【人馬】大地の悲鳴

馬車猪

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シナリオID:1878

オープニング

 どん、と大気が揺れた。
 振り下ろされた鉄塊(ハンマー)は平凡な斬撃よりも遅く、しかし重さも力も込められたエーテルも桁が違う。
 草が生えた土は一瞬も耐えられずに海のようにうねり、鉄塊に直接触れていない岩盤も衝撃波だけで致命傷をうける。
 『聖地』と呼ばれた土地の一部が、二度と使えない残骸と化した。
「よし」
 ゴブーナ(緑髪のゴブリン)が爽やかな表情で額の汗をぬぐう。
 冒険者がまた強くなっ(邪竜装備を入手し)たことを知らされ上機嫌だ。いつもの倍の速度で仕事が進んでいる。
「緑の中指様っ!」
 敬称はついているし頭も下げているが殺意が隠せていない。
「こんなに無茶苦茶にしてどうするつもりですかっ」
 エーテル石採掘のためには必要とはいえ、これでは採掘ではなく破壊でしかない。
 岩や硬い地面を砕く手間は省けても飛び散った残骸の中からわずかなエーテル石を探し当てるのは重労働だ。
「幹部の権利を行使するよ」
 自身より重いかもしれない鉄塊(ハンマー)を片手でくるくると回す。
 やれと言われた古参の指先が、いつか踏みつけにしてやると人生で何度目か分からない思い(欠落)を再確認する。
「メドゥの指先以外で果たせる望みなら離れた方がいい」
 きっと冒険者がどうにかしてしまうからねと、穏やかに微笑まれて戸惑ってしまう。
「何を馬鹿な」
 圧倒的な力の差があることも忘れて本音が出てしまった。
 ここには、名のある幹部達すら逆らえない『左腕』がいるのだ。
 今後どうなっても冒険者の勝ちだけはあり得ないはずだった。
「彼等(冒険者)を見れば分かる」
 中指の地位を数十年維持する化け物が、焦がれるような目を南西へ向けていた。

●
『おとーさん、だめっ!!』
 ケンタウロス語の呼びかけは必死であった。
 なお、その直後に響いた驚愕と恐怖の悲鳴の方がもっと必死だ。
『お前っ』
 4つ脚で器用に着地するのはさすがケンタウロスの1部族を率いる族長だが、投げ技で投げられたことが帳消しになる訳ではない。
『危ないからその技は使うなと』
『おとーさんの方がもっと危ないもんっ』
 族長が大柄な農耕馬なら子は小柄なポニーだ。
 しかし後者は特異個体なので基本的な性能が違う。
『だが……ではなくてだな。お前また人間の武器を』
『ごまかさないでっ』
『いやごまかしては』
 槍に弓に防寒具を兼ねた服という伝統的な装束を身に纏った族長が、鋼製の鎧で身を固めた子を困ったように見る。
『あれと戦うなら古老派も新生派もいっしょに攻めないとだめなの! 偵察でも近づくのはだめ!!』
 子は必死だ。
 若くして特異個体になるほど才があり努力を重ねているからこそ、メドゥの指先の強大さが理解できた。
 長(『左腕』)は遠くから見ることすら本能が拒否し、複数いる小頭(ゴブーナ等)も見るだけで本能が悲鳴をあげる化け物達だ。
「話し合いの途中かな?」
 ケンタウロスには理解できない言葉が響く。
 長を含む戦士達が向き直ったとき、子は既に駆け出し猛烈な射撃を行っていた。
「見込みがあるのは1体だけか」
 膨大なエーテルに支えられた皮膚と筋肉が、本来なら鎧も射抜くはずの矢を肌から数ミリで押し止める。
 若きケンタウロスが眼球などの急所を狙っても、数十年の鍛錬と戦闘で磨かれた本能が気付いて防ぐか躱すかしてしまう。
『おとーさん皆を連れてにげて!』
『愚弄されて逃げるケンタウロスはいない。お前達!』
 応、と威勢の良い声が応え、戦士達が完璧な人馬一体で距離をとりつつ一斉に弓を構え矢をつがえる。
 数は11。
 健在な頃の帝国軍も手こずった、騎馬の民の戦術であった。
 子が兜の下で表情を悲痛に歪める。
 ゴブーナは何本も矢が突き刺さった状態で、地面へ斜めに鉄塊(ハンマー)を叩きつける。
『え』
 族長の表情が大口を開けたまま固まった。
 鉄塊衝突時の衝撃で地面の一部がはがれ、無数の小石と土の塊が矢を巻き込んで渦を作る。
 ケンタウロス(LV1授恵者相当)の矢(射撃)は、邪悪による破壊を突破できなかった。
『みんな聞いて! 今すぐ南へ逃げるの! 古老派でも新生派でもいいからはじめてあった部族といっしょに守りを固めてっ!』
 部族長の子の声は部族長よりも力強い。
 戦士達は考えるよりも早く声(命令)に従い全力で逃げ出す。
「素晴らしいぞ少年」
 おさまりつつある渦を抜けてゴブーナが現れる。
 ケンタウロスには劣るが2足の生き物とは思えないほど速く、しかし全力で逃げるケンタウロスに追いつけるほどではない。
『ゴブリンの姿をした化け物め!』
 高速で矢をつがえて鋼の弓を引き絞る。
 指先からひづめまで見事に制御して速度と安定を維持し、装備の質を考えれば飛び抜けた1矢を放った。
 ゴブーナは迎撃しない。
 額で受けて着弾箇所を少し血で赤くして、慌てたように呼びかける。
「少年、足下に気をつけるんだ」
 指差すが言葉も意図も通じない。
 ゴブーナの範囲攻撃に利用された地面はあちこちでひび割れ、亀裂や凹みという罠を作るだけでなく地に潜んでいた魔獣を追い出した。
『あ』
 混乱する蛇魔獣が後ろ脚に巻き付いてバランスを崩させ、ケンタウロスの下半身ほどもある大きさのモグラ魔獣が逃げるためケンタウロスを押し退ける。
 ケンタウロスは全身の筋を酷使し転倒も骨折も防いた。が、弓が手から離れてひび割れた地面に転がった。
「見込み違いか?」
 ゴブーナの瞳が急速に冷え、育成相手を見る目から害獣を見る目に変わろうとしていた。

