【酔頸】疑似餌の本分

革酎

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シナリオID:2027

オープニング

●青薔薇登場
 暖かな春の陽気に包まれた、リーンエス王国ファブランド侯爵領都シェネル。
 町全体は落ち着いた雰囲気に覆われ、道行くひとびとの表情にも余裕が感じられる。始まりの百家のひとつに連なるファブランド侯爵家の威光が、シェネルの町に大きな安心感をもたらしている様にも思えた。
 だが、この平和が偽りの善意と微笑の上に成り立っていることを、冒険者ロレッタ・レーゼンは誰よりもよく知っていた。
 石畳で綺麗に舗装された中央の大通りに佇み、市街中心部に鎮座するファブランド侯爵邸をじっと見据えるロレッタ。その瞳の奥にはほんの微かに、憤怒の色が見て取れた。
(私の父と母を殺した吸血鬼……貴様とは必ずここで決着をつける)
 ファブランド侯爵家を事実上、取り仕切っていると思われる吸血鬼ロジェイル・アルトミー。現当主クウリ・ファブランドがただの傀儡に過ぎないことは先刻承知だ。このロジェイルさえ斃せば、ファブランド家に潜む闇は全て打ち払われるに違いない。
 少なくともロレッタは、その様に信じていた。
 だが今は、まだ直接敵の根城に潜り込む段階ではない。吸血鬼はロジェイルだけではないのだ。
 トレンプ・ロッドとカーゼル・ラゾリ。このふたりの下位吸血鬼を斃さなければ、安心してロジェイルに戦いを挑むことが出来ない。先ずは外堀を埋める必要があった。
 その時、商店街へと抜ける脇道から、ひとりの若い男が声をかけてきた。
 端正な顔立ちと伸びのある声音が特徴的なその青年は、イオレア・シュデル。彼はカペル侯爵家麾下の諜報部隊『青薔薇』の一員であった。
 先般、ロレッタと彼女の協力者達がファブランド家の内情を探った結果が冒険者ギルドからの報告書として、密かにリーンエス王国政府の情報解析部門に相当する部署へと流されていた。その結果、リーンエス王国政府はファブランド侯爵家に一定の疑義ありと判断し、青薔薇を使って更なる情報収集を進めることを決定したのである。
 イオレアは、頭からすっぽりとフード付きマントを羽織っているロレッタを脇道へ呼び寄せ、トレンプを誘い出す為の作戦が今夜開始されると告げた。
「うちからエリニアに変装した諜報員を出す。カーゼルがエリニアを執拗に狙うというなら、それに引っ張られてトレンプも動き出すだろう」
「済まないな、何から何まで」
 ロレッタは僅かに瞳を伏せて、イオレアに頭を下げた。
 するとイオレアは、とんでもない、礼をいうのはこっちの方だとかぶりを振った。
「吸血鬼なんかが始まりの百家のひとつを取り仕切っているなんてことが世間に知れれば、それこそ王国の貴族制度を根幹から揺るがしかねない。寧ろもっと早く我々がこの問題を察知し、動きべきだった。この貴重な機会を作ってくれたあんたには、本当に感謝しているよ」

●誘導作戦
 イオレアが調べたところによれば、トレンプという男は吸血鬼である以上は強敵であることに間違いは無いのだろうが、頭の方は然程に切れる方ではないという話であった。
 昔から男色の気があり、若い頃から町行く美青年にしつこく付きまとったり、或いは強引に自分のものにしようとしてトラブル沙汰になることが少なくなかった様だ。その醜い容貌と相まって、町のひとびとからは嫌悪感たっぷりの噂話で語られ、嘲笑される毎日だったという。
 ところがここ数年はすっかり大人しくなり、日中は全く姿を見せなくなっていた。恐らく、吸血鬼化した為に夜間のみでの行動に制限されたからであろう。
 そしてこの日の夜、シェネル冒険者ギルド支部に程近い安宿に姿を見せたロレッタは、エリニア・ストゥとイオレア、そしてエリニアに変装するという若い青薔薇女性メンバーのフェナリィ・ウォレンの三人と顔を合わせた。
「冒険者ギルドには?」
「応援募集の依頼を出しておいた。誘導戦開始までには、ある程度の人数が揃うだろう」
 イオレアからの問いかけに応じながら、ロレッタはエリニアの衣装を身に纏ったフェナリィに目を転じた。流石に青薔薇で鍛えられただけあって、顔立ちはエリニア本人とは異なるものの、全身から醸し出す雰囲気やちょっとした仕草までが、エリニアそのものに同化していた。
 そして、敵を誘い出す為のストーリーは、実に単純だった。
 カーゼルを諦められなかったエリニアだったが、カーゼルが吸血鬼である事実と、彼を人間に戻す方法が無いことを遂に受け入れ、傷心のまま夜のシェネルを離脱する、ということらしい。
 事実、エリニアの憔悴し切った表情を見れば、彼女が今の今までカーゼルを何とか元に戻したいと願っていたことは間違いが無かった。
 だが吸血鬼化した上に、エリニアに対する執拗な攻撃性を維持しているカーゼルは、最早手の施しようがないと諦めざるを得ない。エリニアは遂に、カーゼルへの想いを断ち切る決断を下したのだ。
「本当に、色々とご免なさい。私のことで多くのひとを巻き込んでしまって」
 エリニアはフェナリィとイオレアに頭を下げた。だがイオレアもフェナリィも、気にするなと笑みを返す。
「最早、事態はエリニアさん個人の問題を越えて王国政府が直接事態解決に乗り出す段階に来てしまった。ここから先は青薔薇と、冒険者の領分だ。エリニアさんはもう、自分自身の未来のことだけを考えて欲しい」
 イオレアは静かに微笑み返してから、ロレッタとフェナリィに頷く。
 いよいよ、作戦開始だ。

