キツネさんとボクたち、安堵と何とも言えない気持ち
狐野径
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シナリオID:2847
オープニング
●久々の大森林
カカオをフィルエス大森林で育てたい――エルフの子どものエキルとラビトは思った。
もちろん、無理そうだというのは聞いているけれども、何か方法はないものかと考える。
大きくなってから森を離れてどこかでカカオを育てることも可能だろう。
二人は今、したかった。
森の中で育てることを。
そんなこんなでカカオを育てる現場を見たり、エドゥノーグに行ったりして、徐々に、カカオを育てるという事はイメージされてきたし、エドゥノーグからカカオ豆ももらったので、育てることはできる。
大森林で育つかどうかや、それが結実するかは別の話だとしても。
さて、最後の目的地シグモル火山帯に行く前に、大森林の実家に寄ることになった。
地理的なことや、カカオ豆を持ったまま向かう意義もないということから。
「でも、おうち帰ったら、もういったらダメって言われたらどうしよう」
「お母さんとお父さんに会ったら、怒られたらどうしよう」
エキルとラビトは久々の家ということで喜び半分、心配半分。
それを聞きながらウル・ヘルバは「怒られることしたか?」と問う。
ウルの方をちらっと二人は見て、
「だってキツネさんがボクたちのこと言いつけてるかもしれないし」
「こっそり、グレイオンスにお手紙書いて伝えてるかもしれないし」
とぼそぼそという。
「……そんな悪いことした記憶があるんだな!」
ウルの指摘に二人は「ちょっとは心当たりある」という。
「それに気付けるようになったのは成長したよな」
「気づく前!」
「気づく前のこと何か言った!」
食いつきが大きかった。
「お前らが両親に手紙書くのと同じ程度でしかグレイには報告しかしてねぇけど……」
「そこが問題だよ!」
「ボクたちが気づかないこともあるし」
ウルは苦笑した。二人が元気なことはいいし、二人の両親たちがどういう判断するかはわらないから心配もわかるのだった。
そして、三人は、唐突に里に顔を出した。
その結果、里は大騒ぎかつ大歓迎。
身長だけでなく、中身も成長したことがわかるエキルとラビトを見て、両親たちは喜びぶ。また、無事に戻れた安堵でいっぱいだ。
とはいえ「火山に行くの」という二人に、両親たちは顔を見合わせる。でも、そこに行くことが最後の目的だと知っているから、ウルを見て「よろしく」と力強く言うのだった。
三人と出迎えた里人たちは、ウルたちが作る奇妙な間に気付いた。
グレイオンスを慕っているウルも、なついていてはずのエキルとラビトが何となく、グレイオンスから距離を取っている。それにより、グレイオンスがしょげている。
ウルが里に滞在するならば、泊まるところはグレイオンスの家だし、きっと理由もわかるだろうと里人たちは深く考えないことにした。
●依頼
灰火のグレイオンスの住む里からちょっとした依頼がまとめて冒険者ギルドに入る。
チョコレートを買ってきたので、それを使ってクッキーやケーキを作ってみたいとのこと。また、料理を作れるかどうかということだった。
さらに、カカオを育てるのには気候的に異なる土地である大森林でどうやって育てるのが良いかというアイデアの募集とのこと。
最後に、できればでいいのだけれども、ウル、エキルとラビトがグレイオンスを避ける理由を知りたいという事だった。グレイオンスがあんまりにもしょんぼりしているし、ウルたちはどうしたらいいか困っている様子だという。
旅に出ていた三人がなぜグレイオンスと距離を取るのかが謎だった。
主なこととして、菓子や料理を作りながら、話ができればいい、のだろう。
カカオをフィルエス大森林で育てたい――エルフの子どものエキルとラビトは思った。
もちろん、無理そうだというのは聞いているけれども、何か方法はないものかと考える。
大きくなってから森を離れてどこかでカカオを育てることも可能だろう。
二人は今、したかった。
森の中で育てることを。
そんなこんなでカカオを育てる現場を見たり、エドゥノーグに行ったりして、徐々に、カカオを育てるという事はイメージされてきたし、エドゥノーグからカカオ豆ももらったので、育てることはできる。
大森林で育つかどうかや、それが結実するかは別の話だとしても。
さて、最後の目的地シグモル火山帯に行く前に、大森林の実家に寄ることになった。
地理的なことや、カカオ豆を持ったまま向かう意義もないということから。
「でも、おうち帰ったら、もういったらダメって言われたらどうしよう」
「お母さんとお父さんに会ったら、怒られたらどうしよう」
エキルとラビトは久々の家ということで喜び半分、心配半分。
それを聞きながらウル・ヘルバは「怒られることしたか?」と問う。
ウルの方をちらっと二人は見て、
「だってキツネさんがボクたちのこと言いつけてるかもしれないし」
「こっそり、グレイオンスにお手紙書いて伝えてるかもしれないし」
