【勇嬢】ソレはウゴメクモノ、脅威はすぐ其処に

ウケッキ

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シナリオID:1590

オープニング

 鉱石の採掘というのは危険と隣り合わせだ。
 なぜなら地盤を考えねば落石の危険性もあり、魔獣のいる地域での活動ともなれば襲われる危険性もある。
 とはいえ、鉱石の産出は資源の乏しい村にとっては欠かせない財源であるのは確かなのだ。
 リーンエス王国レインディア貴族領内北東部に位置する【ザンデ村】もそんな村の一つだった。
 周辺を森に囲まれ、木を材料にした工芸品で生計を立てる一方、村の東にある採掘場にて行う鉱石の採掘も重要な収入となっている。
 村には10名規模のレインディア家に属する兵士が常駐しており、それぞれが交代で各地の警備を行っていた。
 そんな兵士を纏める人物――兵士長【デリク】は熱いお茶を片手に窓を眺めている。湯気が上り、彼のかけている眼鏡を軽く曇らせた。
「ふう……今日も平和な一日になりそうだなぁ。魔獣騒ぎはアルメール様や冒険者たちのおかげで収まったし、あれから特に問題のある魔獣の知らせもない。このまま穏やかな日々が――」
「――兵士長ッ! た、大変ですっ! 採掘場方面にクリーパーがっ、中型クリーパーが出現との報告がありましたっ!」
 部屋に飛び込んできた部下の報告に一口すすったお茶を吹き出しながら、デリクは振り向いた。その表情はとても不安そうだ。
「な、なんだってっ!? 中型クリーパーなんて今までここに現れたことなんてないだろうっ! それは確かなのか、見間違いとかじゃ……」
 見間違いであって欲しい、そう願いながらデリクは今にも泣きだしそうな顔で部下の方を見つめている。
 彼は兵士長という立場ではあるが、直接戦闘はからっきしであり実戦型というよりは後方からの指示を得意としている。
 更に気弱な性格が災いして、できれば危険な戦闘は避けたい、そんな性格なのだ。誰も彼が剣を握っている所を見たことがない。
 部下はそんなデリクに無慈悲な報告を告げる。
「……残念ながら見間違いではございません。現在、近くで作業中だった住民を避難させ、遠方からの偵察のみ行っています」
「あぁ、嘘だと言ってくれ……ううっ仕方がない。ここの戦力では精々小型クリーパーや簡単な魔獣の対処が関の山。一刻も早く応援要請を!」
 そう告げたデリクはちょっと不安な顔はそのままに部下と共に部屋を出ていくのであった。

「ぐわぁぁああッ!? く、苦しいっ、体が……うごかな、いぃっ!」
「負傷者を回収するんだっ! なるべく距離を取って防戦の構えを崩すな! 応援の到着まで何とか持ちこたえるぞっ」
 触手の塊のような形の中型クリーパーが吐き出す、濃い紫色の煙を吸い込んだ兵士はがくりと地面に膝をついて胸を抑える。顔色は悪く、どうやら複数の状態異常に侵されているようだった。
 動けなくなった兵士を引きずるようにして別の兵士が後方に下がっていく。交代するように二人の兵士が前に出るとそれぞれが弓を放ち、クリーパーを牽制する。
 採掘場の奥地から突如出現した中型クリーパーは触手で構成された人型をしており、ゆらゆらと揺らめいている。その背中には毒々しい巨大な花が咲き、何やら変わった匂いを放っていた。
 すると、森の中から小型魔獣が数体現れる。クリーパーを恐れる様子もなく、ふらふらと出てきたようだ。
「小型魔獣? どうして逃げもせずこんな所に……」
 ゆっくりと村に向かうそのクリーパーは周辺に近づいてきた小型魔獣を数体触手で拾い上げると、大口を開けてばくりと捕食してしまった。その瞬間、クリーパーの傷が徐々に塞がっていく。
「なんだって……この変わった香り、まさかあいつ、餌になる魔獣を誘き寄せているのか!?」
 驚くデリクを嘲笑うかのように、ゆらゆらとクリーパーは揺らめいている。

 デリクたちは村に進攻する中型クリーパーを抑え込む為、即席の木製バリケードを多数用意し防戦を行いながら後退、徐々に防衛線を下げるという戦法を取っていた。
 戦力で劣るデリクたちは真っ向から勝負すればたちまちに全滅してしまう。それを考えれば妥当な作戦ではある。このままでは勝機がないことに変わりはないが。
 村と自分たちの位置を確認しながら、デリクは利き腕を負傷した兵士の一人に村に戻るようにと指示を出した。兵士は驚きの表情を浮かべる。
「兵士長! 俺だってまだ戦えます、腕の一本ぐらいどうってこと――」
「違うんだ、僕らは予想よりも後退させられている。現状、このままでは村まで後退する可能性が高い。そうなると村人を安全に避難させる人員が必要になる。君にはそれを頼みたいんだ」
 額から汗を流しながらデリクは説明しつつも前線に忙しく指示を飛ばしていた。直接戦闘には参加しない彼だが、その指示は的確で兵士たちの被害は思った以上に少ない。
「わ、わかりました。そういうことならば……どうか、ご武運を!」
 頭を下げ、足早に村へと走っていく兵士を見送りデリクは中型クリーパーを見る。クリーパーはゆらゆらと揺れながらゆっくりと進行しているようだった。
「……多数の状態異常を引き起こす煙、捕食での回復、厄介な相手だよ――本当に」

