【勇嬢】衝突するは二種の敵影、穿つは冒険者の刃
ウケッキ
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オープニング
輸送ルートが短距離かつ効率的なルートであればあるほど、そのコストは抑えることができる。
コストを抑えることができればそれは商品価格を抑えることにも繋がるのだ。
故に商人にとって輸送ルートを安全に、短距離で策定するということは商売を上手く展開していくことの重要事項ともいえる。
リーンエス王国、レインディア貴族領内中央部に位置する町【オンダルキア】。
ここには貴族領内の様々な商品が集まる特に商業が盛んな町であり、ここで揃わないものはないだろうとも言えるような場所だ。
その町の商人たちの中でも一際大きな商会であるドルアノ商会の長【ドルアーノ】は頭を抱えていた。
なぜなら、彼が運用している商品輸送ルートの一つが現在使えなくなっているからだった。そのルートは非常に重要な品々を運ぶルートであり、それが使えないのは商会的にかなりの痛手である。
事の始まりは数日前。
商品を乗せたドルアノ商会の隊商が町から離れた荒れ地にて魔獣に突如襲撃されるという事件があった。
護衛兵の奮闘もあり、商品は失ったものの、隊商は無事に町まで逃げ帰ることができたのだ。
今回のように彼らの隊商が魔獣に襲われることは実はそう少なくはない。なぜなら隊商は香りの高い食品をよく輸送しており、匂いにつられた嗅覚の敏感な魔獣が襲ってくることがあるのだ。
ドルアノは商品の回収と魔獣の討伐を冒険者ギルドに依頼。4名の冒険者が送られることとなった。
しかし、冒険者たちは魔獣を討伐せずに撤退するという事態に陥る。
理由としては想定されていた数よりも魔獣が多くなっており、現有戦力では討伐は不可能と判断し威力偵察に留めたからだった。
ドルアーノは第二次討伐隊を編成するように報酬を上乗せし、再依頼。冒険者たちは再び魔獣の討伐に向かうこととなった。
「それで俺たちが送られることになった、と。まあ、やばいのがうじゃうじゃいるんだったら更なる偵察は必要だよなぁ」
「最初に交戦した冒険者さんの話では、どうやら魔獣同士がぶちまけられた商品を狙って争っていたとの証言があります。ふう、魔獣が回収の邪魔になりそうですね」
身を屈め、辺りにごろごろと転がる岩を障害物として利用しながら荒れ地を用心深く進むロンウェルとリリアナ。
二人はレインディア貴族領の領主の娘、アルメール・レインディアが率いるアルメール隊の偵察部隊である。二人の周囲には他にも2人ほどの隊員が随行していた。
「争っているんだったら、争いが終わるまで待てねえのか? 潰し合って疲弊した所を叩けば、こっちの被害は少なくて済むもんだろ」
「それが……ドルアーノさんとしては即排除して欲しいとのことです。一番大きな隊商の通るルートらしくて、使用できない日が増える程――」
「――――コストが掛かるってことか。あー、商人ってのはいつもそれだな。危険よりもコストを考えやがる、はぁ、やだねぇ」
面倒そうな表情を浮かべながらロンウェルは岩陰から顔を覗かせる。すると報告通り、魔獣の集団が争っているようだった。
片方は樹木のような見た目の魔獣たちで、前衛に小型魔獣多数。後方にリーダーと思われる大きな木の魔獣が一体いるようだ。
樹木の小型魔獣たちは根を蠢かせて進攻し、身体を揺らして落ちる葉を連鎖爆発させて攻撃しているようだった。
後方に位置する中型の魔獣は前衛の小型魔獣を回復しているようで、淡い緑色の波動を定期的に放っている。
対する筋骨隆々の獣のような四つん這いの魔獣たちは、やはり前衛に小型魔獣、後方に大きい虎のような魔獣が鎮座している。
獣の小型魔獣は炸裂する葉を俊敏な動きで避け、手足の鋭い爪で攻撃しているようだった。
その間、虎の魔獣は時折咆哮を上げ、味方を鼓舞するような動きを見せている。
「おいおい……あいつら、何なんだ? かなり興奮して奪い合っているようだがな、あの商品」
「香りの強い果実だそうです。何でも物凄く美味しいんだとか。魔獣たちも欲しいんですかね?」
見た所、獣型と樹木型は敵対しているようで互いに一歩も譲らない。実力は互角のようでどちらが優勢とも言えない状態だった。争う中心には壊れた馬車とぶちまけられた商品と思わしき木箱が転がっている。いくつかの木箱は割れ、果実が転がり出ているようで強い果実の香りが辺りに充満している。
「で……俺たちは興奮して暴れ回っているアレらの中に突っ込んで、早々に何とかしないといけない、と……地獄かよ」
「まあ、お仕事ですので。ある程度の調査記録は取りました。ここは一時撤退しましょう。気づかれても面倒ですし」
同感だ、と答えたロンウェルと共にリリアナや他の隊員は魔獣たちに気付かれないようにその場を後にした。
オンダルキアの酒場。町の労働者や稼ぎに来ている冒険者で賑わうその店にアルメールの姿がある。
アルメールは注文した鶏ささみの揚げ焼きを頬張りながらシリカの説明を聞いていた。
「争う2種類の魔獣の討伐、可能であれば商品の回収。それが今回の依頼内容です」
「んぐ、あむっ。結構な数よね、偵察隊の報告聞く限りだと。無策で突っ込むと逆にやられそうだわ」
もぐもぐと食べ進めるアルメールの前にシリカは一つの資料を差し出す。それは偵察隊が記した資料の一部だった。
そこには獣の中型魔獣の背中に砲台のような器官が収納されている、と記されていた。
「虎型の魔獣は背中に隠した砲台が随分と厄介なようですね。これを見てください」
「なになに……誘導してくる弾を放つ!? なにこれ、めちゃくちゃ厄介な奴じゃないの! こいつがそれなら樹木の方は!? あっちの情報はないの?」
「偵察隊の話だと、回復行動の他、木の実や葉を落として爆発させる、地面を持続的に燃やすなどの攻撃をしてくるようです」
