【FF】青年はシュガーにご執心
北織 翼
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シナリオID:1434
オープニング
この日、エラトゥーン都市同盟に属する小さな町、エルタ・リコは収穫祭に賑わっていた。
(これが収穫祭ってやつか……ファーツとは大違いだ)
立ち並ぶ露店、商人たちの活気溢れる掛け声……フェリクス・グレネマイアーは初めて来たこの地で目の当たりにする喧騒に好奇心を掻き立てられる。
露店に並ぶ品々、行き交う人々の奇抜な格好……珍しいものばかりでフェリクスは目移りしてばかりだった。
ファーツも一応都市同盟内の村であり、実りの秋には一年の収穫を感謝し次の年の豊作を願う収穫祭が毎年行われるが、時が止まったかのようにのんびりと一日が過ぎていくファーツではここまで賑やかな収穫祭を見たことは一度もない。
(大人の俺でさえこんなに浮かれちまうんだ、村の子供たちがこれを見たらどんなに面白がるだろうな……)
「……今度来る時は連れてきてやるか」
ひとり微笑みながら、フェリクスはこの町で冒険者ギルドの業務を担う宿『女神の賽子亭』に入った。
●
普段のフェリクスは、ファーツの村長が村の平穏を守るために私財を投げ打って結成した私設兵団の団長を任されている。
時折村内の人里に現れる魔物やクリーパーを非授恵者である仲間たちとともに撃退するのが彼の本業なのだが、最近になって村長は何かとフェリクスを村の外に出すようになった。
村長が言うには、どうも以前に比べて村に出没する魔物やクリーパーが増えているような気がするとか。
そういった状況の中村人たちを守り続けるには兵団員の強化は必要不可欠なのだが、フェリクスは村でただ一人の授恵者であり、村の中にいてばかりでは彼の力が伸びないと判断した村長は、フェリクスに冒険者として登録させ、村の外で冒険者をしている多くの授恵者たちと様々な依頼をこなすという「武者修行」をさせることにしたのだ。
村のため、兵団のため、そして自身のために冒険者稼業を始めたフェリクスは、宿の女主人にもらったクッキーを食べつつ掲示板に貼り出された依頼に目を通す。
「妖精の住まう土地でオバケ退治か……この内容なら、今の俺でも役に立てそうだな」
依頼の内容や標準的な報酬が支払われるというところまでは淡々と読み進めたフェリクスだったが、その下に小さく書かれた但し書きに彼の目は釘付けになった。
「さ、砂糖……だと!?」
何と、報酬額の下には「ただし、本依頼については希望すれば砂糖現物を報酬として受け取ることも可能」という但し書きがあったのだ。
砂糖が希少で高価な甘味料だということは知識として知っているが、フェリクスは村で生まれ育ってこのかた、実物を一度も拝んだことはない。
(前に、海で砂糖を使った菓子を冒険者にもらった子はいたが……ファーツの殆どの子は恐らく砂糖なんか口にしたことさえない筈だ。俺だって……)
フェリクスは食べかけのクッキーをまじまじと見つめる。
(……たぶん、今初めて砂糖入りの菓子食べてるよな)
冒険者として村の外に足を踏み出すようになってから、フェリクスの中の郷土愛は一層強くなっていた。
美しい物を見れば村人たちにも見せたいと願い、優しい人の世話になれば村人にも紹介したいと思い、美味しい物を食べれば村人たちにも食べさせたいと胸が疼く。
どうにも上手く扱えないけれども可愛らしくてしょうがない村の子供たちの顔を思い浮かべながら、
「せめて収穫祭の時期くらい、あいつらに甘くて美味い菓子を食べさせてやりたいな……」
とフェリクスが呟いた時。
「テリーズ・トラ・トリュース!」
「うわあっ!?」
耳の側で突然甲高い声がして、フェリクスは思わず片耳を塞いで後退った。
きょろきょろと辺りを見回し、小さな小さな声の主に気付くまでほんの少し時間が掛かったが、それが妖精だと分かると早速話しかける。
「やあ、俺は冒険者のフェリクス。お前は……妖精だよな? もしかして、お前んとこの住処にも出てるのか? その、『オバケ』って奴が」
妖精は首を傾げつつも、
「おばけ、きた~」
と答えた。
土地のオバケが怖いのか、何となく元気のない返事にフェリクスの胸がちくりと痛んだ。
「故郷を踏み荒らされるってのは気分のいいもんじゃないよな。俺にも大事な故郷があるから、何となく分かる。よしっ、いっちょお前んとこのオバケを退治しに行こうか!」
「おばけ きらい~ たいじ~」
妖精はフェリクスの肩に乗る。
おばけが出るという土地までの道案内をするつもりなのだろう。
更に、もう一体の妖精が
「たいじ~ たいじ いく~」
と、志を同じくする冒険者たちを連れてくる。
かくして、フェリクスは妖精の住まう土地での「オバケ退治」に冒険者たちとともに挑むことになった。
解説
マスターより
リプレイ
「ここが現場か……」
住処に帰る妖精を道案内代わりにして森に入った冒険者たちは、ぐるりと周囲を見回す。
(フィルエス大森林とはまた違った森ですが、やはり周囲に木々があると落ち着きますね)
リディリディ・トゥラ・イェレミースは深呼吸した。
やはり自然はいい。住み慣れた森を思い出させ、何となく心を満たしてくれる。
一見自然豊かで美しい森。しかし……。
「何だか、森が弱ってます」