とぼそぼそという。
「……そんな悪いことした記憶があるんだな!」
ウルの指摘に二人は「ちょっとは心当たりある」という。
「それに気付けるようになったのは成長したよな」
「気づく前!」
「気づく前のこと何か言った!」
食いつきが大きかった。
「お前らが両親に手紙書くのと同じ程度でしかグレイには報告しかしてねぇけど……」
「そこが問題だよ!」
「ボクたちが気づかないこともあるし」
ウルは苦笑した。二人が元気なことはいいし、二人の両親たちがどういう判断するかはわらないから心配もわかるのだった。
そして、三人は、唐突に里に顔を出した。
その結果、里は大騒ぎかつ大歓迎。
身長だけでなく、中身も成長したことがわかるエキルとラビトを見て、両親たちは喜びぶ。また、無事に戻れた安堵でいっぱいだ。
とはいえ「火山に行くの」という二人に、両親たちは顔を見合わせる。でも、そこに行くことが最後の目的だと知っているから、ウルを見て「よろしく」と力強く言うのだった。
三人と出迎えた里人たちは、ウルたちが作る奇妙な間に気付いた。
グレイオンスを慕っているウルも、なついていてはずのエキルとラビトが何となく、グレイオンスから距離を取っている。それにより、グレイオンスがしょげている。
ウルが里に滞在するならば、泊まるところはグレイオンスの家だし、きっと理由もわかるだろうと里人たちは深く考えないことにした。
●依頼
灰火のグレイオンスの住む里からちょっとした依頼がまとめて冒険者ギルドに入る。
チョコレートを買ってきたので、それを使ってクッキーやケーキを作ってみたいとのこと。また、料理を作れるかどうかということだった。
さらに、カカオを育てるのには気候的に異なる土地である大森林でどうやって育てるのが良いかというアイデアの募集とのこと。
最後に、できればでいいのだけれども、ウル、エキルとラビトがグレイオンスを避ける理由を知りたいという事だった。グレイオンスがあんまりにもしょんぼりしているし、ウルたちはどうしたらいいか困っている様子だという。
旅に出ていた三人がなぜグレイオンスと距離を取るのかが謎だった。
主なこととして、菓子や料理を作りながら、話ができればいい、のだろう。
解説
●目的・目標
チョコレートを使った菓子または料理を一緒に作る、教える。
大森林でカカオを育てるにはどうするか、考える。
ウルたち三人がグレイオンスと距離を取った理由。
●菓子と料理
一応、屋外だけれども竈があるため、ケーキやクッキーを焼くことは可能。火を使って煮炊きもできるとこも隣にある。
今回の菓子と料理は屋外での作業となる。依頼を受けた冒険者とウルたち三人がまとまって作業するのに十分な広さがあると言える。
作業台、鍋やフライパン、ボウルやヘラなど一般的な道具はある。
小麦粉と卵、砂糖と蜂蜜など基本的な材料はある。
木の実系はあるけれども果物系はない。
●カカオ育てるアイデア
大森林だと温度も湿度も足りない。
温かくするには何かアイデアがないかなぁと考える今日この頃のエキルとラビト。
できるできないよりも、アイデアがあると嬉しい。
●グレイオンスを避ける理由(PL情報)
当事者だった冒険者もいるので、情報はどこからか伝わるかもしれないし、ウルたちから聞き出せるかもしれない。エドゥノーグが取っていた姿がグレイオンスだっただけでなく、その言動が原因(参考シナリオ、狐野径「【甘壇】キツネさんとボクたち、偽おじいさんに遭う」)。
●NPC
・ウル・ヘルバ グレイオンスを避けているつもりはないけれども、エドゥノーグのことがよぎって、微妙な気持ちになっている。
料理や菓子についての腕前、パンケーキは食べらる物を普通に作れる。あとは、切って焼いたり煮れば食べられるという意識。
・エキルとラビト エルフ、10歳。エキルが女、ラビトが男。両親はそれぞれいるけれども、同じ里だし年齢が同じだからか双子のように育っている。
グレイオンスについてはおいおいなれると思ってるし、両親の顔を見て安堵したのが本音だし、まだ旅の途中だと思ってる。
料理や菓子については食べる専門。ナイフを使ったことはあるけれども包丁握ったことなし。
・グレイオンス ウルや里の子らが帰って来たことは嬉しい。しかし、なぜか距離があるので悲しい。眉の端っこあたりが、しょんぼりしているぽい。
・里の人たち ウルたちとグレイオンスの距離が心配。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
カカオツアーの終盤にやってまいりました。シグモル火山に行く前に、実家に寄り、カカオ料理や菓子を作る……季節ものに走りました。カカオ豆持ち歩くのもかさばりますしね……。
さて、エドゥノーグの件はひっそり尾を引いているみたいです。時間が解決する気もしますが……避けられる方も避ける方も寂しいのです。
よろしくお願いします。
リプレイ
●まず一つ
エルは先日のエドゥノーグの依頼を受けていたため、ウルたちが取るグレイオンスとの距離にはピンと来ていた。そこがわからない里人は心配するし、グレイオンスが困るのもその通りだと思う。
