【毒杯】背徳の楽園
明乃そら
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シナリオID:1662
オープニング
修道院の敷地内に設けられた、養護施設。ここで生活を営む子供達は皆、楽しそうな日常を送っている。
だがそれは、目に見える部分だけの話でしかない――。
「ねえねえ、このところコニーくんを見ないけど、どうしちゃったのかな?」
女の子がふと訊ねるのは、いつも一緒に遊んでいた男の子の事だ。
その子を見かけなくなった日が続いているので、女の子は少し気になったのだろう。しかし彼女に問われた男の子達は、特に心配する素振りもなく、平然とした様子で言葉を返す。
「きっと、神父さまにおしおきされているんだよ。最近、外の世界に出たがってたみたいだから」
「ずっとここで暮らせば、みんなシアワセになれるのにね。だって、ここがぼくたちにとっての――『楽園』だから」
いなくなったのは本人のせいだと言いたげに、諭すような口振りで修道院の素晴らしさを説く男の子達。
「う、うん……。そう、ね……」
女の子は心がモヤモヤしつつも、今はこの小さな箱庭の世界で生きる事だけを考えるのだった。
●子供達の行方
リーンエス王国、オルトスの町で起きた子供失踪事件を無事に解決した冒険者達。
捕らえた誘拐犯の運び屋達を尋問し、聞き出す事が出来たのは、『楽園』なる存在。
彼らは攫った子供達をそこへ送り届けるつもりだったと、供述する。
そして彼らが口を揃える楽園とやらは、ゴールディの北西部、山の麓に位置する修道院だという事が判明した。
攫われた子供は修道院に送り込まれた後、一体どうなってしまうのか。運び屋達はそれ以上の事は知らないらしい。
ならば事件の真相を突き止めるべく、冒険者達は独自に調査を開始した――。
「よっ、わざわざお疲れさんだな。アンタらに頼まれてた件、調べておいたぜ」
一行が訪れたのは、ゴールディで情報屋を営むシャルティナ・カッツェの仕事場だ。
シャルティナは冒険者からの頼みを受けて、修道院に関する情報収集に奔走していた。
「ああ、そちらもご苦労様。キミの協力には、私も感謝しているよ」
彼女に労いの言葉を掛ける、ドミニク・ログナー。今回の件は彼からの依頼でもあったのだ。
「早速だが、アンタらの言ってた『楽園』だっけか、コイツは相当胡散臭いところだぜ」
調査報告をするシャルティナの表情が険しくなる。彼女が語る内容に、一行は真剣に耳を傾ける。
「まずそこの運営資金を提供してるのが、『ガストーニ商会』っつー貿易商だ。裏じゃヤバい仕事で荒稼ぎしてるって専らの噂だけどな。代表を務めてるヤツはかなりの剛腕で、嘗ては海賊だったなんて話もあるみたいだな」
所謂、非合法なやり方で成り上がってきた連中らしい。しかも貴族や富豪といった上流階級を相手に、麻薬の密輸や人身売買を手広く行っているとの噂が絶えない。
運び屋を雇っていたのも、十中八九その商会で間違いない。子供を攫って修道院に送り込む、そこには連中の裏の仕事が関わっているという事か。
「あそこで何をしてるのか、内部の事までは流石に分かんねぇ。が、もしこれ以上の事が知りてぇなら、潜入する以外に方法はないってこった」
修道院は、普段から礼拝に訪れる者を拒まず歓迎しているようなので、潜入する事自体はさして難しくはない。
孤児や家出をしてきた子供を受け入れ、世話をしているというのが表向きの名目ではあるが、真相を知りたいならば更に踏み込む必要がある。
「想像通りなら、彼らが裏でしている事は人の道から外れた行為だ。攫われた子供達を救う術があるなら、すぐにでも解放してあげたいと、私は心から思っているよ」
ドミニクが思考を巡らせながら、秘めた決意を口にする。
慈善事業を隠れ蓑にしながら、裏で行われているのは、非合法且つ非人道的な取引だ。
今こうしている間にも、子供達はどこかへ売り飛ばされてしまうかもしれない。故に迅速な対応が求められるのだ。
「出来れば親元へ無事に帰すなど出来ればいいんだけど。場合によっては、私の方で預からせてもらおうと思う。この事に関しては、私の父、ログナー子爵も了承済みだ」
修道院に攫われた子供達を救出した暁には、当分の間、子爵の領地の施設でケアをしたいと伝えるドミニク。
冒険者達は一刻も早く一連の事件を解決する為、急いで準備に取り掛かるのだった。
●狂気と悪意が渦巻く夜
――やがて日が暮れ、夜が深まる修道院は、子供達も寝床に就いて静まり返る。
敷地の中で、唯一明かりが灯る礼拝堂。そこで祈りを捧げる神父の許に、足を運んだ客人がいた。
「おや、これはまた珍しいですね。まさか貴女様が自らこの地へお出でなさるとは」
訪れたのは、黒いドレスの貴婦人だ。そして彼女を見るなり、神父は恭しく一礼しながら迎え入れる。
「仕事に問題が生じたからよ。ヴァルター神父、収穫祭の件は聞いてるわよね」
黒ドレスの女性は不機嫌そうな態度を露わにしながら、礼拝堂に入ってくるなり、神父に問う。
「ええ、話によれば冒険者に妨害されたとか。あの双子を退けるとは、相手はかなりの手練れのようで」
やはりというか、神父も修道院を任された者として、計画が失敗に終わった事に対して警戒心を抱く。
会話の内容は、おそらく先の誘拐事件。そして事件の首謀者が、ここに顔を揃えている彼らというわけだ。
「双子も元々、拾ってきた身。授恵者としての素質は優れていても、まだ調整の必要がありそうね」
「攫った子供の中に授恵者がいれば、構成員として育成する。本来の趣旨とは違えど、副産物としては上々でしょう」
話に登場するのは、事件の実行犯だった双子の姉弟。二人を含め、彼らが子供達を攫う理由が語られる――。
「そうね……そもそもの目的は、貴族が悦ぶような従順な人形を育てる事。上流階級の嗜みは、モラルを欠いた背徳的なヘドニズム。ヒトの欲望というモノは底無し沼みたいに際限が無いのよ」
