金毛六尾

コースケ

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シナリオID:2137

オープニング

●北壁山脈にて
 数人の男達が山岳地帯を移動していた。それぞれ大型獣用の強弓を背負い、険しい岩場を用心深く登ってゆく。
 やがて、先頭を行く男が手を上げ後続を止める。身振りで示す先は窪地になっており、そこに金色の何かが居た。
 こちらが風下であり、それは男達に気付いていない。
 一同は頷き合うと、それを獲物と定め、静かに散開し、弓の射程まで忍び寄ってゆく。男達は風音に紛れるなど熟練の動きで獲物との距離を120、110mと詰めてゆき、誰一人気取られる事なく獲物を射程に捉える。
 獲物は金毛の狼だった。一同は示し合わせていた通り、一斉に矢を放つ。

『!』

 金毛の狼は風を切る矢の音に気付き、身を翻して矢から逃れる。狩人達を一瞥し、最も包囲の薄い方向から逃走する。だが、それも狩人達の思惑通りだった。

『ギャンッ』

 逃走経路の先に潜んでいた狩人の矢が、金狼の後ろ足に突き刺さる。その衝撃と痛みにバランスを崩した金狼は、岩場の斜面を滑落し、張り出した岩にぶつかって動きを止める。

「へっ、所詮は獣だな。あっさり誘導されやがった。てか思ったより小せえなあ」
「近付く時は気を付けろよ。確実に仕止めないと喉笛に喰らい付かれるかもしれんぞ」

 男達は笑いながら金狼を上から見下ろす。

「何、ビビる事はねぇ。俺が一発で仕留めてやる」
「じゃあ、俺と賭けるか? 目に当てた方があれの毛皮いただくってのどうよ?」
「お前ら何勝手に決めてやがる。俺も混ぜろ」

 男達がこぞって矢を構える。その時、彼らの居る周りを影が差した。

「何だ? 急に雲でも出……ひぃっ!?」

 振り返った男達の目に飛び込んできたのは、毛を逆立て、牙を剥き出しにした金狼だった。その体高は3m程もあり、何又かに分かれた尾を持っていた。
 巨狼は怒りを表しているかの様な紅い瞳で、男達を見下ろしている。

「ば、化け物……」

 男達は弓を構えようとするが、大半の者は巨狼の威風に気圧され、体が動かない。

「お前ら、しっかりしろ!」

 動ける者の内、リーダー格の男が巨狼に矢を向ける。だが、それより早く巨狼が動き、リーダーの頚骨をゴキリと噛み砕く。

「ひえぇぇ……!?」

 その光景に動ける男達も戦意を喪失し、腰を抜かし座り込む者、獲物を捨てて逃げ出す者、足を滑らせ斜面を転がり落ちてゆく者まで居た。

『ゥアオー……ンッ!』

 巨狼は逃げる男達へ咆哮を上げる。その振動がエーテルによって増幅され、衝撃となって身体を裂き、血飛沫を上げ男達が倒れた。

「グルル……!」

 逃げる男達を仕留めた巨狼は、次の獲物(足元の男達)へ紅色の目を向けた。


●冒険者ギルド
「あの化け物を退治してくれ!」

 衣服のあちこちが避け、狩人風の男が必死な様子でギルドの受付に訴えていた。身体中の傷は癒えておらず、衣服には茶色く乾いた血の跡が付いている。

「ええと、まずは詳しい話を聞かせて貰えますか?」

 受付は男の様子に圧倒されそうになりながらも、落ち着かせて経緯や状況を書き留めてゆく。
 男によると、稀少な毛皮や素材を求めて北壁山脈へ向かった先で、巨大な狼の魔獣に襲われ、滑落した男だけが逃げ延びギルドを訪れたのだという。

「なるほど。北壁山脈に現れた巨大な狼型魔獣の討伐依頼ですね。それで、言いにくいのですが仲間の方の生存の可能性は低いかと……」
「あいつらは熟練の狩人だ! 全員が殺られたとは限らねぇ。もしそうだったとしても、せめて仇を討ってくれ!!」
「その話、も少し聞かせて貰ってもいい?」

