【CP】分断への潮流 エルフサイド
革酎
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シナリオID:459
オープニング
シルトラース帝国からは今も尚、大量の難民がリーンエス王国との国境付近に向けて断続的に流入し続けている。
彼らはそこかしこで難民キャンプを形成しており、ロモズ旧村もまた、それら難民キャンプのひとつとして稼働していた
現時点でこのロモズ旧村の規模は最早ひとつの村と呼べるものではなく、町として認識されても差し支えない程の人口に膨れ上がりつつあった。
難民達は日々の食料を確保する為にロモズ旧村領内で農耕や狩猟、或いは近隣を流れる河川での漁に多くのひと手を割いていたが、ここ最近、新たな問題に直面することとなった。
東北側の稜線を越えたところに位置する、エルフの小集落との生活圏の競合である。
夜の闇の中で巨大な炎が渦を巻き、眠りに就いた樹々を紅く照らし出した。
そこはロモズ旧村から東北に向かって稜線を越えた位置にある、名も無きエルフの小集落。
全ての住居小屋が樹上に組み立てられ、居宅そのものが樹々の一部としてそこにあった。まさに、大自然との見事な融和を果たした空間だといえるだろう。
燃えているのは、巨木の枝の上に築かれた長老ニーレブの小屋宅であった。
深夜に発生した突然の火事。集落内のエルフ達は何とか火を消し止めようとしたが、これまで大きな火事等は経験したことが無い彼らにとって、長老の小屋宅の消火作業は決して簡単ではなかった。
炎は容赦無く小屋宅と巨木の枝葉を焼き、もうもうと黒煙を噴き上げるばかりである。エルフ達は為す術も無く小屋宅の炎上を見つめることしか出来ず、辛うじて他の樹木や居住小屋への延焼を防ぐことだけに全力を費やす他は無かった。
やがて火は収まり、焼け跡と化した巨木の太い幹からは、ぶすぶすと白い煙がくすぶっていた。夜明けを迎えた冷たい空気の中で、小集落内ではひと際大きかった巨木の無残な姿が陽光のもとに晒し出された。
焼け落ちた小屋宅内から、ひとつの焼死体が発見された。完全に炭化しており、身元の特定も出来ない。だが普通に考えれば、この焼死体は長老ニーレブに間違い無いだろうと思われた。
ところが、若いエルフ達が焼死体を地面に下ろした直後、小集落の傍らを流れる浅瀬の方から、顔や腕、足に包帯を巻きつけた人物が現れた。
「早とちりぃすなや……そいは襲い掛かろったらしたぁ敵だけぇ」
その人物は焼死体を指差し、やれやれと小さくかぶりを振った。熱気と煙で喉をやられたのか、まるで別人のような声音であったが、小集落のエルフ達はこの人物が長老ニーレブだと理解した。
顔面は左の目元以外は全て包帯で覆い尽くされ、そこかしこにうっすらと血が滲んでいる。露出した目元も、その周辺は痛々しい程に皮が赤くめくれ、皮膚組織の裏側が露出していた。
「小屋だらぁわいを焼き殺そうしおっただけぇ返り討ちにしよっと。せやけぇ最後の最後で、そいは火ぃ点けぇとよ。わいは危のぉ逃げたったどぉ、火ぃ点けた奴がぁ焼け死んだたぁほんま皮肉な話じゃけ」
包帯まみれの長老ニーレブは再度、やや大げさな調子でかぶりを振った。
●集落長の娘
若いエルフ達の間から、ロモズ旧村への報復を唱える声が相次いだ。
既に相手方とは生活圏の競合で何度も小競り合いが生じており、お互いに険悪な空気に包まれつつある。そのような情勢下で生じた、今回の放火事件だ。若いエルフ達が怒りに燃えて報復を求める気持ちも、分からないではなかった。
しかし年長のエルフ達は絶対的な人的不利に眉をひそめた。数の上では全く比較にならない程に、ロモズ旧村側が圧倒しているのである。
危うく焼き殺されそうになった当の長老ニーレブ自身も、軽率な行動は控えよと繰り返すのみであり、反論しようとする若いエルフには激しく一喝する場面も少なくなかった。
そもそも長老ニーレブ暗殺を目論んだのがロモズ旧村の難民であるという証拠は、何ひとつ残されていない。この段階で報復論を唱えるのは短絡に過ぎるというものであろう。
だが結局、若いエルフの暴発を止めることは出来なかった。
先日授恵者として覚醒したルーベン、カミールというふたりの若いエルフが、ロモズ旧村への報復の為に、密かに集落を飛び出していった。
そして更に予想外のことに、ルーベンが小集落近郊の崖下で遺体となって発見された。一方のカミールは、全身を切り刻まれた状態で浅瀬のほとりに倒れているところを発見された。
カミールは意識不明の重体ではあったが、辛うじて一命は取り留めていた。
小集落内では、報復論と慎重論が激しく渦を巻いた。
長老ニーレブのみならず、年若いルーベンとカミールまでもが襲われた。報復派の強硬姿勢は、次第に勢力を広めようとしていた。
この不安定な情勢の中、ひとりの年若い女エルフが小集落を抜け出し、ヴァンティール子爵領都クリウルーを訪れた。
彼女は秘密裏に事実の解明を依頼すべく、冒険者ギルドの扉をくぐった。
受付嬢のアイリース・キャラハンは、女エルフの妙に訛りの強い言葉を聞き取るのに中々苦労したが、相手のいわんとしていることを何とか理解した。
「要は犯人を探し出して欲しいって訳ですね……えぇっと……」
「ドゥバよ、ドゥバ。ちょい変わっとぉが宜しゅう」
見た目は野暮ったい服装ながら随分と可愛らしいお嬢さんなのだが、独特のイントネーションと訛りの為、アイリースにとっては完全に理解するまでに多少の間を要する相手だった。
しかし、とアイリースは考える。ドゥバの話によれば、彼女の小集落は非常に閉鎖的で、余所者を簡単には受け入れてくれないだろう。ドゥバは同集落内でも珍しく開放主義であり、外界との交渉にも積極的な娘であるようだ。
ドゥバのこの気質は小集落内でも有名とのことで、一部の閉鎖的な連中は苦々しく思っているようだが、ドゥバが集落長の娘であることから、今のところは不問となっているらしい。
