おじさんと歩んだアニエピカ 4

ディレイン・オールドケイジディレイン・オールドケイジ更新 2025年02月04日 14時12分34秒

ノートブック「おじさんと歩んだアニエピカ」

雑記

●ボイス沼に落ちた話。//アニエピカを遊んできたPLの思い出や所感。そしておじさんの設定まわりの解説など。

おじさんと歩んだアニエピカ 4
●前回のあらすじ
 他PLさんのリクシナに入ったりNPCを追いかけたりしておじさんというキャラが深まった結果、自分でもリクシナを頼みたい!となった。交友してなさすぎて諦めかけるも、神に救われリクシナは無事に公開されたし、リプレイ返却後には交友申請を出すに至った。
https://alpaca-connect.com/world/world0/note/8294
 
●沼に落ちる前の話
 アルパカを始めるより昔のこと。長期ブランクに入るまでの私がいた界隈では、ボイスはまだまだ一般的ではありませんでした。少なくとも私の印象としてはそうでした。つまり私自身、PCのボイスというものに馴染みがなかったのです。アルパカにおいても、そういう商品もあるのねーみたいな。まるっきり傍観者でした。

 それでも、トップに掲載される納品ボイスの数を見るにつけ、興味が湧きはじめます。時期としてはおじさんが深まってきた頃。実はちょっと遡ってリクシナを申請する前。
 ものは試しで、頼んでみてもいいのでは??となりました。

 いそいそとボイスアクターを探す旅に出るも、さっっっぱりわからない。サンプルを聞けども聞けども、これだと思う声にしたいのにそれがわからない。たくさん聞いているうちにイヤホンしている耳が変な感じになってくる。
 そもそも中年男性をサンプルにあげている人が少ない。だがその気持ちはよくわかる、PCで中年男性なんてなかなか目にしないからね。メインターゲットに向けたサンプル出しますよねそりゃあ。
 もちろん、中年あるいはそれ以上の男性サンプルを掲載しているVAさんもいました。が、それがそのままおじさんのイメージに重なるかというとそうもいかない。
 イラストを初めて発注する時もそうだったけれど、声はもっと厳しいな!どうしよっかな!!

 考えることを放棄した私は、初めてオープンリクエストというものに手を出しました。
 
●閑話休題。タイムスタンプ
2023年4月29日:初ボイスのオープンリクエスト公開
2023年5月1日:初ボイスの担当クリエイター指名
2023年5月3日:初ボイス納品
2023年5月10日:ボイス第二弾発注。同日受注通知
2023年5月11日:ボイス第二弾納品
2023年6月20日:初リクシナの運営チェック差し戻し
2023年6月21日:初リクシナの運営チェック差し戻し
2023年6月23日:初リクシナの運営チェック通過。同行者への同意確認メール発送
2023年6月24日:初リクシナの同意確認完了。担当マスター募集開始
2023年6月27日:初リクシナの担当マスター決定
2023年7月11日:初リクシナのOP公開
2023年7月28日:初リクシナのリプレイ公開
 
●沼に落ちた話
 オープンリクエスト。それは発注内容に対し受注したいと挙手してくれたクリエイターから、実際に発注する人を選ぶ方式――つまり、おじさんのリクエストに手を挙げてくれた人なら「自分、中年男性いけます!」ってことだよね!!

 そんな思惑でもって公開された、おじさんのボイス発注。思っていたより多くの方が挙手してくれました。わお、と驚きながらその方々のサンプルを改めて聞いていき。低すぎるか…?とか、イメージとはちょっと違うかも…とか。少しずつ絞り込みをかけ、悩みに悩んで、やっと2択になりました。
 そこからはもう一度サンプルの聞き比べをしましたね。イメージに近いサンプルをそれぞれさらに絞り込みです。近いと自分が感じたサンプルひとつずつを。目を閉じて、何度も聞いて、また耳が変になりましたがそれでも聞いて、そんな耳であっても暗闇の向こうにこちらを呼ぶようなチカッと光るものを感じた気がして。そちらの方を指名させていただきました。

