【CP】忍び寄る悪意

東山秋治

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シナリオID:668

オープニング

●
 貴族の邸宅と見紛うばかりの豪奢な調度品に囲まれた一室。夜だというのに灯りは無く、窓から月の明かりが射すのみ。
「失敗ですって? 使えないわね」
 背もたれの向こうから聞こえる不機嫌そうな声に報告していたチンピラは恐怖に思わず背筋をただす。
「ま、いいわ。今度は私直々に手を付けた方がいいみたいね」
 そう言うと、椅子から腰を上げて窓際へ。窓から見下ろすのは静かな街。
「……楽しみね。上手くいけばこれを土産に幹部も狙えるわ。すぐに準備なさい。”時は金なり”よ」

●冒険者ギルドにて
「……まずいですね……」
 ここは迷宮都市(エドゥノーグ)の冒険者ギルド、ギルドの調査員からの報告を受けたルイウェン・ヴェーリンは眉間に皺を寄せていた。
 先日、ヴァイセントラフ砦で難民に関連した依頼の斡旋を行っていた彼女が何故ここにいるかというと……本来の所属は辺境都市群方面であり、『カカオ採集キャンペーン』のために戻ってきたためだ。
 そんな折、届いた一報が彼女の眉間に皺を寄せさせる原因となった。
「考えていても仕方ありませんね」
 意を決したように言うと、デスクに向かって書き物を始める。

………………
…………
……

「緊急事態かつ急ぎの仕事です」
 疲れた表情でルイウェンが冒険者達に告げる。その声には普段よりも緊張を含んでいる。あの後、急ぎで依頼書を仕上げて通し、移動手段の手配までを突貫で行ったようだ。
「帝国と王国の国境付近……難民の皆さんが作り始めた集落の点在する地域でコボルトの活動が活発化しているのをご存じの方もいると思います」
 そこで言葉を切り、しばし沈黙……。
「私が仲介を担当していた集落に支援物資を運んでいた隊商が襲撃を受け、護衛の冒険者も含め全滅……との報告がありました。集落の物資の限界も考慮して、代替物資を積んだ別の隊商が既に出発しています」
 ギルドから護衛を付けた上、私兵もいるそうなので問題は無いだろうとのこと。
「皆さんには、代替の隊商が現地に到着するまでにその襲撃についての調査と原因の排除をお願いします」
 十中八九コボルトと思われますが、油断はしないでください、と。
「ビッグオウムは手配済みです。すぐに集落に飛んでください」

●
「首尾は?」
「上手くいきやした。全部処理完了(護衛も商人も皆殺し)、と」
 とある街道。隊商の馬車の一つに馬に乗った男か近づき、幌の中の人物と小声で言葉を交わす。
「調査の冒険者がそろそろ派遣されるはずよ。私たちの頭の上を通ってね。そっちの対応も言いつけ通りやったでしょうね?」
「当然。お仕置きは御免でさぁ」
「ならいいわ。じゃ、他の連中にもここからは猫被るように伝えなさい」
 指示を受けた男は荷台から離れて他の馬車へ伝令に走っていく。
「さて、お手並み拝見といこうかしら」

解説

目的 ・隊商襲撃事件の調査  ・現時点で難民、エルフ共に集落や住人への被害は出ていません。  ・現場は両側が森に挟まれた街道で待ち伏せ場所には事欠きません。  ・襲撃を受けた馬車は、ひとまず街道の脇に避ける形で残っています。争った跡なども、街道上のものは往来で消えていますが、街道脇は痕跡が残っているかもしれません。  ・遺体などは難民の集落の外に葬られており、調べようと思えば調べられます。 ・原因の排除  ・今回は確実な排除が求められています。 PL情報  調査を進めて情報が蓄積されていくことで敵の潜伏場所などが判明します。  ですが、調査が進むにつれて襲撃される可能性も高まっていきます。 ※オープニングでは「冒険者ギルドにて」のみがPC情報となります。

