【麦都】オーク来襲! 辺境の村を守……役人を守れ!
望月誠司
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シナリオID:54
オープニング
この世界には、中央から外れている、という形容だけではなく固有名詞として『辺境』の二文字を関している地域がある。
ロスガリア大陸が北東、イェルノーと呼ばれる大荒野。
そこに割拠する都市国家達のことを、人々は『辺境都市群』と呼んだ。
●
「帝国領内の大異変を受け、亜人達がクリーパーや魔獣に住処を追われ、辺境へと大移動をしている」
旅の老剣士からもたらされた報せを受け『辺境』のこれまた外れにある”グレイン”という名の小さな都市国家は警戒を強めていた。
『黄金船都グレイン』
辺境一帯は地勢的に安定した農作物の収穫が困難である。だが同時にエーテルに大きな『ムラ』が存在する土地でもあり、グレイン周辺はある種のエーテル濃度が、偶然か何かの作為の影響か、適切に配分されていて、辺境にしては珍しく農業に適した土地となっていた。
その為、市壁の外に広がる麦畑地帯が実る夏には、さながら黄金の海に浮かんでいるようにさえ見える豊かな実りを誇り"黄金船都"との美称を辺境にて与えられていた。
立派な名を持つ堂々たる農業都市であったが――しかしその実、農業しかないド田舎都市でもあった。
名前は優雅だが実際は土くさい黄金船都を盟主として、村々が幾つか傘下として点在している。
その傘下の一つにウィートという名の開拓村があった。
辺境の辺境の辺境にある、ド田舎のド田舎の村である。
吹けば飛ぶような茶の出涸らしみたいな小村であったので、当然ながら常備軍など持ち合わせている訳が無い。
村にいるのは善良なか弱き農民達のみであり、この過酷な運命的大風の前にかき消される儚い灯――
――というのでは、開拓農民なんてモンは普段からやっていける訳がないので、その村の住民は農民ながらに全員が、一筋縄ではいかないクセ者の集まりであった。
頬に刀傷のある村長ジジイはツーハンドソードを奇声と共に振り回し、村に一軒だけある食堂のマッシヴなオバチャンはウォーハンマーでオークを叩き殺して鍋にし、八歳の童女が笑顔で近づきクロスボウを抜き打ちして山賊の眉間をブチ抜く。
リアル(?)な農民というのはしたたかであった。為政者が刀を狩り出したがっても不思議では無いのである。
しかしながら、そんな彼等彼女等であっても、やはり農民、一般人、戦は本職ではない。普通の人々なのである。
そもそも頭数も少なく、大きな亜人達の集団が相手では抗するのは難しいだろう。
という訳で、
「あいつらホントに守る必要ある? ほっといても大丈夫なんじゃない?」
「税金貰ってますので、有事に働かないとサボッってんじゃねーよと我々が殺されまする」
「なるほど、ノウミンコワイ」
賢明なるグレインの長は彼等彼女等の身を案じ、派兵を決定した。
とはいっても、ド田舎小国家グレインに余剰兵力なんてものがある訳無かったので、国境を哨戒するには兵数が足りず、急遽冒険者へと依頼を出して、哨戒任務を手伝って貰う事とした。
かくて冒険者達が依頼を受け、オウムに乗り、グレインの地に降り立った時、頭がハゲ散らかっているお役人が出迎えてくれた。
彼は胃の痛そうな顔をして冒険者達へと頭を下げた。
「どうかお頼み申し上げます! 開拓村へと脅威を近づけさせないでください! 例え貴方達が失敗してもあの農民達は死にはしませんが、その怒りの矛先が向けられる我々が死にまする!」
解説
マスターより
リプレイ
すっごくドキドキするね!)
シズル・モモリエッタは胸を高鳴らせていた。
ただこの仕事、
「村の人たちの方がわたしよりも強そうなんだけど……」
「アレで農民ってなァ……」
若干呆れているのはアウル・アンサラーで、
「私は思うんだ……無力な村人を助けるつもりでやってきたのに、
私はいったい何をやっているんだろうって……」
ハイライトの消えた瞳で地平の彼方を眺めているのがベゴニアである。
「ハッハッハ! 村人がこのように元気なら我々は安心して敵を倒せというものなのだ! 流石開拓者なのだ!」
上機嫌なのはストレガ・L・リベルガストラだ。
ゴブリンの少女曰く、
――自分達で道を拓く様をゴブリンは同士として見習う。ゴールディの成り立ちは脱出からの開拓だった。
と。
「まぁ見方によっては逞しく自立しているとも言えるのかな」
レヴァーレ・クアルムが頬を掻きつつ、癖のある住民を評する。
のどかで土地も豊か、辺境にこんな良い所があるなんてなぁ、なんて思っていたのだが、どうやら住民はのどかじゃあ無いらしい。
「ボクたちが助けなくてもなんとかしちゃいそーな気はするよね」
身長109cm、せいきまつ的な村の救世……救……? と首を捻っていた超小柄なハーフリング娘、アルマ・ヴァレンタインが頷く。
「まァ、しかし……実際んとこ、構わねぇさ。依頼だってんなら、俺としちゃ文句はねぇよ」
とアウル。プロの傭兵らしい意見である。
「そうだねぇ、そこらへんは気にしないで頑張るんだよ~」
シズルもまた頷いた。ポジティブ!
