奪われしは麗しき花 ~Roiesu 想いの果てに~
ウケッキ
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シナリオID:1124
オープニング
そこはリーンエス王国ロイエス貴族領。
そのロイエス貴族領の領主ロイエスは冒険者が集めた度重なる悪事の証拠により王国騎士団によって制圧、捕縛が決定されていた。
邸宅からロイエス逃走後の数日の間に王国騎士団は主だったロイエス関連の施設、街、山賊らの砦を制圧していた。
しかしロイエス本人が見つからず、調査の手を広げる為にギルドの力を頼ったのである。
ギルド本部はロイエス貴族領内へ小規模編成の調査隊を派遣、彼の発見・捕縛を急いだ。
そして、ロイエス貴族領内にある洞窟の奥地で彼を発見、投降の説得は失敗し交戦へ至った……。
「全く、手をかけさせやがって……はぁはぁ、こいつ、本当にただの領主だったのか?」
手傷が目立つ冒険者の一人が壁に背を預けながら床に転がったロイエスを見下ろす。
彼の仲間なのだろうローブ姿の女性は杖を支えによろよろと立ち上がる。その身体には深手と言える傷が多かった。
「そのはずよ。授恵者でもない、ただの領主……資料にあった寄生植物の種が原因でしょうね」
数人の冒険者は手傷は多かったがロイエスとの激しい交戦の中、全員まだ生存していた。
ロイエスは身体が歪に歪んだ化け物と言っていい容姿に変貌しており、人の理性は残されてはいなかったのだ。
それでも彼は何かを守ろうとするように冒険者達に立ち塞がったのである。
「おいお前らっ! 奥にやばいのがいる! 全員逃げ……ぎゃぁぁぁああああーーーッ!」
ロイエスが守っていたものは何なのかと先行して偵察に出ていた冒険者の一人が悲鳴と共に洞窟の奥へと引きずり込まれていった。
「なんだっ!? 何が起こっている!」
「まずい、なんか空気がおかしい!? 重いような、だるいような……ぐっ、倒れそうになる……ッ!」
彼らは洞窟内の空気が“変質”した事に気が付く。身体に纏わりつく様な、重りを付けられているかのその空気は明らかに“異質”であった。
直後、死亡したと思われたロイエスが立ち上がる。咆哮を上げながら腕を振り上げると冒険者の一人を殴り飛ばす。
力任せに殴られた冒険者は軽く吹き飛び、ぐしゃりと嫌な音を鳴らして壁に叩きつけられ動かなくなった。
「ガァァァァァアアアアアアッッ!」
「いやあぁぁ、来ないで! 来ないでぇぇええーーー!」
エーテルの矢をいくつもローブの女性は放つがそれらはロイエスに効果的なダメージを与えられていない。変質した空気のせいだろうか、エーテルの効果が弱体化したように見えるのだ。
血を撒き散らしながら異形のロイエスは逃げるローブの女性を掴み上げるとそのまま何度も地面に叩きつける。
がふっ、ごふっと呻き声とも空気の漏れる音とも聞こえるような声を漏れ出しながらローブの女性もまた、ぴくりとも動かなくなった。
最もロイエスから遠く、入口に近い位置にいたシューターの女性はロイエスが既に死んだローブの女性を貪り食う間に背を向け、息を潜めながらその場から離脱したのだった。
◆
「――――これが、洞窟調査に向かった調査隊の生き残りから聞いた現地の情報です」
「嘘でしょ、あの人達って中々の手練れのはずよね? だったらなんでこんな簡単に……」
ギルドが送った調査隊は先の戦いの実験体の能力も考慮し、ある程度腕に覚えのある者を送っていたのだ。そう簡単に負けるような者達ではない。
それが一度は制圧に成功したものの、何か不測の事態が起きほぼ壊滅、それが現状のわかる範囲での情報であった。
事件解決に参加していた王党派大貴族【レリトール・レインディア】の令嬢【アルメール・レインディア】は机に並べられた資料を見る。
資料には寄生植物の研究が記されており、なんらかの身体強化をもたらすことがわかっている。
彼女のお付きのエルフの侍女【シリカ】は難しい顔をして答えた。
「生き残った者の証言によれば、奥に何かがいてそれが活動を開始した瞬間、エーテルによる技が“普段よりも効果が薄くなった”と言っていました。それが原因の可能性が高いかと……」
シリカの言葉を聞いたアルメールは腕を組みながら考え込む。大きな乳がむにっと寄せられ普段よりも谷間が強調されているが当人は全く気にしていない。
「技を弱体化させる何かがあるってことよね? うーん……自力の強さである程度やるしかないってことか」
悩むアルメールとその場に居合わせた冒険者達へシリカはもう一つの資料を見るようにと差し出した。
それはロイエスの関連施設から集めた断片と冒険者達が邸宅襲撃によって得た資料の断片と言える紙片の情報をまとめた物であった。
【リズウェル再生計画】と記されたその資料には一人の女性を寄生植物の力を利用してまで復活させようとしたロイエスの執念がこもっていたのだ。
「これ……寄生植物をいくつも投与、適合可能性のある魔獣の素材を移植……完全な人体実験じゃない!」
「そうまでして死亡した妻、リズウェルを蘇らせたかったのでしょうね。歪んだ愛の……果てかもしれません」
ロイエスは私腹を肥やす完全な悪ではなかった。
愛故に、歪んでしまったのだ。深い愛情があったが故に。
一同に言い知れぬ沈黙と重い空気が流れる。
その空気を破ったのはアルメールだった。
