あつまれ! 農作物品評会!

秋原かざや

コメント 9

シナリオID:1061

オープニング

 ロスガリア大陸では、各地で美味しい野菜やお米などなど、農業も盛んだ。
 そんな大陸に『ロスガリア農業協同組合』と呼ばれる農業を生業とした者達が集まって組織した組合があった。彼らは、年に数回集まって『品評会』を行っている。しかし、今回は、各地で取れた作物を持ち寄り、品評を行うだけでは無く…………。
「みなさーんっ!! ロスガリア農業協同組合主催の農作物品評会が行われますよぉーっ!!」
 そう冒険者ギルドで声を張り上げるのは、小さなエルフの少女。
「あ、申し遅れました。あたしはアルトナ・レーファルストって言います。先日、ギルドに来たばかりで受付嬢やってます。どうぞ、よろしくお願いしますね!」
 そう言って、ぺこりと頭を下げる。
「……というわけで、皆さんにロスガリア農業協同組合主催の農作物品評会に参加しませんか? 実は今回、組合に参加している農家の方だけでなく、一般の方にも野菜の味を知ってもらいたいらしく、大勢の方に参加していただきたいそうなんです。それで、手の空いている冒険者の皆さんにも参加して貰え無いかって打診が来たんですよ」
 アルトナの話しによると、どうやら、組合が品評会を大々的な物にして、より美味しい野菜を多くの人に知ってもらいたいそうだ。
 なので、今回は普段行っている野菜の品評会だけではなく、品評会に出された野菜の販売や、その野菜を実際に使った料理の販売。また、会場の一角では実際に夏野菜の収穫・耕作体験も出来るらしい。
「それに、品評会で優勝した方には、最新農具がプレゼントされるそうですよ!」
 アルトナが楽しそうにそう告げる。
「ああ、それと、もう一つ、重要なことがありました! じ・つ・は……」
 いつになく真剣な眼差しでアルトナが続けた。
「ここで出される野菜はどれも、『絶品』! むちゃくちゃ美味しいらしいのですっ!!」
 なので、あたしもお手伝いする予定なんですと、えっへんと見せて。
「というわけで、皆さんもいかがですか? 冒険の息抜きにもってこいですよ」
 そういって、アルトナは品評会のチラシを冒険者達に手渡していったのだった。

解説

 このシナリオでは、ロスガリア農業協同組合主催の品評会……という名のお野菜お祭りに参加していただきます。  参加する方は、下記のお楽しみがあります。 1)品評会に参加する  自分の栽培した野菜を品評会に出します。ここの品評会に出される野菜はどれもレベルが高いので、少し難易度が高いです。参加する方は、どんな野菜か、どんな風に美味しいのか等のアピールポイントの記載をお願いしますね。運が良ければ、優勝……しちゃうかも? 2)野菜を売る  野菜を売るブースでお手伝いすることが可能です。もちろん、自分で栽培した野菜の持ち込みも可能です。お手伝いをがんばると、農家の方々に喜ばれます。 3)野菜を買ったり、食べたりする  売店で売られている野菜や、野菜料理をいただきます♪ お任せでもかまいませんが、どんな野菜が好きとか、こういうの食べてみたいというのがあれば、対応したいと思いますので、ぜひプレイングに記載下さいね。 4)収穫・耕作体験!  品評会の片隅を畑にしちゃいました! そこで収穫と耕作の体験が行えます。こちらに参加する方は汚れても良い服装で。収穫に参加した方には、収穫物が貰えます。  なお、今回の品評会で野菜等、得たり、食べたりすることは可能ですが、アイテム発行は【無し】となります。  また、同行者がいる場合は、プレイングの冒頭に相手の名前やID、グループ名の記載をお願いします。  それと、皆さんのサポートして、アルトナも同行します。  もし、手伝って欲しいことがありましたら、プレイングにてお知らせ下さい。

マスターより

 こちらでは、初めまして! 秋原かざやです。  素敵なリクエストを見かけて、立候補させていただきました。  皆さんと一緒に品評会(お祭り?)を盛り上げられたらと思います♪  楽しい品評会なプレイング、お待ちしていますね!

