RAYNOLA!!  ~Axes~

キャラクターノベル制作 真柄 葉納品 2021年02月25日 21時15分21秒

「ねぇ、本当にばれないの……?」
「なんだ、エルゼリオ。ビビってんのか? 1日ですっかり囚人根性が身に付いちまったな」
 恐る恐る問いかけてくるエルゼリオ・レイノーラに、姉オリガロッド・レイノーラはニヤリと笑う。
 時間は虫も寝静まる深夜も深夜。父ハスラム・レイノーラを先頭に、人気のない坑道をレイノーラ一党は歩いていた。
「随分と荒い掘削だな。試し掘りの穴か?」
 ハスラムに続いて歩くシグルド・レイノーラが、誰に問うでもなく呟く。
「そうだ、よくわかったな」
「……なぜお前が偉そうなんだ」
 そんなシグルドの呟きを、聞き胸を反らすオリガロッド。
「この坑道は私が見つけたからな! ねっ、パパ」
 オリガロッドは先頭を行くハスラムに猫なで声で話しかけた。
「ああ、よくやったなオリエ。後で頭撫でてやろう」
「やったっ! パパ、絶対だからね! 約束したからねっ!」
「あぁ、わかったわかった。くっつくな」
「はーいっ」

「……ねぇシグルド兄。本当にあるの?」
 うふふふふ……と何度も思い出し笑いをしている姉を横目にエルゼリオはシグルドに問いかけた。
「あるというからにはあるんだろう。しかし、こんな鉱山の奥に……一体父上はどこからこんな情報を仕入れて来たんだ」
「ほんと、それ。こんなの国家機密レベルの情報だよね。なんで一介の騎士卿が握ってるんだろ……」
「蛇の道は蛇。父上には私達のあずかり知らぬ道が沢山あるのだろうな」
「うへぇ……知りたいような知りたくない様な」
 シグルドの言葉にエルゼリオはべぇと舌を出す。
「知れば役に立つぞかもしれないぞ。お前なら教えてくれるだろう」
「なんでっ! シグルド兄の方が適任でしょ、そういうの!!」
 兄の物言いに上体を逸らしたエルゼリオ。本気で言っているのなら勘弁してほしい。
「私はもう型にはまってしまった人間だからな。そういう事はまだ道を選んでいない者が選択するべきだ」
「な、何いきなり。学校の先生みたいになってるんだけど……」
 教師然と指を立てて話すシグルドに、エルゼリオは困惑した。
「お前はいいな。進むべき道に無限の選択肢があって」
「シグルド兄!? なんかすごく爺臭くなってるんだけどっ! 囚人生活でやられちゃったのっ!!」
「はは、そうかもしれないな」
 本気で驚くエルゼリオに軽く笑いかけ、シグルドは正面を見る。
 歩き始めて30分。そろそろ着くはずだった――。

●
「ここか」
「うんっ!」
 ハスラムが立ち止ったのは、試し掘りの坑道の途中。終点でもない何の変哲の無い掘削道だった。
「その岩が3本尖ったとこだよ」
 オリガロッドに指さされ、ハスラムは壁に手を当てながら瞳を閉じる。
「…………ああ、ここか」
 しばらく手を動かしていると、ある一点で止まった。
「ちっ、面倒臭い仕掛けを施してやがるな」
 ハスラムは壁に向かい舌打ちする。
「そうなの。多分エーテルで認証してるか、そんな感じだと思うんだけど……」
 そんなハスラムにオリガロッドが申し訳なさそうに声をかけた。
「オリエのせいじゃねぇよ。よく見つけたな」
 ハスラムはその大きな手でオリガロッドの頭を乱暴に撫でる。
「うふ、うふふ……ふふ……」
「オリエ姉……」
 なされるがままのオリガロッドの顔が愉悦に歪むのを見てエルゼリオが顔をひくつかせた。
「しかし、すごい技術だな。結界の類か?」
 ハスラムに近寄ったシグルドが壁を見つめ呟く。
「だろうな。結界と紋具をうまい具合に使ってやってんだろうよ。クソめんどくせぇ」
「どうするの、引き返す?」
「阿呆か手前ェ。わざわざこんな格好までして潜り込んだんだぞ。こんな結界一つの為に帰れるか」
「うっ……阿呆って言われた」
 父の言葉にしょぼんと項垂れるエルゼリオを置いて、ハスラムはシグルドに声をかけた。
「シグルド、結界の部分何とかならねぇか」
「やってみよう」
 ハスラムの呼びかけにシグルドが壁に手を当てる。
「オリエ、紋具を何とかしろ。できるな?」
「うんっ! 任せて、パパ!」
 あの傲岸不遜を地で行く父が、子供達にとはいえ助けを求めている事に驚きながらも、エルゼリオは3人の背を見つめた。

