【忌逝】その想いは未来へと至る為に
広大野人
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シナリオID:1962
オープニング
「もうすぐ……だぞ、エナ」
街から少し外れた小高い丘。
そこが、街中で何かあった場合に集合する所だと決めていた。
きっと同じように街から脱出した仲間達が待っているはずだ。
「…………」
丘の上には誰一人としていなかった。
それどころか、誰かやって来た形跡すら見られない。
「冗談……だろ。出て来いよ! 誰もいねぇのか!」
悲痛な叫びだけが響く。
イェルドは後輩を降ろすと杖代わりにしていた折れた槍の柄を叩きつけた。
「くそったれがぁ!」
秘密裏で行われた作戦の為、救援を呼んでもすぐには到着しないだろう。
また作戦自体、失敗だ。保護すべき貴族の姿はどこにも無かったのだから。
集合場所に誰も来ないという事は……各々、任務を全うしたのだ。意味の無かった作戦の任務を。自分だけがおめおめ生き恥を晒して。
「エナ、起きろ! 起きるんだ!」
後輩を激しく揺らすが起きる気配はない。
エーテルと気力を振り絞ったのだ。全身も傷だらけで生きているのが奇跡のような状態。
それでもイェルドは呼び掛ける。
「お前が起きないと俺が逝けないだろ! 起きるんだ、エナ! エナ!」
その時、背筋が凍るような気配を感じ、イェルドは丘の下へと視線を向ける。
幾人かの屍人が迫って来ていた。
イェルドは無言で後輩を背負うと逃れるように王国へと向けて歩き出すのであった。
●
酷い過去の夢から目覚めたイェルドは冷水で顔を洗おうと天幕から出た。
拠点は冒険者達のおかげで堅牢となっていたが地形そのものが大きく変わった訳ではない。
(この丘だったな……)
適当な石材の上にイェルドは腰掛ける。
ロゥレアから新人であるエナハルトの教育係を託されていなければ、きっと、自分もあの街で戦って死んでいたはずだった。
(簡単に死ぬつもりはない……だが、ルデーツ……ロゥレア、もう良いだろう? 彼奴に教える事はもうねぇんだよ)
先に逝った同僚達の姿を脳裏に浮かべた。
皆でああでもないこうでもないと馬鹿騒ぎしていたのが懐かしい。そういや、ルデーツが鶏の鳴き真似して上官に怒られていたかと思い出す。
ふと、食材の為に血抜きされている鶏の死骸が物見櫓にぶら下がっていたなと視線を向けたが、そこには何も無かった。
(……)
ルデーツが盗み食いしてロゥレアにこっぴどく叱られてたなとも思い出す。
そこへ早朝の見張りを担当していたエナハルト・ティルムがイェルドの姿をみつけてやって来た。
「おはようございます。今日ですね、冒険者達が訪れるのは」
「あぁ……そうだな……」
若干、上の空で返事をするイェルド。
街に潜む魔獣使いと思われる存在を誘き出し、討伐する。
それが今回、冒険者達に依頼した内容だった。
「まだ決めていなかった囮ですが、僕が行きますよ。敵も僕の姿は覚えているはずですし」
「それで良い。冒険者達には俺から説明しておくから先に準備をしておけ」
「はい」
しっかりと返事をしたエナハルトは兵士に声を掛ける為、別テントへと向かう。
数歩進んだ所で足を止めて振り返った。
「先輩。任務が終わったら、飲みに行きましょう。王都で良い店があるんです」
「お前の奢りだな」
イェルドの返事にエナハルトは微笑を浮かべて応えた。
●
本部のテントに冒険者達が集まった。
エナハルトの姿は既に無い。囮任務の為に一足先に出発しているからだ。
「仕掛ける場所は、街の北西部だ。拠点から距離が遠ければ、敵も油断して釣れる可能性もあるからな」
冒険者達の手によって完成した街の地図を指差すイェルド。
囮作戦は『何を持って相手を釣る』かが肝要だ。相手にとって魅力的な条件でなければ意味がない。
「色々と考えたが、エナハルトが囮になる。一応、兵士の半分も付けてはいるが……敵の戦力が集中した場合、危険なのは間違いない」
残り半分の兵士は拠点の防衛を担当する。
これ以上の戦力抽出は難しいので、あとは冒険者達でフォローしてもらうしかないだろう。
「お前ら冒険者達はそれぞれが得意とする隠れ方で待ち伏せしてもらう事になるが……バレた時点で逆包囲もあり得る事は頭の隅に入れておけよ」
現地は崩壊した街なので隠れられるような場所は沢山ある。
ただ、地下水道跡だけは敵の通り道の可能性もあるので、そこには隠れられないが。
「俺は一応、拠点に残って遺品回収の準備をしておく。作戦が成功したら、すぐにでも作業を開始したいからな」
想定される遺品はかなりの量になるのだ。
全てを持ち帰る事ができなくとも、少しでも多く回収するのであれば時間も掛かる。
「それじゃ、後は頼んだぜ」
いつもの調子でイェルドはそう告げたのであった。
●
「ならん~。ならんよ~。王国騎士ともあろう者が、怪しい存在を自陣の中に入れては、ならんよ~」
ニヤニヤと不気味な表情を浮かべ、魔法陣のような模様が描かれた口一ブを纏う男が独り言を発していた。
王国軍の目的が遺品回収にある事は理解した。
街中を探索されて色々と見つかってしまう可能性はあるが、遺品回収が目的ならば脅威ではない。
「作戦が筒抜けとは知らずに……ククク。これは新しい実験体を手に入れる絶好の機会よ!」
ワクワクが止まらない様子で嬉しそうに暗闇の中をぐるぐると回るローブ男。
「同時に王国軍が撤退しなければならない状況に追い込めるし、一石二鳥というもの」
その為の戦力は手元に残してある。
狼の大部分はやられてしまったが他の戦力は十分に揃っているのだ。
おまけに死体が増えれば増える程、男にとっては有利となる。
ウキウキの様相だったローブ男は突如として動きを止めた。
「ならんならん。油断大敵だ……相手は王国騎士と冒険者。戦力の割り振りを間違えると返り討ちにある……」
考えるように杖先をトントンと鳴らす。
岩喰蚯蚓単体ではさほど足止めにならないのは既に証明済みだ。
「……あっちの方で直接指示した方が早いか」
思案した結果、もっとも効率的に済ませる方法に至る。
要は、王国軍にさっさと帰って貰えば実験には何にも影響がないのだから。
●
雲一つない快晴。
エナハルトは街中の北西部に位置する広場へとやって来た。
中央には井戸を兼ねた噴水が無残な姿をさらしているだけでそこそこの広さがある。
また、広場を囲うように建物が並んでいるので、待ち伏せに有利だ。
(ロゥレアが僕とルデーツさんを一緒に持ち歩いていた訳はなんだろうか……)
婚約者が身に着けていたのが双子用のロケットペンダントではないかと、ある冒険者が推測していた。
(ルデーツさんの代わり……だとしたら、僕を入れる必要はない……)
あるいはカモフラージュだった可能性もある。
もしくは、どちらも大切だという意味も考えられる。
(分からない……ロゥレア、僕は……)
ここ数日、エナハルトの頭の中はそればかりだった。
だから、微妙な変化に気がつかなかった。しかし、それを責めるのは酷というものだろう。
もし、ペンダントが見つかったら、その時、何か分かるのだろうか。それとも、何も分からないままなのだろうか。
(……今は任務に集中しないと!)
