奪われしは麗しき花 ~傭兵団【騎馬の矛先】殲滅戦~
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シナリオID:866
オープニング
「ええいっ! なぜ彼奴らはあれほどまでに頭が固いのだ! 我が娘の危機だったのだぞ、王国騎士団の一つや二つ、さっさと動かせばいいだろう!」
リーンエス王国にある貴族領、その内の一つにある大きな屋敷。
その二階にある執務室内で荒れ狂っているのは前回、授恵者達に娘のアルメール・レインディアを救われたレリトール・レインディアその人である。
彼は前回の事件に際し、人さらいを不法に繰り返している傭兵団の本拠地を騎士団を派遣し討伐するべきだと王国に陳情したのである。
まあ、表向きはそういう理由だが本来の理由は“大事な娘をさらった不届き者”を亡き者にしたいとの魂胆である。まあ、陳情は失敗に終わってしまったわけだが。
彼の怒りは凄まじく、元騎士として戦場で戦っていた頃のような剛腕を振るい既に何個、屋敷の机が犠牲となったことやら。
無残に破壊された机の破片を片付けながらアルメール付きの侍女であるシリカはやんわりと彼を諭す。
「そうは言いましてもやはり証拠が薄く、あれでは動かせないのも無理はないかと」
「だったら私自らが兵を率い、攻め込んでくれるわ! 傭兵団風情一息で潰してやろうぞ! 我が兵に知らせを――」
「そ、それは流石に不味いかと。別の貴族領に兵を率いた状態で乗り込まれてはいらぬ嫌疑をかけられてしまいます。それが狙いであった場合、敵の思う壺です」
「ぐぬぬ……なれば此度も彼らに頼るしかないのか。ぐっ、動けぬ我が身が口惜しい。偉くはなりたくないものだな、ふっ……お前と戦場を駆けていた昔が懐かしい」
そう言ったレリトールは窓の外を寂しそうに眺める。シリカはそんなレリトールに寄り添うように隣へと立った。自然とレリトールの手がシリカの肩に伸びる。彼はゆっくりと彼女を抱き寄せた。
「レリトール様……誰かに見られてしまいますよ? それに昨夜も――――相手したばかりではないですか」
「そう言いながらいつも抵抗せんだろうに。この私の怒りを受け止められるのはお前ぐらいなものだろう。どうせ妻ももうこの世にはおらん。昔は叶わなかったが、今ならば……とやかく言う者はおらんだろう」
「わかりました、ふふっ……そうまで言うならばこのシリカ、謹んでお相手させていただきます」
そう言うと仲良く肩を寄せ合う二人は執務室に隣接しているレリトールの部屋へと消えていった。
こうしてレリトールは授恵者達にある依頼を出すことになったのである。
●お転婆娘再来
そうしてアルメールお付きの侍女であるシリカは授恵者達を集めたリーンエス王国、ロイエス貴族領内のある酒場にて状況説明を行っていた。
「前回、皆様が得た資料や手掛かりを元に調査した結果、本拠地はこの町から北西に向かった所の山岳地帯にあるとわかりました。古くに放棄された砦を使用しているようで守りは堅牢です」
前回の洞窟とは比にならない程の傭兵が駐留しており、奴隷売買の本拠点と目されているようだ。
周囲は山に囲まれ、出入り口は正面の一つだけ。高い塀に囲まれ、見張り塔の数も多い。
「守りが高すぎて内部の情報は探れませんでしたが、レリトール様が入手した過去の地図がございます。これを活用して探索、討伐に当たってください。もしも救助対象となるような民間人がいた場合は保護してくださいませ」
そんなやばい所に乗り込もうというのに全くもって場違いな人物が一人いる。
そう、レリトールの一人娘アルメールである。彼女の服装は前回とは違い、動きやすそうな軽鎧に腰には自分の得物である専用の長剣が装備されている。髪は動きやすいよう後ろでポニーテールにされているようだ。
動きやすそうなその服装からは軽く谷間や綺麗な太ももが見えているが注視するのも失礼だろうと授恵者達は宇¥努めて見ないようにした。まさに目の毒である。
「あ、なんであたしがいるかって? そりゃ当たり前でしょう、この間はやられっぱなしで何にも仕返しできてないんだから! 今度こそ、この手でぶちのめしてやるわよ!」
「お嬢様、そういう言葉遣いは……」
「いいの、いいの。今日はただのアルメールとしてここにいるんだから。誰もこんな服装で野蛮な言葉遣いしてるのが貴族のお嬢様とはわからないって」
勿論、お父様には内緒だけどと言い含めたアルメールの笑顔に授恵者達は肩をがっくしと落とすのであった。
「皆様、申し訳ございません。散々お止めしたのですがこの通り全く聞きません。ですが前回の皆様の戦いを見たお嬢様は授恵者である自覚を持ったようで、それまではサボりがちであった同じ授恵者である御父上であるレリトール様の戦闘訓練をこなしています。私共々、足手纏いにはならない実力はあると思っていただいて結構です」
「そういうこと。やることはしっかりやってきたんだから。で、どういう感じで行くかよね……あーこういうのって秘密の通路とかないのっ!?」
「お嬢様、実はあるのです。この酒場の店主に伺った所、昔は物資の搬入路として使用されていた古い地下通路があるようなのです。久しく使っていなかった為、魔獣の住処となってしまってはいますが」
シリカが地図に示した場所は目的地である砦から少し南に行った所にある川の近くであった。
「それじゃ、決まりね。私はこそこそしたのは苦手だから正面から攻撃して、盛大に陽動でもしてやるわ! シリカは隠れるの得意なんだから潜入チームよね」
「……お嬢様、絶対にご無理だけはしないでくださいね。貴女様に何かあればお父様が……」
「わかってるわよ、ちゃんと無理はしない。きちんとみんなの言うことは聞くようにするわ」
シリカは改めて授恵者達にお嬢様をお願いしますと深々とお辞儀をするのであった。
こうして授恵者達とシリカ、アルメールは山にあるという目的の砦を目指し、酒場を出発するのであった。
解説
マスターより
リプレイ
傭兵団【騎馬の矛先】討伐依頼を受けた授恵者達は彼らの拠点と目される、リーンエス王国ロイエス貴族領内にある森の中の砦を目指していた。
歩く中、王党派閥の大貴族のレリトール・レインディアの娘【アルメール・レインディア】へ隣を歩いていた仮面の男、グレイブ・ヤードが声をかけた。
「私は今でも貴女が参加すること自体に反対です」
「なっ……わ、私だって役に立つわ! それに貴族じゃなく、今はただの――」
「――貴族だのなんだ以前の問題ですよ、わからないんですか」
アルメールの言葉を遮り、グレイブはそう告げた。その声は仮面で反響しており隠された表情と同じく、声色を伺うことはできない。
