【竜盤】誰がクリエスター山脈を荒らしたの
空色みなも
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シナリオID:1327
オープニング
帝国、また辺境都市群へとつながる交易地でもあり、ドワーフ愛飲の火酒の醸造地としても知られる都市マミダを中心としたこの地域は、ドワーフ王国の玄関口として知られていた。
しかし、そこにドワーフ王国の宿敵たる邪竜が襲撃を行った。普段ならある程度奪いつくせば消えていく邪竜だが、邪竜バイアーディスとアイオーンの二体は、彼らを頭とする種族混成軍メルトウォールと共に包囲網を敷き、陥落させた都市を支配下に置くといった行動に出たのだ。
今までにない攻勢に対して大きな対抗策を持ち合わせていないマミダ各地域の都市群は、それでも命の為に、仲間の為に、家族の為に、明日の為に。
絶望の中にあっても防衛と抵抗を試みるのであった。
●
「知恵ある存在は本来、全て対等であるべき……そうは思いませんか、皆さん」
そう語ったのは、女の声だった。
声の主はスカーフを巻いて顔を隠していたが、その声質から性別は窺い知ることができた。
女性であるにしても、ヒューマンにしては背丈が低い。
子供――というわけでもないだろう。
ヒューマンに比べ、身長が伸びない種族――ここがドワーフ王国の一都市であるという土地柄を考えれば、ドワーフであると考えるのが妥当か。
「その前提のもと、種族間における対立の善悪は、私たちドワーフどうしで揉め事が起こったときと同様に判断されるべきでしょう」
引き続き、女は耳障りのよい言葉を並べ立てる。
目前には、聴衆として数名のドワーフたち。
女の話に茶々を入れるでもなく、静かに耳を傾けている。
その様子は、一般的なドワーフに対して抱かれる、豪放磊落なイメージからはやや遠いかもしれない。
「所有者がいる土地に無断で踏み込み、我が物顔に暮らし始めた者がいたとして、悪いのは誰でしょう? 簡単な話ですよね」
女はスカーフの隙間に覗く目元に笑みを浮かべた――ように見えた。
●
「なんだって? 私の故郷でそんなことが?」
短くぼさぼさの赤髪を持つ女性から、素っ頓狂な声が上がった。
ここはドワーフ王国の某所にある冒険者ギルド支部。
今しがた声を漏らした女性は名をスピリィという、ギルド受付嬢の一人である。
「クリエスター山脈はもともと邪竜の土地であったのだから、侵入者であるドワーフこそ悪者である、か。物は言いようとはいうが――」
眼鏡をかけた顔を伏せ、スピリィが顎に手を当て思案する。
事態が進行しているというスピリィの故郷とは、星観測所ブリークナ。
高い天体観測の技術を有する都市として知られており、ドワーフの中でも知識層が多く暮らしている。
ドワーフの中ではよくあるように、細かい物事を気にしない者であれば、そのような思想は一笑に付されていたかもしれない。
だからどうした――と。
しかし、ブリークナの住人の多くはドワーフたちがクリエスター山脈への入植者であるという歴史的背景をなまじ理解しているがために、そのような思想が浸透する素地があったのかもしれない。
スピリィにもそうした理屈そのものは理解できないわけではない。
しかし思想に共感しようにも、それには何かが引っ掛かる――。
「つまり、私はこの事態の解決を冒険者たちに依頼として出せばいいわけか」
違和感の正体は置いておくにせよ、このような思想が広まるのをドワーフ王国として看過できないのはスピリィにもすぐに分かった。
邪竜に土地を明け渡そうとする運動に発展でもしたら、死活問題だ。
そうでなくとも、邪竜の侵攻に対する抵抗力をそがれるのを放置するわけにはいかないだろう。
「いいだろう、この件は私のほうでいいように解決を依頼しておく」
スピリィはさらさらと書類にペンを走らせ、瞬く間に依頼書としての体裁を整えていく。
「やれやれ、早く仕事を終えて一杯やりたかったが、今日は忙しくなりそうだ」
この台詞から察するに、多くのドワーフの例に漏れず、スピリィもまた酒豪であるらしい。
スピリィの深いため息の音は、ギルドの入口を通って来た冒険者たちが会話する賑やかな声にかき消された。
解説