胸の中に漂う気持ちと共に息を全て吐き切る。
そして、エナハルトは壊れた噴水へとゆっくりと近づくのであった。
解説
マスターより
リプレイ
王国騎士イェルド・ルリンに対して疑念はある。それらを完全に払拭する事は困難であった。
けれど、同時に光明も見えていた。
だからこそ、ミア=リゼルは広場に面した建物の2階から様子を覗っていた。
(……エナハルトさん)
囮役となっているエナハルト・ティルムの黒髪が風でなびいている。
(もうすぐ……でしょうか)
窓枠から周囲を見渡す。皆、巧妙に隠れており姿は見えない。
敵も必ずどこかに潜んでいるはずだ。
周囲の警戒を続けているのはルベア・ベルニも同様だった。
「蚯蚓の事があるから死霊術士とは言い切れないけど、どっちにせよ敵がやってることは外道よね……」
小さく独り言を発すると獣耳に意識を集中させる。
地中に妙な空間がある事は認識していた。元々は整備されていた上下水道だろう。
岩喰蚯蚓はその配管を目安に地下通路を作っているようだ。敵の拠点も地下のどこかにあると思われる。
「ここできちんと片付けておかないと……」
亡くなった街の人も王国騎士も生き残った二人も、救われない。
蠢いているであろう岩喰蚯蚓の動きを探る為、ルベアは再び意識を集中させた。
一方、広場近くの廃屋に巧みに隠れているハヤト=ガラン=ヴォルファングは比較的近い場所に『敵』を確認していた。
(いるな……屍獣か。だが……)
今の所ジッとしているだけで動きが見られない。
そして、ハヤトの頭の中で確信した事がある。
(イェルドの奴の様子がいつもと違ったが大丈夫なようだな。少なくとも操られている訳じゃねぇだろう)
実物を感じて比べれば明らかに別だ。
上手く説明はできないが、幾つもの戦場を渡り歩いた己の勘がそう告げていたのだ。
問題があるとすればメンタル的な所だが、そこに関しては他の仲間達任せるしかない。
レティシア・レインフィールはエナハルトの後ろ姿を確認した後、一瞬だけ空を見上げていた。
(雲一つない快晴でございますね)
建物の影に隠れやすいよう纏ったマントを整える。
透視で見える範囲には敵の姿はないが、先程から不気味な音が聞こえていた。
(敵の術者らしい人物や屍人の足音は……)
それは聴こえて来ない。不気味な音を鼓膜に響かせているのは岩喰蚯蚓や屍獣のものだ。
白銀色の杖をしっかりと握り、なお意識を集中させるレティシア。
飛び出すタイミングを計るという意味ではフリーダ=ブロムヴィストも集中していた。
「……少々リスクはありますが、この作戦、事態打開の決定打になりうる可能性がありますね」
ただ啓示の事も気になる要素だった。
だからこそ、依頼を通して冒険者が動ける範囲内で手を打っておいた。
「ともかく、囮作戦が成功して全員無事に帰れる様に頑張らないと」
拠点防衛は仲間達に託し、囮が釣った敵を確実に殲滅する。
その時はもう間もなく訪れようとしていた。
セリオス・オーガストが不要な音を立てないよう、複合弓に矢を番える。
(そろそろ、来るか)
根拠は特にない。分かるのは戦場に漂う緊張感の高まりだ。
きっと、冒険者達の中で敵の出現が近いと感じている者がいるのだろう。
エーテルを集中させたその時、鳥の群れが空を飛んでいた。
(鳥……どこからだ?)
この街に来てから鳥の姿は見ていないし、前回調査時に生きている動物の姿は確認できなかったという。。とすると、あれも屍獣の可能性は高い。
噴水近くまで近寄ったエナハルトも鳥の存在に気がつき、空を見上げた。
注意が逸れたのはその一瞬。しかし、戦場において僅かな間でも命取りになる一瞬でもあった。
襲い掛かるタイミングを狙っていたかのように、岩喰蚯蚓が突如、噴水の土台を破壊しながら出現したのだ。
●
まるで天へと昇るように頭を高く伸ばした岩喰蚯蚓。
吹き飛ばされた残骸がエナハルトを直撃した。同時に冒険者達が一斉に行動を起こす。
真っ先に駆けたのはルベアだった。踏み込んで衝撃波を岩喰蚯蚓の頭に向かって撃った。
「土煙が……っ!」
手応えはあったような気がするが、敵が出現した際の塵が広がっていく。
もっとも、まだ戦闘に支障が生じる状況ではない。ハヤトが姿勢を低くしたまま一気に迫ると、岩喰蚯蚓の胴体に拳と蹴りを叩き込んだ。
「おらぁ!」
体表は堅いが絶望的という程でもない。
岩喰蚯蚓の殺気がハヤトに向くがそこは狙い通り。
なぜなら、その瞬間を狙っていたセリオスが渾身の一撃となる矢を放ったからだ。
「これで早期に倒せれば!」
エーテルが込められ眩く光る矢は一直線に飛翔すると、岩喰蚯蚓の頭部を貫いた。
大きな傷を与えたのは明らか。
「エナハルト様、お下がり下さい!」
土煙で見えなくなる直前にレティシアは彼に向かって回復魔法を行使すると全員をフォローできる位置へと移動した。
路地から幾体かの屍獣と化した猫が数体飛び出したのが見え、空を飛んでいた屍鳥が散開するとそれぞれ、冒険者達に向かってくる。
大剣を構えたフリーダが飛び出してきた屍猫共に対してエーテルと共に叩きつけた。
「作戦が読まれていたようですが、逆包囲を凌げは問題ないはずです!」
しぶとさを誇る屍獣といえども、脚全てが砕ける程の衝撃を受ければ活動を停止する。
そこへ新たな脅威。時間差でもう1体の岩喰蚯蚓がデカい胴体を振り回しながら出現したのだ。
ルベアとハヤトの二人は飛び交う礫の中、辛うじて避けた。フリーダは盾を使い力づくで受け流す。
だが、先の奇襲で体勢が崩れたエナハルトは避ける術がなく直撃を受けた。
近くにいたルベアが手を伸ばそうとしたが、二度目の岩喰蚯蚓の出現で塵は更に多くなって王国騎士の姿が消える。
「噴水の中にいるって気がついていたのに!」
注意が一瞬、違う方向へ向いてしまった事は彼女の責任ではない。
強いて言うならば、囮作戦が見抜かれていた場合の対処だろうか。いつもは思慮深いエナハルトも、考えがそこまで至らなかった。
「せめてっ!」
既に瀕死だった岩喰蚯蚓に対し、ルベアは破鎧砕を放ってトドメを差す。
その頃には、ハヤトとフリーダに屍鳥数羽が嘴を向けて突撃してきていた。
「簡単に当たるとは思うなよ!」
「他にもまだ来るはずです!」
身軽な動きで屍鳥を避けつつ叩きき落とすハヤトと、大剣を豪快に振って屍鳥を弾き飛ばすフリーダ。
巨大な岩喰蚯蚓と戦っている間は、空からの脅威は少しでも減らしておきたい所だ。
レティシアはどうすべきか注意深く戦場の様子を見つめる。
(回復を続けるべきでしょうか……それとも……)
仲間達に回復魔法を行使し、次の魔法をどうすべきか思案する。
岩喰蚯蚓の直撃を受けたエナハルトを回復させる必要があった。
姿が見えなくとも範囲内にいる事は分かっているが……けれど回復しても追撃を受ければ意味はない。
かといって攻撃に回ったとしてもそれで残りの敵が倒せる保障もない。レティシアが選ぶべき行動が、彼の生死を決める――その重圧が圧し掛かっていた。
戦場はいつだって非情だ。
けれど、緻密な計画も一つの綻びから破綻するように、小さな『偶然』が思いもしない結果に繋がる場合もある。
「エナハルトさん!」
戦場に少女の声が響いた。
ミアは当初、2階から岩喰蚯蚓に飛び移ろうとしていたのだが、距離があり過ぎて断念して1階に移動。
屋内だった為、屍鳥にも発見されず、完全にフリーだったのだ。
全身を強く打って地面に転がるエナハルトの耳に、少女の声が届いた。
(声が……ミアさんの、声が聴こえ……)
土煙で見えない中、まるで道標にように。
(僕は、まだ……死ねない!)
