【人馬】ドラゴンの屍を超えていけ
空色みなも
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シナリオID:1856
オープニング
『ヴォオオオオオオオオオ――』
地の底から響くような咆哮に、平原がビリビリと揺れていた。
帝国東部辺境で何が起こっているのか。
ケンタウロスの帝国南東部への襲来に伴い、冒険者ギルドはその発端を調査する必要性に迫られていた。
故に、冒険者たちによる偵察部隊が帝国東部へと派遣されることになる。
可能な限りケンタウロスたちの目を避けるため、少数精鋭の冒険者たちが東へ向かったところ。
聞こえてきたのが、前述の咆哮である。
『オォオオオオオオオオオ――』
再度、平原に轟く何かの唸り声。
思わず身を縮こまらせたくなるような不快な感触に、何人かの冒険者たちは顔を顰めている。
これだけ大きな咆哮なら、それ相応に巨大な存在が関わっているはずだ。
しかし、目前にある小高い丘に阻まれてか、その姿を確認することはできない。
と、慎重に歩を進めていた冒険者たちの前に、遠目にドラゴンの姿が現れる。
これが咆哮の主の正体であろうか――。
いや、そんなはずはない。
そのドラゴンには、首がなかったのだから。
明らかに死体である――だが、動いている。
そのドラゴンは、首がないにも関わらず、四つ足で以って立ち上がっていた。
間違いない、ドラゴンのアンデッドだ――それも、五体。
そのいずれも、揃って首を刈り取られていた。
ドラゴンのゾンビは鱗の下で肉体が腐りかけ、腐臭を放っているのが見て取れる。
しかし、骨だけになっていないのを見るに、死体となってから極端に長い時間は経っていないものと推測された。
そして、何より大きな疑問がある。
何故、これらの死体には首が無いのか――。
『オォオオオオオオオオオン』
そうして首を捻っている暇はないと、冒険者たちに促すように、再び咆哮が鳴り渡る。
その瞬間、ドラゴンゾンビたちが存在しないはずの顔を冒険者たちに向けるように。
ぐるりと冒険者たちの側へ体を捻ったのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「何だぁ? あの咆哮は?」
「おーおー、何かヤバげなのが聞こえてくるぜ。こんなん聞かされ続けてちゃ堪らねぇ、さっさと済ませようぜ」
平原に響き渡る唸り声に、ハヤト=ガラン=ヴォルファングがいかにも怪訝といった顔をする。
アーテミシアは不快を露わにしながらも、手早くマントの端を切り取ると、丸めて耳に詰めていた。
ハヤトもそれに倣い、次の咆哮に備えて耳栓をする。
「遠吠えというのとも少し違うようですが……ともあれ、あまり長い間、聞いていたい音ではないですね」
咆哮のやかましさにリディリディ・トゥラ・イェレミースも眉根を寄せ、やはりそそくさと耳栓をした。
「響く咆哮……かつての腐緑獣さんを思い出しますね!」
「ええ、サウゼル大樹海に現れた『瘴気纏う腐緑獣』を思い出します!」
エルナ・クルプファルツの言葉に、ユークリア・フィナンシェが同意を重ねる。
以前、超大型クリーパー『瘴気纏う腐緑獣』によりサウゼル大樹海が激震に見舞われた折、二人は現場に居合わせていた。
その際も腐緑獣は聞く者の身をすくませる咆哮を轟かせていたため、二人はここで腐緑獣を連想したのだ。
そして実際、この平原に響く咆哮も、かつて耳にした腐緑獣の声にそっくりであった。
「一つ気になる点があるとするなら……あの時、咆哮による悪影響はこれほどの距離まで届かなかったように思います」
エルナの記憶が確かであれば、腐緑獣の咆哮が冒険者に対して変調を及ぼせる範囲は、弓やバリスタの射程より短かったはず。
丘の向こうにいながらにして冒険者たちに影響を与えられる咆哮の主が、本当に腐緑獣であるとするならば。
少なくとも腐緑獣は咆哮に関して以前より力強くなっていると考えられる。
「いずれにしても、あの時のように耳栓は有用かもしれませんね」
「はい! そしてユークリアさんと私! 金色姉妹の連携を見せてあげましょう!」
ユークリアとエルナも当時の記憶をもとに、耳に栓を詰めるのだった。
そしてそんな冒険者たちの目の前には、五体のドラゴンゾンビが立ち塞がっていた。
先端のない首を冒険者たちへ向けるようにもたげたゾンビたちは、のっしのっしと近づいてくる。
ゾンビの巨体が大きく揺れるたび、鱗の隙間から腐った汁が零れ落ちる。
「竜の骸ねぇ……確かに厄介だけど。しかしこっちも竜の骸、それも最強を目指した奴のを仕立ててきたんでねっ」
邪竜の鱗を据え付けた革帯に手をあて、アリア・ティーダはその感触を確かめた。
そのアリアの耳にも、耳栓はしっかりと詰められている。
「あんなのに負けたんじゃあ、彼らにも申し訳が立たないんで。ボクのやり方で本気で行くよーっ!」
アリアが大きく声を伸ばすとともにエーテルが解き放たれ、周囲に布陣していた冒険者たちが淡い光に包まれる。
エーテルの光は冒険者たちの体の奥底から、潜在能力を強く引き出していく。
「この気分の悪い咆哮、これで邪魔できないかなっ?」
同時にアリアは広く周囲にエーテルから成る場を張り巡らせる。
この場は精神感応を起こす効果を強く阻害するため、咆哮による精神的な悪影響を軽減できないか試そうというのだ。
「何でもアンデット化するのか……危険すぎるだろ、やめてくれ。今後は魔獣遺体は焼却処分するようにギルドに提案しないとな」
ロイ・アウレアはゾンビの放つ腐臭に辟易したように、布で口許を覆う。
「この背筋を凍らせるような感触……精神への干渉か?」
ロイも咆哮に対して精神感応を妨害しようと試みているが、それはそれとして音に対して耳栓で対策するのも忘れてはいない。