(……なんとなく、気持ち、わかる、かも)
実際、エドゥノーグの偽グレイオンスを見た後に、本人に会うと何となくどんな顔をしていいかわからない。
(そのうち、元に戻る、と、思う、けど)
一方で、シグモル火山帯にウルたちが出かけるという事もあるので、
(出かける前、に、戻ったほうが、いい)
と、エルは思う。
何か良い案はないか考えつつ、集合場所に向かう。その道すがら、里の人には、偽グレイオンスのことをこっそり話しておいた。
そうすると、聞いた人は納得したうえで、苦笑を浮かべる。
「時間が解決する気はするけど、何か考えたいね」
里人もエルと同じような気持ちのようだった。
シャドウは「ふむ、チョコレート菓子か」と考える。
作れそうなものを決め、現地に向かった。
到着後、集合場に向かう途中、里人の懸念事項の解消のために、エドゥノーグであったことを伝えた。
「あの時、俺もいたのだ。グレイオンスの姿を取った迷宮神が良くなかったのであってグレイオンスは悪くない……」
里人は驚く。
「迷宮神ってそういうことができるの?」
「グレイオンスさんの姿だっただけで?」
もっともな疑問が出て来たため、シャドウはわかる限りの説明をした。
さらに、モブーオが迷宮神のグレイオンスについて追加情報を伝える。
「あーそういやあの爺さん、ゴラアアとか言ってあの3人を威嚇してたもんなあ。まあ中身は迷宮の神とかいう奴なんだがよ」
里人は「えぇ、威嚇」というようなことを異口同音に言う。
シャドウが「言ったな」と裏付けるようにうなずく。
里人は情報を咀嚼するような顔で「分かりました」と礼を言った。
「それは良かった。だからあの3人を安心させてやればいい」
「だからあの爺さんが優しく3人に接してやりゃ、あの3人の警戒心も解けんじゃねえの? 知らんけど! ガハハ!」
とりあえず、状況は一歩進むかもしれない。
2人はそのまま、集合場所の調理場に向かった。
トーラは依頼を聞いた時、驚く。
「あのカカオを大森林で育てるんですか? それは大変そうですね……」
カカオの成長に必要な所と大森林の環境を知っていれば、考え込みたくなる。
エキルとラビトおよびウルがどういう情報を得ているかも含めて、話を聞いてみることになる。
なお、造園の心得はあるので、植える時期や土、環境について適したものを調べて準備をしておいた。植物共感も使えば、種が発芽するのに好む条件がそこにあるかどうかも試せるかもしれない。
が、おそらくもっと暖かい場所が良いという結果になるのだろうとは思う。
さて、エキルとラビトに話を聞くと、ゴールディにも出かけて農園を見て来たという。そのため、大森林との環境の違いは実感しているらしい。
トーラはそこから考え、提案する。
「そうですね……もう少し近場であるかもしれないですよ? そこを探して、見学してみるのはいかがでしょうか?」
「そっか!」
「目立つところばかり見てたらダメだね」
2人は早速メモを取る。
「カカオは暖かいところの植物ですし、育てるなら工夫が必要ですね。温室は高価ですし、エーテルの作用とかで何処か暖かい場所が無いでしょうか?」
トーラが言ったことを2人はメモしつつ、話していた。
「温室ってどんなの?」
「エーテルの作用で……」
「あ、世界樹!」
「世界樹にお願いしよう」
エキルとラビトは名案と言うけれども、ウルが「世界樹ってそういう奴だっけ」と現実を思い出させる。
トーラは温室について説明をしておく。そのうえで、提案する。
「お勧めはまず鉢で育てて、ある程度大きく丈夫になってから地面に植える事です。何か不都合があれば移動も楽ですし」
エキルとラビトは「わかったよ!」と納得した。
●チョコレートのアレンジ!
エルはウルたちとグレイオンスとの間に、話すきっかけが重要だと結論が出る。
「ウルさんたちに、グレイオンスさん用のお菓子、作ってもらう、の、どうか、と、思い、ます」
という。3人は「え、別にいいけど」と困っているような、あえて言われるとドキッとするように答える。
「ウルさんは、何か、作れます?」
「パンケーキなら」
エキルとラビトは「何も作れない!」と元気よく言う。
エルは「パンケーキを、飾る、のは、どうかな……」と構想を伝えた。
ウルがパンケーキを作り、エキルとラビトがナイフでチョコレートを刻んだり、エルが持参したシーサイド・フルーツカクテルで飾るというもの。
エキルとラビトは「それならできそう!」と元気よく答えた。
シャドウは作るものについて、
「ここはやはり定番のチョコクッキーでどうかな」
と提案する。ウルが「なるほど」とうなずき、エキルラビトは「クッキーって作れるんだ」と感激している。
シャドウはよい反応だととらえた。
「みんな好きだし、初心者でも作りやすく、手軽に食べられる。よし一緒に作ってみよう」
「あ、でも、どういう順番にしよう」
エキルとラビトはエルとシャドウを見る。
トーラは「手伝いますよ」と言いながら、
「クッキーでもチョコは使いますよね?」
