【PT】蛮族の版図を切り崩せ

鮎川 渓

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シナリオID:35

オープニング

【PT】蛮族の版図を切り崩せ
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「アロシュナバラの砦が、バルバロイ(ならず者)の手に――落ちました」
 一人の少女によりもたらされたその報は、リーンエス王国、そして冒険者ギルドへ大きな衝撃を与えた。
 アロシュナバラ砦は、王国北西部の街道沿いにある年季の入った――言ってしまえば古びた砦ではあるが、れっきとした王国所有の塁である。それがあろうことか有象無象の蛮族(バルバロイ)風情に押し込まれ、その根城とされてしまったというのだ。
 何故王国が蛮族を半ば放置してきたかといえば、これまで彼奴らが団や部族など小規模な単位で活動してきたことが一因だった。民草にとっては恐るべき脅威、しかし国家の体制を揺るがすことはあり得ない。だ(・)か(・)ら(・)捨て置かれてきた。
 ところがここへ来て、そんな蛮族どもが結託したかのように一斉に蜂起し、砦の制圧のみならず近隣の村々を襲撃しているというのだから、王国側は泡食って対処に乗り出した――

●
「――ンだけど」
 依頼の説明をするのは、ビッグオウムの調教役であるはずのゴブリナだ。
 冒険者ギルドは今、上を下への大騒ぎ。今回の蛮族制圧に関する依頼がいちどきに舞い込んだ他、帝国関連の依頼山盛り、それ以外の依頼もてんこ盛りときて、職員が足りていないらしい。
「ホラ、今は帝国が大変なン? その影響で、王国も大々的に挙兵するのはムリっぽくて。早い話が、冒険者ギルドにほぼ丸投げされたワケなン」
 でね、とゴブリナは王国周辺の地図を広げる。
 北西に赤く記されているのは件の砦。その周辺を尖った爪で円を描くようになぞり、
「いまや砦の周囲一帯は、王国が手出しできない蛮族の版図。砦近くの村や町は、蛮族の手に落ちてしまったン……そっちの奪還や救助は別に依頼が出てるから、よかったら見てみてね。この依頼で担当してもらうのはココ」
 次に指したのは、王国と砦をつなぐ街道の一点。先程描いた円の外縁に位置する村だった。
「この村はわりと最近蛮族の襲撃を受けたン。砦を中心にじわじわ版図を広げてきてるンだ。
 村を乗っ取ったのは『バルダッサーレ一家(ファミリー)』っていう、元大工や石工の職人集団を中心に構成された蛮族の一派。一家は持ち前の技術を使って、村に拒馬や物見櫓をたてて、最前線の警戒にあたってるらしいン。居座ってるのは20人くらい」
 そこで、冒険者のひとりが素朴な疑問を口にした。何故そこまで詳細が知れているのかと。
「村を追い出された人達が教えてくれたンだよ? ……ううん。生存者っていうか、その一家ってちょっと変わった蛮族で、むやみに民間人コロコロしたりしないことで有名なン……略奪も乗っ取りもするケド。だから村人は全員無事。でも、」
 ゴブリナは言葉を切り、窓越しの空を見上げた。刷毛で薄く掃いたような秋の雲が広がっている。
「冬の蓄えも家畜もそのままにして来ちゃったから、皆心配してるン……でもうまく一家を追っ払えれば、櫓や拒馬で防衛力アップした村に帰れるン!」
 だからなんとかうまいことヨロシク! と、ゴブリナは疲れたように目頭を揉んだ。

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 件の村。自らが仲間と建てた櫓を仰ぎ、バルダッサーレ一家(ファミリー)の首領・バアルは間延びした声をかける。
「来たかー?」
「来ねーよぉ」
 櫓上の物見台からも間延びした応えが返った。村を占拠してかれこれ数日、王国の軍も来なければどこぞの私設騎士団も来ない。天気は快晴。20人からの荒くれ者どもは完全に弛緩しきっていた。
 と、一軒の民家から場違いに愛らしいドレス姿の少女が出てくるや、バアルの腰に抱きついた。
「ぱぱ、ゆだんしちゃ、メ。そろそろ来るよ」
 途端、バアルは強面をだらしなく緩め、娘を抱き上げると頬ずりしまくる。
「うんうん油断はいけねぇよなぁ。でも敵が来るんじゃパパお仕事しなきゃなんねぇから、チィは隠れてるんだぞー?」
 チィと呼ばれた娘は鬱陶しそうに父の顔を手で突っぱね、唇を尖らせた。
「チィ、とりでにいる人たち、きらい。こわい」
「そりゃあ蛮族だからなぁ。だが今は王国に弓引く者同士だ」
「……」
「チィ?」
 バアルは仲間達と顔を見合わせた。このチィという娘、10歳の割に見た目も精神も幼いが、時折妙に勘が働く時がある。一家は皆それを知っている。一同の胸に翳りが差したまさにその時、近くの丘の陰へ音もなくビッグオウムが舞い降りた。