彼らの取引相手は、貴族や富豪といった世界の要人。そういった者達に、攫った子供を商品として提供する。
人の心を蝕む、歪んだ欲望。世界は一部の狂人共の意のままに、生命の尊厳すらも奪い尽くされてしまうのだ。
「ですがそれこそが、貴女様のお望みなのでしょう。娯楽と快楽によって人間共を堕落させ、破滅の道を歩ませる……彼らは夢の世界という檻に、囚われ続けて一生を終えるわけですから」
神父は含み笑いを浮かべつつ、女性の本心を代弁するや、彼女も薄ら笑みを携えながら、窓の外へと視線を向ける。
「……勘が鋭い冒険者達の事、ここに辿り着くのも何れ時間の問題よ。もしもの時は、『楽園』の管理者たる貴方の力で、連中を始末して頂戴」
冷たい口調で、冒険者の抹殺を命じる黒衣の貴婦人。
彼女の言葉を受けた神父は、ニヤリと口角を吊り上げ、絶大な自信を覗かせる。
「お任せ下さい、『マリアベル』様。商品にすらなれない出来損ない……そんな哀れな子供らを、再利用して作った我が作品がありますゆえ。たかが冒険者風情、私の死霊術にて、彼の者達も作品に加えて差し上げましょう」
解説
マスターより
リプレイ
山の麓に降り注がれる陽光の下、響き渡る子供達の朗らかな声。
ここは孤児らが暮らす修道院。その裏に隠された闇を暴く為、冒険者達は潜入捜査を開始した。
「子供達が汚れた大人の餌食になってしまっているんですね……。潰しましょう、絶対に」
修道院にいる子供達は皆、とある組織に攫われて来た。そして歪んだ嗜好の貴族など、穢れた大人に売る為に――。
商家の生まれであるルアンナ・ミュラーは、両親が人身売買の違法取引に手を染めていた事もあり、今回の事件を尚更許せず、静かな怒りを心の中で燻らせる。
「そうですね。悲しむ子供が増えないよう、ここで幕引きを図りたいですね」
コルネリウス・アーラの父親は旅に出る度、孤児を連れて帰ってきた。そうして多くの家族と共に育った彼女にとって、修道院における営みは表面上は似ているものの、潜む悪意には嫌悪だけしか感じない。
二人は揃って修道院の敷地に足を踏み入れ、最初に礼拝堂へと向かうのだった。
「遠路はるばる、ようこそおいで下さいました。当修道院は全ての方の来訪を歓迎致します。と、申し遅れましたが、私はヴァルター。こちらの管理を務めています」
ルアンナとコルネリウスを出迎えたのは、修道院の長たる神父。年齢は4、50代といったところだろうか。穏やかながらも威厳を感じる雰囲気に、二人は畏まって挨拶を交わす。
その後、礼拝を終えた彼女達は庭園に赴き、寛いでいると――庭で遊ぶ子供達の姿が視界に入る。
「フフ、可愛らしいですね」
楽しそうな子供達の姿に目を細めるルアンナ。そこへシスターらしき女性がやってきて、二人に話し掛ける。
「施設では私達が世話をしているのですが、どの子も以前の生活よりも生き生きと過ごしているんですよ」
にこやかに語るシスターに、コルネリウスも言葉を返し、ふと気になった事を質問する。
「私の実家も、孤児を集めた家なんです。この修道院の子達も、大きくなったら外で生活するのですか?」
「ええ、その通りです。彼らが外の世界でも暮らせるように教える事が、私達の仕事でもありますので」
問いに答えるシスターに、コルネリウスは一つお願いがあるのですが、と申し出る。
「少し子供達と遊んだり、読み書きを教えても良いでしょうか? 弟達を想い出したら、懐かしくなってしまって」
「私からもお願いします。子供達とお話出来れば、少しは心が和むかな、って」
二人の要望に、シスターも快く応じて、許可を出す。
「迷える心を救うのが、当修道院の教えです。どうか、善き交流を――」
「私は他の養護施設の出身ですが、旅の途中で偶々ここをお見掛けし、立ち寄った次第です」
リコリス・アデュラリアは神父に礼拝の目的を話しながら、小袋の中から宝石を取り出す。
「……世話になった施設はもうありませんので、こうして別の形で恩を返しているのです」
寄付を申し出るリコリスに、神父は思わぬ言葉を口にする。
「これはもしや、盗品ですかな。いや失敬、こんな辺境の地まで来られる方は、大半が訳ありでしてね。あのシスター達もそう……ここは行き場を失くし、人生を追われた者の集まりなのです」
神父の意外な告白に、リコリスは何も語らず、黙って暫く聞いた後、一つの提案を投げ掛ける。
「無償で受け取るのも気に病むでしょうから、今夜だけでも泊めて頂ければ」
ヴァルター神父は理由を深く聞く事はなく、リコリスの希望を受け入れ、彼女に宿泊用の客間を用意した。
この修道院に従事している者は多分、全員が構成員だろう。
訪問客を装う冒険者達が連中を引き付け、その隙に、彼らが密かに施設に潜入。独自に調査を行っていた。
イズレンディル・パラリムは修道院に接する森に身を潜め、精神体を飛ばして手始めに上空から施設の配置を俯瞰する。
「偵察中はキミの身体を預からせてもらうよ。そちらもどうか、気を付けて」
幽体離脱している間の護衛を頼まれたドミニク・ログナーは、周囲に不穏な動きがないか目を光らせる。
(「一見すると、平和な場所のようですが……裏で悪事を働いているとは、表面だけでは分かりませんね」)
真下に見える光景は、どこにでもある日常だ。しかし光の射さない所に闇がある。イズレンディルは施設との距離に注意を払い、偵察活動を続けるのだった。
「子供は外で遊んでる時間か。なら、中は人が少なくて丁度いいかも」
施設に忍び込んだキオルティスは、建物の陰に隠れながら周囲を警戒。エーテルの力で壁を足場代わりに、屋内の様子を確認する。
(「子供の数が多い分、いくつかの部屋に分かれているのか。戻ってこない内に他の建物も調べておくかな」)
誰かに見つかったりしたら厄介だ。キオルティスはある程度の情報を得ると、足早に他の場所へと移動した。
過去を捨て、嘗ての自分を隠して生きるキーゼにとって、人身売買も金を稼ぐ為の商売の一環だと理解を示す。
修道院にて軽く名乗ったキーゼは、思わせぶりな言動で神父の反応を見ようと試みる。
