お嬢様に代わり百合茶宣伝販売お願いします!その1
四方 のあ
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シナリオID:33
オープニング
エラトゥーン都市同盟の都市リブラネスタの、とある裕福な商人の邸宅にて。
「うーん……どうにも最近、ワタクシ自身が百合茶を売るのに行き詰まりを感じますわ」
お嬢様風のヒューマンの少女が、憂鬱そうにため息をつきました。
彼女の名はローゼン。18歳とまだ若いながら、幼い頃から商人家の次期当主として商売を手伝っており、商売の経験は十分に一人前と呼べるものでした。
ですが、その彼女をもってしても憂鬱そうなのは、ローゼン自身が成長期を過ぎた頃合いに差し掛かった事にもあるようです。
「前までは、百合茶のおかげで綺麗になれてお胸も育っている気がするの! といった感じで押せたのですけど……18にもなり、これ以上美しくなるともお胸が育つとも少々言いにくく――ハッ! ひらめきましたわ、じいや!」
「お呼びでしょうか、ローゼンお嬢様」
「百合茶の宣伝販売ですけど、冒険者ギルドに募集すれば良いではないですか! 何らかの販売努力をしていただける方が良いですわね――たとえば、ワタクシのお店で売り子としてお手伝いいただいても良いですし、露天販売のように売りに出ていただいても構いませんわ! あとは全ての時間帯を担当いただく必要はないですが、朝であればこれから仕事という方へ、お昼であれば休憩中の方々や手の空いた奥様へ、夕方~夜であれば仕事終わりの疲れた方へ――と、異なるアピールが考えられるかもしれませんわね♪」
ローゼンの少々突飛にも思えるリクエストですが、じいやは困った顔も見せず、メモを取りながら尋ねます。
「かしこまりました、踊る子熊亭に依頼を出して参ります。しかしながら、一点よろしいでしょうか」
「何かしら?」
「宣伝販売、でございますが、主に経験の無い方や薄い方に向けて、他に注意点などはございますか?」
「そうですわね……百合茶のおかげで【絶対に】綺麗になれるとかお胸が育つとか言ってはいけない、という所かしら? 絶対に万民に効果があると保証まではできないですもの……他の商店では、数十年も百合茶を飲み続けたエルフの方に、絶対育つって言われたのにちっとも育たない! 数十年分のお金返して! とトラブルになった事があるそうですわ……とは言え、そこまで怖がる事もありませんわよ! 必ずしも売り上げが上がらなくても大丈夫ですのでお気軽に――皆様が努力して販売する姿から、ワタクシも新しい発想を得られるでしょうし♪ と補足しておいてくれるかしら? ワタクシ心が広いですから……おーっほっほっほっほ!」
かくして――踊る子熊亭に、ちょっぴり変わった依頼が届けられたのでした。
解説
マスターより
リプレイ
「おーっほっほっほっほ! この度は私の依頼に集まっていただき、深く感謝しておりますわ!」
今回、商人お嬢様ローゼンからの百合茶販売の依頼に集まった四人の冒険者たちは、いずれもうら若き乙女たちでした。
やはり百合茶と言えば、評価が高いのは各種の美容効果。そこに関心が高いのも、いつの時代も乙女という事でしょうか。
全員が名乗りと軽い自己紹介を終えた後、話は本題に入っていきます。
「では早速ですが、皆様から案などありましたら、お伺いしたいですわ。何か協力できる事もあるかもしれませんので!」
こんな時に一番最初に声を挙げるのは、多少勇気がいるものです。ですが――。
「やっぱり最初から効能どうこう言うよりも、実際に飲んでもらうのが手っ取り早いと思うわね」
どこかツンとした雰囲気で、アルト=ミルドレッド=バ・ロッサが臆せずに答えます。
「だから屋台販売風に簡易的なテーブルとイスをいくつか準備して、ローゼン様ともう一方で飲んでいるところを見ていただき、興味を持ってもらうのよ」
それで単に客寄せするだけでなく、その場で一杯飲んでもらい、お客の心をがっしり掴み、お持ち帰り用として販売するって寸法よ――と続けました。
「アルトの意見、確認した。こう……」
対照的に物静かな雰囲気のロサード・シュナイダーが、不思議なボディランゲージをしながら言葉を続けようとしました。ロサードは思った事を言葉にするのが得意ではない分、動きで脳内シミュレートしてから答えたのでした。