解説

【目的】 村を占拠する蛮族を追い払い奪還せよ 可能であれば、備蓄と家畜の確保と、村内の状況確認 【状況】                   備     ╂        家家家  櫓╂ ╂ ←至砦            ╂  ←約100m→ 丘 冒険者 →至王国      馬 家家家  櫓╂ ╂      馬       ╂             *おおまかな配置図              20戸程の小さな村で、村の中心を貫く通りの左右に家屋が並んでいる ・[╂]拒馬(馬防柵に似た障害物)。高さ2m程。柱の先が鋭く尖っている ・[櫓]約2m×2m×高さ7m。燃えにくい木材で組まれた頑強な櫓。天辺には物見台 ・[備]備蓄庫 ・[馬]馬やヤギがいる大きめの家畜小屋 ・冒険者達は、村から100m程離れた丘の陰から行動開始 ・敵は何かに気を取られていたため、冒険者達の到着に気付いていない ・拒馬と櫓は一定のダメージを与えることで破壊可能 ・村の周囲は、灌木や木がまばらに生えている程度で見通しは良い  一時的にそれらの陰へ身を隠すことはできるが、対策なしでは見つからずに村へ着くことは困難 【敵】 蛮族『バルダッサーレ一家』 首領のバアルはじめ授恵者が数名。数も多く強敵だが、何故かしら一家の士気は高くないため、冒険者達の力を見せつけることができれば逃走するものと見られる ・首領バアル 大槌を主な得物とする接近パワー型 ・櫓上の射手×6 各櫓上に3名。物見台から弓や弩で攻撃 ・他、弓やスリング等を扱う遠距離型×4、蛮刀や手斧を使う接近型×10 ・少女(PL情報) 非戦闘員。村内のどこかに隠れており、冒険者がとる行動によっては交戦中に遭遇する可能性がある。一言二言会話すれば首領の娘だとわかる。即ち保護対象ではない

マスターより

鮎川 渓と申します。アニエピカ、始まりましたね! 初依頼となりますこちらのシナリオ、素敵なMSの皆様と連動してお届けします。 蛮族《バルバロイ》って良い響きですよね。燃えますね。 しかし燃さずに村を奪還していただく依頼です。一家が丹精込めて作った柵や櫓は、可能な限り残すことができれば、後に帰村する村人達にとって嬉しい置き土産となるでしょう。でも厄介は厄介です。どうしましょうか。 プレイングに何を書くか迷ったら、是非PCさんの心情ややりたい事をゴリゴリ詰めてみてください。冒険を彩れますよう精一杯努めさせていただきます。 素敵なPCさん方にお目にかかれるのを楽しみにしております。 皆様のご参加・プレイング、心よりお待ちしております。

リプレイ

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 見張台で光る6対の目は、丘を越え現れた人影をすぐに捉えた。
「何だ?」
「軍人じゃなさそうだが」
 気を緩めている最中でも、櫓上に人員を割き警戒していた甲斐があったというものだろう。
「たった4人? 今時行商でも用心で武装してる奴はいるだろ」
「それもそうか。おーい、怪我したくなきゃ帰った帰った!」
 しかし確かに油断していたのだ。常ならばすぐさま首領のバアルに報告している所を、威嚇で済ませようとしたのだから。
 それ故バアルが異変を察した時には、既に4人が――正確に言えばそ前衛の者達が――拒馬の向こうへ迫っていた。バアルは、真っ直ぐに突っ込んでくる小柄なドワーフの少女を注視した。彼女が握っているのは見るからに重そうな石斧だ。
「馬鹿野郎ども、よく見ろッ。一般人の娘があんなモン担いで走れっか!」
 がなり散らすが早いか、宣戦布告を告げる一矢が腕を掠めた。傷はごく浅く済んだが、矢が纏っていたエーテルにより感覚に異変を生ずる。撹乱射撃だ。
「授恵者(レシーバー)……冒険者か!」
 舌打ちすれどもう遅い。駆けつけた仲間達を突如光が取り巻いたかと思うと、光はたちまち氷の嵐に姿を変え、無数の氷片で皮膚を裂く。嵐が去った時には、石斧の少女が拒馬のひとつへ肉薄。空色のリボンを揺らし、豪快に斧を振りかぶっていた。
「ソォラ!!」
 丸太は軋みをあげ木端を散らす。
「折角作ったのに何しやがる!」
 櫓上の射手が少女へ射掛けたが、気が逸ったか狙いが逸れた。放っておけば地に刺さっただろうそれを、褐色のゴブリンが影の如く飛び出してくるや、わざわざ剣で払い落として見せる。明らかな挑発行為にいきり立つ射手達。ゴブリンの彼は金眼を眇め不敵に嗤う。
「よぉう、悪いがコッチも仕事でなぁ。さっさとどいてくれや」

