うさんくさい占い師が示す道

狐野径

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シナリオID:477

オープニング

●まず、一人目
 シルトラース帝国のリーンエス王国との国境沿いの村。
 クリーパーの集団に村が襲われる寸前で避難した人たちが身を寄せている。
 その中の一人がイアハイト・シュトルツ。青年というにはまだ何か足りない、そんな感じの少年。
 元々住む村では神童として育ち、色々知っているということで頼りにされていた。

 クリーパーの来襲があってから、知識はあるだけではいけない、力もある方がいいのかなど色々悩み出した。
 冒険者に助けられて、助言をもらったりした結果、
「僕は、きちんと考えられる人になりたい」
 と考えるまでになった。
「考える人になるには、色々知らないといけない……」
 そして、思考がループした。

 そのようなことを何度か繰り返し、ようやく、思考が前に進んだ。
 きちんと考えられる人というのは村のために何かできる人のことだ、という結論が出た。
 いずれ村に戻った時のために何かしないといけない。
 避難先となっている村の人たちの迷惑となることは避けたい。しかし、村で学べることや仕事は限られている。
 それならば「町に出て働いてみよう」と考えた。
 早いほうがいいと村の人たちに話をする。

 受け入れてくれている村、すなわち避難先の村の人は、問題ないから良いと思う一方でふわっとしたイアハイトを一人放り出すのは気が引ける。かといって、イアハイトが考える通り、村の中で彼ができそうなこと、役に立つかもしれないことは考えつかなかった。

 一緒に避難してきている村人たちは、仲間が一人いなくなる不安もあるし、イアハイトが意見を出したことは尊重したいと考える。しかし、イアハイトを一人町にやっていいのだろうかという不安はある。

 どちらの村の大人たちの共通している意見は、イアハイトを一人で町に行かせることは不安だということと、町で働いてみることも良い事だということだ。
 イアハイトと大人たちはどうするか話し合う。
 まず、村人の誰か町に用がある際一緒に連れて行く。
 そして、一週間分の宿は確保しておく。
 その間、仕事見つけたり何かできれば良いとなった。
 甘いかもしれないけれど、互いのためだし、運良くイアハイトが勤められればそれはそれだ。

 ある日、実行された。
 イアハイトは初めてのリーンエス王国、初めての町に好奇心がうずくと共に、人の多さや一人であることに不安になってくるのだった。

●問題の二人目
 リーンエス王国のシルトラース帝国に近いある町で、トラウム・エアウァルトは溜息をついていた。

 働かず、楽してお金を得ようとしたが、犯罪の片棒を担がされそうになり、逃亡した。
 犯罪に足を突っ込まなかったのは良いけれども、お金はないことには変わりがない。

「はぁ……どーするかなー」
 手元にある物を見て、考える。
「辻占でもするかなぁ……」
 こうなると、昔得た知識は助かる。
「どこでするかだよなー」
 商店街がはっきりしている町なので、人の動きが分かる。そうなると、一本入った路地がいい。
 外ならばテーブルと椅子があればどうにかなる。
「寒いよなぁ。手がかじかむよなぁ」
 げんなりする。
「小さい部屋なんて借りるのは……」
 トラウムは考えるが、いまいち良い案には思えない。稼げないと詰む。
「……うーん?」
 トラウムは呻いた。

 店から少年が出てくるのを見た。
 困ったような、寂しそうな顔をしながら、頭を下げている。
 観察していて気づいたのは、仕事探している風だと言うこと。
 溜息をついたようだったので、雇ってもらえなかったということだろう。
 何より、少年は見た目がいいし、たおやかだ。
 力仕事したことないだろう雰囲気。表情がおっとりしているが、頭は良さそうな顔つきはしている。
 観察と推測を重ね、トラウムは「これならいける」とにやりと笑う。

「少年、仕事を探しているのかい?」
 トラウムはイアハイトに声を掛けた。そのとき、トラウムは人当たりの良さそうな表情を作ることは忘れない。
「あ、はい……なんで分かるんですか?」
 驚きながらも素直に答える。
 トラウムはそれには答えない。
「実は、店をしたいんだ。そこに、受付に人が欲しいんだよ。君、結構良い感じだから……」
「でも、僕、販売の……仕事、何度も断られているんです」
「販売じゃない! 受付で人が来たら、待ってもらうとか、話を聞いてあげるとかしてくれるだけで良いんだ」
「……え?」
 イアハイトは驚く。
 それで仕事になるのか分からないけれども、それならばできると考えたからだ。
「まあ、軌道に乗るか分からないから一ヶ月くらいだけど」
 トラウムは期待されすぎても困るということは言っておく。
 実際、どうなるか分からないことがいくつかあるからだ。