マスターより

東山の【CP】シナリオ第三弾、リリースさせていただきます。 今回、難民やエルフに直接被害があったわけではありませんが、放置すれば確実に被害が広がるものです。 皆様のお力で解決をお願いいたします。

リプレイ

●出発前
 ビッグオウムの発着場。
 出立の最終準備を待つ間、ルオは横を歩くルイウェン・ヴェーリンに問いかける。
「ルイウェンさん、いくつか確認したいのだが」
 頷きを返す彼女にいくつかの疑問をぶつける。
 回答を探して資料をめくっているところに、リディリディ・トゥラ・イェレミースがおずおずと話しかけてくる。
「あの……物資のリストがあれば助かるんですが……」
「……その方がいいですね。写しがあるのでこれを」
 差し出されたリストを覗き込むルオとリディリディ。そこには半月分ほどの塩漬け肉等の食料品や調味料、道具の補修に使う資材などが並んでいた。
「なるほど、積み荷の詳細は道中改めて確認させてもらうよ。次に隊商やコボルトについてなんだが……」
「はい、移動ルートは街道沿いに進んで、集落に近い所で脇道に入るルートです。護衛は8名。クラスの偏りも無かったようです」
 ルイウェンはそこで一旦言葉を切って一息。
「そしてコボルトですが、拠点と思しき洞窟は先日掃除が済んでいます。今回のメンバーにも、それに関わった方が数名いらっしゃいますね」
 そう言うと、セリオス・オーガスト、ハヤト=ガラン=ヴォルファング、キーゼに順に視線をやる。
「最後の質問に関してですが、守秘義務などもあって具体的に誰かとお教えすることは出来ません。ですが、少なくとも冒険者ギルド関係者と商人ギルドの支援の担当者は把握しているはずです。輸送先のバッティングを避けねばなりませんから。集落の方も顔役の方は知っているはずです」
 と言いましても、集落の方は訪問する大まかな周期ですが、と続ける。
 同時に、ビッグオウムの準備完了を告げる声が響く。

●襲撃現場
 集落に到着した冒険者達はそれぞれの調査に向かう。

 住人の案内で襲撃現場に向かったのは5人。
 事前の話の通り、馬車は街道の脇に除けられた状態で残っており、押して除けたであろう跡だけが残っていた。少ないながらも往来はあるため、若い衆総出でとりあえず脇に除けたのだとか。
 少なくとも、ざっと一目見た限りでは痕跡は見当たらない。

「……ふぅ……本当は血が流れた場所で使いたくはなかったのですけど」
 リュスィオール・ラ・フォンテーヌは集中を解き、小さく息をつく。[残留思念感応](サイコメトリー)を試みたものの、反応したのは微かに残っていた怨嗟の感情だった。
 精神的な疲労を振り払うように大きく深呼吸をすると、馬車の周辺でコボルトの痕跡を探し始める。コボルトであれば、痕跡を隠す知性は持ち合わせていないはず。もっと言ってしまえば、そもそも隠す必要など無い。
 そう考え、痕跡を探し……ほとんど消えかかっていた足跡と鱗を見つける。見つけたが…………。
「どうした。なんか見つかったのか?」
 ハヤトが声をかけてくる。
「ええ、見つけましたわ。これなんですが……」
 違和感が、と言いかけたところで、ハヤトがおもむろに鱗を拾い上げて鼻に近づける。
「……違う……。連中の臭いがしねぇ」
「え?」
「あんた、ある意味当たり引いたな。コボルト共の仕業なんだろーと思ってたが、そうでもねぇみたいだ」
 どっちにしろ数が知れねぇ以上油断は出来ねぇ…、とハヤトは険しい目で森の奥を見やる。

「なるほど……」
 現場を見たルオは、ある意味納得していた。
 確かに荷物は無くなっている。襲撃したコボルトが、護衛を全滅させるほどの数なら運ぶことは可能かもしれない。拠点としていた洞窟もあると聞いた。
 それを前提としても手際が良すぎる。そもそも、そんな数のコボルトがいるなら難民の集落なりエルフの集落なりで目撃証言がもっと早く出ているはず。
 それすらなく、何よりどちらの集落へも襲撃が無い。
 行動予定を把握していたか、諜報で情報を入手したか……。
「やはり、コボルトの仕業だとは思えないな」
 あとは、キーゼの調査が裏付けてくれるはず。