●
 今回の依頼は長距離偵察だ。
 大きく回り道をして帝国東端を目指し、ケンタウロスやそれ以外の情報を集めて戻ってくるという内容だ。
 途中でケンタウロスやそれ以外に迎撃された場合は、偵察依頼から威力偵察兼囮依頼に自動的に切り替わる。
 敵の注意を引きつけることで他の偵察依頼を成功させることが主目的になる訳で、かなりの危険が予想されていた。
『来るなぁ!』
 亜人語適正がない場合は理解できないが、意味がある言葉が話されているのは分かる。
 小柄なケンタウロスは4つの脚を引きずるようにして後退を続けながら、無事な上半身を駆使して斬撃を繰り出す、
 強靱な下半身の力も加わっているので鱗も剛毛も分厚い皮膚も軽々と引き裂く。
 しかし蛇魔獣もモグラ魔獣も不自然なほど生命力にあふれ、失った血をケンタウロスの血で補おうと速度が鈍った亜人少年を執拗に狙う。
「冒険者か!」
 つまならそうに魔獣を追い立てていたゴブーナが目を輝かせた。
 比喩ではない。
 活き活きとしたエーテルで目の奥が発光している。
『人間っ?』
 小柄なケンタウロスが振り返る。
 凹みがある兜から覗く瞳には、強い警戒心と隠しきれない好奇心が存在した。

解説

 混沌とした状況に冒険者が乱入します  誰を助け誰を倒すか、冒険者は自由に選択可能です ●成功条件  冒険者全員の生存と撤退 ●戦場  草原です。ゴブーナが地形破壊技を使っただけでなく、地面の下を傷つける魔獣が複数潜んでいます  ひび割れや陥没が多数発生しており、一部は草に隠されているため凶悪な罠になっています ●敵 ・蛇魔獣  とにかく見つけづらいです。大きさは普通の蛇と同じ。戦闘開始時は草の陰に隠れて機械を窺っています  本来は奇襲特化で物理攻撃と低隠蔽だけが取り柄でしたが、何者かに強化され通常ケンタウロスと1対1で戦えるほど強くなりました  束縛攻撃(移動とINI値が2低下し命中と回避が2割)可能。移動2  最大21体登場。戦闘開始時のNPCの近くに最大10体登場 ・モグラ魔獣  小型の馬か猪に匹敵する大きさです。戦闘開始時に地上にいる個体もいます  獲物を得るため地上でも行動するようになりましたが、五感はほとんど鼻頼りなので命中は低いです。移動4  最大6体登場。戦闘開始時のNPCの近くに最大4体登場 ●敵? ・ポニーっぽいケンタウロス  零細部族の族長の子供。特異個体。  密輸(物々交換)で型落ちとはいえ状態の良い武器防具を手に入れ、特異個体の中でも上位の戦闘力を手に入れました  しかし最も得意な弓は既に失い、疲労と緊張で心が折れかかっています。現在の移動は3 ・ゴブーナ  メドゥの指先幹部です。『左腕』と比べるとかなり下っ端  物理攻撃が大得意。生命と抵抗と移動が得意。他はレベルの割に低いウォーリアです。移動5  冒険者から攻撃しない限り直接攻撃してきませんが、魔獣を冒険者にけしかけたり、戦い辛い地形を作ったりしようとします  自らより強くなるかもしれない存在には好意的。冒険者に対しては特に好意的です  所属を偽る必要がなくなったので倫理的に駄目な高性能装備も身につけるようになり、以前より物理攻撃以外が強化されています  冒険者が立ち去った時点で上記ケンタウロスが近くにいた場合、何の感慨もなく殺害します  なお、冒険者に完全に放置された場合、ゴブーナは本心から落ち込んで2ヶ月ほど活動が低調になります