アルメールは最後の一切れを口に放り込むと苦々しい顔を浮かべる。決して料理が美味しくないのではない。厄介な敵が二体もいる、その上それぞれが小型魔獣を引き連れているとなると討伐の難度は跳ね上がるのだ。苦い顔にもなるという物だろう。
「ドルアーノの奴……厄介な仕事投げてくれたもんねぇ。まあいいわ。どんな奴が相手だろうと倒さないことにはみんなの生活が脅かされちゃうわけだし」
隊商が遅れるということは流通が滞るということ。それは各町の商品供給に影響が出るだろう。領主の娘としても、民を思う彼女個人としても無視できる事柄ではない。
アルメールは立ち上がり、周囲で飲みつつ鋭気を養っていた冒険者たちに声掛けをする。
「今回の敵はかなり厄介だわ、でも皆の力を合わせれば必ず突破できる! 町の人達の為にもこの戦い、絶対に勝つわよッ!」
彼女の声に呼応し、冒険者たちはそれぞれに声を上げる。その気力は十分。今の彼らに敵などいないだろう。
こうしてアルメール隊と冒険者たちによる魔獣討伐作戦が開始されたのだった。
解説
マスターより
リプレイ
リーンエス王国レインディア貴族領内中央部。
商業の町【オンダルキア】西北部の荒れ地。
そこでは二つの魔獣の群れが乱戦の如く入り乱れ、互いに一歩も譲らず争っていた。
その中心には壊れた馬車とぶちまけられた商品が見える。商品である果実が木箱から転がりだし、魔獣たちはその強い香りに誘われているようだ。
そんな魔獣同士の乱戦を少し離れた位置から見ているのが冒険者たち。彼らは馬車の持ち主であるドルアノ商会の長【ドルアーノ】からの依頼を受け、彼らの討伐に来ているのだ。
「おーおー、やっとるのぅ。あの様子はまさに戦場じゃな」
ラオ=レイはぶつかり合う魔獣を見て口元を緩ませる。戦いに沸き立つ心からくる笑みだ。
「こちらを気にする様子もありません。仕掛けるには好都合でしょうね」
魔獣たちの動向を見ているグレイブ・ヤードは各員と仕掛ける際の動きの再確認をしていた。
冒険者たちはそれぞれ魔獣を足止めする班と転戦して商品への脅威度の高い順に撃破する班とに分かれる算段。これならば回収依頼がされている商品の被害も少なく済みそうだ。
「状況は速度を有する必要があるのだ。時間を掛けると商品へのダメージがとんでもないことになるのだ。それは避けねばならないのだ」
ストレガ・L・リベルガストラは魔獣たちの配置を観察している。今の所、商品は転げて少し中身が零れているだけでそう大きなダメージはないようだ。魔獣たちが争うことに夢中になっているからかもしれない。
「それにしてもあの果実、結構強い匂いだね。少し離れているここでも香ってくるぐらいだ」
キオルティスは香りの元へ視線を向ける。木箱の間から零れた果実はいくつか割れており、そこから甘い香りが漂ってきているようだった。
「だからこそ群れているんだろう。あの数、中々に骨が折れる戦いになりそうだな」
彼の隣で得物を握り直すだわは険しい表情をした。魔獣との乱戦な上に商品も守らねばならないのだ。簡単な戦いではない。
すっと彼の隣からふさふさした尻尾を揺らしながらアクロアイトが顔を出す。彼女は大陸全土で見ても珍しい狼の九尾だ。
「町の物資にも繋がる話だ。多少無理なオーダーだろうと……やってやれねぇ事はねーだろうさ。それに話から聞くに随分楽しい“祭り”になってるらしいしなッ!」
アクロアイトはそう言って楽しそうな表情を浮かべる。暴れ回る魔獣たちとの打ち合いに彼女は愉しみを見出しているのだろう。その様子はとても頼もしそうに見える。
蒼き大剣【蒼剣アルサリア】を担ぎ、ナキルは自身満々の表情を浮かべた。
「どれだけいようと、全部ぶっ倒して……オレの武勇伝にしてやるぜっ! どんな相手だろうと……おうわっ!?」
「おお、ナキル。いい気迫してんなァ。へへっ、ちゃんと牛乳飲んでっかぁ?」
アクロアイトに頭をわしゃわしゃされ、ナキルはわたわたしている。やはり身長差というのはこういう時はどうしようもない物だ。
ナキルを可愛がりながらアクロアイトは見知った顔を見つけ声をかける。声をかけられたハルハン・ツァガーンナルが振り向いた。
「おっすナル、釣りぶりだな。今度またキャンプいこーぜ!」
「ええ、その時は是非ご一緒しましょうっ」
いい笑顔を向けるツァガーンナルと手をぱんっと合わせ、アクロアイトは歩いていく。前方で魔獣の様子を窺がっていたレイが彼女に気が付いて立ち上がる。
「久しぶりだなじいさん! 今回も派手に暴れよ―じゃねぇか!」
「おうともよ! お前さんの勇猛果敢な戦いっぷり、此度も期待しとるぞい」
牙を剥いてにやりと笑うレイとアクロアイトは拳を突き合わせる。
「これだけの面々がいると安心感という物があるな。素材回収もできそうだし、こっちとしては大いに助かる」
サイラスは周りを見渡して話した。彼は魔獣素材の確保の為に同行したらしく、これから得られるかも知れない魔獣素材に期待をしているようだった。
そんな彼に話しかけたのは、アルメール隊の隊長でありレインディア領の領主の娘【アルメール・レインディア】。
「そうね、みんな集まってくれて本当に助かるわ。恥ずかしい話だけれど、あたしたちアルメール隊だけじゃ厳しい戦いになってただろうから。貴方も来てくれてありがとう、サイラス」
「たまたま素材が目当てだっただけだ。ま、やることはしっかりやるが」
アルメールの感謝の言葉にサイラスはそう返す。飄々としている彼のこと、きっと他意はなく言葉通りなのだろう。だがアルメールはそんな彼も参加してくれていることが嬉しかったようだ。
一同を見渡せる位置でグレイブが声を上げる。
「改めて確認しますが、目的は隊商ルートの確保。詰まる所は、道路のお掃除です。ひとつ残らず綺麗にしましょうか。怪我は私が治します、幾らでも、何度でも」
