【渡鴉】祭りと血祭り

影絵 企鵝

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シナリオID:2403

オープニング

●希望の訪れ
 シルバードのとある地下牢。そこにドライバッハ家令嬢クラリーネとその家政婦長であるルセア、他大勢の領民が閉じ込められていた。円筒形に並べられた牢の真ん中に陣取って、護衛を任された傭兵団がいやらしい笑みを浮かべながらクラリーネをじっくり眺めていた。
「あんたを眺めて楽しめるのも今日で最後か」
 クラリーネは静かに唇を噛む。領民にパンを与えるため、休息をさせるため、ゴールディまでの道すがら、傭兵達はあらゆる屈辱をクラリーネに要求した。守られたのは最後の一線だけである。従者は青ざめた顔で吼えた。
「くそっ! 貴様達の罪深い目玉、いつか抉り取って棄ててやる!」
「そんな腕でどうやって? 『太刀風のルセア』さんよ」
 傭兵に言われてルセアは呻く。その右腕には、クリーパーに抉られた痛々しい傷痕が残っていた。傭兵の長はにやりと笑うと、牢を開いてルセアを外へ引きずり出す。男達の眼が一斉に彼女へ注がれた。
「……それどころか、お前が弱いせいで大事なお嬢様の心が壊れちまうんだな、これが」
「待って! ルセアには! 皆には手を出さないという約束だったではないですか!」
 クラリーネが喉を潰さんばかりに叫ぶ。牢屋の領民達は呆けた顔でその姿を見つめていた。自分を守るために優しい主人が下卑た男に辱められる姿を長い事見せつけられ、彼らは罪悪感に押しつぶされていた。そしてあらゆる責め苦に耐えてきたクラリーネもまた、同じように心を砕かれるのである。
「お願い! 私はどうなってもいいから、ルセアは……」
「そいつは無理な相談だな。俺達はお前をどうにでもする事なんて出来ないんだからよ」
 男はルセアの服に手を掛ける。
「やめて!」
 クラリーネが叫んだその時、激しい破裂音と共にルセアを囲む傭兵達が吹っ飛んだ。慌てて立ち上がった彼らの前に、杖を担いだエレアノール・シュヴァリエがのそりと姿を現す。
「なるほどね。……いい趣味してるじゃない。あんたも、あの商人も……」
「てめえ……何しやがる」
 傭兵団とエレアノールはじりじりと火花を散らす。君達はそんな彼女の後を追って牢へと駆け込んだ。ちらりと振り返った彼女は低い声で唸る。
「行きましょう。今日は手加減なしよ」

●無謀か鬼謀か
「作戦はこうです」
 一刻前、宿屋の一部屋に集まった君達を前に、ミネルヴァ・フィーギルは早口で説明を始める。
「競りにかけられる奴隷は、地下市場のそばにある牢屋に閉じ込められます。明日の出品者はアクドイなので、当然オットー君のお姉さんや他の領民達もここにいるはずです」
 ミーナはシルバードの地図を広げると、手早く針を打っていく。シルバードの中心に程近い、大きな屋敷のそばだ。
「競りが始まってしまえばそこまでです。競りの妨害は、すなわちゴールディの商いの妨害です。そんなことをすればゴールディとの関係悪化は避けられません。その責を負うだけの権力は私達にありません」
 羽ペンをインクに浸すと、ミーナは一つの屋敷から向かう矢印を一本引き、その途中に黒い石をでんと乗せる。
「なので、競りを始められないように、私が会場へ向かうアクドイ達を足止めします。その隙に皆さんは目標を救出してください。競りが始まる前に商品を紛失したなら、それはこんな街で商品を守る事を怠ったアクドイの失態です。体面を失うのはアクドイだけ。最高の展開じゃありませんか」
 とはいえ、どうやって足止めするのだ。君たちの誰かが尋ねる。ミーナはにっこり笑った。
「そりゃもう、使えるものは何でも使いますよ」
 そう言い放つミーナの顔は、自信に満ち溢れていた。

●恐れ知らずのお祭り女
 メチヤ・アクドイは供回りを連れ、屋敷から奴隷市場の会場へと向かっていた。先日の怪盗騒ぎで荒らされたお陰で、余計な手間がかかってしまった。急がないと競りの始まりが遅れてしまう。宴会がめちゃくちゃになった上奴隷の競りもうまく世話できないとなれば、商人としての権威は地に落ちる。それだけは何としても避けなければならなかった。
 それなのに、今日もアクドイ商人には災難が舞い降りるのである。