マスターより

 難易度は、魔獣のみを相手にするときの難易度です

リプレイ

「んー?」
「迎撃ですか」
 トゥーリもドローミも緊張感がないように見えるが、トゥーリの騎士槍はいつでも獲物に突き立てる準備ができていてドローミは既に矢をつがえ終わっている。
(手配書に載っていた気がしますが)
 500メートル以上距離があって相手がフードを被っていると、優れた五感を持つ冒険者でも判別し辛い。
「緑の中指のお気に入りだ。手を出すなら一人でしろ」
「恐ろしいことを言うなっ」
 風が低い声を伝えてくる。
 不審人物達が逃げる速度は、ドローミ達には劣るが熟練の授恵者に匹敵した。

●
 戦場は酷く分かり易かった。
 悲惨なほど破壊された地面の上を、重装甲のポニーっぽい人馬(小柄なケンタウロス)が必死で逃げていたのだ。
 猪じみた大きさと速度のモグラ魔獣も駆け回っているが、人馬と緑髪ゴブリンの追いかけっこが派手すぎて目立っていない。
「キミ、投げるから注意して!」
 カミンル・マオが人馬に呼びかける。
 言葉が伝わるとは最初から思っていない。意図が伝われば問題ないのだ。
「おしゃれ道具の使い時ですね!」
『なにこれっ?』
 カミンルがまとめて投擲したものを見て小柄な人馬がわくわくする。
 お洒落な小瓶3つだ。もともと投擲用武器ではないので1つで投げても当て辛い。
 だが標的は魔獣とはいえモグラ。鼻に頼る部分が多い生き物だ。
 地面で砕けた小瓶から強いかおりが少しの間周囲を満たし、モグラ2体の感覚を一時的に狂わせた。
「気を抜かないでっ」
 危険な場所なのにカミンルは元気いっぱいだ。
 地面に開いた大穴に転げ落ちるモグラ魔獣とは対照的に、鞘に入ったままの大剣を杖代わりにして素晴らしいバランス感覚でポニー(小柄人馬)に近づいた。
『かわいい、じゃなくてあぶないよっ!』
 また1体、カミンルの中身を勘違いしたもの(被害者)が増えた。
「大丈夫だよ……って危ねぇっ」
 うっかり中身がこぼれる。
 地面の亀裂からヘビ魔獣が顔を出してかみつこうとしたのだ。
 カミンルは素早く盾で防ぎ、衝撃波を飛ばして迎撃した。
「詳しい事情は分かりませんが」
 ドローミが矢を飛ばす。
 遠くにいる個体も数に入れたら6に達するモグラ魔獣に次々矢を突き立てて殺意の方向を自身へと向ける。
「亜人でもメドゥの指先に襲われているのです。助けましょう」
 身につけているからこそ亜人語適性の限界を知るドローミは、行動で意図を伝える。
『ありがとう?』
 戸惑いながら走り続ける人馬に、問答無用でヒールを送り付けていた。
 戦場の端で惨劇が起きる。
 いきなり強化されて地上に放り出され、餌取りにも苦労していたモグラに帝国の刃が襲いかかったのだ。
「畑を駄目にする魔獣を見逃す訳にはいかない!」
 アルベルト=V=シュタールシュヴェーアトは自称ではない帝国の騎士だ。
 帝国農民の怨敵に対して容赦などしない。
 邪竜バイアーディスの火炎袋で精錬したダマスカス鋼大太刀はもちろん、同じ素材で造られた全身鎧も竜鱗を貼り付けた盾も非常に重い。
 アルベルトの体格と体力と筋力があっても速度が遅くなるほどだが、若き帝国騎士はチャージング(瞬間的に加速する)技も身につけている。
「……すまない」
 鋭く苛烈な一撃は稲妻を感じさせるほどで、しかし分厚く固い頭蓋とそれ以外の骨に中途半端に防がれモグラ魔獣は即死できなかった。
 結果として、即死できずに苦しむモグラ魔獣が地面でのたうちまわることになる。
『帝国軍っ。残ってたの!?』
 人馬が動揺する。
 健在時の帝国軍がどれほど強かったかは、身内を失った記憶と共に頭と体に刻み込まれている。
「君! 俺達は敵じゃない! その証拠に君を襲う魔獣を倒す!」
 アルベルトは止めを刺すための一撃を止めて小さく振る。
 足下に忍び寄っていたヘビ魔獣が切断される前に圧死する。
 そんな帝国騎士に気付いた緑髪のゴブリンに、アルベルトは厳しい目を向ける。
(ゴブーナ……今は貴様にかまっている暇はない!)
 アルベルト達を見る澱んだ瞳に、ねばつく光が灯った。