マスターより
リプレイ
星観測所ブリークナ。
クリエスター山脈の北東部、平野部マミダに属する一都市。
ドワーフ王国の首都が地下に存在する中で、ブリークナは地表部という特色を生かし、天体観測の技術を発展させている。
そして天体運行を読み解く必要上、ブリークナに暮らすドワーフたちは比較的、学のある者も多い。
一般的なドワーフに見られる豪放磊落なイメージからすれば、毛色が違って見えるかもしれない。
そのようなブリークナの広場に立つエルフの姿が一人分。
アリア・ティーダ。
ブリークナに広がりつつあるクリエスター山脈が邪竜のものであるとする論を、払拭すべく依頼を受けた冒険者の一人だ。
「大切なお知らせだよー!」
アリアは声を張り上げながら、なんだなんだと寄って来た住民たちに、パンフレットを配っている。
見れば、アリアのそばには「わるいうわさに気を付けて!」とでかでか書かれた看板が立ててあった。
パンフレットの紙面に目を移せば、立て看板と同様の見出しが冒頭に躍っており。
各地で拡大している邪竜の侵攻について、平易な言葉を用いてまとめられていた。
「この邪竜が子供を餌に冒険者を誘き寄せようとした、っていうのは本当かい?」
「間違いないよ。なにせ、ボクが実際に経験したことだからねっ」
パンフレットに書かれていた事実に目を丸くしたドワーフの問いに、その豊満な胸を叩いて保証するアリア。
これには周囲のドワーフたちも思わず視線が吸い寄せられたようで、自慢の色気も注目を集める役には立ったようだ。
「他にも暴動を引き起こして街を乗っ取ったり、邪竜は酷いことをいっぱいしてるんだ」
アリアは熱弁する。
各地でいかに邪竜が非道を働いているかを。
アリアには思いがあった。
どちらが悪いとか、そういうことよりも。
まずは皆の命と自由を守るための団結を、と。
「考えてみて欲しいんだよ。分裂や一方的な暴力でいのちを支配するのは、正しいのかな?」
最後にアリアが聴衆をぐるりと見渡しながら締めくくると。
ドワーフたちが静かにうんうんと頷いている様子が見えた。
「ネフリは思うですの。邪竜がこの地で満足するわけじゃないと!」
そこへネフリティス=N=クリスタロスがさらなる後押しを加える。
「そもそも、あなた方ドワーフは鉱石を求めて入植してきたわけであることを思い出して欲しいですの」
シスター服を着たネフリティスが大衆を前に語りかける様は、まるで法話かなにかのようであった。
多くのドワーフは、そうだそうだとでも言いたげな顔をして頷いている。
「したがって、邪竜信仰は決してドワーフのためにならないのです」
ネフリティスが結論を述べたところ。
周囲を取り囲んでいた聴衆の中から、ずいと進み出てきたドワーフがいた。
「そうは言ってもよ。土地に踏み込む理由が何にせよ、持ち主がいる土地に入ったら侵入者ってことにならねぇか」
ドワーフは言葉を濁してはいるが、暗にクリエスター山脈が邪竜の縄張りであることを主張していた。
「その話、ボクも興味があるねぇ。もっと詳しく聞かせてくれないかい?」
ドワーフが肩にポンと手が置かれたことに気付いて振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべたアリアがいた。
●
「はたして、この地のかつての『所有者』はバイアーディスやアイオーンであったのでしょうか?」
スカーフで顔を隠したローブの人物から、女の声がする。
ローブの背中に視線を向ければ、中に何かが収められているかのような膨らみがあり。
時折、ローブの隙間から覗くのは――濡羽色の鱗。
そう、彼女は人間形態をとった邪竜――のフリをしたレイヤ・ダライ=カホール。
鱗が見えるのは、レイヤがハーフビーストとしてセンザンコウの特徴を有しているからだ。
「もとは邪竜の土地であったというのなら、この土地を治めていたのは何という邪竜で、そしてその血統を継ぐのは誰なのか……『所有者』をはっきりさせないといけません。まあ、わたしには証明できませんが」
レイヤはさも自身がバイアーディスに代わり、本来の所有権を持つ邪竜であるかのように匂わせる。
聴衆として集めたドワーフたちから、まるで息を呑む音が実際に聞こえるような気がした。