リプレイ

●お野菜フィスティバル! 開幕!!
 その日は数多くの人々が、会場を埋め尽くしていた。
「皆さーん、第1回ようこそお野菜品評会に来てくださり、ありがとうございました!!」
 と、アルトナ・レーファルストの声が響き渡る。……あれ、タダの品評会でなくなってる!?
 そんな中、集まった冒険者達もまた、この地を訪れていた。
「農業協同組合主催の品評会……農協所属の身としては、ここできちんと農作物が作れる人材だと印象付けておきたい」
 そう言いながら、辺りを見渡すのは、エル=バ=ノイアン。実は彼、ロスガリア農業協同組合に所属して冒険業の傍ら、農業にも携わっていたのだ!
 おっと、同業者は他にも。
「おおおおおぉっ!!!」
 どでかい声で雄叫びを上げているのは、リザードマンのウォーリア、ハリス・アル・ターミルだ。
「不肖このハリス、魂を完全燃焼させる意気で本大会に臨みます!! いざッ!!」
 ハリスが大興奮するのも無理もない。彼もまた、農業をしている冒険者の一人。しかもノイアンよりもかなり熱心な様子。
「んだべさぁ、ここでおらの村の野菜さ有名になれば、おらの村にも人が来てくれるようになるって聞いたべさ。あんめぇすんげぇもんでもねぇけんど、村のみんな! まっててけんろ!」
 一人で山のような荷物を背負ってやってきたのは、カンナ 三木。
 カンナは辺境都市群とドワーフ王国の境界付近に位置する超極小な田舎村【スグキナ村】に住むドワーフの娘だ。
「手伝おうか?」
 小柄な身体に似つかわしくない荷物に思わず、ノイアンが声をかけるが。
「おらに声かけてくれただか? なんか照れるわさ! けどな、これくらい、どうってことないべさ! ありがとな」
 そういって、カンナはにっこりと会場の奥、品評会が開かれるステージへと向かっていった。それについていくかのように、同じく品評会に参加するノイアンやハリスも舞台へと向かう。

(――品評会、そういうのもあるのだ。祭りは大事なのだ。競う事が励みになる。食材を作る生産者が元気なら世界は救われるのだ。この戦いは力ではなく、育成技術と交配、時の運、そして愛なのだ。プロ農家の健闘を祈るのだ)

 神妙な顔をして、満足そうに野菜が売られているエリアにやってきたのは、部族に伝わる由緒正しき衣装を纏ったゴブリナのストレガ・L・リベルガストラ。
「私が求めるのは、新しい品種、未だ見ぬ珍しい野菜!! こないだクリーパーが憑依したキャベツとか、豆乳みたいな乳を出す牛の魔獣を調理したし……」
 意外と凄いヤツ(?)倒してた! とにかく、きらーんと目を輝かせて、まだ見ぬ野菜を求めて、市場に並ぶ野菜を品定め始めたのだった。

 バンダナを三角巾の様にキュッ! っと頭に巻いて、気合いを入れるのは、ハーフリングのトーラ。
「ちょうど出回り始める時期ですし、焼きトウモロコシと焼きトマトを作りましょうか」
 網で焼いたトウモロコシは醤油を塗って、芳しい香りで客を誘う。
 トマトはスライスしたものを鉄板で焼いて、片面が焼けたらひっくり返し、その上にチーズを乗せて、とろけたらオリーブオイルと胡椒をかけて完成だ。
 トーラが満足げな笑みを浮かべ、出来たものを取り分けようとしたそのとき。
「良い香りだね。一つ貰えるかな」
「あ、シルヴィアさん!」
 トーラは嬉しそうな笑みを浮かべて、まずは出来たばかりの焼きトマトを手渡す。
 彼女の屋台にやってきたのは、シルヴィア・A・カペル。彼女はリーンエス王国の侯爵令嬢で、ここに遊びに来た冒険者の一人でもある。
「熱い内に食べるのが美味しいですけど、火傷しないように気をつけてくださいね?」
「ああ、ありがとう」
 シルヴィアはさっそく受け取り、はふはふしながら、その美味しそうなトマトをゆっくりと味わう。
「採りたての野菜は格別だね。トーラの野菜の焼き加減も絶妙だ……想像以上に甘くて美味しい」
「ありがとうございます! あ、焼きトマトに濃いめのソースをかけた生野菜と一緒にパンに挟んだバーガーも美味しいですよ!」
 いりますかというトーラに、シルヴィアは目を輝かせて。
「それも貰おう」
「はい、では用意しますね♪」
 美味しい野菜はまだまだあるようだ。

