【死軍】小さな願いは金の像にて

陵かなめ

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シナリオID:439

オープニング

「おお美しく輝く金よ。金の像よ」
 一体の吸血鬼が金の像に頬ずりをしている。
「ヤコブ様ばんざい。金ばんざい。おお、このなめらかな感触。すばらしい」
 周辺には多くのゾンビの姿。
 どうやら部屋の拡張作業を行っているようだ。
「ゥ、ゥウウ、アァ……」
 ゾンビが吸血鬼に次の指示を求める。
「まだ金塊が来るかもしれませんね。この宝物庫は金塊の部屋。まさに私にふさわしい。んん。では壁をぶち壊して部屋をもっと広くするように」
「ゥ……アァ……」
「何ですか? 私が仕事をしていないとでも? 私は忙しいんです。金の像の素晴らしさをを味わい尽くすという仕事があるんですよ。おお、忙しい」
 吸血鬼はゾンビを追い立てた。
 ここは帝国・王国国境の西側、小さな湖のやや東の山地にある人工洞窟だ。
 その中の一室、金塊を集めた宝物庫での話である。

 あのヤコブ・ヴィリアンの宝物庫についての情報がギルドにもたらされた。
 帝国・王国国境の西側の人工洞窟に、ヤコブがこれまでの生涯で集めてきた宝物を保管しているというのだ。
 そこでヤコブ不在の間に攻め込み、一泡吹かせてやろうというのが今回の依頼の趣旨だ。
「この依頼では洞窟内にある宝物庫への攻撃をお願いしたいの」
 洞窟内にある多くの宝物庫のうちの一つ、金塊だけを集めた部屋のようだ。
 宝物庫への道はすでに判明している。
 その中では多数のゾンビたちが改修作業に勤しんでおり、ヤコブ配下の吸血鬼が指揮を執っているのだという。
 そこまで説明した後、ギルドの職員が一枚の手紙を見せた。

『わたしの父様母様はヤコブという怖い人にころされました。
 わたしだけが親戚のおじさんのおうちにいたのでブジでした。
 父様のタイセツにしていた金の像はそのときにとりあげられました。
 おねがいです。
 父様のカタミをとりかえしてください』

 手紙には拙い文字でそう記されていた。
「貴族の小さなお嬢さんからね。この手紙の『金の像』が、件の宝物庫にあるということなの」
 もし叶うのなら金の像を取り返してほしいということだ。
 敵はヤコブの配下吸血鬼と作業中のゾンビ多数。
 十分に準備を整えて戦いに臨みたい。

解説

解説  ヤコブ・ヴィリアンの宝物庫に攻め込みましょう。  貴族の宝『金の像』を取り返してあげると、喜ぶ子供が居るようです。 ●敵  ヤコブ配下の吸血鬼*1  金塊が大好き。  それなりに強いので注意。  ゾンビ*40体  宝物庫の増築作業中。  弱いけど多い。 ●金の像  吸血鬼が気に入って持ち歩いています。  敵を倒さないと手に入りません。