「父親の了承を得ているのならともかく、貴女は隠れて参加している。それはどう見ても父親からすれば“我々が巻き込んだ”に該当するんです。貴女が何を言おうが貴女を無事に返す義務がこちらに発生するのですよ」
「うっ、そ、それは……うう……っ」
「ハッキリ言って迷惑極まりないのですが、ここまで来てしまいましたし、同行は我慢しましょう。ですが、私は父親を平気で騙すような方を信用しません」
彼にとって関係者以外を事に巻き込むことは論外なのだ。
アルメールには厳しい言い方だがそれに反論するだけの正当な理由を彼女は持ち合わせていない。
魔獣を討伐できる技量がある、それならば自分は役に立てると意気揚々と参加していたのだから。
歩いていくグレイブの背中を見ながらアルメールは浅はかであった自分を恥じた。
彼女はまだわかっていなかったのだ、自分がどういう立場であり、自分の存在が周囲へ与える影響を。
それを教えてくれる者など誰もいなかったのだ。
そんな彼女にとって彼の言葉が初めて自分をしっかりと見た諫める言葉であり、それが深く突き刺さったのである。
「何よ……そんな言い方、しなくてもいいじゃない……っ」
●砦の攻防戦、陽動班
一行は砦に付かづくにつれ、音を立てずに警戒しながら移動する。
二手に分かれた授恵者達は地下通路から砦を目指す部隊と砦正面から陽動を掛ける部隊に分かれていたのである。
陽動部隊に配されたロイ・アウレアはアスティン・ヴェルラインと相談し、互いにエーテルリンクさせたペットを交換して連れていた。
離れて戦闘に参加しないようアスティンの大鼬であるディディに伝えるとロイは岩でごろごろした不安定な足場を物ともせず丘を登る。
丘から砦を見下ろす位置へと移動したロイは四つある櫓の視界を塞ぐように濃煙炸弾を放つ。エーテルの光を纏った矢は櫓に向かって飛来しその眼前で弾けると濃密な煙を巻き散らした。
視界を突如塞がれた櫓内のシューターは舌打ちをし、即座に地面と降りる。
「おいっ! 敵襲だっ!」
その声に呼応した傭兵団のウォーリア達は幾人かが砦の壁から正門付近へと飛び降りていく。
砦の正門には硬い閂がされ、攻撃に耐えるようにと固く閉じられた。
濃煙炸弾の二射目を終えたロイは味方の授恵者達と衝突しようとしているウォーリア達へ炸光矢を放とうとするが彼の頬を鋭い矢が掠めた。軽く裂けた頬からは血が垂れる。
「くっ、そう簡単にはいかないか!」
丘から飛び降りるように移動すると先ほどまでロイのいた位置をエーテルを纏った矢が貫いた。そのままいれば危なかったと言えるそれは煙の影響を受けていない櫓から放たれたようであった。
ロイは不安定な丘から続く坂道に膝を付けてしゃがむと弓を安定させ味方授恵者と戦っている傭兵のウォーリア達目掛けて炸光矢を次々と放った。
背後に着弾しエーテルの破片が巻き散らされたその攻撃は予期せぬ攻撃となってウォーリア達を襲撃した。
だがそこは手練れの傭兵、混乱することはなくダメージを受けながらも突撃する者、一旦後退して引く者と反応は様々であった。
「とりゃぁぁっ! さあ、掛かってくるといいのです」
敵のシューターから降り注ぐ矢を ダマスカス鋼の盾で防ぎながらフリーダ=ブロムヴィストはエーテルによって延長した刃を振り回す。
ウォーリア達はそれらに倒されることはないものの、射程外からの攻撃にその進行は確実に止められていた。距離を上手く詰められないというのは戦闘の初手で動きが遅れ、彼らが後手に回ったからに他ならない。
手練れである彼らが初手の動きに戸惑ったのは彼女が鳴らしたラッパを騎士団の軍楽隊と勘違いした為であった。
「くそっ、面倒なもん使いやがって! 数だっ、数で囲んで一気に行くぞ!」
「させませんよっ、せいやぁあーーっ!」
囲もうと動いた傭兵のウォーリア達の進行方向を地面の土ごと薙ぎ払い、フリーダは簡単に自身を囲みこませることはない。そして彼女の隣を抜けようとしていた傭兵のウォーリアに気づき、エーテル刃で隣を抜けられるぎりぎりのタイミングで斬り飛ばす。僅かに遅ければ抜けられていただろう。
背中を深く切られたウォーリアは血を吹きながら錐もみ回転し地面へと叩きつけられて動かなくなった。彼の刃に集まっていたエーテル刃は霧散して消える。
「もらったぜぇえっ! くらいなぁっ!」
彼女の攻撃後の隙を狙ったウォーリアの戦士の一断が上段から振り下ろされる。飛び掛かるようにして放たれたそれをまたフリーダは素早い動きで防ぐ。盾と剣がぶつかり合った衝撃が腕にじんじんと響く。
だが痛みで痺れることもなく、彼女は引いた右腕を伸ばしエーテル刃をウォーリアの胸部へと突き立てる。赤い色が衣服へとじわじわ広がっていく。
「がはっ、なんだ、てめぇ……その、うご……っ」
それだけ言うとエーテル刃を抜かれた男はその場に崩れ落ちる。
「神の言葉の賜物です。さあ、ここが正念場とお告げにも出ています、いきますよ!」
フリーダは剣を持ち直して盾を握り直すと前線を引き上げる為、盾を構えながら走った。
「死ねやぁぁあっ!」
「ぐっ、このぉおーーっ!」
傭兵のウォーリアと前線で剣を打ち合っているのはアルメールであった。その表情は険しい。
彼女は魔獣との戦いはかなりの経験があるがこと対人戦に至っては命のやり取りをしたことがない。
相手を殺すという人特有の濃密な殺気に気圧され、彼女はいつもの実力が出せずにいた。
それでも深く踏み込んだアルメールの一撃がウォーリアの剣を弾き飛ばす。無手となったウォーリアへアルメールの剣が迫った。
しかし、心臓に刺さる寸前で彼女の動きは一瞬止まってしまう。そう、人を殺す覚悟がまだないのだ。
ウォーリアはそれを好機と見て腰に帯刀していたナイフを抜くとアルメールへと襲い掛かった。まだ恐怖の色を消せていないアルメールは成す術もなく組み敷かれてしまう。
寸前で受け止めたナイフの切っ先がぎりぎりとアルメールの顔に近づき、彼女がもう駄目だと思った瞬間、ウォーリアは横っ飛びに吹っ飛ぶ。グレイブがウォーリアの横っ腹を蹴っ飛ばしたのである。
吹っ飛んだウォーリアにすかさず接近すると密着した状態でグレイブはウォーリアの心臓を無銘祭祀刀で貫いた。黒革が巻かれた柄を血液が伝って落ちる。
身体を弛緩させ、絶命したウォーリアを適当に転がすとグレイブはアルメールを助け起こす。
「大丈夫ですか? 随分と押し込まれていたようですが」
「だ、大丈夫……それとありがと。あんなこと言ったし助けてくれるとは思ってなかったわ」
「……それとこれとは話が別ですよ。言ったはずです、貴女を無事に返す義務があると」
「それは……グレイブっ! 後ろっ!」
彼の背後からウォーリアがダマスカスの剣を振るったのだ。グレイブは咄嗟に踵を返し、無銘祭祀刀で受け止める。無数の奇妙な言語が彫り込まれた刀身とウォーリアの刃がぎりりっと拮抗する。
