【猫逢】大移動のにゃんこ達

崎田航輝

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シナリオID:197

オープニング

 リーンエス王国北東部、トゥールマップ地方。
 穏やかな風が木々をそよがせ、時節が移り変わるにつれて花々は尚鮮やかに咲き誇る――そんな自然の美しい風景。
 競争に忙しい貴族からは「田舎の僻地」なんて呼ばれはしているけれど、そこに住む人々は気にもせず、おおらかに、日々長閑な暮らしを送っている。
 それは領主ことエルネスト・ライネ伯爵も例外ではなく。

●猫屋敷にて
「爺」
「何でございましょうか」
 にゃー、と鳴く猫を優しく撫でながら、エルネストはロマンスグレーの側近に声をかけた。爺が慇懃に顔を向けると、エルネストは暫し猫と戯れてから答える。
「猫ちゃんとは可愛いものだな」
「左様でございますな」
 にゃー、とまた猫の声が響く。

 そこは元商人の屋敷であった。
 隠居した成功者の終の住処となった敷地は、自然と同居し広々としている。
 その分、主人がいなくなってから一時は荒れに荒れて、そこに住む猫達も安寧を失っていたのだが……。
「冒険者殿のお陰だな」
「ええ。皆様には感謝してもしきれませんな」
 爺が言って見回す通り、猫の飼育部屋は綺麗だ。
 柵は揃えられ、キャットウォーク風になった家具の上でも猫は楽しげ。使用人がごはんを持ってくると、猫達はそれをにゃあにゃあと堪能している。
 猫は皆元気。
 それもこれも冒険者達の働きと助言のお陰だった。
 ただ――

「エルネスト様」
 部屋に入ってきた私兵のリーダーが、うやうやしく膝をつく。そうしてまたクリーパーが現れたのだと報告した。
「とても弱い個体で、私達でも撃退が可能でした。ただ、この状態が続くのであれば……」
「そうだな」
 エルネストは真剣な面持ちで考える。
 屋敷に脅威が迫ったのはこれが初めてではない。
 クリーパーが居らずとも、野生の獣は現れる。この広い敷地が手入れをされなくなったのならば、ある意味必然かもしれないけれど。
 爺もそれは判っていたというように、顔を向ける。
「エルネスト様」
「うむ。いつまでもここにいるわけにはいかないか……」
 エルネストは冒険者達の言葉を思い出す。
 元より、この屋敷はエルネストの邸宅からはかなり離れていた。
 馬を飛ばせばそれなりに短時間で行き来が可能だとしても、使用人らをつれて毎回やってくるのは楽ではない。
 皆猫が好きになってしまったので意欲はあるし、常駐している者もいるけれど――エルネストにとっては別宅と合わせて三つ目の家が出来てしまうわけで、私財で保つにも限度があった。

 ただ、猫のことならばエルネストは決意も早い。
「よし、猫ちゃんを運び出そう」
 やる気を見せた伯爵に、爺も何処か嬉しそうに促した。
「と、言いますと……」
「屋敷は引き払うことにして、猫ちゃん達は一度私の邸宅に置くことにするのだ。それならば安全だし、お世話の為に遠出をする必要はなくなる」
 そしていつでも戯れられる、と声に力を込める。
「成程……」
 爺は眩しいものを見るようにエルネストを見上げていた。
「しかし、邸宅もこの屋敷と比べれば決して広くはないのでは……」
「飼育部屋と同じくらいのスペースなら、ぎりぎり作れるだろう。冒険者殿から教わった飼育環境を再現して……ひとまずは猫ちゃん達にそこへ引っ越してもらおう」

●依頼
「そういうわけで、冒険者殿の力を借りたいのだ」
 ギルドを訪れたエルネストは、そう言って頭を下げた。
 依頼する仕事は、猫を屋敷から領主の邸宅へ運び出すことなのだという。
「一匹や二匹であれば何とかなりそうな気もしたのだが、何分、屋敷の猫ちゃんは数が多くてな――」
 猫達を別離させるのも不安なので、一度に連れていきたい。だが猫を外に連れ出したこともないから、その辺りの知識もなくて困っているという。
 何より移動する距離が長いのだと言った。
「ゆっくり進むとすれば、日をまたぐことにもなるだろう。猫ちゃんを連れて長距離を進むのは、不安だ」
 猫の機嫌が崩れないか、途中で逃げたりしないか……。道中に不測の事態がないとも限らないし、冒険者の協力を仰ぎたい、と。
 隣の爺もまた丁寧に辞儀をする。
「使用人達も猫の安寧を願っております。是非、力添えをば」

