希望の鋒
崎田航輝
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シナリオID:30
オープニング
村を捨てるんだと、父は言った。
着の身着のままで、慌ただしく出発の準備を進める母もまた、気持ちは既に家の外へ向いているらしい。
ほんの少し前までは、穏やかな村の穏やかな生活があった家の中。慣れ親しんだ暮らしのある家族の空間。
なんだかそこが、知らない世界になってしまったようで──見たことのない両親の表情に、幼い少年は泣きたくなるような不安を覚えていた。
「おとうさん、おかあさん……」
「サント、大丈夫よ。あなたは私達が守ってあげるから」
そう母が握ってくれる手は温かく。
「ああ。きっと大丈夫。まだ化け物は、この辺りにはいないらしい。急げば逃げられる」
言葉に力を込めて、扉を開ける父の背中は大きかったけれど。でも、自分の知らない何かが起こっているんだとは判って、それが少年はとても怖い。
だから家から出て、騒々しい混乱の中にある人々の間を走り──ようやく少しの静寂が訪れた道の途中で少年は尋ねた。
何があったの、と。
けれど、その問いに父と母は応えなかった。少年を見ようとするその視線が、途中で止まっている。
少年は後ろを振り返った。
そこに異形がいた。
まるで影が立ち上がったかのような、不明瞭な人型をした怪物。
一体ではない。餌に這い寄る獣か何かのように、後方からさらに二体。少年は、これが父と母の怖がっていたものなんだと本能的に理解した。
「危ない!」
父が少年を庇う。瞬間、岩石を纏った怪物の腕が父の脚を殴りつけた。
倒れ込む父。叫ぶ母の声。じーんと耳鳴りが響くような感覚に、少年は震えて立ち尽くす。
何かをしなくちゃいけない。でも何も出来ない。
こんなとき兄がいてくれたらと、ふと思った。
けれど、兄はずっと前に家から出ていって、もういないのだ。その時の言い知れぬ孤独感と、今の気持ちは似ていた。
「……、たすけて……」
●希望
冒険者達へ依頼をしたのは、精悍な軍人だった。
シルトラース帝国、国境ヴァイセントラフ砦。
先の災いより、逃げ出してきた多くの民を受け入れているその内部は人々でごった返していた。
その中にあって、帝国軍の駐屯部隊は未だ秩序を保ちその対応にあたっている。
とは言え緊急の状態である、個々の軍人の自由な時間も多くはないだろうが──ロイクと名乗るその青年は、仕事の隙間を見つけて此方へ急ぎ声をかけてきた。
「家族の安否を、知りたいんだ」
実直そうな声音で、彼がするのは小さな村の話だ。
そこはここから帝国中心部の方向へそれなりの距離をおいた場所にある。位置を考えると、何らかの危機にあってもおかしくないと言った。
「クリーパー……僕達軍人も、その哨戒を行っているけれど」
今まさに、その危険が家族に迫っていたら?
本音では、命令に背いてでも無事を確かめに行きたいはずだ。
だがそれは出来ない。同じ状況の軍人は自分だけじゃない。皆が皆、ここで多くの命を預かっているのだから。
それに、自分一人で野に飛び出すのなんかより、よっぽど頼りになる存在を知っているとロイクは言う。
「貴方達が、僕の希望だ」
故郷の家でロイクは、時々防寒具を縫っては売り、後は畑と家畜の世話をするという穏やかな生活を送っていたという。
それでも兵士になりたいと夢を抱いた自分を、家族は快く送り出してくれたのだ、と。
「父と母と、弟。家族の無事を確認して……敵がいれば、対応してほしい」
軍人としてではなく、いち個人として。
お願いしたいと、彼は深く頭を下げた。
解説
マスターより
リプレイ
刺すような気配を抱く、ざらついた空気。
村へ伸びる道に吹く乾風が土埃を巻き上げるその前方。直走るフィーレン・ステオラーズは確かにそこに三人の人影を捉えていた。
「父と母と弟……って言ってたな。数は合うね」
──もしかしたら、もしかする、か?
