【蒼炎】魔女の棲む森
おおくまねこ
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シナリオID:2014
オープニング
「やれやれ。今日も疲れたな」
夜遅くまで続いた家令との打ち合わせを終え、エドワウは溜息を吐いた。彼はまだ少年と呼んで差し支えない年齢であるが、この辺り一帯を治める領主なのだ。去年まではパンクリアース学園でまったり学園生ライフを送っていたのだが、昨年父が急死し、実家に呼び戻された。その後、兄弟で話し合って財産の分割相続を行った結果、このスノウクレスト村一帯の土地を統治することになったのだ。
もっとも、末っ子であるエドワウに与えられた領地は、このスノウクレスト村を含む幾つかの農村と、その付近にある森だけだったので、彼の暮らしぶりは貴族としてはかなり慎ましいものである。民に重税を課せばゴージャスに暮らせないこともないのだが、青臭い所のあるエドワウはそれをよしとせず、極めて真面目に領内の統治をおこなっていた。
「今頃学園は期末試験かな? ああ、学生時代が懐かしい……王都の綺麗な女の子と遊びたい…………おや、お客さんかな? こんな時間に誰だろう?」
屋敷の入口で誰かが騒いでいることに気付いたエドワウは椅子から立ち上がると、窓を開けて下を覗き込んだ。
●
領主のお屋敷の入口では、10才くらいの少女と番兵が言い争っていた。
「お願いします! 領主様に会わせて下さい! 騎士団を出して!」
「こら! 勝手に敷地に入るんじゃない! 領主様はもうお休みの時間だ!」
「何の騒ぎだい?」
寝間着姿のまま、エドワウは寝室からにゅっと窓から顔を出した。
「エドワウ様! その、村の子供がエドワウ様に会わせろと騒いでおりまして。追い返しますのでどうかお休み下さい」
「領主様―! お願い! 騎士団を森に送って! チェリオが『魔女の森』に入っちゃったの!」
領主が顔を見せたことに気付いた少女は手をぶんぶんと振りながらエドワウに呼びかけた。
「なんだって?」
●応接間にて
「――私が悪いんです。魔物を倒しに行こう、なんて言わなきゃよかった! チェリオはきっと、森で迷子になって……うええん……」
「……」
結局下まで降りてきたエドワウは、応接間でさめざめと泣く少女を見つめていた。彼女の話によると、村の少年が一人行方知れずになっているそうだ。少女はその少年と共に立ち入り禁止区域になっている『魔女の森』に入ってしまい、少年とはぐれて一人で帰ってきてしまったらしい。
(魔女の森か……)
立ち入り禁止区域といっても、エドワウがそう決めたわけではない。魔女の森は100年以上前から伝統的に禁足地となっている土地だ。その昔、スノウクレスト村を襲った『蒼炎の魔女』なる存在が今も住んでいるという伝説が村に伝わっている。そういえば、この領地を引き継いだ際にも古株の執事が西の森には近づいてはいけないと言っていた気がする。
「領主様、お願いです! 騎士団を出して下さい!」
「騎士団か……」
(困ったな……騎士団なんて立派なものは我が領地には無いんだが)
エドワウは領主の威厳を保つ為、顔の前で腕を組んで考えるそぶりをしたが、実のところ、エドワウの領内に騎士団などいない。「家来は何人いるのか」と村の子供に尋ねられた時、つい見栄を張っただけだ。もし『魔女』の言い伝えが迷信ならば村人の捜索隊で十分なのだろうが、魔女の森の言い伝えは村人たちの間で強く信じられている。村人達に自己解決せよとを言うのも気が引けた。
(僕より遥かに広い領地を相続した兄さんたちならお抱えの私兵団がいるだろうけど、頼んだところで田舎の村人捜索の為だけに兵団を送ってくれたりはしないだろう。行方不明になったら大騒ぎになったウィリアム王子とはわけが違う……)
「いや、待てよ……そういえばウィリアム王子が行方不明になった時は……」
確か、王家の騎士団だけではなく、冒険者も捜索に参加していたはずだ。たまに届く学園の後輩達の手紙やドゥジンシにも、その活躍ぶりが克明に描かれたものがいくつかあったはず。
「――わかった。騎士団は軽々には動かせないが、代わりに冒険者ギルドに依頼を出そう。チェリオ君の捜索は冒険者達にやってもらう。誰か、すぐに最寄りの冒険者ギルドに早馬を出してくれ」
解説
マスターより
リプレイ
昔々、あるところに魔女がおりました。魔女は宝石のように蒼い瞳を持つとてもとても美しい女性で、絶大な魔力を持ち、望めばたいていのことは杖の一振りで叶えることができました。ですが、彼女には一つだけ悩みがありました。彼女には長い人生を友に歩む伴侶がいなかったのです。
ある日、魔女は森を散歩している時に美しい青年に出会いました。その青年は貴族でした。当時のスノウクレスト村の領主様の息子、エリアス様です。二人はすっかり恋に落ちました。しかし、エリアス様には婚約者がおりました。エリアス様はどちらを愛するべきなのか悩みましたが、結局、家の意向には逆らえませんでした。結婚式の一週間前、エリアス様は魔女に真実を打ち明け、別れ話を持ちかけたのです。
「私を騙したな!」
怒り狂った魔女は蒼い炎の魔人を召喚しました。そして領主様の目の前でスノウクレスト村の人々を一晩で焼き尽くしてしまったのです。焼け落ちる村の前で立ち尽くすエリアス様に、魔女は言いました。
『これがおまえが吐いた嘘への罰だ、裏切り者よ。エリアスよ、この村を再建するがいい。お前の子孫が人を裏切った時、我はまた現れるだろう』
打ちひしがれたエリアス様は奥様と共にスノウクレスト村の再建を誓い、子孫に『人を裏切ってはいけない』ことと、『森には恐ろしい魔女が住んでいるので、決して近づいてはいけない』、と語り継いだのでした。
●
「これが、領内に伝わる魔女の伝承です」
「ありがとうございます」
リコリス・アデュラリアは老執事へと頭を下げた。
「魔女に焼き滅ぼされた、ってことだけど、スノウクレスト村は現在もあるんだよね?」
今度はアルシエラ・ライゼルが尋ねた。
