【PT】不幸な出会い
北上辰巳
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シナリオID:12
オープニング
夜の荒野の中を、複数の影が走っていた。
ヒューマンの子供のような体躯、獣の如き体毛に覆われた腕に握られた粗末な棍棒。荒く短い息を吐きながら走る彼らは、時折怯えるように後方を振り返る。
――振り切ったか、いや、元より相手にもされていなかった。
先頭を走っていた者が一息入れようと立ち止まり、それに呼応して周りの者も緊張の糸が切れたように地面に座り込む。
『アレ』を見た瞬間、棲み処を放り出して走り続けたのだ。連中が彼らに何の関心も持っていなかったからこそ生き延びることはできたが、もうあの場所には戻れない。
彼らには、新しい棲み処と獲物が必要だった。
●亜人狩り
「仕事だ、冒険者諸君」
冒険者ギルドの一室、若いとも老いているとも言えぬ男の声で語りだしたリザードマンへと、集められた冒険者の注目が集まった。
「アロシュナバラの話は既に聞いているだろうか。まずは、そこから説明をさせてもらおう」
男が話題に挙げたのは、リーンエス王国の北西部に位置する砦の名前だ。とは言っても、既に国に放棄されてから年月も経ち、地元領主も時折領有権の主張の為に顔を出す程度の砦の名を知るのはごく少数だろう。
事の起こりは、そのアロシュナバラ砦が帝国崩壊と同時期に蜂起したバルバロイによって占領された事件であった。
「バルバロイが組織立って行動し、王国の砦を奪い取ってしまうなど前代未聞。その上、当該の地域は、複数の貴族が領有を主張する厄介な事情もある。帝国の崩壊という騒乱の種もある中で、王国の正規軍は複数の理由で身動きが取れないのだ」
だからこそ、今回は冒険者ギルドが王国の依頼を受けて動く形となった。
バルバロイからどうにか逃げ延びた人々が伝えた情報、彼らが必死に走っていたその間にもバルバロイ達は暴虐の限りを尽くしたのだと考えれば、最早一刻の猶予も許されない状況である。
ある者は突如暮らしを脅かされた無辜の人々を救わんという義憤にかられ、またある者は王国というスポンサーが用意する報酬に期待する面持ちで。
ギルドから提示される依頼書を次々に手に取っていった。
「さて、次の依頼だが……これに参加する者は、王国北西部に位置するアロシュナバラの更に北の地でビッグオウムを降りてもらう。そこから徒歩で南進していく事になるな」
リザードマンが語りだした奇妙な指示に、冒険者の一部が訝しむような表情を浮かべる。
授恵者である彼らならば、徒歩であろうとも一般人より格段に速い移動が可能ではある。しかし、だからといってわざわざ離れた地点から砦を目指す意味は無いはずだ。
「何事も無ければ、そのまま砦を目指してバルバロイと戦ってくれ。だが、それ以外の脅威を発見したのなら、そちらの対処を優先してほしい」
ギルドがこのような依頼を出すのも当然理由がある。
今回のバルバロイの行動にはいまだ不明な点も多く見られるが、彼らが急に砦に沸いて出たのではなく、本来の居住地から砦へと進軍してきたのであろうことは想像できる。
その道中、哀れな村落が存在したのであれば、住人達はバルバロイの恐ろしさをその身に刻みつけられることだろう。
だが、バルバロイにとって略奪する物資も持たない無価値な存在であったならば?