「やあ、やあ、やあ!」

 少女の朗々とした声が通り一帯に響き渡る。客も商人も纏めて振り返ると、馬車の屋根に立ったミーナが大きな扇子で自らを扇ぎながら悠然と仁王立ちしている。彼女の瑞々しい美貌を彩る碧い振袖袴姿が凛々しくも可愛らしい。その周囲を固めるのは、シャルガネ衣装で優美に着飾る大道芸人達。皆がそれに目を奪われている間に、ミーナは脇に吊るした袋から何かを取って周りに放り投げた。
「さあ、皆楽しめ楽しめ! こいつは私からの贈り物だ!」
 そばに立っていたゴブリンの少年が咄嗟にそれを手に取る。餡の入った餅だ。頬張ってみるとなんとも甘い。思わず少年は目を輝かせた。
「さあ食え! 歌え! 踊れ! 災厄なんかぶっ飛ばせ!」
 周囲の大道芸人達も次々に餅を放り投げる。気前のいい祭り囃子に、そこら中からゴブリン達が集まってきた。わざわざ楽器を持ち出して来て、やいやい振り回しながら歌い始める。
「ぶっ飛ばせ! ぶっ飛ばせ! 災厄なんかぶっ飛ばせ!」
「いいぞー! どんどん来い! 祭りだ祭りだ!」
 ミーナは片袖を脱ぎ去る。引き締まった流線形を描く二の腕、ほっそりした首元、つややかな肩口から鎖骨までの線が惜しげも無く衆目に晒される。胸元こそさらしでピタリと覆われているが、くっきりと浮かぶ曲線がかえって彼女の色気を爽やかに醸している。老若男女の別なく彼女に釘付けだ。
「さあ! 私の踊りを見ろ! 皆まとめて湧き上がれ!」
 扇で鋭く風を切り、馬車の屋根を踏みしめて彼女は踊る。白い肌が陽光を浴びて輝く。彼女に見とれていた人々は、つられてめいめい好き勝手に踊り出した。
「そうら喰え! 美味いぞ!」
「やあ!」
 通りは既に馬鹿騒ぎ状態だ。ノズドランマーケットを取り仕切っているレッドブーツの構成員も、ひっそり通りに顔を出す。
「何だこれは。あの小娘は誰だ」
「知りませんよ。止めさせますか?」
「いや。……好きにやらせておけ。浮かれた客は金の払いも良くなるもんだ」
 ミーナは踊り狂いつつも、陰に隠れた構成員の姿を見逃さなかった。扇で顔を隠しつつ、鋭いウィンクを彼らに飛ばす。ゴブリンの男は顔をしかめ、踵を返す。
「薄気味悪い女だ」

 あちこちから人を吸い寄せ過熱していく騒乱。困ったのはアクドイである。さっさと通りを抜けようとしたものの、辺りは既にすし詰め状態である。
「邪魔だ。通せ」
 お付きの男が目の前のゴブリン達に向かって叫ぶが、彼らは一斉に怒り出し、喰いかけの骨付き肉で男に殴り掛かった。
「うるせえ無粋者! ここはゴブリンの街だ! 飯時にはみんなで歌うのがしきたりってもんだ! 郷に入っては郷に従え!」
「ぐぬ……」
 男は唸る。その後ろで、アクドイはミーナを見上げていた。ゴブリン達を巻き込み、場を完璧に支配したお祭り女。世に憚る大豪商には一瞥もくれず、ひたすら周囲を囃し立てていた。



 その頃、地下の奴隷市場も少々ざわめいていた。『貴種』で『生娘』で『器量良し』という最高品質の奴隷を手に入れたアクドイが、いつまでも顔を見せないのだ。目玉商品を扱う男がいなくては、いつまでも競りを始められない。

 彼らはまだ気づいていない。近くの牢屋では熾烈な奴隷争奪戦が始まっていることに。

解説

メイン アクドイが奴隷市場に辿り着く前にクラリーネ達を救出する NPC ☆ミネルヴァ(ミーナ)  何でもありのゴールディに来て絶好調の美少女お嬢様。ゴブリン達を丸ごと巻き込む盛大な奇策でアクドイを足止めする。 ・スキル  演説 カリスマ 未来に生きている ☆エレアノール(エル)  冒険者達を先導して地下牢へ乗り込んだ大人なお嬢様。鷹揚な彼女もアクドイ達の手口にご立腹。 ・ステータス  キャスターLv36 ・スキル  緋の魔弾(魔弾1) 翠の魔弾(魔弾2) 蒼の魔弾(メテオライト) ・行動方針  傭兵への攻撃を優先する ○クラリーネ  ドライバッハ家の令嬢。優しく気丈で、盗賊達の辱めに耐えてきた。 ○ルセア  ドライバッハ家の若き家政婦長。かつては冒険者だったが、クリーパーに筋を断たれて引退している。 ○領民×20  帝国崩壊の生存者。主人が辱められる姿を夢に見るほど見せつけられ、心が折れかけている。 ENEMY ☆傭兵団×10  クラリーネ達を捉えた馬賊。皆授恵者で、そこそこ強い。 (PL情報:彼らはアクドイの子飼い。帝国崩壊以降何度も帝国民を襲って奴隷市場に運んでいる。) ・ステータス  Lv20(全クラス二人ずつ) ・スキル  直接ダメージを与えるものが多い ☆増援傭兵団×N  他の奴隷達を見張っていた傭兵。授恵者ではないため蹴っ飛ばせば倒せる。 (PL情報:中央の通路に出ると湧いてくる。) MAP ・牢屋全体はアリの巣を横倒しにしたような構造になっている。 ・中央に大きな通路があるため、外へ出る時はその通路を使うと迷わない。 ・一つの牢屋の広さは半径2~3hex。そこそこ広い。 TIPS ☆ミーナは祭りの場を三十分持たせられる。 ☆PCはミーナ側の加勢に加わることも出来る。制限時間が延長されるが、その長さはプレイング次第。 ☆領民達は消耗しているが歩けないほどではない。励ましてやろう。

