【聖祭】年越しは温かい碗とともに
九蓮宝燈
コメント 28
シナリオID:348
オープニング
ロスガリア大陸に住まうものたちにとって、12月は大きな意味を持つ。この時期に執り行われる祭りや催しを、聖霊節と呼ぶ。
その由来はハーフリングの英雄、ジド・ルウがその身をエーテルと成して世界に穿たれた大穴を塞ぎ、彼に小さな神々が続いたことが、今年までの平穏の礎を作った――という逸話に拠る。詳細な時期が定まっていないのは、この頃に暦が存在していなかったため、神代における『冬の時代』、という比喩的表現を、文字通りに解釈したためであるとされる。
由来はともあれ、ジド・ルウの英雄的行為を称え、名を失った神々に祈りを捧げることから始まった聖霊節は、様々な土地の風習や営為と重なった結果、亡き祖先や、近しい人々への思いを捧げることや、想い人と過ごす特別な時期――という習慣が定着して久しく、特別信仰心の無いものであっても神殿や家庭でモミの木や柊を飾り立てて祈りを捧げる。街をあげて催しを行い、厳しい冬の中でもとっておきのごちそうを食すこの時期は、収穫祭に続く特別な時節といえた。
赤白の服装も今代まで続く伝統の一つとなっており、そこかしこに仮装をした人物も目立つ。
――さて。今年も、各地で慰霊祭が執り行われようとしてた。
●スープキッチン
カンパリ市にあるギルド前広場。
今日はギルド支部のボランティア活動で炊き出しが行われている。
老人、病人、寡婦、孤児。その日の食事にも苦労する人たちはたくさんいる。
年末の寒い夜は衣服や薪が必要で、生きていくだけなのに余計な金がかかる。
そんな人達に、一杯ずつでも温かい食事を振る舞おうという催しだ。
……年末の予算の帳尻合わせとの節もあるが、それはそれ。
「あなたさっきも食べたでしょ! 遠慮してよ!」
受付嬢のアルミレア・A・アンダーソンが、しっしっ、と中年の男を追い払う。
いや、男はドワーフだから、中年のように見えても若いのかもしれない。
赤い顔をしてすっかり出来上がっている。
「無料なんだからアンタが損するわけじゃないだろうに! ケチケチするな、嫁の貰い手がなくなるぞ」
「あなた観光客だよね? これはそういう人向けじゃなくて……」
アルミレアは口をつぐむ。流石に当事者たちの前で『恵まれない人向け』とは言えない。
「とにかく! これは無料でおつまみを配ってるんじゃないんだから、一人一杯で終わり! もっと食べたいなら酒場で注文しなさい!」
普段から酔っ払いに優しくしてやるタイプではない上に、今年は帝国や王国のいざこざで、どこの地域も食糧が少なめ。アルミレアが抱える鍋の中身も例年より少なめ。列の終わりまで足りるかピリピリしているのだ。
人垣を割って一人のドワーフが走り寄る。
「先輩、俺は以前ここでお世話になってるんです。俺の顔を立てると思って、引いてくださいませんかね」
アルミレアはその仲裁者の顔に覚えがあった。
「あ、ドワジさんじゃん! 元気だった?」
ドワジはスランプに陥っていたドワーフの鍛冶師だ。アルミレアは過去、彼の依頼を受け持ったことがある。
「おかげさんでな。最近はあんたがたの影響でシャルガネ風の刀など打っている、うまくいかんがな……」
そう答えたドワジの顔はスッキリとしている。試行錯誤を楽しんでいるようだ。
「そう言えばだな。先ほどここに来る途中の街道で魔獣がおったぞ。まだその辺の草など食っていたが、人里に下りてくる前に何とかしたほうがいいんじゃないか」
「それはすぐ行った方がいいわね。通報ありがとう!」
先輩ドワーフの鍋の中身を掬おうとする手をぴしゃんと打って、アルミレアが近くにいた支部長に目配せ。
「ついでなんだがな。魔獣はレッドブルの成獣だった。それも三頭だ。」
レッドブル。肉はビヒモーには劣るがまぁまぁ美味しい。鮮やかな赤い革は結構人気。