 この騒ぎを居合わせた多くの者が注目しており、その内の一人であるハーフビーストの少女が声をかけた。男はすがる目で少女に問う。

「行ってくれるのか?」

 少女はコクリと頷き、ふわりと4つに分かれた金色の尻尾を揺らす。

「任せて。そこはよく知ってる」

解説

依頼内容:北壁山脈に現れた巨大な狼の討伐と生存者の救出 ●討伐対象 複尾狼(マルチテイルウルフ)。金色の毛皮を持ち、成長するにつれ大型化し、尾が複数に分かれる狼型の魔獣。複尾狼の名前で呼ばれる事は少なく、一般的に『三尾』など尾の本数で呼ばれることが多い。今回の討伐対象は『六尾』 六尾となる程に成長した複尾狼は知能も高く、狼の持つ鋭い嗅覚、巨体に似合わぬ高い回避と移動、INIを持ち、その他の能力も物理防御・魔法防御以外は全体的に高く、以下の特殊能力を持つ。 ・2回行動……1ラウンドにメインアクションを2回行う ・噛みつき……流血を伴う高威力の単体物理攻撃 ・咆哮……自己識別で直径3ヘクスを対象とした射程7の魔法攻撃 ・呪い弾く金毛……セットアップに使用可能。自身の受けたBSひとつを対象とし、抵抗を大きくプラスして自然回復判定を行う。回数制限あり(6回) ・H&A……シーフのフェザーステップと同様の能力 ・疾駆……移動に+5してサブアクションの移動を行う。回数制限あり(3回) ●状況 場所は険しい岩山を上った先にある雪山の奥地。寒さ対策は必須。 六尾は雪崩に巻き込まれたと思われる集落跡に潜んでいます。身を隠すものは十分にありますが、それは相手も同様です。 ●PL情報 依頼人の仲間は全員死亡していますが、探せば遺品が出てきます。 また、集落の奥に負傷した子供の複尾狼がうずくまっています。討伐対象には含まれていないため、どう扱うかは自由(保護、野に放つ、殺処分など……)ですが、子供とはいえ危険な魔獣の飼育をPC個人で行う事は難しいため、保護する場合はひとまず預け先を確保する必要があるでしょう。もし、預け先の心当たりが出なかったり、マスタリングの対象になった場合、NPCのオッターが知り合いを当たる事になります。

マスターより

お世話になっております。 リクエストシナリオを担当させて頂くことになりましたコースケです。 リクエストでは討伐後に集落を訪れてお墓参りをという事でしたが、ギルドの依頼とは別になるためこの様な形とさせて頂きました。討伐後の行動は自由ですので、遠慮なくプレイング書いていただければと思います。 子供の狼についてはこのシナリオ単体で飼育まで持っていくのは世界観的に難しく、リクエストシナリオは単話で完結させなければいけないため、この様な形になっていますので、ご理解をお願い致します。 質問等あればオッターが答えさせて頂きます。 ※メンテナンスの影響を考え、相談日数を1日多く取っております。 以上、よろしくお願いいたします。

リプレイ

●遺されたもの
「こりゃ酷いなー」

 リザードマンの戦士でもある鍛冶師のサイラスは、凍り付いた狩人達の遺品を拾い上げる。遺骸も近くにありそうなものだが、あるのは血痕と破れた衣服、それに弓などの所持品だけだった。肉片や骨片ひとつ落ちていない。

「こっちにもありました!」

 雪山に紛れるよう白い外套を着たエルナ・クルプファルツが、危なげ無い足取りで傾斜を下り、岩に引っ掛かっていた遺品を拾ってくる。

「むー。後で探すつもりでしたけど、順番が逆になっちゃいましたねえ」

 遺品をバックパックに詰めるユークリア・フィナンシェの言葉通り、六尾の複尾狼(マルチテイルウルフ)の討伐後に遺品を回収する予定の一行だったが、ここまで六尾に遭遇する事はなく、散乱する遺品を発見し足を止めていた。

「とは言え、放置して行く訳にもいきませんしね。……出来れば、きちんと弔いたかったのですが」

 狩人達を悼むネーヴェ・グラヌローザは、生存者がない場合はせめて遺体を埋葬したいと考えていたが、この様子ではどちらも望みは薄そうだった。

「複数の獣や鳥が死体を漁った形跡があるわ。もしかしたらクリーパーも来たのかも。それでも、山で死んで形見が残るだけ幸運ね」

 そう告げるアウレーリア・フォン・ネーベルベルクの言葉は、北壁山脈の過酷さを表していた。
 狩人達の荷物も荒らされており、散乱したそれらは風雪に流され、時間が経つ程に回収は困難となるだろう。依頼人がすぐにギルドに駆け込んでいなければ、遺品の回収も困難になっていた可能性が高い。

「アウレーリア氏の言う通り、遺品が回収できただけ良しとしましょう。それに、討伐対象が近いようです」

 そう言って、白いマントのネーヴェと対照的な黒衣のキーゼが、斜面の上を見上げる。彼の鋭敏な聴覚は、風の音に乗って聴こえてくる狼の遠吠えを捉えていた。

「これは……警告でしょうか。近付くなと主張している時の鳴き声だと思います」

 白い熊の耳を澄ませて、ハルハン・ツァガーンナルも遠吠えを拾っていた。遊牧民の村で育った彼女にとって、狼の遠吠えは馴染みのあるものなのだろう。


「貴方達はまだ、掟を守ってくれてるのかな」

 斜面を見上げて呟いたコハクの言葉は、風に流され雪の中に消える。それが聞こえていた訳ではないが、一同は四尾を持つ金毛の少女(コハク)に注目する。

「行こう。多分あそこに居る」

 依頼人の証言にある六尾と共通する点を持つ半獣人(ハーフビースト)の少女に、何らかの関連を感じていた者も居たが、当人が何も言わない内は詮索せず、一行はコハクに続いて斜面を登って行く。