「まぁ大変だけど、依頼票には出しておきますね。でも、応募してくれるひと、居るかなぁ?」
小首を傾げながらすらすらと依頼票に書き込むアイリース。隠密性と機動性、そして情報収集能力と推理力をも問われる依頼である。
結果云々以前に、手を挙げてくれる冒険者がひとりでも居れば良い方だと、アイリースは内心で小さく肩を竦めた。
●野心家の嘲笑
ロモズ旧村は、かつてはヴァンティール子爵領の一部として治められていた。
が、十年前に廃村の手続きが取られたことで一度は王国直轄領となり、ヴァンティール子爵の支配権から離れた。このロモズ旧村を再び自らの所領として取り戻そうとしているのが現ヴァンティール家の家督継承者ブラギス・ヴァンティールであった。
ロモズ旧村から半日程の距離にある領都クリウルーの自邸内で、ヴァンティール子爵は二週間前に帰着した歩兵団長ソルドからの報告書に視線を落としていた。
(エルゼット、コヴール、イルジンガーの三家は手持ちの歩兵団を失った。これでロモズに守備兵力を出せる近隣貴族は我がヴァンティール以外には居ないという訳だな。それにレブロンも、エルフと難民共に大義名分を与えてやっている……中々上手に動いているようだな)
ヴァンティール子爵は小さく笑った。
解説
マスターより
リプレイ
ヴァンティール領都クリウルーから、問題のエルフ集落へと向かう道中。
冒険者ギルドの斡旋で、クリウルー内の厩舎から移動用の乗用馬を借り受けた冒険者一行は、依頼主であるエルフの娘ドゥバから必要な情報を聞き出そうと、彼女の声に耳を傾けていた。
が、ドゥバの言葉は兎に角訛りが酷く、最初に飛び出してきた台詞だけでは到底理解が及ばない為、同じことを何度も聞き返すという場面がたびたび発生していた。
ところがドゥバは余程に気の好い人物なのか、嫌な顔ひとつ見せずに、冒険者達への説明を繰り返している。寧ろ、集落以外の外界の存在と言葉を交わすことが、嬉しくて堪らないといった様子にも見えた。
「それにしても、ちょっと露骨過ぎだよね。そんなに、エルフさんと難民のひとを喧嘩させたいのかな? 正直難しいことは、えっと、よく分かんないけどねッ!」
トゥーリのあっけらかんとした笑顔に、ドゥバもつられて笑った。今、エルフの集落で起きていることは決して笑って済ませられる様な状況ではないのだが、トゥーリの柔らかな笑顔に接していると、ドゥバ自身も少なからず安心感を覚えるらしい。
勿論トゥーリには下心など欠片にも存在しない。ただひたすらに、エルフや難民達が困っているならば助けたいと思っているだけだ。単純ではあるが、それだけに想いはひと一倍強いといって良いだろう。
その一方で、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは手綱を握ったまま渋い表情を崩さない。今回ハヤトはエルフ集落への出立前に、このクリウルーで可能な限りの情報を掻き集める為に奔走した。
そこから得た結果として、現在のロモズ旧村を取り巻く状況と、過日帝国領内で発生した諸々の事件や依頼の記録等から、ある貴族の思惑が透けて見える様になっていた。
(また、あの野郎か)
ハヤトはトゥーリとドゥバの会話を聞き流しながら、ある方角に視線を向けた。その先にはヴァンティール家の邸宅がどっしりと礎を構えている筈であった。
それからふと面を斜め前方に流すと、頭蓋面の奥に煌めくルチル・プルメリア・グレイハーツの瞳と目線がぶつかった。どうやらルチルも同じようなことを考えていたらしく、ハヤトと目が合った瞬間に、やれやれと小さくかぶりを振った。
「それにしても、ここで起きていることは想定以上に複雑を極めているね」
いささか呆れ気味の声が、レオナルド・ピーフォウルの喉元から静かに流れ出てきた。既にハヤトやルチルはロモズ旧村にまつわる陰謀や権力闘争の末端に触れているが、レオナルドによる第三者の目で見ても、その胡散臭さは際立っているようであった。
レオナルドは冒険者ギルドにて、受付嬢のアイリースからロモズ旧村の来歴を事細かに聞き出していた。ロモズ旧村に於ける難民キャンプ成立には、その前身ともいえるカルケル集落群でのキャンプ生活にも触れなくてはならない。レオナルドは、それらの情報を一気に脳内へと叩き込んだ。
そのレオナルドの率直な感想が先に述べた通り、想定以上の複雑な事態であった。だが、黒幕の狙いは至極単純であるようにも思える。ただその手練手管が如何にも政治的に怪奇な様相を呈しているというだけの話であろう。
「しかし、長老の小屋だけが燃えたか? いささか不自然ではあるな。火を放つ程の度胸があるのなれば、集落ごと焼き払ってしまえば良かろうに」
傍らで手綱を握るノックス・マグナに対し、キュベレーはやや大げさな仕草で肩を竦めてみせた。
同じエルフとして、件の集落で起きた事件に対しては少なからず興味を抱いているキュベレーではあるが、しかしその表面上は若干他人事を装っている風でもあった。
(それに、そこまでされておきながら長老殿は随分と慎ましいではないか。同胞ごと道連れに黙して死を待つつもりか……若しくは何か大事な隠しごとでもあるのか)
ドゥバの手前キュベレーもはっきりと声に出すことは無かったが、彼女のそんな疑問に対し、傍らのノックスは全てを理解しているかのように薄い苦笑を返すばかりであった。
「けどよぉ……聞けば聞く程、その長老ってのが怪しくねぇか?」
トゥーリと朗らかに語り合うドゥバの耳には入らぬ様、ハヤトが声音を落としてルチルに囁きかけた。
ルチルも頭蓋面を静かに首肯させた。
「さっきちらっと訊いたんだがね……顔も分からない、声も変わってるのに、何故後から出てきたのがニーレブ長老だと分かったのかって尋ねたら、訊かれた本人が驚いてたよ」
