いつか夢見る潸涙紗

弓月 蒼

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シナリオID:315

オープニング

●潸々降りたる虹紗の涙
 《前略》

 結局のところ、私は実に四度目の挑戦にしてその光景を目にすることに成功した。
 案内人を称する行商人に取られた額は決して少なくはなかった。騙されているのだと誰もが言った。

 けれど、峠に向き合う私が見たものはそんな不安や葛藤を払拭するには十分以上。
 いや――――より本音を綴ろう。それは、神々がこの世界を愛していることを確信させる光景だった。

 万色入り混じる彩の奇跡。滲んだ光の雨が一瞬たりと止むことなく色を変じながら空から空へ降りつのる。
 あたかも至天の溢す星の涙だ。微細変化(グラデーション)する半透明の輝きが視界の殆ど全てを染め上げる。
 ――――ただ、ただ、圧倒された。

 この世にかくも美しい景色があるものか。頬を流れる熱が冷気に触れて凍らぬよう拭う暇すら勿体無かった。
 いつかの少年の日。人知未踏の秘境を夢見て家を跳び出したことは、決して誤りではなかったと今なら言える。
 
 後にも先にもこれほど世界の恩寵を身近に感じたことが無い。未開の地を踏む秘境冒険者の醍醐味と言えよう。
 私は、私の後もこの景色を語り継いでくれる人間が出て来ることを切望して止まない。

 無粋は承知の上で。けれど次代の冒険者たちの標とならんことを願って。
 そうだ、敢えて名付けるならば――――

                            ――――――『星追い』ノイマンの手記より 

●一生に一度くらい
『極北峠の潸涙紗(オーロラヴェール)』
 それは、市場に僅か出回っているとある秘境冒険者の私書の一節に付けられた主題である。

 その現象は、かつて1人の男が北の少数民族から話を聞き、追い求め、追い縋った奇跡。
 極寒で知られる極北の峠である時期だけ稀に見られる――――空を彩る光の饗宴(イルミネーション)である。

 そういった現象が知られて後、幾多の冒険者が、芸術家が、その稀有壮大なる絶景へと挑んだ。
 ある者はその光景を歌と、絵画と、私書として残し、ある者は結局旅立ったきり戻らなかった。

 その希少性は景色の価値と共に踏破の難度(ハードル)をも実際以上に高めていき……
 いつしか到達困難な難所の一つとも称され、命惜しさに挑戦する者も少なくなった。そんな、昨今。

「だから! 極北峠は下準備さえしっかりしていれば踏破はそこまで困難じゃないんだってば!」

 左右に結んだ白銀色の髪を振り乱し、少女の高い声が冒険者ギルド支部に併設された酒場の中に響き渡った。
 ――――学術都市『ヴェルクリエ』。何だなんだと酒場で夕餉と洒落込んでいた冒険者たちの視線が集まる。

 少女は見るから仕立ての良い瀟洒な盛装(ドレス)に身を包み、老爺相手に大立ち回りを演じている。
 透けるような肌の白さ。野良仕事も荒事も無縁な細い指先。薄く撒かれた香水。もう確実に貴族だ。
 一方、対する老爺も矍鑠とした仕草。貴重な片眼鏡(モノクル)に礼服(タキシード)と名家の家令候と言わんばかりの装いだ。

「しかしお嬢様。それはあくまで経験を積んだ冒険者に限った話です。
 坊ちゃまであればともかくも、お嬢様が挑んで無事に済む程とはとてもとても」

 揉めていた。明らかに揉めていた。おまけに坊ちゃまお嬢様と来たものだ。下手に口を出すのも危うい。
 君子危うきに近寄らず。見て見ぬふりを決め込んだ冒険者たちに、けれど“お嬢様”は言い返す。

「私が別荘(ヴェルクリエ)に居られるのはどうせ今年が最後なのよ!
 来年には社交界デビューだ結婚だって貴族の義務に縛られるんだわ。時間がない……時間がないんだもの!!」

 がーっと言い返すその仕草には、貴族の令嬢と言う単語から連想される淑やかさは1つも感じられない。
 精々が市井の勝気な街娘だろう。社交界より酒場の給仕(ウェイトレス)の方が余程嵌りそうだ。
 
「それは義兄様なら安心でしょうよ。でも、私だって授恵者だわ!
 こんな機会二度と無いのに……憧れの景色の1つ位見に行かせてくれても良いじゃないっ」

 激昂の余りか。声の末尾には涙が滲んでいた。思わず躊躇う家令が、けれど決断的に反論しようとする。
 その時である。そのやりとりを見ていた受付のハーフリングがするりと、面白がるように声を掛けたのは。

「面白そうな依頼じゃないか。ねえ家令さん。それともお嬢様――――幾ら出せる?」

 厄介事は冒険の華。何より困っている市民に手を差し伸べることこそは冒険者ギルドの本懐だ。
 半笑いで問い掛けるその声に、家令は面食らい。けれど、まるで救われたかの様に“お嬢様”が即応する。
 
「言い値で払うわ!」

「「「「「「乗った――――!!!」」」」」」

 どうにも居たたまれず様子を見ていた冒険者たちの唱和が、夕暮れの酒場に木霊した。

●お嬢様とみちびかれしものたち
 かくして。無理を通され道理を引っ込めざるを得なかった家令は、しかし無暗に有能だったようだ。
 極北の集落に渡りを付けては案内人を手配し、同集落までは大型のソリを四匹の狼に引かせた狼ソリで向かう。

 到着次第案内人にバトンタッチし、これの指示の通りに向かえば往復2日で極北峠……のだ、そうである。
 果たして、これを秘境の冒険などと言う御大層な物と受け止めて良いのか。やりすぎじゃないか?