●遭遇
 コハクが暮らしていた集落を前にした冒険者達は、そこで思わぬ出迎えを受ける。

「まさか待ち構えているとはね」

 鋭い視力で真っ先に気付いたアウレーリアの視線の先には、六尾の複尾狼(マルチテイルウルフ)が悠然と佇み、紅の瞳で一同を見下ろしている。

「狼さんが!?」

 冒険者達の接近を伺っていた六尾だったが、距離が弓の射程に入った途端、身を翻して集落の中へと入り、半壊した住居の間を駆け抜け姿を隠す。

「矢の届く距離を知っている様ですね。中々に知恵が回る相手の様ですから皆様気を付けて下さい」

 エルナが驚きの声を上げ、ネーヴェが警戒を呼びかける。冒険者達は六尾を追い、集落へ足を踏み入れた。

「私の眼からは逃れられないよ」

 コハクは熱を感知する左目と、敵を感知するエーテルを合わせ、六尾の位置を探り、土壁と岩の屋根の住居の陰に身を潜めている六尾を発見する。コハクはその位置を仲間へ知らせながらワインの詮を抜き、辺りに振り撒く。
 それに倣い、一同も持参した酒を取り出す。

「獣狩りに持ち出すには勿体ない使い方ですね」
「顔面あたりにぶちまけて、出来れば喉灼くなり無理矢理摂取させてしまえたら理想だけど、まあ鼻さえ潰せれば」

 持参した酒をキーゼが自分にも振り掛け、サイラスが酒精の強い酒(聖霊節の星)を酒樽ごとぶちまけ、他の面々もワインや蒸留酒を撒くことで一帯にアルコール臭が立ち込める。更にサイラスは身体からフェロモンも発していた。

「それじゃ、手筈通りに」

 アウレーリアを先頭に、ツァガーンナルとサイラス、キーゼを除く5人はそれぞれ廃屋の陰に隠れて走り出した。


●六尾
「それじゃ行こうか」

 虚妄竜影による身体強化で圧を増したサイラスが、背中から焔の様なエーテルの翼を噴出して突撃し、六尾の前足に風雷坊と名付けた刀を付き出す。予備動作が小さく予測困難な(無拍子2による)一撃だったが、六尾は巨体に似合わぬ動きで余裕を持って避ける。

「速いなこいつ」

 虚妄竜影による身体強化も合わせ、サイラスの命中精度は一行の中でも上位である。そのサイラスの命中重視の攻撃を避ける六尾を捉えるのは中々に難しそうだった。

「ボク達の役目は壁役と囮です。コハク達を信じてそれに専念しましょう!」

 ツァガーンナルもチャージングで前に出て殺気(シーザーロア2)を叩き付けて注意を引こうとするが、その殺気を向けた先に六尾はいない。六尾の動き(回避)はツァガーンナルの技量(命中)で捉える事は不可能ではないが、確実ではなかった。

「中々に素早いですね」

 危なげ無い足取りで廃屋の上に登り、わざと目立つ位置に立ったキーゼも、攻撃に集中した上で命中重視の一射(風読みの矢)でサイラスと同じく足を狙うが、これも六尾は避ける。

「やはり当たりませんか」


 キーゼ達の攻撃は不発に終わったが、六尾はキーゼ達を注視している。その隙に隠れた者達は、物陰から六尾を狙う。

「これほど接近戦のやりづらい相手はいませんね。今回はこいつを使いますか……」

 臭気対策にスカーフを口に巻いたユークリアは、ロイヤルシューターと名付けた長杖を取り出し六尾を狙う。ちなみに、杖の最大射程付近から攻撃するつもりでいたが、スキルの射程と臭いの範囲から出てしまう為、そこまでの距離を取ることは諦めていた。

「重力エルナ砲(グラヴィティボルト)に繋げます! 届けこの呪い!」

 長杖(ロイヤルシューター)を構えたユークリアは、マトリクス界と交信し、ぼんやりと光る腕を召喚する。

「呪いを受けるが良いですよ!」

 だが、六尾が身体を捩ると、腕達はあっさり霧散してしまった。

「ならばこちらです」

 ネーヴェも何処かと交信し、人形の光を召喚して六尾へ呪いと束縛を試みる。六尾は今度も身体を捩って抵抗を試みるが、束縛は免れたものの呪いは受けてしまう。

「呪いが効いている内に畳み掛けるわよ!」
「はい、グラビティボルト、行きます!」

 アウレーリアの竜石の杖から放たれた動きを阻害する糸(魔糸3)と、エルナの竜骨の魔弓から放たれた重力波を集束させた矢(グラビティボルト)が六尾に飛ぶが、術者の姿に気付いた六尾によりどちらも避けられてしまう。