マスターより

 よろしくお願いします。  宝物庫までの道のりはすでに判明していますので、リプレイは宝物庫手前から開始される予定です。

リプレイ

●庫前
 金塊の宝物庫を目的とする一行もすでに宝物庫手前まで到達していた。
 セロンガード・シュタインドルフがそっと中の様子をうかがう。見えたのは怪しい動きをする吸血鬼だ。
「この金の像はやはり1番素晴らしい」
 瞳を輝かせ頬を金の像に擦りつけている。
「随分熱心な様子ですね」
 セロンガードはそう言ってそっと目をそらした。
 敵の様子を察したエレノア・D・グリフィスが首を振る。
「金に目が眩むのは人も吸血鬼も変わりませんか」
「人より寿命が長くなるとそうやって気を紛らわすような趣味が必要なのかねぇ」
 海神・江流は肩をすくめた。
 随分俗っぽい吸血鬼がいたものだと思う。神仙になって寿命が伸びたら自分にも分かるのだろうか?
「あんまりわかりたくないけどさ」
 言いながら宝物庫の中を確認した。情報通り多くのゾンビが作業をしているようだ。
「あの像を取り戻せばいいのか。金って柔らかいんだろ? 傷つけないようにしないとな……」
 キリクは吸血鬼が頬ずりしている金の像を見た。あれが依頼の品と見て間違いないだろう。
 キオルティスも吸血鬼の手元にある金の像を見る。
「小さなレディの頼みだ……叶えてやらなきゃ男が廃るね」
 ギルドに寄せられた切実な願いだ。
「貴族のお嬢ちゃんの形見……絶対ぇ取り返してやんぜ!」
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングが握った拳を打ち合わせた。
 宝物庫の様子は理解できた。これ以上は実際に踏み込むより他ないだろう。
 ヤコブ・ヴィリアンの愚行によって多くの人々が苦しんだ。これはその敵討ちのようなものかもしれない。
 悠人・ラドルファスは思う。
「……ふーん、いいよ、別に」
 つまりは吸血鬼とゾンビを皆殺しにすれば良い話だ。
「そろそろ踏み込み時か?」
 バーネット・フォーサイスが仲間たちの顔を見回した。
 皆異存はないようだ。
 それにしても、と。宝物庫の中の金を思う。
「随分とまぁ、集められるだけかき集めたもんだ」
 加えてあの吸血鬼の様子である。
「あれやこれやと大義を謳ってるが、ただの野盗と変わらねぇな、こりゃ」
 呆れたようなバーネットの声を否定する者はいなかった。

●突入
 まずは先陣を切ってバーネットとキオルティスが切り込んだ。
「なっ――、誰ですか?!」
 飛び込んできた授恵者たちに、いち早く反応したのは吸血鬼だった。
 金の像に頬ずりしていた手を止め警戒の表情を浮かべる。それから急ぎゾンビたちを呼び寄せた。
「ええい、とにかく私を守るのです!」
「させるわけにはいかないね」
 光塊を武器に纏わせ、キオルティスが勢いよく武器を振り下ろす。狙うのは吸血鬼周辺のゾンビだ。
「ァ、アアアアッ」
 光が礫となってゾンビたちの身体を貫いた。
「よし、見えたぞ」
 続けてバーネットが光り輝く球を発生させる。金の像をしっかりと抱く吸血鬼を狙った。
「くっ」
 急いで飛び退こうとした吸血鬼にエーテル光が纏わり付く。
「お前はそこを動くなよ」
 吸血鬼の動きが鈍った。
 キオルティスは吸血鬼がうまく動けないことを見て取り、壁を伝って宝物庫の奥へと走る。同じ場所に長居は無用だ。
 バーネットは作り出した間合いから部屋の内部をざっと見渡し、敵戦力の配置を確認する。
 重要なのは吸血鬼とゾンビを分断すること。
 個別に相手取る作戦だ。
「ええいっ、ぼさっとしていないで戦うのです! 全力で! 私を守りなさい!」
「オオォォオオオッ」
 纏わり付く光を振り払いながら吸血鬼が大声で命令する。
 ゾンビたちは部屋を拡張する作業を中断して戦う姿勢を取った。
 同時に仲間たちが次々宝物庫に突入してくる。
 激しい戦いの幕開けだった。