●村に迫る危機
 村からの応援要請を受けたレインディア貴族領の領主【レリトール・レインディア】は増援の兵士を村に送ることを決定。
 増援の兵士たちと共にアルメール隊と冒険者はザンデ村近くの避難キャンプへと到達していた。
 腕を負傷した兵士の一人にレリトールの娘でアルメール隊の隊長【アルメール・レインディア】は状況を聞く為、話しかける。
「増援と共に到着したアルメール隊よ。今の状況を手短に教えてくれるかしら?」
「おおっ、アルメール様自らおいでくださったとは! これは心強い限りですよ。ああ、すいません。状況の報告でしたね。状況は……かなり悪いです。デリク様率いる防衛隊が村の中にて何とか中型クリーパーを抑え込んではいますが負傷者は多数、それに加えて西から魔獣の一団が向かってきているとの報告もあります」
 アルメールの隣ではシリカが地図を広げ、兵士たちから状況を聞き配置などの確認を行っていた。地図には大小様々な駒が乗せられている。
「防衛隊は村の広場にバリケードを築いてそこを防衛ラインとしているようです。村の西からは相当数の魔獣が迫っているようですが、到達まではまだ時間があります。こちらは増援の兵を布陣し対応して貰うのが良いかと」
「そうね、到達まで時間があるなら、ある程度の布陣を整えて迎え撃つことが可能だと思うし増援の兵に任せるわ。シリカはそっちの指揮をお願い。私とみんなはこのままデリクの方へ向かうわよ!」
 装備を確認し、出発しようとするアルメールに村人の少女の声が聞こえる。少女は悲しそうな声で母親に話しているようだ。
「お母さん、おうち……なくなっちゃうの? ねえ、どうなっちゃうのっ」
 母親は何もいい言葉を返せず、困っているようだった。
 アルメールは少女の元に近づくと彼女の前にしゃがみ、目線を合わせる。
「大丈夫っ、お姉ちゃんたちが絶対にみんなのおうちを守って見せるから! だから安心してお母さんといい子で待ってるのよ」
 それを聞いた少女の顔が途端に笑顔になる。母親は深々と頭を下げていた。
 アルメールは剣を抜き、掲げて宣言するように言い放つ。
「みんなの帰る場所を私達で絶対に守り抜くわよッ! 総員、出撃ぃーーーッッ!」

解説

◆勝利条件 :中型クリーパー【フォティーダ】の討伐 ◆場所 レインディア貴族領【ザンデ村】 ◆予想されるルート フォティーダの討伐 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 :中型クリーパーであるフォティーダを相手にします。  フォティーダは状態異常を複数引き起こす煙を吐く他、触手を鞭のように使った攻撃を放ちます。  フォティーダは背中の花から特殊な香りを放っており、周辺の小型魔獣を餌にする為、誘き寄せているようです。  小型魔獣を打ち漏らしフォティーダに接近した場合、フォティーダは小型魔獣を捕食し回復します。 西側から進攻する小型魔獣の討伐 同行者:シリカ、増援兵複数 :西側から進攻してくる血のように赤い小型魔獣【ブラッドアント】20体、ネズミのような小型魔獣【フォールラット】15体を迎撃します。  ブラッドアントは甲殻が硬く、牙も鋭いですが特殊な攻撃は無く、  噛みついてくるのみですが群れで行動し、数が多い為に注意が必要な相手です。  フォールラットは高く跳び上がってからの急襲攻撃や鋭い歯での噛みつきを行います。  彼らはフォティーダに誘き寄せられており、戦闘行動よりもフォティーダのいる村の方へ向かうのを優先します。 ◆登場敵 フォティーダ :中型クリーパー。触手が集まって人型をとったような形をしている。  口から紫色の煙を吐き、それを受けると【スリップ】【流血】【能力低下(防御)】【束縛】【行動阻害】の状態異常にかかります。幸い、そこまで連発はできない模様。  なお、火を極端に恐れる。 フォールラット :小型魔獣。一体一体は弱いが数が多い。 ブラッドアント :小型魔獣。群れで行動し、それぞれが連携行動で動く為、注意が必要。  甲殻は固く、体力も多い。強靭な顎での噛みつきを得意とする。  ◆味方情報 アルメール・レインディア :レインディア貴族領の領主の娘。アルメール隊の隊長。  ウォーリアの授恵者。紫電一閃が得意技。 シリカ :アルメールお付きの護衛兼侍女のエルフの女性。シーフの授恵者。  過去の経験上、指揮能力が高く、部下を率いるのはお手の物。 一般兵 :村に常駐している兵士長デリク直属の兵士。授恵者ではない。 増援兵 :授恵者で編成された兵士。ウォーリア、キャスター、ヒーラー、シューターで構成されている。 デリク :指揮能力の高い兵士長。授恵者。

マスターより

お初の人もそうでない人もこんにちわ、ウケッキです。 今回はクリーパーに脅かされるザンデ村の防衛戦となります。 村の建物の損壊は気にしなくてもよいですが、損壊が少ないと住民たちから感謝されることでしょう。 それでは、皆様のご参加をお待ちしておりますっ!

