【七罪】 虚栄の獣

夜帷かもめ

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シナリオID:1436

オープニング

「――だから、言わんこっちゃねぇ」
 ドワーフの男が髭を撫ぜる。ざらり、と。砂埃に塗れた感触が指先に伝わった。せっかく朝方に仕上げてきた自慢の髭も、随分と汚れてしまった。
「あんな魔獣、前にはいなかったですよ!」
 ヒューマンの男が小声で、だが語気を強めて訴える。なかなかに器用なマネをする――と思いながら、ドワーフは隣に屈んだヒューマンの商人へ耳打ちした。
「入口でオレらがうるさくし始めたから出てきたんだろ。何にしても、だ。アレを退治するまでは拠点の作りようもない」
「うう……経費が……」
「俺はここらで諦めても良いと思うんだがね」
 元々、廃坑になっていた鉱山である。既に採掘権もあいまいになって久しい。無理に魔獣を刺激する必要もないのではないだろうか。近隣一帯の採掘夫を束ねる頭領としての顔を持つドワーフは、極めて現実的な意見を告げる。一山当てれば一攫千金――というのは山師の夢ではあるが、命を落としては元も子もない。

 特に、これまでに見たことも無い魔獣が巣食っているというのであれば。

 触らぬ神に祟りなし。命あっての物種という格言もまた、山師の中に伝わる大切な言葉であった。

●
「えーと……うん。これってピンチだよね!」
 リオ・アリスタは我が身の不運を呪っていた。以前から何回か依頼を発注してくれた縁のある商人の呼びかけに応じて、鉱山の魔獣退治に参加した。そこまでは良かった。
 アロシュナバラで起こった動乱の最中に授恵者として覚醒した彼女もまた、この一年弱でそれなりに経験を積んできている。多少の荒事には慣れ、武器や防具を操る手つきもいっぱしの戦士めいていた。

 だが、この状況は彼女が経験した範疇を大きく超えている。

「ひゃっ!?」
 魔獣の尾の一撃を、盾で受け、勢いを殺すように自ら横っ飛びに転がる。致命傷には及ばないものの、骨身へとズシンと響く重い攻撃だ。その余波で、洞窟の壁がガラガラと崩れた。周囲を固める同行の授恵者らも無数の傷を負っている。
「皆に、活力を(ヒーリングオーラ)!」
 体勢を立て直すべく、エーテルを練り、癒しを施そうとリオは精神を集中させる。だが、そのスキルが形を成すことはなかった。普段であれば彼女の意思に従って生命力を回復させるはずのエーテルが、虚空へと消えていく。
 やはり、先ほどに魔獣から受けたあの(・・)攻撃が拙かったのだろうか。

●
「グオオォォォッ!!」
 魔獣が吼えた。底の見えない闇の釜ほどに大きく開かれた魔獣の咢から発せられたその雄叫びが、大気を震わせる。音は洞窟の岩肌に何度も反響し、こだまとなってリオの耳を打つ。ブレス攻撃を警戒していたリオは、咄嗟に盾を掲げた。だが、彼女の想像に反して炎も凍てつく吐息も魔獣から放たれることは無かった。代わりに、生臭い匂いと空気の波が、リオの身体を包む。
「――?」
 直接のダメージはない。衝撃を受ける程の大声量だったが、それで傷を負う訳ではない――はずだった。
 だが、何かがおかしい。

「立て直します!」
 同行のウォーリアの後方へと下がり、彼へと堅甲を施す。支援スキルの効果時間がそろそろ切れている筈だった。前衛として魔獣の攻撃を一身に受けることで損傷した生命力も、回復させる必要がある。
「……あれ?」
「どうした!? 早く、回復をくれ!」
 背後からの支援魔法を待ち望む、ウォーリアの苛立たし気な声が聞こえる。
「すみません。今、すぐ!」
 リオは焦る。スキルが思った通りに発動しない。そうする間にも、魔獣の次の一撃が来る。鋭い爪の振り下ろしを両手剣で受け流したウォーリアは、更に傷を負った。まだ立ってはいるものの、このままでは長く戦い続けることは出来ないだろう。
 その姿を見て、リオはヒールからリヴァーオブヴァイタルへと使用するスキルを切り替える。最後の一回だが、これでウォーリアが万全にまで回復すれば――!

「ダメか!」
 本来であれば手のひらを通じて触れた相手に大気に満ちるエーテルを流し込むスキルの筈だが、どこをどうした訳か底が抜けたバケツに水を流し込んでいるかのように手応えが無い。
「退却! 退却するよ!」
 回復スキルが、発動しない。

 シンプルな不調だが、こればかりは如何ともしがたい。既にパーティの傷もかなり危険な域に達している。これ以上の深追いは、命の危険すらある。
 幸い、魔獣はその巨体が邪魔をして鉱山の細い通路は通れないようだ。撤収はさほど難しくはなかった。

●
「さて……どうしようかな?」
「もう一度だけ、人を募って挑戦しては貰えませんか!」
 攻略法が見いだせないと首を捻るリオに、商人の男が泣きの一押しを入れる。特殊な性質を持つ魔獣が巣食っている階層である。この地の鉱山に詳しい、ドワーフの頭領もその習性については見聞きしたことが無いと言う。それであれば、そんな魔獣が住むその奥は当然未踏の地域に違いない。
 鉱脈としての価値は高い、と彼は力説する。既に少なくない経費をギルドへの依頼に投じているが、一攫千金を諦めきれないようだ。

「うーん……もう一回、だけですよ?」
 困り顔をされるとリオも無下には出来ない。何より、正式な依頼として発注があれば、ギルドの職員としてはそれを受理しない訳にもいかないのだ。出来れば腕自慢の授恵者が請けてくれますように――と、そんな願いを籠めながらコルクボードの一番目立つ場所へ、リオは依頼票を貼り付けた。