そう決意できるだけの想いを貰っているのだから。
「ミアァァァ!!」
絡繰り鋼糸が仕込まれた籠手から鉄杭を射出。
煙の中、顔を掠め飛んだそれをミアは見逃さなかった。杭から伸びる鋼糸を手繰り寄せると力の限り引っ張る。
同時に絡繰りが作動、エナハルトが地面の上を滑るように移動し、直後、岩喰蚯蚓の鋭い牙が誰もいなくなった地面を抉る。
土煙の中、地面を転がるように現れたエナハルトをミアはしっかりと受け止めた。
「無茶はお互い様とはいえ、これを最後にしたいところですよ」
「ミアさんが守ってくれると言ったから」
「はい……貴方は私が守ります」
彼の躰を少女はしっかりと抱き締めた。
王国騎士の無事を確認し、レティシアは今一度、空を見上げた。
放出された塵が天を薄く覆っていた――成すべき事は分かっている。
「……未来を呼ぶ霧よ。希望の声となる雷鳴よ。祈りに応え、我らに進むべき道を示せ!」
召喚された応雷が屍獣や屍鳥を巻き込んで轟く。
その効果は最初、この街に来た時の襲撃戦で実証済みだ。敵にとっての誤算は、岩喰蚯蚓を豪快に出現させて大量の塵が発生した事だろうか。
応雷の範囲に入った敵を無視し、ハヤトが叫ぶ。
「よっしゃ! 最後に残ったデカブツを殴るだけだぜ!」
元々、屍ではなくまだ生きている岩喰蚯蚓に対しては応雷の効果は限定的だ。
一瞬、ヒヤッとしたが勝負は決したようなもの。ハヤトは鋭い三連撃で確実にダメージを与えていく。
合わせるようにフリーダも大剣を振り回した。
「召喚が維持されている限り、屍獣の存在は、もはや、脅威ではないです」
「他の敵は俺が片付けておく」
霧の範囲外にいた屍獣に対してはセリオスが確実に仕留めていく。
彼は広場と仲間達を見渡せる場所に移動しつつ、必要な援護射撃を繰り返していた。
エナハルトを回復させているミアを庇うようにルベアが立つと、それぞれの手に持つ短剣を構える。
「それなら、私はミアさんを守るわ」
苦し紛れに放たれた岩喰蚯蚓の口髭は短剣を振ってそぎ落した。
絶対に、この二人には触れさせないと気迫と共にルベアは反撃となる衝撃波を放つ。
そして、間もなく岩喰蚯蚓は冒険者達の集中攻撃に沈み――屍獣と化しても応雷の中で、他の屍獣や屍鳥と共に、活動を停止したのであった。
●
街北西部での戦闘途中で、操作を切り替えたローブ男は手下とも言える屍人や屍獣と共に拠点へと襲撃を仕掛けていた。
王国騎士と冒険者達の主力が囮である事を知った上で逆包囲の罠を張ったが思わぬ反撃で頓挫してしまった以上、拠点を破壊しておく必要があるからだ。
いかに屈強な者でも寝食の場がなければ退くしかない。
「思うがままに行け!」
屍熊数体が突撃。堀のおかげで簡単には土塁へと登れないが時間の問題だ。
対して拠点側からは飛び道具にて応戦。
イェルドは物見櫓からの報告に両手槍を手に取った。
「回り込んだのは警戒を続けて放置だ。正面を突破させるな!」
そして、勇敢にも飛び降りた。
正門が敵に取り付かれると厄介だからだ。
その動きをローブ男は見逃さなかった。速やかに指揮官を倒せば、囮連中が帰ってくる前に拠点を占拠できる。
ところが、その目論見は背後から呆気なく崩れ去った。
「後ろ!? 馬鹿な、戻ってくるのが早すぎる……ならん! ならんぞぉ!」
振り返って狼狽するローブ男の視界に、冒険者達の姿が見えたのだ。
時期遡る事、作戦が開始される直前。
アルマ・ヴァレンタインは無造作に転がっている樽の前で神妙な顔付きをしていた。それを見かけたロイ・アウレアが声を掛ける。
「なにか引っ掛かる事が?」
その問いにアルマは頷いた。
「こっちから囮を出して相手を釣りだす……一気に片がつくのだろうけど、引っ掛かるというか……この前からイェルドさんの様子が気になるんだよね」
「イェルドさんにとっても因縁の地。何か思い詰める事があっても……か」
ニ人は以前から彼の事を知っている。
今日の様子に違和感があったのだ。
「心配になって作戦の事を理由に話に行ったけど……何か隠している気がするんだよね」
まるで死に場所を探しているような、そんな雰囲気だった。
今まで関わりがなければ、そのようなタイプの人間だと思っただろう。
ロイは深く唸った。
「アルマさんがそう思うのなら、何かあると見ていいはず」
思案している所にキリアン・フィッツジェラルドが通りがかった。
拠点周囲を警戒していたのだ。今のところ、不自然な事は無いようだが……その表情はアルマとロイに似ていた。
「屍獣で屍人でもそれらを動かす為の要といえるものを察知できれば手掛かりになるかと思ったのですが」
「なにか見つけたの?」
首を傾げたアルマの質問にキリアンは声を落とした。
「敵が持っている『仕掛け』かどうか分かりませんが、血抜きしていた鶏が本部近くで見つかったそうです」
拠点の兵士から聞いたものだ。鶏は物見櫓にぶら下げてあったという。
そこへ、三人が深刻そうな話しをしているのを見かけたイヴェール・イリュジオンが輪に加わった。
「興味深い話しです。私にも聞かせて下さい」
キリアンは頷くとまるで怪談でも話すような口調で仲間達を見渡して告げるた。
「……調理する際に首を落としたら、長い寄生虫が出てきたそうです。首を切り落とした時に切断したみたいで動かないようだったですが……」
「まさか、イェルドさん、食当たり!?」
驚きの声を挙げるアルマ。
拠点に滞在している間に寄生虫に汚染された物を食していたのなら問題だ。
その類は『訓練』されていない人が食べたらお腹を壊すものだとアルマはよく知っていたから。
「健康状態は問題ないとミアさんが言っていましたね」
ロイがアルマの驚きっぷりに微笑を浮かべながら応える。
屍獣と屍人、岩喰蚯蚓……仲間から聞いたこれまでの経過とこの寄生虫の件……イヴェールは一つの推察に至った。
「寄生魔獣ではないでしようか。寄生して宿主を操る魔獣です」
彼女はゆっくりと一同を見渡して続ける。
「拠点に運び込んだ屍狼から這い出た寄生体が拠点の中を徘徊していたとすれば、鶏の死骸に寄生していた事と本部近くで見つかった事から、魔獣使いの能力を通じて、作戦が漏れている可能性は十分にあります」
その推察にアルマの頭の中を漂っていた違和感が解消される。
「イェルドさんもきっと同じように考えて……でも、確信がないから」
「万が一の時は、一人で背負いこむつもりだった……という事か」
アルマの台詞にロイが続けるように言葉を発する。
キリアンは周囲を見渡した。今もどこかに他の寄生体がいるかもしれないからだ。
「今から作戦の大幅な変更は危険ですね。囮のティルムさんは既に先行していますし」
こちらが情報漏れに気がついたと分かった瞬間、敵がどんな行動に出るのか分からない。
そこへ正門の方から自身を呼ぶレティシアの声が聞こえ、イヴェールは手を挙げて応えると、改めて3人に視線を向ける。
「きっと、この状況を好転できます」
その為に頼もしい仲間達がいるのだから。
●
王国騎士の作戦が筒抜けだった場合、敵が取る行動は、裏を突いてくる事だろう。
つまり、囮に対しては逆包囲を仕掛け、同時に手薄になっている拠点に攻めてくる。
キリアンが敵の潜伏を発見した事で読み通りだと確信できた。冒険者達は街の北西部に向かうと見せかけ、街に入った後、二手に分かれたのだ。
そして、隠れながら敵が拠点へと攻めるのを待ち、挟撃を仕掛けたのだ。
「ならん! ならん! 策に溺れるなど!」
錯乱気味のローブ男の周囲には、数体かの屍人が立っていた。
距離を一気に詰めたイヴェールが鋭い一閃を解き放つ。
次の瞬間には、屍人の首が大きく刎ね跳んだ。
「やはり、寄生体は脊髄に沿って寄生しているようです」
嘘か真か、体を動かす時は神経を通して動かしているという話しをイヴェールは知っていた。