「馬車まで壊すなんて、やっぱり変ですよね」
 馬車の残骸を調べていたリディリディが呟く。
 出発前に受け取ったリストと照らし合わせると、少なくとも食料品は持ち去られているようだ。
「どうやって持ち去ったんでしょう? 担いでいくには効率が悪いはず……」
「馬車を使う必要が無かったから、かもしれない」
「ええと……? どういうことでしょう?」
 声に顔を向けると、傍で同じように馬車を調べていたセリオスの姿。
「周辺を調べたが、フォンテーヌが見つけたもの以外の足跡が数えるほどしかなかった。全滅した隊商の襲撃にしては足跡が少なすぎる」
 その上これだ、と、馬車についた傷を示す。
「ヴォルファング! ルオ! これを見てくれ! フォンテーヌもこっちに。全員固まっている方がいい」
 馬車についた2種類の傷を示しながら、セリオスが仲間を呼ぶ。

「巧妙に偽装しちゃいるが、間違いねぇな」
「ああ、確かに巧妙だが全部には偽装できなかったわけだ」
 セリオスの見つけた傷を見、剣類の扱いに慣れた二人が同じ結論に達する。
「どういうことですか?」
 首を傾げるリュスィオールとリディリディ。
「コボルトが使うにしちゃいい武器使ってんなって傷と、いかにも使ってそうな武器で付けた傷があるんだよ」
「ということは、コボルトの仕業ではないと……?」
 リュスィオールの言葉に頷く男性陣。
「とにかく、一旦戻ろう。そろそろあちらの調査も終わってる頃だ」

 ルオの言葉に皆頷き、集落への道を戻る。

●遺体及び集落調査
「さて……よくあるコボルトの仕業……で済めばよいのですがね」
 一方、キーゼはアイリーン=N=フェルクスとゴルバルティアを伴って遺体の埋葬場所に来ていた。
 一つ目の墓を掘りながら、この場に来る前に行った集落での聞き込みを思い返す。
 聞き込みで得られた情報はこうだった。
 定期便(集落の者はそう呼んでいるらしい)の隊商が来るのがいつもより日が空いていることに気づいた若い衆が数人、様子を見るために集落を出たところ、隊商が襲撃された現場に出くわしたため慌てて戻ってきた。
 すぐに最寄りの冒険者ギルドに使いを出して今に至る……と、いうのが大まかな時系列。
 コボルトについては、以前の依頼の後での目撃は無く、時折集落を訪れるエルフ達からも聞いたことは無いらしい。
(どちらでも目撃されていないというのは些か妙……コボルトのセンは薄そうですね)
 考えを巡らせる間も手は動かし続け、しばしの間の後、布に包まれた男性の遺体が姿を現す。
 埋葬のために鎧は外されているが体格からしてキャスターかヒーラーだろうか。見たところ、傷が全身に渡る以外に大きな損壊は無かった。
 頭から下に向かって傷を検分していき……致命傷であろうと思われる胸の傷――体を貫通する刺突の痕――に至ったところで、傷に触れた指が止まる。……じ、と顔を近づけて傷を見、他の部位の斬撃で出来た傷と見比べる。
「……なるほど……」
 同じような検分を商人を含めた9人分済ませて、再び埋葬する頃には同行者たちが戻ってきてもおかしくない時間となっていた。
「いろいろわかりました。ひとまず合流しましょうか」