リプレイ

●襲い来る脅威

 中型クリーパー【フォティーダ】の脅威により、ザンデ村は危機に瀕していた。
 しかし防衛部隊であるデリクと以下数名によって住民は無事戦闘区域外へと避難しており、人的被害はない。
 デリクと部下たちがフォティーダを抑え込む中、アルメール隊と共に到達した冒険者たちは二手に分かれた。
 片方はアルメールと共にデリクの方へ増援として向かう部隊。
 もう一方は増援の兵士やシリカと共に西側から押し寄せる小型魔獣の群れの対処に向かう部隊だ。
「もっと高くしろっ! そんなんじゃ飛び越えられちまうぞ!」
 声掛けをしながら兵士たちはバリケードの構成に精を出していた。増援兵が持ち込んだ木や少量の鉄材で組まれたバリケードは小型魔獣程度なら早々には破壊されない堅牢な作りだ。
 そんなバリケードを眺めながらシリカは隣に立ち、指示を飛ばすストレガ・L・リベルガストラを頼もしそうに見ていた。
「流石ですね、この短期間でこうも効果的な策を考えるとは。魔獣の到達まであと数分、これなら何とかなりそうな気がします」
「うむ、戦闘が始まる際にクレネルウォールも設置するのだ。あとは皆で連携し、撃ち漏らしがないように動くことが大事なのだ。数体でも通せば、向こうが危うくなってしまうのだ」
 そう言ってストレガは村の方角を見る。そちらでは剣戟の音や爆発音が響き、フォティーダとアルメール隊、冒険者たちが交戦しているのが伺える。
 火点の重要な要となるV字バリケードの先端、穴となる部分に集まっている増援兵へ、アクロアイトは声掛けをしていた。
「いいか! 俺たちがここを守る要って奴だっ! アンタらの手には何がある、俺たちには何ができるッ! そうだ、根性と力がある!」
 武器を振り上げて切っ先を天に向け、アクロアイトは言葉を続ける。
「この時期、万が一にでも村の資源一つ壊されたらどうなるかなんざ、簡単に想像出来るだろ! 誰も飢えさせたくはねえ、寒さで震えさせたくもねえ、ならやることは一つだ! 気合い入れろォっ! 戦い何てもんは根性と気合いだ! 村に傷一つ付けたくなけりゃ、俺達で奴らを全員潰しきるぞォっ!」
 アクロアイトの一喝に呼応し増援兵たちも共に武器を振り上げて気合の声を放った。傭兵仕込みの彼女の鼓舞は功を奏したようである。
 それから数分後、砂煙を立てながら小型魔獣の群れが現れる。彼らは一直線にフォティーダの方角を目指しており、その勢いは凄まじい。
 バリケードに到達した小型魔獣たちは誘い込まれるようにバリケードの中心へと雪崩れ込んでいく。通れない壁と通れる穴、向かう所は一目瞭然。疑うこともなく、彼らはそこに殺到した。
「防御陣形で持ちこたえるのだっ! キャスターはその間に攻撃開始なのだっ!」
 襲い来る魔獣の群れにストレガに合わせ、キャスターたちはアーケインを放つ。光り輝く稲光が進攻する魔獣を絡め捕り、その動きを阻害する。
 ストレガの指示通り、増援兵のウォーリアは群がる敵を硬質の盾で弾き返しながら防御陣形を取っている。その為魔獣たちは前に進むことができない。
 後ろに戻ろうとも背後はアーケインによって身動きが取れなくなっている魔獣がおり、引き返すこともできないのだ。
 その為、ぎちぎちと密集し小型魔獣たちは満足な戦闘行動も取れないままに、どんどんとバリケードの中へと溜まっていった。その様子はまるで団子の如く。
「今なのだっ! 総員、範囲攻撃で一網打尽としてやるのだっ!」
 ストレガの声を合図にクレネルウォール――銃眼光壁の向こう側で待機していたキャスターたちの一斉攻撃が始まる。ストレガが前方の敵集団に撒いた重力場を目標地点とし、キャスターたちの放ったメテオライトや氷嵐が降り注ぐ。
 小型魔獣たちは避けることすら敵わずに光の粒や氷の嵐に吹き飛ばされ、身動きのできない彼らは集まる度に一掃されていった。
 バリケードの隙間をよじ登り、抜けようとした血のように赤い蟻ブラッドアントをバリケードの上を颯爽と走るラオ=レイのエーテルに包まれた爪が貫く。貫かれたブラッドアントは紫色のエーテルに包まれ、がくがくと震えそのまま地に倒れた。
 腕甲と一体になった爪を振るって魔獣の血を飛ばすとレイは言い放つ。
「抜け駆けは許せんぞ、なぁに、あやつに食われようとわしの毒で死のうとそう変わりはあるまいて。そのままそこで死んで逝けい」
 バリケードの上から辺りを見たレイは予め兵士と共に用意し、鉱山作業で出たガラをばら撒いておいた道を通り難そうに歩く魔獣を見て笑う。
「はっはっは、多少の効果はあったようじゃな。どれ、わしの遠距離攻撃でも……喰らってみるかのうっ!」
 レイは爪を振り被り彼の持つ遠距離攻撃、衝撃波の構えを取る。
 バリケードの上で勇ましく立ち回る白虎のような姿の彼の筋骨隆々な様子も相まってその姿は非常に頼もしく見えたことだろう。
 襲い来る小型魔獣たちの群れの中、防衛の要となる最先鋒、その中にアクロアイトの姿があった。
 フォールラットに噛みつかれようが、ブラッドアントに体当たりをかまされようが彼女は動じない。ペインキル、痛覚遮断スキルの恩恵だ。
 身体に纏わりつかれようがそれらを引きはがし、アクロアイトは自身の大剣をエーテルで延長し魔獣を薙ぎ払った。長大なエーテルの刃が魔獣たちを順に斬り刻む。
「どうした、どうしたぁあ! こんなもんじゃ、俺は倒れねぇぞッ! もっと気合入れて掛かって来いよッッ!」
 傷が増えていくアクロアイトへストレガの放つヒールが飛ぶ。淡い光が彼女を包み込み、その体の傷を癒していった。
「ダメージは気にせずに暴れ回るといいのだ、回復も足止めもお任せなのだ!」
「おうっ、ありがてぇっ! よっしゃ、お前らっ! ここが正念場だっ! 一匹も通さねえ腹づもりで行くぞッ!」
 敵の攻撃を物ともせずに立ち回るアクロアイトに鼓舞され、壁となって魔獣を押し留めるウォーリアの増援兵たちの士気は非常に高い物だった。
 一部の足の速い増援兵と共にバリケードから漏れる魔獣の対処をしていたレイは勇猛果敢に戦うアクロアイトの姿を見て楽しそうに笑う。
「はーっはっは! 実に気持ちのいい戦いをする女子じゃのう、どれ戦が終わったならば一杯付き合ってもらいたい所じゃ」
 腰に下げた徳利を口に運ぶとぐいっと酒を飲み、ぷはっとレイは息を吐く。心地の良い酒が彼の身体を満たす。
「よし、わしももうひと働きしようかのう。そこ往く魔獣共、わしと一戦交えてもらおうかぁッ!」
 体を捻じる様にして振るった爪から繰り出されるのは不可視の衝撃波。まっすぐに飛んだそれはバリケード内で動けなくなっている魔獣たちを吹き飛ばす。
 適当に放ったように見えて、その攻撃は付近の増援兵の範囲攻撃に合わせて放たれた物であり位置を僅かにずらし、より広範囲の魔獣を巻き込んだようだ。衝撃に耐えきれず、ばらばらとなった魔獣の残骸が辺りに降り注いだ。
 各々の奮闘もあり、小型魔獣の群れは一匹の撃ち漏らしもなく残すはもう数える程となった。
 それを見たストレガは魔導書を掲げ、全員に合図をする。
「残すは数体、総員、掃討戦へと移行、このまま一網打尽にするのだっ!」
「その言葉を待ってたぜ、そろそろじっとしてるのは我慢できねぇ所だったんだ! お前らっ、このまま圧し潰すぞッ!」
 ストレガの声に合わせ、まず突撃したのはアクロアイトだった。鉄の大剣を地に付けたまま走り、下からすくい上げるようにフォールラットを斬り飛ばす。
 空中に打ち上げられたフォールラットをすかさずレイが一対の爪を交差させるように斬り裂いた。
「おおっ、やるじゃねえか、じいさん!」
「はっはっは、若いもんにはまだ負ける気はないぞ、ほれまだ残りがおる。残さず平らげるとしようかのうっ!」