グレイブの言葉には自然と納得するような、これからの行動が正しいと肯定され優しく背中を一押しするかのような安心感があった。そうした彼の佇まいや時折見せる戦場での指揮能力、それらは仮面の下に隠されたかつての彼の僅かな名残。それは在りし日の誰かの残照。仮面で隠しきれない彼の香気ともいえる。
分散する前にとグレイブはレゾナンス・オブ・ヴァローを放った。淡い光が周囲に広がり、各々の身体を包み込む。不思議と勇気が出るような気がした。
「それではお掃除開始です。徹底的に行きましょう」
彼の言葉を合図にそれぞれは事前に決めておいた班分け通りに散開、魔獣たちの方へと向かっていった。
●激闘戦線
「……っ! この硬さ、真面に正面から相手取るのは得策ではないな」
「そのようだね、破鎧砕の効果を受けてあの硬さだから」
エーテルブレードで延伸した刃でだわは樹木型魔獣エリシュラを斬りつけながらゆっくりと後退していく。
エリシュラの表皮は固く、キオルティスの放った破鎧砕で防御が下がっていても多少斬った程度では大したダメージはないように見える。加えてばら撒かれ爆発する木の実とそれによって炎上する地面の影響で迂闊に近寄る事すらできない。だがシーザーロアを用い、じわじわと惹きつけることで小型魔獣から引き離し定期的に放出される回復の波動による周囲の回復を断ち切れたことは大きい。
枝葉を揺らし振り撒かれる木の実を避け、だわはエリシュラに剣を振るって斬撃を与えていく。柄から延びるシアンブルーの刃が幾度も蒼い剣閃を煌めかせた。
だわが十分に注意を惹きつけているのを確認しキオルティスは行動を開始する。彼の目的はまず回復経路を断つこと。どうにもエリシュラが回復の波動を放つ際、背中を隠す素振りを見せる事があり背部に何かあるのではと考えたのだった。
(タイミングは一瞬、波動を放つ直前に跳んで……回り込めれば)
キオルティスがタイミングを計る中、エリシュラは燃え上がる地面を踏みしめながらゆっくりと前進し、だわへ木の実を落とす。幾つかの木の実は爆発したがそれでも数個ほど爆発せずに転がっている物があった。
「不発……いや、これは――」
その瞬間だった、何かに気付いただわが避けようと跳んだのと同時に爆発していなかった木の実が連鎖的に爆発する。赤い炎に包まれ、だわは大きく吹き飛んだ。痛みに耐えながら空中で体勢を整えると彼は辛くも着地する。
まだ彼の耳は直近での爆発の影響で音が聞こえ辛い。火炎と爆発で多少のダメージは負ったが彼自身の応急処置で何とかなる範囲だった。
「中々の攻撃だ。やってくれるじゃないか」
予想外の攻撃を受けても冷静に、表情を変えることなくだわは剣をエリシュラに向ける。彼の意思はそのぐらいでは揺るがない。
エリシュラが淡く光り輝き回復の波動を放とうとした瞬間、キオルティスが動いた。誰よりも早く駆け、彼はあらゆるモノを超えて跳ぶ。
波動を放とうと輝くエリシュラの背後に着地すると背中にて光り輝いている器官へ狙いをつけキオルティスは両手の細剣を振るいトリプルファングを放つ。回転も加えた二本の太刀筋が一段、二段とエリシュラの器官を斬り裂き、その内部を露出させた。
「まずは回復手段を断たせてもらうよっ」
流れる動作で放たれるトリプルファングの三段目、渾身の力を込めた彼の突きがエリシュラの器官を貫いた。その瞬間、漏れ出すように淡い光が辺りに放たれて霧散していく。
回復行動を阻害されるということを予測していなかったのか、あるいは痛覚があったのか定かではないがエリシュラはもがくように暴れた。その隙をアルメールは見逃さない。
暴れるように木の実をばら撒くエリシュラへアルメールは猛然と接近すると深い踏み込みから紫電一閃を放った。太刀による真一文字の斬撃がエリシュラの表皮に大きな傷をつける。
「よしっ! あのかったい表皮をぶち破ってやったわ……ってやばッ!?」
アルメールは足元に転がっていた木の実に気付いていなかったのだ。一撃を加えることに注視し過ぎて攻撃後のことまで頭にいかなかったらしい。時に脳筋過ぎる彼女の弱点でもある。
次の瞬間、木の実が連鎖的に爆発を起こし爆炎と共にアルメールの身体は宙を舞った。防御するのが精一杯で着地までできそうにはない。
放物線を描きながら吹き飛んだ彼女が地面に叩きつけられる寸前でキオルティスが受け止める。彼女への追い打ちはだわがシーザーロアで注意を再び惹きつけることで防いだようだ。
「大丈夫かい、レディ?」
「うん、ごめんキオ。ちょっと突っ込み過ぎてたみたい」
アルメールは多少ふらつくが戦闘続行は可能なようだった。太刀を握りなおすと彼と共に剣をエリシュラに向ける。
エリシュラはダメージの回復がなくなった分、細かい傷が目立つがまだ討伐できるほどのダメージは負っていないようだった。
攻撃を避けながらだわはアルメールとキオルティスに声をかけた。
「どうする、もう一度攻めてみるか? こっちにまだその余力はあるが……」
エリシュラの攻撃を引き受けていただわの身体にはある程度のダメージが蓄積されてはいたが、まだ戦闘不能になるようなものではない。キオルティスたちが攻撃に出るのなら、継続して攻撃を惹きつけることは十分に可能だった。
「その必要はないみたいだよ」
キオルティスが視線を送った方角から頼もしい声が響く。それはナキルの声だった。彼の背後にはグレイブ、ストレガの姿が見える。
彼らは分散した味方が隊商の壊れた馬車から敵を引き離した隙に無事な商品や多少破損したがまだ使える商品を回収していた。
回収可能な物をあらかた回収し終えた彼らは討伐隊の本隊として各地で魔獣を抑えている分隊の支援へと動いたのである。
「そうだぜっ! 俺たちが来たからなっ!」