解説

状況:  PCの皆様は、シェネルの冒険者ギルドでロレッタからの依頼を受けたところからスタートして頂きます。  今回の依頼は至極単純で、エリニアに扮したフェナリィ周辺で張り込み、現れるであろうふたりの吸血鬼をその場で討ち滅ぼして下さい。  フェナリィとロレッタは連れ立って深夜のシェネルを徒歩で離脱しようとします。シェネルの町の南門を抜けて左右に森や丘が並ぶ馬車道を、ゆっくりと移動していきます。  イオレアが、エリニアのシェネル離脱を噂話という形でそれとなくトレンプとカーゼルの耳にも入る様に、上手く情報操作しています。敵が食いついて来るのは100%間違いないものとして動いて頂いて結構です。 敵:  醜悪な容貌の中年吸血鬼トレンプ・ロッドと、その眷属と化した美青年吸血鬼カーゼル・ラゾリが主な敵として登場します。  またイオレアが入手した情報によれば、ファブランド侯爵家子飼いの魔獣使いも援軍として登場する可能性が高い様です。この魔獣使いは体長二メートルを超える大型の吸血蝙蝠型魔獣を同時に五匹程度、操ることが可能といわれています。これらの魔獣は特殊能力は持ちませんが、素早く空を飛び回り、急降下して獲物の首筋に鋭い牙を突き立てて失血死させるという攻撃手段を取るとのことです。 NPC:  狼の半獣人にして孤高の吸血鬼ハンターであるロレッタ・レーゼン、青薔薇のメンバーであるイオレア・シュデルとフェナリィ・ウォレン、そしてかつてロレッタに救出されたエリニア・ストゥが登場します。

マスターより

 皆様、こんにちは。  個人連作【酔頸】のファブランド侯爵領編の続編OPをご提供致します。  既に前回、ファブランド侯爵家は吸血鬼がその実権を握っているらしいことが判明しており、しかもそのリーダー格が孤高の吸血鬼ハンター、ロレッタ・レーゼンの両親の仇であるらしいことが分かっています。  しかしながら今回は、敵の本丸を攻める前の予備段階として、邪魔な下位吸血鬼ふたりを斃します。  そのうちの一方はエリニアのかつての恋人ではありますが、既に完全な吸血鬼としてトレンプの配下に収まっており、最早救う手立てはありません。彼を弔い、エリニアの人生を次なるステップに進める為にも、心を鬼にしてカーゼルを斃して下さい。  それでは、もしご縁があればご参加のご検討宜しくお願い致します。

リプレイ

●闇夜の激闘
 リーンエス王国ファブランド侯爵領都シェネルの南門から伸びる馬車道は、僅かに蛇行しながら左右に広がる森や丘の間を抜けてゆく。
 深夜、三つの人影が前方を行くふたりの女性を追って、この馬車道を静かに駆けた。
 ひとりは表情の乏しい醜悪な中年男にして下位吸血鬼のトレンプ・ロッド。今ひとりは端正な顔立ちの美青年吸血鬼ながら、異様な程の狂気を伴う攻撃性の塊カーゼル・ラゾリ。
 最後のひとりは灰色のフード付きローブで全身を覆った魔獣使いだ。その頭上では2メートルを越える巨大蝙蝠が5体、ばさばさと羽音をはためかせて闇の中に舞っている。
 トレンプとカーゼルは前方を行くふたりの女性、即ちロレッタ・レーゼンとエリニア・ストゥを今度こそ確実に仕留める為に、闇に乗じて背後からの強襲を仕掛けようとしていた。
「んじゃ……ひと狩りいきますか」
 馬車道右側の森の奥でケン・Z・ブラッドリーが鞘から刃を抜き放ちつつ、軽くひと息入れた。茂みを越えた向こう側の歪な路上に、斃すべき敵が小走りに駆けてゆくのが見えた。
「行こう、シルヴィア。俺が先導する」
「うん……頼りにしてるよ」
 ずしりと重みのある得物を携えて、エル=バ=ノイアンがケンと肩を並べて前へと出る。そのすぐ後ろに、シルヴィア・A・カペルの姿があった。
 馬車道に飛び出す直前、シルヴィアが加護の言葉を低く連ねる。するとケンやノイアンの肉体を淡い蒼光が包み込んだ。
 ふたりの吸血鬼がロレッタとエリニアに到達する寸前、その一帯を光が照らし出した。馬車道の左手側の茂みに身を隠していたロゼットが、襲撃と同時に路上へと身を躍らせたのである。
「吸血鬼は任せたわ。私は魔獣使いを!」
 ロゼットのそのひと声が戦闘開始の合図となった。
 それまで逃げる様に馬車道を歩いていたロレッタが、踵を返すと同時に愛用の長刀を抜き払う。エリニアはロレッタに守られる形で、その背後に身を置いた。
 驚いて足が止まったふたりの吸血鬼の斜め後方左側から、大剣の切っ先を下段に構えたツィーラ・イェレミースが獰猛な勢いで飛び出してきた。
「カーゼルも、エリニアも、折角村を出る決心をしたんだよ! あと少しで二人とも幸せになれるところだったのに、みんなお前が悪いんじゃないか!」
 健康的な明るい性格がお馴染みのツィーラだが、この時ばかりは怒り心頭だった。愛するカーゼルを奪われたばかりか、そのカーゼルが恐ろしい化け物となって襲い掛かってきたエリニアの心情を考えると、怒らずにはいられなかったのである。
 しかし相手は、流石の吸血鬼。ツィーラの剣戟は初手で躱され、トレンプは反撃の鉤爪を繰り出してくる。ツィーラは大剣を振り抜いた勢いを利用して後ろ廻し蹴りを放った。やや浴びせ蹴りに近いトリッキーな動きに対応出来なかったトレンプは、側頭部に強烈な一撃を喰らってしまった。
 ところがカーゼルはトレンプの窮地には目もくれず、ひたすらエリニアに対して凶暴な攻撃性をぶつけようとしていた。普通吸血鬼は親吸血鬼への愛情に満ち、親吸血鬼を第一に考えるというのが通説だが、この時のカーゼルは違った。トレンプを守ることよりも、エリニア殺害を優先していた。
 カーゼルの鉤爪はしかし、エリニアとロレッタの間合いには届かない。ふたりの前に、屈強なる盾が割り込んできたからだ。
 黒衣の戦士だわが、カーゼルの行く手を完璧に遮ってみせた。今の今まで、徹底的に気配を殺し続けていただわの存在に、カーゼルは気付いていなかった。目に見えて動揺している。
「そうまでして、エリニアを殺したいのか」
 だわの声音は怒りよりも、悲しみの響きが強い。かつて愛していた筈の者を手にかけようとする狂気が、未だに信じられなかった。
 しかしカーゼルのエリニアへの殺意は、厳然たる事実である。こればかりは受け入れるしかない。