●夜、集落外れの小屋にて
 冒険者達は集落の外れにある小屋を借り受け、一晩の宿とした。集落の住人達には、危険が及ばないよう朝まで外に出ないよう言い含めてある。
 月が中天に差し掛かろうという時間。互いの調査の結果を報告し合っていた。
「集落の反応は概ね動揺、ですね。発見時の状況なども聞いてみた限り、何かを誤魔化しているような素振りは見られませんでした。……遺体についてですが、商人ともう一人、護衛のキャスターと思われる男性ですが、背後からの一撃が致命傷となっています」
 キーゼはそこで言葉を切り……。
「コボルトではないですね。殺しの手際が良すぎる。遺体には死後につけられたと思しき傷も見受けられましたから」
「確かに……こちらも馬車の傷が不自然だった。鱗や足跡もあるにはあったが……ここまでの話を総合すると偽装だろうな」
 キーゼの報告に、ルオが調査で得た情報を話しつつ同意する。

「ヒトがヒトをなど……あまりに……あまりに愚かしいですわ……」
「これが世間ってモンさ。ちっとばかし度が過ぎるけどな」
 おそらく間違いないであろう結論に、肩を震わせ呟くリュスィオール。その隣で、よくある事だと言いたげなハヤト。しかし、彼の声には怒気が篭っている。
 話を聞いて考えこんでいたリディリディが口を開く。
「でも、どうやって一撃で……。それに、何故馬車を壊したんでしょう? コボルトでなくても物資を運ぶのは手間なのに」
「馬車を使ったのでしょう。街道の両側が森ですし、馬車を隠して襲撃するのは難しくない。それと、殺害方法ですが、内通者でしょうね」
 疑問に推論を述べるキーゼ。リュスィオールが新たに湧いた疑問を口にする
「でも、内通者がいたなら数が合いませんわ」
「一緒に墓の下、だろうな。ギルドで顔も見られてる」
 内通者的には裏切られた思いだろうがね、と続けるルオ。

「皆、そこまでだ」
 意見を交わし、推理を進める皆をセリオスの声が遮る。察したハヤトがランタンの明かりを消す。
「……来た。昼間は動物を使って監視でもしてたんだろう」
「……脂の臭い……? ……クソッタレ! みんな、出るぞ!」

 扉を蹴破りながら叫ぶハヤト。
 ヒーラーとキャスター二人の前後を固めて飛び出した先には……。

「チッ、火炙りに出来りゃ手間が無かったのによ」

 いかにも、といった風体の男達。剣と弓がそれぞれ1人と短剣と杖が2人。

●
「わかりやすいな。手間が省けて助かる」
「ええ、まったくです。コボルトを装うなら、生態をもう少し研究するべきですよ。……さて、誰の差し金です?」
「これから死ぬ奴が知ってどうするよ。ま、とりあえず馬車の連中よりは楽しませてもらいてぇな」
「ハッ! 言うじゃねぇか! ブレイブファング傭兵団のハヤト様が相手になってやんぜ!」

 言うが早いがハヤトが飛び出す。冒険者達と言葉を交わしていたリーダー格らしき(長剣を持った)男に切りかかる。
「速ぇ!?」
「デカい口叩いた割にゃ遅いな! どこ見てやがる!」
 男の視界からハヤトが消える。直後、男の視界外からの三連斬([フェザーステップ]&[トリプルファング])が男の体に刻まれる。
「弓を押さえる。術者は任せていいか?」
 セリオスがキャスター二人に敵術者の抑え込みを頼みつつ、敵シューターに向けて矢を放つ。エーテルによって強化されたその一矢([バスターアロー])は敵シューターの肩を撃ち抜く。
「お任せを。……完全に沈黙させてしまってよろしいのかしら?」
「背後関係を聞き出すのに、最低一人は残しておく必要がありますね」
「わかりました。ええと、それなら……」
 リディリディが地面に手を突く。同時に手のひらサイズの小さな魔法陣が展開、周囲のエーテルを吸い上げ始める([高速展開式超魔法]発動)。
 リュスィオール、キーゼ、リディリディのそんなやり取りの裏で、ルオが短剣持ちに接近、革鎧の隙間に滑り込んだ切っ先が男を切り裂く。
「……案外、早く片が付きそうかもな」
 リーダー格の攻撃を難なくかわすハヤトを見やりつつ、自身も短剣での斬撃をいなすルオ。その上、敵シューターはセリオスが完全に押さえ込んでいる。
 そして何より……。
「魔法の範囲を僕に合わせてください」
 キーゼの言葉に頷くリュスィオールとリディリディ。
 そして、キーゼの放った[メテオライト2]を皮切りに、範囲攻撃魔法が3度、敵術者たちを襲う。
「これだけエーテルが集まれば……いきます!」
 続いたリディリディの[メテオライト2]はキーゼの放ったそれとは、光弾一つ一つの光の強さも密度も明らかに違っていた。キーゼのそれ(メテオライト2)を光弾の雨とするなら、リディリディのそれ(メテオライト2)は暴風雨と言えよう。立て続けに無数の光弾を撃ち込まれた術師たちが立っていられたのは、キャスタークラスの魔法防御ゆえ。
 反撃の魔法のために杖を構える……しかし、それももう一つのエーテルの収束に気づいて青ざめるまでだった。
 リディリディのそれには及ばないが、それでも今の彼らを地面に打ち据えるには十分過ぎるほどのエーテルがリュスィオールの構えた杖の先に収束していた。
「これで……終わりにして差し上げます!」
 意志の篭った言葉と共に、敵術師たちの足元から巻き起こったのは氷の嵐(ブリザード)。消える頃には、半ば凍ったように動かなくなった術師二人が倒れ伏していた。

