【聖祭】愛に時間を(説得)

DoLLer

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シナリオID:313

オープニング

「砂漠に水をあげているようなものだ!」
 商人はそうクダを巻いた。
「食べ物をあげれば一人で全部食べる。分け合おうという気がない。物を売る手伝いをさせれば自分のものにしようとするし、そのウワマエをはねようとする暴力者に脅されて横流しまでされそうになったよ。あの子達は何も変わろうとしないし変われないんだ」
 数か月前にスラムにいた子供たちと交流を結んだ商人だが、ほとほと彼らの意地汚さに最初の決意はすっかり打ちひしがれていた。
「そりゃ言って聞かさないと。利を説いて、情で寄り添ってさ、ときには強い態度で……」
「何度も言ってますよ。口酸っぱく。相手が嫌な顔してその辺のバケツを蹴り倒すほどにね。それでも自分達が悪いと思っていないんだよ」
 同僚の言葉に商人はまた突っ伏した。
「もうすぐジド・ルウの慰霊祭だからさ、ちょっとくらい喜んでもらおうとおもってケーキ買おうと思いましたけど、あれじゃあダメだ。取り合いで流血騒ぎになりますよ」
 スラムの子供たちだ。分け合う意味がわからないのかもしれない。
 それでも何度も無私の優しさを注ぎ込んでいたら、きっと目覚めてくれて、子供らしいキラキラした目を取り戻して……それから、それから。
 だが、それは全部夢物語だった。
 彼らは捨てられた人間なのだ。何かが足りなくて。そして代わりに邪なものを刷り込まれた存在なのだ。
 貴族たちは平民を別種の生き物のように扱うなんて言説があるが、今となればなんとなく理解ができた。話がまったく通じないのだ。
「とにかく今が大切。目の前の『ご褒美』があれば仲間の命だって天秤にかけるようなんて……信じられませんよ」
「じゃあさっさと諦めたら?」
 同僚が突き放したように言うと、商人は黙りこくった。
 商人には子供がいない。世の中子宝に恵まれない人は割合といるものだが、彼もまさしくその一人だった。だからだろうか、菓子を商売にしているのも。スラムの子供を何とかしてあげたいと願うようになったのも。
「町が悪いのかなぁ」
 そのボヤキは、とどのつまり、諦めるには情けをかけすぎ、諦めるに諦めきれないという意思表示でもあった。
「でも引っ越しなんかできないだろ。スラムの子供連れて行ったなんて知れたら、それこそ大騒ぎだよ」
「知ってますよ。そもそもそんな財力も生活能力もない。この町でどうにかするしかないんだ……ああ、メリーユールフェス」
 商人は机で突っ伏しながら祝いの言葉を呟いた。
 ジド・ルウの慰霊祭。
 英雄ジド・ルウが身を挺して世界を救った日。その献身に感謝をささげる日。
 きっと誰もがそんな誰かに尽くす心を持っていると商人は疑ってこなかった。もちろん盗人をはじめとした罪はなくならない。それも止む無い理由があると信じて疑わない、ごく普通の人。
「馬鹿だねぇ」
 同僚は嗤った。
 彼から見れば商人は本当にお人よしの、その優しい人柄がにじみ出て仕事できていたか、あるいは真の悪人に出会ったことのない、よほどの幸運の持ち主だと思っているだろう。
「ジド・ルウに奇跡に祈ってみたら、もしかしたら助けがあるかもよ」
 同僚はそのまま席を立った。

「ご馳走様。代金はあそこで酔いつぶれている彼の分も払うよ。それからええと、冒険者ギルドに連絡してくれないかな。彼の悩みを聞いてあげてほしいんだ」
 同僚は気前よく支払いをし、予定外の仕事に目を丸くするウェイターに対してひらひらと手を振って寒空に続く扉を開けた。
「メリーユールフェス(愛に時間を)」

解説

スラムの子供たちの面倒を見る商人がいます。 面倒を見ているスラムの子供たちは簡単に言うと礼儀や優しさが理解できていません。 そんな彼らにその意味を教えるのが今回の目的です。 商人は彼らに対してケーキを振る舞う予定でいます。 何も教えない場合は、子供たちが棚から牡丹餅と争って食べて、感謝も感動もありません。 もし良い感情を想起させることができれば、それは成功です。 ●子供の数 約30名 スラムで生活しています。 年齢は5歳~15歳までいます。普段は物乞いや、商人の手伝いなど、様々ですが、商人が声をかければ一応全員勢ぞろいし、話は聞いてくれます。 捨てられたり、ひどい暴力を受けて逃げてきたりと様々で、基本的に人を信用していませんが、商人にだけはある程度従うようです。深い事情など探れば山ほど出てきてそれが真実かどうか判別するのは非常に難しい場所です。

マスターより

クリスマスプレゼントを喜んでくれない親の悲しみ。 なんでパーティーしたり、プレゼントくれるのか全く理解できない子供たち。 きっと現代でも、ふと感じることかもしれません。 ちなみに拙作「【秋祭】トリックオアトリート(護衛)」のシナリオ結果が下敷きとしてありますが、あえて読む必要はありませんし、前回の参加者を優遇するわけでもありませんので悪しからずご了承ください。

リプレイ

●劇前
「はぁ? なんでそんなこと」
 ミルル・マルル・ピスタチオの言葉に大半の子供の反応はそのようなものであった。
「働かざる者食うべからずですっ」
 ずびしっと鋭く指さすのと同様にミルルの言葉は子供たちの胸に突き刺さった。劇とケーキ作りの『お手伝い』なんて子供向けの言葉を軽んじていた子供もそう言われると、邪険な顔をしながらも話を聞かないわけにはいかない。
「でもその劇ってさ、ここで開くんだろ。別に俺たちそういうの興味ないし。意味ないじゃん。金なんて払うわけでもないし」
「手を差し伸べてくれている人がいる。それはラッキーなことなんですよ? だからしっかりそのチャンスを自分で掴まなくてはなりません」
 ミルルも似たような境遇は経験している。そして自分が泥の中で死なず、こうして冒険者となった分岐点があったとするならば、孤児院の院長がそうしたことを教えてくれたからだ。
「ケーキは仕事した人だけ。はい、やる人は?」
 ミルルの言葉に子供たちは全員手を挙げた。