マスターより

影絵企鵝です。 こういう描写をする事って今までなかったんですが、アクドイがどれだけ悪い奴かわかってもらおうということで描く事にしました。エルと一緒にぶっ潰してやるマインドになってくれれば幸いです。 今回は難易度が少し高いです。慎重にやれば敵に負かされることはないでしょうが、時間との勝負です。面子によっては、誰かがミーナに加勢してもっと時間を稼ぐ必要があるかもしれません。 では、よろしくお願いします。

リプレイ

●地下の激闘
 銘々武器を取った傭兵達は一斉にエルを睨みつける。エルは杖の柄に施された金色の装飾を素早く擦ると、光る石突を脅し掛けるように傭兵へ向けた。帽子の影が落ちた険しい顔の奥に、碧い眼光がぎらつく。一瞬怯んだ男だったが、武器を振り上げ飛び出した。
「叩きのめせ! これ以上図に乗らせるな!」
「……ふん」
 エルは眉を顰めると、杖を引いて身を翻す。コルネリウス・アーラがその背後から盾を構えて飛び出してきた。振り下ろされた斧を彼女は盾で弾くと、そのままもう一歩鋭く飛び出し、飛び膝蹴りを男の顔面に浴びせて牢屋の檻まで突き飛ばした。
「一体全体、図に乗っているのはどちらだったのでしょうね?」
 コルネは剣を抜き放つと、剣先にエーテルを集めてゆるりと振り抜く。放たれたエーテルが固まる敵を纏めて包み込み、敵の攻撃をその盾と剣でまとめて受け止める。
「お待たせして申し訳ありません。ここからは私達が護ります!」
 彼女は朗々と叫ぶ。その威勢を裏打ちするように、四方八方から傭兵に切りかかられてもコルネはびくともしなかった。逆に彼女は大きく身を躍らせ、周囲を一撃で薙ぎ払う。その勢いに押される仲間を見渡し、傭兵の頭領は牙を剥いた。
「おい! 小娘一人に何を手間取ってやがる! さっさと――」
「助けに来たのがコルネさんだけだと思わないでください!」
 ルアンナ・ミュラーも動き出す。杖を両手で大きく振り回すと、竜石を鋭く地面に擦り付け、激しい火花を散らす。火花はあっという間に稲妻へと育ち、ルアンナの右手の内へと収まった。
「見敵必殺、ぶっ飛ばします!」
 高らかに言い放った彼女は、振り返った傭兵目掛けて雷の槍を投げ放った。火花が弾けて薄暗い地下牢を眩く照らし、正面にいた男の身体を焼き焦がす。頭領は盾を掲げて攻撃をどうにかやり過ごすと、周囲の傭兵に向かって叫ぶ。
「ちっ! 陣を組め! これ以上好きにやらせるんじゃねえ!」
 男達は慌ただしく隊列を整える。盾と鎧で身を固めたウォーリアとヒーラーが前衛に立ち、キャスターとシューターが後ろに立ってシーフが脇を固める。シンプルな陣形だ。
「……成程。さすがに戦い慣れてはいるようですね」
 キリアン・フィッツジェラルドは部屋の入口に背中を預け、傭兵達の様子を窺う。弓を構えた彼は、鏃にエーテルを集めて敵集団へと狙いを定める。彼の動きを見たシューター達が、負けじとキリアン目掛けて矢を射かけてくる。狙い澄ました一矢だったが、コルネが割って入ったおかげでキリアンには届かない。
「お返しです」
 眩い光を放つ矢を放つ。矢は光と共に弾けていくつもの破片に変わり、まとめて傭兵達に襲い掛かった。頭領は盾を掲げて破片をやり過ごし、キリアンを睨む。
「てめえら、ゴールディを敵に回す気か?」
「まさか。別に奴隷市場を潰しに来たわけじゃありませんよ。隙だらけの商品があったので、競りが始まる前にちょっと拝借しようと思っただけです」
「屁理屈言いやがって」
「屁理屈かどうかはこの街が決めてくれますよ」
 キリアンは再び矢を射かける。這う這うの体で檻のそばまでその身を逃がしたルセアは、肩で息をしたまま冒険者と傭兵の戦いを見つめる。
「ほら、いつまでもぼーっとしてる場合じゃないだろ」
 サイラスはそんなルセアの脇を抱えて立ち上がらせると、近くの檻を盾の縁で思い切り殴りつけた。甲高い音と共に鍵が弾け飛び、扉が開く。茫然としている囚人達に、彼は淡々と言い放った。
「さっさと逃げるぞ」