「いいと思う。題して『百合茶を楽しむ時間を、日常のちょっとした特別な時間としてプレゼンテーションしよう大作戦』。アルトに異論があるなら訂正、する」
「べ、べつに異論とか無いわよ!? その……ちゃんと色々考えてくれて、ありがと」
ツンとしていたアルトが、どこか雰囲気を和らげてロサードに返答します。
こうしてアルトが先陣を切り、ロサードが合いの手を入れてくれた事で、場には物が言いやすい雰囲気が生まれました。
「アルト殿案は妙案だと思うぞ。とは言え我はこの見た目、売り子などに徹させていただこうと思う」
ベルク・オスマットは、ハーフビーストで野性的な外見の自分がローゼンと共に飲むのは、似合わないと考えたのでした。その分、自分にできる事は積極的にこなそうと、様々な案を練っていました。
「私も……その、ごめんなさい。人と話すのは少し苦手で……売り子さんのお手伝いに徹せられたらと……でも、サポートはできるだけやれたら……」
最後に、とても内気そうなコッペリアが答えました。コッペリアにとって、こうした販売の依頼を受ける事自体が初めてで、何をするにも勇気が必要でした。ですから、背伸びしない意見をはっきり口にできただけでも、素晴らしいと言えるでしょう。
こうして、意見と行動案が出揃って。
乙女たちが動き始め、花のように舞おうとしていました――。
●心揺さぶる乙女たち
まず軸になるのはやはり、アルト発案ロサード命名の、略称『楽しい特別な百合茶の時間プレゼン大作戦』(略しても長い? すみません!)です。
ローゼンと誰かが一緒に百合茶を飲む事から始まるこの作戦。
誰か飲むか、なのですが。
「アルト、私と違ってちゃんと、せれぶりてぃな感じ、するし」
「ビジュアル的にも言い出しっぺの法則でも、アルト殿がふさわしいと思うな!」
「アルトさん……頑張って……」
「なんでー!!」
アルトは発案はしたものの、その役は他の人に譲ってあげてもいいんだからね! と内心考えていたのですが、満場一致で決定しました。
「私、せれぶりてぃな空気を醸し出す役割に徹する。アルトは大船に乗ったつもりでいて」
日差しを遮る高級そうな日傘を準備し、上品なメイド服を着たロサードがアルトを励まします。ロサードは自分のためではなく、誰かのための方が全力を尽くせるタイプの、健気な乙女でした。
「ありがと……そ、その、いかにも売るために話してる! ってお客さんに意識させてもいけないと思うから、商人っぽい話題は避けますね、ローゼン様」
「ええ。ご配慮ありがとうございます、お二人とも」
普段ツンとしているように見えてその実、色々と配慮を示してくれるアルトにも、ローゼンは感謝して答えました。
しばらくして、お客様が集まり始め――大作戦の会話が、幕を開けました!
「そ、その……ローゼン様って、上品なセレブって感じがしますね……!」
アルトは上品に髪をなびかせ会話を始めますが、気品を乱さないようにとの意気込みからか、若干の緊張が感じられます。
「ありがとうございます。ワタクシもアルト様には、どこか高貴さのようなものを感じますわ。そういった家のご出身なのかしら?」
「家……」
アルトの表情が少々曇ってしまいます。ローゼンは気付かぬうちに、アルトの地雷を踏んでしまっていたのでした。
(あたし、家の七光りって言われたくなくて、自らの力で、意思で頑張ろうって思ってて……どう答えたら――)
不穏さを察知し、ロサードが得意のボディランゲージで、アルト達に一旦百合茶を飲むように伝えます。
見ればお客様たちにも、ベルクやコッペリアの手伝いもあって手際良く、百合茶が配られていました。
一同は百合茶を飲み、落ち着いて一服する事ができました。そうして、皆が会話の行方を見守ります。
「失礼しましたわ。実際のところ家や出身より、貴女自身に高貴さと申しますか……気高い心意気を感じておりましたの」
ローゼンは雰囲気を方向転換させようとすると共に、決してお世辞ではなく、本心からの言葉と伝えたいように言いました。
「……えっ? 気高い心意気って、どんな所にですか、ローゼン様」
「ふふふ。どうぞ楽にローゼンと呼んで下さいませ。そうですわね……物事の提案などを率先でき、でも大切な所は他の方に譲ろうとする心配りもあり、いざとなれば逃げずに自ら引き受ける勇気も――」
「え、ちょっとローゼン? 何かこう褒め過ぎじゃ……」