「嗅覚を阻害してるのに勘が良いわね……!」
「狼さんに当たりません……!」

 隠密からの攻撃で能力を低下させる(BSを付与する)作戦だったが、嗅覚が封じられても力量(レベル)の高い六尾の感覚を欺くのは難しい。特に、各々が身に付けている武器や鎧は目立つ(隠密が高い)物が多かった為、隠密には各々身に付けている迷彩柄の衣服といった工夫だけでなく、相応の技量(隠蔽)が必要だろう。


 様子を見て(待機して)いた六尾は目の前の二人に牙を向き、ツァガーンナルに咆哮を叩きつけ、サイラスに噛み付くと咬傷とともに流血を与える。

「これ、けっこうキツいな」

 サイラスは剣鱗(大楯)で攻撃を受け止め、ツァガーンナルは盾と防具の厚い部分で受け(装甲防御2)てダメージを押さえるが、それでも少なくないダメージを受けていた。
 打たれ強さに関しては、帝国崩壊後に頭角を現した冒険者の中でも最上位に位置する二人だったが、このまま攻撃を受け続ければ立っていられなくなるだろう。だが、六尾が傷付いた子を守ろうとするように、ツァガーンナルも友人達を守るため退かず前に出る。

「傷つけさせません。守りたいのは、ボクだって同じです。何度でも立ち塞がりますよ!」

 心優しい少女は暴風の名を持つ斧槍(シルーン・サルヒ)と竜鱗の盾を構え、砕けそうになる膝に力を込めて六尾を睨み付けた。


●反撃の糸口
 追撃に入ろうとする六尾だったが、その背後に金色の影が忍び寄る。

「私の友達に手は出させない」

 高い技量(隠蔽)で唯一隠密を成功させていたコハクが、黒葬剣を背中に突き立て行動阻害のエーテルを流し込む。行動阻害は付与が難しい事もあり、コハクの能力(付与性能)では成功の可能性は低かったが、友への想いが通じたのか、六尾は抵抗に失敗し、その動きを鈍らせる。
 本来ならすぐに回復してしまう行動阻害だったが、ネーヴェの呪いが自然回復を阻害し、金毛による回復も受け付けない。
 自らを傷付けた相手へ反撃しようとした六尾だったが、コハクは高めた反応速度で先手を取り、神速の移動で住居跡に身を隠す。六尾は代わりにサイラスとツァガーンナルに咆哮をぶつけると住居の陰に下がり、遠距離攻撃からの射線を塞ぐ位置取りを取る。

「やりにくいですね……」
「皆さん、呪いはあと僅か(1ラウンド)しか持ちません。コハクさんの弱体が効いている内に攻撃をお願いします!」

 ネーヴェの呼びかけに、一同は攻撃の構えを取る。再び隠密を行っても見破られる可能性がある。それなら……

「このチャンスを活かしましょう!」

 エルナはひらりと住居の上に跳び乗り、射線を確保すると再び重力波を集束させた矢を放つ。それは六尾に避けられたが、矢は六尾が身を隠していた住居を倒壊させ、後続の射線を開く!

「感謝するわ!」
「助かります」

 アウレーリアが放った魔糸は避けられるが、ネーヴェの魔弾は六尾を捉え、大きくダメージを与えていた。

「ここは攻める時と見ました! 放て黄金の魔弾!!」

 ユークリアの魔弾も六尾に命中し、こちらも大きくダメージを与える。

「やはり、魔法には弱いようですね」

 キーゼはそれを確認しながら、サイラスとツァガーンナルに癒しを施す。サイラスは自力(自然回復)で出血を止めていたため、傷を癒すことに専念出来ていた。

「ありがとさん」
「助かります!」
「少々傷を塞いだ程度なので、お二人とも無理はしないでくださいね」

 サイラスは焔翼で六尾に突撃し、大上段から風雷坊を振り下ろす。勢いの付いた大刀は落雷のように鋭く、六尾の前足に中程まで食い込んだ!

