【竜盤】刀匠王ここにあり
九蓮宝燈
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シナリオID:1564
オープニング
気候は乾燥して冷涼。目に入る植生はせいぜい膝までの丈の草。
ところどころに岩石が転がっているが往来を妨げるほどの量ではなく、このあたりの人々はこの広々とした草原を山羊などの放牧に利用しながら生活している。
その東の平原に、冒険者、ドワーフ王国の授恵者・非授恵者部隊、バリスタ・カタパルト隊が集結する。
都市マミダの奪還を見据え、隣接するテンゼンの奪還は必須だ。
対する敵、メルトウォール軍。
アイオーン率いる亜人や魔獣の混成部隊と空を駆けるワイバーン。
シグルランは報告をいい加減に聞きながら手元でごちゃごちゃと細工をしていた。
彼女は今、中空の鉄筒の中に流動体を仕込んだショックレス機構の実験に夢中になっている。
先日、とある冒険者に教わった仕組みである。
ただの鉄筒と比較しながら、投げてみたり持ってぶつけてみたりしている。
中の流動体はいっぱいいっぱいに満ちてはおらず、多少の空間的余裕をもって充填されている。
鉄筒が運動すると、進行方向に対して逆の力が加わって、流動体は後方に押しつぶされる。
対象物に外殻がぶつかると外殻は静止するが、流動体は内部の空間の余裕のぶんだけ動き続ける。すなわち、慣性に従って、外殻にワンテンポ遅れて流動体がぶつかる。
この流動体がぶつかる力によって、鉄筒が跳ね返るのを抑え込む。
これがショックレス機構の基本的な原理である。
「敵兵力は多数。アイオーンはワイバーン部隊を直接率いていますな。地上部隊はその援護を……。奴らを分断し、敵地上部隊をひきつけて、例の新型バリスタで一掃できればこちらの有利になりそうで」
「ふーん」
ドワーフ兵は報告するがその口調は険しい。
「しかしながら敵も馬鹿ではないようで、うまく釣られてくれてはおりませんな。今、追加の冒険者を募って無視できない水準まで戦力を増強しようということになっとりますが」
ここでどれだけ敵地上部隊をひきつけ、削り、アイオーンの援護に回る兵力を減らせるかでアイオーン討伐の成功率はかわってくる。
しかし敵にしてみれば、撃破する必要性のない相手に食いつく理由はないのだ。
現在、陽動の任を担っている別働隊は、アイオーンからやや離れたところからテンゼン内部に攻め入るように見せかけて挑発してはいるが、最低限の兵力で食い止められているという有様。
シグルランは手元から目線を上げて言った。
「じゃ、アタシが出るわ」
シグルランに指揮能力はない。
だから同行は技術者としての意図であったが、王の首級の価値は理解していた。
「アカネっちばっかに働かせてるし〜。アタシもちょっとは体張らないとじゃん? 餌ぐらいはできるしさ」
シグルランは愛刀を手に取り、戦場に出た。
「雑魚どもッ! アタシは『匠王』シグルラン!! テンゼンを解放しに来たぞッ!!」
シグルランが名乗りをあげると、さすがに彼女を無視することはできなかったのか、敵陣からぞろりと一団が分かれ出てきた。
その数はおよそ一個小隊規模。
「アタシの首がそんだけで取れると思うなし!」
シグルランはニヤリと笑う。
そして愛刀をすらりと抜き、天へと突き上げる。
「命令はちょーカンタン! 派手に暴れて、一兵でも多く引きずり出せ! 一個でも多く首級を挙げろ! 以上ッ!!」
高らかに冒険者とドワーフ軍を鼓舞した。
解説
マスターより
リプレイ
草原都市テンゼン。
平時であれば放牧地として使われる乾燥した野に展開する亜人、獣、あるいはその他の異形からなる混成軍。
「やったろーじゃん! アタシに続けー!」
突出しようとする総大将・匠王シグルランをケン・Z・ブラッドリーが止める。
「王様があんまり前に出ちゃいかんだろ」
ケンは彼女のもつ鍛冶の知識と匠王の座に用がある。
「クビ取られると皆ぴえんだからヤバみ感じたらソッコー逃げてリカバるのだ」
ストレガ・L・リベルガストラは、いかなシグルランが戦下手といえど大将討死で士気ドン底という展開はダメ采配がすぎるので、釘を刺しておく。