●
(威力偵察と思って来てみりゃ……ゴブーナ……またアイツかよ……)
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングはうんざりしているが油断はない。
 ゴブーナが身につけている、大量の血と怨嗟を浴びて変質した装備に気付いて舌打ちする。
 以前より動きにきれがある。大威力のハンマーを確実に躱せるのはスキル(見切り2)がある間だけだ。
(しっかしまたろくでもないこと考えてやがるな)
 構うと喜ばれるのが分かっているので声はかけない。
 ゴブーナは明らかにショックを受けているが、ハヤトはもう障害物として認識している。
「こいつは……」
 天眼(俯瞰視点)に異常はなくてもハヤトの勘と知識と戦術眼が悲鳴のように警告する。
 見えない敵がすぐそこにいる。
 ハヤトは即断して双波を使う。
 エーテルの波が大地の形を調べ、別の波が命の気配を探る。
 直後、10を超えるヘビ魔獣が天眼(俯瞰視点)に反映された。
「脚を止めるな!」
 人馬の進行方向に駆けて地面を蹴りつけ切り払う。
 3連撃で仕留めるつもりだったが2撃目で仕留めた手応えがある。しかも敵(魔獣)の移動速度が予想よりも低い。
(能力が歪じゃねぇか?)
 魔獣は変化に富んでいるので異常とまではいえない。
 が、年齢からは想像もできないほど戦歴豊富なハヤトは異常(術者の関与)を直感する。
(まずいか)
 ヘビの相手はカミンルに任せ索敵(双波)に集中しても戦場が広すぎる。
 仲間や小さな人馬がヘビ魔獣複数から奇襲を受けかねない状況だった。
「バーネット!」
「できることはやるがな」
 バーネット・フォーサイスは非常に優れた看破技能を持つ。
 双波が使えるハヤトの方が精度も範囲も上とはいえ、汎用スキルなのに特性スキルと比較できる水準というだけで本当にすごいのだ。
「この程度では訓練にもならないか」
 ゴブーナが大地を叩く。
 異様な威力は大きな被害を発生させ、ヘビとモグラの魔獣を追い立てる。
 ポニーっぽい人馬が恐怖に震える。
 ハヤトは眉を少しひそめただけだ。
(今回はお前に構ってる暇はないんでな)
 依頼内容は偵察または囮だ。
 ゴブーナをここから移動させない(『聖地』に向かうのを遅らせる)だけで最低限以上の成功が確定する。
「おいしっかりしろ。死ぬならここから逃げてからにしろ」
 小柄でも筋肉がよく発達した尻をひっぱたく。
『だってっ』
「思考を放棄するな。恐れるだけじゃ何もできねぇぞ」
 ゴブーナは満足そうにハヤトを見ている。
 伸び代と実力と危険に耐え抜く精神力を兼ね備えた若者を見ることで枯れ果てた精神が潤っていく。
 なお、ゴブーナはこの時点では1人くらい冒険者が攻撃してくるだろうと思っていた。
 徹底して無視されたことに気付いて激しくショックを受けるのは、もう少し後のことである。

●
 サイラスの術(鳥獣戯)は迫力がある。
 獰猛強靱なクリーパーに見える姿は、性質としては光弾でも大地を蹂躙する怪物にも見えた。
「まさか召喚術か?」
 会話して欲し(若い子と会話した)そうにゴブーナが何か言っているが当然のように無視をする。
 構えば絶対につけあがるタイプなので当然だ。
「トラップ(壊れた地面)は潰せないか」
 草の中にいたヘビ魔獣が重傷を負って転がり断末魔を思わせる痙攣をしている。
 着弾と同時に術が生み出した姿は消えてしまうが、複数あったので死にかけヘビも複数。術が壊したのは魔獣だけなので地面の凹みや亀裂はそのままだ。
 サイラスの体力と体格なら強引に突破はできるが速度は落ちるだろう。
(香水か。ほとんど消えてるな)
 においを嗅いだ瞬間決断する。
 特に酷く潰されたヘビを蹴り飛ばし、地面に叩きつけ出血させる。
 生き残りのモグラの走る向きが、小柄な人馬からヘビ魔獣の残骸へ変わった。
『お前達、何考えてる?』
 亜人語適性があっても数割しか理解できないが理解の助けにはなる。
「人類に亜人の言葉は話せない。今敵対する気はないから行け」
 ゴブーナに攻撃されなくなった彼(人馬)は少しだけ回復して、人間が走る程度の速度で南へ走った。
「フォーサイスさん、これも!」
 トゥーリの術(輝刃3)がバーネットの魔導書を光らせる。防具は既に光っている。
「目立つつもりはなかったんだがなぁ」
 少年のように若く見える顔に、ふてぶてしい笑みが浮かぶ。
「まぁ仕方ない、囮としての役割くらいは果たしておくか」
 魔導書を開くふりをして指を鳴らす。
 音を媒介にエーテルが伝わり、どれだけ格(レベル)が高くても抵抗できないもの(重力場)が戦場に配置される。
「相変わらず巧……」
 本気で走り出したゴブーナが遅れて距離が離れていく。
 グラビティフィールドを2つ使っても短時間で範囲外に出てしまうが、稼いだ時間は戦闘の中では非常に大きい。
「目と口が疲れたな」
 看破して同行者に伝えるのを10度近く高速で繰り返せばそうもなる。
 バーネットは本格的な撤退に備え、鈍足のヘビとは違って追いついて来かねないモグラを光弾で狙う。
 特別な効果はなくても強い魔力がもたらす攻撃力により皮膚と脂肪層と筋肉を貫く。
「ケンタウロス以外との遭遇も想定されちゃいたが、流石にゴブーナの奴は予想してなかったな」
「なに、次からは予想できるようになるよ。敵の情報が分かれば行動も……」
 独り言に反応してくる。
(こいつ孫に構って欲しい婆さんかよ。積極的に攻撃を当てたら絶対攻撃してくるよな)
 声をかけても喜ばせるだけなので、バーネットは口を閉じて走るのに集中した。