 そして何よりそこまでお膳立てされているなら、別に冒険者必要ないのではないか。
 喉元まで出そうになるそんな結論へ、けれど当の“お嬢様”が『待った』をかけたらしい。 

「良いかしらエドワーズ。私はね、感動したいの。護衛にガチガチに守られて行きも帰りも完全防備。
 天が裂けても地が割れても私だけは大丈夫。なんて環境で憧れの景色……風情も何もないと思わない?」

「しかしお嬢様。万が一の際は『王国』と『辺境都市群』との間に未来永劫の禍根を残すことになりますが」

「大丈夫、私の窮地に手を挙げてくれた勇士たちよ? 無事私を峠まで辿り着かせてくれるに決まっているわ!」

 きらっきらな眼差しで告げる“お嬢様”はどうも典型的王国貴族型世間知らず(ノウブルシンドローム)を患っているようで。
 そんな我儘に嘆息するしかないこの家令(エドワーズ)。厳し気な面持ちに反して実は甘やかしの権化らしい。

 帰路は自身が組織した護衛団(エスコートチーム)を引き連れて回収することを条件に、意図を汲んでくれたとか。   
 つまり正真正銘貴族のお嬢様の独断専行1人旅(+冒険者たち)である。
 
 何かあった場合恐らく笑い話にはならない。勇気と無謀は似て非なる物で、多分このお嬢様は後者だ。
 思わず嘆息の1つも吐きたくなるものの――――冒険なんて、現実には大抵そういった物である。

 利だの益だの未知の探求だの、財宝、功績、地位名誉、立身出世だの言ったところで……土台。
 一欠片の伊達や酔狂無しと言った戯事(スパイス)無しに、冒険者何て仕事が成り立つ筈もないのだから。

解説

 夢を追えなくちゃ生きてる意味がない!(※個人の見解です) ●成功条件  『極北峠』への到達 ●失敗条件  “お嬢様”の脱落 ●極北峠  ヨルド氷雪帯からまっすぐ東へ向かった先にある峠の通称。人類が踏破した地では最北端。  イェルノー荒野の北と言う位置関係でもある為、真の『極北』程ではないが然程遜色ない寒冷地。  加えて山岳地帯が入り混じる難所だが、ヨルド氷雪帯に突貫するよりは大分安全度が高い。 ●お嬢様  艶の有る白銀の髪に青玉の瞳。白い薔薇の家紋を身に着けたお嬢様ofお嬢様。  正体看破には政治知識が必要ながら、家紋の知名度から難度は低い。大変やんごとなきお家柄の御息女。  前向きで楽観的で積極的で距離感も近いが、ナチュラル我儘で夢見がちな理想主義者。  物理的にも精神的にも割と打たれ弱いが授恵者。キャスターLv1。   ●難所  手記に記されている極北峠までの3大難所。大体片道2日の道程。 1.絶孔氷河  山岳地帯一帯に人が入る大きさの穴が幾つも開いており氷が張っている。  水溜まりに見えるが非常に深く、地下水脈と繋がっているため足を踏み外すと命の危機。  地形効果:バランス判定失敗時に『スリップ【強度:5】』 2.無命断崖  エーテルが非常に乱れている断崖。断崖の上は角雪豹の縄張り。  下から登って角雪豹をどうにかしつつ駆け抜ける必要がある。  地形効果:常時『スキル使用禁止:アクティブ』 3.全冷雪原  障害物の1つも無い広い雪原。身動きに支障を来たすレベルの極寒。  極北熊の縄張りに為、襲われたならば対処が必須となる。  地形効果:寒冷対抗判定失敗時に『束縛【強度:3】』 ●氷雪帯の魔獣 ・角雪豹。全長2m程の二本の角を生やした雪豹。凶暴かつ肉食。  4~5匹程度の小群で行動するが、1群の近くに平均10前後の群が居る。  冒険者ノイマン曰く。彼らはいつでも空腹に喘いでいる。囮も効く。恐れることはない。 ・極北熊。全長4mを超える大型の白い熊。基本温厚、しかし肉食。  視力、聴力は人間と同様だが並外れた嗅覚を持ち、赤色や血の匂いに対し酷く攻撃的になる。  冒険者ノイマン曰く。刺激しないことだ。まともに対していたら命が幾つ有っても足りない。 ●注意事項  ・難所は1→2→3で行く手を阻みますが「→」の部分で休憩出来ます。  ・スキルやアイテムは、装備しないと、使えないよ!  ・各判定には特効スキルが有りますが無くても判定は行われます。