と確認する。
作業の重複している点があるため、
「わかった。俺が生地を作っている間に、2人がチョコを刻む、どっちにも使えるように」
と、シャドウが言うと、エキルとラビトが「わかった!」と元気よく返事をするのだった。
エル自身はチョコブラウニー作りをしつつエキルとラビトの様子を見る。シャドウはクッキーを、ウルがパンケーキの生地を作る。その間、エキルとラビトはトーラの補助を受けて、チョコを刻んだり作業をする。
「あ、でも、ボクたち、そっちの菓子も気になる」
「どうやって作るの!」
「見てていい?」
「だめだ、チョコが!」
エキルとラビトは忙しい状態になったので、2人の作業を待ってからブラウニーとクッキーが進むことになる。
エルもシャドウも材料を計量後、それぞれ混ぜていく。
ここからはそれぞれ状況は変わってくる。刻んだチョコレートを入れ丸めてつぶしたり、溶かしたチョコを混ぜ合わせて型に入れたり……。
エキルとラビトはメモを取りながら観察する。
「材料似てるのに違う」
「チョコレート溶かすの?」
「え、生地の色?」
「キツネさんのパンケーキもこれ入れよう!」
エキルとラビトはエルとシャドウの手順を見て、忙しい。
「……どれ入れるんだ。溶かした方か、粒か……」
ウルはエルとシャドウ、トーラの説明を聞いて、考えることにした。
さて、温まった竈にクッキーとブラウニーは入れられる。
なお、モブーオは「あ~ん? 料理ぃ~? 悪いが俺様は食べる専門でなあ」と思ったが、鍋と材料を用意した。
「じゃあこうしようぜ。鍋に具材を入れて、そんでチョコも入れる」
根菜などをザクザク切り、鍋に入れる。水を入れて、そこにチョコレートを投入した。
「え?」
「何か、危険な予感がするんだ」
「ボクも怖い気がした」
エキルとラビトがウルに張り付きながら、おっかなびっくりで鍋を見ていた。
その間にもモブーオは料理を進める。
「あとは塩コショウその他調味料スパイスをぶっこんでぐつぐつ煮る」
火が通るまでしばし待つことになるが、
「これが『チョコレートのごった煮』だ!」
と宣言した。
●助言
オーブンでクッキーなど焼いている間、カカオ育ての話が戻ってくる。
エルはテラリウムのランタンを見せて、
「……大きくなったら無理、だけど。カカオ、小さいうち、は、こういう容器、被せておいたら、保温できる、かも?」
エキルとラビトは「なるほど」といった後、思い出したことがあった。
「あ、トーラが言った鉢に植えるとあわせられる?」
視線を受けてトーラもエルも「できる」ことを伝えた。
エキルとラビトは、メモに元気よく絵と字でメモを取っていた。
「あと、植物の周り、地面、に、石、敷き詰めたら? 石、に、太陽の光、が、当たって、地温上がる、って、聞いた、ような……??」
「そっか……」
「石、温かくなるね」
エキルとラビトは色々な案がでることでワクワクしていた。
そんな中、エルのペットの栗鼠リルが、そわそわしている。
視線の先には、材料として用意されていた胡桃があった。
「……え、リル、クルミ、欲しい、の?」
リルは理解してもらえたと、動く。
「ええと、あの、すみません……、クルミ一つ、リル、に、もらっても、いい、です、か?」
ウル、エキルとラビトが「はい」と差し出した。
3つも見せられ、リルはどれにしようか考えるのだった。
シャドウは大森林の気候の状況の情報を得つつ、話す。
「大森林でカカオ栽培か……。カカオはかなり温暖な気候で育つという。この大森林も比較的温暖なようだが。例えば、シグモル火山帯に近いような場所で更に暖かい場所はないだろうか?」
エキルとラビトはウルを見る。自分たちより大森林を動き回っているのだから。
「似たり寄ったりだし……火山帯か……対して変わらない気もする」
ウルが言う。
「そうなのか。もしあれば、カカオが育つということがあるかもしれないと考えたんだ」
「なるほどな……実際見てみるのも悪くないってわけか」
シャドウがうなずいた。
「あとは温室を作るとかかな。直射日光がガンガン当たるような場所は適さないらしいんで適度に日影がある場所がいいと思う」
エキルとラビトはうなずきながらメモを取る。
「なるほど、カカオを育てたいっつうことだな」
モブーオが少し考え、
「じゃあさ、こうしようぜ。カカオの木の周りでお湯を沸かそうぜ。そうすりゃ、あったけえし湯気で湿気も上がるだろ? これでバッチグーだぜ! ガハハ!」
エキルとラビトは「えー」という顔をしたが、考えようによっては温室とあわせるといいような気もする。
「……皆の話聞いて色々わかったよ」
「ここだとやっぱり難しいんだよね」
「温室もよさそうだけど……」
「簡単に立てられないよね」
「少しずつ考えてみるよ」
「やっぱり、火山のところいってみてきたいよね」
エキルとラビトは真面目に考える顔で言うのだった。
話もひと段落ついたし、トーラはウルたちがグレイオンスに贈るという事になっていると聞いたし、グレイオンスとの距離感のことをそれとなく話を振った。