拮抗する二人であったがダマスカスの剣の方が刀身が長く、また体勢的にも振り下ろしているウォーリアの方が咄嗟に受ける体勢となったグレイブよりも有利であった。徐々に押し込まれ、グレイブは膝をつく。
それを見ていたアルメールは葛藤する。彼ならば負けることはないだろう。だがもし万が一にも負ける可能性があるとしたら。それを防げるのは今、動けるのは自分だけである。アルメールはそう思った。
だが彼女の手は震える。人を殺すことが怖いのだ。彼らは魔獣とは違い、家族もあるだろう。帰る場所もあるだろう。それを奪うのがたまらなく怖いのだ。
しかしグレイブの仮面に刃が近づくのを見たアルメールは咄嗟に動いていた。後先など考える暇もなく。自身を救ってくれた彼を救う為に。
「私を助けてくれた、貴方みたいになりたい……だから私は……私はっ! う、うあぁぁああああああーーーっ!」
叫んだアルメールが長い自分の得物である長剣を握り締め、ウォーリアの頭を貫いたのだ。長剣を引き抜かれたウォーリアはぐらりと身体を揺らして倒れる。
「わ、私、今、はぁっはぁっ……今、私……っ!」
まだ手に残る“ヒトを手にかけた感触”に戸惑い、自分を見失いそうになるアルメールの肩を掴むとグレイブは声をかける。
「アルメール、しっかりと聞くんです。貴女は葛藤の末、選びました、そのおかげで私は助かった。助けたのです、アルメール! 今はここを乗り切ることだけ考えてください、いいですね」
グレイブの仮面の奥から覗く黒い瞳を見ながらアルメールは流れる涙を拭って頷くと武器を握りなおすのであった。
授恵者達の働きにより、傭兵団【騎馬の矛先】は想定以上の被害を被っていた。
それでも傭兵達が果敢に攻めるのは砦の正門が閉じられ、堅い防御を誇っていたからに他ならない。
「さあ、派手にいってみようか!」
「何っ!? くそ、足がぁっ!」
スタティックフィールドによって発生した光球に絡み取られて上手く動けない数人のウォーリアを狙ってバーネット・フォーサイスはメテオライトを放つ。
光り輝く無数の光弾が回避も満足にできないウォーリア達に降り注ぎ、彼らを薙ぎ払った。
盾で防御したものの、まともに光の雨を食らった彼らは膝をつき、上手く立ち上がることすらできないようだった。
「この、な、舐めるなぁぁっ!」
紫電一閃の構えを取った傭兵のウォーリアであったがそれよりも早くバーネットのストーンブラストが発動する。
紅蓮の炎を纏った巨大な石塊が動けないウォーリアや紫電一閃の構えを取ったままだったウォーリアを薙ぎ倒し轟音と共に正門扉にぶつかって炸裂する。
燃え盛る礫片を巻き散らすその衝撃は正門の扉を粉々に吹き飛ばすと辺りを砂煙で覆った。
「ちくしょう、正門がやられた! おまえら、退けぇーっ! 体制を整えて迎え撃つ! 急げ!」
「させないっての、ほらほら逃げた方がいいと思うよっ」
スタティックフィールドとメテオライトを併用し退いていく傭兵達をバーネットは攻撃する。
降り注ぐ光の雨と動きを止める光球の合わせ技は彼らの幾人かを討ち取ったがそこは傭兵も手練れ、自らの身を犠牲にし仲間を逃がす者がいたせいで大幅に人数を削ることはできなかった。
それでも授恵者達はそのまま雪崩れ込むように、砦の正門を潜って中庭へと進行する。
バーネットは戦場を見渡し、そろそろ煙の効果が切れてしまうなと考え煙の効果を受けていない櫓に目を付けるとストーンブラストを放つ。
まっすぐに飛んだ炎の石塊は櫓の頂上に激突し激しく炸裂した。燃え上がった櫓は崩れながら上にいたシューターとキャスターを巻き添えにし瓦礫で潰す。
「よし、もう一個いっとこうか」
最後の使用回数となったストーンブラストをバーネットは煙の影響を受けていないもう一つの櫓目掛けて放った。
上にいたシューターはキャスター共々急いで地上へと降りようとしたが間に合わず、業炎に包まれそのまま火だるまとなって落下していく。
「煙が晴れたぞ! 上だっ、上から狙え!」
傭兵団のシューターとキャスターは濃煙炸弾の効果が切れたのを確認し残っている二つの櫓へと昇る。
だが前線のラインを押し上げているフリーダがそれを見逃さない。彼女は大きく振り被るとエーテルの刃を振り回すように櫓を狙う。
大きく半円状に振るわれたエーテル刃がシューター達ごと櫓を斬り飛ばした。そのまま動きを止めず、フリーダはもう一つの櫓も斬り飛ばし瓦礫へと変える。
シューターとキャスターがある程度片付き、前に出れるようになったことに気づいたアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトは高らかに叫んだ。
「イクシオっ! 聞いてるか! 俺はアルベルト=V=シュタールシュヴェーアト! お前の弟、エクネオを斬った男だっ! 出てきて相手をしろっ!」
窓から眼下の戦いを眺めていたエクネオの兄【イクシオ】は叫ぶアルベルトを見て目を細める。
「面白い奴だ……少し遊ぶのも悪くない」
窓を開けるとそこから飛び降り、上空から体重を乗せた刃の一撃をアルベルト目掛けてイクシオは放った。
刃を合わせるようにして勢いを殺し、弾き返すアルベルトの動きにイクシオは少し後方へと飛んでにやりと笑う。
「ほほう……そこまでの動きができるとはな。ふふ、ならばこれはどうだ?」
無駄のない動きから一切悟らせることもなく、紫電一閃をイクシオは放った。鋭い刃の斬撃を寸前の所で交わしたはずのアルベルトの眼前にイクシオの刃が迫る。
刃と刃が打ち合い、火花を散らした。数度刃を振るい合い、二人は剣を交わす。
「なかなかの動きだな! アルベルト!」
「お前に褒められても、うれしかねえぜ!」
互いに弾くように距離を取った二人は剣を向け合う。ゆっくりとイクシオは砦の中へと下がっていく。
「俺は上にいる。雌雄を決したいのならば……来い。突破出来たら、の話だがな」
「おいっ、待ちやがれっ!」
イクシオを追いかけようとしたアルベルトであったが砦内部から現れたウォーリアに邪魔され、彼を追うことはできなかった。
●地下通路にて待つモノ
「そうか、うん、わかったよ。皆、聞いてくれ。陽動班は砦の中庭に到達。戦況は此方が有利だ。こっちも進行を開始しよう」
ロイと交換していたペットによる報告を聞いたアスティン・ヴェルラインはその場の全員に状況を伝えた。
彼ら地下通路潜入班は酒場の店主から地図を受け取っていたトーラを先頭とし、明かりのない地下通路をアルマ・ヴァレンタインのランタンの明かりを頼りに進んでいたのだ。
「それにしてもこんな古い通路、よく綺麗に残っていたね。正直、もう少し崩落していたり土砂で通れない箇所があるかと思っていたよ」
アスティンの言葉に反応したのは先頭で地図を眺めるトーラであった。