 早速始めたケーキ作り。子供たちにとっては喉から手が出るほど欲しかったものが目の前にある。それを見る子供たちの目は不審な動きをしていた。
 ちょっとぐらい口の中に隠したってバレや……。
「はーーーーー美味そうじゃのぉ!!?」
 体格に見合った大声のジョン・ベアーの一言に大勢の子供たちがすくみあがった。
「おっさんが食ってんじゃないよ」
 げし。と、すかさず尻に蹴りを入れたのはマリア・C・クロードだった。いつもの服装ではなく、ボロボロの布をまとっており、周囲の子供たちと似たような雰囲気を持っていた。
「守る方に回りゃあ、大事にするもんじゃ」
「隙があれば食べるおつもりですよね?」
 スラムに連れられてきた子供、という仮面を一瞬だけ外したマリアのジト目にジョンはかははと笑った。そしてジョンの言う通り、ジョンにケーキを狙われていると思った子供たちは結託して防御に回っている。そのあからさまな様子にジョンは笑いながらマリアの頭をぽふぽふと叩いた。
「お前は初顔じゃのう。なんじゃ、ケーキにつられて来たんか」
「決まってんじゃない。こっちは3日飲まず食わずで死にそうだったところを連れてこられたのよ。飯があるってね!」
 マリアは忌々し気に、内心、このやりとりで子供たちの輪の中に入るきっかけを持てたことに感謝をしながら、ジョンを控えめに蹴りを入れて、子供たちの方に走っていった。
「ここなんなの。私達をどうしようっていうのかしら」
「手駒にしたいんじゃない? 自己満足とかさ。まあ食えたらなんでもいいよ」
 マリアの話に答えた少年はそっけなくそう言うと舞台づくりの資材を運んで行った。その後ろをついて回るもっと小さな子はマリアと少年と大人たちをぐるぐる見回して困惑しているようだった。
 信用はまだ得難い。だけれども変化の兆候はあるのかな。マリアは困惑する子供を撫でながら、子供たちの空気を見つめていた。

「彼らの生きる世界で、価値あるものは直ぐに使わねば奪われかねない。強迫観念故の独占と消費……それが根強くあるようですね。ですが、取りつくしまもない、と評するほどでもないと感じます」
 そんな様子を遠くで見守っていたAlexandra・Hexe・Claudiaは商人にそう言葉をかけた。
「そうですかね……」
 商人はすっかり気落ちしていた。百人の悪い大人に囲まれれば自分も同じように見られてしまう。自分にそんな暗部があることを突き付けられているような気がして。
「ずっと一人でこの件を引き受けてくれた。疲弊するのは当然です」
 痛みを一人で抱えるのは苦しい。Alexandraはよく知っている。今ですら過去の傷の痛みは疼き続けるのだから。それでも。それでもAlexandraは冷たい唇を少しだけ釣り上げた。
「その節では大変お世話になっております」
 それが彼の苦労に報えるのなら。
 Alexandraの一言に商人は自分の顔を覆って震えた。
「気にしなさんな」
 舞台の準備を整えていたルチル・プルメリア・グレイハーツはその様子をみて、頭蓋の下からからっからと笑い声をあげた。
「アタイは本来は情報屋だけどね。情報が実になる瞬間ってのは一瞬のことさ。動植物みたいに順当に育つもんじゃないよ。だから芽が出ないって嘆くことなんかないさ」
 代わりにやれることをするんだよ。とルチルは赤と白で構成された服を商人に押し付けた。

