【燃纛】死霊の竜人型ゴーレム
望月誠司
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シナリオID:777
オープニング
帝国西方の山脈、山のバルバロイの隠れ家たる洞穴に、リーンエス王国のとある貴族からの使いが訪れていた。
使者は穏やかな表情で微笑している。
だがノリクム達を見る青い瞳は笑ってはいなかった。
腹の底で何を考えているのか、よくわからない男だ。
ノリクムは無言だった。
鍛えられた体躯を持つ偉丈夫だ。
表情を消し胡坐をかき座っている。
対面して同じように座る使者は、片腕をサッと横に切るように広げ、そして居住まいを正した。
「まぁ……時にはそういう事もありますね?」
洞穴内の間に長く巨大な影が伸びた。
入口付近に立てられている篝火をナニカが遮ったのだ。
「――サリアンシアの若長ノリクム、お前に力を与えましょう」
金属音を響かせながら進み出て来た影の主は、使者の背後でぴたりと止まった。
「……対価は?」
「見届ける事です。この子の活躍を。そして私にそれを話してください。正確に」
「……それだけで良いのか?」
表情を変えずに偉丈夫が問いかけると使者の男は微笑んだ。
「ええ、それだけで構いません。いかがです? そちらにとっても、悪い話ではないと思いますが?」
●
アルサーラムの町の北には森が在る。
昨年の秋頃では這者によって占拠されていた森だ。
しかし本格的な冬が到来する前にアルサーラムの守備隊長ウィリアム・ブレイズが兵を率いて出撃し奪い返した。
その際に、冒険者達が大いに活躍した事は兵達の記憶に刻まれ、町の人々の間にも語り継がれている。
森は冷厳なる帝国の地に生きる町の人々に暖を与える燃料となり、そして木彫りの工芸品を作る為の素材ともなった。
冬の終わり頃、集積された工芸品が町の交易隊によって王国へ運ばれる事が計画された。
その途中、山脈にてサリアンシアなる帝国にまつろわぬ異民族からの襲撃を受け、あわやレイズが討たれかけるような局面もあった。だが商隊は犠牲を出しつつもこれを撃退する事に成功し、その際にも冒険者達が活躍した事は記憶に新しい。
そうして王国に辿り着いたレイズ率いる商隊は、工芸品や貴金属品をまずまずの値段で売る事に成功し、これからアルサーラムの町の人々が生きて行く為の、重要な食料を購入する事が出来た。
食料を満載した商隊は無事に町へと帰還し、現在のアルサーラムの町の食料事情は良好な状態となっている。
今の所、凍死者も餓死者も出ていなかった。これも数々の作戦の成果である。そしてそれはその作戦を成功に導いた冒険者達の活躍のおかげであると言えよう。
さて、ここでつまり――北の森の樹々というのは、アルサーラムの町にとって、とても重要な存在なのである。
それは冬の暖となり、冬以外の季節でも煮出し炊き出しをする為の重要な燃料となり、そしてさらには食料を手に入れる為の引き換えの交易品の原材料ともなる。
生命線といっても過言ではない。
そして生命線というのは――
「この森に放ち、伏せる」
獣皮を被ったノリクムは同行している配下の男女へと告げた。
「あの町の人間どもは必ずこの森へやってくる」
――攻撃する側からすれば、最も狙い目な箇所の一つなのであった。
●
「お爺ちゃんが帰ってこないの」
流行り病で両親を失くし祖父と二人暮らしをしているのだという十歳の少女が兵士の詰め所を訪れたのは夕方の事だった。
なんでも朝に北の森へ柴刈に出た祖父が、いつもだったら昼頃には帰って来るのに、この時間になってもまだ帰ってこないのだという。
「もう春だけどお爺ちゃん歳だから……」
森で倒れてたりしてないだろうか、と心配になったらしい。
それで一人で町の外に出るのは不安だから、兵について来てくれないかと詰め所を訪れたのだそうだ。
「なるほど、じゃあ、俺が一っ走り見てくるよ。お前は家で待ってな、俺一人のが早い」
「有難うお兄ちゃん」
少女とその祖父とは顔見知りである若い兵が答え、彼は小隊長から許可を得ると町から出て北の森へと向かった。
が、その青年兵士もまた陽が落ちても帰ってはこなかった。
「……いくらなんでも遅くないか? 北の森なんて慣れた場所だぜ?」
「確かに……」
「爺さんが森で倒れて、それを探してるにしても、柴刈だろ? ルートと範囲は大体決まってる。そんなに深い所には入らない筈だしな……」
詰所の兵士達は同僚がいつまで経っても戻ってこない事を不審に思い、小隊長に相談した。
小隊長は捜索隊を出す事を決意し、中隊長へと許可取りと報告に向かった。
すると、
「――バカモン! いくらクリーパーがいなくなったとはいえ、町の外は町の外だぞ。おまけに行方不明者が出てそれへの捜索だというのに一人で出させる奴があるか!」
「しかし、北の森は普段から兵でもないただの町の人間ですら往来している場所ですし……」
「壁の外は危険だ。森は危険だ。余裕が無いから町の人間が自ら薪を拾いに行くのを禁じられないだけで、それが安全を保証などしてくれんわ。ええい、ともかくとっとと隊を率いて探しにゆけ。今晩の貴様の隊の警備担当地区は他の隊から人員を回しておく」
「すいません親爺さん、有難うございます」
そうして小隊長は九人ばかりの兵を引き連れ、松明を手に急ぎ北の森へと向かった。
●
空に満月が煌々と輝いている。
町を囲む壁の門から出て、冷涼なる風が吹く夜の草原を北上し、闇の彼方に佇む森の影が見えてきた時の事である。
(……何かいる?)