「だったら、なおさらあの二人を解放してあげないと。私は、救ってあげることはできない、でも……倒すことで苦しみから解放したいの。お願い、みんな、私に力を貸して! みんなとだったらきっとできる気がするの!」
アルメールの言葉にその場にいた者達は力強く頷いた。想いは皆、同じだったのだ。
洞窟へと向かう為、出ていく冒険者に続いて出ていこうとしたアルメールをシリカが神妙な面持ちで呼び止める。
「お嬢様、今回の依頼はこれまで以上に危険です。冒険者の皆様に任せ、お嬢様は後方支援でも……」
「……それじゃダメよ。後ろで控えてるだけじゃ……討伐報告だけで知るあの二人は“ただの首謀者・実験の犠牲者”になっちゃうから。ロイエスもリズウェルも生きた歴史がある、人なのよ。だからこそ、ちゃんと彼らの生きた道を見た上で……終わらせないと」
真剣な、そして強い瞳で真っ直ぐに言い放つアルメールの姿は当初の浮かれたお嬢様の面影はもうない。立派な冒険者と言えるものだった。
「お嬢様……」
「って、これも受け売りなんだけどねっ。さ、遅れちゃうからそろそろ行くわよ、シリカ」
「……はい! お嬢様っ!」
そういうとアルメールとシリカは冒険者達と共にロイエスのいる洞窟へと向かうのであった。
解説
マスターより
リプレイ
リーンエス王国、ロイエス貴族領にある洞窟内部。
足元を明かりで照らしながら、サイラスは人一人がなんとか入れる程度の横穴から外へ出る。その手にはいくつかのロイエスの研究資料が握られていた。
「さて、資料はざっとこんなもんか。しかしこの洞窟には目立った資料は残されていなかったとはな、当てが外れたかな。まあ、後はサンプルを本体から採取しとくぐらいか……」
彼は冒険者でありながら鍛冶師でもある。更に言えば、彼自身の終生の目的の為にも資料となるデータの採取や素材入手には余念がないのだ。
手にした資料を見るとそのどれもが既に知っている情報であり、目立った発見はない。
見つかった資料にはいずれもロイエスの走り書きがされており一部判読可能なそれらを読み解くと彼の盲執とまで言えるような妻への愛が伝わってくる。
「寄生植物を使って在りし日の妻を再現したとて……そこに在るのは寄生生物だろうに。愛って……異常だねぇ」
それらをしまうとサイラスは人一人が入れる程度の横穴から出る。外にいた仲間たちと合流し、探索は目立った成果がなかったことを報告した。
「入口の横穴に関しては調査完了だ。それじゃ、ロイエスの対処といくか」
「承知したのだ。一定距離誘き寄せたとして……もしも後退して行ってしまうなら、ある程度の減衰は覚悟の上での戦闘になりそうなのだ」
そう言うのはストレガ・L・リベルガストラだ。彼女は物陰から上半身を出し、ロイエス目掛けて飛び出していく仲間達を援護するように魔矢を放っている。それはロイエスの脚部に命中し流血させるが負傷部位はツタが即座に覆ってしまい、有効なダメージには至っていないようだった。
「どうしたロイエス! 俺が怖いのか……? 怖くないなら、かかって来いよッ!」
啖呵を切るように言い放ったのはアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。彼は剣をロイエスに向け、挑発するように彼を見据えている。
ロイエスは猛々しい咆哮をあげるとその強靭な肩を武器にタックルの姿勢を取る。
猛然と突進するロイエスのタックルを寸前で避けると擦れ違いざまにアルベルトはダマスカス鋼の大太刀でロイエスの横っ腹を真一文字に斬りつける。鋭い刃が異常発達したロイエスの筋組織を裂き、血を溢れさせるがやはりその傷口は即座にツタに覆われ致命傷には至らない。
「ちぃっ、浅いかっ! ならばもう一度っ!」
振りぬいた勢いそのままに片足を軸にしてアルベルトは回転斬りを放った。遠心力と速度の乗った大太刀の刃がロイエスを襲う。
ロイエスは彼の攻撃に反応し木の幹のように太い左腕を盾代わりにその刃を受け止めた。肉に大太刀がめり込み、流血させるがロイエスは痛みすら感じていないように見える。
大太刀を抜こうにも彼の身体から修復と共に発生したツタに絡みつかれ大太刀は容易には抜けなくなっていた。
雄叫びを上げながら振り被った右拳をロイエスがアルベルトへ叩きつけようとした瞬間、その拳の関節部へストレガの放ったフリーズボルトが命中する。洞窟に充満する花粉によって、威力は減衰されているがその拳の動きを鈍らせるには充分である。
「後ろに跳べっ! 援護してやるっ! さあ、ロイエス。俺の爆炎で燃えちまえっ!」
僅かに凍り付き、動きがゆっくりとなったその片腕へバーネット・フォーサイスが放った炎弾が放たれる。そのサイズは減衰の影響かいつもの半分程度だった。
彼の声に反応したアルベルトは大太刀から手を放し後方へと跳んだ。次の瞬間、片腕に命中した炎弾が炸裂し勢いよく爆炎を巻き起こす。減衰の効果で威力は落ちているが、ロイエスを燃やすのに不足はないようだ。
炎に包まれたロイエスはもがくようにたたらを踏むと苦しむ様な雄叫びを上げた。
まだ小さな火の付いているロイエスの片腕にアルベルトは前傾姿勢で走ると、大太刀を握り体重を乗せて真下に振り抜いた。手に武器が熱された尋常ではない熱さが伝わるが歯を食いしばって耐える。
ずんっと鈍い音が響き、ロイエスの左腕が地面へとごとりと落ちた。火で脆くなった所に大太刀の重量で切断できたようである。
左腕の前腕部から先を失ったロイエスだがさして怯む様な様子はなく、切断面は即座にツタで覆われ……るかに思われたがツタは全くと言っていい程、動きを見せない。