植物の声なき声とでも言うべきだろうか、トーラには森の植物たちの状態が手に取るように分かり、彼女の胸は痛んだ。
「妖精たちのためにも、速やかにオバケを排除しよう! フェリクス、同じウォーリア同士よろしくな!」
アルバス・ロウルがフェリクス・グレネマイアーの肩を叩く。
アルバスの陽気さが自分の波長に合うのか、フェリクスは快活な笑みを見せた。
「よろしく、アルバス! そうだな、一気呵成にバシッと行くか!」
盛り上がりを見せるアルバスとフェリクスの傍では、ルルト・アーキスが浮遊する妖精に声を掛けていた。
「おばけ~ たいじ~ いっくぞ~!」
妖精たちに合わせた簡単な言葉でルルトがそう言いながら拳を突き上げると、妖精たちも
「たいじ~ たいじ~」
と先に進む。
「それにしましても、お住まいにおばけなんて……あの様子だと、さぞお困りなのでしょうね。安心して住めますように、おばけ退治を致しませんと」
ネーヴェ・グラヌローザは、穏やかな物腰ながらも秘めたる戦意高らかに妖精の背中を追った。
森に入って歩くこと暫く。
「妖精さんとファーツの村の子供たちのためにも、オバケを退治しないと……っと、あっちの方向にいるみたいです」
植物が感じる「生命の危機」を察知したトーラが、その方角を指してエーテルの波動を走らせた。
「これは……恐らくクリーパーですが、かなりの数です。あの数のクリーパーに歩き回られたら、森のエーテルに影響が出るのも当然です」
「数ってどれくらいだ?」
アルバスが問うと、トーラは、
「言っちゃっていいですか? ……軽く十体は超えてるみたいです」
とその数のえげつなさに眉間に皺を寄せる。
すると、途端に妖精たちが、
「オバケ~ オバケ~」
と散り散りになり、冒険者たちは表情を引き締めた。
●オバケは此処だ
警戒しながら進むと、離れた位置からでも「オバケ」の姿が確認出来るまでになり……それを見た一同の血の気が引く。
「よ、妖精さんをいじめるお化けは……ゆ、許さないのでし……って、ひぃぃ! お化けぇぇええ!!!」
ララノアは声を裏返させながらネーヴェにしがみついた。
「うぇえ、うぇぇえんっ」
「よしよし、よしよし……大丈夫ですよ、あれはクリーパーですから倒せますわ」
ネーヴェはララノアの頭を撫でて落ち着かせる。
「オバケ……ええ、あれは『オバケ』にカウントして良さそうです」
(私の中にも啓示が出ています、「あの見た目で害虫じゃないとか無理でしょ」と)
フリーダ=ブロムヴィストはやっとのことでその一言を口にした。
それくらい……気持ち悪い。
トゲトゲの異様に長い八本の足、ぐりんぐりんと回転する頭、鼻はまるでストローで、全体的に巨大蜘蛛のようで蜘蛛より遥かに……気持ち悪い。
「ク、ク、クモなんて聞いてないんだよ!」
ルルトの全身が粟立つ。
「ああ、俺もあんな気持ち悪いの初めて見た……最初から訳分かんない外見ならクリーパーってことで吹っ切れるんだけど、なまじ蜘蛛に似てるから余計に気持ち悪いんだよな……」
フェリクスの頬も引きつった。
「オバケと言うより……俺にはモンスターに見えるな。特段虫が苦手なわけではないが……あの数だとさすがに、な」
さすがのアルバスも陽気さに陰りが見える。
その時……。
「ええと、こういう時の掛け声は、ヤー! ……で、よろしいのでしょうか」
ネーヴェからの唐突な提案。
冒険者たちは驚きから一瞬固まったが、
「おおっ、相手がアレだし、そういうのは大事だよな! ヤー! でいいんじゃないか?」
とアルバスが賛成すれば、その場の雰囲気は一気に「ヤー!」と活気づく。
「害虫を放置する訳にはいきませんしね。これ以上森を荒らされないようにここで確実に仕留めていきましょう」
「そうそう、気持ち悪くて思わず引いちゃったけど、仕事はしっかり、だよね!」
フリーダとルルトは頷き合い、
「……気持ち悪い怖い、気持ち悪い怖い、気持ち悪……けけっ、けど、よ、妖精さんはお、おおお守りしなきゃ!!」
ララノアはネーヴェの腕の中で必死に己を鼓舞した。
「では、よろしければ皆様ご一緒に。さあ、フェリクス様も」
相変わらずララノアをよしよししながらネーヴェが促すと、フェリクス含め冒険者たちは軽く円陣を組む。
「皆、痛快爽快に張り切って行こう!」
「「「ヤー!」」」
「えっおーー!」
うっかりいつもの調子で気合を発したララノアは、掛け声が噛み合わなかったことに赤面しながら
「……違った、ヤー!」
と慌てて言い直した。
●さあ、オバケ退治の時間だ・前
「数が多いですから、討ち洩らしがないよう端から退治していきましょう」
探知用に行き渡らせたエーテルの力で敵の位置をある程度把握したトーラが手でその方向を示すと、ララノアとネーヴェが示された辺りを重点的に五感フル活用で俯瞰し、
「クリーパーは皆同じ形状ですが、群れている、連係しているといった動きではございません。ただ、結果として同じ目的で動いているので幾つかの集団を形成し接近していると見受けられます」
「あっ、向こうも私たちに気付いたみたいでしっ。特に正面方向はけっこう素早く距離を縮めてきてるでし!」
と仲間に伝達する。
「フェリクス様、確か普段は兵団を率いていると聞きましたが」
剣を抜いたフリーダがフェリクスに声を掛けた。
「ん? ああ、村では大体十人くらいで魔物やクリーパーを退治してるけど……」
「では、後方から全体を見て指揮を執ることも?」
