【竜盤】ハレウド奪還戦
おおくまねこ
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シナリオID:1571
オープニング
「シラヌイ様、本日も御機嫌麗しゅう」
現在のハレウドの内政を取り仕切っているドワーフ、バルザックは3メートル近い巨漢のゴブリンへと声をかけた。このゴブリンこそ、現在のハレウドの領主だ。名は青鬼のシラヌイ。ハレウドの統治に興味がなかったグリゼルダから、街の支配権を買い取ったメルトウォール軍の将軍である。
「黙れ。如何に媚を売ろうとも、オレが貴様のような下衆に心を許すことは無い」
「ひっ」
主君の機嫌を取ろうとしたはずだが失敗し、ギロリと睨み付けられたバルザックは裏返った悲鳴を上げた。
ハレウドの領主の館がグリゼルダに攻めこまれた際、バルザックは領主の護衛騎士という立場にありながら、その任務を放棄し、グリゼルダに命乞いをした。主君と同胞を売り、自分だけ生き永らえたのだ。
武人気質であるシラヌイはこの小男を心から軽蔑していた。この男が文官ではなく、また貴重な治癒術師でさえなければ、自らの手で縊り殺してやりたいとさえ思っているほどである。
「伝令! 伝令! ドワーフ王国の正規軍が南門を突破しました! 現在死霊術師達がキメラゾンビを率いて応戦しています!」
「ちっ……! いつか来るだろうとは思っていたが。もっと早く見張りは気づかなかったのか?」
「どうやら内通者が相当いたようです。見張りのゾンビの知覚を誤魔化されました。キメラゾンビは所詮操り人形ゆえ、機転も利かず……」
伝令のゴブリンの言葉にシラヌイは舌打ちした。シラヌイ自身は街の統治に心を砕いていたつもりだったが、やはり前任者の暴虐ぶりが尾を引いたのが痛く、人心を掴むには至らなかった。ハレウドの市民の怒りはとうに限界だったのだろう。シラヌイはジロリ、とバルザックに視線を投げた。
「わ、私は内通者ではございません! 確かにドワーフ王国からメルトウォール軍に寝返った身ではありますが、そのようなことは決して……!」
「――だろうな。仮にもう一度王国側に寝返ったところで、この街のドワーフ達は決して貴様を許しはすまい。石打ちにされるのがオチだ」
シラヌイがそう吐き捨てると、嫌疑が晴れたバルザックは胸を撫で下ろした。
「……話の腰を折ってすまんな、ボリス。報告を続けてくれ」
シラヌイに促された伝令は報告を続ける。
「――北門側から冒険者がこの館に向かっているという情報もあります。シラヌイ様、いかがなさいますか」
「連中の狙いは俺の首だろう。ならば、ここで冒険者を迎え討つ。ボリス、お前は戦場に戻れ。非授恵者がいても邪魔なだけだ」
「畏まりました。ご武運を」
シラヌイは鎧を着こみ、戦の準備を整える。そして、落ち着かない様子で立ち尽くしていたバルザックへと声をかけた。
「今度は逃げるなよ」
「も、もちろんですとも。このバルザック、新たな主シラヌイ様の為にこの剣を捧げた身――」
「御託はいい。お前も騎士を名乗るならば今度こそ武勇を示せ。もしも逃げ出しそうとしてみろ。オレが直々にこの金棒で叩き殺してやる」
解説
マスターより
リプレイ
「この扉の奥が領主の間ですね。この中に目標がいるはずです」
キーゼは領主の間の扉を打ち破る直前にエーテルの波動を解放し、周囲にいた味方全員のエーテルを増幅させた。