解説

●目的  天然洞窟のダンジョンに生息する魔獣を討伐する ●舞台  崩落によってその存在が明らかとなった洞窟。過去の依頼にて授恵者らが探索した結果、上層階については地形が明らかとなっている。  問題の魔獣は、上層階から下層へと続く通路の中途、やや広くなった円形ドーム状の場所(およそ半径15hexほどの円形、天井は最も高い地点で3hexほど)を陣取っている。この魔獣を討伐しない限り、更に下層へと探索の手を広げることは至難。また、現在は通路が狭いために魔獣が上層へ上がってくることは無いが、今後の崩落の可能性などを考えると早期に討伐しておくことが望ましい。 ●登場敵 『虚栄の獣』  洞窟内に生息する魔獣。見た目は巨大なワニに近い。  1)長い尾を使った薙ぎ払いによる範囲攻撃  2)鋭い爪による強烈な単体攻撃  3)噛みつきによる【流血】【スリップ】付与攻撃  上記の三種類の攻撃を使いこなす他、その吼え声は特殊な状態異常を引き起こす。  非常に生命力が高く、これまで邂逅した授恵者らでは討伐に至らなかった。 ・咆哮:セットアップにて使用。  本来であれば自身正面60°の範囲に状態異常を起こす特性を持つが、洞窟内に反響することで事実上戦域全域に射程を持つ。  【スキル使用禁止:アクティブスキル(回復系統のみ)】を対象に付与する。このBSによって使用不可となるスキルは、『ヒール』など対象の生命力を回復させるアクティブスキルに限るが、その反面非常に付与性能と効果値が高い。 ●同行 『リオ・アリスタ』  20レベルヒーラー。ごく普通のヒーラー装備を身に纏っている。  スキルはヒーリングオーラ、リヴァーオブヴァイタル、ヒール、治癒強化、輝甲2、堅甲2 ●状況  円形ドームに踏み込んだ時点で魔獣は授恵者らを認識します。洞窟は細く、曲がりくねっているので円形ドーム内部へ通路の奥から射線を通すことは出来ません。また、迂回路なども現時点では見つかっておりません。  質問事項については出発24時間前までであればリオが承ります。

マスターより

ご縁がありましてリクエストシナリオを書かせていただくことになりました、かもめです。 『一攫千金! 貴重な鉱石を求めて』にて探索が進められた洞窟の奥が舞台となっていますが、前作に参加されずとも単発として参加できる内容になっています。今回の依頼で無事に魔獣を討伐できれば、更に【奈落】の底へと探索範囲が広がっていくことでしょう。 また、今回の依頼にはリオが同行いたします。中堅授恵者ぐらいの強さになった彼女との共闘なども、良ければお楽しみください。

リプレイ

 洞窟は足元も均され、壁には照明を掲げる木組みが設けられていた。そこまで人の手が入っていながら、まだこの地が鉱山として稼働するには至っていないその理由は――。

「にゃ! あんなワニさんがじゃましてたんだね!?」
「なかなか立派そうなもんすたーじゃねぇか」
 先行して偵察に向かっていたサフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブとカズマ クレセントブラッドが、見てきた光景を同行者へと伝えた。二人のシーフが言う通り、やはりドームには先への道を塞ぐように魔獣が陣取っているらしい。
「そうなんだよ……」
 私たちだけでは、歯が立たなくて。そう言って苦笑いしたリオに、ハヤト=ガラン=ヴォルファングやリリリリスが声を掛けた。
「敵の強さが分かって引き際が分かってきた辺り、リオも一端の冒険者になってきたみてーだな。ま、俺に任せとけって!」
「私(ワタクシ)が居れば、こんなクエストは華麗に優雅に華憐に達して差し上げますわ!」
「うん、みんな、頼りにしてるよ――達して?」
 聞き違えたかな(達成して?)とリオは首を傾げる。リリリリスの盾と鎧は丁寧に手入れがされた鋼製のそれだが、手にした武器は練習用の木刀だ。何か、熟練の冒険者にしか分からない意図があるのだろうか。
 キーゼとネーヴェ・グラヌローザは準備を急ぎつつ、リオにも段取りを共有する。
「守りは任せましたよ、ネーヴェ」
「はい。リオ様は、補助魔法(輝甲/堅甲)の付与をお願いします」
 魔獣と一度、相対しているリオから情報は聞き取って相手の特徴は十分に理解している。件の障害を排すためには、前衛の力押しだけではなく、後衛からの支援が欠かせない。最後の確認を終えると、ネーヴェは耳に水で湿らせた綿を詰めた。気休め程度の耳栓だが、これで敵の咆哮からの影響を少しでも抑えることが出来れば。そんな考えであった。
「――とは言っても、回復が出来ないって、ヒーラーの存在意義がほとんど無くなってるようなものじゃ……」
 ゴブリンのヒーラー、ゲルトが渋い顔をした。薬草医でもある彼の癒しの技を封じる能力を持つ魔獣は天敵に近い。補助魔法や解呪もまた、ヒーラーの重要なスキルであることに違いは無いが、回復という選択肢が取れないのは授恵者らにとって大きなプレッシャーとなっていた。
「準備は出来たか? まずは俺から仕掛けるぜ。遅れるなよ、リリリリス!」
 ゲルトから強固なる守護の魔法(サークルプロテクション+堅甲)を受けたアーシェル・G・クラインが皆を鼓舞するように声を上げ、大太刀を構えてホールへと突入した。パーティ随一の攻撃力と防御力を兼ね備えた彼は、切り込み隊長としてこれ以上ない人選だ。
「ええ、分かりましたわ!」
 桃の花のような髪をなびかせて、少女がそれに続く。戦いの火蓋が切って落とされた。

