素描~黒猫殺人事件
瀬川潮♭
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シナリオID:1964
オープニング
エラトゥーン都市同盟のどこかの町のどこかの屋敷で。
「君が妻の肖像画を描いていたことは知っているが……」
屋敷の主人はそう言って振り返った。
そこには似顔絵師の授恵者、ロデ・ラークがいた。応接のソファに腰を下ろしている。
「妻はいないよ」
「……ここ数日、ご不在のようですね。近所の方も心配されております。里にでも戻られましたか?」
ロデ、慎重に聞いてみた。
「知らんよ。いないんだからいない。黙って里に帰ったのならそうではないのか?」
主人は不機嫌そうに、乱暴に答える。
ロデの方は、にぃ、と微笑した。
「まだ肖像画は作成途中です。お代も頂いておりません。……私の方で奥さんを探して、いいですかね?」
「探す……自分でか? だったら里でもどこでも好きに探すといい。先日も役人が来て家探しをしおって……」
興味なさげに言う主人。家探しのところでイライラを募らせ言葉が乱暴になった。
ここでロデ、立ち上がる。
「では好きに探させていただきます。……役人さん、再調査の協力を取りつけましたよ」
ざ、と役人が部屋に入ってきた。
たちまち主人が顔を真っ赤にした。
明らかに激高している。
そこへロデが畳みかけた!
「奥さんはこの屋敷に秘密の地下室があると言っていました。探してみてください!」
「……この野郎!」
主人は完全に我を忘れてロデに殴りかかった!
――ぱし!
「おっと、暴行ですね。……殴りかかった原因は秘密の地下室でしょうか? これはしっかりお伺いできる状況になりましたね」
ロデ、主人の拳をキャッチして身柄を確保。秘密の地下室の入口を聞こうとした時だった。
――ちりん、ちりーん。
屋敷のどこからか鈴の音が響いた。
「猫……?」
主人が口走る。
「探せ!」
役人が屋敷に散る。
結果、開いたままの秘密の扉が発見された。地下室から妻の遺体が発見された。
●本編
後日、別の屋敷にて。
「ありがとう、ロデ君。帽子屋の主人が君を推薦した訳だな。さすが名探偵」
街の有力者から感謝の言葉を受けるロデ。
「探偵とは違いますよ。奥さんが肖像画を求めているという情報をつかんで似顔絵師を探したのですからあなたの手柄でしょう」
「ま、こうは上手くいかんモンだよ。彼にはこれよりほかに殺人の疑いがある。余罪はこれから明らかになろうが……なにか最後に与太話を口走ったそうだね?」
「はい。『悪魔のような黒猫を飼いはじめてから記憶が定かではない』と。現場で聞いた鈴の音はその黒猫のものでしょう。逃げた後に主人は正気に戻りましたから。……もはや普通の猫とは考えられません」
それは役人も聞いた音だと説明する。
「彼の言葉を借りるなら悪魔というところ、か。……事件は黒猫をどうにかするまで解決せず被害は続くかもしれんな」
「このまま私が調査を続行しましょうか?」
「できれば頼む」
今回の事件は、ある日を境に犯人の様子がおかしくなり、付近の住民が立て続けに他殺死体で路上に転がったというもの。
事件が起こる前の平和な時には、近隣住宅に鈴の音が不自然に鳴り響いていたとの情報を得ている。静まった深夜のことであり、耳にした住民は多い。その音がしなくなってから犯人が黒猫を飼い始めたことが目撃されている。さらにその後日から、往来で他殺死体が発見されるようになったのだ。
「同じ現象は……」
ロデが聞き込みをした結果、すぐに特定できた。
孤児院である。
すでに音は鳴りやんでいるが、猫を飼い始めたという目撃証言はない。
しかし、怪現象はすでに発生している。
「十五人の孤児に分け与えたパンが一つ余分になくなったり、脱いだ靴が十六足あったりするんです」
世話をするシスターたちが気味悪がる。
「猫は飼っていませんよ。野良猫が通りがかることがあっても、猫嫌いのシスターもいますので飼っていません」
「ちょっと住み込みで調査させてください」
ロデ、冒険者ギルドを通じて応援をたのむように街の有力者に連絡した。
解説
マスターより
リプレイ
冒険者が子供たちの前に横一列で並んでいる。
「いま皆さんに紹介した大人の方は、ここのような孤児院を造ろうとしている方々です。皆さんとしばらく生活を共にしますので、仲良くしてくださいね」
孤児院のシスターが集めた孤児15人の前でそう言うと、「はーい」という素直な言葉が返ってきた。
場所は、孤児院の庭。
時は昼過ぎで子供たちは昼食を終えた後。
午後は自由時間だ。午前の内職仕事をやり切った喜びもある。
だから孤児たちはキラキラした目で前に並ぶ冒険者たちを見ている。
隙あらばいっしょに遊んでもらうつもりだ!