「相手と状況にもよるが、そういう時もあるな」
「今回、それをお願い出来ますか? フェリクス様は普段から複数の仲間と連係することに慣れている様子。しかも今回は相手の数を考えると、後衛からの支援は重要です。そこを叩かれると私たちとしてはまずい……万一に備えて接近戦に慣れたウォーリアを後衛に残しておきたいと思うのですが」
敵の姿がだんだん大きくなってきた。狭まる距離が衝突の開始を知らせている。
フリーダの進言がかなり有効な策であることと、現状あれこれと考えている時間がないことはフェリクスにも分かった。
すると、ルルトも、
「フェリクス、連係第一で皆で頑張ろうね。ボクは皆を援護するから少し下がるよ」
と手短に伝え、シロを連れて下がる。
「分かった。後ろは任せてくれ」
フェリクスの迷いのない返事に、フリーダは安堵の頷きを見せた。
「ここまでの移動速度を考えると、敵はかなり素早いようですね……」
まずはトーラが持ち前の機動力を生かした動きで前に出る。
クリーパーは複数でトーラの進路を塞ぐようにして立ちはだかり、早速長い足を振り出してきたが、トーラは瞬時に加速してそれを躱すと、左右の得物で二刀流による三段連撃を繰り出した。
手始めの三閃、どこまで蜘蛛を裂いたかと一瞥くれると、足が一本使い物にならなくなっている。
(八本のうちの一本ですか……痛快爽快どころか泥沼の持久戦に……なんてことにならないようにもうちょっと斬撃の入りやすい所を見つけければ)
「敵は体が硬いようだな……となると、どこか弱点を探さないと」
フェリクスは後方から周囲を確認しながら巨大蜘蛛に目を眇めた。
一方、魔弓を手に敵から距離を取ったルルトは、時折見える木の根や小石に躓くことなく上手く体のバランスを取りながら移動し、支援攻撃に有効な地点を探っていた。
(ふぅむ……敵の襲撃方向、数、配置諸々考えると、この辺りかな)
ルルトは仲間たちの斜め後方にやや小高くなった場所を見つけ、そこに陣取ると、早速弓を構える。
「シロ、奇襲を仕掛けそうな敵を見つけたらすぐに知らせてね」
何かと頼りになるシロに指示を出しつつ、ルルトはトーラの前にいる敵に鏃の先を合わせた。
前衛で接近戦をする者に比べれば、後衛で支援攻撃をするルルトには多少は敵を観察する余裕が生まれる。
(足は確かに硬かった……あのトゲトゲのせいかな? それから、背中も良く見ると装甲ばりに硬そうだよね。でも、はたして全身ガチガチであの素早い動きが出来るかな? どこかに弱点がある筈……生き物の弱点は頭と相場が決まってるし、とりあえずそっちを試してみようかな)
まずは一射。ルルトの矢は風の力を纏いぐんと加速して動けずにいる蜘蛛の頭を直撃した。
蜘蛛はその衝撃にふらつくものの、倒れはしない。
「ルルト、頭も効いてはいるみたいだが、常に隠れている場所を狙ってみるのも手だ。生き物ってのは、大抵弱い所を隠したがるだろ?」
フェリクスが周囲を警戒しながらルルトに声を掛ける。
「そっか、ありがと!」
(隠れてる所、か……よしっ)
ルルトは蜘蛛の腹に目を付けた。多足歩行の生き物は総じて腹を下にする。隠したがる「弱点」と見ておかしくない。
「皆、あのクリーパーは、外側に露出している部分はそれだけ防御に自信があるってことなんだと思う! あまり外側に出てない部分――胸とか、腹とか狙っていこう!」
フェリクスが後方から声を張り上げ伝えた戦術にフリーダは成程と頷くと、トーラの横を突破し迫り来るクリーパーに立ちはだかり剣を突きつけた。
「これ以上、この森で好きにはさせませんよ」
直後、敵に突きつけたフリーダの剣が光を纏い、長大な刃と化す。
思わず誰もが総毛立つ程の殺気が放たれ、フリーダの間合いに踏み込んだ蜘蛛らは生命の危機を感じたかそれ以上進めない。
フリーダが数体の巨大蜘蛛を凄まじい殺気で足止めしたところで、ララノアが
「怖くないもん、怖くないもん、怖くないもんっ!」
と剣を大上段に振りかぶり、一気に振り下ろした。
剣が纏っていた巨大な光塊が辺りを呑み込み、動きを止めていたクリーパーたちが耳障りな叫び声を上げる。
地の底から這い出てきた禍々しい何かを思わせる汚い重低音に、ララノアは引っ込んだ筈の涙を再び溢れさせた。
「やややっぱり怖いのでしゅぅぅーーッ!!」
しかも、蜘蛛たちは動けないながらもその場で大口を開け牙をぎらつかせ、ララノアに向けて液体のような何かを飛ばす。
「ひぇええっ!?」
ララノア自身は間一髪のところで避けたが、液体は剣先に僅かに付着、その部分だけ瞬時に錆びてぼろりと崩れた。
剣先が少々欠けただけで済んだのは不幸中の幸いだが、これで味を占めたのか蜘蛛たちは動けないながらも口を開け腐蝕液を飛ばし始める。
すると、
「吐瀉物を飛ばすとは何とお行儀の悪い……全く、怖い怖くない以前にあまり見ていて気持ちの良い相手ではございませんね」
と、心底嫌悪の情が籠もった一言と共に大量の光弾がネーヴェの手によって蜘蛛に頭上に降り注ぐ……否、叩き付けられると言った方が正しいかもしれない。
「カッチカチの体をしているようですが、たとえそうだとしましても魔法でしたら幾らか通る筈ですわ」
ネーヴェの推測どおり、蜘蛛の背中は然程傷付いていないながらもその動きは完全に深手を負ったそれに等しい。
「うぅっ、ネーヴェ様!」
(持つべきものはずっ友でしっ!!)