「ええ。壊滅寸前に追いやられた、というのが正確なようです。今のスノウクレスト村は、僅かな生き残りと、領内の他の村からの転入した者の子孫によって再建されたのです」
「この屋敷も燃えたの?」
「全焼はしていないようですが、この屋敷にも火が回ったようです。火災の記録が残っております」
「なるほど。ちなみに、伝承当時から存命の人って村にいたりする?」
「まさか。そんな者はおりませんよ! もちろんこの屋敷にもおりません。なにせ、百年二十年前のことですから。」
「……そうでしょうね」
リコリスは頷いた。
(スノウクレスト村にはエルフはいませんか。まあ、人里にエルフがいる方が珍しいですが。ですが、もしも魔女の正体がエルフならば未だ存命という可能性もありますね。たかだか百二十年前ぐらいならば)
ロスガリア大陸で『人類』とされる種族の内、殆どの種族は百年も経たずにその一生を終えるが、エルフはヒューマンの数倍の寿命を持ち、百年生きることも決して珍しくはない。リコリス自身も69才であり、実は目の前の老執事よりも年上である可能性が高いぐらいだ。
「私も、それほど伝承に詳しいわけではございません。私の祖先も再建後に転入してきた一族ですから。亡くなられた先代様ならば、何か知っていたかもしれませんが……。私からお話できることはこのぐらいでございます。」
老執事は恭しく冒険者達に頭を下げた。
「ありがとー、執事さん」
「貴重なお話ありがとうございました」
アルシエラとリコリスは老執事に礼を言い、他の冒険者達と共に館を後にした。
●
魔女の森は領主の館からは村よりも近い位置にある。領主の館での情報収集を終えた冒険者達はそのまま森へと向かった。
「さて、魔女の森……か。本当に魔女がいるのかいないのか、いたとして伝説の通りのことをやった者なのか、会ってみたいようなそうでもないような。まぁ森に入ったら『魔女』なんて言葉を口に出さない方が良いだろうな。本当にいたとして、どこに目や耳があるかわからん」
闇に鎖された静かな森を見据えながら、シグルド・オルセンは呟いた。魔女の正体はおろか種族さえも不明だが、もし魔女がいるのならば授恵者であると考えて間違いないだろう。どんな秘術を使ってくるか想像もつかない。
「確定ではないけど、火事の記録とかの状況証拠もあるみたいやし、とりあえず魔女は『いる』という前提で探索しようか」
ランタンの燃料をチェックしながら、サイラスが言った。
「そうですね。魔女の伝承は領主にとって都合が悪い内容でした。それをわざわざ語り継ぐぐらいですから、森には何かしら入ってはいけない理由があると考えた方がよいでしょう。魔女の正体がエルフである可能性を考えると、不用意に森を傷つけない方がよいかもしれません」
サーマルアイを発動しながら、フクシア・S・シュルツが頷いた。百年間、森の中で生存可能な生物となると、やはりエルフが真っ先に頭に思い浮かぶ。仮にそうでなくても、自分の住処を傷つけられていい気はしないだろう。
「先頭はナキルとシグルドが頼む。俺は探索に集中させてくれ。目だけではなく、音とエーテルにもよく注意しておく」
セリオス・オーガストはエーテルを利用した探知術、『孤高者の双波』の使い手だ。もしチェリオが分かりにくい所に隠れていたとしても、見落としはすまい。
「おう。前衛と囮は任せろ。まあ、剣なんて使わないに越したことはないんだけどな」
そういうナキルの腰に下げられた水袋には熱いスープがたっぷりと入っている。夕方から行方不明ならばチェリオはきっとお腹を空かせているだろうと思い、領主の館のキッチンを借りて作ったのだ。
「匂いで辿るのは任せろ。食事と森の匂い以外見つけたら言うわ」
クンクンと鼻を鳴らすサイラス。右手には白紙とペンが握られている。この森は禁足地ゆえに領主の一族も実態を把握しておらず、ちゃんとした地図が存在しないのだ。サイラスは己の優れた位置感覚を頼りにマッピングをするつもりである。
「互いの声が届く範囲内から離れないようにしましょう。何がいるか分かりませんからね」
「さんせー」
リコリスの言葉にアシュリーは首を縦に振った。
「急ごう。スノウクレストと言うだけあってここは随分寒い。チェリオは凍えているかもしれない。シアもよろしくね」
アルシエラが白狼の頭を撫でると、狼はがう、と短く鳴いた。
●
「子供の足跡があるな、それも二種類だ」
地面をしきりに観察していたセリオスが手を上げると、冒険者達が周りに集まってきた。
「片方が捜索対象のチェリオで、もう片方が領主に通報してきたという少女、ミレディのものでしょう。微かですが、残留思念も残っています」
足跡に手を翳したリコリスが言った。
「こっちに森から村の方向に向かっている足跡もあるよ。この靴跡と一致する方……ちょっと大きい方がミレディだろうね。小さい方の足跡を辿ればチェリオの居場所に辿りつけるかもしれない」
セリオスに負けず劣らず夜目が利くアシュリー・レドルナンはチェリオの靴跡を特定することに成功していた。ところで実は、依頼人であるマクドガル家のお屋敷は貴族のお屋敷にしては警備がザルなこともあり、アシュリーの『仕事』の候補地の一つでもあったのだが――。
(ここの貴族の屋敷に入って金目のものをちょっと拝借しようと思ったら、なんか変な事件に巻き込まれちゃったな。実際に見たらお金持ってなさそうな屋敷だったし、おとなしくこの仕事の報酬を貰おっと)
結局そのプランは放棄し、アシュリーは真面目に依頼をこなすことにした。
「んじゃ、とりあえずこの足跡を辿るってことでいいか? 俺やシグルドは魔女とか、クリーパーが近づいてこないか、周りを警戒しておくよ」
「おう。人探しとか慣れてる連中はそっちをメインで頼む」
ナキルの言葉にシグルドは頷く。役割分担を確認した冒険者達は、チェリオの元と思しき足跡の追跡を開始した。
●
追跡の途中、謎の足跡を発見した冒険者達は一度足を止めた。
「なあ、これなんだと思う? 明らかに人間の足跡じゃないんだけど。しかもけっこう大きいよね。人間サイズ? あと、一体ではないよな、この数は」