「いいえ。ワタクシそんなアルト様はいつか、自らの力で英雄と言われるほどの大人物にもなれる気がしますの、ふふ……もし本当にそうなったら、ワタクシを慧眼だったと褒めて下さる?」
「み、自らの力で、とか――バッカじゃないの! そんな事言われても、別に嬉しくなんてないんだから、勘違いしないでよねっ!!」
いつの間にか、すっかり普段の調子となってしまったアルト。言ってから、気品が~! と頭を抱えたくなってしまいますが。
「あらあら~」
「まあまあ~」
どういう訳か、お客様(お昼のため奥様方が多め)から、とても生暖かく優しい視線で見られています。
その秘密は、アルトをよく理解したロサードが、百合茶と共に配ったペーパーにありました。
(金髪でピンク瞳のアルトは、せれぶりてぃの中の超希少種『ツンデレ』。感極まると、ツンツンした言葉と、デレデレな内心で真逆になる)
(例えば『バカ』と言ったら『そう言ってくれた貴方が素敵♪』、『嬉しくなんてないんだから、勘違いしないでよね!』は『とっても嬉しいです、デレデレ♪』という意味)
(そんな素直になれない新タイプのせれぶりてぃな彼女を、どうか生暖かく応援よろしくお願いします)
「~~~~~っ! だから違うんだってば~!!」
こうして続いたアルトのせれぶりてぃツンデレ劇場は、刺激に餓えていた奥様方に大好評!
「一時は不穏な空気が流れても、百合茶を飲めば空気が変わるかも。一家に一つ、ぜひどうぞ」
ロサードも欠かさずしっかり売り込みをかけ、ロサード命名の大作戦は、まさに大成功で幕を降ろしたのでした。
●心揺れる乙女たち
そうして盛り上がった中、それを眩しそうに見つめていた少女がいました。コッペリアです。
「コッペリア様、どうかなさいました?」
そこへ、アルトとの会話を一通りこなした後、ローゼンがやってきました。
「あっ、ローゼン様……あの、アルトさん達、あんなに沢山の方々の注目を集めて、楽しませて、とても凄いと思いました……それに比べると、私は……」
内向的なコッペリアは、彼女なりに一生懸命に売り子をしていましたが、表に立って実演販売をしていたアルト達に比べると、自分の頑張りに自信が無くなってきていました。
「確かにアルト様やロサード様、よくやって下さっていますわ。けれど、貴女も――」
ローゼンは見ていたと告げました。派手さこそ無いものの、コッペリアが商品やおつりを、とても丁寧に渡してお客様に安心感を与えてくれていた事を。そんなところは、特に年配の方々に好評でした。
更に、パン屋さんで厨房のお仕事の経験のあるコッペリアは、お客様からの「何か百合茶に合う食べ物無いかしら?」という質問に、その経験を生かしたアドバイスを行う事も可能でした。
「ですから、貴女にも素晴らしいところはあるのですわ! これからの貴女のご活躍にも、期待しておりますわね」
そうして百合茶販売は好調に進み――やがて日が傾いて夕方になってきました。
お客様に合った丁寧な商品説明で好評だったベルクが、少々の休憩の後、行商に出ようとしていました。
「ベルク様、興味がありますわ。ワタクシも付いて行ってよろしいかしら?」
「そうだな……我が良いと言う場所までは、構わないが」
「あたし達もいいわよ、行ってきて? ……べ、別にお茶飲んでばかりな気がして罪悪感あって、売り手を手伝おうかなとか思ってるわけじゃ――」
すっかり馴染んだアルトのツンデレなお言葉に甘えて、ベルクとローゼンは行商へ出発しました。
ベルクはフード付き外套を目深に被り、百合茶の茶葉を小分けした壺を入れた木箱を背負い、どこかの薬売りのようなスタイルで歩きます。
「……フードは取った方がよいだろうか」
「どうでしょう。まずはフードを取った所を、ワタクシに見せてくださる?」
そう言うと、ローゼンはフードを外してみました。
すると、ベルクの左目には長い傷跡があり、それが少々威圧感を与えてしまうかもしれませんでしたが。
ローゼンは特に気にした様子も見せず、むしろ瞳を輝かせて続けます。
「まあ! 狐さんのお耳、なんて可愛らしいのでしょう♪ それに綺麗な銀髪ですわ……今のままでも十分魅力的ですけど、百合茶をお飲みになり更に磨けば、ダイヤのように光るかもしれませんわよ☆」
「フッ、これではどちらが百合茶の販売をしているのか分からない」
「ふふふ、そうですわね。ワタクシと一緒の間はフードは外していて大丈夫と思いますわ。では、参りましょう!」