曰く、全身包帯だらけで声色もすっかり変わってしまっている人物を、特に理由も無くニーレブ長老だと信じた、というのである。逆にいえば、別段疑う理由も根拠も無かった、ということだろうか。
或いは平和ボケというものかも知れない、とルチルは自身を納得させるように呟いた。
その時、トゥーリが明るい表情でルチルに振り向いた。会話に参加しろという意思表示のようだ。
ルチルは頭蓋面の奥で苦笑を漏らし、馬体をトゥーリとドゥバの両者へと並べさせた。
●冒険者、奔る
エルフ集落に入る直前、ハヤトは騎首を巡らせてロモズ旧村へ向かうことにした。向こうでも何か情報が得られるかも知れないという理由からだった。
そして残りの面々はというと、エルフ集落到着後は、流石にそれぞれの表情もそれまでの呑気な様子から一変し、揃って緊張した色を浮かべるようになっていた。
当然ながら集落側のエルフ達は、余所者である冒険者達に拒絶的な反応を見せている。だが流石にドゥバが連れて来た客人を門前払いする訳にもいかなかったらしく、嫌悪感を浮かべてはいても、集落入りを拒む者はひとりも居なかった。
「こりゃまた、見事なまでのアウェー感だね……けど、仕事は仕事だ。ドゥバ君、悪いけど一緒に来てくれるかな?」
レオナルドがドゥバに同行を求めたのは自身の行動範囲の担保という意味合いもあるが、それ以上にドゥバを守らなければならないという直感が働いた為でもあった。そのレオナルドが向かう先は、件の炭焼きになった焼死体の安置場所、である。
一方、キュベレーは単独でルーベンが殺害されたという集落近郊の崖下へと足を運んでいった。かつてはその道のプロだったキュベレーの目から見て、何か見落としが無いかを探る為である。
残るトゥーリとルチルは今も尚、手当てを受け続けているカミールの居宅小屋へと足を運んだ。授恵者の力でカミールを治療し、襲撃者についての情報を得ようというのである。
カミールの居宅小屋は他の集落民と同じく、樹上に組み上げられていた。
「ドゥバの話じゃ、ルーベンもカミールも深夜に集落を出たそうだから、誰も姿を見なかったそうだね」
ルチルの声に、トゥーリは何ともいえない表情を見せた。何か、違和感を覚えずにはいられない情報だったからだ。完全に誰も知らない出立だったにも関わらず、襲撃者はふたりが集落を出るタイミングを知っていた。これは一体、どういうことなのか。
兎に角、本人に訊いてみなければ分からない。カミールの居宅小屋へと足を踏み入れたふたりは挨拶もそこそこに、まずトゥーリの施術でカミールの重傷を癒すところから始めた。
その効果は色々な意味で大きかった。何よりも、カミール自身の心がトゥーリとルチルに対して融解したのが最大の収穫であったろう。
「実はなぁ、深夜に出ぇちゅうて指示したんは長老じゃとぉよ」
曰く、下手に姿を見られれば他の強硬派まで刺激する恐れがあるから、行くならふたりだけで夜遅くに行けという指示だったらしい。
だが襲撃者については何も分からない、とカミールは申し訳無さそうにかぶりを振った。背後からいきなり襲われ、ほとんど一瞬で気を失ってしまったのだという。
これはますますニーレブ長老に話を聞かねばならぬということで、ふたりは長老の現在の仮住まいを訪れることにした。
だがここで、思わぬ事態に遭遇した。集落民の誰ひとりとして、ニーレブ長老の仮住まいの位置が分からないというのである。
「どんも皆ぁ、長老が来ぃよる時しか顔見んだけぇ分からんとぉよ」
すっかり傷が癒え、歩く程度まで回復したカミールがトゥーリとルチルに同行して集落内を案内してくれることになったのだが、そのカミールすらも分からないと匙を投げた。
と、そこへドゥバとレオナルドが引き返してきた。ドゥバは戸惑いの、そしてレオナルドは厳しい表情を浮かべている。
「あの焼死体……ニーレブ長老かも知れないね」
レオナルドから、衝撃の発言が飛び出した。
まず死因だが、全身が焼かれたことではなく、心臓への背後からのひと突きによる刺傷だった。襲撃者を逆に背後から襲うというのも妙な話だが、何よりドゥバの話では、ニーレブ長老は剣術の類は然程熱心に習得していない筈だというのである。
更にあの焼死体は、左肩にまだ新しい骨折の痕が見られた。実はニーレブ長老自身も一カ月ほど前に、同じ個所を骨折して集落中が大騒ぎになったことがあったらしい。
最早何をかいわんや、である。
更にそこへ、ルーベンとカミールが襲われた場所の捜索に出ていたキュベレーと、ロモズ旧村に立ち寄っていたハヤトのふたりがほぼ同時に集落へと姿を現した。
●平和への架け橋として
ロモズ旧村で聞き込みを終えてきたハヤトは、矢張り犯人は別に居るという結論に至っていた。
「つい先日、ロモズでも難民が襲われて報復に出ようという動きがあったんだが、結局武力衝突は避けられたって話だ。その件はルチルとトゥーリも知ってるよな?」
ハヤトに水を向けられ、ふたりは黙然と頷いた。
だがその騒ぎ以外ではエルフ集落に攻撃を仕掛けようとした者は皆無だったという。
また、キュベレーの方でも重要な収穫があったらしい。
「こんなのを見つけたぞ」
吹き矢の鏃だった。乾いてはいるが、毒が塗布されているようだ。キュベレーの知識と経験から、この手の毒を扱う襲撃者はかなり限定される、ということらしい。
「わざわざ毒を使ったということは、ルーベンとカミールが授恵者だと知った上での警戒からだろう。そしてこの毒だが……主に使用や製造がされているのは王国領内。それも貴族派の連中が政治闘争の際、裏で密かに使うことが多いと聞く」
尤も、その場合は致死量を用いるのではなく、脅し程度の微量で済ませることが多いらしいのだが。
「幸いハヤトが調べてくれた情報にヒントがあった……この毒の製造地は恐らく、クリウルーだな」
ハヤトはクリウルーでヴァンティール家が所轄している薬草製造の品目まで事細かに調査していた。その内容と現物の比較から、キュベレーは然程の時間を要さずに断定することが出来たという。