「店主さんの話によると数年前までは資材とか食料搬入とかで使ってたらしいですよ。受け取り相手はローブ姿でわからなかったらしいですけど……」
「うん、十中八九傭兵団だろうね。少なくとも数年前から奴隷商売は続けてたってことか。だけど今はここを使えない理由、それがロックドレイク、か」
ロックドレイク。それは石で体が構成された魔獣であり、その大きさは家ほどもあるという。倒すのは容易ではない。
「そうなのだ! だから奴らはこの通路を使えないのだ。しかし、そいつを討伐してしまえば問題なし、こっちが有利となるのだ」
そういうのはストレガ・L・リベルガストラである。褐色肌の彼女はこの暗さでは自然に闇に溶け込んでおりあまり姿が見えない。
「そうだね、気配がする……みんな、あそこ。ロックドレイクのお出ましみたいだ、ここからは手筈通りに行くよ」
アスティンの声に呼応し一同は散開する。ロックドレイクを正面と見て扇状に散開した面々はそれぞれ攻撃の準備を整えていく。
まず最初の一撃を放ったのはパヴェル・A・サムルガチェフだった。
彼は独特な動きでスキルを発動する。その動きはまるで舞のようであり、身体の全身を使ってゆったりと舞うその動きはどこかの国の演舞を思わせた。
振り下ろしたパヴェルの杖の先端から激しい水流が迸り、ロックドレイクを暴れる流水が襲った。ロックドレイクは煩わしそうにはしているが大きなダメージは無いように見える。
「まだまだ、もういっちょいっとこうかぁ! 遠慮せず受け取っとけよぉ! でかいの!」
再びタイダルストリームを放ったパヴェルはロックドレイクへの攻撃の手を緩めない。さしものロックドレイクも煩わしかったのか、息を吸い込むと炎のブレスをパヴェル目掛けて放った。
燃え盛る業炎が暗い地下の壁を明るく照らし彼に迫る。
パヴェルは飛びのいて避けながらエーテルバリアを展開、光の膜が彼を覆ってその身を守る。それでもじりじりと焼けつくような熱気が彼を襲っていた。
「うへぇ、直撃しなくてもこの熱さかよぉ、全く、とんでもねぇバケモンだな」
「あれだけ大きいのならば動きはそこまで早くはないはずです、仕掛けてみます」
「ちょっと待て、あいつの表皮は確か……!」
ブレスを吐いた予備動作がまだ終わらず、呼吸を整えているように見えるロックドレイク目掛けてアルメールお付きの侍女であり、授恵者でもあるシリカが飛び掛かる。彼女の手にはダマスカス鋼の短剣が握られていた。
彼女を潰そうと振り下ろされた腕を回避し、素早い動作でシリカは飛び掛かりながらロックドレイクの表皮に短剣の刃を突き立てた。
しかし、その刃はがきんっと弾かれてしまった。空中で攻撃を弾かれ無防備となったシリカをロックドレイクの尻尾の一撃が襲う。
強靭な尻尾に殴り飛ばされ、シリカは吹き飛んだ。だが壁にぶつかる前に飛び込んだパヴェルが彼女を受け止めることに成功する。
ヒールをかけながらパヴェルはシリカと共に後方へと下がった。
「おおっと、嬢ちゃんは俺と後にいようぜぇ」
「わ、わかりました。す、すいません……お手数お掛けします」
そう申し訳なさそうにするシリカにパヴェルは気にすんな、とあくどく笑いかけるのであった。
「一気に凍るといいのだ! ぴきぴきぱっきーん、なのだ!」
ストレガはそういうとフリーズボルトをロックドレイク目掛けて放つ。ロックドレイクの足にまとわりついた冷気はその動きを阻害した。
「今です、ストレガさんに合わせましょうっ!」
「はい、わかりましたっ!」
ロックドレイクが冷気で動きが緩慢となったのを合図にストレガ、アルマ、トーラはそれぞれ暴風を発動させる。
三つのエーテルの光が急激に収束していき、それらはある地点で一気に炸裂した。
衝撃波と暴風を巻き起こすエーテルの揮発が巻き起こり、ロックドレイクの巨体を包み込んだ。
光の嵐が収まるとロックドレイクは血塗れの状態でありふらふらと歩いてから、ずしんと地面へと倒れた。呼吸は無いようでどうやら絶命したらしい。
巨体が倒れると背後に隠されていた地上への階段が一行の目の前に現れた。それを見たアスティンが叫ぶ。
「よし、これで突破だ! みんな、一気に砦内部から制圧をしよう!」
一行は十分に注意して階段を上がっていく。
アスティンが敵の捜波を警戒しながら階段上の古びた扉を開けて顔を出す。すると、そこは食糧が纏められた倉庫のようであった。
倉庫の扉は締められており、外はばたばたと慌ただしいが倉庫内に敵はいないようであった。
すると倉庫の奥から物音と数人の女性の声がしたのだ。それは縄で柱に繋がれているぼろ布を着た女性達である。
「だ、誰……っ!?」
「あの慌てないで。助けに来たんです。もう安心ですから、この地下通路から逃げてください」
縄で柱に繋がれていた数名の女性達にそう教えると彼女達は自分たちは奴隷として連れて来られていたことを明かす。
「地下通路の魔獣は倒しました。今なら安全に抜けれると思います。地下を抜けると町近くの川に出られるはずですよ」
アスティンがそう女性と会話していると扉ががたがたと軋む。女性はアスティンにしがみつくと体を強張らせた。
争うような音が聞こえ少ししてから静かになった途端、扉が一気に蹴破られる。入ってきたのは陽動班であったロイであった。
「あれ、アスティン? その人達は……」
「奴隷として連れて来られた人々だよ。あなたがここまで来れたってことはもう砦内の攻略だね」
「ああ、だけど思った以上に砦内に数がいる。合流してくれ」
わかったと言って扉から出ていくアスティンに続こうとしてロイは縄を解かれた女性の中に小さな少女が混ざっていることに気が付いた。少女は怖さで泣き出してしまっており、中々地下通路へと足が進んでいない。
ロイは少女の前にしゃがむと懐からチョコを取り出して少女に渡す。
「怖かったね、でももう俺達が来たから大丈夫。さ、みんなと一緒に地下通路から逃げるんだ、できるか?」
チョコを受け取った少女は彼の言葉に安心したのか、うんと笑うと地下通路に降りていく女性達に付いていった。
●傭兵の誇り
「全部まとめて流れてしまえばいいのだーっ」
「ぐわっおま、こんな狭い通路でそれははんそ、ぎゃあぁああーーっ!」
砦内へと攻め入った陽動班の授恵者と地下通路班の授恵者達は合流し、砦内にて抵抗する傭兵達の殲滅を行っていた。
ストレガは狭い通路へと容赦なくタイダルストリームのエーテル光波を放ち、生き残った者にはメテオライトの光弾を浴びせるという容赦のない攻撃をしていたのである。
これには手練れと言える傭兵といえども成す術はなく、光波にやられるかエーテルの光弾で打ち抜かれるかのどちらかを選ぶしかない。
「容赦ないなぁ……っと、逃がさないよ」