●狩る者と狩られる者
 魔獣使いは身動きが出来ない。
 ロゼットが初手に仕掛けた光柱の中に閉じ込められ、進退を奪われたのである。しかし魔獣使い自身の戦意が失われた訳ではない。この光柱は確かに魔獣使いの動きを封じるが、それは同時に冒険者達の攻撃から魔獣使いを守ってくれる防護壁としての役割も果たすからだ。
 魔獣使いは己の身の安全を考慮する必要も無く、大型蝙蝠魔獣の制御に全神経を集中させた。
 5体の巨躯が、右手の森から飛び出してきたノイアンとケンに対して上空から急降下攻撃を敢行。しかしその前に、ハヤト=ガラン=ヴォルファングが立ち塞がった。
「さ~て……きっちり吸血鬼共を狩り倒して、ロレッタちゃんに良いとこ見せねーとな」
 宙空を鋭く降下して来る大型蝙蝠魔獣は、ハヤトにとって脅威ではなかった。その驚くべき機動力は飛行魔獣の空中戦闘能力をも遥かに上回っていたのである。
 魔獣使いが光柱の中で愕然と動きを止めた。ハヤトが一瞬にして、先頭の大型蝙蝠魔獣の背後を取っていたからだ。地上から迎え撃つという位置から考えれば、通常では考えられない機動性であろう。
 だがハヤトは、その曲芸技を難無くやってのけた。
 そしてロゼットも、ハヤトに劣らぬ攻撃力を発揮した。ハヤトの間合いに入り切らなかった大型蝙蝠魔獣に、魔矢を素早く撃ち込んだ。直線的な降下中に受けた攻撃は、躱せない。ロゼットの放った魔矢は、早速敵の数をひとつ減じる結果を叩き出した。
 トレンプとカーゼルは思わぬ反撃を喰らい、狼狽していた。一旦距離を取って態勢を立て直そうと考えたらしく、冒険者達から間合いを離した。
 しかし、後退は叶わなかった。ふたりの吸血鬼の背後に、紅い戦闘衣に身を包んだ魔獄の吸血鬼ハンターが静かに佇んでいたのである。
「こんばんは吸血鬼さん……そして、さようなら」
 漆黒の闇の中で、ルアンナ・ミュラーの緑の瞳が煌めいた。と思った次の瞬間には、無数の光弾が雨あられと降り注いだ。トレンプとカーゼルは身を屈めて必死に躱そうとしたが、全弾が容赦無く命中した。
 更に追い打ちをかける様に、闇の中で閃光が走った。シルヴィアの祈りに応じて、雷の鋭い光が縦横無尽に駆け巡った。トレンプとカーゼルは逃げる間も無く、この強烈な雷光地獄の中でただのたうち回るしか無い。
 しかしその直後、冒険者達は思わず喉の奥で唸った。これ程一方的に魔法攻撃を次々と叩き込まれても、ふたりの吸血鬼はのっそりと立ち上がったのである。呆れる程の生命力であった。
「そこまで魔法を味わいたいなら、じっくり堪能して頂きましょう」
 ルアンナが淡々とした調子で、不可視の波動を叩きつけた。トレンプとカーゼルが怒りの形相を向けた時には両者の魔法防御力が引き下げられた後であったが、当人達は気づいた様子も無かった。
「おいおい……折角の美男子が台無しだな」
 ケンの振るう太刀が、カーゼルの眼前に迫る。カーゼルは慌てて躱したが、更に二の太刀、三の太刀とケンは次々に剣戟を放ち続けた。まずは足を狙う。動きを止めることが出来たなら、次は胴部への攻撃だ。
 一方のトレンプには、だわとノイアンが前後から迫る。トレンプは吸血鬼としての能力は決して低くはないのかも知れないが、根本的に戦闘技術の基礎がなっていなかった。その為、横合いから飛び込んできたツィーラの刃にはまるで反応出来ず、次々と手傷を負う始末であった。
 同様にカーゼルも、ただ凶暴性に身を任せて強引に攻撃を仕掛け続けるだけである。ケンとロレッタの戦闘技術の前では、まるで児戯に等しい稚拙な技であった。否、技とすら呼べないかも知れない。