「長老だけを狙ったのは……長老に成り代わり、この小集落をロモズ攻撃への雰囲気に染める為であろうな」
キュベレーの推測に、ドゥバとカミールは揃って青ざめた。自分達が長老と信じていたあの全身火傷の人物こそが、今回の騒ぎの真犯人だったとは思いもよらなかったらしい。
矢張り、ニーレブ長老と直接会う必要がある。
だが同時に、ドゥバが狙われている可能性も考慮しなければならない。そこでルチルが、ドゥバの居宅で護衛を務める運びとなった。本来ならばルチルとしてはドゥバと共にニーレブの仮住まいに踏み込み、治癒術を施術することでその正体を見極めたいところであったが、現在までの状況証拠から考えると、ここでドゥバを連れて行くのは余りに危険が大き過ぎた。
だが状況を把握する為に、ペットの栗鼠は仲間達に同行させることにした。何か分かれば逐一ドゥバに教えてやる必要もあったからだ。
ともあれ、一行はニーレブ長老が居る筈の清流のほとりへと足を向けた。
ハヤトとキュベレーの捜索で、それらしい小屋が見つかるまでには然程の時間を要しなかった。
「さて、いよいよご対面か」
「我は遠慮するよ。昔ほどには動きも良くないからな。英雄ごっこは控えるよ」
トゥーリやカミール、レオナルドと並んで後ろへ引き退がるキュベレーを尻目に、ハヤトは粗末な戸板を勢い良く開け放った。
と同時に、中から恐ろしく俊敏な何者かが飛び出してきた。ハヤトは瞬間的に迎撃態勢を取ったが、その人影は凄まじいばかりの脚力を発揮し、あっという間に視界の外側へと消えていった。
だが冒険者達は、追跡は控えた。敵の実力が分からない以上、深追いは危険過ぎた。
その後、小屋内を捜索して大量の包帯や、ドゥバの行動を記録したメモなどが発見された。次なる標的は、ドゥバだったらしい。
「だけど、正体が知れた以上はもう襲ってはこないだろうね」
レオナルドの声にトゥーリ、キュベレー、カミールの三人は静かに頷き返す。
そんな中でただひとり、ハヤトだけは厳しい表情を崩していなかった。逃走した男の顔に、何となく既視感があったからだ。
(確信は持てねぇが……あいつは確か、ヴァンティール配下のレブロンって奴じゃないのか?)
ハヤト自身は、会ったことが無い。だがかつて帝国領内の辺境の街カーケルスで、歩兵団長ソルドに随行していた授恵者の容貌と、先程逃走していった男の顔が酷似していた。
これをただの偶然と見て良い筈が無い。
長老ニーレブこそが襲撃犯だった。
この事実はエルフ達を相当に動揺させた。だがカミールという証人が居る以上、反論の余地は無かった。そして焼死体こそが本物のニーレブだと断定され、集落民達は二重の意味で衝撃を受けた。
ハヤトとルチルの説明で、今回の謀略を仕組んだのは恐らくブラギス・ヴァンティール子爵であろうという認識が全員に共有された。と同時に、ロモズ旧村は決して敵ではないという理解も得られた。
後は生活圏の競合という問題も残るだろうが、それは双方の話し合いで何とかなる筈だ。
少なくともドゥバとカミールのふたりが積極的に交渉する意思を見せている以上、おかしな方向に話がこじれることはないだろう。
「それにしてもヴァンティール子爵ってのは、本当にろくでもない人物のようだね」
「あぁ、全くふざけた野郎だ」
レオナルドの呆れたような声に、ハヤトは不機嫌そうな面を向けた。
「そんな悪いやつが居るんだ……だったら、とっちめないといけないねッ!」
トゥーリは穏やかな農家育ちの為か、謀略を巡らせる貴族の存在というものが、そもそも理解出来ない様子だったが、ルチルの嫌悪感丸出しの様子から、ヴァンティール子爵なる人物は決して許してはならない相手だということだけは理解した。
この時、キュベレーは稜線の向こう側、即ちクリウルー方面に視線を巡らせた。
相手が貴族ともなれば、暗殺や謀略等が更に活発化するかも知れない。今度こそは老体に鞭を打つ必要が出てくるかも知れないなと、静かに苦笑を浮かべていた。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準6 / 4〜6人
2021年01月30日 14時14分18秒 公開
相談掲示板
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろくな! 訛りがきついっつーのは置いといて、エルフの可愛い子ちゃんの頼みとあらば受けねぇわけにはいかねーかんな♪ とはいえ何ともキナくせぇ事件の臭いがプンプンすんな… 難民サイドの方の様子も確認してきたが、時系列としては同時並行って感じじゃなさそーなんかね? それはさておき、これは俺の直感なんだが、どうも長老の二ーレブが怪しいんじゃねーかと思うんだが皆はどーだ? ドゥバから事の経緯を聞いてる前提で推理してみっと、現長老は包帯だらけで喉を焼かれて声まで別人ってーとこがひっかかんだよな… 焼死体も炭化しちまって判別つかねー状態だったってことも踏まえると真犯人が長老になりすましててもおかしくねぇ。 仮にそうならギリギリまでエルフ達を抑えるフリして最後に難民達にけしかけさせる。 んでもって、一触即発のとこで介入して事を収めれば手柄を独り占め出来るってー筋書きはありそうじゃねーか? そう予測すっとロモズを誰よりも欲してるヴァンティールあたりが黒幕って線まで推理出来んぜ。 何せ自作自演が十八番の子爵様だ。エルフにもメドゥの指先の構成員くれぇ紛れ込まして裏で操るくれーはやってのけそうだしよ。 そーすりゃ、エルフの集落すら統治下に置けるように出来ちまうだろーし… っとここまでは勝手な妄想だけどな。 んなわけでヒーラーの2人には速攻で重体のカミールの治療から襲撃者の情報入手と長老の火傷治療から正体判別をして貰えねぇかと思ってんぜ!
