【死軍】魔獣狩りの吸血鬼

紀藤トキ

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シナリオID:401

オープニング

 死者の大軍を撃退し、ヴァイセントラフ砦はようやく一息ついている。難民達の冬越しのめども立った。周辺警戒のようなルーチンも通常の状態に戻りつつある。そんな矢先に、奇妙な噂が流れてきた。

「吸血鬼が、魔獣狩りだと? ヤコブの配下とは別物か?」

 避難してきた難民から、そのような話を聞いた。襲われていたところを助けられた。相手は牙が長く目の赤い人間型の存在で、難民達には良くも悪くも興味を示さなかった、と。あの狂人が何か血迷って人助けを始めたのだろうか。いや、それならそれで利用できるものは利用して悪い事は無いのだが。しかし、裏がある可能性も高い。

「俺も助けられた。いや、助けられたのかどうか分かんねーけど、結果的にな」
「ずばー、ばしゃー! って感じで。カッコよかった。すげー強かったぞ、あの兄ちゃん!」

 そんな声が一つ、二つと増えだすと、ヴァイセントラフ砦で死軍との死闘を生き残った者たちと、新参の難民の間の温度差が顕在化してくる。なにせ、逃げてくる最中の難民達にとっては、己の危機を救ってくれたのは帝国軍ではなく吸血鬼なのだから。今はまだ大きな声ではないが、そのうち吸血鬼どもへの感謝の声が増えてくるようであれば、士気にも関わるだろう。あるいは、難民を兵に接触させないよう計らわねばならないだろうか。

「……まさか、これが狙いか。ヤコブ・ヴィリアン。そのような搦め手も使うとは……」
「いやあ、多分偶然だと思うよ?」

 苦虫をまとめて噛みつぶしたような表情のバルディオンに対し、意見を求められたウィリアム王子はそう答えた。そして、実情を知るべく調査を行うべきだとバルディオンは判断する。冬も深まる中でこちらに向かっている難民を探すついでに、だ。毛布や暖を取るための薪を持たせて、兵を出そう。冒険者にも依頼してかまうまい。噂の吸血鬼に出会ったのならば、交渉を行っても構わない。吸血鬼の存在は悪だとしても、まだ逃れてくる帝国の臣民の生命には代えられないのだから。

●
「……これで5体か。今度こそヤコブ様はお褒めくださるだろうか」
「そろそろ違う種類のを持って行かないと、珍しさに欠けるのではないか?」

 じゃりじゃりと砂を踏む音を立てながら、二体の人型が歩く。片方は身の丈より大きな狼型の魔獣を背負っていたが、足取りは確かだった。

「それにしても、これほどの魔獣の死体を必要とするとは、一体どのような計画をお考えなのだろう」
「余計なことを考える必要は、ない。俺達はヤコブ様の御為に働くまでだ」

 その任に回されていたのは、さほど実力の高くない吸血鬼だった。ありていにいえば出来損ないだ。近くに侍っている上位の吸血鬼がヤコブの命令を受け、しかし実行は他に委ねるというケースはそれほど多くはない。ヤコブの命に応える事こそ喜びと言う歪んだ精神性の彼らをして、あまりやりたくないと思うような仕事であったのだろう。

「珍しい、魔獣が良いか。……そういえばあの虫の魔獣がそろそろやれそうだな」
「西の蟷螂か。良かろう。だが人間もヤコブ様のお好きな帝国民だからな。なるべく殺すなよ」

 生前は仲の良い兄弟だった二人は、手にしていた死骸を放り捨てる。善は急げ。ちょうど、前に見かけて使えると判断した夫婦が魔獣の縄張りの近くにいたはずだった。

●
「隊長、魔獣の死骸を見つけましたぜ」
「……死骸? 自然な死に方では、ないのだろう?」
「ええ。殺されて捨てられた感じですなあ」

 ふむ、とシュタイナーは考え込む。20名程の弓兵隊を預かる彼は、冒険者の一隊と組んで砦から離れた偵察任務についていた。弓兵の目が良い点を買われたのだ。部下からの情報をさらに聞けば、二組の足跡が西へ向かっていたともいう。砦からは遠ざかる方角だ。もしも、難民だとしたら保護すべきだろう。もしも難民ではないのだとしたら……、噂の「難民を助ける」吸血鬼だろうか?

「ふむ。あなた達の意見を聞きたい。冒険者の視点だと、どう考える?」

 彼は同行していた面々にそう尋ねた。

解説

●目的 難民を助けよう。 噂の吸血鬼と可能な範囲で接触してみよう。 ●敵戦力 蟷螂魔獣(雌)  身長4メートルくらいあるでっかい蟷螂です。おなかおっきいです。衝撃を与えると何かわっしゃわしゃ出てきたりします。  羽を広げて相当なスピードで飛ぶし、インファイトから凄いジャブ(通常攻撃)とフック(振り回し範囲攻撃)とストレート(2ヘクス届くズームパンチ)で世界を狙える逸材です。インファイトとか言ってますがサイズが大きいので隣接ヘクスくらいまでは余裕で攻撃が届きます。  でも遠距離攻撃はもってません。ハリガネムシ魔獣は飼っていないようです。 蟷螂魔獣(子)  卵から出てくる奴です。小さくて弱いですが、そこそこ素早い嫌な奴です。  卵の殻はそこそこダメージを吸収してから消えますので、範囲攻撃を中途半端にぶつけると卵だけ消えてからわっしゃーっと出てくるかもしれません。 ●敵?戦力 小太りのおっさんと痩せたおっさん型の吸血鬼。 どっちも肉体派ですが、それ以外の攻撃は特に持っていません。蟷螂魔獣の縄張り付近で出待ちしています。 実力的には、蟷螂単独と二人で正面から殴りあって良い勝負なので、不意打ちしたい感。 魔獣の死骸が目当てのようです。 ●保護対象 若い夫婦連れです。少ない食料を食いつないではるばるやってきたので体力不足気味。 数日前に顔色の悪い親切な男性二人に道を教わった結果、蟷螂魔獣の縄張りに入り込んでしまっています。 ●味方戦力 アロイス・シュタイナー(シューター) 能力を鍛え始めた時期は皆さまとだいたい同じ(帝国滅亡時になった組)です。戦力としてはPC一人分相当と思ってください。 弓兵隊×20 一般人としては頑張っている軍人さんたちです。 使い方次第で1Lv授恵者並かちょい下くらいの攻撃力を発揮できる事もあるベテラン兵ですが、撃たれ弱いです。