●思いがけぬ繋がり
 大型蝙蝠魔獣は、ハヤトが2匹、そしてロゼットが2匹を仕留め、残るはあと1匹。この最後の魔獣が、吸血鬼共と死闘を繰り広げる冒険者の頭上に迫った。
「そっち行ったぞ!」
 ハヤトの警鐘に、だわとノイアンが素早く反応。まずノイアンが重い刃を振るい、その遠心力を活かした横撃で、直線降下中の大型蝙蝠魔獣を一気に薙ぎ払った。地面に叩きつけられた魔獣は起き上がる間も無く、だわの至近距離からの一撃を浴びて敢え無く絶命した。
 魔獣使いの手駒は全て、討ち取った。こうなると魔獣使いは逃げるしかないと誰もが思っていたが、当の魔獣使いは思わぬ行動に出た。光柱が時間切れで消滅した直後、ルアンナ目掛けて接近戦を仕掛けてきたのだ。
 しかしルアンナは冷静だった。
「何か余計な敵が寄って来ましたね……邪魔をしないで欲しいんですが」
 魔獣使いの短剣が迫るよりも早く、ルアンナの放った光弾の群れが魔獣使いの出足を止めた。その隙にロゼットとハヤトが魔獣使いの前後に迫った。
「投降するなら、命まで奪わないわよ!」
 ロゼットの呼びかけはしかし、魔獣使いの心には響かなかったらしい。敵は尚も短剣を繰り出してくる。勿論ハヤトの剣捌きの敵ではなかったが。
 その一方で、吸血鬼共が先に斃されようとしていた。まずはトレンプが、ツィーラの真下からの肘打ちで顎を強打され、軽い脳震盪を起こした直後に喰らった鋭い剣戟の嵐の前に屈した。
「エリニアと、カーゼルの無念だよ! しっかり地獄で味わうんだね!」
 ツィーラが突き上げた刃の切っ先がトレンプの顎先から脳天を貫いた。トレンプの醜悪な面が更に歪んで、そのまま動かなくなった。
 一方のカーゼルは、全身から血飛沫を撒き散らしながらも、尚も鉤爪を振るい続けた。
「おい……まだ彼女のことを愛してるんなら、これから先に進む彼女に贈る言葉はあるか?」
 ケンは余力を残してカーゼルの攻撃を躱し続け、穏やかに問いかけた。しかしカーゼルの狂気は、ケンの言葉を一切受け付けなかった。
「そうか……なら俺からもひと言、いわせて貰おう。てめぇの間違いは唯ひとつだ……てめぇは手を取る相手を間違えた。最初から愛した女の手を取るべきだったんだよ」
 直後、ケンの弾丸の如き突進を受けて、カーゼルは派手に吹き飛ばされた。
 そこにルアンナが放った魔力の波動と、だわの遠射調律が立て続けに襲い掛かる。カーゼルは中々にしぶとかったが、一瞬で間合いを詰めたロレッタの長刀がカーゼルの心臓を貫いたところで漸く、決着となった。
「カーゼル……貴方の魂が安らかであります様に」
 ロゼットはシグモルの神徒としてほんの僅かの間、斃れて動かなくなったカーゼルの為に黙祷を捧げた。
 一方、残った敵は孤立無援となった魔獣使いただひとり。最早、冒険者達の敵では無かった。
 魔獣使いはフードの下で、にやりと笑った。と思った直後には素早く後退し、手にした短剣を逆手に持ち替えて己の頸部を一気に貫いた。
 このまま死なせてはならぬと、シルヴィアとロゼットが慌てて駆け寄って治癒術を仕掛けようとしたが、しかし遅かった。
 だが、ふたりが魔獣使いのフードを取り払った時、思わぬ事実が判明した。
「この顔立ち……それに、この刺青は……」
「太信党、だね」
 シルヴィアとロゼットは思わず、顔を見合わせた。
 自害した魔獣使いの顔立ち、肌の色、そして特徴的な刺青はシラー砂漠最大級のバルバロイ組織『太信党』所属のテロリストであることを如実に物語っていたのである。
 それまでエリニアに扮し続けていた青薔薇諜報員フェナリィ・ウォレンが、魔獣使いの遺体の傍らにそっとしゃがみ込んだ。彼女はあらゆる目視情報を、自身の記憶の中に焼き付けようとしていた。