「これまで聞いた中だと……やっぱり腐緑獣が近いかね?」
サイラスもこれまで交戦経験のある魔獣やクリーパーの記憶を辿り、耳朶を打つ咆哮がサウゼル大樹海を震わせた『瘴気纏う腐緑獣』のものに酷似していると判断する。
耳栓を用意していないサイラスだが、耳を塞ぐ以外の手段が咆哮に対して有効か測るためには必要な役割だった。
ゾンビの一体を抑えるべく、炎の翼のようなエーテルを背負って突進するサイラスは、同時に精神感応を阻害するエーテルを周囲に放っていた。
「あのドラゴンたち、ゾンビであるのは間違いありませんが、何故、首が無いのでしょう?」
やはり耳栓をしたフリーダ=ブロムヴィストは、首のないドラゴンゾンビを見て、その首の行方に首を捻っている。
「啓示にも『この先に原因がいますが、今回は顔見せだけです』とありますし、なんにせよまずはドラゴンゾンビを倒しましょう」
数歩前に出たフリーダは、瞬く間に一体のゾンビと距離を詰めた。
フリーダが祭刀でゾンビを切りつけ、一枚の鱗を宙に舞わせたかと思うと、フリーダはいつの間にか元の位置に戻っている。
その様は、まるでフリーダが何かに背中を引っ張られたような――そんな不思議な感覚を見る者に起こさせた。
「だーっ、うるせえな! さっさと迷惑なやつの正体を暴いちまおうぜ!」
咆哮の鳴り響く平原を、流星が駆ける――ナキルだ。
うるさがるナキルの顔を見れば、その耳には例によって詰め物がなされている。
「テメェもオレの武勇伝にしてやるぜ! 食らえ、レグ・フルグス!」
ナキルは一気にゾンビの一体の背後へ回り込むと、手にした蒼剣を大きく振りかぶる。
エーテル光によって伸びた刀身が、ゾンビの尻尾目掛けて勢いよく振り下ろされた。
天から地へ、閃きが一直線に落ちる様は、まるで落雷を思わせて。
後には、切断された尻尾の先端が地に転がっていた。
ゾンビには、武器として使うだけの尻尾の長さはまだ残されている。
だが、これでよい――ナキルの狙いは、別にあるのだから。
「さあ、ゾンビたちの分断を図っていきましょう!」
「援護します、ユークリアさん!」
まだ抑えるものがいないゾンビへユークリアが駆けたのを受けて、エルナが杖から魔法の霧を飛ばす。
ユークリアが向かおうとするゾンビを霧状のエーテルが包み込むと、短い間ではあったが、その個体の攻撃動作が大きく鈍ったのだった。
「うるぁ! 死にぞこないのドラゴンなんざお呼びでねェぜ!」
同じ個体のもとへ、ハヤトが爆発的な脚力をもって飛び込んだ。
ハヤトはそのまま魂に宿る狼鬼の本能を開放。
日出国の製法で鍛えられた忍刀による斬撃が、魔獣の爪牙と骨から生み出された具足による蹴りが、生ける屍の歪んだ命を刈り取っていく。
驚くべきことに、こうした三度の猛攻が、たった一呼吸の間に行われた。
さらにハヤトは攻撃を終えると同時、後方へ跳躍することでゾンビの間合から外れる。
「ち、耳障りの次はこの悪臭と来たもんだ……嫌がらせか?」
鼻の曲がるような臭いにアーテミシアは顔をしかめながら、フリーとなっているゾンビに向かい走る。
「それにしても……首が鋭利な切り口をしていますね。なにやら人為的なものを感じて嫌なのですが……」
ゾンビの首を観察していたリディリディは、その切り口の状態が綺麗であることに違和感を覚えていた。
ドラゴンから首を奪ったのが人類であるとするならば、何が目的なのか――。
「なんにしても、おあつらえ向きにドラゴンゾンビが固まっている間に……先手必勝、出し惜しみはしません。奥の手というのは最初に出すものです」
リディリディが魔力を高めるのに意識を集中し、莫大なエーテルをその身にかき集める。
超高速で行われたエーテルの集積が瞬時に完了すると――。
「氷雨の刃よ、災厄を齎す契機となれ」
リディリディの華奢な体に極限まで濃縮されたエーテルが、一気に解放された。
エーテルは無数の刃を成し、複数体のゾンビに向かって広範囲に降り注ぐ。
氷のように冷たい印象を与える刃は、やがて炸裂し。
魔法に巻き込まれたゾンビたちは、気付けば早くも大きく損耗していたのだった。
●
「ちっ、それにしてもくせぇな。鼻をつまみながら戦うわけにもいかねぇし……」
ゾンビの放つ臭気に、ハヤトが苦い顔をする。
まだゾンビは五体残っており、その分、戦場に満ちる瘴気の濃度も高い。
前に出た冒険者たちは瘴気の影響を重ねて受けるため、高い率で体に変調をきたすことになっていた。
『ウォオオオオオオオオ――』
そして、ここに来て咆哮が平原に響き渡る。
「なるほどね? この咆哮に関しちゃ、音が大事か」
サイラスは精神感応の妨害を行った後、弓の弦をハープのように鳴らした音を増幅し、爆音を轟かせていた。
そうした冒険者たちによる試行の結果、分かったことがある。
一つ、咆哮は直接、浴びた者の精神に作用しているわけではないこと。
これは冒険者たちが複数用意してきた精神感応を防ぐ手段が、咆哮の影響を軽減しなかったことから判明した。
精神感応の妨害はこの場で咆哮を弱めることができなかったとはいえ、それが分かった、ということが一つの収穫となる。
そしてもう一つ、この咆哮は音を介して聞く者に影響を及ぼすということ。
これは耳栓により咆哮の悪影響が幾分かマシになること、爆音により咆哮のエーテル作用に乱れが見られたことから判明する。
「とはいえ、やっぱり爆音出してる間は戦いどころじゃないのが難点か」
サイラスは音の増幅に集中する必要があったため、代わりに目前のゾンビから痛打を受けていた。
多くの冒険者が耳栓で咆哮の悪影響を逃れているのも確認したので、サイラスは戦闘に注力することに。