「あの地域には、いくらかの亜人……コボルトの棲息が確認されていた。人里に降りてくることもないゆえに捨て置かれていたが、バルバロイの進軍でギルドの見解も変わったのだ」
大した宝も持たず、賢しい動物程度の知性では奴隷として飼うにも向かず、殺したところで食えるわけでもない。
軍勢を前にそんなコボルト達が逃げ出したところで、バルバロイ達がわざわざ追いかけて仕留める動機も無いだろう。
「どこぞで野垂れ死ぬならよし。人類とは出会わぬまま別の棲み処を見つけるのならばそれもよし。だが、君達と出会うのならば……」
その進路は、人里へと続く道だ。
コボルトは亜人の中でも弱者の地位に立つ種族だが、授恵者ならぬ人々にとっては確かな脅威となり得る。
バルバロイに追い立てられた哀れな犠牲者であろうとも、人類の為に排除しなければならないのだ。
●誰の不幸か
夜が明ける。
朝焼けが空を染め始める頃、王国に降り立った冒険者達は砦を目指し南へと歩いていた。
ビッグオウムを降りた村落では、住民の厚意によってしっかりと休息を取れる準備が為されていた。
皆、怯えていた。だからこそ、突然の災厄を打ち払ってくれるだろう冒険者へと期待の眼差しを向けていたのだ。
それを背に受けて出発した彼らは、やがて小高い丘へとたどり着く。
そして、その頂上に。
『ギギ……ギャオオォン!!』
みすぼらしい装備を付けた、二足歩行の狗のような亜人。
確かに人里へと向かっているだろうコボルト達の咆哮が、赤い空に響き渡った。
解説
マスターより
リプレイ
コボルトとは、狗人とも呼ばれる比較的小さな亜人種である。
他種族への攻撃性の高い亜人の例にもれず、排他的な種ではあるが、屈強な体躯を持つ他の亜人種やクリーパーと比べれば弱者の地位に甘んじるのが彼らだ。
その事実は、コボルトたちに本能的な警戒心を与えた。
狼の接近に気づかぬ羊などそうはいない。
弱者である彼らは、だからこそ自らに迫る脅威に敏感である。
『ギギ……ギャオオォン!!』
この瞬間も、コボルトのリーダーは人間たちとの遭遇にすばやく気づき、開戦を告げる咆哮を上げる。
「やっぱりいたね。逃がすと厄介」
だが、この戦いで機先を制したのは、人間の側であった。
エーテルの巡りによりもたらされる爆発的な反応速度の上昇。
思考したその瞬間に動き出したジェラール・デュランのその体は、コボルトが臨戦態勢を取るその時よりも早く駆け出していた。
「討伐対象確認……」
「武器持ちは4……いや、後ろの2体は投石だっ! 先にそっちを片づけるぞ!」
黒髪の少年についで駆け出すのは、大小対照的な体躯を持つシーフたち、ノノアとブルーテ・ビシアの二人である。
ジェラールを含め、その身の敏捷性を高めることに長けた三人の授恵者は、後衛の仲間にもその攻撃を届かせうる2体のコボルトへと向かい荒れ地を駆けていく。
「ひ、ヒイ……! 毛むくじゃらですわ……武器まで持っておりますわよ!?」
「当たり前。コボルト、馬鹿。でも、木の棍棒、作れる。剣、拾える」
三人からわずかに遅れる形で駆け出すのはヴィエーラ=アクタヴィア=エルスベルクとTalara。
平和な森の中で200年以上ぬくぬく育ってきたヴィエーラが小さな悲鳴を上げながら嫌そうに走り出した横で、Talaraもまた顔をしかめる。
横のエルフの十分の一も生きていない彼女ではあるが、幼いころから積み重ねてきた戦闘経験は決して少なくはない。
耳障りなコボルトの咆哮を聞いて思い出すのは、かつての護衛仕事。
盗掘をする仲間とそれを狙う鉱石好きのコボルトたち……連中の声が聞こえるのは、すなわちTalaraの仕事が増えるときに他ならなかった。
「Talara、コボルト嫌い。だから殲滅。逃さない、一匹も」
「うわっ、シーフのみんな早いなぁ……もう敵のそばまで行っちゃった」
コボルト警戒のために派遣された冒険者の最後の一人、ニーラ・メッコが懐に地図をしまいヴィエーラたちの傍に駆けつける眼前では、語る通りに仲間とコボルトたちの交戦が始まっていた。