●華麗と艶美の競演
 コルネ達がクラリーネ達を救おうと戦いを続ける一方、ミーナ達は相変わらず通りを一本占拠してどんちゃん騒ぎを繰り広げていた。アクドイ一行が苛々と立ち往生する目の前で、ミーナは袴や振袖をはためかせながら華麗に舞う。彼らの姿など気にも留めないように。アウレーリア・フォン・ネーベルベルクは、そんな彼女の姿を通りの反対側から見上げていた。
「攫われた帝国民を救うためにゴールディで踊り狂ってきました……なんてみんなに話しても、信じてくれそうにないわね」
 彼女は自嘲気味に呟く。今日アウレーリアが纏うのは、戦装束のローブではなく、薔薇のように華やかな深紅のドレス。口元に薄く紅を差し、いつもは慎ましく覆い隠している胸元も露わにして、乙女の色香を艶めかしく漂わせている。
(そう。これは自重であり、慈悲でもあるの)
 彼女は自分に言い聞かせる。エレアノールの話を聞く限り、令嬢が丁重に扱われているとは思えない。現場を見たら、怒りに任せて皆纏めて焼き尽くしてしまうかもしれない。
(これは救出作戦。早く片付くほうが良いし、波風も立てない方が良いのよ)
 リュートを片手に、アウレーリアは周囲に立つ旅芸人たちをぐるりと見渡す。フィルエスを離れ、はるばるゴールディまでやってきたエルフの一座である。
「さあ行くわよ。シャルガネの一座なんかに負けてられないでしょう?」
「ええ。お嬢様の実力、見せてもらいますよ」
 アウレーリアは頷くと、リュートを構えて通りへと踏み出す。道を取って返そうとしたアクドイの姿を目に捉えると、一気にリュートを掻き鳴らした。ミーナは彼女に向き直ると、扇を高く掲げて祭囃子を止める。アウレーリアはミーナに目配せした。
「ごきげんよう、着物のお姫様。随分と楽しそうね。私も混ぜてくれないかしら?」
「はっはっは! なら見せてくれたまえ! 君達はどんな歌を歌って踊るんだい?」
 ミーナが畳んだ扇を挑発的に突き出すと、衆目の眼は一斉に反転し、アウレーリア達へと注がれる。場の空気が一瞬停滞し、アクドイ一行はその隙を突いて一斉にその場から離れようとする。
「ねーねー! 踊り見ていかないのー? もったいない!」
 そんな彼の姿を見逃さないのがツィーラ・イェレミースである。軽やかな足取りでアクドイの傍まで近寄ると、その細腕には似合わぬ剛力で彼の腕を捕まえた。
「離せ、私は忙しいのだ」
「邪魔するな、このガキ!」
 側にいた三下もツィーラの腕を掴んで引き剥がそうとする。ツィーラは目を三角にすると、すかさず声を張り上げ三下へと噛みついた。
「ガキだなんて失礼な! あたし、これでもきみの二倍くらいは生きてると思うよ!」
「こいつ……」
 彼らがまごついている間に、アウレーリアは颯爽と踊り出した。ドレスの裾を掴んで払い、花弁のように大きく広げながら、彼女は激しいタップを踏む。
 昔々に屋敷へやってきた旅芸人達の踊りを思い出した。あの頃は病に伏せてばかりで、自由に舞い踊るなど望むべくもなかった。
「さあ、まだまだ熱くなれるでしょう? この日差しに負けないくらいに!」
 アウレーリアは高らかに手拍子を打ちながらミーナに目配せする。彼女は頷くと、手拍子を打ちながら観衆達へと呼びかける。
「はっはっは! 盛り上がれ盛り上がれ! まだまだ物足りないでしょ!」
 ミーナに釣られ、あちこちから手拍子が響き渡る。ツィーラはアクドイを捕まえたままで拳を突き上げ快哉を挙げる。
「いいぞー! どっちもかっこいい!」
 あでやかに舞うアウレーリアを見つめ、ツィーラは口笛をぴぃぴぃと鳴らす。そのままツィーラはアクドイの腕を引っ張り、そのまま振り回そうとする。
「ほら、おじさんも踊ろう!」
「ふざけるのも大概にしたまえ。私は暇ではないのだ」
「離れろ、おら」
 アクドイの部下がツィーラに組み付き、どうにか引き剥がそうとする。しかし、それを見ていた観客達が顰蹙交じりに彼らを抑え込みにかかる。
「オイ、喧嘩すんじゃねえ!」
「はっはっは! 私を見ろ! 今度は私の番だ!」
 ミーナはそんな彼らを高らかに笑い飛ばすと、再びひらひらと踊り始める。アウレーリアはそんな彼女の姿を見届けると、旅芸人の一人からキツめの蒸留酒を一本受け取り、フリルをひらひら遊ばせながら観客の下へと歩み寄る。近くの屋台からグラスを一つ拝借して、彼女は酒を注いでアクドイの部下へ差し出した。
「ほら、デイズルのリザードマンが作った火酒。一杯で天国まで一直線よ」
「誰が飲むか、そんなもん」
 部下はつれない態度でアウレーリアを追い払おうとする。しかし、アウレーリアはひらりと身を揺らし、そのまま男の腕に絡みついた。
「何かしら? 私が注いだお酒が飲めないの?」
 帝国崩壊の中で達観した心と、あどけなささえ残す華奢な身体。その不均衡が彼女に不可思議な艶やかさを齎している。男は彼女の色気にあてられ身震いする。
「ああ、もったいない。せっかく私が注いだお酒なのに」
 アウレーリアが目の前で酒を零そうとすると、男は慌ててグラスをひったくった。
「待て! 飲む……飲んでやる!」
 一気に酒を呷った男を見て、アウレーリアは会心の笑みを浮かべた。
「ふふ。この間楽しめなかった宴会の分、心行くまで楽しんで頂戴な」