「ちょっと子供が入用になりましてね……誰とは言えませんが、ここを紹介されましたのでまずは見学に、と」
キーゼの言葉に、神父は一瞬目付きが変わり、穏やかな笑顔ながらも黒く歪んだ裏の顔を垣間見せる。
「――その辺りはご安心を。子供達をご覧になりたいならば、案内役を寄こしましょう」
外套で顔を隠した風貌も、訳ありな身分だと思われたのか。ともあれ、キーゼは客を装う事に成功し、神父に呼び出された若いシスターの案内で、施設を回る事になる。
シスターと一緒に見学しつつ、時折会話を交えて、施設の情報を聞き出すキーゼ。
やがて、人目に付かない物陰にシスターを誘い、彼女の腰に手を回し、顔を近付け、見つめ合う。
「神の御前で、貴女という禁断の果実に溺れてしまいたいですね……今宵、お邪魔しても?」
突然の愛の告白に、顔を赤らめ、戸惑うシスター。
「……でしたら、今晩、宿舎の方へお越し下さい」
恥じらいながら囁くシスターの声に、キーゼは微笑みを浮かべ、彼女の身体を包み込むように抱き締めた――。
「とある御仁から話を聞きまして。こちらの修道院と神父様の評判は、かねがね伺っておりますよ」
自身は慈善事業を行う上流階級の関係者だと自己紹介する、ジュスト・ヴェルジー。
そちらの商売にも理解があるかのような雰囲気を匂わせながら、神父の出方を窺うのであった。
「成る程。その方面の話とあらば、まずは要望をお聞きしましょうか」
思惑通り、誘いに乗った神父に、ジュストが交渉話を持ち掛ける。
「例えば……容姿がいいのは勿論の事、何らかの才があったら尚良しですね。それと出来れば、子供達と直接お話をさせてもらえたら有難いのですが」
ジュストが神父と会話している間、護衛役として同行しているアーテミシアは、視線を巡らせ、礼拝堂の構造を確認。
嗅覚を研ぎ澄ませて匂いを嗅ぐと、鼻を衝くのは異様な血腥さと、腐敗臭。
常人ならば気付かぬ程だが、アーテミシアの鋭い嗅覚の前では誤魔化せない。
臭いが最も強く漂う場所は、他ならぬ神父本人と――礼拝堂の下からだ。
アーテミシアは神父に気取られないように床を観察してみると、祭壇の下に薄らと赤黒い染みがある事に目が留まる。
礼拝堂の地下には何かが隠されている――アーテミシアはそう確信し、ジュストと一緒に施設を巡る間も、血の匂いが漂う場所を隈なく探る。
一方、子供達との交流を楽しむコルネリウスとルアンナ。二人は子供達に懐かれたらしく、シスターも問題ないと思ったか、後を二人に任せるのだった。
「ここでの生活は充実しているようですね。ですが、外へ出たいと思った事はないのですか?」
今なら話し声がシスターに聞かれる事はなさそうだ。ルアンナはこの時とばかりに、子供達への意識調査を実行する。
「ううん。だって言うことを聞いてれば、貴族の人たちがおむかえに来るから。前はつらいことが多かったけど、これからは明るい未来が待っている。そう考えると、外に出ようとする子はいないと思うよ」
どうやら彼らは、不自由ない施設の暮らしに満足しており、何の疑念も抱いてないようだ。
「……あら? 貴女、元気が無さそうですが……どうしましたか?」
他の子供達とは距離を置き、一人で佇む少女を目にしたコルネリウスが、近寄りながら声を掛ける。
しかし少女は黙ったまま、何かに怯えるように俯いている。
「シスターには内緒にしますから、安心して話してみて下さい」
小声でそっと耳打ちするコルネリウスに、初めは話すのを躊躇っていた少女が、内緒にしてねと、口を開いた――。
●裁きの時は来たり
「来客用に立派な宿泊施設もあるなんて、相当繁盛しているんだろうね」
神父の薦めで案内された宿泊施設の一部屋に、ジュストは腰を下ろしながら皮肉交じりに言い放つ。
調査を終えた一行は、施設の宿泊部屋に合流していた。ここなら情報を共有するにも打って付けだ。
そして各自で集めた情報を擦り合わせて、今後の方針と役割分担を話し合う。
「夜間は子供達は寝ているようだね。連中としても大事な商品である以上、まず手は出さないと考えた方が良さそうかな。但し……例外を除いてね」
情報を整理しながら、ドミニクが一つの懸念材料を口にする。
それは、ある日を境にいなくなった男の子を心配している、少女の話。
もしかしたら、少女が男の子を探しに外へ出ようとするかもしれない。そこでシスターに見つかってしまったら――。
「後はやっぱり、礼拝堂だな。地下室なんてモノがあるなら、余計に胡散臭さが倍増するな」
次いで、シャルティナ・カッツェが見解を述べる。
これまでにもいなくなった子供達は多くいる。だが彼らの行方は誰も知らない。いや、敢えて知ろうとしないのだ。
子供達と会話した仲間が感じた異常性。笑顔の仮面で隠しているのは、恐怖心だと。
いなくなった子供達は皆、外の世界に出たいと望んでいたらしい。
更には、礼拝堂にある謎の地下室の存在。この二つの点を結びつけ、導き出せる解答は――。
ともあれ、修道院に関する人物、中でも神父が最も重要な秘密を握っているのは間違いない。
故に、そちらを最優先としながらも、シスターへの対応も忘れてはならない。
従って、冒険者達は二手に分かれ、それぞれの敵を無力化させる方向で、行動方針は固まった。
「それじゃ、大掃除と行くか」
アーテミシアの掛け声に、一行は心を同じく、気合を入れて作戦に臨むのだった。
――夜が更け、静寂と深い暗闇に包まれた修道院。
子供達は既に寝床に就いており、こんな時間に活動するのは、施設を見回るシスターだけ――ではなかった。
「……そこの貴女、何をしているのですか」
巡回のシスターが、建物から抜け出る影に声を掛ける。その相手は、昼間に一人で過ごしていた少女であった。
「あ、あの……コニーくんが戻ってくるのを待って……」
声を震わせ、答える少女。シスターは怖がる彼女を捕まえようと近付き、手を伸ばしかけた時――。
「今晩は。今宵は些か、冷えますね」