●ゾンビたち
 宝物庫の中でバラバラに作業していたゾンビたちは、集まってみるとそれなりに数が多いようだ。
 それほど強大な力は感じないが物量で押し切られると厄介な相手だとも思う。
 セロンガードは炸光矢を構えた。
「さすがに数が多いですね」
 弓に番えた矢にエーテルを籠め、群れて襲いかかろうとしているゾンビたちに放つ。
 光の矢弾はゾンビたちの中心で炸裂して無数の光破片となった。
「ォォオオオッ」
「それほど素早い動きをするわけではないようですね」
 セロンガードの言葉通り、逃げようとしたゾンビたちの身体を次々と光破片が貫いていく。
 だが気を抜くことはできない。
 次の一群が倒れたゾンビを踏んで進んできた。
「おっと、そう簡単には行かせないよ」
 その間に江流が体を滑り込ませる。
「ウオ、オォオ」
 ゾンビが腕を振り上げた。
 その動作が終わる前に武器を振るう。すると目の前のゾンビたちに向け衝撃の波が走った。
「ッ、オ、オォ」
 見えない波に殴られ、数体のゾンビが吹き飛んだ。
 だがそれ以上深追いはしない。
「これで見通しが良くなったかい?」
 フェザーステップを使い軽やかにその場を跳んで引き、江流はセロンガードに次の一手を任せた。
 セロンガードが大きく頷く。
「はい、十分です」
 江流の攻撃のおかげで次の矢を準備する時間ができた。
 それに横一列に並んでいたゾンビの隊列が崩れ、遠くのゾンビまで射線が通ったのが分かる。
 このゾンビたちをこちらで引き受けておかなければ、吸血鬼に向かった仲間が思うように戦えないだろう。そのためにも、できるだけ多くのゾンビを片付ける。
「どんどん行きます」
 セロンガードの矢弾が戦場を走った。
 再び矢は弾け無数の光破片が敵の体に降り注ぐ。
「そうそう、別に俺が目立つ必要はないんだよね。俺の仕事はさ」
 倒れるゾンビたちを横目に見て、江流が目についたゾンビを薙ぎ払った。
 仲間が火力出しに専念できるよう立ち回ればそれで良い。自分が仕留めることにこだわりはない。
 江流が攻撃の流れを作り出す。それに乗るようにセロンガードが高火力の攻撃を叩き込む。
 二人の行動がガッチリと噛み合い、宝物庫のゾンビたちは次々と消えていった。

●吸血鬼
「ゾンビもこんだけ多いと厄介だな!」
 言いながらハヤトは吸血鬼へ走った。敵の配置は分析済。仲間がゾンビを引きつけてくれているので、吸血鬼へは最短のルートを取ることができる。
「何をしているのですか! はやくこの不届き者達を排除しなさい!」
 吸血鬼はまだ金の像を抱えたまま高圧的にゾンビたちに命令をしていた。
 それだけ余裕があるのか、それとも――?
 ともあれハヤトは地面を蹴る。
「うるぁ! ブレイブファング傭兵団のハヤト様が相手になってやんぜ!!」
 そう言って飛び上がると、鋼の爪を敵の体に突き立てにいった。
 だが肉に食い込む感触がない。
「おっとぉ、危ない危ない」
 寸でのところで吸血鬼が身体を回転させたのだ。くるり回って鋼の爪を躱した吸血鬼は、金の像を抱えてステップしさらに1回転半して逃げていく。
「逃がすかよ!」
 ハヤトは敵の派手な動きに惑わされぬようもう一つ深く踏み込んだ。
 続けて二撃目、鋼の剣の一撃を繰り出す。
「おおっと、何という物騒な!」
 吸血鬼は先程とは逆回転をしてこの一撃も躱した。
「くるくるとよく回るヤツだな」
「私をただ回転が上手なだけの吸血鬼だと思われては困るね」
 吸血鬼がステップのリズムを変え蹴りを繰り出してくる。
 その蹴りを、今度はハヤトが紙一重で躱した。それは蹴りの得意なハヤトだからこそできる回避だ。
「おっと、すばしこい」
「はっ! そんなゆるい蹴りが当たるかよ」
 瞬時に距離をとったハヤトの言葉に、吸血鬼はムッとする。
 吸血鬼が続けて攻撃の姿勢をとった。
 その瞬間、二人の間に悠人が割って入る。
「は?! 邪魔をするなら容赦はしませんよ!」
 吸血鬼は目の前に現れた悠人に向かって蹴りを繰り出した。互いの距離は近い。通常ならば直撃する距離だ。吸血鬼が口元を釣り上げて笑う。ところが悠人は慌てない。懐から金塊を取り出したのだ。それを敵の目の前に突き出す。
 ここまでの間に宝物庫内の金塊を拝借したようだ。
「金っていうかこういうのって、傷つくと値段落ちるんだよね」
「うぐ!?」
 淡々と言う悠人の言葉を聞いて吸血鬼が急ブレーキをかける。
「お、おのれ。ヤコブ様の大切な金を盾にするなど……! それはこの像には劣るが貴重なものなのだぞ!!」
「ふーん」
 悠人は吸血鬼の講釈を聞き流し、攻撃を撃ち込んだ。狙うはよく動く足だ。
「はっ、そのうえこんな攻撃まで!!」
 吸血鬼がステップを踏んで攻撃を躱す。
 先程から感じていたが、回避についてはなかなかのものだ。
 それならと悠人は次の攻撃にフェイントを混ぜる。
 二つ、三つ、仕掛けるふりをして相手のリズムを崩し四つめで敵の足を斬りつけた。
「っ、しつこいですね、この!」
 吸血鬼の顔がゆがむ。悠人の大剣が傷を負わせたのだ。
 そして時折金塊をチラつかせ敵の勢いを削ぐ。悠人はこうして吸血鬼を翻弄した。

