【学転】学園の少し不思議~お菓子消失事件~
空色みなも
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シナリオID:1888
オープニング
「学園の外は危険も多い。必ず引率教員の指示を守るように」
「は~い、先生!」
パンクリアース学園の教員、ジョウ・ヘッジングは一年生の生徒たちを連れ、フィールドワークに出ていた。
行き先はうっそうと茂った、自然豊かな森。
教員が生徒を連れて行く先に選ぶだけあって、大きな危険は確認されていない森だが、それでも管理された学園内とはわけが違う。
そのためジョウはたいへん神経を尖らせていたが、一年生の生徒たちはといえば、気楽な様子ではしゃぎまわっている。
「ジャッシュ、こっち来てみろよ、変なキノコが生えてるぜ」
「うん、今行く」
わんぱくそうな一年生の男子に声をかけられ、ジャッシュと呼ばれた生徒が駆けていく。
荷物を取り出そうとして、開け放った鞄をその場に置いて。
そこへ小さな影が落ちたのに、気付いた者は誰もいなかった。
●
その二日後のこと。
ジャッシュの寝泊まりする、学園の平民寮の一室で。
「ジャッシュ、そんな周りを気にしながら出ていくだなんて、どうした?」
「なんでもないよ、気にしないで」
相部屋のハンデルス・トレイダーという三年生が、寮室をこそこそと出て行こうとするジャッシュを呼び止めた。
しかし、ジャッシュは答えを濁すと、そのままハンデルスに背を向けて部屋を出て行ってしまう。
「昨日もこんなやりとりがあったな……あんまり続くようなら、誰かに相談したほうがいいのかな?」
ハンデルスはジャッシュの背を見送りながら、首を捻るのだった。
●
さらにその翌日のこと。
学園で卓上遊戯部が部室として使っている一部屋で。
「あら、ここに置いてあったお菓子、どなたか知りませんこと?」
金髪巻き毛のカーリィ・ブロンドという五年生が、不思議そうに声を上げた。
カーリィは卓上遊戯部の部員ではないが、なぜか部室に入り浸っているのだ。
「あたしは知らないわ。部長も食べてませんよね?」
「もちろん。まずだいたい、さっきからジュエリア君と一緒にいたじゃないか」
五年生で卓上遊戯部の副部長、ジュエリア・シャイニーに尋ねられ。
卒業を控えた六年生、部長のリーブス・リテラスが答える。
「あなたが食べてしまったのを忘れてしまったんじゃないの?」
「まさか。わたくしがそんなに呆けて見えまして?」
ジュエリアの指摘に、カーリィは憮然としてみせる。
「さすがに冗談よ。でもこの部屋、あたしたち以外に誰もいないし……」
「ええ、不可解ですね……」
ジュエリアが部屋を見回したのに釣られ、やはり卓上遊戯部の部員であるハンデルスも周囲を見渡す。
四人の他、部屋には誰も人がいないし、人が出入りできるような扉は全て閉まっている。
なんならこの寒い時期、窓だって閉め切られているのだ。
「これは……学園の不思議、ですわね!」
事件が迷宮入りしそうなのを見て何故か、カーリィは逆に嬉しそうにしていた。
「そんなこと言ってる場合かしら? これ、先生に相談したほうがいいかもね」
それを聞いたジュエリアは呆れつつも、冷静に対応を考え始める。
しかし、そんなジュエリアを含め、誰も気づいていなかった。
卓上遊戯をするために並べられた机の下に、お菓子の食べカスが散らばっていたことを。
●
さらにその翌日のこと。
素材をもとに医薬品を生み出す錬成術を実習するため、ジョウにあてがわれた部屋で。
「お菓子消失事件、ですか?」
その部屋でよく実習を受けている学生であるルウ・エリオが、素っ頓狂な声をあげた。
「ああ、そうだ。私はその解決を冒険者に依頼することにした」
ジョウによると、学園の教員として生徒から相談を受けていたが、事件の原因を突き止めることができなかったらしい。
「はあ、それで私にも調査を。でも、そこまで大々的に調査するようなことでしょうか?」
「今はこの程度で済んでいるが、後々、大きな事件に発展しても困るというのもある」
小首を傾げるルウに、ジョウは学園の教員として責任があるからな、と説く。
「そういうことなら頑張りますけど……ってあれ、先生。さっきまでここに置いてあったはずの、私のおやつ知りませんか?」
「知らんぞ。特に見ていなかった」
そこでふとルウが机の上を見やると、先程まであったはずのクッキーが綺麗サッパリ消えている。
クッキーが消えたことに対し、ジョウにも覚えはないようで――。
「こっ、これがお菓子消失事件――これは大事件ですっ!」
ルウの叫びが、部屋を大きく揺るがしたのだった。
解説
マスターより