 一度に二人倒れる。こうなれば均衡が崩れるのは早い。
 数の関係上前衛で抑えきれなかった短剣持ちも、リュスィオールを狙おうとしたところ、キーゼに出鼻を押さえられて時間を稼がれてしまう。
 セリオスは撃ち合いの末、敵シューターを仕留めることに成功。1発当てられる間に3発当てる技量差ではむべなるかな。
 リーダー格の男と短剣持ちの二人が拘束され、冒険者達は迎えのビッグオウムを待つばかりとなった。

●豪商
 翌日、冒険者達が再度の現場検分と尋問――結局、口を割ることは無く――を終わらせ、集落の広場でビッグオウムを待っていた時。
 数台の荷馬車と、少々豪華な造りの馬車が集落に入ってきた。
「……あれって、ヴェーリンさんの言っていた代替の隊商でしょうか?」
「そのようですわね。仕事の方は間に合ったようで何よりですわ」

 女性陣がそんなやりとりで馬車を眺めていると……
「んん~~……疲れたわぁ……」
 そんな言葉と共に、豪華な造りの馬車から降りてきたのは男。派手な化粧に、ゆったりしつつも大きく胸元の開いた服に身を包んだその姿は……所謂、オネェ系である。
「アンタ達、荷物を運びこむ準備しときなさい。私は顔役の所に挨拶に行ってくるから」
 従業員であろう男達に声をかけ、冒険者達に気づくと近寄ってくる。
「あなた達……ああ! 襲撃事件の犯人排除をお願いしてた冒険者ね。アリガト。お陰様で無事に荷物を届けられたわ。私、ガソル商会のアーガトン。お仕事お願いすることもあるかもしれないから、その時はヨロシクね。そっちのイケメンさん達も」
 じゃ、まだお仕事あるから~、と手を振り振り去っていく。

「言うだけ言っていっちゃいましたね……」
「……嵐みたいな人でしたわね……」
「あ、あれ男なのか?」
「まあ、ああいう趣味のはいるらしいからな……」

 思い思いの印象を話す中、キーゼだけは違う感情をこめて離れていく男を見ていた。
「考えてることはわかるが、確証がない」
 そんなキーゼの隣でルオがぽつりと。
「集落がグルではなかったことと、今回の件そのものは解決したこと。ひとまずそれでよしとしよう」
「ええ、そうですね」

 その後、迎えのビッグオウムが到着。実行犯を連行し、冒険者達は帰路についた。

マスターコメント

お疲れ様でした。 状況からの推理、情報収集手段、共に設定していた成功度の基準を上回ったため大成功となっております。 また、実行犯の捕縛にも言及されていたため、確実な捕縛が行えました。これにより、次回以降の展開に変化がある可能性が生まれております。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:多い8 / 4〜8人