 岩壁を震わせて、魔獣が咆哮する。
「オラオラァ! どうしたウスノロ!」
 いの一番にアーシェルの陰から飛び出すように大きく跳躍したハヤトが、すれ違いざまに蹴打を見舞った。阿吽の呼吸でサフィラが続く。想い人同士の息の合った連携で、ワンテンポずらして敵の鼻面へ目にも留まらぬ三連撃を加えた。鈍い音がして、鱗に薄く傷がつく。邪魔だと言わんばかりに身を捩る魔獣の間合いの外へ、二人のシーフは離脱する。圧倒的な機動力の代償として、彼らの攻撃は重戦士のそれより軽くならざるを得ない。さほどの痛痒も感じさせぬ素振りの魔獣に、サフィラは顔を顰めた。
 授恵者らを敵と認めた魔獣は、背後へと抜けたハヤト目掛けて振り向きざまに大きく尾を振って薙ぎ払う。周囲を巻き込んだその一撃は、しっかりとリリリリスが盾で受け止めた。
「あっ……骨身に響きますわ!?」
 構えた盾の上からお構いなしに叩きつける尾の一撃に、リリリリスは艶めいた声を漏らす。止めきれない程ではない。だが、ギリギリだ。これ以上に威力がある一撃(爪)を受ければ、彼女の護りも貫通するだろう。

「面白れぇ……俺もどこまでやれるか、腕試しにはちょうどいいな!」
 声が降るのは天井から。魔獣の死角へと駆け抜けたカズマは、天井を蹴って真下へと落ちる。身体の構造上、守りも回避も出来ぬ位置から落下の勢いを乗せて手にした剣を後ろ脚の付け根へと振り下ろした。
「――確かにタフな相手だな」
 刃越しに伝わる感触は硬い鱗のもの。まだ、魔獣の肉を裂くには至らない。だがそれなら二度、三度と繰り返すだけの事。着地の衝撃を膝で器用に殺したカズマは、素早く跳び退って次の攻撃の機会を伺う。

「さて、見立てが正しければいいのですが」
 まだ戦闘は始まったばかり。キーゼは冷静に状況を確認しつつ、オーラを蒼き波動として放った。
 全ての同行者をカバーするには至らないが、授恵者の能力を大きく引き上げる加護の力が鬼火となってその身を覆う。既に先ほどの咆哮によって体内のエーテルに乱れが生じて(【スキル使用禁止】を付与されて)いる事を彼自身感じてはいたが、抵抗力をも上昇させるエーテルの加護を受けたことで状況は拮抗している。
「これなら、抵抗できますか。ネーヴェ、予定通りに」
 恐らく、6割か、7割程の確率で変調には抵抗できるだろう。そんな予測を元に、背後へ付き沿うネーヴェへとキーゼは呼びかけた。
「はい。キーゼさんだけでも回復魔法が使えれば、より全体が耐えられますからね」
 すかさず、ネーヴェは手にした短杖をそっと愛しき男の背へと沿わせた。相手を想う彼女の優しさが、解呪の波動となってキーゼを蝕んでいた変調を打ち破る。

「ご褒美がたくさん欲しいなら最後までくたばんじゃねぇぞ!」
 最前線へと躍り出たアーシェルがリリリリスを鼓舞しつつ、敢えて大上段から魔獣へと斬りかかった。
「オラア! 手前ェの相手は、この俺だ。退屈させるるなよ?」
 相手の出方を確かめるように、感情の読み取れない魔獣の瞳を真正面から見据えて彼は敵を挑発する。眼前の小さき相手(アーシェル)を叩き潰すように、魔獣は唸りと共に爪を振り下ろした。
『ガキイィィン!』
 土のドームが再び震える。攻撃の余波が洞窟内の空気をビリリと鳴らした。万全の体勢で盾を構え、その身にエーテルを漲らせた(重点硬化2を使用した)アーシェルの守りを貫き、爪がグリーブを弾き飛ばした。爪痕が鍛えられた戦士の太腿を抉る。想像以上の威力に、アーシェルは苦悶の唸り声を上げた。
 自分は、耐えられる。リリリリスも――問題ないだろう。だが、他は? 比較的高い生命力を持つキーゼやゲルトは一撃ならば耐えるだろう。しかし、他の授恵者は一撃でも貰えば……。懸念を振り払うように、彼は脚へと力を籠めて大地を踏みしめた。
「その程度かよ。俺はまだ、立ってるぜ?」

「敵が一体だけで良かったな」
 これが二体、三体といたならばどうなっていたことやら。ゲルトは内心で肝を冷やす。目の前の相手にだけ集中すれば良いのであれば、適切な間合いを取る事も難しくはない。だが、敵が複数いればそうも言っていられない。彼が魔獣の攻撃に晒されない、ということは想像以上に重要な意味を持っていた。
 手にした魔導書のページを繰り、魔法を放つ。光の矢が魔獣の鱗を貫いて敵に傷を負わせた。
 カズマとアーシェルへと輝刃による支援を施した彼は、攻撃の担い手として戦列に参加していた。魔獣の鱗は分厚く、見た目通りの堅さを誇っていたが魔法に対してはそこまで強いという訳ではないらしい。魔獣の爪や尾の範囲外からスキルを使わず、魔法攻撃をすることができるゲルトやキーゼ、ネーヴェが相手に与えるダメージは全体の中でも大きな位置を占めている。

「わわっ! 今の危なかったかもっ!?」
「サフィラ、油断するんじゃねーぞッ!」
 大きく振り回された尾を、サフィラとハヤトは跳躍して避ける。アーシェル(執着の対象)と、周囲を囲む授恵者らと。複数の敵を前に、魔獣は尾による攻撃を多用するようになっていた。一撃離脱の方針を徹底し、間合いを管理するとは言えども敵の方から近づいてくるのは如何ともしがたい。
 硬い敵の守りを少しずつ削り、相手の攻撃は確実に回避する。一回の失敗も許されないという重圧はシーフの精神を少しずつ膿のように冒していく。
「タフな奴は早いうちに足元から崩しておいたほうがいい、ってのが定石だよな?」
 巨大な岩の塊のような魔獣に対してカズマが斬り付けること、数度。少しずつだが、魔獣の動きは鈍ってきてはいる。だがその底が見えない。
「まだ……私は負けてはいませんわ。さぁ、私はこちらですわよ!」
 キーゼから貴重なヒールを受けて、リリリリスがアーシェルと入れ替わるように魔獣の前に立ちはだかる。
(絶対に、負けませんわ(美味しそうなお肉ですわ)!)
 これだけの動きを見せる魔獣である。さぞや赤身の肉は味が濃く、美味であるに違いない。勝利の美酒への期待が、リリリリスの瞳を何度でも蘇らせるのだ。それは理屈ではなく、感性や本能が彼女を突き動かした結果だった。