リプレイ
ルウ・エリオの叫びがジョウ・ヘッジングの実習室を揺るがしたその直後。
「ジョウ先生、ルウ様。お久しぶりでございます! ……何やら大きな声が聞こえたようでございますが?」
依頼を受けて駆け付けたハリーヌ・ヨツユビが、実習室の扉を開けて入って来た。
ハリーヌにもルウの声は届いていたらしく、ハリーヌは怪訝な顔をしている。
「ええ、お菓子消失事件ということで皆さんに解決依頼が届いていると思うのですが……それが今ここでも起こったんです」
それを見て、慌てて平静を取り繕ったルウが事情を説明した。
「お菓子の消失……犯人は食いしん坊さんなのでしょうか」
やはり依頼により参じたヴィルヘルミナが首をかしげている。
「一瞬でお菓子が無くなっちゃうんですか? ただの盗み食いではなさそうですね……」
ルアンナ・ミュラーも同様に依頼で実習室を訪れており、不思議そうな表情を浮かべていた。
「菓子ばかり消える、ってなぁ。そりゃネズミか何かの仕業じゃあねェか? なんてな」
そこでヴァンゲルス・ロッドはおどけて見せるも、依頼として受けたからには犯人探しを怠るつもりはない。
もしネズミの仕業なら仕業なりに、それを明らかにして解決するのが仕事なのだ。
「まずは詳しい話を聞かせて貰おうか。事件が起こった現場を教えて貰う必要もあるしな。時間帯や状況に共通点はあるのかも知りたい」
「報告されている中では、事件は卓上遊戯部の部室で最初に起ったようです」
ヴァンゲルスの問いに対し、ジョウが一つ一つ丁寧に答えていく。
事件の現場の他には、発生時刻がおやつや食事の時間に集中していること。
これはお菓子が消えるという事件の性質から、尤もといえる。
そして、お菓子の消失が起こる状況は、お菓子から人々がわずかばかり目を離した隙に起るということ。
つまり、実際にお菓子が消える瞬間を目撃した者はまだいない、ということだ。
「そして、ここも今しがた現場となってしまったのでございますよね? 授恵者のルウ様が全く気付かないとすれば、体が小さく素早い動物や――」
「そうだ、収穫祭の時に出会った妖精さんは確か甘ーいものが大好きでしたよね」
ハリーヌの言葉に引っ張られ、ルアンナがいかにも妙案を思いついたという顔をする。
なるほど、妖精と呼ばれるものも色々だが、中には実際そのような種もいるらしい。
「そうかもしれませんね。ただ、先入観を持ってしまうと、何か見落としがあるかもしれません。授恵者なら、格納用異空間などを使えば犯行が可能かもしれませんし。まずはその線を潰しておきましょう」
ヴィルヘルミナはそう言って、実習室に残された残留思念を探り始めた。
「うーん、犯人らしい言語化された思念は感じにくいですね。事件が起こってからそれほど時間が経ってないはずなのですが」
しばらくヴィルヘルミナは目を閉じ精神を集中していたようだったが、やがて瞼を上げてそう告げた。
ヒトの類が犯人であれば、犯行直後はその思念を感じ取ることができるはずなのだが――。
「やはり、犯人はヒトではない可能性が高いのでございましょうか? 動物の毛が落ちていないかや、匂いが残っていないか確かめてみるでございますね」
ハリーヌはまずくんくんと鼻をひくつかせてみたが、その鋭い嗅覚をもってしても、獣臭いような匂いは感じ取れなかった。
動物の毛のようなものも落ちていなかったものの、代わりに――。
「これは――クッキーの欠片でございますね?」
床にお菓子の食べカスが落ちているのを、ハリーヌは発見したのだった。
●
「よ、学園祭以来だな、元気してたか?」
「あら、ヴァンさんじゃありませんこと。学園に来られたのですね!」
卓上遊戯部の聞き込みに訪れたヴァンゲルスを見て、やはり部室にいたカーリィ・ブロンドが駆け寄ってきた。
「ククッ、カーリィの嬢ちゃんはすっかりここの常連なんだな。お前さんの顔が見れて嬉しいよ」
ヴァンゲルスはカーリィがすっかり部に馴染んでいる様子を見て、実に楽しそうにしている。
「カーリィさん、この際ですから卓上遊戯部に入部してくださいませんか? 部員数が足りなくなったら、この部室も使えなくなってしまうかもしれません。この場所を守るためにも、どうか」
「うっ……それには成績をどうにか……いえ、なんでもありませんわ。か、考えておきましてよ」
ルアンナの言葉に対しては、カーリィは気まずそうに目を逸らした。
どうやら乗り越えるべき障害が存在するようだが、考えておくという言葉にルアンナは少し気持ちが軽くなったのか、表情を緩めたのだった。
「さて、私たちがここへ来た本題ですが」
「お菓子消失事件のことですね」