その視線に困った様子を見せる人物がいる。
「……さて、どうしたものか」
サイラスである。
「どうしました? サイラスさん」
横にいるロデ・ラークがサイラスの呟きに反応した。
「いや、着ぐるみを着ているという
ことにしたほうがいいかな、と」
大柄なリザードマンのサイラス。威圧感を与えまいと配慮しているようで。
「怖がられるとか? ……大丈夫でしょう。子供たちの視線はほとんどサイラスさんに向いてますから」
ロデの言う通り。
より分かりやすい表現をすると、ほぼ全員の視線がロックオン。怖がっているのではなく何かしてやろうといういたずらっ気にあふれた視線である。
ここで、サイラスの反対の隣にいるシルク・メイプルリーフがにこやかに言った。
「さあ、アリッグさん。捜査開始ですよ? 頑張ってください!」
シルク、隣にいるアリッグ・レイダーを励ました。
元気よく。
とっても魅力的に。
「ちょっとシルクさん、そんなに大きな声を出したら目立って……ほら、みんなこっち見た!」
とたんに慌てるアリッグ。
実際、サイラスにロックオンしていた視線が一斉にこっちに集まった。何かするのではなく、何かしでかしてくれるのではという期待の視線が!
なお、サイラスが少しほっとしたのは内緒だ。ついでにロデの向こうにいるレイラ=ルナフィニスは口元に手を当てて上品にクスクスと微笑しており、その横には友人の水瀬・希がレイラの傍に寄り添うようにして微笑んでいた。孤児たちの素直な反応と、サイラスやアリッグの慌てっぷりが微笑ましいようで。
閑話休題。
「こっちを見たからこそ、名探偵アリッグさんの腕の見せ所ですよ?」
シルク、そんな主張には耳も課さない。名探偵アリッグの助手として通すつもりだ!
実際に一歩引いて後方やや斜め後ろに位置取り付き従う姿は、それこそワトソンかヘイスティングスか。
「え、ええと……」
「名探偵さん、あそぼー」
アリッグが考えを巡らせる暇もなく子供たちが寄ってきた。
「何か良い遊びは無いかね? シルク君」
名探偵と呼ばれればそれらしくするしかない。アリッグは名探偵然として助手たるシルクに話題を振った。
が、まさかの展開が待ち受けるッ!
「良い遊びですか? うーん相撲(レスリング)でも取ります?」
シルクの言葉に孤児たちの瞳は輝いた……ばかりではない!
すぐに体が動いていた。
「わーい♪」
「待った。あっちにも強いレスラーいるから!」
怒涛のように押し寄せる。面食らったアリッグ、とっさにサイラスを指差し巻き込んだ。
「……こうなる気はしたんだ」
サイラス、もう悟りを開いたかのように諦観の構え。おとなしくこちらに来た子のタックルの的になる。「どうして子供たちは大きな人を見るとぶつかってきますかねぇ」とは、ロデの評。ちゃっかりサイラスの背後に避難していたりする。
こうしてにぎやかになった。
アリッグは突撃を受けて尻餅をつきその上に覆いかぶさられるというもみくちゃ状態。
一方のサイラスは、うんうん、よいしょよいしょと力勝負をする子どもを受け止めていた。おかげでうかつに身動きができない。
「あらあら。アリッグさん、微笑ましいですね」
シルクは優雅な笑みを湛えつつ、アリッグを尻目に小さな子供を抱っこしてたり。