マスターより

ヴァイセントラフ砦の北方で、難民を助けるかっこいい吸血鬼の二人組がいるそうですよ。 (外見はさえないおっさんだそうですが) 彼らとは協力してもいいですし、敵対しても問題はありません。 脳筋バトルしようぜ! でもNPCもいますし何とでもなるかもしれませんね。 皆様のかっこいいプレイングをお待ちしております。

リプレイ

 冒険者たちの意見を聞いて、アロイスは少し考えた。足跡を見つけた部下へと確認を取る。元は狩人で斥候としては優秀な男だ。
「古い足跡は難民でしょう。二人。足を引きずって草臥れた様子だ」
「迷子の迷子の~、……なんで西のほうに向かってるんだろうねー?」
 アルマ・ヴァレンタインが首をかしげる。砦へ向かうならば逆方向のはずだ。兵によれば、その先は魔獣の縄張りと言う。
「単に難民を餌にした『狩り』なのでは? 結果として難民には『自分達を助ける』様に写っただけかと」
 と言うアクセル・ランパードに、弓兵達も頷いている。先日まで戦っていた心情としては、その方が受け入れやすい。
「とすると、魔獣の死骸の傍の新しい足跡は……」
「噂の吸血鬼の可能性が高ぇんじゃねーか?」
 顔を顰めるハヤト=ガラン=ヴォルファング。囮が策として有効なのは理解できるが、好みではない。アルベルト=V=シュタールシュヴェーアトに至っては、明確に嫌悪感をあらわにしていた。
「面妖な噂だと思ってはいたが。はてさて……」
 ユーリス・レインフォードは先の砦の戦いに参加していない。それ故か、噂話を比較的フラットに聞いていたが、周囲の話を聞くにやはり怪しいとは思う。
(何考えてんのかは知らねぇが、金になるトラブルなら歓迎だなァ)
 アウル・アンサラーも、難民を助ける吸血鬼と言う存在そのものの胡散臭さを感じつつ、そう評していた。難民の保護は必須の依頼内容だが、状況によっては追加ボーナスがあるのも悪くはない。
(まぁどっちでもいいか。皆殺しにするか、されるか、でしょ? 奴らと俺達は)
 悠人・ラドルファスは悩むまでもないと考えている。助けたのが真実であれ嘘であれ、彼の基準では吸血鬼は敵だ。自分と関係のない人間を知らない場所で助けた程度で、判断が揺らぐことは無かった。

●
 一同は手早く方針を打ち合わせ、アロイスへ共有した。
「アロイスさんと皆さんは久しぶりね。これは、少ないのだけれど保護した方が弱っていたら渡してあげて欲しいの」
 ノノアが手渡した干し肉と水袋を、弓兵はありがたく受け取る。一般兵が携帯できた援助物資はそう多くない。アルマも手持ちの水と食料、それに携帯式の担架を託していた。それを見たアウルは、自分の分は出さなくても良さそうだと引っ込める。
「調子はどうだい? 軍人サンよォ」
 アウルの砕けた挨拶に、アロイスは眉間の皺を少し緩めた。ノノアも含めて他の7名の実際に戦っている場面を直接は知らないが、彼の腕前は目で見ている。
「安心しな。受けた仕事はキッチリこなしてやるさ」
「それは頼もしいな」
 今回もよろしく頼む、と頭を下げた。冒険者の立てた作戦は、まず難民の足跡を追う事で、可能であれば先に彼らに合流したいという。もしも難民が襲われていたら、吸血鬼に妙な介入を受ける前に騎兵隊よろしくこちらで助け、難民から見た救い手役を掻っ攫ってしまおうという計画だ。授恵者に移動力で劣る兵士には少し負担であろうが、文句を言う者はいなかった。

●
 道すがら、魔獣の死骸を集める吸血鬼の目的について、ハヤトとユーリスが考察していた。
「おおかたヤコブの野郎が片っ端から死霊術でアンデッド兵にしてんじゃねーのかと思うけどよ……」
「死者を利用する様に、強力な魔獣の死骸を利用する……ありえない話じゃあない」
 今回の依頼は一応、奴らとの接触と交渉がオーダーだ。それを踏まえれば聞き出すというアプローチも有用だろうと、彼らは対策を練っていた。どう話しかけるか、おだてるのか。あおるのか。