そこに登場したのは、昼間の清楚な私服と異なり、鮮やかな紅いドレスを纏ったルアンナだ。
「月が綺麗なので夜の散歩をしていたのですが、お取込み中でしたか」
何気ない会話でシスターの注意を引く令嬢。その手には魔法の杖を握り締め、戦う態勢は万全だ。
「やはり冒険者でしたか。余所者に邪魔はさせません」
相手の正体を見抜き、シスターも迎え撃とうと魔導書を取り出す。
「そっちこそ、子供をどうするつもりだったのかな」
今度は、キオルティスが建物の壁を伝って接近し、シスターの頭上目掛けて飛び降り、奇襲を仕掛ける。
「聞きたい事は山ほどあるしね。吐きたくなければ、痛い目に遭うだけだよ」
キオルティスの強襲が少女とシスターを引き離し、ルアンナも魔法の壁を展開させて少女を守る。但し、形が食パンみたいな見た目なのはご愛敬。
「彼女に危害を加えるようなら、こちらも容赦はしませんよ――」
闇に紛れるように、一つの影が施設の脇を摺り抜け、歩を進める。
外套を深く被った黒衣の男、キーゼが向かっているのは、シスターが寝泊まりしている宿舎である。
入り口にいるのは、昼間に逢瀬の約束を交わした若いシスターだ。彼女の手引きでキーゼは宿舎に難無く侵入、部屋の中まで連れ込まれる。
シスターは二人きりになると、いきなり修道服を脱ぎ始め、下着姿に――かと思ったら、服を投げ捨て、キーゼに被せるように視界を覆い、太腿のホルスターから短剣を抜いて襲い掛かる。
「随分と情熱的なアプローチですね。そういうのは、嫌いじゃありませんよ」
相手が攻撃してくるのは想定内。キーゼは身体を捻って短剣を躱し、手にした弓をシスターの頸の後ろに叩き込む。
「援護します! 大丈夫ですか、キーゼさ――」
部屋に乗り込み、支援に駆け付けたコルネリウスだが、現場で彼女が目撃したのは……肌を露わにしたシスターを、優しく抱きかかえる色事師。この状況に、思わず赤面しながら言葉を失う乙女であった。
――シスター相手に戦闘を仕掛け、礼拝堂への警戒を薄くする。
そうして生じた隙を狙い、残りの冒険者達が神父のいる礼拝堂に突入する。
「……いません、ね。感付かれて逃げ出したのでしょうか」
リコリスが中を見渡すものの、どこにも神父の姿が見当たらない。別の部屋に移動したのか、それとも外に――。
「あそこだ。ほら、地獄の釜が開いてやがる」
アーテミシアが示した場所は、祭壇の裏側。そこには床を外した状態で、地下へと通じる階段が出現していた。
「俺達を誘っているのか。面白い……受けて立とうじゃないか」
階段を降りた先に待っているのが、例え地獄だろうと構わない。ジュストは覚悟を決めて、神父の待ち受ける地下に足を踏み入れる。
「もう後がないと観念したのか。もしくは、私達を倒す自信があるのでしょうか。何れにしても、要警戒ですね」
敵の魂胆が分からぬ以上、求められるのは状況に応じた判断力だ。イズレンディルは周囲に気を張り巡らしつつ、迎撃に備えるのだった。
やがて下まで降りた一行は、目の前にある鉄の扉を開いて、中へと入る。
地下室の内部は広い空間で、まるで古代の神殿を思わせるような造形だ。ヴァルター神父が中央に座し、彼を囲むように並ぶ子供達――生気のない、紫がかった肌に、虚ろな表情。彼らは神父によって殺された、動く死体だ。
●生命の価値
「――お待ちしておりましたよ、冒険者の諸君。ようこそ、我が神殿へ」
地下に辿り着いた冒険者達を見るなり、ヴァルター神父は両手を広げて歓迎の意を示す。
「私達の襲撃を予想していたようですね。なら、今までの悪行を認めると、そう捉えても宜しいでしょうか」
一連の言動から、神父は最初からこうするつもりだったと見透かすリコリス。
「ご自由にどうぞ。まあどちらにしても、貴方達を生きて帰す訳には参りませんから。この罪深き子供達同様、皆様も私の作品にして差し上げます」
神父の前に並んでいるのは、凡そ20体程度のアンデッドの集団。その全員が子供の姿で、更に奥には、体長3メートルもの肉塊で造られたゴーレムらしきモノが控えている。
おそらく彼らは、施設から逃げようとした子供達。神父に殺され、死の外法によって産み落とされた、忌むべき生命。
「ふーン。ガキ拐いとかやる事がみみっちいだけでなく、殺したガキをゾンビにするたァ、性根が腐り切ってやがるぜ」
余りにも非道な罪業に、アーテミシアは呆れたように吐き捨てる。
昼間の時とは比較にならない、咽るような血の匂いと腐敗臭。だが今までも、同じ臭いを戦場で嫌という程嗅いでいる。
ならば自分が成すべき事は唯一つ。アーテミシアは武器を構えて、いつでも来いと外道な神父を睨めつける。
「よくある話だ。ここだけで起きている話じゃない。そして憐れんだり怒る善人の権利は、俺にはない」
片や、ジュストは決して感情的にならず、平静を装い、淡々と語る。
ドライな現実主義者であるが故、今回の事件も世界においては日常なのだと、客観的に論じるジュスト。
彼のそうした感性は、戦いにおいても合理的な判断を下すのだった。
――だから、今すぐ子供だったモノを排除する。彼らが世の脅威になる前に。
「数が多いのは厄介ですね。出来るだけ早く倒しましょう」
子供達はきっと苦しみながら、殺されたのだろう。その魂は安寧の地に至る事なく、彷徨い続ける。
嘆きと絶望に取り憑かれた子供ゾンビを前にして、リコリスは苦痛の枷から解放しようと力を溜める。
「……妄信は、楽で幸福な形態の一つかもしれません。が、外の世界を識る事も、大切なのではないでしょうか」
施設で過ごす子供達。修道院の教えを信じて人生を委ねる生き方は、ある種の幸せなれど、果たして正しい事なのだろうかとイズレンディルが説く。
自身も外界を見通す力を養うべく、故郷の森を出たからこそ、狭い世界に閉じ込めるような思想に対しては否定的だ。
「貴方みたいな歪んだ大人の犠牲者を、二度と増やさないよう、ここで悲劇を終わらせます」