「今度こそハレウドも奪還してやんぜ!!」
獣のような荒々しさでハヤト=ガラン=ヴォルファングが扉を蹴破った。キーゼやベルク・オスマット、そしてアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトもそうだが、彼らは以前、ハレウド市民の撤退支援の為に一度この街でメルトウォール軍と交戦している。その際はドワーフ王国軍は後手に回っており、冒険者達も市民の避難を優先した為、街の奪還までは手が回らなかった。だが、今は違う。冒険者達の度重なる破壊工作ですっかり数を減らした敵の主力のゾンビ達はドワーフ正規軍が抑えている。あとはこの街の新たな支配者となったシラヌイ将軍さえ冒険者が仕留めれば、街は再びドワーフ王国の手に戻るのだ。
「――来たか、冒険者共」
領主の間の奥には、重厚な鎧兜と巨大な金棒で武装した大柄な青いホブゴブリンが立っていた。彼が『青鬼のシラヌイ』に相違無いだろう。そして、彼を守護するのは、気弱そうなドワーフの騎士と、筋肉が異様に肥大し、生前とは変わり果てた姿となった黒豹の獣人ゾンビ、ルドルフ。よほど腕に自信があるのか、あるいは下の階にいた非授恵者の雑兵やゾンビが残る手勢の全てだったのか、敵はたった三人でこちらを迎え撃つつもりらしい。
「よぉ、死霊術師だった黒にゃんこ将軍がゾンビにされて使役される立場かよ……俺達がその縛られた魂、解放してやるよ!」
ハヤトは一瞬で間合いを詰め、拳爪と忍刀による連撃をお見舞いした。炎雷がルドルフの屍肉を焼き焦がし、どろりとした黒い血が零れた。ルドルフは首をぐりんと曲げ、ハヤトへと尋ねる。
「……以前、どこかでお会い、しまシタ?」
「……ああ、ちょっと前にな」
(もう人格は残ってねえな。前より皮膚は硬くなってやがるが……代わりに動きは鈍くなったか?)
「『裏切りの』……か、バルザックは俺が押さえつけておく、後は頼んだぜみんな」
カズマ クレセントブラッドはドワーフに駆け寄り、二本の剣を叩きつけた。そう、カズマはこのドワーフの騎士の名を知っている。内通者から彼について聞いていたからだ。バルザックはカズマの三連撃を受け、苦痛に顔を歪めた。
「バルザック……あんたにゃ軽蔑すると同時に同情するぜ、自分が助かりたいがために仲間を売り裏切りの汚名を背負い、シラヌイに媚びを売り俺達に敵対してでもまだ生き永らえようとする」
「うるさい! 私だって最初は領主様を守ろうと思ったさ! だが、あの女は次元が違った! どう考えても我々が勝てる相手ではなかったのだ!」
バルザックは後ろに数歩下がると、カズマの立っていた位置に向けて魔法を放った。直後、光の六角柱が地面から噴き上がり、カズマを閉じ込めた。
「あのゾンビは元キャスターらしいな。早めに仕留めるぞ」
セリオス・オーガストはルドルフの足元へと向け、光の矢を放った。光の矢は地面に当たった瞬間炸裂し、灰色の濃煙がルドルフの周囲を覆う。これでルドルフは自身と相対している者以外を狙うのが困難になるはずだ。
「ふむ、ハレウド陥落の時にみた女はいないのか、代わりにあの時討たれたはずのものがいるとは、死んでも安らぎがないとはひどい集団だ」
ベルクは嘆息しながら、セリオスの煙幕を突っ切り、ルドルフを背後から強襲した。
「早急に眠れ、永久にな」
ベルクはエーテルを極限まで注ぎ込み、膝の腱を切り裂きながら濃煙の外へと切り抜けた。