●
「囮はもう十分っ。目的地のじゃなくても情報をしっかりと持ち帰れば完璧だよ!」
 トゥーリは皆が感じていることを言葉にすることで、何を優先し何を後回しにするか冒険者全員に理解させる。
 常識的な基準では十分以上に速いトゥーリを上回る速度で追って来るゴブリンがいる状況なので、冷静に判断しそれを口に出せるトゥーリはとてもえらい。
 真後ろでゴブーナが満足そうにうなずいているほどだ。
「魔獣の完全撃破も話が通じそうな人馬の救出も優先度は下の下! 特に魔獣はねっ」
 術の媒体としてももちろん槍としても使える突撃槍も、今は歩行用杖程度にしか役に立っていない。
 皆と同じように青い炎をまとい、登場頻度が下がっていくヘビ魔獣を躱してとにかく走る。
(緊張して喋り過ぎちゃったかな。プレッシャーがすごい……)
 トゥーリは緑の中指(ゴブーナ)に目をつけら(強烈に推さ)れている。
 獲物としてか、それ以外の存在としてかは分からないが、ゴブーナ(メドゥの指先幹部)の執着は気味が悪いほど強い。
「ちょっと! さっきから何なのですかキミは!」
 カミンルの苛立ちが限界を超えた。
「僕たちと戦いたいなら後日決着つけましょうよ! 一対一で戦士らしく!」
 敵の強さは分かってはいるが言わずにはいられない。
 言葉が通じないでも理解できるほど大きな身振りで熱く語り、しかし相手に一線を越えさせないよう攻撃はしない。
「しょうね……若人よ。そういう言葉はもう少し強くなってからにした方がいい」
 ゴブーナはカミンルの今の実力と冒険者歴を計り、長い目で見ることに決めた。
(やるか?)
(このままだとヴァイセントラフ砦まで着いてきちゃいそうだからね)
 バーネットとトゥーリは心底やりたくないという気持ちで一致し、本当に仕方なく決断した。
「勘弁してくれ」
 達人級の付与術者としてではなく授恵者としての身体能力頼りの投擲を行う。
 ゴブーナは閃光塗弾を知っているし似たような攻撃で目を痛めたこともある。
 目を閉じ腕でも目を庇い、その瞬間バーネットだけが看破していたヘビ魔獣を踏んでしまい上体を少し揺らした。
(メドゥの指先なんだよね……気には、なるけど……)
 トゥーリはメドゥではない神に祈る。
 起点は祈りと恩寵かもしれないが術を支えるのはトゥーリの魔力だ。
 十分に強固な光の柱が、ゴブーナを封印する形でこの世に出現した。
『だめっ。化け物に壊されるっ』
「これで壊れるようなら作戦練り直しだけど」
 トゥーリは振り返らない。
 何度も振り返る人馬を気配だけで黙らせて、同じ速度で南へ走る。
 重装備(移動2)のサイラスも背後からエーテルを放出させて加速し南進中だ。
 地面の凹みや亀裂は自分自身の肉体で乗り越えている。
(逃げるだけならなんとかなるでしょうが)
 ドローミはサイラスの進行方向にいたヘビ魔獣を射て撤退を援護する。サイラスが追いついてきた時点で攻撃を止め撤退へ移る。
 バーネットは走りながら考えている。
(オレの付与術で動きを止めれば勝ち目もあるが……7人じゃよくて五分五分だ。高額賞金が出たとしても割にあわねぇ)
 彼の推測は全て正確だ。温存したスネアージャベリン(付与47に魔法攻撃312)4本はそれだけ強く、ゴブーナはそれでも勝てないかもしれないほど強い。
 光の柱はちょうど15秒で消える。
「魔法攻撃も身につける必要があるか」
 ゴブーナは心のうわつきを隠そうとはせず、余力を残しているトゥーリ達に熱い視線を向けた。
 こりもせず駆け出そうとした緑髪のゴブリンに、頭痛を堪えるような気配と咳払いの音が届く。
「『左腕』様への報告の準備はできているのでしょうか」
 飛ぶように駆けていたゴブーナの速度が急減して、最後はとぼとぼと元来た場所へ戻っていった。