「……可哀そうなお役人さん達を助けると思えば良いか……何か色々と納得いかないものがあるが……」
正直帰りたいベゴニアがぶつぶつと精神安定に務めている。
村人達に関しては各々自己決着を進めつつも、しかしこの依頼、問題はこれだけでは無かった。
村から荒野へと出た所でバンビはぽつりと呟く。
「こんなことってあるのですのね」
彼女は内心愕然としていた。
――後衛ばっかじゃねぇか!
と誰かが頭抱えて叫びそうな程にキャスター天国。
近寄られて殴られたら終わりなのに遮ってくれる前衛がいない。
古の名将だって裸足で逃げだす状況じゃないか、とゴブリン美少女は思う。
一応、前衛職が一人と位置的には潰しが効くヒーラー職も一人いる事はいるのだが、それにしたって二人だけだ。圧倒的に前衛が足りていない。
だがこの道で食ってる以上「出来ませんでした」では済まない。
むしろ言ったが最後、蛮族みたいな怖い奴等の矛先がこっちに向かないとも限らない。
故に村内にいる間は自信満々に胸を張って見せていたのだが。
「……こらァ俺も前に出た方が良さそうだなァ?」
シューターのアウルが頭の後ろを掻いた。
「こんな有様だ。兵士サマも巻き込んじまえよ、やる気ねぇみてぇだが壁にはなんだろォ?」
声を潜めつつチラチラとお役人ズの方を見ながら仲間達へと言う。
「しかし、彼女らはまだ子供じゃないかな……?」
ベゴニアが少し躊躇いを見せる。元教師の彼女は子供には優しかった。
が、背に腹は変えられない状況なので、一行はお役人ズを現場に引きずり込む方針で合致する。
そんな調子で荒野の見回りを続けて数日、
「斥候より入テレ! 敵影発見! 種・オーク! 数・六! こちらです!」
テレパシーを受けとったらしき同行の歩兵お役人ラクレンが一行へと連絡する。
赤毛少女の先導の元、荒野を急ぎ移動する事しばし、一行は哨戒騎兵のお役人ショウと合流した。
「あれです」
ポニーに乗ってる片眼鏡をかけた黒髪娘は、鞍上よりちらりと一行を一瞥すると、大刀の切っ先を地平の彼方へと向けた。
遠く離れた場所に、確かにオークらしき影が六つ見える。
「それじゃセンセーがた! 後はよろしくお願いしやっス!!」
赤毛少女がぺこりと頭を下げいそいそと後退しようとする。
「待った待った、キミ達も見ていないで参戦してはくれないか?」
ベゴニアが言うとラクレンは全力で首を横に振った。
「えぇーーーっ?! 嫌っ! 嫌ですよぼかぁ! 痛いの嫌いです! 怖いです!」
「そ、そうか……そうだな、キミ達ではまだ難しいか」
「そうなんです! 難しいんですっ! ああっ、お優しいかたっ! わかっていただけますか!」
赤毛少女はパッと嬉しそうな笑顔を浮かべ、
「ベゴニアさん」
鞍上の気難しそうな黒髪娘がちゃきっと片眼鏡をかけなおす。
「ん、なんだい?」
「私達は、やれないのではなく、やらないのです」
「……」
「いいですか? 能力的に難しい訳ではありません」
…………
「じゃあやれよ」
一同が沈黙する中アウルがズバリつっこんだ。
「民草を守るのもオタクらの責務っつーヤツだよなァ? オィ」
それに黒髪娘、無表情で踏ん反り返って曰く、
「それは私の管轄ではありません」
こいつ言い切りやがった、と皆だいたい思った。
「しかしアウルさんのおっしゃる事は一理はあります。ですからここはラクレンを前に出しましょう」
「ショ、ショウ~ッ?!」
お役人の面子の為に相棒から売られた歩兵娘が泣きそうな顔で叫ぶ。
「まぁまぁアイコピーさん、目に見える成果を出せば早く出世できます。そうすれば安全な後方に回れるかもませんよ?」
レヴァーレが甘い言葉を囁く。
「えっ? で、でもっ……」