 イアハイトは働いてみるということが重要と考えているため、トラウムの言葉に乗った。
「はい! 僕が役に立つなら、僕でいいなら」
「いやいや、俺ときちんと話をできているってことは、それで十分だと思うぞ?」
 イアハイトは頬を赤くする。褒められて嬉しかったのだ。
「本当にするかい?」
「よろしくお願いします」
 交渉は成立し、互いに名乗った。

 そして、トラウムは空き室を探しに行くのだった。

●占い処
 町に占い処ができたという話が伝わる。
 早速行った人たちは、気軽に行ける雰囲気がいいという。

「占い師はなんか、そこらへんの人ぽいんだよね!」
「でもさ、話は聞いてくれるし、まあ、悪い人じゃない感じがする」
「料金も高くないし、これならいっかなって思える」
「話せば話すだけ高くなるけどね」

 一方で、占い師とは違って、入り口で人の整理をしている少年の話題は盛り上がる。

「で、入り口にいる、男の子が可愛いのよー」
「なんかさ、かまってあげたくなるのよね」
「二度目行っちゃった!」
「ふふーん、あたしなんて三回目よ」

 年若い女の子たちはこのような会話をしていた。
 時間を作ってちょこっと顔を出すとか、なんとかお金を工面して、込んでいる時に来て受け付けの人と話すといった感じだった。
 一方で、ある程度年齢の行った女性たちは女性たちで話題にする。そちらは、食事に連れて行ってあげようかとか、差し入れすべきかという話になっている。

 滑り出しは上々のトラウムの占い処。
 田舎の町、話題に飢えていたのかも知れない。
 そんなこんなで、冒険者の耳にも届く。
 一年の運勢や相性運を占ってもらっても良いし、話をしに行ってもいい。
 占いは遊び、占いは本気? 
 それとも、誰かと話すために?

解説

●目標・目的  占いをしてもらおう!  NPCと話をしてみよう!  その他? ●占い処  リーンエス王国のシルトラース帝国国境近くにある町。  町の商店が建ち並ぶ通りから一歩奧に入った通りにある小さな店。  入ってすぐは待合室。  その奧に、占いする部屋がある。  飾りっ気のない店内だけど、構えないで気軽に入ることができる要因となっている。 ●占い  カードと星見による占い(いわゆるタロットと占星術)。  占える内容は、相性運、失せ物、今年一年の運勢、人生相談など。  込み入った内容や世界に関わる内容は、対応不能なのはご了承下さい。  あくまで、個人で「どうだろう?」というお遊びな感じです。  いえ、PCさんによっては本気かも知れませんが……。  あくまでPCさんの設定とプレイングで書くことになります。  何を占うのか、記載はお願いします。 ●占いの結果  【良い】【悪い】【ランダム】をプレイングに記載いただくか、それが分かる内容をお願いします。  ランダムはこちらでダイスを振って決めることになります。  たとえば、「良い運勢、失せ物が見つかる」という方向性をもうけていただくとそれらしい内容になります。  ランダムで良い場合は「良かったときはやったーと声を上げる」等のリアクションの記載。 ●NPC  ・イアハイト・シュトルツ シルトラース帝国出身の少年。  村が魔物の群れに飲まれる前に、村人全員で逃げた。  村では神童で育ち、離脱できない状況になっていたぽい。  ほっそりとした外見で、見目もいい。おかげで、噂の中ではちょっとしたアイドル。  とりあえず、働いてみよう!という心意気で町に来た。  ・トラウム・エアウァルト 30歳くらい男。  凡庸な外見だし、ちょっと猫背気味、影薄い。  物を見る目があるため、鑑定士なんかやってみたりして日銭を稼いでいた。  盗品とかだと察しても、黙っていたけど。  今回は占いをする。

マスターより

 こんにちは、狐野径です。  OPで色々NPCのこれまでがありますが、基本は「占いされる」「話に行く」話です。  そして、占い詳しくないので、ざっくりとしたことになります(あれ?)。  その他って何だろうと思いますが、占い処に関する内容で「これは」とあれば……という感じで入れてます。  「調査」がタグに入っているのは占い調査でもうさんくさいからの調査でも……?  よろしくお願いします。

リプレイ

●入店する冒険者たち
 マリイ・パルティスは町の主な通りの、一本入った通りに占い処があるのに気づいた。
 仕立屋に来る女性の話を聞き、占いには興味があっため、気になる。
 縁がなかったのだけれども、今、目の前に何かある。
 入りやすそうな雰囲気はしているため、戻って入ってみることにした。

 ネモは占い処に入ってみる。
 待合室にいるのは、人間の女性が多いようだ。
「いらっしゃいませ。占いですよね?」
 イアハイト・シュトルツがおそるおそる話しかける、視線を合わせるようにして。
 ネモはうなずいた。
「では、こちらでお待ち下さい。順番が来たらお呼びします」
 イアハイトの指示にネモはうなずいて、空いている席に着いた。