●禍々しき花

 西側の面々が善戦している頃、中型クリーパー【フォティーダ】の対応に動いていたアルメール隊、デリク隊、冒険者たちは火を用いて何とか村の外へとフォティーダを追いやることに成功していた。
 フォティーダが鞭のように触手をしならせ、ナキルを打ち付ける。ナキルはその触手を剣で裁くと反動を利用して半回転、不可視の刃を放った。しかしフォティーダはそれを触手で弾き、物ともしない。
「やっぱ、生半可な攻撃じゃ通用しねえか、さっすが中型っていうだけはあるな」
「でも火を嫌うってのは確かみたいね、あいつを村から離すことには成功したわけだし」
 レインディア貴族領の領主の娘、アルメール隊の隊長アルメール・レインディアはそう言いながら伸びてくる触手を斬り払う。彼女の言う通り、フォティーダは現在村から離れた位置にいる。
 当初、防衛部隊であるデリク隊の応援に駆け付けた時にはフォティーダは村の入り口まで到達していた。
 村の被害を最小限に抑えたいとの考えを受け、バリケードを犠牲に火を放った所、その猛火を恐れフォティーダは徐々に後退、そこに攻撃を仕掛け、徐々に村から引き離していったのだ。
 現在地点は村の入口から10メートル程度の位置。入り口で戦うよりは思いっきり武器が振るえることだろう。
「ボクが惹きつけます、その間に背中の花をッ!」
 そう言ってフォティーダの前に躍り出たのはハルハン・ツァガーンナルだ。彼女は身の丈もあるハルバード【シルーン・サルヒ】を振るい、フォティーダを牽制する。
「ボクはアルメール隊のハルハン・ツァガーンナル! 貴方の好きには絶対にさせませんッ!」
 フォティーダはツァガーンナルを睨むと大きな口を開け、ぶわっと紫色の煙を広範囲に吐いた。咄嗟にツァガーンナルは口元を肘で覆う。口に巻かれたバンダナも僅かではあるが効果があったのか、吸い込んだ量は多少で済んだようだ。
 それでも体の倦怠感と力の抜け方は著しく、手に持ったシルーン・サルヒがやけに重く感じる。
「回復は此方にお任せを。そのような状態異常、ヒーラーの敵ではありません」
 白いマントを翻し、グレイブ・ヤードが浄化の光を放つ。淡い光がツァガーンナルへと飛び、その体を包み込んだ。
 優しい光が彼女の身体を満たし、一気に彼女の身体は軽くなる。
「ありがとうございますっ、これならまだやれますっ!」
「小型魔獣は向こうの方々が何とかしてくれているでしょうし、まずは手数を減らしましょう。動かせる腕が少なくなれば、やれることも限られてきますからね」
「それじゃ俺は隙を見て、あの花を何とかしようかな。あれさえなければ、小型魔獣が引き寄せられてくることもないだろうから」
 キオルティスはそういうとフォティーダを見つめ、その隙を見極めようとしているようだ。
 フォティーダは冒険者たちの狙いなど気にする様子もなく、ゆらゆらと揺れながら無数の触手を鞭のように打ち鳴らす。
 その触手を掻い潜りながら、キオルティスは“跳んだ”。ホライゾナルジャンプ……空さえも飛べると言わしめたシーフの特殊な歩法である。
 軽やかにフォティーダの背後に着地したキオルティスはすかさず、右手に持ったダマスカス鋼の細剣を振るう。細剣の刃が深くフォティーダの背中の花を斬り裂いた。そのまま回転するように体を捻じり、逆手で持ったダマスカス鋼の暗針が花の中心部を貫く。再度振るわれた細剣、トリプルファングの最後の一打がフォティーダの背中の花を見事斬り飛ばした。花は宙を舞って地面へと落下、そのまま溶けるように消えていく。
 花を斬り飛ばされたフォティーダは背中に空いた穴から紫色の煙を吹きだすともがき苦しむように触手をばたつかせた。
 ふらふらと立ち上がるその様は明らかに大きな痛手を受けたように見える。
 怒りのままに振るわれたフォティーダの鞭のような触手がツァガーンナルの盾を上から叩く。重い衝撃が彼女の盾に圧し掛かるが彼女はしっかりと地を踏みしめその攻撃に耐えて見せた。
「こんな触手じゃ、ボクは倒せませんよっ! みんなを、ボクたちが守るんですっ!」
 ツァガーンナルはシルーン・サルヒを振るってフォティーダ目掛けて破鎧砕を放った。触手で構成された身体にエーテルを纏った刃が撃ち込まれるとその一部が変色する。どうやら防御を上手く下げることができたようだ。
 フォティーダの注意を惹きつけ続けるツァガーンナルはなるべく全ての行動を大振りに、わざと目立つように心掛ける。
(ボクが目立つほど、気を引くほど、仲間のみんなが攻め込む隙が出来るはずです!)
 戦術眼も駆使した彼女のその動きはフォティーダを文字通り釘付けとし、彼女のおかげで仲間の被害はない。
 ダマスカス鋼の盾で振るわれる触手を弾き飛ばすツァガーンナルの横をナキルは駆け抜けていく。
「これでも喰らいやがれえぇーーッ!」