剣を持った最も体格が良いコボルトを躱す形で、彼らに向けて横に大きく蛇行しながら走るジェラールへと石のつぶてが飛び、棍棒を握りしめる亜人たちが接近してきたノノアやブルーテへと襲いかかる。
『ギ、ギャアア!』
「……ッ!」
小さな体は殺しやすそうだとでも思われたのだろうか、2体に集中攻撃を受けることとなるノノアの細い腕へ、コボルトの振り回す棍棒が突き刺さる。
無論、授恵者である彼女がその程度で倒れることなどありはしないが、野生で生きてきたコボルトの腕力は十分に人を殺しうる水準へ達している。
そのような暴力を向けられ続けては、彼女とて危険だ。
しかし、それでも彼女はその両の手の刃を振るうことはなく、あくまでジェラールへと続き投石兵へと接近するためのルートを探る。
ヴィエーラやニーラの危険を排除すべく、射程の長い相手を排除するのが自分たちの役目。
目の前の相手は。
「GYAHAHAhahahAhAhaHa!!!」
瞳を爛々と輝かせ笑い声を上げる、彼女の役目なのだから。
『ギギゥッ!?』
『ク、バカドモ!』
この場のほとんどの人類には意味を持たない焦りの声をリーダー格のコボルトが発すると同時に、ノノアとブルーテが後ろへと跳躍し棍棒の間合いから外れる。
突然の笑い声に怯んだコボルトたちがそれに気づいた瞬間には、再びエーテルを脚にまとった二人が左右に別れ、コボルトたちを躱してみせた後であった。
「GYAHAHh! 弱きコボルト! 頭も悪い! 強きTalara! お前勝てない!」
それを追う考えは、コボルトたちには無い。
そもそも追ったとしてもノノアたちの速度に追いつけるわけもないのだが、なによりも槍を構えるTalaraの存在感が問題であった。
そもそもの身体構造が異なる亜人の言葉は、Talaraとて理解はできても発声は困難だ。
だが、その嘲りの表情は、嗤う言葉に込められた侮蔑は。
『ギャ、ギャ、ギイィィ……!』
ただでさえ住処を追われ鬱積した感情を抱いていたコボルトたちにとっては、到底我慢ならないものであった。
――だが、この状況はチャンスでもある。
比較的冷静さを保つ剣のコボルトは、ここで後衛である投石コボルトたちを実質的に見捨てる判断を下す。
後ろへすり抜けていった人類は三人。挟み撃ちを嫌うのかこちらに注意を払うそぶりも見えるが、行動を見るに後ろの同胞を倒してからこちらを片づける心づもりなのだろう。
ならば、背後が崩れる前に目の前の敵を突破できれば、そのまま自分たちは逃げられるのでは?
相手は自分たちの言葉を扱うゴブリンに、華奢なエルフが二人。
此方へ走ってきた速度を見るに、突っ込んできた三人ほどの速さも持ち合わせていないのだろう、十分に賭ける価値はあるはずだ。
そこまで思考し、まずはゴブリンを殺そうと剣を構えるコボルト。
『ギ、ギィ……!?』
けれども、その瞬間体の力が抜けるような感覚と共に彼はその体勢を崩す。
「あら、すんなり成功しちゃった。これで少しは楽になるかしら?」
「hahA、いい仕事。コボルト、もっと弱くなった!」
それが桃色の髪のエルフ、ニーラが放った虚脱のエーテルの仕業であることは明らかであった。
もっとも強いリーダーである自らの力が弱められることで、コボルトの中で再び焦りが膨らんでいく。
そして、そのキャスターの手前にいるもう一人。
怯えを隠せないその表情の主が握る癒し手の杖。そこに残るエーテルの残光は、彼女の行動がすでに終わっていることを示す。
その影響を受けているのは、Talaraでも棍棒のコボルトたちでもない。
ならば、残るのは……。
「はあっ! ……おっと、ヴィエーラが間合いに入ったか?」
柔和な笑みを浮かべるその口元が、今は好戦的に釣り上がる。
真っ先にその変化に気づいたのは、二刀をコボルトたちへ振るっていたブルーテであった。
ただ一人で4体のコボルトから後衛を守るTalaraの負担を考えれば、投石コボルトたちは早めに始末してしまいたい。