「色々な場所の美味しいお野菜が食べられるとは最高ですね! 森でボーっと過ごすより冒険者になった方がお得という事でしょうか? これは全てのお野菜を頂かなくてはなりませんね」
 なんだか、ここにある野菜を食べ尽くそうとしているのは、レラ・シュマリ。彼女は食べることに目が無いエルフだ。
「焼きトウモロコシ、焼きトマトは美味しそうですね。焼きナスや焼きピーマンや焼きズッキーニも良いですし……」
 たくさんの美味しそうな野菜に目移りしている様子。
「どんどんお腹が空いてきますね。周囲の美味しそうな匂いを嗅いでいると涎が出てきます」
 そう言っている間に、口元からたらーんと涎が垂れてきた。おっとと拭って、レラは言う。
「すみませーん、ここからここまでの全部、ひとつずつくださーい!」
 その言葉に、目を丸くした売り場担当の人を大層、驚かせたのだった。

●どっきどきの品評会!
 参加者達の準備が整い、いよいよ品評会が始まった!
 冒険者の参加者で一番最初に舞台に立ったのは、ハリス。
「私が皆様にお出しするのはこの……【濃密大珠トマト】!」
 真っ赤に熟したそのトマトは、ハリスが全身全霊を込めて育てた、とてつもないトマトだ。以前の依頼で学んだ巨大野菜の製造法と品種改良に応用可能な理論、そして独自製造の肥料を用いて栽培したものだ。
「まずは、この肥料ですが……カカオの絞り粕を使用しております!」
 また、その肥料として使ったのが、チョコレートブームの産物として大量廃棄されたカカオの絞り粕だ。通常の肥料と混ぜ、カカオの実の消臭効果でハエなど害虫の発生が抑えられたようだ。
 そして、厳重に水分量を管理して絞りこみ、大玉ながら果肉に糖分が凝縮されている、そのトマトに包丁を入れて見せる。
「刃を入れれば解って頂ける筈です。この『重さ』を!!」
 半分に切ったトマトのジェリー部分がかなり多く、かなり甘くジューシーなトマトだと見るだけで分かる。
「ほほう、これはなかなかの甘さですなあ」
 審査員の一人がトマトを試食して、思わず笑みを浮かべた。

 ハリスがステージから降りていく。その途中でノイアンとハイタッチをして、互いに目配せをした。僅かにノイアンの瞳が、柔らかく細められたのは気のせいだろうか。
「二人とも、いいぞーっ!」
 そう声をかけるのは、二人を応援するシルヴィアだ。
 ハリスに替わって舞台に立つのは、ノイアン。
「ナスは果肉が柔らかく調理の幅が広い卵型のものを。ピーマンは苦味の少ない品種を。追肥と摘花管理によりいずれも甘みが凝縮されている」
 ノイアンが持ってきたのは、この時期にピッタリなナスとピーマン。ひとつずつ取り出し、切って中身を見せる。
「まずは生のものを、何もつけずに食べて欲しい。その甘みがわかるはずだ」
「ほほう……これは素晴らしい」
 審査員達に試食して貰っている間に、ノイアンは次のアピールへと移る。
「次に……調理例として『肉詰め』を作る。自ら作った野菜の美味しさを最大限引き出せるプレゼンまでが……農家の仕事だ」
 まずナスとピーマンを縦半分に切り、果肉とわたをくり抜いて水にさらす。ナスの果肉は粗みじん切りに。次に玉ねぎをみじん切りにし、挽肉と玉ねぎ。挽肉とナス肉と玉ねぎを合わせた2種類のたねを作り、両方に酒、塩、胡椒、おろし生姜、片栗粉を混ぜ合わせていく。野菜に肉だねを詰めて焼き、肉だねに焼き色がついたら水を加えて蒸し焼きに。そしてシャルガネから取り寄せた酒、みりん、砂糖、醤油でたれを作り絡ませていくと。
「柔らかな茄子と肉、そしてピーマンのもつ苦味に甘みが加わり、おかずとしても酒のつまみとしても活躍できるだろう」
 美味しそうな肉詰めが完成した。その見事な料理に審査員達の顔も思わず綻ぶ。

 最後にステージに上がったのは、カンナだ。
「おらが皆に食べて貰いたいのは、このジャガイモだべ!」
 普通に出回っているイモより小振りながらも、中が濃い黄色で果肉がぎっしりと詰まっている。
「村ではこれをちゃんこ鍋に入れて、食べるのが流行っているんだべ。味も濃いし、どんな風に調理してもほとんど身崩れしないのが特徴なんだべ!」
 そのため、少々かみ応えがあるのがネックな所。逆にポテトサラダと言ったすりつぶす料理には使いづらいのも欠点だろう。
「それと、もう一つはこれだべ!」
 とカンナがもう一つ取り出したのは、楕円形型の春キャベツ。スグキナ村では毎年豪雪が降り積もるため、秋に撒いたキャベツは雪の中で冬を過ごす。雪の下で育ったキャベツは味をため込んでいるので、生でもそのまま食べられるくらいに甘くておいしい。
「これもちゃんこ鍋に入れると、さらに甘みが増して柔らかくなり、美味しくなるんだべ」
 ただ残念なのは。
「ちょっと皮が固くなってきてるみたいだね」
 審査員の一人が指摘したとおり、ちょっとシーズンから外れ始めてるため、固くなっていたのだった。