ストレガの攻撃を見て容赦がないというアスティンであったが彼は彼で隠れている者や逃げようとしている傭兵を容赦なく鋭射で討ち取っている。
「ちぃっ! このちびっ! ちょこまかとぉっ!」
「そんな攻撃当たりませんよっ」
傭兵団のシューターが続けざまに風読みの矢を放つが、トーラはフェザーステップを駆使しそれらを避けて見せる。
シューターは打ち抜けないと判断し炸光矢による範囲攻撃に変え、トーラの移動個所を塞ぐようにそれらを撒き散らすように放った。
しかしトーラは残像を残して炸裂地点から消えたかと思うと疾風足による凄まじい速度で壁を駆けあがり、一瞬の内にシューターの背後を取ったのである。
トーラは無数の光弾を出現させると壁から地面へと着地する瞬間にそれらをまっすぐにシューター目掛けて放った。
飛来する光弾に撃ち抜かれシューターは、がはっと声を上げてその場に倒れた。
合流した授恵者による攻勢は凄まじく、手練れであった傭兵達はその数を減らし、今や二階に向かう階段前に数人を残すだけとなっていた。
アルベルトはその内の一人を薙ぎ倒すと彼らの僅かな防衛網を突破する。突破されようとも追いかける戦力は傭兵側にはもうない。精々他の授恵者に対応する程度しかないのだ。
階段の踊り場を上がっていくアルベルトを上空から剣の刃が奇襲する。アルベルトは咄嗟に防御してそれを弾き返した。
「やはり面白いな、お前は。俺の奇襲を二度も防ぐとは」
「何度だって防いでやるぜ、お望みとあらばな!」
アルベルトは ダマスカス鋼の大太刀を振るい、イクシオと幾度も剣を打ち合わせる。互いに二人はそれぞれの攻撃で傷ついていくが剣を交わすその動きはむしろ早くなっていく。
イクシオはただの長剣でありながら質量で勝るアルベルトの大剣と真面に打ち合っている。それは技量のなせる業と言えるだろう。
イクシオのガードの隙を狙い、アルベルトは紫電一閃を放つ。加速された大剣の刃がイクシオの下段からすくい上げるようにその胴体を狙った。
それを飛んで躱すイクシオはにやりと笑い、アルベルトへ素早い突きを放つ。
戦いというのは攻撃の応酬である。斬撃が繰り返されれば次第に攻撃と防御はそれに最適化していき、その他の攻撃にはどんな達人であろうともコンマ数秒行動が遅れてしまう。
そしてそれは時として致命傷を招くこともあるのだ。
咄嗟にガードしようとしたアルベルトだが攻撃の予備動作からの防御が間に合わず、イクシオに肩を長剣で貫かれてしまった。赤い血が傷口から流れ出す。
痛みに耐え、歯を食いしばるアルベルトを壁に押さえつけイクシオは更に深く長剣を差し込んでいく。アルベルトは苦悶の表情を浮かべた。
「君は非常に熱い性格だ、ならば打ち合いの最中に隙を見せれば必ず仕留めようと仕掛けてくる……ふふ、真っすぐだな、君は」
「ちいっ……!」
「アルベルトさんから離れてくださいぃーーっ!」
「……っ!」
窮地のアルベルトを救ったのはアルマであった。彼女は声を上げると共にレゾナンス・オブ・ヴァローを放ったのだ。
これは勿論ながら攻撃ではない。対象者の身体能力を向上させる補助の魔法だ。
だが突然の乱入者の声と淡く輝いたアルベルトの様子に警戒し咄嗟にイクシオは彼から剣を抜いて階段の上へと飛び下がってしまったのである。傭兵のとしての経験と危機回避能力が仇となってしまった瞬間だ。
アルマはアルベルトに近寄ると癒しの効果を持つエーテルの光を放ち、彼の肩に受けた傷を治療する。
「すまねぇ……だがおかげで決着がつけられるぜ。ありがとなっ!」
アルベルトは自らも跳躍し、二階へと上がる。
すると目の前には静かに剣を構えるイクシオが立っていた。
「俺もお前も……もうスキルの回数など残っていないのは互いにわかっているだろう」
「……ああ」
「ならばこの一撃に全てを乗せるとしよう……行くぞ、アルベルトォッ!」
「来いよ、イクシオォーーッ!」
声を上げながら二人の戦士は走り抜けて交差する。
静かな時間の中、ぐらりと倒れたのはイクシオであった。床に血が流れだしていく。
「がはっ、ふふ……お前ほどの腕があったのなら……俺も……こんな、こ、と……に……は……」
「……腕なんざ関係ねえよ。お前は力の使い方を間違っちまったんだ、それだけの話さ」
「そう、か……ふふ、もっと早く、お前と出会っていれば、よか……ったのかも、な……」
それだけ言うとイクシオは動かなくなった。
こうして授恵者の活躍により、人攫いを繰り返した傭兵団【騎馬の矛先】は討伐されたのである。
●闇の先に見える、かの者の姿。
傭兵団が討伐された後、授恵者達は砦内をくまなく捜索していたが決定的な証拠といった物は見つからなかった。
半ば諦めていたのだが死亡したイクシオに残留思念感応をアルマが使用した際、本棚、壁という言葉が聞こえたのだ。
それを頼りに彼の部屋の壁を探すと不自然に配置された本棚を見つける。
アルマはそれを調査し一つだけ不自然な傾きを見せていた本を押し込んでみた。
するとぎぎっと本棚が動き、中に小さな隠し部屋が現れたのだ。そこには様々な書類が置かれているように見える。
「これって……今までの人攫いの記録?」
「そうみたいだね、どうやら……予想以上に酷いこともしていたようだ」
アルマに書類の一部をアスティンは渡す。そこには“買い手の為にどう躾をしたか”が記されており、見て気分のいい物ではない。
「ひ、酷い……無理やり連れてきて、こんな……!」
「む、隠し部屋でもあったのだ? むぐむぐ」
二人の背後から現れたのはロックドレイクの焼いた肉をかじっているストレガだ。彼女は魔獣の検分も研究の内と倒したロックドレイクを調査していたらしい。
「うん、証拠の山って感じかな、でも首謀者の名前はどこにも……」
「名前? 恐らくこれだと思うのだ」
ストレガは机の上に置かれていた何も書かれていない紙を拾うと近場に灯っていた蝋燭に近づける。すると火の熱に炙りだされ、文字が浮かんでくる。
そこにはこの砦のある貴族領内の領主【ロイエス・シルトハウト】の名が刻まれており、詳細に何人の奴隷を売るか、実験材料にするかなどが記されている。
「悪事は隠すものなのだ。どうやら“R”は奴で決まりのようなのだ」
「そうみたいだね……それにしても実験? 一体なんのことだろう」
こうして新たな謎が生まれたが、授恵者達は首謀者の名前と素性を示す手がかりを見つけたのであった。
●彼女の決意
それから数日後。
アルメールの家であるレインディア家の屋敷内を決意の表情で歩くアルメールの姿があった。
彼女は今回の傭兵団討伐に参加し、その中で自らのやるべきことを見つけたのだ。
(私はもう決めたわ。あの人……ううん、あの人達みたいになりたい。だから……私は逃げないでお父様に向き合ってみる。私のしたいことが、見つかったんだから!)
