰らいやがれぇ!!」
 打った後は考えない強力無比な一撃は、最後に残った幹を文字通り砕き落とした。
 ザザザ!! っと大木が倒れる音と共に、ついに分樹が切り倒されていく。その大木が廃墟と化した街に叩きつけられる前に、塵となって消え去ったのであった。

●戦いの後に
 幽界樹の分樹は倒木と共に消滅。
 街を覆っていた『黒い霧』も同時に消え去り、大空を垂れ込めていた雷雲も強い風に吹かれていった。
 煌々とした陽の暖かさが一帯に降り注ぐ中、サイラスは大蛇身を手にして瓦礫の中を進む。
「種はまだ残っているようだな」
 分樹は倒しても街中には『円種』がまだ残っているようだ。分樹の欠片でも残っているのなら拾っていたのだが、全て塵となってしまったからには集めようもない。
「他にする事もないか」
 という事で、サイラスは単独、街中に残っている『円種』を狩りに出て行くのであった。

 消滅した分樹の跡には、ぽっかりとその幹分の穴が開いていた。
 根っこごと消えたので幾つもの横穴も、不気味に見える。
「これまた、でっけーな!」
 縁に立って覗き込むハヤト。
 辛うじて底が見えるが、分樹の大きさにしては浅い気がする。普通の大木であったら支えられずに倒れるだろう。それとも根っこが丈夫だったのだろうか。
 同じようにセリオスも穴底を見つめた。
「降りるのは危なそうだな」
 いつ崩壊してもおかしくない状況だ。
 横穴が連鎖的に崩れる可能性も高く、ここで降りたいという奴は命知らずというものだ。
 分樹発生の原因でも掴めるのだろうかと、暫く穴底を見つめていたナタリアは背後から近づいてきた依頼主のシュナンに気が付いて振り返る。
「……この街はどんなところだったのかい?」
「林業の集配機能が主な産業だったさ。今、俺達がいる場所は、街の中心地であり、同時に巨大市場だった訳だ」
 周囲は瓦礫が積まれているだけだが……。
「市場だって事は、開けていたんじゃないのか?」
 ハヤトの質問にシュナンは頷く。
「大きい建物の1階と2階が市場で3階と4階が領主館だったと思う」
 その話を聞きセリオスが小さく息を吐いてから言った。
「それが全部、分樹が現れた事で倒壊したという事か。どおりで瓦礫ばっかりな訳だな」
「建物の地下に何かあっという話はないのかい?」
「さぁ、少なくとも、俺は聞いた事ないね。領主館の周囲には色々な建物は立っていたらしいけど」
 今となっては確かめようが無いという事だ。
 古地図には街の中心部は領主館兼市場を取り囲むように帝国の出先機関や魔導院、衛兵の詰所や軍施設が並んでいた。
 改めて周囲を見渡すハヤト。
 今回、分樹を討伐できた事は大きな成果だ。帝国内の諸都市に現れた他の分樹も討伐できる事を証明したのだから。
「なんにせよ、戦いはこれからもっと熾烈になってくるって事だな」
 他の都市には、ガークハーグに出現した分樹よりも手強いのがいるかもしれない。
 セリオスがそうだなと同意して言葉を紡いだ。
「いずれは帝都の本体も打ち倒さないといけない」
「冒険者には期待している。もちろん、俺だけではなく、帝国軍も」
 わざとらしい大袈裟な素振りを見せるシュナン。
 拠点に向かって歩き出した3人の後ろをナタリアが考え事をしながら続く。
(帝国の復興……か……)
 いよいよ、見えてきたような気がしていた。