 油を染み込ませたロープをフォティーダに投擲すると、それはぐるっとフォティーダに上手く絡みついた。
「今だっ、頼むぜみんな!」
 ナキルが火の点いた松明を投げるのと同時に後方から弓で援護していた一般兵が火矢をつがえる。松明を合図に放たれた火矢がフォティーダに絡む油の染みたロープに命中した。
 瞬く間にロープは燃え上がり、まるで炎の蛇に纏わりつかれるようにフォティーダは炎に包まれた。
 フォティーダは暴れるが、暴れる程にロープは触手と絡み合い外れる様子はない。焦げた匂いが辺りに充満していく。
「走破一迅、行くわよっ紫電一閃ッ!」
 柄に手をかけたままフォティーダに向かって走ったアルメールが腰を低くした姿勢から太刀を抜刀する。白刃が煌めき、フォティーダの身体を深く斬りつけた。
 痛みか、火によるダメージによるかは定かではないが、フォティーダは触手をやたらめったら振り回す。
 なおも暴れながら無作為に放たれる触手を盾で弾くとグレイブはエーテルを纏わせた刃でそれを的確に切断する。切断された触手はくるくると宙を舞い、そのまま地面へと落ちて溶けて消えた。
 炎の影響で見えていないのか、適当に煙を吐こうとしたフォティーダの動きにグレイブは身構える。
 しかし、フォティーダは口を開けたものの、ぷすんっと小さな煙の残り香ともいえるものを吐くだけで煙を放てないようだった。
「……どうやら背中の花を切断した際に、ほとんどが漏れ出てしまったようですね」
「そのようだな、へへっだったら怖いもんはねえ! このままぶっ倒すぜッ!」
「同感だね、あまり時間を掛けていると回復されても困るし」
 同時に駆け出したキオルティスとナキルはそれぞれ上下からの攻撃に移る。ナキルはそのまま突進、懐に飛び込んで思いっきり鋼の大太刀を振るった。長大な刃がフォティーダにめり込み、その体をくの字に曲げる。
 すかさず、キオルティスが上空から体重を乗せた急襲。擦れ違い様にフォティーダの右肩を深く抉った。
 その瞬間、フォティーダは体を捻じって高速で回転させ、その勢いで二人を吹き飛ばす。鞭のような触手が二人の身体を打つ。
 吹き飛ばされる二人を守る様にツァガーンナルはフォティーダの前に飛び出した。
 体を高速で回転させるフォティーダに対し、盾を構えて防御姿勢を取る。がきんっと重い衝撃が彼女の身体に襲い掛かった。
「ボクが、長く立っていれば……! 仲間の……みんなの、戦う時間ができる、から……っ! 絶対に、ボクは……倒れないんですッ!」
 輝くエーテルがツァガーンナルの盾に集まり、回転するフォティーダを押し返す。味方を守る鉄壁の姿。まさにその姿は守護者の如く。
 グレイブの手から放たれた光がナキルの身体を癒す。吹き飛ばされた際に殴打された痛みがじわりと緩和されていく。
 腕をぐるっと回し、問題なく動くことを確認するとナキルは再び武器を構えた。
「よっしゃ、これでいけるぜ! 二人共、オレは大技を仕掛ける……援護は任せたぜッ!」
「ええ、構いませんよ。露払いすると致しましょう」
「わかった、翻弄なら任せてくれていいよ」
 ナキルに先んじて飛び出したグレイブとキオルティスが攻撃を受け止めるツァガーンナルの両サイドを走り抜けていく。
 無作為に暴れるように放たれる触手の先を見極めると、グレイブは武器にエーテルを纏わせ、その触手を地面へと縫い留めた。
 一部を縫い留められ、動きが制限されたフォティーダは身体をがくりとぐらつかせる。
 その瞬間を逃さず、懐に飛び込んだキオルティスの刃がフォティーダのがら空きとなった左腹部を貫いた。
 動きの鈍ったフォティーダに剣を下段に構えたナキルが駆ける。駆け星――辿り着きたい場所はまだ遠い。それでも少年は走るのだ、その先を目指して。あの背に追いつく為に。
「テメェもオレの武勇伝にしてやるぜっ!」
 その言葉と共に発動するスキルBattleSense。それは戦いの勘とでも言えばいいだろうか、幾多の戦場で磨かれた彼のセンスは敵に有効なスタイルを、策を見出すのだ。
 走る彼の持つ武器の刃が光り輝くエーテルによって延長される。それはまるで巨人の剣のようだ。
「斬鉄一刀ッッ! 喰らえぇえーーッッ! 紫電一閃ッッ!」
 ナキルが振るった長大なエーテル刃がフォティーダの身体を真一文字に裂く。真っ二つに切り離されたフォティーダはもがき苦しむように触手を蠢かせ、泡が爆ぜるように消えていった。
 エーテルが消え去り、通常状態へと戻った剣を振るうとナキルはそれを地面へ突き立てる。
「オレたちがいる限り、テメェらの好きにはさせねぇ。よく覚えとけっ」
 暴れていたクリーパーフォティーダの脅威はそれぞれの奮闘により去った。
 これでザンデ村にも平和が訪れたのだ。
 彼らの活躍により、村への被害はなく、来たる冬への貯えにも何ら問題はないだろう。
 脅威が去り、村に人々が戻りこの場所は再び活気に包まれることとなった。
 