「それと、近づく敵は殲滅せよというのが村の人達からのご要望ですが……俺達だけでは難しいかもしれません」
貴族家生まれの黒髪の青年は真摯に、重々しい口調で呟く。
「そうなったら彼等がどう思いどんな行動を取るか……今回限りでおさらばも出来る冒険者はともかく、お役所の皆さんは、大変なんじゃないですかね?」
ラクレンとショウの顔色がサァーッと青くなる。
「やらさせていただきます! タタカイハスバラシイ!!」
かくてレヴァーレの巧みな言が決定的な駄目押しとなり、貴重な前衛が一人加わったのだった。
●
冒険者達がオークを包囲すべく散開しながら接近してゆくと、
「ヒャハッ?」
「ヒャハハハ!」
「ヒャッハーッ!!」
奇妙な髪型のオーク達は武器を手に猛然と駆け出した。突撃しつつ滑らかに剣盾二名を先頭とした▲型のようなフォーメーションへと移行してゆく。向かって右斜め後ろに槍二名、左サイドは大剣二名だ。
奇妙な鳴き声と共に包囲の一角めがけ迫りくる。
「あれがモヒカンオークさん」
興味深そうに赤桃のオッドアイを瞠ってシズル。
レヴァーレが警戒を滲ませる。
「見た目はアレだし鳴き声も妙ですが……あの動き、舐めてかかれる相手じゃなさそうです」
「そうだね、武装とかも相まって、歴戦の古強者って感じがするね」
少女は頷いた。
そして言う。
「でも、さすがの歴戦オークさんたちも、これだけのキャスターさんが揃ってるなんて、想像もしてないんじゃないかな」
魔導の光が輝いた。
キャスター陣、反応最速はバンビ。
「澱よ空電を呼べ、万物を静止せよ」
ゴブリン美少女が杖を振るうと同時、光球が出現し膨れ上がった。スタティックフィールドだ。
「ヒャハ?!」
先頭に固まって並走していた剣盾達を透明な光が呑み込み纏わりついてゆく。二体のオークの移動速度が急激に低下した。
さらに別の光輝くエーテルが空間に高速で収束する。
「氷の嵐よ!」
ストレガがバンビの斜め右方に展開し短杖を向けている。光が氷雪に転化する。冷気の嵐が槍オーク達へと猛然と襲いかかった。
氷雪は槍オーク達を逃さず捉え、その身を切り刻んで真っ赤な血飛沫を鮮やかに噴出させてゆく。
「風の槌よ――」
さらにストレガと対になるよう左翼に展開するレヴァーレ。
攻撃の為に精神を集中して研ぎ澄まし、魔力を高めると、杖を振るった。
「薙ぎ払えッ!」
光が収束し暴風が荒れ狂い槍オーク達に衝撃が炸裂してゆく。
さらに最右翼のベゴニア、自らのエーテルを燃やして魔力を高めつつオークを睨む。
(私は火力に特化している。上手くやれば一撃、少なくとも二撃で倒せるはず……!)
幼女に見えるアラサー先生、長杖を振るって呪を唱え、光輝くエーテルを空間に高速収束、氷雪の大嵐へと転化させた。
「「ヒャバァアアアアアアアアッ!!」」
煌めく氷の結晶が槍オーク達の身を凄絶な速度でズタズタに斬り裂いてゆく。
苦悶の絶叫と共に盛大に血しぶきが噴出し一気に血達磨になった。
モヒカンオーク達はかなりタフなのだが、なるほど、こいつぁ超火力。
「それがしで仕留める」
半死半生となった槍オークを睨み、最左翼に展開しているガルレイド・S・グリディッカー。
黒肌に剛健な肉体を持つエルフの偉丈夫は、攻撃に精神を集中して魔力を高め、自らのエーテルを燃やして爆発的にさらに高めてゆく。
「炎よ――」
その手から紅蓮の巨大な炎弾が射出され、
「――爆ぜろッ!!」
それは槍オーク達の間の地面に激突すると爆裂。
赤い熱閃光と衝撃波を一帯へと膨れ上がらせた。
「「ヒャデブー!!」」
二体の槍オークは避けえずに紅蓮の熱波に呑まれ、焼き焦げながら吹き飛んでゆく。
荒野にてんてんと転がり、それきり動かなくなる。撃破!