蒼剣アルサリアを中段に構え、ナキルは素早くエリシュラに駆け寄ると勢いそのままに擦れ違い様の一撃を放つ。素早いその一撃が真一文字の傷跡をエリシュラに刻み込む。
「回復支援はお任せください。どのような傷も私が治しましょう。皆さんは目の前の敵に集中を」
グレイブはそういうとエーテルの波動を放った。前線でエリシュラの攻撃を抑えていただわやアルメールたちの傷が癒しの波動で徐々に塞がっていく。
「エリシュラの動きが鈍っているようですね、頃合いでしょう。このまま押し切ってしまいましょうか」
背後から敵の状況を見て的確に指示を飛ばすグレイブの声にストレガが反応する。
「それじゃ動きを止めるのだ、その間に押し切ってしまうのだ」
ストレガはエリシュラ目掛けて青藍に光る錨を放った。じゃららっと鎖を鳴らしながら飛んだ錨はエリシュラの下部に突き刺さる。
「……おまえのあしはうごかない」
彼女がそう呟いた瞬間、刺さった錨から延びる青藍色の鎖がエリシュラの身体に巻き付いた。エリシュラは後ずさろうとするが、地面に縫い留められたかのようにその足が動くことはない。
下方から突き刺そうと飛び出してくるエリシュラの枝をかわしながら、だわとキオルティスが交差するように剣を振るう。動けないエリシュラにそれを回避する手段はない。
「テメェには取って置きをくれてやるッッ!」
蒼剣アルサリアに重ねる手で強く柄を握り直し、ナキルは静かに呼吸を整えて瞼を一瞬閉じる。想起するは師の剣技、いまだ届かぬその高み。だが彼は挑むのだ、己の守る者の為に、自分が“彼女”に相応しい者となるその為に。その刃を研ぎ澄ます。
素早い太刀筋で放たれたその剣閃はエリシュラの硬い表皮をずたずたに斬り裂いた。苦い顔を浮かべながらナキルは呟く。
「……浅いっ、まだだ、まだこれじゃ届かねえ……っ!」
確かに鋭い一撃ではあった。しかし彼の剣にはまだ粗削りな部分が目立つ。いまだ改善点は多いのだ。
ぼろぼろの身体を揺らしエリシュラが爆発性の木の実を落とそうとしたその瞬間、その足元にエーテルが急速に収束し激しい閃光と共に爆発した。ストレガによって放たれたそれを満身創痍のエリシュラが耐えられるはずもなく、禍々しいその樹木は粉々に吹き飛んだ。
一同はグレイブの回復を受けた後、そのまま別の分隊を支援する為にその場を離れるのであった。
●背中を預け合う者
戦場の中心付近から少々離れた場所にて魔獣の群れの中で戦う二人がいた。
二人は背中合わせで互いの死角を消し、圧倒的な数の劣勢を物ともせずに暴れている。
「どんどん来いやッ! てめーらが束になった所で俺は殺せねーぞぉっ!」
アクロアイトは鞭のように放たれる小型の樹魔獣の枝を受けながらも、それらを全く気にせずに鉄の大剣を振るう。痛みは彼女を止める手段となり得ない。
力任せに振るわれる鉄塊が樹魔獣を打ち飛ばし、彼らの身体は次々と宙を舞った。
その背後、ある程度離れた位置でサイラスは自らの周囲に寄ってくる小型の虎魔獣を順番に地面へと沈めていく。殺界の効果によって動きが止まった虎魔獣を打ち倒すのは思いのほか簡単であった。
彼がちらりと見ればアクロアイトが面白いようにぽんぽんと樹魔獣を一定方向に吹き飛ばしている。恐らく、サイラスの攻撃を考えての行動だ。
「それじゃ、期待に応えるとするか。纏めて火葬にしてやろう」
ふぅっと息を吐いたサイラスの背中から炎で形成された烈火の如く紅い翼が現れる。それらが前方を向くと同時にエーテルを収束させたビームが放たれた。空気を震わせ、放たれるそれはまるで竜のブレス。
地面を削って進むビームは、集まって絡み合いもがいている樹魔獣を薙ぎ払った。一息に撃ち抜かれた樹魔獣たちはもろともに粉々となる。
サイラスの元まで戻って背中合わせとなったアクロアイトは目の前に迫る虎魔獣を武器で弾き返しながら、視線を交わらせずに彼と言葉を交わす。
「すっげぇな、今の! どういう仕組みなんだ、アレ! 俺にもできたりするのかっ」
「まあ、色々とな。できるかどうかは……すまんがわからん」
そう答えるとサイラスは虹色の玉が埋め込まれた大型の丸盾【ストライクラウンド】で飛び掛かってくる虎魔獣を跳ね飛ばし、即座に踏み込むと手にした処刑人の刃のような片手半剣【エクセキューション】でその体を真っ二つに引き裂いた。両方とも彼の頼れる力作である。
身を屈ませバネに押されるように飛び、鋭い爪を振り下ろして来る虎魔獣の攻撃に身を裂かれながら、アクロアイトは楽しそうな笑みを浮かべて虎魔獣を鉄の大剣で斬り裂く。斬り裂かれた魔獣はそのまま地面へと落ちて動かぬただの肉塊となった。
「はっはっは、楽しいなぁッ! やっぱり戦いってのはこーじゃねーともな、お前らもっとあげてこうか――ッッッ!」
「威勢がいいな。と、流石に数が多い。こいつら、どれだけいるんだ?」
二人は既にかなりの小型魔獣を討伐しているが彼らの所に集まる魔獣の数はいまだ数えるのが面倒なほどだった。そこに本隊が到着する。
「全部まとめて吹き飛ばしてやるのだ! これでも喰らうのだーっ!」
虎魔獣の一団の中心で不可視の波紋が瞬く。次の瞬間、そこから荒れ狂うエーテルの波紋が発生し炸裂。彼らを纏めて吹き飛ばした。辺りに粉々となった肉片が降る。
突如の範囲攻撃とその爆音に浮足立った虎魔獣の中をキオルティス、ナキルが走り彼らを斬り裂いていく。
反撃に転じた虎魔獣もいたがだわが注意を引く間にアルメールがそれらを片付けていく。
グレイブが放った癒しのエーテルを受けたサイラスは辺りを見回し、魔獣の残存数を確認する。彼らはもう数える程しかいない。
「これだけやってくれれば残敵掃討はこっちでやる。あんたらは向こうの援護に回ってくれ」
サイラスが視線を向けた方角では虎型魔獣【ラガーセン】と刃を交えるツァガーンナルとレイの姿があった。
「そうそう、後は俺たちで楽しむからよ、向こうは任せたぜ!」