ヴィルヘルミナに促され、リーブス・リテラスが事件の起こったテーブルに案内する。
「その上に置いてあったお菓子がいつの間にかなくなってしまったそうです」
ジュエリア・シャイニーに視線を向けられ、カーリィは頷いて肯定を示した。
「挙動不審な人物などは周囲にいなかったのでしょうか?」
「そのとき部屋にいたのは、わたくしたち四人だけでしたわ」
ヴィルヘルミナに問われ、カーリィが当時の状況を思い出しながら答えていく。
「ジョウ先生の実習室では、床に食べカスが落ちていたのでございます。もしかしたらここでも――」
ハリーヌがひょいとテーブルの下を覗き込むと――そこにはやはり、わずかばかりの食べカスが残されている。
「やっぱり犯人はお菓子を食べる間、ずっと現場にいるみたいですね。でも人がこんなところに隠れていたら流石に誰か気付くでしょうし、人よりずっと小さな存在である可能性がさらに高まりました」
ルアンナは自身の推理が裏付けられようとしているのを感じていた。
「しかし、どこからそんな存在が――?」
「部屋にはネズミが通れるような隙間もないみてぇだしな」
首をかしげるルアンナに、部屋を調べていたヴァンゲルスが調査結果を告げる。
「ここのところ、なにか変わったことはありませんか? 何でもいいので教えてください」
「あの……それなんですが」
ルアンナが卓上遊戯部の部員たちに問うと、ハンデルス・トレイダーが進み出てきた。
ハンデルスの話によると、ジャッシュという寮室で相部屋の一年生が、ときおり部屋を抜け出すようになったという。
それも、お菓子消失事件が起こる二日前から。
「……それは、まさしく隠れてペットか何かを飼っている人の行動では?」
ハリーヌの指摘を聞いて、冒険者たち一同は互いに顔を見合わせたのだった。
●
「お前さんがジャッシュか」
ヴァンゲルスが学園内でジャッシュを見つけ声をかけると、ジャッシュはビクリと体を震わせた。
「何か悩みでも抱えてんのか? 言い難いなら無理に聞かねえが……お前さんを心配してるヤツがいる」
「ぼ、僕が悩んでる証拠とか、ないよね? 大丈夫だからそっとしておいて」
ヴァンゲルスが優しくを声をかけるも、ジャッシュはそそくさと逃げ出すようにその場を離れてしまう。
その背を見送るヴァンゲルスも、これには苦笑いを浮かべるしかなかった。
●
「悩んでる証拠、と来た。ありゃ、怒られるのを怖がってる子供だな」
「では、その証拠とやらを掴んで差し上げましょう」
ヴァンゲルスとヴィルヘルミナは、卓上遊戯部の部室に人が隠れられるだけの空間を作り、そこに身を潜めていた。
テーブルの上ではハリーヌが調理室を借りて焼いたクッキーが香ばしい匂いを立てている。
部屋の扉はうっすら開けてあるため、お菓子の匂いに釣られて寄って来るような犯人なら、これを放っておくことなどできないはずだ。
「あっ、お菓子が……」
同じく隠れてお菓子の様子を窺っていたルアンナが思わず声を上げそうになり、慌てて口を手で押さえる。
なんと、冒険者たちが隠れて見ているその先で、お菓子がひとりでにふよふよと浮かび、テーブルの下に運ばれていくではないか。
「今でございます! 犯人はそこのテーブルの下に今も隠れているでございますよ」
やはり室内で潜伏していたハリーヌは、感覚共有させたゴリラに部室の扉を閉めさせつつ、索敵用エーテルで捉えた犯人の位置を冒険者たちに告げる。
「……犯人見たり、ですか」
「ぴぃ」
素早く行動に移ったヴィルヘルミナが、テーブルの下に腕を伸ばし引っ張り出したのは。
首根っこを掴まれながらもクッキーを頬張る――妖精だった。
●
「よう、また会ったな」
「あっ……!」
ヴァンゲルスが捕まえた妖精を連れて再びジャッシュに声をかける。
ジャッシュの反応は実に分かりやすい。
そこで声を上げては、妖精に心当たりがあると言っているようなものだ。
「よかったら話してくれねぇか、お前さんの力になりたい」
「詳しい話、聞かせて頂けますね?」
ヴァンゲルスはあくまで優しく語りかけ、ヴィルヘルミナは凛として問いかける。
「ジャッシュ……」
「正直にお答えください、ジャッシュ様。先生方や寮生に内緒で……お世話なさっていたのでございましょう?」
さらにハンデルスを連れたハリーヌが核心を突きにいく。
「うん……この前、フィールドワークで森に行った帰り、鞄を開けたらそいつが中に居たんだ」
項垂れたジャッシュは、ついに自身がこっそり妖精を学園内で世話していたことを認めた。
どうやら妖精は鞄の中に入っていたおやつに惹かれ、鞄に入り込んでしまったらしい。
「ジャッシュ様がお世話されているにしても、お菓子を盗んで食べているようでございますよ?」