 既に、そこは魔獣の縄張りだった。迷い込んだ若夫婦、そして吸血鬼二体。しまいには30人近い一行が踏み込んでくる。その全てを魔獣の側は察知していた。というよりは、吸血鬼以外の二者は魔獣の目を避けようとしてはいなかったし、吸血鬼は隠れ方が杜撰だった。縄張りに踏み込まれた魔獣は――。
(さて、吸血鬼の野郎はどこに隠れて……む?)
「羽音!」
 人の隠れて居そうな場所へ捜波を放っていたアウルとノノアが気が付いたのは同時。しかし、周りの反応は一歩遅い。一般人の兵士は更に。岩に擬して地に伏せ、待ち伏せていた蟷螂に気づかなかったのだ。
「くっ、敵襲!」
 叫んだ顔のまま、兵士の首が飛ぶ。直線にしか飛べない代わりに、魔獣の移動は極めて早い。隊列の真っただ中に降り立ち、不意を突いた勢いのまま腕の鎌を振り回した。反応できたのは二人。アウルが舌打ちしながら距離を開け、ノノアは逆に身の丈の倍以上の怪物に飛び込みざまに切りつけた。エーテルが魔獣を蝕む。蟷螂の注意が狙い通りに彼女に向いた。
「退避!」
 アロイスの号令に兵士がようやく反応する。しかし、遅い。
「これ以上はさせません!」
 アクセルがエーテルを剣に込めて殺界を張る。濃密な殺気の中、時が動き出した。魔獣がノノアごと周囲を薙ぎ払おうと腕を掲げ。
「うるぁ!」
 それをさせてはならない、と。ハヤトが頭部目掛けて切りかかる。鋼の爪と剣が閃き、鎌が薙ぎ払われた。
「うぐっ!」
 兵士の噛み殺した悲鳴が響く。声すらあげられなかった最初の不意打ち程悪くはない。即死していなければ、命を繋げば助かる可能性も増えるのだ。ノノアが失血の多い兵にヒールを飛ばす。入れ違いに、一矢。魔力の矢が飛び、魔獣の体表を浅くえぐった。
「特に魔法に弱い、ってこともねぇようだな……!」
 アウルの魔弓による攻撃の効きが悪かった、というのは悪い話ではない。物理に偏ったこの集団にはむしろ朗報だった。
「回復するよ! 前の皆はごめん、少し待ってね!」
 ヒーリングオーラを使って、アルマが兵達の傷を塞いだ。魔獣は殺界を面倒に思ったのか、周囲の面々を目障りに思ったのか、手負いの兵を狙おうとはしない。
「なるほどね。縄張りを奪いに来たと思われたかな」
 攻撃的な魔獣のスタイルに、悠人はそう感じる。だからと言ってどうということはない。動き回られる方が面倒だ、と魔獣がいまだ広げている翼を狙った。薄布のような見た目に反して硬いが、切り裂けないほどでもない。
「これはまずい」
 ユーリスは最初の一撃、二発目共に喰らう位置にいた。まだ立っていられるのは、アルマの治癒のお陰もある。兵士たちより若干頑丈なのもあるが、次は厳しい。
「ここで、止めるんだ」
 鋼の槍にエーテルを纏わせ、敵の殻を蝕む。後に続く仲間にバトンを託してから後退した。
「止むを……得んか!」
 この段に及んで、アルベルトは対吸血鬼の為の温存を諦めた。戦術眼を以て考慮するまでもない。当初の目論見が崩れた以上、障害は早期に断たねばならない。
「帝国の敵、臣民の敵を断つ剣を見せてやろう!」
 両断、弱った甲を砕いて深々と胸部を切り裂いた。まだ生きてはいるが、痛打。
「チッ、何か出るぞ……!」
 うぞり、と腹がうごめいて小型の魔獣が這い出てくる。それらがバラバラに動き出す寸前、アクセルの殺界が薙ぎ払った。
「ギ・ギ・ギ……」
「うるさいよ」
 音を聞いて、微妙に生き残っていた子蟷螂の動きが良くなった、気がした。軋り音を発する喉元を睨んで悠人が言い放つ。
「巻き込む奴には悪いが……割り切ってもらおうかね」
 気を付けようとはしていたが、アレが動き出せばクソより酷い。アウルが炸光矢を放つ。狙うは後ろ半身。羽を狙った悠人と切り込んだ位置が背後だったノノアが巻き込まれた。二人とも大した手傷ではないが、既に瀕死だった子蟷螂はまとめて滅した。

●
「何かと思えば、冒険者? それにヤコブ様に歯向かう愚かな帝国軍人」
「冒険者はともかく帝国兵は助ける必要はあるまい、兄者」
 耳の良いノノアとアウルの耳にあまり聞きたくない声が入る。まだ遠いが、少し後にはやってくるだろう。弓兵が危うい所を脱し、冒険者たちが囲む現状の形は悪くない。介入を招くのが早いか、倒し切るのが早いか。そこで蟷螂が構えを変えた。ノノアが軽く息を吐いて、相手の出方を待つ。
「接近戦が得意なのはこちとら同じだぜ!!」
 ハヤトが吠えるも、思考は冷静だ。さっきの鎌は辛うじて回避したが鋭かった。自分が範囲内にとどまり攻撃を受ければ回復の手が不足する。故に、切りつけ、距離を取る。他方、アルベルトとアクセルは踏みとどまった。前衛の矜持もある。それに蟷螂の先の範囲攻撃は軽かった。違う構えの一撃はおそらくは重く軽装では耐えきれまい。
「つまり、適材適所ってことだよね」
 悠人がシーザーロアで敵の注意を引き付け、身構えた。鎌が一瞬見えなくなり、元の位置へ戻る。鋼の盾を殴りつける轟音。僅かに眉根を寄せてから。
「ふーん、こんなもんか」
 防御を固めた上から、4割は持っていかれた。しかし、相手の全力攻撃で4割。敵の戦闘能力の底は見えた。こちらにはアルマの回復もある。悠人ほどではないにせよ防御を固めたアルベルトとアクセルもスイッチに入ることはできるだろう。故に、負けはない。
「……が、長引かせるわけにもいかないな」
 吸血鬼との連戦は、既に困難だろう。が、アルベルトは蟷螂の死骸を渡すことだけは避けたかった。
「最低でも、破壊しておきたいですね」
 アクセルも同じく、それ故に攻撃の手は緩めない。腹から湧き出した新手の子蟷螂が、今度はノノアに薙ぎ払われる。蟷螂は強靭な耐久力を持ってはいたが、体勢を立て直した冒険者たちの続く猛攻に耐え抜くほどではなかった。

●
「危ないところを助けに来てやったぞ! ……あ?」
「む、もしやもう死んでいるのでは」
 吸血鬼が二体。ごく普通の衣服に長靴。その目が赤く、爪が長く、牙も長くなければ、ただの市民にしか見えなかっただろう。もっとも、街中ではなく荒野で出会う格好としては異常ではあるが。吸血鬼は慌てた素振りで駆け寄ってきた。
「あ、あ、あー! 待て! ちょっと待て!」
「ん? なんであんたらがここにいるの?」
「この魔獣は俺達が倒したんだが、何か?」
 悠人とユーリスがそう話す合間にも殴り、アルベルトに至っては火を掛けようとしている。
「待て、待つのだ。我々はその魔獣の死骸を必要としている」
「魔獣を必要としている、と? 状況からして、難民を『餌』に利用しましたね?」
 難民はいないが、確証は得ておく必要があるとアクセルが問う。
「餌とは人聞きが悪いが、魔獣が釣りだされてくるのを待っていたのは間違いない」
「まさかこんな大勢が来るとは思わなかったが。おかげで手間が省けた」
 じろり、ともう一人の吸血鬼がアロイスを睨んで言う。いきなり手出ししてくる様子が無いのは噂通りだが、警戒を解いているわけではないようだ。