「ひゃっはー!」
シズル、最初槍に向かおうと思ったが、魔術師達の火力で一気に殲滅されたので、大剣オークへと風の如く爆発的に加速して突っ込んだ。
左右の短剣が躍り、二条の刃光が閃く。
光はオークが防御に掲げた大剣を掻い潜って身を斬り裂き、鮮やかに二条の赤線を宙に描いた。
白い髪の娘は羽のようにステップしてそのまま駆け抜けてゆく。
シズルに続いてアルマ、アウル、ラクレンが突っ込む。
「ヒャッハァーッ!!」
大剣オークが猛然とアルマへと踏み込み大剣を振り降ろした。
淡い光を纏っているちんまいハーフリング娘は、さらに輝きを重ねて盾に収束し翳す。
大剣と輝く盾が激突し火花が散る。
シズルが戻ってきて軽やかに二連斬を浴びせてまたステップし、アウルは大剣に接近していながら剣盾オークの方を向いて強射を撃ち込んでいる。
「フゴォオオオッ!!」
眼前でのそれに別の大剣オークが侮られたと憤ったか、アウルへと突進して斬りかかる。
しかし、
(ハッ! 解ってんだよ!)
常より単純になっていたオークの大上段からの振り降ろしを、アウルは横に眼がついているかのような動きで半歩踏み込み紙一重で鮮やかにかわす。
「フゴッ?!」
音、匂い、空気の流れ。アウルにとって敵の動きを感じ取れる物は幾らでもあった。
五感を総動員しさながら天から地を見下ろしているかのように、傭兵の男は周囲の動きを察知していた。その能力、天眼、と人は称するだろう。
剣盾オーク達は少し離れた位置からノロノロとアルマ達の方へと向かっている。
「人事は尽くしました。後は勝つだけですわ」
バンビは己の周囲に無数の光弾を出現させると杖を振ってそれを操り、流星の如くに飛ばす。
「うむ、これは勝ちパターンなのだ?」
油断なく戦場を見渡しつつも優勢を感じながらストレガが閃光の矢を飛ばす。
「いやぁ……お味方が強いです、想像以上に」
レヴァーレは横手に回り込むよう展開しつつ蜘蛛糸のようなエーテルを射出した。
火力がヤバイ幼女的アラサー先生は、高原のスナギツネの如き瞳で光の流星雨をドバババババッと降り注がせている。
「仕事に私情は持ち込まんが……しかし、少々残念だったな」
ガルレイドは一気に前進して間合いを詰め、前衛達を支援するよう射撃を飛ばしながら思う。
オークが己の所まで迫ってきたら自慢の闘技法を叩き込んでやろうと考えていたのだが、それはまた別の機会になりそうだ。
「回復専念になりそうって思ってたけど、案外そうでもなさそうだね」
アルマは輝く盾で大剣を押し払うと、自身をサイドヒールで全快し、降り注ぐキャスター陣からの射撃で襤褸雑巾のようになっているオークの顔面へと杖の先を向けた。
「御休み」
閃光が飛び出し、大剣オークが吹き飛び、地に転がる。撃破!
シズルはもう一体の大剣へのトドメを仲間に任せると剣盾オークへと飛び込んだ。オークからの斬撃をかわしつつ双刃を振るう。
残りの大剣オークはラクレンが槍で突き、アウルが至近距離から重撃射を撃ち込んで仕留めた。
剣盾オークのうち一体はシズルと斬り結んでいたが、残りの一体は復活した脚力を活かし背を向ける。
荒野の彼方へと駆け去ってゆかんと
「まぁ待つのだ」
それを見とがめたストレガが呪法を全開に杖を向けた。先端から氷の矢が飛び出し、オークのふくらはぎに突き刺さる。
「おまえは逃がさんのだ」
ゴブリン娘の赤眼が煌めいた。
剣盾オークが凄まじいまでの冷気に纏わりつかれ再び脚力を奪われる。
ガルレイドが魔導の潮流を再び発動して攻撃集中、全力攻撃態勢で魔力を膨れ上がらせている。シズルと斬り結ぶ剣盾オークへとキャスター陣からの魔法弾幕が猛然と襲い掛かってゆく。
魔導達の力が爆裂してオークが吹き飛び倒れた。
のろのろと、それでも逃げてゆくオークの背にアウルのスティンガーとアルマの射撃が突き刺さる。
風の如く追いすがったシズルの双短剣が連続して閃いて、最後のオークもまた、太陽へと手を伸ばしつつ荒野に沈んだのだった。
●
ベゴニアは怪我をしている味方――はいないので、魔導の潮流で消耗している自身とガルレイドへとヒールをかけて癒している。
「ふぅ、防具を新調までした甲斐はあったでしょうか?」
バンビが服の端をつまみ、戦いを振り返っている。まぁ先手は取れた。終わってみればお味方圧倒的だったが、開幕での最速制圧は有効手だったのは間違いない。