解説

●状況 王国北東部はトゥールマップ地方。 主人が亡くなり荒れている猫屋敷があったが、冒険者達の働きで猫達はひとまずの安心を得た。 ただ、周囲には野生の獣等が今も散見されている。屋敷が領主邸から遠いことも合わせて、猫の世話を続けるのが楽ではない状態。 ●目的 屋敷の猫達を領主邸まで運ぶ。 ●猫 およそ四十匹。縞猫にトラ猫、白猫に黒猫、柄も歳も多彩。 のんびり屋ややんちゃ者など性格も様々。なついた者から離れたがらない猫や、移動中も遠くへ飛び出したがる猫もいます。 ●行程 ゆっくり進んで、およそ一日半程度。 出発の時間帯は任意。 屋敷で準備したいことがあるなら出来ます。 ①屋敷出発 猫を集めて連れ出し、自然の道を進みます。 猫達は最初、屋敷の飼育部屋に居ます。 ②領主の別宅 距離の半ばにあります。 広くはない家。沢山の猫を長くおいておくことは出来ませんが、夜を過ごしたり休憩することができそうです。 ③領主邸まで 花や木々に溢れた道を進みます。 領主邸に用意された部屋まで猫を運びます。 ●用意できるもの 馬車を二台。馬の世話は御者が行います。人だけでなく物も積めます。 その他、大工仕事で作れるものは、持ち運び出来るサイズなら用意してもらうことも出来ます。 ●協力してくれる人 ■エルネスト・ライネ トゥールマップ領主で伯爵。 ■爺 エルネストの側近。壮年のロマンスグレー。 ■使用人、私兵 それぞれ六人ずつ。 エルネストと爺を含む多くがヒューマン。必要があれば全員に対し、何らかのお手伝いをさせることが出来ます。 ●道中の邪魔について ランダムな判定で以下の脅威が一度ずつ訪れます。 ・盗賊 三人ほど。こちらを見て、何か特別な珍獣でも運んでいるのかと勘違いして強奪に来ます。 授恵者ではなく、弱いです。 ・大ネズミ型の魔獣 十体ほど。冒険者なら苦戦せず、伯爵の私兵でも問題なく倒せるレベル。 ただ、猫達をそわそわさせそうです。

マスターより

このシナリオは連作の第二話です。 リプレイの結果が後の展開に影響を及ぼす可能性があります。 前回:https://alpaca-connect.com/world/world0/scenario/93 前回、ひとまずの食事と平和を得た猫達ですが、周囲の環境を鑑みて移動させたほうが良いと伯爵は判断したようです。 その願いに従い、にゃんこ大移動を敢行します。 猫のお世話をしつつ、領主邸まで自然豊かな道を行く……というピクニック的な雰囲気になるかと思います。 今回は猫達を領主邸に運ぶことができれば成功となります。 猫は増えていくことが予想されるので、そのうち邸宅の部屋では収まりきらなくなりそうですが、今回の依頼に成功すればまた猫達に新たな展開も訪れるでしょう。 皆様のプレイングを心よりお待ちしております。

