【CP】谷底の刺客

革酎

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シナリオID:8

オープニング

●泥まみれの記憶
 全身を走る激痛で、目が覚めた。
 ドワーフ特有の太い骨格と、鍛え上げられた筋肉を鎧のように纏う頑健な体躯は、そう簡単に音を上げない筈であった。
 が、戦士ディーグ・ディオロンは呻き声を漏らした。どうやら、全身打撲らしい。目尻に涙を浮かべてしまう程の苦痛に、彼は思わず身をよじった。
 すると別の感覚が、新たな刺激を与えてきた。背中や剥き出しの二の腕に、べっとりとまとわりつく不快な感触──粘性の高い泥の上に横たわっていることが、すぐに分かった。
(一体、何があった?)
 ディーグはゆっくりと上体を起こした。鞣し革と薄い板金を繋ぎ合わせた鎧は多少の傷みがあるが、まだ十分に機能を果たしているようだ。
 愛用の片手斧と長剣は、腰に巻きつく武具帯の鞘に収まったままだった。
 ぐるりと左右を見渡すと、絶望的な程の高さを誇る断崖が左右に迫り、頭上には鉛色の曇天が覗いていた。
 結構な時間、深い渓谷の底で気を失っていたらしい。
 ここで漸くディーグは記憶を取り戻した。
(そうだ、他の連中は無事か?)
 全身の筋肉や関節から激痛を示す沈黙の悲鳴が連鎖するも、ディーグはゆっくりと立ち上がり、そして息を呑んだ。
 数台の幌馬車だったと思しき残骸や破片が、そこら中に横たわっている。積み荷が散乱し、数多くの馬車馬がそこかしこで虫の息となっていた。
 否、馬だけではない。決して少なくない人影もまばらに見える。いずれも、動く気配が無かった。
 もう一度ディーグは、頭上に視線を走らせた。右手の崖の一部が、大きく抉れている。
「あそこから落ちたんだな」
 やっと全てを思い出した。

●フランクス商会
 シルトラース帝国の国境付近に位置するヴァイセントラフ砦からの依頼で、リーンエス王国北部を商圏に持つフランクス商会がカルケル集落群へと支援物資を輸送する運びとなった。その運び手として、フランクス商会が運営する隊商の東部支隊が選ばれたのである。
 カルケル集落群はヴァイセントラフ砦から東方に向けて険しい山道を縫う様にして進み、数日の道程を経たところに位置する、比較的大規模な集落の集まりであった。
 既に多くの難民が雪崩れ込んでいる様子であり、半ば自然発生的に難民キャンプとしての様相を呈し始めているとのことである。
 ディーグは複数の冒険者達と共に護衛を任され、東部支隊に随行してカルケル集落群を目指していた。
 だが峻険な山岳を幾つも越える中で突然の豪雨に見舞われ、前後不覚に近い状態となったところで大規模な土砂崩れに巻き込まれたのである。
 その直後から、先程目を覚ますまでの記憶が無い。状況から察するに、ディーグも土砂崩れに呑まれ、この深い谷底へと叩き落とされたのだろう。
「おい……ディーグ、生きてたのか」
 背後から、疲労と苦痛にまみれた声が響いた。
 フランクス商会東部支隊の責任者カーノス・フランクスだった。齢既に六十を超えた人間男性だが、その精力はまだまだ現役と息巻いているタフな商人だ。
 そのカーノスが、泥と血でボロボロになった商人服を引きずりながら、ディーグのもとへ歩を寄せてきた。
「被害は、どの程度だ?」
「見たところ、先頭から中衛列までが巻き込まれたようだ。後衛列の連中、上手く退避してくれていれば良いんだが……」
 ディーグの問いに、カーノスは複雑な表情を見せた。例え一部だけでもカルケル集落群に辿り着ければ良いとも考えていたようだが、かといって自分達が置かれた状況を決して楽観している訳でもなさそうだ。
 カーノス曰く、生き残っている下級管理商人や使用人の大半は重傷だったが、歩けない程ではないという。勿論、命を落とした犠牲者も決して少なくはなかったが、今は彼らを悼んでいる余裕は無い。
 可能であれば少しでも多くの支援物資を回収しつつ、この深い谷底を抜けたいというのがカーノスの希望であった。
「護衛の冒険者が他にも生き残ってりゃ良いんだが……どれ、ちょいと探して……」
 そこまでいいかけて、ディーグは口をつぐんだ。嫌な物を、見てしまった。