●
「こわかった」
『こわかったよぅ』
 人類と亜人という違いがあっても思いは同じだ。
 カミンルと小柄なケンタウロスが肩を組んで助かったことを喜んだ。
『えっと、ごめん』
 少し落ち着いたケンタウロスが何故か照れて体を離す。
 カミンルの性別を完全に勘違いしていた。
「付き木とかいる? 治療しようか?」
 サイラスが包帯や薬を持って声をかけると、ぴょん、と表現したくなるほど勢いよく跳んだ。
 カミンルの後ろに回り込んでぐいぐい押してサイラスに対する盾にしようとする。
(融和したく(素材がとれるかもしれ)ないし、馴れ合わないのは助かるといえば助かるけど)
 殺し殺されてきた間柄なのでサイラスのような考えも珍しくはない。
 が、メドゥの指先幹部に追いかけ回され冒険者に救われた直後にこれというのは、幼いと若いの中間である小柄(ポニー風)ケンタウロスには刺激が強すぎた。
『ぜったいに借りは返すからおねがいだから追ってこないで。ぜったいだよ!』
 涙目で逃げていくケンタウロスを、冒険者達は特に邪魔せず見送っていた。

マスターコメント

 メドゥの指先幹部ゴブーナが持ち場を離れて冒険者に関わったため、『聖地』周辺の警備に隙ができていたようです。  涙目で逃げ去ったケンタウロスは、出身部族と合流して今後の方針を協議中です。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:標準7 / 4〜8人

2022年02月08日 13時51分03秒 公開

成功

相談掲示板

  1. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 何だか、様子がおかしいな。あのポニーっぽいケンタウロスはこちらに害意は無さそうだ。 今回はあの子を救出するために魔獣を殲滅するか。 え?ゴブーナがいるって? 何言っているんだ!魔獣に襲われているケンタウロスがいるんだぞ!あの子を救出することが最優先だ!ゴブーナなんて無視だ!放置だ!捨て置け!

  2. カミンル・マオ

    ウォーリアのカミンル・マオと申します!皆よろしくね! イケメン募集中……げふん、いや自重しよう。 今回の成功条件って【冒険者全員の生存と撤退】だから、敵は殲滅しなくてもいいのかな。 それで、ケンタウロスの子をどうするか?ゴブーナさんは? 魔獣は殲滅?それともある程度倒して撤退? この辺りの考えを皆で統一しないと成功するものもしない気がするので、 話し合っていきたいですね! >ケンタウロス うーん、僕はアルベルトさんの言うように、できれば救出したいところですね。 今後の進展にも影響しそうですし……。 ただ、救出するにしても、まずケンタウロスの子の信用を得て、こちらが味方であるとわかって貰う事。 これが大事かなー?警戒心を解かなければ、救出するのも難しそうですし。 >ゴブーナ 無視できれば楽なんですけど……無視させてくれなそうな気もしますね、この方。 例えばですけど、この方をガン無視して、ケンタウロスの方の救出に入った場合、 徹底的に妨害してくるとか……。 なので、ある程度会話するなり、力を見せつけるなりの、なんらかの対応が必要なんじゃないかなー? >魔獣 魔獣に関してですけど、アルベルトさんのいう殲滅か。 もしくはある程度倒したら撤退か、これも考えた方がよさそうですかね? まあ、楽に殲滅できれば御の字なんですけど……楽させてくれなそうな気もするので。 モグラ魔獣なんですけど、こいつは鼻頼りなんですよね? ってことは、鼻に香水投げるなりして強烈なにおいをつければ、鈍らせられないかなー? って思うんですがどうなんでしょう?もし有効そうなら、香水もっていきます。

  3. トゥーリ

    トゥーリだよ、よろしくね! >ゴブーナさん 本気装備の状態だとあまり戦いたくはないよね…… いちおう、ワタシとかは相性有利ではあるけどラッキーパンチ一発で沈みかねないし( >ケンタウロス うーん、どうなんだろう? 状況的には会話できる個体が(別シナリオで)いたりとかして、歩み寄れる気配はあるけど…… まだ正直言って積極的に保護しなきゃいけないって理由もなさそうなんだよね。 挙げた対話できる個体も問答無用でこっちの村を襲ってきたし。まだ敵対亜人って認識だなぁ。 >クリーパー・魔獣 これは見つけたら無条件駆除でいいと思う! 主に今回は(最初の建て付けは)これらを索敵・撃破する任務としてもらってきたイメージだよ。