No.2
我だ。 痛ましい事件であるがくれぐれも感情に流されぬことを切に願う。 それこそが奴らの狙いであるのだからな(メタであるが...) 我は勝手に同じ時系列と思いこちらへの参加を決めたがマスターから何も記載がないところを見ると違う時系列と見て問題ないのではないか? フフ、長老を怪しいと見たか。 やはり他の者の知恵を垣間見るはいと面白き事であるな! 良いぞ! 鋭い着眼点であると我は思う。少しばかり気になる節がないといえば嘘になるがそれを含めても治療で明らかになると思えば手がかりへの寄り方として悪くない手法であろう。 我は......まだ決めた訳ではないが、ギルドで依頼を受けた時点で単独行動をさせてもらうつもりである。あえて襲撃する者として立ち回る事で見える視点もあるやも知れぬ、まだ見えぬ犯人に存在を認知されたくないという理由が強くあるが。 他に気になる節があるとすればもし長老が正しくニーレブであったとするのならば焼死体になってしまったとはいえ犯人のひとりとは対峙しておるはず、いくら闇夜であったとはいえ少しばかりは何か見えていたはずである。もしくは見えてはいたが信じ難かったが故に伏せているのか......そのあたりの問答は他の者に任せる事となるであろうが。
ヒューマンのヒーラー、レオナルドだ。 中々まずい状況だね……対応を間違えれば死者もどんどん増えるな……真面目にやろうか、よろしく頼むよ。 長老に疑いをかける着眼点はいいと思う。 声すら変わるほどに火に巻かれた者が自分で包帯を巻いて浅瀬からこんばんはとは……少々元気すぎるようにも思えるね。 とはいえ、それをどう調べるかだな。 医療知識のスキルはあるから直接調べられれば情報も見つかるかもしれないが……正直、カミール君や長老にヒューマンの僕が近づけるかはかなり怪しいところだ。 ドゥバ君も、生まれの割には立場が強くなさそうにも思えるしね。 焼死体側ならまだチャンスがあるようにも思えるのだが……長老の武器による傷等がどれほどあるかが分かればラッキー位かな? あと一つ気になったのは、僕らは現状でヴァンティールの存在を認知できているのだろうか? 寄り道OKとの事だし、子爵領都クリウルーでの聞き込みも視野に入れたいね。
情報屋のルチルだ。よろしく。 時系列についてはマスターからのコメントに同時系列であると明記する文も参加を制限する警告もなかったから別時間軸と思って参加を決めた次第だ。 両依頼の結果が後発の依頼に関わるとはあるが、まだお互いの依頼の結果がお互いの状況に影響するほどの時間の差は開いてないもの、とも思ってるよ。 ニーレブが入れ替わってる説はアタイも思いついたね。 見つかった場所か証言がなければ身元の特定ができなかった焼死体、火傷で顔と声が変わった長老。怪しすぎるにもほどがある。 気になるのが集落のエルフたちはニーレブだと思った所だ。 当然エルフたちはニーレブと付き合いが長い。雰囲気はちょっとやそっとで真似できるもんじゃないし、長老だと思ったならそう思う理由もあるはずだ。 あの方言は余所者が真似できるもんじゃない、ってのが理由かもしれないけどね。 いきなり長老が別人に入れ替わってると言えばさらに反感を買いそうだからまずはドゥバから火災当時の状況や長老についての話を聞いてみると良いと思うよ。 というか容疑者候補の名前が少ないし、名前が出てる者の中に犯人がいなければロモズ村の襲撃犯と同一人物かと思ったぐらいだよ。 どちらかというと犯人当てより次に狙われる相手の推理が重要そうに書かれているからこちらも考えるが 次のターゲットも何かあれば火種が燃え上がる相手……って事で外に出て冒険者に依頼を出したドゥバも襲われる危険がありそうだね。 集落内での立場は低いが、ドゥバに何かあればエルフたちから冒険者への印象は更に悪くなりそうだ。 襲撃犯が来る事を見越すなら誰かが囮になるという手も思いついたよ。
>長老二ーレブ こいつはドゥバからいきさつについて話を聞けば何となく怪しいんじゃねーかと勘づくことは出来ると思うんだよな。 ただ、ルチルの言うようにほかの村人が疑いもせず信じたってのを考えると催眠的な思い込ませる魔法や現術的なもんを使ってる可能性もあるかもと考えてるぜ。 全身包帯だらけの大怪我状態っつーんなら魔法で治療するってドゥバ経由で近づく段取り踏んでヒールでもかけてみて本人か確かめるってのは出来んじゃねーかと思うんだよな。 本物だったならそれはそれで良しとして真犯人探せばいいだけだしな。 火傷を治療すりゃ多少はエルフ達の心象も良くなんだろ? >次の標的 可能性としてはカミール>ドゥバって線が濃厚じゃねーかと思うぜ。 カミールは真犯人の目撃者である点から口封じは十分有り得そうだしな。 あとはドゥバの開放的な性格と長の娘って立場からすると邪魔者扱いで狙われる可能性もあっかなと… >寄り道 俺も個人的にだがロモズ旧村の周辺での出来事ってとこから単独別行動でヴァンティール子爵の同行調査をしてから集落に合流させて貰おうかと考えてんぜ。