●寒空の下で

 冷たい風が吹き、冬の到来を告げる。それはどこの場でも変わりはない。
 冒険者たちは村付近に設置したバリケードの跡片付けをしながら、各々で出来ることを手伝っていた。
 ナキルは村の防衛隊であるデリクの部下、一般兵に戦い方を教えているようだった。
「いいか、こういう感じで上から剣を振られたらな、盾でこうして勢いを殺してやってな……」
 彼の教え方は上手く、一般兵たちはなるほどと言いながら彼の授業を熱心に受けているようだった。
 一人の一般兵がナキルに握手を求める。
「ありがとうナキルさん。俺たちはあんたみたいな授恵者じゃない、できることだって限られてる。それでも、そんな俺たちだって戦えるんだって思わせてくれたのはあんただ。皆を代表して、お礼を言わせてくれ」
「それほどでもねえよ。授恵者とか、そうじゃないとか関係ないぜ。守りたいものがある時、剣を取れるなら、何かができるなら、きっとそれは誰かを助けることになる。そういうの、覚えといてくれればいいからよ」
 ナキルの言葉に頷いた兵士一同は彼から大切なことを教わっていると感じたようだ。
 その様子を見ながらレイは酒を注いだお猪口をアクロアイトのカップと突き合わせ、乾杯する。
「いやー中々の暴れっぷりだったのう、お主、見所があるという物じゃ」
「じいさんこそ、あの動きのキレ。ただもんじゃないだろ?」
 酒を口に運びながらレイは豪快に笑って見せる。
「はっはっは! いやいや、ただの爺じゃよ、ちっとばかし戦えるだけのなァ」
「アレがちっとばかしって感じかよ、ま、いいや。飲もうぜ、やっぱ戦いの後の愉しみはこうじゃなくっちゃな」
 アクロアイトとレイの近くではストレガが近隣にて集めてきた山菜を用いて温かいスープを作っていた。
「まだまだあるのだ、寒い時には温かい物を食べるのが一番なのだ」
 彼女の作るスープは山菜の旨味と出汁が効いており、作業をする者たちの冷えた身体にじんわりと染み渡る。
 スープを配りながら、ストレガは村の女性たちにこの村特有のレシピはないかと聞いていた。
 村の女性たちによると香辛料を使った辛いレシピが多いらしい。中にはまだ聞いたことのないような物もあり、ストレガは後程試してみようとメモを走らせるのであった。
「さあ、みんな歌えるかな?」
 切り株に腰かけ、キオルティスはハープを弾いている。彼の音楽は子供たちに笑顔を浮かべさせ、楽しく歌っているようだ。
 子供たちも脅威にさらされ、その心には少なからず不安があっただろう。だがその不安は楽しい歌と音楽で消え去っていく。音楽の力とは偉大である。
 なお、村の女性たちの目も彼は同時に奪っている。
 少し離れた位置から見守る女性を見かけ、キオルティスは笑顔でウィンクして見せた。流石は彼である。
 勿論、女性たちはそれを受けて真っ赤になり、その心はきっと彼に奪われていたことだろう。
「これはこっちでいいですか? よいしょっと」
 ツァガーンナルは村のバリケードの後片付けを手伝っていた。長身で筋力がある彼女は村人一人では中々運べない重い材木の束を軽々と持ち上げて運んでいる。
 その様子に村の男は大変驚いているようだ。
「すげえな、あんたはそんなに材木持って辛くないのかい? 無理とかしてないか?」
 心配そうに語りかける村の男に少し恥ずかしそうにしながら、ツァガーンナルは笑って見せる。
「あはは、大丈夫ですよ。ボクは鍛えてますから。それに、このぐらいしかお手伝いできませんし」
 村の男と共にツァガーンナルが材木やバリケードの材料を運んだおかげで当初の予定よりも数段早く片付けは終わった。
 村の防衛隊に当てがわれた小屋にアルメールとシリカ、グレイブの姿がある。
「お嬢様、兵員の増援配置と引き上げの用意が整いました。ご命令の通り、一部の兵を増員として配置しています」
「ありがとう、シリカ。これで少しは安心できるといいんだけど……ってグレイブ、どうしたの? なんだか心配そうだけど」
 アルメールに指摘されたグレイブは彼女の方を向く。そんな顔でもしていただろうか。いや、仮面を付けている以上表情は見えない。彼女は雰囲気で察したのだろう。
「いえ、どうにも先の魔獣……中型クリーパー、何かしらあるような気がするのです。取り越し苦労ならいいのですが」
「確かに立て続けに色々あったものね。でも周辺やクリーパーが出てきた坑道とかも調べたけど特に何もなかったわ。一応、用心の為に増援兵を一部、防衛隊として増員したけれど」
 領主である父の許可もあり、ザンデ村の防衛部隊は増員されることとなった。これで何かあっても即、今回のような事態に陥ることは無いだろう。
「そうですか、わかりました。一応、この件は資料に記載しておくとしましょう。用心して悪いことはありませんからね」
「そうね、そっちは任せるわグレイブ。それにしても、中型クリーパーってあんなに強いのね……あたし、戦ったのは初めてだったから」
 アルメールは今まで魔獣の対処はしたことがあるがクリーパーとの戦いは初めてであった。きっと思う所もあるのだろう。
「殺意というか……魔獣とは違った、気迫というかそういうのがあった気がするわ」
「……怖いですか? そう感じたのならば、その恐怖を大事にすることです」
「わかっているわ、あなたの教えにある通り、戦いの中で恐怖を忘れることなかれ、よね」
 彼女の答えに満足そうな柔らかい声でグレイブは応える。
「そうです、恐怖を忘れなければ自分の命や他人の命を軽んじることは無いですから」
 戦いの中で恐怖を忘れれば、それはすなわち狂戦士と同じ。そんな者に誰が守れようか。
 理性無き力はただの暴力である。それはいずれ民の上に立つ彼女であるからこそ、より覚えておかねばならないことだ。

 ザンデ村の脅威は去り、冒険者たちは村人に別れを告げ帰路に着く。
 寒空の下で手を振る村人たちには笑顔が溢れていた。
 そう、この笑顔を冒険たちがみんなと共に守ったのだ。

マスターコメント

皆様、ご参加ありがとうございました! ザンデ村の脅威は去り、村にも被害がなかった為、彼らは安心して冬を越すことができるでしょう。 これも参加してくださった皆様のおかげですっ! それでは次回のお話もお楽しみに!
ロングシナリオ

ロングシナリオ普通 報酬:多い7 / 6〜12人

2021年11月12日 16時34分51秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ストレガ・L・リベルガストラ

    キャスター、ストレガなのだ。よろしくなのだ。 小型魔獣のほうに行くのだ。

  2. ハルハン・ツァガーンナル

    ウォーリア、ツァガーンナル! みんなで守りましょう!よろしくおねがいします!

  3. グレイブ・ヤード

    ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 さて、前回から聊か不審ですし頑張りましょうか

  4. ナキル

    「ナキルだ、よろしく頼むぜっ!!って…割と何時もの面子がある程度揃ってるカンジがするな! 今回もよろしくなっ さーて。 >村の被害 できる限り出さないで済むようにしてーけど、敵の数も数だしなぁ… 中型野郎は火を警戒するって話だから、風向き気にしてバリケードの一部とか 火をつけちまっても良いかも知れねーな?ついでに臭いも焼けるといいんだけどよ。 >敵戦力 中型クリーパーの対応と、西側の小型魔獣への対応で戦力的に2班編成ってコトになりそうか? 小型魔獣を中型が食うって話だけど。こう言う時、小型が毒とか負ってたら それを食ってると毒になったりするモンかな…?とか、まぁ思っても試すリスクの方がデカイか… さて、どうせぶん殴るなら中型かなってコトで希望だけ出しとくな! >中型【フォティーダ】対応 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 ナキル >小型【ブラッドアント】20体、【フォールラット】15体対応 同行者:シリカ、増援兵複数