けれど彼我の距離が、精確な確認に至らせない。
それでも、並ぶオリーキュも奔る脚を緩めなかった。少なくとも目の前の事態を無視できるわけはないのだから。
「行きましょう……!」
「ええ」
応えるハリス・アル・ターミルが見据えるのは、その先の敵影。
三人を見下ろす人型の闇色──クリーパー。貌が無くとも、そこに獣の如き殺意が宿っていることが判るから。
「武器も持たぬ方々に何たる非道を……許せん……!」
槍を握る手に、力が籠もる。
だが決して怒りに我は失わない。守るべき者を、守る為にこそ。
「先に、お願いします……!」
「ああ」
エリシェール・ミノン・リュキアがフードを靡かせながら先陣を切っていた。
そのまま風を縫って、一息で距離を詰め切りながら。滑り込むように、抜剣した双刃で岩型の個体へ牽制を仕掛けていく。
その鋭さに、闇色が微かに怯む。同時、背後の二人──父も母もはっとした。
「あなたたちは……」
「ギリギリ間に合った、と言えるでしょうか」
言いながら、エリシェールに居並ぶのはライル・クライブス。柔らかな声音で、同じく壁となる隣を見ていた。
視線を受けて頷くギ・ガガは、緋の瞳を三人へ向ける。
「ギギ……ココハマカセルデゴザイマス」
「助けに……来てくれたのですか」
「その通りです」
ハダ・アーシファは応えながら、遠くを一瞥していた。
村からは離れており、三人だけで歩んでいた行程が窺える。
「よくぞここまで無事辿り着いたものです。そして、あなた達の加護は尽きておりません」
詳しくはクリーパーを追い払ってから、と。
ハダがしかと盾となれば──エリシェールが担架を広げながら母と少年に向いていた。
「二人は逃げろ」
言いながら、同時に少年の足が竦んでいるのを見て取ってもいる。
それは間違いなくあの砦に居た青年の弟。だからエリシェールは続けた。
「私たちはおまえの兄を知っている」
「……お兄ちゃんを?」
「そうだよ。ボク達はロイクさんに頼まれて村の様子を確認しにきたんだ!」
明るく朗らかに。優しい声で呼びかけるのはアルマ・ヴァレンタイン。
「お兄ちゃんが……」
「うん! コイツらはボクたちがやっつけるから、今は巻き込まれないように離れてて! お父さんも仲間たちが運んでくれるから心配しないで大丈夫!」
言葉を具現するように、アルマは長杖に光を凝集していた。
目映い光。
穏やかで温かく。
奇跡が、希望が確かにそこにあると訴える癒やしの輝き。包まれた父は、痛みが和らいだ脚を不思議そうに見ている。
その父を担架に乗せてエリシェールは少年へ振り向いた。
「兄のことを想うなら、今のおまえにできるのは精一杯生き延びることだ」
「……」
「……行け!」
すると少年は唇を結び、頷いて母と共に走り出す。
ゆらり。時を同じく岩の個体が攻撃を狙い躰を揺らめかせていた──が。
「皆さん、感謝を! お陰で間に合います」
ハリスが閃光を刷くように猛加速し、岩の個体の面前へと迫っていた。
その背を見つめながら、フィーレンも息を整える。
事態は未だ猶予もないけれど。
(落ち着け、フィーレン。……やるべきことをやるだけだ)
決意を秘めれば迷わずに。棍から清らかな光を棚引かせ、それを真っ直ぐに放ちハリスの防護を強化していく。
直後に岩の個体が体当たりをしてくるが──ハリスは己が身と槍をもって弾き、勢いを逸らして攻撃を失敗に終わらせていた。
「殺させはしません! さあ、私が相手です。かかって来なさい!!」
低い唸りだけを零して、岩の個体がハリスを睨み始める。
その後ろでは蒼の個体も攻撃態勢を取っているが──先んじてオリーキュが見据えていた。
(私はこんな小さい身体だから、盾にはなれないかもですけど……)
ぎゅっと、自身の手を握る。
「それでも授恵者として、ウォーリアとして、できることがあるなら……!」
守る為に、伸ばせる手を伸ばそうと。
突き出す杖に湛えるのは強い煌めき。魔力の塊を生むように、陽炎を伴う光線を閃かせて蒼の体を深く穿っていた。
そうして十二分に注意を引いた所で、蒼の個体の前へ奔るのがガガ。
(ウシロノテキハ──)
同時に探波を実行し、もう一つの視界を得るように状況を把握する。
煙の個体は様子を窺っているつもりか、今は回復行動の準備を取っているだけ。
ならば、注力すべきは目の前だけと。蒼の個体が放つ水流に対し、ガガは黒髪をそよがせながら──翻るように盾を滑らせ衝撃をいなした。
この決して長くない時間が、生死の分かれ目の一つだったろう。
「ご家族の皆さんは──」
ハダが振り返ると、その三人はしかと離れている。