「迷宮に居た人は迷宮神なので、ちょっと驚いたかもしれませんけれど分けて考えないとグレイオンスさんに悪いですよ?」
エキルとラビト小刻みに震えて、うなずく。
「お2人も、自分に似た人のした事でグレイオンスさんに避けられたり、冷たくされると寂しいでしょう?」
「うん……おじいさん、悪くない」
「エドゥノーグがいじわる」
「でも、神様も悪くない」
「うん、タイミングが悪かったんだよ」
2人はぼそぼそ話す。
「理解できているのは、素敵ですよ」
褒められると、エキルとラビトは「ありがと」とうなずく。
「心配させてごめんなさい」
トーラにお礼を言う。
2人がしょんぼりしているのでトーラは「どうかしましたか」と聞く。
「うん、それは……」
「お父さんとお母さんが……」
「心配するんじゃないかって」
「帰って来たけど……うん」
「それで、火山行っちゃだめとか言ったらどうしようって」
両親が一度は送り出してくれたけど、帰ってきたことで心配して続きはダメというのではないかという不安のようだ。
「それならば、ご両親にお菓子を持って行って、その時に、こういったチョコレートを作るためにカカオを育てたいともう一度言うと良いかもしれませんね。理解して貰えれば、また旅立つことも賛成して貰えるでしょう」
エキルとラビトは「そうだよね」と元気よく言うのだった。
●実食
竈でクッキーとブラウニーが焼きあがったころ、ウルはパンケーキを焼く。
焼きあがったクッキーやブラウニーを見て、エキルとラビトは感激する。
出来立てのクッキーの新鮮さに大はしゃぎだ。
さて、パンケーキが焼きあがったところで、エキルとラビトがエルの助けを借りつつ飾りを作る。さらに、グレイオンス分だけでなく、エキルとラビトそれぞれが両親に持って行くもののも作った。
菓子類は美味しくできていた。
エキルとラビトはレシピもメモする。
1つ問題が残っていた。
ぐつぐつ煮える甘い香りを放つ茶色の物体。
モブーオは味見した。
「うえ……マズ………。やたら甘めえし、スパイスとの取り合わせも……でもよ、腹が減ってりゃ食えんじゃねえの? 空腹は最高の調味料っつうしな! ガハハ!」
「……え、えぇえ……」
エキルとラビトがウルに助けを求めるように見る。
ウルはさらに、助けを求めるようにトーラとエル、シャドウを見た。
誰がどうするにしても、食べてみないと状況がわからないため、皆、小皿によそう。そして、勇気をもって食べる。
「……」
全員が沈黙した。
ウルが「まずいというか……」と首をひねる。
トーラも「何かが足りないのかもしれません?」とうめく。
エルとシャドウもうなずく。
チョコレートに添加されている甘い成分が問題なのかもしれない。
調味料などでひょっとしたらおいしい料理になるかもしれない。
食べることが不能というものではないため、どうにかしたい。
「じゃんじゃん食べてくれ!」
と、モブーオはいい笑顔で勧めてくる。
今ここにある物で、どうにかすることができるかどうかと考えると――里人も含め、大勢でちょっとずつ食べれば、食べきるのが早いだろうとまとまるのだった。
出来立てのパンケーキをエキルとラビトの両親たち、グレイオンスのところに持って行く。
エキルとラビト、ウルは、グレイオンスに、よそよそしい態度の原因を話し、謝罪をした。
エキルとラビトは、それぞれ両親に、火山も行って一応しめ、ひょっとしたら情報収集を近所でするかもと告げた。チョコレートを作りたいというのは知っているため、心配だけど、送り出してくれるという。
そして、パンケーキを5人は喜んで食べてくれた。
仲直りできたことや、次につながったことを見届け、冒険者たちは仕事を終えたのだった。
なお、エキルとラビトのメモには、今日もらった助言から、今後の目標が記される。火山では何を知るべきか、そして、大森林で育てることはできるのか……情報収集と実践は続く。
エルは先日のエドゥノーグの依頼を受けていたため、ウルたちが取るグレイオンスとの距離にはピンと来ていた。そこがわからない里人は心配するし、グレイオンスが困るのもその通りだと思う。
(……なんとなく、気持ち、わかる、かも)
実際、エドゥノーグの偽グレイオンスを見た後に、本人に会うと何となくどんな顔をしていいかわからない。
(そのうち、元に戻る、と、思う、けど)
一方で、シグモル火山帯にウルたちが出かけるという事もあるので、
(出かける前、に、戻ったほうが、いい)
と、エルは思う。
何か良い案はないか考えつつ、集合場所に向かう。その道すがら、里の人には、偽グレイオンスのことをこっそり話しておいた。
そうすると、聞いた人は納得したうえで、苦笑を浮かべる。
「時間が解決する気はするけど、何か考えたいね」
里人もエルと同じような気持ちのようだった。
シャドウは「ふむ、チョコレート菓子か」と考える。
作れそうなものを決め、現地に向かった。
到着後、集合場に向かう途中、里人の懸念事項の解消のために、エドゥノーグであったことを伝えた。