●忍び寄る悪夢
「どうした、ディーグ」
「……ここは、ちぃっと拙いところのようだ」
 カーノスに答えながら、ディーグは泥面で埋め尽くされる谷底の一部を指差した。そこに、細い丸太を軽く引きずったような跡があったが、その左右に深く抉るような穴が幾つも穿たれている。
 カーノスの表情が一気に色を失う。彼もまた、ディーグがいわんとしていることに気づいたのだ。
「渓谷大蠍の生活圏に落ちちまったようだな」
 正確には何とかいう魔物の様な巨大蠍の一種らしいが、詳しいことはディーグもよく分からない。
 ただ、聞いた話では肉食の獰猛な怪物で、体長は軽く2メートルを超えるらしい。人体を簡単に解体してしまう程の強靭な鋏状の前足と牛を数秒で沈黙させる麻痺毒を具え、更には硬い外殻に覆われた防御力を誇り、極めて厄介な相手だということであった。
 その時、後方から甲高い悲鳴が湿った空気に乗ってディーグとカーノスの鼓膜を叩いた。
 ふたりは顔を見合わせ、拙い、と口中で唸った。
「渓谷大蠍の始末は俺の方で何とかする。あんたは支援物資を少しでも多く掻き集めて、崖の上に行けそうな道を探してくれッ!」
「わ、分かったッ!」
 ディーグは右手に長剣、左手に片刃の小型斧を抜き放ち、尚も悲鳴が続く渓谷下流方面へと走った。

解説

状況:  PCの皆様はフランクス商会の護衛として雇われているという前提でご参加頂くことになりますが、谷底でディーグ達と共に脱出を目指すか、後衛列から救助に向かうか、いずれかの立ち位置を選択してご参加頂くことになります。  尚、谷底に散乱している支援物資をひとつでも多く回収するというミッションもございます。  あれこれやることが多いシナリオですが、ひとりで出来ることには限界がありますので、皆様で協力して解決に当たって頂ければと存じます。 敵:  渓谷大蠍は本文中にもあります通り、大型の蠍の魔物です。  クリーパーではございませんが、人間や馬をも餌として襲う獰猛な怪物です。その存在自体に罪がある訳ではありませんが、生き残り、そして無事に任務を達成する為には渓谷大蠍の群れを蹴散らし、突破する必要があります。単体では冒険者がサシで戦ってもそうそう負けることはありませんが、何せ数の暴力で押してきます。非常に厄介な乱戦へと突入することでしょう。 NPC:  主なNPCはドワーフの戦士ディーグ・ディオロンとフランクス商会の隊商頭カーノス・フランクスの二名ですが、他にもモブNPCが大勢居ます。特に力の無いモブNPCからは被害者が出ないように細心の注意を払う必要があるでしょう。

マスターより

 皆様、こんにちは。  今回よりこちらでマスター業務をさせて頂くこととなりました革酎と申します。  他社でのマスター歴がかれこれ10年程になりますので、はじめましての方も、またお会いしましたねという方もいらっしゃるかと存じますが、どうぞ宜しくお願い致します。  さて、アニエピカでの革酎シナリオ第一弾は然程に複雑な内容ではございません。  皆様からの血沸き肉躍るようなプレイングをお待ちしております。

リプレイ

●泥中の激戦
 褐色のぬめぬめとした光沢を放つ異形の魔物が、泥まみれの谷底を抜けて次々と這い寄ってくる。
 渓谷大蠍だ。獰猛で食欲旺盛な牙が、谷底に落ちた哀れな犠牲者を容赦なく食い散らかそうと一斉に押し寄せてきつつあった。
「リーフェッ! 物資の回収はどんな按配だッ!?」
 襲い来る怪物共に対して愛用の斧を振るいながら、ディアンが妙に明るい調子で訊いた。
 とても楽観視出来るような状況ではない筈だったが、ディアンは赤い瞳を煌めかせ、怪我を負っているフランクス商会の下級管理商人や使用人達を安心させる為に、努めていつもの明るさを前面に押し出していた。
「えっとねぇッ! 今で大体、半分ぐらいッ!」
 応じたのは、傍らに相棒の狼ヴェルトを従えている快活な少女リーフェだ。彼女はカーノス・フランクスと協力して隊商のメンバー達を鼓舞し、散乱している支援物資を少しでも多く回収しようと奔走していた。