「ツタが動かないのだ、どうやら火を受けるとツタの防御、再生は落ちるようなのだ! もっともっと燃やすのだ!」
「よし、希少な酒だが……大盤振る舞いだ、そらロイエス、たっぷり飲めよっ」
「こっちにもあるよ、えーいっ!」
希少な酒であり、アルコール含有率の高い蒸留酒をバーネットとアルマ・ヴァレンタインが投げる。
それらはロイエスにぶつかって割れると彼をアルコール塗れにする。むわっとアルコール特有の香りが舞う。
再びの爆炎を受け、身体を燃やすロイエスだったが彼はダメージを気にせず突進する。その突進を阻むようにサイラスが大型の丸盾ストライクラウンドを構え、その突進を受け止める。
斥力操作や硬化魔術の技術が盛り込まれたその盾の強靭さは高く、アルマのサークルプロテクション、堅甲による防御上昇も手伝って彼は巨躯を誇るロイエスの突進を辛くも受け止めたのだ。
巨大な岩塊にぶつかったかのような衝撃と重量が彼を襲うが、足に力を込めサイラスはロイエスの突進に拮抗する。口の端から鋭い歯が覗いた。
突進を受け止められ、一瞬動きの止まったロイエスの隙を見逃さずグレイブ・ヤードが伸びきったロイエスの後ろ足目掛けてセイントスラストを放った。減衰の効果ゆえか、武器を包むエーテルの光は淡い光に留まっている。
伸びきった足の腱部分をグレイブの無銘祭祀刀の刃が切断する。人体の弱い部位を狙うことができたのは彼の医療知識による所が大きかったようだ。
片足の腱を切断されたことを気にせずロイエスが後方に跳んで距離を取ると着地の瞬間、切断された腱側の足がロイエスの異常発達した筋肉の重量に耐えられず自壊する。
ぐしゃりと崩れた足の方へがくんとよろめいたロイエスは倒れる体を片腕で支え、四つん這いに近い状態となった。
不安定な体制のまま、片腕を支えに拳をやたらめったら振り回すロイエスの懐へ滑り込むとグレイブは腕の伸びきった関節部を狙う。
擦れ違う様にして切断された関節部は自重に耐えられず、めきめきめきと嫌な音を立て地面へ転がる。
腕を失い、足を失い、攻撃手段をほぼ失ってもなおロイエスは雄叫びを上げながら無様な歩き方で授恵者達の方へと猛進した。
がりがりと擦れる身体で地面や壁を削りながら突進し、辛うじて残る人の顔が憤怒の表情に彩られている。ある意味でその姿には恐怖を感じる程だった。
「もういいんだよ、ロイエスさん、そんなにならなくて……いいのっ! だから、ごめんねっ!」
彼の姿が嘆き、悲しんでいるようにも見えたアルマは突進するロイエスの前に躍り出ると頭さえも武器として振り下ろしてくる彼の攻撃をダマスカス鋼の盾で受け止め、十字架型の鈍器グランドクロスでその頭部を殴り飛ばした。その一撃には嘆き苦しむ彼をもう解放してあげたいという彼女の想いがこもっていた。
アルマと交代するように飛び出したのはリーンエス王国王統派大貴族の娘【アルメール・レインディア】であった。
彼女はロイエスの前で足をしっかり広げ血を踏み締めると居合い抜きの要領で剣を高速で抜き放った。鞘から滑るようにして飛び出した刃が瞬時にロイエスの身体を深く切り裂く。
「でぇいやぁあぁぁああーーーッ!」
そのまま数回、目にも止まらぬ速度で斬撃を放ったアルメールは鞘に剣を収めながらエルフの侍女である【シリカ】と攻撃の手を交代する。
シリカは小型のナイフを投擲しながら軌道を読ませないようにジグザグに走ると高く跳躍した。上空から体重を乗せた蹴りを放ち、ロイエスの頭部を蹴り飛ばす。
ロイエスは続け様に攻撃を受け、本能的に回避を考えたのか腕の力だけで飛び上がると後方へと跳ぶ。しかし彼の身体はストレガによって背後に置かれていたアーケインテンペストの光にぶつかり、思った以上後方へ飛べず地面へと落ちた。ばちばちと音を鳴らす稲光がロイエスの身体に纏わりつき、その動きを阻害する。
動けなくなったロイエスへ更にストレガの放った氷の矢が降り注ぎ、その身体を僅かではあるが凍り付かせていった。
「愛とは時に人を癒し、また傷付けていく……ロイエス、もうキミはきっと疲れたよね。大丈夫だよ、俺が……終わらせてあげるから」
ダマスカス鋼の細剣を構えると身動きの取れないロイエスへ、キオルティスが疾風足を使い疾駆する。前傾姿勢で素早く近づいた彼は武器に不可視の刃を纏わせる技、死齎刃を放つ。死齎刃は斬りつけた相手を静かに蝕んでいく技、再生能力の高い彼を終わらせるには最適かもしれない。
振り下ろされる拳を避けるように後方に跳躍し、武器に巨大な光塊を纏わせると彼は闘気槌をロイエス目掛けて放った。
巨大な光塊に打ち据えられたロイエスは断末魔の叫び声をあげた。
だがぼろぼろの体を引きずりながらその巨躯自体を武器としてキオルティス目掛け、叩きつけてくるロイエスの闘争本能はいまだ潰えていないようだ。
それらを的確な動きでキオルティスは避けていく。彼を狙うロイエスの身体に次第に傷が増え、その身体は満身創痍であった。
ぎぎぎ、と錆びついた機械のように鈍い動きでキオルティスへ手を伸ばしたロイエスの腕が地面へずしん、と落ちる。そのままその体躯をロイエスは地に沈め生命活動をついに停止した。
「動かなくなったのだ。でも念の為、洞窟の外に運んでおくのだ」
ストレガの指摘は最もであった。先行して敗北した冒険者達はそれを怠り、背後から急襲され負けたのだから。
「そうですね、その必要があると思います。では私が生命活動が停止しているか確認しますね。これでも医療の心得がありますので」