やや強くて、一頭につき、駆け出し冒険者が出来れば二人以上と言われている魔獣だ。
「そこで……」
ドワジが数本の鞄からナイフを取り出した。
「これは俺が打った皮剥ぎナイフでな。せっかくだからコイツで解体してみてくれんかな」
普通のナイフと違って刃が緩いカーブを描いている。
「あの牛の肉を食わせてくれるのなら、ここは引き下がってやってもよいぞ」
赤い顔をした先輩ドワーフが偉そうに言う。
「よく言う……。でもレッドブルの肉はそうそう食べきれるような量じゃないわ。明日も炊き出しをするのは理にかなっているわね」
かくして緊急の依頼が発令された。
解説
マスターより
リプレイ
街道に魔獣が出現との報。
強いものではないが、肉が食べられるため炊き出しに使用する。持ち帰れという、追加の指示が加えられている。
「街の皆に向けたボランティアの炊き出しねぇ、いい心がけだ。そういうことなら獲物の確保は俺らに任せときな!」
ディアンは急な依頼にも関わらず、快く引き受けてくれた。
「ドワジさんはお久しぶりね。アルミレアは……今は忙しそうね」
「赤牛三頭、か。近くに川があればいいが」
穏やかな神官ロゼットは、慈善活動になるなら喜んで、と挙手。
ゴブリンの神官騎士サマエラ=フォリウムも協力を申し出てくれた。
「納豆焼飯の神官どのと、鍋を作ってくれたゴブリンどのだな。あの時はお世話になった。おかげさんでまた槌を振るっている」
ロゼットとサマエラは、かつてドワジがスランプだった時に力になってくれたので面識があるのだ。
「へぇ、そんな魔獣がいるんだ」
登龍を目指すリザードマン・バクル・バスリーも快諾。
酔っ払いの相手をしているアルミレアをさり気なくフォロー。
「一人で皆食べちゃうと困っちゃうなぁ。皆で仲良く食べた方が美味しいよ?」
助かる〜! と手を合わせるジェスチャーをするアルミレア。
「皆で食べられるようしっかり討伐してくるよ」
アルミレアに代わって支部長が依頼書を発行。
その後も何名かが加わってくれたので、八人の冒険者がなんとか集められた。
街を出て街道を北上した冒険者たち。
ドワジの報告通り、赤牛が三頭、草を食んでいた。
赤牛はこのあたりではメジャーな魔獣であり、タックルが厄介であることは既知の事実であった。
そのため、セリオス・オーガストは足を封じるための罠を仕掛けるつもりであった……が、ここは人通りのある街道。
コルネリウス・アーラが天気予報を確認したところ、このあと雪が降るらしい。
背丈の高い草むらと雪で、設置した罠の再発見が難しい。赤牛の討伐と解体と予定が詰まっており、時間的にも回収の時間がないため、断念したのだ。
冒険者たちの採った作戦はこうである。
四・ニ・ニで人数を分け、一班で一頭ずつ赤牛を受け持つ。ニ人の班は耐久し、四人の班で順次各個撃破しながら合流していく。
「タイマン張らせてもらうぜ!」
「危険だ。俺も行く。ヒールくらいは使えるし」
ディアンの後をバーネット・フォーサイスが追い。
「私とロゼットさんはあちらへ」
「じゃあ手はず通りに。コルネリウス、よろしくね」
別の赤牛へコルネリウスとロゼットが向かっていった。
ニ人班の四人が耐えているうちに、バクル、セリオス、ストレガ・L・リベルガストラ、サマエラの四人班は可及的速やかに赤牛を狩っていかねばならない。
「ぼくが相手だ!」
バクルが殺気を赤牛にぶつけ、戦いが開幕。
「炊き出ししている所に赤牛が現れた。これは恵みであろうなのだ」
料理研究家の一面をもつストレガはこのシチュエーションに神の意図を指摘。赤牛から十分な距離を取り、魔導書の装丁にエーテルを走らせる。
「ゆっくりしていくといいのだ」
氷の矢が赤牛の体表で炸裂。
「なるべく食うところに傷をつけないようにしたいところだ」
さらに重力の矢が赤牛に追い打ちをかける。これだけ動きを鈍らせれば、セリオスの意図通り肉を傷めるのを最小限に抑えられるだろう。