「アゲアゲなら、ヨシ!」
しかし同時に、将が陣頭で敵を蹴散らすことが味方を鼓舞するという効果も理解していた。シグルランに親指を立てる。
「シグルランさんは私がばっちりボディーガードさせてもらいます」
シルク・メイプルリーフがシグルランの直掩に立候補。
「じゃ、シルクよろ!」
シグルランは自陣中央奥の配置となった。
そこが決まったところで、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは胸を張った。隣にはサフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブがいる。
「そこで俺の活躍をバッチリ見届けといてくれや♪」
「おー! 前は任せたよ~」
去り際にハヤトがシグルランに声をかけると、シグルランは手をぶんぶんと振った。
フリーダ=ブロムヴィストがぽつりとこぼした。
「シグルラン様も無茶をなされますね。彼女に害が及ばないように私たちもがんばらなければ」
バリスタ部隊に指示を出していたバーネット・フォーサイスが合流した。
「どうやら、上手く釣りだせたっぽいな。あとは、丁寧に丁寧に歓迎してやるとしよう」
敵は原則として知性に乏しい。行動は単純に餌に向かってくるはずだ。
失態さえ犯さなければ眼前に展開する一個小隊などものの数ではないだろう。
しかし多勢に無勢。抜けてこられることだけは慎重に防いでいかなければならない。
「相手は魚鱗陣ですからこちらは鶴翼陣で受けて立ちましょう」
フリーダが言うとケンが地面に簡単な図面を描く。
両翼のキャスターで敵後衛の足を鈍らせ、中央にウォーリアを配置して突出した先鋒を受け止めるという想定。
「じゃ配置はこんなもんか……しかしシルクはシグルランの直掩にいったか」
ヒールの射程などを考えると両翼にヒーラーを配置したかったが、シルクの行動も必要なものである。
「回復なら俺も持ってきている。本職じゃないがないよりマシだろ」
「そうか。では、私は左翼へ」
バーネットが名乗り出たので、サマエラ=フォリウムは彼と逆側につくことになった。
ハヤトとサフィラは激戦区・翼の先端へ。ハヤトは左、サフィラは右だ。
「よっしゃー! ガンガン狩ってくぞー!!」
「ヤバくなったら俺に任せて一旦さがれよ?」
ハヤトはサフィラの肌に触れられる者などそうそういないことを知っているが、それでも心配を止められない。
敵前衛との接触と味方の展開はほぼ同時。
ほんのわずかに冒険者たちがベストポジションにつく方が早かった。
●
連弩が無数の矢を発射する。矢の雨による面攻撃が敵後続部隊を縫い止めた。
しかしわずか二機の連弩で広大な戦場に布陣する多数の敵全てを攻撃することは難しい。
矢を免れ両側を回り込んできた敵を抑えるのは両翼のキャスター。
「華は前で華々しく戦う者へ。御膳立てが私の仕事なのだ」
黄の魔導書をひらいたストレガが敵部隊の側面に回り込んでいた。
そのルートはすでに無数の雷蛇が暴れ狂う大時化の空間と化しており、シグルランを狙う敵の群れをほどよく小分けして前衛へと送り届ける機能を果たしていた。
陣の中央を担うケンとフリーダの前へ移動に優れた個体が、後詰と分断されながら到達していくさまはさながらコース料理のよう。
「あとはバリスタの餌食になってもらうのだ」
ストレガは足止めされた敵はスルーして敵陣のさらに奥へエーテルを収束させる。冷気と雹が敵後衛で炸裂し、いくつかの弓の破片が宙へ打ち上がる。
ハヤトはストレガの魔法が着弾した地点へと突撃していく。
「シンプルに敵を薙ぎ倒しゃいいんだろ? 上等だ! 派手に暴れてやんぜ!!」
ハヤトの進撃を阻まんと数体のオークが飛び出してくるが、ハヤトはそのうちの先頭の一体の顔面を踏みつけて跳躍。
意表をつく急襲で呆気にとられる敵兵の間隙を縫い、紅雷を纏う爪と忍刀が瞬く間に三つの首を刈り取る。
敵陣深く切り込んだハヤトに向かって周囲の敵兵が殺到。
ハヤトは獣を思わせる身のこなしで避け、あるいは蹴飛ばして敵の攻撃を防ぐが徐々に包囲網は狭まっていく。