「……爬虫類のものに似ているな。だが、人間サイズで二足歩行する爬虫類なんてのが普段から棲息してる森なら、さすがに依頼主から一言ぐらいあるだろう」
「ということは、領主も把握していない生き物ってことだな。クリーパーか?」
サイラスの言葉にセリオスとナキルが見解を述べた。
「魔女が使役しているのかも。リコリスさん、この足跡を調べて貰える?」
「はい」
アシュリーに促され、リコリスは謎の足跡に手を翳す。
「どう?」
「恐らく、クリーパーです。この世界に出現してまだあまり時間は経っていないかと」
●
冒険者達は極力足跡の主たちと接触しないよう気配を隠しつつ、チェリオの足跡の追跡を続けた。だが、チェリオを見つけるよりも前にイレギュラーが発生した。
「みんな、気を付けろ。3時の方向から何か来るぞ。とんでもないスピードだ」
異変に真っ先に気付いたのは、超聴覚を有していたセリオスだった。
「グルルル……ガウガウガウ!」
白狼もセリオスが示した方向を睨み、警告するように吠え声を上げた。
「この匂いはクリーパーだね。数が多いから小型かな?」
ほぼ同時に、嗅覚で敵の接近に気が付いたサイラスは杖を抜いた。
「魔女のことも考えると余計な戦闘は避けたいな。逃げられそうか?」
「いや、無理だと思う。無茶苦茶速いわ、こいつら」
シグルドの言葉にサイラスは首を横に振った。
「……仕方ありませんね。チェリオを見つける前に出会ったのが幸運と捉え、なるべく早く倒してしまいましょう」
フクシアが溜息を吐く。冒険者達はクリーパーを迎撃すべく陣形を整え始めた。
●
「キュアアアアアッ!」
現れた怪物達はトカゲによく似ていた。だが、トカゲよりは遥かに大きく、人間の子供ほどもある。どちらかというとトカゲよりも竜人に近いかもしれない。分類上は『小型クリーパー』なのだろうが、それはあくまでクリーパーとしての話だ。人間大の爬虫類の群れともなれば、冒険者とて油断できる相手ではない。
「いちもうだじん」
アルシエラは純白の弓を構え、緑の鳥のような形の矢を放った。矢は怪物達のど真ん中で膨れ上がり、無数の鳥となって爆ぜた。
「やはり爬虫類型の小型クリーパーか……獰猛そうな連中だな」
可能ならば森で騒ぎを起こすことは避けたいと考えていたセリオスだったが、この状況ではいくらなんでも怪物との交戦は避けられない。セリオスは溜息を吐いた後、矢を放った。鋭い射撃が怪物を貫き、怪物は倒れた。
「キュアア!」
仲間を攻撃されたクリーパー達は甲高い鳴き声を上げると、冒険者達へと突っ込んできた。数は残り8体。恐ろしく俊敏な動きで冒険者達へと肉薄したクリーパー達は、爪を振り上げて前衛たちへと襲い掛かった。怪物たちの猛攻を受けて三人の体が血に染まっていくが、見た目ほど傷は深くはない。このクリーパー達は恐ろしく素早いが、パワーはそれほどでもないようだ。
「魔女のペットかな? こうなった以上は倒すしかないよねえ」
アシュリーはぼやきながら短剣を抜いてクリーパーへと斬りかかると、そのまま走り抜けてクリーパーの間合いから逃げ去った。
「こいつら、クリーパーか! 魔女が操ってるってことはねえかな?」
「こうなった以上は倒す他はないな」
ナキルとシグルドが近くにいたクリーパーに素早く駆け寄り、剣と槍の一撃を加えた。ナキルの剣が蒼い軌跡を描いて閃き、シグルドの赤い槍が炎の様に揺れるたび、クリーパー達が血しぶきを上げた。
「なるべく森を巻き込むような技は避けて……と」
フクシアは闘気の塊をクリーパー達に叩きつけた。轟音と共にクリーパーが吹き飛ぶが、周りの木々には傷一つ付いていない。
「やっぱクリーパー……死体が残るタイプか、良し」
エーテルによる強化でドラゴン形態となったサイラスは心の中でガッツポーズをしながら、盾でタックルを仕掛けた。クリーパーは猛烈な勢いで後方に吹き飛ばされたが、木に激突してメキメキと鈍い音がした。
「使役者は……見当たりませんね」
リコリスが長杖を向けると、眩い光弾が前衛たちを襲っていたクリーパー達へと降り注いだ。密集していたクリーパー達は今の一撃でまとめて消し飛んだようだ。冒険者達は危なげなくクリーパー達を殲滅していく。
「ほい、最後の一体」
アシュリーはサイラスに吹き飛ばされたクリーパーに駆け寄り、首を突き刺した。
「大した敵じゃなかったな」
剣に意識を集中させ、殺界の準備をしていたナキルは拍子抜けしたように剣を下ろした。
「血の匂いでまた寄ってくるかもしれない。すぐここを離れよう」
シグルドがそう提案すると、冒険者達は足早にその場を去った。
●
「さすがにこの人数で完全な隠形は難しいか」
「まあ、ランタンも持ってるしねー」
セリオスがそう呟いた途端、木になりきっていた彼の気配が復活した。冒険者達は極力気配を殺してチェリオの追跡を続けているのだが、先程のクリーパーと時折遭遇し、そのたびに戦闘を余儀なくされていた。
「私達のエーテルを探知しているかもしれませんね。非授恵者のチェリオ君は無視してくれていればいいのですが……」
フクシアの言葉に、冒険者達は重苦しいムードに包まれる。「魔女が棲む森」だと聞いていたが、実際にはクリーパーもたくさん住んでいた。冒険者にとっては大した敵ではなくても、子供が――否、非授恵者が太刀打ちできる相手ではない。もしチェリオがあのクリーパー達に出会ってしまっているなら……。
「ん?」
「む」
サイラスとセリオスが声を出したのはほぼ同時だった。
「またあいつらか?」
シグルドが尋ねた。
「いや、違う。これは……人間の、足音だ」
「子供かどうかは分かります?」
セリオスに詰め寄るようにリコリスが質問した。すると、サイラスが代わりに答えた。
「子供かどうかは分からんが、女の匂いだと思う。……推定、『蒼炎の魔女』さんかな?」
●
「東の方で、クリーパー共が死んでいた。お前達がやったのか?」
木の陰から姿を現したのは、宝石のように蒼い瞳を持つ美女だった。
本当にいた。彼女が『蒼炎の魔女』……!?