冒険者たちの行動を邪魔しないよう、効果が見られないと分かった精神感応の阻害も切っていく。
「ドラゴンゾンビたちの動きにも変化は見られない、か。何者かの命令を受けているわけではなさそうか」
同様にロイも精神感応の妨害を解除する。
これも試してみて分かったことだが、ゾンビたちは精神的な支配を受け、操られている様子がない。
どうやらその場で朽ちていたものが、汚染されたエーテルにあてられて、自然に動き出したもののようだ。
何よりの問題はなぜ、この場にドラゴンの死体が五体分も並んでいたのか、であるが。
「丘の向こうを確かめれば、疑問も全て解消するかな?」
ロイの弓から放たれた矢が、最も傷ついたゾンビの一体へと吸い込まれるように突き刺さる。
鏃に仕込まれたエーテルがゾンビの巨体隅々に浸透し、肉体の崩壊を加速させていく。
「おらよっ、死体は死体らしく倒れてやがれ!」
同じゾンビへ、ハヤトによる息もつかせぬ三連撃。
変幻自在な攻撃パターンにより、ゾンビに慣れる暇も与えない。
鱗のはがれた柔らかい部位を狙って振るわれた忍刀が、腐った肉を次々と切り飛ばした。
「ゾンビの攻撃は邪魔しておきますので、遠慮なくやっちゃってください!」
「合点です!」
エルナの魔法によりゾンビの力が衰えたのを見て、ユークリアがゾンビの足許に飛び込んで、祭刀による一撃を見舞う。
祭刀のまとったエーテルが脚に浸透し、もともと鈍かったゾンビの動きがさらに鈍重になった。
「そんなの攻撃したうちに入りませんよ!」
攻撃後に後退したユークリアを追いかけ、ゾンビが尻尾を振るう。
しかし、ユークリアはそれを難なく見切り、水平に薙がれた尻尾を軽々と飛び越えてみせた。
「こいつでも食らいやがれ!」
ナキルが目前のゾンビの片脚を狙い、蒼剣を振るう。
透き通った蒼い刃が、ゾンビの鱗を一枚はぎ取った。
露出した表皮からエーテルが内部に浸透し、長い間ではないが、ゾンビは崩れかけの肉体をさらに脆くする。
「とろいんだよ!」
お返しに振るわれたゾンビの前足を、ナキルは惜しみなく最大限の回避力を発揮して見切った。
(今んとこ、ゾンビを操ってる死霊術師らしい姿もねーな。精神的な命令を邪魔されて乱れる様子もねーし)
ナキルはゾンビが人為的に操られている可能性も考慮し、周囲にも油断なく目を配っている。
そしてこれはロイも気づいたことであるが、ゾンビは何かに逐次命令を受けて動いている気配はないようであった。
「至近戦であれば私に優位があるはずです」
フリーダがまるで落下するかのような勢いで前方に急加速し、列の端にいたゾンビに肉薄する。
突進そのままの勢いで、フリーダは手にした祭刀をゾンビに突き立てる。
祭刀が引き抜かれると、ゾンビの腐った体が抉られ、肉片が宙を舞った。
「言ったでしょう。至近は私の間合であると」
フリーダは圧し掛かってくるゾンビの前足を盾で受け止めると、横へ向かって押し出す。
よろめいたゾンビは、バランスを崩して数歩、たたらを踏んでいた。
毒性の瘴気こそやっかいだが、堅牢なフリーダにとって、この程度の攻撃は苦にもならないようである。
「その汚ねぇ尻尾でオレに触ってんじゃねぇよ」
アーテミシアがゾンビの尻尾を分厚いガントレットで受け流す。
ガントレットの曲面を滑って弾かれた尻尾が、大地に叩きつけられて土煙を上げた。
やはり瘴気の影響こそあれど、アーテミシアにとってはゾンビの攻撃はあしらう程度のものにすぎないようだ。
「そら、倍以上にして返してやんぜ」
アーテミシアの戦槌が唸りを上げてゾンビに襲い掛かる。
膝の骨を狙ったアーテミシアの一撃がゾンビの前脚を強かに打ち、砕けた鱗が辺り一帯に飛び散った。
「魔力の槍よ、穿通する力となれ」
瞼を下ろし、詠唱に没頭していたリディリディの目が見開かれた。
するとリディリディが頭上高く掲げていた掌に凝縮されたエーテルが、瞬く間に長大な槍を形成。
不可視の力に押し出されたように飛翔したエーテルの槍が、集中攻撃を受けているゾンビの首があったところを貫いた。
しかしゾンビは首の根元に大穴を開けられてなお、動くのを止めない。
たいした生命力――いや、一度死んでいるので、そう呼ぶべきかも分からないが。
『ナキル君の相手してるドラゴンゾンビにもうすぐ光の檻をしかけようと思うから、伝えて貰えるかなっ?』
冒険者たちのほとんどが耳栓をする中、アリアは思念による通信を行うため精神感応の妨害を解除していた。
そしてアリアが思念を送った相手はハヤトである。
思念通信の能力を用意していないナキルに間接的に意思を伝えるため、思念を受け取ることができるハヤトを介そうというのだ。
ハヤトは思念を送るために時間を要することも考慮してか、アリアに背中を向けたままサムズアップで応答したのだった。
●
「どうやら、そこを離れて欲しいみてぇだぜ」
ナキルの視界に映るように位置取りを調整したハヤトが、ハンドサインにより合図を送る。
それを見たナキルは小さく頷き、了解の意を示した。
アリアが予定する行動に繋げるため、ナキルは離脱の隙を窺う。
「ユークリアさんの説法とエルナ砲のコンビネーションアタックです!」
「はい! 行きますよ!」
エルナの杖から強力な魔法の弾が放たれ、ユークリアの目前にいるゾンビの前脚から肉をごっそり削ぎ落とす。
そこへユークリアが抉るように祭刀を差し込むと、エーテルの作用によりゾンビの肉体がいっそう脆くなった。
「……っと!?」
反撃として薙がれたゾンビの尻尾が、今度はユークリアの脇腹を捉える。
ゾンビの命中精度を落としていたエルナやユークリアの与えた変調が解け、攻撃が鋭さを取り戻していたのだ。
「流石に一筋縄というわけにはいかないみたいですね!」