攻撃されて怒りをあらわにした赤牛。バクルに突進しながら両の角ですくい上げ、十メートルほどもふっ飛ばし――その背に、先刻の五秒で自身を強化したサマエラの牧杖がめり込む。
いつもは的確なフォローで作戦全体の成功率を底上げするような動きをすることの多い彼女だが、今回はアタッカーの立ち回りだ。
「戦の神よ。我が友に光の鎧を与え給え……!」
ウォーリアのコルネリウスが前に出てヒーラーのロゼットを守るように配置。
コルネリウスが盾を剣で打ち鳴らして赤牛を挑発。
その目論見は成功し、赤牛はコルネリウスにタックル。
コルネリウスは吹っ飛ばされながら、友であるロゼットにはぶつかるまいと剣で軌道を変える。
赤牛の厄介な点はタックルで位置取りが滅茶苦茶にされ、連携が取りづらくなるところ。ストレガが常に赤牛の移動力以上の距離を取っていた点は、後衛としての役割を全うするために最適な選択であった。
しかしこちらのコンビは、ロゼットのほうも自身が標的になった場合、防衛のために十分な手立てを講じている。
ダメージの分散と本職ヒーラーの回復があれば、仲間との合流まで持ちこたえることは難しくないであろう。
こちらは赤牛と真正面からにらみ合うディアンとそれを見守るバーネット。
ディアンの闘気にあてらてた赤牛が、白い鼻息をふかして突撃。ディアンは五メートルほど吹っ飛ぶが、受けたダメージはかすり傷程度。
赤牛の周囲にバーネットが澱嵐を展開。こちらの班も赤牛の足を封じる作戦だ。
四人班の戦況は終わりが見えていた。
「逃がさないよ」
頭や足を中心に負傷している赤牛が、周囲の空気に違和感を覚えた次の瞬間、セリオスの矢とストレガの魔矢がこめかみから生え。
まばゆく輝くサマエラの牧杖が赤牛の顎を下から打つ。
最後にエーテルの刃と化したバクルの斧が赤牛の首を宙へと跳ね上げた。
「血抜きは後だな。まずはどちらのほうに駆けつける?」
「消耗を考えれば、あちらか」
戦域全体を見渡していたセリオスが問い、サマエラが判断。
先にディアンとバーネットのほうに向かうことになった。
四人が駆けつけたときの状況を一言で言い表すと、ロデオであった。
ディアンがロープで赤牛の背に乗っている。
赤牛はディアンを振り落とそうとしてうまく行かず、魔弾で攻撃してくるバーネットを襲おうとしても足にまとわりつく冷気のため追いつけなかった。
「そっちは終わったのか。こっちは宴もたけなわ、ってところだ」
暴れ牛を相手に、上のディアンに当てないように正確な弾を撃ち続けていたバーネットの息は荒い。
「背に乗っている者には攻撃できないのだ。考えたな」
「暴れ回ってると当てにくいよね。ぼくが盾役をするよ」
バクルがシーザーロアで赤牛の動きに志向性を持たせ、ストレガが効果切れ対策に追い氷の矢。
「ディアンたちが無事でよかった」
エーテルの光を収束させたセリオスの弓が、破壊力を増大させた一矢を放つ。
矢は赤牛の頸を貫通し、巨体は地面に伏した。
最後はコルネリウスとロゼットのところ。
「なんとか大丈夫だったわ」
二人は友人同士ということもあり、お互いに気遣いあっていたためうまくダメージコントロールできていた。
赤牛は、正中を狙ったコルネリウスの剣で額を割られ、ロゼットの棍で脚を痛めている。
「終わらせよう」
サマエラの一閃で最後の赤牛の首が落とされ、討伐任務は完了した。
そして三頭の赤牛を台車にのせ、近くの水場で下処理を行う。
ローレラウラ湖から海へ注ぐ川の支流がすぐ側にあった。
バーネットとストレガが中心となって肉の冷却と洗浄を行い、サマエラが内蔵を埋めて処理。
雪が降ってくる前に、バーネットのマジカルポケットと台車で肉をカンパリ市街へ運び込む。
●明日のために
「戻ったよー!」
炊き出しの会場にいた人々が、冒険者が運んできた赤牛を見て歓声を上げる。