「キーゼさん。スキル回数(サルベーションオール)が、そろそろ」
「――む、そうですか」
 ネーヴェがキーゼに耳打ちする。幾度かキーゼが抵抗に成功したとはいえ、毎ラウンドの魔獣の咆哮は授恵者らの取れる選択肢を大きく制限する。キーゼの回復スキルが封じられる度に、解呪を試みていたネーヴェのスキル回数が付きつつあった。ほぼ同時に、キーゼのヒール回数を残したままに――およそ1分という時間(ブルーフレアの効果時間)が過ぎる。
「これでも、ダメなの……?」
 支援魔法による補助に徹していたリオの言葉に、諦めの色が滲む。
「でも――まだ諦めない。そうでございましょう?」
 ここから先は、気力が尽きた方の負けだ。微笑みと共に、ネーヴェが皆を鼓舞した。そう、もう一度。まだ、最後まで。授恵者らは、手に武器を握り直す。

 戦術の柱(キーゼによる回復)が封じられつつある状況を見て、授恵者らは乾坤一擲の勝負に出た。
「鰐は口を開く力は弱いんだったよな! サフィラ、仕掛けるぞ!」
「うん、分かった! とりゃーっ!!」
 勇躍、ハヤトとサフィラが跳躍する。その動きを目で追った魔獣の懐に、リリリリスとアーシェルが潜り込んだ。
「これでも」
「喰らいやがれですわ!」
 長いマズルの喉元をカチ上げるように、手にした大剣を切り上げる。巨大な質量を持つ魔獣の顎が、のけ反るように曝け出された。
「大人しくしろー!」
 飛び降りざまに、シーフ二人がその顎へとロープを巻き付ける。事前にハヤトが細工を施していたので、スムーズにロープを締めることができた。
 噛みつきを封じられた魔獣へ更なる戒めを施さんと、ゲルトがエーテルを練る。彼が召喚するのは、マトリクス界に漂う存在(・・)。神々とも、霊とも呼ばれるそれの力を借りて敵の息の根を止めようと言うのだ。だが、顎を締め付けられて激しく暴れる魔獣の身体を、腕(・)は絡めとることができない。寝入っている最中を狙うか、四肢を拘束するぐらいのことはしないと上手くいかないのかもしれない。ゲルトの策は成功しなかったが、それでも噛みつきによる攻撃は封じることが出来た。ネーヴェの負担が減り、彼女が攻撃に参加できるようになったのは大きい。

「いい加減に、落ちろよ」
 食い込ませた刃に、更に力を籠める。カズマの掌に、魔獣の腱を断ち切るブチリという感触が伝わった。執念にも似た彼の攻撃が、実を結んだのだ。
「――え」
 だが、その勇気には代償をも伴った。攻撃に全力を注いで(集中して)いた分だけ、回避への動き出しが遅れる。尾の一撃をモロに受けたカズマは、大きく吹き飛ばされて壁へと叩きつけられる。空気と共に、血が霧となって喉の奥から押し出された。いよいよ回復を封じられた今、彼を即座に戦線へと復帰させる方法は――ない。

 アーシェルが、リリリリスが膝を衝く。リオの肩を借りてなんとか魔獣の間合いから脱出すると、二人は大きく息を吐いた。今は、サフィラとハヤトが必死になって敵の気を引いている。その後ろから、ネーヴェにキーゼ、ゲルトが全力で攻撃を加えていた。いつもは飄々とした、ハヤトの額にも汗が滲む。一撃貰えば、自分も。視界の端には、まだ動かないカズマの姿があった。
「まだ、動くのでございますか!?」
 魔法の矢を打ち尽くし、次いで光弾を放ったネーヴェの言葉にも、余裕が失われつつあった。友であるサフィラの動きを支援するように、目くらましを兼ねて派手に魔法の攻撃を降り注がせる。そんなサフィラの着地際を狙って、魔獣が爪を振り被った。
「おいッ――!」
「サフィさん!」
 声が上がった。もうダメか、とサフィラは目を固く瞑る。

 だが、予想された痛みは彼女へ訪れることは無かった。
「何とか、なりましたか」
 残心と共に、キーゼが息を吐く。彼の放った弓の一射が、今度こそ魔獣を仕留めたのだった。

●
「さぁ、調理致しましょう!」
 手当を受けて元気になったリリリリスが、音頭を取る。それに従うのはネーヴェだ。
「え、本当にワニ食べるの……?」
 そんな二人の様子を見て、サフィラは気が気でない。食用に値する魔獣は少なくないとはいえ……渋い顔の彼女に、アーシェルが笑いかけた。
「鰐、意外とうまいぞ? 食べてみて損は無いと思うが」
 実のとこサフィラが心配しているのはそこではない(ドM'sキッチンの出来栄えな)のだが、事情を知らないアーシェルがそれに気が付く筈もない。手際よく魔獣を解体すると、切りだされた大きな肉塊をシェフ(リリリリス)へと手渡す。