 会話の間に十分にダメージは与えたと、悠人は見た。ヴァイセントラフでも、ゾンビは見た目が無事な方が良い動きをしていた。頭と腕と胴体がバラバラにすれば十分だろう。
「わかった。オレは十分恨みを晴らしたしね。いいよな?」
 などと恨みなど欠片も抱いて居なさそうな顔でいう。アウルが肩をすくめた。
「ま、俺は依頼が達成できてりゃいいがなァ……。お前ら、難民の居場所は知ってんだろ?」
「ああ。先まで我らが見守っていたからな。すぐそこだ」
 と吸血鬼が指さした先に人影が見える。こちらに気が付いたのか、すくんだように足を止めていた。嗅いだことのある匂いに、ハヤトが眉をしかめる。
「ありゃあ、怪我してるんじゃねぇか?」
「ん、と。わかった、行くよ! 兵隊さんも一緒に来てね」
 吸血鬼の動きを観察していたアルマは一瞬悩んだが、戦闘になる様子はない。光縛封で分断できる程にも離れない。とすると、盗める癖のようなものもさほどないだろう。それよりも、ヒーラーとしての務めを優先させる。アロイスが目で合図し、彼女とハヤト、それにアウルに兵の半ばがついて難民の保護へ向かった。
「じゃあ、この死体は引き渡しましょう。あなた達の目的はこの死体なのですね?」
「うむ。その通りだ」
 アクセルが声を張り上げ、吸血鬼はその意図には気づかず、合わせるように大声で答えた。おそらく難民まで届くような声で。
「……差し支えなければ、偉大なヤコブ様の素晴らしい作戦を我ら愚民に教えて下さい」
 目の前で火をつけても消されるだけだろう。断念したアルベルトが道をあけながら言うも、吸血鬼は頭を振る。
「ヤコブ様の偉大なお考えは俺達のような下っ端には教えていただけないのだ」
 そう耳にしたことで、冒険者たちは素早く視線でコンタクトを計る。
「……ふむ。しかし、ヤコブ、様が探していたのは別の魔獣ではありませんか……?」
 言いなれない敬称に少し詰まりつつもアクセルが問うと、そういえばとノノアが頷いた。
「……そういえば、ヤコブ様が洞窟でお会いした時にそう言っていたわ」
「なぬ、貴様ヤコブ様にお会いしたことが?」
「『ワタシは可愛い魔獣が大好きなのですよ。ああ、可愛い。魔獣可愛い。猫可愛い。か弱い魔獣は最高ですねぇ……』と」
「むお、それは確かにヤコブ様のお声……! そうであったか、可愛い部位……」
 周囲が微妙な顔になるくらいにそっくりな物まねに、大げさに喜びを露わにした吸血鬼が蟷螂のバラバラ死体を見て首を傾げる。
「『何をしているのですか、可愛い魔獣を持ってくるのです』」
「は、はは! しかし、可愛い部位……」
「兄者、難しい事は俺達には分からん。どれが可愛いかはデニーの旦那に決めてもらおう」
 聞き覚えのある名前にノノアが目を細める。あの時にそばについていた性癖の怪しい男性吸血鬼だ。あの吸血鬼にここで起きたことをそのまま伝えたら、この二体は碌な目には合わないだろうが、構うまい。

●
「では、さらばだ。冒険者諸君、そして愚かなバルディオンの狗ども」
「情報に感謝する。助かった。また会えるとよいな」
 にこやかに笑う吸血鬼の手には、そこそこ原形をとどめている硬いパーツが幾つか。そのパーツが可愛いかどうかはともかく、それをつなぎ合わせてもまともに動くまい。

「……俺達は、囮にされていたってことですか?」
「そういうこったな。吸血鬼ってぇのは、なかなかダーティじゃねぇの」
 アウルの言葉を聞いて、亭主の方は驚いていた。足を痛めていた妻にヒールを施していたアルマは放っていた吸血鬼の事を怒っている。化膿しかかって、このままだと大変な事になっていた、と聞いて難民夫妻は青くなっていた。

「……戦死者を連れ帰るのは難しい。ここはあの魔獣の縄張りだった。すぐに別の敵が来ることもないだろう」
 アロイスの指示で作業の時間を取り、死んだ兵士はその地に埋葬された。結局、即死に近い状況だった三名以外は命を取り留めたが、助かったうちの二名は弓を扱う兵士として再起できるか危うい。死んだうちの一人は、足跡を見つけた手練れの斥候兵だった。

マスターコメント

少し苦い感じになりましたが、こういう場面の軍人さんは死ぬのも仕事ですしね。 難民二人は無事。吸血鬼との接触や情報入手もうまく行っています。 誤情報を掴ませてかく乱もできましたし、難民の吸血鬼の英雄視も防げました。 諸条件の合わせ技で技あり! 的な成功判定です。 この二人の吸血鬼が生きて再び皆様の前に現れることがあれば、また可愛がってあげてください。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2021年01月04日 12時46分46秒 公開

成功

相談掲示板

  1. アクセル・ランパード

    ウォーリアーのアクセル・ランパードと申します。 今回は宜しくお願い致します。

  2. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    ウオーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回は、蟷螂数匹と吸血鬼2体が相手か、腕がなるぜ!

  3. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 とりあえず吸血鬼のオジサマへの対応(協力or敵対?)をどうしたものかなー、と ボク個人はどちらでもいいけどねー…

  4. ノノア

    ノノアよ。よろしくね。 吸血鬼達の方をどうするかは他の皆様とご相談ですね。前回の砦内部の情報ではヤコブに褒められる為に配下の吸血鬼達が自分の優位性を自慢してたので、今回も吸血鬼達もその優位性を表す為に独自で動いてる可能性はあるわね。 接触して蟷螂魔獣の討伐を協力してもらった後に、少々会話や集めてる理由を聞いて、ヤコブの戦力増加になるなら吸血鬼達を処理してしまうのも有りかなと思ったわ。 難民については救出後にアロイスさんや弓兵の方に匿ってもらうなどかしら。その際にある程度の補助などはあると安全な気がしますわ。