「『剣』のエクエスさんを持ったエミリアさん、絵になってたよー!」
 エクエスの身体を担いできたアルマが、『剣』を手にしたままのエミリアに駆け寄った。
 身体はエーテルで創り上げたものなので本体である『剣』を握っていないとただの肉の塊に過ぎないからだ。
 という事で『剣』を身体に持たせると閉じていたエクエスの眼が開く。
「わざわざ持って来て貰って、ありがとうございます。アルマさん」
「いいのいいの。カッコイイ所も見られたから」
 アルマの手を借りて立ち上がるエクエス。
 異常がないか身体をほぐすように動かすと微笑を浮かべてエミリアに言った。
「おかげで大丈夫みたいです」
「エクエスちゃんのエーテルはちゃんと回復するの?」
 スッと頬に手を伸ばしながら心配そうに尋ねるエミリア。
 光芒の力を使うとエクエスはエーテルを消費してしまうのだ。無尽蔵にあるとは思えないし、そもそも回復するかどうかも……分からないのだ。
「回復……というのと少し違いますが、なんか最近、調子が良いんです」
「エーテルを消費しちゃって、エクエスちゃんの寿命が減るとかは、お姉さん嫌だし」
 エクエスが大丈夫というのだから、今回は大きな消費は無かったのかもしれないし、気を付けて戦ったからというのも大きかった。
 どのように『剣』を使うか。想定した上でエーテルの消費を抑えるような戦い方で臨む事ができれば、何も考えずに『剣』を振るうよりも省エネが出来るだろうから。
「無理のない程度に大丈夫だったら、また二人で踊りましょうね。エクエスちゃん」
「もちろんです」
 嬉しそうに返事をするエクエスの姿に、ハッと思い出してアルマが手を叩いた。
「そろそろ都合がつきそうなら、塔に一度帰ってみるというのも?」
 アルマの提案にエクエスは頷く。
「そうですね。塔の修復が終わっていますし、他にも何か分かる事があるかもしれません」
 一先ず、トレイシーの護衛としての役目は無事に果たせたのだから、これからの身の振り方を考えるのも悪くはないはずだ。

 分樹跡を覗き込んでからトレイシーは意気揚々と辺りを調べ出した。
 といっても、分樹の残骸は残らなかったので、跡地と地図を睨めっこしながら、何か思案しているようだ。
「研究熱心なのは良いことですけれども!」
 ミアの声にハッと我に返るトレイシー。
 思ったよりも離れていたようだ。街中の安全は完全に確保できていないからだ。
「いやぁー。ごめんごめん。つい、ね。というか、ルベアもミアさんもいるんだから、良くない?」
「よくないわよ。ところで、これで一つ仕事が片付いたわけだけど、トレイシーはこれからどうするの?」
 ルベアの返しに女研究者は北の方角を指さした。
「当然、オルセンに行くさ。太守様直々の招聘だよ。応じないと失礼というもの」
「まぁ……そう、よね……」
 ますます王国から遠い地に行ってしまう。
 それはそれとして少し寂しいものがあるけれど。
「困った事があったら、すぐに呼ぶから」
「気にかけてはおくわ」
 確約はできないが依頼があれば駆け付ける事が出来る。冒険者だからこその特権……なのかもしれない。
 仲良さげなトレイシーとルベアのやり取りに横やりを入れて良いのか迷いながら、ミアは勇気を出して訊く。
「あの……『瞳』について、お話……伺いたいです」
「ん? そうだね。ルベアもいる事だし、なんだい?」
 トレイシーの台詞にミアはゾンバルダが瞳を使用した結果を伝える。彼女は真面目な顔で聞き洩らさないように確りと聞いていた。
「……なるほどね、そんな結末に……これはあくまでも私見だけど、『瞳』こそ本来の『神実』が持つ能力ではないかと思ってるよ」
「人ならざる存在に至る事が?」
「人が神に近づく為の道具みたいなもの……というべきかな。使用法を誤るとどんなに良い薬も毒になるものだから」
 そう告げるとトレイシーは何か思いついたようにメモを取り出すと、スラスラと書きだした。
「僅かに残った『神実』の原苗を、新しい研究に使うか、『力』や『瞳』を作る事ぐらいしか私にはできない。ジード様は『神実』をメドゥから授かったと言っていた……真相を追える見込みは無いかもしれないけれど……」
 幾つかの場所が記されたメモをミアに手渡す。
「これは……?」
「私が幹部になる前、ジード様が実験していた跡地。もう何もないかもしれないけどね」
 あのジードの事だ。証拠になるような痕跡は全て消しているだろう。
 けれど、何も無かったとしても、今のミアにはそれで十分だった。
 ミアは涙ぐみながら、メモを胸元に寄せて、トレイシーに感謝の言葉を告げるのであった。