マスターより

11度目まして。シリアス&ダークはともかく横に置いといて、 冬と言えばセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない弓月 蒼です。 お嬢様の子守りをしながら絶景を見に行こうドMツアーです。 何故前半分を切り離せなかったのか。 でも前半分切り離してもドMツアーに変わりはない。と、そんなお話。 難易度相応ですが準備万端整えれば、踏破はそこまで困難じゃない……らしいですよ。

リプレイ

●少女がオーロラになった日

「いざ一路、極北峠へ!」

「待って?」

 リュックサック、登山用ブーツ、ゆったりめのローブ、杖。
 という装いでやって来た"お嬢様"は全体的に白かった。それは良い。願ったり叶ったりだ。

 けれど『かくれんぼイモマスター』エフィルミアがストップを掛けたのには理由がある。
 彼女の背負うリュックサックだ。サイズがおかしい。お嬢様の身長並だ。

 滅茶苦茶重そう。絶対バテる。準備さえ確りってそういう意味じゃないよね。などなど。
 内心を色んなものが過ぎ去って行く物の、笑顔を維持したのは称賛に値する筈だ。

「お嬢様、とりあえず防寒着に着替えましょ? 私が似合うと思って選んだんですよ!」

「え、良いけど……魔法使い(キャスター)って言ったらローブじゃないの?」

 まずい。この子適材適所って言葉の意味が分かってない上に、多分色々拗らせてる。
 準備と装備がちぐはぐだ。そりゃあ家令(エドワーズ)も止めますよ。

「言い値に乗った俺が言えたことじゃないが……一歩間違えたら首が飛ぶな、本格的に」

「まあまあ、レディの準備は時間が掛かるものさ」

 初っ端露呈したお嬢様のアレっぷりに漏れる『巧術の杖』バーネット・フォーサイスの嘆息。
 『守護の翼(-Rosso-)』キオルティスは慣れたもので、少女達がきゃいきゃい騒ぐのを眺めるのみ。

「ちゃんと御自分の体力考えないと、こんなに荷物持っていけませんよ」

「むう、そうかしら。案外行けるかと……あれ、あなたの荷物は?」

 苦言を呈する『千里の眼』トーラに、お嬢様は柳眉を寄せてむうと呻くも。
 彼女の荷物は逆に少なすぎる様に見え。けれど問えば何処からともなく出てくる荷物一纏め。

「"マジカルポケット"です。わたしは体が小さく持てる重さに限りがあるから工夫したんです!」

「なにそれずるい!」

 別にずるくはない。冒険者としての研鑽の差である。

「ところで名前が『お嬢様』じゃ不便なのだけど……」

「そう? 家令(エドワーズ)はずっとそう呼んでるけれど」

 それは家令だからです。と言うツッコミをも頑張って呑み込んで。
 出てきた当たり前の申し出は『蒼き神官戦士』ロゼットのもの。

 不思議そうに瞬くお嬢様に庶民と貴族の乖離を感じつつも、困った笑顔で提案する。
 幾らなんでも、旅の間中お嬢様は、ちょっと。

「正体が秘密なら『オーロラ』とでも呼びましょうか」
 

 間があった。


 それは確かな空白で。けれどロゼットが想像しなかったこと。
 いや――――今さっき、つい数瞬前に感じたことではなかったか。庶民と貴族の、乖離。

 澄みきった蒼玉の瞳が瞬いた。1度。2度。その眼が零れそうなほど大きく見開いて。

「渾名(ニックネーム)? それ、渾名という物ね! 凄い! 素敵!!」

 歓声だった。提案は快く……恐らく。想像を遥かに超えて受け入れられ。
 何処とも知れない貴族の子女は、この時この瞬間から暫く。冒険者のオーロラになった。

 それは、きっと。
 これから見る景色をずっと、ずっと。奇跡のような物にしてくれるに違いない。

●一路、極北峠へ!