暗視スキルを持つ兵がそれに気づいた。
まるで森への立ち入りを塞ぐかのように、森を背にして南を向き、鋼鉄の全身鎧に身を包んだ大男が、北上するアルサーラム兵達を見つめて立っている。
頭部の兜はリザードマン――いや、竜を模しているのだろうか? どこか禍々しい造形をしていた。
「隊長! 妙な奴が前方に立っています!」
「なんだと?」
見えたものを報告すると小隊長は唸った。
とりあえず何者であるか近づいて誰何してみよう、という事になった。
兵達が前進し、およそ百m程まで距離が詰まった時の事だ、闇を光が切り裂いた。
鋼鉄の全身鎧男が唐突に駆け出して地を蹴り跳躍すると、背からエーテルの眩い光を盛大に噴出して猛烈な速度で加速し、空を翔け迫り来たのである。
長く伸びた光を翼の如く噴出しながら、放たれた弩矢の如き速度で瞬く間に距離を詰めて来た大男は、激突の間際、短剣を握る右手を振り上げると爆発的に光を噴出し、収束させて光刃と成すと、円弧を描くように一閃した。
天魔の如き恐るべき一撃に小隊長の首が刎ね飛び、鮮血を噴水の如く噴き上げながら倒れてゆく。
「た、隊長ーーーーーッ!!」
「貴様ぁあああ!!」
轟音と共に地を爆砕しながら降り立った鋼の塊は、飛び掛かってきた兵の斬撃に対し、左の手甲を翳した。瞬間、短剣より光が消え、代わりに手甲から薄い円状に眩い光が展開し、兵士の剣と激突した。
「光の盾――っ?! ぐぁっ!!」
一撃を受け止めた鋼の全身鎧大男は、無造作に前蹴りを兵士に叩き込み、態勢を崩させると、間髪入れずに短剣より光を噴出して刃と成して斬りつけ、袈裟斬りに斬り捨てた――
●
明け方、背から血を流しながら瀕死の兵が一人だけ帰って来た。
彼は門を守っていた兵に、
「北の森へ向かう途中に化け物じみた強さのゴーレムがいる」
と告げ息絶えた。
解説
マスターより
リプレイ
地平より黄金の太陽が昇り夜を狩り立て、紅蓮と紺碧と黒とが混じり合いながらも天空には徐々に澄んだ蒼が広がってゆく。
白い雲が涼やかな春の朝の風に吹かれ空の高い所を流れていた。
爽やかとさえ言える気候だったが、しかし、地上の人間達の胸の内に差し込まれる感情はそれとはかけ離れていた。
アルサーラムの町で警備依頼をこなしていた冒険者達は「朝っぱらからで悪いが」と町の守備隊長より至急で呼び出され、事態の説明を受けていた。
「捜索隊は全滅……」
身長100cm、小柄なハーフリングの中でも特にちんまりとした体躯をしている少女が大粒の緑瞳を伏せがちにして呟いた。アルマ・ヴァレンタインである。
(なら、先に出たお爺さんと青年兵士さんは……)
導き出される結果は、何か奇跡でも起こっていない限り、凄惨なものになる。そして奇跡とは普通は起こりえないものだから奇跡だ。
「形見……だけでも持ち帰ってあげたいな」
ただ一人残され、身寄りがなくなってしまうかもしれない女の子が気の毒だと、アルマは思った。
「……よろしく頼む」
元は聖騎士だったという壮年の傭兵隊長は沈痛な面持ちで頭を下げた。
(日常に慣れてしまうのはよくあること……とはいえ、これは教訓にしては手痛すぎる)
フードをかぶった白い鱗のリザードマン、アクティオンもまた苦い感情を表情に浮かべている。
加えて気になる事もあった。
「嫌な流れです。そのようなゴーレム、となると……偶然な筈は無いですよね?」
ゆったりとした外套に白鱗の身を包んでいる蜥蜴人は、金色の瞳を町の守備隊長へと向けた。
レイズは苦々しい表情で頷き。
「ああ……たまたま誰も知らない墳墓が近くに眠っていて、たまたま町の人間が利用する北の森の付近に入口が開いて、たまたま地底から湧いて出て来て、そのゴーレムは定期調整不要のタイプだったってんのなら、あるいは、ありえるのかもしれんが、そんな事があるものか」
アルサーラムの近くに古代文明の遺跡やら魔術師の拠点やらがあったとは聞いた事が無い、との事。
故にまず、偶然野良のゴーレムが湧き出て来たという線は現実的ではない。
「……自然発生したクリーパーや魔獣ではない以上、何者かが操っている筈よ」
アメジスト色の瞳の中性的な美人――エルフの特徴である尖った耳をその豊かな青髪や髪飾りで巧みに隠している――ザザ=ステルヴィナが思案しつつ呟く。
「誰の仕業だか知らねぇが、つまらねえ事しやがる」
アーテミシアが緑色の瞳を氷のように細め吐き捨てた。
金色の長い髪を頭の後ろで二つに分けている少女だ。性別・年齢・種族の基準からするとかなりの長身である。
尖った耳など外見はエルフだが、しかし本人の自己への認識はドワーフだ。その育ちはクリエスター山脈の地下に広がる王国である。