そう考えるがゆえに、ブルーテは持てる札を切ることを惜しまなかった。
自らの体を加速させ、手に握る剣に纏わせるのは、生命を蝕み死へと導く毒へと変じたエーテルだ。
有用ながらも恐ろしいその力を振るう彼は、自分の獲物に異物が混ざった事をいち早く察知する。
それはヴィエーラからもたらされるエーテルの輝き、ブルーテたちにさらなる力を与える歓迎すべき異物であった。
「エルスベルクさんの支援がわたしたちに届く距離ってことは……」
「ああ、向こうも接敵してる。一気に片づけよう!」
ブルーテと同じくその身にエーテルの輝きを宿した二人が改めて剣を構え、コボルトへ狙いを定める。
彼らが好む鉱物に由来するとも言われるうろこはそれなりの強度を持ってはいたが、数度刃を立てればその脆いところも掴めてくる。
そもそも、ほかの個体と異なり武器を持っていないこのコボルトたちは、接近されてしまえば碌な抵抗の手段を持っていないのだ。
加えて。
「よーし、さっさと片付けるわよ!」
『ギャ、ギギ……ギャアアァ!!』
遠方から飛ばされるのはニーラによる魔術の援護射撃。
事実上の4対2という状況で、コボルトたちに有効な反撃は不可能である。
毒を受け消耗した体で、破れかぶれに拳を振りかぶるコボルトたち。
その命を立つのに必要な時間は、あっけないほどに短いものであった。
投石コボルトたちの最期の叫びは、Talaraと剣のコボルトたちの耳にも届いた。
強張るコボルトたちの体、目の前の戦闘への集中は切らさずに、それでもヴィエーラやニーラに浮かぶ安堵の表情。
そして、1体のコボルトから槍を引きぬくTalaraの獰猛な笑み。腹を刺され、悪意のエーテルにうろこまで蝕まれたあの個体は、もはや長くはないだろう。
コボルトたちの後方から迫りくるのはジェラール。もっとも負傷の少なかった彼は、自身で傷を癒しながら、コボルトたちの背後を突くべく再び荒野を駆ける。
Talaraも、ジェラールたちが合流すればより攻撃的にその槍を振るうに違いない。
投石コボルトへと向いていたニーラの視線と杖に滾るエーテルの狙いは既に残りのコボルトへ。
ノノアやブルーテが受けている傷とてヴィエーラと合流されれば十分癒されるものであり、コボルトの側にそれを止める手立てはない。
もはや、コボルトたちの敗北は九分九厘決まったような状況である。
『ギギギ……ギャオンッ!』
「な、くそっ……!」
しかし、このコボルトたちは生に執着してきたからこそ、バルバロイたちからも逃げて今此処に居る。
一厘の勝利を掴むべく配下に指示を飛ばした剣のコボルトは、そのままTalaraへと斬りかかる。
それと共に、腹を刺されたコボルトも棍棒を振りかぶりリーダーへ続いた。
片やニーラの魔蝕が未だ残り、片や腹部を貫かれ死にゆく寸前。その攻撃はTalaraの槍に完全に受け止められるが、それでもなおコボルトたちは渾身の力で体ごと押し込んでいく。
もう、このゴブリンを殺す事は諦めた。
だから、唯一こちらの言葉を、狙いを理解できる敵を十数秒でも止められれば十分なのだ。
「――え」
そして、仲間の決死の突撃で行動の自由を得た2体の棍棒持ちのコボルトたちが、一斉にニーラの元へと駆けだし、傷ついた体でその獲物を振りかぶる。
一人、一人でもいいから、すぐには治らぬ重傷に追い込むのだ。
敵の殲滅と仲間の危機、その間で授恵者たちに動揺が起これば、その隙に逃げおおせる可能性が生まれるかもしれない。
もはや作戦とも呼べぬ愚直な特攻は、だからこそ早く。
Talaraがコボルトを穿つ前に。ジェラールたちが戻りきる前に。
エルフの華奢な体を、容赦なく叩きつけた。
「~~~いっっっ……たああぁぁ!!? 痛い、信じられないくらい痛い! これ、わたくしの首とか腕もげてませんこと!?」
その直後に響いたのは、耐えがたい痛みをこれでもかと表現した、それでいて重傷という言葉とはまるで無縁だろう元気なヴィエーラの悲鳴であった。