●
「始まったようだ」
 丘の陰に留まり、様子を窺う者がふたりと1匹。シーフの海神・江流とシスル・ノーティラス、大鼬のトートだ。
「情報通り、妙に要塞化されてて面倒くせーな。ま、賊を追い払えばいいってのは楽だけど」
 まあね、と相槌を打った江流の顔つきが瞬時に引き締まる。
「行こうか」
「そっちは任せたぜ」
 ふたりは脚へエーテルを纏わせる。シスルはトートへ合図し向かって右へ、江流は左へと音もなく駆け出した。素早い身ごなしを旨とするシーフのふたりは、既に交戦中の陽動班を回り込んで追い越し、村へ接近していく。
 そう、先行した4人は陽動。2人と1匹の奇襲を成功させるべく、正面で派手に暴れて一家を引きつけているのだ。
 シスルのあとを追いかけながら、トートは横目で主を確認した。トートの主は陽動班後方。今は敵陣である村へ、真っ先に布告の矢を撃ち込んでみせたフィニエス・クーガだ。エーテルを込めた弓矢を引き絞りながら、彼もトートの方へ一瞬だけ視線を寄越す。頼んだぞと言いたげに目で頷きかけ、再び撹乱の一矢を放った。
 その向こうでは、長い銀髪が印象的なテュリン・ヴィングが、新たな術を練り上げている。彼女が掲げたステッキはエーテルの青い煌めきを帯び、その光が先端へ集約した所で一気に放つ。
「ほらほら、どんどん行くわよ!」
 矢と化した光は弧を描いて飛び、拒馬を越えて賊を襲う。
 拒馬の一角を破壊せんと奮闘しているのはリィズ・クラリエ。リィズは初手で、一家は自分達が作った物を壊されるのを嫌うと学んだ。ならば利用しない手はないと、一層力を込め斧を振り下ろす。
 その一撃で丸太が大きく傾いだ。すかさず褐色のゴブリン――ナハシュが足をかけ、体重を乗せ踏み込むと、遂に拒馬の一角が崩れた。身軽に残骸を飛び越え、手前の男へ斬りかかる。
「邪魔するぜえ。ま、お前らの村じゃねえけどな」
 彼がこうして挑発し続けるのも、全ては奇襲を仕掛けるふたりに気取られぬため。

 シスルと江流は風のように馳せ、迂回したにもかかわらずものの数秒で村の入口へ着いた。そして、各々が担当する櫓のそば、並べられた拒馬の端へ忍び寄る。
 シスルは、村内へ切り込んでいくリィズとナハシュを一瞥した。
「すぐ制圧(オト)してやるからな」
 矢や礫を一手に引き受けている前衛の彼らの負担を、一刻も早く除かなければ。
 それでも彼らに白刃が及ばずに済んでいるのは、後衛のフィニエス、テュリンのサポートのお陰だ。早々に氷嵐を見せつけられた一家は散開を余儀なくされ、数の力で押し返すことができずにいる。それでもふたりへ接近する者には、フィニエスの撹乱射撃が容赦なく見舞われるのだ。拒馬は潜ることも乗り越えることも容易でないが、組んだ丸太の隙間から案外視線は通る。そのため、射手と魔女の即席の連携に上手くやりこめられてしまったのだ。
 シスルは拒馬の横木に足をかけると、エーテルを噴出させひらりと宙へ。そしてそそり立つ櫓の側面へ着(・)地(・)した。壁歩きで平地を行くかのように物見台へ駆け上がると、大きく身を乗り出し矢を番える男の胸ぐらを掴んだ。
「邪魔だ」
 そのままぐっと引いてやれば、彼女と違い重力に抗うすべのない男は、野太い悲鳴を上げ落下する。シスルは猫科の獣を思わすしなやかな身のこなしで、物見台へ上がり込んだ。
「何!?」
 残りの二人は動転して振り返り弩を構えようとしたが、
「どけよノロマ」
 彼女は両手に構えた長さの異なる剣を巧みに繰り、払いのける。次々に繰り出される斬撃、そして櫓へ標的を移したテュリンの魔矢を避けようと、ひとりが仰け反ったはずみで落ちそうになる。咄嗟に手摺を掴もうとした手を、何かがガリッと噛んだ。シスルの反対側から登ってきたトートだ。痛みに思わず手を引っ込めた男は、頭から落ちていった。
 シスルは思わせぶりに村の外へ視線を放つ。
「あいつら遅えなー」
「?」
「こっちの話だ。さあ、残るはお前ひとりだぜ?」
 不利を悟った男は弩を投げ捨てると、自ら櫓から飛び降りた。辛くも民家の屋根へしがみつく。どうやら命を張ってまでここを守る気はないらしい。
 ならあと一押しだなと、シスルは寄ってきたトートの鼻先を軽くつついた。