●戦況は
「よし、ゾンビの数は随分減ってきたな」
 戦況を見渡していたバーネットが頷いた。吸血鬼とゾンビを分断する作戦については十分な成果を上げているといって良い。
 ゾンビの数も減ってきた。
 吸血鬼は授恵者たちとの戦いに没頭しているようだ。
「っと、そっちには行かせないぞ」
 吸血鬼の支援に向かおうとしているゾンビの一群を見つけアーケインテンペスト改を放つ。無数に伸びた稲妻がゾンビたちに絡みついた。
「アァアアア、ウ、ァ」
 ゾンビたちはその場で自由にならない身体を震わせる。
 足元にはいくつかの金塊。
「こういう神経使うのは面倒だってのに」
 念の為宝物に当たらないよう気をつけながらバーネットは次の攻撃を構えた。

●金の像をめぐる攻防
(像を持ったまま足で攻撃するのかコイツ……)
 キリクは戦う吸血鬼の姿を見て内心ため息をついた。
 アクロバティックな動きはある程度の回避と攻撃を実現しているようだ。しかし戦いがこれほど激化している最中でも金の像を手放さないとは、それが一番恐れ入るかもしれない。
「まあ、あれだけ大事にしてるんだ。上手く落とさせたら動揺するだろうな」
 キリクは懐から濃煙炸弾を取り出し間合いまで走った。
 仲間が気をつけて戦ってくれているおかげか、宝物庫内でも敵に邪魔されずに吸血鬼へと向かうことができる。
 キリクが動いたのを見てエレノアは狼のフェルズに後を追わせた。
「ゾンビはお任せしてしまって大丈夫のようですわね」
 数が多いことが気になっていたが、仲間が万事うまく対応してくれている。
 それならば吸血鬼に集中すれば良いのだ。
 鉄の長弓を構え攻撃のタイミングを見計らう。どうやら吸血鬼は金の像を抱きながら戦っているようだ。
 仲間とタイミングを合わせれば、間を置く余裕を作らせないだろう。
 エレノアは矢の先端にエーテルを収束させ弓を引いた。
 攻撃が届く範囲まで走ったキリクが濃煙炸弾を発射する。
「随分見えづらくなるだろ」
 言って矢弾から煙幕を作り出した。
「けほっ」
 煙幕が急速に吸血鬼の周辺に広がりその視界を奪う。吸血鬼は慌ててその場から飛び退こうとした。
 だが、エレノアの重撃射がそれを許さない。エーテルを収束させた矢弾が煙幕を突っ切るようにして飛んでくると、吸血鬼に見事命中した。すぐにエーテルが吸血鬼にまとわりつき動きを鈍らせる。
「や、やめろ、けほ」
 煙を吸い込んだ吸血鬼が咽ながら抗議した。だがそんな抗議に耳を貸さない。
 キリクが狙いを定めた。
「よく狙わないとな」
 見つめる先は一点、敵の手元だ。
 これを外せば傷がつくかもしれない。だが、うまく命中すればあの金の像を落とさせることができるはず。
 キリクが鋼の弓を引いた。
「けほ、けほ……ん?」
 ようやく煙がおさまってきた吸血鬼に矢が迫る。
「っ、この」
 腕を庇って吸血鬼が体を捻った。
 ――外したか。
 そう思った瞬間、キオルティスが吸血鬼の背後から現れた。
「背後がガラ空きだよ」
 言って素早く短剣で素早く斬りつける。
「小癪な」
 吸血鬼が鈍い動きで体を捻った。
 最初の一撃が敵の頬をかすめる。キオルティスは近くの壁を蹴って再び接近し、次の一撃を放った。次は確実に手元を狙う。
「金の像を持ちながら戦うって大変じゃないかい?」
 鋼の短剣が敵の腕を斬った。
「っ、とと、危ない」
 傷んだ腕から金の像が零れ落ちそうになる。
 吸血鬼は慌てて像を掴み直した。