父親であるレリトールの部屋のドアを勢いよく開けるとアルメールは強い決意の瞳で言い放った。
「お父様っ! お話があります……っ!」
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:標準10 / 4〜10人
2021年05月13日 16時50分28秒 公開
参加者
相談掲示板
グレイブ・ヤードです。 これで実は3兄弟とかそういう流れはないですよね・・・? 何はともあれ解決を目指しましょう
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 うまくいったら次は【R】のところに乗り込むのかなあ… 地下からいくだけじゃなく正面の陽動にも人手を割かないとだし、 敵もやたら豪華装備にスキル満載で手強そうな感じだし成立するかどーか…
成立が確定しました 地の利と戦力数的には現状あちらがとても有利です。 しかしながら主たる目的が討伐ですので、頑張りませんと行けませんね。 >障害として 厳しいのがシューターですかね? こちらが先に見つかる可能性が高くなりますし、先制と数の暴力を仕掛けられれば厳しい内容となります
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 やっぱりネックなのは敵のキャスターとシューターだな。 陽動で正面から仕掛けたは良いものの、見張り塔から一方的に攻撃される可能性もあるし、 一旦引いて敵を誘き出そうにも、アーケインで足止めされると撤退も難しくなる。 陽動だとはいえども、可能なら見張り塔の上は早期に始末しておきたいな。 逆にウォーリアについては、こちらのアーケイン等で足止めさえできれば、 その間は脅威度としてはそれ程でもないし、後から挟み撃ちとかで十分対処できると思う。
キャスターのパヴェルだ。宜しくなぁ。 今んとこ【剣:1 癒:2 詠:2】って配分か。 そういやぁ、ふとおもったんだがよ。魔獣っつうのは敵さんのほうで飼い慣らして配備されてるものなのかい? 魔獣をけしかけて内紛の騒動を起こしてその間に留められりゃぁ陽動役のリスクが減らせるかもしれねぇ。
>シューター等 霧など視線を遮る手段があればどうでしょう? 暗視はそれで多少防げると思いますが・・・ほかのスキルで補われますかね? >魔獣 シューターの方がいらっしゃるようですので、十分飼いならしてる可能性が高いかなと思いますが・・・。 どうでしょうね?
遅れての傘下になったけど、シューターのアスティン。よろしく。 <シューターの視線 煙幕とかでも遮ることは可能と思う。 同じシューターとして考えると、捜波が厄介だけど。 持ち込めるスキル数がこちらと同じと考えると、バスターアローを入れてれば もう一枠。捜波を使うかどうかは微妙なラインかな…。 狙撃を行うとある以上、射線を通すには視覚での認識がほぼ必須だから、 狙撃兵と考えれば視覚系以外は持ち込む可能性は低そうだけど。 サーマルアイとかは所持してるかもかな…。 <シューターが魔獣を飼いならす? うーん…。シューターは別に魔獣使いとか調教師じゃないから さすがにペットの範疇外のものを飼いならして従える可能性は低いと思うけど。 少なくともエーテルリンクは難しいんじゃないかな。 迷宮ツチノコとか、猫とかちょっと一般的でないものになるとエーテルリンクできないわけだし。 エサやりをして刷り込むぐらい、かなぁ…?
(Lv20相当のスキル満載に総ダマスカス装備で改めて|難易度:普通|を二度見…) 正面扉にいるのが前衛ウォーリア、後衛キャスター・ヒーラー 正面扉の奥の二つの見張り塔にシューター・キャスターが1セットずつ …で合計7人かな、霧ー…煙幕とかで射線を通さなくするのはあった気も あとは弓の最遠距離からウォーリアにちょっかいかけてみるとかー 見張り塔のが全員持ち場離れて追っかけてでもこなければ各個撃破できそう? かなりの修羅場を潜ってきた、死線を何度も潜り抜けた、手練れ~ なんて描写のある敵が釣られてくれるはかはあやしーけど… >魔獣 久しく使われてない地下通路に住み着いた、ってあるけどどうなんだろう エーテルリンクまでは結んでないけど、存在はしってて番犬代わりに放し飼いとかー…? ところで弱点の風系魔法って豪風とかそういう…? (なぜか2になると説明文が爆風から爆発になるアレ)
(対授恵者戦の経験が少ないとかそういう展開を期待したいなぁー! レベルとお金は襲撃やダンジョン他色んな手段で得られるから) >シューター対策 索敵系のスキルで攻撃枠を一つでもつぶせる可能性があるならやって損はないかなと思います。 スキルの習得傾向で彼らの行ってきたことが読めるかもしれませんけどね。 (一方的な襲撃が主であれば索敵に割くか?というのも) >問題枠 ・・・アルメールさんをどうしましょうね? 同行させるのは仕方ないとは思いますが、どういった事を担当してもらうかなど少し考えたほうがよさそうです。 シリカさんの監督、とも思いましたが・・・ 見た感じおとなしく聞いてくれるか少し不明なのですよね
>魔獣 そもそも使われてない通路に住み着いてる魔獣だし、傭兵団も通路含め存在を知らないとは思う。 まぁ知っていたとしても飼いならしている訳じゃないだろうし、 逆にこっちが利用しようにも、誘導とか相当厳しいと思う。 弱点については……俺も豪風の系統ぐらいしか該当するのは浮かばないな。 >シューター対策 煙幕は状況とか設置場所次第って感じだな。 範囲が直径1ヘクスだから、煙幕を敵との間に設置する場合は、 見張り塔の位置や高さ次第では、煙幕の横や上からこっちを狙い撃ちできるだろうし、 煙幕内で戦闘するなら、こっちも色々な制限を受ける事になる。 あと、敵のスキルってその場で入れ替えとかできてたっけ? 初めから捜波とか積んでいなければ、習得していても使えないと思うし、 煙幕でスキル枠を潰せるってのは、少し違うと思う。 >アルメール まぁ、本人の適正的にも正面で戦闘させる方が良いとは思うが、敵の集中砲火を受ける 可能性を加味すると、率先して突出させるわけにもいかないな。 全体的な方針との兼ね合いにもなるが、敵前衛を誘き寄せる事が出来たら、 足止めとして交戦させるってのが良いんじゃないか?