トゥーリだよ、よろしくね! 次の襲撃先を予測して、襲撃を予防、真犯人を可能なら捕まえればいいんだね! 今の時点で怪我をしている人の治療は大丈夫、ワタシで受け持てるよ。 ただ、治療される可能性については真犯人も考えていると思うんだよね…… ニーレブさんやカーミルさんが真犯人を見ている(誰だか判別できる)可能性は低いんじゃないかなって思うよ。 それも含めて、次に狙われる先としてはドゥバさんの可能性が高いと思ってるかな。 キャンプの人とエルフさんを仲たがいさせるのが犯人の目的なんだよね? それなら、その方向を邪魔している人……ドゥバさん、次にニーレブさんかなって思うな。 その人たちがいなくなれば、エルフとしてはキャンプを襲撃する方向に転ぶだろうし。
シューターのノックスです。よろしくお願いします。 考えが全然まとまっていないのですが、とりあえずは二人が襲撃を受けたであろう地点に寄り道したいと考えています。何かしらの痕跡が残っていると良いのですが。 それから少々ずれた考え方ですが、二人のエルフを襲ったのは本当に人間とエルフの仲違いを望んでいる者でしょうか。 ロモス村に報復に行った二人が襲われたことはエルフを焚きつける結果にはなりましたが、ロモス村を刺激せずに済みました。 融和を望む者が仕方なしに二人を襲った。 つまるところ私はドゥバが襲撃犯の可能性もあると思っています。
◆依頼の目的 未だ姿を見せない襲撃犯を見つけ出すことです。この襲撃犯による攻撃は、今後も続く恐れがあります。誰が狙われるかは皆さんで推理してみて下さい。 ってことだから真犯人を特定すんのが最低条件なんじゃねーか? ノックスの着眼点も面白ぇけどよ、ドゥバが真犯人だった場合なんでわざわざ俺達冒険者に真犯人発見の依頼なんかしてくんだ?って思うんだよな。 授恵者が介入してくりゃ真犯人が判明する可能性も高ぇだろーしただリスクにしか思えねーんだが、どんな狙いがある想定なんだ? 思いつく限りの可能性は広げておきてーからノックスの意見も深掘りしてみてぇ。
襲撃に寄ってエルフによるロモス村への報復は防ぐことが出来ましたが、予想以上にエルフの敵愾心が増してしまったので、それを抑えるために冒険者に頼った可能性があります。 ここで二人を襲撃したのがドゥバだと分かれば報復派は原動力を一つ失います。 エルフとロモス村の抗争を防ぐためなら自分が犯人だとバレても良い、そんな思いがあってもおかしくはないと考えています。
No.10
推理は色々あってよいと我は思うぞ! ドゥバを怪しむ線も面白い...... マグナとは理由は異なるが我も多少はその線を考えたのでな。 そもそも現時点でドゥバは自称でしかなくギルドで依頼をしたあとは集落に戻ったという記述がない。 むしろ犯人が犯人捜しを依頼すれば依頼者は自ずと犯人候補から除外されてしまうのではないか? まあ、集落への案内で同行を求め住人へ証明させれば済む話なのだが。 ドゥバが本物だった場合、次のターゲットとしてより狙われやすくなるであろう集落にわざわざ導いてしまうリスクもある。ギルドに置いてきたほうが襲われるリスクが少ないと言えなくもない... 幸い件の集落は木々に入り組んでおり分かりづらいとは言え難民と問題が起きているという事はドゥバ無しでもゆく術は多くあるはずであるが、むしろその場合はドゥバ無しで如何にして集落へ招いてもらえるかであるが。 ほかにはピーフォウルが申しているように。 何か推理ではなく根拠がなければ我々はヴァンティールの関与を知らぬ状態であると言える。クリウルーなど、その他気になる場所でも良いが寄り道し状況証拠を多く持つ事はのちの展開を有利に運べるやも知れん。 最後にグレイハーツの指摘する通り。 犯人捜しを依頼されているとは言え、次なる犠牲者が出ぬようにする事も重要である。 何かあれば怪しまれるべき最たる存在は”我々”なのだからな。 その点で言えば我は集落へ寄らず周辺を巡回しておると思うので多少の抑止力になれば良いと思う次第であるが… 犯人が内部の者であった場合、お主らに任せたぞ。