●
「くっそがっ!」
「手強いな……」
「ごめんね、パパ。役に立てなくて……」
 一時間ほども格闘しただろうか。それは三人がかりでも破れないほどの強固な封印だった。
「あの三人で破れないなんて……」
 後ろで見ていたエルゼリオと部下達も驚きを隠せない。
「こうなったら仕方ねぇ」
 と、皆の不安げな視線が注がれる中、ハスラムが溜息一つ、口を開けた。

「ぶっ壊すぞ、手前ェら」

「いやいやいやいや!! こんな狭い坑道、しかも中途半端な試し掘りの穴で実力行使とかダメだと思うんだけど!?」
 うすうす予想していたとはいえ、実際に聞かされると流石に反論してしまう。エルゼリオは父に抗議の声を上げた。しかし――。
「結局そうなるのか」
「流石パパ! カッコいい……」
 兄と姉は既に受け入れているし。
「まぁ、そうなるでしょうな」
 部下達も頷いている。
「えっ、なんで!! 反対してるのボクだけ!?」
「おらっ、とっとと支度しろ!」
 皆の反応に驚くエルゼリオの肩に腕を回し、ハスラムが声をかけた。
「で、どうやるつもりだ?」
「シグルドが結界をこじ開けてる間に、俺様とオリエが全力をぶち込む」
 シグルドの問いに答えたハスラム。隣では「パパと共同作業なんて!」と、オリガロッドが嬉しそうに体をくねらせている。
 
「あ、ボクと他の皆は邪魔にならないように下がっておくね!」
 最早、強引な開錠作業は避けられないと悟り、エルゼリオはゆっくりと後ずさった。
「どこ行くんだ。手前ェは光縛封役だ」
「え? 光縛封?」
 すかさず回り込んだハスラムにヒーラースキルの名前を出され、エルゼリオは困惑する。
「今からこの壁ぶっ壊すからそれで全員守れ」
「えっ!? これ、そういうスキルじゃないんだけど!?」
 タイミング悪く光縛封のスキルを活性化していた自分を恨みながら、エルゼリオは声を上げた。
「うるせぇ、手前ェは言われた通りにやってればいいんだよ!」
「いや、だって、このスキルは――」
「よし、行くぞ手前ェら!!」
 再度抗議するエルゼリオの声を掻き消す様に、ハスラムが上げた掛け声にシグルドとオリガロッドが頷く。
「3秒だ」
「十分!」
 シグルドが杖を掲げ岩肌へと添える。瞬間、壁は淡い紫の光に包まれ――そして、光が弾けた。

「「うおぉぉぉ!!!」」

 弾けた光の中心へ、オリガロッドとハスラムの渾身の一撃が叩き込まれる。
「エルゼリオ!!」
「もう、どうなっても知らないからねぇっ!!」
 ハスラムの声にエルゼリオが地面に手を当てる。
 光の六芒星が地面から立ち上がり【光縛封】が発動した――。

――ガラガラガラガラガラっ!!!