キャスター、ストレガなのだ。よろしくなのだ。 アルメール殿には弓が届かない範囲か遮蔽物がある所で挑発しててほしいのだ 前に出過ぎないよう注意して。見張り塔が持ち場を離れるようならそれでいいのだ 魔獣対策に豪風は持ってるのだ。あとはフリーズボルトで足止めするのだ。 侵入してからの行動はどうするのだ?正面を挟撃する?見張り塔は落としておきたいと思うのだが。
(普通……とは?と苦笑い) >地下通路と魔獣 おっ、そうか。地下通路っつううと色んな場所に通じているし、 先に制圧できりゃぁなぁ、魔獣は単純に倒す障害にしかならねぇか。……参ったねぇ。 ただ傭兵団も知らねぇとなるとそこも抑えた方が良いとも思うが。 まぁ、どうするかはお前さんらの総意に任せる。すまん。 >シリカとアルメール アルメールはお嬢さんの監督なんだろう?俺がその立場でありゃ、勝手に動き回るお嬢さんを守るんで手一杯だろうな。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 基本的には正面の陽動役と地下通路からの攻略役に別れる形になりますね。 陽動役は弓や魔法の届かないギリギリの距離を保ちつつ注意を引いて、 その隙に攻略役が攻め落とすという形になるでしょうか。 >魔獣 可能であれば避けて通過できるのが最良ではありますが、 もし戦うのであれば弱点魔法で攻めるしかなさそうです。 あるいはブレス等のタイミングで風系魔法を使って逆に利用するとかでしょうか?
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、正面からの陽動に参加する予定だ。 アルメールと一緒に派手に暴れて陽動を務めさせてもらうぜ。 ちなみに、前回の依頼にも参加したが、その時にイクシオの弟のエクネオを斬ったのが俺だ。 その事を大声でアピールすればイクシオを引っ張り出せるかもな。
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 敵の数が分からないのが恐いですね。ダマスカス装備のウォーリアに囲まれたら、わたしの力だと何も出来なさそうです。 ところで二手に分かれるのは決定でしょうか? それならわたしは地下通路の方に行きますね。 アルメールさんとシリカさんですけど、陽動より地下通路から入って貰って、拐われた人が居たときの避難に回って貰うのが安全ではないでしょうか?
シューターのロイ・アウレアです。よろしくお願いします。 相談が進んでるようなので作戦に合せます。 希望する動きがありましたら言ってください。 特になかった場合は、先ず見張り塔のシューターの真ん前に煙幕かな… 見張り塔から降りるかどうにかしないと打てなくなるので、一時でも隙を作れそうだ。 ともかく、読み込むことから始めますね。
とりあえずはフルになったようで何よりです >二手 そうしますと現状の発言から読み取れる分ですと 地下通路 トーラ(シーフ) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター) ※アルメール&シリカ という所でしょうか? ヒーラーは各所に分かれたほうがよさそうですかね?
では地下のほうに。 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター)
普通とはいったい・・・うごごご! そしてフルメンバーになってたね、あらためてよろしくー。 OPだとこそこそが苦手らしいアルメールさんだけど、説得しだいでは地下側行ってくれるかな? >ヒーラーは各所に 念のため別々のほうがいいかなあと思うけど、とりあえず地下側に入ってていいかな? いちおう杖装備で豪風もってくようにするね 特別やりたいことがある訳でもないので陽動側に変更でもおっけーだよ 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) アルマ(ヒーラー) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター)
面子も揃ったか……これなら何とかなりそうだな。 >アルメール どうしてもって言えば地下通路に行ってくれるとは思うが、その手の動きが苦手と 言っている以上、そのまま正面に居てもらっていいと思う。 面子も揃っているから、何かあった時のフォローもできるだろう。 >分担 それじゃあ、俺は正面だな。 接近して来るウォーリアを足止めして分断しつつ、見張り塔目掛けた範囲攻撃で、 敵の遠距離攻撃を早急に潰すつもりだ。 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) アルマ(ヒーラー) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター) バーネット(キャスター)
>普通とはいったい・・・うごごご! ツイ、先ほど出発した普通依頼と比べてしまった…。 うむ…文章から感じる程には大変じゃない筈…と思いたいね!頑張ります。 陽動組は騒ぎを起こし戦え(勝て)ば良いんだね。 それとアルメールさんのフォローも入れる…と(メモ) 戦闘は《攻撃集中》の宣言をして 前衛のアルベルトさんとフリーダさんの後ろから加勢の予定です。 二人が戦いながら後退してくれれば、見張り塔の射程からは外れられるので 初手に煙幕をした後は、あまり気にせずに行こうと思う(必要に応じ射つ形) 接近する魔と弓が居たら、射程に入る成り攻撃を入れるように動きを考えるよ。
>分担 わかりました。 私は正面の維持を中心に考えましょう。 そうしますとOP等からこうなりますかね? 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) アルマ(ヒーラー) ※シリカ(シーフ) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター) バーネット(キャスター) グレイブ(ヒーラー) ※アルメール(ウォーリア?) >行動関係 範囲回復と補助を主軸にですかね? いっそ敵にスキルを先に使わせて回数切れを狙わせるのも手かな・・・。 温存も戦術ですしね
それじゃあボクは地下側に確定で 地下組は魔獣を倒して砦内に入って、遭遇したらウォリアーとシューターも倒すとしてー… そのあとの動き方は ・見張り塔の敵を奇襲して正面組と合流 ・そのままボス撃破(人数次第、紫電はアクセラレイターなりで流してもらいたいところ…) のどっちがいいかなー…と、ほかにも選択肢があるかもだけど
>地下通路側 戦況にもよるだろうが、可能なら見張り塔を攻略してから正面組と合流して貰いたいとは思う。 正面さえ押さえちまえば、出口は敵が知らない地下通路のみになるだろうし、 そのまま追い詰めるのも難しくないだろう。 あとは、余裕が有れば囚われた連中の捜索と、地下通路への避難誘導とかも選択肢だが、 敵を排除しきれていない状況だと、途中で遭遇して襲われる可能性もあるから、 この辺は終わってからの方が色々安全に事を運べそうだな。
>地下通路側 残り1日のお知らせきちゃったし、合流する方向でぷれいんぐ出すようにするね 汎用は今回も戦闘後の残留思念感応と奴隷さん探しとかも兼ねて超聴覚の予定 夜も見にくるのでなにかあれば修正できる…はず
っとごめん、しばらく顔出せなかった。 ええと、割り振り的に俺は地下がいいかな。 スキルは同じ授恵者であることを考えれば 俺たちが都度スキルを変更できないのと同じで すでにセットしてあるものを変更はできないと思う。 シューターが感波を持ってる可能性だけちょっと怖いけど…。 捜波かあえて感波の方を持ち込もうか…。 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) アルマ(ヒーラー) アスティン(シューター) ※シリカ(シーフ) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター) バーネット(キャスター) グレイブ(ヒーラー) ※アルメール(ウォーリア?)