●猛攻
 何度かの攻防の末、授恵者たちは吸血鬼を追い込んだ。
 宝物庫にはすでに動けるゾンビの姿は無い。
「皆さんお怪我はありませんか?」
 セロンガードが仲間たちの様子を確認する。
 仲間の負傷は主に吸血鬼の蹴撃によるものだ。特に打撲跡がひどい仲間に向けて負傷を癒す光を打ち出し回復させる。
「あと一息です」
 そうして仲間を励ます事も忘れない。
「次は外さないぞ」
 キリクが矢を放った。
「っ!」
 先程は命中しなかった矢が吸血鬼の腕に突き刺さる。敵の動きが鈍くなっているようだ。
 手応えを感じ、仲間に伝える。
 授恵者たちは一斉に攻撃を畳み掛けた。
「うるぁ! 眩しくて何も見えねぇだろ!」
 天井を駆け抜け再び敵に迫ったハヤトは、吸血鬼の真正面でエンライトを発動させた。光の玉が明るく周囲を照らす。
「っ、まぶし……」
 金の像が光を反射して輝いた。
 それを抱いていた吸血鬼がたまらず目を閉じる。
 敵が怯んだ。
 この時とばかりにバーネットが魔弾を放出し足を撃ち抜く。続けてキオルティスが敵の首を斬りつけた。
 さしもの吸血鬼もバランスを崩して膝をつく。
 それを見た悠人は大きく踏み込んで敵の体を斬った。
「あぁ、像が、私の……金の……」
 危機に瀕してなお金の像を離さない吸血鬼。
 その腕から金の像を掠め取ったのは江流だった。
「金の像はいただいていくね。うっかり油断したお間抜けさん」
「あ……」
 金の像にこだわり最初から全力で戦わなかった吸血鬼は呆然とする。
「大切に持っていてくれよ」
 江流はエレノアの狼・フェルズに金の像を託した。
 フェルズは金の像を大切に加えて一目散に吸血鬼から離れていく。
「待て――」
 吸血鬼が身体を引きずるようにそれを追いかけた。
「貴方の悪行もここまでですわ」
 その時。エレノアのスティンガーが炸裂した。武器に集中させたエーテル光が輝く。
 それはまるで光の矢だった。
 風を切る音が跡から聞こえてくるほどの速度で矢は飛び、吸血鬼の身体を粉々に破壊した。

●結末
 見事吸血鬼を撃破した授恵者たちは、少女のために金の像を持ち帰った。
 親を亡くした女の子の大事な形見だ。きちんとその手元に返してあげたい。埃を払い汚れを落としてギルドに託した。
 持ち帰ったその他の宝についてもギルドに託すことになる。返還先が分からないものについては換金して依頼主の養育費として使ってくれるよう願う者もいたようだ。

マスターコメント

皆様、吸血鬼との対戦お疲れさまでした。 そして金の像奪還ありがとうございました。 MVPをお二方に送ります。 海神・江流様、ゾンビの対処並びに戦闘へのお気遣いありがとうございました。仲間の皆さまが全力を出すことができました。 ハヤト=ガラン=ヴォルファング様、序盤の猛攻お見事でした。吸血鬼の動きが詳らかになりました。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2021年01月14日 10時45分30秒 公開

成功

相談掲示板

  1. セロンガード・シュタインドルフ

    シューターのセロンガードです。 どうぞよろしくお願いいたします。

  2. キオルティス

    シーフのキオルティス。キオでもルティスでもお好きに…。 今回は宜しくね。

  3. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだよろしくな! 吸血鬼とゾンビを斃して金の像を持ち帰る。 シンプルな依頼だな!大まかに決めといた方がいいのは吸血鬼を相手取るかゾンビ共を駆逐する方に回るかってとこだな。