「さて。ロマンを求めていざ……という感じでしょうか」

「どれだけ綺麗な景色なのか行くまえからワクワクしちゃうわね!」

 そんな黄色い声が上がる様に『泰然自若の重戦士』ヴィルヘルミナが思わず目元を緩め。
 『空の双舞』エミリア・シバと顔を見合わせて笑ったか。

「へへっ、俺達と一緒なんだ。大船に乗ったつもりで安心してくれよな、お嬢様!」

 『紅吼の威』ハヤト=ガラン=ヴォルファングが自信満々に先陣を切る。
 が、当のお嬢様は至極不満顔。じいぃっと向けられた目線は必要以上に物を良い。

「ああいや。オーロラ、だっけか?」

「あなたはハヤトね? 期待してるんだから、私をちゃんと峠へ連れていってね!」
 
 人懐っこく笑う仕草は、あまりゴブリンが向けられる事がないものだ。
 思わず毒気を抜かれた様に傭兵団の売り込みを忘れると……

「それでは一路、極北峠へ! ロスガリア探検隊しゅっぱーつ!」

「「「「おー!」」」」
 
 トーラの号令に、一致団結して拳を振り上げる女性陣。
 何だか釈然としない感じに主導権を持っていかれながらも、銘々明るく一歩を踏み出した。

 ――――――――――――
 ――――――――
 ――――

「――――寒っっっ!!!」

 お嬢様が我儘を言った。見渡す限り銀世界。それはそれで綺麗だが、兎にも角にも。
 ……寒い。寒いのだ。障害物がない。氷雪帯の中と外で温度が露骨に違う。

 息が白いとかそういうレベルではない。眼の表面が痛い。耳の奥が痛い。鼻の中が痛い。
 歯が勝手にがちがち鳴るし何もしなくとも唇が紫色になる。もう、何もかも痛い。

「よーしロープは巻いたな? 行くぞ!」

「ちょちょちょっとまま待って待ってうそうそうそ」

 嘘ではない。一面の銀世界なのだから進めば現在地も分からなくなる。
 しかし進まなければ絶景に辿り着けない。ハヤトがまごまごしている間先行組は進んでいる。

「ほら、手袋とマスク」

「わぁんバーネットありがとっ! 私ハーフリングって見慣れないから誤解してた!」
 
 ロープ繋いで進もうとするハヤトと、雪中行動への備えを担当して容易ばっちりなバーネット。
 追加の防寒具を差し出すとオーロラが喜んで跳びついた。距離感おかしい。

「ふむ、こっちを通れば大丈夫……こっちは、ああ。穴だね」

「うひゃあ。近づかないと穴と足場の見分けつかないわね」

 先を歩いて目印を付けるキオルティスに、付いていくロゼットが安全地帯を棍で確かめ……

「おねえさん比較的身軽だし、バランスも良いからこんな位らくしょ、おおっとお!」

「あ、すみません。その辺穴だらけなので迂回しましょう」

 一見普段着ながら確り布地を重ねてきたエミリアが、あわや穴に落ちそうになり。
 エフィルミアが空中を蹴ってフォローする一幕を経て……

「ふぁいと! おー! この苦労が感動へのスパイス!」

「お嬢様、体を動かせば暖まりますよ!」

「失敗だけは避けて、自分のペースで行きましょう!」

「大丈夫! 俺を信じて!」

 エフィルミア、トーラ、ヴィルヘルミナ、そしてハヤトの声援を受けて――――

「みんな……ありがとう! 私、私頑張るっ!!」

 物語の主人公感を満喫したオーロラは、無事穴に落下することは無く。
 ――――けれど足先程を極寒の氷河に漬け込みつつ、第一の難関を越えたのだった。
 
●うぅ、紅茶が美味しい……

「待って待って待ってこれ!? これを!? 無理無理無理無理」

 断崖絶壁を前に、そんなことを言っていたのは誰だったか。

「こっちが突起が多くて、足を掛けやすそうですね」

「へえ……色々考えるのね。おねえさん何か普通に登れそうなんだけど」

 ヴィルヘルミナが超視覚を生かして比較的楽に登れるルートを見据えて先行し。
 次いでエミリアが身軽さを生かしてきぱき登っていくと、断崖絶壁恐るるに足らず。

「結び目を作っておいたから。これを使えば少しは登るのも楽、かな?」

「先に上がるぞ。魔獣も警戒しないとだしな」
  
「あ、意外と行けますね。私でも登れそうです」

 キオルティス、バーネット、エフィルミアがさくさくとクリアするのを見ていたからか。
 オーロラも何だか行ける気になって挑戦してみてやっぱり滑り落ちていった。

「しー、オーロラ、静かにいきますよ。静かに!」

「だだだだって! び、びっくりして!」

 吃驚して悲鳴上げていたら命が幾つ有っても足りない……とトーラが思ったかはさておき。
 結局は眉を寄せて絶壁を見上げていたハヤトが先にロープをするする昇っていく。

「どうしよう……」

「いや、握っておけばこっちで引っ張り上げるぜ?」

「でも! 私だって登れるようになりたい!!」

 結局、上から降ったその提案は的を射ていたと言えるだろう。
 その後3回滑り落ちたオーロラは結局ロープと一緒に崖を登った。冒険て甘くない。

 そしてそれだけタイムロスが発生すれば、続く展開は言うにすら及ぶまい。
 
「来た! 来た! にげろ!!」
 
 それこそ悲鳴の様に上がったバーネットの声に冒険者の面々が走り出す。
 侵入者を囲んで餌に変えようとする角雪豹に、方々から放たれる干し肉、干し肉、干し肉!

 しかしそれだけ囮をばらまいても、お嬢様生まれのお嬢様育ちが野生動物から逃げ切れるか。
 ――――否。断じて否である。

「ちょいと失礼しますよ!」 

 のたのた逃げようとするオーロラの移動速度は他の面々の半分以下。
 このままでは確定で血の惨劇だと確信したハヤトがその体躯を抱き上げる。

 抱き上げる?