 爆音を上げ坑道が崩落した。

●
「えー……守れるんだ、これ」
 スキルのおかげかは定かではないが、レイノーラ一党の誰も崩落に巻き込まれていない。しかし、坑道は土砂で埋まり、完全に退路を塞がれた。
「やっぱり崩れたな」
「予想通りだ」
「あーん、パパ、怖かったっ」
 うんうんと崩落を見つめるハスラム。当然だと頷くシグルド。どさくさに紛れハスラムに腕を絡めるオリガロッド。
 そんな三人を見つめ、エルゼリオはがくりと肩を落とした。
「それで、どうするの。戻れなくなっちゃったよ?」
「なら進むまでだろ」
「いやだから、そういう単純な話じゃなくて――」
「心配すんな。あんだけの組織が入り口を一個しか作らねぇわけはねぇよ。他にもどっかあるだろう」
「――って、え? あんだけの組織……? え? ちょっと、何その不穏な言葉(ワード)!? ちょ、父上ちゃんと説明してよ!!」
 食い下がるエルゼリオを鬱陶しそうに手で払いのけながら、ハスラムは三人の連携で開けた穴を見やった。
「さぁて、こっからは出たとこ勝負だ。首洗って待ってやがれ――」
 奥へと続く暗い『道』――どう見ても人工物だろう道を睨み付けながら、ハスラムはぺろりと舌舐めずると。
「メドゥの指先」
 とある組織の名を口にした――。

「えええぇぇぇぇっっ!!??」

「声がでかいっ!!」
 そんなハスラムの言葉を聞き、大絶叫したエルゼリオをオリガロッドが組み敷いた。
「ちょちょちょ、ちょっと待ってよっ!? メドゥって、あのメドゥ!?」
 オリガロッドに押さえつけられながらも、エルゼリオは頭だけを上げハスラムに問い詰める。
「他にメドゥなんて名前の組織があるか?」
「い、いやいないけど……って、そういう事じゃなくて!! メドゥって言ったら『暗黒教団』『世界の暗部』とか揶揄されてるあれの事でしょ!?」
「なんだ、詳しいじゃねぇか。ああ、そのメドゥだ。まぁ、指先がいるかどうかは行ってからのお楽しみだけどな」
「指先!? それって幹部クラスでしょ! あのヤコブみたいな!」
 エルゼリオは思い出す。あの冬の初め、砦に攻め寄せた死者の軍を指揮していた男の姿を。
「ヤコブ? ああ、あのクソヴァンパイアか。まぁ、そんなとこだ。居ればだがな」
 動揺を隠せないエルゼリオに、ハスラムは平然と口にする。
「やはりか。うすうす気づいてはいたが、なるほど、ここにメドゥが」
「ったく、手前ェは可愛げがねぇな。もうちょっと、エルゼリオを見習って驚けよ」
「驚いているさ。少なくとも成人してから1番にな」
 折角のプレゼントを無表情に受け取られご機嫌斜めなハスラムに、シグルドはいつもと変わらぬ口調で答える。
「でもパパ、ちょっと大きな音を立てすぎたけど、気付かれてないかな?」
「どうだろうな。結界も破ったしな。まぁ、気付かれた時は気付かれた時だ」
 不安気に見上げてくるオリガロッドに、ハスラムは不敵に笑う。

「行くぞ、手前ェら! ついて来い!」

 そう言って、ハスラムは人工的に作られた薄暗い道へと足を踏み入れた。

●
 石造りの道はそれ自体が発光しているのか、灯を付けずとも十分な視界を確保できる。レイノーラ一党はオリガロッドを先頭に細い道を慎重に進んでいった。
「随分と深いね」
 エルゼリオが先を歩くオリガロッドに声をかける。
「一応、探波はやってるけど、まだ奥に続きそうだな」
「捜波じゃなくて?」
「感波持ちがいると厄介だからな」
「なるほど。ちゃんと考えてるんだ」
「おい、エルゼリオ。どういう意味だ?」
「べ、別に変な意味じゃないよ!?」
 薄明りの中、オリガロッドが振り返り睨んでくる。エルゼリオは慌てて首を振った。
「喋ってねぇでちゃんと見張れ」
「はーい、パパっ」
 後ろのハスラムに言われ、笑顔で前を向いたオリガロッドは、それっきり無言で先頭を進んでいく。