だから、賭けた。
神経が集まるとされる脊髄、それも全身を動かしているのなら、うなじ周辺ではないかと。
「場所さえ分かれば狙うだけです」
弓に番えた矢にエーテルを流し込み、キリアンが強力なー矢を放つ。
射撃で首だけを狙うというのは難しいが、見事に頚窩を抉るように貫いたのだ。
その屍人は、突然、機能停止して倒れる。
続けてキリアンの背後から潜むように伺っていたロイも矢を放った。
「雑魚はオレ達に任せて、イヴェールさんは術者に!」
万が一でも逃亡させてしまうと後々、面倒な事になるのは明白。
同時に敵に対する揺さぶりでもあった。
ロイの台詞に自分が狙われていると悟ったローブ男は、杖を振って屍熊に指示を出す。
「こうなった以上、指揮官を人質にっ!」
「王国騎士を舐めるんじゃねえ! 殺す気で掛かって来い!」
両手槍を構えたイェルドに屍熊の一体が堀から飛び出した。
しかし、屍熊はそこから先には進めなかったし、イェルドも槍を振るう事は無かった。
なぜなら、両者の間に拠点から飛び出したアルマが降り立ったからだ。
「簡単に死のうとするのはよくないよ!」
「アルマ……お前、どこから!?」
「うぬう。貴様か! 拠点内に残った我が手足を殲滅したのは!」
驚くイェルドと怒るローブ男。
樽の中に入って隠れていたアルマは、イェルドが敵の存在に意識が向いている間、拠点内に残っていた寄生体を見つけ出して全て踏み潰していたのだ。
「魔獣を使って死体を操るなんて、そんな死霊術紛い、ボク達には通じないよ!」
「紛い物ではない! 私は……私は、死霊術士だ!」
発狂しながらも追い詰められていると頭では分かっているようで、自身を守る為に屍人を操作して引き戻す。
しかし、それらがローブ男に辿りつく事はなかった。
「考える余裕は作らせませんよ」
「蓋を開けてみれば、死霊術士を騙る魔獣使いですか……通りで、骸骨型を見かけない訳だ」
キリアンとロイの容赦ない射撃で、次々に倒されていく屍人。
弱点さえ分かってしまえば、単純な事だ。
「ならん! ならん! 私は偉大なる死霊術士ラーサト・インセだぞ!」
杖をぶんぶんとただ振り回すローブ男にイヴェールは踏み込んだ。
そして、華麗な軌道を描いて剣先を操る。
「死霊術士というのなら、死んでみればいい。死さえも越えられるはずでしょうから」
他の屍人と同じように首を斬り落とすと噴水のような血飛沫を噴出しながら、ローブ男は地面に倒れるのであった。
そして、二度と起き上がる事は無かった。
●
死霊術士を騙った魔獣使いを倒した事で、脅威は無くなった。
あとは遺品をできるだけ回収するだけだ。準備の為、忙しく走り回る兵士達の中、イェルドは拠点の隅でロイとイヴェールの二人と話していた。
「敵が寄生魔獣を操る存在だとは推測していたさ。その上で、敵の罠に乗るつもりだった」
「オレ達に黙っていたと、言う事ですか」
作戦が漏れないように冒険者達に伝える方法もあったはず。
それにも関わらず、イェルドは黙っていたのだ。冒険者達の機転がなければ大変な事になっていただろう。
「……正直言うと、ここで死ぬつもりだった」
全滅した隊の皆が眠る、この地で。
イェルドは視線を街へと向けて続ける。
「エナハルトはもう大丈夫みたいだからな。俺の役目は終わった」
疲労感と共に哀しみに暮れた台詞が漏れた。
それをイヴェールは聴き受け止めてから訊ねる。
「自分だけ生きている事を罪だと思ってませんよね?」
「罪か……生き恥みたいなものだ。皆、逝ったのによ」
「私は貴方も、その同僚の事も知りません」
淡々と事実を前置きしてからイヴェールは言葉を紡ぐ。
半端な事は安易には言えない。けれど、伝える事はできる。生き残った者だけがこれから先、出来る事を。
「だからこそ、残された貴方が語り継がなければ……彼らとの思い出を」
「俺に生き恥を晒し続けろと……」
苦痛の表情でイェルドはそう返した。
ロイが静かに首を振る。生き恥ではないのだから。
「どんな理由であれ、自分で終わりにするな……何より、ここで死んだらエナハルトが、次のお前になる。その辛さを継がせてはいけない」
「後輩の教育係は、まだ終わってねえという事かよ」
「この街であった真実を伝え続ける事に意味があるはずです」
事件は公にはされない。貴族の不適切な行動で何人もの王国騎士が無意味な死を迎えた事は。
だからこそ、勇敢に任務を全うした彼らを、次の騎士達に伝えなければ死の意味がない。
「……俺で良いのだろうか?」
イェルドの不安を払うように、イヴェールは優しく微笑んだ。
「未来の騎士達へ誇らしく語ってあげて下さい。大事な戦友達の事を」
きっと、彼らもそう望んでいるはずなのだから。
●
街では遺品回収が進んでいた。
と言っても遺骨などは見当たらない。靴や厚手の上着などがほとんどだ。
「思った以上にないか……」
セリオスが廃墟となっている周辺を見渡す。
酷い有り様だが、死体があった跡がほとんど見られないのだ。
瓦礫をどかしながらハヤトが姿を現す。
「こりゃ、クリーパーにやられたというよりも、岩喰蚯蚓の仕業だぜ」
「クリーパーに襲われた混乱に乗じ、あの魔獣使いが襲ってきたという事だな」
「クソ野郎め」
魔獣使いは拠点の防衛に回った冒険者達によって討たれている。
死霊術士だと言い張っていたらしいが……結局、首を刎ねられてから起きてくるはなかったので、やっぱりただの魔獣使いだったようだ。
セリオスが口元に手を当てて思案する。
「死霊術の研究で使ったから遺体が見当たらないのか……」
「あとは岩喰蚯蚓に喰われた可能性もあるぜ」
食べるのに適さないから、靴や厚手の上着が残されたのだろう。
ハヤトは帳簿のような物を拾うと背負い籠に入れる。
「死体を操る寄生魔獣からどうやって死霊術に繋がるのか意味がわからねえけどな」
術士ではないハヤトでも、死霊術は魔獣術と違う事は分かる。
「敵にも敵の事情があったという事だ。知る気もないが……」
苦笑を浮かべてセリオスは応えた。
街の地下を調査して、敵の隠れ屋が見つかれば何か分かる事もあるかもしれない。
が、今は遺品回収が大事だ。それに、ここまで崩壊し、住民が全滅した街が復興する事は難しいだろう。
拳に握り締めるハヤト。
「一発、殴っておきたかったぜ」
「同感だな」
二人の冒険者は頷き合うと、遺品の回収を続けるのであった。
その頃、キリアンとアルマの二人も街中で回収作業に勤しんでいた。
名前が記されている物、肖像画、思い出の品と思われるような物を集め、それらを大事に一つひとつ確認するキリアン。
「建物が残っているのは幸いでした。おかげで雨風による痛みが最小ですから」
街中全ての建物が崩れ落ちていたら、回収作業は更に大変なものになっていただろう。
ただ、あちらこちらに残る血痕は不気味でもあり、哀しくもあった。
「回収した地点が分かるように地図に落とし込みしていますが……アルマさん?」
忙しく作業をしていたアルマの動きが急に止まった事でキリアンが首を傾げた。
さっきまで元気だったのに微動だにしなくなったら心配もする。注意深く見ると、暖炉の上に飾ってある小さい肖像画を見ていたようだ。
「グダドワさん?」
アルマが肖像画を手に取った。
知っている姿よりも少し若い気がするが、描かれているのは確かにアルマが知っている老ドワーフだった。
「お知り合いですか?」
「うん。王国の街に居るはずなんだけど……」
「だとしたら、ここに住んでいた人の所有物の可能性があります。ほら、こちらの集合画に描かれている一家、なんとなく、似ていませんか?」
キリアンは隣に置いてあった別の絵を手に取ってアルマに見せる。