「あの時、俺もいたのだ。グレイオンスの姿を取った迷宮神が良くなかったのであってグレイオンスは悪くない……」
里人は驚く。
「迷宮神ってそういうことができるの?」
「グレイオンスさんの姿だっただけで?」
もっともな疑問が出て来たため、シャドウはわかる限りの説明をした。
さらに、モブーオが迷宮神のグレイオンスについて追加情報を伝える。
「あーそういやあの爺さん、ゴラアアとか言ってあの3人を威嚇してたもんなあ。まあ中身は迷宮の神とかいう奴なんだがよ」
里人は「えぇ、威嚇」というようなことを異口同音に言う。
シャドウが「言ったな」と裏付けるようにうなずく。
里人は情報を咀嚼するような顔で「分かりました」と礼を言った。
「それは良かった。だからあの3人を安心させてやればいい」
「だからあの爺さんが優しく3人に接してやりゃ、あの3人の警戒心も解けんじゃねえの? 知らんけど! ガハハ!」
とりあえず、状況は一歩進むかもしれない。
2人はそのまま、集合場所の調理場に向かった。
トーラは依頼を聞いた時、驚く。
「あのカカオを大森林で育てるんですか? それは大変そうですね……」
カカオの成長に必要な所と大森林の環境を知っていれば、考え込みたくなる。
エキルとラビトおよびウルがどういう情報を得ているかも含めて、話を聞いてみることになる。
なお、造園の心得はあるので、植える時期や土、環境について適したものを調べて準備をしておいた。植物共感も使えば、種が発芽するのに好む条件がそこにあるかどうかも試せるかもしれない。
が、おそらくもっと暖かい場所が良いという結果になるのだろうとは思う。
さて、エキルとラビトに話を聞くと、ゴールディにも出かけて農園を見て来たという。そのため、大森林との環境の違いは実感しているらしい。
トーラはそこから考え、提案する。
「そうですね……もう少し近場であるかもしれないですよ? そこを探して、見学してみるのはいかがでしょうか?」
「そっか!」
「目立つところばかり見てたらダメだね」
2人は早速メモを取る。
「カカオは暖かいところの植物ですし、育てるなら工夫が必要ですね。温室は高価ですし、エーテルの作用とかで何処か暖かい場所が無いでしょうか?」
トーラが言ったことを2人はメモしつつ、話していた。
「温室ってどんなの?」
「エーテルの作用で……」
「あ、世界樹!」
「世界樹にお願いしよう」
エキルとラビトは名案と言うけれども、ウルが「世界樹ってそういう奴だっけ」と現実を思い出させる。
トーラは温室について説明をしておく。そのうえで、提案する。
「お勧めはまず鉢で育てて、ある程度大きく丈夫になってから地面に植える事です。何か不都合があれば移動も楽ですし」
エキルとラビトは「わかったよ!」と納得した。
●チョコレートのアレンジ!
エルはウルたちとグレイオンスとの間に、話すきっかけが重要だと結論が出る。
「ウルさんたちに、グレイオンスさん用のお菓子、作ってもらう、の、どうか、と、思い、ます」
という。3人は「え、別にいいけど」と困っているような、あえて言われるとドキッとするように答える。
「ウルさんは、何か、作れます?」
「パンケーキなら」
エキルとラビトは「何も作れない!」と元気よく言う。
エルは「パンケーキを、飾る、のは、どうかな……」と構想を伝えた。
ウルがパンケーキを作り、エキルとラビトがナイフでチョコレートを刻んだり、エルが持参したシーサイド・フルーツカクテルで飾るというもの。
エキルとラビトは「それならできそう!」と元気よく答えた。
シャドウは作るものについて、
「ここはやはり定番のチョコクッキーでどうかな」
と提案する。ウルが「なるほど」とうなずき、エキルラビトは「クッキーって作れるんだ」と感激している。
シャドウはよい反応だととらえた。
「みんな好きだし、初心者でも作りやすく、手軽に食べられる。よし一緒に作ってみよう」
「あ、でも、どういう順番にしよう」
エキルとラビトはエルとシャドウを見る。
トーラは「手伝いますよ」と言いながら、
「クッキーでもチョコは使いますよね?」
と確認する。
作業の重複している点があるため、
「わかった。俺が生地を作っている間に、2人がチョコを刻む、どっちにも使えるように」
と、シャドウが言うと、エキルとラビトが「わかった!」と元気よく返事をするのだった。
エル自身はチョコブラウニー作りをしつつエキルとラビトの様子を見る。シャドウはクッキーを、ウルがパンケーキの生地を作る。その間、エキルとラビトはトーラの補助を受けて、チョコを刻んだり作業をする。
「あ、でも、ボクたち、そっちの菓子も気になる」
「どうやって作るの!」
「見てていい?」
「だめだ、チョコが!」
エキルとラビトは忙しい状態になったので、2人の作業を待ってからブラウニーとクッキーが進むことになる。
エルもシャドウも材料を計量後、それぞれ混ぜていく。
ここからはそれぞれ状況は変わってくる。刻んだチョコレートを入れ丸めてつぶしたり、溶かしたチョコを混ぜ合わせて型に入れたり……。
エキルとラビトはメモを取りながら観察する。