「そもそも、この論理を認めるのは危険です」
そこでレイヤが聴衆の一人を指し示した。
「例えば、そこのあなた。あなたが引っ越しをしたとします。引っ越して空にした家に、新たな住民が住みました」
レイヤは指差した一人のドワーフを例にとり、例え話を展開する。
「あなたは新たに住み着いた住民に対して退去を要請できる。これはそういうことです」
レイヤの示した状況が実際に起こったことを想像してか、聴衆たちは青ざめた顔をする。
「知恵ある存在は本来、全て対等であるべきです。なれば正当性を主張するためには互いを尊重するべきです」
レイヤの言葉に多くの聴衆はただ耳を傾けている。
しかし、そこで恐る恐るレイヤに声をかけてきたドワーフがいた。
「でもよぅ、バイアーディスはクリエスター山脈を引っ越したわけじゃなく、ずっと山脈全体が庭みたいなもんらしいんだ」
「へぇ……面白いお話ですね。どなたから聞いたのでしょう? わたしもその方とお話してみたいです」
ドワーフが口にした言葉を聞いて、レイヤはスウッと目を鋭くしたのだった。
●
(宣教師の主張によらず、誰が主張しようと歴史問題は主観の問題が付きまといましょう)
ヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンは思案する。
後年を生きる者からすれば、答えが分かり切っている分、その解に至るための過程は恣意的に用意することもできるだろう、と。
そこで、ヴァレリアは知ることから始めようとした。
ヴァレリアは諸国を回る学者見習いの体を装って。
ブリークナの図書館で、ドワーフ王国およびクリエスター山脈の歴史を紐解いていく。
ヴァレリアが開いた書物曰く。
ドワーフ王国と邪竜との戦いの歴史は、ドワーフたちがクリエスター山脈を拓くようになった当初より、実に千年以上も続いている。
この記録が事実なのであれば、少なくとも邪竜が古来よりクリエスター山脈に存在したことは確かなようだ。
問題があるとすれば、土地の占有権を主張するにおいて、正当性があるかどうかであるが。
もとより、土地というものは携行品のように身に着けられるものではない。
土地一帯の所有は、所詮は人類間で取り決められた『約束事』に過ぎないのだ。
「ワシの知る限りじゃ、歴史からして邪竜はドワーフが入植する前から山脈におったと考えられておるな」
「そうでしたか、貴重なお話、ありがとうございます」
町で見かけたドワーフの老輩に話を聞いても、同様の認識が得られることになった。
これにより書物の調査を補強したヴァレリアは、ドワーフたちが集う酒場へと足を向けた。
ブリークナに暮らすドワーフたちの生の声を、実際に確かめるため――。
●
「ドワーフといえば、お酒。お酒といえば、酒場!」
クレア・エクレールは考えた。
ブリークナのドワーフがいかに知識層といえど、酒好きであることには変わるまいと。
「最近の噂、このあたりで山脈の正当な所有者は誰かーみたいな話に詳しい人いるー? 教えてくれる人にはボクが一杯、奢ってあげるよー」
クレアの言葉に、酒場が俄かに色めき立つ。
奢り――それは甘美な言葉。
他人の金で飲む酒ほどの美酒は他にない。
「おう、その話なら私がちょっとは詳しいぞ」
「それはそれは。是非ともボクに聞かせて欲しいな」
早速ドワーフを一人釣り出すことに成功し、クレアは内心でしめしめとほくそ笑む。
「そうなれば私たちは本来、肩身が狭い余所者なんだよ」
「ふむふむ、なるほどねぇ」
奢りの酒で上機嫌になったドワーフがぺらぺらと情報を吐き出すのを、クレアも相槌を打って聞いている。
「でもボクは邪竜がドワーフに酷い手段を使ってるなんて話を聞いたよ」
「む?」
しかし一通りの話を聞き終わったところで、クレアも反論に移った。
これにはドワーフも虚を衝かれたようで、目を丸くしている。
「それに、ちょーっと胡散臭い人にも会ったんだよねぇ」
クレアは他の冒険者がとろうとしている行動も話に織り交ぜ、ドワーフに討論を吹っかけていく。
「山脈を発展させたのはドワーフたちだし、種族皆平等なら悪っていうのは乱暴じゃないかなー」