「ねぇ、父上」
「なんだ?」
「どうしてボク達がメドゥとなんてやり合うの? 侯爵家とメドゥは繋がってるの?」
 道を行く中、ずっと疑問に思っていたことをエルゼリオはハスラムに問いかけた。
「ふむ、手前ェはどうだと思う?」
 そんなエルゼリオの質問に興味を惹かれたのか、ハスラムは悪戯な笑みを浮かべながら問い返す。
「うーん……シグルド兄が言ってた補給路の件とか、子爵令嬢の変死の件とか、その辺りの事を考えると、やっぱり侯爵家の裏には大きな何かがあるような気がする」
 エルゼリオは歩みをそのままに、頭の中で相関図を描いていった。
「子爵家が侯爵家に吸収されたって聞いたし、やっぱり侯爵が怪しいとは思うんだけど……」
「ふむ、なんで侯爵が怪しいと思うんだ?」
 素直に謝罪の言葉を口にするエルゼリオに、ハスラムは珍しく根気よく聞いてくる。
「それはやっぱり、ミライアさんも言ってた事だし、侯爵は元々外様だし……」
「で?」
「うっ……うーんと」
 他にはないのか? と暗に聞かれ言葉に詰まるエルゼリオは、ちらりと兄を見た。
「自分で考えてみろ」
 しかし、兄の助け船は得られそうにない。
「……まず、子爵家のお家取り潰しの理由がわからない。レイノーラ家の没落を狙って暗躍してたのは事実だとして、爵位的には子爵家の方が随分上だから、騎士家を一つくらいどうこうしたってお咎めがあるとは思えないんだよね」
 最初はゆっくりと、言葉にする事で見えてくるものもある。エルゼリオは自分に問いかけるように言葉を続けた。
「なのに子爵家は取り潰された。そして、なぜか侯爵家に吸収された。正直な所、情報が少なすぎて考えてもわからないんだけど。だからこそ、思うんだ」
 と、話を一旦区切り、エルゼリオは父と兄を見る。そして――。

「始めからその予定だったんじゃないかって」

 口を開いた。
「……その心は?」
「メドゥの指先の信念『世界秩序への反逆』の為に」
 シグルドの問いに、エルゼリオが答える。
「壮大だな。しかし、その信念とやらが侯爵家の子爵家吸収とどう結びつく」
「勢力の拡大――なんてのはありきたりすぎるし、侯爵家ほどの権力者がわざわざ子爵家なんて吸収してもあんまり意味がない」
「ならば?」
 エルゼリオの口から出た言葉に、シグルドは更に問いかけた。
「たぶん、子爵家取り潰し――ううん、子爵令嬢変死の件はレイノーラ家の仕業ってされるんじゃないかな」
「話が変わったな。続けろ」
「子爵家の嫡子は、確かあの令嬢だけだったよね。継ぐ者がいなくなれば、貴族だって潰える。多分、それで予定通りなんだよ。子爵家のご令嬢はきっと知らなかっただろうけど……」
 実家で会った麗しき姫君の姿を思い出しながら、エルゼリオは続ける。
「どうしてそこまでレイノーラ家を目の敵にするのかはわからないけど、それだと説明がつくと思う。侯爵家は子爵家っていう巨大な毒を使って、レイノーラを吞み込もうとしたんじゃないかって」
 そこまで話し終えて、エルゼリオは兄と父を見る。
「面白い推理だな」
「ああ、ちゃんと頭使ってるじゃねぇか」
 二人はエルゼリオの導き出した結論を咎めもせず否定もしなかった。
「まぁ、侯爵家がレイノーラ家を飲み込んで何をするつもりなのか不明だから、あってるかどうかわからないんだけどね」
 と、そんな二人を前にエルゼリオは自嘲気味に微笑む。

