【喚盈】月鬼
清和アヤカシ闘乱帖 イベントノベル(テーマ)マザリモノ制作 九弐ニデル納品 2026年04月11日 06時29分31秒
■夜彲王 射干
赤い角と銀の髪が目立つ、背が高く冬の月めいた男。左に眼帯をしている。マザリモノだ。
■性格
誰かとつるんでいるところを見たことがない。信念をもって力を振るっているようだが、その全てを理解できる者は居るのだろうか。
■噂・評判
・彼の長い髪の一束を持てば力を得るとか。これこそ与太の類いであろう。
・葛城の親分が会合で見た話。護衛の待合いも酔って寝る不届き者がいる真夜中、庭で一人刀を抱えて涼しい顔をしていたとか。
・彼に本領を発揮させたあとは、しばらく姿を隠すらしい。暫くすると何事もなかったかのように現れる。探ってみるか?
■妖闘
武装:母である妖神の角から鍛造された刀。彼ら子が使えば強力無比であるが、それ以外には呪いを撒く妖刀とか。
融合妖神:妖神の訶利帝母が母である。数多くの兄弟姉妹がいる、あるいはいたはずである。
戦法:実際に見た者の話が残っているのかどうか。闘いを面白がったり、手を抜いたりすることはない。刀を抜けばそれきり、話が通じる相手ではない。冷酷、無慈悲、形容には事欠かない。血を分け与え眷属を作るとの噂もある。
戦績:大げさな闘いには出向かない。よって全て推測。一、夜煙ビルヂングの爆発事件で侠客の大物は難を逃れ犯人が死亡した。直前で爆発の術を犯人の身の内に返したのが射干。二、桜影橋で清和七年冬に起きていた幽霊騒ぎの原因が射干。その期間に消えたヤシロの重鎮が三人。
■関連品
小さな骨:人間の左指先の骨。彼のものではない。“彼の兄弟の誰かのもの”という、噂。さて手に入れては見たものの……喚び掛けに応えてはくれないようだ。
■生活
不詳。
夜彲王家は数百年前から、今の結社にあたる集団と盟約を交わしているらしい。一族は家の保護と引き換えに、彼らの母たる鬼神の力を結社のために使っているという。表に出ない仕事は最近ますます増えているだろう。
■寸評
闘いの後始末の帰り、血や泥のにおいをつけて箱を抱えて歩いていると中の使い魔たちが騒ぎ出した。羽織で押さえてなんとか引き出しが開かぬようにしていたら、彼がゆらりゆらりとあちらからやって来る。すれ違いざまに使い魔はしんとした。思わず彼の方を見ると、殆ど閉ざされていた瞼が持ち上がり光った金の瞳とぴたりと目が合った。帰って点呼を取ると目七がいなくなっていた。
赤い角と銀の髪が目立つ、背が高く冬の月めいた男。左に眼帯をしている。マザリモノだ。
■性格
誰かとつるんでいるところを見たことがない。信念をもって力を振るっているようだが、その全てを理解できる者は居るのだろうか。
■噂・評判
・彼の長い髪の一束を持てば力を得るとか。これこそ与太の類いであろう。
・葛城の親分が会合で見た話。護衛の待合いも酔って寝る不届き者がいる真夜中、庭で一人刀を抱えて涼しい顔をしていたとか。
・彼に本領を発揮させたあとは、しばらく姿を隠すらしい。暫くすると何事もなかったかのように現れる。探ってみるか?
■妖闘
武装:母である妖神の角から鍛造された刀。彼ら子が使えば強力無比であるが、それ以外には呪いを撒く妖刀とか。
融合妖神:妖神の訶利帝母が母である。数多くの兄弟姉妹がいる、あるいはいたはずである。
戦法:実際に見た者の話が残っているのかどうか。闘いを面白がったり、手を抜いたりすることはない。刀を抜けばそれきり、話が通じる相手ではない。冷酷、無慈悲、形容には事欠かない。血を分け与え眷属を作るとの噂もある。
戦績:大げさな闘いには出向かない。よって全て推測。一、夜煙ビルヂングの爆発事件で侠客の大物は難を逃れ犯人が死亡した。直前で爆発の術を犯人の身の内に返したのが射干。二、桜影橋で清和七年冬に起きていた幽霊騒ぎの原因が射干。その期間に消えたヤシロの重鎮が三人。
■関連品
小さな骨:人間の左指先の骨。彼のものではない。“彼の兄弟の誰かのもの”という、噂。さて手に入れては見たものの……喚び掛けに応えてはくれないようだ。
■生活
不詳。
夜彲王家は数百年前から、今の結社にあたる集団と盟約を交わしているらしい。一族は家の保護と引き換えに、彼らの母たる鬼神の力を結社のために使っているという。表に出ない仕事は最近ますます増えているだろう。
■寸評
闘いの後始末の帰り、血や泥のにおいをつけて箱を抱えて歩いていると中の使い魔たちが騒ぎ出した。羽織で押さえてなんとか引き出しが開かぬようにしていたら、彼がゆらりゆらりとあちらからやって来る。すれ違いざまに使い魔はしんとした。思わず彼の方を見ると、殆ど閉ざされていた瞼が持ち上がり光った金の瞳とぴたりと目が合った。帰って点呼を取ると目七がいなくなっていた。