「町の生命線である森への道を塞ぐ、何者かに操られた化け物じみた強さのゴーレム……放ってはおけないですね」
艶のある赤毛をショートにしている118cmの小柄なハーフリングの少女が言った。
ルビーのように赤い瞳に使命感が燃えている。
名をトーラという。
アルマよりは背が高いが、それでも非常に小柄な少女は、その小さな手をぐっと握り、眉をきりりと吊り上げた。
「これ以上犠牲者が出ない内に排除しましょう!」
「……すまん、相手の強さは半端じゃねぇようだが……頼まれてくれるか」
町の守備隊長が言うとトーラは頷き、ララベル・サン・ディーベルもまた応えるように声をあげた。
太陽の火のように赤い髪を持つ十七歳の中性的な小柄な少年だ。
彼は以前、アルサーラムの商隊に同行し、山内で襲撃してきたバルバロイと商隊を守って戦った事があった。
――折角護った町の人々の生活をまた荒らさせはしない。
冒険者ララベルは緑色の瞳に強い意志を宿し宣言した。
「アルサラームの町の平和を守る為、竜人型ゴーレムは僕達がやっつけてみせるよ!」
●
「すたんだっとぅざびくとりー!」
「びくとりー!」
赤髪のハーフリング娘トーラの掛け声も勇ましく、同じハーフリング娘のアルマも唱和して、草原へと踏み出してゆく。
冒険者達はアルサーラムの町を囲む壁の門から出発すると、北の森を目指して草原を進んだ。
小柄なハーフリング達がちょこちょこと足早に進んでゆく中、一行の中でもっとも背の高い、すらりとした麗人ザザは草原の彼方を紫瞳を細めて見渡した。
黄金の陽が横から冒険者達を照らし、長く影が伸びている。
――ゴーレムは怪物の如く強大だというが、果たして己達で勝てるだろうか?
やってみれば、わかるだろう。
やらなければ、わからない。
何事も実際にその時になってみなければわからないものだ――強敵相手の戦いであるなら特に。
やがて太陽もそれなりの高さの位置へと昇り、天空が完全に蒼の支配する所となった頃、小高い丘を越えた冒険者達は彼方に広がっている森を目視した。
そして、確かに居た。
森への途中、その手前に何者かが一人、立っているのが見える。
陽を浴びて鋼鉄の甲冑が鈍く輝いていた。
遠目なので確信は持てないが、体長はおよそ2m程度だろうか。
金属製の全身鎧を着込んだ人間のような姿だった。
しかし、兜は人のそれではなく、竜の頭部のような形をしている。
「……ゴーレムって話だよな? ゴーレムに鎧とは大した趣味してやがる」
アーテミシアがハッ、と鼻を鳴らす。
「どこか継ぎ接ぎな印象を受けるわね……ゴーレムに鎧を着せているのかあるいは……鎧そのものもゴーレムなのか」
ザザが唸った。
ララベルが双剣を抜き放ちつつ言う。
「皆、どんな力を持っているかわからないから、慎重に行こう!」
「了解」
アクティオンが答えて矢筒から矢を引き抜き構える。
一行は戦斧と盾を構えるアーテミシアを先頭にして丘から降り、接近してゆく。
「そろそろ弓の射程に入りますね」
シューターのアクティオンが距離を目で測りつつ述べる。
「それじゃこのあたりに設置しておきますね」
トーラはよいしょーっとマジカルポケットから直径1m程度の岩を取り出し設置した。ここまでの道中で拾い収納しておいた物である。
それからさらに一同が平坦な草原を進み、彼我の距離が100m程度まで詰まった時だ。
それまで仁王立ちで静止状態にあった竜頭の鋼鉄鎧が唐突に動いた。
猛然と駆け出し地を蹴り跳躍すると、背から眩い光を盛大に噴出し、矢の如き速度まで一気に加速して空を翔け迫り来る。
(こいつは――?!)
アーテミシアは背に悪寒を感じ、咄嗟に地を蹴り身を投げ出した――そして、その時には既にエルフ娘の身は淡い光に包まれていた。
「冬に打ち克つ緑の力を!」
アルマが右手に握ったダマスカス鋼の祭刀を振り翳し、勇ましい掛け声と共に光を解き放っていたのだ。冒険者達の身が淡い光に包まれ身体能力が向上してゆく。勇気の共鳴である。
さらにアルマは左手に持つ盾をアーテミシアへと向け力を放っていた。金髪娘の身と防具がさらなる光に包まれてゆく。堅甲だ。
一秒以下で100mの距離をゼロにした竜頭の鋼鉄ゴーレムは、右手に握る短剣より光を爆発的に噴出し、一振りの眩い刃と成すと、弧を描きながら一閃した。
光が宙のアーテミシアの身を掠め、突き抜けてゆく。
天魔の破壊力を秘めた必殺の一撃を紙一重でかわした金髪少女は、腕から地へと落下すると一回転しながら起き上がらんとする。
その僅かな時の間にも、反応したララベルが、左右の手に構えたダマスカス鋼の細剣を一刹那の間に嵐の如く振るい、二刀流による三連撃を叩き込んでいた。
が、
(――盾!)