「私が居れば、こんなクエストは華麗に優雅に華憐に達成して差し上げますわ!」
溢れるカリスマ感と共に、リリリリスはシラヌイの前に躍り出た。
『シラヌイ様ですわね? 貴方の相手は私、リース=リーカ(中略)ァウトですわ!!』
リリリリスは早口でフルネームを名乗りながら、シラヌイの側面に回り込み、闘気を叩きつけた。
「シーザーロアか。その勇気は褒めてやる。名は憶えてやれそうにないがな」
リリリリスの闘気を弾いたシラヌイは不敵に笑った。
「ルドルフ! ゾンビになったその魂を解放するぜ!」
アルベルトは攻撃に全霊を集中し、ルドルフへと斬りかかった。彼は前回直接ルドルフと相対したわけではないが、そのいきさつは聞いている。死霊術師がゾンビになってしまうとは、なんとも皮肉な話だ。
ザシュッ! アルベルトが放った渾身の一撃はルドルフの肩口に深く食い込み、纏っていたエーテルを急速に拡散させていく。
「まずは小手調べだ!」
シラヌイはリリリリスに向かって金棒を思い切り振り下ろした。リリリリスは金棒の一撃をまともに浴び、頭から血をだくだく流しながら恍惚の表情を浮かべた。
「そのくらいでは、私は満足致しませんわっ……!」
「やるな! 並の戦士なら今の一撃で即死しているものを!」
リリリリスが余裕の笑み(シラヌイ視点)を浮かべている様子を見て、シラヌイは満足そうに笑う。
「クレセントブラッド氏が封じられましたか」
後方で弓を構えていたキーゼは、バルザックの方をちらりと見た。このままではあのヒーラーがフリーだ。
(ここは僕が抑えましょうか。彼には話したいこともある)
キーゼはリリリリスにヒールをかけながら、バルザックへと近づいていった。
「ハッ、鬼風情が喋るだけでも冒涜だってのに将軍とは笑わせるぜ」
アーテミシアは戦槌をシラヌイの鎧に叩きつけながら、侮蔑の言葉を投げかけた。彼女の役割は、ルドルフが倒れるまでの間、リリリリスと共に将軍を引き付けておくことだ。あえて注意を引く為、彼を挑発しているのである。
「エルフ! 貴様オレを侮辱するか! ゴブリンへの侮辱は許さんぞ!」
「あ?」
エルフ呼ばわりされ、アーテミシアは青筋を立てた。偶然にも、シラヌイはアーテミシアの地雷を踏み抜いていたのだ。
「ターゲット、確認。排除カイシ」
ルドルフは杖を掲げ、魔力を解放した。直後、光の雨がベルク、ハヤト、アルベルトへと降り注ぐ。ベルクとハヤトは光の雨を躱し切り、アルベルトはその強靭な肉体でエーテル弾の直撃に耐えた。
●
「あのシラヌイという将軍、やはり手練れだな」
「さっさとこのにゃんこを仕留めて加勢しねえとな!」
ベルクとハヤトはルドルフへとさらに連撃を重ねた。六つの斬撃がルドルフの全身を通り抜け、ルドルフの全身が血に染まる。
「しぶといな! こいつでどうだ!?」
ダメ押しとばかり、アルベルトの一閃がルドルフに胴を深々と薙いだ。常人ならば即死であろう深い斬撃。だが――。
「損傷、大、戦闘続行」
ルドルフはなおも止まらず、再びエーテルの塊を頭上に打ち上げた。降り注ぐ光の雨が三人の冒険者を襲い、回避が間に合わなかったアルベルトが全身を撃ち抜かれた。
「まだ、倒れるわけには行かないな……!」
全身血まみれになったアルベルトは、太刀を強く握りしめた。
「次は、奴だ」