絶対やりたくなかった行動を結局やる羽目になった彼女の眼には大粒の涙が次々に溢れ出す。
けれど、ニーラの守りが一瞬の内に何度も使えるものではないことも、癒やし手の装束に身を包んだ自分であれば多少殴られても命には関わらないと、彼女は知ってしまっているのだ。
だから此処で動かなければいけなかったのは自分であり、為すべきことから目を逸らすのであれば、それはノブレス・オブリージュではないのだ。
「っ、ごめんね、お礼は後で!」
「戻っ、た!」
そして、為すべきを理解するのは当然ヴィエーラだけではない。
素早く杖へエーテルを収束させたニーラの魔弾が1体の胸を吹き飛ばし、残る1体の背後に駆け付けたジェラールの二刀が亜人の喉を掻き切る。
『ギ、ギギ……!』
「よく耐えてくれた、終わらせるぞ!」
「……言った通り。強きTalaraたち、お前ら勝てない!」
そして、最後の賭けが失敗したことを悟り、動きを乱したコボルトたち。
棍棒持ちのコボルトへ毒剣を振るうのはブルーテ、リーダー格のコボルトへ対峙するのはTalara。
彼の剣が狗人の身を切り裂けば、そのエーテルは瀕死のコボルトへの最後のひと押しとなり。
彼女の槍がコボルトの口を、喉を。
そして、その奥の頸の骨を突き砕くその音こそが、戦いの終わりを告げるのであった。
●出会いの終わりに
「なんだい、それは……墓か?」
「ええ、今回の事件が起きた諸悪の根源がコボルト達では無いので、野ざらしにするのも忍びないと」
ヴィエーラからの治療を受けたブルーテが、先に回復されていたノノアに尋ねる。
少女が掘る穴の傍らには、リーダーと思しきコボルトが装備していた剣が置かれていた。
複雑そうな表情を浮かべるノノアとは対照的に、ブルーテは平時と変わらぬ立ち居振る舞いである。
これはあくまでも冒険者としての仕事だ。
大した悪さをしていない亜人や動物を人の都合で殺めるなどよくあることだし、それにいちいち心を痛めていてはキリがない。
まして、今回の件を放置していては、出会いによって不幸をもたらされるのはこのコボルトたちでは終わらなかっただろう。
とはいえ。
「……手伝うよ。コボルトといえど、6体を埋める穴となるとなかなかの大きさだろう?」
「え、えっと……ありがとうございます」
殺めた命に、せめてもの安らぎを与えようとするノノアの行いを否定する理由もない。
告げるや否やどんどん穴を掘り広げていくブルーテに戸惑いながらも、少女も薄っすらと笑みを浮かべて埋葬を続けていた。
「それじゃあ……一旦戻りましょうか」
「む。Talara、まだ元気。砦のバルバロイ、放置?」
「俺たちシーフ組はエーテルが心もとないかな……連戦になったらさっきの速さは難しいと思う」
「怪我は治しましたけど、わたくしの心は傷ついたままですわ……」
最も過酷な役目のはずだったTalaraは傷を癒され元気であるが、ジェラールの話す通りにバルバロイと戦うには若干消耗しすぎたと感じるし、エルフ生初の痛みにまだ涙目のヴィエーラを無理やり連れていくのも忍びない。
ギルドの懸念事項はすでに解決したのだ、他の冒険者もいる中で無理に進むことも無いと、地図を広げるニーラは結論付ける。
「例のアロシュナバラって元々きな臭いとこもあったみたいだしね……事態は深刻そうだけど、焦り過ぎても良くないわ」
コボルトの脅威は取り除いたのだから、ギルドと村々へ報告へ戻ってもいいだろう。
そうと決まれば、帰還は早いに越したことは無い。
ニーラたちもまた、ノノアとブルーテの作業を手伝うべく、彼らの元へと歩み寄っていくのであった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人
2020年10月25日 17時56分16秒 公開
参加者
ノノア
Talara
- エルスベルク アクタヴィア ヴィエーラ
ニーラ・メッコ
ブルーテ・ビシア
ジェラール・デュラン
相談掲示板