イズレンディルが杖に魔力を込めて掲げると、杖の先端がまばゆく輝き、リコリスと合わせるように魔法を発動――子供ゾンビに狙いを定めて、光の弾が雨の如くに降り注ぐ。
「さて、お祈りは終わったか? カミサマを信じていればの話だけどな。そのデカブツはオレが相手をしてやるぜ」
アーテミシアは斧を豪快に振るってゾンビの群れを強行突破し、奥の肉塊ゴーレムを真っ直ぐ見据える。
緑の双眸に映るのは、複数の子供の死体を繋ぎ合わせた、異形のゾンビ。胸や腹、肩には顔が埋め込まれ、救いを求めるように呻き声を上げている。
「如何でしょうか、私の最高傑作。これぞ正しく、神の御使いだと思いませんか?」
得意の死霊術を自慢気に語るヴァルター神父。冒険者達は戯言に付き合う暇はないと言いたげに、火力を集中させて子供ゾンビを駆逐する。
「こんな悍ましいモノも貴族の嗜みというなら、この上ない悪趣味だね」
ジュストがくるりとステッキを回すと、持ち手に装飾された鷲の瞳が煌めいて。神父に火球を撃ち込み、弾ける炎は深紅の花弁を散らすが如く、ゾンビも纏めて灼き払う。
神父やゾンビの集団と、一進一退の攻防を繰り広げる冒険者達。
床には動かなくなった子供の屍が横たわり、半数ほどのゾンビが斃されていた。
しかし戦力を二手に分けての戦いは、手数が減る分、冒険者側の疲労の色が濃さを増す。
「よもやここまでしぶといとは。ですがそちらも、動きが鈍ってきたようですね」
このまま数で攻め続け、冒険者達を蹴散らそうとするヴェルター神父。
ところが次の瞬間――地下神殿に通じる階段を駆け降りてくる、複数の足音が聞こえてきた。
「待たせたね。外のシスター達は片付けておいたよ」
仲間の窮地に颯爽と駆け付けるキオルティス。彼らと交戦していたシスター達は全員無力化、ドミニクとシャルティナに後を任せて、急いで援軍に来たとの事だ。
「もう好き勝手な真似はさせません。ここからは、私が皆さんを守ります!」
コルネリウスの心に浮かぶ、紅い花弁。護る想いを重ねるように、魔力を武具に纏わせて、仲間を支える盾と成す。
「これで何とか持ち直すでしょう。形勢は断然、こちらが有利になりますね」
消耗していた体力は、キーゼが癒しの力を用いて回復させる。
「無駄な悪あがきはお終いです。一気に決着を付けましょう!」
ルアンナが魔法を発動させると、場の中心に光が集まり、膨らむ魔力の塊が爆ぜると同時――周囲のゾンビを巻き込み、吹き飛ばす。
直後に、キオルティスが疾走しながらゾンビの群れを掻い潜り、肉塊ゴーレムと対峙する。
「俺が攪乱させて隙を作るから、最後の仕上げは任せたよ」
そう伝えると、アーテミシアも気力を奮わせ、武器を持つ手に力が篭る。
「全員無事に揃ったようですね。では、本番と参りましょう」
頼れる仲間が集えば、心置きなく戦える。
リコリスの思いと同様、全員が持てる力を発揮して、子供ゾンビを一体、また一体と撃破する。
残った肉塊ゴーレムが力任せに冒険者達を攻撃するが、動きの緩慢な巨体に対し、キオルティスが機動力を活かして身軽に回避。死角を突いて脚を斬り裂き、体勢を崩したところに、アーテミシアが渾身の一撃を叩き込む。
ザン――と、振り下ろされた斬撃が、真一文字に屍肉を断ち切り、肉塊ゴーレムの偽りの生を終わらせたのだった。
「哀れっちゃ哀れだが、文句はカミサマに言いな。聞いてくれるとは限らねえけどな」
アーテミシアに斧を突き付けられて、ヴァルター神父は抵抗を諦め、敗北を認めて降参する。
――斯くして、冒険者達は激闘の末に勝利を手にし、事件を見事に解決した。
救出した子供達は、管轄が変更になったと理由を付けて、後日、ログナー子爵領の養護施設に移される事が決定した。
そして、元の死体に戻った子供達は、そのまま地下に手厚く埋葬されて、土に還った。
死んだ子供達を弔いながら、ジュストは貴族の側の人間として、その責任を痛感する。
「どんな嘆きも恨み言も怒りも受け止めよう。それが彼らを救えなかった、貴族の責任だ」
愚かな一部の権力者達が招いた、非情な現実。
悲劇を止められなかった事実を悔い、二度と過ちを繰り返さないと、心に誓う。
死人がゾンビ化されるのは、帝国でも幾度も見たが、到底慣れるものではないとコルネリウスは瞑目する。
「……意図せずにこの場所に辿り着いた子は、多かったでしょう」
元々は家庭環境に問題があったのかもしれない。だが、あの非道な連中と出会わなければ、もっと幸せな道を歩めた未来もあったはず。
「……子供達は、大人の道具ではありません」
小さな生命の尊厳を踏み躙り、冒涜するような悪の組織は、赦さない。
身体を震わせ、怒りを堪えるコルネリウス。その姿を見兼ねたイズレンディルが、彼女の肩にそっと手を添え、慰める。
亡くした生命は還らない。でも、助けた子供達はせめて自分の未来を歩めるように、ただ願う。
「幸福の形はそれぞれですが……私は私の思う形を、残った彼らにお伝えしましょう」
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2021年12月09日 14時53分36秒 公開
相談掲示板
エルフのキャスター、イズレンディル・パラリムと申します。 連動は途中参加となりますが、宜しくお願い致します。 まだ人数不足ですが、取り急ぎ所感だけ記載させて頂きますね。 基本的な動きとしては、日中に情報収集、夜間に襲撃、でしょうか。 撃破対象は「ヴァルター神父」「シスター」「子供ゾンビ」ですね。 先方も冒険者の襲撃は予想しているようですので、夜間であっても見張りを立てる等の何らかの対処はしていそうですね。 日中の調査は、敵の数と配置、子供の就寝部屋、建物の構造、あたりを把握しておきたいですね。特に夜間の襲撃では子供を巻き込まないよう、人質に取られないよう、動けるように備えておきたいです。 こういう時はペットが有効なのですが、シューターさんがいらっしゃれば、ですね。 夜間の戦闘に関しては、こういう屋内でしたら「鉄壁」等を設置して敵を分断して各個撃破してしまえば比較的対処がしやすくなりそうですね。出来れば子供ゾンビの居る部屋は封鎖したいところです。 取り急ぎの所感となります。 また改めて詳細など記載させて頂きますね。
キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 ……よろしくお願いします。 >日中 内部の調査を行うのであれば、何かしらの形で潜入する必要がありますね。 礼拝に訪れる者なら拒まないようですが全員が表から潜入するよりも 表から潜入した者が陽動も兼ね、密かに潜入した者がより深く調査をするのも有りかと。 あとは、修道院の教えに懐疑的に思っている子供を特定し 可能であれば協力を得られると良いでしょうか。 >夜中 アンデッド化しているのであれば死臭を隠すにしても限界はあるでしょうし 日中に集めた情報や超嗅覚などで保管場所を特定出来ていれば封鎖は可能でしょうか。 場所が複数あった場合は一つずつ封鎖するか あるいは班分けをして同時に封鎖をするかも決めておくと良いかもしれません。
キャスターのジュストだ。 俺も途中からの参戦になるけど、よろしくね。 日中の調査だけれど、密かに潜入する人が調査しやすいように、表から尋ねて注意を惹く役割ならお手伝いできそうかな。 寄付や慈善活動をしている貴族やその関係者が修道院や養護施設の見学や慰問に来るというのはよくある話だから。 案内という名目で神父やシスターが傍につく分裏側は探れないけど、子ども達に顔を覚えて貰うことで修道院に懐疑的な子ども達がこちらを頼ったり、協力が得やすいようにはできるかもしれない。
キャスターのルアンナです。今回の参加になりますが、よろしくお願いします。 子供達を食い物にする外道神職者を必ず捕らえましょうね。 キャスターが4人いますし、戦闘面はおそらく大丈夫でしょう。 後は神父を捕らえるのみ。壁魔法で通せんぼ出来そうですね。
ウォリアーのアーテミシアだ。 初顔だな。 とりあえず監視の目をくぐって調べにゃならねえが…事前の情報からしてほぼクロなわけだ。 ガキのゾンビもまあオーソドックスに行けば地下、だろうな。どンなに厳重にしても外じゃリスクがでかすぎる。透視やら超嗅覚でイッパツだしな。 施設と併設してあるならちっとばかり広さもあるだろうし、山から何か見えねぇかね。
シーフのシャルティナだ。今回は集まってくれてありがとなー。 何かあったらアタシたちも手伝うんで、ドミニク共々よろしく頼むぜ。
遅くなってしまいすみません。 ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 >日中 中に入る事自体は容易、との事ですし。表から入る方と、裏から潜入する方に分かれるほうが良さそうでしょうか。 表の方は子供達と交流をさせて貰って様子を確認しながら、シスターの巡回経路なども把握しておきたいですね。 >夜間 施設内の構造が解れば、あとはスキルを活用すればゾンビの保管場所はある程度目星が尽きそうですね。 敵の分断も含め襲撃時は役割の分担は必要になると思いますので、班分けは必要だと思います。
>昼 改めて俺は表から訪問すると表明しておこう。 敷地内、特に養護施設を中心に見せて貰い構造把握に努めるつもりだ。 文字数が許せば子ども達やシスターとも話をしてみる予定。 >夜 今のところ索敵スキルに関してはシャルティナさんに頼ることになりそうかな? ゾンビに関しては嗅覚系スキルでも探知は出来そうだよね。 ゾンビの保管場所は流石に一箇所に纏まってあって欲しいというか、複数箇所に分けなきゃいけないほどの数があると考えるとぞっとしないよ。 ただこれに関しては調べてみないことには分からないし、その場所や数に合わせて手分けして封鎖するのは賛成。 鉄壁なら用意出来るし、持参しよう。 しかし、戦闘そのものより修道院の教えに共感している子どもの安全確保が悩ましい。 神父やゾンビを排除するまで部屋から出ないようにして貰うのが良いのかもしれないけれど、戦闘が起きたら音や気配で不安になるだろうし……エリアサイレンスとか用意した方が良いかな。 >班分け リコリスさんが触れてくれたのは、封鎖すべき場所が複数箇所あった場合手分けして動く為の班分け。 コルネリウスさんが触れてくれたのは敵の分断や子どもの安全確保、神父の捕縛やゾンビの無力化などの役割分担をする為の班分け、という風に捉えたんだけど相違ないかな? 内部情報が不明な現時点で班分けするなら、まず封鎖すべき場所が複数箇所ある前提で鉄壁持ちのキャスターを二手に。 あとは攻勢を仕掛けて神父やゾンビを相手取る班と、子ども達の安全を確保する班に分ける、という形とか。 皆が想定している動きの流れと沿っているか自信ないので、あくまでも一案として挙げておくよ。
ンじゃ、オレも表だな。あれこれ探るには向いてねえし…ジュストの護衛って事にでもするか? 貴族なら護衛の一人や二人いてもおかしくねえだろ。 オレは超嗅覚と透視を持ってるけど夜に戦うなら暗視も欲しいし、どっちかだな。 表と裏で分かれるンなら、裏を探る方は施設に入らねえ方がいいか? 入るにしてもどうしても動きが怪しくなるし、表とは無関係を装ったほうがいいかもしれねえな。