そう言ったグレイブによって完全に生命活動が停止したと判断されたロイエスを授恵者達は協力して洞窟の外へと運び出してから、リズウェルの待つ洞窟の最奥へと向かうのであった。
最奥へ向かう中、グレイブはロイエスの亡骸を振り返って見つめる。その瞳は仮面の中で確かな判別はできないが、どこか羨望のような色を帯びているように見えた。
(私は少し、彼が羨ましい。彼は愛する者のために狂うことができたから……)
想いを口には出さず、心に秘めるとグレイブは奥へと向かう授恵者達を追いかけた。
●妖樹狂乱
ロイエスを運び終えた授恵者達は彼が立ち塞がっていた最奥への穴へと入っていく。奥へ進めば進む程、花粉だろうか甘ったるい香りが鼻につく。
最奥に着くなり、彼らが来ることを予測していたのだろう。巨大な樹木となったかつてのロイエスの愛妻【リズウェル】が木の根を地面から飛び出させ、一同を攻撃してきた。
地面から太い槍のような木の根が授恵者達を襲うが、彼らは即座に散開し事なきを得る。
「いきなりかよっ! 全員、動き回るんだっ! 止まるとやられちまうぞっ!」
そう声に出しながらリズウェルの地に根差す太い樹木部分へ接近するのはアルベルトだった。
上から横から何度も飛び出してくる木の根を横に飛んだり、ジャンプしながら身をひるがえしてかわし、樹木部分に接近したアルベルトは懐から松明を取り出して着火する。
「燃えてしまえばいいのだ、貴重な酒……いっぱい飲むといいのだ―!」
ストレガが投げた蒸留酒がアルベルトの上を通り越し、彼の眼前の樹木部分に当たって割れた。びしゃっと酒で濡れた樹木部分を狙い、アルベルトは松明で火をつける。アルコール成分の強い酒で濡れた樹木部分はぼうっと燃え上がり少しではあるが火が付いたようであった。
火が付いた部分を狙う様にバーネットが爆炎を放つ。真っ赤な火球がリズウェルに向かうが、近づくにつれ小さくなり命中する頃には手の平サイズまで縮小されてしまっていた。そのせいか着弾しても僅かな爆発を起こすだけに留まる。
「ちっ、あのエーテルかく乱をどうにかしないと魔法じゃ何もできねえか!」
足元から飛び出す木の根をエーテルバリア改による光の膜で攻撃力を減衰させ、被弾を抑える彼は苦々しい顔をリズウェルに向ける。
バーネットを更に狙う木の根を間に入って切断したサイラスはその瞳にリズウェルの上部に咲く大小様々な花を映す。
「だったらあの花を狙おうか。よし、これでも喰らっとけ!」
彼は懐から取り出した蒸留酒をリズウェルの上部、花が咲き誇る部分へと投擲、それを追いかけるように火の付いたランタンも一緒に投げる。
放物線を描くように飛来した蒸留酒がまずぶつかって割れ、花を酒びたしにする。直後、ランタンが花の咲いている部分へ着弾、ばきんっと割れて中の火を撒き散らした。撒き散らされた火が酒に含まれたアルコール成分に着火しリズウェルの花は激しく燃え上がる。
完全に花が焼け落ちると、辺りに漂っていた甘い香りが薄れていくのをその場にいた全員が感じ取った。身体に纏わりつく様なだるい感覚も消えている。
エーテル阻害が消えたと判断したグレイブは声を出しながらレゾナンスオブヴァローを発動する――彼の放ったこの技は範囲内の味方の命中、回避、抵抗を上昇させるものだ――淡い光が広がっていく。
アルマは時折自分に飛んでくる木の根を盾で弾くように防ぎ、負傷している味方の治療に専念していた。
戦闘という物は生傷が絶えないものだ。直撃は避けることができるとしても、掠り傷、打ち身、行動不能にはならないもののダメージとして残る傷はあげればキリがない。
そんな傷を彼女はヒールによって的確に治療しているのだ。その回復力は高く、それは対象を癒す効率的なエーテルの操法を知っているが故であった。
更に超聴覚で察知した攻撃の予兆である地面を“木の根が移動する音”を味方に教え、攻撃を受けそうな味方へ防御補助を飛ばすことも忘れない。
彼女の働きにより、無数の木の根を縦横無尽に振り回す、リズウェルによる味方への被害は目に見えて減っていたのである。
「これ以上、暴れさせるわけにはいかないな。ほら、大人しくしているといいよっ」
暴れまわる木の幹を狙ってキオルティスは闘気槌を放つ。光り輝く光塊が多くを巻き込むようにして、リズウェルの木の根を破壊していく。
燃えたことによりリズウェルの木の根は脆くなっており、闘気槌の合間に細剣で弱い部分を狙って破壊することも織り交ぜていく。
キオルティスの行動によってリズウェルの木の根はその数を減らしていった。
リズウェルからすれば困惑するだろう。なぜなら彼女は本来、強い再生能力を持つ。現に花粉が充満している間は木の根は次々に再生し数に困るような事態は起きていない。
だが今は数人の授恵者を追い立てることにすら数を満足に割けず彼女は限られた根で応戦するしかなかったのだ。
それはキオルティスが木の根を破壊する際に投げていたあるものが原因である。
そのある物とは小さな袋に入った高濃度の塩水。塩の溶けた水……水溶液にはナトリウムイオンという物質が含まれている。
これは植物にとっては多量に摂取すると毒物となりえるものだ。更に植物の根は常に地面からの水――栄養素の溶けた水溶液――の供給を受けている。これは植物の内部の水溶液濃度の方が高く、土壌の水溶液濃度が薄い為に“薄い方から濃い方へ移動する”水溶液の物理的な動きで供給されているのだ。