「このまま後ろ、下がってて」
フィーレンは万全を期す為、父へと更にヒール。一人で歩けるまで回復させていた。
三人が安全圏へ動く中──前線では烈しい衝突音が反響する。ハリスが岩型の腕を槍で受け止め、鍔迫り合いの格好を取っていた。
流石に、人の理を応えた膂力。
だがハリスは退かない。退くはずもない。
「その程度では雲霞鳥の羽根も散らせませんよ!」
裂帛の気合で返すのは濃密なエーテルを纏った一閃。上半身に消え得ぬ傷を刻み込み、一層怒りを買ってゆく。
「こちらも、問題ありません……!」
オリーキュはその横を過ぎ去るように、敵中衛に入り込んでいた。
蒼の個体が水流を巡らせれば、オリーキュは一瞬避ける素振りを見せるけれど──それはフェイント。
「させません、から」
直後に体を反転させて、エーテルの明滅する杖で高速の一撃。痛打を加えて体勢を崩させる。
後方からその様子を確認しながら、エリシェールとライルは頷き合っていた。
「では、私達も行こうか」
「そうですね」
ここからが、本番だ。
●希望
ぶわりと強い風が吹く。
国を満たす淀みの、その一端を感じさせる濁った匂い。その中で未だ活き活きと蠢くように、三体のクリーパーは機を窺っていた。
「殺意は顕在、ですか」
ハリスは瞳を細める。
最初の危機は越えた。けれどここで負ければその限りではないとハリスは知っている。
故にこそ、アルマも声にやる気を満たしていた。
「ボク達を希望って言ってくれたロイクさんのためにも、家族みんなを無事に会わせてあげたいな」
「……そうですね」
オリーキュも一度目を伏せる。
あの軍人も、本当は自ら家族を守りに行きたかったはずだ。オリーキュだって、故郷や家族に災禍が及んでいたら同じ気持ちになると思うから。
だからこそ。
「いい知らをお届けできるよう……頑張りましょう」
「勿論です」
皆の声を背に、素早く駆け出すのはハダ。
仲間が抑える二体を横目に迂回し、捉えるのは最後尾の個体。ゆらりゆらりと、揺らぐ煙は形を持った敵意の表れのようだけれど。
「下がるとお思いですか」
片手に剣、片手に短刀、二振りの刃を握るハダの戦意は透き通るように淀みなく。
静やかな立ち居の中に研ぎ澄まされた威容を思わせながら。刹那、嵐の如く振るう斬閃で影色の膚を斬り裂いていった。
この間隙に、エリシェールとライルも敵後衛を目指す。煙の個体も座して見るに留まらず、煙を炸裂させてくる、が。
「反射神経だけは昔から自信があるんですよ」
直前に地を踏みしめたライルが跳躍。エリシェールもまた高々と跳ぶことで衝撃から逃れていた。
その付近、余波の風さえ肌に痛いからオリーキュは呟く。
「やっぱり、クリーパーの攻撃はすごい威力みたいですね……」
「ナラバコソ、コチラモケイカイスルデゴザイマス」
傍らのガガは言いながら、面前の蒼へ目を向ける。
その個体は先の被打で明確に動きを鈍らせていた。それでも水の飛沫を収束して攻勢に入ろうとしている、が。
先んじてガガが肉迫。
クリーパーの体そのものを足場にするように、膝を踏み、肩を蹴り。宙でひらりと軽やかに旋転しながら、刃を奔らせて斬撃を見舞っていた。
微かによろける蒼の個体。
呻くかのように水流を鳴らし、そのまま発射してくるが──
「通しません……!」
オリーキュは己自身をもって受け切るように、防御。
重い衝撃に一歩だけ下がるが、倒れず踏み留まると杖を握り直して反撃。真正面から魔力を込めた打突を叩き込んでいく。
この間にもガガは周囲を確認。岩型のカバリングを阻害できるよう、自身の立ち位置にも注意を欠かさなかった。
尤も、岩型は今もハリスに意識を向けている。
故にこそ、ハリスにとっては楽でない戦いが続いているとも言えるけれど。
「──抑え切ってみせます」
零れる声に意志を含ませて。再度の体当たりをハリスは受け止めていた。
足元で地が抉れるほどの衝撃。それでも揺らがぬハリスの、後方でフィーレンはエーテルを柔らかな光へ変遷させている。
誰かを癒やすことは、誰かの命をその手で支えることだ。
だからこそ、フィーレンは冷静さを保ちながら輝きに温かな温度を与えてゆく。同時に視線を前方にやって。
「アルマ、ハリスの体力は俺がある程度保てると思う。それでも完全とは行かないから」
「うん! ボクはみんなと一緒に癒やすね!」
明朗に笑むアルマは、同じく治癒の光を顕現しながら──それを美しいヴェールの如き波動へと拡げていた。
頷くフィーレンは、自身の光をそのままハリスへ。体に溶け込ませるように作用させ、血の滲む傷跡を拭い去るように癒やしてゆく。