「……それを知られたら僕が怒られると思って。ますます言い出せなくなったんだ」
ハリーヌはジャッシュを説得する。
そもそもジャッシュのお世話は適切なのか、と。
「僕からもお菓子を分けあげてるんだけど。なんだかこいつ、少しずつ弱っているような気がして……」
ジャッシュはヴァンゲルスの手に収まっている妖精を心配そうに見つめる。
もともと、保護した妖精を生き延びさせる適切な方法など分からず、困っている自覚はあったのだろう。
「妖精は土地に根差した存在で、もともとの土地を長く離れていると弱ってしまうことが多いと聞きます」
「えっ……」
ヴィルヘルミナが冒険者として見聞きした知識を告げると、ジャッシュの顔からサッと血の気が引く。
ジャッシュはまだ学園の一年生、そうした情報がこれまでなかったのも無理はない。
「ですね。収穫祭の時に現れた妖精さんも、オバケのせいで元の土地に戻れず困っているという話でした」
「そんな……どうしたら」
さらにルアンナからも同様の話を聞き、ジャッシュは見るからに狼狽えている。
ジャッシュは森から連れて来た妖精を友達のように感じていたのだろう。
「先生に相談して、元々いた場所に返しに行くのがよいでございましょう」
「できるよな、ジャッシュ?」
ハリーヌの提案に、ハンデルスがジャッシュの背中を押すと。
ジャッシュは涙目ながらに、こくりと頷いたのだった。
●
「すぐに帰してやれなくて、ごめんね」
「ぴぃ?」
ジャッシュが森を訪れ、妖精を放してやると、妖精はしばらく不思議そうな顔でジャッシュの顔を見つめていた。
だが、ジャッシュが妖精に背を向けてその場を離れると。
妖精も背中に生えた羽でパタパタと森の奥深くへ飛び立っていった。
「元気でね?」
ジャッシュは一度だけ、その様子を振り返って確かめ。
再び前を向いて歩きだしたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準4 / 4〜8人
2022年02月14日 16時38分51秒 公開
相談掲示板
まだ人数が足りませんが、相談進めちゃいますね。 キャスターのルアンナです。 >消失事件の犯人(?) まあ、こそこそと何かをしているジャッシュ君が怪しいですよね。 何のためかと言われるとまだ分かりませんが…、以前のハロウィン依頼で登場した妖精さんは甘ーいお菓子が大好きでしたよね? なんやかんやあって妖精さんを保護したジャッシュ君がご飯としてお菓子を持って帰っている、もしくは妖精さんが勝手に動き回ってお菓子を食べちゃってるのかなー、と予想してたります。
ヴァンゲルスだ。宜しく頼む。 まぁ怪しいのはどう見てもその辺だな。でもってルアンナの嬢ちゃんの予想は、どっちもあり得るだろうな。 さて、今回はPL情報をPC情報へ落とし込む為に、相応のアクションをかけねぇといけないワケだが……卓上遊戯部には既に出たことがあるようだし、部屋の中を調べた上で罠でも仕掛けてみるってのはどうだ? お菓子を目立つところに置いといて、隠れてそれを見張るとかな。動き回ってるヤツと保護したヤツが別個体、って可能性もゼロってワケじゃねぇだろ。
ワタクシはハリーヌ。しがないヨツユビハリネズミでございます。 皆様、今回はよろしくお願いするでございますよ! お菓子がなくなる事件でございますか。 小さいこととはいえ、よくわからない現象が続くと生徒の皆様も不安になってしまうでございましょうね。 ルアンナ様のおっしゃるように、妖精の仕業という可能性も…? まずは被害にあわれたルウ様たち、卓上遊戯部の皆様とカーリィ様に、事件発生時の詳細や他に身の周りで変わったことが起きていないか、不審な人物に心当たりがないかを聞いてみるでございますよ。 お菓子でおびき寄せるのも良いでございますね! もし調理室などがお借りできたら、扉を少し開けたままクッキーなど良い香りがするお菓子を焼いてみてはいかがでしょう? 関係のない方もいらっしゃるかもしれないでございますが、犯人も必ず来るはずでございます!
>お菓子トラップ それが一番手っ取り早そうですね。 クッキーを持って行こうと思います♪
これで一応成立でしょうか。ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いします。 お菓子がいきなり消える…ですか。授恵者であるなら手癖の悪い方がマジカルポケットとか使えばできそうな感はあります。 まあ、そうでなくとも意識の死角に入り込めば手を出す隙は作れるでしょうが。 とりあえず私は現場の検証でもしようかと。動機の推測や証拠がないとただの決めつけになりそうなので。