アスティンさんがどちらに行くか判ってないので(判ったら合せ手直しします。) オレが両方の見張り塔に順次、濃煙炸弾し その後は、炸光矢2をウオーリアの後ろ(砦内)に数発、放とうと思う。 直径3Hexだから多数を巻込めないかな。 その後は先に話した通り、後ろから支援攻撃とさせて貰うね。 他は字数次第で、捕らわれた人の救出や、地下への応援も追記する。 >敵にスキルを先に使わせて回数切れ 何を何発使ったかはカウントしようと思ってるよ。 必殺技系は強力だが1発限りなら、回避出来れば怖くないからね。 今のところ、汎用は天眼とバランス感覚か超聴力の予定です。
おぉ、被った! では「両方の見張り塔に順次、濃煙炸弾」これで行きます。
アルメールさんは陽動、シリカさんは地下通路ですね。 内部にウォーリアが居るので、杖を持った魔法攻撃装備で行こうと思います。生命力の高そうなロックドレイク用に豪風2も持っていけますし。 魔獣を退治して砦に入って、奴隷としてさらわれた人が居たら逃がすのと、塔の制圧で動こうと思います。 特性スキルに捜波改を持っていくとして、いざという時のアクセラレーターか、移動に便利な壁歩きでどちらにするか迷いますね…。
あ。すみません。 陽動と地下通路で連絡がとれた方がいいと思うんですけど、ペットを互いに預けるかテレパスを用意しておくのはどうでしょうか?
特性スキルの関係でペットは置いて行くんだが、汎用なら空けられるよ。 陽動で持つ人が居ないなら、オレがテレパスを持とうか?
時間が時間ですが >地下通路 ある程度安全が確保できたら大々的に(騒ぎ含めて)動いてもいいかもしれません。 奴隷という(おそらく)商品を失うリスクは避けたいでしょうから、正面側も手勢を割かざるを得ない状況になるでしょうし。 かといって正面は陽動組がいるため放置もできない、という感じに混乱などをもたらせそうです。 何より騒ぎが起きればこちらもわかりやすくなるでしょうし。
<互いの連絡 ペットもテレパスも用意できるけど、もう一人のシューターのロイがペットなし なら、テレパスの方がよさそうかな。ちょっと距離制限が短いかもだけど テレパスを持ち込んでおこうか?
<スキル構成 潜入と奇襲メインで、シーフのトーラが捜波・改を持ち込んでくれるなら、 シューターに捜波された場合、逆に奇襲を食らうのが嫌だから警戒用に 探波。地下通路と砦内の先制攻撃チャンスように見えない死神。 汎用はテレパスと看破か超聴覚かな…。
>連絡 テレパスは距離が短くて途中から連絡を取れなくなるリスクもあるし、 可能ならエーテルリンクの方が良いんじゃないか? 最悪、地下通路側の状況だとか突入する時とかが判れば、 陽動側も敵を引き付けておきたいタイミングは把握できるし。
ペットの目を通すなら1kmまで行けるか… 了解、スキルを見直してルプスを連れて行こう。 最近メンバーが増えたので、特にして欲しい動きが有れば 別の子(イタチかリス)に頼むので言ってくれ。 アスティンさん、今からでも汎用の入れ替えは間に合うかな?
むぅ。ペットの交換かー。 了解。ちょっとスキル構成を変更する。 こっちは大鼬を連れて行くよ。 ただ、ペットは生命力を主従で共有だから、 ペットと主人が両方で同時に攻撃を受けてぶっ倒れる、っていうのだけが怖いから お互いのペットの位置取りや参戦の有無には注意しようなー。 二つの全く違う戦域できちんと指示を出せるか自信ないし… テレパスを外してエーテルリンクを持ち込むよ。 …探波…捜波を感知できるだけなら有用性は低いとみるか 暗殺状態になりにくいと読んで見えない死神を外すか…ちょっと考える。
アスティンさん、確認ありがとう >ペットは生命力を主従で共有だから うんうん、オレが敵の弓手ならペットを狙うので 塔から狙い撃ちされないように今回は連れて来ない編成にしてたが 確実な連絡役としての役目の方が重要なので 「射程に入らない距離か、隠れて見守るよう伝えて」同行させようと思ってます。 アスティンさんの子も指定してくれればそのように大切に預からせて貰うよ。 もし厳しいなら、地下突入は陽動が起こす騒ぎを確認したら実行で 地下が塔の制圧や捕らわれた人の開放に動くのはルプス経由で判るだろうから オレだけがペットを持ち込むのでも行けないかな?
ロイ、ありがとう。 連絡を取り合うなら、確実性と柔軟性がある方がいいだろうし、 俺もペットを連れてくことにするよ。 余り距離をとってしまうと連絡を取れなくなるし 基本指示としてペットには連絡係に専念し、ロイのペットに見えるようにふるまわせつつ 攻撃を受けにくいように立ち回らせる。としておくよ。
さてお昼には出発です。 装備やスキルの確認を >陽動に関して 状況にもよりますが「一度距離を開けて誘い出す(偽装撤退?)」ようなものも含めてみました。 砦から引き離しが出来れば撃破しやすいしょうからね。 >スキル 伏兵や罠などが気になったので看破を含めて砦周囲の警戒に用いようと思います。
くっ、しまった。風攻撃を買う金がなかった、だぁ? 支援重視で地下通路に潜るかねぇ……。 魔物に対しちゃただの木偶だ。お前さんらの活躍に期待するぜぇ。 地下通路 トーラ(シーフ) ストレガ(キャスター) アルマ(ヒーラー) アスティン(シューター) パヴェル(キャスター) ※シリカ(シーフ) 正面(陽動) フリーダ(ウォーリア) アルベルト(ウォーリア) ロイ(シューター) バーネット(キャスター) グレイブ(ヒーラー) ※アルメール(ウォーリア?)
滑り込みだけどちょこちょこプレイングの微修正まにあったー… 倒した敵にトドメをさすのか尋問したりするのか分からなかったので、 いちおう光縛呪をもってくようにしたくらいだけど… >風攻撃 地下通路組に『豪風』もち3人いた?からへーきへーき!…のはず