 ――――尚、王国貴族の標準的倫理観に照らし合わせた場合。
 未婚女性の異性との掌を超える接触は、多くの場合身分が下の人間の法的処分で決着する。

「ひぁああああ、え、や、え、えええ、えええええええ……!?」

 お嬢様を抱き上げた褐色肌のゴブリンは非常に洒落にならないことをしている自覚もなく。
 スキルが使えない雪原を全力疾走するのだった。

 ――――――――――――
 ――――――――
 ――――

「あのねハヤト。……お父様に言ったら、多分打首だから」

「ハイ」

 貴族社会は厳格である。緊急避難だと言って認められるかは1:4位分が悪い。
 冒険者達が協力して作成した野営地では、全員が一丸となって身を寄せ合っていた。

 つまり、そこで一部がギスギスすると物凄く居心地が悪い。
 オーロラにせよハヤトにせよ、あまり溜め込むタイプで無かったのは幸か不幸か。

「治療は行き渡りましたか? バーネットさんなんか特に頑張ってましたけど」

「いや、魔法使えないの忘れてたんだよ……」

 まさか断崖近郊全部使えないとは……と、擦り傷だらけになった腕。
 けれどヴィルヘルミナ、ロゼット含め回復魔法の用意は十分だ。

 既に血は止まり、翌朝に響く様子もない。痛々しげに見つめていたオーロラも息を吐く。
 もし何か有ったら自分の所為。その枷は、お嬢様には重過ぎる。

「どうしました? 紅茶いりますか?」

「私足手まといだなぁ……って。あ、紅茶は頂きます」

 ブランケットを持ち込んで寄り添うエフィルミアに、オーロラが泣きそうな目を向ける。
 夢は夢。憧れは憧れ。現実に打ちのめされるのも、また冒険の一側面で。

「自身の無力さを学ぶのも、旅の醍醐味ですよ」

 そう言って笑った彼女は、一体どれだけ学んできたのだろうと。
 紅茶で唇を湿らせたオーロラは、膝を抱えて少しだけ泣いた。

「うぅ、紅茶が美味しい……」

 敢えて声を掛けること無く、キオルティスの歌声が雪壁のかまくらに静かに響く。
 鼓舞の調べに背を支えられ、少しの成長を積み重ね。極北の夜が更けていく。

●いつかまた

「さ、さすがに寒いですね……!」

「お、おねえさんも、こ、ここの気温はちょっと、色々堪えるわ……!」
 
 第三の難関。その悲鳴は被ったトーラから漏れた。握った護符が震える。
 既に幾つもの冒険を潜り抜けてきた一端の冒険者ですら、これだ。
 
 極北熊を警戒しながら歩くエミリアも耳鳴りがするレベルで寒気の影響を被っている。
 では、護符なんか準備すらしていないオーロラはと言えば。

「えええエフィルミア、ろろろろロゼット、ぜ、ぜ、絶対置いてかないでね……!」

「え、そんなに寒いですか?」「あ、うん。多分寒いんでしょうね」

「何で! 何で!? おかしい! ずるい!!」

 温度耐性を持つ2人には分からない生命の危機に、前夜に育んだ友情が決壊寸前。
 研鑽を積んだ冒険者と、旅は始めての授恵者との間には深くて広い溝がある。

「少し止まって。熊が居る、迂回しよう」

「髪を隠さないといけないのが本当邪魔だな……」

「髪位良いじゃねえか! 俺なんか肌全部だぞ!?」

 聴覚を研ぎ澄まし、エーテルの波を探って敵影を回避するキオルティス。
 後を追うバーネットにハヤト。何の因果か全員赤い。

 しかし、冒険者一行の対策は徹底していた。当人らが自ら隠しているだけではない。
 人垣を使い赤いメンバーを内側に移すのはヴィルヘルミナのアイディアだ。

 二重の隠蔽は功を奏し、ここまで極北熊との遭遇は無く……しかし。

「ちょっと待って。……ああ、やっぱり」

 空を見上げて方角を確認していたロゼットが眉を寄せる。
 あと僅かで極北峠。此処に至って進路上に極北熊が寝そべっている。

 迂回するにも回避出来る保証はない。そして、此処を突破出来たなら――――

「行きます。オーロラはその内に逃げてください!」

 トーラがゴーグルを外し、防寒着に入れた髪を露出する。
 夢現だった極北熊が、その視線をはっきりと向けるのが分かった。

 分かったからこそ、全員が動いた。それぞれの最適解を、それぞれに信じて。

「こっちです、急いで!」「逐一相手してられっかよ!」

 ヴィルヘルミナがオーロラの右手を引き、ハヤトが左手を引いた。

「行かせないん……だから!」「面倒見んのも仕事のうちでね!」
 
 エフィルミアの爆炎が熊の視界と嗅覚を奪い、バーネットの雷撃の壁が足を縫う。

「空! 見て、空! ほら本当に光ってる!!」「あれが、極北峠……!」

 先導するエミリアが声を上げ、キオルティスが展開しつつある光景に瞠目する。

「これ……、は……」

 そうして、一番後方からロゼットとトーラが追いつくと。
 そこが最終目的地。人が踏み入った人類最北の地。ただただ白く、青く、透き通った世界。

 青空に――――雨が降っていた。

 空が降らせる雨ではない。掌に雨滴など一滴も落ちてはこない。
 それは光だ。天上から、天の中へと溢れる光。遠く遥かから流れ落ちる光の涙。

 白い光条が薄青く染まり、緑に、黄に橙に赤に。紫を経由してまた青へ、融けて消える。
 空の合間を絶え間なく。眼前だけではない。峠を囲む全展望をはらはら流れ解れ溶け合って。