●内地から西方へ
 シェネル内の、某宿屋。その一室内に、冒険者達とロレッタ、フェナリィが顔を揃えた。
 出迎えたのはエリニアと、彼女をこの宿で護衛していた青薔薇構成員イオレア・シュデルのふたりだった。
「カーゼルのことは残念だが……あいつの分まであんたが幸せになってやってくれよな」
 ハヤトが投げかけた言葉に、エリニアは黙って頷いた。
「エリニア……カーゼルは間違い無く、貴方を守ったのよ。あの夜ふたりで夜逃げしなければ、今頃は貴方が侯爵の、吸血鬼の犠牲になっていた……カーゼルは貴方を守ったの。そのことを支えに、どうか新しい道を歩んで頂戴」
 ロゼットは、涙をこらえているエリニアをそっと抱き寄せた。ここで初めて、エリニアは感情を爆発させた。泣きじゃくるエリニアは、カーゼルへの想いを断ち切るのではなく、生前の彼が託した希望を抱いて生きてゆくことを、涙の中で決意していた。
 その傍らで、ハヤトはベッドの端に腰を下ろしているロレッタにそっと歩を寄せ、耳元で囁きかけた。
「なぁなぁ、俺の活躍、どーだった?」
「やれやれ……もう少し空気を読もうな」
 能天気なハヤトに、ロレッタは苦笑を返した。だがその金色の瞳の奥には決して否定的な色は見られない。ロレッタはハヤトの鮮やかな活躍ぶりを素直に認めている様子だった。
 一方、イオレアはエリニアの心のケアをロゼットとフェナリィに任せつつシルヴィア、ノイアン、ルアンナ、だわの四人を部屋の隅へと呼び寄せた。
 魔獣使い、或いは大型蝙蝠魔獣がどの様な動き、どの様な戦術を取っていたかを確認する為である。
「そういえば、妙な剣技を使っていたな」
「短剣も、刃の構造が王国内陸で見かけるものとは少し違った」
 ノイアンとだわの冷静な分析を受けて、イオレアは太信党が関わっている事実を確信した様子だった。
「つまり……西方辺境伯がいっていた内地の貴族というのは、ファブランド侯爵家のこと?」
 シルヴィアは思わず、腕を組んだ。まさかここにきて、シラー砂漠の戦乱が関わってくるとは。
 しかし何故、太信党なのか――その謎に関わるヒントは、イオレアが放った次のひと言にあった。
「そういえば太信党本拠地のラネンターカム陵やテクホテップ陵は、いずれも吸血鬼だった魔人の墳墓だという噂だ。何か、関係があるのかも知れない」
 ラネンターカムもテクホテップも、数百年前に実在したシラー砂漠の偉人らしいが、その正体が吸血鬼だったとなれば、全てが繋がってくる。
 ルアンナも、そしてロレッタさえもその美貌に緊張の色が走った。今回の戦いで関わった吸血鬼のルーツが、シラー砂漠にあるかも知れないという情報は完全に想定外だった。
「ねぇねぇ、たいしんとうって、何?」
 宿屋の食堂から買い込んできたサラダを威勢良く平らげていたツィーラが、興味津々といった様子で首を挟んできた。
 イオレアとシルヴィアがツィーラにかいつまんで説明を加える傍らで、ルアンナ、ノイアン、だわ、ケン、ハヤト、そしてロレッタを加えた六名で、イオレアから借りた王国地図を覗き込む。
 一貴族領内での吸血鬼騒ぎが、まさかシラー砂漠で幕を開けようとしている戦乱と直接繋がってくるとは、誰も想像だにしていなかった。

マスターコメント

 皆様、お疲れ様でございました。  エリニアとカーゼルの物語はここでひとまず終了です。  次回は本連動の最終回となりますが、ファブランド侯爵領内で起こっていた吸血鬼騒ぎが、遂にシラー砂漠での戦乱へと繋がっていきます。  ロレッタもまた、シラー砂漠へと戦いの舞台を移して参ります。  ご縁がありましたら、またお付き合い下さいませ。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年04月09日 18時31分29秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ロゼット

    ヒーラーの神官戦士ロゼット、参加したわ。よろしくね。 やることは単純で、囮で釣りだした襲撃者の撃破ね。 時間帯は深夜ということだから、備えが必要になるかな。 「エンライト」はあるから、相談次第で持ち込むわ。 >フェナリィ周辺で張り込み ここは付かず離れずの距離で見張る、という解釈で良いのかな。 それとも襲撃前提で、連れだって歩いてしまって良いのかしら? 見張るなら街道の左右に分かれる、とか決めた方が良いのかなと。 >襲撃者の処遇 吸血鬼は、その場で討ち滅ぼしてください、ということだけど 魔獣使いの方は倒す?捕まえる?黒幕についての尋問とかで。 王国の諜報が出張ってる段階なら、罪状はもう確定とみて良いのか、 「一定の疑義」だから証拠は増やした方が良いのか、という意味で。 とりあえず、私から共有したいのはこれぐらい。頑張りましょ。