●電光石火
「目を伏せて!」
 キリアンは鞄から閃光塗弾を取り出すと、ピンを引き抜いて放り投げる。傭兵達は咄嗟に目を覆い隠し、襲い掛かる光から身を守る。冒険者達もそれは同じだったが、強大な相手に命を張り続けてきた分だけ、動き出すのが早かった。
「これでどうです!」
 コルネは一気に一人の懐へと間合いを詰めた。敵が構え直すよりも早く、鳩尾目掛けて鋭い膝蹴りを叩き込んでよろめかせる。さらに彼女は剣を振り抜き、敵の脇腹を切りつけた。薄い板金の鎧が拉げ、脇腹に食い込んだ男はその場に倒れて悶絶する。コルネはその襟首を掴んで牢屋の脇へと放り出すと、さらに敵陣を切り崩しにかかる。キャスター達が放つ魔法を白銀の盾で防ぎ、その懐まで突き進んだ。
「その程度の魔法で私は挫けませんよ」
「くそっ……」
 キャスター達はコルネの気迫に押されて後退りする。頭領は叫んだ。
「おい、そいつにばっかり構ってるんじゃねえ!」
「全くその通りですね」
 既にキリアンは動いていた。檻の傍まで身を寄せた彼は一気に弓を引き、炸光矢の一撃を叩き込む。どうにか攻撃をやり過ごそうと、後衛達はその場で身を固くする。
「ぶっとべ!」
 そこへルアンナがダメ押しの一撃を叩き込む。小さな光の弾が鳳仙花のように次々と飛び、傭兵達へと襲い掛かる。頭を庇えば腹に、腹を庇えば頭に直撃を喰らって、野郎達は力無く崩れ落ちていく。気付けば傭兵の頭領だけが一人取り残される形になっていた。
「ちっ……」
 頭領は盾を構えると、退き口を探すように後ずさる。だが、エルがそんな彼の足下に魔弾を一発撃ち込んだ。
「無垢な乙女を散々辱めておいて、自分だけ逃げようなんて美味い話は無いわよ」
「さっさとくたばれ!」
 エルが睨みを利かせたうちに、ルアンナが杖の先を頭領の顔面に突き付ける。放たれた稲妻の渦があっという間に頭領の身体を包み込み、弾ける稲妻が次々にその身を打つ。
「ぐぬううっ!」
「これでお終いです」
 飛ぶような速さで懐に飛び込んだキリアンが、エーテルを纏わせた短弓の弓身を思い切り振り抜く。強烈な一撃が頭領の喉元を打ち据え、血を吐いた頭領はもんどりうってその場に倒れ込んだ。ルアンナの放った稲妻もふっと消え去り、騒がしかった牢屋があっという間に静まり返る。
「……終わったみたいですね」
 コルネは周囲を見渡すと、開け放たれたままのクラリーネの檻に駆け込む。ほとんど裸同然の彼女に自分のマントを着せてやると、コルネは彼女の肩をそっと抱く。
「お待たせして申し訳ありません。……辛いでしょうに、本当に頑張りましたね」
「ああ、我が神よ」
 蒼い顔で唇を噛んでいたクラリーネは、コルネにしがみついてすすり泣く。コルネはそっと彼女の背を撫でて、耳元で囁きかける。
「あともう少しだけ、頑張れますか」
 コルネの胸元に顔を埋めたまま、彼女は小さく頷く。コルネはそっと立ち上がると、他の檻に閉じ込められた領民達を見渡す。
「私達が必ず護りますから、安心してください! 一緒に此処から出ましょう!」