熱源探知を以てしても濃煙の内側は見えなかったので、セリオスはシラヌイに向けて極大の光矢を放った。殺気に反応したシラヌイは身を捻るが、回避が間に合わず、脇腹を抉られた。
「くそ、出れねえ」
カズマは光の結界を剣で何度も切りつけたが、傷一つ付かなかった。この結界は物理的な力では破れないようだ。ならば、届くのは――。
「バルザック。結果さえ見ればこうしてメルトウォールに侵略されたが、もしあんたが最後まで戦い続けていたら……今よりもハレウドはもっとひどい状況になっていたかもな。ハレウドを……ここにいる市民を守るために、あんたは色んなもん背負ったのか。だとしたら……同情するぜ」
カズマはバルザックへと語りかけた。元々、カズマはバルザックを殺すつもりはなかったし、こうなってしまった以上、今は彼を言葉で足止めするしかない。
「いや、私は……」
カズマの言葉に、バルザックの動きが鈍る。バルザックがメルトウォールに投降した後、自分が死なない範囲で市民を生かす為に活動していたことは事実だ。だが、それは領主を裏切ったことへの罪悪感から逃れる為にやっていただけで、裏切り者の汚名を着てでも一人でも多くの人を生かそうとか、そういう志があったわけではないのだ。
(今の爆発音は……気になりますが、クレセントブラッド氏の言葉は効いていますね)
キーゼは見えている範囲で一番怪我の度合いが酷いリリリリスにヒールをかけつつ、バルザックに近づき、こっそりと小声で囁く。
「折角恥と引き換えに生き抜いたのに、こんな詰まらない戦いで命を落とすので? 貴方の選択を、僕は称賛しますよ。犬死するよりは生きたほうがよほどいい」
(内通者の話を聞く限り、彼は話合いが通じる相手だ。投降を促せば離反する可能性は高い)
「分かった、見逃してくれるなら私は投降しよう」
バルザックは小声で、しかしながら喜々とした表情で、そう返答した。
「……」
その態度で、カズマはバルザックに少なからず失望を覚えた。彼の臆病な本性が透けて見えてしまったからだ。
「分かりました。貴方が生きたいというなら、僕はあなたを追撃しません」
一方、シラヌイは部下の離反のことなど気付かず、戦いに夢中になっていた。
「私との円舞曲に付き合って頂きますわよ!」
リリリリスは盾を構えてシラヌイに突撃した。図体がでかい分吹き飛び方はイマイチだったが、屋内戦なのでこれで十分だ。シラヌイは壁まで吹き飛ばされた。
「ふん! 効かぬな! 二人まとめて始末してくれる!」
シラヌイは巨体に似合わぬ速さで再びリリリリスとの距離を詰めると、金棒を水平に薙ぎ払った。巨大な棍棒はリリリリスのみならず、アーテミシアをも巻き込んで唸り声を上げる。
「そうよ! とてもいいですわ!」
「ちっ!」
金棒に打ち据えられ、リリリリスは嬌声を上げ、アーテミシアは苦悶に顔を歪めた。
(囮の首尾は上々だが……こりゃ、あと三発も耐えられねえぞ。こっちの攻撃は殆ど効いてねえみてえだし)
アーテミシアはシラヌイの肉体の強靭さに舌打ちしながら、自身にヒールをかけた。命中の瞬間に後ろに跳び、両腕の籠手でしっかりガードしてなお腕が痺れる威力。メルトウォール軍からハレウドの支配を任されるだけの力量はあるということか。
●
「いい加減に、往生しやがれ! 紅雷牙!」
ハヤトの雄叫びと共に、赤雷が彼の体から噴き上がる。直後、稲妻と見紛う威力と速度で放たれた爪の一撃は、ついにルドルフの首をねじ切った!