 アルマン・アルスターは運命の人を見つけたい、そして、お嫁さんを親に紹介したいという野望がある。
 ただし、女性に対して奥手という性質である。
 その結果、現在があり、占い処を知って入ろうとしている。
 扉を開けて、中に入る。
「いらっしゃいませ」
 イアハイトを見て、アルマンはほっとした。
 なぜなら、待合室にいるのは女性が多いからだった。

 ストレガ・L・リベルガストラは占い処とかろうじて分かる、表示を見る。
「是非、カードの占いを覚えたいのだ」
 簡易的に自分で占うとしても、実際占う状況を見てみるのも悪くないと考えた。
 何事も経験だと、その扉をくぐる。

 キオルティスは占い処の前に立ったとき、目が輝いた。
「占い、か……当たっても当たらなくても面白いよね!」
 興味を持ち、それをすることは芸事の肥やしになるだろう。
 だからこそ躊躇もなく、中に入った。
 楽しい事は大切だから。

 月はシャロン・ラ・モリエールとこの町に来ていた。昼時ということもあり、食事するところを探すように歩いていた。
 そのような中、占い処があるのに気づいた。
「へぇー、面白そー。ね、相性、占ってもらっちゃおーよー」
 シャロンに言う。
「ええっ? 女の子同士で占って、何か得するものなのですか?」
 シャロンは不満を漏らすが、月と一緒に店に入るのだった。

 ルアンナ・ミュラーは占い処があるのを見つけた。
「話の種にもなりますし、入ってみましょう」
 何より入りやすそうな雰囲気をしていた。
「特に占うことはないけど、一年の運勢でしょうか」
 考えながら扉を開けた。

 クローリカは占い処を見て足を止める。
「占い、ですか……こういったものに本来、頼るべきではありませんが」
 手がかりが見えないならば、気休めだと考え入る。

 パヴェル・A・サムルガチェフはネーヴェ・グラヌローザに誘われてやってきた。
 ネーヴェが占い処の噂を聞いて気になったところに、パヴェルから手紙が届いた。そのため、せっかくならば一緒に行こうと書いたのだった。
「来て下さって嬉しいですわ」
 ネーヴェは微笑む。
「いやぁ、誘いをもらった時にゃ、やけに緊張しちまった。ははっ」
 パヴェルは緊張または落ち着かない気持ちはあるが、知られたくはない。隣にいるネーヴェをちらりと見た。
「エーテルが絡まねぇまじないは信じられねぇ口だが、花占いよりは興が乗るだろう」
 パヴェルは店の扉を開け、ネーヴェに続いて入った。

 セロンガード・シュタインドルフとティトは依頼の帰りに国境沿いの村に寄った。そこにはヴァイセントラフ砦から避難した人たちがいるし、その避難に協力したのがセロンガードとティトなど冒険者だ。だから、近くに来たということもあり、様子を見に行った。避難民の一人であるイアハイトが、この町に来ていると聞いた。
 村人によると、仕事はしているらしいけど「占い処の受付」としか分かっていない。一応元気そうだし、変な町ではないから、変な仕事ではないだろうとは思っているという。
「せっかくなら職場の環境も見てみたいしね」
「そうだな。避難先の人も心配しているみたいだし」
 ティトとセロンガードは話をしながら、該当の店に到着する。
 周りの建物や雰囲気から、いかがわしいとか危険という様子はないようだった。

●占いとはどんなものかと試す
 マリイは待合室で周りの人を見ても、何を占ってもらえばいいか今ひとつぴんとこない。
 待っている客に聞くのもおかしいし、迷惑となるだろうから聞けない。受付の人に相談するのも困らせそうだと考える。
 結局、占い師に相談することがいいだろうと、静かに待っていた。

 順番が来て中に入る。
(お客様がいうような、神秘的といったような、雰囲気ではないですね)
 シンプルすぎる室内はちょっと残念だけど、気楽なのはよい。
 席に着くと「では何を占いますか?」と占い師のトラウム・エアウァルトに問われる。
「私……今年で19になる予定なのですが、同年代の子たちはどのようなことを占ってもらうのでしょうか? 書物では恋の悩みが定番とありましたが、本当でしょうか?」
 マリイの言葉に占い師はきょとんとした。
「でも、あなたはそれを望んではいないのですよね?」
「一番多い相談のものでお願いしたいと思います」
「そうですね、お仕事に関して、は?」
「それは避けたいです。目標はありますけど、自力で頑張りますし……それに、怖いです」
 マリイの素直な言葉にトラウムは微笑みうなずく。
「では、今年一年の運勢というのはどうでしょう?」
「それで良いです」
「では」
 トラウムは名前など聞き、カードを切る。
「占い好きのお客様が楽しそうに話すので、私もして見たいと思ってたんです。少しドキドキしますね」
「初めてということですね。私の責任は重大ですね。さて、こちらのカードに集中して下さい」
 トラウムが指したカードの山をマリイは見る。
 カードはそのまま一枚ずつとり、円を描くように置いた。
「こちらから今年一年を表しています。まず……」
 カードがめくられていくと、一枚一枚違う絵が描いてある。それも向きも上下あるようだ。
 占い師の解釈は、現状は穏やかな状況が続くとあるが、途中で、波乱があるという。
「それは、どういうことでしょうか?」
「カードの内容から言うと、破壊があり得ます」
「店が?」
「とは限りませんし、見えるものとは限りません」
「難しいですね」
「ですが、きちんと対処すれば先に進むことはできるでしょう」
「少し、ほっとしました。占いにまでダメだって言われたらどうしようかと……」
 マリイの言い方に何かあったのかと、トラウムは神妙な顔になる。
「占いはダメとはいえません。もちろん、悪い内容もありますが、あなたも自力で頑張るといったでしょう? その手伝いなのです。穏やかだからといって精進しなければ、落とし穴があるかも知れません」
 説明が続く。
 マリイはほっとしつつ、気持ちも新たに店を後にしたのだった。