「ええ、そうです! もう大丈夫ですから! クラリーネさんも、皆さんも、もう惨めな思いをする事は無いんです!」
 ルアンナは杖で扉の鍵を叩き壊すと、力一杯に檻を開け放つ。
「さあ、ぼんやりしてる暇なんかないですよ! さっさと逃げなきゃ!」
「そ、そんな事言われたって、なあ……」
 すっかり元気をなくした彼らは今自分達が自由の側に立っている事すら気付けずにいた。ルアンナはかっと目を開くと、彼らに向かってチョコレートを投げつける。
「尻込みしない! これでも食べて少しでも元気を出して、走るんです!」
「は、はい!」
 ルアンナの力強い鶴の一声は領民達を力尽くで引っ張り立たせた。ルアンナはそのまま牢の中にぞろぞろと列を作らせ、いつでも走り出せるようにする。キリアンはルアンナと目配せすると、素早く部屋の外に身を乗り出し、廊下の様子を窺う。騒がしくしたお陰か、あちこちから傭兵達が出てきて様子を窺っている。ルセアがそんなキリアンの傍に駆け寄り、歯を食いしばりながら訴える。
「私も手伝う。……授恵者は無理でも、奴らぐらいなら何とかできる」
「……わかりました。でも、無茶はしないように」
「百も承知だ」
 二人は飛び出す。傍にいた敵にいきなり襲い掛かると、キリアンは弓で、ルセアは左の肘鉄で素早く黙らせる。
「こっちだ!」
 傭兵達が叫び、二人へと群がってくる。セリオス・オーガストは二人の背後から一気に飛び出すと、強弓を鋭く振り回して迫る三人の傭兵をあっという間に薙ぎ倒し、さらにやってきた二人を飛び開脚で蹴倒す。
「急ぐぞ」
 彼らに先導され、クラリーネ達は足早に牢屋の外を目指す。コルネは殿となって様子を窺っていたが、ふと倒れていた傭兵に目を付け、そばに屈み込む。彼が身に付けていた鍵を手に取った彼女は、他の囚人達が閉じ込められている牢屋へ向かおうとする。
「ダメよ」
 しかし、エルが咄嗟に駆け寄り、コルネを手で制する。
「私達が請け負っているのはドライバッハ家とその領民の救出だけ。他の人達まで助ける事は認められないわ」
「何故ですか」
 コルネは眉根を寄せる。どうせならこの市場全てを使えないよう全て潰したいくらいの気持ちでいるのだ。エルの言葉はあまりに冷淡に聞こえた。
「ここの奴隷候補を全部逃がしたら奴隷市場そのものが結局潰れるからよ。私達が手を下したと知れば、さすがにマフィア連中が黙ってないわ」
「黙って奴隷になるのを見過ごすなんて、彼らが不憫です」
「いいから鍵を捨てなさい」
 エルはちらりとコルネに目配せする。“あそこに”と。
「……そうですか」
 コルネは顔をしかめると、拾った鍵束をぽいと放り投げた。落ちたのは、手を伸ばせば牢屋の囚人達の手に届きそうな位置である。コルネはさっさとエルに追いつき尋ねる。
「商品がどさくさに紛れて勝手に逃げ出したのは、その辺に転がってる奴らのせいってことですね?」
「そういうこと。パンクリアースの生徒会員になるほどの人間なんでしょう? そういう“仕草”もさらっと出来るようにならなきゃね」
 エルが微笑むと、コルネは耳を垂らしてぼそりと呟く。
「面倒ですね。政治の建前って」