冒険者達の間に緊張が走る。みな武器はしまっているが、いつでも抜けるように心構えをしている。だが、伝承の真偽は定かではない上、そもそも依頼の内容は行方不明となったチェリオの捜索だ。とりあえず敵っぽいのでやっつけようとか、話を聞くのは倒してからだ、と言った喧嘩っぱやい思考を持つ者はこの中にはいなかった。冒険者達はまず彼女になんと声をかけるべきか、必死に考えた。
((まあ魔女ではなかろ。王国はエルフ逆差別とかやってるし、魔女なら会話成立とかせずにもう殺しに来る。後お婆ちゃんとか言っても死ぬんだ多分。なのでお嬢さんとか言っとくべきだろうか。結婚してなければお嬢さんでいいとか誰か言ってた)
サイラスは何が魔女の地雷なのかについて考えていた。できれば出会いたくはなかったが、出会ってしまった以上、なるべくしゃべらずに背景でいたい。そんな気持ちであった。
「……」
魔女(?)は長杖をだらんと下げたまま、じっと冒険者達を見つめている。すると、シグルドがすっと両手を挙げ、魔女へと語りかけた。
「俺はシグルド・オルセンだ。俺達はあんたとやりあう気はない。もしあのクリーパーを使役していたのがあんただったのなら、謝罪をさせてほしい」
「……私があのクリーパー共をか? それは違う。あいつらはアストラル界から勝手に這い出てきた稀人だ」
「リコリスと申します。私達はみな冒険者です。失礼でなければ貴女のお名前を聞かせていただけないでしょうか」
リコリスは一歩前に進み出ると、前を尋ねてみた。その表情はいつも通りの怜悧なものだったが、できる限り礼儀を尽くしたつもりだ。魔女はリコリスの顔を見たまま、しばらく黙っていた。が、30秒程してようやく口を開いた。
「……我が名はファーレンハイト。スノウクレストを焼き滅ぼした魔女である」
その言葉に、冒険者達は息を呑む。
(彼女が……スノウクレスト村を滅ぼした魔女……なのかな?)
アシュリーは考えた。本人がそう名乗っているのだから、魔女と呼ぶことに問題はなさそうだが、だとするとますます謎だ。目の前の女性は自分が大罪人である魔女だと主張しているが、本当に彼女は伝承の魔女と同一人物なのか?
「はろはろ、ここに迷子の子がいるんだけど知らない? 教えてくれたら干し肉を」
アルシエラが懐から肉を取り出そうとすると、魔女は機敏な動作で杖を向けてきた。
(うーん、警戒させちゃったか)
アルシエラは肩を竦め、両手を上げた。
「妙な真似はするな。今度はこちらの質問だ。お前達はなんのつもりでこの森に立ち入った?」
「子供が森に迷い込んでしまったので、依頼を受けて迎えにきましたの。申し遅れました。私は冒険者のフクシアと申します」
「依頼だと……一体何の依頼だ。領主に私を殺してこいとでも頼まれたのか?」
「違う違う。ボクらは子供を探しに来たんだ。ええと、エルフのおねーさん」
「子供だと?」
「俺達は行方不明になった子供を探してこの森に来た。あんた、見なかったか?」
ナキルが口を挟んだ。
「チェリオ、という名前の少年です。黒髪で十歳ぐらいの……どこかで見かけませんでしたか?」
フクシアが詳しく説明すると、魔女はまた目を泳がせてしばらく黙った。
「……その少年なら、今は私の家にいる。お前達がさっさと森を出ていくというのならば返してやってもいい」
「じゃあ、お願いします!」
アルシエラは反射的にそう口にしていた。
(何か、交換条件を要求されるかもしれませんね。)
リコリスは魔女が次に何を口にするのかと身構えた。
「わかった。では、ここに連れて来よう。十五分ほどここで待つがいい」
が、魔女は特に何も要求はせず、そのまま来た道を引き返そうとした。
「せっかくだし、お招きいただくわけには行かないかな、美しいお嬢さん。茶でもしばきながら」
その時、シグルドは思い切って声をかけてみた。
「……」
すると、魔女は困惑したように一瞬シグルドを見た後、しきりに目を泳がせ始めた。30秒ほどそうしていただろうか。魔女はシグルドから目を逸らしたまま、こう言った。
「百年早い。……誰もついてくるなよ、命が惜しければな」
●
「ほら、この子供を探していたのだろう」
約束の十五分が経った後、戻ってきた魔女は熟睡している少年を冒険者達へと引き渡した。一番足が速いからという理由で、チェリオを担ぐ担当になっていたアシュリーは彼の容態を確認する。
「うん、良かった。特に外傷はないみたいだ」
「ありがとうございます。しかし、どうしてあなたはチェリオ様を?」
フクシアは思い切って尋ねてみた。
「……やかましく泣いていたので、やむなくだ。私の家の近くで死なれては、掃除が面倒だからな」
「そっか。ともかく、ありがとな。あんたは森の外には来ないのか?」
ナキルは屈託のない笑顔で礼を言うと、魔女に尋ねた。
「私は我が領域であるこの森からは出ない。用が済んだらさっさと帰るがいい。気まぐれゆえに見逃してやるが、次は無いぞ」
すると、魔女はギロリと冒険者達を睨み付けて森の奥へと消えていった。
「行っちまったか。ま、ともかくこれで一件落着だ。早くチェリオを家族の元に連れて帰ってやろうぜ」
●
「ああ、チェリオ……!」
「心配かけやがって! こいつめ!」
「んあ? ここは?」
「おお、良かった、目を覚ましたか。冒険者の皆さん、この度はせがれがお世話になりました」
「冒険者さん、ありがとう! 領主様にも、よくお礼を言っておかなくちゃ」
「ああ、そうだな!」
チェリオの両親とミレディは目に涙を溜め、まだ意識がしっかりしていないチェリオをもむくちゃにしていた。冒険者達は安堵し、その日は村長の家に一泊させてもらった。翌朝、冒険者達は出立前にチェリオに魔女について色々聞いてみたが、なぜかチェリオは魔女のことを全く覚えていなかった。森に入り、ミレディとはぐれて途方に暮れたのは覚えていたが、気が付いたらここに戻ってきていたのだという。
「幽霊だった……ってことはないよな、流石に」