  4. 海神 江流

    シーフの海神江流。今回は宜しくね。 拡張中の宝物庫って事は出入口は1つだけなのかな? なら、こっちの退路確保がしっかりできてれば吸血鬼に逃げられる心配は少なそうかな。 室内だから、大型の武器を使ってる場合は横の振り回しには気をつけておいたほうがいいかもね。 壁にあたったり、味方をかすめたり、ファンブル要素になりそう。

  5. エレノア・D・グリフィス

    シューターのエレノアと申します。 宜しくお願いしますわ。 吸血鬼かゾンビかなら、吸血鬼を希望しておきます。 多数を相手にするのは得意ではありませんので、

  6. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 やはりネックとしてはゾンビの存在だな。 吸血鬼を狙おうとしても、ゾンビが群がってきて乱戦状態になりやすいだろうし、 どうに吸血鬼とゾンビを分断して、そのうえで吸血鬼を撃破するかが肝になると思う。 ぱっと思いつくのが、吸血鬼を移動阻害等で足止めしつつ、周辺のゾンビを範囲攻撃で 排除してから接近し、その後はアーケインで集まってくるゾンビを足止めしている間に、 集中的に吸血鬼を狙って撃破する、ってあたりか?

  7. キオルティス

    そうだね…ゾンビは範囲攻撃でなるべく数を減らしてしまうのが良いと思う。 誰がどの敵を、って決めてしまっても良いけれど、その他にも吸血鬼には都度、 当たれる人で当たるって言うのも有りかな…とか。 金塊好きを逆手に取れると良いのかな、と思ったりもするけれど、どうなのかな。 何か策が有れば良いんだけれど…。

  8. キリク

    シューターのキリクだ、よろしく。 僕も大勢を相手するのは苦手だから吸血鬼の対応に行こうと思う。 金の像に当てないよう注意しつつ、チクチク攻撃するって感じになりそうだな。

  9. 悠人・ラドルファス

    悠人・ラドルファス、よろしく とりあえず吸血鬼は少数で抑えつつ、範囲攻撃で40体のゾンビを速攻で処理 後は吸血鬼を全員で押しつぶせばっていう感じでいいと思う 吸血鬼には俺行くよ、シーザーロアあるし 攻撃捨てて防御に徹していればみんなが片付けることまでは耐るよ スタートは宝物庫前って話だし 上手く調整して先手でゾンビの数は減らしたいね

  10. 海神 江流

    それじゃ、俺はゾンビのお相手としておきますか。 キャスターやシューターが直接狙われないようにうまく足止めして行く感じでいいか。 金の像は奪還してあげたいから、出来れば傷がつかないように回収したいトコロ。 そのへんは吸血鬼対応の皆様におまかせしちゃおうか。

  11. セロンガード・シュタインドルフ

    それでは、私もゾンビの足止めに加わりましょう

  12. バーネット・フォーサイス

    >金塊 吸血鬼の隙を作るのには使えそうだな。 例えば、金の像以外の金塊に対して、攻撃するぞと脅すとか、 避けると金塊に当ると判る様な攻撃をするとかで、動きを鈍らせる事ができるかもしれない。 >個人行動 最初の方でも言っていたが、俺の方は初手でスタティックフィールドを使って、 吸血鬼とその周辺の敵に移動阻害を付与するつもりだ。 その後は範囲攻撃でゾンビを排除しつつ、対処しきれない敵にはアーケインで足止めしておく。 あと、一応ヒールも用意しておこう。

  13. キオルティス

    >金塊 なるほど、バーネットさんの言う通り、その他の金塊もコレクションの1つなら それに対してちょっかいを掛けるのも良い案かもしれない。 その方向で何か出来ないか、考えてみるよ。それで敵の注意散漫になれば御の字だしね。 >個人行動 闘気槌2でゾンビを範囲攻撃、あとは金塊を使っての吸血鬼の注意力阻害。 あとは手当たり次第、どの敵に対処と言う風には決めずに、その時その場で 臨機応変に手の届く敵に攻撃していく感じ、かな。

  14. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    んじゃ、俺は多勢をいっぺんに相手取るのは向いてねぇから吸血鬼の方に回る事にすんぜ! 基本は取り付いてのヒット&アウェイ戦法だな!

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0