●壺、売らない?
 ネモはとことこと入るとテーブルのそばまで行く。
「椅子にどうぞ」
 ネモは椅子を斜めにして、背もたれに尾が当たらないようにしてからよじ登るように座る。
「何を占いますか?」
「今年一年の運勢」
「分かりました。では……」
 ネモがトラウムに聞かれたことを答えると、占いが始まる。
「こちらが一年を表しています」
 ネモはうなずく。
「少し、荒れていますね」
「荒れる? どういうことだ」
「カードには意味がありますし、カードの位置によっても意味が変わります」
 ネモはうなずいた。
「このあたりのカードがそれぞれ力や混沌を表しています」
「悪い、のか?」
 ネモの尻尾がブワッと膨らむ。その後、両手で口を押さえて小刻みに震えている。
「続けますと、ここは再生があります。……ネモさんの様子からはっきいった方が良いようですのでいいますと、運勢は『良い』のです」
 ネモの尻尾が上機嫌に振られる。その上、両腕まで振る。
 まるで踊っているようだった。
「どういいのだ?」
「つまり、波乱があっても良い方向に持って行けるわけです。つまり、丁寧に対処していけば、成長や新たなことにつながるのです」
 ネモはうなずいた。
「……悪いことがあるなら、此方は壺は売らないのか?」
「は?」
「前に壺を売りつけられたことがあるのだが、効果を感じなかったし、荷物になるゆえ、売った輩をその壺にしまったのだ」
「うん?」
 トラウムの笑顔が明らかに引きつっている。
「いや、うん……占いに徹しますよ」
「ふむ、つまらないことを聞いたな」
「いえいえ」
「余輩は余輩だ。どうあれ、進まねばならぬ先がある。ありがとう」
 ネモはひょいと椅子から降りる。
 一瞬よろめいたが、真っ直ぐな道はないということだ、と考え、普通に部屋を後にした。

●勉強のために来た人
 ストレガは待合室を観察する。
 実に、シンプルであるため、入りやすいと言えば聞こえは良い。雰囲気が大切という人には物足りないのかも知れないだろう。
 占いについて考えながらのんびり順番を待つ。
(占術は歴史があるのだ。それに占術はいわゆる未来予知)
 人の身では通常見ることは叶わない未来を、見透かし、不安の解決方法にするもの。
 組織や国の上に立つ者には占い師を雇う人もいると言われている。重用されることは占い師にとって箔が付くだろう。
(国や組織を動かす者も不安なのだ)
 人間だから仕方がないのかもしれない。

 順番が来て通された部屋も、大変簡素だ。
 テーブルの上に敷いてある、カードを傷つけないための濃い色の布が、唯一の飾りのようでもあった。
(香を焚くのもいいかもしれないのだ)
 目の前にいる占い師であるトラウムも町人と変わらない格好だ。
「どういったことを占いましょう?」
 ストレガに問うトラウムは微笑んでいるが、目がまったく笑っていない。
(こちらの状況を読み取ろうとしているのだ)
 ストレガはトラウムを見て考える。
「年も変わったばかりだし、今年の運勢を、カードで頼むのだ」
「分かりました。では……」
 占いに必要そうなことを聞いてきた。その後、カードを切り、山を作り、並べる。
(ここもすでに占いの一部なのだ。手際はさすがに良いのだ)
「これが一年の運勢となります。こちらからめくります」
 円状に並べられたカードが一枚、一枚めくられる。
 カードの解釈がなされる。
「……で、この頃、波乱がありそうですね」
「どうすればいいのだ?」
「助けが入りますね。つまり、波乱があろうとも、助けはありるし、乗り越えることはできるでしょう」
「分かったのだ。良い予想は信じればそのようになるように動くもの、悪い予想は信じなければ いずれ結果が変わりゆくもの……いや、変えていけばいいということなのだ」
「達観し……まあ、入ってきたときから……まあ、うん……」
「後学のためなのだ」
「……いや、いいけど……」
 ストレガは部屋を後にした。