「さあさ、劇の準備はいいかい。はじまるよ、はじまるよー!!」

●
 商人の倉庫。窓には星空を描いた布が張られて薄暗くなっている。冒険者とスラムの子供たちがざっくばらんに混じりながら座り、舞台に立つアルフレッド・ラ・ギに拍手を送った。
「昔々、あるところにハーフリングの少年がおりました――」
 聖祭のプレゼントを重ねたテーブルにもたれかかりながら、アルフレッドはそう言いながら、ちらりと観客を見ていた。ジョンの膝に座る小さな子供などはアルフレッドのその一言で世界に飲まれ目を輝かせているが、欠伸をするもの、後ろのケーキの材料が気になるものも数多い。
 おや、退屈だと思われるのは残念だな。おしゃべりにはそれなりに研鑽を積んできたものさ。
 アルフレッドは対抗心という名前のやる気をみせると、こっそりとエーテルを練り上げると、エンライトを使ってスポットライト代わりの光を生み出すと、子供たちからおおっとどよめきが漏れた。周りがどよめけば、よそ見をしていた少年たちも目をよそにやるわけにはいかなくなる。
「彼は友達と共に数多のクリーパーをなぎ倒したんだ。このクリーパーというものは、見たことがあるかい? 大人でも倒すのが大変で意思の疎通もできない化け物なんだ。気持ちの悪い生き物で、仲間を食らっていったんだ。昨日笑っていた友達が死んだ。対抗しても数も力もあちらが上」
 巧みな言葉は、ちらちらと自分達と歴史上の出来事を重ねていく。すると、知恵がよく発達した少年たちも自分の傷を優しく撫でられているような気分になり、目線がアルフレッドに固定されていく。
「それをジド・ルウは友達や仲間と打ち払ったんだ。でも世界の裂け目から現れるクリーパーは止まらない。だからジド・ルウはその身体を世界の一部としたんだ。誰かの為に命を投げ出せるって、できるかい?」
 十分に目線を引き付けたところでアルフレッドは会場の子供たちに声をかけた。その時、キルシッカ・ニクライネンは闇から一瞬で、子供たちの座る場所に降り立った。
「!!?」
 突然現れたその姿。漆黒に身を包んだ邪悪な顔。本能的に子供たちは恐怖する。
「ジド・ルウの献身に反し、他を陥れる者がここにいる。ああジド・ルウとしては許せないな」
 キルシッカがつかんだのはアルフレッドの語りに視線が奪われる中、こっそり食べ物や宝石類をあさっていたマリアの襟首だった。
「こっちは他人がどうとか言ってられないし。こっちは3日も水だけの生活なの」
「人の幸せを奪うヤツぁ、何されても文句言えねぇのも知ってるよな。盗むやつ、嘘つくやつ、仲間を売るヤツ、騙すやつ、ここにいる人間全員からリンチがお望みか? ん? 俺が守った世界壊すようなやつぁ、この世界にいらねぇんだ。アストラル界(生き地獄)なんてそんな遠い場所じゃねぇぞ」
 見つかったことに戦慄して動けないマリアに対して、馴れ馴れしく肩を抱くキルシッカは最高の笑みを浮かべていた。
「お前みたいなの山ほどいる場所で働こうぜ? それが世の中のためってもんだ」
「いや、やめて、やめて。嘘でしょ。ごめん、ごめんなさいっ。ごめんなさいってばぁ」
 悲鳴にもにたマリアの声に何人かの小さな子供たちは震え上がりフィリスティア・リュナ・ブルーメルティスに抱き着いた。
「大丈夫。悪さをしても、立ち直る機会は絶対にあります。あの子に、マリアさんの無事を祈ってあげましょう。連れていかれないように声にしてあげましょう。気持ちはきっと伝わりますから」
 怖いのは分かってる。これは半分劇で、半分は現実の模倣だ。そうなった家族がどれだけいるか、フィリスティアは知っている。だけど、それを止めなくてはならない。
 だから、子供たちがもつ恐怖を受け止めながら、勇気を奮いだたせる必要があった。
「やめて、やめてあげて……」
「お姉ちゃんも我慢してきたの……3日食べてないって言ってた。死んじゃうよ」
 涙をぼろぼろ流しながら、自分も巻き添えになる恐怖と戦いながら、子供たちの言葉に、キルシッカよりマリアが変わった。
「ごめん……ごめん、なさい」
「はぁ、知るかよ。ごめんで済ませられるモンあるのかよ。金か、頭か、力か? そんなもんも伴ってねぇゴメンなんて、豚の鳴き声とかわんねぇよ」
 キルシッカが髪をつかみ上げた瞬間、
「そんなことはない。その子の言葉には深い反省があった!!」
 赤と白の衣装に身を包んだ商人が立っていた。服装の形はキルシッカと同じなだけにその対比はよく目立っていた。
「何してんだ、おっさん」
 少年の一人が呟く中、商人は興奮と緊張でがちがちになりながら、マリアの元に走り、キルシッカの手を跳ねのけた。
「この子だけじゃない。ここにいるみんな私の子供だ! 私が力だ。この子達の愛が私に力をくれるんだ!!」
 その言葉を支えるようにフィリスティアは子供たちにもう一度呼びかけた。
「頑張れ」
「頑張れ」
 言葉が力になる。
 溢れる言葉を絞り出すのも勇気がいる。大切な時ほど、それは大きく、自分の身体がバラバラになりそうなくらいの勇気がいる。
 私が支えます。フィリスティアはしっかりと抱きしめ、それを支柱にした子供たちは必死に頑張れの言葉を商人に送ったのだった。

 商人は荒い息をしていた。
 黒いジド・ルウから子供たちを助けてくれ。
 そう聞かされていたが、実際のキルシッカ演じる黒いジド・ルウはこの町の暗部そのものだった。それに歯向かう自分が、泣きそうになる子供が。勇気出して声をかける子供の心に商人は無我夢中だった。演技のことなどほとんど忘れていた。
「……黒いジド・ルウなんて意外とすぐそばにいるって知ってたよね。白いジド・ルウも意外に近くにいるんだよね」
 ルチルの独り言ちめいた言葉は、もちろん子供たちへの示唆を含んでいた。それが心の変容への呼び水であることを知っていたから。
「ありがとう、ありがとう」
 それがミルルによる指導の賜物であったとしても。
「……!!」
 言葉にならないことだってある。

●
「手伝うだけじゃなくてね、人が喜ぶお手伝いするのも『働く』なんですよ。よーし、ご褒美です!」
 ミルルがそう言うとみんな一斉にケーキにかぶりついた。
「いい事した後の飯っちゅうもんはうめぇもんじゃな!」
「全部食べないで。このお皿の分だけ」
 めっ。と叱るように子供の一人が「じょん」と書かれたお皿を渡した。ほかの子供たちもそれぞれ名前が書かれた皿を持っている。
「そのお皿にあるものはあなただけのもの。誰にもとられることはありませんよ。ステラ。これはあなたの分」
 名前のない子には名前を。そして全員に名前付きの皿を。フィリスティアの案により、大きなケーキも取り合いが発生するでもなくなっていた。