鋼鉄ゴーレムの短剣から光が消え、代わりに左腕から盾の如く直径1m程度の円型の光が展開されていた。少年のその強烈な破壊力を秘めた斬撃を悉く弾き飛ばしてゆく。
そして次の刹那、左腕から光が消えると同時、右手に握る短剣から閃光が迸った。
「ぐぅぅっ?!」
カウンターの斬撃に少年の身が逆袈裟に掻っ捌かれ鮮血が宙へと噴出した。現在負傷率約112%。
壮絶な破壊力に一発で意識が遠退いてゆきそうになるもなんとか堪え、半死半生の身ながらララベルは羽の如くに軽快にステップして距離を取る。
(間合いを外す前にカウンターが伸びて来る……!)
おまけに威力が、先にアーテミシアへと放ったものよりは遥かに軽い一撃のようではあるが、装甲の薄いララベルでは一撃貰っただけで昏倒しそうになっている程度には凄まじい。
なるほど、これは化け物だ。死んだ兵士の言葉は正しかった。
その攻防の最中、トーラも同時に動いている。攻撃に意識を集中させ、疾風足で鋼鉄ゴーレムの背後へと回り込んだ赤髪のハーフリング娘は、ゴーレムへ打撃を与えると同時にまとめてその翼も圧し折ってやらんと、翼の付け根へと狙いを定め、長さ2mの長大さを誇る杖の先端を向けた。
精密に狙いをつける場合、的中への難易度が上がるが、冒険者達はアルマの勇鳴によって精度が増している。
ララベルの剣と光盾が激突している最中、トーラは急ぎ魔力を杖先に集め、眩い光の球と成し撃ち放つ。
バックアタック。
意識を研ぎ澄まされ放たれた光輝く魔弾は、ララベルへとカウンターの斬撃を浴びせた瞬間の鋼鉄ゴーレムの背に突き刺さり、その片翼を付け根から圧し折りながら壮絶な破壊力を爆裂させた。効果は抜群だ。色々補正が乗ってヤバイ破壊力になっている。
(通った……!)
赤髪少女が胸中でガッツポーズを取る。
他方、ザザもまた同時に動いていた。中性的なエルフの麗人は1m程度の長さの宿り木の杖を振るってエーテルを操ると、輝く光球を鋼鉄ゴーレムの眼前に出現させた。刹那、光球は轟音と共に無数の稲妻の腕を全方位へと向かい伸ばしてゆく。アーケインテンペスト。
荒れ狂う稲妻領域を展開させつつザザは地を駆け、距離を取ってゆく。
稲妻が荒れ狂った瞬間、地を一回転して起き上がったアーテミシアが、身を捻りざまに踏み込み、右手に握ったダマスカス鋼の斧で斬りかかった。
旋風の如く唸りをあげて斧刃が迫り、竜頭のゴーレムは右手の短剣から光を消し左腕を翳した。
光円が一瞬で出現し斧刃と激突し激しく光の粒子を散らす。
「タイミングを合わせましょう――!」
トーラの声が響き渡っている。ゴーレムと味方の動きの様子を見つつ機動していたアクティオンは、弓に矢を番え対象を侵すエーテルを纏わせると射出した。攪乱射撃だ。
唸りをあげて飛んだ矢は、アーテミシアの斧刃を光盾で受け止めていた最中の鋼鉄ゴーレムの脇腹へと命中し、甲高い音を響かせ、そして弾き飛ばされた。
(……硬い!)
効果ゼロという訳では無いだろうが、最低限しかダメージは通っていなさそうな気配だ。
攪乱のエーテルは、通ったか? わからない。確証は持てない。が、こちらはまったく効いていないような雰囲気がしている。
「――1、2の3で行きますよ! 合わせて!」
トーラが声を張り上げ、ザザが命を燃やし魔力を強烈に増大させてゆく。雷光が激しく明滅しながら荒れ狂う中、ゴーレムは地を蹴って高々と宙へ跳びあがった。
「来るわ!」
「させるかよ!」
ザザの注意の声が飛び、アーテミシアもまた即応した。勇鳴によって淡い光に包まれている右手に握る斧へとエーテルを収束させ裂帛の気合と共に一閃する。振るわれた斧の軌跡から衝撃波が飛び出し、唸りを上げてゴーレムへと襲い掛かった。
鋼鉄の竜人が翳す光の盾と衝撃波が激突して吹き散らされ、しかし、炸裂した衝撃に宙の竜人の態勢が崩れる。
だがバランスを崩しつつも鋼鉄ゴーレムは背に残った片翼より光を爆発的に噴出し、宙を流星の如くに駆けた。
狙う先は血塗れのララベル・サン・ディーベル。
同時、アルマが祭刀を旋回させてエーテルを引き出しつつ、その切っ先を赤髪の少年へと向けた。
ちんまいハーフリング少女が翳す刀身から強い光が放出され、ララベルの身に光が浴びせられると、急速に少年のその身から痛みが引き傷が癒えてゆく。アルマはさらに続けざまに光球も発射し少年の身がさらに回復してゆく。負傷率44%まで回復。
刹那、急降下してきた鋼の竜人の右手が閃き、光の刃が少年を真っ二つに斬り裂いて抜けた。
「――遅い!」
だが、光刃剣が断ったように見えたのは、それは実体では無く残像だった。
命を燃やし爆発的に超加速した赤毛の少年は、光を掻い潜りざま、細剣を一閃して竜人を強打する。
両翼あらば、あるいは耐えられたかもしれないが、最早、片翼しか残っていなかった竜人ゴーレムは姿勢を制御しきれなかった。
錐揉むように回転しながら落下し、そのまま大地へと激突する。