リプレイ

●備えあれば
 屋敷の扉が開くとにゃあにゃあと声が聞こえてくる。
 耳慣れた猫達の輪唱に、フードの下でやわく微笑みつつ――トマス・グレイ・ディズールーは出迎えた使用人達と挨拶を交わしていた。
「ご無沙汰だね。今回も宜しくね」
 勿論にゃんこたちにも、と。飼育部屋で再会した猫にも声をかけていく。
 そこにあるのは小綺麗に整えられた柵に、キャットウォーク。そして寝転び、毛づくろいをする猫達。
「……これは猫好き達が作った猫部屋ですね、間違いなく」
 猫まみれの空間に、イヴェール・イリュジオンはぱちくりしながらもしゃがみ込み……歩んでくる猫を自然と撫でていた。
 そんな冒険者達に伯爵は改めて頭を下げる。
「世話になる」
「ああ」
 応えながら、シスル・ノーティラスも猫を見やっていた。
「とりあえずは、お貴族様の邸で預かるって形になったのか」
「現状を考えると屋敷に留めておくのは危険ですから……正しい判断なのでしょうね」
 フリーダ=ブロムヴィストは窓の外へ視線を向ける。
 豊かな自然は反面、野ざらしに近いという事でもある。脅威もあるなら安全な場への移動は道理に思えた。
 さて、と、シスルは柵まで歩みつつ。
「改めて見るとすげー数だな……」
「話には聞いてたけど、本当にたくさんだねー」
 和んだ表情で覗き込むのは、アルマ・ヴァレンタイン。
 新しい家への引越しは大変な事だろう。だからこそ、と、ぎゅっと小さな手を握り。
「出発前の準備は念入りにしないとね」
「うん。まずはやっぱり……にゃんこさんたちと仲良くなっておきたいな」
 と、尻尾を仄かに揺らしつつ、猫達の間に入ってゆくのはシズル・モモリエッタ。交感能力も使いつつ猫と戯れ始めていた。
 するとごろごろとのんびりする猫や、やんちゃに肩に登ってくる猫などそれぞれの性格も見えてくる。
「これからお引越しするんだよ~」
 興味深げに見てくる子猫にはそう話しかけたりしながら、シズルは皆の特徴をしっかり把握していった。
 シスルもまた猫達の色柄や癖をメモ。
「ついでに仮名も入れとくか。シロ、キジ、ハチワレ、サバ、っと」
 これで点呼にも役立つだろうと、全猫をリストアップしていった。
 その間、アルマはケージづくり。許可を貰って柵などを材料に作業を始めている。
「こんな感じかなー」
 器用な手先でとんてんかんてんと、猫が寛げるように大きめに組み立てていく。
「あとは、運動不足にならないように……」
 と、家具も素材にしてキャットタワーを作成していた。
 イヴェールは馬車へ。猫が落ちたり逃げてしまわないよう、隙間を確認している。
「ここは埋めてしまったほうが良さそうですね」
 壁と屋根の間が細く空いていればしっかり釘を打ち。二台とも作業を終えて……完璧ですね、と頷きを見せていた。
 屋敷の中ではAlexandra・Hexe・Claudiaも猫達へ語りかけている。
 交感能力で伝えるのは、こちらの方針。それをしっかり理解して貰った上で、是非も含めた意見を聞きたかったのだ。
(人も、猫さんも……この点は変えてはなりませんから)
 平穏のためとはいえ道中猫達を束縛するのは、本音を言えば欲するところではない。だから目を合わせてゆっくりまばたきして、警戒心を解きながら感情を読み取る。
 すると、猫がこちらとの同行には納得しているようだと確認出来た。だからひとまずは安堵しつつ……また交感を続けていく。
 と、アルマは使用人達とも協力してケージを仕上げていた。
「出来たー」
「わぁ、素敵ですね……!」
 瞳を輝かせるのは、猫を膝に乗せていたゲルダ・クライン。
 丁度こちらも猫達と仲良くなって、識別用のリボンも結び終えたところ。ゆっくり立ち上がると、次は餌を用意している。
 にゃ、と猫達が反応する、そんな姿にもゲルダはときめきつつ――気を引きながらケージへ。
 シズルもまた助力して、猫達を誘導していく。
「お外は危ないから。ちょっと狭いけど我慢してね」
「これも一緒に入れてあげますからね」
 と、フリーダは猫達がおもちゃに使っていた布の球体もケージへ。
 すると猫達は徐々に中へ。布玉をかりかりしつつ……居心地は悪くないのか、その内に一角で丸くなっていた。
「後は馬車へ運搬だ。こいつは全員でやろうぜ」
 シスルの言葉に皆は勿論、と頷いて。一台につき二十匹を乗せる形で運び出す。
 安定する形でケージを置いて――フリーダは馬車内を見回した。
「出入口も一箇所だけですし、安心できそうですね」
「まだ朝だし、時間も余裕はありそうだな」
 シスルは陽光を仰いでいる。
 これなら無理のない行程で進めるだろう。
 ゲルダはケージの間からそっと指を入れて猫に触れてあげている。にゃ~、と心地良さげな顔に、自身も瞳を細めた。
「にゃんにゃん♪ ほんとに、可愛くてモフモフで……」
 気まぐれなところを含めて、猫は大好きだ。
 だからこそ、と。
「素敵な環境にお引越しできるように、精一杯頑張りましょう」
「うん! 気合入れて頑張るんだよ~」
 シズルも頷く。ついつい顔が緩みがちになってしまうけれど、猫達の為の大切な仕事なのだから、と。
 フリーダも心は同じ。
(……啓示では「ネコチャンが戯れている姿で視聴回数アップでウマ=アジ」との事ですが、どういう事でしょう?)
 空を少し見上げてから、緩く首を振って。
「行きましょうか」
「そうだね」
 トマスは馬車の扉を閉め、ゆるりと進み出す。
 伯爵と使用人達も冒険者達の協力を労いつつ、同行した。そんな彼らをトマスは見回す。
(皆さん、本当にいい人たちだなぁ……)
 屋敷へも振り返り、改めて思う。
 四十匹もの数の面倒を見るなんて、中々出来る事ではなかった筈だ。
 この猫達の元の主人が亡くなったのは悲しい事だけれど。
「いい出逢いだったと言えるよう――僕も頑張らないとね」
 快い日差しの下、前へ向いて。冒険者達はにゃんこ大移動を開始する。