  5. アウル・アンサラー

    俺ァ、アウル。シューターだ。 よろしく頼むぜェ。 あァ、まずは難民の保護が最優先。 こっちに敵対しねぇなら、取り合えず吸血鬼どもは放置でも良いんじゃねぇかとは思うなァ。 背中を預ける、なんて真似をする気にはなれねぇがよ。 難民を保護した後ならまァ…殺れるなら殺っちまっても良い気はするがな。

  6. 悠人・ラドルファス

    悠人・ラドルファス、ウォーリア。よろしく。 まぁ難民が先だろうね 吸血鬼は別段、害がないなら後回しでいいよ 後に回したとして、倒すのか。それとも特段何も悪さしてないから手を出さないのか。 この辺りは決めとく必要あるんだろうけどね

  7. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    難民の保護が最優先なのは当然だが、蟷螂に対しての吸血鬼との「共闘」(または、『そう解釈される行為』)は反対だな。 『そのうち吸血鬼どもへの感謝の声が増えてくるようであれば、士気にも関わるだろう。』とあるように「魔獣から吸血鬼に助けてもらった」と受け取られるような状況を作ることは避けなければならないしな (『冒険者と吸血鬼が「共闘」していた』との目撃証言は絶対に避けなければならないと思う) ※誤字・脱字のため2回続けて削除しました。申し訳ありません。

  8. ノノア

    そうなると吸血鬼と共闘はせずに蟷螂魔獣の討伐と難民保護。 その後に吸血鬼と可能な範囲で接して理由を聞いてから処分な感じでしょうか? わたし達の行動によっては今後に影響が出てくるので、ヤコブ関係は極力距離を取りつつな行動が良さそうですね。

  9. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! まあ、おおかた強そうな魔獣共を殺して集め、ヤコブの死霊術で手駒にする準備でもしてんだろーとは思うから何にせよ蟷螂を倒した後に死骸を引き渡させねぇってとこがポイントな気がするぜ! そーなると自動的に吸血鬼共と戦闘って流れにはなると思うけどな。 イメージとしては難民救出>蟷螂撃破>魔獣集めの理由確認>場合によっては吸血鬼撃破って感じで考えてるが問題ありそーか?

  10. アルマ・ヴァレンタイン

    量より質の死獣軍団かー…ありそうなお話だし裏付けがとれるといいねー 共闘は嫌って人もいるし無しの線でいいのかな? 可能な範囲で接触するのはいいとしてー… 情報取りだけじゃなく討伐までしたいっていう人はそれに足る根拠を引き出してねー? 親切に道を教えてくれて蟷螂とも戦ってくれた恩人さん?を吸血鬼ってだけで成敗、 なんて顛末が保護難民さんから砦の救われた?難民さんに伝わるのも外聞が悪いと思うしねー…

  11. ユーリス・レインフォード

    ユーリス・レインフォードという。ウォーリアだ。 まだ依頼経験の無い新米だけれど、全力で事に当たらせてもらうよ。よろしく頼もう。 難民を優先する点、共闘を避ける点。どちらも異論はないよ。 討伐は……悩ましく思うね。アルマ君の言う外聞もそうだが、そもそもとして魔獣を片付け消耗した状態で倒せる相手なのか、というのが不明瞭に感じる。 要は、依頼の目的が救助と接触…もとい情報収集である以上、戦闘を行う事自体はともかく無理をするものではないと思ってね。新米故、消極的な意見で申し訳ないけれど。 無論、討伐に足る根拠があって且つ、問題無く討伐出来ると皆が判断するのであれば従うつもりだよ。

  12. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    >ヴァレンタインさん 吸血鬼2人組はヴァイセントラフ砦に侵攻してきた「あの」ヤコブの部下で、何か良からぬことを企んでいるようなんだが・・・それでも討伐することへの根拠が薄いって事なのかい? 吸血鬼2人を見逃すって事はヤコブの良からぬ企みを見て見ぬふりをするってことにならないか? あと、蟷螂と戦って『くれた』って言うけど、こちらが吸血鬼サイドに依頼をしたわけじゃないし、吸血鬼サイドにしたって別にこちらとの『共闘』を望んでの事じゃない、むしろ良からぬ目的があっての事だろ? ここまで言っておいてなんだけど、皆の決めた方針には従うつもりだけどな。

  13. アウル・アンサラー

    まァ、何を企んでんのかを確認するのは重要だなァ。 今後、打てる手にも関わって来る。 アルマの言うように、士気の低下を防ぎたいってなら、場合によっちゃ「討つのが悪手」って可能性もあるだろ。 例えば『まだ難民が居る状態で「魔獣の討伐に手を貸す」と吸血鬼が現れる→難民の避難が完了する→吸血鬼の悪事を暴く→討つ』って流れだと、難民の視点では「助けに現れた吸血鬼を問答無用で討った冒険者と帝国兵士」っつー物語になっちまう訳だ。吸血鬼に依頼した、してないに関わらずなァ。 もし難民の避難が完了してねぇ状態で吸血鬼が現れるなら、その時点で考えは暴いておきてェ。 ヤコブだかメカブだかに忠誠を誓ってるなら、その辺りで煽ればボロが出るかも知れねぇしなァ。 そうなると、その時点でこっちに敵対してくる可能性はあるが。 ま、新米クンの言う通り、討てるかどうかってのも問題だなァ。 まずは無駄にデケェ虫野郎を殺らなきゃならねェ。 相手に遠距離攻撃はねぇみたいだが、こっちの戦力も ウォーリア―×4 シーフ×2 ヒーラー×1 シューター×1 と、まァ基本的に殴り合う…って感じだからなァ。 後はちいせぇ虫どもへの対処か。わらわら湧かれると面倒だからなァ。 クラス的に判断すると、一発の範囲攻撃で卵から全部潰すのは厳しそうだな。範囲攻撃を重ねて一気に殺るか、手を出さないように注意するか、になるかァ?