マスターコメント

 お疲れ様でした&ご依頼にご参加いただき、ありがとうございました。  『天霧りに消ゆる幽界樹』の分樹を討伐する【若木】連作は当シナリオで完結となります。  それも、帝国内の出来事としては、実はなかなか大事なエピソードだったのでは? と思ってしまうようなストーリーで組ませていただき、応えて下さった皆様には感謝ばかりです。  今回の戦闘では少し危うい所もありましたが、結果の通りですので、各人がやれる事を行えたのかなと思います。ガークハーグはこれから緩やかに復興していく事になりますが、一部登場人物については、引き続き、今後も登場予定になりますので、その際はよろしくお願い致します。  それでは、改めて、依頼へのご参加、ありがとうございました。また機会があれば冒険者の方々のご参加の程、お待ちしております。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2022年11月04日 22時29分03秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. No.1

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず開始時距離10sq、瓦礫は排除してない場合遮蔽、行動阻害、風も行動阻害かね?弓とかだと矢の命中に影響、近接も体制崩しありそやね 敵自体は技的に種が行動によっては敵として増えていく、デバフor魔法ダメージ敵手番に自動とかもあるからヒーラー前にいた方が有利かもなー。 遠隔は識別範囲、近距離はタイミング調整して順番にとかで同じポイント狙うのが理想かね? 剣になる云々はよく分からん、性能とかも分からんし、メリット(性能が優れてれば既存武器使うよりは)とデメリット(戦力減と一部スキル封印)の釣り合いが取れてるか分からんしやりたい人がやれば良いと思う。 その上で速攻か持久戦か決めた方が良いんだろうなーと。早い方が楽だとは思ってるが。

  2. セリオス・オーガスト

    ・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしくたのむ おおむねサイラスのまとめた感じでいいと思う。 瓦礫や突風などはバランス感覚あれば多少はデメリットを軽減できるのではないからあっても損はないと思う。 あとはダメージを与えると亀裂が発生するとあるからそちらもサイラスの言う通り同じ場所を狙って切り倒せれば一番だろう

  3. ミア=リゼル

    ヒーラーのミア=リゼルです。よろしくお願いしますね。ついに大詰め…気を引き締めて参りましょう。 エクエスさんの「剣」としての使用は条件の合う方にお任せするとして… マスターさんが「長期戦は不利」と書いてくださっているので、綿密な遅滞策が用意できるといった場合以外、短期決戦が良いかと思います。 となると攻撃に関しては各種バフで数値を上げて殴る――ということになるのですが、既に出ている一点集中で良いかと思います。 防御時、脅威となるのはセットアップ時の敵の行動、特に『碧葉』:高強度のバッドステータスの付与 かな…抵抗を出来るだけ上げることにより、抵抗GSの恩恵を受けやすくなりますので(目安として抵抗33、34以降は抵抗値が1上がるだけでバフ計算後の抵抗値が跳ね上がっていきます)、負担軽減とリスク軽減のためにも抵抗を出来るだけ上げていってもらえると助かります(ペコ

  4. ミア=リゼル

    あっ書き忘れ…! 一点集中するにも、枝から剪定したいですね。ジョキ 円種は遠隔からの撃ち落としが有効打として使えるみたいです。 ひとまず私は前に出て前衛さんのフォローをしますね

  5. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 今回は動かねぇかわりにクッソ硬ぇ幽界樹の伐採任務だろ? 俺も短期決戦の集中攻撃の方針で良いと思うぜ!!