「……野菜は奥が深いなぁ。少しだけ野菜の目利きが出来るようになった気がするよ」
 品評会の発表を見終えて、シルヴィアはそうしみじみと感じていた。
 果たして、優勝は誰が持っていくのか……結果はまだ。もう少し後に出るようだ。

●一方、屋台では
「ほほう……これは凄いのだ……!!」
 珍しい夏野菜に目を奪われるのは、ストレガ。と、その視線が一点に集まる。
「む、これは……!!」
 ストレガが目をつけたのは、実が弾けるタイプのトウモロコシだ。
「いいぞー! こーいうのなのだ!」
 ストレガは作り方を知っている。さっそくそれを買い込んで、鍋を借り、その鍋に油を引いて、ほぐした固いトウモロコシの実をざっ鍋に入れ込み、蓋をし、その上に重しを乗せて……。

 ――どっかーんっ!!

「ああトラブルとか敵襲とかじゃないのだごめんなのだ」
 あわあわとそう叫んで、静かになった手元の鍋を開いてみせれば、そこにはほっくほくのポップコーンが完成していた。それに塩を入れれば。
「子供達ー! おやつができたのだーどうぞなのだー! サクサクしてうまいのだ。蜜で甘くしてもよさそうなのだ」
 ストレガの作ったポップコーンはあっという間に子供達の手に渡り大いに喜ばれたのだった。

 一方、焼きトウモロコシと焼きトマトを売りまくっているトーラ。
「え? 子供が嫌がるピーマンを食べさせたい、ですか?」
「何か良い方法はないかしら?」
 悩む母親のリクエストに、トーラは笑顔で答える。
「そうですね。網で炭の香ばしさが付くように焼いて……あ、生焼けだとピーマンの匂いが立つので注意ですよ! この焼いたベーコンを巻けば、肉汁の旨味で苦味と匂いが抑えられて食べやすくなると思います。あ、ピーマンの味と風味を完全に殺さない様に注意ですよ。ピーマンを食べる意味がなくなりますから」
 そうアドバイスを施す。実際に実演して、子供達にも好評なよう。
「この調子で野菜の美味しさを知ってもらいましょう!」
 まだまだやる気のあるトーラのお陰で、かなりの数の野菜が売れていったのだった。

 シルヴィアもまた、この機会を逃さない。
「今年の収穫はどうだい? 何か困っていることは?」
 こうして、農業を生業とした人々と話を聞き、自分のいるカベル領の農業に活かそうとしている。
「収穫量はまずまずだね~、ただ、最近、鹿が荒らして大変なんだよ」
 どうやら、害獣に困らされているようだ。
 それを聞いて、シルヴィアは神妙な表情を浮かべるのであった。

●農業を体験しよう!
 ここは、農業体験エリア。そこには、レラがわくわくと待っていた。
「食べてばかりではいけませんね。予めこの体験で体を動かしておきましょう! お腹を空かせておけば、更に沢山食べられるというものです」
 今回体験できるのは、夏野菜の収穫だ。
 大きく伸びたトウモロコシにたくさん実をつけているトマトやナス。その畑から、農民達から収穫のやり方を教わって、規定数を収穫する。
「へえ、トウモロコシって、こう、ぼきっともぐんですね」
 抱えるほど貰った野菜に、レラもホクホクだ。
「お嬢ちゃん、その野菜をくれたら、美味しい料理に変えてあげるよ!」
 なんと、取ったばかりの野菜を調理してくれるらしい。
「いいんですか? ありがとうございますっ!!」
 さっそく野菜を預けて、料理がくるのを待つ。肉も追加してくれるということで、追加料金が掛かったが、美味しそうな匂いがレラの所まで漂ってきた。
「名物のお料理なんて言うのもあるのでしょうか? 皆さんの作る珍しい料理があるのでしょうか? 今からワクワクですね」
 おっとと、レラはまた、こぼれた涎を拭って告げた。
「勿論お残しはしませんよ。お任せください!」
 そんなレラの前に、どーんとこれでもかと言わんばかりの美味しい夏野菜料理が並んだのだった。