「よう、つまみ食いか?」
 そんな中で少年が一人外でゴミを漁っているのを見てキルシッカが声をかけた。先ほどまではあれほど陰惨なるジド・ルウとして振る舞い、そのまま姿を消した彼をみて、少年は少しだけ口をつぐんだが、逃げることはしなかった。
「つまんねぇ顔してんな。ジド・ルウに助けてもらえるから怖くねぇってか」
「そんな都合のいいもんいるかよ。悪いことしたら黒いジド・ルウにさらわれる? スラムじゃ日常茶飯事だよ。黒いジド・ルウなんてその辺うようよしてる」
 唾を吐き捨てて少年はそう言うと、キルシッカを強く睨み付けた。
「結局、『まとも』な世界の話だ」
 小さな子は生きる為に精いっぱいだが、少年ほどに成長すれば知恵と共に世の中の理不尽さに気づいてしまう。
 そうして走り去ろうとした少年は目の前にある大きな壁にぶつかった。
「確かに商人のお人よし振りにゃあ笑うてしまうがな」
 ジョンの胸板だった。それはふわふわもこもこで温かい。そして後ろにはルチル、Alexandraも控えていた。
「じゃがのう。愛や善心言うなぁな、無限で底が無い様で、実のところそうじゃない。返されにゃあ、いずれ枯れるものなんじゃ」
 この身体も食べんかったらすぐ使いもんにならんけぇ。と笑った後、少年の目を見た。それはどことなく豪放磊落な彼とは違った目の光があった。
「1Gの得にもならんのに手ぇ差し出してくれとるうちに掴んで、返して、繋がんとな」
「タダより高いものはない。結局愛だの、なんだの、自分が楽しいからやってんだろ。飽きたら捨てられるんだよ」
 少年は部屋の中で無邪気に笑う子供の声に肩を震わせた。
「最初はみんな都合のいいこと言うんだよ」
「そうさね。都合がいい。だが他人を省みず親切を受け取らないと味方はいなくなる。そして本当に困った時に誰も助けに来なくなるのさ」
 頭蓋骨を少し押し下げて目を隠してルチルは行った。
「あの子達全員を幸せにはできないだろう」
 少年は優しいのは知っている。Alexandraから彼が子供たちの為にまとめあげ、戦い、そして頭を下げたことも聞いている。だから冷静に。ルチルは伝えなければいけなかった。そしてAlexandraも同様に。物静かに、考えが形にならぬことに申し訳なさを覚えながら小さく声をかけた。かけねばならぬと思った。
「貴方が子供たちにそうしたように、商人さんも貴方達にそうしたいのです」
 それが優しさ。
 誰かに『こうして欲しい』を分け与えること。
 そうすることで心が落ち着くことを。伝えたかった。
「商人さんに渡すケーキ、渡してくれないかい。多分、一番喜ぶと思うさね」
 ここにいるのも箱を探していたからだろう。そう指摘されて少年は押し黙った。

●
「はあ、皆さんのおかげですごく嬉しかったですよ。たくさんのプレゼントをもらった気分です」
 劇のこと、冒険者からの言葉、それから小さな子供たちが笑顔を見せてくれたことだけでも商人は満足の様子で、何度も頭を下げて帰ろうとしていた。
「いやいや、一番いいものは最後にあるって、知らないかい?」
 アルフレッドがにこりと笑ってもう一度エンライトを使って商人の視界を真っ白にさせた直後。
 少年が笑顔で立っていた。きっと心の整理はまだついていない。けれども彼はめいっぱいの笑顔を作っていた。
「あんたの気持ち、嬉しかった。メリーユールフェス」
 まだ互いの距離は大きい。それでも愛は、少しずつ少しずつ。きっと伝わっていく。

マスターコメント

たくさんの温かい想いをありがとうございました。 劇を見る人に「自分にも思い当たるところがある」と考えさせながらのプレイングはとても素敵でした。 それが伝わらなかった少年のような人もいるのですが、幅広い年代の胸を刺激するというのは難しい部分でもあります。 みんなええ人や……と胸いっぱいになって書かせていただきました。 担当はDoLLerでした
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2020年12月28日 10時56分09秒 公開

普通

相談掲示板

  1. ミルル・マルル・ピスタチオ

    働かざる者食うべからずです!!!!(どーんっ …っと、失礼いたしました(こほん ミルルと申します。どうぞよろしくお願いいたしますね♪ えっと、お話を伺った限りですと、私、この子達は「働く」ということを 学ぶ、体感する機会をさしあげたい、と感じました。 人の為になにかを成し、その報酬として対価……今回はケーキですね!を堂々と得る。 そんな当たり前の事が、スラムでは得難い経験であるように思ったのです。 なので、ケーキを餌…(こほん)ご褒美に、ちょっとしたお手伝いを お願いしてみるのは、どうでしょう?

  2. キルシッカ・ニクライネン

    キルシッカだ。よろしくな。 分別のつかない子供ってのは大嫌いでね。文字通り叩き直すために参加したよ。 ってのは冗談だ。半分はな。 労働に対する対価の価値を教える、か。悪くないだろうな。 例えば何かを作ったとして、それを受け取る人間の感情に触れさせることも、 感謝の気もちにつながるかもしれないな。 俺は「物」に対する思いより、「人」に対する思いを植え付けてやりてえと考えたよ。 例えば、子どもたちに害を成そうとする悪い奴から、命がけで守ってくれるいい奴の存在とかな。 つまりは、俺は悪い奴になりてえってことだ。

  3. Alexandra・Hexe・Claudia

    キャスター、クラウディアです。よしなに。 労働に対する対価の教育…ですか。 ー…。 主観ですが、この観点にはもっと多様な手入れが必要であるように感じます。 主観から、要素が二つ。 先ず件の子供達は商人さんが後見人であり、また彼は子供達に教育を重ねている点。 商売勘定に関しては彼が説いており、子供達は飽きるほど聞いていることでしょう。 これに関しては重ねて私達が梃子を入れる要素かと考えると、不肖ながら私は否と結論付けます。 ただ、です。 先にキルシッカさんが述べた「人に対する思い」を学ぶ。 これは有効であると考えております。 特に自らの一挙一投足で以て相手がどのようなものを返すのか。またその逆は。 これらを注意深く観察し吸収出来れば、子供達の今後に良い糧となるのではないかと。 もう一つ…子供達は元々スラム出身でした。 彼らから見る世界は、簡潔に言えばこのように。 『他者は自らを虐げる敵』 『奪わねば生きられず、幸福も得られない』 『奪われれば死ぬ』 …これは私たちの意識する世界とは、理を異としています。 故に、子供達は異なる世界で自らの処世術に励み…結果として浮いているのではないかと。 これが私個人の所見です。 現状に対するには…思うに、子供達にとっての世界を変えるところからではないかと。 彼らの味方として立ち、奪い奪われを憂う必要は無いと理解するところからーと。 …尤も、具体的に何をと問われると答えに悩む体たらくです。申し訳ありません。 現状では、よく出来たことを褒め、暴力に依らずとも生を繋げること、自らの行いは己に還ることを説くくらい…でしょうか。