「回収した武器はお役人のものになるのだ?」
一同でオーク達を確実に仕留めている事を確認し、その武器をひっぺがして回収すると、ストレガが小首を傾げた。
「はい、これは僕のレンタル料になりますっ」
ちゃっかりしてる歩兵お役人が答えた。こいつもこいつで逞しい。
「槍で隙間から一突きしただけなのに、ボロイ商売なのだ」
「でへへ。まぁそれは結果論ですよ~」
「ねぇねぇオークだったお肉の方は貰っても良いかな?」
アルマが問いかけた。
「村のオバチャンに持ち込んでオーク鍋を作ってもらえないかなって」
「ふむ……貴方達の戦いぶりは客観的に見て、実に素晴らしい戦いぶりだった、と評価せざるをえませんでした」
くいっと片眼鏡を直しつつショウ。
「ですから、良いでしょう。それくらいはボーナスとして貴方達へと差し上げます。オバチャン様も喜ばれるでしょう」
「やった~!」
「いや、でも、食べるの? オークを?」
そんな訳で一行はオーク肉を村へと持ち込みアルマは食堂のマッシヴなご婦人と交渉した。
殲滅の報に喜んだオバチャンは快諾し、希望者にはオーク肉鍋を、それ以外には普通の料理を振舞ってくれたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年10月22日 11時15分04秒 公開
相談掲示板
初めまして~。新人冒険者のシーフ、シズル・モモリエッタだよ。ミンナ、よろしくね~。 初めてのお仕事、気合入れて頑張らせてもらうんだよ。 ワタシの戦い方はスピードと手数重視の軽戦士、って感じかな?
俺ァ、アウル。シューターだ。 索敵や遠距離攻撃が主…ってトコだなァ。 よろしく頼むぜェ? しっかし、なんつーか。ヤベェヤツらだな、あの農民共はよォ。 …ブタ共(オーク)も、何かオカシイがな。
バンビと申しますわ。ハイスピードキャスターを目指していますわ。 その分威力は残念なことになっていますが。 拳王先遣隊VSジードみたいなことになっていますが、気兼ねだけは不要そうなので、 楽しみですわ。
やぁ、私の名はベゴニア。 しがないキャスターのはしくれだよ。 しかし……自らの身を護るすべの無い、辺境のかよわい人々を助けに来た。 ……ぐらいのつもりでいたんだが、色々と想像とは違うモノなんだなぁ……勉強になったよ。 とりあえず、可愛そうなお役人さんのためにも頑張ろうか。
ストレガ。キャスターなのだ。よろしくなのだ 村のことは気にしなくていいのは良いことなのだ 今回キャスター多いのだ。皆で下がりながら術ガンガン投げ込む戦いになりそうなのだ
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 うーん、敵も農民さんも世紀末すたいるだ 依頼がうまくいったら食堂のオバチャンにオーク鍋でも作ってもらおうかな…
某はガルレイド・グリディッカー、キャスターだ。 得手は…殴ることぐらいかね。よろしく頼む。 彼らも参加すれば楽になりそうではあるが依頼人故に。 要望に沿えるように善処するかね。
レヴァーレ・クアルム、シーフに偽装したキャスターですどうぞよろしく。 まあしかし......こんな農民がいるなんて世間は広い事。 それはそれとしてオークの殲滅頑張っていきましょう。 今回の面子はほぼキャスターだし、特殊なスタイルでなければ基本的にはリベルガストラさんの言うように遠距離からの魔法攻撃ってのが火力的にもこっちの安全性的にも良いのかなと思いますね。 とはいえ......殲滅を目指していくなら囮や退路を塞ぐ事も必要かと。
8人中5人がキャスターってすごいですわね、このチーム。 これはもう酷なことを申すようですが、のこりの3人の方にオーク共にタゲられて できる限り引き付けてもらうのが得策なような気がしますわ。 基本キャスターはなでられたら死ぬので
こういう編成になることもあるんだねえ…補助系もとっておくんだったなあ ボクが前に出るのは問題ないよ、回避に自信がないから防御で受けることになりそうかな ほかのお二人が同意するかは分からないけどね ちなみにボクがきゃすたー武器を使うときにペナルティの有無をお問合せしたときは >>クラス外の装備を使用している状況であってもペナルティなどはございません。 っていうお返事がきてたよ といっても重装キャスターは組めるけどクラスの問題で装備コストルールに引っ掛かりやすい… 具体的には移動と回避とINIがガタ落ちになるから今の段階でオススメはしにくいかも