●道を征く
 緑と花が美しい、自然豊かな景色を馬車は進んでゆく。
 車輪がゆるく地を咬む音も、蹄のリズムも、植物がそよぐ響きも心地良く。
「とても良いお天気ですね」
「そうだねぇ」
 ゲルダが青空を仰ぐと、近くを歩くトマスも声を返していた。
「ま、先は長そうだな――」
 と、呟くシスルはトマスと馬車を挟んで反対側。中で猫を見守る役と合わせて、一台を冒険者四人ずつが警護する形だった。
 四人の役割も交代制で、今馬車内にいるのはシズル。窓から仲間に手を振りつつ……猫達に構ってあげている。
 中は閉じきっているので、ケージを開けても問題はない。布玉を転がしたり、猫じゃらしを左右に振って退屈を紛らわせてあげていた。
「このまま何事もなければ、ホントにピクニックみたいだね~」
 そうして猫達がゴロゴロし始めれば……シズルも一緒になって寝そべったりするのだった。

 二台目の馬車の傍につくのはフリーダとAlexandra。
「そろそろ、昼も過ぎてきましたね」
「ええ」
 爽風の中、Alexandraは太陽をちらりと見上げる。
 陽光も中天を過ぎ、少しずつ下がり始めてきた。まだまだ青空は明るいけれど、距離としては別宅までの半分は過ぎたろう。
 猫達にとっても、長い時間が経過したといってもいいけれど――馬車内では、アルマがきちんとおやつをあげていた。
「ちゃんとみんなの分、あるからね」
 にゃーにゃーと脚を伸ばす猫達に、ちゃんと行き渡らせつつ。かりかりと齧る姿をアルマは眺めている。
 その馬車から少々斜め後ろ。二台共が視界に入る位置でイヴェールは警戒を続けていた。
 自然に溢れている分、人家の一つもない場所もある。だからこそ、何かの不穏な分子が紛れ込んでもおかしくないのだろうと。
 実際、その懸念は外れて居らず――通りがかった木々の陰。そこに潜む何者かをイヴェールは即座に発見していた。
「皆さん、不審な人影です」
 素早く告げると、私兵に護りを固めさせて自身は仲間と共に前へ。
 すると――姿を現したのは短刀を握った男達。盗賊であろう、欲に駆られた瞳と歪んだ笑みを見せている。
「お前ら、馬車に何か生き物を積んでるな。金になるものなら、置いていけ」
「それで言われた通りにすると思うか」
 シスルは肩を竦めてから、すらりと剣を取っていた。斬って捨てる側がどちらなのか、教えてみせるというように。
「ぶっ潰して報酬上乗せといこうじゃねーか」
「……ええ、少なくとも害にしかならない存在ならば、放置は出来ませんから」
 イヴェールも大剣を握り、凛と澄んだ戦意を宿す。
 賊はこちらに踏み込もうとする、が、遅い。
 地を蹴ったシスルが二刀を奔らせ、一人の足元を斬り抉ると――トマスが手を伸ばし、眩く明滅するエーテルをイヴェールの刃へ纏わせていた。
「これで、任せるよ」
「ありがとうございます」
 応えたイヴェールはそのまま弱った一人へ。流線を描く剣撃で気絶させる。
 この間にフリーダは別の一人へ向いていた。
 翳す剣先には目を惹く鮮やかな光。それを撃ち出すようにして叩きつけ、注意をこちらへ引き寄せる。
 その盗賊は自然、フリーダを狙おうとするが――
「今です」
「はいっ……!」
 そこでゲルダが軽やかに跳躍。敵の背後を取り、槍へ巨大な光の塊を燦めかせていた。
 盗賊は、商人の敵。
 だから商人の両親を持つゲルダにとって、それを討つ事に躊躇いはなく。振り抜いた一打で大きく体力を奪い去る。
 よろけたその一人へ、Alexandraはそっと掌を向けて光球を顕現。纏わり付かせることで動きを阻みながら――
「おとなしくして頂きますよ」
 平手で一撃、乾いた音と共に戦闘不能に追い込んだ。
 残る一人は逃げようと目論むが、疾駆するシスルが刃を突き出し腱を穿つと――
「逃がしません!」
 ゲルダも肉迫して縦一閃。大振りの殴打でその一人を打ち倒していた。
 皆が馬車に目を向ければ――
『猫さんは大丈夫だよー』
『こっちも!』
 馬車の中から合図を返すアルマとシズルの姿が見えている。
 息をついた警戒組は、盗賊達を捕縛。私兵に後を任せ、しかるべき場所へ送ってもらうようにした。
 そうして歩みを再開すれば、夜の帳が下り始める頃には伯爵の別邸へと到着する。