跳躍のための助走もできないほど厚く囲まれたハヤトの頭上、蒼天から無数の流星が降り注ぐ。流星は冷徹かつ正確に敵だけを貫いていく。
ハヤトの後方に、両の手にそれぞれ長杖と盾を構えたサマエラがいた。突出したハヤトを援護したのだ。
しかし前を気にしてしまえば後ろはおろそかになる。
多数の敵を相手取るため、移動は最小限にして一度に回復と攻撃の両方に手を回すよう心がけていたためだ。
主目的は敵の殲滅だが、シグルランと連弩も守らねばならない。
サマエラが後方をちらりと見やった。
連弩はちょうど二射目の装填が終わったところ。
鶴翼にすっぽりと抱かれた魚鱗の最も密度の高い部分へ、再び矢の雨が降る。
敵兵のうち、翼を担う者たちによって傷を負っていた個体のいくらかはこの攻撃で地面に伏したようだ。
「お疲れ様です。今後は適宜後方支援という形でよろしくお願いします」
フリーダが迫る敵に目線を向けたまま連弩を扱うドワーフ兵をねぎらう。
フリーダの前にいる敵兵はなぜか連弩やシグルランにそれ以上近づくことができない。まるでこの世界の法則に不具合が発生しているように、移動しようとする足がカクついている。
「啓示でも『後方支援を上手く使うのがタイム短縮の鍵です』と出ていますし、ここである程度戦果を稼いでおけば後々楽にもなりそうです」
フリーダがそう言って破顔すると、不具合に囚われていた敵兵は一斉に珍妙な動作をしながら由来不明のダメージを負う。
「ちょ、なに今の!?」
シグルランは謎の現象に口をパクパクさせる。
「最速攻略にはこういったテクニックも必要だそうです」
フリーダは涼しい顔で答えた。
「無茶をする王様をもつと大変だというが……ま、王様のご希望だ。派手に狩らせてもらおうか」
シグルランに向かって殺到する多数の敵兵の群れに、ケンが単身突っ込んでいく。
口の端に笑みを湛えているのは、自らの死を恐れず敵に死をもたらすことだけを考えているからだ。
母より受け継いだ殺しの理論に則り、一の太刀で動きを止め、二の太刀で首を断つ。
時折小蝿程度に集ってくる敵兵の粗末な武器を、血染めの太刀で跳ね上げては同じ動きを繰り返す。
ケンが纏う赤黒の装束が徐々に敵の返り血に染まっていく。
多量の矢を受け全身が針鼠のようになったトロルが一体、シグルランの元へ。
「ちょ、やばたんなんだけどっ!?」
シグルランが咄嗟に防御姿勢を取ろうにも、交戦中の敵の肉が収縮して刀が抜けない。
負傷を覚悟したそのとき、トロルの上半身と下半身が綺麗に分かれた。
シグルランの鼻先わずか数センチのところを不潔な棍棒が地面へと自由落下する。
「おいおい、その人狙うなら俺を倒してからにしろよ」
人垣の向こうには刀を振り抜いたケンがいた。
一方右翼では、バーネットが天眼で戦況を俯瞰し接敵は首尾よくいったことに安堵する。
重力場で敵を小分けにしつつ、鶴翼陣で包み込んだ敵の群れの密度の高いところを中心に氷嵐をお見舞いする。
このような間合いと位置取りの重要な場面では俯瞰の視点は重要な情報源であった。
「どりゃぁぁぁぁ!!!!」
ローライズのホットパンツという軽装に、指先から肘まで覆うガントレットと脛当てのついた鉄製のレギンスという武装を組み合わせたサフィラが、バーネットの魔法で混乱しているところに飛び込む。
氷嵐で倒しきれなかった敵兵の胴にサフィラの爪先が、顔面に拳がめりこむ。
仲間の屍を踏み越えて新手がサフィラに殺到。
敵兵コボルトが右手を振りかぶり、サフィラへと剣を振り降ろす。
しかしサフィラにとってはそのような大振りの攻撃は隙でしかない。
フットワークを効かせてコボルトの一撃を紙一重でかわしたサフィラの左拳が弧を描き、伸び切ったコボルトの腕の外側からこめかみを強打する。
「ふふーん! 残念だけど速さではあたしの勝ちだねっ!」
「追加注文なのだ」
敵の矢から光の膜で身を守ったストレガが後方へと知らせる。
連弩の何射目かがその塊に降り注ぎ、オークのような動きの鈍いものを押しとどめる。
しかし十数ほどの素早い獣型魔獣が戦場の中央を突っ切りまっすぐと突撃してきた。
「狙い通りの展開ですね」
「んじゃ……根切といきますか」
最も敵の重圧の高い場所にいる前衛にはまだ余力がある。