ドワーフ一家の集合画だった。絵の中の人達から発せられる雰囲気が、どことなくグダドワに似ている気がする。
「この街、だったんだ……」
ペタリとアルマは座り込むと、大事に集合画を抱き締めた。
そして部屋の中を見渡した。今はただの廃墟だが、アルマの脳裏に一家の楽しげな生活が浮かび上がった。
小さい子供が無邪気に手を伸ばし、老ドワーフの肖像画を取ろうとして、大人達が微笑みながら見守る――そんな一時。
「見つけたよ、グダドワさん。ボクがちゃんと連れて帰るからね」
アルマの呟きを聞きながらキリアンは地図に記しをつけた。
それは街に住んでいた人の遺品を届けるべき遺族が誰なのか判明した印だ。
(少しでも多くの人の下に、還れるように……)
地図がその記しでいっぱいになる事を祈りながら。
ルベアが辿り着いたのは衛兵詰所の一つだった。
背負い袋を担いだフリーダが既に現地で回収作業に行っていて、ルベアの姿を認めると、積み重ねていた書類の束を優しく投げ渡す。
「……ルベア様、これを」
「これは?」
「詰所の記録です。何かお探しになっているようだったので」
その言葉で自身が埃まみれになっていたとルベアは気がついた。もっとも、その程度の事を気にはしないが。
それよりも受け取られた書類の束が今は優先。パラパラと捲る。
「衛兵長の記録……」
「建物が崩れて判らないですが、ここに本部があったかと」
フリーダの推測を聞きつつ、ルベアは書類の確認していった。
そして、ある頁で止まる。
「『大量のクリーパーが襲来』『領主を含む防衛隊は壊滅』……」
「記録が断片的ですが、間違いなくこの街が崩壊する時の記録です」
残った記録から、当時の混乱ぶりが伝わってくる。
「『東より多数の魔獣襲来』『退路なく篭城とする』」
「退路を断たれて住民のほとんどは逃げられなかったのでしょう」
これだけの規模の街が市民も巻き込んで全滅した理由なのだろう。
ルベアは頁を進めた。
「『極秘任務中の王国騎士隊より接触あり、援軍願う』……これって」
ルベアが発した言葉にフリーダは深く頷いた。
どの程度、街で篭城戦が行われたか不明だが、全滅した王国騎士隊と何らかのやりとりがあったようだ。
フリーダは周辺を見渡した。
「この場所に王国騎士がやって来たかどうか確証はありません。ですが、可能性という意味ならこの広い街中を闇雲に探すより、よっぽど絞られていると思いませんか?」
「ロゥレアさんは隊を率いていた立場。だったら、ここに来ていた可能性も……」
「あるかと……私は引き続き、この辺りで回収作業しています。ルベア様の分も」
そう告げて、フリーダは作業に戻った。
仲間の気遣いに軽く頭を下げて感謝をすると、ルベアは崩れた建物から歩数を数えて進む。
(私がもし……その騎士だったら……)
対峙した岩喰蚯蚓を、周囲の地形と共にイメージを投影。
瞳を閉じると描いたイメージに従って立ち位置を移した。
(この辺……)
ゆっくりと目を開くと瓦礫の隙間に探していたものがあった。
ルベアはロゥレアが身に付けていた現物を見た事はない。けれど、不思議と確信があった。
(あったよ、ミアさん)
ロケットペンダントは太陽の光を反射して鈍い光沢を放っていた。
●
「エナハルトさん、ルベアさんが見つけてくれました」
遺品の回収作業を行っていたエナハルトにミアが伝えながらロケットペンダントを手渡した。
受け取ったそれの表裏を確かめた後、音を立てて蓋を開ける。台座にはエナハルトの肖像画が入っていた。
「間違いない……ロゥレアのものだ……」
「場所は衛兵詰所の近くだったそうです」
ミアは伝えながらロケットを覗き込む。
蓋の裏側にはルデーツの名前が記されていた。
疲労の為かよろめいた彼を華奢な体で支えるミア。二人は顔を合わして頷く。
「あの魔獣使いはこれを見て、エナハルトさんの名前をルデーツさんだと間違えた訳ですね」
「台座と蓋の間に、部品が欠けた跡が……ここに、中板が……」
ポケットから中板を取り出したエナハルトの手は震えていて、ミアが手を添える。
二人の手で合わせた中板はぴったりと合致した。
ミアが穏やかにゆっくりと声を発する。
「ペンダントは故人を偲ぶものの他には大切に思う気持ちを表すもの……。中に封じた人物に幸運を呼ぶ、なんて言い伝えもあるそうです」
「僕は助けられたのか……ロゥレアとルデーツさんに」
もし、あの時、呼ばれた名前が自分自身だったら。
躊躇無く戦い続けただろう。その結果、生きて帰って来られなかったはずだ。
「ロゥレアさんの本当の気持ちは……」
「分からない。僕も……」
ロケットペンダントをただ見つめる二人に、レティシアが穏やかな物腰で訪れた。
本当の事は誰にも分からない。けれど、込められた想いを人は感じる事もできるはずだ。
「エナハルト様は、ロケットペンダントの中身をご存知ではなかったのでございますよね?」
「はい。大事にしているようでしたが……」
質問の返事にレティシアは話を続ける。
「亡き夫だけを愛していたのなら彼の肖像画のみで良かったはずです。恐らく、ロゥレア様はルデーツ様を忘れたくなかったのでしよう。けれど、過去と同じくらい今も大事にしようと前を向かれた……その証と誓いのように、私は思えます」
「だから、ロゥレアは……そうだ……僕が、言ったんだ……『今から、僕が』……って」
何かを必死に堪えるエナハルトの背をミアが撫でる。
「エナハルトさん、良いんですよ」
溢れそうになる感情を止めなくて良いと。
彼は弱々しく首を振った。
「……僕は、君達を……失望させないと、誓った……だから……」
「大切な人の事を思って涙を流す人に、どうして失望するのですか、エナハルト様」
レティシアの優しく紡いだ言葉に、エナハルトが泣きながらミアにしがみ付く。
ミアは驚きながらもただ黙って彼の背をぼんぼんと叩いた。
きっと彼はもう過去に引きずられて立ち止る事はないだろう。前に向かって歩き続ける事ができるはずなのだから。
二人に背を向けながら雲一つない青空をレティシアは見上げた。
(私は、彼女のようにも彼のようにもなれない。ずっと、一人を……貴方だけを……けれど……)
そんな複雑な想いを彼方に投げ掛けながら――。
マスターコメント
ロングシナリオ非常に難しい 報酬:多い10 / 6〜10人
2022年03月16日 22時59分34秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのミア=リゼルです。先日はフルスイングで空振りしてしまってすみません…!!ルベアさん、付き合ってくださってありがとうございました。 という前回の反省を踏まえて、これまでのOPとリプレイを読み込んできました(フンスフンス それで、イェルドさんの様子、明らかにおかしいなという気がして。 いえ、最初から何だか破滅的な言動であったのですが、それは過去の出来事が原因だと思っていたんです。でも、アルマさんが異変を覚えたように、もしかしてイェルドさん傀儡化してるんじゃないかと思うんです。 ハリガネムシって、昆虫に寄生して水辺へ誘いますよね。そんな…エリザさんが前回の調査でおっしゃっていましたが、操る対象の体内に潜む魔獣とか…先日ベルクさんが発見した死臭のする空瓶でそれを育てていたのかな、と…。 鶏肉がなくなっていたのもいつのまにか、ではなくて、敵がイェルドさんをちゃんと操れるか試行した結果なのでは、と。 もちろん全く別の異変が発生している可能性もあります。 ともあれ、イェルドさんの身に何かが起こっているんじゃないか、作戦が漏れているのはイェルドさんからじゃないか…と。なのでイェルドさんには、私たちがどこに隠れるか、偽の情報を渡しておくといいと思うんです。 ロケットペンダントのことはまだちょっと考え中です…!