●今年こそ?
 アルマンは占い師がいる部屋に入る。
「どうぞ、こちらに座って下さい」
「はいっ」
「では、何を占いますか?」
 アルマンはゴクリとつばを飲む。
「これは……俺の今後の人生に関わる占いだ……。心して頼む……!」
 非常に真面目な顔で言うため、占い師であるトラウムの表情が一瞬引きつる。
「恋愛運を!」
「はい?」
「今年、俺が運命の人に出会えるかどうかという恋愛運を! お、お願いしまぁぁぁす!」
「……あー、はい」
 アルマンの声が最後はうわずり、大きくなる。
「で、では……名前と生年月日をお伺いしても?」
 アルマンが答えに、トラウムは相槌を打ち、追加の質問をする。
 トラウムはカードをテーブルの上で切ると、束ねて山を作り、そこから取り、三カ所並べる。
「このカードは過去と現在、未来そして注意すべきことを表します。先ほど聞きました話と合わせまして、話しますね」
「は、はい」
「過去において、あなたは女性に人気はありましたね? でも、それはあなたが望むようなものではなかったのでしょう……たとえば、弟分みたいな……感じでしょうか?」
 アルマンはその言葉に驚く、そこまで話した記憶がないためだ。
「そして、現在……気づいていないだけです?」
「え?」
「実は、近くにいるのに気づいていない……思い返してみて下さい」
「そ、それは……」
 アルマンは顔を輝かせ、考える。
「名前知っている人?」
「言葉を交しているかもしれません」
 アルマンは誰だろうと考える。
「こちらが未来と、注意すべきことですが……いかがしますか?」
「み、見ます」
「では……運命の人はいる、とのことですが、あなたの心が定まらないため、一緒になるのは難しいようです」
「え?」
 耳が垂れる。
「ただし、強引に進めると、逃げられます」
「……えっと」
「状況は、きちんと見た方がいいでしょう」
「……」
 アルマンは考えた。言われたことを反芻した。
「総合したら、悪いじゃねーか! うおおおおお、今年も会えないのか運命の人おおおお」
 頭を抱え、そして、テーブルに突っ伏した。
「……あー、うん、自然がいいと思うよ?」
「よく、分からないけど……自然って結局。うおおおお」
 しばらくアルマンが嘆くのだった。
 トラウムが慰め、イアハイトに慰めの続きを頼むのだった。

●占いの結果は前向きに
 キオルティスは、「一年の運勢」を占ってもらうことにする。
 カードを切る手際を見ていると、占ってもらうという楽しみが湧く。
 内容や解釈も大切だけれども、全体の雰囲気は重要だ。
「これが一年を表しています」
 占い師がいうと、カードがめくられていく。
 一定範囲で流れができたところで、カードから読み取れる内容が、穏やかであること、特に問題ないことが告げられる。
 キオルティスはきらきら輝くような笑みで、楽しげに告げる。
「へぇ、いいね! じゃあ、その占いの結果が変わらないように努力するよ」
 ウインクする。
 続きがめくられると、状況に波乱が現れる。
 キオルティスは「ふむ……」といい、考える。
「……そうか。それじゃ結果をアドバイスにして、なるべくその結果を避けなきゃね」
 前向きに言った。
 トラウムは苦笑する。
「占われ慣れしてますね」
「面白いからね」
「それはそれで、来て下さりありがとうございます」
「いや、こちらこそ」
 キオルティスは部屋を後にした。

 キオルティスは帰りにイアハイトに声を掛けた。
「キミも占いするとかあるのかい?」
「いえ……たまたま、仕事を探しに来たとき、声を掛けてくれて」
「へぇ。何だか接点がない気がしたけど……そういうことか」
「はい」
 同郷だとか、年齢が近いとか、つながりがあるように見えなかったのだ。
「探しに来た、ということは町に住んでいないのかな?」
「はい。僕、元々帝国ないの村に住んでいました。でも、魔物の襲撃で逃げたんです」
「なるほど」
「それで、戻った時役立てるようにと、仕事してみようと思ったんです」
 キオルティスはイアハイトの言葉にうなずいた。
「目標を持つことは良いことだね。漠然としていてもきっと後で『何か』になる」
 キオルティスは店を後にした。
 背後からイアハイトの「ありがとうございます」という声が付いてくるのだった。

●相性とご飯
 シャロンと月は順番になり中に入る。
 相性占いということでシャロンがいまいちピンと来ていない様子だが、占い側は別に気にしていない。
「女の子同士ってあるんですか?」
「相性は性別関係なく相手があってのことですよ」
 占い師が気にしてない理由に、シャロンは納得した。
「でも、なんか、わざわざ得も損もない気がします」
「ええー!? どうなるか考えると面白いけどね」
 シャロンに月が反論した。
「ここまで来たし、きちっと占ってもらいましょう」
 シャロンはトラウムに進めるように示した。
「では、カードの方で占いますね」
 トラウムの確認に二人はうなずいた。