なにしろ、成牛三頭分。解体すれば精肉部分だけで七五〇キログラムの新鮮な牛肉だ。湧かないわけがない。
現物を見せることで無事依頼達成。
そのまま冒険者たちはギルドの酒場の厨房で解体と炊き出しの仕込みに。
「タダで食わせる訳にはいかねぇからな。アンタたちにもきっちり働いてもらうぜ……って、どうした?」
ドワーフたちにも手伝いを頼んだディアンだったが、酔っぱらっていた先輩の様子がおかしいのに気づく。座り込む背中が、なんとなくしょんぼりしていたのだ。
「酔いがさめたんだ。普段は大人しい人なんだよ」
と、ドワジ。
「迷惑をかけたんだ。手伝わせてもらおう」
二人のドワーフも参加することになった。
解体は詳しい者がいて、専用の道具もあったため、滞りなく終わった。
が、さすがに時刻は夜になっており。
それでも、皆に美味しい料理を振る舞うため、冒険者達は作業を続ける。
「赤身の臭みは香草で消せるな」
「これも使えるでしょうか?」
コルネリウスとセリオスが道中に新鮮な料理に使える野草を採取していた。
ストレガは骨付き肉を使うことでスープを取ろうとしているが、バーネットは骨からブイヨンを取ろうという手の込みよう。
あまりにも肉が多く、大きすぎる鍋では火の通りが遅くなりすぎるため、それぞれが別の鍋で別の料理を手分けして作ることになり。
肉はそれぞれ使いたい部位をとり、骨や皮も、使える素材はしっかりととっておき……。
●新雪と温かい食事
翌日。
ギルド前の広場においしそうなにおいが広がる。
人々が集まって、ちょっとしたお祭りのようだ。
セリオスが肉を焼く音と匂いで、通行人が足を止めていく。
炊き出しは昨日だったはずだが、今日もやっているのだとここで気づくのだ。
料理を作った冒険者だけでなく、豪華な炊き出しがあるのなら今日は客足がないであろうと、思い切って休業にしたギルド併設の酒場の従業員も協力して料理を配っている。
料理は大きく分けて焼き料理と煮込み料理が振る舞われている。
焼きものは、セリオスとコルネリウスがそれぞれ香草を使った焼肉を。
コルネリウスの方は調味液に漬けこんである。
さっぱり味がいい人はセリオスのほうへ、こってり味がいい人はコルネリウスの方へ並んでいる。
「赤牛は私も初めて調理しましたが……お口に合いますか?」
と、美人のエルフに優しく声をかけられてデレデレする親方もちらほら。
がっつり食べたい人には、ディアンが満腹感たっぷりの串焼きを用意していた。
場所は冒険者ギルドの前だ。体が資本である冒険者を始め、市内の肉体労働者が列をなして食べ比べをしている。
煮込みはたくさんの鍋で手分けして作ったため、バリエーションが豊富だ。
ストレガの鍋は、骨付き肉とネギ類を中心とした野菜や薬草を煮込んだスープ。
具材のチョイスは、臭み取りと栄養バランスの両面から考えられている。
彼女の普段の研究が活かされた一品だ。
ちなみに肉料理だけでなく、麦飯の鍋もある。別々の皿に取って、肉を飯にのせてもよく、スープに飯を入れて食べてもよいという、魅惑の取り合わせである。
ネギを使ったのは他に二種。
ロゼットのシャルガネでは牡丹鍋と呼ばれている料理に似せた、味噌ベースのスープ。
葉物を中心にたっぷりの野菜ときのこが入っているのが特徴。
ギルドの酒場では最近までシャルガネフェアが開催されていて、ロゼットもその時にレシピを提供していたので、味噌があることを知っていたのだ。
コルネリウスもまた、シンプルなフォン・ブランを用意していた。
玉ねぎと酒で臭みを取り、骨を煮だしたスープだ。歯の弱い老人や離乳食を食べる幼児をもつ母親が受け取っていた。
シャルガネ風もいいが、と思ったが、今回は別の味付けにしようと考えたサマエラの鍋は、エール煮込みだ。
肉の表面に小麦粉をまぶして焼いてから煮込んだため、小麦粉が蓋になって肉が蒸され、育ちすぎた赤牛の硬い肉が食べやすい柔らかさになっている。