直後にアルマが、移動しながら光の波をふわりと広く揺蕩わせて。自身を中心に空間を広く覆い、ハリスを含む負傷者を纏めて回復した。
なればハリスも憂いなく、槍を引き絞る。
元より、無差別に人命を奪いそれを糧となすクリーパーは最も唾棄すべき存在。依頼者の心情を想うまでもなく、眼前の人々を守る為全力を尽くすのみだから。
「我が身は戦士ならずとも……守る力は、ここに!」
瞬間、加える強打で岩型の片腕を吹き飛ばした。
その視線の先では、エリシェールとライルも後衛へ到達している。
「これ以上、好きにできるとは思わないことだ」
今度は煙の個体に攻撃を許さずに──まずはエリシェールが連撃。
右の刃で横薙ぎに胸部を切り裂くと、そのまま左で二の太刀。深々と同じ箇所を抉り込んでみせる。
そこへライルが細剣を握り込み。
「一発限りのとっておきです。効いてくれると良いのですが」
言いながらも、敵を正面に見据えて心も視線も惑いなく。
一刀、不可視のエーテルで覆った刃で熾烈なまでの刺突。躰を貫き通しながら、抗えぬ猛毒を齎した。
●道
鈍い音が耳朶を打つ。
煙を纏ったクリーパーが、命を蝕む毒に苦悶しながら倒れ込んでいた。それでも足掻くように腕を伸ばすが──それも風前の灯火。
「無駄だよ」
最後まで、エリシェールの戦意が先手を勝ち取らせる。鋭い刃をもって、交叉されるように奮われた斬撃は慈悲無く影の半身を消し飛ばし。
「後は任せる」
「判りました」
引き取るライルが間隙を作らず剣を構えている。
クリーパーも欠けた躰で反抗を望むが、それも叶わぬ夢。靭やかな剣閃を見せたライルは、その容赦なき毒撃で煙の個体を霧散させた。
「残るは二体ですね」
「ええ。迅速に参りましょう」
ハダは即座に踵を返し、疾駆していく。
蒼の個体は気配に振り返るが、一瞬遅い。滑らすように繰り出されたハダの流麗な斬撃が、違わずその腕元をへし折っていた。
「さあ、お二人も」
「リョウカイデゴザイマス」
呼応するガガも刃を振り上げ零距離。
縦一閃に、命を削る剣撃を加えれば──オリーキュも間を置かず追撃。眩い光を瞬かせ、放射した魔力で蒼の個体を消滅させる。
「後は、お願いします……!」
「それじゃあ一気にいくよー! これが、正義の一撃!」
爛漫に応えたアルマも攻撃態勢。杖に灯りの如き光を灯し、岩の個体へ鮮烈な打撃を打ち込んでいた。
傾ぐクリーパーへ向かうハリス。その後背から、フィーレンは輝刃の加護を降ろしてハリスの穂先を淡く耀かせている。
「これで、頼めるか」
「ありがとうございます。終わりとしましょう」
それは闇を払う希望の鋒。
ハリスの繰り出す槍の一撃が、クリーパーの命を打ち砕いた。
濁った気配が消え去って、訪れるのは穏やかな静寂。
吹き抜ける爽風の中で、アルマは周囲を見回し敵の残滓が無いことを確かめていた。
「うん。もう安全だよ!」
「オツカレサマデゴザイマス」
ガガが武器を収めると、頷く皆は家族の元へ。
父と母は、少し信じられないという顔をしていた。自分達の命が助かったことに。
フィーレンは改めて確認する。
「兵士ロイクの家族で間違いないよな」
「! ……はい」
「そう、か。……間に合って、良かった」
フィーレンが安堵の息を零すと、父と母はようやく現況を咀嚼していた。
ハダはそんな父の傷を診る。
医療の心得で、しかと状態を見て取って。傷口を洗浄し、ブランケットで保護。飲み水も分け与えた。
「ありがとうございます。なんとお礼を言っていいか……」
「依頼人の家族の“無事”を確認するのが、役目ですから」
無事ではない状態でほうっておくなんてできないでしょう、と。
「ですから──“無事”な様子を依頼人に届けられるようにご協力ください」
ハダは粛々と、けれど丁寧に手当を終えていた。
深く頭を下げる父母。
まだこわごわと見ていた少年は、オリーキュが頭を撫でてあげる。自身にも小さい兄弟はいたから、同じように慰めてあげようと。
「怖かったでしょう。よしよし。大丈夫だよ」
「……うん、ありがとう……」
「あ、ちなみに私……小さいけど、お姉ちゃんなんだからね? ……おばちゃんじゃないからね?」
ぽそっとした呟きに、少年は仄かに首を傾げてもいたけれど。
ライルが尻尾をモフモフと触らせてあげることで、だいぶ少年も落ち着いていた。
「一件落着ですね」
「貴方のお兄さんも無事だからね」
オリーキュの言葉に父母も瞳を向ける。ハリスは静かに口を開いた。
「彼は家族を、村を心配していました。使命を受けた戦士といえど……故郷を案ずる心を誰が責められましょう」
「あの子が……」