 カードが切られ、山札ができる。カードが並び、カードが開かれていく。
 損得はともかく、何か出てくる状況はシャロンも気にはなる。じっとその手元を見つめる。
 一方の月は、気軽に入ったけれども、生まれで染みついたお告げのようなものには身構えてしまう。

「お二人は生まれ育ちが異なりますが、それが互いに刺激になったり、ない部分を補ったりできてよいのでしょう」
 最初のカードを見て言う。
 過去の因縁というものを示しているという。

「現在はその流れで、問題なく進んできていますね。ただ、カードからすると似ているからこそ気をつけることも必要ということです」
「まあ、そういうこともりますね」
「ふーん、今はいいけど、今後何かあるってことかな?」
 シャロンと月が口を挟む。
「未来については……少々対立でしょうか……」
「どういう感じ? 同じ人を好きになって泥沼になっちゃうとかぁ? それはそれで面白いかもしれないね」
 トラウムが「えっ!?」という顔で月を見て、シャロンを見た。
「うーん、それは月の言う例だし、何があるかなんてわからないんでしょう?」
 シャロンの問いに「そうですよ」とトラウムは答えた。
「何かあるとはいっても、きちんと対応すればいいわけです」
 その答えに月が顔をパッと輝かせた。
「シャロンとは一生の友達になれるかもね」
「それは嬉しいですよ」
 シャロンは素直に言う。
「とはいえ、私の座右の銘は『祈ると手がふさがる』なので」
 トラウムは苦笑した。
 二人は、店を座した後、飲食店に入る。

「結局、良かったのか悪かったのか分からないですね」
「え? 良かったんじゃないの?」
 月はシャロンに言う。
「占いのとらえ方の問題ということですね」
「さてと、何を頼もうか?」
 二人はメニューを見て決める。
 それぞれ違うものを頼み、シェアするつもりだ。
 出てきた料理をそれぞれの皿に少し、交換して載せる。

 それぞれ頼んだのを口に入れてみる。

「うん、まあ、最高においしいわけではないですが、おいしいですね。まずかったら、即刻分けておかないと行けませんけど、このままいただきましょう」
 シャロンはそれぞれ食べて感想を言う。
「おいしいー。お店の料理はなんでか食べやすいんだよねー。お金取れるレベルというやつかな」
 月は口に考えないで食べ物を運ぶ。
「なんで、自分で作るとああいう味になるんだろう」
 ぽつりつぶやくが、それに答えはない。
 シャロンも答えようがない。
 メシマズの原因は……。

 さて、二人は食事とおしゃべりを楽しむのだった。

●占い師、呻く
 パヴェルとネーヴェが席に着く。
「一年の運勢でも……と、一人なら思うところでございますが、せっかく二人で来ておりますから、ここは『相性占い』をお願いしてみましょうか」
 パヴェルは驚いたのか一瞬、肩が動く。
「ふふ、肩の力を抜いて、気楽に参りましょう」
 ネーヴェは微笑む。
「無論、気楽に臨もうかねぇ。ネーヴェの嬢ちゃんと『相性占い』を」
「たとえ、どんな結果が出ましても、私がパヴェル様を好ましく思っていることに事実には変わりはありませんわ」
「俺だってそうさ。未来は分からねぇ。結果なんざで、揺るがねぇよ、俺の心は」
 パヴェルとネーヴェの会話を聞きながらトラウムは笑顔の裏で舌打ちをしていた。
(悪い運勢出ようが、良いのが出ようが、これは……なんか、俺が負けた気しかないパターンだ。いや、そもそも、結果は勝ち負け関係ねぇが……なんか!)

 トラウムは心の中で色々言ったところで、深呼吸をする。
「では、カード切りますね」
 笑顔で、必要事項を聞き、占いを開始した。

 信じるかは別として、占ってもらうとなると、気になるのは人情。
 パヴェルはじっとトラウムの手元を見る。
 ネーヴェも手元は見ている。占ってもらうということの醍醐味。

 カードが切り終わり、一つの山となる。
 そこから、形を作るように何枚か並べられた。
「過去から未来となります。相性というのは、未来だけではありません――」
 などなど、説明がそれらしく入る。