歩き始めた二人は、ベルクの『肌が綺麗な人は、美肌に関心がある人だろうから美肌効果を中心に話して売る』『髪が綺麗な人も同様』という方針のセールストークで、売りながら進んでいきました。
「なるほど、参考になりますわ……」
「――おっと、ローゼン殿はここまでだ」
ある地点まで来た時、ベルクはローゼンを制止し、帰るように促しました。
「あら、どうしてですか……あっ、ここから先は――」
ベルクは歓楽街へも踏み込んで、販売に向かおうとしていました。なので万一、酔った客などにローゼンが何かされては、まずいと思ったのです。
「了解しましたわ、ワタクシは引き上げさせていただきます。でも、その前に」
ローゼンはベルクにフードを被らせて、こう言いました。
「貴女の、綺麗な髪を見せてしまっても危険かもしれませんから――」
●届く乙女たちの心
その後、すっかり日が暮れて夜となりました。
行商に出たベルクも、満足そうな表情で帰ってきていました。彼女の案での販売が、うまくいったのでしょう。
最後に乙女たちのひと頑張り、夜の販売が始まろうとしていました。
「夜のお客様には、無理に売り子としてお茶の購入を勧める事は、しなくてもいいかと」
夜の販売を前に、ロサードが皆へ提案をしました。
「仕事で疲れて帰ってきたところに、あれこれ商品の説明をされて購入を勧められたら、嫌になってしまうと思う、から」
「確かに……見事な着眼点ですわ!」
ローゼンを始め皆が感心し、その方針に従う事にしました。
「試飲……というより『お仕事お疲れ様です、どうぞ』的な感じで、お茶を飲んでもらうだけでいいと思う」
それだけでいいのかな? という疑問が出る事を見越して、ロサードは続けます。
「……大丈夫。一見無駄に思える行為かもしれないけれど、そうやって美味しいお茶を渡していれば、そのうちきっと相手の方がお茶に興味を持って、お茶の事を聞いてくる」
ロサードは確信と、何より思いやりを込めて言いました。
「本当に素晴らしいですわ……アルト様が未来の大英雄ならば、ロサード様はさしずめ、未来の大参謀ではないかしら! ふふふふ♪」
「もう~だからやめてってば~~」
一日ツンデレをしすぎて、もう素で答えてしまったアルトでした。
そうして四人の乙女達は、仕事で疲れて通る人たちに、それぞれ労るように百合茶を渡していきます。
「百合茶……です、どうぞ……」
コッペリアが、特別な言葉ではありませんでしたが、本当に丁寧で癒すように渡していきます。
「甘い香りで安らぎを……」
ベルクが控えめな言葉で、ですが何かあればお客様に合った事が言えるように心構えつつ、渡していきます。
「お仕事お疲れ様です……どうぞ」
ロサードが先に宣言した通り、余分な説明をせず、渡していきます。ですがそこには、深い思いやりが込められていました。
「こうしてお茶を渡しながら、ゆっくり出来るのもあと少しね……もう少ししたら、ギルドの他の活動も積極的にこなさなきゃならなくなるはずだし……べ、別に名残惜しいとか寂しいとかじゃないんだから、勘違い、しないでよね――!」
アルトが、いつの間にか残り少なくなった百合茶を渡していき……最後の一杯を、渡し終わりました。
彼女たちの様子は仕事に疲れた人々の心を癒やし、少なくない人達が百合茶を買っていってくれました。
それはまるで、夜に静かに美しく咲く、四輪の花のようでした――。
●乙女たちへの感銘
あの日から、数日後。
「じいや! 凄い事になっておりますわ!」
ローゼンが驚愕します。確かにあの日の売上も良かったのですが、ローゼンの元には『コッペリアちゃん癒やされる~』『ベルクちゃんのお勧めがツボる』『ロサードちゃんに支えられたい!』『アルト様のツンデレ、マジ最高!』などという声が続々と届き、結果的に『これを企画したローゼンお嬢様お見事!』と、商会の評判が向上する結果となったのです。
「これは何よりでございましたな」
「ええ……いつかまた、皆様に違う形でもお会いできる事を楽しみにしておりますわ。そのためにも、ワタクシもより大きなお仕事をいつか持ってこられるよう、頑張らねばなりませんわね!」
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:多い4 / 4〜4人
2020年11月02日 14時37分55秒 公開
参加者