後方から光の波が円を描き、二人の傷を癒やす。
「シルクありがと〜♪ じゃ第二波、アゲてこっ」
刀を血振りしたシグルランはまだ戦場から離脱する気はないようだ。
「無茶はほどほどにしてください」
シグルランは多少抜けてくる敵兵がいても自分の身は守れると今までの流れでわかった。しかしシルクは過信せず……というよりは、シグルランとイケイケな空気を一緒になって作り上げていた。
暴れまわる豊穣の恵体のせいなる力でドワーフ兵は大盛りあがり。シルクにいいトコ見せようと、連弩の回転数も上がるというもの。
しかしシルクはエロ可愛いだけではない。
纏う薄絹はエーテル伝導率に優れた武装である。攻防一体の白銀の旋棍も伊達ではない。
高速水平チョップからの、後ろ跳びで肘打ち。そして助走をつけて旋棍を敵の喉元に叩き込む。
シグルランに向かって駆ける敵兵の脚を片方のグリップで引っ掛けて転倒させ、もう片方を腕ごと大きく一回転させて倒れ込んだ背中にぐるりと叩き込む。
回復の合間に繰り広げられる爽快な戦いっぷりにドワーフたちは魅せられた。
●
追加された兵が集結する以上の速度で冒険者たちが刈り取っていったため、兵力の逐次投入という悪手を強いられた敵軍はすでに瓦解の兆しを見せていた。
城壁に戻ろうとする敵の退路を連弩が断つ。
戦場中央付近、紅蓮の炎が炸裂する。
サマエラの範囲攻撃スキルは今ので最後だった。
(こちらの、消耗は?)
功を競う状況でも自分以外の生命に気を配り、懸念事項の排除に務めていたサマエラは、前衛が殺界主体の後手となる作戦をとっていて被弾が多いことが気にかかっていた。
盾を構えつつ後方を伺うと、シルクが癒やしの光を発しているのが見えた。
彼女は十分すぎる数の回復を積んできていたらしい。
味方の勢いが止まらないまま戦は終盤を迎え、サマエラは気を引き締め直した。
シグルランや連弩の危険度が低下した今、優先順位は味方の生存、次に敵の逃亡阻止だ。
「こっちのもてなしはまだ終わってないぜ」
バーネットがピンを咥えて筒から抜き、敵兵の塊上空に放り投げる。
次の瞬間、逃走を試みる敵兵の目が謎の閃光で灼かれた。
足を止めたのが運の尽き。その光が収まるが否や無数の光球が次々と敵兵を刈っていく。
「そろそろ立ってるやつは目立たなくなってきたが、あっちの首尾はどうだ?」
次弾にエーテルを籠めつつバーネットは戦況を伺う。
戦場中央奥ではハヤトの快進撃によりようやく敵将へのルートが拓けたところ。
暴風で巨大蟻を数体吹っ飛ばしながらストレガが警告を発する。
「トロルがいたのだ。死んだふりに気をつけるのだ」
しかしハヤトの足を止められるものはいない。
こうも数を減らしては敵に彼らを止める術はない。サマエラが厄介な能力を持つ敵を優先して撃破していたため、戦況を覆す手がもうないのだ。
「オラオラォ! テメェらなんかじゃ話しになんねぇんだよ!!」
敵将は範囲攻撃や連弩に巻き込まれていて全快とはいかぬ様子。
しかしオーガは亜人の中でも特に強い種族。その特異個体である敵将は、四メートルほどもある巨体を活かしてハヤトに向かって棍棒をフルスイングする。
だがその軌道はヒットの直前でズレ、むなしく空を切る。
「よそ見してると痛い目みるよっ!」
敵将に跳び蹴りを食らわせたサフィラが、蹴りの反動のまま宙返り。姿勢よく着地していた。
敵将を中心に光塊が弾け、かろうじて立っていた護衛を吹き飛ばす。
「ここまでは好タイムを記録しています。詰みまで油断しないようにしましょう」
人語を解さない敵将はそれを挑発と受け取りフリーダに向かって棍棒を叩き込むが、円盾にて軽くいなされる。
そこへ血に濡れたケンが装束の重さを感じさせない速度で猛進してくる。
ケンの行く手を阻む敵はサマエラの放った光弾によって胸を貫かれ、ケンの踏み台となって跳躍を助ける。
「その首おいてけやぁぁ!!」
「コイツは俺の獲物だ!!」
ケンとハヤトが同時に敵将へ刃を突き立てた。
ハヤトの爪が敵将の横腹の急所に食い込み、ケンの太刀が頸椎を砕く。
致命傷はどちらであったか。
巨大な頭が赤い尾を引いて蒼天に舞う。
●