 一枚一枚カードがめくられる。
 山とまとまったカードは、天地を変えるような動作はない。
 カードの図案がパヴェルとネーヴェから見える。上下がある絵だと分かる。
「過去の因縁があり、これを乗り越えることが求められますね」
 トラウムの言葉に、パヴェルはびくりと身を震わせ、ネーヴェは「あらっ」と小さくいう。
「現在は、穏やかということですね……それから未来も……何事もなければ今の関係が続きます」
「まぁ嬉しゅうございますね」
「お……いい、じゃねぇか」
 ネーヴェもパヴェルも嬉しそうだ。
 しかし、トラウムのが言い方に二人は気づいた。
 今の関係が続くということは切れないけれども深くもならないということなのだ。
「でも、今の関係というのは……そうでございますわね……」
「はん、優男の言うことなんざ、信じられねぇな」
 ネーヴェが少し残念そうに言い、パヴェルが啖呵を切る。
「私はパヴェル様と、もっと親しくなれたら良いと思い願っておりますのよ」
「お、俺もだ、淑やかなネーヴェの嬢ちゃんが、その、悪くねぇと思ってる」
「まぁ」
 恥ずかしそうに真っ直ぐに言うパヴェルにネーヴェは頬を赤らめる。
 二人は視線を絡めたり、逸らしたり、なんともいえない甘い空気を生成している。

 トラウムの笑顔が引きつっているのは、誰も気づかないだろう。
(勘弁してくれ!)
 トラウムが心の中で悲鳴をあげた。

●運命ということがあるならば
 ルアンナは何を占うか相談もする。
「捜し物があるということもないし……とはいっても……人間関係でってのもないですし」
「今を占うのが良いでしょうか? 過去と未来をつなぐものとして」
「それでいいです」
 ルアンナに異論はない。
 カードを切るのや山札を作るなど手順を見ていると、さすがに引き込まれる。
 説明後、カードがめくられる。
「このカードからすると、過去、忘却したいような事がありましたか」
 ルアンナは本気ではないとしても、過去を考えると引き込まれる。
「そして、今、穏やかですね……そして、未来はなるほど……未来につなぐ良いことがあるかもしれません」
「本当ですか」
「むろん、未来に向って、波乱はなくはありません。ただ、現在のこのカードからここにつながるには、良い事がありそうです」
「ええっ!」
 過去のことだって言い当てた訳ではないし、内容は緩やかで、誰にでも当てはまるといわれればそうだ。
 しかし、良い事があるというならば、本気でなくとも悪い気はせず、嬉しい。
 店を後にすると、商店を見て回るのだった。

 クローリカは「行方不明のお嬢様と会えるかどうか」を占ってもらう。
「ピンポイントですね。それを占うのには……その、お嬢様のお名前等は分かりますか?」
 トラウムは少し難しい顔で言う。
「ええ……」
「それなら、星の巡りで見てみましょう」
「……?」
 トラウムの説明を聞いて、クローリカは必要だということを教える。
 占い師は、テーブルクロスの上に字を書くようにしている。
 計算をしている風にも、字を書いて考えている風に見える。
「そうですね、星の巡りは近いです」
「え?」
「そう遠くないうちに会えるかもしれません」
 クローリカは静かに受け止めた。
 探していけば、どこかで会えるという気持ちにはつながった。
 占いは気休めであり、ほっと息がつけた気がした。
 店を辞した後、商店街に向った。
 気分転換と休憩のために。

 ルアンナは手頃な菓子を見つけ、公園で食べようと思った。
 公園ならば座って食べる事ができるはずである。
 残念なことに、ベンチがあっても、大体埋まっている。
 相席を頼むとしても、人と場所を選びたいところだ。
「あの人に頼んでみましょうか」
 一人で休憩している。
「お隣、いいですか?」
「ええ、良いですよ……っ!?」
 その人物は顔を上げ、言葉を返すと、驚いた表情を作っていた。
 その反応にルアンナは驚く。

 クローリカは休憩していると、声を掛けられる。
 その人物を見た瞬間分かった。
 数年経ち、成長しているが、面影はある。
 自然と立ち上がる。
「お嬢様……」
 声が震えた。

「え?」
 ルアンナは目を白黒させる。
 相手は帽子を取り、お辞儀した。帽子を取ると、特徴ある耳が出る。
 その人は名乗った「ルアンナお嬢様、クローリカです」と。
 ルアンナの目は見開かれる。
 不安そうな顔のクローリカを見つめる。
 記憶が、よみがえる。一緒にいた日々。

(覚えていらっしゃらない?)
 クローリカは不安に駆られる。
 時間が経ったし、ルアンナの身に何があったかは分からない。
 忘れる程のことがあったかもしれない。
(会えただけでも……)
 クローリカは気持ちを切り替えるべきか、揺れた。
 謝罪して、立ち去ればいい、と。

 ルアンナは何を言うべきか悩む。何か言わないと伝わらない。
 突然のことで、何から話すのか困った。
 クローリカの髪を見た。
「髪、切ったの?」
 すんなり出た言葉はそれだった。記憶にあるクローリカは長い髪をしていた。
 ルアンナは続けた。
「でも、似合っています」
 たぶん、何かあって、切った直後、こう言っただろう。
 何を話すにも時間がいる。

