その名も『誓竜騎士団』
真柄 葉
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シナリオID:1708
オープニング
聖霊節を前に賑わいを見せる中心部から離れ、人ごみに逆行していくと、寂れた郊外へと辿り着く。
中心部とは違い人もまばらな一角に、とある施設があった。
「――――――」
石造りの施設では、厳かな雰囲気の中、静かな祈りの声が響く。
ここは各地に存在する征竜信仰教団のうち、王都グランスパーダを中心に活動する一派『青の祥』の拠点となる場所だった。
普段は信者達が静かに祈りを捧げ、清貧を心に生活する場所であるのだが、この日はそんな静寂とは無縁の騒ぎとなっていた。
「本当ですか、デル様!」
「ああ、本当だとも。ゲーシュタット伯のお言葉だ」
「おぉ……何という事だ。まさか我々の代で征竜様の元へ……」
壇上に立つ男に信者が次々と話しかけては涙で顔を濡らしている。
「涙を流すのはまだ早いぞ、同志たちよ。我々はまだ何も始めておらん」
そんな信者達を慰めつつ、教祖デルは静かに施設内を見渡した。
「急ぎ準備を始めるのだ。ゲーシュタット伯の為にも、我々は成し遂げねばならぬ」
デルの威厳ある言葉に、信者たちはゆっくりと頷く――。
●数日前
「なんと……それは誠なのですか!」
「……うむ、ギルドよりもたらされた確かな情報じゃ」
王都にあるゲーシュタット伯爵家の別邸。
床に伏せる老伯爵ロイゼクスの元に、デルは訪れていた。
「それでは、我々もついに征竜様の元へ……」
「険しき道との事じゃが、道は拓けた」
「おぉ……何と言う事でしょう……」
デルは老伯爵の言葉を聞き感動に打ち震える。
「わしの身体では征竜様の元へと至る事は出来ぬ。だが、若き信者である貴殿らにはそれも叶おう」
老伯爵ロイゼクスは、むせび泣くデルの肩に手を置いた。
「有志を募り、巡礼騎士団を組織してはくれぬか。そして、我が願いを征竜様の元へ届けてはくれまいか」
「はい……はい、ゲーシュタット伯! もちろんです、我等微力なれど、貴方様の想いと共に、必ずや征竜様の袂へと至って見せましょう!!」
顔を上げたデルの言葉に、ロイゼクスは皺に塗れた顔に笑みを刻む。
「頼んだぞ……我が天命尽きるまでに、必ずや征竜様のお言葉を」
「はい、必ずや!」
差し出されたロイゼクスの手を両手で包んだデル。
その瞳からは再び歓喜の涙が零れ落ちた。
●
「我等は、征竜様の袂へ至る旅へと出立する!」
デルの言葉に、教会内にどよめきが奔る。
「ゲーシュタット伯からの援助も取り付けた。今こそ、巡礼騎士団を結成し、我らが念願を今叶える時だ!」
デルが宣誓するとどよめきが歓喜の叫びへと変わった。
信者達は互いに抱き合い、涙し、我こそは騎士団員に相応しいと名乗りを上げる。
普段、静謐に包まれる空間が、この熱狂ともいえる歓喜の渦に飲み込まれた。
「極北の地へと至る旅は困難なものとなるだろう。そこで、私は極北の都へと至ったとされる冒険者達に助力を請う事にした」
デルの言葉に歓喜の渦が一瞬んして静まり、再びどよめきが奔る。ある者は信者でもない者に教えを請うのかと反対の声を上げる者すらいた。
「各々意見があるのはわかる。だが、この巡礼の旅は必ず成功させなければならないのだ」
不満の声を上げる者達と一人一人視線を合わせていったデル。
「それに、助力とは言っても同行を願う訳ではない。征竜様の元へは我等征竜信徒の力で辿り着いてこそ意味があるのだから――」
デルの宣言と共に、征竜の袂へと至る為の巡礼騎士団が組織された。
果たして彼等は厳寒の極北を越え、征竜の袂へと辿り着くことはできるのか。
それの結末は、征竜のみが知っているのかもしれない――。
解説
マスターより
リプレイ
征竜教団『青の祥』の建物は、いつものような静かな祈り場とはかけ離れた熱気に包まれていた。
「――以上は旅の顛末です、教祖様」
教団に所属する騎士見習いアリオン・リューが、教祖デルの前で膝を折り旅の帰還を報告すると、信徒達から歓声が沸き起こった。