「みんなおつ~♪ 最後までアゲアゲでマジ良だったよ~♪」
最高の戦果にシグルランは大変喜び、大げさなくらいに冒険者たちをねぎらった。
「アンタたちホント頼りになるわ~。頼んでよかったぁ~」
連弩は無事に初実戦を終え、ドワーフ兵たちは首級の数を数えるのに大忙し。
蘇生を警戒したストレガが彼らに付き添っている。
「シグシグ! お疲れ様っ! 名乗りあげてたのカッコよかったよ!」
「サフィもおつ〜。ありがとっ♪ いい戦いっぷりだったよ〜」
シグルランとサフィラのギャル友たちはハイタッチでお互いをたたえあう。
「あ、そうだ」
サフィラがハヤトの腕をぐいっと引っ張ってシグルランの前に連れてきた。
「えへへ、この子があたしの彼氏のハヤトだよっ! 結構イケメンでしょ?」
「へぇ〜〜! この人が! へぇ〜いい男じゃーん!」
友達の幸福は全力で喜ぶのがギャルの流儀。シグルランはサフィラとハヤトの幸せを我がことのように喜んだ。
しかしハヤトの目線はシグルランのサラシへ……。
「って、鼻の下伸ばさないのっ!」
サフィラがハヤトの後ろ頭をペチンと叩く。
突然彼らの耳にワイバーンの鳴き声。
「あちらでも、始まったようだ」
サマエラの紫の瞳に、飛翔する邪竜らしき陰が映った。
「さぁて……もう一丁暴れるか」
「サフィラは待っててくれ!」
ケンとハヤトはシルクからヒールを受けて全快したあと、新しい戦場へ向かった。
「ハヤト、気をつけてっ!」
シグルランとサフィラは彼らの背を見送った。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い8 / 4〜8人
2021年11月07日 14時51分12秒 公開
参加者
相談掲示板
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 敵の数は多いですがこちらも戦力は充実していますし、上手く利用していきたい所です。 基本的には前衛が抑えている間に後衛とバリスタが援護射撃といった所でしょうか。 例えば両サイドから押し込んで敵を中央に集中する事ができれば、 更に効果は期待できるかと思います。 ただ、敵将に接近されてしまうとシグルラン様が危険ですから、 最低限の護衛を付けておくのも良いかと思います。 もちろんこちらから打って出て敵将を抑える方針も有りかと。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 基本的には、前衛が敵を押し留めつつ、火力担当が集中砲火を喰らわす方向性で良いと思う。 その上で、例えばバリスタを此方の両翼に配置して、 後方の敵に十字砲火を形成できる様にするってのも有りじゃないか? 進行方向を塞ぐ様に味方を配置できるから、敵も後方に突破しにくいだろうし。 敵将に関しては、ある程度敵を蹴散らしてから、逆撃でこっちから攻め入る感じだな。 この時も敵の後方にバリスタを打ち込めば、逃亡を防ぐのにも使えそうだ。
ウォーリアーのケンだ よろしくな バリスタをうまく活用していきたいところだな まぁ敵が魚鱗の形で突っ込んでくるってんならこちらは鶴翼で受けるのが定石だろうけど、バーネットが言うように両翼にバリスタをおいての十字攻撃も今回の散弾式というのがよく活きると思う ん~~ちょっと思ったんだが ▼ ▽ ▼ ♢ ▼ ▼ ♢ ♢ ♢ ▼ ♢ ♢ ○ ♢ ♢ ○ ◎ ♢:1名 ◎:シグルラン ○:バリスタ みたい布陣出敵を迎え撃ち、敵の前3組とこちらが接敵したところでバリスタの散弾を前3つと後ろ3つの間を狙って撃ってもらって敵の分断するってのはどうだ? バリスタ前面に2人配置することでバリスタの防衛もできるし一番前にウォーリアー配置して殺界を使えば、敵の足止めも可能だしな 加えて、バリスタで後続の足を止めれれば ▼ ▽ ▼ ♢ ♢ ♢ ▼ ▼ ♢ ♢ ▼ ♢ ○ ♢ ♢ ○ ◎ 一番前にいたウォーリアー2人がその間に入り込んで完全に分断できると思うんだが・・・あとは足のあるシーフをシグルランの前に配置しておいてバリスタの攻撃で浮足立ったところを一気に押し込むように中央突くってのもありか?