  14. ノノア

    動きの基本はハヤトさんの難民救出→蟷螂撃破→魔獣集めの理由確認→場合によっては吸血鬼撃破で良いと思うわ。戦闘に関しては接近戦が主体なので、脳筋戦闘で良いと思うわ。その際に被弾を減らせるかですね。 表面はアルベルトさんのヴァイセントラフ砦を攻めてきたヤコブ、その部下の吸血鬼二人なので悪と認定するのは、人それぞれの見方や考え方の違いがあるので別の良いのです。 ただ戦争もそうですが、正義と思って奮っていた剣が実は悪になる事もあるので、裏事情が絡んでくるなら接触して情報を聞く理由はあっては良いわ。 理由が『また何処かを攻める為の戦力増加』なら処理しても良いと思っているわね。その際にユーリスさんが言っている蟷螂の戦闘後にもし吸血鬼と戦う場合は、蟷螂の戦闘でいかに負傷や消耗を減らせるかですね。長期戦も考えてペース配分やヒール所持などはあって良いわね。 ヤコブに関してはメドゥの指先に所属はしていても関係は良好では無い事も情報で出ていましたから、裏があればさらに裏が動いている可能性も考えなければならないのですわ。 少し前に出ていた大規模依頼は、今回は参加はしてないですが内容的に結果次第では冒険者が嵌められて『悪』に成りえるものでしたからね。時には他の依頼報告とか見る事が今後必要になるわね。

  15. ノノア

    他の発言を考えていたら、アウルさんが言っていたわね。 難民救出後に弓兵数名(担架使うなら4名?)に頼んで、早めに戦場から去ってもらうなどが良いかしら。戦闘中に吸血鬼が介入してくるなら、難民には見られないような対処は必要ね。特に人の噂は簡単に広まるのが早いですからね。 小さい虫対策は範囲も良さそうですが、どのぐらい出てくるかですね。ある程度の強さ(Lv15)になればシーフでも範囲は使えるので、薙ぎ払いは味方も巻き込むので、乱戦中でも使える安全な闘気槌(2)を持っていくわ。範囲連携等は状況次第かしら。

  16. アルマ・ヴァレンタイン

    >アルベルトさん ボクは忠勇あふれる帝国や王国の騎士さまや貴族さまじゃないからね…気を悪くしたらゴメンね 中級クラスの魔獣を倒した直後に同等の吸血鬼2体と連戦して勝てるかが心配なのと、 討伐した結果、上位の吸血鬼が嫌々?出てきて更に強い魔獣を狩って献上したりしないかなって 考えすぎかもだし、目の前の脅威を除くほうがまず大事なので討伐、って方針なら勿論従うよー 討伐するなら出ているように、難民さんを弓兵さんにお願いして戦場から離しておきたいかな 担架の持込み+保存食とか食べ物でも渡しておけば好印象をもたせられるんじゃないかなー… ちなみに~くれたの部分では、実のところ吸血鬼が難民を助けてるつもりなんてないし、 こっちと共闘する気なんてのもさらさらないっていうのもこっちは理解してるけど、 難民さん側から見た視点と印象ではどう映るかなーっていう心配だよ どっちにしても将軍さまも王子さまも判断に困ってるから確度の高い情報を取りたいなと 死骸集めという目的をプレイヤーは知ってるけど、キャラクターの持つ情報に落とし込むとか 下っ端さんだから計画の内容は知らないみたいだけど、必要数や種類を引き出してみるとかー?

  17. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    >ヴァレンタインさん 俺の方も、言い過ぎたと思う。すまなかった。 皆さんがおっしゃるように、今回の行動順(理想)は 1:難民の発見 2:速やかに難民の避難(可能ならば2人組の吸血鬼と遭遇する前に、あと弓兵数名に同行してもらう) 3:蟷螂と戦闘 4:2人組吸血鬼と遭遇、今回の目的を聴く 5:吸血鬼と戦闘? ってところかな。 1又は2の場面で2人組の吸血鬼と遭遇した場合には、難民を避難させる前に吸血鬼の目的を聞き出す必要があるってことでOKかな? ※俺の解釈が間違えていたら、容赦なく指摘してください。  解釈のズレがあるまま行動を確定してしまうことが無いようにした いですので

  18. アクセル・ランパード

    少々見ない間に発言が相当進んでましたね。 遅ればせながら、発言させて頂きますね。 >行動順(理想) 此処まで一通り他の方の発言を読んできて見ましたが、アルベルトさんの言う行動順が理想かな、とは思いました。 ただ…難民発見時、もしくは難民の避難時に吸血鬼と接触する可能性は高いかな、と思いましたね。 理由としては少々メタな発言になるのですが…、今回、吸血鬼達は難民の夫婦を餌に蟷螂型の魔獣を狩ろうとしています。 となると必然的に魔獣が出てくる頃に俺達と接触する具合になるのではないかと。 後は難民の夫婦から件の2人組にこの辺りの事を数日前に教えてもらった、という事を聞き出し、夫婦と一緒に『餌に利用した』という言質が取れればしめたものですかね? そうすれば今までの結果として行われていた善行全てが、難民を利用した魔獣狩りという結果にすり替わりますから。 夫婦の人達にも証人になって貰えれば、少なくとも砦で蔓延している噂や声を打ち消すことも出来るかと。

  19. ノノア

    アルベルトさんの言う行動認識でわたしも一致しているわ。 吸血鬼達と戦闘する理由は各自で色々出してラインを決める感じかしら。 わたしは「ヤコブの戦力増加等の目的」なら倒して良いと思っているわね。 1と2で吸血鬼が出て遭遇した場合は、あえてその時だけ仲間だからと嘘等を言って、吸血鬼達に言葉や行動などで蟷螂に手出し無用等を言って静止させる感じも良さそうね。 もし手を出して来た時に難民がいたら、アクセルさんのその「魔獣の餌として吸血鬼達に利用された」などの事を難民に伝えれば、難民に関しては吸血鬼が悪として認識する事になるわね。そうしたら遠慮なく吸血鬼達を戦闘不能にしてから一通り聞き出す事も出来るかもしれないわ。 でも吸血鬼達は魔物の死骸が目的なので、わたし達が戦闘を終えるまでは見ている可能性のが高いかなと個人的に思っていますが、保険としての行動はあっても良さそうですね。

  20. 悠人・ラドルファス

    まぁ結局のところ、連戦するかどうかはその時の俺たちの状況、むこうの出方で変わってくるからどっちも備えておけばどっちも構えておくとして そもそも死骸をそのままあいつらにくれてやる理由もないしぶっ壊いしたいんだけど、なんか燃やせそうなものない? 無きゃとりあえず利用できないくらいにずたずたにするからいいけどさ