「悪いけど、まともに戦闘させるつもりはないんよ」
「続きます!」

 ツァガーンナルもチャージングで突撃し、槍斧(シルーン・サルヒ)の斧を振るうと見せかけ槍先で突き上げ六尾の胸を突く。槍先に込めた行動阻害のエーテルは抵抗されたが、ダメージは確実に蓄積していた。


●執念
 呪いが消え、同時に行動阻害も脱した六尾は、前足を引き摺りながらも逃げる様子はなく、多少鈍った動きで必死に冒険者達を押し止めようと向かって来る。

「くそ、三本足なのにちょこまかと」

 自身を回復しながらサイラスが毒付く。六尾は攻撃しては後退し遮蔽に身を隠す機動戦術を取って来るため、一同はそれに翻弄されていた。特に射撃攻撃を行う後衛は攻撃の機会が大きく制限され、なかなか有効な攻撃を当てることが出来ない。
 動きを止めるため投げた閃光塗弾も、疾駆で距離を開けられ、視力を回復するまでの僅かな時間を稼ぐ位しか出来ていない。
 更にサイラスとツァガーンナルが魔法に弱いと見た六尾は、二人を狙って咆哮を連発して来るため消耗は増す一方だった。それを予測し矢で迎撃するキーゼが居なければ、二人とも早々に倒れていただろう。

「これは良くない気がします!」

 ユークリアが回復に回ることで戦線は維持されていたが、スキルは有限である。回復が途切れれば前衛が倒れ、後衛に牙が迫る事になるだろう。コハクの弱体(BS)も成功せず、ネーヴェも呪いをかけるタイミングを掴めない。
 そんな中、アウレーリアは冷静に機を伺っていた。


『!?』

 咆哮でツァガーンナルを攻撃し、後退した六尾が踏み入れた地面が突如炎を噴き、檻の様に六尾の移動を阻害する。炎の檻は住居の間を伸びる道に沿って広がっていたため、驚いた六尾は住居の上に逃れる。

「漸く出てきたわね。残念だけど、そこは姿が丸見えよ」

 自ら仕掛けた緋の鳥籠から逃れる事を想定し、待ち構えていたアウレーリアの高密度のエーテル火球が六尾を打った。
 その衝撃で地面に落ちた六尾は、満身創痍でありながら身を起こし、緋色の目を冒険者達へ向ける。最早勝負は着いていたが六尾は引く気配を見せない。

「まだ、闘う気なんですね」

 その目の闘志を見たエルナが痛まし気に呟く。だが、倒さなければ仲間が傷付けられるため、冒険者達は武器を構えた。


●墓標と狼
「後は私が引き継ぐからゆっくり休んで。……お休み」

 コハクは輝きを失い、濁ってゆく緋色の眼を瞼を下ろして閉じ、仲間へ振り返る。

「この子と私の一族のお墓を作りたいんだけど、手伝って貰えるかな?」

 勿論と頷く友人達と墓を作る。だが、周囲は固い岩盤と凍結した地面であり、六尾の巨体を埋める穴を掘るのは難しく、墓は遺品として牙が添えられるものになった。


「なあ、素材に幾らか貰っていい?」

 牙を抜いた後の六尾を指し、サイラスがコハクに尋ねる。コハクは暫く考え、コクリと頷いた。

「コハク、良かったんですか?」
「うん。獣や鳥が食べるだろうし、無駄にしないなら一緒だと思う。それに、残してもクリーパーの餌になるかもしれない」

 上機嫌で毛皮を剥ぎにかかるサイラスを横目に、ツァガーンナルが尋ねるがコハクは冷静に考えを述べ、一族の墓を作る作業に戻る。


「迷わずアストラル界へと至れますように……」

 やがて石積みの墓に集められた一族の遺品が納められ、一同は祈りを捧げる。

「それで、あれはどうするつもり?」

 祈りを終え、アウレーリアが後ろを指す。そこには子供の複尾狼が踞っていた。集落の奥で怪我をしているのを発見し、傷の手当てをしたのだが、懐いているとは言い難い様子だった。
 何故か、アウレーリアとユークリア、エルナの3人が近付くと唸りを上げ、キーゼとネーヴェに対しては若干態度が柔らかな様子だった。
 コハクとツァガーンナルに対しては抱き上げようとすると暴れ、サイラスは近付いていないため反応は不明である。

「連れて帰りたい。……駄目?」
「まあ、ここに残しても生存の可能性は低いだろうし、良いんじゃないかしら」

 コハクの希望にアウレーリアが含みのある表情で賛同し、エルナとユークリアもそれに倣う。
 ツァガーンナルとネーヴェはコハクの意思を尊重しつつ、力になる事を申し出た。
 サイラスとキーゼは静観の様子である。

「ただ、子供とはいえ魔獣です。町中を連れ歩くのは難しいかと」

 キーゼの言葉を受け、何でも屋のオッターの伝手をあたった結果、複尾狼の子は山奥に住む魔獣使いの所に一旦預けられる事になった。


●結末
 その後、ギルドに戻った一行は依頼人へ遺品を渡し、六尾の討伐を報告する。

「……そうか。あいつら死体も残ってねえか。……いや、北壁山脈に行くなんて馬鹿なことしたんだ。形見だけでも帰ってきただけマシだよな」

 そう言って男は、涙を溢しながら冒険者達へ頭を下げた。

マスターコメント

お待たせしました。 結果はこの様になりましたが、リプレイ楽しんで頂ければ幸いです。 ちなみに、子狼の反応は迷ったのでダイスに聞いてみた結果ああいう感じになっております。 それと、神霊達の腕が与えるBSは呪いではなく窒息ですよー(小声) それでは、リクエストとご参加ありがとうございました!
ショートシナリオR