「いや、あってるぞ」

 しかし、父から帰ってきた言葉は意外なものだった。
「え?」
「侯爵家はレイノーラを欲してる。厳密に言えばレイノーラが持ってるあるものを、だけどな。そして、侯爵家はメドゥだ。多分帝国時代からの由緒正しき、な。まぁ、指先がいるかわからないがな」
「しょ、証拠でもあるの?」
 エルゼリオがハスラムに問い詰める。
「あるぞ? 無けりゃ、こんな手の込んだことするかよ」
 するとハスラムは、驚くほどあっさり証拠の存在を認めた。
「えぇーー……ボクの推理は何だったんだよ。最初から教えてくれればこんなに考えずに済んだのに……」
 平然と話すハスラムに、エルゼリオはがくりと肩を落とす。
「何言ってやがるか。手前ェみたいな若造が頭使わねぇでどうする」
 言ってハスラムはエルゼリオの頭をガシガシと撫でつけた。
「いっぱい使ったよ。もう使いたくない……」
 乱暴に撫でられつつエルゼリオは肩を落とす。
「それで? そのものっていったい何なの? 屋敷に置いてあるものなの?」
「屋敷にはない。まぁ、屋敷に置いてあるって噂は常々流してたけどな」
 エルゼリオの問いにハスラムは得意の悪戯な笑顔で答えた。
「は? なに、いったいどういう事?」
「これだ」
 混乱の極みにある息子に向け、ハスラムは一本の剣を取り出した。
「え、アビスイレイサー?」
 ハスラムの取り出した黒の大剣を見て、エルゼリオが首を捻る。
「ああ、そうだ。あいつらの狙いは、これだ」
「これって……剣を狙ってるの? そりゃ確かに王様に下賜された宝剣だけど……なんか特別な力でもあるとか?」
「いや、無いぞ」
「え? じゃ、なんでそんなものを?」
 疑問ばかりを投げかけるエルゼリオにハスラムは満足したのか、ニヤリと口を歪めて答えた。

「この剣の別名は――『王殺しの剣』」

「お、王殺し!?」
 刀身を上に向けつつ呟いたハスラムの言葉に、エルゼリオは思わず飛び上がる。
「なるほど。王殺しか。それをシンボルに掲げるつもりだな」
 そんな弟とは対照的に、シグルドは合点が言った様に頷いた。
「だろうな。名前だけのハリボテの剣なのによ」
「剣の力は関係ない。求心力を得る為には、名前だけで十分だ」
 呆れながら刀身を見つめるハスラムに、シグルドは話しかける。
「王殺しの剣がここにある。王は王殺しの剣を我々に授けた。これは王が自らを誅せと容認したことに他ならない。王は自らを殺し、この国を滅せよとそう言われているのだ! 起ち上がれ同胞達よ! 今こそ王の願いをかなえようではないか!」
 拳を握り大衆に向け演説する様に力強く話すシグルド。
「――という所か」
「ははっ! 手前ェ役者の方が向いてるんじゃねぇのか?」

「ちょーーーーっとまったぁ!!」

「説明して! ちゃんと説明してよ!! なに? 一体どういう事!?」
「うるせぇなぁ」
 はぁはぁと息を荒げるエルゼリオに、ハスラムは顔をしかめる。
「別にどうってことねぇだろ。お国の為に一肌脱げって言ってるだけだ」
「いやいやいや、全然そういう風に聞こえないんだけど!?」

「パパ! 見えた、あれじゃないかな!」

 そんな時だった、先頭を行くオリガロッドが声を上げ、道の先を指さしたのは――。

登場キャラクター

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0