水平方向に大きく吹き飛んだユークリアであったが、即座に体勢を立て直す。
エルナによりゾンビの力は未だ衰えており、そのおかげで大事に至らず済んだのだ。
「この瘴気の中、倒すのにあまり長い時間をかけたくはないね」
ロイはまず少しでも早くゾンビの数を減らすため、ユークリアの目の前におり、最も傷ついているゾンビにピタリと弓の狙いを定めた。
張り詰めた弦が矢を鋭く射出し、ロイの手で弓が回る。
空気を震わせ飛翔した矢は、ゾンビの鱗を砕いてなお勢いを止めず、肉を貫通した。
「これまで受けたダメージは軽微、ガンガンいきましょう」
フリーダは単身でゾンビの一体を安定して抑え続けている。
今度は巨大な尻尾がフリーダを襲ったが、それを盾で受け止めたフリーダは不動を保っていた。
「ここは一つ、モツを晒してもらおうじゃねぇか」
アーテミシアは対峙するゾンビの側面へ回り込むと、ゾンビの脇腹へハンマーを思いきり叩きつけた。
肌を覆っていた鱗ごと肉が潰れ、ゾンビの腹の中身が露わになる。
アーテミシアはゾンビの体内に怪しい物品が埋め込まれていないかにも注意を払っていたが、今のところその様子はないようだ。
「かの首刈帝なら『首がなくても手首、足首があるじゃない』とでも言うかね? いや『私が切るから此処は首!』だな、多分」
軽口を叩いてみせるサイラスに、ゾンビが尻尾による一撃を見舞う。
しかし、それを盾で受け止めたサイラスはケロリとした顔をしていた。
戦闘行為に意識を割くことさえ叶えば、これくらいの芸当は朝飯前らしい。
「さっさと素材になって回収させてくれや。肉はどうしようもなく腐ってるし、やっぱり骨とか爪か、その緑の鱗かね?」
どうやらサイラスはゾンビ化した骸からも素材を持ち帰るつもりのようだ。
ポロン――とハープのように軽やかな音には似つかわしくない、殺意を込めた矢がサイラスの弓から放たれる。
ゾンビの首の切断面に矢が着弾すると同時、衝撃波が生じ、周辺の肉を広く吹き飛ばした。
首の部分から長く骨だけが突き出たゾンビは、シルエットだけ見ればまるで巨大な骨付き肉のように見えなくもない。
「魔力の槍よ、敵を穿て」
リディリディがエーテルの槍を放つたび、ゾンビの体に大きな穴が増えていく。
集中攻撃を受けた一体など、かろうじて動いてこそいるが、その足取りはもはやフラフラだ。
「こいつは置き土産だ、受け取りやがれ!」
ゾンビが短くなった尻尾を振るったのを、後ろに跳躍することでかわしたナキルは、ゾンビの脚を強く切りつけながらも後退する。
「この時を待ってたよ!」
そこですかさずアリアが念じると、これまでナキルが相手取っていたゾンビの周囲を、光の壁が取り囲み、六角柱を形成した。
ゾンビはまるでいきなり閉じ込められたのを驚くように暴れ回ったが、この光の壁は物理的な衝撃で傷つくような代物ではない。
ナキルがゾンビの尻尾を切り落としたのも、全てはゾンビの全身を光の檻に収めるための仕込みだったのだ。
「俺が引導を渡してやるぜ!」
そんな最中、ハヤトの三連撃がボロボロになったゾンビへ炸裂した。
ほとんどの肉をを削がれ、あちこちから骨と内臓を覗かせていたゾンビは、それでついに動きを止めた。
これで、まずは一体。
「よーし、この調子でどんどん倒していこうぜ!」
「そうね。こいつらも死ぬまで殺す方法を繰り返せば死ぬみたいだし?」
一度後退していたナキルが、サイラスの抑えるゾンビに追いつき、エーテルで伸ばした刃を叩き込む。
「瘴気をまき散らすわりには、エーテルの毒も効くんだね」
同じゾンビに対しロイの矢が突き立ち、鏃から体を蝕むエーテルを浸透させた。
ゾンビの肉体から、ぐずぐずと肉が腐り落ちる速度が加速する。
「敵が五体でも引けを取らなかった私たちが、数が減った相手に負けるはずはありませんね!」
エルナもターゲットを倒れたゾンビからそちらに移し、これまでと同様の妨害を繰り返し始めた。
「とはいえ、細かな傷も積み重なってきました。念のため、治療しておきます!」
一旦自由に動けるようになったユークリアが、ゾンビの背後に回り込む形で丘の上側から降りて来る。
そのまま乱戦に飛び込んだユークリアから柔らかい光が放たれ、ナキルとサイラスを包み込むように広がっていく。
すると三人の肌に刻まれた傷が、見る間に塞がっていくではないか。
「おっと、同じ手――いえ、同じ尻尾は食いませんよ!」
高い位置に振るわれたゾンビの尻尾を、ユークリアが今度はしゃがみ込んで回避する。
ブオンと空気を震わせながら、ユークリアの頭上を尻尾が通過。
見ればナキルは後方へ飛び退くことで尻尾をかわし、その尻尾は行きつく先でサイラスの盾に弾かれていた。
「大人しくその辺に転がってれば?」
サイラスは盾を構えたまま助走をとると、ゾンビに盾をぶちかます。
ゾンビはそれで大きく体勢を崩し、滑るように後方へと押し出された。
「図体ばっかりデカくなりやがって。こンなンじゃ子犬だって殺せねえんだよ」
ハンマーでゾンビを滅多打ちにしているアーテミシアはそう豪語するが、決してゾンビが弱いわけではない。
ゾンビに対峙するアーテミシアが強いのだ。
「神もたぶんおっしゃっています。貴方はここで死ぬ定めだと」
フリーダも祭刀を縦横無尽に振るいながら、ゾンビと一対一で充分以上に渡り合っている。
「穿通する力となりし魔力の槍よ――」
リディリディが三度放った魔力の槍が、新たな標的となったゾンビを貫いた。
「ボクたちが優位とはいえ、油断は大敵だよっ」
さらにアリアが後方からフリーダの傷を癒し、冒険者たちはさらに盤石の体制を固めたのだった。
●
『オォオオオオオオオオン』
相も変わらず、戦場には時折、大地を揺るがすような咆哮が轟いていた。