 少し前に、左右に断崖が迫る決して広くない空間で、幾つもの細かな光が盛大に弾けていた。
 ドーマ・アザーリが仕掛けた光弾の群れが、上空を目指して放たれたのである。当然ながら殺傷力は欠片も無かったが、しかしドーマの狙いは攻撃ではなかった。
「さっきので上の連中、気づいたと思うか?」
「さぁね……気づいてても気づいてなくても、こっちはやるべきことをやるだけ、なんだけどね」
 輪状に束ねたロープを何本も担いだカメリア・ローレンスの、いささか素っ気無い応えに、ドーマは低く唸って小首を捻る。崖上とは相当な距離で阻まれている為、光弾を放ったドーマ自身にも後衛列の隊商仲間に自分達の現在地が伝えられたという自信が持てなかった。
 そこへきて、カメリアの驚く程に冷静で淡々とした反応である。
 周りも随分片付いたようだ。そろそろ周囲を照らすのも十分だろうか。ドーマが何かをいおうとした時、すぐ近くで硬い物が激しくぶつかり合う音が響いた。崖の側面から襲いかかってきた渓谷大蠍の巨大な鋏を、ハリス・アル・ターミルの盾が正面から受け止めていた。
「皆様、この辺りでの物資収集は大方片付いたようですッ! ここは我らが引き受けます故、他地点での回収をッ!」
 ハリスの呼びかけに、カーノス以下フランクス商会のメンバーが口々に礼を述べながら下流方向へと移動してゆく。リーフェとヴェルトも、物資回収と護衛を兼ねて、同時に移動を開始した。
「さぁどんどん、集めていくよーッ!」
 リーフェの声に、隊商メンバー達も息を吹き返したかの如く、気合を入れて応と頷いていた。
「隊商の皆様は大丈夫そうですね……となれば、後は彼らのみ」
 ハリスは盾で巨大な鋏を力で押し戻す。渓谷大蠍も負けじと剛力で応じてきた。
(侵入者は、寧ろ我々です。しかしながら……この身を糧と捧げる訳にはいかない。ご容赦を)
 その次の瞬間にはハリスの槍が、目の前の渓谷大蠍の片方の鋏を見事に貫いていた。が、ハリス自身も相当な疲労感に襲われ、ほんの一瞬ではあったが意識が遠のきかけた。
 実はハリスは、渓谷大蠍との最初の遭遇戦から一貫して盾役を引き受けていた為、全身のそこかしこに決して浅くはない無数の傷が痛々しく刻み込まれていた。が、彼は決して弱音を吐かず、ひたすら隊商メンバーを守ることだけに専念していたのである。
「もう……無茶し過ぎですよ」
 と、そこへユークリア・フィナンシェが干し肉を放り投げながらハリスの後方へと走り込んでくる。
 渓谷大蠍は矢張り、ただ本能で生きているだけの野生生物だ。ユークリアが囮で投げた干し肉に対して意識を奪われたのか、攻撃の手が大いに緩んだ。その隙をついてユークリアはハリスにヒールを施術し、痛めつけられた肉体を僅かにでも回復させてやった。
「これは……恐れ入ります」
「まだまだ頑張らないといけませんから。谷底から這い上がれば、伝説がひとつ増えますよ、皆さんッ!」
 ユークリアが放った台詞の後半は、隊商メンバーに向けられたものである。カーノスも、ユークリアのいう通りだといわんばかりに声を励まして、己の部下達を叱咤激励していた。
 その時、別の渓谷大蠍がユークリアの脇へと突進してきたが、疾風と化したアーテミシアがエルフとは思えない豪腕を発揮して麻痺毒を振るう毒針の尾を、その根元から叩き斬った。
 アーテミシアに手痛い一撃を喰らった大蠍は逃げる様に後退してゆく。
「その撃ち込み方……まるでドワーフだな。どこで習った?」
 傍らでやや小ぶりの渓谷大蠍を撃退していたディーグ・ディオロンが、不思議そうに訊いた。
「何って、見りゃあ分かんだろ。アンタと同じさ」
 ディーグには、アーテミシアが何をいっているのかよく分からなかったが、きっと何か事情でもあるのだろうと勝手に解釈したらしく、それ以上は何も訊こうとはしなかった。
 そのディーグに、ディアンがこれまた豪快に笑いかける。状況が状況だから細かいことは気にするな、と。
 ディーグも、それもそうだなとあっさり己の疑問を引っ込めた。そのディーグの肩をカメリアが軽く叩き、下流方向を顎でしゃくった。
「上流への突破は厳しいかもね……ちょっと下流の状況を見たいから、背中貸してくれるかしら?」
「おう、好きに使ってくれ」
 ディーグの応えを聞くと同時に、カメリアは分厚い筋肉の壁の様な背中を軽く蹴ってからエーテルを一気に噴射し、数メートルの高さまで跳躍した。
「何か見えたかぁ?」
 泥一面の谷底からディアンのやや間延びした声が響く。カメリアはただひと言、見えた、とだけ応じた。