(この魔獣、下層から来たのかもしれませんね)
 調理に勤しむ授恵者らからは少し離れ、キーゼは洞窟の先と魔獣の死骸を交互に見遣る。今回はなんとか勝利を拾ったが、次はどうなるか。あるいは、このような特徴をもつ魔獣がいるということは、回復能力に長けた別種が存在するのか――? 彼の疑念は尽きない。さて、どうしようかと思索の海に耽りかけた彼の意識を、サフィラの叫び声が引き戻した。
「ぎにゃーッ!?」
 見れば、彼女は魔獣の肉と思しきステーキが盛られた皿を手に、ひっくり返って泡を吹いている。
「どうしたんですか、これ?」
「ワ肉ステーキ――\ですわ/」
 なぜか得意げに胸を逸らせるリリリリス。聞けば、魔獣の腕肉をおハーブ(香水)で漬け込んで香味を付け、ランタンオイルでカリっと香ばしくフランベした特製(メシマズLv.2)の肉料理を一口食べたらこうなったらしい。聞いているだけで目まいがするが、誰か止める者はいなかったのか。
 他の授恵者らは――と言うと、至極普通に作られたワニ肉料理に舌鼓を打っていた。洞窟産の珍味に気が取られ、リリリリスの行動に気が付くのが遅れたらしい。
「ヒール、しますか?」
 限界近くまで生命力を削られたサフィラにキーゼが問うと、カクリと彼女は力なく頷いた。

 いくつかの(・・・・・)想定外はあったものの、無事に洞窟を封鎖していた魔獣の討伐は成功した。今後は、更に奥への探索もギルドへと依頼されることだろう。皆の無事を確認して、リオも肩の荷が下りた表情で笑う。
「だから言ったろ? 俺に任せとけって」
 ハヤトの言葉通り、ルーキーたちは大きく成長している。更にその後を追うリオにとって、その背中は大きかった。

マスターコメント

シナリオへのご参加、お疲れさまでした。 状況の整理と得られた事前情報を踏まえたステータス対策については、ほぼ満点だったかと思います。その評価を踏まえ、一段階、シナリオ結果の評価を上げております。 策については上手くいったものもあり、十分に想定通りには機能しなかったものもあり。シナリオ難易度と、『単体攻撃・一体のみ』の敵であるという部分で個体としての魔獣の強さは限界近くまで盛っていたので皆さまのアテが外れた部分もあったのではないでしょうか。文字数の限り説明はさせていただいたつもりですので、今後の参考にご確認ください。 いずれにしても、依頼主のオーダーは成功し、洞窟の更に奥へと進むことが可能になりました。また遠くないうちに、次の関連シナリオをお出しできればと考えています。 最後になりましたが、ありがとうございました。
ショートシナリオR

ショートシナリオR難しい 報酬:標準8 / 4〜8人

2021年10月10日 22時22分13秒 公開

成功

相談掲示板

  1. リリリリス

    私(わたくし)、リリリリスですわ!! 回復ができないだなんて…これはとても良いシチュエー…んっ、んんっ!(咳払い) やっかいですわね!!えぇ、えぇとってもやっかいですわね!! とりあえず、私… ダイヤモンドシールドと言う、とても高貴さ溢れる名称のスキルも会得致しましたので… これで敵の攻撃を存分に楽し…受け耐えられると思いますので えぇ、攻撃はお任せいたしますわ。 攻撃はお任せ致しますわ。

  2. キーゼ

    さて、よろしくお願いします。 シューター、キャスターが不在、というのはありますが、そこそこ前のめりにバランスのいい布陣ですかね…魔法攻撃起点で装備を整えておきましょうか。 敵の情報的に一番気を付けるのは咆哮…よりも、【流血】【スリップ】ですかね。個人的に。 敵火力については、尾の一撃…恐らく尾の薙ぎ払いですか。これをヒーラーの通常装備であるリオ氏が耐えきれる程、となれば。少なくとも尾については危険域の火力ではない。 質量差に加え強烈な一撃とある爪も防御に秀でたウォーリアの方なら恐らく堪え切れるでしょう。 ただ、そこに【流血】【スリップ】が蓄積すると、想定以上に消耗が激しくなります。 幸い体力回復が縛られているだけですから、ここは付与されたら早急な回復が必要でしょうね。 幸い硬さに定評のあるウォーリア二名や、そこそこ付き合いの長いハヤト氏サフィラ氏もいますからね。 取りうる戦術の骨子については、スタンダードに ●ウォーリア2名がスイッチしつつヘイト取り ●シーフを遊撃主体とし、薙ぎ払いを警戒しつつ分散し攻め ●残りは遊撃・支援など分散 ぐらいでしょうか。 とりあえず僕は、可能な限り抵抗を高めて対処できるかどうかは試してみます。幸い、元の耐久は最低限は確保できていますから。 >咆哮 ”生臭い匂いと空気の波”とありますからね…ここが突破の糸口になる気もしますが。

  3. キーゼ

    さて、それと確認事項が一つ リオ氏、今回は宜しくお願いします。 Q1:前回の討伐も参加していたとのことですが、その時は坑道内の光源はどう対処していたでしょうか?

  4. リオ・アリスタ

    Q1:前回は参加者全員が手元の光源には『夜煌石の首飾り』を、敵付近の光量確保には前衛ウォーリアさんに『エンライト』を掛けていたかな?円形ドームの近辺ぐらいまではルートが取れてるし、共有のたいまつやランタンも設置できているから途中の道中は心配いらないよ。ほとんどクリーパーや魔獣もいないから、円形ドームに着いた後のことだけ考えてくれれば大丈夫!

  5. ネーヴェ・グラヌローザ

    ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。皆様どうぞ宜しくお願い致します。 キーゼさんは戦術の骨子をご提案頂きありがとうございます。基本の流れは仰る内容で宜しいかと存じます。 私個人も一番厄介なのは【流血】【スリップ】だと感じます。 一回のダメージ量は少なくとも、蓄積していけばやがて他の攻撃とも合わせ致死量に至るでしょう。速やかな回復が望まれます。 ただ、一点気になるのが、咆哮の「スキル使用禁止:アクティブスキル(回復系統のみ)」でして…… 解呪系も回復系統に含まれるのですが、こちらは対象外となるのか念のため確認をしたいです。 続く説明に「生命力を回復させるスキルに限る」とありますので、恐らく大丈夫とは思うのですが。 特に問題無さそうであれば一枠は解呪を持ち込みます。 後の動きは悩んでいるのですが、今のところは輝刃で支援しながら攻撃の予定です。後は「招霊呪怨縛」を試してみたくも思っているのですが……この辺りは他の方の動きも見つつ調整致しますね。 >咆哮 匂いでしたら「超嗅覚」で察することは出来そうですが、具体的な対処法となると悩みますね……。 【質問】 リオ様、今回はどうぞ宜しくお願い致します。 Q2:咆哮の効果「スキル使用禁止:アクティブスキル(回復系統のみ)」ですが、こちら「解呪」「聖別」「サルベーション」は除外と考えて差し支えないでしょうか?