「わかったわ。あ、でもサイラスもアクロアイトも無理はしちゃ駄目よっ」
「わーってるって。それじゃ後でな、アルメール!」
無理はしないといった二人の言葉を信じ、アルメールは本隊と共にその場を離れるのだった。
●猛るは獣、交えるは刃
「ぐぅあッ、重い、でもっボクは、まだっ!」
大きな爪から繰り出される苛烈な一撃をダマスカス鋼の盾で受け止めたツァガーンナルの顔が苦痛に歪む。衝撃をある程度逃がしているとはいえ、ラガーセンの巨体から放たれる一撃の重さは凄まじい。
しかし彼女もまた歴戦のウォーリア。力で勝る相手への戦い方は心得ていた。
エーテルを武具に収束させ、ダメージを受ける瞬間に防御力を跳ね上げる。重点硬化、味方の盾とならんと願う彼女に似合いのスキルだ。
攻撃を受けたツァガーンナルの隣を走り抜け、その身を空中で翻したレイがラガーセンを狙う。身体を縦回転させながら、勢いよくレイが放った一撃が纏う不可視のエーテルがラガーセンの身体を蝕み、彼の腕の動きを鈍らせた。
着地して距離を測りつつダマスカス鋼の爪を振るってレイは刃に着いた血を飛ばす。
「中々にタフな奴じゃのう。毒を打ってからしばらく経つが……鈍るどころか威勢が増しておる。くくっ、そのぐらいの方が張り合いがあるというもんじゃがな」
にやっと笑ったレイの口元から牙が覗く。彼は相手も虎ということからかラガーセンとの闘いを熱望していたのだ。
「確実にダメージは入っているはずです。レイ、あいつの攻撃は引き続きボクが止めます。レイは思いっきりやってくださいっ!」
「おうともよ!」
地が揺れる程の咆哮を上げ、突進してくるラガーセンのタックルをツァガーンナルは真正面から受け止める。巨大なハンマーにでも殴られたかのような重い衝撃がツァガーンナルの身体を揺さぶった。地を踏みしめる彼女の足先が衝撃で後ろにずれる。
「ぐぁっ、やはり重い――ですが今度はこっちの番ですっ」
離れようとするラガーセンへ、ツァガーンナルはシルーン・サルヒを振るう。ハルバードには穂先がある。そこが斧との違いだ。彼女は穂先を槍として用い、鋭い突きを放った。
ラガーセンはこれは予測していなかったようで、ツァガーンナルの槍で肩口を貫かれて痛みに歪んだ顔で彼女を睨みつけた。
「そっちばかり見とる場合じゃないぞいっ!」
レイの声に振り向いたラガーセンの喉元を彼のダマスカス鋼の爪が真っ直ぐに貫いた。引き抜きながらもう一方の爪でレイは喉元を横一文字に斬り裂く。
「耳が痛いほどのあの咆哮……味方にとっちゃあさぞかし頼もしい限りだったろうが、わしらにゃ厄介なだけじゃい。その喉、潰させてもらったぞい」
ラガーセンは喉からの出血を手で抑え、跳び退って離れるレイに燃えるような憎悪の瞳を向けていた。
背中から格納式の砲をラガーセンは出現させるとその場で跳躍、ツァガーンナルへ向かって砲撃を放つ。飛来する砲弾を確認した彼女は傍にあった岩の裏へと走った。
誘導された砲弾は彼女を追いかけ、そのまま岩に衝突して炸裂する。岩が盾となり、彼女へのダメージはない。
爆炎によって巻き起こった煙の向こうに見えるのは喉から出血しながらも闘志を灯したままのラガーセンの瞳。体を赤く染める程の出血さえ気にせず、魔獣はなおも猛然と襲い掛かってくる。
「……傷など気にせんか。この程度では倒れることは無いと。はっはっは、敵ながらあっぱれじゃわい」
笑うレイの隣でツァガーンナルはシルーン・サルヒを構え、その刃先をラガーセンへと向けた。
「手強い敵って奴ですね。えと、武人風に言うと何でしょうか……相手にとって不足なし、ですかね」
「うむ、そんな所じゃろうて。なぁに、本隊の者もいずれ来る。それまで全力で力比べを楽しむとするかのう」
ラガーセンは薬莢のようなものを排出し、砲身がまだ赤熱しているにも関わらず連続射撃を無理に試みたようだ。無理を承知で行う、それだけ二人が強敵だと判断しているのだろう。
四肢を固定し砲を安定させて射撃姿勢に入ろうとしたラガーセン目掛けてレイはその双爪を振るう。跳躍し、空中で舞い踊るように放たれたその剣閃はラガーセンに砲撃の暇を与えない。
「そんな厄介なもんをぽんぽん撃たれては敵わんからの、邪魔させてもらうぞいっ!」
飛び回るレイへ攻撃を仕掛けようとするラガーセンだがツァガーンナルが放つシーザーロアに気を取られそれもままならない。
「あなたの相手はボクですっ! さあ、こっちを向きなさいっ!」
イラつく様に放たれた爪の一撃をツァガーンナルは輝くエーテルを纏った盾で弾き返す。弾き返され体勢を崩したラガーセンへ、レイの素早い一撃が打ち込まれていく。
そこに本隊のメンバーが到着、いまだ健在のラガーセンへ総攻撃が始まった。
本隊を即座に脅威と判断したラガーセンが彼ら目掛けて姿勢制御もままならない状態から無理やりに砲撃を行うが、その砲弾は炸裂する前に駆けたキオルティスによって切断され不発に終わる。
グレイブが傷の目立つツァガーンナルへ回復を飛ばし、ストレガはラガーセンへ足絡之呪を放ち、その動きを止める。
無理な姿勢で砲撃した為に反動を殺しきれず、いまだふらつくラガーセンへだわが擦れ違い様に斬撃を放つ。回避もできないラガーセンは片足を斬られ、その場に膝立ちとなった。
苦々しい顔を浮かべるラガーセンの懐へアルメールは飛び込むと鞘から太刀を抜き放ち、ラガーセンの胴体を裂く。
痛みに耐えながら腕を振り上げたラガーセンのその右腕を狙ってレイの双爪が放たれる。次の瞬間、ラガーセンの右腕は宙を舞っていた。腕はどさりと地面に落ちる。
何とか立ち上がろうとするラガーセンへ、ツァガーンナルのシルーン・サルヒの一撃が振るわれた。ラガーセンは大きく吹き飛ばされ地面を転がって倒れる。