したがって彼が高濃度の塩水を木の根の切断面にかけることで再生の元となる土壌の栄養素吸収を阻害した上で、毒を与えていることになるのだった。
通常の植物であればこれだけでは即効性はない。だがリズウェルは体である樹木部分が巨大な上に再生能力の行使に土壌内の大量の栄養素を使用するという特性上、彼の行動は致命的な物となったのだ。
苦しむように木の根を暴れさせたリズウェルはその根を先の方から急速に枯らしていく。歪に歪んだ巨大な身体を維持する為の大量の栄養素が供給出来なくなった為である。
「ぐぅうがああああぁぁああああーーー!」
リズウェルは叫び声をあげたかと思うと次の瞬間、樹木の中心部分に埋まっていた人の女性に似た姿の身体を樹木から分離させる。身体に纏わりつく木のツタを引き千切るようにして空に浮かび上がったリズウェルは目にも止まらぬ速さでストレガを急襲した。
全体が見通せる少し離れた位置にいたストレガは自身へ即座に攻撃が飛んでくるとは思ってはいなかった。
しかし、予見できなかったわけではない。あくまで確率が低いと思っていただけである。
それゆえに焦ることなくリズウェルの一撃を後ろに跳んで避けると、蜘蛛糸状のエーテルをリズウェルに放つ。
リズウェルはそれに反応するように口から波動を放った。波動に触れたエーテルはその効果を失い、消失する。
「今なのだ、一気に畳みかけるのだーーっ!」
素早くリズウェルから走って離れたストレガは大きく後方へバックステップしながら氷の矢をリズウェル目掛けて放つ。氷の矢は彼女の身体に深々と刺さり、その身体を凍てつかせた。
「ぐガ、ギぎ!? グがオォ!?」
身体の動きが阻害され、錆びついた機械のようにリズウェルの動きが緩慢となる。
その隙を狙いバーネットがアシッドブリットを放った。放たれた緑の光弾はリズウェルにぶつかって弾けると緑色のエーテルを付着させる。これは物理防御低下の効果を持つエーテルだ。
リズウェルはそれを気にした様子もなく、バーネット目掛けて爪を振り上げながら突進する。バーネットはそれを横に転がって回避した。
すぐさま立ち上がり、バーネットはリズウェルに魔弾を放つ。
「おいおい、横っ腹ががら空きだぞ!」
魔弾がリズウェルの体表を貫いた。
リズウェルはそれを避けようとしたのだが突進攻撃後の隙を狙った彼の魔法攻撃は的確であり、魔弾を回避することは許されなかったのだ。
バーネットの脇をすり抜けるように走ったアルメールの鋭い剣閃がリズウェルの頭部を狙って放たれる。
だが右腕にツタを纏わせて強化するとリズウェルは片腕でアルメールの攻撃を受け止める。
アルメールはさっと受け止められた剣を引くとリズウェルに蹴りを放ち、その身体を少し吹き飛ばす。
再び鞘に納めた刀に似たその剣の柄を握ると大きく息を吸い込む。
「……見せてあげる、私の……必殺の一撃って奴をッ! 電光石火、斬り裂くは一刀! 紫電一閃っ!」
剣が素早く鞘から引き抜かれ、下方から斬り上げるように振るわれる。雷にも似たその剣閃はリズウェルの右の肩口を腕ごと斬り飛ばす。が、軸を僅かにずらされた為か、深手ではあるが致命傷には至っていない。
彼女の予備動作の隙を狙い、リズウェルは残る左腕の爪を鋭く尖らせるとそれを槍のように構え、彼女に襲い掛かった。
「おっと、そうはさせるかよっ!」
攻撃動作に入ったリズウェルの側面からバーネットが魔弾を放つ。
急な横からの攻撃に対処できなかったリズウェルは衝撃に耐えられず、軽く吹き飛んで地面を転がった。
片膝をつき肩で息をするアルメールにバーネットは自らの肩を貸すと彼女を立ち上がらせる。ふわっとアルメールのいい香りが彼の鼻に届く。香水だろうか。
「わ、私はまだ、まだやれるから……っ」
「無理するなって。俺はまだ戦えるが……その足じゃあんたには無理だろ」
バーネットが視線を向けるアルメールの足は木の根に裂かれたのだろう、出血し白いタイツを赤く染めていた。アルメールは服の裾を裂くと、それを傷口に巻いて応急処置を施す。
「はは、確かに。この足じゃ前に出ても足手纏いにしかならないわね」
「だろ? だったら大人しく俺と一緒に後方に下がっていようぜ、あんたが無理して突っ込んで、やられちゃ元も子もないならな」
「そうね……わかったわ、貴方の言う通りのようね。それじゃ少しだけその肩を貸してもらうわ、ごめんなさいね?」
「いいぜ、このぐらい。それにあんたに借りを作っとけば後々、有用かも……ってな」
心身共にぎりぎりだった彼女を和ませる為の軽口にアルメールはふふっと笑った。
一方、転がったリズウェルはよろよろと立ち上がる。身体はぼろぼろであり、もう再生力も上手く働いていないようであった。
そんな満身創痍の彼女前に、大太刀を手に立ち塞がるのはアルベルトである。
武器を構えて静かに待つアルベルトをみたリズウェルは再び消えかけていた闘争本能に火をつけるように激しい雄叫びをあげる。
次の瞬間、地面を蹴るように強く跳躍した彼女は辛うじて動く片腕を振り上げ、アルベルトへ襲い掛かった。
上空から振り下ろされる凶悪な爪の一撃を大太刀で弾くとアルベルトはリズウェルから少し距離を取る。
大太刀を振り被ると彼は勢いよくそれを振り下ろし、不可視の刃を飛ばした。それはまっすぐに飛び、リズウェルの左肩を吹き飛ばす。
リズウェルは苦しみ、もがくように叫ぶと次の瞬間、雄叫びをあげながらアルベルトへ突進する。既に両腕はなく、可能な攻撃と言えば口による噛みつきだけだろう。