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >イェルド様 情報や鶏肉の件は屍狼に残存した魔獣が原因なのでは、と推測しておりましたが ミア様の仰るような寄生による傀儡化も念の為に視野に入れられた方がよろしいかと存じます。 そうなりますと、解除方法も予想した上で備えなければなりませんけれど 祈雷では機能不全に留まりましたので再掌握される前に彼を捕縛し その間に術者を撃破する……というのが現実的でございましょうか。 解呪や聖別での解除が出来ましたらそれが最善ではございましたけれど 原因が魔獣であった場合は効果の見込みは薄いと予想されますので。 無論、試される事自体は問題はございませんね。
>戦力割り振り 囮作戦が敵側に知られております事から 恐らく拠点も襲撃をされるのではないかと私は推測しております。 指揮官のような立場であるイェルド様が亡くなり 拠点が崩壊すれば必然的に帰還せざるを得ませんし……。 ですので、囮作戦(エナハルト)班と拠点防衛(イェルド)班の 二班に分かれるのがよろしいのではないかと存じます。 ただ「冒険者達は囮作戦における打撃・遊撃」を求められておりますので もし実行されるのでしたら襲撃まで身を隠される必要がございますけれど……。 >偽情報 あと、ミア様が仰るようにこちらの情報が漏れている事を逆手に取り 偽の情報を流されるのも一つの手ではございます。 勿論、二班に分かれる事も含めて相応に行う理由や 推測を用意しなければなりませんが……(現状PL情報である為) ただ術者が屍人や岩喰蚯蚓と視覚などの情報共有されている事は 既にこちらで推測されておりますので そこから拠点で確保した屍狼内部の魔獣経由での情報漏洩は推測してもおかしくはないかと。
どうも、シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 成程、寄生体による掌握と仮定すれば解呪や聖別の効果は臨めないというのも説明がつき、むしろ外科手術などでの摘出が要されましょう。 祈雷による効果を見るに、機能不全に陥ったのを見るに、レインフィールさんが挙げるように再掌握の為にイェルドさんに接触を図ろうとする所が好機、みたいですね。 僕からは看破Lv5+ホークアイで索敵を行いますが、その際は囮作戦でも拠点防衛班でも問題なく動けます!
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) >イェルド様 彼の事は直近の報告書で読んだ以上は存じませんが、彼が自分だけのうのうと生き残ってる状況を恥じている、命をどこかで捨てかねない精神状態には見えますね… 彼が既に傀儡状態にあるとするならば、いつどこで傀儡にされたのかが気になります。 この場所に来る前からならPL情報ですが敵側に情報が漏れるのが遅すぎるのが気になりますし、 来てからならいつ寄生されるような状況に至ったのかも分かりませんので、彼以外の騎士、兵士も疑わざる負えません。 >物見櫓の鶏の死骸 寄生体が屍狼達を動かしている要因と仮定して、これ寄生体で動かせるのでは? 血抜きしていたはずなのにそこに何もなくなっていたのは自力で移動し、情報を盗み聞きして収集していたのではと… >戦力割り振り 拠点側が襲撃を受ける可能性は十分あり得ますね… 撤退に追い込むだけなら指揮官を狙う、拠点を潰すだけでも十分ですし。 私は今のところは拠点の防衛側を想定してます。
みなさん、ありがとうございます。 >いつどこで傀儡にされたのか おっしゃる通り、傀儡化については、「誰が対象となるか」という点についてかなり広げないといけない……というか。 鶏の死体が寄生対象であった、ということももちろんありうると思います。人間を操るよりはカロリー少なそう… さてまず寄生の手段についてです。 現在キリリウヌの街は水が枯れていますが、それ以前は動物たちの活動があったことは、魔術師が掌握している屍の数からも明らかでしょう。 そして生物が生きる上で必須な要素が水であり、数少ない例外を除けば、必ずといってよいほど口にするものです。これを媒介にしているのではないでしょうか。 OPで、イェルドさんは水を使用(しようと)しています。おそらく持ち込みの水かと思いますが、それに寄生体を忍ばせておくことも可能でしょう。 情報が漏れたのにややラグがある点については、その作業に時間がかかった、などとも言えそうですが…ここまでだいぶ推測に推測を重ねてなので…こういう考えもあるよ、くらいで! いずれにせよ、この寄生体への対策なんですが。 メタな話、アニエピカの文明レベルで外科手術はかなりの危険をともなうようです。一般的にもメジャーではなく… とれる手段としては内服薬としての虫下しでしょうか。 …寄生体に効くのかどうかはアレなので、方法の一案として、ですが。 これを飲ませてみんな戦えなくなってしまうと、その……困りますしね! >戦力割り振り ヒーラーが私、レティシアさん、そしてアルマさんなので、囮:拠点=1:2でわかれると良いのかな、と具申しつつ…ひとまず私はどちらでも大丈夫です!
(ちなみに中の人は読みを大暴投で外す人なので、推察については本当に話半分くらいで大丈夫です……!)