シグルドは首を捻る。
「ええ。彼女は今を生きるエルフのはずです。なぜあんな森に一人で住んでいるのかは分かりませんが」
(チェリオの体に残っていた彼女の思念は、少年への慈しみでした。私には彼女が伝承通りの冷酷な人物とはとても思えない……)
「「ありがとう、騎士の皆さん!」」
「冒険……あっ、騎士団のぎむ」
アルシエラはキリッとした表情で子供達に敬礼していた。どうやら彼女は子供達にホラを吹いたようだ。冒険者達は苦笑しながら、スノウクレスト村を後にした。
●
「そのエルフは本当に自分が魔女だと名乗ったんだね?」
「はい。確かに自分が村を焼き滅ぼした魔女だと言っていました。そして、森にはもう入ってくるなと」
|領主エドワウが念押しすると、リコリスが無表情のまま頷いた。
「そうか……ご先祖様が遺した単なる訓話だと思っていたけど……本当にいたのか。あの土地は我が領内でも長年未踏の領域だったらしいが、これは一度調べた方がよいかもしれないな……エルフはみな美人だと聞くしな……」
エドワウは真剣な表情に戻り、思案を始めた。
「調査の時は冒険者ギルドにも声かけてよね。あそこ、クリーパー出るし。あとこの領地、騎士団とかいないんでしょ」
(村の子供的には騎士にいることになってるけど)
アルシエラは無表情でエドワウにサムズアップした。彼が立派な領主になってくれれば、その内ウソも本当になるだろう。たぶん。
(噂の『魔人』とか森に封印されとるかもしれんしな。一応後で文献調べとこ。最近多いよね封印されてた奴)
サイラスは領主の視界になるべく入らないように努力しつつ、考え事をしていた。ちなみに彼が作った森の地図は持ち帰りは許可されなかったが、領主が高額で買い取ってくれ、依頼料に上乗せされた。
「ありがとう。今回は君達のおかげで助かった。近いうちにまた依頼を出させてもらうよ」
笑顔の領主に見送られ、冒険者達は館を後にしたのだった。
マスターコメント
ミドルシナリオ非常に難しい 報酬:標準8 / 6〜8人
2022年04月07日 22時44分24秒 公開
参加者
- サイラス
リコリス・アデュラリア
セリオス・オーガスト
ナキル
アシュリー・レドルナン
シグルド・オルセン
- シュルツ S フクシア
アルシエラ・ライゼル
相談掲示板
No.1
サイラスだ、最低人数揃ったなー 人数もいるし1番考えないといけないのは 「何が大失敗に移行する条件か」 だと思う。 個人的にだけど大失敗って「お前ら依頼の内容分かってる?」案件な判定だと思う、転じて『依頼の趣旨に外れるけど今回なら引っかかる奴は引っかかる』条件 かつ三部作、下手すれば次回で終わる連動ってまた知識からして、前振りもあるから何か厄介な物がいるのでは?(今回捜索対象が何か見た→森調査(今回と複合の可能性あり)→最後戦闘系と予想) だから ・子供に被害が出る(まあ当たり前かつ領主の依頼とは関係なく大失敗条件満たせるっぽいが基本) ・捜索の途中で引っ掛けてやべーのに喧嘩売る人が出る ・森を燃やすなど大規模破壊 ・敵に特殊感知とかあって引っ掛かる あと騎士団とかワードもあったから ・騎士団存在しないとかバラして領主の信頼失う ・村人の不安を煽る とりあえず雑に今思いついたのはこれくらい? 捜索の際に声上げたりとかするのアレかなーとかそもそもエーテル使用したらあかんとかあるのかなーとか思ったり
No.2
ヒーラーのフクシアと申します。どうぞ宜しくお願い致します。 慎重に方針を決めて共有する必要がありますね。 今回の目的は「チェリオを発見し、連れ帰る」ことですので、ここから脱線しないように、というのは大切かと思いますわ。 >大失敗の条件 私が可能性として考えたのは、既出のものと被る部分もありますが ・クリーパーの殺害 ・森を傷つける行為 ・森の中で特定の物や箇所に踏み込む・触れる ・現時点での魔女との遭遇または戦闘 などでしょうか? クリーパーについては魔女が使役している可能性を考慮した場合ですけれど。 数が多いようなので、工夫してもおそらく戦闘は避けられないでしょうから可能性としては低いとは思っています。
「ナキルだ、よろしく頼むぜ。 さて、ちびっ子の捜索依頼……まぁこの辺は「名前を呼んで探す」のがベタなんだろうけど >大失敗の条件 サイラスやフクシアが上げてくれてる部分、オレも大体考えた所ではあるからな。 メタな話題になっちまうが 「クリーパーの性能」に攻撃に関する値の表記が無いってあたりも気になる所でな……役割っつぅか 何て言うか、「森に人が近付くのを避ける」為に居るって印象があるな。 勿論、非授恵者に取ってはソレでも十分な脅威になるってのは、あると思ってる。 フクシアが言う様に、このクリーパーとの戦闘行動は、どうやっても(進路妨害含め)多少蹴散らす事になるだろうからなぁ… 村人や領主に関する所は、「そこに触れる」ってのをしなければ平気そうだから、除外する。 後は……ココも着眼点的にメタいトコあんだけど。 「魔女に対しての呼称」だな。「魔女」ってのを本人が称号として使ってるのか 村人とかが忌避感から「魔女」って呼びだしたのか。 そもそも「魔女狩り」見たいな時代背景があったとは読み取れなかった(ワールドガイド)ワケだけど、子供を無事に確保するは成功の最低限な条件として。 クリーパーとの戦闘を極力控え、森に物的被害を出さず、子供の見付けて救助ってなると 「魔女」が手伝って来ると非常に楽そうなんだが、「そう呼ぶこと」が地雷って言う可能性がありそうだなと。 まぁ、みんなの所感も待ちながらだな。」
シューターのアルシエラだよ、よろしくよろしく。 蒼炎の魔女さんと敵対しちゃうかそうでないかの分かれ目な気がする。敵対しちゃうと二部作目でバトルエンドみたいな。 救出に加えて、魔女さんを怒らせるか怖がらせるかして、村が焼かれるみたいな事にならないようにしたいかな。 気を付ける点は皆が書いてる辺りだと思う。 キャラシPL情報だけど、エルフの魔女さんだから、特に木を傷つけると良くなさそう。 クリーパーは攻撃力あったら倒すしかないよね。