●救出行
 一方、断崖上では難を逃れたフランクス商会隊商の後衛列が、土砂崩れで遮られた山道を迂回すべく、来た道を逆方向へと進み始めていた。
 ところが、途中で一斉に足を止めた。
 深い霧で視界が遮られている谷底で、光弾の群れが派手に散乱したのである。
「……下で何か、起きてやがるな」
 幌馬車の積荷台から飛び降りたナハシュがいち早く気づき、断崖の際まで身を寄せて下方を覗き込んだ。
 その傍らに、同じく隊列を離れたバーネット・フォーサイスとルドウィン・フォルランが並ぶ。三人は交互に顔を見合わせた。
「下に居る面子でアレが使えるのはアザーリだけだな……ってこたぁ、少なくともあいつは無事だったってぇ訳か」
「どうじゃろな。エーテルは使えても、決して無傷とは断定出来んぞい」
 左手に掴んだチーズの塊をがぶりと頬張りながら、ルドウィンは何気に物騒な台詞を放った。
 ナハシュは渋い表情をルドウィンに返すと同時に、現在地を俯瞰する山岳地図を開いた。隊商が出発する前に掻き集めた情報が、幾つも書き込まれている。この手の情報収集や分析は、シーフの得意分野だ。
 が、ここでナハシュは渋い表情を更に不機嫌な色へと染めてゆく。そこには、渓谷大蠍の生活圏を示す印がはっきりと書き記されていたのである。
「あの高さから落ちたんだから、ほとんど死んでんじゃねーの、とは思ったけど……こりゃ、助けに行くしかねーかな」
「上手く合流出来そうな地点って、ありそうか?」
 バーネットに問われるまでもなく、既にナハシュはこの断崖の高さが次第に谷底へと近づく地点を、地図上で探し始めていた。
 そして、見つけた。
「ここだな。急げば、十数分ぐらいで辿り着けるぜ」
「決まりじゃな」
 ルドウィンは山岳地図から視線を後衛列の隊商の面々へと移した。
「ちょいと、ここで待っててくれんかのぅ。お仲間達を迎えに行ってくる故」
「なるべく地盤の安定してそうなところでな。こっちまで土砂崩れに巻き込まれましたー、なんてことになったら洒落になんねぇし」
 ナハシュが言葉を繋ぐと、後衛列の下級管理商人達は硬い表情のまま、一斉に頷き返してきた。
 やるべきことは、決まった。後は少しでも早く、件の地点を目指すだけだ。
 ここでバーネットが、渓谷大蠍とはどのような怪物なのかと訊いた。が、ナハシュも実物を見たことが無かった為、何ともいえない表情で僅かに肩を竦めるばかりである。
「……ま、遭遇してみりゃあ分かるか」
 バーネットは自分でも呑気なことをいっているなと思いつつ、頭を掻いた。

●見えた光明
 カメリアが見たのは下流方向の遥か向こう、断崖上から続く山道が緩やかな斜面をかたどり、谷底とほぼ平行になる形で高度が合流している地点だった。
 雨で増水した渓流を渡らなければならないが、あの地点までいけば何とか脱出は可能だ。
「そいつぁ、ありがてぇ。何の目的も無いままダラダラと持久戦に持ち込まれたんじゃあ、こっちの身が持たねぇよ」
 この日、何度目かの光弾の雨を派手に降りしきらせていたドーマだったが、その台詞に嘘は無さそうだ。術式の展開速度と精度には絶対の自信を持つドーマといえども、ほぼ無尽蔵かと思われる渓谷大蠍の群れの多さには多少辟易し始めているところだった。
「蠍達は、物資に反応するでしょうか」
 しんがりを務める形で谷底のやや狭まった位置に陣取っているハリスが、ディーグに訊いた。ディーグは、そいつぁどうだろうなと疑問を返す形で首を捻る。
 ユークリアが放ったような干し肉ならば可能性は高いが、その為には物資の梱包を解いて、中身を確認する必要がある。流石に、そこまでの余裕も時間も無い。
「囮を兼ねての積荷投棄も視野に入れておりましたが……そういうことであれば、普通に食い止めた方が手っ取り早そうですね」
「ま、アイデアは悪くなかったがな」
 ディーグと横並びになる形で得物を振るっているアーテミシアが、何かの折にはその作戦を応用させて貰おうと、軽く笑った。
 だが流石に、そろそろ渓谷大蠍共の相手をしているのも飽きてきた。出来ることなら、この谷底の地獄からはさっさとおさらばしたい。
「あの地点までの撤退路を確保すりゃあ良いんだな……リーフェ、援護頼めるか?」
「合点承知の助ってやつだよッ!」
 一体どこでそんな台詞覚えたんだよ、とディアンは小さく苦笑しながら、下流方向へ向かう隊商メンバー達を押しのけて撤退戦の先頭へと立った。
 当然ながら下流の山道合流地点までの間にも、渓谷大蠍の群れは泥面、崖面を問わず無数にひしめいている。これらを突破する為の撃退戦力として、ディアンが矢面に立つ覚悟だった。
 そのディアンの後ろにリーフェ、カメリア、ドーマといった面々が続く。ハリス、アーテミシア、ディーグ、そしてユークリアは背面から襲い来る追撃の群れを食い止める役割だった。
「ある程度近づいたら、一気に飛び越えていくわ。山道との間に繋ぎが作ることが出来れば、もうこっちのものだしね」
 カメリアが、リーフェとドーマにそれぞれ視線を流して、静かに囁いた。ディアンからも借り受けた分を合わせてのロープの束を担いだままでは、満足に渓谷大蠍と戦うことも出来ない。カメリアは、隊商メンバーを無事に山道へと導く脱出路の造形に、全てを集中させていた。
 その時、背後でアーテミシアの幾分呆れたような声が響く。ハリスも、低く唸った。
「おぉっと……こいつは所謂、親玉ってやつか?」
 他の渓谷大蠍と比較してひと回りもふた回りも体格の大きい個体が、上流方向から接近してくるのが見えた。流石にあんなのは、まともに相手などしていられない。
 撤退路の確保は時間との勝負となった。
「ははは……こいつぁ、とんだ肝試しになっちまったぜッ!」
 笑っている場合ではないのだが、ディアンとしてはもう、笑うしかなかった。