轟音と共に地面が陥没し土砂が舞い上がった。
すかさずララベルは地に倒れ伏せている鋼の竜人へと踏み込んだ。
「僕はこっちだ! 疾風三連鎌鼬斬ッ!!」
翼の付け根の間の部分に大きな隙間があり、赤黒い肉のようなものが見えているのに気づいたララベルは、咄嗟にそこへと狙いを定め、左右の剣を振るった。
唸りをあげて走った凶悪な破壊力を秘めた刃は、狙い違わずゴーレムの背より隙間の奥へと入り、そして盛大に赤黒い血肉を斬り裂き飛び散らせた。手応えあり。並の相手なら致命となるレベルの深手だ。
だが、それでもゴーレムは淀みない動作で起き上がり、ララベルはステップして間合いを外した。現在負傷率約64%。
他方、
「――ニィの」
トーラが合図を叫びつつスタッフを翳し、ザザがロッドの先端を向け、二本の杖の先端に眩い光球が形成されている。駆けるアクティオンが鋼鉄ゴーレムの後背へと回り込みつつダマスカス鋼の弓へと矢を番えた。
「――サンッ!!」
合図が響き渡ると同時、赤髪ハーフリング少女の長杖と青髪エルフの杖から魔弾が撃ち放たれ、白鱗のリザードマンもまた精神を研ぎ澄ませ矢を射出する。
勇鳴の光を纏う三名による三方からの包囲一斉射撃。
鋼鉄の竜人ゴーレムは、咄嗟にトーラから迫り来た魔弾へと左腕を翳し、円形状に薄い光を瞬間的に広がらせ構えた。展開された光盾が光球と激突、盛大な爆裂が巻き起こる。
同時、アクティオンの弓から精密に狙い澄まされ放たれた矢は、錐揉むように旋転しつつ唸りをあげて真っ直ぐに飛び、翼の付け根の隙間へと吸い込まれるように突き刺さった。回転する矢が柔らかい肉を抉りながら深々と潜り込んでゆく。
さらにザザから放たれた光球がゴーレムが翳した左腕のその脇下を捉えた。痛烈な爆裂を巻き起こして、鎧の隙間より黒ずんだ肉片と鮮血を噴出させてゆく。
一斉に巻き起こった壮絶な破壊に鋼鉄ゴーレムの身が大きく揺らぐ。
だが、それでもゴーレムは光の盾を消して光刃を出現させるとトーラへとカウンターの光波を撃ち放った。
光の斬波が小柄なハーフリング少女を真っ二つに斬り裂いて地平へと抜け、その隣に五体満足な少女が出現する。
「残像です!」
アクセラレイター。シーフの奥義の一つ。強い動きだ。しかし代償に命を燃やす。負傷率20%。
アクティオン、『ゴーレムが誰を攻撃目標にしているか』『誰からの攻撃を重点的に警戒しているか』を武器や盾の動きから見れないか先程からずっと試しているが、微妙な所だ。
予測があたる時もあれば外れる時もあり、そして高速で切り替わってゆく。この状況下では、なかなか完全に見切るのは難しい。
軸をずらすように弧を描いて機動を続けながら、やはりここはトーラの合図に合わせて一斉射撃するのが効果的そうだと思考してゆく。
ララベル、その気になれば最速で突っ込めるが、どうやらこのゴーレムは凶悪なカウンター技を持っているようだ。
アーテミシアが仕掛けてくれるであろうから、しばし様子を窺いその時を待つ。
「翼は案外脆そうだね~!」
少し余裕が出てきたアルマがゴーレムの観察結果を皆へと述べつつ、ララベルへと二連のヒールを飛ばす。ヒール2とサイドヒールを受けたララベルの身が急速に回復してゆき、その身より痛みが完全に消える。全回復。
一斉攻撃の為のトーラカウントが響き渡ってゆく中、アーテミシアは斧を振り上げ突撃した。
「オレが相手だ、このガラクタ!」
金髪のエルフはゴーレムへと肉薄するとダマスカスの斧を風を巻いて振り下ろし、竜人は光の盾を展開して斧刃を受け止める。
刃と光円が激突して光粒子が散る。
直後、竜頭の鋼人は左腕から光を消し、右手に握った短剣から光を噴出させながら一閃した。
ドワーフ王国育ちのエルフの戦士は装甲の活かし方を知っている。
迫る光に対し、前傾半身に低く構えると、左腕に嵌めて持つダマスカスの鋼盾を、平で受けるのではなく、刃に対し角度をつけてあてるように傾斜させ翳した。縁を使う。
光刃とエーテル防御されている淡く光る盾が激突し、轟音と共に激しく光粒子を散らす。
凶悪な破壊力が炸裂し、負傷率約6%、ほぼ無傷。硬い。アルマからのバフや自身の巧みな防御スキルらによる補正が乗っているから眼前のゴーレムと比較してさえ遥かに硬い。
が、
(――こいつを喰らうのは流石に不味い!)
鋼鉄の竜人が高々と跳躍して宙へと舞い上がった。荒れ狂う蒼い稲妻を裂き爆風を巻きながら急降下して来る。
アーテミシアは身を前方に投げ出した。宙より来たる鋼鉄の竜人の真下を潜るように地を転がり、天雷の如く振り下ろされた光の一閃を回避する。
「喰らえ、疾風三連突!!」
ララベルが風となって加速し、荒れ狂う稲妻の中を突き抜け、鋼の竜人の背を狙う。
裂帛の気合と共に翼の付け根の隙間を狙い左右の細剣を高速で繰り出す。ゴーレムが咄嗟に振り向いて左腕を翳す。
薄い光の円が展開し、凶悪な三連突を悉く弾き飛ばしてゆく。
(くそっ、近づいたらなんかやってきそう……!)