・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む まあ確かに寄生なら面倒だな。まあ最悪を想定して負たほうがいいからそのことを想定して行動したほうがいいな。 拠点が襲撃されることもあり得そうだから二手に分かれることは異存ない。 とりあえず俺もどちらでも問題ないのでとりあえず相談次第だな 遺品捜索に関しては孤高者の双波でやホークアイなどを使って捜索するつもりだ。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー いよいよ最終話だねー 色々分からないことだらけだしミアさんや皆の推測たすかるよー 寄生体も生き物なら透視で水とかいろいろ覗いてみれば なんかちっちゃいのがいるー…って見分けられたりするといいんだけどね ついでに樽とかに隠れるときにも外の様子を窺いやすいしー…? NPCに対しても隠れる判定があるってあたりやっぱりイェルドさんは怪しそうー…? 敵さんのほーむだしPL情報だけど怪しい存在を自陣に~…もすっごい気になる これまでの遺品とかも発見して回収したんじゃなくじつは掴まされたんじゃないか? って気もしてくるしねー…思わせぶりな肖像画の片割れとか ひとまず囮側と拠点防衛の二手に分かれるの賛成だよー 手がけた拠点が気になるので希望を出してよければそっちにまわりたいなーと どっちにいくにしても祈雷はもっていったほうがいいのかなあ
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >全体方針 レティシア様の2手に別れる案で良いかと思います。 その場合拠点防衛班はエナハルト様・敵の両方から上手く隠れる必要がありますし、 囮作戦班側で少なくともエナハルト様の注意だけでも引いてあげた方が良い気がします。 もちろん敵からも上手く隠れる必要はありますが。 >いつどこで傀儡にされたのか PL情報を見る限りでは少なくとも砦内に傀儡状態の人間がいるのは間違い無さそうです。 直近の様子を見るにイェルド様が一番怪しいといえば怪しいのですが。 仮に傀儡状態である場合、精密なコントロールする為に近くまで出向く必要はありそうですから、 魔獣使いは恐らく砦側に来る可能性が高いでしょう。 >寄生体 寄生体の摘出方法がわからないのは少々辛い所ですね。 魔獣使いを撃破したとしても寄生体自体は消えない可能性はありますし、 最後のあがきで暴走させるという手段も考えられます。 なにか良い摘出手段があればよいのですが……
>いつどこで傀儡にされたのか 「怪しい存在を自陣の中に入れては~」で触れられている『怪しい存在』については 既にいくつか可能性のあるものが挙げられておりますが 私は前回確保した屍狼と認識しておりました。 機材や人員が揃っていなかった事で内部の魔獣は発見出来ませんでしたけれど 目を離した隙に屍狼内部から離れ、次の宿主候補の元へ移動されたのでは、と。 ただ、既に傀儡化した方が密かに 更に魔獣を招き入れた事に対する言葉とも受け取れますので いくつかの可能性を考慮しつつ、対策を立てられるとよろしいかもしれません。 >イェルド様 元々思うところはおありだったのでございましょうから 事件の現場であるこの地に来られた事でそれらが噴出したようにも見受けられますけれど……。 少なくとも彼が傀儡化されている事は前提として作戦を立てるのがよろしいかと存じます。 >寄生体 遺体を操り、言葉で動揺を誘うというこれまでの手口から フリーダ様の仰るように暴走による道連れは充分に可能性はございますね。 ……気分のよろしくないお話ではありますけれど 傀儡化の証拠隠滅や敵の動揺誘導等、兵器の運用としては理に適っておりますので。 対策としては戦闘のみで回復手段を使い切らず 即死でなければ回復が出来ますよう 充分に回復量・回数を確保される事になりますでしょうか。 少人数であれば、リヴァーオブヴァイタルが一番効果的ではございますね。
>戦力割り振り ヒーラーに関しては祈雷の使用の有無にもよりますけれど 他に範囲攻撃をお持ちの方がいらっしゃれば 別の特性スキルをご用意されるのもよろしいかもしれません。 私自身も強い拘りはございませんので 今後決定される作戦次第となりますでしょうか? >偽情報 戦力割り振りにも関わる事なのですけれど、こちらの会話である程度 敵の戦力割り振りの調整誘導を試されるのもよろしいかもしれません。 例えば、実際は二班に分かれる形になりますけれど 十人全員で囮作戦の打撃・遊撃を行う上に 充分に範囲攻撃も用意したのだからどれだけ屍人や屍獣が来られたとしても 撃退は可能と侮るような発言を術者が聞いた場合 自身の研究に自信をお持ちの方なら囮作戦の方へ戦力を偏らせるような気が致します。 あるいは、拠点防衛を担当される騎士様方に合図になる物をお渡しし 対処が難しい異変があればすぐ駆け付けるという言葉を聞かれた場合も 足止めの為に同様の行動をとられる可能性がございますね。 勿論、そうされた場合は囮作戦の方に相応に負担はかかりますけれど不確定情報の多い拠点防衛は 可能な限り負担は軽減された方がよろしいのではないかと存じます。
ロイ・アウレアです。宜しくお願いします。 ここ迄、読ませて頂きました。 自分もイェルドさんの反応に違和感と死に場所を求めてるような感がするので… そうさせない為にも、NPCに偽情報を流すのに賛成です。 消えた鶏も気になりますので、他の可能性も考えながら双波他のスキルで用心します。 囮作戦の方へ戦力を偏らせるよう動くなら、そのように合せます。 2班に分かれるならどちらでもOK、変更可の前提で囮希望。 囮の際は隠密性が大事だろうから、テレパスを持つ方が居るなら自分も持ちますね。 遺品回収は何を探すにしても、マジポケに収納し守りつつ持帰れたらと思っています。
了解です! とりあえず現時点での希望と流れをまとめておきますね。漏れがある場合は適宜加筆をお願いします。 [提案] ・囮班、拠点防衛班に分かれて対応 ・イェルドさんには偽情報を渡しておく ・撹乱用に偽情報を敵に聞かせておく [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール どちらでも ・キリアン ・セリオス ・レティシア フリーダさん、ハヤトさん、ルベアさんは次書き込む際に加筆していただけたら〜 自分が持っていくスキルや作戦案についてはこれから考えます…!取り急ぎ
あ、「・イェルドさんには偽情報を渡しておく」…は、PL情報の落とし込みが必須、と補足を… 持っていくスキルですが、汎用にテレパス、それから隠蔽を。<ハイディングが欲しい…(使えない 特性は、そうですね…ブルーフレアは持ち込むとして、リヴァーか祈雷か…班の構成を見て決めたいと思います。 寄生体の処理が悩ましいところですが…そういえば、これはシーフさんやシューターさんの波系スキルで探知できるのでしょうか?(ロイさん、もしそのつもりで書き込んでたらすみません…!)
>班分け それでは私は囮班として行動しようと思います。 以前の戦いで巨大蚯蚓へのシーザーロアに対する抵抗が見えたので、 シーザーロアは予備案として前衛として行動する予定です。
>イェルドさん そうですね、現状で彼が傀儡になってる可能性については証拠は無いですし、PL情報込みで疑わしいというだけですしね… 作戦が敵に漏れている、という事もそれが敵の言動で発覚するまでこちらは分かりませんからね…この状況で偽情報を渡す、というのはそうするだけの根拠が無ければ信頼関係に関わるのでは? 今回以前の作戦から明らかに彼が不審な動きをしていた、というのであれば用心の為となれば通ると思いますが… 情報漏れについては本部で屍狼や寄生体が操る何かがうろうろしていたのなら彼が傀儡かどうかはともかく、情報漏れを指摘することは出来るでしょうか? 視覚などを共有しているというのは分かっていますし。
シーフのルベアよ、宜しく。 OP読んだだけでも正直イェルド怪しい……とは思ってたんだけど、考察が色々出てて助かるわ。 信頼関係……言われてみるとそうね。 イェルドを通じて作戦が敵に漏れているとして、どうやって筒抜けにしているのかしらね。 知覚全般を支配しているのだとしたら厄介だけど、たとえば聴覚とか視覚とか、一部だけだとしたら、信頼関係を崩さないで偽情報を渡す方法もありそうな感じはするけど。 >班分け 隠密が大事そう、ということで囮班の方に回りたいわね。 今の所持っていくつもりの技能はテレパス、双波、ハイディング……かしら。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! イェルドのおっさんとは何度も作戦を共にしたが様子がおかしいみてぇだな。 そっちに気付くにゃずっとこの件に関わってた面子に任せた方が良さそうだ。 元々俺達には囮作戦の打撃・遊撃を期待されてるっつーから俺は囮の方で動くつもりでいんぜ! とりあえずアンデッドと魔獣を何とかしねーとだしな!! [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール どちらでも ・キリアン ・セリオス ・レティシア
ミア様、纏めを感謝致します。 >戦力割り振り そろそろ作戦も含めて詰めなければなりませんけれど 仮に囮班の方に敵戦力が偏るよう情報を流されるのでしたら 回復手段は多い方がよろしいでしょうから私はそちらに向かおうかと。 ただ、不確定要素が多い拠点班の人数が少なすぎるのも気掛かりですので 皆様のご意見も伺えますと有難く存じます。 [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト ・レティシア(変更可) 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール どちらでも ・キリアン ・セリオス
>偽情報 信頼関係の問題もございますけれど、イェルド様に直接お話をされるよりも 彼や前回確保された屍狼周辺での雑談を偶々聞かれるぐらいの方が 術者から怪しまれないような気も致しますね。 あとは拠点班の皆様はイェルド様や騎士様方から隠れる必要がございますので 作戦準備の為に先行して行動を開始していると 囮班の皆様から伝えて頂ければ身を隠しやすいのではないかと存じます。 >戦闘 術者が囮班と拠点班、どちらに出現されるかは未定ですけれど どちらに出現したとしても最優先で撃破される必要がございますね。 術者が健在な限り、屍人や屍獣の完全な撃破は難しいかと存じますので。 >個人 どちらの班でも基本的には回復中心の動きになりますけれど 祈雷をご用意される方がいらっしゃらなければ優先的にご用意させて頂きます。 最初の戦いの件で既に警戒をなさっておられるでしょうけれど 術者を狙われる際、障害となる敵への使用面で有効でございますから。
そうですね、明日の朝出発ですし… 偽情報については、少なくとも敵に手を読まれているかも…程度のことは今までの報告からも懸念可能な範囲と思うので、その筋でいくことに賛成です。自分で色々言っておいてなんなんですけど…! 戦力割り振りに関してなのですが、こちらは… 自身の力をひけらかすより確固撃破を狙ってくる…と、術者はこれまでもかなり慎重で、冒険者を侮ることはしていないと感じました。戦力を囮に集中させると話を流した場合、むしろ守りの薄くなった(と判断した)拠点を狙ってくるのでは…と思うのです。 あと、これはかなりメタな推測になるのですが、寄生体のデータ的な処理はもしかしたら「行動不能」の類かな、と思ったので抵抗は上げていくのが良いかも、と。 祈雷での処理の他には、ブルーフレアで抵抗上昇→サルベーションオールで対応できないか少し試したくて…特性がふたつ埋まることになるので、ちょっと要相談ですが! 拠点班の動向は、では私からイェルドさんにお伝えしましょう。汎用は…そうするとうーん 看破を持っていきたいのでテレパスが外れることになっちゃうと思うのですが。ここもすりあわせたい…
…はっ! 看破→医療・薬学 です…!!