ショートシナリオR難しい 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年06月01日 09時33分02秒 公開

成功

相談掲示板

  1. コハク

    よいしょっと。 集まってくれた人達には感謝感謝。 皆にはもう周知だけど改めて、シーフのコハクだよ。 とりあえず今回の討伐対象でもある狼は…まぁ大体感づいてる人が多いと思うけど私を四足歩行にして大きくしたようなものと思ってくれれば。 図体のでかさから多少体力はあると思うけど多分防御はミソッカスだと思う。 【物理防御・魔法防御以外は全体的に高く】とも言われてるしね。 高火力での短期決戦か、囲ってぼこぼこにするかは…まぁ相談次第ということで。 あと超寒いから防寒もね、うん。

  2. ネーヴェ・グラヌローザ

    ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。皆様どうぞ宜しくお願い致します。 また、お誘い下さいましたコハクさんに感謝を。 物防・魔防共に低いようですが、それ以外は高水準であるが故に後衛も攻撃を受け易いのと、そもそもこちらの攻撃を当て難いだろうことが懸念点ですわね。 高火力での短期決戦にするのであれば、如何に攻撃役の命中率を高めるかが鍵でしょうか。一点に誘き寄せて囲いつつ、一気に叩くのが宜しいかもしれません。 隠れる場所は十分ありますから、タナトスバイト等も有効そうですわね。 私自身は今のところアタッカーの命中率を支援する方向で考えておりますが、ヒーラーは私含め3名いらっしゃいますので、上手く役割分担出来ればと。 防寒はひとまず着込むことで対策する予定です。

  3. キーゼ

    さて、見慣れたメンツなので楽できそうですから顔を出しました。よろしくお願いします。 ひとまず、すでに出ている段もありますが。 敵の特性からして、 ○高INIによる敵先手からの想定 →コハク氏など一部ユニットについては先手を取れる可能性もありますが。 まず敵のほうが早く動く、或いは高INIを活かして後の先を取る、という展開で動いたほうがよろしいかと。 隠蔽状態を捜索するにしろなんにしろ、敵に先に気付かれ強襲を受ける、というのは想定しておいた方がいいですかね。 ○敵の嗅覚 →わざわざ書いてくれている、という辺り、利用される或いは利用する方向は必要かと。 例えば身を隠しても血の匂いなどをつけていては無意味に終わるでしょうし。 逆に言えば敵の嗅覚を潰す、ごまかす手法もあるわけで。コチラの位置を誤認させる手を使えると思います。 ○高機動+メイン2回+H&A →追いつこうにも常に動き回られる、という手でいた方がいいかもしれませんね。特に装甲が抜かれやすそうな方は急接近に注意を。知恵が回る以上、脆いとバレたらそこから崩してくるでしょうし。 殺界も敵の巨体と性能に寄っては抑えづらく、シーザーロアも弾かれた直後は効かなくなりますから、持ち込む際はタイミングが重要ですね。 囲んで殴る、という想定は悪くないですが、そもそも囲めるか、というところですかね····· あからさまな囮などは見破ってくるでしょうから、不利な状況に見せかけるぐらいはしておいたほうがいいですか

  4. ユークリア・フィナンシェ

    今回は宜しくお願いします! ハクちゃんはお誘い頂き有難うございます! 〇敵の嗅覚 嗅覚を妨害するにはやはりスーパーめちゃくさいとかの出番でしょうか? これに関するアイテムはスキルは持っていない悔しさ! 〇攻撃手段 やはり隠蔽からの高火力遠距離攻撃が理想ですね。 その為にはやはり嗅覚を阻害しないとこちらの隠蔽もばれてしまいます。 また相手の隠蔽も見破る手段はあったほうが良さげな感じですね。 ちょっとアレな方法ですが集落にいる狼の子供に近づけば親は出てくるとは思います。

  5. エルナ・クルプファルツ

    エルヴンシューターのエルナです!みなさまよろしくおねがいしますね! コハクさんはお誘いありがとうございます! 短期決戦!とはいえ敵の能力は高水準……! BS解除のスキルもあるみたいなので、回避を下げるのも安定しなさそうではありそうでしょうか……! 匂いをごまかす手段……狙撃の為に待ち伏せるなら、死臭に紛れるなどする必要もありそうでしょうか……! とりあえず風下を取りたいですね!