 そこは事前に聞いた通り広くはないけれど――猫達を下ろし、冒険者や伯爵達も一休み出来る程度の空間は備えられていた。
 その一室を食堂にして、冒険者達はハムにパンにスープと、使用人が用意した夕餉を頂く。
 猫達もごはんを作って貰って……にゃあにゃあと食事に勤しんでいた。
 アルマもパンをはむはむと齧りつつ。
「とりあえず、ここまで無事に来られたね」
「うん。にゃんこさんたちも、あんまり疲れてなさそうでよかった」
 シズルが言いつつ猫を撫でてあげると、にゃ~と寛いだ声が帰ってくる。これなら明日も運搬を続けられそうだ。
 食後、トマスは皆に紅茶を振る舞いつつ……猫を見て伯爵に尋ねる。
「そう言えば、彼らのお名前は決まっているんだろうか? 今は区別しやすいように呼んでしまっているけれど」
「名前は……考えていなかったな」
 是非、検討しておこうと伯爵は答えたのだった。

●到達
 夜が明けて晴れやかな朝が訪れる。
 花々の咲き誇る、色鮮やかな道を一行は進んでいた。
 この近辺は道も踏み均されて歩きやすい。ただ、そんな中でも勿論冒険者達は警戒を欠かさず――
「何かがいます」
 イヴェールは早々に、背の高い草の影に気配を感じ取っていた。
 近くにいたアルマとフリーダも、そちらへ目をやる……と。にゃー、と、不意に足元から可愛らしい鳴き声が聞こえた。
 見るとそれは、猫。
「おや、どうしたんだい」
 歩んできたトマスが見下ろしていると、さらに二匹、三匹と猫の姿が増える。シスルは見回している。
「逃げ出してきちまったのか」
「あっ、みんな、あれ!」
 と、シズルが指し示す先。そこにがさりと音を立てる――大ネズミ型のクリーパーが垣間見えていた。
 猫達はそちらに反応しているようだ。アルマは杖を握る。
「とりあえず、猫さんが飛びかかっちゃう前に倒さないとね」
 言うと、私兵も連れて撃退にかかる。
「うん。にゃんこさんたちを脅かすなら容赦しないよ」
 シズルが風のように軽やかに舞い、二振りの刃で斬り裂いていくと――さらにイヴェールも薙ぎ払って次々とクリーパーを霧散させていく。
 すると敵も弱い為、早々に全滅するが……猫達はまだ周囲でにゃーにゃー。
「仕方ありませんね」
 なればやむなしと、イヴェールは包んであった焼き魚を解放。その香ばしさで猫の意識を惹きつけた。
 その隙にフリーダが一匹一匹抱き上げていくと……一方でやんちゃな猫はたったかと走り出す。
「あたしと追いかけっこしようってのか?」
 シスルは勿論逃さず、疾風の如き速度で追いつきキャッチ。
 残る猫も、トマスが巨大な光の六角柱を顕現。しかと内部に留めて流出を防いでいた。
「大丈夫そうで、よかったね」
 と、先頭の馬車の中から見ていたゲルダはというと――そわそわしていた馬車中の猫達におやつを与えて、しっかりと面倒を見ているのだった。

 日も暮れる頃、一行はようやく伯爵邸に辿り着いた。
 そこは花に囲まれた敷地にある建物で……領主の住まいだけあって、それなりに立派だ。
「やっとついたね」
 アルマが見上げていると、フリーダも頷いて馬車を開ける。
「最後の仕事ですね」
「はいっ。頑張りましょう」
 ゲルダは言って猫達の入ったケージを皆と共に運び出した。
 使用人達も勿論手伝って、入口から廊下を通って広い部屋へ。この為に屋敷の飼育部屋と同じような造りに変えられたそこへ、猫を入れてあげる。
 猫達は始めは興味深げに色々見て回っていたが……段々と順応して、寛ぎ始めていた。
 シズルはそんな猫達を撫でている。
「やっぱりにゃんこさんは可愛いね~。みんなでここに来られて、良かった!」
「……ええ」
 猫達と感情を交わし、皆が健常そうだと判ってAlexandraは小さく安心を浮かべている。
「無事に済んで、良かったです」
 伯爵はうむと頷き、改めて冒険者達へ礼を言った。
「助かった。これで猫ちゃんの世話がきちんと出来る」
「力になれたのなら、良かったよ」
 トマスが言葉を返していると、シスルは見回している。
「しっかし、今度はこっちが猫邸になっちまうな。……猫伯爵……いやなんでもねー」
「早めに雄と雌で居住範囲を分けた方がいいかもしれませんね。そのうち百匹を超えて、ここも圧迫されてしまうかもしれませんので……」
 イヴェールの提案に、伯爵は腕を組む。
「百匹か……それも悪くはない気がする……。ただ、確かにここも狭くなりそうだ」
 それでも猫達は、暫しの安寧を享受出来る事だろう。
 今はただ、それを喜ぶように――伯爵達と冒険者達は猫の姿を愛でていた。

マスターコメント

お疲れ様でした。 道中の脅威は排除され、猫達は無事で済みました。伯爵邸にもたどり着けたので、猫達はそこで暫く生活を送れることでしょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人