>2人のエルフの襲撃犯 目下僕らの最大目標だが、ノックス君の言うように『何故ルーベンとカミールを襲ったか?』という視点も考えてもいいかもね。 まず、『ヴァンティール家はロモズを手に入れる正統性=明確な手柄が欲しい。その為、若者の先走りではなく勢力同士の明確な衝突が起きてほしい』というもの。 より大きな爆発の為に蓋をした形だね。 そして、ドゥバ君犯人説。周囲の人間が以前から認知している融和派という思想は信じるとして、そうなると『単純に人間への攻撃を止めたかった』というのが襲撃理由になる。 ノックス君の言うようにバレてもいいとなれば、何故カミールが助かったのかも分かりやすくなるね。単に、そこまでの殺意はなかったのだ。 ……じゃあ何故ルーベンは殺したか、そもそも乱暴すぎだろという話になるんだが。 >『レブロン』 で、此処でふと気づいたのだが、PLのみ認知できるこの名前。 団体名か個人名かもわからないが、『子爵の手の者』『エルフと難民に大義名分を与える』『上手くやっている』らしい。 つまり、現状は子爵の期待通りなのだろう。 ならば、ドゥバ君が個人の思惑で襲撃を企てたというのは……少し違和感を覚える。 レブロン=ドゥバ君であり、融和派ゆえにヒューマンの子爵についたと考える事もできなくはないが、ドゥバ君の目的=子爵の目的になると今回の依頼理由が説明できない。 そう考えると、ドゥバ君が犯人である理由は薄いと考えた次第だ。 ていうかドゥバ君が敵となるといよいよ四面楚歌だしそもそもドゥバ君いないと集落内で動けるかどうかもわかんないし彼女信用できないとかマジキツイんで勘弁してくださいホント
>ドゥバの同行 こちらは僕らに同行させることを強く提案したい。 彼女がいないと集落内での行動にどこまで制限がかかるか分からないというのもあるが、ギルドが安全かどうかも僕には疑問なのだよ。 なにせその立地こそヴァンティール子爵のお膝元、彼の影響力がもっとも強くなる土地だろう。 ギルドが最初からグルとまでは言わないが、僕らから離れてまでの安全は得られないと考えている。 さて、なんだかんだで話し合える時間も少なくなってきたね。 とりあえず、現時点での仮プレイングを作ってみたので共有しておくよ。 下記コミュニティの、シナリオプレイング置き場と題されたスレッドにコピペしてある。 https://alpaca-connect.com/world/world0/community/4Q1setNhYg8Ytl0uBj7O 行動としては【政治知識】を用いてクリウルーでの聞き込み。 此方は、ヴァンティール子爵への疑惑をPC知識として落とし込む目的だ。 そして、【医学薬学】スキルでの焼死体調査。 特に調べるのは体格、性別、火災以外の外傷だ。 皆も気にしている長老との入れ替わりを警戒する調査だね。 そして、それ以外はほぼ手が回っていない。字数もあるが、汎用スキルの枠の問題が大きいね。 この辺りの問題は他の者も同じだろうし、しっかり役割分担を明確にしておきたいところだ。
連投失礼する。 プレイングを書いてみて、分担しないと手が足りないと今更危機感を抱いたので、勝手ながら表明頂いている行動を整理させてもらいたい。 曖昧になっている部分もとりあえず記載させてもらうよ。 ・集落周辺の調査、警戒 :キュベレー ・若者襲撃地点調査 :ノックス ・ヴァンティール子爵動向調査:ハヤト ・メタ的知識の落とし込み :レオナルド ・長老ニーレブ、カーミル治療:トゥーリ ・焼死体調査 :レオナルド
No.14
うむ、ドゥバが居らぬと集落へ入る事が難しくなると思うゆえ同行させて構わぬと思う。 それと行動の整理も感謝するぞ。 なかなかに難しいゆえな... 我も考えがまとまらず、プレイングは手付かずであるが概ねその方向で当たるつもりである。
レオナルドはまとめサンキューな! 俺も混乱して来そうなんで纏めてみたぜ! 【目的】 ・襲撃犯の発見&捕縛? ・被害拡大の阻止 ・エルフと難民の衝突回避 優先順に考えてみるとこんな感じか? 【推理&想定】 ・襲撃犯が二ーレブ長老になりすまし ・ドゥバが襲撃犯 ・襲撃犯は第三者 ・襲撃犯は難民 選択肢はこのどれかだろ。 ◆ヴァンティール子爵 こいつが絡んでると予想するにはドゥバからの依頼を受けた時点では推測は出来ねぇだろうから情報収集が必須だな。 ウリクルーと同時にロモズ旧村でも聴き込みした方が良いかもしんねーな。 今んとこの事前調査に関してはレオナルドのまとめてくれた分を拝借してっと ・集落周辺の調査、警戒 :キュベレー ・若者襲撃地点調査 :ノックス ・ヴァンティール子爵動向調査:ハヤト ・メタ的知識の落とし込み :レオナルド ・長老ニーレブ、カーミル治療:トゥーリ ・焼死体調査 :レオナルド 【懸念点】 ・エルフ集落への訪問はドゥバ同行でも歓迎はされないであろう事から調査難航の可能性大←解決策は思いつかねぇな… ・襲撃犯判明時に戦闘となった場合、敵の力量が未知数←極力全員が集合して対処したい ひとまず現状こんな感じじゃねーかと思ってるが補足があればよろしく頼む!