 それが、金成千洋VAってわけ。
https://alpaca-connect.com/creator/1919/

 ではここで、前項のタイムスタンプをご確認ください。指名してからというもの、納品まで落ち着かない日々を過ごすんだなあ……とドキドキしていたら、2日後に納品されたんですよ。早いよ。

はいどうも。おじさんの名前はディレイン・オールドケイジ。一応お医者さん…なんだけどさぁ、初対面の人は大体「えっ!?」って顔するんだよねぇ。君も今、そんな顔したよ。…大丈夫、治るよ。おじさんが治すから。

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はいどうも。おじさんの名前はディレイン・オールドケイジ。一応お医者さん…なんだけどさぁ、初対面の人は大体「えっ!?」って顔するんだよねぇ。君も今、そんな顔したよ。…大丈夫、治るよ。おじさんが治すから。
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 あ、おじさんだ。そう思いました。

 低すぎない、でも重ねてきた年齢や経験を感じる。医者としての患者に対する姿勢、責任、使命感、強い意志。そのすべての後ろにある過去。
 感じる。この人を選んで正解だった、選ぶべき人を選べた。よかった。よくやった私。ありがとう金成VA。ありがとう、あの時挙手してくれたVAの皆様(あんなに聞き比べしなければ辿り着けなかったと思う)。
 満足を込めた長い長いため息を吐き出しながら、部屋の天井を見上げました。そして決めたのです。
 よし、次を頼もう。と。

 自己紹介的な内容は初ボイスで済ませたので、次はもう自由。しかしどうせならやはり掘り下げたい。ということで、狙いをつけたのはピンナップでした。
 o221さんのギャラリー、その記念すべき1枚目を陣取る雨の1日ピン、通称「墓ピン」。初リクシナの話でも述べていた義両親の墓(石)を、雨の降るなか訪れているおじさんの姿を描いていただいたものです。
 初めて発注したピンナップということもあり大のお気に入りのこちらに、声をつけることにしました。
 内容を詰めすぎてちょっと手間取りましたが、無事に発注完了。日付が変わるより早く受注通知が届き、翌日納品。だから早いんだって!心の準備ができてないんですよこちとら!!

………(ため息)……親父、おふくろ、…………ただいま……ちょっと、話聞いてもらってもいいかな…

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………(ため息)……親父、おふくろ、…………ただいま……ちょっと、話聞いてもらってもいいかな…
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 あぁ…弱みを見せている。
 家を離れて冒険者になったものの医者の仕事をできる時はすすんでしていて、だからといって全ての命を救えるはずもなく、むしろ冒険者になってからのほうが命の消えるさまに立ち会うことも多くて。
 技術が足りない、知識が足りない、力が足りない。もっとあれば。あれば、救えたかもしれなかったのに。自分ではなく養父だったら?あるいはもっと長く養父の教えを受けていられていたなら?
 そんな苦しい気持ちを吐露できるのは、養父母の前でだけ。涙を流せるのも、この場所だから。恥ずかしくて悔しいけれど、ここが心を開ける場所だから。

 ――そういうものを文字数の限られた発注文に詰め込んだらお届けされたのがこちらのボイスです。
 金成さんのおじさんへの解像度が高すぎて打ちのめされた私は、また天井を見上げました。そして思い出したのです。
 そういや私、声フェチだったわ……。

 こうして、ボイスはPCを非常に深く掘り下げることができる、とてつもない威力を持っているということを、私は身をもって思い知りました。深掘り欲はいっそう加速し、初リクシナ発注への大きな大きな原動力となりました。

 改めて言いますが、ボイスの威力は非常に重くて粘度が高く、一度持ったら離すことができず、離れるどころかどんどん沈んでいくことしかできませんでした。
 気づいた時には、いえ、指名した時にはすでに、ボイス沼に浸かりきっていたのです。だいたい金成さんの声も演技も良すぎるせいです。
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0