ララベルは即座にステップして間合いを外す。
「――サンッ!!」
他方、ララベルの三連撃と盾が激突している最中、トーラが杖先を向け、高らかに合図の声を響かせていた。
(チャンス!)
命を燃やし続けているザザは、トーラ、アクティオンと共に後背を狙える位置に来ていたのでゴーレムの残っている片翼の付け根へと狙いを定め凶悪な破壊力を秘めた光の球を撃ち放った。
二本の杖から二連の光球が撃ち放たれ、ダマスカスの弓とより旋転する矢が飛ぶ。
魔弾がゴーレムの背に盛大に爆裂して残っていた片翼を吹き飛ばし、鋼の矢が隙間へと入り込んで、深々と肉を抉ってゆく。
一斉射撃により凄絶な破壊が巻き起こった。
「調子こいていられるのもここまでだぜ!」
アーテミシアが攻勢に出た。両翼を失ったゴーレムに対し肉体を蝕むエーテルを斧へと纏わせ猛然と斬りかかる。ゴーレムはしかし、やはり光の盾を形成してがっしりと受け止めた。身蝕のエーテルをも即座に吹き飛ばし、反撃の光を一閃する。
少女が翳す光纏の盾と鋼の竜人の光の刃とが激突し、轟音と共に衝撃が巻き起こる。
鋼鉄竜人はさらに一歩を無造作に踏み込み足を繰り出した。
アーテミシアの周囲のエーテルが流動し渦を巻いてその身へと絡みつき動きを阻害してゆく。極道者の如き鋼の蹴りが盾を掻い潜って少女の腹に鉄灰色の矢の如く突き刺さった。
黄金の髪のエルフの身が大きく揺らいだ瞬間、間髪入れず右手の光刃が一閃される。光が少女の身を掻っ捌きながら抜けてゆく。
が、負傷率約21%、アーテミシア、すべてその身に纏う装甲で防御している。まだまだいける。
しかし、装甲防御のスキルはこれで打ち止めだった。次からはぐぐっと被ダメージが増加する見込み。
もっとも味方がただそれを許す訳はなかった。
ザザは自身へとヒールをかけているが、トーラとアクティオンは射撃を継続しアルマもまたアーテミシアへサイドヒールを飛ばしつつ、祭刀の先端より閃光を発射して一斉攻撃に加わっている。
射撃を追いかけるように双剣を手にしたララベルが突撃する。矢と魔弾の爆裂を受け身を揺らがせているゴーレムの後背へ疾風と化して踏み込み、流星の如き三連の刺突を装甲の隙間へと一瞬で叩き込んだ。
恐るべきタフさと頑強さを誇る竜頭ゴーレムだったが、今度の一斉攻撃まではさしもの彼でも耐えきる事が出来ず、荒野へとゆっくりと沈んで行ったのだった。
●
撃破後、冒険者達は竜頭の鋼鉄ゴーレムの残骸を回収した。
「これは……」
破壊跡から内側を覗いて見れば、それはフレッシュゴーレムとアイアンゴーレムの融合体――つまり、肉と鋼の合成体だった。
見るからに禍々しい。
アルマは残留思念感応でゴーレムから思念を読み取ろうとしたが、明瞭な意志は何も読み取る事はできなかった。
だが、冷たいものは感じた。
「ゴーレムの中には死霊術師が魂を籠めて操るものがあるって聞いた事があるよ」
「これが、それだと?」
「そうであっても、不思議じゃない禍々しさだと思う」
一同は残骸を町の守備隊へ提出する事とした。
町からの警備依頼を引き受けていた契約上、これは町の事件の手掛かりであるから個人で持ってゆく訳にもいかない。
アルサーラムの兵達が調べる事になるだろう。
「ちぇっ、短剣なのに間合い伸びるって、シーフ垂涎なんだけど……仕方ないかぁ」
ララベルが残念そうにそんな事を言っていた。
一同はその後、行方不明者達を捜索した。
周辺及び森を捜索すると惨殺されている兵達と町人らしき老人の遺体が見つかった。
冒険者達は遺品と遺体を回収した。
二度ほど往復して遺体及びゴーレムの残骸を町まで運び終えた時、トーラがぽつりと呟いた。
「このゴーレム、一体誰の仕業なんでしょう……」
手掛かりは無かった。
しかし町の生命線である北の森への通行を妨げていた危険は冒険者達の活躍により確かに排除された。
その後、警備体制も改められ、町の人々は何者かに狙われているのではないか、という不安に脅えつつも、再び木材の確保を行えるようになったのだった。
なお町の人々は遺体を回収してきてくれた冒険者達の気遣いに深く感謝していたという。
マスターコメント
ショートEX難しい 報酬:標準6 / 4〜6人
2021年04月16日 19時01分49秒 公開
相談掲示板
シーフのトーラです。 町の方の生命線の森への道を塞ぐ相手、放ってはおけないですね。 よろしくお願いします! 化け物じみた強さのゴーレムとの事ですけど、射程も移動も高い相手に身を隠すものがない場所で戦うのは不利ですね。 光刃や突撃で狙われると後衛が倒されそうですし、シーフとしてはヤクザ蹴りも厄介です。 大きく迂回して障害物の多い森へ誘い出せないでしょうか?