●脱出
 谷底組に先んじる格好でナハシュ、バーネット、ルドウィンの三人は件の合流地点にいち早く辿り着いた。
 増水した渓流が邪魔といえば邪魔だが、渡れないような障害ではない。
「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ……全く、数ばかりは居やがるな。だが群れているなら丁度良い。最初にどかんとお見舞いしてやった方が効率的だろうしな」
 渓流の両側に渓谷大蠍の群れが幾つか、固まっている。接近戦を仕掛けるともなれば厄介な布陣だが、バーネットにとっては良い的でしかなかった。
 手にした杖の先が眩い光を発し、大きく振りかぶってから、その先端で空を薙ぐように一気に振り抜く。すると突如として、氷と冷気が吹き荒れる暴風が渦を為し、大蠍の群れを幾つも同時に巻き込んだ。
 この奇襲に激高したのか、難を逃れた数体の大蠍が一斉に襲い掛かってくる。あっという間に接近戦の間合いへと飛び込んできたが、それよりも早くナハシュとルドウィンが突撃し、半ばカウンターに近い一撃で手近の二体をほとんど一瞬で仕留めた。
「ここは大事な合流ルートだ。邪魔はさせねぇよ」
「お、そんなことをいっているうちに、見えてきたぞ……あれは、ローレンス君じゃな」
 ルドウィンにいわれるまでもなく、ナハシュも宙空を駆けてくるカメリアの存在には気付いていた。その肩には結構な長さのロープが抱えられている。
 更にその後方には、渓谷大蠍を蹴散らしているディアンの姿も見えたが、それよりもナハシュとルドウィンが気にしなければならなかったのは、リーフェとヴェルトが護衛しながら誘導してきている、下級管理商人や使用人といった面々であった。
 彼らは一様に支援物資を抱えている。落下した総数から見れば雀の涙のようにも思えたが、それでも彼らは出来る限りを尽くして、必死に掻き集めてきたのだろう。絶対に持ち帰って後衛列組と無事に合流してみせるという決死の覚悟が、それぞれの面に浮かんでいた。
「よぅし……わしらも合流じゃ」
 頬張っていたチーズをごくりと呑み込み、ルドウィンは渓流を強引に突っ切って谷底組と合流した。そのルドウィンとすれ違う形でカメリアは渓流の水面の上を駆け抜け、ナハシュにロープの端を手渡した。
「渓流を渡り切る為の、補助ロープよ。絶対に離さないでね」
「任せな。ここが踏ん張りどころだからな」
 ナハシュの応えを聞いてか聞かずか、カメリアは再び渓流の向こう側へと戻る。そこでロープの反対側の端を固く握りしめ、隊商メンバーを誘導し始めた。
 ここでナハシュは、内心でぎょっとした。
 谷底を抜けていよいよ合流を果たそうとしているしんがり組のハリス、アーテミシア、ユークリア、ディーグの四人の後を追うようにして、やたらと体格の大きな渓谷大蠍が姿を現したのだ。
 流石にあれは、拙い。
 隊商メンバーを無事に山道上へと誘導し切るのが早いか、超大型蠍が追い付くのが早いか──ここからは完全に競争だった。

 ぎりぎりのところで谷底組は全員、渓流を渡り切って脱出を果たすことが出来た。
 親玉に率いられた蠍の群れは、バーネットが矢継ぎ早に繰り出す攻撃の前に出足が鈍り、更には渓流に足を取られることを警戒したのか、こちら側まで追撃を仕掛けてこようとはしなかった。
 だが、どんな形であれ脱出したのだ。
 いざカルケル集落群へ──任務再開である。

マスターコメント

 ご参加、ありがとうございました。  アニエピカ最初のシナリオを無事に終えることが出来まして、革酎もほっとしております。  ではまた、次の機会にお会いしましょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準10 / 4〜10人

2020年10月25日 13時17分09秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ディアン

    ういーす、ウォーリアの傭兵ディアンだ。 殆ど初顔の集まりだが、いっちょ気合入れていこうぜ!

  2. ハリス・アル・ターミル

    ディズル大湿地帯にて農耕を営むターミル族が末席、ハリスと申します。 授恵者としての力はウォーリア。皆様どうぞ、宜しくお願いいたします。

  3. ユークリア・フィナンシェ

    ヒーラーのユークリアと言います、皆さん宜しくお願いしますね! 奇遇にも前回ご一緒だった方たちもいらっしゃいますね。

  4. アーテミシア

    ウォリアーのアーテミシアだ。 宜しくな

  5. ドーマ・アザーリ

    よォ!俺ァドーマってもんで! 見てのとおりのキャスターよ! ユークリアとカメリアたァ別の依頼じゃ世話になった。依頼に出られる程度にゃピンピンしてそうで何よりだぜ。 俺ァ展開速度と精密性に重きを置いたキャスターでな、役にたちそうな面的火力は【メテオライト】くらいで。 あとはアーケインっつーのを召喚して敵の速度をバラつかせるのと、簡単な明かりを用意するくらいか。

  6. カメリア・ローレンス

    私はカメリア、シーフよ。見知った顔も幾らかいるけれど、よろしくお願いするわ。

  7. ナハシュ

    お、お、なんだ、自己紹介からか? シーフのナハシュだ。てきとーによろしく頼むぜ!