だが、冒険者たちは耳栓やアリアの支援のおかげもあり、ここまでほとんど咆哮による悪影響は受けずに済んでいる。
もし咆哮の主にもっと近づき、音圧が高まればその限りではないかもしれないが。
ゾンビの数も四体に減り、さらにそのうちの一体はアリアが光の檻に閉じ込めている。
二体はフリーダとアーテミシアがよく抑えており、残った一体は冒険者たちの集中攻撃を受けていた。
「治すから、もうちょっとだけ我慢してね!」
やっかいなのは戦場に満ちた瘴気であったが、それにより受けた毒はアリアが治療にあたっている。
瘴気にあてられた冒険者たちに、抵抗力を引き出す光をかけて回るアリア。
「時には命を大事にすることも必要でしょう」
「はン、テメェから受けた傷なんざ、あっという間に治っちまうぜ」
さらにフリーダとアーテミシアは自身で傷を癒せることもあって、安定して前線を支えることができていた。
アーテミシアの言葉どおり、ゾンビがいくら冒険者たちに傷を与えても、それらはすぐに元通り綺麗に塞がってしまうのだ。
「骨振動とかで咆哮がゾンビを操っているのかとも思ったけど、その様子もないかな」
ロイは光の檻に閉じ込められたゾンビが解放され、周囲に冒険者がいない瞬間を狙い、衝撃波を生じる矢を放つ。
激しい衝撃にゾンビの骨格がビリビリと震えるが、ゾンビの行動に変化が見られるわけではない。
どうやら咆哮はゾンビに命令を与えるためのものではないようだ。
「もう少しじっとしていてくださいね!」
そのゾンビをユークリアが再び光の柱に封じ込める。
ゾンビが中で暴れても、光の檻はビクともしない。
「アンデッドには常道の手として、一帯を燃やし尽くしたいところですが……乱戦ではしかたありませんね」
本来、リディリディは精密な制御を求められる魔法より面単位の範囲攻撃を好むのだが、味方を巻き込むわけにはいかない。
それが求められる状況ならと、リディリディは一体一体、丁寧に魔法を放っていくのだった。
●
そうした冒険者たちの奮闘の甲斐あって、ゾンビはさらに数を減らしつつあった。
順調にゾンビが動きを止めていくのを見るに、もはやゾンビたちが殲滅されるのも時間の問題のように思われる。
「ちと臭うが、それ以外は大したことねェな!」
ハヤトに駆け寄られ、ゾンビがまた傷を増やしていく。
一方、ヒット・アンド・アウェイを繰り返すハヤトは、広範囲にわたる瘴気の影響を受けこそすれ、ゾンビの攻撃がかすりもしていない。
そうした瘴気の影響も癒し手が治してしまうので、実質、大きな問題にはなっていなかった。
「魔法の光よ、敵を焦がせ」
「ここはオレたちに任せて先に行ってくれ」
リディリディの魔法に合わせるように別角度から放たれたロイの矢が、ゾンビの脚を射抜く。
「なんてったって、ボクもいるからねっ!」
アリアも鎖鉄球を手に、前に出ようと走り始めている。
「よし、ここはいっちょ騒音公害ヤローの面でも拝みに行くか」
その声が聞こえたわけではないが、ナキルはロイたちの意図を察し、ゾンビが体勢を崩したうちに丘の上へ向かって駆け出した。
「そらっ!」
それを感じ取ったのかノソリと丘の上を振り返ろうとするゾンビの脚を、アリアの鉄球が砕いたのだった。
●
「これで最後ですね」
フリーダの祭刀に切り裂かれ、最後に残されたゾンビが、地響きを立てて大地に頽れる。
これにより、冒険者たちはついに全てのゾンビを屠ることに成功したことになる。
「丘の向こうの様子もそうですが、ナキル様も気になりますね。頂上に向かいましょう」
フリーダが丘の上を見やると、ナキルがうつ伏せで身を隠し、丘の向こうを覗き込もうとしているところだった。
「その前に、傷だけ治していこうっ」
頂上に近づいた結果、何が起こるか分からないと、アリアは冒険者の治療にあたるのだった。
●
「すまない、待たせたな」
「どうですか、ナキルさん?」
探知用のエーテルで周囲を索敵するロイを伴いながら、エルナが丘の頂上にそっと近づく。
無事ドラゴンゾンビ五体を討伐した冒険者たちは、傷の治療をあらかた終えたためナキルに合流したのだ。
「まずは見てくれ。あっちに気付かれねぇようにな」
頂上手前で体を伏せ、顔だけ向こう側を覗いていたナキルが振り返ると、エルナたちにも先を見るよう促した。
「あれは……!」
丘の向こうを目にしたエルナは、息を呑んだ。
そこに居たのは、確かにエルナも見たことがある存在であり。
そしてエルナの見たことがない姿をしていた。
「あれが腐緑獣ってやつなのか?」
「ええ……そのようなのですが、随分と様変わりしてしまったようですね」
一時的に耳栓を外しながらナキルとやり取りするエルナは語る。
サウゼル大樹海で戦った『瘴気纏う腐緑獣』は、もともと長い鼻を持つ頭がついた三つ首の怪獣であったと。
「ええ、私もそのように記憶しています。ですが、あれは――」
「もともとあった三つ首の頭が、一個しか残っていませんね」
かつて同じ戦場にいたユークリアやフリーダも、咆哮の主の姿を確かめた。
フリーダの言うように、丘の先に居た超大型級のクリーパーには、長い鼻を持つ頭など、一つしか付いていなかった。
そう、長い鼻を持つ頭は。
「頭が一つしか残ってねぇだって? あれでか?」
ゾンビの肉体に怪しい点がないか探り、復活を防ぐために遺骸を破壊していたアーテミシアも頂上に追いついており。
そこで腐緑獣の姿を目の当たりにすることになった。
アーテミシアが呆れるのも無理はない。
腐緑獣には首が八本、頭は六個ついていた。
頭のうち一個は長い鼻を持ち、最初から腐緑獣が持っていたという頭であろう。
そして残り五個は、ドラゴンの頭部の姿形を持っていた。
「ひょとして、あのドラゴンの首。先ほど倒したゾンビの……」