8人揃ったみたいだね。 ボクはアシュリー、シーフだよ。よろしくねー! 大失敗の可能性はサイラスやフクシアが言っているあたりかな。 クリーパーは感知能力を持っているし数が多いみたいだし、戦闘を全部避けるのは難しそうだけど、戦わなくて良いならそっちを選択したいかな。 その方がボクも楽できるしねっ。 あと夜中だし、あんまり煩くすると魔女の機嫌を損ねちゃうかもっていうのはありそうだよね。 静かに行動したいけど、クリーパーがどこに居るかわかってればなあ……。 一応捜波を用意しておくけど、あれってそんなに範囲は広くないんだよね。 上手くいけば子どもも見つかるかもしれないし、使っては行くよ。
No.6
>方針 『伝説』の真偽は不明なので、魔物がいるとはいえ、現時点では魔女が敵対する存在かどうかは不明なのですよね。 今回の捜索で彼女と敵対してしまうのが特に防ぎたい事案というのは同意ですので、クリーパー撃退も含めて逆鱗に触れる可能性があることは極力は避けては行きたいですわね。 ナキル様が仰っている「魔女」という呼称も、恐らくは森の外のヒトが付けたものではと思うので、遭遇した場合に魔女と呼ぶのは避けたほうが無難なのかもしれません。 >捜索 呼びかけは最も簡単なのですけれど、クリーパーを呼び寄せやすい事と、森に入ったことが魔女に知られやすいリスクはあるかと思います。 到着後、情報を得てからすぐに動くならば夜、ですよね。 視界は悪いでしょうし、私は捜索も兼ねてサーマルアイの使用を検討しています。 >クリーパー こちらは赤外線感知器官…というと、暗視のようなものと考えるのがよろしいのでしょうかね?
キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 ……よろしくお願いします。 >大失敗の条件 現時点までに挙げられているものと 私の方で考えていたものは殆ど同じものになりますね。 >方針 『魔女』に対する呼び方に気を付けるのは勿論、明らかな敵対行為がない限りは こちらから攻撃等を仕掛けるのは控えるべきでしょうね。 ある意味では、こちらが一番対応に困りそうな状況だと チェリオが『魔女』の元に居るパターンでしょうか。 特に最悪なのはチェリオが『魔女』に対して何かしら損害を与えたり 気分を害するような事をしていた場合ですね。 善意で保護をしている可能性もありますが いくつかのパターンを想定し、対処を予め決定しておくべきかもしれません。 >捜索 超聴覚や超嗅覚も人探しには有効でしょうか。 何かしら痕跡を探すのであれば、看破や残留思念感応もあると便利かもしれません。 あとは、森ではどの辺りが捜索済みなのか把握し辛いので 位置方向持ちがマッピングを行うのも良いかもしれませんね。 >クリーパー フクシアの言うように暗視相当のものという認識で間違いないかと。
ウォーリア、シグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 失敗の条件は、現時点で挙げられてるもの以外には思い付かんな。何かしら思い付けば早めに挙げるとしよう。 魔女への対応は慎重に、だな。まぁ悪人でなければ無闇に敵対するのは宜しくないだろう。 クリーパーが仮に魔女の使役してるものだとして、襲ってきたらこれには対処しなければならないし、状況によっては撃破しなければならなくなる可能性もあるし、その辺りの言い分も用意しとくか。 捜査は、とりあえず暗視と超視覚持っていこうかね。
「>クリーパーの知覚 赤外線感知ってわざわざ書いてるあたり ちょっと気にはなるよなー……ここもメタいが。 赤外線なら、熱源とかに対して反応する可能性あっから……ランタンの明かりとかで誘導できるかもだけど。 失敗条件で危惧を挙げてる「森への被害」、延焼になるような事は避けたいヤツだな。 魔女に対しては他の呼称が思い付かないから、シンプルに「初対面で名前を聞く」って気持ちで居るな。チェリオの事、知らないか聞くつも。で。」
No.10
暗視とかそっち系確保なのと、蛇のピット器官とかから着想得てるんじゃないかなー?いやパイソン系以外に普通ないから気になるの分かるけども ・魔女を魔女と呼ばない,そも遭遇避ける ・魔人(クリーパー?)との戦闘を避け、戦闘になった場合の言い訳用意 ・森に被害を出さない が大雑把な方針でいいかな? 残留思念感応は大体10時間経つとほぼ何も意味なくなるけどどんくらい経って捜索開始かねー? 位置感覚はあるから地図用意担当するか、サーマルアイ+嗅覚するか考え中
No.11
>クリーパー 感知能力はエーテル感知+暗視相当、のように予想しておくのが良さそうでしょうか。 熱源に反応するとしても、火の扱いは今回はなるべく避けたいですわね。 >方針 森の被害軽減には攻撃スキルは識別系が必須になりますね。 捜索については分かれての分担などは行いますか? ・クリーパーに発見された場合の引き付けと捜索の集中で分かれる ・シンプルに2班に分かれてそれぞれで対応する ・全員で纏まって捜索とクリーパー対処を行う などが出来るかと思いますが >魔女 チェリオが魔女の元にいる場合には必然的に魔女と遭遇することになりますし、基本的に此方からは攻撃しないという方針で私は同意致します。 もし相手から攻撃された場合も防戦に徹し、チェリオを保護して撤退する流れが宜しいかなと。 善意での保護でしたら、害意がない事を示す(森での行動次第でここの信用度は変わるかもしれませんが)のは大前提として。 どこまで接触するかや、深追いはしないなどの方針は擦り合わせたいですわね。