村の人たちもオークのミンナも、個性的だね~。 「ひゃっはー!」って響きがかっこいいから、戦ってるうちに覚えちゃいそうだよ。 今回は後衛火力は十分だけど、前衛がきつそうだよね。 射程的にこちらが先制攻撃できるはずだから、そこで1体でも数を減らせると助かるかも。 とりあえずわたしはフェザーステップが使えるから、ヒットアンドアウェイっぽい感じでなるべく注意を引き付けられるよう頑張ってみようと思うんだよ。 逃がさないようにして殲滅……ん~、とりあえず思いつくのは、オークの数が減ったら包囲する形になるよう3手くらいに分かれる、とかかな。
ったく、どういう斡旋の仕方してんだっつー話だよなァ? ま、なっちまったモンはしゃーねぇ。やるしかねぇなァ。 あ"-、殲滅とかメンドくせぇ要望出してくれるぜ…。 お偉いサン方は、追い返すだけでもいいと思ってるみてぇだけどなァ。 そうだな…。 遠距離攻撃で先制 ↓ 前衛が突撃、攻撃を加えつつ突破 ↓ 包囲を形成して範囲攻撃で殲滅 大まかな流れはそんなトコかァ? 前衛が足りねぇなら仕方がねぇ。前に出るしかねぇな。 装備を見直すか…。 ああ、キャスターだがブン殴るってヤツは、前衛を張る気かァ? 後は、お偉いサンのトコの兵士サマも来てるんだろォ? 戦わせちまえばいいんじゃねぇのか。
んー......キャスター以外の方も打たれ強いというわけではないのが悩みどころですね。 殲滅のオーダーは直接の依頼主であるお役人のものではないし、こだわり過ぎない方が良さそうでしょうか。 なのでまあ、包囲するのは賛成ですがこちらの損害が大きくなりそうならすぐ解いて逃がすのも手かなと思います。 お役人で引き摺り込むもとい参戦要請を最初からかけられるのはアイコピーさんの方ですね......俺達よりも住民の事はよく御存知でしょうから、その辺を突けば動いて頂けそうな気がします。 で、まあ前衛の話ですが俺も前に出られます。 スキルが3分の2能力値低下なのであまりずっと後衛でも手持ち無沙汰になりそうで、前の方が動きやすいかなと思っています。
前衛が必要ならする、要らぬのならやらん。作戦次第だ。 一応実戦において盾分の防御力が加算される故に、この面子の中ではマシな部類ではあると思うが…まぁ堅牢な訳でもない。
キャスター5、シューター1、シーフ1、ヒーラー1。 ある意味、見事なかたよりだね。 もちろんこれを変更できるわけでは無いのだから、この状態での最善を尽くすしか無いのだけれど。 殲滅を必ずしも目指さないのであれば、ゆるく包囲した上で一ヶ所くらい逃げ道をあけておけば、向こうも不利を悟った時点で逃げるかもしれない。 完全に逃げ道を塞いでしまえば、向こうも死に物狂いで囲んだ誰かを無理やり倒して突破する可能性もあるしね。 もっとも、わざと逃げ道を用意した上で、逃げ道に殺到した敵を倒すっていう方法論もある事はあるのだけれど。 倒すのは……個人的には槍の敵が優先かな。 攻撃力が高い敵が残っていれば、こちらの誰かが落ちる可能性が高くなるし。 回避が難しくなるから大剣の敵からっていう考えもあるだろうし、難しいところだけど。
ま、前衛として比較的マシなのがヒーラーと、回避力を重視すりゃシーフ…くらいなモンだからなァ。 盾を用意したり、鎧を着たり、装備自体は調整出来るが、スキルやコストはどうしようもねぇ。 やっぱ構成を活かすなら、遠距離から一方的にブチ込むのが一番なんだがな…。 そこのピンク色が言うように、逃げ道を敢えて作って誘導するのもアリだが、場所的に「逃走ルートに身を隠して奇襲」は出来そうにねぇ。 「逃げだしたオークの前に誰かが回り込んで動きを止め、後ろから追撃」ってパターンもアリだが、機動力的に動き出したブタ共の前に回り込めそうなのがシーフ女くらいだろォ?残った数にもよるが、負担がデケェな。 どのブタを優先させるかは、作戦次第ってトコか。 受ける前提なら大剣、避けるつもりなら槍を相手にした方がいいだろうな。 ま、取り合えず盾持ちは殆ど気にしなくていいだろう。こんだけキャスターサマが揃ってりゃなァ?