  4. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    フィリスティアと申します。 よろしくお願い致しますわ。 アレクサンドラさんの仰るように、彼等は大人に虐げられ生きてきました。 ハロウィンで街の子供が変装しお菓子をねだっているのを真似してみれば暴力と罵倒と共に追い払われ、自分達は「まともな子供」ではないと思っています。 痩せ細った痣だらけの手と掠れた声でお菓しを求める子がいました。 大人に虐待されて痣ができ、喉が潰れてしまったのでしょう。 庇われたら「おかぁさん?」と尋ねてきた子もいました。 母親でない大人に守られた事に動揺してしまったのでしょう。 温かな涙を流す商人さんを見て、どこか痛いから泣いているのかと尋ねる子がいました。 優しさに触れると嬉しくて泣いてしまう事を知らないのでしょう。 商人さんは彼等に愛を与え愛とは何かを伝えようとして下さってますわ。 ですが大人から愛ではなく暴力や蔑みを与えられ続けてきた彼等は、愛とは何かを理解出来ずにいるのでしょうね……。 それはとても悲しい事ですし、私も商人さんのように彼等に愛を伝えられるように力を尽くしたいと思っておりますわ。 キルシッカさんが挙げて下さっている「人に対する想い」を学ぶのに賛成ですわ。 すぐには難しくても、いつか商人さんへの感謝の気持ちや仲間達への優しさが芽生えてくれたらと思います。 それには子供達の味方でいると示すのはとても大事な事ですわよね。

  5. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    キルシッカさんは「悪者」になるおつもりなのですか? 子供達の事を考えて下さっているのに、憎まれてしまうのは悲しく感じますわ。 それに……もしも「嘘をついた」と子供達が感じてしまったら、大人への信頼を更に失ってしまいそうで怖くもあります。 ミルルさんが挙げて下さってる働く体験ですが、まずは初めの一歩として私達と一緒にケーキを作るのはいかがでしょうか? 自分も仲間も美味しく食べる為に協力してケーキを作り、その報酬は達成感と美味しいケーキ……だなんて素敵だと思いますわ。 きっと大騒ぎでスムーズには作れないでしょうけれど、ケーキ作りから学ぶ事もあるでしょうしね。 人を愛するにはまずは自分を好きでいなければ難しいかと思います。 ふと思ってのですが、彼等は全員が名前を持っているのでしょうか? 名前は親から初めて贈られる愛の形です。 それを贈られていない子がいるとしたら、商人さんや私達が名付け親になるのはいかがでしょうか? 名前を贈られたら自分は大切にされていると、ほんの少しでも感じてもらえるかもしれません。 名前を持っている子はたくさん名前を呼んであげたいと思いますわ。

  6. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    食べ物の奪い合いをしないようにするには、奪い合わなくてもちゃんと食べられる事をわかってもらえたらいいのですが、今食べないといつ食べられるかわからないと言う過酷な状況で生きてきたので、中々に難しそうですわね……。 子供達全員分の食器を用意して、そこに子供達それぞれのマーク(花や星など)を書いて『自分だけの食器』とする。 『自分だけの食器』に取り分けられた食事は『自分だけの食事』になり、誰からも奪われないし、同じように他の子の食事も奪わないようにする……と教えるのはいかがでしょうか。 マークの他に名前も書いてあげたら、字に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。 問題は30人分の食器やスプーンとフォークを揃えるとなるとどれくらいかかるかがわからない所ですね……。 宝石一つで何セット買えるのか商人さんにお聞きしてみようと思います。 ご提案したい事がたくさんで、長くお話してしまってごめんなさいませね。

  7. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    情報屋のルチルだ。よろしく。 半端な善意は誰のためにもならないが……まあ、ここまで根気強くやってるもんだからちっとは報われて欲しいところだね。 人の愛を教えるって方針でいいと思う。 現に商人がここまでスラムの子供たちを支援しようとしているのは間違いなく愛だし、ご飯をくれるというのもあるが他人に警戒していながら商人に多少は心を許している辺り芽生えるきっかけはあるんじゃないかね。 子供たちの心情は前にこの子らに対応したヤツらの方が詳しそうだが愛を理解できる素養はあるように思う。 食器を用意したり、なければ名前をつけるのもいいだろうね。テーブルマナーなんて御大層なものじゃないが、取り合いを抑えるのに効くかもしれない。 今の様子だとケーキをただの飯だと思ってるようだし、何故ユールフェスでお祝いするか、そこもゆっくり教えていきたいところだね。 ところで、この様子だと商人は説教してもは脅かすような事はしてなさそうだね。 あまり怖がらせすぎるのはよくないが、人数もいるし「自分の事しか考えない悪い子供の前に現れる黒いサンタ」みたいな話は使えるんじゃないか? 即物的な思考なら、自分たちの取り分が減るような話は効果があるんじゃなかろうかなってね。 嘘を吐くのがよくないと感じるなら演劇という形はどうだろう。劇といっても大掛かりな舞台を作ってやるもんじゃない、即興劇さ。 物語という形で生きる上で必要な事を子供に教えるのはよくある事さね。 アタイとしては「過ぎたる警戒は味方を減らして、敵ばかり引き寄せる」って事を伝えたいね。