トマトの旨味と酸味、ローリエの香りが爽やかな上品な仕上がりだ。
蜂蜜で甘みがつけられて優しい味になっている。
一方、同じ赤みのある料理だが、バーネットの鍋はワインを使っていた。
とろみのある赤ワイン煮込みだ。
ただでさえじっくりコトコト煮込むレシピなのに、出汁を骨から取った、とても手の込んだ品である。
昨夜はあまり眠れていないはずだが、疲れを感じさせない振る舞いは、彼の責任感の強さであろう。
今回を除けば一生食べる機会はなさそうな贅沢なごちそうに感極まる者は少なくなかった。
セリオスはあえて使いやすい部位ではなく、すじ肉を使った煮込みとテールスープを作っていた。
すじ肉もテールも所謂『いい部位』ではないが、ヒレやロースとはまた違った魅力のある食材だ。手間暇をかけて調理したときの、独特なとろとろもちもちとした食感と濃厚な味は他の部位では出せない。
バクルは皆が調理や配膳をしている間、見回りをしていた。
今日はギルドの酒場は休みだが、美味しく濃厚な肉料理があるためか、酔っ払いはいたし、列への割り込みや迷子といったトラブルは少なくなかった。
「もう少しで、できるから待っていてね」
焼き料理コーナーでは、焼き時間があるため間がもたなくなることがしばしばあったが、きちんと案内があることで矛を収めてくれる人は多かった。
しかし、誰もがお腹いっぱい食べても余りあるほどの量があったため、深刻なトラブルはなかった。
欲求が満たされた人間は他人と争わないものなのだ。
「酒が欲しくなるが、お前さんの顔を立ててやめておこうか」
昨日の酔っ払いドワーフ先輩が、バクルから碗を受け取って言った。
バクルの周りには子供たちがいて、「ドラゴンだ! かっけー!」とはしゃいでいる。
「あ、そうだ。観光で来たなら、見てきた珍しいものの話とか子供達にしてあげてよ。面白そうだしさ」
「ふむ、そうか。ならば、こいつを見せてやろうか。酒場娘を口説くために持ってきたんだが……」
ドワーフ先輩は懐からいくつかの鉱石を取り出した。ゴロゴロしたサイズ感のただの石の中にキラキラした色が見えている。
「鉱山を掘っているとたまに出るんだ。こういうもんは宝飾品に加工するとえらく小さくなるもんだが、掘り出したばかりのものは迫力があるだろう?」
すごーい! 持たせて! と、男の子も女の子も興味津々だ。
「バクルさんもお疲れ様よ。助かったわ」
アルミレアがバクルに声をかけた。
アルミレアが持っているお盆には串焼き肉が山積みになっている。子供たちを一列に並ばせて、順番に配っていく。
「はい、これはバクルさんの分」
ありがとう、と受け取って一口。
「美味しいね」
住民の安全のためとはいえ、命をいただいたのだ。供養のためにも美味しく食べることは必要なこと。
「今回は短い時間内にやることが多かったでしょう。それなのに、完璧にこなしてくれて助かったわ」
慌ただしい一年の終わりが見え、また新しい一年の足音が聞こえてくる。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年12月26日 11時51分10秒 公開
相談掲示板
ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む 討伐というより、狩りに近い形だな。腕を振るえそうだ 腿までの高さの草が生えてるから草結びで罠でも作りたいところだな、突進してきて引っかかればバランス崩しそうだしな
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 炊き出しに使うためなら、私も討伐に協力させてもらうわ。 セリオスは久しぶり。迷宮都市以来ね。 タックルを貰わないように、草結びの罠みたいなので 先に足をどうにかした方が良いのかな。