2020年11月21日 10時45分54秒 公開

成功

相談掲示板

  1. シズル・モモリエッタ

    にゃんこさんいっぱいだよ~。 にゃんこのハーフビースト/シーフのシズル・モモリエッタだよ。ミンナよろしくね~。

  2. トマス・グレイ・ディズールー

    ふつうのリザードマン、トマスだよ。クラスはヒーラー、支援と回復が得意……かな。 無事ににゃんこ達を送り届けられるよう、頑張ろうねぇ。

  3. ゲルダ・クライン

    にゃんにゃん♪ えへへ、猫ちゃんたち、可愛い…… ウォーリアの、ゲルダです。 猫ちゃんたちが楽しくお引っ越しできるように、頑張りますね。 よろしくお願いします。

  4. シスル・ノーティラス

    シーフのシスルだ。よろしくな。 前回も関わったけど、ま、乗り掛かった船だし。 猫屋敷とお貴族様の屋敷、実はかなり距離があるんだな。 スケジュール決めとか、移動中の分担とか、道中の注意とかかね。 馬車はあるらしいが、「大工仕事で作れる物は作れる」ってことだから、なんか工夫も考えられそうだよな。

  5. イヴェール・アーチボルト

    40匹とは結構な数になりますね… ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 今回はどうぞよろしくお願いいたします(ぺこり) ゆっくり進んで1日半の行程になるのでしたら、途中の別宅には無理せずに寄った方が良さそうかも知れませんね… 出発時間で別宅に辿り着く時間も変わりそうですが、夜を野営するよりは別宅で過ごせるように調整した方が安全そうでしょうか? 大工仕事で作れるものなら猫を入れて運べる籠みたいなのは作りたいですね。 自由な猫そのままを馬車に乗せる訳にもいきませんし。

  6. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 40匹もの猫さんを一度に移動するのか何便かに分けるのか分からないけど頑張らないとね… とりあえず途中の別宅に寄る場合は仮設の猫さんスペースの準備とかもいるのかな? あとは今回の大移動で屋敷の飼育部屋を引き払うなら持ち出せるものを持っていければなって においの付いたものがあると安心するっていうし?

  7. シズル・モモリエッタ

    そうだね。野営するよりも別宅の方が安心だし、にゃんこたちもずっと馬車の中にいるより気晴らし出来そうだから、わたしも夜に別宅で休めるよう調整するのに賛成だよ。 一晩だけだし、準備まではしなくていいと思ってるけど、中を整える時間が作れるよう余裕を持った予定にしておけば安心かな。 狭いケージで我慢してもらうの可哀そうだし、出来たら馬車の中はにゃんこ部屋みたいな感じで多少は好きに動ける環境を作ってあげたいと思うんだよ。 馬車の形状にもよるだろうけど、囲いがあるタイプなら何とかならないかな……。

  8. ゲルダ・クライン

    わあ、馬車を猫ちゃんハウスに大改造、ですね。 すごく、すごく、素敵だと思います。 ゲージも、お屋敷や馬車から猫ちゃんたちを移動させる必要があるときに 持ち運びできるので、用意ができるのなら、きっと、とっても助かりそうです。 途中で別邸にお邪魔するのも、賛成です。 野宿となると、猫ちゃんたちが逃げ出さないか心配ですし…… きちんと戸締りの出来る温かい家の中で過ごせるのなら 猫ちゃんたちも安心、ですね。 ええと、あとは、環境が変わるとストレスを溜めやすくなるってご本で読んだことがあるんです。お引越しの時は、ちゃんと猫ちゃんが使い慣れているものを置いておいてあげる、と。 ですので、アルマ様の仰る通り、お屋敷のもので持ち出せるものは一緒に持っていけたらいいな、と。

  9. フリーダ=ブロムヴィスト

    ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 馬車2台に猫40匹という事ですので、単純に20匹ずつ馬車に入る形でしょうか? ケージの中のままですと猫の体調も不安ですし、 シズル様の言うように動ける環境を作れると良いと思います。 あとは何かしら屋敷から猫達のお気に入りの物を持ってこれると良いかもしれません。

  10. イヴェール・アーチボルト

    可能であれば一度で運び出してしまいたいところですが、馬車内で自由に動けるようにするのであれば少し考えるところですね… 囲いをしても猫は…あれですよ、液状化したように隙間からぬるりと抜けますし( 何人かは馬車内で猫の様子を見ながら待機して貰う事になりそうですが(使用人の人達に付きっ切りで付いてて貰う手段もありますが)総勢40匹。 2台の馬車に半々の20匹で乗って貰うとしても、その全てに目を行き届かせ続けるのは難しいのではないでしょうか? トラブルが起きれば状況次第では中の人も対処しなければならない状況にもなり得ますし、当然、そういう乗り降りの時は隙が生じます。 気付いたら19匹になってるという事態も起こり得るのではと…やんちゃな子や移動中でも遠くへ飛び出したがる子は特に要注意が必要そうですね。 私としては猫達に不自由を敷いてしまいますが、万が一に逃げ出した時のリスクも鑑みるとあまり自由過ぎる空間も少し悩みますね。 一度に運ぶ猫の数を減らして目が行き届くようにするか、自由に動ける猫の数を交代制で調整したりした方がいいのではないでしょうか?