 一方、江流ももう一つの櫓の攻略にかかっていた。シスル同様、拒馬を足がかりに高く跳躍し、壁歩きで櫓の柱を駆け上がる。と、
「大丈夫か!」
 反対の櫓から仲間が転落する様を目撃した男が叫んだ。
「余所見とは随分余裕だな」
 江流は駆け上がってきた勢いそのままに、男が見張り台の外へ突き出していた顎を膝でかち上げる。急所への痛烈な一撃に男は昏倒。その身体を蹴り落とすと、残りのふたりが泡食って喚く。
「テメェ、梯子も使わずどうやって!」
「走って」
 江流は飄々と答え二刀流の構えを取ると、男達へ尋ね返す。
「この狭い物見台で、どうやってそれを引く?」
 男達は眼下に射掛けるため手摺の外へ出していた短弓を引き、構えようとした。が、両者の弓同士がガツッと当たる。短弓と言えど狭い物見台での取り回しはすこぶる悪い。そこへ大の男が3人もいるのだから尚更だ。見張りに人員を多く当てていたのが仇となった。
「邪魔だな!」
「オメェこそ!」
 肩を竦めた江流は、男達の指に似たような指輪が嵌っているのに気付いた。先程落とした男もしていたような気がする。一家の者だと示す証だろうかと考えつつ、江流は手摺を跨ぎ越し物見台の縁へ。壁歩きで外周を駆け、まごつく男達の背後へ回り込むと、素早くその背を斬りつけた。

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(これで5つ)
 ナハシュは背後で立て続けに響く落下音を数えていた。櫓上の射手は計6人。まもなく櫓は陥落する。投擲手などを警戒し、後衛へ害が及ばぬよう周囲へ目を配っていた彼は気付いた。
(こいつ等、やたら動きが統率されてやがる)
 戦闘継続が困難な者が出ると、物陰伝いに駆け寄る者達がいる。負傷者を離脱させる者と、それから目を逸らさせるよう突っかかってくる者と、首領の指示を待たず各々が役割を持って動いているのだ。
(一応は名の知られた蛮族一家なだけある、か。だが)
 冒険者達をねじ伏せる腹積もりなら、負傷者を離脱させるのは後で良い。後衛の支援が櫓に回った今こそ、ナハシュとリィズを取り囲む絶好機なのだから。けれどそれをせず、救助に手を割くという事は。
 6つ目の落下音が響くと同時に、両の物見台から制圧完了の合図があった。ナハシュはここぞとばかりに声を張る。
「おうおう、遅いご到着じゃねえか!!」
 その言葉で、この段になって初めてシスルと江流の存在を捕捉した一家は驚愕した。動揺が漣のように伝播していく。そこへ、先程櫓から飛び降りた男が、屋根の上から大声で叫んだ。
「櫓を襲った嬢ちゃんも、まだ仲間がいるようなことを漏らしてたぞ!」
 身内からもたらされたダメ押しの情報に、一家の動きに乱れが生じた。その時、
「おうお前ら、そう急くなぃ」
「!」
 戦線を押し上げていたリィズの行く手を塞ぐよう、一時姿が見えなかった首領・バアルが再び現れた。その肩には、先程はなかった大槌を担いでいる。
「襲撃者ひとり討ち取れず、おめおめ手ぶらで帰ったとあっちゃ合わせる顔がねぇ。そうだろ?」
 言って大鎚をひたとリィズへ向けたバアルに、男達は野蛮な咆哮で応えた。
 しかしテュリンはバアルの言葉を聞き逃さなかった。
「誰に合わせる顔がないっていうの? 余程恐い人でも待ってるのかしら?」
 途端、バアルは明らかに狼狽した。
「なっ、そそんなこたぁねぇ」
(あ、こいつ(この人)馬鹿だ)
 冒険者達が呆れた空気を醸すと、バアルは自棄になったように大槌をぶん回す。
「ええい、来ねぇならこっちから行くぞ!」
 言うなり踏み込んだバアルは速かった。リィズの横をすり抜け、その後方にいたナハシュも巻き込むよう大きく槌を旋回させる。遠心力の乗った痛烈な一撃がふたりを襲う。
「こいつ馬鹿力だな、馬鹿なだけにっ」
 舌打ちし、ナハシュはリィズへヒールをかける。ずっと最前線を張っていたリィズの身体には、かなりのダメージが蓄積していた。それでも彼女は、
「ん。でも、行くよ」
 ぐっと踏ん張り、強打を浴びせ返した。