「>シグルド、アシュリー そう言えばこうして依頼一緒なのはけっこー久しぶりだったな、今回もよろしく頼むぜっ >対蒼炎の魔女 とりあえず、オレは「蒼炎」って呼んで(手を)馴らしておく事にしたぜ。 うっかりプレイングに書かねーようにっ サイラスは遭遇を避けるって言ってるけど、オレも今回は”遭遇は必然的に起こる”ってくらいの気持ちで居るぜ…… 地雷さえ避ければ、戦闘はねぇと思いたい所。 最悪なパターンに、「チェリオが蒼炎と遭遇したタイミングで合流、チェリオが咄嗟に魔女と呼んでしまう」、か。 ここは「コイツ(蒼炎)はオレ達と同じ冒険者仲間だぜ!」って怯えてそうなら声掛けようと思った。 >対クリーパー "火を使わない熱源”……且つ延焼の不安がないモノ。お湯とかしか思い付か無かった。 いや、ほら。行方不明のチビが腹を空かせてたら何だから、スープでも持ち込みましたってな……まぁ、そこは一旦置いといて。 探索に関しては悩む所だな…… 班を分ける場合は、テレパスあたりで意思疎通出来ると良いかも知れねーか、って考えもありつつ…… 一応、全員で纏まって行動、痕跡に合わせて探索やクリーパー対応に別行動を推しとくかな。」
>ナキル 一緒の仕事を受けたのは秋以来だっけ? ボクは最近までギルドの仕事を受けていなかったからね。 それまではそこらの貴族の家から……。 おっと、なんでもないよ。 >蒼炎 うーん、ボク思うんだけどさ……。 蒼炎の魔女ってホントに森に住んでいるエルフのことなのかな? 蒼炎の魔女って呼ばれているのはスノウクレストを焼き尽くした魔女のことでしょ。 もしも濡れ衣だとしたら、その名前で呼ぶっていうのは危険じゃないかなって思うんだ。 一応暗視は用意しておくよ。 それと捜波で探すつもりだから、探索重視で動くつもりだよ。
>アシュリー、サイラス >蒼炎の魔女 はっ…とした。確かに蒼炎の魔女だと勘違いするのが最大の地雷だと思った。 何て呼ぼう……決めないでいっか、本当に遭うかもだし(初対面で蒼炎の魔女だと決めつけないムーブ) ・魔女を魔女と呼ばない,そも遭遇避ける ↓ ・初対面でも蒼炎の魔女とは決めつけない、遭遇避ける かな。 >方針 熱源の囮……お湯いいね、なんか金属を火であぶるかお湯につけて木に吊るすのもあり…? 誘導全般を引き受ける囮班はあってもいいかも。 私は暗視+超視覚でいくね あとは捜波とエーテルリンク2&狼(シア)でいくつもり
>照明 スキル等による火の扱いは注意するにしても 全員が暗視を用意しない限り、ランタン等の用意は必要になるのでは? 私の方では用意は可能ですが……先ずはその辺りの意思統一が必要かと。 >推定魔女 確かに、彼女が伝承の魔女であるかは現時点では未確定ですね。 そうなると普通に、一般的な初対面の者に対する対応で良さそうでしょうか。 無論、必要最低限の警戒を怠らないのは前提として。 あと、他の者も言っていますが遭遇せずにチェリオを発見出来るのが最善ではありますが 彼が彼女の元に居る可能性も否定出来ないので必要以上に避ける方針なのもまずいかと。 つまり、接触した場合の対応も考えておく方が良いという事ですね。 >対クリーパー 使用人か誰かに聞いたのかもしれませんが 赤外線感知器官を持っているのは森に入る前に私達が知っていて良い情報なのでしょうか? 熱源を利用をしての囮を使うのなら念の為 敵の動きを見てそういった推測をするようにした方が良いかもしれません。 >探索 クリーパーは多数居るようですし 基本的には全員が互いの声が届く範囲内に居るのが無難でしょうね。 行動次第では分かれる必要も出て来るかもしれませんが 少なくとも単独行動は避けるべきかと。
No.16
暗視 シグルド(超視覚)、アルシエラ(超視覚)、アシュリー サーマルアイ フクシア っぽいが照明は他の人どうするかやねー。まあ火を避ける、固まって動くなら発光持ち込むのもありかねと。分けて動くなら他の人の言う通りテレパス欲しいね。一応どちらもあるから俺持ち込めるわ。 一応全員暗視持ち込めた依頼とか過去に記憶ないから誰かしらは光源が必要だと言う前提でいて、テレパスとか使う場合もランタンは持ち込むつもりだわ 温度で感知するかもしれないって情報だけならナキルさんの言う様なスープ持ち込んで反応するならそれに反応すれば熱感知があると推測できる→囮に使うとかも可能やろなと。 とりあえずエルフに遭遇前提なら交渉系のスキル持ち込める人も欲しいかなと。
「>アシュリー おう、久しぶ……ん?まぁ、元気そうならいいか!! あー、そっか。全く別人のセンもあったな、迂闊だったぜ。サンキューな! そうしたらとりあえずエルフの姉さんってとこか。(ふむ) >アルシエラ お湯の入れ物に悩んでるけど(水袋大丈夫かな) まあ、使えたらラッキー感覚! >汎用スキル 話術Lv3、はあるな……暗視や、クリーパーの同行観察と判断で戦術眼Lv5は欲しい気もしてる。 ……明かりはオレ、ランタン持ち込みかな。 交渉系のスキルは、ちょい検討中だな。 テレパス持ってなると皆切迫しそうだし、「声が届く範囲」になるべく……が、無難そうか?」
・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえず地雷回避は今出てるので大体いいと思う。 それ以上は俺も思い浮かばんしな。 スキルはとりあえず俺も暗視と超聴覚を持っていくつもりだ。 あとは通じるかどうかわからんが赤外線で見るということは実際の視覚はあまり見れてないのではと思うのでフェイクウッドでごまかせるかどうか試してみたい。