 ――――誰からも、声は上がらなかった。

 音の無い静かな峠の先。空が哭く。潸々零れる虹色の涙。
 何がそれほど、哀しくて。何がそれほど――――愛おしいのか。

 嗚呼、こんなものを絵や詩になんて出来る筈もない。
 それは胸を締め付けるような。哀しくて、美しい、神様から世界への一節の恋詩だ。

 気付けば、オーロラと名付けられた少女は泣いていた。
 溢れる涙が止まらなくて、幾度も幾度も目元を擦った。

 擦る先から流れる熱が、冷え切った大気にほつほつと染みを作っていた。
 嗚咽を噛み締めて我慢しているのが、誰から見てもわかるほどに。

「苦労しましたけど、いつかまたここに来てみたいですか」

 トーラの問に、極光の薄紗(オーロラ)がどう応えたか。
 きっと、共に歩んだ冒険者たちには分かりきったことだろう。

 少女は夢を叶えた。けれど、夢を一つしか持ってはいけないなんて決まりはない。
 だって世界は愛されている。知らずに居るなんて勿体ない。

 それは少女が知った世界の真実。
 だからこそ人は冒険を愛し。冒険者はまた、新たな旅に出るのだから。

マスターコメント

皆様お疲れさまでした。弓月 蒼と申します。 この度はご参加ありがとうございました。この様な結末に至りましたが如何でしたでしょうか。 三大難所を無事踏破し、目的地に辿り着きました。 対策の確り取れた良いプレイングでした。これが成功で無くて何と言えましょう。 皆様が”お嬢様”に色々と気を使って下さったお陰で、彼女も良い経験が出来たようです。 心より感謝申し上げます。 MVPは旅の過程に於ける雑務全般を全力で背負い込まれた方と、最後に覚悟を見せた方へ。 ではでは、ご縁がありましたらまた次の機会にお会いしましょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ難しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2020年12月18日 14時56分40秒 公開

成功

相談掲示板

  1. トーラ

    その話わたしも乗せて貰います!(挙手) 護衛とはいえ潸涙紗を見に行けるならぜひ同行させて下さい。 あ、シーフのトーラです。よろしくお願いしますね。 とはいえ険しい所ばかりですね。 寒さに地形に魔獣まで! 特にスキルの使えない断崖は魔獣との戦闘を避けたいところですね。 防寒着や命綱など出来る限りの準備もしないとです。

  2. ヴィルヘルミナ

    ヴィルヘルミナです。今回は宜しくお願いしますね。 世間知らずのお嬢様を極北峠に連れてって……という感じでしょうか。 きちんと準備して臨みたいものですね。私達だけならともかく、お嬢様の面倒も見なければいけませんし。 現地に生息する魔獣もいますが、基本的には戦闘は回避していく方向性でいいでしょう。 無駄に戦闘する意味がそもそも無いですし。 難所は汎用スキルで有効なものもありそうなので、あれば多少は安心でしょうか。 全部をカバーするのは無理ですし、描写的にこういうのが使いたい!…みたいな事もあるかもしれませんのでこの辺りは個々の自由だと思いますけど。

  3. キオルティス

    シーフのキオルティス。ルティスでもキオでもお好きなように。 今回はレディのたっての頼みだ、頑張るしかないね。宜しく。 >魔獣 回避を基本とする形で良いと俺も思ってるよ。 巧く躱す方法は餌を使っての誘き寄せ…辺りになるかな? >準備 トーラさんが言ってくれてるモノに加えて、バランス感覚が無い場合や 件のお嬢様には足元の装備を固めておきたいトコロ、かな。

  4. エフィルミア

    シーフのエフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 憧れの景色を見に行く冒険!ロマンです!とっても素敵っ。 潸涙紗を身に行けるなんて、私もわくわくしちゃいますっ。 >魔獣 私も回避する形に賛成です! 血の匂いに敏感みたいですし、怪我しないように注意していきましょう! 餌は干し肉でもばら撒いておけばいいでしょうかっ。 >役割分担 ・お嬢様が穴に落ちたりはぐれたりしないように命綱を繋ぐ人 ・お嬢様&命綱繋いでる人の護衛 ・先行して魔獣の囮と索敵 がいると安心かなーっと思うのですがどうでしょう?

  5. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ! みんなよろしくな!! 潸涙紗ってなぁすげぇ珍しいモンなんだろ? 何だかワクワクすんな♪ >魔獣対策 俺も基本は戦闘回避できんなら避けるって方針に異論はねーぜ! 思いつくのも干し肉とかを囮にってとこだな。 >役割分担 お嬢様の命綱つけとく役目は他にやりたいって面子がいなきゃ俺がやるぜ。 バランス感覚も持ってけるしか弱い女子1人くれーなら難なく支えれるだろーしな!