彼女と対峙しながらアルベルトは思っていた。
愛はここまで人を狂わせるのかと、自分は……そんな愛に狂わないでいられるだろうかと。
しかし、それがどうであれ彼らの愛の果てにあった悲しい結末は終わらせねばならない。
「リズウェル、俺が断ち切ってやるぜ……お前とロイエスの……狂っちまった、悲しい運命って奴をな!」
大太刀を背中に背負うかの如く振り被り、突進するリズウェルとの距離を測りながらアルベルトは意識を集中する。小さなエーテルの光がその剣身へと集まっていく。
「いくぜ、天剣絶刀……振るうは終幕の一撃……全てを斬り裂け、紫電っ! 一閃っっ!」
エーテルによって輝いたその刃が振り下ろされ、経験を積んだ戦士による必殺の一撃。紫電一閃がリズウェルを斬り裂く。
「グゥガアァァァァァアアアアアーーーッ!」
断末魔の咆哮をあげたリズウェルはその身体を縦に真っ二つにされ、割れた肉体はそれぞれ……ずしゃりと地面へと崩れ落ちた。
「……あの世で仲良くな、お前を狂っちまう程に愛してやまなかった……ロイエスって大切な旦那とよ」
こうしてロイエスに端を発する一連の事件はロイエス、リスウェルの討伐という形で幕を閉じることとなったのであった。
●想いの果てへ
「ふむ、これらは恐らく禁忌の研究。だが、それもまた記録であり知識……戒めの形として、失敗から学ぶ叡智として持って帰るのだ」
リズウェルのいた最奥の更に奥。壁に空いた小さな横穴に作られていたロイエスの部屋。
そこにはリズウェルに対するロイエスの想いが綴られた日記や彼女の状態を事細かに記録した観察日誌などが置かれていた。
それらを必要分だけ纏め、バックにしまうとストレガはその小さな部屋に火の付いたたいまつを放る。
たいまつは床に申し訳程度にひかれたカーペットへ燃え広がり、瞬く間にその小さな部屋を炎で包み込む。
ロイエスという男の想いも。歪んだ研究の痕跡も。その全てが炎の中に消えていく。
「これでいいのだ、この研究を追う者が現れてはいけない。禁忌の研究とはそういうものなのだ」
横穴からストレガがでると最奥では残っていた樹木がアルベルトによって運ばれている。その後ろを細かい枝などを持ってついていくのはアルマだ。二人が運んだ樹木はバーネットが起こした火の中へと放り込まれた。先にある程度運び終えていたキオルティスが長い枝に苦戦しているアルマを手伝う。これらの樹木はリズウェルが死亡した今、もう動かないとはいえ残すのが危険なのだから当たり前である。
燃える樹木を残念そうに見ながらサイラスは溜め息をついた。
「はぁ……素材として持って帰ることができれば良かったんだがなぁ。ま、こんな物騒なもん、色んな所に怒られそうだし、仕方ないか」
彼は素材を得ることはできなかったが、実地による研究成果との対峙によって得た経験はきっと他にはない知識を得ることになったのだろう。
「……エーテルの果てに、安らぎのあらんことを」
「…………あらんことを」
グレイブの祈りの言葉にあわせて一同は祈りの言葉をロイエスとリズウェルに述べる。
樹木が消え、柔らかな光が差す洞窟の中心が掘りこされ、そこにアルマが持ってきていた担架を用いて運んだロイエスとリズウェルが手を重ね合う様にして並んでいる。二人の手の間にはアルマが用意した【聖印】が置かれていた。
二人に土をかけ、グレイブは埋めていく。
そんなグレイブにアルメールは問いかけた。
「ねえ、二人は……その、また会えたのかな?」
その言葉にしばらく黙っていたグレイブはゆっくりと言葉を返す。
「……きっと会えたのだと思います。死してからも救いがないような世界では……ないと思いたいですから」
「そうね……きっと、再会できたわよね。あの空の……向こうで」
そう言ってアルメールとグレイブは柔らかな日が差す空を。どこまでも青い空を見上げるのであった。
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:多い7 / 4〜10人
2021年07月20日 16時14分42秒 公開
相談掲示板
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 戻ってこられた方の情報を十全に活用して きちんと終わらせなければいけませんね・・・。
出発人数はまだ揃ってないけど… シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお気軽に。宜しくね。 そうだね…グレイブさんの言う通り、命賭けの情報を大切に… そして歪んでしまってはいたけれど、ロイエスの想いとリズウェルさんの関係。 全てを胸に抱いてきっちりと終わらせなければ、ね。
一応迄に、私としては「帰還できた冒険者の情報」を使わせていただきたいと思っていますが、あえて「使わない」という主義の方はいらっしゃいますか? これの有無で少し変わってくると思いますので。 >植物 火を嫌うとかそういう性質はあったりするんでしょうかね? エーテルを使わなくても松明など実火を使う方法もあるかと思いますが。 案外一部薬品などはありかもしれませんね。 可燃材(助燃材)とか