  4. No.4

    サイラスだ、よろしくなー とりま亜人語適正持ち何人いるかからやらんと保護や救出時に手間かかるんでないかなと? 後余裕が比較的ある内に確認だけどネームドにちょっかいかける人おるー?表でしないと言っといてこっそり手を出すとか有ると想定ぶっ壊れる可能性高いので早めに分かるといいなぁと。 まあそんなわけで ・色々襲撃するわ他所だと人間殺しまくるケンタウロスをやられかけてるから救助対象と見做せるか ・強者候補限定かまってちゃんにかまうか ・どこまで戦線にいるか。 とりあえず救助しようとすればする程かまって貰う為に嫌がらせするやろなぁと。 なので救助=ほぼ無視は不可能、無視する=なんとなく気不味く思う人の心を対価に厄介な火力型を二か月近く鬱で動けなく出来る可能性高し 魔獣殲滅寄り支持するわ。 後俺はケンタウロス救助はないわーって思うかなーと。いや必要なら手伝うけども、他所見たら 村焼き払って回るわ 動物追い込んで消しかけてキャッキャするわ 旅人強引に誘拐するわ 襲った人間の持ち物で着飾ってはしゃぐわ そんなの助けた所でどこで、誰が治療するの?意思疎通もどうすんの。 一応やるなら医療と亜人語は持ってけるけどさー、助ける方針で統一する気なら、フォローして魔獣できるだけ対処して足死んでたら数人で運搬するつもりにさらに用心して馬の世話してる人とかもいて欲しいかなと。獣医じゃないからそこまで上手くいくか分からん。

  5. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    >亜人語適正 確かに、ケンタウロスの少年(少女?)とコミュニケーションを取るなら必須だな。 もし必要ならば、俺は今回そのスキルを取る予定だ。 >対ゴブーナ 前にも宣言しているが改めて「完全無視」と宣言させてもらうぜ。 ケンタウロス救出のために厄介な魔獣と闘う必要があるというのにそれ以上に厄介なメドゥの指先の幹部なんて相手にする余裕なんてないからな。 それに、サイラスさんが言ってるように今回完全無視することが出来れば2か月間奴を沈黙させることが出来るんだ。手を出す理由なんて無いと思うぜ。 >ケンタウロス救出の理由 「メドゥの指先の幹部が魔獣をけしかけてまで襲っているのでただ事ではないと思い取り合えず救出に向かう」・・・苦しいかな? 身も蓋も無くメタなことを言ってしまえば「救出することでストーリーが進展する気がする」って事が理由なんだけどな・・・ ※一部脱字があったためひとつ前の書き込みは削除しました

  6. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 元々の俺らへの依頼としては、偵察あるいは威力偵察兼囮だから、 敵対的な魔獣とか亜人が居る状況で即撤退ってのは無しだと思うし、 少なくとも他の偵察をしている奴らをアシストするためにも、 最低限魔獣の撃破は必要だと思ってる。 >ゴブーナ 個人的には、毎度毎度遭遇するのも煩わしいし、倒すなり消耗を与えておきたいってのが 正直な所だが、まぁそこは状況とか皆の考え次第でもあるから、 個人で突っ走ってってのはやらないつもりではいる。 ただ、完全無視ってのも状況的に難しそうだし、最低限足止めとか抑えが 必要になる場合も考慮した方が良いと思う。 >ケンタウロス 俺もまぁ、無条件で救助とかってのは、選択肢として取りにくいな。 他の依頼で対話がギリギリ出来そうな奴らも居るには居るんだが、 現状は完全な敵対勢力でしかないし、ゴブーナに追い立てられた魔獣に攻撃されてる状況に 訝しみはするが、即保護とまでは判断しにくい。 ただまぁ、こっちに敵対する意思がない事を示しつつ、助けを求められるのなら、 救助って選択も取りやすくなるし、何だったらケンタウロス側の内情を探るって名目で、 魔獣を片付けた後に捕虜として捕らえるってのも有りだと思う。

  7. カミンル・マオ

    >ケンタウロス 救出で動く場合ですが、サイラスさんの言うように ゴブーナさんは無視できないものになると思います。 救助対象なしで、嫌がらせ行為をされる場合よりも、 救助対象ありで、嫌がらせ行為される方がぐっと難度もあがりますし。 何より魔獣をケンタウロスの子にけしかけられた場合、 庇うなり傷を癒すなりで、こちらの行動が制限されるので、 単純に魔獣と戦う時の手数がぐっと減ってしまうかなと。 あとは、状況によっては、ケンタウロスの子を安全なところまで退避させるとかで、 魔獣との闘いに思いっきり影響が出て、殲滅も難しくなりそうです。 救助で動く場合、手数が減る、行動が制限される、余計な手間がかかるで3重苦なんですよね……。 ぶっちゃけデメリットだらけですね。 そして、逆に救出しない場合、 これは、こちらが好きに動けるから、ゴブーナさんはある程度無視できそうだし、 完全無視は難しくても、最低限の足止めで済む可能性が高くなりそうですね。 魔獣を殲滅する事もそこまで難しいものじゃなさそうです。 依頼を完遂することをだけを考えるなら、まあ明らかに救出しない方がいいんですが……。 ただ、アルベルトさんの言うようにメタ的な事を言うと、 ケンタウロスを救出することは、先に言ったように今後の展開に影響しそうなんですよね。 あと成否の判定でも大成功条件ってこのケンタウロスの子の救出なのかなと。