クレアの言葉に、議論の聴衆と化した酒場の客は一様に頷いていた。
「しかし……発展といっても、それは見方によっては土地を荒らしたことにならないか」
「うーん、その理屈はよく分からないなあ。それじゃあさ、ボクも理解できるように、一番教えを広めてる人を教えてくれない?」
相手のドワーフは未だ納得しきれない様子であったが、これでよい。
クレアはまんまと、宣教師の情報をドワーフから聞き出すことに成功した。
「あなた方はクリエスター山脈の歴史に詳しいということですが、実際に己の目で歴史の真実を確かめたのですか? それとも、既知の情報を鵜呑みにしているだけですか?」
「ぐむ……」
そこへ酒場へ到着していたヴァレリアが口を挟むと、ドワーフは押し黙ってしまう。
結局、ドワーフも歴史を直に体感してきたわけではないのだろう。
宣教師のスピーチに洗脳的な効果があるのではないかと疑い、精神感応の妨害手段も用意していたが。
この様子だと、単に宣教師の言葉を素直に信じているだけか。
「後から来た移民たちが分を弁えろといえど、それを理由に今を生きる者の生命や権利の侵害は許されません」
ヴァレリアは凛とした態度でドワーフへと言い切った。
すると酒場の張り詰めた空気を破るように、陽気な音楽が響き渡る。
「やあやあ、こんなのは好き?」
音楽はキオルティスによるものだった。
「俺はこんなことしかできないけど――ドワーフの皆が世界へ与える影響は甚だしく素晴らしい」
キオルティスは声高に称える。
ドワーフたちが世界にもたらした技術進歩の栄誉を、ヒューマンの立場から。
キオルティスは歌う。
ドワーフがこの地にいてくれたことへの謝辞を。
キオルティスが一曲終えたときには、自然と酒場の中に拍手が巻き起こっていた。
酒場が喝采に包まれる中、バツが悪そうにこっそり酒場を出ていくドワーフの姿を、キオルティスは見逃さなかった。
●
「クリエスター山脈は邪竜の土地。ドワーフは立場をわきまえよ」
高らかな宣言がブリークナの街に響き渡った。
声を発した人物を見れば、顔を覆う布の隙間から覗くのは、紫のアイシャドーを施された目。
額には布では隠しきれない、立派な角――ゴブリンだ。
彼はテテリカ、ブリークナ住人の説得を引き受けた冒険者の一人、のはずである。
それが払拭すべき論調を声高に主張しているというのは、どういうわけか。
邪竜側に寝返った――というわけでは、もちろんない。
テテリカは宣教師をあえて怪しく演じることで、宣教師の印象を下げようと試みているのだ。
実際、遠巻きに眺めるドワーフたちは、胡乱げな目をテテリカに向けている。
「バイアーディス様が率いる種族混成軍メルトウォールは、すでに複数の都市を制圧した」
自らが邪竜の手先を名乗ることにリアリティを持たせるべく、テテリカは邪竜の戦果を嬉々として語ってみせる。
そして演説を行いながらも、聴衆の中に不審な人影がないか、視力に優れた目を光らせていた。
すると、テテリカが感覚を共有する栗鼠、マメホコリの視界に怪しい影が映った――。
かと思うと、その影はすでにテテリカの後ろにピタリ、とつけていた。
「あなた――何者? ブリークナにおける布教は不信感を与えないため、ドワーフの宣教師が行うことになっていたはずです」
スカーフ越しに発せられる、くぐもった女の声――。
宣教師が現れたのだ。
(この口振りからすると、顔を隠しているのは異種族であることを隠すためじゃないらしいな)
背後をとられ、冷や汗を額に浮かべながらも、冷静さは失わずに分析するテテリカ。
種族の確認がとれたからには、用意した蒸留酒を改めて勧めてみることもないだろう。
「知恵ある存在が対等だと説くには、俺のような者のほうが都合がいいだろう?」
テテリカもすでに宣教師の間合に捉えられていることは気づいており、どうにか話を合わせようと試みる。
異空間に武器は格納してあるものの、テテリカの主な得物は弓だ。
近接戦闘には向かないため、迂闊なことを口にすれば不覚を取りかねない。
(頼んだぞ、マメホコリ)
他の冒険者に応援を要請するため、テテリカは栗鼠の分身を走らせたのだった。
●
(ふむふむ、ボクの手に入れた情報からしても矛盾はないね)