「よし、後はあのデカいのと、ドワーフのおっさんだけだな! キーゼ! アルベルトの治癒を頼む!」
ハヤトは戦闘不能になっていたアルベルトを濃煙から引きずりだしながら、キーゼへと呼びかけた。
「私は降伏する! 殺さないでくれ!」
その瞬間、バルザックが叫んだ。ルドルフが敗れた今、自分がいなければもはやシラヌイが敗れるのは確実と見たのだろう。
「不忠者よ懺悔の時間だ、主君や同僚のもとに詫びに逝け!」
「そんなあああ!」
しかし、一瞬で間合いを詰めたベルクがバルザックに切りかかり、バルザックは地面に倒れ伏した。首を刎ねられずに胴を切り裂かれたのは、誇り高き首刈り族ベルクに『敵』として認められなかったが故か。こうして、一度ならず二度も主を裏切った自称『騎士』はあっけない最期を遂げた。
「あとはお前だけだ、シラヌイ」
セリオスはシラヌイの機動力を削ぐべく、膝を撃ち抜いた。逃亡の恐れはなさそうだが、シラヌイに派手に動き回られ、戦場が混沌とするのを防ぐ為だ。
(もはや、これまでか)
シラヌイは己の敗北を悟っていた。メルトウォールの理想に殉じ、これまで戦ってきたが、それもどうやらここまでのようだ。
「ハッ! 来い! オレ一人で澱の果てには行かんぞ!」
シラヌイの体から、殺気の結界が膨れ上がった。
●
「シラヌイ! ハレウド解放のため、貴様の首貰い受けるぜ!!」
キーゼのヒールで復活していたアルベルトは大太刀を垂直に振り下ろした。落雷の如き一撃はシラヌイの兜を見事に叩き割り、そのまま股下まで突き抜けた。
「見事だ、冒険者共……!」
シラヌイは最後に自分を殺した者達を讃えると、地面に崩れ落ちた。
「終わったか。ヒールがなかったらオレも危なかったな」
満身創痍のアーテミシアは、そこはかとなく満ち足りた顔で気絶しているリリリリスの顔を覗き込んだ。どうやら命に別状は無さそうだ。今、怪我をしていないのは全ての攻撃を躱し切ったハヤトとベルク、そして敵と距離をとっていたセリオスの三人のみ。それほどの激戦だったのだ。
「強敵でしたね。逃がさずに仕留められて幸いでした」
キーゼは無表情のままそう呟くと、リリリリスにヒールをかけた。
「……ん……あら、私、寝ていたのですか?」
ヒール使い達から集中治療を受け、気絶してなおカリスマを垂れ流していたリリリリスはゆっくりと身を起こす。
「都市の状態やこの戦いを見れば貴殿が敬意を払うに足る武人だったことは理解ができる。だから実に残念だ、できれば別の形で出会いたかったものだ」
ベルクはシラヌイの亡骸を見下ろし、溜息を吐いた。
「将軍を討ち取った事実を民衆に公表しよう。この連中の首でも晒すか?」
「待て、セリオス殿。晒し者にするにしても、この裏切り者だけで十分であろう。シラヌイ殿とルドルフは火葬にしたいと思うのだがどうか? ゾンビ化を防ぐ意味もある」
「そうだな」
ベルクの言葉に、セリオスは頷く。彼もバルザックの裏切りに対して少なくない嫌悪感を抱いていたからだ。
「あんたはただ、自分が生き残りたかっただけだったんだな……」
カズマは動かなくなったバルザックをやるせない表情で見下ろしていた。
冒険者達はシラヌイとルドルフの遺体を火葬にした後、ドワーフ軍に連絡し、三人分の遺体を引き渡した……。
「メルトウォール軍よ! 降伏しろ! シラヌイ将軍は討ち取られたぞ!」
城壁の上に立ったドワーフの将軍が大きな声で叫ぶと、ドワーフ軍と戦っていた死霊術師や、メルトウォールの兵士達に動揺が走った。
「なに、シラヌイ将軍が!?」
「チッ! あの脳筋、やられたのかよ! 私は撤退させてもらうわよ! こんな出向任務で死んでたまるかっての!」
「アタシもこれ以上付き合うのは御免だし!」
まだ生き残っていた死霊術師達はキメラゾンビを捨て駒にし、我先にハレウドから逃走していく。
――。
「みんな、よく生き残ってくれた! ハレウドは占領から解放されたぞ!」
「ドワーフ王国ばんざーい! 冒険者達よ、ありがとう!」
生き残った市民たちは涙を流し、生還を喜び合う。こうして、修行場ハレウドは冒険者達の活躍により奪還されたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人
2021年11月10日 06時59分06秒 公開
相談掲示板