>日中 私もリコリスさんに記載頂いた、表から訪問する方が陽動を兼ねる、密かに潜入する方がより深く調査する、の方針に賛成です。 では、私が潜入を担当しましょうか。シーフやシューターの方がいらっしゃれば良いのですが現状不在ですので。 やり方は様々考えたのですが……外から透視で大まかに確認後、幽体離脱で潜入します。 神父やシスターに発見されない事を重視して。ここは表の陽動を頼らせて貰います。 ただ捜索範囲が限定されますので、調査箇所をシャルティナさんと分担したいですね。 それとどなたかに私の本体の護衛をお願いしたく…とはいえ他の事が出来なくなってしまうのは申し訳ないので、難しければドミニクさんにお願い致します。 潜入前にテレパスで情報共有もしたいのですがスキル枠が足りませんね…。 >夜 分断した方が良さそうな点に関しては、まずは修道院と養護施設、ですね。 後は日中の調査次第ですので、事前の決め打ちが難しい…。 「子供達を護る為の分断」「子供ゾンビを閉じ込める為の分断」等、優先したい事を入れる形でいかがでしょうか。 >夜:潜入からの奇襲か、強襲か 襲撃方法もご相談させて頂きたく、、ですが、潜入がそもそも難しそうですから強襲の方が良い気もしますね。一気に雪崩れ込んで早急に神父とシスター、子供ゾンビを撃破する、でしょうか。 「透視」「暗視」の組合せがあれば、夜間の外からでもある程度内部の配置がわかると思います。
>ドミニクさん、シャルティナさん ドミニクさん、ご無沙汰しております。シャルティナさんは初めまして。 こちらこそ宜しくお願い致しますね。 早速で申し訳ないのですが、1点ご質問をさせて下さい。 Q1. ご協力いただく際に、例えばシャルティナさんには潜入に適したスキルセットにして頂き、ドミニクさんには周辺監視や偽装に適したスキルセットにして頂く…等のご対応は可能でしょうか? もちろんあくまでもお二人に可能な範囲で、と思っております。
ヒーラーのドミニク・ログナーだよ。改めてになるけれど、どうかよろしくお願いするね。 イズレンディルさんは久しぶりだね、夏の湖畔の時以来になるかな。 A1. 私もシャルティナさんも、対応の方は問題ないよ。そうした旨をプレイングに記載してくれれば、可能な範囲で行動させてもらうよ。
>昼の行動 私も深く探るのは苦手なので、普通に訪ねて来た体で子供達の様子を見ようと思います。 ここの教えに懐疑的な子もいるとの事なのですね。 今夜侵入する事を伝えてどこかの窓か扉の鍵をこっそり開けておいて欲しいとお願いする、というのを考えたんですがどうでしょうか。
ひとまずご挨拶までに。 シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお気軽に。 前回は逃してたみたいで、再参加と言う出戻りだけれど、どうぞ宜しくね。 シーフ…ご入用、みたいなので、良ければ使ってやってくれれば、と。 もう少し細かい相談とか行動方針とかはまた時間を見付けて夜中にでも訪ねるね。
さて、遅参ですね、よろしくお願いいたします。 卓の内容は把握しています。最初にパラリム氏が挙げた流れに異はなし。 幸い、シーフなどの専門家もいますので、”その手の調査”はお任せする形になるでしょうか。 僕は表から普通に行くとしましょう 夜間の強襲に関しては、そうですね…どちらでも、でしょうか
さて…と、俺がするべきこと、した方が良いことだけど。 とりあえず簡単に相談内容から把握した部分と、あとは自身の憶測と、なんだけど… ・昼間に修道院内に隠密裏に侵入し、修道院内の情報収集 ・夜間に強襲もしくは奇襲する為の準備 ・子供たちを取引した証拠集め ・戦闘場所として適している場の見定め …こんな所、かな。敵数やら何やらは修道院内の情報収集の内ってことで。 他にもコレも!とかアレも!とか有れば教えてくれれば嬉しいよ。 そう言えば。昼間の内に捜波を始め、エーテル使用で敵に勘付かれるような スキルってあったっけ?ちょっとその辺りあやふやなんで、調べておくね。 …ワールドガイド捲ったら書いてありますように!(苦笑
連投ごめん。 捜波…特にワールドガイドでは身バレするとは記載してなかったよ。 どうしてそう思ってたのか分からないんだけれど(むぅ… 重ねてになるけれど、もしも捜波を始め、やっぱり感知されるよ!とか コレは以前、バッチリ感知された!とかあれば教えてくれると助かる。 自力で探すには少し力不足だった…ごめんね…
>昼の行動 イズさんの本体の護衛がいらっしゃらなければ、潜入に回って私が受け持ちましょうか?連絡用のテレパスもセットは出来ます。 潜入や探索は不得手なので、他の行動はまだ少し考え中ではありますが…取り急ぎ。 >班分け ええと、そうですね。私としては役割分担としての班分けという認識でした。その上で分断についても視野にいれて、ですね。 >夜 潜入が難しければ強襲、で良いと思います。 その際、子供達の安全確保や精神面の不安軽減はなるべく優先したいです。 エリアサイレンスについては、戦闘行動を行うと解除されてしまうのと範囲がかなり限定されてしまうので、少し難しいかもしれませんね。
>捜波 あれはエーテル波動によるもの、なおかつ抵抗判定が存在し【マーク】もありますからね。 マスターの癖などもありますが、エーテル感知型の敵や授恵者相手ではバレる可能性はあります。特に同職なら敏感かもしれませんね。 どこかで僕も見た気はします。 >分断 分断するなら、居住場所や待機場所が分かれているなら初めからその方面 こちらの動きに勘付き待ち構えられているなら、もとの役割に沿って、ぐらいでしょう どのみちこちらの不手際や敵の動きでどの場も戦場になり得る、そして敵も子供が大事な商品、ということなら、下手に連れ出そうとするよりは制圧後開放したほうがいいかと 対人質対策に、1,2名護衛ぐらいはつけていいと思いますが
キオルティスさん、キーゼさん、宜しくお願い致します。 キオルティスさんは調査内容の洗い出しありがとうございます! 気になる点、ですと「子供たちを取引した証拠集め」に関しては不要かと。今回は既にほぼクロは確定で動いているようですので、細かい情報は制圧後に集めるだけで良さそうです。 「魔法の壁」の設置で敵の分断を狙っていますので、「屋内の構造」もわかればありがたいです。 その他は同じ認識でおります。 >捜波 シューターのスキル「感波」があれば発覚しますね。 捜波をされたこと、及びその方角、がわかるスキルです。 >昼の潜入 キオルティスさんに来て頂けたので、潜入調査のメインはシーフのお二人にお任せして、私は地下室の有無を探っておこうかと思います。幽体離脱で地下に潜るだけですね。 コルネさん、サポートありがとうございます。それではシスターがこちらに近づないようにして頂く、等はいかがでしょうか?それなら情報収集も兼任出来そうです。 >子供の協力 何がしか協力があると助かりそうですね!ただ一応強襲であれば鍵はそこまで気にせずとも良さそうです。私も何か思いつく案があれば記載致しますね。