●そして、品評会の結果は?
「ああぁ素晴らしい……! まさに知見の宝庫です……!」
 アピールの責務に逃れたハリスは、楽しげに同胞達から、いろんな話や野菜を見て、感動している。
 その後ろでは。
「ちゃんこ鍋、できただよ~!」
 カンナがお風呂と見間違えそうな巨大な鍋で作ったちゃんこ鍋を、皆に振る舞っていた。と、そのときだった。
「みなさーん、品評会の結果が出ましたよ~!!」
 司会のアルトナがステージへと上がって、皆に呼びかける。その手には、ようやく出た品評会の結果が書かれた書類が。
「まずは、特別賞から……おめでとうございます、ノイアンさんのピーマンとナスです!」
 審査員から賞状や賞品を貰って、ノイアンは、少し照れた様子を見せている。
「引き続き、準優勝は……カンナさんのジャガイモと春キャベツが受賞です!」
「おらだかーっ!? やった、やっただべ~!! 村の皆、やっただよ~!!」
 お玉を持ったまま、カンナも大喜びだ。ちょっと嬉し泣きしているようにも見える。

「そして最後に……栄えある第1回ようこそお野菜品評会の優勝は……ハリスさんの濃密大珠トマトです!!」
「うおおおおおおっ!!!」
 ハリスも驚きながらも嬉しそうに叫んでいた。インタビューの席では。
「我々は人々に糧を届ける者。競い高めることはあれど、志は一つ。私は皆様と共に歩めることを誇りに思います!!」
 そんなハリスの元にもたらされたのは、賞状と……。
「あ、あれは……紋具の力により半分の力で草を刈れる鎌!?」
 最新農具が手渡されたのであった。

 こうして、冒険者達はもちろん、品評会に参加した者達もとても楽しく、野菜に親しむことができたのであった。

マスターコメント

 皆さん、お疲れ様でした!!  品評会に出された品物がどれも素敵で、目移りしましたが、やはり頭ひとつ突き出ていたハリスさんの品物が評価されたようです。  また、カンナさんの村を思う気持ちが、審査員の心を強く揺さぶったようです。  素敵な品評会にしていただき、ありがとうございました。  少しでも皆さんの心に残る品評会になったのなら、幸いです。  また、依頼を出した折には、参加していただけると嬉しいです。  最後にもう一度、ご参加いただき、ありがとうございました!!
ショートシナリオR

ショートシナリオR普通 報酬:少ない7 / 4〜10人

2021年06月30日 08時50分54秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. エル=バ=ノイアン

    夏野菜が収穫できるころに来るかな…と思っていたらこんなに早く…!!秋原MS、ありがとう。 出来ることもたくさんあるな。ぜひ皆楽しんで欲しい。(最新農具…!!

  2. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回はよろしくね。 子熊亭の目安箱を見て、こっそり楽しみにしていた依頼だ。無事に成立して喜んでいるよ。 私は野菜料理を味わうか、収穫・耕作体験かな。お祭りを楽しませてもらおう。

  3. ハリス・アル・ターミル

    ハリスと申します。どうぞ宜しく。 農民として今回このような機会を頂けたこと、感謝に堪えません。 野菜の普及のため、全身全霊を以て品評会を競わせて頂きましょう!

  4. トーラ

    トーラです! どこに参加するか迷いますね…。 時期的に初夏の野菜が出始める頃ですし、販売のお手伝いに回ろうかな…?

  5. ストレガ・L・リベルガストラ

    ストレガなのだ。よろしくなのだ。 野菜買って料理してると思うのだ。

  6. レラ・シュマリ

    レラ・シュマリと申します。 よろしくお願いします。 お野菜がどんな味なのか楽しみです。

  7. エル=バ=ノイアン

    あらたな仲間が…! まとめてですまないが、決戦もきたし白紙に注意しつつ…楽しんでくれ。 俺はこの茄子とピーマンで品評会に挑戦する…!

  8. トーラ

    わたしは販売のお手伝いですけど、屋台で焼きトウモロコシや焼きトマトなんかを作って売ろうと思います。 料理のリクエストや買った野菜の美味しい食べ方も考えますので、何かあったら声をかけてください。

  9. シルヴィア・A・カペル

    焼きトウモロコシと焼きトマトか。美味しそうだね。 最新農具がどんなものか気になるし、品評会で参加メンバー(ノイアンとハリス)を応援した後、トーラの屋台にお邪魔させてもらおうかな。当日会えたらよろしく頼むよ。 最新農具が良いものなら、カペル領にも普及させよう……(小声)

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0