さて、純粋戦闘、といえば純粋戦闘ですね。 敵の逃亡を阻止する、という点は重要ですが。 物理特化、魔法特化、ヒーラー、とまあバランスはいい組み合わせですね。 この手の手合いは恐らく、形勢が不利になると部下を盾にして逃げる可能性は高いかと。 そういった意味でも、逃がさない位置取りは常に意識した方がいいでしょう。 領主の間ですからね、まあ避難用の隠し通路の一つ二つあっても不思議ではない。 >シラヌイ まあ、身の丈と武器から、普通に振るうだけで範囲1ぐらいの攻撃になりそうな気配はありますね。 どれだけ致命傷を避けて削り切れるか、どうやって逃亡を阻止するか、この二点かと。 >ヒーラー 多分、この方、僕の予想通りなら倒す必要がなさそうなのですよね。 倒すにしても、恐らく庇う味方はいなさそうですから、制しやすいかと。 少なくとも占領時に無駄に反抗して犬死した者よりは賢い。まあ、主義の違いかもしれませんが。 恐らく付け入るスキはありますね。ここを崩すのが最も早いかもしれません。 >キャスター 前回もそれなりに強かったですからね。固まっていたら範囲で纏めて薙ぎ払われるでしょう。 一番面倒なのが、シラヌイに集中したところをまとめて薙ぎ払ってきたりするところですか。 あと、バリア系統もあるでしょうから、その辺りの対策もですね。あれは1R1回なので、そこをついてしっかり1R内に複数回攻撃が基本かと。
私(ワタクシ)、リリリリスですわ!! 敵を逃がさないで、全員倒してしまえばよろしいんですわね!! 一先ずは…そうですわね 前に出て敵の注意をシーザーロアで引き付け、逃亡の阻害や他の方の攻撃をサポート致しましょう… 特性スキルでは…ドラゴンチャリオット…これも逃走を阻害する効果が見込めるのと、味方を飛ばして敵の退路へ割り込ませる…と言う所でしょうか…? キャスター対策は、私も工夫が必要ですわね……攻撃の効き具合は期待…ではありませんわ、脅威ですわ。 早々に片付けて頂けると…いえ、多少遅れても構いませんが ご退場いただきたい所ですわね、えぇ、えぇ…全部受けきって見せますわ。(あふれでるかりすま感)
お、頭数揃ったか。 ウォリアーのアーテミシアだ。 まあ結局逃さねえってンならシーザーロアなんだよなあ。抵抗されることも考えて挑発程度はしておくってトコか。 ヒーラーはあンまやる気なさそうだし、貼り付けるのはそんなに多くなくてもいいか。 キャスターはとっとと潰すのが吉かねえ 現状2:1:3 全員揃えば3:2:3あるいは3:1:4くらいか?
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回は、シラヌイを討ち漏らしたら失敗なわけだから、奴を倒すために積極的に攻撃を仕掛けていこうと思っているぜ。
リリリリスさんが敵の注意をシーザーロアで引き付けていただけるというのであれば、お言葉に甘えさせていただいてシラヌイがリリリリスさんに集中している隙をついて攻撃に行かせてもらおうかな
>シュタールシュヴェーアト様 えぇ、えぇ。よろしいですわよ!私の優雅で華麗な惹き付け(シーザーロア)でシラヌイは釘付けにして差し上げますわ! 攻撃の方はお任せ致しますわね。(ふふ) シーザーロアで惹き付けながら…各々の戦闘を行いつつ、後退や位置取りを気掛けて 全体で包囲できる状況に持って行くのは如何です? いざとなれば、一気にドラゴンチャリオットで…シュタールシュヴェーアト様の眼前まで飛ばすのも一興ですわね。 そして、全体の動向が見えてきませんわね… 一体一体が相応に強敵と言う事を見越しますと… キーゼ様のヒーラーとしての負担は大きくなりそうですし これは、私の隠し技(自己ヒール)を久しぶ………いえ、初披露でも致しますわ。
オレはルドルフ以外ならどっちに当たってもいいぜ。 粘るだけなら自前のヒールもあるから相当時間は稼げる。 代わりに決め手がないンで応援が来るまで千日手だろうけどな。 抜け道はなぁ…探してる時間はないし、そこに飛び込まれた時点でアウトかねえ。追えるなら追うけど。