アリアはすれ違いざまにクレアから渡された紙片を見て、自らの得た情報と照合する。
この場には、同じ広場で活動していたネフリティスの他、同様の情報を得ていたレイヤも合流を果たしていた。
「あれ――テテリカの栗鼠なのです?」
そこへ栗鼠の分身が現れ、身振り手振りで訴えかけてくるのを、ネフリティスが発見した。
「テテリカさんに何かあったみたいです!」
レイヤがその意図に気付いて駆け出したので、アリアとネフリティスも後を追う。
テテリカの現在の所在は、これまでの調査のおかげで見当がついている。
宣教師のテリトリー付近であろう。
果たして、テテリカと宣教師はレイヤが駆け付けた先に居た。
「父様の仇ぃー!」
叫ぶレイヤの姿を見て逃げ出そうとした宣教師を、雷光が鎖のように絡めとる。
なお、レイヤの父は存命であることをここに付け加えておこう。
「おっと、逃がさないよ」
そこへキオルティスが家屋の壁を駆け下りながら、宣教師に当て身をかます。
酒場を出るドワーフの後をつけ、宣教師の居場所を割り出していたのだ。
なお、格納用の異空間に派手な小物は収納し、地味な格好に変装してあった。
追跡時、目立たないようにするためだ。
「これで御用だ!」
死角に潜んでいたクレアが暗器を突き入れ、赤光のエーテルを絡みつかせると、それで宣教師は身動きがとれなくなった。
「さて、キミには後で話して貰わないといけないことが山ほどあるからね」
キオルティスは、エーテルの縄で拘束された宣教師に猿轡をかまそうと、宣教師のスカーフをはぎ取った。
スカーフの下には、何ということはない、ドワーフの少女の顔があった。
どうやら、顔を隠していたのは少なからず後ろ暗いことをしている自覚があったためらしい。
メルトウォールは、このような邪竜信奉者を数多く擁しているというのだろうか。
「これで少なくとも、ブリークナの住人は誇りを取り戻せると思うけど」
目的を達成しながらも、キオルティスはドワーフ王国を取り巻く状況を思うと嘆息せずにはいられなかった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準7 / 4〜8人
2021年09月03日 16時06分26秒 公開
相談掲示板
出動人数が揃ったみたいだったので! ヒーラーのアリア。宜しくお願いします。(ぺこり 間違っちゃいないんだろうけど、論点がずれた主張というか、地元の正しい情報を 間違った仕方で混ぜてるのがなんだかちょっと陰湿な方法だなぁ…。 この町は賢い人が多いみたいだし…実際にあった事を冒険者ギルドからの情報という事で、 広場とかで発表したり、簡単なチラシで配れないかなって思ってます! 後、以前お仕事でその邪龍本人…本龍さんにあった事があるから、そのことも書けたら なって。 こんな感じでボクの行動のメインは「正確な知識を伝えたい」だけど、「考える事」を刺激して応えてくれる人が増えてくれるなら、激しい反対者や強く破棄する様に命令する人にも辿りつくお手伝いになるかなぁ…なんて思いましたっ。
シューター。テテリカだ。よろしく頼む。 相談の流れ次第で変わるだろうが、現時点でのアイディアを書いておく。 俺は布で顔の半分を隠して『宣教師』と同じような主張をして回ろうと思う。 肌の色や角は隠さない。俺がドワーフでなくゴブリンであることは丸わかりだ。 主張の際は、ドワーフの土地目当ての不審者らしさを強調する。 ブリークナの民は聡明と聞く。これで『宣教師』の胡散臭さは伝わるだろう。 他には……強引なのであまりこの手は使いたくはないが、人々の目の前で『宣教師』のショールを剥ぎ取るのも案の一つとして考えている。
シーフのクレアだよ、よろしくねー。 アリアさんが正しい知識の流布、広報的なアプローチで、テテリカさんは宣教師の信用を落とす感じのアプローチを予定してるんだね。 ボクはまず酒場とかで宣教師の影響を受けてる人を探してみて、酔客のふりして討論をふっかけてみるつもり。 「ドワーフが入植して、色々頑張ったからこそ今のように栄えたわけでしょ? それならそっちの主張はなんか納得いかないなー」 みたいな感じで主張して、感化されてたり、されかかってる人たちが宣教師の教えに疑問持ったり、考えるきっかけになったらいいなと思って。 それから「納得いくような説明が欲しいから、一番詳しい人のところへ案内してよ」って宣教師の所へ連れて行ってくれないか交渉してみるね。