  8. アルフレッド・ラ・ギ

    アルフレッド、よろしく頼む ……そうだな、絵本の読み聞かせでも出来ればいいと思うが 難しいところだな…… 基本方針には賛同だ

  9. ジョン・ベアー

    ジョン・ベアーじゃ。よろしゅう頼む! うむ、今でてる方針に異論は無いな!どれもええ案じゃ思う! 後はこう…何というんじゃろうか。愛の他にも、世渡りの仕方、やらか?言い方が難しいな! 最初の「働かざるもの食うべからず」の方がわしは説得しやすそうだ。愛で腹は膨れんし病気も治らんでな。 子供らの今の態度は環境を考えりゃあ普通のことじゃしのぅ。 しかし、彼らとてその性格と生活とを好んでしとるわけでもない。 商人が愛と情を説けるなぁ豊かさからだ。 今与えられよるものが、ずっとは続かんこともまぁ子供らにゃあわかるじゃろう。 「彼らが今の生活をずっと続けていきたい思うとるのか」 「抜け出したいのであれば、今何を学んでいくべきなのか」 「学ぶために、自分達がとるべき態度と行動はどう取るべきなのか」 …とまぁ、少々話が難しゅうなってしまうが…例えば10も越えとりゃ、愛や情の面だけから語りかけるよりわかりやすいかもしれんな。 それにしてもこの商人はげにお人好しじゃのぉ!!!がはは!!! ここの子供は幸運じゃ、懐くでも、上手う利用してでもええ。今の環境から抜け出したい思えるようにしちゃりたいのぅ。

  10. アルフレッド・ラ・ギ

    >ルチル殿 私も演劇をやってみたいな。せっかくなら、皆で演目をいくつか提案していって、午前中はこれを皆で上演するということでどうだろう? これなら皆が思い思いにやろうと思っていることを全て混ぜ込めそうだ 午後は個人でやりたいことをそれぞれにやり、夜にパーティー、という予定でやれればいいなと考えているんだが…… どうだろう、皆 これは人手が必要なゆえ、皆に手を貸してもらわなければ不可能な提案なため、意見願いたい それと、劇は事前に告知して街の子どもたちにも集まってもらって、たくさんの子たちに見てもらう、そしてその中でスラムの子たちも仲良くなってくれると嬉しいんだが……これは発案した私自身もうまくいくかどうか、少し懐疑的で意見が欲しいところだな 私は……少々お決まりだが、ジド・ルウの物語などをやってみたいな、集まって聞いてもらえるなら、なるべく楽しんでもらいたいし、その中でどうしてプレゼントをもらえるのか、何故パーティーをするのか、というところの始まりを知ってもらいたいと思うよ。ただ言葉で説くだけでは、少し寂しいからな

  11. マリア・C・クロード

    マリアといいます。 宜しくお願いしますね。 想いを伝えるのは難しいものですね。 方針に異論はありません。 愛を教える、ええ素敵だと思います。 ルチルさんご提案の演劇もよいですね。 アルフレッドさんの仰るように演目をいくつか提案して上演するのに賛成です。

  12. キルシッカ・ニクライネン

    ケーキを作る案もいいな、と思ったんだが、労働に対する対価じゃ感謝は生まれねえんじゃねえかと思ったよ。自分で作ったんだから、食えて当たり前だしな。そもそも、完成するまで食われねえか心配だ。 それよりは、無償で与えられることをありがたいと思ってくれなきゃな。 フィリスティアはお気遣いありがとう。 だが、俺は正真正銘の悪い大人だし、子どもたちのためになんて思ってねえんだよ。 所詮仕事だ。また会うつもりも、今んとこはないしな。 そんな悪い奴がいてこそ、正義の味方が助けてくれたら、ありがとうって言いたくなるもんじゃねえの?ま、一般論だ。 もちろん、仕事第一。悪役が必要ないようなら、如何様にも作り笑いはして見せるけどな。 だが、いろんな案が出て、方針が定まらない感じか? アルフレッドが言うように、多少演出じみた内容は面白いと思うが、 見せるだけじゃ物足りない気がするよ。やっぱ、主人公は子どもたちじゃなけりゃな。 ジドなんとかの話は俺は詳しくないんだが、うまく子どもたちも取り込めないもんかね。

  13. アルフレッド・ラ・ギ

    >基本方針 そうだな……今出ている案を全てまとめるのは難しいところだが、大体は「子供たちにユースフェルを通して色々なことを学んでもらいたい」というところは合致していると思うから、そこはブレていないと思うよ 先ほど私が言った「午前・午後・夜」の三区分で、午前・午後は各々がやりたいことをやる、夜は〆としてパーティ、という形で私は想定している 例えば私なら、午前は演劇、午後はケーキ作りという感じで >キルシッカ殿 であれば、子供たちにも子役として参加してもらったり、ミュージカル風に役者が客席の子たちにお菓子を配ったり、実際に舞台の上に立ってもらったりということもできるかな。まぁ、我々は劇団ではないし、お堅く考える必要もない、ユースフェルとはこういうものだと、感覚で掴んでもらうのが狙いだからね。そこら辺はアドリブもどんどん混ぜてお祭りらしくやりたいと思ってる あー、あと、ケーキ作りだが、商人殿へ贈るという形でどうだろう 感謝を込めて、というのはまさにユースフェルだからな 実際に贈り物をして、感謝されるとどういう気持ちになるか、感じてもらいたい

  14. ジョン・ベアー

    >時間分け 午前は演劇、午後はケーキ作り……というのが全体の流れ、でよいかな? その中で各自したいこと、伝えたいことをやる感じかの。 >演劇 演技やらはやったことないの~。 スラム街の子供も呼ぶのであれば、そういった集まりの最中はトラブル防止に回らせてもらおうか。 途中で喧嘩やら盗みやら何かあれば、街の住人の心象も悪くなるじゃろうし。商人の負担に繋がりそうじゃしな。 >ケーキを贈る相手を商人に お、そりゃ良さそうじゃのぉ! 贈られた時の感謝が覚えにくいなら、贈り物をした時に相手がどう喜ぶか、を先に伝えてみるなぁわかりやすいしのぅ。