  11. フリーダ=ブロムヴィスト

    とりあえず動物交感を取得してみました。 これで猫の気持ちをある程度感じ取ったり説得できれば良いのですが、 猫というのは気まぐれで知られる動物ですから完全な信頼は難しそうです。 猫の逃走可能性については馬車の入口を施錠ないしある程度塞いで出入口を固め、 更に保険として周辺に人を配置して移動する形になるでしょうか。 どちらにしても護衛を行うために外に何人かは出ている必要があるでしょうから、 交代制で中に入って猫の世話兼休憩、外に出て護衛兼猫逃走阻止といった形が良いと思います。

  12. シスル・ノーティラス

    んー……馬車の改造か。 猫たちにとっては居心地いいと思うんだけど、あたしはちっと不安だぜ。 なんせあいつら勝手だし、人間が一番やってほしくねーこと読み取ってやらかすからな……エスパーか。 慣れない環境に、脅威が2回。 イヴェールが言うように気づいたら1匹減ってるとかすげーありそうじゃねーか? それよりは道中の屋敷でしっかり休んで遊ばせることにして、移動中はケージに入っててもらう方がお互い気が楽なんじゃねーかね。 時間決めて猫を交代制で少しずつケージの外へ出してやるんなら、まあ、アリかもだけど。 ケージの置き場と猫の遊び場と人間が乗るスペースが確保できるかが気になるっちゃなる。 伯爵の使用人や私兵もいるんだよな。 使用人たちは馬車の中で猫の世話中心、私兵は外で警戒中心になるだろうから、あたしら8人を馬車の内外にどう配置するかってのも考えたいトコだ。 4:4にするか、もしくは警戒ちょっと多めにするか? 役割自体はフリーダが言うように交代制でいいんじゃねーかね。

  13. Alexandra・Hexe・Claudia

    遅くなりました!キャスター、クラウディアです。 ―話を聞く限り猫さん達へのアプローチをどう取るかも焦点であるということですよね。 でしたら、方策としては双方を用意できるようにして… 実際にどうするかは屋敷で聞いてみるのはいかがでしょう? そも大がかりな移動ですから、此方の都合で話もなく始められては迷惑と思うかと。 動物交感は触れるところからなので、実際に対話できるかは猫さん達の意思によりますが… ―ぁ、そういえば。 酒場で強面な青年さんが、猫さんに対する話を少ししていましたっけ。 確か…『目を合わせてゆっくりまばたきすると警戒心を減らせるかも』とか。

  14. アルマ・ヴァレンタイン

    動物共感を持ってる人はいるみたいだし、木工と手細工をとってみたよ。 許可がとれたら屋敷の飼育部屋の資材(柵とかキャットウォーク家具とか)を流用して、 馬車のサイズ次第だけど多少は動いたり遊べるスペースのある猫さんケージを作れないかなって。 猫さんは液体っていうからケージの隙間サイズは…顔が通れないくらいがいいんだっけ?

  15. シズル・モモリエッタ

    そうだね~、出れちゃいそうな隙間は事前に塞いでおくとして……問題は出入りの時かな。 わたしも動物交感は持ってるから、出発前にしっかりコミュニケーションとってお願いはしてみるし、要注意の子は見極めておくね。 道中の対策は……緊急の出入りを無くすために外の警備を多めに、別宅の前後で途中休憩は一回くらいで交代もこの時に。にゃんこたちにはご飯をあげるとかして注意を引き付けたうえで外の人間も備えておく……とりあえず思いついたのはこのくらいだけど、やっぱり不安だよっていう声が多ければ諦めるんだよ。 配置は、上で言ったような理由も併せて外6:内2を提案しておくね。 使用人さんや私兵さんたちについては、ノーティラスさんが言ってくれた内容で問題ないと思うんだよ。

  16. トマス・グレイ・ディズールー

    日程や旅の流れ、警戒の仕方なんかには僕も異存はないかな。とっても上手くいきそうな気がするよ! あとは配置、かな。 外の人数が多い方がよいのであれば、僕は外を担当しようと思うよ。この体だと、ただでさえ狭い馬車がもっと狭くなりそうだしねぇ。