- シュナイダー ロサード
ベルク・オスマット
コッペリア
アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ
相談掲示板
……初めまして、コッペリアといいます。 よろしくお願いします。
アルトよ、よろしく 百合茶は私も愛用してるしもっと広めたい事には賛同してるから今回参加したわ
ベルクだ、よろしく頼む。
No.4
ロサード・シュナイダー。 よろしく。 百合茶…妹がよく飲んでた。 私は飲んだ事ないけど。 飲めば、ローゼンみたいに華やかになれる…? (いや私には無理かなという顔) 販売。 …やったことない。 さて、どうするか…
そうねぇ…私からの案としては やっぱり効能どうこうよりも、実際に飲んでもらうのが手っ取り早いと思うわね だから簡単に屋台販売風に簡易的にテーブルとイスを複数準備して、ローゼン様ともう人方で飲んでいるところを見ていただき興味を持ってもらうのよ それでただ客寄せするだけじゃなくて、その場で一杯飲んでいただいてお客の心をがっしり掴んだところでお持ち帰り用として販売するって寸法よ ……ど、どうかしら?もし何かほかに案があったり別の方法とかしたかったりあったら…遠慮なく言ってちょうだい
No.6
アルトの意見、確認した。 こう…(手で何かもにゃもにゃと謎のボディアクションをとっている)「飲みたい」っていう欲求を刺激するような…気を引くような感じの… ご令嬢のお茶会的な…雰囲気から入る感じの… この… いいとおもう(※うまく言葉にできなかったようだが賛成の意を述べたかったようだ)。 実演販売、だいじ。 ローゼン、華やかな人、だから。 そんな人が、せれぶりてぃーな雰囲気を出しながら、簡易屋台で優雅にお茶を飲んでたら、多分すごく目立つ。 そんな優雅な空間で試飲して購入してもらえたら、きっとその後、その人の中では、百合茶は効能が優れてるだけではなくて「気軽にせれぶりてぃーな気持も楽しめるお茶」になる。しあわせ。いいことずくめ。 ローゼンと一緒にお茶を飲む役は…私たちの中からえらぶなら、アルト、貴女がいいと思う。 私と違って、ちゃんと貴族ってかんじ、するし。 せれぶりてぃーな空気をだして。
……… って!わ!私!? いいいいやいやいや!!べべ別にわ、私じゃなくても ほ、ほら、他のみんな的にやりたい人とかいるかもしれないし! てかそもそも私が発案者だからほら、お茶飲んでる場合じゃないだろうし!! ってゆーか、ロサード…さん、飲んだことないなら今回を機に飲んでみるのはどうなのよ!? ……べ、別にやりたくないとか、そういうわけじゃないんだからね!!勘違いされちゃ困るから言っておくんだけどね!!!
アルト殿案は妙案だと思うぞ。 とは言え我はこの見た目だからな、ビジュアル的にも言い出しっぺの法則でも客引きを兼ねたお茶会役はアルト殿がふさわしいと思うな! というわけで我は売り子に徹させていただく。
… …… ………………………………………………… こ、コッペリアさんは、ど、どう? そんなに難しくないから、お茶を飲むだけだから…べ、別に遠慮とか全然いらないし、物は試しってゆーか…わ、私も売り手の方手伝いたいしなー(
私、売り子の手伝いしか考えてなかったので…実演も必要ですよね。 私は…その、ごめんなさい。 人と話すのは少し苦手ですから、アルトさんが……頑張ってやって下さい。 私も売り子さんをやって居ようと思います。
No.11
私は、お茶会というか、せれぶりてぃーな雰囲気を出すための要員なので… お客様に日傘あたりを差し出すような…?(首かしげ) あと、反応が薄いっていわれがちなので、前に出る役は似合わないかと。 売り子は勿論だけど、メイドさんの格好して、お茶会の給仕とかするね。 せれぶりてぃは、盛れる限り盛ろう。 というわけで、アルト、頑張れ。
〜〜〜〜〜っ!! 分かったわよ!やるわよ!! 私がお茶飲んでるわよ!!! ただし、休憩はちゃんと取って、サボったりしたら許さないんだからねっ!!!
No.13
そういえば。 夜のお客様へのアピールに対して、大した事ではないけれど少し思ったことがあるので、そっとローゼンに進言しておく。 …採用したとしても、結果が出るのに少し時間がかかるアピールではあるので、直接今回の売り子活動には影響しないと思うけれど、一応、ご報告。