今のところ、三者三様で良いアイデアが出てて、みんな凄いなぁっ。
ヒーラーのネフリティスなのです! ネフリは邪竜信仰は決してドワーフたちのためにならないと呼びかけてみるのです 邪竜がこの地で満足するわけじゃない気がするし、そもそもドワーフたちは鉱石を求めて入植してきたわけですからそれらを踏まえて説得を試みるのです
ああ、他者の発想に触れるのは楽しい。冒険者として勉強になる。 今のところ別行動で各自の作戦にあたることになりそうか……? 連絡や連携もできれば、より手堅い動きになるだろう。 俺にできる行動で、何か仲間の役に立てそうなことがあれば言ってくれ。 俺は偽宣教師を演じることで影響を受けた市民や本物の宣教師の接触を狙っている。 市民はともかく、宣教師に悪事の自覚があった場合は警戒して逃げられる恐れもあるな。 大鼬を潜伏させて、不審な様子で立ち去った者を追跡できるようにしておこう。
うんうん、確かに依頼に参加すると色々良い刺激になるよね。 それに皆それぞれ得意分野も考え方も違うけど、いい感じに協力できそうじゃない? あ、連携ってことならボクが酒場で討論ふっかける時に皆の活動のことも触れてもいいかな? こんな演説広場でやっててチラシ配ってたよー、とか こんな特徴の宣教師がいたよー、とか こんな主張してるのを聞いたー、とか。 そうすれば皆の活動場所以外でも認知度上がるだろうし。 それと情報交換するなら広場で通りすがりにメモ渡したりとか出来るかなーって思ったよ。
>クレア氏・連携 あっ、それいいと思うっ。 ボクからはぜひよろしくお願いしますっ
認知度を上げてくれるのは助かる。ありがとうクレア。 メモのアイディアも良いな。 ただ俺は道具欄が顔を隠す布の用意で、インク・紙・羽ペンを持てない。 代わりに、小声や目配せで情報を伝えようと思っている。 俺が何か皆の役に立ちそうな行動は……。 連れていくペットをリスに変更して、分身した一体を連絡役に回すこともできそうだ。
キャスターのヴァレリア・ブランシェ・ウィザースプーンと申します。 虚実織り交ぜるといいますか、所謂「嘘は言っていない」の類なのがタチが悪いですね…… ブリークナ市に、歴史関連の蔵書を納めていそうな図書館の類があれば歴史を精査しなおす事も出来るかもしれません。 その際私は学者見習いの類を装って、クレアさんの言うような活動について触れてみましょうか。 また、その宣教師による話術も何がしかの洗脳の可能性も否定できませんのでジャマーやアンチ・サイを試みようと思っています。
レイヤ・ダライ=カホールです。よろしくお願いしますね。 この土地は賢い人が多いみたいですね。それを逆手に取って懐柔されてる…。 手を変え品を変えというか、敵さんはなかなか頭がいいですね。油断なりません。 そもそも、邪龍が本当にこのこの地に住んでいたのかも推定でしかないです。 そしてこの地の“所有者”がバイアーディスやアイオーンであるとも限らない。 もとは邪龍の土地であったというのなら、この土地をおさめていたのは何という邪龍で、 そしてその血統を継ぐのは誰なのか、“所有者”をはっきりさせないといけませんね? …そういう屁理屈でつついてみようかと。 あとは…宣教師が顔を隠してるのが気になりますね。 じつはハーフリングだったり、メルトウォールの亜人だったり…?
ドワーフ以外の小柄な異種族ではないかとは怪しんでいたが、亜人の可能性は思いつかなかった。 宣教師とメルトウォールの関係をつかむことができれば、良い結果に繋がりそうだな。 ブリークナの知識層は土地の歴史に詳しいが、新しい情報にも詳しいのだろうか? 冒険者ギルドはビッグオウムを利用できるの届く情報も早いが、一般市民はそうはいかない。遠方への情報伝達紋具もないようだしな。 ギルドが把握しているマミダの他都市の危機的状況を伝えれば、ブリークナ市民も警戒心を高めると思う。 他都市の襲撃と宣教師の出現が重なっていたら……これは奇妙な偶然だな。