  6. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! キーゼは作戦案あんがとな! 俺もその方針で良いと思うぜ! っつーわけだから、俺は鰐の背後に回り込んでのタコ殴りに専念する感じで行くぜ!!

  7. ゲルト

    ヒーラーのゲルトだ、今回はよろしく。 回復が実質封じられている状態だから、持って行くスキルはBS解除と能力強化系にしてサポートに回る事にするよ。 >咆哮 スキル発動に必要なのが呼吸なのだとしたら、神霊達の腕で窒息させる事が出来れば一時的に回復封じを解除出来るんじゃないかと思ってるんだけど、付与判定がきっついんだよな…。 あと質問だな。 Q3 虚栄の獣の咆哮は毎ラウンドのセットアップで行っているという認識で良いのか? それと【スキル使用禁止:アクティブスキル(回復系統のみ)】の持続ターンはどのくらいなのかも知りたい。

  8. リリリリス

    …臭い、と言う事でしたら 私、秘蔵の香水がございますわよ!(ずらぁと並ぶ香水瓶)

  9. アーシェル・G・クライン

    ウォーリアのアーシェルだ。 よろしく頼む。 キーゼは作戦案を挙げてくれてありがとな。 異論はねぇからそちらに合わせて動きを考えてみるぜ。 >役割 リリリリスと壁役だな。 ヘイトを集めながらスイッチするのも了解だ。 ……リリリリスは攻撃を食らう度に変な声を出すんじゃねぇぞ( >スキル 防御を上げる重点硬化を2つ、単体攻撃の強打3、後は付与値が高くねぇが物理防御低下か行動阻害のスキルのどちらかを持っていこうと思ってる。 リリリリスがダイアモンドシールドで守りを高めるなら、俺はカウンタースキルのリヴェンジマインドでダメージを与えるようにするな。 >咆哮対策 臭いを吸い込まねぇようにするのと空気の波に触れるのの両方を防がねぇと方向の効果を食らっちまうって認識だった。 間違ってたら悪ぃな。 臭いも空気の波をまとめて吹きとばせそうなスキルを持っていたら良かったんだが、そちらでは役立てなさそうだ。 呼吸させねぇのがいいなら、兆候に合わせてドラゴンチャリオッツでかち上げて口を閉じさせてみるか?

  10. キーゼ

    リオ氏は回答感謝を。 現地でもよろしくお願いします。 >戦場 さて、光源必須なのは確定しましたね、ひとまず僕は暗視でどうにかなりますが… 全員が全員準備は難しいですしね。誰がどこにいる、というのを把握する意味でも首飾りは必須かもしれません。 敵の探知がもともと坑道の暗闇にいた可能性を考えれば、視力よりも聴力、嗅覚、エーテルなどの可能性もありますし。今回に関しては、明かりはメリットを生むにしろデメリットはなさそうですね。 >咆哮 セットアップフェイズですので、妨害できるかどうか、が中々判断しにくいですね… ダメもとで耳栓とか試してみますか? 匂い、となると…何かしらのフェロモンか何かがこちらのエーテルの循環を阻害してるのか…なんらかの器官なり手掛かりがあればそこを潰す、という手もありえそうですが。 後は、可能な限り喉や口内を狙うようにするか、ですか…弓持ちで行きますから、僕が狙ってみますかね。 恐らくあちらも何度か繰り返せば警戒してくるでしょうが、その分他の注意が散漫になるでしょうし。 >作戦 アーシェル氏とリリリリス氏にフロントをスイッチで頼むとして… 切り替えは ・執着やタゲ取りが外れる が基本ですかね。 執着も100%ではないでしょうし、敵の頭が回れば他を狙う可能性もある。 一人に負担を増すよりも二人でうまく切り替えて頂いた方が無難でしょう。

  11. ネーヴェ・グラヌローザ

    >咆哮 「洞窟内に反響する」ことで射程が広がってますから、音の可能性も捨て切れませんね。ダメ元で耳栓もありだと思います。 そもそも口を開かせない、という意味で、ドラゴンチャリオッツで口を閉じたり、口腔狙いで攻撃するのも宜しいかと存じます。ただセットアップですから、最初のラウンドで防ぐのは難しそうですね。 神霊達の腕で窒息を狙うのも面白そうですわ。アクセサリーで付与をどれくらい補えば良いのか、そこが悩みどころですが……。 後はリオ様の回答待ちですね。ラウンド毎のセットアップで咆哮を行っているのか否か、で対処法も違ってきそうです。 臭いも空気の波もまとめて飛ばせそうなスキル……例えば豪風など、でしょうか。 ですが魔法は確か、今は特に属性が無いのでしたか。これで吹き飛ばすのは難しそうですわね。 >光源 私は暗視を所持しておりませんので、代わりにエンライトを持って行くつもりです。

  12. リリリリス

    >キーゼ様 なるほど、つまり私とクライン様の二人で円舞曲(ワルツ)をすれば良いと言う事ですわね!えぇ、えぇ、私。こう見えてもそう言うのは得意ですのよ!(どやぁ) >光源 そう言えば、ついさっき調理器具で持ち歩いていたランタンがココにありますわね… 中の油を補充しておきましょう……(…樹液でも大丈夫かしら…) >クライン様 わ、わたくしがいつそのようなこえをだしたのでしょうか!(おほほ) えぇ、えぇ、そのような事はありませんわ!ありませんわ!!(そわそわ) 何も楽しみ…いえ、楽しみだなんてそんな。 あら、では私も一つ質問を…そう、ちょっと先日の新地開拓で気になったモノですから… >質問 (ワニを)食べてもいいのでしょうか?