ウォリアーのアーテミシアだ。 とりあえずマトモに戦うだけ無駄だな。ご丁寧に鎧の隙間を教えてくれてることだし、ここを狙えって事だろうなあ。 問題はどうやって狙うか、ってトコか。 空も飛べるみてえだし、森に引っ張っていくしかねえだろうな…
シューターのアクティオンです、よろしく。 >森へ引っ張る どう動くにしても、移動中に攻撃を受けるのは避けられないので、そこでの被害をどう防ぐか……ですか。 突撃等で長い距離を踏み込まれる場合はともかく、光刃飛ばしなら離れれば命中精度は落ちるようなので、うまくそれを誘発できれば被害は軽減できそうですが……
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 お題通り継ぎ目の大きい?翼の付け根から切り離したいところだけど、 毎ラウンド1回はカウンターされるから近接で切りにいくのも苦労しそう。。 >森に引っ張る 相手のほうが足が速い?し森まで40Hexの追いかけっこは大変そうだねー 濃煙でけむに巻けばメインサブ両方使う突撃は目標がつけられなくなりそう…? もしくは物理しか攻撃手段なさそうだし、光縛封で閉じ込めてる間にハンデを稼ぐとかー…
大きく迂回して森を目指して、気付かれて向かって来たら光縛封で閉じ込めてその間に森へ走る感じでしょうか? 仮に森まで40ヘクスだとして、移動5だとメイン移動もすれば3ラウンド、移動4なら4ラウンド、移動3なら5ラウンド。チャージングや疾風足が使えれば縮められますけど、なかなか厳しいですね。 光縛封を使うアルマさんはメインアクションも使うことになりますし。 足りない分の時間はわたしが囮になって足止めしましょうか? スキルとアイテムを調整して回避を上げて、フェザーステップで間合いを取り続ければヤクザキックも封じれるのである程度は持たせれると思います。
キャスターのサザ=ステルヴィナよん。今回は宜しくね♪ >森に引っ張る 敵の移動力や射程(最大20)を考えると森に誘導するのは難しいと思うわ。 可能性があるとするなら光縛封が効いている3Rの間に森へ行く事だけど―― 光縛封を使う人は最後尾に取り残されて孤立してしまうから危険かと。 それに、森に被害を出すのは出来るだけ避けたいわ。 >光刃剣/光円盾 同時展開は不可能って事だし、行動順を調整して前後左右から同時攻撃する形にすれば、 ある程度は対応可能かしらね? >エリアルソードチャージ 発動前の予備動作――『宙に高々と跳躍』するのを察知したら、 直線上から即退避する様に心掛ければ回避できそう。 天眼と戦術眼は持って行く予定だから、敵の挙動観察は常にしておく様にするわねん。
森に行くにしてもその場でやり合うにしてもリスクはあるンだよ。 ならどっちがマシかって話だな。 射程20つっても距離が離れりゃ命中は落ちるし、追いかけてくるなら飛び道具はそのターン出してこねえだろ。 トロいと背中撃たれるのが問題だけど、その場合撃たれるのはオレだしな。まあそのアテが外れた場合他のやつが背中バッサリって可能性もあるけどな。 その場で戦えば最初から全力でいけるけど、チャージを誰彼問わずモロに食らう覚悟がいるぜ。 オレ以外皆防御二桁台だろ? 大丈夫なのかよ。 オレがチャージングとシーザーロアを使えば他は引きつけつつ森まで行けるとは思うぜ。 まあオレが3ラウンド耐えられる保証ねえけどな
>森まで 最速3Rだけれど(光縛封の効果時間も3R)、 私は移動力3だから森に到達するまで5R前後掛かってしまうし、 その間囮役と森に向かうメンバーとが分断された状態になるなら、 その場で全員で戦った方がリスクは低い様に思えるわ。 >敵攻撃 光円盾or光円盾+ヤクザ蹴りの連続攻撃はあるけれど、 範囲攻撃は持ってはいない筈だから(見落としがあったら御免なさい)、 その辺は盾役・回復役・攻撃役の役割分担で何とか凌げるとは思うわ。
>引っ張るか、その場で戦うか ふむ……そもそも、「森まで走る間を凌ぎ切る」手段を考えられるなら、それを活かして初期位置で戦ってもいいような気はしますね。 光縛封を使うなら封じ込めじゃなく障害物として使って突撃とかを止めながら攻撃を重ねていくとか……突撃の方向を見極めるか、敢えて固まって誘導する必要はありますが。 あと、濃煙ならこちらは出せます。 >光円盾 囲めば盾のない方向から攻撃しやすくなるがゴーレムがどこを狙うか絞りづらくなり、かたまっていればゴーレムの動きをある程度読みやすくなるが盾で纏めて攻撃を防がれる恐れがある……というところですね。 光刃剣と選択であれば、そう毎度毎度展開することもない(あちらも攻め手がかなり狭まる)と思うので、盾発動時はヤクザキック等で相手に流れを取られないことだけ考え、盾を出さないタイミングに攻撃を通すことを考えても良い気もします。
およそ百m程(約20Hex)まで距離が詰まった時に攻撃開始してたので、 北側迂回後ならいけるかなーと思ったけど 夜間のせいかもだし推定情報で進めるにはリスクあったねー…反省 アレなら手羽(翼?)を落として機動力を下げて(突撃も弱体する?)から、 森に引き込んで仕留めるとかー… そのまま見通しのいい平原でやりあったときに気になるのは戦闘の一部始終の情報を、 どこかに伏せてるノリクム(+オトモ2名)に持ってかれるかなーと 森に引っ張ったから防げる確証があるわけでもないけどね ちなみに抵抗も非常に高いみたいなのでシーザーロアの執着判定も通るかどうか…?