「材料似てるのに違う」
「チョコレート溶かすの?」
「え、生地の色?」
「キツネさんのパンケーキもこれ入れよう!」
エキルとラビトはエルとシャドウの手順を見て、忙しい。
「……どれ入れるんだ。溶かした方か、粒か……」
ウルはエルとシャドウ、トーラの説明を聞いて、考えることにした。
さて、温まった竈にクッキーとブラウニーは入れられる。
なお、モブーオは「あ~ん? 料理ぃ~? 悪いが俺様は食べる専門でなあ」と思ったが、鍋と材料を用意した。
「じゃあこうしようぜ。鍋に具材を入れて、そんでチョコも入れる」
根菜などをザクザク切り、鍋に入れる。水を入れて、そこにチョコレートを投入した。
「え?」
「何か、危険な予感がするんだ」
「ボクも怖い気がした」
エキルとラビトがウルに張り付きながら、おっかなびっくりで鍋を見ていた。
その間にもモブーオは料理を進める。
「あとは塩コショウその他調味料スパイスをぶっこんでぐつぐつ煮る」
火が通るまでしばし待つことになるが、
「これが『チョコレートのごった煮』だ!」
と宣言した。
●助言
オーブンでクッキーなど焼いている間、カカオ育ての話が戻ってくる。
エルはテラリウムのランタンを見せて、
「……大きくなったら無理、だけど。カカオ、小さいうち、は、こういう容器、被せておいたら、保温できる、かも?」
エキルとラビトは「なるほど」といった後、思い出したことがあった。
「あ、トーラが言った鉢に植えるとあわせられる?」
視線を受けてトーラもエルも「できる」ことを伝えた。
エキルとラビトは、メモに元気よく絵と字でメモを取っていた。
「あと、植物の周り、地面、に、石、敷き詰めたら? 石、に、太陽の光、が、当たって、地温上がる、って、聞いた、ような……??」
「そっか……」
「石、温かくなるね」
エキルとラビトは色々な案がでることでワクワクしていた。
そんな中、エルのペットの栗鼠リルが、そわそわしている。
視線の先には、材料として用意されていた胡桃があった。
「……え、リル、クルミ、欲しい、の?」
リルは理解してもらえたと、動く。
「ええと、あの、すみません……、クルミ一つ、リル、に、もらっても、いい、です、か?」
ウル、エキルとラビトが「はい」と差し出した。
3つも見せられ、リルはどれにしようか考えるのだった。
シャドウは大森林の気候の状況の情報を得つつ、話す。
「大森林でカカオ栽培か……。カカオはかなり温暖な気候で育つという。この大森林も比較的温暖なようだが。例えば、シグモル火山帯に近いような場所で更に暖かい場所はないだろうか?」
エキルとラビトはウルを見る。自分たちより大森林を動き回っているのだから。
「似たり寄ったりだし……火山帯か……対して変わらない気もする」
ウルが言う。
「そうなのか。もしあれば、カカオが育つということがあるかもしれないと考えたんだ」
「なるほどな……実際見てみるのも悪くないってわけか」
シャドウがうなずいた。
「あとは温室を作るとかかな。直射日光がガンガン当たるような場所は適さないらしいんで適度に日影がある場所がいいと思う」
エキルとラビトはうなずきながらメモを取る。
「なるほど、カカオを育てたいっつうことだな」
モブーオが少し考え、
「じゃあさ、こうしようぜ。カカオの木の周りでお湯を沸かそうぜ。そうすりゃ、あったけえし湯気で湿気も上がるだろ? これでバッチグーだぜ! ガハハ!」
エキルとラビトは「えー」という顔をしたが、考えようによっては温室とあわせるといいような気もする。
「……皆の話聞いて色々わかったよ」
「ここだとやっぱり難しいんだよね」
「温室もよさそうだけど……」
「簡単に立てられないよね」
「少しずつ考えてみるよ」
「やっぱり、火山のところいってみてきたいよね」
エキルとラビトは真面目に考える顔で言うのだった。
話もひと段落ついたし、トーラはウルたちがグレイオンスに贈るという事になっていると聞いたし、グレイオンスとの距離感のことをそれとなく話を振った。
「迷宮に居た人は迷宮神なので、ちょっと驚いたかもしれませんけれど分けて考えないとグレイオンスさんに悪いですよ?」
エキルとラビト小刻みに震えて、うなずく。
「お2人も、自分に似た人のした事でグレイオンスさんに避けられたり、冷たくされると寂しいでしょう?」
「うん……おじいさん、悪くない」
「エドゥノーグがいじわる」
「でも、神様も悪くない」
「うん、タイミングが悪かったんだよ」
2人はぼそぼそ話す。
「理解できているのは、素敵ですよ」
褒められると、エキルとラビトは「ありがと」とうなずく。
「心配させてごめんなさい」
トーラにお礼を言う。
2人がしょんぼりしているのでトーラは「どうかしましたか」と聞く。
「うん、それは……」
「お父さんとお母さんが……」
「心配するんじゃないかって」
「帰って来たけど……うん」
「それで、火山行っちゃだめとか言ったらどうしようって」
両親が一度は送り出してくれたけど、帰ってきたことで心配して続きはダメというのではないかという不安のようだ。