  6. ロゼット

    ロゼット、ヒーラーよ。受かると思わなかったわ。 私個人としても見に行きたいし、喜んで。 >魔獣 戦いを回避で異存ないわ。狼と熊とで対応が変わりそうね。 狼は向こうから積極的に襲ってきそうだから、 ある程度の自衛と、囮(肉餌など)を使う。 熊はまず刺激しないことだから、やり過ごすか迂回するか、 早めに見つけて、近づかない方が良さそう。 >難所 エフィルミアの分担は私は構わないわ。私は命綱か護衛の方かな。 断崖は、身軽な人が何人か登攀してから後続をロープで補助? >道具 防寒用のマント、命綱のロープ、囮に使う干し肉、と。 あと日をまたぐなら、夜間用にランタンがあっても良いかな? ロープ、ランタンは持ってるわ。買うぐらいのゴールドはあるけど、 持てるのは3つまでだし、皆で調整できたら。

  7. ヴィルヘルミナ

    極北熊は赤色と血の匂いに敏感との事なので、赤色は血以外にも服飾や髪色で赤が含まれるなら隠した方が安全かもしれません。 血は私達だけならヒールで傷を塞いだり適切な処置をすればいいとは思うのですが、もし角雪豹と交戦したりしてその返り血でもとなったら怖いですね。 絶孔氷河はバランス感覚、全冷雪原は温度耐性があれば多少は判定が有利になると思います。 スキル枠は2枠しかありませんし環境以外にも魔獣への警戒など留意すべき事柄はありますので、どこを重視するかは大事ですけど。 超視覚とか聴覚とか警戒に便利そうなものもありますしね。 便利なものは習得にスキルポイントを使用するので、習得は慎重にという感じですが。 干し肉とロープは私も持っていますので持って行きましょう。 ……というか、今回の冒険は片道どれくらいの時間が掛かるのでしょうね?

  8. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >魔獣 基本的には避けて通る方針で良いと思う。 なるべく身を潜めつつ、見つかりそうなら肉とかを囮にしてやり過ごすのが良いな。 >お嬢様 とりあえず、勝手なことをしない様に絶えず面倒を見ないといけなさそうだな。 命綱も誰かが持っていてくれるなら助かる。 あと、お嬢様の装備とかも一応確認しておいた方がいいな。 あれだけやる気だから、それなりに準備をしているとは思うが、 足りないものがあったら困るしな。 後はまぁ、その場その場が得意なメンツで、他の面子を補助していく形になるか?

  9. エミリア・シバ

    聞いてる情報だけでも、どれだけ綺麗な景色なのか行くまえからワクワクしちゃうわね っと、おねえさんはシーフのエミリアって言うわよろしくね。 >魔獣 出来るだけ回避したいわね。 お姉さんは超聴覚を持っているから警戒してみようと思うわー あとは角雪豹の囮用に干し肉とかはお姉さんも持ってるから、防寒系アイテムを持った後に余裕があれば一応持っていこうかしらね?遭遇タイミングが一度だけとは限らないし。 極北熊は嗅覚がすごいってことだし、風向きに気を付けたりはしたいわね。 >役割分担 分担は賛成よ。現状持ってるスキルからすると・先行して魔獣の囮と索敵 に立候補した行けれど、一応SPいくらか余らせているから、ほかでも大丈夫よ

  10. トーラ

    魔獣は避ける方針でいいみたいですね。 枠が厳しいので干し肉は持っていけそうにないんですけど、集落で肉を譲って貰って囮の餌にしてみようと思います。 あとはわたしも髪や瞳の色を極北熊に見られないようにしないとですね。防寒着とゴーグルで隠せば大丈夫かな。

  11. キオルティス

    髪色は盲点だったよ…!俺もマントを目深に被るとかして対処するね。 スキルについてはバランス感覚、超聴覚、捜波は確定のつもりだよ。 あとは全体の方針に応じて…かな。 >魔獣 角雪豹については釣り餌で大丈夫そうだね。 あとは極北熊…確かにエミリアさんの言う通り、風向きには注意かも。 基本的には索敵しつつ、それを回避していくのがメインだけれど 風向きの件についても注意するに越したことはないね。 >役割分担 そうだね…俺は先行しての索敵、が適してるかな。 勿論、これに限ったことではないので、変更も可能だよ。 SPやなんかも現状かなり残しているので、必要なモノが有れば 言ってくれれば幸い、かな。

  12. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    >血の色 …これって俺の場合どうあっても熊さん大興奮の予感しかしねーな…(汗)←赤い肌 嗅覚が鋭いってのを逆手にとって唐辛子とかスパイシーな刺激臭を振りまいといて近寄らせねぇようにすんのは無理そーかね? 基本的に温厚なら臭いで追っ払うことも出来そうかと思ったけどよ。