  6. エミリア・シバ

    シーフのエミリアよ、よろしくね。 おねえさんも短期決戦で構わないわ。 『紅華』の範囲攻撃やられまくると耐久とか厳しそうな気もするし。 剪定はある程度したほうが安全になるかもしれないけれど、その分幹に集中したほうがいいのかバランスが難しそうよね、例えば範囲で巻き込んで落とせるとかならどんどん落としたいところだけれども……。 『碧葉』のBSってどんな効果を受けるのかしらね、少しほかの依頼とかで探してみたほうがいいかしらね。 >エクエスちゃん 剣として使うと、武器が変わるからスキルの使用条件が満たせなくなるから使えなくなるって感じかしらね? 性能が正直わからないので人型で攻撃してもらうのとPCが剣として使うの両方やってみて大きくダメージ与えれそうなほうとか、できるかしらね? 一応ほかに使用したい方がいなければ、ちょっと使わせてもらいたい、とは思っているけれど。

  7. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 短期決戦の方がよさそうな感じ?なので 攻撃もあがるインフィニティロアを開幕か引継ぎ使用と もう一枠はヒーリングオーラかサルベーション系にしようかなと BSも高強度(付与値が高いとはいってない)みたいだし 抵抗確保もりょうかいだよー >エクエスさん ボクも持てるかもだけど前衛型じゃないのと 使えなくなるスキル次第で不都合が出そうだし せっかくならエミリアさんに振るってもらいたいかなーと

  8. ナタリア・フィッツジェラルド

    ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 本件に関しては革酎報告官とのクロスでしか関わっておらず、本件が最終回にも関わらず初参加という身だが、一つ宜しく頼む。 私の方は特性はインフィニティロアとライフアンカーとリジェネレーションしか習得出来ておらず、BS解除系もサルベーションオールや解呪4くらいしか覚えてない…… とはいえ抵抗確保を念頭に入れつつ、前に出るという事は可能だ。

  9. ルベア・ベルニ

    遅くなってごめん。 シーフのルベアよ、宜しく。 BSについてはスキルで対策を打つのもそうだけど 前衛は特に個々でも抵抗を底上げしといた方がよさそうね…。 短期集中だし、火力重視でいってしまいたいところだけど。 >エクエス 剣として振るうならやっぱりエミリアさんが適任じゃないかしらね。 実際に振るうかどうかはエミリアさんにお任せするわ。

  10. エミリア・シバ

    ちょっと取り急ぎになるけれど。 現状の感じだとエクエスちゃんを振るう場合はおねえさんがやらせてもらうわね、ありがとう。

  11. ミア=リゼル

    朝に書き込もうと思ったら夜になっちゃいました…!! りょうかいです!わたしはインフィニティロアはまだ取得できていないので、コモンブラッド+輝刃を配りますね。あとはサルベーションオールを。アクションはギリギリまでいじっているかもですが、回復系でまとめるつもりです。

  12. ナタリア・フィッツジェラルド

    私からも取り急ぎ! りょ、了解だ。 インフィニティロアなら私も持っているから、リゼルが無理をする事は無い。 コモンブラッドと輝刃というだけで、枠をそれぞれ1つずつ逼迫するからな。 バフ維持はヴァレンタインとの連携でやっておくから、君は今の君に出来る事をしたまえ!

  13. ミア=リゼル

    あっえっとロア等のGSとは別に強化バフを配って殲滅力を上げようと思ってですね…! 枠を2つ必要とするのはそうなので、復帰力重視の場合は治療強化系複数積みで回復に専念しますが…!

  14. アルマ・ヴァレンタイン

    もうすぐ?出発になったねー (まだプレイングかきかき中) いちおうの抵抗確保と魔攻上げてるので手が空いたら攻撃にも参加 かけ直しタイミングに『紅華』がきても大丈夫?なように 治療強化2積みのハイパーヒーリングオーラももっていくようにするねー

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0