  2. ルアンナ・ミュラー

    キャスターのルアンナです、よろしくお願いします。 私は視界確保に暗視を持って行きますね。 >張り込み 一緒に歩いてしまうと、相手も罠だと気付いて以前のように撤退してしまうかもしれません。 姿は見られないように、こっそりと張り込むのが良いと思います。 >襲撃者の処遇 そうですね、何人かは生きたまま捕まえて雇い主等を聞き出したい所です。「一定の疑義」から「嫌疑確定」まで持って行ければ、本丸への殴り込みの際に協力が貰えるかもしれませんし。

  3. ツィーラ・イェレミース

    ウォーリアのツィーラだよー! 今回もよろしくねっ!! あたしも暗視は用意しておくことにするね。 >魔獣使い うーん。 あたしは・・・、相手は魔獣使いだから、ちょっと危険かなって思うんだよね。 敵にはならないような小さな魔獣がこっちの情報を知らせに行くとかはないのかなぁ。 青薔薇っていうような「せーふのきかん」が動いているんだから、もうズバッとやっちゃっても良いと思うんだよね。 生かした方がっていうことなら、気絶させたりとかになるだろうけど、その場でフェナリィに渡しちゃう?

  4. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回はよろしくね。 >張り込み 吸血鬼が活動できる深夜に離脱、という辺りで吸血鬼達も罠を警戒しているかもしれない。撤退させない為にも、私もこっそり見張るのが良いと思う。 見晴らしが良い丘側だと見つかりやすそうだし、森側で分散して見張った方が良いかな。両側とも森の時は両側に分散出来ると言った感じで。 >襲撃者の処遇 領主を追い詰めるためにも証拠は出来るだけ欲しい所。 魔獣使いについては、ツィーラが言ってくれたように気絶させてフェナリィに引き渡しが良いと思うよ。魔獣を連絡に使わないように注意して見ておこう。 どの敵をメインに対応するかは考え中。 攻撃対象が分かっていて対処しやすいのはカーゼルだけど、五匹の蝙蝠型魔獣に同時に囮役の二人を狙われたら厄介だ。魔獣使いも早々に気絶させたい。

  5. だわ

    ウォーリア、だわと呼んでもらえれば。よろしく頼む。 ん。張り込み時は敵を誘き寄せるまで離れていた方がいいと俺も思う。 森の中で遭遇できず丘へ出そうであれば、小休憩と称して森の中で時間を稼いでもらうのも有りか。 襲撃時もフェナリィは顔を見せないよう努めてもらえれば、カーゼルの行動を読みやすくなるかもな。その場合狙われ続けるだろうから、害されないようカバリングで護衛する。 護衛を考えればフェナリィを連れ立って歩く役をやらせて貰いたいくらいだが、吸血鬼共が以前「エリニアを救出するロレッタ」を見ている以上ロレッタが適任なのだろう。 魔獣使いだが、自分が狙われていると分かれば早々に離脱してしまう可能性があるかと。 己の身が主君に繋がる手掛かりになりうることは理解しているだろうから、逃げられる前に足止めを講じた方が良さそうに思う。 他に気になるのは、本作戦の間エリニアはどこに居るのかというのも気になるが街で待機してくれるよう頼めばいいか。 暗闇対策は暗視を持って行く予定だ。

  6. エル=バ=ノイアン

    ウォーリアのノイアンだ。 この一連の依頼に関わるのは今回が初めてだが、よろしく頼む。 そうだな、持ち込みは暗視と… 張り込みについては俺も、出ている流れに賛成だ。隠蔽はいるかどうか…蝙蝠が目もあるし、できれば森の中で迎え撃ちたいところだな。 魔獣使いは、気絶が難しければ光縛封が有効だろうか。手はいくつか考えておきたい。 とりあえず何かと便利な閃光塗弾は使えそうか…?目眩しにも、目印にも。 敵を逃さないためには…そうだな 常套手段としては殺界、だが。発動にコツがいるからな。相談しつつ、使用可否を決めたい。

  7. ロゼット

    「暗視」は持ってるわ。暗視持ち多そうだから 見張ってる間は照明なしにして、襲撃後はロレッタや フェナリィも動きやすいように照明を付ける、でどうかな。 >張り込み 離れて見張る、って意見の方が多そうかな。 囮役が進む街道を、半々ぐらいに分かれて街道の左右から 付いていくとか。森の茂みや丘の起伏に身を隠す感じで。 >どの敵をメインに対応するか こだわらないけど、私が魔獣使いを叩きましょうか? 色々と言っちゃったし。「光縛封」での封じ込めとか。 他は「魔矢」で魔獣への対空射撃かな。 ウォーリアが多いから近接系っぽい吸血鬼は何とか なりそうだけど、飛行する魔獣はちょっと大変そうね。 >だわ エリニアは街に待機で、OPにいた青薔薇メンバーの イオニアに付いてもらえば安全は大丈夫じゃないかな。 >魔獣使いの処遇 私は、できれば殺さずに捕まえたいかな、と。 ツィーラの言う連絡を飛ばされる懸念や、 だわの言うように本人が逃げるリスクはあるけど。 前回【酔顎】で黒幕が吸血鬼と分かったけど、配下の情報は 無いから、この魔獣使いから他の配下の情報が引き出せれば、 次回以降の決戦が少し楽になるかな?と思って。 実際の尋問は本業?の「青薔薇」に任せて良いと思うから、 気絶でも何でも良いから捕まえて、フェナリィ達に渡すまでで。 利益はある、と思うのだけど「できれば」だからズバッと やっちゃっても、仕方ないと割り切るわ。長々とゴメンね。