「今は試練の時かもしれませんが……落ち着いた折には、どうぞ彼に便りなどを」
「折角だから、今から砦まで送っていこうか。道中はもう心配ないだろうけど、ほら、報告も必要だし、さ」
村も見てから、と。
フィーレンが言えば、家族もまた礼を述べて同意した。
「では、行こうか」
エリシェールが歩み出すと、皆も続く。
昏い影のいなくなった道は、明るく真っ直ぐに開けていた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2020年10月18日 10時13分58秒 公開
参加者
ライル・クライブス
ハリス・アル・ターミル
アルマ・ヴァレンタイン
オリーキュ
フィーレン・ステオラーズ
- リュキア ミノン エリシェール
ギ・ガガ
ハダ・アーシファ
相談掲示板
ヒーラーのフィーレンだ。 宜しく。
えっと、はじめまして。ウォーリアのオリーキュです。 ……ウォーリアといっても、あんまり、強くないと思いますけど……頑張りますので、よろしくお願いします。
ギ……オイラハセッコーノ、ガガデゴザイマス デキルコト、ニガテナコト、ヤリタイコト チャント、ハナシアイタイデゴザイマス チナミニオイラハ サガスノハトクイ イチイチデ、ムキアウノハニガテ イライヌシニ、アンシンヲトドケル トイウカンジデゴザイマス
ターミル族が末席、ハリスと申します。 安否の確認と村の守護、ですね。 使命を受けた戦士とはいえ、肉親を想う心を誰が責められましょう。 微力ながら力を尽くします。どうぞ宜しくお願い致します。
No.5
シーフのエリシェール。 それなりに素早く動けるつもりだ。 よろしく。
わたくしはハダ、 アーシファの末にございます。 いまだ未熟の者ですが、どうぞよしなに。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。
シーフのライル・クライブスです。 よろしくお願いします。
さて、かなり不味い状況からのスタートの様なので最初にどう対応するかが大事になりそうですね。 まず問題になるのは一番前にいるクリーパー(岩)ですが、機動力の高いシーフが4人いますので大丈夫でしょうか。 ただ、能力的にウォーリア系っぽいので相性的な心配はありますが。
ギギ……ショドウヲウケルダケデ、イイトオモウデゴザイマス アクマデ、コウゾクガオイツクマデ、ムカイアウクライデゴザイマス アト、オイラテキニ"ユウセンハ、イライヌシノカゾク"ノアンゼンデゴザイマス シーフヨニンデセンコウ、アイタイニメイ、カゾクヲコウホウヘイソウニ、ニメイデウゴクノハ、ドウデゴザイマスカ?
おーぷにんぐでお父さんが足に一撃もらって倒れちゃってる(戦闘不能?)のも心配。 ほかの家族だって攻撃が当たっちゃうようだと大変なことになりそうだし、 間に合いそうなら割って入って攻撃を止めるか引き付けてほしいかな? とはいえボクも含めてみんな駆け出しだから無理はだめだよ。 初期位置から届きそうならヒールかけて戦闘に巻き込まれないように離れてほしいけど、 距離を置いてって書いてあるから届くかどうかちょっと心配。 メインアクション移動のサブアクションにサイドヒールで書こうかなって思ってるよ。 処理の仕組みがイマイチ把握できてないから通るか分からないけどね…
>素早いシーフが初動で敵を抑える 大変有難いことです。是非お願いしたく。 私はチャージングとメインの移動により14スクエアの移動が可能です。 ただ、INIは僅か7…ライル殿の半分ですな。これで敵に先んじられるかは危うい所。 初動さえ押さえて頂ければ、直ちに割って入りカバリングによる守護が可能です。 次のターンからはシーザーロアで引き付けることで、より盤石となるかと。 >戦闘について この中で敵を引き付け、かつ攻撃を長時間受けられるのはどうやら私だけのようで。 回復の点ではヒーラーの方がいらっしゃるのでそこまで心配は感じませんが…。 3匹のうち蒼い個体は魔法攻撃のようですから、もし受けてしまえば痛打になり得ますね。 射撃攻撃ですから我々より依頼人のご家族を狙ってくる可能性もなくはありません。 煙型の個体が有するという範囲攻撃や回復も気になる所です。 急いでご家族を避難させなければ纏めて爆破の憂き目に遭うやも。 こちらもむやみに固まって突撃すれば同じようにやられるでしょう。 ある程度散開しての対応が無難かもしれませんね。 岩型については、これ単体ならばそこまで脅威はなさそうです。 防御・回避に専念すれば回復もあって十分に受けられると考えます。 執着で引き付けている間は他を庇うことも覚束ないでしょう。 …可能なら蒼・煙の射線にこれを誘導し射撃を封じてみますか。 撃破の優先順位としましては、回復と範囲攻撃を持つ煙型を第一に。 次いで射撃攻撃と私が受けきれない可能性のある魔法攻撃を持った蒼型を。 その後に残った岩型を始末するという流れで如何でしょうか。