 クローリカはルアンナが覚えてくれいてた証拠だと理解した。
「ありがとうございます」
 クローリカは感極まり、笑みと涙やら色々溢れる。
 言葉も、何も、追いつかない。
 だから、抱きしめた。
 本当にそこに探していた人がいるのか、不安になってもきた。
「うん」
 ルアンナはその肩に顔を埋めるように、優しくクローリカに触れた。

●久しぶりから占いまで
 セロンガードとティトを見て、イアハイトは驚いた。
「セロンガードさんとティトさん!? 以前はありがとうございました」
「いや、それより、町に出稼ぎに行ったと聞いて見に来たんだ」
「そうそう。どんなお仕事しているのかと思って」
 イアハイトにセロンガードとティトが告げる。
「ここで受付しています。占いに来られる方に待っていただいて、あとは、案内するんです。僕でもできる仕事があるって嬉しいです」
 イアハイトがはきはきとしゃべっているのを見て、セロンガードとティトはうなずきながら聞く。
 二人が見たイアハイトは自信がなく受動的な状況であった。
「でも、出稼ぎに出たのは何かあったのか?」
 セロンガードの言葉に、イアハイトは少し困った顔になるが、事件に巻き込まれたことを告げた。
 運良く冒険者が来てくれて助かったが、また何もできない自分に嫌気が差したという。冒険者の助言もあり、考えた結果、町に行ってみることにしたという。
「受け入れてくれている村の人も大変よくしてくれています。でも、このままではダメだと思いました
「じゃ、ここ、良かったね」
「はい」
 ティトに言われてイアハイトは笑みをこぼした。
「そうだ、蒸留酒を手に入れたんだ。土産」
 セロンガードからイアハイトは恐縮しながら受け取った。
「占ってもらおう、せっかくだし」
 ティトは空いている席に座るのだった。
(どんな雇い主か、これも調査だね)
 ティトはそう考えていた。

 セロンガードとティトは中に入る。
 席に着くと、何を占うか問われる。
「相性運で」
「一年の運勢を」
 セロンガードとティトはばらばらに告げる。
「……え?」
 トラウムは問い返し、セロンガードはティトを見る。
「一年の相性運を」
「本気で言いました?」
 困惑するトラウムにティトが机に頭を伏せた。
 セロンガードとティトは軽く話をする。
「では、一年の運勢でお願いしよう」
 セロンガードの決定に、ティトはうなずいた。
「一緒に内容聞くのでいいんです?」
 トラウムは確認すると、二人は「かまわない」と告げるのだった。

 まず、セロンガードは淡々と内容を受け止めた。

 ティトは反応がしっかりある。
「この時期ですが、少し停滞しそうですね。怪我や体調には気をつけた方がいいでしょう」
 ティトは神妙な顔で聞いている。
「このころですが、そうですね、セロンガードさんと似た感じですね。落ち着き、新しい動きがあるというものです。それは、失せものとか――」
 良い運勢の時はドヤ顔かつガッツポーズが続いた。
 セロンガードはティトの喜ぶ姿を温かく見守る。

 二人は平穏に部屋を出た。
「運勢があまりにもひどかったら、セロンさんに八つ当たりしていたかもしれない……」
 ティトの言葉にセロンガードがぎょっとした顔になるのだった。

 なお、職場調査としては、ひとまずは問題はなさそうだと感じる。
 ただ、あまり、長くいるには向くかはわからない。占い師がどこかうさんくさい。

●閉店後
 イアハイトは仕事ができるという実感を持っていた。
 開店準備も、その間も、その後も、手順を覚え色々できる。
 役に立てている実感が湧いていた。
 一方のトラウムはこのままでは問題はあると気づいていた。
「壺、売りたかったんだけどなぁ……」
 客の中に見透かしたようなことを言い、その上、物騒なことを言ってくるものがいた。
 トラウムは溜息をもらす。
 イアハイトのおかげもあって、あれからそれなりに稼げている。
 冒険者が来ているという感触が出てきている。そこから、問題が出てくるかも知れない。
 一番の問題は、町にいるだろう、あまりよろしくない人々に目をつけられる可能性は高い。
「潮時かねぇ」
 イアハイトへの給金やこの部屋代を払ってもしばらくのんびりはできるだろう。
「どこにいくかねぇ」
 イアハイトが掃除している姿を見て、悩むのだった。

マスターコメント

 ご参加ありがとうございました。  良いも悪いも、普通も、皆さんの反応を見つつ、生かしたいと考え始めました。  ランダムというかたはそのため、どっちつかずな判断が多くなっている状況です。占いらしい雰囲気が出ればと思います。  運命あり、後学あり……悲喜こもごもは冒険者だけでなく、占い師本人も悲喜こもごも。  ご縁があれば、またお会いしましょう。
イベントシナリオ

イベントシナリオ易しい 報酬:無し13 / 4〜25人

2021年01月27日 11時58分53秒 公開

大成功

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