俺も情報は有効に使わせて貰いたい所、だね。 >植物 うーん…植物型でも『魔獣』表記だからね、微妙なところだけど やれることをやってみるのは良いと思う。 俺も幾つか『植物』に対するアプローチも考えてみるよ。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 俺も「帰還できた冒険者の情報」は有難く活用させて貰いたいと思ってる。 事前情報の有る無しで大分変って来るしな。 ひとまず、ロイエスがリズウェルのいる最奥への道を塞いでいるって話だから、 最初に接敵するのはロイエスのみって事だし、可能なら襲って来る勢いのまま 洞窟外まで誘導してみないか? 花粉の効果外まで出せるなら御の字だし、それがは無理でもリズウェルの 射程距離圏外まで誘導できれば、完全に分断した状態で各個撃破が出来る。 リズウェルから一定距離以上離れない場合も、引き撃ちで削れるしな。
キャスター、ストレガなのだ。よろしくなのだ。 情報は有効活用するのだ。 エーテルを弱体化する、とあるが付与効果に関係のないアーケインならどうだろうか、と思ったのでロイエスが出てきたら後ろを塞ぐように敷いてみるのだ。 理性はないとの事だし挑発や牽制は効きそうなのだ。 リズウェルに関してはあえて術を行使して波動を撃たせるようにするのだ。
しかし、こんなもの(植物魔獣)を只の貴族が数年程度で作り上げられるものでしょうか・・・? >植物魔獣 個人的な懸念ですが、「欠損部分の補完(資料とロイエスの話より)」が出来ているところから、植物らしい「再生(補填?)」の能力はありそうに思えるのですよね。 つまり、増殖の能力はある。 あまり時間をかけるのは危険かもしれません。 ・・・何より「寄生」の要素がある以上、殖えられると厄介かもしれません。 本体となるのは奥のリズウェルでしょうからね。 >自身で考えていること あくまで妨げられているのは「エーテルを介したもの」ですから、純粋な物理現象であれば妨げるのは難しい、と考えています。 それこそ「身体能力を利用したただの投石」などは有効でしょう。 「純粋な技術」としての武術もそうですね。 また「弱体化(減衰化)」であって「無効」ではないのもありますね。 ・・・そういえば、「悪性の付与(バステ付与)」ってどういう減衰になるんでしょうね? 後その他事ですが、ロイエスは「食って」るんですよね。 消耗があるのでしょうかね?身体維持のために。 >ロイエス戦 誘導は・・・どうでしょうね? 入り口付近のシューターの方が無事だった点を考えると花粉の効果外にでる、というのは恐らくなさそうです。 本能的に優位を取ろうとする、というところでしょうか? (洞窟に充満している、との事なので 距離によって1割減か3割減か半減か、とかになりそうですね)
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 >事前情報 俺も、事前情報は有効活用させてもらう方向で行きたいな。 >作戦 フォーサイスさんのロイエスを挑発するなりしてリズウェルのから引き離して各個撃破する作戦に賛成だな。 >対リズウェル まず最初に合体している樹木部分にたいまつの火で着火してみようと思っているぜ
>減衰 単純に考えて攻撃だとか付与だとかを減算して判定するんだとは思うが、 スキルの補正値だけなのか、素の能力値まで減らして計算するのかは、何とも判断しにくいな。 こういう時は悪い方に考えて、素の能力値にも影響が有る様に想定するのが無難か? >ロイエス まぁ、俺も洞窟外まではまず無理だとは思っているが、 リズウェルと同時に相手をしなくて済むだけでも十分意味が有る。 それに途中で止まるなら、ロイエスの攻撃が届かない遠距離から一方的に攻撃できるしな。
>減衰 私は最終的な威力(ダメージ)が減衰すると思っていました。 ・・・しかし、「体が重い」の描写を見るに 「素の能力値」そのものが下がってると見たほうがよさそうですかね? 回避なども難しくなっているかもしれません。 出なければそれなりの方々が一方的に負ける、というもの中々考えづらいです。 >リズウェル戦というか植物魔獣に共通して (これはリズウェルの頭の花について今までの情報からPC情報に落とし込むための話) 前の…彼ら彼女ら(失敗作)にしても「元の寄生先の形を大まかにとっている」というのはありましたね。 今回のロイエスにしても植物魔獣の部分は寄生先を守るか、純粋に能力を追加する形に発現してますし。 であれば、リズウェルのあの「花」は重要器官とみていいのかもしれませんね 植物として見るなら増える要因にも考えられますし。 優先して狙ってみる価値はあるかと。 〇現状 >ロイエス戦に関しての話 ・エーテル技に依存しない方がいい? ・リズウェルと引き離す(入り口側で距離を取って戦う) ・アーケインで後ろをふさぐ(合流させない) >リズウェル戦に関しての話 ・火を使ってみる
ヒーラーのアルマだよ、前回は参加できなかったけどどーぞよろしくねー。 えっと、まずはロイエスとリズウェルを引き離すって流れということでりょーかい ロイエスを釣り出し&足止めして奥のリズウェルに何人か向かう形になるのかな? 足止めしてても横すり抜けるときリスクあるかもだし保険で光縛封も使うようにする? リズウェル戦はー… 根っこに植物共感で情報取れたりするのかなあ?…共感…したいような相手じゃないけど… でも前回の戦闘経験だったり頭のお花から花粉が出てるの確認できれば、 そこを叩こうって感じで落とし込めるー…? あとは分離するとすばしっこくなって狙うの大変だし寄られると技も弱体化しちゃうから、 真っ先に破壊できればー…くらい?