「よくぞ帰ってきてくれた。旅の成果ももちろん大切だが、私は君の無事が一番うれしい」
デルはアリオンと目線を合わせるように跪くと、彼の肩に手を置く。
「ありがとうございます。僕もこうしてご報告できたことを嬉しく思います」
デルと目を合わせこくりと頷いたアリオンに、再び信徒達から歓声が巻き起こった。
「なんか、すげぇな……俺達そんなすげぇことしたのか?」
「凄い事をしたんですよ。何せ、前人未到と言われた極北を渡り、彼等が信奉する征竜様の元へと至ったのですから」
アリオン達のやり取りを壁際で聞いていたハヤト=ガラン=ヴォルファングとアクティオン。二人もまたアリオンと同様、極北へと至った者達だった。
「くっそ寒かったがの」
そしてここにも極北を渡った者が。
本格的な冬も間近だというのに、今日も今日とて水着的な鎧にマント姿のク・サーヤ・クッセーワだ。彼女も果てない極北の旅を終えた一人だった。
「ワタクシは行ってはおりませんが、過酷な旅だったと伝え聞いてございます。皆様もよくご無事でお戻りになられました」
最後の一人、ハリーヌ・ヨツユビが三人を前に尊敬の念を込め頭を下げる。
感動の再会を終えた信徒達。
話はいよいよ極北遠征と騎士団の話となっていく――。
●
「ーーという経緯から一先ず、極北の玄関口フェンガリを目指されるのがよろしいかと思います」
アリオンの提案をデル以下教団の主要なメンバーがじっと聞いている。
「あの場所であれば、寒さに慣れるのにも好都合です。極北の地は想像を絶する極寒の地。冒険者の手を借りず自らの脚で向かう事を目指すのであれば、尚の事慣れは重要になります」
そんなアリオンにアクティオンも続く。
リザードマンの彼は、他者よりもなお極北の寒さに打ちのめされた一人だ。
いきなり極北の地を目指すのではなく、段階を踏んで寒さに身を慣らすことが重要だと説いた。
「フェンガリもかなりの寒さだと聞き及んでございます。玄関口であり、極北に近しい環境を体験できる彼の地。皆様にとっては征竜様の元へ辿り着くための試練その一と言ったところでございますね。
なに、皆様の熱意があれば必ずや達成できると信じてございます。その為にもまず準備。何事も事を起こす前段階が重要でございます」
そう言って、ハリーヌはサーヤに目配せする。サーヤはそれを合図に机にお手製の地図を広げた。
「手製で申し訳ないが、これが極北への地図じゃ。まずフェンガリを目指す事に異議はないが、そこから先の前準備もしておくに越した事はないじゃろう」
そう言って、サーヤは極行遣北使がたどったルートを事細かに説明していく。距離、日程、安息地、高低差、そして脅威の存在まで。実に丁寧にその詳細が記入されて――――いる訳ではなく、所々虫食いの様に情報が欠落している。
「うん? ここ、書いてないけど、いいのか?」
と、その欠落に気付いたハヤトが指をさす。
「よいのじゃ。特別危険ではないが、ちょっと頭を使うここのような場所は、自ら突破してこその巡礼じゃろう」
「……へぇ、考えてるじゃねぇか」
「当然じゃろう。労せずして何が巡礼か」
ハヤトに向かって言い切ったサーヤに、信徒達も深く頷いている。
「まぁ、特にこの道とかあぶねぇからな、要注意だぜ。舐めてたら滑って真っ逆さまだ」
そう言ってハヤトは洞窟の二つに分かれた道に一方を指さした。
二人は時折冗談を交えながらも、竜の里への道程を丁寧に説明していく――。
「これで竜の里へと至る道が如何に過酷なものであると理解していただけたかと思います」
サーヤとハヤトが説明を終えるのを待って、アリオンが再び声を上げた。
「心はすでに極北に、という感じではありますが、まずはフェンガリまでの道を選定しましょう」
アリオンに言われ神妙に頷いた信徒達。そんな彼等を微笑ましく見つめながら、アリオンは話を切り出す。
「巡礼団の規模は決まりましたか?」
「ええ、30名ほどの集団になりそうです」
「そんなに。これは中々の大遠征になりそうですね」
アリオンはデルの答えに驚くと共に、自慢げな教祖の表情に好感を覚えた。
「資金の程は潤沢とお伺いしましたが、相違ございませんか?」