ウォーリアのコルネリウスです。よろしくおねがいします。 罠を作る事も含め、夕方からは大雪との事ですし、討伐は晴れている日中に終わらせてしまいたいですね。 1体かと思っていましたが3体のようなので、分担して抑えながら一体ずつ仕留めるかどうかなどを決めたいかなと思いました。 あとは…タックルはサブアクションで2へクス以上移動しないと使用できない、ということは一度動きを確認できれば、その後は警戒が出来るでしょうか。
ウォーリアのバクルだよ。よろしくね。 纏めてだと範囲攻撃でまとめて攻撃できるけど、一人に攻撃が集中すると怖いもんね。 ただ、今回、キャスターもヒーラーも二人以上いるし、まとめてしまって殺界やシーザーロアで突進を封じて、範囲攻撃で削ってもいいかなって思うよ
ゴブリン、ヒーラー。サマエラだ。 よろしく頼む。 個々の戦闘スタイルの確認も兼ねて、挑めそうな感じなので、 範囲攻撃を得手とする者が多ければ、まとめて削ることも考えつつ。 そうでなければ、なるだけ分断して単体ごと当たるようにするのでも。 どちらでも戦えそうには、思った。 私は何れにしても、火力支援寄りで動けたら、と。 タックルは、来ると分かるなら、誘い込みなりに利用も叶うか。 現地は、後々大雪の見込み……そうだな、早めに片付けて、捌いて、 ついでに余裕あれば、食べ易くする工夫でも考えながら、届けられると良さそうだ。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 基本的には、罠なりを仕掛けて足止めしながら交戦する感じになるか。 8人いるから2:2:4くらいに分かれて、2人班がそれぞれ1頭ずつ足止めしている間に、 残り1頭を4人班が仕留めて、その後4人班を二つに分けるなり片方に集中させるなりして、 残り2頭も順次対処するって形が無難か? とりあえず俺は、アーケインなりフリーズボルトなりあるから、 足止めとか移動妨害は得意な方だな。
ウォーリアの傭兵、ディアンだ! 大事な炊き出しの為、いっちょ気合入れていこうぜ! なら丁度いい。 今回のPTにはウォーリア3人にヒーラー2人と固い面子が揃ってるからな、うまい事コンビ組ませて貰えりゃあ1頭分と耐久マッチするくらい楽勝だぜ! 破脚砕を使えばレッドブルの攻撃も当たりにくくなるし、この案で行くなら俺は時間稼ぎの方に立候補しよう。 >罠 確かに足を引っかける為の草結びがありゃ、走り回る相手との戦いも楽になるな! ただ、草の生え具合と乾燥状態によっちゃ難しい可能性もあるから、ロープで何かしら代用できないか考えてみるのも有りか?
キャスター、ストレガなのだ。宜しくなのだ。 フリーズボルトもスタティックもあるのだ 1頭ずつなら範囲狭めて魔矢とかで攻撃するのだ 牛肉と野菜沢山入れてスープにするのだ 臭みは血抜きしてよく洗って大蒜等使って落とすのだ
ふむ、4:2:2:でわかれるならディアンの言う通りウォーリアーとヒーラーでコンビを組ませて時間稼ぎ、で残りのウオーリアー+後衛三人で集中攻撃して一体ずつ倒していく形が無難か。 罠のほうも引きちぎられる可能性は確かにあるから複数まとめて作るなどするか、ロープでもまぜ混んでおくとか工夫は必要だな 解体も皮と骨と肉を切り分けるから早めにやっておきたいところだな あと夕方から雪が来るとあるから最初から解体した牛を持っていく台車を用意して持って行ったほうが無難だな
現状出ている案が良いと思いました。 ウォーリアが1名ずつ分かれるのでしたら、人数比も4:2:2で私も問題ないと思います。 私もタンカー寄りなので、ひとまず時間稼ぎの方に希望を出しますね。 解体も手分けをして行いましょうか。 250キロ×3ですものね。台車などはあったほうが良さそうですね。