コボルト嫌い。ゴブリン、ウォーリア、Talara。好きに呼べ。 二匹以上の逃走阻止、臆病者たち、剣は最後、どこから崩す? 煮詰めよう、よろしく。
キャスターのニーラ・メッコよ。 よろしくね。
リーダーのコボルトを倒して敵集団の指揮系統を乱したい……と思っていたけれど、剣のコボルトを倒してしまうと敵は逃走し出すのね。 剣のコボルトは、ある程度コボルトの数を減らしてから倒した方がいいかもしれないわね。 一度にたくさんのコボルトが逃走を図ったら、何匹か逃がしてしまう可能性がありそうだし。
始めまして、ノノアよ。よろしくお願いしますわ。 後衛の方が安全に魔法などを放つ場合は、シーフ組で投石のコボルト2体を機動で奇襲するのも良さそうですわね。 その後は棍棒のコボルトの対処と剣のコボルドを倒して、もし棍棒のコボルドが残っていて逃走を開始した時は、わたしなどが機動力を生かして追う事もできるわね。
シーフのジェラール・デュラン。今回は、よろしく。 剣のコボルトは、俺もある程度、他を減らしてから倒すのがいいと思う。逃走コボルトが一度に沢山でたら、ちょっと阻止も難しそう。 でも、他のとやりあってる時に、剣を野放しには出来ないから、引き付けとかの対処は必要になると思う。
No.6
お初にお目にかかりますわね。わたくしはヒーラー、ヴィエーラ=アクタヴィア=エルスベルク。以後その名を刻みなさ……コホン、お見知り置き下さいまし。 わたくしはダメージソースは一切持ち合わせておりませんが、攻撃強化を扱えますわ。ダメージの蓄積していない初手はバフに割けますので…奇襲を行うならば、そちらのチームを強化しても宜しいかもしれませんわね。 剣コボルトを後回しにする案は賛成ですの。その他、個人の心情としては投石コボルトを早めに片付けたいですわね。範囲ヒールは扱えますけれども、痛い目にはあいたくないですわ…!
どうも。俺はブルーテ・ビシア。ヒューマンのシーフだ。よろしくな。 剣のコボルトを残す方針には賛成。最後もしくは棍棒と同時タイミングがベストか? 逃走するなら後衛から崩れていくイメージもあるし、 武器の射程も考えると投石を先に潰していくのがいいのかね。 戦闘はまず投石のコボルトを優先攻撃(奇襲?)と、 その間の剣&棍棒の引き付けというか前衛での対処。 投石を倒せたら剣&棍棒を倒す。できれば棍棒を優先、な感じか?皆の意見も聞いてると。
投擲から潰す、賛成。手の広い相手、厄介。先に潰す。 投擲、棍棒、剣。順に仕留める。良いと思う。 ウォーリア、Talaraだけ。棍棒と剣、抑える。 接敵、距離ある。20へクス? 全力移動でも余裕ある、多分。 ヴィエーラの強化、投擲狙いの人かける。賛成。厄介者倒すの、早い方が良い。
わたしでもメイン移動で疾風足を使って20ヘクス(100m)移動後に攻撃が可能ですが、サブアクションでの移動の場合は10ヘクス(50m)になりますね。 メイン移動の場合は最初に被弾するの覚悟で次の行動で投石のコボルトを狙う感じになりますね。投石のコボルトを倒した際に1度味方の方へ戻るのも考えておきますわ。 後はもしものコボルド逃走用に疾風足は1回か2回は残しておかないといけませんね。
投石のコボルト×2から狙うのは、了解したわ。 私は後衛の位置から魔法攻撃していくわね。
んー、ノノア、一度戻る方、良いかも。被弾覚悟、投擲倒せるまで、六匹に袋叩き。 『攻撃集中』回避、防御減る。倒れる、心配。 ヴィエーラに強化貰う、一撃離脱、仕留める方良い? Talara思う。 とりあえず、まとめ。 ・前衛(投擲撃破後、棍棒、剣の順に撃破) Talara(盾) ・投擲狙い ノノア(一撃離脱) ・後衛 ヴィエーラ(攻撃強化) ニーラ(魔法攻撃援護・投擲狙い)
Talaraさん纏めありがとうですよ。 情報ではコボルド達は完全に戦闘態勢なのと、隠れられる場所はほぼ無いようなので、被弾覚悟で投擲兵を倒したら一度味方の元へ戻るわ。攻撃集中は無しでヴィエーラさんに強化支援をしてもらったほうが、安全でしょうか?