「潤沢という程ではないですが、多大なる支援を頂いております」
答えたデルの顔は明るい。よほどの額を援助してもらったのだろう。それが例え貴族の道楽だとしても、自分のモノをどう使おうが関係ない。それが世界というものだ。
ハリーヌは表情には出さず「それはよかった」と頷いた。
「では、その資金の使い道について細かく取り決めをしていくでございます」
そう言ってハリーヌは紙とそろばんとを取り出す。
「道中で最も重要なのが食料でございます。これは、道中の村や街で買いたしつつ進むことで、量を持たなくて済みますし、鮮度の良いものを確保できるでございます」
「後は旅装じゃな。冬じゃし、防寒具の類もしっかりと用意せねばな、凍え死ぬぞ」
ハリーヌに次いで声を上げたサーヤ。しかし、信徒達の表情は険しい。それもそのはず、言ってる本人が軽装なのだから、説得力の欠片もない。
「幸いここは王都じゃ、色々揃うじゃろう」
そんなイタい視線をものともせず、サーヤは「靴も重要じゃ。特に靴下は臭うからの!」と熱弁している。
「輸送手段の確保も必要でございましょう。フェンガリ迄であれば馬車が一番と言いたい所ですが、極北で馬は使えぬのでございますよね?」
と、再び信徒の視線を引き寄せたハリーヌが、アリオンに問いかけた。
「ああ、そうだね。極北の寒さは尋常じゃなかった。寒さに強いビヒモーでなければ三日と生きられないと思う」
「という訳でございます。資金の一部を輸送用のビヒモー購入に充て、防寒具、旅装、食料と……フェンガリまで、ざっとこの様な金額になると予想できるでございます」
アリオンの助言を受けはじき出した計算を、ハリーヌは信徒達の前に示す。
「少し待つのじゃ。食料の調達は見直しが必要じゃろう」
「むむ、何か不備がございましたか」
信徒へ差し出された計画書を見てサーヤが声を上げた。
「極北では食料調達が難しい。ある程度は南で買い込んでいくべきじゃろうな。極北に入ってから竜の里迄1カ月かかる。それも冒険者の脚でじゃ。もし巡礼団だけで行くのであれば、倍。いや、3倍あっても足りぬかもしれぬぞ」
「なるほど……確かにそれは考えられるでございますね。となると、食料と輸送にかかるコストを見直して……いや、そうなると悪天候や敵に遭遇するなどで更なる日数の加算も計算に……」
「フェンガリまでは金が物を言う。逆に言えばフェンガリ以降は金は漬物石程度の価値しかないのじゃ」
「まだ少しかかりそうですね。では、自分は彼と騎士団の方へ顔を出してきます」
予算と装備の話し合いに熱い議論を交わすハリーヌ達に、まだ時間が必要だろうと見たアクティオンは、窓から裏庭の様子をずっと見ていたハヤトに声をかける
「おっ、待ってました! そんじゃ行くか。こっちは任せたぜ!」
そう言うとハヤトとアクティオンは仲間を残し部屋を後にした。向かうのは騎士団見習いが訓練に勤しむ裏庭だ。
●
「どうだ調子は」
裏庭へとやってきたハヤトとアクティオンに、騎士団見習い達が慌てて立ち上がった。
「どうやら休憩中だったようですね」
「みてぇだな」
二人はそんな様子に苦笑しながら信徒達に近づいていく。
「まずは武器の扱いと、鎧の重さになれる事だ。いきなり戦えっつっても無理なのはわかってる。だがな、自分が命を預ける物とだけは仲良くなっとけ」
ハヤトは慌てて訓練を再開した信徒達の間を縫うように巡回しながら、一人一人に声をかけていった。
「もちろん、弓もですよ。しっかりと使い込み手に馴染んだ武器は、いざという時に意外と裏切らないものです」
一方、アクティオンは弓術の指導に当たる。
「剣や槍を手に取り戦う事こそが騎士らしい行動、と考えているかもしれませんが、正直に言って、それは間違いです。物語の中の騎士の様に、剣を手に取ったからと言って、敵を倒せる様になれる訳ではありません」
そう言いつつ、アクティオンが放った矢は、遠くに設置された小さな的を射貫いた。
「しかし、弓であれば話は違います。手練が必要な所は剣や槍と変わりませんが、弓には『勇気』が必要ない」
アクティオンは矢継ぎ早に次矢を放つと、同じ的に寸分たがわぬ角度で命中させる。