「もしかしなくても、そうだろうなァ」
リディリディの言葉の意を酌み、ハヤトが同意を示す。
ドラゴンの首を覆う緑の鱗といい、五本という首の数といい。
全てはゾンビとなっていたドラゴンから、腐緑獣に首が移植されたという事実を示していた。
「でも一体、誰がそんなこと……?」
アリアの疑問は尤もであったが、それに答えられる者はこの場にはいなかった。
なにせ、腐緑獣の周囲には首の移植を成したであろう人物の姿は見えなかったのだから。
「ま、なんにしても『用は終えた』わけだし、撤収じゃね? この人数で腐緑獣と戦うわけにもいかんでしょ」
サイラスは用事があるといってゾンビのもとに暫く残っていたのだが、ここで追いついてきたようだ。
「そうですね――あの時に戦った腐緑獣さんとは比較にならないくらい元気みたいですし」
エルナの見立てによれば、腐緑獣はサウゼル大樹海に現れたときより少なくとも大きな咆哮を放っている。
討伐のためには、より大規模な部隊を編成する必要があるのは明らかといえた。
「幸い、こちらを追いかけてくる様子もないようです。今のうちに引き上げましょう!」
エルナの言うように、腐緑獣はただ丘の向こうで時折、咆哮を上げるのみであった。
冒険者たちの存在に気付いていないのか、あるいは――冒険者たちを先に進ませないよう、その場を護っているとでもいうのだろうか。
こうして偵察を終えた冒険者たちは撤収し、結果が冒険者ギルドに持ち帰られることになる。
帝国東部に『瘴気纏う腐緑獣』現る――この速報は瞬く間に、冒険者たちの間を駆け巡ることになったのだった。
マスターコメント
ロングシナリオ難しい 報酬:標準10 / 8〜12人
2022年01月31日 21時03分28秒 公開
参加者
- サイラス
エルナ・クルプファルツ
ユークリア・フィナンシェ
アリア・ティーダ
フリーダ=ブロムヴィスト
アーテミシア
- イェレミース トゥラ リディリディ
ロイ・アウレア
ハヤト=ガラン=ヴォルファング
ナキル
相談掲示板
ロイ・アウレアです。よろしくお願いします。 最低出発人数が揃うのを待ちつつ、相談を勧めさせてください。 咆哮は精神派の一種ならジャマーで阻害できないかな?(持って行くね) 気持を萎えさせるだけなら、個人の気の持ちよう(プレ)で負けないぞーッと対策する…とか? 首無しドラゴンは1体ずつ引離したまま倒して行くか、或いは、1か所に纏めて皆で範囲技を一斉に打ち込むか 当然に、他の手もOK、擦り合わせたいです。 接近戦の方はスリップ対策も欲しいね…恐らく自分は距離を取り続ける事で回避を狙うが 早々は上手く行かないだろうから、抵抗上げるとか考えてみます。 …と、今思いついてるのはこの位なので、後は思いついてから話しますね。
「ナキルだ、よろしくなっ!ドラゴンスレイヤーの置き土産って状態見てェな戦場だな 腐ってもドラゴンって言うくらいだしな。 >咆哮 咆哮の正体は気になるな。こっちで「想像できるスキル」で例えると 「殺界」と「サウンドボマー」を掛け合わせたような効果範囲と内容っつぅか、なんて言うか。ズルイよな。 咆哮のタイミングにもよるけど、身を隠して戦闘に参加しないorできない。 もし、発生タイミングがセットアップターンなら条件的に両方を満たすけど。 ジャマーが一番有効打な気がするな。「音」としての効果範囲延長って理屈なら「サウンドボマー」で射程の相殺ができねェかと思ったけど… コレ、戦闘に参加できない面子が発生するのがデメリットだな。 >首無し竜 コイツ等に囲まれるとこっちのデメリットがでけぇな。スリップダメージも、テイルスングも。 遠距離攻撃持ちはそれでって気がするな。 貴重な特性スキルを使う話だからアレだが。 アイアンウォールで分断できると負担減るかな…これはキャスターが2、3人いる場合ってカンジだな…これはちょっと忘れておこう。 オレ個人の動きとしては、破鎧砕で一体ずつ足を叩き折ろうと思うぜ。 脚の骨が露呈してりゃ、叩き折れるトコもあるだろうしな。固定標的に出来れば、遠距離攻撃で仕留め易くなるだろ。」
No.3
サイラスだ、よろしくなー なんか威圧の強化版的な感覚で見てたわ。コミュ系で鼓舞する?ジャマーする?それともサウンドボマー? あくまで困難でしかないから、俺だったら竪琴(弓の改造品)を弾きながら他の弦鳴らしてとかで命中低下かサブ消費とかのペナで行けそう? 固いから至近戦仕掛けて誤射率低下とかジャマーと並行もいける。 纏めてか一体ずつかは参加面子次第じゃない?まあ今の場合単体かなぁと。火力専念なキャスター数人とか居ないと持久型臭いの五体威力の低下し易い範囲攻撃連打で纏めては厳しない?
成立したね、皆さま宜しく! >戦闘に参加できない面子が発生する ジャマーは1度掛けると5ターン有効だから、そこまでロスに成らないと思うよ。 射線確保の移動や敵の動向を確認とか別の動きに重ねて使うのを考えてます。 サイラスさんも持てそうな…気配だね。 重ね掛けする事で、精度が上がるので一緒に持とうか? 必ず5ターン毎に使えるとは限らないので輪唱のようにずらし重ねるイメージが湧いたよ。 サウンドボマーは仲間の耳にもダメージが入りそうだが、竪琴で音をかき消すのはアリと思う。 纏めてか一体ずつかは、盾向けの方々が集まってくれたので1対1で足止めも行けるね。 其々にお相手して貰う前提で考えても良いかな? その場合は側面や後ろから、BSを付与したり追加の火力で動くと思います。
大体いつものメンツになった気がする ウォリアーのアーテミシアだ。 首なしな上にアンデットとくれば精神系スキルはビミョーな所だな。 現状半分がウォリアーとなると今の所一匹づつフクロか?