Talaraはまとめ、ありがとうな。 この分担なら俺もノノア同様に投擲狙いになるかね。 敵の配置が不明だが(後衛職だからといって後衛にいるとも限らんし) 真っ先に投石コボルト撃破を目標にするとして。 投石がこちらの前衛に届かない程度の距離までは全員移動行動か、 シーフ職など移動に長けたメンバーが先行して攻撃仕掛けるのか。 少し悩んでたが射程武器俺らのでも最大20(hex)あるのな……。 開始時点ですでに後衛まで飛んでくる可能性で考えてた方がいいか。 すると投石撃破のタイミングにもよるが俺も一旦離脱考えとく。 離脱から復帰後、あるいは継続してそのまま前衛で働いとくつもりだ。
No.15
まとめ感謝致しますわ! 現場の視界は良好そうですし、投石は誰へも飛ぶ可能性は考慮した方がよろしいですかしら。ちょこざいなっ。 わたくしは順に強化付与、どなたかがHPの半分ほどを割ったところで範囲ヒールへ切り替え……といった行動方針を考えておりますが。なにせ敵の程度も未知数ですし、皆が戻ってきた時点で一旦回復をかけた方が宜しいのかしら? 皆様の移動値が4~5に対してヒーリングオーラの範囲が直径3hexですので、どうやらこのわたくしも気合を入れて前線近くへ出ねばならぬようですわね……ぐぬぬ。
わたしも投石兵を狙って体力が危ない場合は一度戻り、大丈夫そうでしたらそのまま棍棒兵を狙って、最後に剣兵にしておきますね。もしも敵の逃走開始された時は追いかけるようにしますわ。 ヒーリングオーラは自分中心なので、一緒に行く依頼の方によっては前線に出ないといけなくなりますね。投石兵に狙われたとしても、少し石を投げられる程度の痛さだと思いますので、慣れですわ。 本当でしたら150Gでお店でヒールを取得すれば、ヴィエーラさんの負担は減らせたのですが、お金が足りないですね。ヒールのが回復力が高くて、距離も30m(6hex)あり、8回も使用できるので余裕がある方は覚えるだけで柔軟に動けそうです。
投石、威力低い、多分。でも投石、棍棒、鱗同じ、硬さ同じ。柔くない。 先攻、気を付けて。 >ノノア ん、それなら安全、安心。無理、しないで。 >回復 先攻戻る、コボルト怒る、走る。距離詰まる。接敵。 先攻そのまま、後追い到着、接敵。 どっちも乱戦、必然。範囲回復、乱戦中でも良い、思う。
1つだけ気になったのが、最初から全速力で被弾覚悟で投石兵を狙うか、Talaraさんに棍棒兵が近づいてきた時に、その横をすり抜けて投石兵を狙うかで、棍棒兵がシーフ組を標的するかも変わりそうね。 走り始める時を調整して、後者のがいいのかな?と思ったわ。
どっちでも、ある程度、フォロー、する、予定。 頑張ろう。
了解よ。それなら最初から全速力で行ってみるわ。(急いで自分が動く行動を纏めて考えている)
準備が整いました。最善を尽くしますので、現地でもよろしくおねがいしますわ。
No.22
>Talara 数が居る以上、状況が乱戦にもつれ込む事は時間の問題……ですわね。念頭に置いて動くこととしましょう。ご助言染み入りますわ。 >ノノア え。(慌てて手元の本をめくる)た、単体ヒールの方が強くて射程も長い!知らなかっ……い、いえ。乱戦を見越して、範囲ヒールが適していると思い携えてきたまでですの。オ、オホホ……(冷や汗をぬぐう) コホン。少々弱音を吐きましたが心配はご無用、他でもないこのわたくしが杖を握る以上。倒れる者は出しませんわ!……きっと! それでは皆様、現地でお会い致しましょう。
相談に顔を出せず、すみませんでした。 作戦の纏め、ありがとうございます。俺も投石兵優先でプレ出しますね。