さて、敵の特性と性格的なところも含めて、ですが。 >シラヌイ まあ、OPから読み取れる通りには、気持ちいい程度に武人、でしょうね。彼なりに民を考えての施政はしてきたつもりでしょうし。 首を狙ってきていると知って、あえて堂々と待ち構えるわけですから。 その辺りを考慮して、対シラヌイは堂々と名乗って挑んでみては? >バルザック さて、ここが恐らく一番こちらをかき乱してくるかと。 ヒーラー=回復、というイメージが強いですが。光縛封や祈雷でこちらの動きを制限してくることも可能です。 特に祈雷は必中かつ魔法判定なので、シーフの方々にはかなり面倒かと。使われる可能性は想定しておいてください。 光縛封に関しては、まあ一人閉じ込められたところで大勢に影響はないですが。緻密な連携さえ組まなければ問題ないかと。せいぜい僕が閉じ込められた場合、回復の手が止まる程度ですね。 >ルドルフ まあ、ダメージソース、下手するとここが一番高そうですので。できうる限り早く退場はしていただきたいところです。それでも、前回の交戦から見ても体術はそれなりにありましたので、苦労するかと思いますが。 ……そうですね、多少賭けかつまだ顔を出していないセリオス氏頼りになるのであまりいい手ではないですが。 濃煙の中にルドルフを閉じ込め、内外の射線を封じ、シーフの方々で一気に攻め立てる、というのはありかと。 濃煙内の索敵対策は必要ですが。一時的に孤立に近い状況には持ち込めます
シーフのベルクだ、遅くなって済まない。 とりあえず我はバルザックをやりに行こうかね? ヒーラーは即殺にかぎるからな。
>キーゼ様 なるほど、名乗って仕掛けますわー!
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! んじゃ、俺はもう1回ルドルフを斃す感じで動くぜ! 惨めにアンデッドにされてまでこき使われんじゃ解放してやんねーとな。
遅くなったぜ、カズマだよろしくな! 一応シラヌイもしくはバルザックに当たる感じにするつもりだ
えー、希望を纏めると シラヌイ:アルベルト・リリリリス・(カズマ) バルザック:ベルク・(カズマ) ルドルフ:ハヤト か。 オレはルドルフ以外と言ったがありゃナシだ。魔防皆大して変わらねえし。余った所に行くか。 ただタンク寄りだから火力は期待すンなよ。 それと死にかけでも無い限りオレの回復は後にしていいぞ。ある程度は自前で何とかなるし。 …まあ、今更言うのもアレだけど、シラヌイを少数で抑えながらバルザックかルドルフに攻撃を集中してさっさと沈めるって手もあったな。 4人で囲めば逃げられることもそうそう無いだろうし。
>流れ シラヌイを抑え、先にヒーラーかキャスターを抑える流れではないので?常道で言えば、この手の戦いの場合はそれが自然なので、ウォーリアが抑えているうちにどちらかを散らすのかと思いましたが。 もしや各個それぞれで対応し撃破する予定だったのですかね
>流れ えぇ、えぇ…私もシラヌイを抑え… ヒーラーかキャスターを先に倒してしまう…と言う風に考えてはいましたわね ヒーラーorキャスター撃破を優先し、残りを倒して頂く間はシラヌイを抑え… 両者との戦闘中に、シラヌイの退路を断てる様な位置取りを意識していましたわ。 両名を撃破し終わった皆様がシラヌイを包囲、集中攻撃が来るまでは耐え続ける。 私はそれで考えておりますが… シュタールシュヴェーアト様の手腕によってはヒーラーとキャスターを倒す前に 倒し切ってしまうかも知れませんが…
なンだ、その方針だったのか? オレはいつもの流れで3分割して戦うのかと思ってたぜ。今までそンなのばっかりだったからな。 ンじゃどっちを先にやるかだな…ヒーラーにするか? あっちのほうが面倒そうだし
>優先 危険度で言えばキャスターでしょうか ヒーラー、意外と持久力ありますからね。そこに回復能力もあるとなれば、思いの外時間がかかる可能性が高い。文官とはいえ、護衛きしになるほどの腕前はあるわけです。 加えて、今回のメンバーは対魔法に弱く、屋内となれば全域が射程内にもなりえます。 ヒーラーも脅威ではありますが、恐らくまずはキャスターから潰さないとダメージレースで負けるでしょうね そういう点でも、避けきれる目のあるハヤト氏、ベルク氏はキャスター狙いですと有り難く。
キャスター優先でしたら 私も装備を整えやすいですわね…物防と生命に振り切れますから。
俺は予定を変更して最初はルドルフへの集中攻撃に参加、次にバルザックに向かって最後にシラヌイに向かおうか。 ただ、リリリリスさんがシラヌイの攻撃を一身に受けることになるけど・・・、大丈夫だろうか?