ララノアは目をキラキラさせながらネーヴェを見つめる。
「ララノアさん、液体がかかったのは剣先だけですか?」
「ええと……うげぇっ! 手にも付いてましたし! ききき気持ち悪いでしっ!」
ネーヴェに問われて初めて自身の手にも蜘蛛の吐瀉物が付着していたことに気付いたララノアだったが、何だか変な臭いがするだけで手に異変は起こっていない。
「……成程、あの液体は呪いや魔法的なものではなく、物理的に金属を腐食させるものなのかもしれませんね」
クリーパーとの戦いは順調に見えていたが、フェリクスの表情は険しい。
(……トーラの探知ではまだ他にも敵はいた筈だ)
フェリクスは蜘蛛たちの数や動きを不審に思い、前方のアルバスに視線を移す。
振り向いたアルバスも同様の疑念を抱いているのか、「何かおかしい」と言った調子でフェリクスに小首を傾げた。
(右に行くか? それとも左?)
(俺は左を攻める。あの草むらの辺り、どうも怪しい)
(分かった。俺は右を見ておく)
視線と簡単なジェスチャーで互いの動きを確認すると、アルバスはフリーダの左側にじりじりと回り込むように接近し、フェリクスは後方からフリーダの右側を警戒する。
そして、目を付けた草むらの前までアルバスが接近した時、事態が動いた。
アルバスの前で蜘蛛が数体草むらから飛び出すや否や口を開けたのだ。
万事休すと思いきや、
「変な液体が飛んでくるよ!」
と後方からルルトの警告が入る。
後方で敵の動きを観察していたルルトは、口を開けるとほぼ確実に腐蝕液が射出されることに気付いていたのだ。
「ったく、避けるのは得意じゃないんだがな!」
蜘蛛は液体を飛ばすが、ルルトの警告もありアルバスは液体の飛んでくる軌道を見切って躱し、大剣で素早く蜘蛛の足に一撃を入れる。
蜘蛛はなおもアルバスに棘だらけの足をぶつけようとするが、そこにルルトの矢が割り入ったために完全に目測を見誤り、空振りした。
一方、右側を警戒していたフェリクスも敵の襲撃を受けるが……。
「大丈夫です、リディリディさんの方に追い込みます!」
と、駆けつけたトーラが得物を振り回しクリーパーの眼前で薙ぎ払う。
クリーパーらはトーラの攻撃を躱しているようで、実は己らが牧羊犬に追い込まれている羊状態になっていることに気付いていない。
程なくしてリディリディが愛用の杖を掲げ、静かに下ろした。
「このような者たちの動きに翻弄されるわけにはいきません」
直後、リディリディが召喚した重力場が辺りを支配する。
蜘蛛たちはぎりりぎりりと歯を鳴らしリディリディを睨むが、その動きは明らかに鈍っていた。
「さあ、今のうちに」
「ありがとう、助かる!」
重力場の圧に負けるクリーパーを相手に、フェリクスは下段から剣を返し蜘蛛の腹部を全力で斬り上げる。
すると、今度は前方で凄まじい衝突音のようなものが響いた。
それは、とことんまで殺気をぶつけていたフリーダが強烈な一撃を繰り出した音だった。
●さあ、オバケ退治の時間だ・後
冒険者による序盤からの猛攻で巨大蜘蛛型クリーパーは痛手を被り、中には既に動きを止めた個体もいる。
しかし、その本能は撤退というものを知らない。
「さて、ここからが勝負です――フェリクス様?」
フリーダが後方を振り向くと、何故かフェリクスが蹲っている。
「……すまない、迂闊だった」
呻くようにそう言いながらようやく立ち上がったフェリクスは血まみれで、フリーダは血相を変えた。
恐らく、腹部を斬り上げた時に反射的に動いた蜘蛛の足が直撃したのだろう。
「あわわわわっ! フェリクス様が大変でしっ!」
ララノアが駆け寄りフェリクスを光球で癒したお陰で何とか動けるようにはなったが、その隙を突くかのように残りの蜘蛛が襲い掛かる。
「私が抑えます、その間に対処して下さい」
リディリディの前が収束したエーテルでみるみる明るくなり、やがてそれは動きの鈍ったクリーパーの前で爆発し凄まじい風を巻き起こした。
爆風に巨体を煽られ上半身を仰け反らせたクリーパーは苦し紛れにリディリティに液体を噴き出すが、風を纏った彼女には当たらない。
(上体が反った、今です!)