平地と森でどちらが利点と欠点が多いかですよね。 抵抗が高くてシーザーロアが通る可能性が低いなら、後衛が身を隠せる森の方がよくないでしょうか。 相手の後ろも取りやすいですし、同時攻撃で盾を片方にしか使わせない戦い方もやり易いと思います。 わたしとしても森なら隠密状態になれるのでタナトスバイトが使える利点があるんですよね。魔法攻撃にシフトすることも出来ますけど、回避が半端になってしまって射撃攻撃の出来る相手には相性が悪くて…。 森へ行くときに囮役が分断される事ですけど、わたしなら疾風足も使えば2ラウンドで40ヘクス移動できるのでリスクは低いと思うんですが駄目でしょうか?
>森まで 私としては2~5Rを移動に全て費やす&攻撃を凌ぎながら森へ向かうより、 その場で戦った方が良いと思っているわ。 移動力もそれぞれ異なるから、移動中に背後から各個撃破されたら一溜まりもないと思うの。 誰かが囮役を務めるにしても、敵が惹き付けられてくれるかは分からないし…。 それと、大成功を狙うなら森を戦場にするのは避けた方が良いかも? …って考えるのも理由の一つ。 森は町の人達の生命線だしね。 エリアルソードチャージに関しては明確な予備動作があるし、 森の遮蔽に頼らなくても回避できる可能性は低くない筈よ。 >ノリクム 彼等は『山のバルバロイ』だから、寧ろ平原よりも森での活動の方が得意そう。 確かノリクムはシーフに近いクラスだった筈だから、隠蔽状態での行動は得意分野だと思うわ。
大成功の前に倒す算段が必要だぜ。 とりあえずカウンターとヤクザキックはオレが受けるような攻撃手順を組み立てないと駄目だな。 威力は兎も角、回避できませンじゃシーフにゃ酷だろ。 …密着戦かつ連続攻撃でいけば一番面倒なチャージは封じられるかもな。回避はそこまで高くないぽいし、付け入るならその辺か。 どっちにしても正面切って相手するのはオレの担当だろうなあ。
そうだねー…結局のところボクは回復と支援にかかりっきりになると思うから、 攻撃する人のやりやすい形に合わせるよ。一撃で倒れなければなんとかはする…よてい
取り敢えず、現状ではこんな感じの行動を考えているわ。 >行動 【天眼】【戦術眼】で敵の挙動は常時観察。 ラウンド始めに【閃く爆光】の使用を宣言。 射程内に入り次第、サブで【アーケインテンペスト】、 メインで仲間とタイミングを合わせて【魔弾】で魔法攻撃。 (魔弾全消費後は【魔矢】に切替え) ヤクザ蹴りの使用タイミングはチェックしておくんで(使用した次のラウンドは使用出来ない)、 光円盾or光円盾+ヤクザ蹴りの連続攻撃の発動タイミングはある程度絞れるかと。 エリアルソードチャージも『宙に高々と跳躍』する予備動作を察知したら、 すぐに皆に注意を促すようにするわね。 ◎防御/回復 敵からの攻撃は盾+エーテルバリアで防御。 生命60%以下でヒールで自己回復。 仲間の被弾率にも注視し、被弾者にはヒール使用。
連投ゴメンなさい…! ×光円盾or光円盾+ヤクザ蹴り ○光刃剣or光円盾+ヤクザ蹴り
>森か平地か 自分としては……平地の方がやりやすいですかね。 諸事情(森は住民の大事な場所であることやノリクムの事)は抜きにしても、森に引き込むまでの間に蓄積するダメージを考えれば誘い込んでも大きく有利ということもないかと。視線、射線が通らなくなるのはあちらだけでもないので。 >戦闘 回避面がそれほどでもないなら、命中精度を落とす方向で支援ですかね。 撹乱射撃もありますし、濃煙炸弾であれば緊急時にあちらの視界を奪って立て直しの時間を作れるかも。
じゃー平地の想定でぷれいんぐ出してくるね。 仲間のヒールまでカバーしてくれるみたいだしボクからゆーことはなにもないよ、がんばってね?
では平地で戦うということになるでしょうか? わたしは少し離れて魔矢と魔弾での攻撃をメインにするので、ヤクザキックの対象にはならないのと、ララベルさんもフェザーステップで攻撃のあと離れれば対象にはならないので気がけてもらえたらと思います。 あと、わたしもヒールを持っていきますけど、同時攻撃で盾をかわすなら攻撃は集中した方がいいと思うので、攻撃と回復はなるべく同じラウンドにまとめた方がいいと思います。
ま、平地の流れだわな。もっとも相手が森に逃げ込んだらその限りじゃねえが。 とりあえずオレは防御よりにしておいたから、メイン攻撃は頼むぜ。 ヤクザキックはグロリアスアーマー使えば大丈夫だろ。
僕は、ララベル・サン・ディーベル。 皆、よろしくね。 うん、フェザーステップで、ヤクザキックの間合いから離れつつ戦おうと思うよ。
それでは平地で行動を出しますね。 それと、マジカルポケットで岩を収納して敵の射程のぎりぎり外に置いておきますね。遮蔽として使って貰えたら。
平地での戦闘、了解です。 なるべく動き回って狙われないようにしつつ、射撃で支援やダメージを重ねるようにしますか。