  13. リオ・アリスタ

    A2:その認識で構わないよ! A3:特別な事情が無い限りは、魔獣のターンが開始するセットアップに対して毎ラウンド使用してくるよ。【スキル使用禁止】は強度の設定は無いバッドステータスだったね。付与性能は非常に強いよ。抵抗が低ければ、それこそ10ラウンドぐらい自然回復しないかも? A4:たべ――食べる!? うん……一応、お肉ではあるから食べることは出来ると思うよ? 何しろ初見の魔獣だから、味とかその後とかはちょっと保証できないけど……

  14. ネーヴェ・グラヌローザ

    リオ様、ご回答ありがとうございました。 現地でもどうぞ宜しくお願い致します。 10ラウンドは長いですね……。 スキル使用禁止もBSであるなら回復可能、回復直後と次ラウンドは同じBSには掛からない筈ですから、一瞬の隙をついて回復魔法を扱うことも一応出来る、と言うことでしょうか。 勿論、それまで耐え切れば、という前提になりますが……もしも味方の抵抗を最大に高めて、解呪からのヒーリングオーラが出来れば、より長く耐えられそうです。 リオ様の抵抗が如何程のものか分からないので、もし試すなら味方相手の方が良さそうな気は致します。 特性スキルはサルベーションオールを持つことに致します。ブルーフレアが取れない為、もう一枠はヴァローの予定です。 リリリリス様は召し上がるおつもりなんですの……? ワニ肉は淡白で食べ易いとは聞きますが、いえ、ですが、なかなかチャレンジャーですわね。必要あらばお手伝い致しますわ。←

  15. サフィラ・アズラク・ヴォルファング

    にゃ!シーフのサフィラだよっ!みんなよろしくねっ…て知ってる人ばっかりだ! キーゼは作戦の提案ありがとー! あたしもその案でいいと思うよー! 遊撃で動くとなると、タナトスバイトよりトリプルファングとかの方がいいかなぁ?(かくり) >光源 にゃ!あたしは【暗視】持ってくけど 光源が必要な子がいたら持ってくよー? >ワニ肉 えっ、食べるの…?あれを…? うーん…なんか臭そうだから臭い消しのハーブとかあればいける…かなぁ?

  16. ゲルト

    回答ありがとう、最長10ラウンド続くのか…。 抵抗値が高ければその分早く解除されるし、それに上手く合わせれば回復スキルを使う事もまあ可能という事か。 >持って行くスキル 視界確保には暗視を使う。 それで「神霊達の腕」を試す為に付与を出来る限り上げる装備構成にした結果、攻撃面がすごく下がってしまってヒールの威力も心許なく…。 だからHP回復スキル持ち込みは誰かに任せたいんだけど良いかな?

  17. キーゼ

    >BS処理 ここが致命的な勘違いが発生していますね。 毎ラウンドのセットアップ時に付与されるということは、時間がたてばたつほど重複して付与されていきます。 【回復禁止】(1)、【回復禁止】(2)、【回復禁止】(3)…という感じです。 ※()内数字は付与されたラウンド ここでリオ氏のあげる”10ラウンドぐらい自然回復しない”というのは、(1)に対してのものだけです。 例えば、10ラウンド目のセットアップに自然回復、となると。 その間(1)~(9)のうち、回復するのは(1)だけで、(2)~(9)は残ります。その後順次自然回復していけば、常に(9)までは自然回復での抵抗により付与は免れますが…回復できない限り、実質20ラウンド目近くまで回復は行使できない状態が続きますよ? また、このシステム上 1.1ラウンド目の付与を解除、以降も奇数ラウンドごとの付与を全て解除 2.抵抗を高めて最新の付与されたものまで含めて【全解除】にて消す この二つのどちらかを満たさないと、咆哮のある限り回復は無理です。 そういう点では”解除に合わせてスキルを使う”というのは全解除で全て消さない限りは実質不可能ですかね。 >解呪 上記の性質上、【流血】【スリップ】については普通の解呪などでどうにかなりますが…回復禁止に解呪は無駄うちに近いかと。 >神霊達の腕 メタ視点での読みになりますが、弱点の一つとして敵抵抗を極端に下げている、というのであれば通用する目はあります。 しかしあれ、判定上、プレ補正を加味しない場合、こちらの付与値が(PC付与値ー34)になるので、かなり厳しめなんですよね…強力すぎる分。

  18. ネーヴェ・グラヌローザ

    >BS処理 なるほど、そのような仕組みでしたのね……ご指摘と詳細な解説をありがとうございます、勉強になりますわ。 と言うことは、要項2を満たせるサルベーションオールは有効、但し抵抗を高める前提が必要、ということになりますわね。そうなりますと、回復目当てでリオ様相手に施すのは些か博打要素が強過ぎましょうか。 ダメ元で試してみたい気もしておりますが……もし駄目だった場合、ヒーリングオーラが死にスキルと化してしまうのは悩ましいですね……。 他の方の枠を潰してしまうかもしれないのは少々忍びなく、試すなら自分の枠で、とは思っておりますが、装備との兼ね合いを考えると現状厳しそうで……元々回復縛りの依頼でしたし、最初から回復は無いものと考えた方が良さそうな気が致しますね。