  6. No.7

    サイラスだ、よろしくなー とりま短期決戦方向でええのかな? ユークリアさんのいう通り子供見つけたら狙えばヘイト稼げそうではある。 後は隠蔽狙うならフェロモンとかめちゃ臭い俺が持ち込んで囮になろか?近場に臭いがあれば感知の邪魔にはなりそうだし。 後は子供どうするん?なんもなければ仕留めるが早いと思うが

  7. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    キャスター、アウレーリアです。コハクはお誘いありがとね。 まぁ、知能と高機動を考えると無策で囲むのはそもそも無理そうよね。 囮を使って引っ張り出す、良いと思います。その次に足止めの手が必要だわ。 澱嵐なり、光縛封なり、殺界なり、ZOCなり。或いはその複合? エルナ、ペットでゴリラとか持っていらっしゃらないかしら。常設:ZOCは優秀よ。 臭いはシュールスt……もとい帝国名物「すごく臭い発酵食品(魚)」を用意できるわ。 これから交換だから、使うなら急がないとだけど。 あと、固まって使ってもマーカーになるだけだから臭いの素は分散配置したいところ。 その点、置いておくだけでいいアイテムは便利かもね。壊しても臭気は消えないし。 仔狼の扱いはコハクに任せるわ。それこそ仕事の範囲じゃないし。 放置したら将来的脅威云々もあるでしょうけど、里に下りてこないなら別にって感じ。

  8. キーゼ

    >子供 まあ、OP情報に出ているので、生き残りから状況聴取すれば落とし込みは可能ですが… 結局それの捜索のために人手を割いて、結果足止めなどができるなら、そのままその状況から攻勢に掛かればいい気もするんですよね…そこまで無事にたどり着けるならいいとは思いますよ まあどうせ子供を利用するなら、子供の怪我を治すなどで油断させたところを不意打ちする、等もありですが。 ああ、子供は処分でいい気はしています…まあ、最終決定権はアウレーリア氏の言うよう、コハク氏に一任しますが。 光縛封、あれ広い戦場での足止め、という点では正直あまり役に立たないんですよね 誰かリング替わりで1HEX内に入り込んでサシで殴り合いたい、というなら閉じ込めますが。 後は狭所ならば3人協力して同時に設置することで、敵のルートを制限できる、ぐらいですか。 においは、あとは酒をばらまく、などですかね。アルコールは揮発性が高いですし、ばらまくなり自分自身にかければ逆に目立つ匂いなどにはなりますし。

  9. ネーヴェ・グラヌローザ

    >足止め 鉄板はやはりアーケイン、殺界でしょうか。 光縛封は、こちらが体制を整えるまでの時間稼ぎにはなりましょうが、その後が問題になりますね。 加えて今回の相手は魔法攻撃持ちですから、もしかしたら1Rしか持たない、なんてこともあり得るかと。 >匂い お酒でしたらワインが一番香りが立つでしょうか。ワインは昨年秋に運営から登録者全員へ無償配布されておりますから、今回のメンバーなら恐らく皆様お持ちではないかと存じます。 「すごく臭い発酵食品(魚)」の臭いは凄まじいですものね……ともすれば他の香りが全てかき消される程に。鼻を曲げて嗅覚を鈍らせるなら間違いないかと。 めちゃくさいも良さそうだなと思います。 >子ども いるのは集落の奥でしたか……まずそこまで辿り着く前に、敵と遭遇する可能性はかなり高そうですね。もし子どもを囮とするなら、途中で遭ってしまう想定で二手に分かれるのも一手でしょうか。 扱いに関しては私もコハクさんへ一任するのが宜しいかと存じます。

  10. コハク

    子狼に関して私に一任させてくれてありがとう。 とりあえずは保護の方向性で行くつもり。当面はオッターに任せるような形にはなっちゃうかもだけどね。 どうせ戦闘終わったら集落には足運ぶつもりだったから多分その段階で見つけられそうだし。 ハルとサイラスがいるから囮は何とかなりそうで、遠距離組もいて、ヒーラーも充実…今回の布陣割と完璧なのでは…。 匂いにかんしては了解、私もワイン持っていくようにするよ。匂い系のアイテムやスキルはあまりないからそれ位が限界かな。 前半張り付いて嫌がらせしつつ皆の準備ができ次第隠れて後半タナト狙いとかになりそう…あれ 私、やる事ほとんどない? 後は捜波はもっていくよ、ちまちま隠れられても面倒だし。

  11. No.12

    見落としあったので訂正 子供の保護する人いるならお任せするのと,そうなると子供のいる方向とか立ち回りで予想できる様なことあってもあんまり習わん方がええかね? 撹乱用としてワイン、閃光に加えてフェロモン持ち込むかなと。後はマントと温度耐性。 解除移動攻撃とかで片付けられそうだし雷神剣あたりにしよかと

  12. エルナ・クルプファルツ

    子供さんは保護ですね!私も賛成です! となると子供さんを誘き出しに利用したりとかは避けたほうが良いかもですね……! ゴリラさんのZOCは強力ですね!ただ、ステ傾向的に隠蔽とは相性が悪かったり……! コハクさんが捜波して頂けるなら私はグラビティボルトと接近戦対策の殺撃者でいこうかなと思っています! 武器は杖でいくか弓でいくか悩んでいます!使用スキルの種類的には杖の方がデバフに向くのですが、接近されにくさでは弓の方が良さそうだったり……!