リディリディの起こした風で隙の生まれた蜘蛛の足下にフリーダが駆け込み剣を振り上げる。
高威力の一撃はバランスを崩した状態の蜘蛛の腹を深く裂いたが、斬撃の勢いでひっくり返された巨体の足は反射的に跳ね上がりフリーダを襲い、他の個体も好機とばかりに鈍足ながらもフリーダに接近した。
すると、アルバスが
「おいっ! 俺が相手をしてやる、まとめてかかってこい!」
と大声でクリーパーを挑発して呼び寄せる。
気味の悪い首がぐりん、とアルバスの方を向いた。
「相変わらず気持ち悪い動きだな……」
アルバスは緊張感を滲ませながらじりじりと軸足を前に出し大剣を構える。
この緊張は恐らく外見の気持ち悪さだけが理由ではない。
きっと、冒険者たちを殺す以外の選択肢を持たない短絡的知能やフェリクスやフリーダを一撃で負傷させるだけの殺傷力などに対する警戒心も相まってのことだろう。
(大丈夫だよアルバス、今チャンスを作るからね……)
後方でタイミングを見計らっていたルルトが弓の弦を引いた。
番えた矢の鏃は収束させたエーテルで眩く輝いている。
射られた矢は硬い装甲部の際、まさにギリギリ露呈している弱点に深く突き刺さり、途端に巨大蜘蛛は苦悶の呻きを上げ、その動きもこれまで以上に鈍くなった。
「今だよっ! アルバス、行けぇーっ!」
ルルトの矢、鈍ったクリーパー、そして何より友が切り拓いた一撃への道、進まなければ何とする。
気付いた時にはアルバスの足は地を蹴り腕は大剣を振りかぶっていた。
「ありがとな、ルルト!」
振り下ろされたアルバスの剛剣はまるで岩をも砕かんとする勢いでクリーパーの足を両断し、クリーパーは地響きのような悲鳴を上げその足を天高く上げた。
「今だ、腹が丸見えだぞ!」
アルバスがそう叫ぶや否や、駆け込んできたトーラが瞬時に三本の閃きを走らせる。
仰向けに倒れる蜘蛛は致命傷を負いそのまま動かなくなったが、今度は別の蜘蛛が跳躍してトーラに迫った。
同じ見た目の個体が地面で腹を剥き出しにして絶命しているというのに、その蜘蛛は構わず踏みつけトーラに牙を剥く。
仲間意識を持たないクリーパーらしいと言えばそれまでだが、いざ目の当たりにするとやはり嫌悪感は拭えない。
(まかり間違ってもああはなりたくないものです……)
トーラが腐蝕液を飛ばしてくる蜘蛛に意識を集中させ素早く避けると、ララノアはそれを見て安堵の息を吐き、
(そういえば、ボロッとなってしまった剣の先、元に戻るでしかね……)
と試しにエーテルを活性化させてみた……が。
「……ちーん、でし」
(ぴえん……)
剣先は腐食したままで、ララノアは切なさに目を潤ませる。
そんなララノアに、
「ララノアさん、先が少々欠けただけです、まだまだ刃渡りは十分ですよ」
とネーヴェがやや後方から励ましの声を送った。
やはり持つべきものはズッ友。
「はいっ! やってやるでしっ!」
零れそうになっていた涙を拭い、ララノアはクリーパーに攻め込んだ。
一方、ララノアの背を押したネーヴェはフリーダに癒しの光球を飛ばすと、
「皆様、もう一踏ん張りです」
と容赦なく光弾を雨霰の如く落とす。
決して味方を傷付けることのない光の驟雨がクリーパーを襲い、蜘蛛たちがそれを躱そうと躍起になっているところにララノアが滑り込んだ。
苦し紛れに撒き散らされる腐蝕液はネーヴェの元にも届くが、彼女は大きな水袋を紐で前面に括り付けた盾を突き出し何とか凌ぎ、その間にララノアは蜘蛛の腹の下まで到達すると
「ぶすーーっとやってやるのでし!」
と、全力で剣を突き刺す。
直後、悲鳴か怒号か判別出来ない程の凄まじい声を頭上から浴びせられたララノアは
「ひいぃっ!?」
と思わず尻餅を着いたが、蜘蛛は彼女の眼前で頭をぐるぐる回しながら倒れた。
(ああ、すごく痛そうでし……ちょっと悪いことしちゃったかなという気もするでし……)
ちょっとだけ……そう、ちょっとだけ可哀想な気がしたララノアだったが、さんざん森を蹂躙した挙げ句に口の端から腐蝕液を垂らしテカテカと照る腹の傷口からも体液を流して反っくり返っている巨大蜘蛛の姿はどう贔屓目に見ても気持ちの良いものではない。
「……でもやっぱ気持ち悪いでし」
一瞬湧いた同情心さえすぐに吹っ飛んでしまう程の醜悪さを見せつけたまま、蜘蛛は事切れた。
気付けばクリーパーの数は激減し、残すところあと僅かとなっていた。
「一気に畳み掛けますよ」
ネーヴェの光球で傷を癒したフリーダは、剣に大きな光塊を纏わせると全力で振るう。
クリーパーたちは長い足をがちゃがちゃと絡ませ堪えようとするが、豪快に振られた一閃にクリーパーたちは体勢を崩し、急所を露わにした。
「確実に撃破といきましょう!」
トーラの得物がキラリと光り、クリーパーの腹に描いたのはやはり鮮やかな三筋の斬閃。
耳鳴りがしそうな程の断末魔とともにクリーパーが地に沈むと、トーラの横をルルトの矢が射抜けていく。
通り過ぎる一陣の風。
(確実に――倒す!)