>引き離す? より正しく言うなら「手前にいるので合流させない」という感じでしょうかね。 明日の夜には出発ですし、現時点で一度プレイングを作成しておきますね
後さっき思いついたことですが 熟練の「威圧」であれば多少ひるむとか期待できませんかね?魔獣ロイエス
>引き離し 連携防止というよりは、各個撃破のための分断って考えているから、 誘導出来たら全員でロイエスを先に撃破する、って具合で考えている。 >威圧 ひるんでくれるかはわからんが、通常よりも圧力があって注意を引けそうではあるな。 >個人行動 ストレガの方でアーケインとか用意してくれるみたいだし、 俺の方はアシッドブリットで物理防御を下げたり、魔糸で回避を下げたりとかしようと思う。 あとは、一応試しで爆炎もリズウェルに使ってみるつもりだ。
>引き離し 分断して各個撃破狙いってことだったのね、お二人とも補足ありがとー! それならボクは普通に堅甲とかの支援と回復を軸にセットしていくね この状態で撃破できればもう起き上がったりはしないー…よね? 念のためロープでぐるぐる巻きにするかマジカルポケットに隔離でもしちゃうかなあ… あと燃やす人がいるならさぽーとで蒸留酒を投げ込むのも入れて仮ぷれいんぐ作るね また何度か見に来るねー
あまり相談に出れなくてごめんね。 >植物魔獣 これね、考えてみたんだけど…ちょっと火を使うのと交差しそうなので 順番としてどう言う順で使うか、相談したいんだけど。 俺は高濃度の塩水を根に使ってみたいと思ってる。 再生力の妨げと仮にロイエスとリズウェルが物理的に繋がっていれば その遮断、が目的…かな。 あとは花粉が飛ばないように、此方にも水を掛けてみたいと思ってる。 ただ、延焼する部位とか考えると後で掛ける方が良いのかな…と。 でも花粉が飛ばないように…と言う目的を考慮すると、なるべく早くに 試してみたいとも思うんだよね。 もし良ければ、使用不使用込めて誰か助言をくれれば有難い。 >個人行動 植物魔獣に対しての通常行動は上記の通り。 もう一つ攻撃的な行為としては、一応、ロイエスにスリップを 付与してみたいと思ってる。どれだけ効果があるかは分からないけど やってみないよりはマシかな…と。 あとはリズウェルに対しては、ストレガさんも言っていたように 誰の攻撃が当たっても良いように、波状攻撃が友好かな、と。 どれかが波動で防がれたとしてもどれかは当たるって方式、だね。
火と水の場合食い合いますからねえ・・・。 そもそも「生木と呼べるものが燃えるか」「水を吸収するのか」という前提もあるので何とも言えませんが・・・。 仮に優先順位をつけるとしたら「火→水」かなと。 焦がしてダメなら濡らしてしまう。 逆の場合は燃えにくいという条件が付いてしまいますしね。 >個人行動 ロイエス戦では「切り込みを入れること」をやってみようかと思います。 太さ的に断ち切れるかわかりませんし、切れ目があることでの「反動」による自壊を誘発できないか、と思っています。 ロイエス戦で注意するべきこととして、「本能中心だからこそ怖い」というのはあると思います。 「背後に守るべきものがいる」のですから。 リズウェル戦は根があることを考えれば足元に注意する、は当然考えられると思います。 浮遊の場合は・・・ 「どんな手を使ってでも」動きを止めてしまえばどうにでもなると思います。 数の差は多少の能力など無視できますからね
グレイブさんは意見、有難う。時間が差し迫ってるのに助かるよ。 まぁ、火も水もやってみるだけなら損は無いしね。 それじゃあ火→水の優先順位で行かせて貰おうと思う。 他の意見もまだ待ってるから、もし何か有れば… >ロイエス戦 本能中心…要は知恵や工夫が無い、ってことだよね。 確かに『護るべき絶対の対象』は居るけれど、それ以外には何もない。 これって怖いと同時に弱点にもなり得ると思う。 ただ…少しでも本能としてだけでなく、理性としてリズウェルのことが 残っているならば…それもまた使い道があるよね。 …ロイエスはどっちなんだろう。 >リズウェル戦 根は刺突だけでなく、此方側の拘束にも使ったりするのかな? あとはドーム状のどの程度を覆っているのか…かな。 所見としては天井を除く全体と考えた方が良いような気もするけど。 あと、花粉は女性型になる前に何とかしてしまいたい所だね。 そうすると >「どんな手を使ってでも」動きを止めてしまえば って言うことがし易くなるだろうし。
No.20
今からよろしくなー。ホカノイライニチュウリョクシテタラギリギリダワ とりあえず着火用具盛りーの、威圧感もちーのして動くなー。 状況見てスキルを使用して攻撃したり、無効化発動の囮にしたりするわ。
No.21
あ、もちろん誘導することは了解だよ? シーザーロア無いけど本能なら呼べるかな?
流石に近づけば勝手に排除に出てくるんじゃないですかね? 縄張りみたいなものでしょうし
アワワワもうすぐ出発だ、サイラスさんもよろしくねー ボクの個人行動に大きな変更はないけど燃やす他にも、 仲間のやりたい作戦があれば協力して合わせるとは入れたよー 対ロイエスはサークルプロテクに加えて、 タゲとった人に堅甲と少し手厚くするくらい 対リズウェルでは植物共感での情報(弱点とか花粉の出所と止め方とか)取りを予定 これは魔獣扱いだと失敗なるかもだけど… あと最初に異常を知らせにきた冒険者さんを引きずり込む描写あったし、 木の根が触手みたいな働きするんじゃないかと注意喚起は入れてるよー 動き止めにはなるたけ付与積んで神霊腕ちゃれんじするつもりー
ふむ、状況によるでしょうが 「スキルを使うときはタイミングを合わせて他の方と同時に使う」 というのもリズウェル戦では有効かもしれませんね。 バラバラに使うよりは協力する形です。 連携技のようなニュアンスですが。 例えば近接技であれば前後から挟むようにするとか 投射(射撃)武器であれば複数が一直線になるようにするとか。 「どちらを消したとしてもどちらかは確実に通す」ような形を意識するといいかもしれませんね。