  8. ドローミ

    ドローミです。 亜人語適性はあります、メドゥの指先に襲われているなら逃がしたいですね。 後々の友和の一歩にもなりますし。

  9. No.10

    とりあえずハヤトさんおらんから分からんけど多分救出でええのよね。 そしたら俺手伝わんので救出頑張って?というか、相手が巨乳のネームドなのでなんとなくカバーと殿待機するわ。うん、事故率減らすの頑張るんで多分今後に関わるのと大成功条件だろうって事は否定しないしマジでやりたい人頑張って。パッシブで体力増える分もあって多分硬い方だしね。 後は亜人語と医療持込で通訳とか後処理くらいなら手伝うかなと。スタンスは前行った通りなのでやりたい人の手伝いはするけど救助に積極的には行きたくないし。

  10. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! 遅くなっちまってすまねぇな! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! さて、今回の俺達の任務はそもそも威力偵察だろ? ケンタウロスの情報も入手できりゃより成果として考えてられんなら助けるまでいかねぇにしても生かして捕らえるくれーはしときてーとこだわな。 ゴブーナに関しちゃこれまで散々やり合って来てっから実力についちゃしっかり情報収集もできてっからあえて構ってやる必要もねーだろ。 俺は無視しとく方針で動くが色々と邪魔は入りそーってことだよな。 蛇魔獣共が隠れて奇襲仕掛けてくんのが面倒そーだから《双波》あたりで位置を把握してみんなに共有するつもりでいんぜ。 魔獣共を駆逐ついでにケンタウロスは生かしとくくれーで最後にゃ拘束して連れ帰る感じでいーんじゃねーかとは思ってんぜ!

  11. カミンル・マオ

    >ケンタウロス 今のところ、救う気がある人がいるなら、行けばいいって感じですかね? 中々難しい問題ですが、これ以上あれこれ言ってる時間もなさそうですし、 落としどころしては『救助で考えてる人がケンタウロスを救助に行き、他の人は魔獣に集中』って感じかな? 僕はまあ、それでも良いのではないかと思いますが……救助に向かう事を前提に考えるのであれば、 救助役と魔獣に向かう人、後はゴブーナさんが無視しきれない場合、その対応で役割が分かれる感じかな? 今のところ明確に救助に向かうべき、と考えてる方が ドローミさんとアルベルトさんかな?違ってたらごめんなさい。 僕も救助に向かってもいいですが……そうなると魔獣の抑えと殲滅が遅れそうな気もしますし、 救助役が2人で、残りが魔獣の抑えと、無視できなかった場合のゴブーナさん抑えって感じがよさそうに思いますがどうでしょう。 仮に割り振るなら、 救助: ドローミ アルベルト 魔獣: 残りの人 って感じですかね?まああくまで仮ですので、 色々と意見があれば言っていただければと……。 >魔獣 最初に言った通り、香水を持って行って、モグラ魔獣に投げつけてやろうと思います。 これで嗅覚を鈍らせられれば御の字なので。 蛇魔獣対策で位置を共有してもらえるのは助かりますね! ええっと、一応確認しておきたいんですけど、もし殲滅が厳しい場合は撤退も視野に入れるのでいいのかな? 例えば半数以上が戦闘不能になったら撤退する、とか。

  12. カミンル・マオ

    連投ごめんなさい。 >ゴブーナさん 完全無視がいいという人が多いですが、 個人的に、抑えが必要な場面が必要になるという考えでいた方がいいと思います。 相手が無視させてくれない状況を考えなければなりませんし。 なので、僕の考えとしては、バーネットさんと同じかな。 もし、そうなりそうなら一時的でも、会話なり何なりで時間を稼いでみようと思います。 一応、こちらから手を出さなければ攻撃してこないってことなので、 戦うような事はしないです。 あくまで時間稼ぎというか、相手の手を止める事を考えてみようかなーと。 >他 あと注意する点としては、 戦い辛い地形にされる事で転倒の危険があるとか、 こちらの判定に不利にされる事とかですかねー? この辺は、いい考えが浮かばないので各自足元に注意したりとか、それぐらいかな……?

  13. バーネット・フォーサイス

    >救助 役割的には、マオがまとめた感じになりそうだな。 まぁ多少メタだが、今後の事を考えると絶滅戦争はひたすら泥沼で面倒な事この上ないし、 ある程度は話が通じて、落とし所を見つけられそうな奴には、 なるべく生き延びて貰いたい所ではある。 >撤退 倒れた奴を運ばにゃならんことを考えると、半数が戦闘不能になったら即撤退、 その前段階で少しずつ後退し始めた方が良いと思う。 >ゴブーナ 可能な限り無視して魔獣対応に注力するが、妨害がきつくて無視しきれなくなれば、 足止めしている間に妨害の範囲内から離脱。 仕切り直した上で魔獣との交戦を継続って感じがベターか? >個人行動 ひとまずは魔獣対応重視で、敵の足止めとか範囲攻撃中心に交戦しつつ、 ゴブーナへの対処が必要になれば、その足止めもする予定だ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0