出てる案で賛成するわ。 ヒーラーの私は、ウォーリアの人と組めば良いのね。 誰と組んでもどんと来いだけど、コルネリウスとディアンは 以前にフレンド申請を結んでるから、個人的にはどちらかと 組めるとちょっと嬉しいかなと。 私は防御寄りだから、時間稼ぎの2人班で良いんだけど、 サマエラの方が火力支援を希望してるのが、大丈夫かな。 スキルとかはもう少し話が進んでから考えるわ。 解体の手分けも了解よ。運ぶ台車は欲しいわね。 行きがけにアルミレアに話してみましょう。 ギルド支部なら荷運び用のがありそう。
やりたいことを優先で良いと思いますので、火力希望の場合は4人組のほうに回って頂いても勿論大丈夫だと思います。 ウォーリアもヒール、殺界、破脚砕などありますから。 一先ずは4:2:2で火力と足止めに分かれる、という部分だけで希望を出す形で良いかな~と。
そう、だな……時間稼ぎと攻め手に分かれるならば、 今回はやや攻撃寄りの動きを試してみたいので、攻め手の方だとありがたい、が、 バランスが崩れるようなら、考え直してみる。調整役に回してもらっても、大丈夫だ。 時間稼ぎならば、ヒールや堅甲、光縛封。 攻め手ならば、輝刃や魔矢、エーテルブローあたりを、主体にしようかと。
>分担 一応、俺は火力投射もできるから、どの役割でも問題無しだ。 まぁどちらにせよ、レッドブルを分断するためにどの組も足止めは必要だし、 どの組でもやることはそんなに変わらんな。 >精肉 そういえば、獣の類は仕留めたら直ぐに血抜きやらの下処理をしないと、 肉に臭みが出るって聞くな。 下処理する事を考えるなら、レッドブルと戦う前に周辺に川とか探しておきたいな。 川があるなら血抜きしながら肉も冷やせるし、なによりそれ程汚れないで済む。
>精肉 血抜きについても、確かに水場があった方が良いですよね。 周辺は確認しておきたいです。 一先ず、希望が大分決まっている方を入れて班分け置いておきますね。 ()は何れか、という意味で記載しています。 決定ではなく現状希望なので、参考にする形で…。 ** A:(4名) サマエラ B:(2名) ディアン、(ロゼット) C:(2名) コルネリウス、(ロゼット)
>担当 そういうことならロゼットはコルネリウスの方にいってやりな!サマエラも攻撃主体の術式を組みたいってんなら、自分のやりたいことを優先するといい! 今回の依頼は自分の新しい力を試せる良い機会とも言われてるからよ、自主的にやってみたいことがある仲間の提案を俺は推してやりたい。 てなわけで、俺は一人でレッドブルに耐久勝負を挑んでみるぜ。 サマエラが火力推しでA班に行くのなら、いっそのことA班を5人に編成増やしてレッドブル一匹を倒す時間を短くした方が効率もよさそうだしな! ** A:(5名) サマエラ B:(1名) ディアン C:(2名) コルネリウス、ロゼット
>担当 ディアンは調整ありがとう。とはいえ完全に1人もなんだし…。 A班(撃破担当)を5人編成するなら、私は防御強化と回復を 主な役割にして、コルネリウスと射程が及ぶならディアンにも 支援スキルを使うようにするわ。 防御強化は5ラウンド持つし、2人ぐらい手はまわるでしょう。 >精肉 確認だけど、これ現地で精肉までする認識で良いのかしら? それとも倒して血抜きだけして、牛のまま台車で街まで? 皮剥ぎナイフを渡されてるってことは、前者かなと思うけど。 皆とズレてたら困るから、確認までに。 水の確保用に、水袋(大)も持てるけどあった方が便利かな。
>担当 であれば、俺がディアンの方に行こうか? 一応ヒールで最低限の回復はできるし、 あわよくば移動阻害諸々でタックルを封じるとかできなくもない。 >精肉 運ぶ重量的な事も考えると、現地で精肉した方が楽だとは思うが、 設備的には持って帰ってきたからの方が楽なのが悩みどころではある。 個人的には、内蔵抜く位までは現地でやった方が楽じゃないか?