私は前には出られないのだ。でも逃げ出すのを阻止する為にフリーズボルトは温存しておくのだ ダメージは氷嵐でかせぐつもりなのだ (先に出発したシナリオの結果反映が間に合ったら他のスキルも取れるかも
無制限依頼の配当金が回ってきましたので、装備を変えてみました。 余分な魔防をきって回避とINIが早くなりましたの。 ダブルタクトになって恐らく豚どもよりは先に攻撃できるようなりましたわ。
おなじく配当のお金で堅甲がとれたよ、前にでる3人?にかけるようにするね きゃすたー組のみんなはできるだけ早く倒せるように頑張ってね あとは範囲魔法の巻き込みにだけ注意してね、スキル説明に対象識別のないようなやつ 氷嵐とか爆炎とかかな…ボク含め前衛組は魔防ないから巻き込まれたら溶けるよ メテオライトは対象識別できるけど当てにくいとかもあるから 攻撃集中(物攻・魔攻・命中が+20%、物防・魔防・回避は-20%) とかをセットアップで宣言も有効かもしれない…
魔矢を取ってきたので単体には安全に撃つのだ 氷嵐は周囲に気をつけて撃つのだ
範囲魔法の件とか、気を使ってくれてありがとうだよ。 わたしの方も反応強化覚えてきたから、これまでよりも回避頑張れるようになったよ。でも装備は、これ以上は一個でも身に着けるとコスト関係で色々能力下がっちゃうから、このまま行かせてもらうね。 殲滅するか撃退で済ませるかは、こっちの負傷の程度とかで決めておくのが一般的って聞いた事あるんだよ。あと、今回は火力がキャスターさんたちだから、スキルの残り回数も気に留めておいた方がいいのかな。 どの敵を優先するかについては、ちょっと判断するの難しいね……わたしからは、倒せそうなの優先してもらえたら助かる、くらいしか言えないかな。ごめんね~。
攻撃集中はたしかに良いかもしれないね。 その名の通り防御方面は紙のごとしがさらに薄くなるけれど、あまりにも低すぎて絶対値で言えば大して下がるわけでは無いし。 味方にあてないようにだと、私の場合は基本的にはメテオライトで上手く味方を巻き込まない位置があるなら氷嵐を使いたいところだけど。ストレガさんと同じように魔矢の購入もちょっと検討するよ。
とりあえず大まかな流れとして、 ・殲滅を第一目標に、こちらの消耗によっては撃退に下方修正 ・初手は遠距離からの魔法攻撃で先手を取り、その後緩めに包囲して戦闘 この辺りは確定事項と認識しても大丈夫そうでしょうか。 あと決めた方が良さそうなのは...... ・敵の優先順位(順位を振るかどうかも含む) ・包囲に回る人員 とかですかね。 抜けがあれば御指摘頂ければ。 俺も臨時収入で魔法範囲攻撃スキルを習得してきました。 最悪スキルがなくとも遠距離からの魔法攻撃はできるので無理に魔矢を習得しなくとも大丈夫かなと思います。
おぅ、装備の新調にスキルの習得ゴクローさん。 堅甲がありゃ前衛はし易くなるし、魔矢は確かになくても攻撃は出来るが、それでも威力が上がるに越した事ァねぇからな。 持てるんなら損はねぇ、って感じだろ。 ま、装備にしたって戦い方にしたって、やりてぇ事やプライドみてぇなモンがあるなら別だ。無理に曲げる事ァねぇ。 仕事を邪魔されんのは勘弁だが、そうでなけりゃ好きにすりゃいいんじゃねぇ? 俺ァ基本的にやれる事ァなんでもやるが、品行方正に正々堂々と、まずは相手に礼儀正しく名乗ってから戦え、とか言われたら、その間にソイツの顔面ブン殴ってやらァ。 大まかな流れは問題ねぇと思うぜ。 相手が逃げようとした時に、こっちに戦闘続行すんのが厳しいヤツが一人、二人いるようなら、無理はしねぇ方が賢明ではあるなァ。 絶対殲滅が条件ならまだしも、撃退でも良いって話だしよォ。 で、前に出るヤツだが、俺が出るのでも構わねぇ。その場合は装備をちっと変更して耐久力を上げるつもりだ。 …だが、接近戦となると「強射」が使えねぇから殲滅力が下がっちまうのが難点だなァ。「重撃射」で相手の能力を下げつつ戦う事は出来るがよォ。 「強射」は相手との距離がねぇと撃ってられねぇ(最小射程が2hex)んだが、パラメータ上で見るとそうでもねぇんだよな…。 今それはこっちで確認してるトコだ。それ次第、ってのもあるがなァ。