  13. ヴィルヘルミナ

    香辛料はやってみないと分かりませんね。嫌がるのか余計に刺激するのか。 血の匂いを誤魔化す事が出来るならそれはそれで便利なのですけどね。 肌の色だとマントなどの外套で隠すか、熊の視力は人と同程度との事ですのでそもそも近くに寄らないようにするとか。 他の人に間に立つとかして隠してもらって熊の視界に入らないようにするとか、色々と手段はあるとは思います。 超聴覚は持っている方がいるようですし、私は視覚でも持って行きましょうか。 吹雪があるような事は書いてありませんでしたので、見晴らしが良いといいのですけど。 どれくらい掛かるのでしょうと言いましたが、よく見たら書いてありましたね(ばつが悪そうに)

  14. ロゼット

    >役割分担 お嬢様との命綱は、ハヤトが挙手してるなら任せて大丈夫かな? 命綱役がハヤトで決まるなら、私は護衛にまわるわね。 汎用スキルは温度耐性と、位置間隔で位置と方角を読むわ。 道具はマント、ロープ、ランタンが今の予定よ。 もしロープが何本もあるなら、外して干し肉を買ってくるわ。 今のところ、他のロープ持ちはヴィルヘルミナだけ? 2,3本は欲しいかな、と思うんだけど。 あとスキルで。 物理無効の壁で囲む「光縛封」を、いざという時に持っていくわ。 狼からの壁、もしくは熊と鉢合わせてしまった場合の檻として。 使わないで済む方が良いから、あくまで保険ね。 >香辛料 「刺激しないこと」と勧められている以上、熊避けには逆効果かな。 使うなら「襲われてしまった場合に」鼻に投げつけて驚かせるとか。 保険としての用意かな。 >道のり 「大体片道2日の道程」、帰りは迎えがくるから行きだけね。

  15. バーネット・フォーサイス

    >分担 索敵とかは足りてるだろうし、俺の方は長丁場用の備えをした方がいいか? サバイバル知識で寒冷地での活動の補助をしたり、建築・土木で野営用のシェルターを作るとか。

  16. キオルティス

    現状、役割分担で手が挙がってる人と分担先を纏めてみたよ。 >分担(敬称略 お嬢様との命綱:ハヤト、(ロゼット) 命綱持ちの護衛:(ロゼット) 先行しての索敵など:エミリア、キオルティス 長丁場の為の備えなど:バーネット 大体のお嬢様周りの役割はこれを基準に他面子にも手を挙げて貰うとして。 道程中の…主に断崖の先行は早めに決めておいた方が良いかもね。 基本的には先行の役割になるかな…とは思ってるけど、もし我こそは…って 人が居るのなら、その方が良いだろうし。 断崖の先行を行う人は餌やロープなんかの準備も必須だろうしね。 誰も居なければ俺が行くけれど…

  17. エフィルミア

    間が開いちゃってすいません! 役割分担ありがとうございますっ。 キオルティスさんはまとめもありがとうございます!分かりやすくて助かりますっ。 それでは私は人が足りなそうな護衛に回りましょう! バランス感覚と温度耐性を覚えてきたので、安定して戦えると思います! >道具 私もロープ持ちました! 他には休憩中にちゃんと休めるように、ブランケットと紅茶も持ってみましたよー!

  18. トーラ

    わたしも間があいてすみません。 先行も護衛も十分なようなので、お嬢様挫けないよう応援や激励をしようと思います。

  19. ロゼット

    >断崖 先行は身軽な人の方が向いてはいるでしょうね。 私は後続で、先に登る人を参考にさせてもらうわ。 あと一応、転落の用心で怪我への備えとかしとくわ。

  20. ヴィルヘルミナ

    断崖の先行は誰も立候補がいなければ私が行きましょう。 あとは超視覚による周囲の警戒をしておきます。無闇に近づかなければ魔獣との遭遇率も上げずに済みますし。 持ち物はロープと防寒具のマント。角雪豹の注意を逸らす為に干し肉あたりを考えています。 休憩ポイントで体温をなるべく下げないためにブランケットも考えましたが、持てるのは3つまでですしね。

  21. バーネット・フォーサイス

    >方針 今のところ全体的な方針はこんなところで合ってるか? ・白系統の防寒具で周囲の風景に紛れ、魔獣に見つかりにくくする ・魔獣との交戦は可能な限り避け、見つかった場合は肉等を囮にして逃げる ・道中の難所はそれぞれ得意な面子が先行し、後続が突破するのを補助 ・お嬢様の傍には誰かが付き、護衛しつつ勝手な事をしない様に面倒を見る

  22. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    色々と纏めサンキューな! 方針とかは了解したぜ!!

  23. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    ちなみに持ってくアイテムはマント、ロープ、干し肉だな。 スキルはバランス感覚とサバイバル知識にするぜ!!

  24. バーネット・フォーサイス

    >個人行動 ひとまずサバイバル知識は積むとして、もう一つはマジカルポケットにしておく。 これなら、野営資機材を一纏めにして持ち込めると思う。 所持品は火打ち石と鍋とマントだな。 水とかは鍋で雪を溶かせば、充分補充できるだろう。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0