>照明 私の方も汎用スキルでいくつか持ち込みたい候補のものがあるので 暗視ではなくランタンで対応する予定ですね。 >推定魔女 彼女の境遇が不明なのでどんな反応になるかは未知数ですが 同じエルフかつ同性相手なら多少は会話がしやすい可能性があるので 何かしら会話に関するスキルを用いて交渉しようかと考えています。 もし同族に対して何かしら思うところがある雰囲気があり 逆に交渉が困難になりそうだと判断した場合は 他に交渉を考えている者に主な交渉を任せる形になるかと。 >チェリオ 保護した状況次第では即座にその場から撤退する必要があるので 予め彼を運ぶ担当者を決めた方が良いかもしれませんね。 誰かを運ぶ場合は加算された重量分能力が低下しますので それを踏まえて、という事になりますが。 適正的には、元々の移動が高い者が適任かもしれません。 >戦闘 そろそろこちらについても話を進めた方が良さそうですが 私は識別付きの範囲攻撃がメインとなりそうです。 あとは推定魔女と敵対してしまった場合に備え 撤退の為の足止めにスタティックフィールドを検討したのですが キャスター相手だと攻撃射程が長いのもあり どちらかといえばその場に多数のクリーパーが居たら そちらに使った方が有効そうではありますね。
おぅ、ナキルも久しいな。とりあえずよろしくな。 魔女はもしかしたら魔女じゃないかもしれないってことか。ちとややこしいな。まぁ禁句であろうことは確かだろうから、出会えば名を聞いてみるか。出会わなければ『魔女』という言葉を使わないようにしとくか。何処に目や耳があるかわからんし、森を徘徊するクリーパーがその役割を担っている可能性もあるだろうし。 チェリオは体力的には俺も運べるだろうが、撤退のことを考えるとただでさえのろまな俺が担ぐわけにもいかないだろう。
No.21
>探索 ではこちらは全員で成るべく離れずに、という方針で参りましょう。 魔女についても『蒼炎の魔女』である可能性は不明、という点。確かにそうですわね、承知しましたわ。 >スキル 使用したい汎用は多くありますから暗視は持てない場合は確かに多いですし。 そうなりますと光源については適宜使用で良いですわね。 >対クリーパー 赤外線感知器官の情報が事前に得られるかは、解りませんわね。 少々メタで申し訳ないのですが、基本は敵の動きを見ながら推察して落とし込み、という流れのつもりで動くのが良いかと思います。 >チェリオ そうですね、出来たら移動力に余裕がある方に運搬はお願いできたら宜しいかなと私も思いますの。 私は装備を軽くしても4が限界ですので、どなたかお任せしたいですわ。 >戦闘 私は撤退時の足止め用に光縛封を持とうかと思っています。 近接型にして、攻撃スキルは識別が出来るように攻撃スキルは闘気槌2を検討しています。 あとは回復用のヒールなど補助の予定ですね。
暗視はあった方が良いンだろうけど、ランタンはあった方が良いと思うよ。 行方がわからなくなった子からも見えるようにね。 どっちみちクリーパーからは暗闇でも見えるンだろうし。 >運ぶ担当 もしかしてもしかしなくてもボクのことだよね……。 えぇ……。 もう、しょうがないなぁ。 ボクが運んであげるンだから後で感謝してもらわないとね!
No.23
とりあえず前に言われてたマッピング云々で位置感覚、後は嗅覚持ち込み、アクションは回復、チャージング、メテオライトになるかなと
>チェリオ 私も移動力には難がありますし 他に希望者が居なければアシュリーに担当して頂けると助かります。 >マッピング こちらも最低でも一人は必要でしょうから、サイラスがよければよろしくお願いします。 特に撤退時は出来るだけ最短ルートを選べた方が良いでしょうから。 閃光塗弾で目印をつける事も考えましたが ヒカリゴケを使用しているとはいえ、森を汚す事で推定魔女の不興を買ったり 彼女が追跡をした場合、その補助となってしまうので微妙なところですね。 >探索 他に有効なスキルとその使用法が思い付いたら変更しますが チェリオが推定魔女の元には居らず、一人で未だに移動を続けていた場合 残留思念感応で思念を拾えれば探索すべき方向やエリアを絞れるかもしれないので 私の方で用意をさせて頂きます。
「>チェリオ そうだな、移動力的にアシュリーに頼むってのが安泰そうだな クリーパーの脅威度もその頃にはわかってくるだろうし…その場に残る理由がなければ チェリオを連れてくアシュリーにオレも付いていくか? チャージング使えば多少は追いつけるハズだし。突破が必要な数に当たると人手になれるしな。 オレはランタン、水袋(スープ投入予定) 汎用スキルは戦術眼、話術ってところか…交渉より、チェリオやエルフ相手なら話術のほうが向いてるかなって思ってる。」
「あ、抜けてたぜ。 半端に連投になっちまってワリィ。 >フクシア オレがランタン(火の気)とスープin水袋持って行くからな クリーパー遭遇時に、追われる理由が1つ、2つってぇ流れを戦術眼で見取ろうって 算段ではいるぜ。」
ナキルのあつあつのスープに干し肉つっこみたい。 矢で串肉にして囮餌にする。 私の役割は、探索の後は囮になりそう。
「>アルシエラ …ん?なるほど、熱源を複製して誘導するってとこか… オレはランタン、及びスープ入り水袋は最終的にクリーパーの「手が届かない高さ」に引っ掛けたりすれば誘導掛けたままにならねーかなって 思ったりはしてるんだがな。 …さて、そろそろプレイングにも落としていくか。」
>ナキル りょうかい、他のアイテムもってくの考えるね プレイングはだいたい書きあがった
「>アルシエラ おう、了解だぜ。また他の機会に連携とか練って遊べるの楽しみにしとくぜ。 >所持品 今回、暗視を詰め込む余力が無かった分、持ち物でちょっと工夫できそうだったのが テラリウムのランタン、だな 熱源担当の通常ランタンと水袋(スープ)をどっかに引っ掛けて来たら テラリウムのランタンを光源に合流するつもりだ あれ、一応「ヒカリゴケ」だから熱は使ってねェと思うんだよな。 まぁ、ダメだった時はこいつも引っ掛けてくる。 スキルは「殺界」「エーテルブレード」で突破や足止めに注力して置くぜ。 他は前述したように「戦術眼」と「話術」だな。」