明日の朝出発ともなれば、急いで答えを出さねばなりませんね。 では改めて、僕は拠点班に回ります。 数が少ないというのと、看破系や孤高者の捜波を駆使して何かあったとしても即座に発見できるようにしたく、テレパス持ちとも連絡を密にしておきたいので。 水の中に寄生体を忍ばせる事を仮定すれば、屋外であればホークアイの対象にもなればいいのですが。 >筒抜け云々 聊か頓珍漢な意見ではあるのですが、テレパスの転用という可能性もあるんでしょうかね。 寄生体の生成に使った技術が、そこまで高等なものであればの話ですが。 [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト ・レティシア(変更可) 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール ・キリアン(変更可) どちらでも ・セリオス
あまり拠点に残るのが多くても向こうに見破られるとまずいから俺は囮のほうにしよう。 [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト ・レティシア(変更可) ・セリオス 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール ・キリアン(変更可)
(行動不能と行動操作の付与性能を改めて確認し、基準値からして焼け石に水な感じがしたので、サルベーションオールの下りは無視してください…(つω`)゜。ウッそもそも可能性の低い山掛けでしたし…特性もうひとつはぎりぎりまで悩むかも…)
>戦力割り振り 私も作戦の流れからして主力の集まる囮部隊より拠点を狙うのではないかと思います。 囮部隊に数による足止めを行い、主力を拠点に回してくるかもしれませんね。 なので私は一度、囮部隊について行って途中で身を隠し、引き返して拠点近くに潜もうかなと… 敵の監視があるなら私達が拠点を出ていくのを見守っているでしょうし、十分離れたのを確認したところで襲撃すると思いますので、参戦は遅れますが敵の背後を狙ってみます。 まぁウォーリアの潜伏なので先に見つかる可能性もありますが…
謎解き周りはいまだにちんぷんかんぷんだけど 拠点の方にも団体さんがくるかもなので祈雷じゃなく 杖で範囲攻撃を多めに持ってく感じでプレにとりかかるねー
謎解き系は…外す事に定評があるので…自分も発言は控えておきます…。 拠点に団体が来たら何かで連絡くれれば全力で向うよ。 ミアさん、双波はそう言う使い方をしたことが無いので試してみますね。 戦い方は…騒がせず即倒せたら良いな、と考えてて …ダメでも、囮作戦で火力とし頑張らせて頂きますね。
私も、謎解きは本当に外すので…本当に…( >ALL ここまでに宣言されている動き、了解しました。みなさま、ご武運を。 >キリアンさん 寄生体の、「水を媒介にするのでは?」というのも推測を重ねた結果ですし、また空振りしたらすみません…!お気をつけて。 >ロイさん 波系スキルに反応するかが未知数なので、もしかしたら徒労に終わってしまうかもしれませんが…よろしくおねがいします。 >レティシアさん そして聞くのを忘れてました…!ばたばたしていてすみません。 祈雷、おねがいしてもよろしいでしょうか。 そしてリヴァーを持ってゆくご予定であれば、こちらでブルーフレアとヒーリングオーラを、と思います。 もしレティシアさんが(ハイパー)ヒーリングオーラを持ち込まれる場合は、こちらでリヴァーか、Orbが間に合えばスケープセイントを、と思います。
>戦力振り分け このタイミングで申し上げるのは心苦しいのですけれど 最終的な希望が少々囮班に偏りすぎており 流石に拠点班の冒険者が三人なのは敵の戦力振り分け推測を読み違えていた場合 囮班からの応援を待つのも厳しいと予想されますので、一旦私は拠点班へ移動させて頂きます。 回復面での負担が多くなるミア様には大変申し訳ないのですけれど……。 ただ、もし私が囮班の方がよろしいというご意見がございましたら ヒーラー以外の囮班希望の方に調整して頂けますと有難く存じます。 一応どちらでも対応が出来ますよう私の方でご準備(プレ作成)をさせて頂きますが 調整の兼ね合いもございますので、ご意見等は二十三時頃までに頂けますと有難く存じます。 [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ロイ(変更可) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト ・セリオス 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール ・キリアン(変更可) ・レティシア(変更可) >ミア様 もし最終的に私が囮班になるようでしたら特性に関しては 祈雷3の他はハイパーヒーリングオーラを予定しておりましたけれど……。 まだ私の配置が確定出来ておりませんので もし拠点班となりましたらミア様のご判断で調整して頂けますと有難く……!
毛詰まり…解消されましたか!?(とても焦ってた)仮プレ送っておかないと危ないかも… >レティシアさん 了解です。卓の様子を見つつ調整しますね!
っと、間に合うのでしたら、オレが拠点へ移ります。 イェルドとも近くなれる。 後で板を確認に来ますね。
取り急ぎになりますけれどロイ様、調整感謝致します。 それでは私は囮班とさせて頂きますので 最終的な班分けは以下のような形となりますでしょうか。 [班分け] 囮班 ・エナハルト(NPC) ・ミア(変更可) ・フリーダ ・ルベア ・ハヤト ・セリオス ・レティシア(変更可) 拠点班 ・イェルド(NPC) ・アルマ ・イヴェール ・キリアン(変更可) ・ロイ(変更可)
レティシアさん、こちらこそお気遣いをありがとうございます。 確認しましたのでプレに移りますね。
ねねね寝ちゃってました…!班わけ了解です。ロイさん、レティシアさん、ありがとうございます。 ではこちら、取り急ぎブルーフレアとリヴァーを持っていきますね!