>戦闘の優先順位 オイラハ、ソレデモイイデゴザイマス タブン……アタッカートシテ、イチバンヒリキナノハオイラデゴザイマスカネ ダカラトイッテハナンデゴザイマスガ、"アオガタ"ヲナグリニイクデゴザイマス ケムリガタハ、ホカニマカセテ、"アオガタ"ノテキイヲウケ、シャセンニワリコム、ツブレヤクヲウケモツデゴザイマス ジュンスイニ、チュウオウイチニイタホウガ、ケムリデモシ、シヤガワルクナッテモ、"タンパ"デウゴキヲオシエラレルデゴザイマス
ごめんなさい、私ウォーリアなのに、この体格だから、壁になったりとか、なかなかできなくて……。 ハリスさんが(岩)のクリーパーからご家族を守ってくれるなら、私は、岩を通り抜けて(蒼)のクリーパーに向かおうかと思うんですけど、大丈夫、ですか? たぶん、魔法には少しだけ、強いと思うから。 フェイントと合わせれば、破脚砕で行動阻害、できると思うので……
初動で抑える、承知しました。 しからばわたくしがまずは岩のクリーパーを抑えましょう。 ハリスさんが来るまでですが、比較的、耐える方でしょう。 幸いにして先手必勝がありますし、心配なのは移動距離でしょうか。 戦士の皆さんが準備を終えた後はクリーパーの中衛後衛を狙っていきますのでよしなに。
ギ・ガガ殿は蒼型の対応に向かって頂けるのですね。感謝いたします。 成程、煙型が煙幕や爆風による砂塵の巻き上げを行うことも考えられますね。 それを物ともせずに探知できるとは、すばらしい。 ただ、どうかご無理はなさらず。決死の囮など余程の状況でなくば不要なもの。 回復が届かぬような位置まで一度に突出しては何かあった時に危険です。 アルマ殿やフィーレン殿のスキルが届く位置にとどめておくのが安全かと。 そしてオリーキュ殿、どうかお気になさらず。 授恵者とて誰にも向き不向きはあるというもの。 仰る通り魔法への耐性もありますが、何より私に倍する付与力をお持ちです。 貴殿の破脚砕を受けて安穏と動けるような敵はまず居ないでしょう。 一刻を争うこの状況です。相手の動作を潰せることの意義は大きい。 ただ耐えるばかりの私に劣るものでは決してないかと存じます。
No.17
・INIの高いシーフが初動で岩型を攻撃し、意識を向けさせる ・ハリスが到着したらタンク役として岩型を引き付ける ・その間に煙型と蒼を撃破(蒼優先?) ・最後に岩型を袋叩き 現状まとめるとこうか? INIは27まで上げられるから、おそらく私が一番槍になると思う。 ただまぁ、移動距離に不安があってな。具体的な距離が分からないからなんとも言えないが……。
エリシェールは纏めをありがとう。わかりやすい。 戦闘の優先順位はそれでいいと思う。 なら俺の手番の最初でハリスに【堅甲】を付与しておくよ。 基本は回復をメインで、状況に応じて【堅甲】【輝刃】で援護って感じだ。
ギギ……ケムリガタガ、カイフクサセルカラサイユウセンデゴザイマスネ アオガタハ、オイラト、オリーキュデアシドメシテオクデゴザイマス アトデ、オイラモマトメテオクデゴザイマスネ
ナガイカラ、メモニカイテオクデゴザイマス 『1、シーフ四名が先行・ハリス、オリーキュ、フィーレン、アルマが後続となる 2、救護者である家族の保護にシーフ二名(ライル、エリシェール)で後続へ運ぶ(救護者家族の”父親”が自力での歩行は厳しい模様) 3、2の間狙われないように”岩”の敵意をハダ(立候補)が受け持つ 4、2の間狙われないように”水”の敵意をガガ(戦闘力の低さから潰れても問題ない)が受け持つ 5、ハリスがハダへカバリングを行い”岩”の敵意のスイッチ。アルマ・フィーレンのヒーラー組に要救護者の治療と安全確保の依頼。シーフ二人組の戦線復帰 6、オリーキュが”水”の敵意を受け持ちに行く。ガガは補佐。シーフ3名(ハダ、ライル、エリシェール)が”煙”を第一目標として倒しに行く 7、討伐目標順は煙(回復薬)>水(遠距離持ち)>岩(盾役)のため、敵の後続側から順番の位置となる 8、メイン戦力のシーフ組の邪魔に”岩”がカバリングを行わないように気を付ける 』 6、