2021年03月17日 10時19分56秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ルオ

    シーフのルオだ。 よろしく頼む。

  2. セリオス・オーガスト

    ・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえず情報収集から始めるというところか

  3. キーゼ

    さて、宜しくお願いしますね まあ、単純な調査依頼、と言えば調査依頼ですか。 ある程度手分けして調べたほうがよさそうな気はしますね。 あとは、犯行現場近くでコボルトの目撃情報があるのかどうか、等も必要ですか 僕はひとまず死体でも掘り返しに行こうと思っていますが

  4. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな!! とりあえずは犯人の調査からだろ? まずは現場の臭いから犯人を追えねぇか試してみんぜ。

  5. No.5

    キャスターのリディリディです。 その、よろしくお願いします・・・。 私は馬車を調べることから始めてみることにしますね。

  6. リュスィオール・ラ・フォンテーヌ

    リュスィオール・ラ・フォンテーヌと申しますわ。 クラスはキャスター。 どうぞ、よろしくお願いします。 差し当たり、現場の調査を考えておりますわ。 コボルトの仕業であるなら、物証は労せず見つかるでしょう。

  7. アイリーン=N=フェルクス

    シーフのアイリーンだよ! 調査タイムで力になれるか不安だけど、戦闘タイムで頼ってもらえると嬉しいな! ひとまず現場の方を皆と調べておこうかなー?

  8. キーゼ

    調査なのですが、これ、PL情報ではありますが、襲撃の可能性があるということは、最低限ペア以上で行動しておいた方が無難なんですかね? まあ皆さん調べる方向があると思いますので難しい気もしますが

  9. ルオ

    隊商が全滅した原因と、その排除。 ギルドはコボルトの可能性が高いと考えているようだから、その裏付け調査とコボルトの排除が任務となる ……と思って調査をしてみたらな展開に持っていけばいいわけだな。 俺個人としては、現場と遺体は調べておきたいな。 どちらかといえば、現場の調査を優先だが。 ある程度ばらばらに行動するにしても、すぐに連絡が取れる手段があればいいのだがな。 なにか……あるか?思いつかないな。 もし襲撃があった際、なにか異常を知らせる手段がなければ、とりあえず合流を優先するか……

  10. リュスィオール・ラ・フォンテーヌ

    埋葬場所の位置次第ですけど、ご遺体の調査に赴かれる方とは相当の距離が空きそうですわね。 100m迄ならテレパスが有効かもしれませんが、それ以上となると即時的なものは思い浮かびませんわ。 連絡方法を確立できないほどの距離が有るようでしたら、二地点間の移動は全員で行った方がよろしいかもしれません。 その他に調査すべき場所がある場合は、そちらについても。

  11. No.12

    ・犯行現場(街道)での調査 ・集落の外に葬られた遺体 と、大きく二手に分かれるわけですね。 えっと、ここまで皆さんが挙げられたことからですと、遺体方面はキーゼさんおひとりになるのでしょうか? それでは、私は遺体方面に回った方が良さそうですね。

  12. アイリーン=N=フェルクス

    深く調査に力を貸せる自信もないし、他の調べる方々の少ない所へ移動しても構わないので仰ってもらえればなのです。 連絡手段の話なのですが、テレパスを所持していることをお伝えしておきます。テレパス持ちでない人達と一緒に行動出来たら役に立てますかね〜?

  13. キーゼ

    おそらく人手としては現場周辺のほうが必要でしょうかね 遺体の方はちょっと気になる点が、というぐらいですので··· リディリディ氏も、もし希望があるなら無理にこちらに回らず大丈夫ですよ

  14. No.15

    それならば、キーゼさんのお言葉に甘えて私は現場調査の方面に向かうことにします。 前言を翻してしまって申し訳ありません。 それとフォンテーヌさんも懸念されている通り、現場と街道の距離は結構ありそうですね。テレパスでは届かない可能性もあります。 もしも何かあった場合、爆炎か何かを打ち上げることにしますね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0