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >咆哮 別の音で妨害できるとしたらこちらはベル等の打楽器を装備にくくりつけ、 動く事で音が鳴る様に仕掛けておこうかと思います。 その場合、今度は音が煩すぎて意思疎通が取れない可能性もありますが…… >ドラゴン 首が無いという事はブレス等よりも手足や尻尾等の肉弾戦が主体でしょうか。 とりあえず1体ずつ確保する形で各個撃破するのが良いかと思います。 また、敵の数を考慮するとスリップ判定が多重に掛かりそうな予感もしますし、 ある程度抵抗は高めておいた方が安心な気がします。 それにしても首だけが無いのですね。 上半身が無ければハーフドラゴンと言い張れましたが……
No.7
なんかシルエットにした場合のイメージが片側からだか骨の突き出た骨つき肉になって来た。 斬撃系なら手足の首切り落としたり尻尾落とすのが安全そうやね。 一体一体仕留めるなら順番どうするん? 誰の受け持ちから仕留めて解放するかとかも大事になると思うけども。 例えば俺なら弓だから俺の受け持ち倒されたらジャマー張り直しとか攻撃集中で後方射撃主体にするつもりだからあんまり前衛にはならんと思う。 デバフに関しては「累積型バッドステータス以外の 同じ種類のバッドステータスに複数かかった場合、それぞれ独立して扱い、自然回復判定やスキルによる回復判定もそれぞれに対して行います。 ただし 同種のバッドステータスが複数同時にかかっていても、効果を表すのは強度がもっとも高いもの」 と、ルールにあるしそれ考えると特殊効果とかも記載無いから回復するには最大5回判定になるがスリップダメは一回分だけやね。抵抗判定複数回失敗でも治すのが面倒になるくらいで良さそやな? 後は丘に阻まれて見えない感じだから終わってから丘越えて咆哮の主一眼見るとかもありかもなーと。
やったー!無事成立したねっ。 ヒーラーのアリアです。宜しくお願いだよっ! 顔も無い、耳も無いのにどっから操られてるのやら…はっ! 音の出所に、本来の5つ首を持って死体を操ってる化け物がいるのでは…! まぁそれはとまれ、咆哮を受けっぱなしで戦うのはしんどいよねぇ。 いっそ、音の確認と足止めに分かれちゃう? 足止めは可能なら敵を倒しつつ、確認する方を援護。 確認は取り敢えず音の出所確認して、どっちを優先対応するか決める感じで。 手足攻撃して、バランス崩したりするのはボクも良いと思う! あっ、スキルはヒールは勿論いつでも持ってけるよー! それと回避・抵抗・命中の強度を2上げる「レゾナンス・オブ・ヴァロー」と 敵を分断する「光縛封」を持ってこうかなーと。 それと…解呪も必須だよねぇ?
>精神系スキルはビミョーな所だな と、成ると何を支度するのが良いかな…悩ましい所なので アイデアが湧いたら是非に聞かせて貰えると嬉しいな。 オレには、まだこれと言って浮かばないので、ジャマーを持つ予定で居るね。 >一体一体仕留めるなら順番どうするん? 今、考えてるのは、後衛で力を合せ1体ずつ倒し減数する、でどうかな? 倒す順は、身近な個体からで、受け手がBS等の緊急事態に陥ったら そのフォローを兼ね、相手をしてる個体を優先に変更、ってイメージです。 『スリップ』の解除とか、何が有効なんだろう… ゴメンっヒーラ―スキルへの理解が足りてないですが とても頼りにしておりますので、宜しくお願いします。 解説に >首無しドラゴンゾンビを討伐して平原の奥に進み と、前置きがあるから、音の出所確認する為には倒すのが必須と思ってたよ。 先に止められたら楽になるんだが、どうなんだろう…(読み込みし直して考えます) ※誤字とか多かったので再投稿しました。
ヒーラーとして参加させて頂きます。 お久しぶりの復帰参加になります。よろしくお願いしますね。 ドラゴンさんは5体ですかー。光縛封は私も持って行ったほうが良い感じでしょうか。装備とか今から見直すので、またご連絡しますね。
No.12
あの、すみません・・・。遅くなりました。 キャスターのリディリディです。 よ、よろしくお願いします・・・。 咆哮の主の正体は考えても仕方なさそうですね。 私は単純に火力要員として動きます。 5匹なのであまり効果的ではないでしょうが、一応範囲魔法は用意してみます。 自身へ咆哮効果を無効にできるかはわかりませんが、アンチ・サイの準備をしていきますね。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! >アリア 声の正体は咆哮を止めれるかもわからねぇからゾンビ共を蹴散らしてから確かめに行く感じでもいいんじゃねーかと思うけどどーだ? >行動 とりあえず俺は皆の動きに合わせて倒し易そうな個体から削りに動く事にすんぜ。 首が無ぇならその傷口への攻撃は防御力も低そうな気がするしな。 瘴気対策は極力抵抗するくれーしか思いつかねーな。
エルヴンシューターのエルナです!皆さまよろしくおねがいしますね! >咆哮の主 聞く者の身を竦めさせ、行動の自由を奪う咆哮といえば、かつてゴールディの【大変動】にて戦った超大型の三つ首ゾウさんクリーパー『瘴気纏う腐緑獣』の能力ですよね! もし咆哮の主が腐緑獣さんなら、この人数で戦うのは厳しそうかなと!こっそり動きを確認して撤退!が現実的なラインになりそうなイメージです! 大変動の決戦の時は耳栓を付ける事で咆哮の効果を大幅に防ぐ事が出来ていたので、今回も耳栓を付けてみるのはありかもしれませんね! >個人行動 火力に寄せるか、デバフ祭りをするかで悩み中な感じです!