ジブンハコウウゴキタイトカ、ソコハジブンガヤリタイトカ、アッタライッテホシイデゴザイマス モンダイナカッタラ、モンダイナイトモ、イッテホシイデゴザイマス >ハリス ケガヲスルツモリジタイハ、ナイデゴザイマス。オカネホシイデゴザイマスシ ソコハキヲツケルデゴザイマス。シンパイ、アリガトウデゴザイマス
No.22
ガガは訂正をありがとう。 私は問題ないよ。 それから、私はヒーラー二人より脆いし体力もないから、いざというときは割り切って回復は後回しにしてね。
僕も問題ないですね。 シーフだけで煙の相手をするなら火力補強のためにBS系スキルを持っていこうかな… 。 カバリングに関しては、気を付けても気を付けきれない可能性がありますので、その度にハリスさんに走ってもらう事になるかもしれませんが。
まとめどうもありがとう。ボクも今の感じでいいと思うよ。 初動のあとは多少は打たれ強くしてるし、前衛さんに範囲回復が届くよう前めに出ようかなと思ってるよ。
まとめ、ありがとうございます。 私は水(蒼)に向かいますね。他のクリーパーにも機会があれば行動阻害、つけられないかは試してみれたらいいかな……って、思います。
作戦の纏め、感謝いたします。 >フィーレン殿 おお、補助魔法を頂けますか!ならばより盤石の守りを敷けましょう。 魔法防御も底上げが成されるようですから、蒼型との同時誘導も視野にいれておきます。 >家族の搬送 成人のヒューマンであれ授恵者であれば軽いものでしょう。 たた、アイテムの「担架」を使うことでより円滑に行うことができるかと。 もしお持ちでなければ私が担いでいきますので、現地でお二人にお渡しします。 >カバリング対策 私が執着を付与できている間であれば、岩は味方の援護より私を殴ることを優先するかと。 ただ、解けてしまった後はこの身をもって移動阻害をするより他にありませんね。 ご心配なく、例え何度殴られようと皆様の側が片付くまでは通さぬよう尽力致します。 相談の期日まで猶予はありますが、ほぼ大筋は固まったようで。 初依頼で不安もありましたが、手慣れた方々と共に向かえること、心強く思います。
No.27
>担架 そういえばそんな道具があったな。 助言をありがとう、私が持ち込むよ。 >BSスキル 取得済ならあると有難いな。 悪いけど私は現状で取得できないから、任せるよ。
まとめありがとうございます。 流れについてはおおよそガガのまとめ内容でよいかと。 ただハリスのカバリングについては、 敵の射程内から救助対象が退き終えるまでは救助対象に振り分けていただいた方が良いかと存じます。 ライル、エリシェールが先に動くとなりましても、二人の1行動で全ての救助対象がその場を離れられるか、というと、懸念がありますので。 全てはそれからにしては如何でしょうか。
ハリスノカバリングハ、テキヲオサエテ”オワセナイ”タメデモアルトオモウデゴザイマス タンカハアリガタイデゴザイマスネ オイラ、スッカリワスレテイタデゴザイマス キュウジョシャニカンシテモ タンカデチチオヤ、ハハオヤトショウネンハ、ジシュテキニアルイテモラウトオモッテルデゴザイマス ソコノセットクモマタ、プレイングヂカラデゴザイマスネ
カバリングは、本当はご家族さん用に使えたらいいのかな、とは思いますけど、そうすると、ハリスさんが家族のそばにいないといけないんですよね…… 最初、あえて(岩)に他のクリーパーのカバーをさせることで家族から引き離しつつ、家族も後ろに下がってもらって、距離がとれたらハリスさんが前に出るのは、どうでしょうか? 他の遠距離のクリーパーの射程からは、ご家族に離れてもらいたいですよ、ね。 あと、ちょっと小耳に挟んだことなんですけれど……シーザーロアが、射程が延びるみたいなんです。なので、ハリスさんが少し離れていても執着の付与、可能かもしれません。同時に2体にも、届くかもしれません。
あ、連続でごめんなさい…… もし「あえてカバーさせる」ようなら、私、魔矢を取得して、後ろのクリーパーに向けて放つことも、考えますから……! 取得しようか、ちょっと迷っていたので……
>家族の傍でカバリングを ええ、もちろん退避が済むまではそのつもりでおります。 ただ2t目にシーザーロアが通ればある程度の安全が保障されます。 その後は岩型を引き離し、かつ蒼型の射撃の邪魔になる方向に動こうかと考えた次第。 ガガ殿の言うようにご家族を追わせぬ為の処置ですな。 >シーザーロア、射程延長 なんと、初耳ですがそれは喜ばしい。情報をありがとうございます。 ただ、出発に間に合えば良いのですが…とりあえず行動は既存の射程で考えておきましょう(