 江流が制圧した櫓に登り、村内の位置関係の把握に努めていたフィニエスは、この段になって一家の首領が単身挑んできたことに違和感を覚えた。
「賊のメンツってやつか? それにしては……」
 鷹の眼(ホークアイ)を持つ黒曜の瞳を凝らす。すると、ふたりの男が物陰伝いに備蓄庫へと走るのを見た。別の男は大きな家屋へ入っていく。
「あれは……そいつは陽動だ! その間に持ち出せるモンを持ち出そうって魂胆だ!」
「そうは言っても、」
 櫓から落とした射手を牽制していた江流は、リィズを振り返る。彼女は本来回復手ではないナハシュのヒールで持ちこたえている状態だ。
 けれどリィズは果敢に破鎧砕を見舞い、
「もた、せる。行って?」
 躊躇うナハシュの脇を、テュリンの放った魔蝕が飛ぶ。
「援護は任せて!」
「オレも撹乱射撃が何発か残ってる」
 頼もしく請け負う櫓上のふたりに促され、シスルと江流は備蓄庫へ、ナハシュは民家へそれぞれ駆け出す。
「待ちやがれ!」
 バアルが怒号を上げたが、リィズがその視線の先へ回り込んだ。

 その間、3人は略奪を阻止するべく再び走る。
「どの家だ!?」
「その先の大きな家だ! 備蓄庫は奥の左手側に!」
 フィニエスに指示された家の戸口に着いたナハシュは、何やら大きな袋を抱えて出てきた男と鉢合わせた。予め村中の金目の品を集めておいた物らしい。
「させるかよ!」
 低い姿勢から放った一刀が袋を裂き、装飾品や本が散らばった。

 シスルと江流は、備蓄庫の扉を開けようとしている二人組に追いつき、脚を斬りつけ動きを封じた。念の為に中も見ておこうと扉を開けたふたりは、ひとりしゃがんでいた少女を見つけ瞠目する。
「おい、ガキがここで何やってんだ」
 江流は少女の手に目をやる。例の指輪はない。
「君は?」
 語調を和らげ問う江流。返ってきた答えに、ふたりは再び目を見開いた。

「もー、しぶといわねっ」
 テュリンはエーテルを練り上げつつぼやく。一家の首領だけあって堅く、1対3の状況にも怯まない。周囲にいた男達は、目論見がバレているならと次々に場を離れ、馬小屋の方へ去っていた。
「首領が単身陽動と殿を買って出るなんざ、聞いたことがない」
 それだけ腕に自信があるのか、前代未聞の馬鹿なのか。両方だなとフィニエスは思った。ふたりの妨害のお陰で空振りが増えてきたものの、あと一発でも強打を喰らえばリィズの身体がもたない。それでも。
「吹き、飛ばす……っ」
「弾き返してやらぁ!」
 両者の得物が激しくかち合わされそうになった、その時。
「待った!」
 シスルと江流が戻ってきた――場違いなドレスの少女の手を引いて。

●
 ふたりが備蓄庫で見つけたのは、バアルの娘だった。事態を聞き集合した6人と娘、そしてバアルが対峙する。
「畜生、卑怯だぞ!」
「卑怯上等。打てる手は打ち、使える手札は使う。相手は略奪を繰り返す蛮族、ならば遠慮も容赦もなし……ってね。そもそも、こうなるのを覚悟の上でやってるんでしょ? なら恨みっこ無しよ」
 がなるバアルに、テュリンがぴしゃり。江流は背に娘を隠すように進み出た。
「このまま大人しく村を明け渡すなら、この子は返そう。勿論、村の物は全て置いて行ってもらう」
 バアルは噛み殺しそうな目で唸っていたが、娘が口を開いた。
「ぱぱ、かえろ。このひとたち、いいひとよ。チィがぱぱの子だってしっても、ぶったりしなかった。もうケンカしないで」
 途端、
「チィがそう言うならそうすっか!」
 バアルは6人が脱力するほどあっさりと掌を返した。そうして、自前の馬や馬車に負傷者達を残らず乗せ、引き揚げて行った。

「……馬鹿な上に親馬鹿ときたか」
 6人は何とも言い難い疲労感を覚えつつ、一通り村を見て回った。家屋に損傷はなく、被害は一家が占領中に食い散らかした備蓄が少々といった所だった。
「でも引っかかるわね」
 櫓を見上げ、テュリンが呟く。
「一家が元大工なのは聞いたけれど……大量の資材はどうやって調達したの? 本当に、背後に”恐い人”でもついてるのかしら?」
「帝国の崩壊を期とするように、バルバロイどもが動き出したことと併せると……首謀者がいる可能性はあるな」
 とフィニエスは首肯する。
「そういえば、」
 江流が一家が皆似たような指輪をしていたことを告げると、ナハシュはリィズにヒールをかけつつ首を捻る。
「あいつらの連携は一朝一夕にできるもんじゃねえ。仲間の見分けくらいつくだろうに」
 リィズも黙って小首を傾げる。シスルはうんと伸びをした。
「小難しいことはあたしにはわかんねーけどよ。一先ず、これで依頼完了だな」
 彼女の普段通りの声音に、一同はようやく戦闘後の緊張を解くと、誰知らずほっと息をついたのだった。