  21. ノノア

    死骸を爆破粉砕でしたらキャスターの杖を持って爆炎(2)などの魔法などになりそうですね。 後は戦闘中には使えない生活魔法に小さな火など出すのがあったり、たいまつ(1時間)や火打箱なども代用は出来そうですが、注意するのは森も燃やさないようにでしょうか。 それと切ったり潰すなども良いと思うわ。相手は腕や頭でさえ形がある死骸ならアンデットとして利用してきそうでなので、死骸を無くすや使えなくさせるなら、頭や腕など重要な部分を徹底的に壊す事になりそうと思っているわ。

  22. アルマ・ヴァレンタイン

    >行動順 いいと思うよー 早い段階で出てきたらアクセルさんのいう「誘き出す釣り餌にした」的な言質を取りたいかな 相手のあることだし連戦はあるかもしれないで備えるしかないかー… 死骸の処理はー…ほかのシナリオでランタン油をかけて燃やすのはやったことあるけど、 今回はサイズが大きいから壊してったほうが早いんじゃないかなー…

  23. アクセル・ランパード

    >死骸の処理 ランタン油もそうそう有るものでもないですし、サイズが大きいですからズタズタになるように攻撃していった方が早そうですね…。 連戦になるかどうかはその時次第でしょうね。 多分ですが…死骸の破損を重点的に行おうとしたら、高確率で連戦になるかと。 逆に死骸を『取引』に使うのなら、情報の聞き出しと円満な離脱は約束されてそうな気がしますね。

  24. ノノア

    魔物と遭遇したタイミングの難民なら「何故道を教えた吸血鬼が近くにいるのか」や「何故魔物が現れた時に吸血鬼達は隠れてみていたのか」など、難民を魔物の餌にしようとしていた事を言いやすそうですわね。 後は死骸の処理を行うですね。その際に吸血鬼達が襲ってきたり何か言ってきたりする可能性はありそうなので、ヤコブ関係なら(PL的にはヤコブ関係と分かりやすいけど)偽情報を伝えながら、情報次第ではこちらの負担や消耗が大丈夫でしたら吸血鬼達を倒したい方もいますから倒す感じかしら。 その際にわたし達がどのぐらいを消耗基準なら戦闘を行っても良いかと、敵に逃げられないようにかしら。逃げられる事で冒険者達が動いていて、妨害されたなどの情報を持ち帰らせてしまいますからね。 もしも円満な離脱の場合は蟷螂魔獣の処分する理由等を言って、蟷螂魔獣を持ち帰らせない方向性も有りかなと思ったわ。こちらも偽情報で対応なども考えて良いかもしれないですわね。 偽情報に関しては「砦でお会いした時にヤコブ様が違う死骸をご所望していたわ。特に小さくて可愛い子動物が欲しいと言っていたわね」などを言って、あえて弱い兎やリス等などの死骸を指定するだけで、戦闘しなかった場合などでも一時的な情報の撹乱として使えるかなと考えていましたわ。

  25. 悠人・ラドルファス

    >吸血鬼の扱いと死体の処理 結局死体を渡しても向こうの利益になるだけだし、それが何に使われるかは解らない 正直ここでは手ぶらで帰ってもらうか皆殺しにしたいんだよね、無理にとは言わないけどさ …そうなると… 結局連戦にさせないようにするには、吸血鬼側に”消耗してもらう” っていうのが一番手っ取り早いんだろうね 例え片方だけでも消耗できれば、あいつらは見捨てられなさそうだし 極力、蝙蝠魔獣のでかいほうおしつけてさ で、戦闘が終わった後 むこうとこっちの消耗の度合いで主導権がどっちにあるかは変わるだろうから 取引につかうかどうかを考えるのはその後でいいかもね

  26. ノノア

    なるほど、そうなるとウォーリアの方なら吸血鬼の後ろや付近からシザーロアや、シーフがタゲられた際に移動しながらの吸血鬼の方へ誘導とか極力押し付けて消耗して頂く感じかしら。 今の所かんたんに纏めるとこんな感じでしょうか?間違っていたりここを調整した方が良いなどありましたら、遠慮なく言ってくださいませですわ。 ・アロイスさんや弓兵はどの役割をして頂くか。 ・難民の救出と弓兵4~6名程に頼んで難民を運んで頂く。 ・蟷螂魔獣の雌との戦闘(極力吸血鬼達になすりつけで、吸血鬼達も消耗させる) ・蟷螂魔獣の子に関しては範囲連携?優先処理? ・終わった後は吸血鬼達から情報を聞く。死体の処理で持ち帰らせない。 ・状況によっては吸血鬼も処理。(その際は逃さない事)

  27. アルマ・ヴァレンタイン

    まとめありがとー、押し付け方とかおおまかな流れもいいんじゃないかなーと 弓兵さんは撃たれ弱いからタゲとっちゃうと大変そうだし、 処理から漏れた子蟷螂を倒してもらうくらいしか思いつかないなー… 情報の聞き出しはちょっと考えがあるので他の人にお任せしてボクは観察に回ろうかなと… 吸血鬼の処理については弱気発言が多かったけど、やるんだったら片方を光縛封で閉じ込めて 連携&逃走阻止と残ったほうを囲んで砂…じゃなかった袋叩きにするのはどうかなーと

  28. ノノア

    アロイスさんと弓兵については蟷螂(子)を重点にお願いするので問題は無いわ。 押し付け方は各自にお任せですね。一応蟷螂に狙われたら吸血鬼達の方に移動してなどにしておくなどにしておきますね。 吸血鬼は今回の目的や情報を聞いて殺る事になる可能性が高そうなので、そちらの感じで行動をしてみるわ。砂?(耳が良いので少し聞こえていた)袋叩きのように囲う感じですね。 吸血鬼達に情報を聞いてる間は相手の視線をこちらに向かせておくので、何かしら不意打ちや奇襲の準備とか用意する方は用意しても良さそうね。ヤコブ関係ならヤコブネタを出せば、配下なら食いついて来ると思いますからね。