まあ魔法痛えからなぁ…オレの魔防が二番目に高いって時点でアレだな。 シラヌイはオレも行くか。ヒールもあるし、耐えるだけなら充分だろ。 ただ体力を削っておくのはあンま期待すンなよ。
・・・ん、遅くなってすまない。シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえずキャスターからの狙いの方針で了解だ キャスターを狙いつつ、シラヌイとかも牽制ができるよう援護する
>シュタールシュヴェーアト様 おほほほ、私の方ならお気になさらずとも宜しいですわよ! アーテミシア様もいらっしゃると言う事ですから 上手く立ち回って魅せますわー!
んーっと、今のメンバー的には初動で シラヌイ:リリリリス・アーテミシア バルザック:ベルク ルドルフ:ハヤト()・アルベルト(→バルザック)・セリオス(→シラヌイ) んでもってギーゼさん的にはセリオスさんに濃煙でルドルフの視界を奪ったタイミングでハヤト、ベルク…さん?、アルベルトさんに一気に強襲してもらいたい…てな感じか? でその強襲を成功させるためにシラヌイとバルザックは足止め程度の人数でいいって事か? そうだな、ベルク、さん…次第だから無理にそうしろという訳じゃないしこういうのは自由でいいけど、どっちにしてもバルザックの足止めには俺が入ろうかな そうすりゃベルク、さんがルドルフに移るもバルザックの足止めはいるし二人がかりでバルザックの足止めも出来るしで選択幅が増えるからな シラヌイ:リリリリス・アーテミシア バルザック:ベルク・カズマ ルドルフ:ハヤト・アルベルト(→バルザック)・セリオス(→シラヌイ) あと出来りゃあ俺もバルザックには個人的な話もしたいからな
>濃煙 視界を奪うのが目的ではなく、内外の射程を封じるのが主ですね。 あれの効果に「 範囲内のヘクスにいる存在は自身が存在するヘクス以外には視線も射線も通らなくなる。 」とありますから。魔法攻撃の射程を封じ込められます。 >対ルドルフ カズマ氏かベルク氏にも、ルドルフに回ってもらいたいところはありますが。数は力ですから、可能な限り最速で攻め落としておきたいところはあります。 ヒーラーは抑えるだけなら一人でいいでしょうし。万が一光縛封で閉じ込められても僕も後方寄りで全体を見るようにしますから。
>対バルザック ふむ、カズマ殿が個人的に話したいことがあるのならバルザックの相手はカズマ殿に譲るとしよう。 我は単に不忠者が許せんかったのとヒーラーを優先で落とすべきと考えていただけだからな。 では初手はルドルフに回りその後にバルザックに回る形で対応しよう。 シラヌイ:リリリリス・アーテミシア バルザック:カズマ ルドルフ:ハヤト・アルベルト(→バルザック)・セリオス(→シラヌイ)・ベルク(→バルザック)
<濃煙 ん、了解した。 向こうの視界を塞いで動けない隙にこちらに有利にしておきたいところだな