マスターコメント

 冒険者の皆さんの活躍により、バルダッサーレ一家は撤退し、無事に村を取り戻すことができました。拒馬と櫓の破損も少なく、後に村の防衛に役立てられることでしょう。  MVPは最前線に立ち続けた彼女と、狭い櫓ならではの立ち回りを演じた彼へ。  ご参加ありがとうございました。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人

2020年10月26日 10時59分42秒 公開

成功

相談掲示板

  1. シスル・ノーティラス

    ん、挨拶か。シスル。シーフだ。……よろしく。 敵は20でコッチは6か。しかも柵やらなんやらあるし。その上あんまり壊さない方がいい、と。面倒くせーな。 追い払うだけでいいのは楽っちゃ楽だけど。 櫓からの監視を逃れるのは難しそう、ってことだが、どういう順番でどう見つかるかで状況が変わりそうだな?

  2. 海神 江流

    海神江流。同じくシーフだね。 今回はよろしく頼むよ。 櫓から見つからないようにってのは、地形的にも難しいかねぇ。 例えば、陽動と侵入で二手に分かれてシスルさんの言う見つかる順番ってのをこっちの意図に乗せるってのは出来なくなない・・・かな? 疾風足と壁歩きがあるんで、櫓に取り付いて射手をどうにかするとかは出来なくもなさそうだけど。さて。

  3. No.3

    ん。リィズ。リィズ・クラリエ。ウォーリア。 ん……がんばる、よろしくね? 櫓、高さ、7m。建物、3階。くらい? スタート、丘裏。なら、セーフそう。だけど、難しそう、動いたら? 順番調整、陽動、する?なら、私、最適?かも。 私、近接特化、だから。遠距離、隠密?はおまかせ、なる。から、よろしくね 他、案。あれば?まちつつ。 ともあれ、出来ること、お手伝い。何かある?なら、遠慮なく。

  4. テュリン・ヴィング

    テュリン・ヴィング、キャスターよ。 今回はよろしく頼むわね 確かに櫓の上にいる敵が厄介ね。 とりあえず私の方は魔法による遠距離からの攻撃やら、ちょっとした妨害なら出来るかな。

  5. フィニエス・クーガ

    シューターのフィニエス・クーガだ。宜しく頼む。 確かに陽動と侵入に分かれた方がいいかもな。 壁歩きは、俺の方は大鼬とエーテルリンクすれば代用は可能だな。 海神一人に櫓上を任せるよりも多少マシにはなると思う。

  6. シスル・ノーティラス

    そうだな、陽動と侵入に分かれるのはいいかもな。 近接戦闘の連中を陽動で釣り出しておき、そのスキに侵入組が櫓の連中を落とし、近接の敵が陽動組に追いつく頃に時間差で侵入組が背後から叩く、とかさ。 あたしも壁歩きは用意できるぜ。 侵入組は櫓に残った連中を素早く片付ける必要があるし、陽動を少なめにして侵入を多めにするのがいいんじゃねーかと思うんだよな。

  7. フィニエス・クーガ

    櫓上には3名ずつ、仮に海神にシスルと俺の大鼬を合わせれば3対3に持ち込めるか。 櫓上から櫓上への援護射撃は同士討ちの可能性があるから抑制できるんじゃねえかな。 んで、その間に俺やテュリンでもう片方を攻めて削っておくこともできるな。 あとは囮役の負担もあるか。今回ヒーラーがいないしな。

  8. ナハシュ

    ちょいと遅れてすまねえや。シーフのナハシュだ、よろしく。 初動陽動と囮に分かれて、援護射撃と潜入からの奇襲でやぐらを落とす感じだな? なら俺ぁ下で囮に行こうじゃねえか。 観た所櫓への攻撃が手厚いのと、下の敵の数も侮れねえ。近接1人ってのも寂しいもんがある。 回復はなーヒールが買えりゃよかったんだが、うっかり金使いすぎちまってよぉ。 潜入組が落とすまでは程よく目立ちながらなんとかするしかねえか?