  8. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むぜ。

  9. ルドウィン・フォルラン

    ほいわしはルドウィン・フォルランじゃ。ウォリアーってやつかの。 まぁよろしく頼むわい。

  10. ディアン

    改めてよろしく頼むぜみんな! ドーマについては見た目ウォーリアでも通じそうな気がするがな!! >選択 まずはメンバーをこの2つから選んで配置する必要がある点だな。 ・ディーグと共に脱出を目指す(初手から危険な立ち位置)  →NPCの生存優先だが、支援物資の回収にバックパック持参してもあり? ・後列組から救助に参加(事前準備などに余裕ありそう)  → 状況から見るに敵の数と混戦具合がやっかいだから、敵を殲滅しようなんて考えずにまずはNPCが逃げる為の道を作ることに注力すべきだな。 どちらにも範囲攻撃を得意とするやつをバランスよく配置しておけば、前後どちらからも火力を出せてルートの作成がスムーズになるか? ちなみに俺はディーグと脱出する方に参加する予定だ。カバリングとチャージングで護衛にも向いてるしな。 敵の移動速度を下げる技を持ってるなら、ドーマにも脱出班に同行してくれたらありがたいか?

  11. ハリス・アル・ターミル

    >選択 では私もディーグ殿と共に脱出を行う方に立候補致しましょう。 厳しい状況ですから、盾役は多い方が宜しいかと。 バックパックも持っておりますから、ある程度なら物資を回収できます。 担架にロープで縛り付けるなどすればより多く持ち帰れるかもしれませんね。 ただ、後述のようにあくまでも無事の帰還が最優先です。 有事の際は捨て置く事も考えておきましょう。 仮に積荷の中身に蠍達の気を逸らせるような物品があるなら、使用するのもやむなしかと。 >逃走優先 敵は数、強さとも油断ならぬ相手です。 殲滅よりこの場を切り抜けることを優先するのに異論はありません。 我々前衛が後衛及び商会の方々を護衛しつつ、後衛が範囲攻撃で道を開く。 その形で問題ないかと存じます。 可能な限り纏めて排除できる範囲内にシーザーロアで引き込むように立ち回りましょう。

  12. ドーマ・アザーリ

    あいよ! となりゃア、バーネットにゃ後方からの救助に回ってもらう感じだわな。 俺よか火力はたけェからな、温存しとくに越したこたァねェ。 ともすれば俺ァメテオライトで面的火力ついでに、狼煙代わりに位置示そうか。 メテオライトってのは一度上空に展開してから指定座標に降り注ぐ魔法。 使いようによっちゃァいい目印になるだろうよ。 あとは……ヒーラーは確実に誰かこっちに来てほしいところだァな?

  13. アーテミシア

    オレはどっちでも構わねえぜ 薙ぎ払い、衝撃波、チャージングで突っ込ンで範囲もできるしな。 バックパックも買ったし。 逆に言えば相手をなぎ倒すかぶっ飛ばす以外はあんま期待すンなよ

  14. ユークリア・フィナンシェ

    ヒーラーって私だけの様ですね! ではディーグさんの方に私は参加する形でしょうか。 麻痺毒もサソリは持っているみたいですし、状態異常解除も持っていきたい所ですね。回復は常備です。 あと必要なバフなどあれば言ってみて下さいね。 あと、強力な範囲攻撃の【祈雷】はありますが、敵に察知されていると移動で避けられてしまうのが難点なので工夫がなければ使えません。

  15. バーネット・フォーサイス

    >開始位置 一番の鉄火場に火力を集中させるって方法もあるが…… まぁ、何人かは状況を確認しやすい谷上から救助に向かう方がいいか。 てなわけで、俺は後衛列から動くことにする。 >後衛列開始組 何人こっちになるかはわからんが、谷上から開始する以上、 谷底を含めた周辺状況の確認はしやすいだろうな。 谷底の面子の現在位置や敵の分布、谷の上り下りが可能な箇所も把握しやすいだろうし、 それを踏まえて動くとするなら、脱出ルートの算定と確保が主な役割になるか? 後は谷底組と何とか意思疎通したいところだが……ルート確保のための戦闘でも始めれば、 救助に来ている歩行はなんとなく把握でるかもしれんな。

  16. リーフェ

    顔出し遅れてごめんね!シューターのリーフェだよ!よろしくね! 一応、捜波あるから敵の位置の探索とかは出来るかな? あと、ペットの狼もいるから、こっちで負傷者救助しつつペットで戦闘ってこともできるよ ただ、範囲攻撃は持ってないから殲滅はちょっと苦手かな 谷底組 ・ディアン ・ハリス ・ユークリア 後衛組 ・バーネット とりあえず、表明してる人を纏めてみたよ

  17. ナハシュ

    >選択 そーだなー、そしたら俺は後列組でいっとくか。 バーネットも言ってる通り、後列組はまず崖下へルート探すのが最優先になるだろうしよ。 崖下の方も戦闘しつつルートも探していくってんなら、探波持って崖下でもいいと思っている。 もう一人のシーフ次第だな。 メテオライトは分かり易くていいな。空に展開するってんなら上からでも十分見えそうだ。

  18. アーテミシア

    そいじゃ、オレも谷底にしておくか。 前衛が接敵するのにモタモタしてちゃ意義がねえからな。 蠍を足止めしつつ脱出路を確保するまでの時間を稼ぐって事でいいのか?