  15. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    >方針 どれが正解ってのはないから詰め込み過ぎて問題にならない程度に色々やっていっていいんじゃないか? 劇で「午前」っていうくらいたっぷり時間を取る気じゃなかったから、配分はきっちり別けなくともいいと考えてる。 >演劇 演劇と言ったがアタイのイメージでは紙芝居屋みたいなヤツだね。 お菓子で子供を釣って面白い話を聞かせる感じのヤツだよ。 準備の手間を考えて「劇」の言葉を使った具合だね。 他に演目をやるのは歓迎さね。だが全員に参加を求めるものではないとも思ってる。 子供たちに楽しんでもらうってのはいい心がけだが、劇を見た事すらない子供に参加させる形式は難しいんじゃなかろうか。 まあ、知らない偉人の話をして面白いと感じるわけではなし多少工夫は必要と思うが。 興味ありそうな子を引っ張っていく感じならばいいけどね。 キルシッカの案に乗っかる形で劇をやるって提案したのは台本を知らない子でも舞台の空間を体感できそうだから、と思ったからだね。 街の子供たちを集めるのは賛同しかねるな。 商人が気遣ってるスラムの子供とそうじゃない子供の間にある溝はでかい。 すぐさま仲良しこよしできる間柄ではないだろう。 今回は商人との関係性をよくするように努めた方がいいと思うね。

  16. アルフレッド・ラ・ギ

    ふーむ、もう出発まで一日か……ここまでくると、方針は固く決めず、各々やりたいことを個別にやった方がいいかもしれんな、各々が提案されたことに手伝いに行く形で >ルチル殿 まぁ、そうだな。出発まで時間もないし 各々でやりたいことをやるのもいいかもしれん 劇については……そうだな、初めてということであれば参加させるのは難しいか であれば単純に見てもらって、見識として知ってもらう程度に収めるのが無難かもしれん 興味ある子に参加してもらうのは、私もそれは賛成で まぁ具体的に私は演説で語り部をしつつ劇を手伝うよ 何はともあれ、知識として初めに知ってもらって、次に実践していった方が学びとしてはいいだろうしな ……教えるとは難しいな

  17. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    >劇 お手伝いの申し出が遅くなってしまってごめんなさいませ。 私でよろしければお手伝いをさせて下さいな。 子供達に劇や紙芝居を見せて、そこから色々と学んでもらうのは素敵ですわね。 言葉だけで諭すよりも心に入っていきそうです。 内容は小さい子もいるのでわかりやすいものがよさそうですね。 ルチルさんの仰っている「自分の事しか考えない悪い子供の前に現れる黒いジド・ルウ(サンタ)」からお話を考えさせて頂きましたわ。 ①主人公は自分の事ばかり考える子。美味しいおやつも独り占めしていた。 ②ある日、主人公はキラキラと輝く宝石を盗んでしまう。 すると黒いジド・ルウが現れ、主人公を暗くて怖い国へと連れ去る。 ③そこには主人公の他にもさらわれてきた子供達がいた。 不思議な声(本物のジド・ルウ)の声に導かれ仲間への思いやりを示すと、黒いジド・ルウを追い払う事が出来た。 ④仲間を思いやれた主人公の元に本物のジド・ルウが現れ、主人公と子供達を元の世界へ戻してくれるのだった。 大まかでありますが以上ですわ。 恐怖心を残したままにせず、解決方法を示して且つホッとできるような終わり方を目指しました。 商人さんに優しいジド・ルウの役をやって頂けたら、子供達はより安心しそうですわね。 子供達にも参加してもらうとしたら、例えば黒いジド・ルウを追い払う場面で主人公を応援するような声掛けをしてもらう。 またはハッピーエンドの最後の場面で、楽器(ベルや鈴などの鳴らすのが簡単なもの)を渡して、盛り上げてもらうのはいかかでしょうか?

  18. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    >キルシッカさん 色々とお考えをお持ちでしたのに、出過ぎた事を申してしまってごめんなさいませね。 ですが、こうしてご一緒出来た事を嬉しく思っておりますわ。 >ケーキ 商人さんへのケーキを作って贈るのはとても素敵ですわね。 とは言えきっと子供達も食べたいでしょうから、小さなカップケーキをたくさん作って、商人さんへのあげられて自分達もたべれて……がいいかもしれませんね。 >流れ 午前は演劇、午後はケーキ作り、夜は皆で食事とケーキを頂けたらいいですわね。

  19. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    台本というか流れを考えてたらフィリスティアが先に挙げたようだね。 提案というか、改変の案だが主役は子供、またはそれぐらいに見える者にやって欲しいと思う。 「不安にさせそう」という指摘もありそうだが、主役をスラムの子供たちの中に紛れ込ませて集まった子供からランダムで選ばれたって風に見せるっていう演出だね。 予め「劇をやる」と伝えてると作り物と思ったまま見て何も感じない…って事もあるかもしれないしね。 悪役が主役を捕まえて、何故狙われたかを説き反省する言葉を発したところででジド・ルウ役が助けに入るって具合で。 顔見知りの方が安心できるなら商人がやってもいいかもね。 アタイの案は引き込みやすいようにインパクトを重視してるから反対があるならフィリスティアの台本を採用でやってもいい。 この場合キャストが足りなさそうならアタイが悪役に入るのも考えてる。 ついでに見物をしてもらったお礼としてお菓子を渡そうとも。 アルフレッドが語り部で入るなら、終盤に呼びかけを誘ってもいいんじゃないかね。

  20. マリア・C・クロード

    私はそのまま劇に参加させてもらいますね。 フィリスティアさんの台本素敵です♪ ルチルさんの改案も良いと思います。 主役を子供にするということであれば・・・ (見回して) ・・・あ、一番子供っぽいの私でしょうか・・・? 私で意向に問題なければ主役をやらせてもらってよいでしょうか? その場合は、スラムに溶け込んだ格好にできるようにがんばります。