よろよろと立ち上がったラガーセンの前には呼吸整え、剣を構えるナキルがいた。彼は最後の一撃を担う為に全員の攻撃が終わるのを静かに待っていたのだ。彼の手にある蒼剣アルサリアが日の光を受けて蒼く輝く。
低い姿勢で飛び出すようにナキルは駆ける。彼の手にあるのは師に贈られし蒼剣アルサリア。ここまで数多の戦場を駆け研鑽を積んだ、血の滲むような努力もした。それでも届かない高みに彼は手を伸ばす。
今、想い描くは師の剣技――彼より伝えられし技【雷刃剣】。
剣技というものはただ教えられた動きを真似するのではない、自らの内へと刻み込み……己の技として昇華する。師の言葉が彼の脳裏に浮かぶ。
そして放たれる一瞬の煌めき。幾度にも渡る剣閃の嵐。雷が落ちるが如く、一周の内に叩き込まれる彼の技がついにラガーセンの息の根を止めた。
倒れるラガーセンの前で手に残る手応えを感じながらナキルは確かな“何か”を掴んだ。それは彼だけの剣技への布石。その手応えはまだ花開かぬ蕾のような物が芽吹いた証。
己のものとして昇華する、その言葉の意味がナキルは少しわかったような気がした。
倒れるラガーセンの亡骸の前にレイは立ち、徳利の酒を亡骸にかける。流れ落ちる酒がラガーセンの身体を濡らす。レイもまた酒を一口飲んだ。
「……良い戦いができた。感謝する」
そうして彼は、互いに命を懸けた者への自分なりの賛辞を贈るのだった。
●土と埃の中で
戦闘が終結した後、一同は戦闘の影響で穴だらけとなってしまった隊商ルートの修復に動いていた。
「あーそっちは岩があるからこれをこっちにだな」
ナキルが天眼を用いて的確に状況を観察し、それぞれに指示を出している。
「天眼って、そういったことにも使えるのね、知らなかったわ」
「ま、何事も応用って奴だ。それにしてもアルメールってさ、何時も大変な目に遭ってねぇ?」
「そうねぇ……大変だなって思うこともあるけれど私は私にできることがしたいの。ただ屋敷でじっとしてるだけじゃできないことの方が多いもの」
「ははは、すげえなアルメールは。俺でよかったらいつでも力になるから呼んでくれ」
「ええ、その時はまた頼らせてもらうわ。ありがとう、ナキル」
少し離れた位置でサイラスは魔獣素材の検分を行っていた。不要と判断したものはだわに渡し、ストレガの方へ持っていってもらっている。
「こいつは、使えそうだ。ふむ……この素材なら使い道としては――」
サイラスから渡された不要な素材の入った袋をストレガの隣にだわは置きながら彼女に尋ねる。
「なあ、今のそれは……なにやってるんだ?」
ストレガはラガーセンの砲塔部分を分解しながらその内部構造を観察し、メモを走らせている。
「こいつの砲を研究すれば何かに応用できるかも知れないのだ。こういうものは徹底的に分解して確かめるべきなのだ」
ストレガの近くには道の舗装に邪魔な岩が積み上げられている。そしてまた一つの岩をツァガーンナルが持ってきたようだ。
「よいしょっと。ふぅ、これであらかた大きな岩はどかしました、流通ルートの舗装にも役立ちますかね?」
「ええ、きっと大丈夫でしょう。本格的なことは領主がやるとは思いますが、即時動けるわけではありませんから。こういうことも大事です」
グレイブは自らも道を舗装しながら全体の進捗を眺めている。隣ではキオルティスも道路の整備に精を出していた。
「ふぃー疲れたぁ……道を直すってのは大変だよなぁ」
「全く持ってその通りじゃのう。老骨には堪えるわい」
アクロアイトとレイはそう言いながら道の脇に座り込んでいた。
それからしばらくして一行は町へと戻っていく。
戻る道すがらアルメールはキオルティス、グレイブと話している。
「これで流通ルートが長く止まることは無さそうね」
「そうですね、ある程度商品も回収できましたし依頼主としては満足いく結果になるでしょう」
「そういえば二人共、商品の回収を優先事項だって言ってたわね。あれってなんでかしら?」
頭にはてなマークを浮かべるアルメールにくすりと笑いながらキオルティスは説明する。
「ふふっ、レディはこういうことに関しては詳しくないからね。グレイブさんも言ってた通り、隊商の商人はコストを考えるから使える物は回収すると喜ばれるんだよ」
「その通りです。まあ“売れる恩は売っておく”に越したことはありませんからね」
なるほど、と合点がいったのかアルメールは手を打ち鳴らし明るい顔となった。
だがその直後、もう少しその方面も学ぶべきと彼女の先生でもあるグレイブから宿題が出され、彼女はそれに頭を悩ませることになったのは言うまでもない。上に立つ者は腕っぷしだけでは務まらないのだ。
こうして依頼は成功し、冒険者たちは町へと帰還するのだった。
マスターコメント
ロングシナリオ普通 報酬:多い9 / 6〜12人
2021年12月02日 16時32分03秒 公開
相談掲示板
さて、それでは流通維持に頑張りましょうか ヒーラー、グレイブ・ヤード。 よろしくお願いしますね。
「ナキルだ!よろしく頼むぜっ! 早速なんだけどよっ! コレ ・3ルートの何れか一つを確保する。 のか ・3ルート全て確保する。 のか、ちょっとワカンネーんだけど、そのヘンは相談で決めるって頭でいいのか どうなんだろうなって!! 個人的には、全ルート確保してーなって思うけどよ。」
ウォーリア。だわ、と呼んでもらえれば。よろしく頼む。 道が潰れるのは色々と困るな……。 ナキルの言う通り、最終的に3ルート全ての敵排除を目的としたいところだ。 その場合、エリシュラ・ラガーセン・小型魔獣をどのルートから(どの順で)攻めるか相談することになるかな。どうだろうか。
>ルート 倒す順番のようなものですからね。 何が厄介か、というところでしょう 虎:砲撃や攻撃力など純粋にこちらが危険 樹:商品の被害が待ったなし 小:乱戦で上二つの規模は小さいけど数が増える という問題ですし ボス級を倒せば流れは傾くでしょうから倒しやすくはなるでしょうね。 三すくみ、というわけでもないですし なお私としては樹木を最優先、としたいところです。 理由は目的が目的だから、というところですね。
シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお気軽に。 今回は宜しくね。 >ルート そうだね…俺も倒す順とかどうやって倒すか…と言う指標かな、と思う。 なので、優先順と言っても良いのかな…? 勿論、他の因子もその間に足止めなり何なりしておく必要はあると 思うんだけれど… 因みに俺も樹、に1票ってことで。商品がダメになるのは避けたいしね。
しいて順番案をいうなれば 樹木→小型混成→虎でしょうか? ただ、全員でかかって他を放置するわけにもいかないでしょうから 時間稼ぎ兼「別にとどめを刺しても構わんのだろう?」 な人は各相手にいたほうがいいと思います。 特に虎、放置してたら巻き込まれかねないので邪魔をするのは必要かと。
遅れました!ウォーリア、ツァガーンナルです。 よろしくおねがいします! 順番は、そうですね ボクも樹木型からが、いいと思います。回復されるのは、大変ですし 樹木型は、後方にいるのが狙いづらいところでしょうか 近づいても、地面が燃えているのは危なそうですね。距離をとって相手するのが、いいでしょうか? 虎は、誘導が必要なら、シーザーロア持ち込めます! 生命力は高めなので、引きつけるなら、相手できると思います
>樹 俺はホライゾナルジャンプで一気に近付くことが可能、かな。 遠距離攻撃も吝かではないだろうけれど、敵の攻撃で相殺されると厄介だね。 囮も居た方が無難、なのかな。 >虎 うん、俺もグレイブさんの言うように、専門で誰か付けるのが良いかな、と。 特に樹→小型→虎の優先順位で倒していくなら尚更、かな。 砲は勿論だけど、地味にバフも面倒いよね…(苦笑 喉だけは潰しといても良いのかも。 >小型 コレは仔樹はボスが倒されたことで若干の隙が見えるかな…と。 仔虎の方はそんな仔樹を突くよね、きっと。そうすると、仔虎により 押されるだろう仔樹よりも、仔虎対策を行っていった方が効率的?
遅くなってすまんの。シーフのラオ=レイ、よろしくのう。 配分に問題なければわしも虎担当に入れてもらいたいんじゃが、良いかの? 虎のハーフビーストとしてな、戦ってみたくてのう。年甲斐もない話じゃがな。うはは。 役割はウォーリアの補佐になると思うが、戦力の配分に問題なさそうなら、虎担当希望、ということで。
「お。面子も揃ってるな! んで、全ルート制覇!やっぱやるなそうだよなっ!! >ラオ お、いいな。虎同士で燃えるって、その気持ちはわかるぜ!!(あと、納品おめでとうございます。カッコイイ!) 熱く成れる戦いに歳なんてカンケーねーよなっ! >優先度 オレも回復できるって言う樹から切り倒すのが良いと思ってたくらいだな! 1.各戦場で分担して叩く班分け 2.順番に総力戦で叩く 3.少数で抑え、本隊で順番に叩く ってトコで、今のカンジだと「3」ってトコか…?」
ナキルが出してくれた選択肢の 『3.少数で抑え、本隊で順番に叩く』 で良いと思う。 大きな流れとして樹から優先して叩く案で異論は無い。 そうなると俺は樹の囮か、もしくは小型魔獣が虎や樹の増援に行かないよう牽制する役割あたりになるか。 それと、有効かは分からないが、水を持ち込めるか考えている。 既に燃えている部分の消火だけでなく、地面の温度を下げておけば燃え広がりにくくなるかと考えてな。 ……まあ、樹が見た目通りの性質ならば水を吸う可能性もあるんだが。
勿論抑えに回ってくださる方は倒してしまっても構いませんからね? 過度な無理はなさらず、取れる首は取ってしまってくださいな >行動主流 そうですね、「3.少数で抑え、本隊で順番に叩く」というところでしょう。 抑えている所に本体が加勢して片を付けると 勿論異論があればお早めに >抑え担当希望 これは希望する方を優先に、と思います。 やる気は何よりも大事ですからね。 とりあえずですがこんな感じですかね? 私はさしあたり本隊に入っておきましょう、ヒールなど支援重視ですしね ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当): 混成担当(範囲担当): 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード
「おし、基本の方針はOKだぜ そーしたら… …オレが本体のアタッカーに居た方が割り切りやすいか? 雷神剣は樹の時に使って、小型戦じゃ殺界で纏めて叩こうかと思うぜ 虎ん時は普通に叩く感じになるか。」 ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当): 混成担当(範囲担当): 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル
基本方針は了解だよ。 そうだね…本体か樹かで迷う所だけど、割り当て的に今の段階で言うと 樹に行った方が良さそう?相性的な問題もあるしね。 ところで自分の主担当が片付いた際は他の手助けをする感じでイイのかな? 本体…加勢担当が出来ることを考えると、助太刀もどうなのかな、とか。 普通に考えれば援護に回るのがセオリーだとは思ってるけど…。
ゴメン、担当表の投下忘れ… ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当):キオルティス 混成担当(範囲担当): 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル
「>キオ あぁ、オレは各所叩き終えたら全員で移動するって頭で居たぜ? スキルや残生命によっちゃ、残留待機もあるとは思うけどよ。」
No.17
サイラスだ、よろしくなー とりまいない混成枠行こうかなと。アクションスキル枠範囲攻撃中心に持ち込む感じで。 ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当):キオルティス 混成担当(範囲担当):サイラス 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル
すまねぇ、顔出し遅くなっちまった! ウォーリアのアクロアイトだ、よろしく頼む。 俺は混成担当で行きて―かな。 今持ってるスキルが結構範囲系多いし! ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当):キオルティス 混成担当(範囲担当):サイラス、アクロアイト 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル
なら俺は樹の方へ行ってシーザーロアで注意を引いてみるか。 遠くから殴るのは不得手だが……出来る限りのことはする。 ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当):キオルティス、だわ 混成担当(範囲担当):サイラス、アクロアイト 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル
>樹 シーザーロア(誘導)だけでもとても大きな意味はあると思いますよ。 商品から引き離すのもそうですし、 「回復の波動を混戦の範囲外にさせる」ことが出来ればかなり楽になると思いますしね。 余裕があれば枝を落とすなり、「水袋を投げる」というのも出来るかもしれませんね。 葉が濡れたら爆発力が落ちたりしませんかね・・・。
>ナキル おう、わしにも顔ができたぞい。感想&絵師様に感謝じゃ!(&申請ありがとうございました!) >虎担当 ワガママ言ってすまんの。担当に入れてくれて感謝するぞい。 >倒してしまっても ハルハンのお嬢ちゃんならともかく、わしじゃ加減なんてしてる余裕はないじゃろうからなぁ。最初から全力で行くぞい。 スキルはスリップダメージとデバフ(命中・回避低下)をセット。スリップダメージは切らさず、隙あらば一撃入れていくつもりじゃ。
おくれてすまんのだ。ストレガなのだ。よろしくなのだ。 樹から倒していくに了解したのだ。 抑えはもういるし加勢で転戦するのだ。 範囲攻撃投げていくのだ。 ラガーゼン主担当(虎担当):ラオ=レイ、ハルハン・ツァガーンナル エリシュラ主担当(樹担当):キオルティス、だわ 混成担当(範囲担当):サイラス、アクロアイト 本体担当(加勢担当):グレイブ・ヤード、ナキル、ストレガ
明日は出発ですからね。 本日中に大筋は終わらせてあとは各自の奮闘で何とかしましょう。 また、現状での追加戦力も歓迎ですね。 数は多いに越したことはありませんし、流れとしても沿ってくださるのであればかまいませんから。 がんばって「道の安全」を確保しましょうか。 余裕があり(文字数が余り)ましたら道の整備のお手伝いもいいかもしれませんね。 爆発などで大分荒れてそうですしね・・・。
>ナキルさん 担当撃破後の意見、ありがとねー! じゃあ、とりあえず樹を倒した後のことも考慮した構成にしとく。 >樹 これについては先述通り、ホライゾナルジャンプで背後まで 敵攻撃も無視の上で飛んで肉薄し攻撃、がメインになるかな。 硬いらしいし、スキル構成は悩む所。 >スキル 死齎刃か、安牌でトリプルファングか、賭けでタナトスバイトか。 手数が欲しければトリプルファング、敵の弱体化を狙うなら死齎刃、 一撃必殺を狙うならタナトスバイト…どれも使えてどれも迷うね。 何かアドバイスが在ればチラっとご意見頂ければ、とか…。
私見でよろしければ >スキル 攻撃に関しては「手数重視」がよろしいかと。 連戦になるでしょうから、一手でも多いほうが早く片付くと思われますしね。 樹に関しては再生能力がある、というのは確かにネックですが 一撃に掛けてみるほどではない、と私は思います。
>グレイブさん 貴重な意見、有難う! そうか…そうだね、樹は勿論のこと、他敵も居る=全滅を図るなら 手数が多い方が確かに色々な場面で役立てるかもしれない。 樹だけが全てではない、と考えなければならない所だったね。 お陰で改めて自身の行動もより良く掴めた気分だ。 ふふ。グレイブさんの自身だけでなく、客観的に皆や色んな場面を 想定出来る力、毎回頼もしい限りだね。本当に有難う。
とりあえずこちらで書いた全体にかかわりそうなこととして ・最初に全体状況(馬車を中心に無事めな木箱の位置を把握) ・ウォーリアさんに誘導を依頼(馬車や木箱から戦場を離す) ・状況を全員で再確認 ・行動開始 といった声掛けをしております。 なお私個人としてはその他ごととして「余裕があれば危ない木箱をマジカルポケットで回収」を入れてます。 果実が少なくなれば鎮静化に向くかもしれないと思ったので
「こっちは概ね、出撃準備は完了ってカンジだぜ! 戦後処理で道を綺麗にするのはいいな。こっちも付き合うぜ。 さーて、久しぶりに太刀じゃなくて、オレの剣振り回せるからな。気合入るぜ!」
こっちも準備は完了、かな。 ちょっと文字数的に戦闘後の土地整備は一言だけになってしまったけれど 一応参加出来てるハズだよ!ふふ、今回も皆の頑張りが1本の何かになって 素晴らしい結末が待っていると良いね(微笑 グレイブさんの冷静沈着な指示行為もナキルさんの普段の剣捌きも 今から楽しみにしておくね。