  19. バーネット・フォーサイス

    今更ながら誤字に気がついた…… 「救助に来ている方向」が正しい

  20. カメリア・ローレンス

    探波、捜波の何方も持っていけるから、谷底組でのルート探しも支援物資の回収も、後列組でのルート探しの何方でも構わないわ。 今回シーフの役割になりそうなのは ・後列組だと谷底組を探す&上へのルートを確立する。 ・谷底組だと上へのルートを探す&可能なら支援物資を探して回収する というところかしら?

  21. ルドウィン・フォルラン

    取りあえずわし、後衛組に一人ぐらいウォリアーとして居ようかの。足も遅いしの。 後方からも押して撤退を確保するなら、戦線を押せる役職がおるとええじゃろ、多分。 落下から目覚めるまでそこそこ時間が経っとるし、後列も状況に気づいておるじゃろう。逼迫した状況になっとる前に下への道も既に見つけとる…かの?まぁ希望観測じゃな。 あとわしのイメージじゃと先頭から中衛に救助に向かって、そのまま下流に撤退&後衛合流のイメージなんじゃが。場合によっては上流に逃げることもあるんじゃろうか。下流の方がなだらかで上に上れそうなイメージ&後衛降りれるならそこから登りたのう。…授恵者以外は無理だったりするんかの。

  22. ナハシュ

    間が空いてすまねえな。そんなら変わらず後列組で行かせてもらうぜ。 シーフの役割としちゃ、カメリアが言ってる感じで異論ない。上から谷底への道も見つけられてっと良いんだけどなー。後列組商隊の混乱を収めたり体制整えたりもしてるだろうから、その辺は蓋開けてみねえと分かんねえ気はすんな。すでに見つけてたらそっから向かえばよさそうではある。 うまく谷をなだらかに上るルートなら良いんだが、ちょいと険しい斜面だったりするかもしれねえからな。補助用のロープくらいは持って行くつもりだ。

  23. カメリア・ローレンス

    上流下流というのはよくわかっていないけれど、一先ず私は谷底組で行くわ。 探波は持っていくつもりだけれども、捜波はリーフェさんが何方に行くかによって変わるかしら。勿論、私が捜波持ちで探索特化状態にしても問題ないけれども。 仮プレはまだ書いていないから方針だけだけれども、下記の予定よ。他に私がやらなきゃいけなさそうなことがあれば行ってもらえれば助かるわ。 ・探波で谷底の地形把握、上へルート探し、支援物資の位置の特定 ・蠍がNPCの方に抜けそうならそのカバー

  24. ディアン

    明日が出発日!残りの相談もパパっと決めちまうとするか! >脱出組の動き ・積み荷の回収(担架、バックパック活用) ・モブNPCへの被害を最小限に減らす その認識で合ってるぜアーテミシア!前方は俺が担当するから、後ろ側をついてくるNPC面子に危害が加わらないよう殿を頼みたい。 リーファにもシューターの腕を活かしてNPCに近付きそうな大蠍を射抜いてくれると助かすんだが、プレイング変更は厳しそうか? 積み荷で大蠍の群れの気を逸らすのもありだな…一応ディーグとカーノスの二人には事前に「全てを拾い切れない前提で、落ちてる積み荷の一部を囮に使う可能性がある」ということを伝えておいてもいいかもしれん。その伝達はハリスに任せてもいいか? ユークリアの祈雷は、仲間の誰かに集まってきてる敵の動きを予測して一歩手前辺りに落とせば命中率も上がるはずだ。 >メテオライトによる目印 これを使った段階で俺ら脱出組が戦闘を開始した合図にもなるから、上空に上がった光と着弾音をしっかり聞き分けてくれる人がいてくれると発見が早まるか? あとルドウィンの言うように下流で合流する形なら、その位置がわかるように狼煙か何か焚いて脱出組が迷いなく迎える指針を立ててくれると嬉しいかもしれん。NPCも不安がってるだろうし、ゴールがわかるだけでも撤退の速度が上がるってもんだ。 谷底組 ・ディアン ・ハリス ・ドーマ ・ユークリア ・アーテミシア 後衛組 ・バーネット ・ナハシュ ・ルドウィン