  8. シルヴィア・A・カペル

    私も暗視を持って行くよ。襲撃後は明かりを付けるのも、エリニアは街でイオレアに護衛をしてもらうというのも賛成だ。 閃光塗弾は魔獣使いが逃走した時の為に目印として使っておくのが良いかもしれない。 >張り込みについて あ、確かに丘の方も起伏があれば隠れられそうだね。 私も半々ぐらいに分かれて左右からついていくのが良いと思う。 >どの敵をメインに対応するか 魔獣対応メインにしようかな。飛行している時は遠距離攻撃、急降下してきたら斬撃で叩くよ。翼を狙っていくね。 だわがフェナリィを守ってくれるのも、ロゼットが魔獣使いを叩いてくれるのも有難い。よろしく頼むよ。魔獣使いは気絶させて青薔薇に引き渡せたら良いなとは思うけど、勿論難しい時は割り切ろう。 >スキル 襲撃時の明かりとしてエンライトを持って行くね。 次の手番でブルーフレアを左右から集まってきた皆に掛けたいと思っている。出来る限り多くの人を巻き込める位置を探すよ。他のスキルは考え中だ。

  9. ツィーラ・イェレミース

    >魔獣使い 殺さずにだね、わかったよ! たしかにもっと情報が引き出せたら助かるもんね。 >どの敵をメインに対応するか 魔獣使いや魔獣を引き受けてくれるなら・・・。 うーんと、えと、それじゃあ・・・、あたしはトレンプを相手にしようかなぁ。 魔獣使いの方だと魔獣に対して届かなさそうだし。 >張り込み 左右に分かれてってことなら、誰が左で誰が右っていうのを決めておく? それとも、そういうのはざっくりでいいかなぁ。

  10. ロゼット

    >左右に分かれて張り込み なら私は「左」にしましょうか。全員がきちっと分かれなくても 良いけど、エンライト持ちのシルヴィアとは分かれようかな?

  11. ルアンナ・ミュラー

    >どの敵をメインに対応するか 私は吸血鬼2人にしましょう。コウモリ魔獣が飛び回って邪魔ならそちらの対応もしますね。 どちらの方向からでもOKですよ。

  12. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 今んとこの話の流れで特に異論はねぇぜ! とにかく吸血鬼2体と蝙蝠を殲滅して魔獣使いをとっ捕まえりゃいいんだもんな? 飛び回る厄介な蝙蝠に対処し易いのは長射程攻撃手段がある面子だろーが、ウォーリアが多いし厳しそーだな… ルアンナも対処してくれるっつーし、俺は蝙蝠共を墜す方をメインで動くことにすんぜ!

  13. シルヴィア・A・カペル

    >左右に分かれて張り込み 了解だ、私は「右」にするね。

  14. だわ

    >左右に分かれて張り込み では俺は『左』に。 ああ、こちらは武器として弓を持ち込もうかと。 フェナリィの傍につく予定だから射線に吸血鬼共しか入らない時もありそうだが。 蝙蝠……。 閃光塗弾……いや。音に頼っての索敵と推定すると、サウンドボマー等で墜落させられないだろうか。

  15. ケン・Z・ブラッドリー

    顔出しが遅くなってすまん ウォーリアーのケンだ よろしくな 魔獣使いは捕縛して情報吐かせるのは賛成だな ただ、逃げられるくらいならトドメさすくらいの気持ちでいいか? 吸血鬼2体に何かしら特殊能力がある可能性も考慮したいところだが、あんまり騒ぎを大きくしたくはないから戦闘は手短にしたいところだ そういや、エリニア嬢は俺らが吸血鬼の相手してる間はどうしてるんだろう? 今の所の情報だとそこがわからないのがちょっと不安かな 俺らが吸血鬼の相手に集中してる間に襲われたりしないだろうか?

  16. ルアンナ・ミュラー

    >作戦中のエリニア対応 確かにそうですね。私達が戦いに集中している間に連れ去られてしまう可能性もあるかもしれません。 戦闘中はイオレアさんに警護をお願いするのはどうでしょう?

  17. エル=バ=ノイアン

    う……うん? あれ? すまない、エリニアは街で待機してもらう、ということであっているか? とりあえず、俺は右に行こう。弓を持ち込もうかと思ったが、片手が回復用の祭刀で埋まるから、もう片方は近接になりそうだな…代わりに、射程の長いスキルで代用するつもりだ。

  18. エル=バ=ノイアン

    急いで書き込んだから戦闘中の動きについて触れ忘れていた…連投すまない。 この感じなら、カバリングと強靭で特性を埋めよう。カバリングは3回と回数が多いわけではないが、あるのとないのとでは安定感が違うだろうしな…盾役として、皆が攻撃に集中できるようにしたい。