  5. グレイブ・ヤード

    村の被害もちょっと気にしておきたいところですね。 これから冬ですから余計に >フォティーダ 「触手の集まりのような」という内容からみると人型のイソギンチャクのようなものを考えればいいのでしょうかね? 無数の触手一本一本が集まって形作っているとも見えますが、その場合「口」が文字通り無数になってしまいますし。 それはそれで怖いですが 触手を操るとなると、耐久性は結構高いかもしれませんね。 いくらでも庇う手があるようなものですし。 火を怖がるようですし、使える方が来てくださるといいのですが。 松明も利用できますかね?移動経路の誘導とかできそうです。 >行先 私の行先としては中型対応、ですね。 解除の必要もあるでしょう ストレガさんは内容からすればブラッドアント等の方でしょうか? 〇中型【フォティーダ】対応 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 ナキル、グレイブ 〇小型【ブラッドアント】20体、【フォールラット】15体対応 同行者:シリカ、増援兵複数 ストレガ

  6. キオルティス

    シーフのキオルティスだよ。キオでもルティスでもお気軽に。 今の所、いつもの面子…かな?今回も宜しくね! >村の被害 さて…と。村の被害は確かに無いに越したことはないね。 どれ位の距離感でフォティーダと接敵してるのかにも因るけど 一般兵に火矢を放って貰って後退させる=とりあえずの 防衛ラインを上げるのも有りかな…と。 ナキルさんの提案のように本来ならバリケードの一部だけでも 燃やしてしまいたいけれど、風向きに因っては更に村側へ 追い込むことになりかねないって言うリスクもあるしね。 あとはバリケード自体を篝火で構築するとか? >フォティーダ まずは初期で回復不能にしてしまいたい…かな。 要はなるべく早く花をどうにかしてしまいたいと俺は思う。 これさえ無ければ、小型魔獣も行先を見失うだろうし…。 >行先 とりあえず今の所、中型対応、かな。移動は可能だよ。 〇中型【フォティーダ】対応 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 ナキル、グレイブ、キオルティス(移動可) 〇小型【ブラッドアント】20体、【フォールラット】15体対応 同行者:シリカ、増援兵複数 ストレガ

  7. ラオ=レイ

    お初じゃな。ラオ=レイ、シーフをやっておる。よろしく頼むぞい。 中型はすでに何人か名乗りをあげておるし、わしは小型へ行こうかのう。 〇中型【フォティーダ】対応 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 ナキル、グレイブ、キオルティス(移動可) 〇小型【ブラッドアント】20体、【フォールラット】15体対応 同行者:シリカ、増援兵複数 ストレガ、レイ

  8. グレイブ・ヤード

    >小型魔獣 思い付きですが、サイズにもよりますが捕獲網(霞網?)のようなものも有効ですかね? 動きを制限させるだけでも有用そうな感じもしますし こういう小型のものはそこまで耐久もなさそうですからね。 抜けられた場合が面倒なケースですから、足を止めさせるのも大事かと思います >デリクやシリカについて 経験を生かして「こういう流れを作りたい」と提案すれば結構やってくれる感じもありますよね。 公的な権限というか、上司にあたる存在ですし。 一般兵や増援兵を何かのアイデアで動かしたい場合は頼るといいかもしれません。

  9. ナキル

    「お、成立来たなっ! >ラオ おう、初めましてだな!よろしく頼むぜっ! >グレイブ あ、ストレガの追記、サンキューな。うっかりしてたぜ。 捕獲網かぁ…どうなんだろうな…エーテル通わねぇモンだしな…ダメ元なら良いと思うぜ… 後は、ダイダルウェーブとか光縛封で進行遅延とか、かな? >キオ んじゃぁ、折角だし。キオって呼ばせてもらうぜっと なるほどな。確かにバリケードに篝火かぁ、グレイブの言うように松明でも 充分効果を見込めるかもな! 松明なら一般兵でも充分使えるし。 中型の動きに合わせて配置換えも気楽…だな。 >火の使用量 どのくらい「火を使う」かだけど ・バリケード燃やす(周辺への延焼注意) ・松明使用、バリケードに設置 ・ランタンオイル等を燃やす それ意外だと、スキルで火を使えるかどうか、か。 最後のは追加で思い付きだけどな、道の上にランタンオイル撒いて火をつける。 オイルが燃え尽きれば延焼も留意できるし…中型の進行方向を制限するのにもいいかと思った。そんなカンジだな。」

  10. キオルティス

    ラオさんは初めまして。宜しくね!(微笑 >捕獲網 小型魔獣なら安易な物でも掛かってくれそうだね。実態がある訳だし。 網でなくとも、時間が有れば簡易的な罠関係のモノでも良さそう… 下草を縛って罠にしとくだけでも効果有りそうだね。 足止めの為の時間稼ぎをする為にも小型魔獣の進行の邪魔になりそうな 策は練っておいて損は無いかも、と俺も思うよ。 魔獣は基本的に生物種で元の特徴や適性を持ち合わせてることも多いしね。 >火の使用 松明を使用する場合、やっぱり一般兵を中心に各自に持たせるのかな…? それともナキルさんの言うように、俺が篝火としたところに当て嵌める感じ? 松明の大きさの大小が分からなかったんで、一先ず『松明=人が手にするもの』 『篝火=ある程度の大きさの灯火を固定したもの』と言う意味で捉えたけど それで合ってる…かな? ランタンのオイルやアルコールなんかで火を誘導して中型の進行方向を 定めるのは良いかもしれないね。 篝火や松明と違って、割とすぐに用意が出来そうだし…。 >下準備 どちらにせよ、中型も小型魔獣もどの程度の段階で接敵するのか その辺りが分からないとこっちがどれだけの準備を出来るかも 見当が付かないかもね…。ある程度の下準備が出来る程度の 接敵時間が見積れれば良いんだけど。 >ナキルさん ふふ…っ、キオ呼び嬉しいよ。有難う!