ドゥバ犯人説か……。 確かに集落内で浮いてる少女も入れ替わるチャンスがあるな。面白いね。 犯人は男とも女とも言われてないから実は女だった、って話も有り得るな。 襲撃を止めたかったって動機の可能性は薄いんじゃないかね。止めるにしても殺すのはやりすぎだし、ルーベンは男だから加減ができなかったにしても後で名乗り出ないのは違和感がある。 汎用スキルならモヒカンセンサーが潜んでる敵を探る手段の一つにはなるんじゃないかね?と思ったよ。 まとめありがとう。各人の行動がわかりやすくなったのは助かる。 寄り道は……行くとしたら若者襲撃の事件現場くらいか。 被害者から事件について聞き込みをしようとも思ってるんで、ヒーラー陣に寄り道する気がないなら先に集落入って少しでも馴染みやすいように話を付けておくよ。 歓迎されないから住民に話を聞くのは難しそうだが、「被害者の治療のためにギルドからヒーラーを雇った」って通せば無下にするのも難しいだろうさ。 合流用の連絡手段としてペットで外にいる面子と情報収集を共にすると同時に外の様子を見る目になってもらおうと思ってるよ。 内部で何かあったらアタイからテレパスを送るのが早いかね。
まずはレオナルドさんとハヤトさんはまとめありがとう! ずいぶん分かりやすくなったね。 その上で、ちょっと気になった事を書くね。 目的は―― ・襲撃犯の発見 ・被害拡大の阻止 この二つが重要(成功に必須)なんじゃないかな。 捕縛は出来たらプラス、ぐらい。難民とエルフの衝突阻止は、上の二つが達成できれば犯人の素性も分かるし、その後についてくる気がする! あと、誰が犯人か?よりも次に誰が狙われるか、をしっかり予想・対策することが大事そう。 犯人予想が当たれば強いけど、外部の人が犯人の可能性もまだまだあるし――被害防止の為にもそこは失敗しないで狙われた人を守れるようにしたいかな! 今のままだと個人行動気味になっちゃってて、もし犯人がすごく強いと困っちゃうから……個人の行動目的は大事にしつつ、二人か三人ぐらいの組を作って動く流れだと安心かなと思ったよ。どれぐらい組を作るかは、狙われそうな人をどれだけ絞れるか、で決める感じで。 怪我してるニーレブさんとカーミルさんを一か所にまとめて治療・警護しつつ、残った人達でドゥバさんを護衛・監視する体勢でどうかな?
>トゥーリ 治療に関しては2人いっぺんにじゃなくて先にカーミル、治療後話を聞けたら二ーレブって感じで場所もそれぞれ分けてで頼めねぇか? もし二ーレブがなりすましの襲撃犯だった場合、一緒にだとその場でカーミルが襲われる危険性もあると思ってな。 村に訪問してまずは長老の元へ挨拶ってのが筋だとは思うが、俺達の目的にカーミルの治療があるってわかって二ーレブが犯人だった場合、先手を打たれてカーミルが殺られちまうって可能性も考えててよ。その可能性を潰す為にも村についたらドゥバに頼んで1番にまずはカーミルの治療に当たらせてもらう方針の方が良いと思ってな。 重体って聞いてたから無礼は承知で先にカーミルの治療に当たらせて貰ったとか言い訳は成り立つだろ? この時点で二手に分かれて長老の二ーブレへ挨拶とカーミルの治療の2班になってもいいと思うどな。
No.19
我の周辺警戒はトゥーリの申しておる言葉を借りれば被害拡大の阻止に注力しているものと思ってもらって構わん。 ただ犯人が外部の者の場合に限るゆえ、集落内のほうは他の者たちに任せたぞ! 班分けについては集落の中に居る者たちで、という認識でよいか? 我は集落の外に居る手前、あまり他の人員を外に回してしまっては中が手薄になりすぎりかも知れんのでな。 我の事は気にするな、元より死んでも構わんような存在だ。
アタイも被害者の中に犯人がいる疑いがあるんでね。 ニーレブとカーミルを一緒に置くのは避けたい。重体の相手を狭い空間で守りながらってのはかなり厳しい話と思う。 ヒーラーでなくともヒールは使えるから繋ぎ役としてでもいいから治療を申し出ようと思う。 話を聞くなら意識不明のカミールよりニーレブの方がやりやすいってのが理由だが。 一応この時は案内役としてドゥバを連れて、他の場所の監視役に栗鼠を派遣するつもりだ。 ニーレブから聞き終わったらドゥバの家の場所を覚えたり、話を聞いて情報を引き出そうと思う。 それに、やはり顔が見られにくいからかこれまでの事件は夜中に起こっている。 裏をかいて日中に動く可能性もあるがまだ捜査を開始した段階では、無理に纏めなくていいって気はするな。 寄り道してた面子が追いついたら複数人でまとまって動いてもいいと思うが。 結局捜査が終わったら狙われてそうな候補の見張りとしてキュベレーを除いて3組に分けるのか? 人手は減るが外部から犯人が来る可能性も否定できない以上外の守りを手薄にはし難いのでね。見張りにペットを遣わそうとは思うが。 人数を分けるならまだ動ける、つまり犯人の可能性も内包しているニーレブとドゥバの見張りを多くするかね。 ニーレブからは警護を断られる可能性もあるが。 断られなかった場合、ニーレブにつく者の方が前衛寄りである方がいいと思うのと、ドゥバから情報を引き出す流れで彼女の方につこうと思うよ。 狙いが絞れるなら囮をドゥバの家から出して誘き寄せるって手も考えたが打ち合わせをするには時間が足りなそうだね。
個人的には長老が犯人としてもそんな堂々とやるか? という思いもあるのだが、この段階において議論を混乱させたくはない。二人を別けての警護は了解だ。 以前貼った仮プレイングとほぼ変更はないが、最後に『検死が終わり次第、長老に張り付く』旨を書いておいたよ。 集落側に許されるかはわからないし、そもそも検死がどれだけかかるかも不明だから出来れば僕以外も欲しいが……一応報告しておく。 囮作戦は……いよいよプレイングの文字数が捻出できないな。 すまないが、少なくとも僕は協力できないと思ってほしい。
カーミルさん→二ーレブさんの順で治療、その二人は一緒にしない方針だね! じゃあそのつもりで治療のプレイングは書いておくね。
ああ、すまない。囮の話は忘れてもらって大丈夫だよ。 言った通りドゥバを連れての情報収集と先にニーレブの傷を見る事を書いておいた。 ドゥバを疑う推理もわかるが、何かするなら手元に置いた方が見やすいだろうねと思ってね。