レイラも希も寄ってきた女の子を撫でてあげたりして仲良くなっていた。
「ううう……もうだめだ、がくり」
なお、アリッグよりはましだ。子供に押しつぶされて派手にギブアップの手を伸ばしているのだから。
もっともこのリアクションで心の底から笑ってもらった。
冒険者と孤児たちの関係はとても親密になったようだ。
●
その後、各自でバラバラに動いた。
「そうくるなら、こうかな?」
「わー、まいった。さすが名探偵さん」
アリッグは地面に○と×を交互に書いて三つ並べる遊びに付き合っていた。
次のゲームに移るため書いた○と×を消しているとき、仕掛けた。
「……ところで最近、いつの間にか無くなった物、ないか? パンが消えたこと、あるって聞いたけど?」
さりげなく聞くアリッグ。
「し、知らない」
横を向く孤児。
明らかに何かを隠している反応だ。
シルクは子どもと手を取り合って遊んだりとスキンシップをしている。もちろん孤児のつけているアクセサリーも良く見える。
「あら、可愛い鈴ですね」
その中で、あえて鈴をほめてみた。
「ありがとう。可愛いでしょ?」
「ええ。……そういえば最近、孤児院内で鈴の音を聞いたことがありますか? もちろんその鈴以外で」
好反応だったので切り込んでみる。
「え? ……ううん、どうだろう?」
視線を逸らした。
どうやら何かを知っているようだ。
サイラスは、走り回っている子の一人が転んでしまったのを見た。
すぐに駆け寄る。
「大丈夫か?」
しゃがんで様子をうかがうと、孤児は気丈に顔を上げた。
「うん、ただの擦り傷だから。おじちゃんみたいに強くならないとね!」
「そうか。えらいな」
手当をしようと駆け寄ったシスターから消毒液などをもらい、サイラス自身が手当てした。
「しみるか?」
「ん……平気」
同じ高さの目線。憧れにも似たキラキラした瞳が良く見える。
だから、これならいいだろう、と聞いてみた。
「15人の子供以外に、だれかいるって噂もあるみたいだが……」
途端にキラキラした瞳が陰った。
「そんな噂、聞いたこともないけど」
嘘だな、と見切る。
こうして初日を終え、夜になる。
冒険者たちは一室に集まっていた。
「孤児院からもらったリストの通り、子供は15人。生活の状況など特に変わったことはない」
サイラスがテーブルに名簿を出して説明する。
「ただ、何かを隠してるね」
アリッグがむつかしい顔をした。
「そうだな……すでに操られている子どもがいるかもしれん」
サイラス、頷く。
「そうですね。親しくなって、これは大丈夫と思って詳しく聞いてもはぐらかされました」
シルクも心当たりがあり同意する。
「まあまだ初日です。これからですよ」
ロデの一言で解散。レイラが小さくあくびをして、それを見た希が大きなあくびをして「あら、いやだ」なしぐさを見せた通り、もう時間も遅い。
で、深夜。
――ばさ。
おや。
どこかの部屋で誰かが起きたぞ?
「夜の見回りの時間、だね」
アリッグだ。もぐっていた布団を跳ねのけてベッドから立ち上がる。
隣のベッドには相室のシルクが穏やかな寝息を漏らしていた。
「……ほら、時間」
アリッグ、控えめに布団を叩いて起こそうとしたが……
「むにゃむにゃ……わが眠りを妨げるものはこうしてやるのですむぎゅー」
――ばさばさ、どしんっ!