  19. シルヴィア・A・カペル

    >作戦中のエリニアについて 「本物のエリニアは街で待機、イオレアに護衛をしてもらう」という流れになっていたよ。だから本物のエリニアについては気にしなくて大丈夫だと思う。 魔獣使いは捕縛して青薔薇に引き渡したいけれど、難しい時は容赦せずで。 今までの表明を纏めてみたよ。もし間違っていたら訂正よろしく。 【張り込み位置】 ・左側 ロゼット だわ ・右側 シルヴィア(襲撃時メテオライト使用) ノイアン 【行動纏め】 ・エリニアに変装したフェナリィ護衛 だわ ・魔獣使い対応 ロゼット(+魔獣対応) ・魔獣対応 シルヴィア ハヤト ・吸血鬼2人対応 ルアンナ(+魔獣対応) ・トレンプ対応 ツィーラ ・盾役 ノイアン

  20. ロゼット

    吸血鬼のカーゼルは、エリニアへの執着心が強いらしいから、 私たちよりもエリニアに変装してる、フェナリィへの攻撃を 優先する可能性がありそう。知っておいた方が良いかも。 >ロレッタの扱い 彼女に何か、指示やお願いはしなくて良いかしら? 技量は高そうだから、心配はいらないでしょうけど。 >蝙蝠にサウンドボマー 習得はしてるけど、個人的には使わないかな。 効くかは不明だけど、戦闘中の使用は困難と書かれて いるから相応にデメリットも負いそうで。 シルヴィアは配置・役割まとめありがとう。 >方針要点 ・変装したNPCフェナリィとNPCロレッタが囮役をする ・冒険者は街道の左右に分かれて囮役に付いて張り込み ・張り込み中は照明は付けない、暗視持ち等が先導する ・襲撃の発生時は各自が担当する相手・役割を実行する ・吸血鬼2名(トレンプ、カーゼル)+魔獣は撃破 ・魔獣使いは(できたら)捕縛、『青薔薇』に引き渡す ・NPCエリニア本人は街で隠れてる、NPCイオレアが付く

  21. ケン・Z・ブラッドリー

    あぁ・・すまん。見落としてた 護衛がいるなら気にしなくて大丈夫か >ロレッタ そうだな。すでに話に上がってるように彼女がエレニアを助けてるのがわかってるんだし、エレニアに扮したフェナリィを護衛するようにしてるほうが自然だと俺も思う あと・・・敵の吸血鬼2体ってトレンプとカーゼルのことであってるよな? とりあえず現状対応が明言されていないカーゼルの相手に回ろうかな 隠れる場所は・・・・左右のどちらか迷い中だ いっそ後方から見渡してというのもありなような気もするが・・・・・ 【張り込み位置】 ・左側 ロゼット だわ ・右側 シルヴィア(襲撃時メテオライト使用) ノイアン 【行動纏め】 ・エリニアに変装したフェナリィ護衛 だわ ・魔獣使い対応 ロゼット(+魔獣対応) ・魔獣対応 シルヴィア ハヤト ・吸血鬼2人対応 ルアンナ(+魔獣対応) ・カーゼル対応 ケン ・トレンプ対応 ツィーラ ・盾役 ノイアン

  22. ツィーラ・イェレミース

    間あいちゃってごめーん! えと、両方ともに暗視や明かりの用意はあるみたいだし、あたしはどっちに行っても大丈夫そうかなぁ。それじゃあ左にしておくね。 >サウンドボマー 普通の蝙蝠には効きそうだけど、大きいみたいだしちょっとわかんないね。 >ロレッタ 前にだわが「エリニアを救出するロレッタを見ている以上ロレッタが適任」って言ってたし、エリニア(実はフェナリィ)を護衛してもらうのが良さそうだね。 フェナリィの正体がばれないように立ち回ってもらった方が安全だと思うよ。 エリニアじゃないって分かったら逃げるかもしれないし。 【張り込み位置】 ・左側 ロゼット だわ ツィーラ ・右側 シルヴィア(襲撃時メテオライト使用) ノイアン 【行動纏め】 ・エリニアに変装したフェナリィ護衛 だわ ・魔獣使い対応 ロゼット(+魔獣対応) ・魔獣対応 シルヴィア ハヤト ・吸血鬼2人対応 ルアンナ(+魔獣対応) ・カーゼル対応 ケン ・トレンプ対応 ツィーラ ・盾役 ノイアン

  23. だわ

    出発まであと1日か。 諸々まとめ助かる。 サウンドボマーについてリスク承知した。今回は考慮外で行くか。 効力も定かでないのはその通りだしな。検討してもらえただけでもありがたい。 トレンプの方は、……あまり考えたくはないが、もしかすると男をターゲットにしてきやすいかもしれない。カーゼルを眷属化したのと同様の理由で。

  24. エル=バ=ノイアン

    あと1日だな。まとめも助かる。 強靭とカバリングで…と思ったんだが、これならシーザーロアと強靭を入れ替えた方がいいかもしれない…ということで、シーザーロアとカバリングに特性を変更した。 一応防御生命のステータスも上げていくが、強靭分の数値がなくなるから、回復の回数を食ってしまうかもしれない…もちろんヒールは自分でも持っていく。 何かあればメッセージでつっついてくれ。

  25. シルヴィア・A・カペル

    ロゼット、方針の要点纏めをありがとう。 私もロレッタにはエリニア(フェナリィ)を護衛してもらうのが良いと思う。私達張り込み組は最初はどうしてもフェナリィと距離があるし……正体がバレないように立ち回ってもらうのも賛成だ。 明日出発か。皆、現地ではよろしくね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0