必然、火力なのだ。了解なのだ 初手フリーズボルト仕掛けて順々に仕留めるのだ。 できるなら現地で処理できるとよいのだ。かさは減らしておきたいのだ
今までの流れ、了解だよ。 じゃあ、ぼくがA班(撃破担当)の引き付けと盾役を引き受ければいいんだね。 攻撃引き付けつつ、ある程度攻撃もできるようにするね。
ン、では俺はA班に所属しておくか。 20レベルになったので新スキルが手に入ったからグラヴィティボルトで牛に行動阻害つけておく。 あと弓ならおそらくディアンのところまで届くだろうから、万が一危ないようなら俺も援護に入るぞ。 <精肉 まあ解体するところまではいかなくても血抜きはしておいたほうがいいだろうな、軽くなるだろうし とりあえず3体いるから台車は三つ必要か。 あとはこれ、どうやって調理する?筋張って臭みがあるとあるから筋のある部分はあれば香草とかと一緒に煮込んで牛筋煮込みにして柔らかくするとかか。普通の赤身の部分はまとめて原始肉ではないがあぶってローストビーフみたいにするかとかあるが
では私はロゼットさんと組みましょう。よろしくお願いしますね。 バーネットさんがA、Bどちらに回って頂いても、Aが一体撃破したら、Bを優先して次に補助して頂ければ安心できそうです。 >精肉 血抜きと、出来れば内蔵処理くらいまでは現地でしておきたいですね。あとはお天気を見ながら判断しても良いかもしれません。 調理方は、臭いの強い部分や筋はセリオスさんやストレガさんが仰っているようにニンニク、ショウガなど香草や野菜と一緒に煮てしまうのが食べやすいかなと思いますね。 あぶるのも美味しそうです。調味液に付け込んだりできれば、赤身も匂いが軽減できるかもしれませんね。
コルネリウスはよろしくね。 ディアンの方はバーネットの判断にお任せするわ。 >調理方 肉の筋切りはハンマーで叩くと聞いたことが…。 戦鎚で殴ると美味しくなるのかしら。 臭みと筋っぽさの処置は、挙がってる案かなって思う。 あと寒空の下での炊き出しに使うなら、大鍋で煮込めるような、 お椀でよそって食べられるような料理の方が合ってそうかな? ポトフとか。
おお、みんなありがとな! なら万が一の場合、ヒールと妨害行動をバーネットとセリオスに頼らせてもらうとしよう! 基本的にはA班のレッドブルを早々に処理する動きのがいいから、俺への援護は二の次程度でプレイングに書いといてくれるとありがたい。 >調理法 流石に戦鎚で殴ったら柔らかくなるどころかミンチになりそうだな… シーフズツールに入ってるような手ごろな大きさのハンマーで叩けば、煮込むにも焼くにも丁度いい柔らかさの肉に仕上がると思うぜ! 炊き出しで大勢の人間に食事を振舞うならスープ系のが数も作れるだろうし、柔らかくした肉をポトフをメインに作るのはいい案かもな! そこにローストビーフや他に思いつく肉料理を作って、一口ずつオマケのおかずを増やせば満足度も上がるか?
調整、済まない……言葉に甘えさせてもらっても、良いだろうか。 それではあらためて、A班へ。火力に寄せ、速やかに落とせるよう、尽力する。 Aでの撃破後は、Bへの補助を優先も、承知した。 こちらも緊急時用に、最低限ヒールとサイドヒールは、所持しておこう。 血抜きと内臓の処理は、私も極力済ませておけたら、楽かと思う。 水は……ピュアウォーターもあるが、量が微妙だろうか。 私も水袋は、持っておこうか。 調理面は、そうだな、いろいろ試せるだけの肉はあるので、 思い付くまま作るのも、楽しそうだ。私はエールシチューでも、用意しようかと思う。 ポトフがあるなら、スープよりも肉をメインに食せるようなバランスで、作ろう。
それじゃあ、俺はディアンと組んでB班だな。 基本は足止めしつつ、単体火力叩き込む予定だ。 >調理 癖の強い肉の調理は、基本的に香草類と一緒に調理するとか、 酒に漬けてから使うとかだが、漬けておくには時間も無さそうだし、 手間も考えると香草類と煮込むのが良さそうだな。 まぁ、時間があるなら諸々試して、工夫を重ねていこう。
>調理 いっそミンチにして調理するのもありですよね…これも手間が掛かってしまうので、うっかりミンチ化してしまったら香草と混ぜて調理してしまう感じになりそうですが。 色々と試せそうなので、思いつく範囲でお料理を作っていきたいです。
プレイングは提出したわ。一足先に、後は現地でよろしくね。 水は川があれば良いけど、念のため水袋大ひとつ持っていくわ。 >調理 一応、戦鎚で殴る云々は冗談だからミンチ希望なら各自でね。 棍(棒)で殴るのも同じような気もするけど…(汗) 私はポトフ風か、シャルガネの和風鍋を軽く提案しとくわ。