「ちょ、おま……起きろ! おい、起きろ……!」
何があったかは、伏せる。
ただ、アリッグの抵抗する声は豊かな胸の奥に消えた、とだけ。
●
翌日から本格的な捜査が始まった。
「……ん?」
孤児院の廊下で何気なく天井を見上げていたサイラスが足を止めた。
「どうしました、サイラスさん?」
そこへロデがやってきて聞いた。
「天井の裏に猫がいた」
見上げたまま答えるサイラス。透視で建物を確認して回っていたところ、猫を発見したようだ。
「そこが潜伏場所?」
「いや……移動中だったと思う。こっちの気配に気付いたか、すぐに逃げた」
「鈴の音は?」
「そういえばしなかったな」
首を捻るサイラスだった。
アリッグは薪割りを手伝っていた。
「結構疲れるね」
「コツがあるんだよ」
アリッグ、苦戦するが子どもの教えを実践してニッコリ。本気を出して働くことはせずに信頼を高める作戦だ。
「働いた後の食事は美味しいねー」
「そうか。それじゃこれも食べるといい」
昼には子どもたちに自分の食事をおすそ分け。アリッグには持参の食料があるのでへっちゃらだ。
そうして仲良くなって、午後にまた真相に迫る質問をしてみた。
「そういえばここって、地下室や屋根裏とかに秘密の隠れ家みたいなとこ、あるの?」
「ん? んーと、えっとねー」
教えてもらった。
シルクは基本的にアリッグを見守っていた。
子どもの針仕事を手伝いながら、庭の薪割りをちらちら。
もちろん、手元はしっかり動いている。
「お姉ちゃん、上手だね~」
シーフズツールを持ち歩いているのだから細かな手作業は難なくこなす。
それより気になるのは、たまに超感覚で察知する気配だ。
「うーん、最近変わったものはないですかねぇ?」
「変わったもの?」
漠然とした問いに、女の子から逆に聞かれた。
「……いいんですよ」
脈無し、と判断して引くと逆に女の子が申し訳なさそうに口を開いた。
「えと、変わったものじゃないけど……シスターさんが怒りっぽくなってるの」
どうやらもっとお話がしたいらしい。
「シスターさんが? ここの、でしょうか? 珍しいですね」
あまり怒りそうにないニコニコ顔のシルクに言われると説得力がある。
「ううん。そのシスターさん、猫嫌いだから」
「あ!」
ここで別の女の子が口に人差し指を当てて、しー。おしゃべりしたかった女の子も慌てて黙った。
一方、サイラス。
「建物の構造を知りたい」
シスターにそう切り出した。
「間取り図ならこれですが……」
「いや。調べると屋根裏や秘密の隠れ家もあるみたいなんでね」
この言葉にうろたえるシスター。
そこに年配のシスターが寄ってきた。
「昔の建物でそういう場所もあるかもしれませんが、封印しております」
強い口調。触れてはならない部分のようだ。
「鍵がかかっているのなら、その鍵がかかったままかどうかだけでいい。確認してもらえないか?」
妥当な要求だったようで、そういうことなら、と応じてくれた。
結果!
「開いてる……」
年配のシスターは愕然としていた。
屋根裏の秘密部屋には何もなかったが、埃にまみれた床には猫の足跡があった。
●
夜。
冒険者たちは一室に集まる。
「屋根裏に秘密の隠れ家が見つかった」
サイラスがきょうの収穫を話す。
「地下室もあるみたいですよ」
アリッグの方も収穫があったようだ。
「子どもたちは、シスターさんたちに隠れて野良猫を飼い始めたようです。白黒の猫で日中は屋根裏を歩き回っていとのことですね」
シルクの情報にはロデもサイラスも驚いた。
「サイラスさんが透視した猫、黒でしたか?」
「黒かったと思うが、暗がりで一瞬だ。どっちともとれる」
ロデの確認にサイラスが唸る。
ここでアリッグが改めて口を開いた。
「さて、名探偵アリッグの力を見せる時です!」
皆が注目する。
「大丈夫です全部わかっていますとも、このアリッグさんが!」
「おお! 流石シルクさん……って俺かよ!」
アリッグ、突っ込む。
「どういうことだ?」
漫才のような展開が落ち着いたところでサイラスが聞いた。
真相は以下の通りだ。
子どもたちは白黒の野良猫を飼い始めた。猫嫌いのシスターがいるため孤児たち以外には秘密だ。秘密だからエサもこっそりやる必要がある。パンの数を多めに取ったのもこのためだ。パンの数を誤魔化したのはシスターにバレたので、わざと靴を一人分多く用意してうやむやにしようとしたのではないか。
「以上が、子どもへの聞き込み特化で得た情報からの推測です」
アリッグ、シルクとの共同作業の成果をそうまとめた。
「別の事件が並行して進行していたわけか」
「反対に、サイラスさんが大人への聞き込みにシフトしたことで二つの事件がごっちゃにならなかったということか」
唸るサイラスに感心するロデ。
問題は、日中の屋根裏には黒猫と白黒の猫が活動している、ということだ。
●
その夜。
「開いてる……」
屋根裏の隠れ家を透視したサイラスが呟く。
「黒猫は夜も活動、ですか。猫違いはなさそうで好都合ですね」
そばのロデがありがたがる。
「透視は暗視じゃないんで助かるが、どうして開けたままなのか?」
「前の事件では鈴が鳴っていました。扉とか魔法的なことを使う時に鳴ってしまうのなら、開けっ放しでその回数は減らしているのかも」
現に先に事件では、逃げる時のその音で秘密の扉の早期発見につながった。黒猫が素早く逃げた理由でもありそうだ。
「捕まえるチャンスかもしれん」
サイラス、追うつもりだ。
一方、廊下では。
暗い中、人が歩いている。
「明かりを灯しますとバレますからね」
シルクがニコニコ顔で囁いている。
「それはそうだけど……」
一緒のアリッグは困り顔。
なぜなら、抱っこされていたから。それもお姫様抱っこ。顔の傍には豊かな以下略。
「アリッグさんに暗視はできませんし、この姿勢だとこっそり話もしやす……」
シルクの言葉が止まった。
廊下の向こうに、黒猫がいたのだ!