流れの確認どうもありがとう。 優先順位はまず枚数を減らしてほしいから初手の魔法でダメージが大きかったのからとか? オークの魔防については言及がないから当たってたら同じくらいの削れ具合になりそうだけど 強射はー…隣接と遮蔽になる後方じゃない斜め前とか横方向になら撃てるのかなあ? 目の前に敵がいるのに他を狙うっていうのもかなり度胸がいりそうだけどね…
初手は、三種類それぞれ優先順位に判断つきにくいのであれば、こちら側から最も近い敵を狙うか、先に攻撃が当たった敵という方向ではどうか。散発な攻撃よりはマシかと。 結局のところ攻撃されるのが一番脅威だ。攻撃が届かなければそいつの脅威度は低い…かね。 まぁ、近づかれた時は…キャスターを狙う敵を優先など色々出てきそうだが。
大まかな流れまとめ、ありがとうだよ。 うん。そんな感じで良いと思う。 包囲は、後衛の人たちに人数の偏りが少なくなる形でお願いするのが動きやすいかなって思ったんだけどどうかな? 前衛を増やすよりは、前衛が引き付けきれずに後衛へと向かってくるオークを狙い打ってもらう方が対処しやすいかも。引き気味に戦えば、近づかれて攻撃を受ける前に最低1ターンは攻撃の機会を得られるんじゃないかな。
確かに、目の前の相手を狙わなけりゃ強射も使えるなァ。 …ま、試すだけ試してみるのもアリか。 あァ、前衛で囲むんじゃなくて、前衛とオークがやり合ってるのを後衛で囲むっつー感じかァ?
考えてみると敵は武器を奪って利用し徒党を組んでいるのでそれなり以上に連携が取れると見て良さそうですね。 そうなってくると乱戦や位置取りによってどの武器種の敵を狙うというのが難しいかも、と思いますし既に挙がっているようにダメージを与えた敵から集中して数を減らしていくのが良いかと。 包囲については確かに、モモリエッタさんの案の方が対処しやすそうですかね。 前衛が止めた敵を包囲、となると前衛の負担が多いですしこちらの包囲が完成するまで時間がかかるし戦力も分散する、それに敵も考えて動くから黙って包囲されてくれるとも限りませんし。 それなら逆に突破させてしまえば前衛と後衛で挟む形になるので......緩い包囲という事にもなりますしね。
そうだね。前衛で包囲みたいに動くのは難しいと思ってたのと、包囲っていうのに対してある程度距離を取った状態で囲むっていうイメージ持ってたから、その前提で発言しちゃってたかな……ごめんなさいだね。 オークが半分以下とかまで減ってからなら、分散してもリスクは低いかなって思ってるんだけど。 あと、ミンナにごめんなさい。 明日は朝から出発時刻までリアルの用事で時間が取れないんだよ。 だからここまでの相談内容で今からプレイング書いて提出になっちゃうんだ。 最後まで付き合えなくて申し訳ないんだよ。
後衛の方が数が多いんだ、後衛が包囲を形成するっつー意識の方が良いかも知れねぇなァ。 俺は悪くねぇと思うぜェ? あァ、締め切りまで後1日だな。 ある程度の形にはなってるんだ、何とかなんだろうよ。
出発まで24時間を切ったしね。 だいたい、作戦も形になったと思うから大丈夫だと思うよ。 じゃあ、後衛は大きく広がる感じで敵を包囲かな。 射程は後衛の方が圧倒的に長いし、仮に敵が自分に突撃して来ても近づかれる前に倒せると信じよう。 他の者のところに敵が行っても、ある程度は攻撃が届くだろうし。 さて、私の方は前の依頼の報酬が間に合うかどうかで、微妙にスキルが変わってくるんだが、まぁ、間に合わない前提の方が慌てなくて済むかな。
プレイング提出してきたよ、あとは他依頼での結果がでてれば装備とか微調整するくらいかな。 だいたいの攻撃はメインアクションだしサブアクションに移動が回ると思うけど。 (メインアクションでの移動量は移動値の倍、サブはそのまま) どっちを先にするかは決められるから下がりながら撃つ~もいちおうできると思うよ。 射程を保って魔法を撃ちながら囲むような感じ~もいけるとは思う…けど うっかりタゲとっちゃっても引き付けるスキルはないから命がけのおいかけっこ頑張ってね…
範囲攻撃の選択肢にタイダルも取ってきたのだ 攻撃面は問題なく 包囲についても了解なのだ