「剣を取れぬ心弱い人は、ぜひ弓を練習してください。『勇気』はなくとも『進むための力』となりますから」
「へぇ、言うじゃねぇか」
そんなアクティオンの講義を横目で見ていたハヤトの接近戦魂に火がつく。
「よし、そんじゃ模擬戦でもやるか。全員で一斉にかかってこい」
ハヤトは信徒達にむけ不敵に微笑むと、木の双剣を握った。
「どうした、かかって来ねぇのか? 冒険者一人にすら立ち向かえない様な弱腰に、征竜は会ってくれるのかねぇ?」
挑発したハヤトに信徒達の眼の色が変わった。
「はは、そうじゃなくちゃな! さぁ、授恵者ってもんを見せてやるよ。自分とどれだけ違うか目に焼き付けとけ!」
ようやく本気になった信徒達が、剣を取り向かってくる。ハヤトは再び不敵に微笑み――。
●
裏庭でハヤトの愛あるシゴキが繰り広げられる中、室内では――。
「征竜の巫女様が、我等にお会いになると!?」
目を瞠るデルに、アリオンが静かに頷いた。
「噂ではローレラウラに滞在しているようです。フェンガリまでのルートをローレラウラ経由で取れば、会見も叶いましょう」
距離的に同盟領を通るルートは大周りになる。帝国内の東回りルートが拓かれた今、帝国を縦断するのが最も距離が短いのだが、いかんせん道中に立ち寄れる町や村がほぼない。
アリオンは同盟領、ドワーフ領、辺境都市群を通り、フェンガリへと向かうルートを提案していた。
その行程でローレラウラに立ち寄り、征竜の巫女であるヒルルクに会えるのなら、巡礼団の士気も上がると考えたのだ。
「しかし、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと落ち着きのない巫女殿じゃぞ。本当に居るのか?」
しかし、征竜の巫女の生態を知るサーヤが、アリオンの言葉を訝しむ。
「可能性はなくはないけど、拠点にしている事には変わりないから戻るまで待つつもりだよ」
「待つのは構わんが……へんな事に巻き込まれて、会えないなんてオチにならんとも限らぬぞ?」
「そうでございますね。そこは期限を区切っていただかないと、予算がいくらあっても足りないでございます」
アリオンの提案は教団にしてみれば天啓にも等しいものであるが、実を見る二人からすれば素直に首を縦に振れるものではない。
「それに先ほどの話、別の信徒が合流する可能性があるのであれば、尚の事かと思うでございますよ」
「……うん、そうだね。ごめん、ちゃんと期限はきろう。教祖様、それでもよろしいでしょうか」
ハリーヌの指摘を受け、アリオンは深く頷くと、改めてデルに提案した。
「ええ、もちろんです。例えお会いできなくとも、我らが征竜様の御許へ伺うと知っていただけるだけでも大変光栄です」
デルはアリオン達に深く感謝し、ルートの選定は決定された。
●
「……やり過ぎでは?」
「あ、やっぱり……?」
苦笑するハヤトに、アクティオンは溜息をつく。
死屍累々とはまさにこの事か。地面を舐める見習い達はピクリとも動かない。
「一先ず水分をとらせて休ませましょう」
アクティオンはそう言うと、弓を教えていた信徒を呼ぶ。
「これはまた随分派手にやったのぉ」
と、裏庭にサーヤの声が聞こえた。見れば他の二人も出てきている。
「ものになりそうかな?」
「技術的な面はてんで駄目だな。ただ、気持ちはすげぇから、ちゃんと鍛えればいっぱしの騎士団を名乗れると思うぜ」
アリオンに問われハヤトが評する。
「あとはあんたに任せるぜ、アリオン。同じ信徒なら一緒についてって教えてやれるだろう?」
「うん、そのつもりだよ。ありがとう、ハヤト」
とんと肩を叩いてきたハヤトに、アリオンは深く頭を下げた。
「さて、話しておかなければならないのは戦いの事です」
騎士団を担う信徒たちが回復するのを見計らって、巡礼団に参加する者達が集められる。
皆の視線が集まる中、アクティオンが切り出した。