  11. グレイブ・ヤード

    今回の場合、一般兵の方と増援兵の方の協力が得られることも大きいですからね。 火の管理なども任せていいかもしれません >準備関係 多少の時間はとれそうですから、その間に罠や仕込みなどをするのは可能かと。 火については延焼、飛び火などの危険性は極力排除する必要もあるでしょうけど、活用はいいと思います。 ただ、防衛関係に使うものは可能な限り資材は自前で持ち込めるといいですかねえ・・・? 現地(村)のものを使う場合は補填も考えていいかもしれません。

  12. アクロアイト

    すまねー、顔出し遅くなっちまった。 DA除けばちゃんとした依頼初参加のアクロアイトだ、宜しく頼むぜ。 取り敢えずまだちゃんとした装備も技術(スキル)もねーから先輩さん方の邪魔しないよう小型タイプを狩る事にするわ。 ちいさからろうが一般人からすりゃ有害に変わりねぇしこれからの時期に村に被害出ると色々面倒だしな。 〇中型【フォティーダ】対応 同行者:アルメール、デリク、一般兵少数 ナキル、グレイブ、キオルティス(移動可) 〇小型【ブラッドアント】20体、【フォールラット】15体対応 同行者:シリカ、増援兵複数 ストレガ、レイ、アクロアイト。 >下準備 事前の話じゃまだ距離があるとはいえ増援含めた 小型対処組が防衛陣地の構築で中型対処組は先行して叩きに行くみたいな認識なんだが、俺らの班もそんな感じで動くのか? だとすりゃ防衛構築に割かれる面子は少なくなるから大した事はやれなくなるが…

  13. ストレガ・L・リベルガストラ

    兵士使ってやれるだけの障害を作らせるか 戦闘より移動を優先するというし防ぐというよりは回り道させず同じ方向に纏めて通す感じ で、纏まったところを範囲攻撃で打尽にしようかと 勿論、最後通れないようにグラビティ敷くのだ 増援にキャスターがいるし障害足りんとこはアーケイン張らせようかと

  14. ラオ=レイ

    散開されると厄介じゃからのう。通り道は限定したいところじゃ。道の両側にキオルティスの言う下草を縛る罠を仕掛けておくとか、『通り難い道』を作っておけば限定できるかのう。 >グラビティ アントは硬いと聞くし、討ち漏らしがすり抜けちまうかもしれんから、阻害系を敷いてくれるのはありがたい。 障害作りは兵士に手伝ってもらって、範囲攻撃→討ち漏らしがグラビティに阻まれているところを追い討ちって流れでいいかの?

  15. ハルハン・ツァガーンナル

    発言遅れました! ボクは中型への対応に向かいたいです! 移動も可能ですね >火 スキルが一番通用しそうですね。背中に花があるようですし、そこが弱点でしょうか? いっそ花の中に松明でも投げ込んだら、いいでしょうか? 松明などは、移動を制限するのにも良さそうです! バリケードは燃やしてしまうと、耐久性も落ちそうなので、松明や篝火の設置だけがいいと思います

  16. グレイブ・ヤード

    >背中の花 集めているのは声でもなさそうですし、可能性はありますかね? 切り落とすのを狙うのはいいかもしれませんね (確信があるわけではないのでこういう言い方に) しかし、仮に匂いだとするのなら 「火」による気流で小型魔獣の集合を多少なりとも妨害できそうですね? >行動について 分かっている状態異常から「全解除」の関係を準備しておきます。 個別解除を考えるのであれば、優先度が高いのは「束縛」「行動阻害」ですかね?

  17. キオルティス

    >花 弱点でなくとも花からする変わった香りで小型が現れるのは 言質が取れるかな…と思うので、先に言った通り、俺は最短で 花を刈ってしまいと思ってるよ。 >火 今出ているのが ・篝火や松明での防御ライン作成 ・ランプやアルコールでの発火準備と誘導 あとは…最初の方に俺が言った ・火矢での牽制 …辺りかな?抜けが有ったらごめんね。 全てに於いて、一般兵に協力して貰うのは勿論だけど グレイブさんの言う通り、資材…特に消費資材は季節柄 こっち持ちの方が良さそうだね。 …マジカルポケットは必須、かな? とりあえず薪を始め、木材はこっち持ちが良さそうだね。 篝火のカゴは拝借しても大丈夫そうだけど、どうだろう。

  18. ナキル

    「>花 そうだな、臭いって来て、花が咲いてりゃ…臭いは元から断つってヤツだよな。 松明を花に突っ込むのも良さそうだけど、キオ見たいに敵の背後取るのが上手いヤツが居るんだし 敢て”松明を投げつける”コトで触手使わせて、花を断つ。 ってのが隙も作れて痛手も負わせられる気もするな。 >火 バリケード燃やすのは最終手段だな。村中に入らせねーようにする時の…強度ダウンはよくねーな。 サンキューな、ハルハン。 あー…そう言えば、ロープに油浸して撒いた後に火をつけたコトが前にあったな… 焼き討ちの火周りがよくなる様にやったんだけどよ。 ロープなら触手に巻き取られるだろうし、直接火にかけるならコレが良いかもな。 進路系なら松明設置、ランタンオイル着火…火矢で牽制。 一般兵にも頼めそうだし、最大限、都合よく行ってもらうなら村に向かう進路を引き返すとこまでやれっと、かなり思い切り戦えそうだけど…流石に難しいか。 >グレイブ だな、行動阻害が一番厄介に感じるぜ。前もそー言う輩に捕まった後がヤバかったし。 >小型対応 バリケードで進行方向をコントロールして、次第に幅を狭くした道を進ませて 叩くってのが出来ると、ある程度は範囲魔法とかで一網打尽が狙えると助かりそうだな。」

  19. ハルハン・ツァガーンナル

    >火 今出ている案で、試してみる感じで、いいでしょうか? ボクもできそうな部分は、やってみます! >戦闘 ボクは、シーザーロアで中型クリーパーの注意を引くのを中心にしてみます! 攻撃は、寄ってきた小型用に闘気槌も持ち込みますね

  20. グレイブ・ヤード

    しかし、類似した魔獣がいない中だと気になりますね。 >準備したもの サルベーションオール(全解除:8)と解呪3(解除:6)は準備しました。 あとはヒール3等が主となるでしょう。 ・・・一応対抗策としては備えますが、皆さんの抵抗が一番大事ですからね。 「スキルがあるから大丈夫」ではない点には注意してください。 これからプレイングを詰めておきますので、明日朝までは何とか調整しましょう

  21. ナキル

    「気付いたら出発間近だったんだな…ちっと見落としてたぜ…! >火 そだな、中型に近づく形になる、「ロープ油」はオレがやるとして… ランタンオイルは一般兵に頼むかな…あくまで進行遅延…あわよくば村から遠ざける…だな。 その前に、叩き潰そうぜ。 >ハルハン 了解だぜ、そっちに意識が向いたトコに、きっちりデカイ一撃を叩き込んで見せるぜっ!!」

  22. グレイブ・ヤード

    まぁ差し当たって「戦えば何とかなる」という状況ですから 村の安全のためにできるだけのことをしましょう。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0