  9. 海神 江流

    取り敢えず全員揃ったかね。 改めて宜しく頼むよ。 櫓は2つ。それぞれに敵が3人だけど、土台のサイズが2m四方って事は、物見台の大きさは結構カツカツなんじゃないかな。 物見台まで上がってしまえば、弩は兎も角、弓を引く余裕はないだろうから、櫓の上で無理に3対3をやらんでも、初動の不意打ちで一人二人、櫓から落としてしまえば無力化できないかねぇ。 士気もそんなに高くないみたいだから、それで逃げてくれりゃ簡単なんだが。 数的な不利もある。陽動側の負担も考えて俺とシスルさんで櫓2つに同時に仕掛けてみるのはどうだろう? 壁歩きがあれば、落とされる心配は少ないだろうから、2人で櫓の6人を取り敢えず受け持てるならトレードオフとしては悪くないかと。 櫓が制圧できれば、フィニエスさんやテュリンさんが利用して上からの支援に使えたら尚いい。 敵の動きを見て、備蓄庫の蓄えを持ち逃げするような動きの察知も出来れば重畳なんだけども。

  10. テュリン・ヴィング

    多分だけど、こちらに気付いた時の相手の布陣としては、拒馬を挟んで近接型が待ち構えての櫓からの射撃ってところかしら? こっちがそこまで到達するまでは櫓からの射撃が飛んでくるだろうし、下の方も何人かは弓やらの攻撃を仕掛けてくるかも。 江流の言う様に、二人で同時に櫓へ仕掛けるのは悪くないんじゃないかな。そうでなくても、片方を仕掛ける事が出来ればフィニエスが言う様に援護射撃の抑制は出来る筈だからね。 あとは櫓が制圧出来たら、逆に利用出来るならしたいところかな。相手の動きを把握しやすくなるとは思うし

  11. シスル・ノーティラス

    ふん、確かに。2m四方にギチギチなら、むしろ乗り込む側は少ない方が有利くらいか。 あたしとエルで櫓に乗り込んで、テュリンとフィニエスにそれぞれを援護してもらうのが一番動きやすいかもな。 するってーと、今の分担はこんな感じか? 希望と違うとかあれば自分で言えよ。あたしはこーゆーの苦手なんだ。 陽動:リィズ、ナハシュ 侵入:フィニエス、シスル、江流、テュリン 櫓を制圧できたら、あたしとエルは陽動に合流を目指すか? それともテュリンが言うように遠距離攻撃の奴らが下にもいるなら、そっち片づけに回ったほうがいいかね。きっと民家のあたりだよな。 備蓄庫のフォローまで手え回り切るかどうかだけど、モノ持ってかれんのは確かに腹立つし。 とりあえずスキルは壁歩きの他に、櫓を速攻で制圧するためにダブルエッジと腱撃。移動距離稼ぐために疾風足。今んとこそんな感じのセットでいく予定だぜ。 分かれて行動するし、細かく状況変わりそうだから連絡用になんかスキルねーかなって思って見てたけど「テレパス」はまだあたしらに手が出せるやつじゃねーな……

  12. ナハシュ

    我ながら書き間違いがひでえな!!班分けの纏めありがとうよ。 櫓に関しても海神が言ってる感じのが良いんじゃねえかと思うな!一人でも入られたらそっちの対応で、櫓の射撃はほぼ機能しなくなるとも踏んでる。 一応確認なんだが、侵入組のフィニエスとテュリンに関してはシスルと海神が櫓に到達するまでは陽動にいる‥と認識していたんだが、合ってるか? テュリンに関しては呪文の回数があるから確定ではないのかもしれねえが、少なくとも2人つっこむよか弓の援護くらいあった方が相手の気を引けると思うんだがよ。 完全に分かれるってんなら、気合入れて煽るなりなんなり気を引きまくるが。 櫓落とした合図はなんかでっかい布でも振るなり、それこそでっけえ声で相手に退散する様促せばいけるんじゃねえ?適当にまだ俺らの味方は隠れてるでもなんでも吹いたりしてよお。 櫓落とした後も連中が向かってくるようなら、下の遠距離落としてもらえんなぁ助かるな!

  13. フィニエス・クーガ

    俺とテュリンが最初はどう動くか、はそうだな。 ナハシュとリィズの二人だけだと、数が少なすぎて 別動隊がいることを察されるかもしれない。 半面、櫓襲撃まで身を隠してればシスルと海神が襲撃する際に 前と後ろから不意を付けるかもしれない。 どっちにも利点はあるが、個人的には陽動側が二人だけだと厳しそうな気がするんだよな。 俺は一旦は陽動側に回って、侵入組が動いてから櫓に射かけてもいいと思う。

  14. テュリン・ヴィング

    一応、呪文の回数が尽きた場合でも杖による魔法攻撃もあるから、遠距離からの支援は問題なく出来る筈よ。あと、櫓襲撃組の方が素早く仕掛ける意味も含めて移動力高いから、こっちが一緒に動くってなると逆にシスル達の足を引っ張る形になると思う。だから、シスル達が櫓に襲撃仕掛けるまでは(相手方に別動隊による奇襲を悟らせない為のも含めて)陽動の支援に回りつつ、櫓襲撃が開始されると同時にそちらへの援護射撃に回る形かしらね。 後は敵の配置次第では範囲攻撃も撃てればいいかなとは思うけど、その場合は味方の位置や周囲のものに注意しないといけないからね。だから、撃てたら撃つよくらいの感じで 櫓を制圧出来れば、櫓の上から敵味方の状況が把握しやすくなるから、その場合は可能な限り狙ってみようかなと思ってるよ