「それならば、ご両親にお菓子を持って行って、その時に、こういったチョコレートを作るためにカカオを育てたいともう一度言うと良いかもしれませんね。理解して貰えれば、また旅立つことも賛成して貰えるでしょう」
エキルとラビトは「そうだよね」と元気よく言うのだった。
●実食
竈でクッキーとブラウニーが焼きあがったころ、ウルはパンケーキを焼く。
焼きあがったクッキーやブラウニーを見て、エキルとラビトは感激する。
出来立てのクッキーの新鮮さに大はしゃぎだ。
さて、パンケーキが焼きあがったところで、エキルとラビトがエルの助けを借りつつ飾りを作る。さらに、グレイオンス分だけでなく、エキルとラビトそれぞれが両親に持って行くもののも作った。
菓子類は美味しくできていた。
エキルとラビトはレシピもメモする。
1つ問題が残っていた。
ぐつぐつ煮える甘い香りを放つ茶色の物体。
モブーオは味見した。
「うえ……マズ………。やたら甘めえし、スパイスとの取り合わせも……でもよ、腹が減ってりゃ食えんじゃねえの? 空腹は最高の調味料っつうしな! ガハハ!」
「……え、えぇえ……」
エキルとラビトがウルに助けを求めるように見る。
ウルはさらに、助けを求めるようにトーラとエル、シャドウを見た。
誰がどうするにしても、食べてみないと状況がわからないため、皆、小皿によそう。そして、勇気をもって食べる。
「……」
全員が沈黙した。
ウルが「まずいというか……」と首をひねる。
トーラも「何かが足りないのかもしれません?」とうめく。
エルとシャドウもうなずく。
チョコレートに添加されている甘い成分が問題なのかもしれない。
調味料などでひょっとしたらおいしい料理になるかもしれない。
食べることが不能というものではないため、どうにかしたい。
「じゃんじゃん食べてくれ!」
と、モブーオはいい笑顔で勧めてくる。
今ここにある物で、どうにかすることができるかどうかと考えると――里人も含め、大勢でちょっとずつ食べれば、食べきるのが早いだろうとまとまるのだった。
出来立てのパンケーキをエキルとラビトの両親たち、グレイオンスのところに持って行く。
エキルとラビト、ウルは、グレイオンスに、よそよそしい態度の原因を話し、謝罪をした。
エキルとラビトは、それぞれ両親に、火山も行って一応しめ、ひょっとしたら情報収集を近所でするかもと告げた。チョコレートを作りたいというのは知っているため、心配だけど、送り出してくれるという。
そして、パンケーキを5人は喜んで食べてくれた。
仲直りできたことや、次につながったことを見届け、冒険者たちは仕事を終えたのだった。
なお、エキルとラビトのメモには、今日もらった助言から、今後の目標が記される。火山では何を知るべきか、そして、大森林で育てることはできるのか……情報収集と実践は続く。
マスターコメント
ご参加ありがとうございます。
迷宮神の行動が尾を引きました。
世界樹からエルフたちの混乱が、迷宮神に苦情として言ったら面白いなとか想像しました。とはいえ、世界樹そういうキャラじゃないよなとか、MSが自己完結はしてます。
さて、チョコレートを使った料理はあるんですよね。だから、リプレイのチョコ鍋はカカオの使い方ではおいしくなるのでないでしょうか? 糖分を抜くと、苦くなるのかもしれません?
私が食べたものはチョコレートを使用したパスタです。おいしかったですけど二度目の出会いがなかったです。一度だと物珍しさで終わってしまうかんじですよね。
また、ラーメン屋も作ってたのも新聞広告で数年前のバレンタインぐらいに見た記憶も。
カカオ育ての案、しっかりありがとうございます。温室と鉢植えはしやすいですね。また、直射日光がダメはセンリョウがまさにそれで……うち、焦げてます……実がつかないです。湯を沸かすのは、湿度も上がっていいのかも? 石をくっつければ、温石……むしろサウナ……?
コメント長くなりました。
ご縁があれば、またお会いしましょう。
ショートシナリオ易しい 報酬:少ない4 / 4〜6人
2023年03月20日 00時47分28秒 公開
大成功
相談掲示板
シャドウだ。よろしく。 いざとなったらあやつも来るので、ほぼ成立と思ってもらって構わない。 そんなわけでよろしく。
トーラです。 よろしくお願いします! 成立は助かりますけど、あまりご無理はされないでくださいね……? とりあえず園芸と料理は一通り出来るので、そちらお手伝いをしつつ、グレイオンスさんの避けられる理由は目にしているので、その事について間に入ろうかと考えています。
エル、です。 シャドウさん、モブーオさん、お世話に、なり、ます。 トーラさんも、どうぞ、よろしく。 ええと、カカオを育てるアイデア、考える、のと。 ウルさんたちに、グレイオンスさん用のお菓子、作ってもらう、の、どうか、と、思って、ます。
成立ですね。 改めてよろしくお願いします! カカオの栽培には環境的なハードルが高そうですし、調理は外して植物共感で最適な上弦を探ってみようと思います。