ああそれと、ワールドガイドの引用で失礼ですが、以下を。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・ヘクス キャラクターの戦場はヘクスという六角形の集合体で表現されます。1ヘクス辺りはおおよそ直径5mで、隣接ヘクスの中央との距離は5mです。 キャラクターは通常(身長1ー3m未満)は1ヘクスに収まる範囲とみなします。 幅が5mを超える大きさのキャラクターの場合、別途縦×横ヘクスにまたがる存在として表現されます。 ・占有ヘクス 何らかのモノ(キャラクター、敵、遮蔽物など)が存在するヘクスです。 地形やキャラクター達の状況によっては射線、視線が通らない遮蔽状態となります。 遮蔽状態になっているかいないかはマスターが判定を行います。 味方が占有するヘクスを通過することは可能ですが、敵の占有ヘクスを通過することは基本的にはできません。 強行的に突破を試みることも可能ですが、強行突破が成功するか失敗するかはマスターの判定次第となります。このとき、強行突破しようとするキャラクターは、防御や回避、移動力など各種能力にマスター判断で状況に応じたマイナスの修正が加えられます。 ーーーーーーーーーーーーーーーー との事ですので、私やシーフの皆様が同じヘクスに入れさえすれば移動妨害が可能です。 最悪でも岩に追いつかれて殴られることはなくなるかと。 なればこそ、初動の大事さがあったわけですので。
申し訳ございません、時系列を思い違いしておりました。 ハリスさんのカバリングについては順番5、3と4には2の間続けると書いてあり、 つまり避難が終わった後でのカバリングでしたね。 無用な混乱を起こしてしまい申し訳ございませんでした。
あ、とりいそぎ……お店をみる限り、シーザーロアの射程はもう修正されてると思います、よ……!
あ、「執着」ってそういう効果のBSだったのですね。 完全に見落としてました。 他のクラスのスキルも勉強しないとですね…。 >BSスキル 毒のスリップダメージが発生するものを2種類持ち込む事にしました。 一つは1回しか使えないので煙型に使おうかと思ってます。
>射程修正 おお、最大射程6とは素晴らしい! これならば蒼型にも届くでしょうね。 あとは付与にボーナスでもあればよかったのですが流石に高望みですか…(
>ハダ ギギ…ダレニデモ、カンチガイハアルデゴザイマス ギモンヲクチニダサズニ、モチツヅケルヨリ、チャントクチニダスホウガダイジデゴザイマス カイケツデキタナラ、ヨカッタデゴザイマス。ダイジョウブデゴザイマスヨ
魔矢はとっていないんですが、キャスターさん用の武器を持つと、遠距離で魔法攻撃ができるみたいなので、そちらを装備してみました……! ですので、初動で届かなくても、攻撃して注意を引くことは、できるかなって思います。 鎧も正規品にかえて、HPもちょっとあげてみたので、少しはウォーリアらしく、がんばれたらいい、かな、と……
>オリーキュ フェイントト、ハキャクサイ、ツカエナクナッテナイデゴザイマス?
>オリーキュ殿 ウォリアースキルによる撹乱ではなく、通常魔法にて砲台役を担うという事ですね。 ガガ殿も仰っていますが、ご理解された上で行うという事であれば問題ないかと。 打点と射程のバランスが良好のようですから、戦域全体に広く干渉できますね。 ウォリアー武器用スキルは使えなくなりますが、個人的には悪くない選択かと。
>ガガさん そう言ってくださると助かります。 ありがとうございます。 わたくしの行動は、大筋の流れのまま、 スキルとしては先手必勝にて早く動き、底上げしたダメージにてのダブルエッジにございます。
あれ?はれ?どうなんで、しょう……? どちらのスキルも、「ウォーリア武器」という指定ではなく「近接武器」という指定なので、ノービスロングボウみたいに、射程が1-20の武器だと使用できない、とは思うんですけど、杖の射程は0-12で至近での物理攻撃も可能なので、スキル、使えるのではないかと思うのです、が…… もしリプレイで使えないことになっていたら、ごめんなさい……
……おや、本当ですね。 確かに武器の指定が近接武器となっているようだ。 これならば様々に併用できるのでは?
気になるところ、ですね。 プレイングは送付済です。 明日の朝出発後の本番、よろしくお願いします。
お問合せしてみました!大丈夫みたいです!よかったです……(ほっ) ご心配おかけしました。
ナルホドデゴザイマス、オイラノカンチガイダッタデゴザイマスネ ナカナカニハンヨウセイガ、タカインデゴザイマスネ……