  15. フィニエス・クーガ

    あー、あとあれだ、向こうの首領の娘。かち合ったらどうするか決めておくか。 まあ殺す必要はないと思うし、敵の死亡判定もこっちと同じで一旦は戦闘不能で止まるなら、まあ万が一誤射しても最悪の事にはならねえだろ。 ……手段を選ばなきゃそれこそ人質にでも取ればこの場でのこいつらの撤退はさせられるだろうよ。 だがまあ、あんまり悪辣な手段を取り過ぎると次にこいつらがどっかを襲ったりした際に 今回や今までみたいに犠牲者が少なくて済む保証はないよな。 まあ、万が一こっち側が出くわしたら向こうに逃がすくらいでいいと思うんだが。どうだろう。

  16. 海神 江流

    それじゃ、俺の方は・・・ 陽動を仕掛けてくれている間に[疾風足]で左右から回り込んで、拒馬を足場に[エアライド] その高さを維持して櫓に壁走りで取り付いて、そのままの勢いで物見台の蛮族を叩き落として、残りの蛮族と戦闘開始。 って感じでいければ理想的かな。 実際のトコはターンやアクションの制限でそこまでスムースには行かないかもだけど。 >首領の娘 出会しちまったら言葉を交わせば出自はすぐに分かる。 って事みたいだけども。 非戦闘員なのは見た目からしても間違いないあたりなんだろうし、あまり手荒には扱いたくないね。 敵さんの撤退の際に馬を奪われたり、備蓄庫を荒らされたりって事をさせないために、一旦保護して交渉材料にしちまうとかでもいいんじゃない? 娘の受け渡しと撤退を妨げない という点で此方は譲歩する その代わり、村からの撤退時の略奪は許さない。 あちらさんに引き渡す事自体に異論はないんで、それに付け加えてってトコでどうだろう?

  17. シスル・ノーティラス

    OK、フィニエスとテュリンは陽動の援護からスタートだな。 あとで間違えねーように分担は更新しとくぜ。 陽動:リィズ、ナハシュ、フィニエス、テュリン 侵入:シスル、江流 あたし自身の動きはだいたいエルと同じだ。左右に分かれて接近って感じになるかね。 スキルの残り1枠を考えてたが、やっぱエアーライドが一番楽に櫓に登れそうだな。 >首領の娘 ガキか……面倒くせーな。あたしはあんまり関わりたくねーんだけど。 ま、村を荒らさない条件の取引材料にするのはいいと思うぜ。 んじゃ、出っくわしたらとりあえず確保かね。

  18. テュリン・ヴィング

    >首領の娘 まぁ、見つけた時は確保するくらいで良いんじゃないかな?後は、シスルが言う様に村を荒らさない条件の取引材料に用いるとかね。 人質に取るという手段は確かに悪辣とはいえ、相手は村を荒らす蛮族だからね。彼等もそれをやられる覚悟でやってるだろうし、足を洗うなら今の内よくらいの警告なりはやってもいいんじゃないかな? それに、こっちがそういう手を取らないからといって、向こうが略奪を止めるとは限らないし。

  19. シスル・ノーティラス

    ま、テュリンの言う通りだな。蛮族なんて言ってっけど所詮盗賊だろ。 先に他人のモンに手出したのは向こうだ。 そういや前にナハシュも言ってたが、他にも仲間がいるように振舞うのはよさそうだな。 あたしらが6人しかいないってことはバレないほうがいい。 最初の奇襲後は、せいぜい派手に立ち回るとするかね。

  20. ナハシュ

    >首領の娘 既にでてんので賛成だな。なるべく手荒には扱わねえってのも同様に。 あとはこいつが一番砦の蛮族連中について話してくれそうじゃねえか。ガキの視点だが侮れないかもしれねえし、世間話がてら訊いてみんのも良いんじゃね?聴ける余裕があればだが。

  21. No.21

    ん。お話、すすんでた。 陽動、目立つ。なら、頑張れそう。暴れる。 ヒール、取得。できれば、よかった。けど、先色々取っちゃった。ごめんね。 娘さん?は、ん。それぞれ、おまかせ。お話、得意。ない。から、目立つ。注力、する。ね?

  22. 海神 江流

    首領の娘については、先の発言の内容のあたりは俺のプレイングの中に方針みたいな感じで入れておこうと思う。 それ以外のところで気をつけたほうがいいところがあったらフォローしてくれると助かるな。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0