 キリアンは出口の影に身を隠し、じっと外を窺う。アウレーリア達が大騒ぎしているせいか、人通りが妙に少ない。
「今なら行けそうです」
 クラリーネ達に手招きし、彼らは陽の下へと逃れていく。ルアンナはそれを見届けながら、光の弾を放って傭兵達を纏めて吹き飛ばす。
「……これだけ叩きのめせば、後はみんな無事に逃げ出してくれるかな……」
 独り呟いた彼女は、皆を追って外へと飛び出した。

●ネタばらし
 一方、ミーナがお祭り騒ぎにした通りはすっかり出来上がっていた。アウレーリアが誰彼構わず酒を入れたせいで、地べたに寝転んだりする者まで現れる始末だ。混沌とした騒ぎも時間が経つうちにまだるっこくなって、皆勝手気ままに飲み食いするようになっていた。ミーナやアウレーリアさえもはやそこにいないかのようだ。
「……使い物にならん連中だ」
 アウレーリアの艶っぽい挑発に負け、へべれけになってひっくり返っている部下連中。それを見降ろしてアクドイは溜め息を吐き、転がる連中を跨ぎながら目的地を目指そうとする。だが、まだまだ刺客は残っていた。
「はーい、みんなちゅうもーく! ミネルヴァちゃんがお祭りの仕上げに面白い芸を一つ見せてくれるって!」
 ツィーラは手を高らかに打ち鳴らし、アクドイの目の前で寝っ転がるゴブリン達を無理矢理引っ張って起き上がらせる。彼らはすっかり酔っぱらっていたが、『面白い』と聞いて急に起き上がる。
「何だ! 何してくれるんだよ!」
「は、はい?」
 当のミーナは目を点にする。相変わらず味方からの無茶ぶりには弱い女である。そんな彼女の顔は見なかったことにして、ツィーラはいきなりレイピアを彼女に放って渡す。
「ほら! キャッチ!」
 レイピアを受け取った彼女に向かって、ツィーラはリンゴを放り投げる。ミーナは咄嗟に刃を突き出し、リンゴを切っ先に突き立てた。
「こ、こう?」
「そうそう! ほーらどんどん行くよ!」
 ツィーラはリンゴを次から次へと投げつける。ミーナは慌ただしくそのリンゴを剣で受けていくが、調子に乗った周りのゴブリンまで銘々何かを取り始めた。
「ほら嬢ちゃん! これもこれも!」
「げっ」
 肉の塊やらコインやら投げつけられ、ミーナはお嬢様らしからぬ汚い悲鳴を上げる。ひらひら躍りながらそれをやり過ごしていた彼女だが、とうとう誰かがカボチャを手に取った。
「こいつはどうだ!」
「待って! そんなの無理! ぐえっ」
 刃が弾かれ、ミーナはカボチャを顔面に食らう。ふらついて馬車から落ちた彼女は、大の字に寝転んでうわごとの様に呟く。
「ねえ神様。いとけない乙女が何でこんな目に」
「あちゃあ……大丈夫?」
 ツィーラは首を傾げながらミーナの顔を覗き込む。酔っぱらい共はブーイングを始めた。さすがにもう時間稼ぎも限界である。
「皆さん! 余興はもうおしまいですよ! おしまい!」
 そこへやってきたのがルアンナだった。竜石の杖を掲げ、空に向かって光の蝶の大群を飛ばす。起き上がったミーナは、晴れ晴れした顔で彼女を見上げる。
「終わったんですね」
「ええ。さっさと帰りましょ」
 それを聞いたミーナは素早く跳び上がると、扇を広げて高笑いを始める。
「はっはっは! これにて終幕! 命があればまた逢おう!」
 言い放った彼女は、ルアンナの後を追ってさっさといなくなろうとする。一仕事やり遂げた彼女の横顔を見て、アウレーリアもほっと溜め息を吐く。
「ほんとに……お祭り騒ぎも楽じゃないわね」
 そう嘯きつつ、晴れやかな顔は隠しきれない。アクドイはそんな二人の顔を目で追いかける。鐘の音が鳴り響く。正午を伝える鐘だ。彼は溜め息を吐いた。
「全く。とんだ邪魔が……」
 その時、アクドイは雷に打たれたように立ち止まった。
「……まさか、貴様ら!」
「はっはっはっはっは! 全く愉快な宴だったでしょ!」
 ミーナはからから笑うと、アウレーリアとツィーラの肩を組み、揚々と通りを歩き出す。
「行くよリア、ツィーラ。盛大に打ち上げしなきゃ!」
「はいはい。何を食べようかしらね」
「おにくー!」
「即答だね。さすがはあの人の妹ってとこ?」
「だって美味しいんだもん」

 少女たちのやり取りは既に聞こえていない。真っ青になったアクドイは、地下の奴隷市場を目指して一人で走るのだった。

●最後の仕上げは
 コルネ達の活躍によって解放されたドライバッハ家の令嬢とその領民達。先日冒険者達が取り戻した召し物に着替えたクラリーネは、久方ぶりに令嬢に相応しい身綺麗な姿を取り戻していた。
「……皆を救っていただいてありがとうございます。冒険者の方々」
「感謝する。君達の恩は決して忘れないだろう」
 擦り切れた服を脱ぎ捨て、立派な給仕服に着替えたルセアも静かに頭を下げる。アウレーリアは柔らかく微笑んだ。
「当然の事をしたまでよ。同じ帝国貴族として、このような無法を許す事なんか出来ないわ」
 彼女はキリアンを一瞥する。弓の弦の手入れをしながら、彼は静かに頷いた。
「そうですね。帝国再興の為、旧領民を守るのは僕達の義務と言っても差し支えないです」
 そこまで言った後、キリアンは彼女には聞こえないようぽつりと溜め息を吐く。
「……やれやれ。ミーナさん然り、エルさん然り、リア然り、貴族の令嬢というものはこんなに積極的なものなのでしょうか……?」
 ちらりとアウレーリアの様子を窺う。ミーナと談笑していた。少なくとも、主人が自分も人前で踊ってやるなんて言い出したのはこのカラスが原因だ。そんな事を思いつつ、彼はミーナに尋ねた。
「ミーナさん、彼女達の去就をどうするかは考えていますか?」
「ひとまずはフリードリヒのところに来てもらいます。後事は彼に託した方が色々上手く回るので」
 堂々と婚約者に後始末をぶん投げるミーナ。キリアンは肩を竦めた。
「あなたの婚約者も大変ですね……」