黒猫、びくっとして目を丸めた後、丁字路の廊下を右に逃げた。後戻りしたのだ!
「バレたのなら」
アリッグ、飛び降りてランタンで照らし丁字路へ。シルクも夜煌石の首飾りを胸から出し続く。
なお、黒猫の逃げた方にはサイラスとロデがいた。二人いるので左右の隙はない。
黒猫の後方にはアリッグとシルクが到達。二人で逃げ場を塞いだ。
これで挟み撃ち。あとは召し取るだけだが……
――ばさっ!
黒猫、翼を出した。
天井すれすれを飛んでサイラスとロデの頭上をすり抜けるつもりだ!
「……残念だな」
瞬間、サイラスが魔獣を呼び出した。
出現した多頭龍の頭は廊下狭しと並び隙はない。飛んで来た黒猫に噛みついて……
――ぶん、どたーん!
廊下に叩き落とした!
「いまだ」
「逃がしませんともシスタービーム!」
同時にアリッグとシルクが魔矢を斉射!
どちらも命中すると、黒猫はあっさりと力尽きた。
「戦闘力はほぼ皆無……か」
ロデ、近寄って討伐を確認した。
こうして一連の黒猫事件は解決した。
「怒りっぽくなっていたシスターも落ち着いたようです」
ロデが振り返る。
「子どもたちの飼っていた野良猫はバレたけど引き取り手が見つかったようだね」
「猫が飼いたかったら独り立ちするのがいい、と仕事熱心になったようです」
アリッグとシルクが子どもたちの生き生きした様子を思い出す。
「そうなれば今度はおれではなく、世の中に対して力勝負だな」
サイラスは最初の触れ合いを思い出しながら、そう期待するのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準5 / 4〜6人
2022年03月10日 19時15分03秒 公開
参加者
- メイプルリーフ シルク
- サイラス
レイラ=ルナフィニス
水瀬・希
アリッグ・レイダー
相談掲示板
ヒーラーのアリッグ・レイダーと申します。 皆様よろしくお願いします! 依頼が成立すると良いですが。 下手に好戦的な相手より、すぐ逃げるような相手の方が厄介であるという例ですね。 スキルで使えそうなのは、超聴覚、看破、超嗅覚あたりですかねー。 精神干渉してくることを考えると、ジャマーも有効なのかな? 他にもいろいろありそうですが、とりあえず目についたので。 子どもたちと仲良くする際、質問する内容は、皆で分担できそうですし、 どんな質問をするかある程度、卓で相談するなり、宣言するなりするのも良さそうですね。 同じ質問をしても、あまり意味がないので、プレイングを削減する意味でも、 被りがないようにしたいところです。
No.2
シスターシルクです 私の参加をもって成立となりますね 孤児院とは懐かしいですね昔を思い出します
No.3
サイラスだ、よろしくなー とりあえずジャマー持ち込むかなと。アンチサイ聞けば他の人とのズレとか知覚してとか考えたけど、基本効果あったところ見ないしそうなると意味ないからなー 後は変装か話術辺りかなーと。
レイラ=ルナフィリスですわ。よろしくお願いします。 友人の希さんと一緒に行動しようと思っていますわ~。
とりあえず僕が子供たちに聞こうと思ってる内容を書いておきますね。 あと行動として夜中に見回りをするつもりなので、 ショートスリーパーをセットして、夜の警戒をするつもりです。 ・無くなった物がないか ・扉や窓や物が不自然に動いた事がないか ・地下室や屋根裏など暗い場所はないか とりあえず上記は子供たちに聞いて、皆さんにも共有します。