「お、面子も増えたな、よろしくなっ! >ロイ兄ちゃん あ。戦闘に参加云々は「サウンドボマー」を採用する場合だな。 >アリア、ユークリア 光縛封は助かるな!同じタイミングで2体止めるか、タイミングをずらして1体を止めるか そのヘンは様子を見ながらって所かな。 >咆哮の主 >ハヤト …胸がでけぇ女性かも知れない……って、冗談はさておき。 オレも声の主を確認するのは、最後の方…例えば最後の1体を仕留める前とか、でいいんじゃねーかなと。 向うが残存戦力を確認する術があるとは思いに難いが、倒し切った後は逃げてそうだしな。 >リディリディ、エルナ 火力助かる…。 「光縛封」で1~2体は止められるとして、3体か…火力は寄せて、1体ずつ討ち取る。 が、無難そうか。」
エルナさん来てくれてたんですね。 私は付与物理攻撃の回避型になる事にしたので、ドラゴンさんに「破脚砕」と「破鎧砕」を狙って行こうと思います。命中、回避、物理防御が下がります。 後はBS解除も積んでいきます。 回復は……触れれば一度に全回復のとか入れられますけど、いります? 光縛封は臨機応変にが良さそうですね。補助的に二番手に出して行こうかなと思います。 ヴァローはアリアさんにお任せしますね。 エルナさんの予想はなんだか当たっている予感がしますね…懐かしいですね、巨大象さん。私が休息に入る前の最後の決戦依頼でした。耳栓もっていきます。
気づいてしまったのですが、光縛封は1ヘクスの大きさなのでドラゴンさんのしっぽ分あるとはみ出てしまいますね、工夫しないと封じられないかもしれません。
足を砕いて機動力を削いだドラゴンを増やしていきながら列車のように引きずりつつ、引き撃ちもありかもしれません。 スリップはかかること前提で範囲ヒールで回復でも。 咆哮は耳栓やジャマー、アンチ・サイ、サウンドボマーなどで対処ですね。
お久しぶりです!増えて安定感マシマシだ。皆さま改めて、よろしくお願いします。 腐緑獣は直接対決ではなかったからか記憶に無かったよ。 情報をありがとう、確認します。 耳栓と合わせジャマーも使用し様子を見て、効果ありそうなら継続。 声での伝達が難しくなる分は、視界に入り大きめのジェスチャーで伝えるととか考えますね。 咆哮の主の確認については、余力が出来たメンバーが一足早く見に行くと想定して 残ってる魔獣に後ろから狙われないよう援護を入れるとしますね。 >ナキル 了解! 自分の動きは大体決まったので纏めに入ります。 もし疑問点とか出たら、改めてご相談させて下さい。
「>光縛封 尻尾!!ってなるな!とりあえず、一体は尻尾切断優先で動くぜ! 雷神剣も使って一体は手早く沈めて行こうと思う。 その後は足狙い集中だな。」
ふふ、ユークリアさんの姿をお見かけしたのでやって来ました! 金色姉妹のコンビネーション!見せてあげましょう! >咆哮の主 割と推理は当たっているのでは!という自信がありますが、外れていた時には恥ずかしさのあまり穴を掘って埋まってしまいそうです!( 実際の正体はどうあれ、耳栓は効果ありかなと思っています! 過去の決戦で、超大型クリーパーさんの咆哮を軽減できていた訳ですし! 耳栓中の意思疎通はロイさんのおっしゃる感じでいいのかなと思います! 前衛の方は死角になる後ろ側、後衛の方の行動はどうしても把握しづらくなるかと思うので、後衛が前衛の動きに合わせていく感じの連携が必要になりそうです! >個人行動 基本は後衛で行動予定です! 魔霞(命中低下)をかけて前衛の回避を支援したり、魔弾で高ダメージを与えたり、魔蝕(物攻低下)で前衛の方の被ダメを減らしたりといった感じで、ユークリアさんのデバフと重ねられるデバフと火力スキルで皆さんの集中攻撃に合わせて攻めていきたいと思います!
No.22
とりま俺はサウンドボマー持ち込むかなと 一回咆哮聞いてみるのもありやろし、皆耳栓して他の音で大事なのあれば聞き落としあったら怖いし。ヤバそうなの聞こえたら支援とかも回るわ 尻尾まで抜く狙いで貫通射と鋭射使うわ。ドラチャリは動きに合わせて体制崩せないかなという事で。 火力はそこそこ以上を期待しないで欲しいかなと。遅れてる依頼帰ってこないと弓の更新が間に合わん。
再発言が前日になってしまった…!(土下座 >確認前にドラゴン撃破 なるほど…何だか似たような事件にあった方もいるんだねっ…ふむふむ。 じゃあ、元凶?の確認よりドラゴン退治優先で了解ですっ! 分断の光縛封、もし尻尾でダメそうだったら、あくまで壁を作る程度に行くねっ。 >対策 耳栓了解ですー! ボクは攻撃よりバフ解除がメインになるから…手すきのメインアクション用に 汎用スキルの「ジャマー」【自身を中心として周囲の100メートルに渡り、 敵味方問わず精神感応系スキルの効果・精度を下げる。】も一応持って行くねっ。 対BSスキルも【解呪2】(×6)と【聖別】(×5)を持って行くことに決めましたっ。 基本は解呪で。万が一【瘴気】と【咆哮】同時に受けたら、複数解呪可能な聖別を使うねっ。 解呪優先は、HPが少ない方、もしくは一番的に近い人からに…!
No.24
私はアンチ・サイとともに、テレパスを準備して行こうと思いますが・・・。 あ、その、つまり・・・、耳栓をされる方がテレパスも準備されるなら、意思疎通が出来ると思いましたので・・・。
なるほど…テレパス…! どうしよう…持って行く余裕はボクにも有るから、必要ならばお声を是非ー! その、以前耳栓を使った時?はどうしてたんだろっ。
メンテ挟んでも締め切りそのままはストロングスタイルだなオイ オレはもう強打とヒール、装甲防御持ち込んで死ぬまで殴るくらいだな。とりあえず前脚辺りから狙っていって、チャンスがあれば腹パンってトコか 耳栓は用意する。オレは回復は自前でやれるから、余程死にかけてるンでもなければ後回しでいいぞ。
「>アーテミシア 流石の頼れる鉄壁振りだな! >耳栓&テレパス この辺も了解だぜ。 まー、後は適当にハンドサインでも送って連携するか。(ユルい)」
テレパス準備出来るので持つ方向で進めとくね。 変更があったらこちらでお知らせください。
>アリアさん 以前の決戦ではハンドサイン等の視覚的な合図やテレパスが主だったと記憶しています! 決戦はプレイング文字数が少ないのもあって、あまり複雑な方法は取られていなかった……はずです! なのでテレパスも有効だと思います! 私もテレパス準備していきますね!
ギリギリなのにみんなありがとうっ…。 テレパステレパスるるるるー…! 忘れず積んできますっ
No.31
弓買うの間に合った。 とりあえず宣言通りテレパスじゃなくサウンドボマー持ち込むわ。深緑獣クラスなら決戦とか人集めるだろうから、テレパスハンドサイン以外でなんとかする手段ないかは余裕ある内に調べたいし
スマン、大事な事を忘れてました… ジャマーを掛けるとテレパスの使用が厳しくなるかも?(未確認) なので、ジャマーが有効なら、皆との意思疎通はハンドサインで… 効果が無いなら、使用を止めて音を阻害する方向のプレにします。