  17. ゲルダ・クライン

    わわっ、ごめんなさい、ちょっと間が空いてしまいました……! はい、馬車については、ねこちゃんの頭が出ないような間隔の檻?のようにすれば、道中は大丈夫かな、と。 事前に領主と相談して、もし難しそうな場合はゲージでの移動、という方針も、賛成です。 馬車をねこちゃんハウスにする際の警戒ポイントも、シズルさまのおっしゃっている内容で問題ないと思います。 あっ、配置……。 ええと、わたしも、外での警戒を希望しておきますね ……武器が槍なので、大きいので、ねこちゃんが怖がっちゃうかな、って、思うので。

  18. シスル・ノーティラス

    んー、中が狭くなりそうだし配分は6:2で構わねえと思うけど、役割固定にするか? 馬車の中ってことは休憩も兼ねられるから、交代がいいんじゃねーかと思ってたんだけど。 固定にするならそれでもいいけどな。そんときはあたしは外で。 馬車の改造の件はシズルも対策考えてるみてーだし、これ以上反対はしねーけど。 まあ、出入りの時がヤバいとか、奴らは液状化して逃げ出すとか、そのへん認識してるかどうかが一番重要な気がするしな。 ああ、そうだ。出発前に猫の色柄を控えておくつもりだぜ。点呼にも使えるだろ。

  19. シズル・モモリエッタ

    ありがと~。うん、わがまま言っちゃってごめんね。しっかり気を付けておくんだよ。 役割分担は交代でって思ってたんだよ。一応、途中休憩と別宅に泊まった時を区切りにすれば全員1回は馬車内のシフトが回せるかなって。順番は出発までに決めきるのは難しいと思うから、ジャンケンでもした事にしてマスターさんにお任せしちゃうのもありかな……って考えてたんだ。

  20. アルマ・ヴァレンタイン

    出発まであと一日半くらいなので仮プレイング書き始めてるよ 役割分担は6:2の馬車が二台で3:1ずつになるし交代制でいいんじゃないかなと 領主さまと爺やさん、使用人さんと私兵さんたちの分担は向こうで決めてもらうとしてー… 道中のお邪魔(盗賊とネズミー)対応は警戒と、出てきたら普通に追い払うでいいのかな? なにかやりたい事がある人がいればそちらに合わせようと思うけど

  21. イヴェール・アーチボルト

    申し訳ありません、間が開いてしまいました。。 役割分担については6:2で私は良いと思います。 私は外を担当しようと思いますが、交代して休む時は出入りを避けたいので御者側で休もうかと考えてました。 中を任せっきりしてしまうのは申し訳ないですが… 外の警戒の際は馬車の斜め後ろくらいから周囲の警戒と合わせて馬車から飛び出る子がいないか見る予定です。 ケージは木などで作る事になるでしょうから、ある程度はたわむ事も想定して作る必要があるでしょうか? 顔が通りそうにない隙間でも。鼻先を突っ込める隙間があればそこから押し込め押し退けで出ようとしそうですし。 >ネズミと盗賊 どちらも可能であれば討伐してしまいたいところですね…放置して益のある存在ではありませんし。 大した強さではないようですが、ネズミと遭遇した際は猫達に注意して貰う必要がありそうですね。 数が多いですし、可能であれば私兵の方達にも協力して頂いて迅速に対応してしまった方が良さそうな気がします。

  22. ゲルダ・クライン

    わわ、ごめんなさい!なるほど、交代で……、勘違いをしていました。 はい、では。中のねこちゃんたちの監視と、外での警備、両方がんばります。 >道中の脅威 はい。放っておいたら、きっと、他の方が被害を受けてしまいますから。 わたしも、脅威は払う……討伐、で、問題ないかと思います。 実は、まだ戦闘の経験がなくて……でも、練習したとおりにできるように、がんばります。 ……ええと、ウォーリアの基本的な戦闘方法は、……前にでて、攻撃を受け止めて、反撃…… >ねずみさん ねずみさんが出たときは、馬車の中で猫ちゃんたちと一緒にいる人たちも ねこちゃんたちがねずみさんたちから気が逸れるように、遊んであげたり、餌をあげたりしてあげたらどうかなって。 出発前日の提案で、ごめんなさい。

  23. アルマ・ヴァレンタイン

    明日は見にこれるか微妙なので、いま出てる改善できそうな部分とかを微修正したよ 文量の大半が準備段階に取られちゃって後半がやや心もとないけど成功するといいなあ…

  24. シスル・ノーティラス

    OK、交代制だな。両方対応するつもりで準備しとく。 道中の脅威は放っておいて何にもいいことねーからな。ぶっ潰す、でいいと思うぜ。 あたしは戦闘部分、それなりに厚めに対応するつもりだ。ダブルエッジと縛糸刃、腱撃で攻撃寄りにしていく。 私兵の手も借りるのには賛成。人数かけてキッチリ片付けられるといいよな。 戦闘中、猫の注意を引くのは使用人に頼んどく手もあるな。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0