  25. アーテミシア

    右翼左翼ってとこか。とりあえず初手衝撃波をブッパするから突っ込むのはその後にしてくれ。 モブのピンチには助けに行くけど範囲スキルに当たらないように祈っててくれ 殿もまあ、チャージング残してれば逃げるのも難しくはないだろうしな。

  26. リーフェ

    プレイング変更大丈夫だよ! それじゃ捜波を持って谷底組かな?捜波で敵をマークしたり、NPCに近づきそうな敵の狙撃メインで動くね。ペットには前衛か、荷物の下敷きとかになってて動けないNPCがいないかの捜索をしてもらおうかなって思ってるよ 谷底組 ・ディアン ・ハリス ・ドーマ ・ユークリア ・アーテミシア ・カメリア ・リーフェ 後衛組 ・バーネット ・ナハシュ ・ルドウィン

  27. ユークリア・フィナンシェ

    こんな感じでしょうか? ↓プレイング↓ 【脱出組】 ふぅ……ハンマーの柄を数回壁に刺しながら落下していかなかったら落下死してましたね! 普段から体を鍛えていればいつ何時たりとも警戒は怠らない物です! それにしても見事に谷底ですね、皆さんどこですかー? 幸い【暗視】持ちです この様な逆境を乗り越えねば帝国の兵士とは呼べませんね 死を間際にしてこそ生も際立つと言う物ですよ! 気合を出して行きましょう! 絶望してる人がいたら活を入れます 私は【攻撃優先】で行動します まずは状態がとても危険な人に【ヒール】 ヒール力を高めるために自分に【輝刃】 怪我人を二人で担架で運んだりして馬のいる箇所に纏めて集めて【ヒーリングオーラ】 荷物はバックパック等で馬に運んで貰います 運ぶのは担架を利用 【戦闘】 サブアクションが空き時は戦闘力の無い方をかばいながら行動、前衛とは3ヘクス以内 私が攻撃を受ける時は【回避】宣言 ダメージを多く受けた人には【ヒール】 ダメージを3人以上受けていたら【ヒーリングオーラ】 範囲攻撃を持つ人優先で【輝刃】を使用 防御で盾になる人には【輝甲】 回避優先で動く人には【輝足】 蠍の毒を受けた人には【サルベーション】 蠍が大勢群がってきたら、手番を遅らせた後に『干し肉』を投げて、すぐ様次のセットアップフェイズにその箇所を中心に【祈雷】を発動します、奥の手です! 「谷底から這い上がれば伝説が一つ増えますよ皆さん!」 【アドリブ歓迎】

  28. ハリス・アル・ターミル

    >ディアン殿 >>伝達はハリスに任せてもいいか? 無論です、私が起案したことですから。 商会の方々にいい顔はされないでしょうが、そこはそれ。命あっての何とやらですからね。 私は盾役に特化しておりますので、位置的には前衛かつディアン殿よりやや後方。 突破を試みそうな蠍には先んじてシーザーロアを撃つことに致します。

  29. バーネット・フォーサイス

    土壇場での思い付きで悪いが、後衛列で土砂崩れに巻き込まれなかった 隊商の連中に、崩れた箇所からの避難とか谷底から上がってきた連中の 手当てとかを指示する旨は、プレに盛り込んでおいた。

  30. カメリア・ローレンス

    提出済みでこれからこのプレイングを見て修正する人も少ないと思うけれども、一応方針の部分だけ掲示しておくわ。私は出発までに見直せないと思うけれども。 ↓ここからプレイング ◆方針 谷底からの脱出を目指す。 ・谷底が暗ければ先ずはエンライトで周辺の状況を確認し、その後は状況に合わせてエンライト/ランタンを使用する ・探波で谷底の地形把握、谷底からの脱出の為のルート探し、支援物資の位置の特定を行い、超聴覚で周辺を警戒しながら全員での脱出を目指す ・ルート上、ロープを利用すれば移動出来そうな場所ではバランス感覚や壁歩き、エアーライド等を利用して先行、ロープを設置する ・蠍がNPCの方に抜けそうなら疾風足等を利用しそのカバーをする。シーフのINIの高さ、移動力の高さを活かしたい ・支援物資を拾う余裕があればバックパックを活用して回収する ・その他スキルやアイテム等は適時使用したい

  31. ディアン

    >隊商への指示 思いつきなんてもんじゃない、いい案だと思うぜバーネット。 依頼にも書かれていた通り1人じゃ出来る事は限られてるし、その辺の細かなケアに動いて貰えるのは非常にありがたい! >脱出組 遅い時間での提示になっちまったが、手早い対処と協力ありがとうなみんな! 瓦礫に埋まってる可能性を考えてなかったな…リーファのペットにはそこら辺期待させてもらえそうだ。ユークリア、カメリアのプレイングもそれで問題なさそうだし、脱出組から見たルートの算段と戦闘の援護は任せるぜ!もしロープが足りなさそうなら俺の持っていく分も使ってくれ、10M分増えりゃ出来る事も増える。 伝達面もありがとな!カバーもハリスが担当してくれるなら、俺は攻撃特化で前衛位置の敵を処理する方向で固めるとするか。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0