  19. リリリリス

    >アリスタ様 …えぇ、えぇ…ご返答頂き、感謝いたしますわ!これは腕が鳴りますわね。 >グラヌローザ様 あら、それはとても頼りになりますわね! 解体は食材の良さを保つ肝要な作業ですわ…流石に私もワニは初見でしたので… >〆る そうなのですわね!では、ワニが咆哮できない様に、キュッとしてしまえばよろしいかしら?? やっぱり〆るならなるべく早くするべきですわよね!鮮度は大事ですから! ひっくり返して器官あたりにグサっと刃物を刺したままにしておけば咆哮の息継ぎもとまるでしょうか?(そわそわ) お腹から喉のお肉は薄い様ですし!お腹から喉のお肉は薄い様ですし! あっ!(尻尾は食べるところが多そうなので)気を付けて当たりますわ! >サフィラ様 匂い消しのおハーブなら常備してますわ!(どやっ)

  20. ゲルト

    >BS そうなのか。なら解除された間を縫って回復とかは出来ないと考えた方が良さそうだな…。キーゼはありがとう。 神霊達の腕も実用は厳しいか…。他のスキルにしたのが良いな。

  21. キーゼ

    >ゲルト氏 試してみても良いとは思いますよ。 ただ、スキルの付与値がー14というなかなかユニークなことになっているので、運試しの側面もあり得るということだけ。 決まればかなり大きいですからね。 >口を縛る ワニ、という特性を備えていてくれるなら、ですが。 あれは確か、口を絞める力に対して口を開ける力はそこまで強くなかったはずです。だから、大体口を縛っているわけですからね。 シーフの機動力でもって狙うのは一つの手かと。とはいえ、引きちぎられる可能性もあり得ますが。 >流れ ひとまず復習の意味も込めて 1.ウォーリアは交代制で敵のヘイトを稼ぐ 2.シーフは基本遊撃をメイン 3.回復は期待しない 4.執着切れやタゲ外れの時の保険を備えておく 5.戦場は暗いので暗闇対策は必須 こうでしょうか。

  22. アーシェル・G・クライン

    間が空いちまって悪ぃな。 キーゼは再度の流れの纏めをありがとな。 3番にさらっと恐ろしい事が書いてあるが、了解だ。 可能な限り守りを固めてく。 >暗視 習得済みだからセットしてくな。 >ネーヴェ ああ、豪風なら臭いも空気の波もと思ったが、キャスターじゃねぇと使えねぇんだよな。 >前衛の立ち回り方 おう、リリリリスと二人で鰐野郎を倒すまで踏ん張ってみせる。 確かに100%とは言い切れねぇが執着付与出来るようにシーザーロア2を持ってくな。 >リリリリス 最後までワルツを踊りきれるように気合い入れてこうぜ。 嬉しそうな声を聞いたのは、確かモグラ達から畑を守り抜く依頼だったな( 平時なら気になるが戦闘中は集中するから隣から聞こえてきても問題ない。 その声が聞こえている内はリリリリスが危険な状態じゃねぇって事だしな。 >鰐肉 ぜひ食ってみたい。 鶏肉みてぇな味がするって聞いた事があるし、いけんだろ。 >咆哮対策 香水も耳栓もゲルトの神霊達の腕も腔内や喉を狙うのも、試せるものは何でも試してみるのに賛成だ。 喉を狙うのは俺もやってみるな。 トラゴンチャリオットでのかち上げだが、シーザーロア2を持っていくと厳しそうだ。 強靭2を外す手も有るが耐久がガタ落ちして壁役として力不足になりそうだしな。 言い出したのに役立てなくてすまない。

  23. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    キーゼは作戦あんがとな! 俺は暗視で暗闇対策して隙があれば鰐の口をロープで縛れねぇか試してみんな! 後は攻撃喰らわなぇように避けながらザクザク削ってくぜ! それと、鰐肉は意外と美味ぇからこの魔獣もイケんじゃねーか?

  24. リリリリス

    >クライン様 …そ、そんなこともあったような気がしなくもありませんわね!? おほほ。 えぇ、えぇ、私ですから。 そう簡単に屈したりはしませんわ!!(どやぁ(あふれでるかりすまかん) >ヴォルファング様 えぇ、えぇ、鰐は美味しいんですのよ…素材と部位にぴったりの調理法も網羅しておりますので、私にお任せくださいな!(どやぁ(あふれでるかりすまかん)

  25. アーシェル・G・クライン

    >ハヤト リリリリスや俺に鰐の注意が向いてる隙に口をぐるぐる巻きにしちまってくれ。 必要なら下から突き上げるように攻撃してロープを巻きやすくするか? タイミングはアイコンタクトでいけると思う。 >リリリリス (屈しない=倒れない=悩ましい声を出し続けるって事だな……と思いつつも口にせずに) ああ、お前が倒れたら2枚壁じゃなくなっちまうからな。 頼りにさせてもらうぜ。 >スキル 物理防御低下か行動阻害のバステ攻撃を持っていこうと思ってたが、付与値にマイナスがかかって心許ねぇからスリップ効果のある毒撃3にしてくな。 通れば30の継続ダメージが期待出来る。 >リオ 見落としてたら悪ぃんだが、リオにはどんな風に動いてもらう? 回復スキルが封じられたら輝甲2と堅甲2でサポートに回ってもらう感じだろうか。

  26. サフィラ・アズラク・ヴォルファング

    (リリリリスに任せて大丈夫かなぁという顔) ほぇ、ワニの口って開ける力弱いんだねっ ならあたしもロープ持ってってワニの口縛りチャレンジしてみよっかな!

  27. ネーヴェ・グラヌローザ

    >リオ様 左様にございますね……サポートに回って頂くのが無難かと存じます。 私個人の動きとしては、回復スキル使用不可BSが解除可能かどうか試してみたく、最初の方はキーゼさんと組んで動く予定になっております。 後は解呪の合間を縫って魔法攻撃を行いますね。 本日夜更け、いよいよ出発に御座いますね。現地ではお互い尽力して参りましょう。

  28. カズマ クレセントブラッド

    ……あれ?俺あいさつしたっけ??? やべぇ、忘れてたかも カズマだ、よろしくな とりあえず流れに沿って遊撃で動くぜ!

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0