ってよく見たら今回、ちょうど各クラス2名ずつってバランスいいな ▼ ▽ ▼ ウ ▼ ▼ ウ キ ヒ ▼ ヒ キ ○ シ シ ○ ◎ からのバリスタ掃射後 ▼ ▽ ▼ ウ ウ キ ▼ ▼ キ ヒ ▼ ヒ ○ シ シ ○ ◎ って感じで動いてさらに ▼ ▽ ▼ ウ ウ キ ▼ ▼ キ ヒ シ▼シ ヒ ○ ○ ◎ って進むって形かな
キャスター、ストレガなのだ。よろしくなのだ。 ケン殿の布陣案がうまくはまってると思うのだ。 折角バリスタがあるし活用したいところなのだ。 と思うと私は敵の逃走防止・前衛の支援にグラビティとアーケインにしようかとか。 敵将にカースかスネア投げてもいいし、バリスタを銃眼で守ってもいいのだ。 アクションはメテオライト等範囲攻撃で。
>陣形 敵を前後に分断するのは良い案だと思う。 ただ、敵集団一つが7人グループって事を考えると、両翼の敵後続をそれぞれウォーリア単独で 足止めするのは難しいかもしれないな。 逆にウォーリアはシグルランの前で構えてもらって敵先鋒を受け止めて、 後続の足止めはキャスター二人がアーケイン等を使う方が、 ある程度の範囲で敵を足止めできるし、接近しないからバリスタが味方を巻き込む リスクを抑えられると思うが、どうだ?
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな!! 陣形と作戦もいいんじゃねーか♪ 確かに敵の集団が7人1組となるとバーネットの戦法案のがいいかもしれねぇと思うぜ!
ゴブリン、ヒーラー。サマエラだ。 よろしく頼む。 敵の分断を狙うのは、確かに良いと思う。 敵の個々の強さがさほどでもないなら、引き込んだ分を殲滅するのにも、 さして時間は掛からなさそうだな。 足止めも……そうだな、アーケイン等使用を願えるのならば、動き易くとてもありがたい。 こちらはサイドヒールが使い易くなったこともあり、回復は極力サブで行いつつ、 メインでは攻撃に参加して、早めに敵を散らしていけたら、と思っている。 杖所持の、魔法範囲攻撃多めでいこうかと。
No.9
シスターシルクです それでは今回は回復を多めに持ったうえでシグルランさんの護衛にでもついておきますかね。 ばっちりボディーガードさせてもらいます
了解。じゃあ、ウォーリアーとシーフの位置を入れ替えた初期配置を俺のプレに書いておくよ 作戦の流れは誰かかいてくれると助かる
それじゃあ、方針は俺の方で書いておく。 >個人行動 ひとまず、俺も足止め用にアーケインテンペスト改とグラビティフィールドは用意しておく。 あとは範囲攻撃で削りつつ、回復が間に合わない時の保険でヒールを積むつもりだ。
うむ、こちらも予定通りアーケインとグラビティでいくのだ。 バーネット殿と反対方向、範囲を見て誤射しないように、なのだ。
んじゃ、陣形と作戦はりょーかいしたぜっ! 俺はキャスター陣が敵を足止めしてくれたら敵将狙いで突撃すんな!!
にゃ!シーフのサフィラだよっ! 遅くなったけどよろしくねっ! とりあえず、陣形についてはバリスタ撃ったあとにぐにょーんと囲う感じになるのかなっ? 個人行動はトリプルファングとフェザーステップでより多くの敵をボコボコにする感じで動くねっ!
配置と方針の記載、ありがとう。 そちらの内容に準拠し動くようにと、プレイング内にもしっかりと入れておく。 改めて、 体力やBSの具合を見て、危うい者がいれば回復を飛ばしつつ、 余裕ある時は範囲攻撃、で行こうと思う。