風を纏った矢は速度を上げながら最後に残る蜘蛛のどてっ腹目がけて飛び、深く突き刺さった。
●妖精はご満悦だ
アルバスは倒れているクリーパーに残心を示しながらその生死を確認し、確実に殲滅出来たことを確かめると、深く長い息を吐き出し剣を納めた。
「フェリクス様ー、お疲れ様でしたーっ」
「おっ、おう……お疲れ、ララノア! さて、新手はいないか……?」
ララノアの突撃に苦笑しつつも肉眼で周囲を警戒するフェリクスに、エーテルで探知を行うトーラと俯瞰状態で確認するネーヴェが穏やかな表情を見せる。
「大丈夫です、敵の接近は感じられません」
「不審な動きも敵影も見られませんよ」
ルルトも周囲を警戒しながら仲間たちに合流すると、ぽんとフェリクスの背中を叩いた。
「お疲れさま! もう大丈夫みたいだよ」
「そっか……良かった。俺はちょっと不甲斐なかったけど」
フェリクスはほっとした様子を見せながらも自身の動きを省みて頭を掻く。
すると、ルルトに続いてアルバスもフェリクスの背を叩いた。
「誰だってそんな時もある、だからこその仲間だ! とにかくお疲れ!」
「ありがとう。アルバスは、何て言うか……太陽みたいだな!」
「ははっ、そうか! 何となく自覚はある!」
「痛いっ、もうちょっと力抜けってアルバス!」
アルバスの豪快な平手を何度も背中に受け、フェリクスは思わず蹌踉めきながらも清々しい笑顔を見せる。
陽気な声が響いたからか、木の陰や草むらの中からふわふわと妖精が一人、二人……と姿を現し始めた。
「オバケ~ いない~」
「いない~」
辺りをキョロキョロと見回す妖精たちに、アルバスはニカッと笑う。
「安心してくれ、もう怖いものはいないぞ」
「そうだよ~ おばけ~ いない~ あんし~ん もうへいき~」
アルバスに続き、ルルトも妖精たちの語調に合わせて森の平和を取り戻したことを伝えた。
すると、妖精たちの声のトーンが一つ上がる。
「もり~ しずか~」
「へいき~ へいき~」
嬉しそうに飛び回る妖精たちにララノアのテンションはワントーンどころかツートーン以上は上がった。
「妖精さん、クッキー食べまし? 私、お友達になりたいのでし!」
ギルドで配られたクッキーを割って差し出すと、妖精たちは顔を見合わせながらもララノアに寄り添う。
そんな妖精にますます心を掴まれたララノアは、
「よ、妖精さん、一緒に遊んでもいいでしか? 私遊びたいでし!」
と、足元の花々で髪飾りや花冠を作り始めた。
ふわりと香る草花の匂いは、かつて暮らしていた森を彼女に思い出させる。
(森に来ると生き返ります……)
懐かしさに胸を一杯にさせながら、ララノアは妖精の髪にそっと花の髪飾りを挿した。
「おはな~ おはな~」
妖精はララノアの肩に座り頬をすり寄せる。
「むぎゃわわわっ、可愛いでしっ! ……あっ、こっちの花冠はネーヴェ様にでし!」
ララノアが頬をふにゃふにゃにしながらネーヴェの頭にふわっと花冠を載せると、ネーヴェは優雅に微笑んだ。
「まぁ、ありがとうございます。ふふっ、綺麗ですわね……宜しければ作り方を教えて頂いても?」
「もちろんでし!」
ララノアは妖精を肩に乗せたままネーヴェに花冠の作り方を手取足取り教える。
ララノアの教え方が上手いのか、ネーヴェが器用なのか、花冠は次々と出来上がり冒険者たちの頭上にポンポンと載せられていった。
「花冠なんて子供の頃以来だな」
フェリクスが微笑みながら何の気なしにアルバスの方を見ると、彼も紫の野花で出来た冠に照れ笑いを浮かべている。
アルバスの隣にいるルルトは白い花冠だが、よく見るとどうやらアルバスとは色違いで同じ花のようだった。
皆が花と妖精たちに囲まれ笑顔を咲かせている……ララノアはそれが何より嬉しい。
(ふふっ……楽しいのですっ!)