  29. アクセル・ランパード

    それじゃあそろそろノノアさんの纏めを元に最終確認ですかね。 明日、明後日は人によっては身動きが取れなくなるでしょうから、今夜の内に確認を済ましておいた方が良いでしょうから。 此処に書いた全体の流れについては、俺がそのまま記載しますよ。 ■全体の流れ 1.難民の救出を弓兵4~6名程に頼み、速やかに避難させてもらう。 2.蟷螂と戦闘。 蟷螂(雌)は積極的に吸血鬼に押し付け、両者を消耗させる。 俺達は蟷螂(子)をメインに制圧、討伐漏れは残った弓兵に任す。 3.全員で吸血鬼達から一連の騒動の目的を聴く。 その際、上手いこと難民の前で難民を餌に使った事を聞き出し、 自分達が餌に使われたことへの証人になってもらう。 4.吸血鬼と戦闘or撤退 互いの消耗具合によって戦闘、撤退を視野に入れる。 早期撤退の場合はヤコブは違う死体を所望してたと偽情報を流す。 一戦交える場合は吸血鬼達を逃さないようにする。 どちらを選ぶにせよ、蟷螂の死骸は持ち帰らせない様に破壊する。 ざっとこんな感じでしょうか? 一応見た限り、全部記載できてると思うのですが…。 もしも間違っていたり、こうした方が良いなどの指摘があれば追加で書き込んで頂けると助かります。

  30. ノノア

    アクセルさんまとめありがとうですわ。吸血鬼達と早期に接触する事になりそうなので、それの補助などもいれておきますね。一時的な共闘(もどき)をして頂きながら押し付け等になりそうね。 記載についてはお手数をおかけしますが、大丈夫でしたらお願いいたします。 わたしは3で指示出してきた上の人物、人間社会でいう上司という立場の人ね。その方の居場所や風貌なども聞いてみようと思うわ。場合によっては近場に隠れアジトのような場所があれば、戦力を削ぐなど次回に繋げれる情報になるかなと思ってますね。

  31. ノノア

    追記ですわ。 1はわたし達も蟷螂(雌)を攻撃しないと終わらないと思うので、その過程でうまく押し付けする感じになりそうね。後は蟷螂(子)は蟷螂(雌)を攻撃した時なども出てくるみたいですからね。 後は4の『早期撤退の場合はヤコブは違う死体を所望してたと偽情報を流す。』も 3の時点でまとめて吸血鬼と会話する際に、ヤコブは死体を所望してたと偽情報を流す感じになると思うわ。先に言っておけばその後に戦闘か撤退どちらにも繋げても支障はで無さそうですからね。

  32. アクセル・ランパード

    ちょっと文字数の関係で省略などしました。 後はノノアさんの意見を反映させましたので、再掲しますね。 ■全体の流れ 1.難民の救出。 弓兵4~6名程に頼み、速やかに救出。 2.蟷螂と戦闘。 雌は積極的に吸血鬼に押し付け、両者を消耗させる。 俺達は子をメインに制圧、討伐漏れは残った弓兵に任す。 3.全員で吸血鬼達から一連の騒動の目的を聴く。 その際、上手いこと難民の前で難民を餌に使った事を聞き出し、自分達が餌に使われたことへの証人になってもらう。 また、ヤコブは違う死体を所望してたと偽情報を流す。 4.吸血鬼と戦闘or撤退。 互いの消耗具合によって戦闘、撤退を視野に入れる。 一戦交える場合は吸血鬼達を逃さないようにする。 戦闘、撤退、どちらを選ぶにせよ、蟷螂の死骸は持ち帰らせない様に破壊する。 以上で合ってるかと思います。 皆さん、ご確認をお願いします。

  33. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    >ランパードさん それでいいと思うぜ。 俺も、一応以下の内容で、プレイングを提出しておいたぜ。 戦闘行動等に使用する文字数の関係で、ヤコブの所望していた死体の偽情報については記載できなかったけど、大体の内容は反映出来たつもりだ。もし、俺の認識誤りがあったら指摘を頼む。 ・全体的な行動(数字の順に行動する予定) 1:保護対象の夫婦を捜索する 2:速やかに夫婦を避難させる(可能ならば吸血鬼と遭遇する前に避難させる。弓兵数名に同行してもらう) 3:蟷螂と戦闘・討伐する 4:吸血鬼を発見(遭遇)、今回の目的を聴く 5:吸血鬼と戦闘 1又は2の場面で吸血鬼と遭遇した場合は、夫婦を避難させる前に吸血鬼の目的を聞き出す。 また、夫婦に「吸血鬼は蟷螂をおびき寄せるために夫婦を囮にした」と伝える。また、蟷螂との戦闘では蟷螂を積極的に吸血鬼に押し付けて両者の消耗を狙う。 吸血鬼から目的を聴き出すときは「偉大なヤコブ様の素晴らしい作戦を我ら愚民に教えて下さい」とおだててみる

  34. ノノア

    アルベルトさんのは大丈夫ですわ。1から2の発見から夫婦避難までに敵が近くにいた場合などは、カバーできるような行動は入れておきますね。 ヤコブの声は嫌なほど聞いたので、声帯模写でヤコブの声を真似して吸血鬼達に直接脳内に語りかけてる雰囲気などをして、目の前にいる冒険者の質問には素直に応じなさい。とか言ってみようかしら。 それと「小動物のような可愛い死骸が欲しい」なども言ってみますわ。 ただ脳内直接語りかける方法なので、ハイディングで隠れてやる事になるわね。バレてなければ戦闘する場合はそのまま奇襲等を行っても良いですからね。

  35. 悠人・ラドルファス

    >流れ いいと思う ま、あとはここで答えでない要素が多いから現地で対応するしかないんじゃない 温存できてれば主導権は得られるからそこ意識できるといいかもね

  36. アルマ・ヴァレンタイン

    >全体の流れ いいと思うよー、合わせる感じでプレイング出してくるね。

  37. アウル・アンサラー

    直前まで顔出せなくてわりぃな。 全体的な流れは把握したぜ。 まァ、後は現地で対応するしかねぇのは確かだな。 流れを元に、索敵や難民への対処、範囲攻撃について何かを組み込んでプレイングは提出済みだ。 ニセ情報や死骸への対処は他に任せる事になっちまうがな。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0