「なあ、どうして俺達の事を助けてくれたんだ?」
 一方、庭の隅で車座になっていた領民達はツィーラに尋ねる。彼女に励まされるまま必死に逃げてきたものの、未だに夢見心地で状況が理解しきれていなかった。
「かんたんな話だよー」
 ツィーラはへらりと笑い、厨房へ続く扉へ目を向ける。焼きたてのパンを皿に乗せたルアンナとコルネ、それからオットーがちょうど庭にやってくる。ルアンナはにっこり笑った。
「さあ、食べてください。出張ミュラースのメロンパンですよ!」
「オットー!」
 ルアンナの隣にいる弟を見て、クラリーネは弾かれたように立ち上がる。
「姉上」
 二人は駆け寄り、ひしと抱き合う。
「良かった。無事で……!」
「ありがとう……」
 姉弟は二人抱き合い泣きじゃくる。その姿をじっと見つめ、コルネは隣にやってきたミーナの横顔を見遣る。
「ミーナさん」
「わかってます。……アレは全てが私の差し金だってことに気が付いたはずです。取るに足らない零細子爵の妹だと知れば、迷わず報復に来るでしょう」
 それを聞いたルアンナは、ぐっと拳を固めた。奴隷売買に手を染めた商人は必ず叩き潰す。戦意はいつも以上に昂っていた。
「……よし! 絶対に返り討ちにしてやる!」



 つづく

マスターコメント

シナリオご参加ありがとうございました。 とりあえず今回で最大のミッションは達成された形になります。次回はいよいよ首魁をぼこぼこにするターン。決戦というよりは最早エピローグといった趣ですが、どうぞお付き合いください。 よろしくお願いします。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:標準7 / 6〜8人

2022年08月23日 20時32分37秒 公開

成功

相談掲示板

  1. キリアン・フィッツジェラルド

    どうも、シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 今回の案件は、フィーギル嬢が足止めしている間に奴隷救出という風ですが、彼女だけでも持たせられるのは30分くらいで、制限時間延長の為に向こうに助勢するという事も可能みたいですね。 牢屋の構造自体はアリの巣を横倒しにしたような感じの上に、一つ一つがそこそこ広いと。 増援やエンカウントに関しては、殆どPL情報のようですし孤高者の双波を以って、適宜捜波と探波を使い分ける次第です。 これだとペット同伴は出来ませんが。 何より非授恵者は蹴っ飛ばせば倒せる程度のザコではあれど、数はNと、相当多めなのも伺えますし、30分が限界と仮定すれば時間を取られる訳にはいきません。

  2. No.2

    サイラスだ、よろしくなー とりあえず救出側に。励ましてとかあるしカリスマとかそっち系は持ち込む予定。制限時間延長できるからって人行きすぎても救助出来る人が減るわけで 後は人数次第では手前側とか奥側とかむしろ敵片付けとかに分かるのもありかね?助けながら進むと奥に行くほど護衛対象増やしながら有象無象の対処しなきゃならんし、じゃあ奥行って帰りながら保護となれば目的バレた状態で回収になるので向こうが商品回収に回るだろうし。ならある程度役割決めてそれぞれで一気にとかなんかした方がいいかねぇと。前の盗み入った時盗みよりどんぱち好きな人多かったから今回も時間稼ぎに結構行きそうだから、他の手段でもいいんで救助の負荷軽減できるとこはしたい所

  3. ルアンナ・ミュラー

    キャスターのルアンナです、よろしくお願い致します♪ 私は救出側に行って、傭兵をなぎ倒して道を切り開こうと思います。 授恵者の傭兵も物理攻撃主体みたいですし、魔法なら一気にやれそうです!

  4. ツィーラ・イェレミース

    ウォーリアのツィーラ・イェレミースだよー。 よろしくねー!! ミーナみたいに惹きつけられるような芸とかはないんだけど・・・。 あたしは時間を稼いでるミーナの手助けに行こうかと思うよ。 無茶ぶりもミーナだったら乗ってくれそうだし、なんとか場を持たせられたらいいな。

  5. コルネリウス・アーラ

    遅くなってすみません。 ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 私は救出側に向かいたいと思っています。 領民のメンタルのフォローをしながら、攻撃から護る形で動こうと考えています。

  6. セリオス・オーガスト

    ・・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえず俺も救出側に回りたい。特に足止めできるスキルもないしな。さすがに濃煙ではまずいだろうし。 とりあえずOP見る限り捕らえられてる所まではいけるようだからそこから傭兵団を始末してどう脱出させるかか。 PL情報とはいえ中央の道を通ると増援が来るとあるから護衛につかないとまずいだろうしな

  7. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    あまり顔出しできなくてごめんなさいね、アウレーリアです。 ひとまず、私はミーナと一緒に足止めに参加します。 口先でどうにかするか、何か出し物を見せるかはもう少し考えますけれど。 上手く人目を惹きつけられるよう、手段を講じましょう。

  8. キリアン・フィッツジェラルド

    出発前の取り急ぎといいますか、手短な話になりますが。 救出作戦にあたっては、索敵の補完の為にサーマルアイと超聴覚を持って行くつもりです。 室内戦闘ですとホークアイが使えませんので。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0