  21. アルフレッド・ラ・ギ

    心情抜きにしても800字以上になったからところどころ添削しておいたが とりあえずこんな感じのプレイングになったよ 何か齟齬あれば申し出頼みたい https://pbwmemo.net/v/ArFz5V0z

  22. キルシッカ・ニクライネン

    だいぶぎりぎりになってきちまったが、流れは把握したよ。 せっかく言い出したし、黒ジドをやらせてもらいたいね。 全力で悪役を演じて見せるぜ。 そうだな。主役のマリアを引っ張り出して、 物を盗むだの、仲間を裏切っただの罪状をさらけ出し、 友達を一人差し出せば代わりに開放してやろうとか、言ってみるかね。 んで、白ジド?が、仲間の大切さを説くと。 観客たちがそれに賛同して大きな歓声となって、黒ジドは退散する。 こんなイメージでどうだ? ケーキ作りの辺りは、裏方に徹するつもりだよ。 せっかくの悪役だ。最後まで憎まれ役でいたいからな。 まだ粗相をしようとする子供に説教してやってもいい。 フォローは任せるぜ。

  23. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    マリアは立候補ありがとう。 キルシッカの言う流れでいいと思うよ。 語り部はいるが、商人を引っ張り出したりまた違う形で賑やかしをしようと思う。 折角だし、赤い例の衣装を着てもらったりしてね。元々ケーキを送る予定だったんだし雰囲気が出るだろう。

  24. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    取り急ぎでごめんなさいませね。 >劇 私の拙いアイディアを採用して下さりありがとうございますわ。 ルチルさんのアレンジは喜んで。 お話の内容は私の方で書きますので、演出などでなさりたい事がありましたらプレイングで指定して下さいませね。 語り部はアルフレッドさん、マリアさんには主人公を、キルシッカにさんは黒ジド・ルウを、商人さんに本物のジド・ルウを演じて頂くのですね、了解致しましたわ。 私は客席の子供達の側で怖がる子がいたら宥めたり、声掛けやベル等の楽器演奏をお願いしたりしますね。 もしかしたら歌声でも演出のお手伝いをさせて頂くかもしれません。 >食器関連 こちらも私の方で書いておきますね。 私と致しますが、名前のない子供への名付けをして下さる方がいらっしゃいましたら、ぜひお願い致しますわ。 >アルフレッドさん プレイングをありがとうございますわ。 一つだけご確認させて頂いてもよろしいでしょうか? 語り部さんの台詞の「昔々ある所にハーフリングの少年がおりました──」と「こうしてジド・ルウは世界の一部となったのです。私たちはそれに感謝し――」はジド・ルウについてのお話……の解釈で合ってらっしゃいますか? 劇の主役はマリアさんですので「とある少女に」なりますし、劇では既にジド・ルウは優しい方として登場しますので、もしも混同されていたら矛盾点になってしまうかしら……と心配になってしまいまして。 杞憂でしたらごめんなさいませね。

  25. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    劇のお話はこのような感じで大丈夫でしょうか? 劇:愛に時間を(メリー・ユールフェス) 1:主人公は自分の事ばかり考える子。美味しいおやつも独り占め。 2:ある日、主人公は綺麗な宝石を盗んでしまう。 すると黒いジド・ルウが現れ、主人公を怖い国へと連れ去る。 3:そこには他にも攫われてきた子達がいた。彼等は食べ物をよこせと襲いかかってくる。 黒ジドは主人公に「何故お前や子供達が攫われたわかるか?」と問う。 4:主人公は「自分の事ばかり考えて人を思いやれなかったからだ。ごめんなさい」と涙を流し反省する。 5:すると本物のジド・ルウが現れ、主人公と共に黒ジドを追い払い、皆を元の世界へと戻してくれた。 6:主人公達は一緒に暮らし始め、彼等は共に過ごす内に強い絆で結ばれ、いつまでも幸せに暮らしたのだった。愛に時間を!(メリー・ユールフェス) お話でプレイングがほぼ埋まってしまい、配役について入れられなさそうです。 余裕がある方に配役の記載をお願いしてもよろしいでしょうか……?

  26. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    >配役 ここまで書いてもらってフィリスティアのやりたい事ができているのか不安になるのだが。 配役は各自で書いてもらった方がいいと思うが、商人の役所についてはこちらで書いておく。

  27. マリア・C・クロード

    フィリスティアさん、劇の内容ありがとうございますね。 主役頑張らせていただきます。 私は事前に商人さんとお話しして連れてこられた新しい子どもとして混ざって、キルシッカさんに引っ張り出してもらうようにしようかと思います。 ルチルさんが商人さんを引っ張り出してくれるそうですしその時に同行してそういう話にするのがよいかしら。 では、配役は私が記載しておきますね。

  28. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    ルチルさんもマリアさんもお心遣いをありがとうございます。 配役について記載して下さり、重ねて感謝致しますわ。 お話の内容は表現の仕方を変えて文字数を削らせて頂きましたわ。 食器関連や名付けについてはちゃんと書けましたし、ケーキ作りも参加させて頂く旨は入りましたのでご安心下さいませね。 ルチルさんはご心配して下さりありがとうございますわ。 お話の流れの最後に他の演出やアレンジ歓迎と付け加えさせて頂きました。 皆さんで楽しい劇を作り上げられたら幸せですわ。

  29. フィリスティア・リュナ・ブルーメルティス

    劇をする方向に決まりましたが、ご意見をお聞きできていない方達のお気持ちは大丈夫でしょうか……? 他になさりたい事がございましたらそちらをして頂きたいですし、ご興味がおありでしたらぜひ劇に参加して下さいませね。 >マリアさん 演出やアレンジは大歓迎ですので、お好きなように演じて下さいませね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0