一方、リディリディは嬉しそうに飛び回る妖精たちを静かに見つめていた。
(愛らしい容姿でヒトを誘って沼に引きずり込もうとする悪質な類も妖精の中にはいると聞いたことがありますし、個人的にはあまり好きな種族ではありませんが……)
確かに妖精は人類に友好的だと言われる反面、敵対した場合は人類の命をも奪うと報告もされており、そうでなくても幻惑能力で旅人を迷わせることもある。
今回も、自分たちの生存圏を守るために人類を体良く利用しただけなのかもしれない。
だが、荒らされていた住処に平和が戻れば嬉しいのは、きっと妖精もヒトも同じだ。
(……今回の者たちは、恐らく大丈夫ですね)
リディリディは誰にともなくそっと微笑んだ。
「テリーズ・トラ・トリュース! 妖精さん、良かったですね! さあどうぞ」
トーラは懐から七色のチョコレートを取り出し妖精たちに差し出す。
「妖精さんたちはいつも森でどう過ごしているんでしょう? お砂糖を出せるならやっぱり甘い物が好きなのですか?」
トーラは目を輝かせながら妖精たちに話しかけるが、妖精たちは人類の言語を深くは理解出来ないらしく、
「もり~ しずか~」
「もり~ すき~」
「おさとう~ いっぱ~い」
と、めいめい好き勝手なことを言いながら飛び回った。
しかし、その小さな両手でトーラにもらったチョコレートを大事そうに抱え、ニコニコしながら齧り付く様を見ていると、トーラの心も温かくなる。
「ここも含めて、妖精さんがいる森はきっと豊かな森なんでしょうね。妖精さん、これからも森をお願いしますね?」
「もり~ だいじ~」
妖精たちはトーラに愛らしい笑顔を返した。
●良い収穫祭を
エルタ・リコに戻った冒険者たちは、早速『女神の賽子亭』に寄って依頼完遂の報告を行った。
報酬を現物の砂糖として受け取ったフェリクスは、近くのテーブルに着くとそっと袋の口を緩めて中を覗く。
「見た目は塩だな……」
思わず呟いた一言に、横で見ていたフリーダが苦笑した。
「砂糖ってこういうものですよ。砂糖が依頼報酬というのも随分太っ腹ですが、ただ、私が知っているのは普通の砂糖ですからね……妖精産の砂糖も見た目は一緒ですが、普通の砂糖と何か違う点があるのでしょうか?」
「なら、味見してみたらどうだ?」
フェリクスはフリーダに袋を差し出す。
「いや、でも砂糖は希少品ですから……」
「俺、普通の砂糖がどんな味か知らないんだ。ここで砂糖入りのクッキー食べたことあるくらいでさ。だから、ほら」
「では……」
一度は遠慮したものの、フェリクスに頼まれて袋の砂糖をひとつまみ口に入れたフリーダは、数秒の後微笑みながら首を傾げた。
「……砂糖です。それ以外の何物でもないですね。要するに、ちゃんと甘いです」
「そっか、これが砂糖か……」
フリーダの言葉を受けて、フェリクスは感慨深げに袋の中を見つめる。
「お砂糖、子供たちに喜んでもらえるといいですね!」
フェリクスの気持ちを察してトーラが声を掛け、更にアルバスが
「うん、砂糖か……ああ、きっと皆喜ぶ」
と朗らかに笑うと、フェリクスは二人に心底嬉しそうに頷いた。
「それ、そのまま子供たちへのお土産にするの?」
ルルトが問うと、フェリクスは嬉しさをそのまま顔に滲ませながら
「ああ。皆砂糖そのものを知らないから。その後は子供たちに砂糖入りのお菓子を振る舞ってやるんだ……って言っても、俺はお菓子作りは出来ないから村の幼馴染みにでも頼むつもりだけど」
と答える。
「そっか。ふふっ、きっと皆にこにこだね」
(フェリクスの気持ち、よく分かるな……ボクも家族の笑顔を見られたら嬉しいもん)
ルルトがフェリクスを微笑ましげに見つめていると、今度はリディリディが、
「私はあまり砂糖菓子を好みませんから、私の分も差し上げましょうか? 故郷に持って帰るのなら多いに越した事はありません」
とフェリクスに申し出た。
だが、フェリクスは両手をぶんぶんと振って、
「あっ、すまない、それは気持ちだけで!」
と断る。
それでも、フェリクスはリディリディの気持ちが嬉しい。
「今回の報酬はちゃんとゴールドで貰えるから、リディリディも受け取らなくちゃ。報酬が砂糖でしか支払われないっていうなら有り難く貰うとこだけど。でも、ありがとう……良かったら、今度村に遊びにでも来てくれよ。その気持ちにお礼をしたいから」
「お礼……ですか? では、その時はお肉奢って下さい」
「肉だな、分かった!」
フェリクスは日頃肉の味を自慢している村の酪農家の顔を思い浮かべながらリディリディに頷いた。
「今日は本当にありがとう。一緒に戦えて良かったよ。またな!」
ギルドを出たフェリクスは、冒険者たちに改めて礼を言うと、砂糖を抱えて故郷のファーツに向けて歩き出す。
「「良い収穫祭を!」」
アルバスとルルトが揃って声を上げ手を振ると、フェリクスも振り向いて手を振り返した。
「皆も、良い収穫祭を!」
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:標準7 / 4〜10人
2021年11月10日 06時03分36秒 公開
参加者
フリーダ=ブロムヴィスト
ルルト・アーキス
- イェレミース トゥラ リディリディ
トーラ
ララノア・グラヌローザ
ネーヴェ・グラヌローザ
アルバス・ロウル
相談掲示板
シーフのトーラです。よろしくお願いします! ファーツの村の子供たちと、妖精さんの為にもおばけを退治しないとですね。 今のところシーフはわたしだけですし、双波か捜波改での索敵をやろうと思います。 戦闘では前に出てもいいですけど、フェリクスさん含めてウォーリアの方が3人いるので、杖か弓を持って柔らかそうな胴体を狙うのも考えています。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 基本的な作戦としては前衛後衛に別れてどうにかする形で良さそうですね。 敵の数がそれなりに多い点、足が危険である点に気をつけて、 上手く相手をひっくり返した所を叩く形を取る事が出来ればベストでしょうか。
No.3
キャスターのリディリディです。 その・・・、よろしくお願いします。 えっと、蜘蛛のような小型のクリーパーが妖精の言うところの「おばけ」なのですね・・・。 数は十数体ということですし、私は後ろから対象識別有りの範囲魔法を放つだけでも良さそうでしょうか。 グレネマイアーさんは放っておいても問題ないということですけど・・・。 放っておきますか? 彼にも「武者修行」という目的があるようですし、こちらから指示を出さない方が良いかもしれませんね。
そういえば敵が多いんでしたね。範囲攻撃スキルにも限りがありますし、今回は回数制限のないトリプルファングと範囲攻撃で行きますね。 >ファーツさん いっそおばけ退治の指揮を執って貰うとか?
ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。 個体数の多さが厄介でしょうか。私も対象識別ありの魔法攻撃を持っておりますので、そちらで攻撃しつつ皆様の回復を行いたく思っております。 >フェリクス様 指揮を執って頂くのは面白いですわね。ご本人のやる気にも繋がりそうですわ。
シューターのルルト・アーキスだよ、よろしくね! んっと、敵の動きが素早いらしいから、今のところグラヴィティボルトや重射撃などで動きを鈍らせて、みんなの攻撃の支援ができるといいかなって思っているよ。 >フェリクス 具体的な行動は本人に任せて一緒に戦う感じでいいんじゃないかなって思ったよ。連携も大事だと思うから積極的に声掛けとかしてもいいんじゃないかなぁとも。 団長をしてるって事だし指揮を取ってもらうのも大丈夫そうだね。 …いきなりだと緊張しちゃうかな?
ウォーリアのアルバスだ。よろしく! 数の多さが厄介だな。 後ろに回り込まれそうになったらシザーロアで引き付けようか。 闘気槌での範囲攻撃で少しでも数を減らしていこうと思っている。 >フェリクス なるほど、指揮官か。 クリーパーとの戦闘経験がある団長ならば大丈夫そうだな。
お、おしょくなりましでっ ヒーラーの、ララノアでしっ(がばちょーっ ぇとぇと…なんだかとでも気持ち悪そうな敵さんでございましね…(ぅぇー わ、私も前に出た方がよいでしょうか…基本は盾役で… 後衛の皆様をお守りしつつ…闘気槌や衝撃波などで範囲攻撃をしていきまし… 撃ち漏らしを狙う形になるかと… フェリスク様は…指揮で構いませんでし… うまく采配して頂けたら嬉しいでしね(ほみゅ
【質問】もし回答していたけるなら(ぺこー 「武器防具の類を腐食させる液体」とありますが、こちらは解呪で対処することが可能ですか? しゅみましぇん、ふと気になりまして… 回答が可能な場合で構いませんので…よろしゅくお願いいたしましっ(がばちょー
No.10
グレネマイアーさんが私設兵団の団長をされているということでしたら、私も指揮を取って頂くのには吝かではありませんが・・・。 ただ、ファーツでしたか?その村ではグレネマイアーさんが唯一の授恵者であって、他の方たちは非授恵者です。 その点でかなり勝手が違うということは念頭に置いた方が良いかもしれません。 あと、私からグレネマイアーさんの件を言いだしておいて申し訳ないのですが、皆さんご周知のとおり今回の目的は“おばけ退治”です。 グレネマイアーさんの修練はおまけという形を取った方が良いのではと思っています。
そうですね。フェリスクスさんが了承するかも分かりませんし、オバケ退治のおまけということでいいと思います。
おっ、皆気合入ってるな! 俺はフェリクス、ウォーリアだ。 皆と一緒に戦えて心強いよ。皆のこと頼りにしてる、よろしくな! 俺はそれとなーく皆に合わせてそれとなーく立ち回るから、皆はそれぞれの持ち味を生かしてのびのびやってくれ。俺もその方が嬉しい。もちろん、俺に何か指示を出してくれても構わないよ! とにかく、住み慣れた場所を踏み荒らされて気分のイイ奴なんかいないし、生きる糧のエーテルまで奪うなんて言語道断だ。どうやらそのクリーパーに抗うすべを妖精たちは持ってないみたいだから、妖精たちのためにも俺たちで何とかしなくちゃな。 よーし!皆でガンガン行こうぜ!
君がフェリクスか。 今回はよろしくな! そうか、それとなーくで頼むとするよ。 そういうことなら、指揮云々は俺のプレには入れないでおこう。 出発間近になってしまったからもう見る人はいないだろうが、表明しておくよ。 それじゃあ、今から一緒に殴りに行こうか!(拳掲げ
フェリクスもよろしくね! うん、それとなーく、それとなーく、だね。 ボクも指揮の件はプレから外してあるんだよ。 出発は明日の朝、みんなで一緒にがんばろーね!
分かりました。 わたしもプレイング変更しますね!