一応確認しとくけど、襲撃は夜で、全員で固まって突入すンのか? それと敵を分断するのはいいが、分断したやつはこっちも分散して相手するのか? 放っておいたら何されるかわからねえし、言われてる通り人質作戦を使われたら面倒だ。 エリアサイレンスは侵入する為だけに使えば十分有用だぜ。窓を割ろうが扉を蹴破ろうがエーテル感知されなきゃバレないしな。 どんな扉でもハンマーで殴ればイッパツよ。 あるいは案に上がってる味方のガキ作っておいて手引してもらうって手もあるけどな。 個人的にはガキ連中は事が終わってから連れ出したほうがいいと思うぜ。50人も面倒見てられねえよ。
>アーテミシアさん 護衛役という体でご一緒して頂けるなら喜んで。 中に入ること自体は容易みたいだけど、護衛ということなら周囲を警戒するのも不自然じゃないから調査し易くなると思う。 >襲撃 今迄の話の流れだと突入タイミングは夜、全員同時にって認識だったよ。 イズレンディルさんが言うように向うも警戒しているだろうから奇襲は成立しなさそうだけど、修道院の方はともかく、養護施設の方は静かにお邪魔した方が子ども達にあまり怖い思いをさせないのかなとは思った。 まぁ建物に入る前に襲われる可能性もあるから、可能ならの場合だけど。 >エリアサイレンス 使うとしたら養護施設への侵入用になりそうだね。 屋外で戦闘が発生しなかった場合って条件付きの。 >分断 とりあえず修道院と養護施設に分かれて、それぞれで待ち構えているだろう敵と相手取るつもりでいたよ。 同一施設内においては、障害物の設置で封じ込めを行ったり、各個撃破し易い状況を作るという意味での『分断』だと認識していた。 修道院と養護施設の別れ方は日中の調査結果を元に各々の役割や希望によって、で良いのかな? >子ども達 子ども達は制圧後に解放で俺も賛成だし、人質対策に少人数でも人は置きたいと思った。 >夜の希望 ゾンビの数が多い方、っていうと神父がいる方になるのかな? そちらに行けたらと思っているよ。
>ドミニクさん 湖畔以来となりますね。反応が遅くなってしまいましたが、ご回答ありがとうございました! プレイングでご依頼させて頂きますね。 >夜の襲撃方針 全員で一緒に突入で良いと思いますし、キーゼさんからご提案のあったように対人質対策に、1~2名護衛で分かれても良いと思います。 敵の配置が分からない以上は、事前に突入場所を決められないですね…。子供達は養護施設に居ると思いますが、神父/シスター/子供ゾンビは不明なので、昼の調査結果次第ですね。 ご提案も兼ねて一度下記の通りまとめてみました。 ひとまず対人質対策の護衛はなしのパターンです。何かありましたらご指摘下さいね。 ▼襲撃方針 夜間の敵就寝後に全員で突入 【魔法の壁】で下記の分断を実施し敵を掃討 速やかに制圧し子供を確保 ①子供ゾンビの分断(閉じ込め) ②敵勢力と子供達の分断 ※突入箇所は昼調査結果を元に上記分断に適した場所を選定
とりあえず、シスター側の抑えをメインで動くようにしましょうかね、夜間は 調査結果次第のところもありますので、そこはパラリム氏の方針を利用させてもらいつつ、うまく動くよう手筈を整えておきます
イズレンディル、纏めを感謝します。 私個人はどうすべきか考えたのですが……私は種族の時点で目立つので それを逆手に取り、陽動メインとして動こうかと。 例えば、私情で寄付(道具の宝石など)を申し出るなどですね。 無論何の見返りもなく受け取る事は難しいでしょうから 代わりに一泊させて貰う事を提案する予定です。 当然、明らかに私は怪しいですからマークをされるでしょう。 その分、他へのマークは手薄となるかと。 それに夜に関してはこちらからテレパスでの連絡で連携を取れば 警戒が薄そうな所から侵入もしやすくなるメリットもありますね。
オレはどっちでもいいが…派手にやったほうがいいなら神父の方に行くかね。ゾンビが湧いてきたらそっちに行くか。 汎用スキルの持ち込みは超嗅覚と暗視にしておくぜ。嗅覚はそこまで当てにならねえかもしれねえが、透視は集中が必要ぽいからな。
私は壁魔法で大人と子供達を分断した後にシスター・神父との戦闘に加勢しますね。 子供ゾンビ達は…、終わった後にきちんと埋葬してあげたいです。
間が空いてしまいすみません。 昼間は表から回り、子供達について尋ねるなどシスターに話しかけて気を引こうと思います。 余裕があれば子供達とも話ができればと。 夜間の強襲は、分断はお任せしたいので、私はシスター側に回ろうかと思います。
イズレンディルさんは夜の襲撃方針の纏めありがとう。 挙げて頂いた形に沿って行動させて貰うね。
そういえば夜の戦闘については触れていませんでしたね……失礼しました。 仮に宿泊に成功した場合、私の位置が未確定となるので 物音などでその場から一番近い班と合流する形となると思います。 分断に必要なアイアンウォールは用意しておくので、恐らく対応は可能かと。
遅くなってしまったけれど、キーゼさんとイズレンディルさんは 捜波やらエーテル波動やらに関する情報、有難う! 感波持ってたらヤバいね…んー…ちょっと考えてみる。 キーゼさんの言う欲しい情報の件もOKだよ。プレに入れ込んでおくね。 折角だし、屋内だけでなくその周囲の屋外も分かると良いかな…。 因みに俺はシスター側へ行こうかな、と思ってるよ。
連投ごめん。 欲しい情報が有るのはキーゼさんじゃなくてイズレンディルさんだったね。 失礼してすまない。