  13. ハルハン・ツァガーンナル

    すいません。 気づくの遅れましたが、参戦です! 囮なら任せてください! サイラスさんと二人でなら、しっかり足止めできそうです 殺界は、採用すると味方の移動も封じてしまうので、動きづらくなりそうでしょうか。 BSではなさそうなので、解除されないという強みはありそうですが

  14. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    それでは、足止めの本命は澱嵐でしょうか。基本的にノーリスクなのは強み。 グラビティフィールドを持って行きます。後方から身を隠しつつ前衛支援しますね。 戦闘中、子供は特に使わない・触らないということで良いですね。 基本的に守ろうとするでしょうから、位置が分かっても敵の背後に残す方が良い。 無理に割込んだりすると、強行突破を誘発したりして危険そうです。 発酵食品は交換申請中ですけど、まだ返事がありませんね。 間に合えば良いですが、無ければ無いで代わりに香水でも持ち込みましょう。

  15. ネーヴェ・グラヌローザ

    大変失礼致しました。間違いを見つけたので再発言致します。 子どもの扱いと足止めの件は承知致しました。 前衛のお二人が囮役として誘き寄せた後、アーケインで足止めしている間に一気に叩く、というイメージで大丈夫でしょうか? アタッカー支援として命中率を上げるバフを持っていくつもりでいたのですが、隠れながら攻撃するのであれば私も杖装備で後方から魔法攻撃を行った方が無難な気がして参りましたね。 ユークリア様とキーゼさんに伺いたいのですが、お二方はブルーフレアを持ち込むご予定は御座いますか? 持って行こうか悩んでいるのですが、被ると拙いかもと考えております。

  16. ユークリア・フィナンシェ

    >ネーヴェさん ブルーフレアの予定はありませんねー 今回出方をかなり迷っていて、最終的な行動はギリギリまで決まらなさそうです…。

  17. キーゼ

    >ハウリング 予定はないですね

  18. ユークリア・フィナンシェ

    地味にキャスター杖で魔弾撃つムーブになりそうです! 子供について了解ですよ!

  19. エルナ・クルプファルツ

    いよいよ明日出発ですね! 隠蔽の継続性を重視して弓で行くことにしました!なるべく遠くから射撃していきます! 隠蔽時の必中攻撃を利用して各種BSを付与していく動きを予定しています! グラビティボルト(行動阻害)、撹乱射撃(命中低下)、重射撃(回避低下)を使用予定です! どなたか可能な方に【呪い】の付与をお願いできると、かけたBSをすぐに解除されずに済むので助かるかもしれません!

  20. ネーヴェ・グラヌローザ

    >ユークリア様、キーゼさん ご回答ありがとうございます。お二方共に持ち込み予定は無いということで、こちらで持ち込む候補に入れたいと思います。 >呪い 招霊呪怨縛(呪い2・束縛2付与)は取得可能では御座いますが、アクセサリーで調整しても付与30程度が限界値になります。 もし呪い付与可能な方がいらっしゃられば、その方にお願い致したく……ですがもしいらっしゃらなければ私が対応致しますね。 朝まで、他の方々の反応を一旦待ちたいと思います。

  21. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    >呪い うーん、カースを用意出来れば良かったのですが生憎とOrbの持ち合わせが無く。 申し訳ありませんけれど、他の方にお願いすることになります。 代わりと言ってはなんですが、魔糸(回避低下)でBSの手数は支援しますね。

  22. ネーヴェ・グラヌローザ

    >呪い 改めて各種スキルをざっと眺めて来たのですが、そもそも呪いを付与出来るスキルは極一部なのですね。 朝まで待つとしておりましたが、時間帯的に皆様既にプレイングを仕上げていらっしゃる頃合いかと存じますから、私の方で対応致しますね。

  23. エルナ・クルプファルツ

    アウレーリアさん、ネーヴェさんご検討とご対応ありがとうございます! 頼りにさせて頂きます! 隠れてBSをスナイプしていくのに全力なプレイングとなりました! 皆さんご相談お疲れさまでした! ではでは!現地でもよろしくおねがいしますね!

  24. ユークリア・フィナンシェ

    ギリギリでしたが呪いを入れておきましたよ☆ ハクちゃんはメールありがとうございました。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0