「今教えた技や技術は、あくまで一般人や野獣向けのものです。これが授恵者やクリーパーが相手となると、こううまくはいきません。ですから、冒険者の力を使ってください。頼るのではなく、必要に応じて使うのです。自分達はそう言う役割であり、それを仕事としています。道具――とまでは言いませんが、良き友人として力を合わせるのはいかがでしょうか」
アクティオンが信徒達を前に雄弁に語る。
「そうじゃな、極北にはうじゃうじゃとクリーパーがおる。騎士団だけの力で突破するのは、ちーとばかし骨が折れる。その点、わらわ等にとっては得意分野じゃ」
そんなアクティオンに続く様に、サーヤが後押しだと極北でのクリーパー体験を話した。
「もちろん準備も大切。後方支援的に兵站を維持管理できる人間を育てる事も必要でございますよ。教団にそのような事が得意な方がいらっしゃるようであれば、ぜひ同行されることをお勧めするでございます」
ハリーヌが騎士団以外のメンバーに話を振り、人選するよう進言する。
「案内してやれりゃ、話ははえーんだけどな。そうもいかねぇのがもどかしいな」
「そうですね。こちらから手を貸せば彼等の信念を否定する事になってしまいますから。ここは静かに見守りましょう。もちろん、助けてくれと言われれば喜んで手を貸せる位置で」
ハヤトとアクティオンが出発を前に、征竜へと祈りを捧げる巡礼団を見ながら語り合う。
「助かるよ。そうしてくれるだけで心の支えになる」
そんな二人にアリオンが頭を下げた。
「まぁ、極北路にはきっとこの臭いが染みついておる。勝手に辿ってくる分には、問題ないじゃろ」
そう言ってサーヤがマントを一振りすると、人の波が一斉に引いた。
こうして征竜の元へと旅立つための準備は整った。
しかし、これはあくまで出発点に立ったというだけ。
これから巡礼団『誓竜騎士団』に待ち受ける困難は、いかほどのものか。
それは、征竜だけが知っているのかもしれない――。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:標準5 / 4〜8人
2021年12月13日 10時11分52秒 公開
相談掲示板
僕はウォーリアのアリオン。よろしくね。 僕もお世話になってる教会の、一大事だよ。 なんとか力になりたいんだけど、前に極北を目指した時は我ながらあんまりアドバイスできることをしてないかも。うーん……。
自分の参加で成立確定、でしょうか。 シューターのアクティオンです、よろしく。 巡礼騎士団は基本的に皆一般人、となるととにかく危険の回避方法が基本になりますかね……
基本的に自力で旅すると考えると、ビッグオウムで北壁までひとっ飛びって訳にも行かないだろうから、経路も考えて……とか? 単純に衣食住の調達の加減とか、そういうのもかな。
お伊勢参りみたいに気楽なもんじゃないんだがのう。 道案内と装備のアドバイスだけでもかなり違うと思うし、それくらいは耳を傾けてくれるとは思う。 もっとも道中の電気ウナギはどうしようかの?
クリーパー対策はその都度冒険者を雇うか授恵者メンバーを増やすしか無いだろうし、そういう進言をするのが良いのかな。 王国内や、他の地域で同じように極北を目指す人が居れば協力できたらいいな。
クリーパー対策は、回避策が無いものは冒険者を素直に頼るよう伝えたいところですが…… まあ、「冒険者に頼らなくても何とかなるところ」はあくまでも経路や装備の助言に留めておくこと、かつ「自力での旅であること」を強調しておけば「冒険者頼りの旅」という印象を薄められるかもしれませんね。 使えるものを使うのは悪いことではない。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 極北まで行ったことがある身として何を気をつけたり対策しといた方がいいかアドバイスさせて貰うぜ!!
ワタクシはハリーヌ。しがないヨツユビハリネズミでございます。 ふむ…極北へ向かう騎士団でございますか。 いまのところ非授恵者ばかりとなりますと、極北に入るまで…王都から辺境都市群なり帝国の北なりへ向かうのも難儀でございましょう。 ワタクシは極北へは行ったことがございませんので、長旅をどのように乗り切るかを中心にお話ししたいでございます。