冒険者密着取材記 彼の者達の原点

崎田航輝

コメント 8

シナリオID:1817

オープニング

「こんにちは! リブラネスタ・ペーパーのユーグ・エマールです!」
 快活な声音と、明るい表情で一人の少年が自己紹介をしていた。 
 同盟はリブラネスタ、その冒険者ギルドの一室である。
 そこで冒険者達を見回している彼、ユーグは――布製の小さな帽子に、握っている紙と羽ペン。執筆活動をしているらしいと判る、そんな格好をしていた。
 テーブルに丁寧に置くのは一冊の雑誌。
 ――リブラネスタ・ペーパー。
 その名を持つこの雑誌について、皆に依頼をしたいのだとユーグは語る。
「ずばり、記事作りの為に……密着取材をさせて頂けないでしょうか!」

●原点
 リブラネスタ・ペーパーは、都市同盟近郊にて販売される総合情報雑誌である。
 真面目な題材から娯楽、ほっこりする話題までを扱う懐の深さと、若手事業者ならではのフットワークの軽さで……最近、名も上げつつあるのだとか。
 ユーグ・エマールは他でもない、その記者の一人。
 昨今、冒険者の存在感が高まる時勢の中で……記事でも冒険者を扱う事が増えている。ユーグはその中でも特に冒険者に関するものをよく執筆するのだと言った。
「こちら、とても好評だったんですよ」
 と、ユーグが見せるそれは前年8月号。
 前にギルドに密着取材を頼んだ時の成果が載っていて……冒険者の日常を克明に活写した記事の内容に、売上も大きく上がったらしい。
「やっぱり僕の読みは間違っていませんでした。人々は今、冒険者の皆さんについての情報を求めているんです!」
 要するに、ユーグはもっと冒険者の記事を書きたくて来たのだと言った。
「企画書も出して、既にOKは貰ってあります」
 こちらです、と。
 ユーグはそれを皆へ示す。

 草案『リブラネスタ・ペーパー2月号特集企画』
 ~今明かされる! 冒険者の原点とは!~
『昨今、目覚ましい活躍を見せるギルドの冒険者達。
 彼らの人となりや日常生活については、既に同雑誌によって克明にされつつあると認識するところである。
 ただ、そんな彼らがいかにして冒険を志すようになったのか?
 彼らは世界で活躍する以前、どこで生を受け、どんな生活をしていたのか?
 冒険者の「今」に目を向けているだけでは、決して詳らかにされない歴史もあるのが真実である。
 冒険者の多くについて知りたがる読者は、同じだけ彼らの歴史にも興味を持っている事だろう。
 即ち――冒険者の原点。そこに視点を向けて密着取材を行う事で、他にない厚みを持った情報を提供出来ると考える次第である』

●依頼
「これを見せたところ、また二つ返事で『採用!』と言ってもらえまして」
 満足気に説明を終えつつ、ユーグは企画書をしまっていた。
 それから冒険者達を真っ直ぐに見つめる。
「そんな訳で、僕の密着取材を受けてくださいませんか?」
 言ってユーグは詳細を説明した。
 期間は数日程度を想定。
 冒険者の故郷や、原点と言える場所に同行し、記事を作らせてもらいたい、と。
「僕は戦う力がないので、危険な場所には行けないかも知れませんが……」
 その場合は近い場所や、原点に準じた別の場所でも構わないという。
「皆さんが、今のような生活をするに至ったきっかけ……それを聞かせて頂く事が出来れば、問題ありませんから」
 皆さんの原点を僕に教えて下さい、と。
 そう、若年記者ユーグは改めて頭を下げたのだった。

解説

●目的  雑誌記者ユーグの密着取材に付き合う。 ●ユーグについて  リブラネスタ・ペーパーという雑誌で記者をしている十四才の少年です。  この雑誌は同盟に関連する情報を扱っていて、今回は冒険者の原点について記事にしたいという事で依頼にやってきました。 ●取材について  自身の原点がある場所へユーグを案内して話を聞かせてあげてください。  ユーグは冒険者の故郷や、冒険者になる前の事、冒険者を志すに至ったきっかけ、或いは大きな転換点などについて知りたがっています。  その辺りを取材させてあげると喜んで貰えるでしょう。  ただ、“原点”がテーマなので厳密な縛りはありません。  自身の歴史をある程度ユーグに教えられるならば、場所の移動も必須ではありません。  取材時は、全員別行動でも、纏まって行動しても構いません。  時間はずれているものとして、それぞれについてユーグが始めから同行して話をメモしていきます。  故郷などに他の用事があって、そのついでにユーグを連れて行くという形でも構いません。 ●場所について  帝国の危険地帯や迷宮など、安全が脅かされるような場所には行けません。  またユーグは公序良俗に反した場所・行為などにも同行しません。  強くないと判っている敵との戦闘は可能ですが、描写はされない(最小限になる)可能性があります。

マスターより

 密着取材を受けようという依頼になります。  自身の何らかの原点にユーグを連れて行って、記事を作らせてあげてください。  基本的には、故郷などに案内してあげれば問題ないでしょう。自身の転換点やきっかけが他所にある場合は、そちらでも喜ばれるはずです。  皆様のプレイングを、心より楽しみにお待ちしております。

リプレイ

●暖かな翠
 深い木々の奥。
 微風に花が揺れ、触れ合う草が快い音を響かせる。
 そんなフィルエス大森林の道を――コルネリウス・アーラはユーグを伴って歩み始めていた。
「この先がコルネリウスさんの?」
「ええ、実家です」
 景色に圧倒されつつも尋ねる、ユーグの言葉に……コルネリウスはそう答えた。
 故郷、ではない。
 それを遠慮がちに問うような視線に、コルネリウスは言葉を返す。
「私は生まれてすぐ、天啓によって取り換え子としてヒューマンの里に置かれました。その後、森へと捨てられたんです」
「……そうだったんですか」
 ユーグは俯いて謝った。
「すみません。言い辛い事でしたら」
 コルネリウスは「いいえ」と静かに首を振って続ける。
「その私を拾ってくれたのが、エルフの父でした」
 今日はその父へ用事があるのだとも言った。
「私と同じように、私の「生まれ故郷」で取り換え子として他の里に置かれて……そこで拒否されてしまった子です」
 コルネリウスは一人の小さな赤子をその腕に抱いていた。
 この子を実家に連れかえる約束をしていたのだ、と。
 名は、フェアエという。
「そうですか、その子も」
 ユーグが見つめていると、フェアエは時々空に手を伸ばすような仕草をする。コルネリウスは優しく揺すってあげながら、そんなフェアエをあやしていた。
 ユーグは微笑みつつ、歩みを進める。
 すると木々が僅かに開けた先。
 長閑な空気を思わせる一軒の家へたどり着く。

「この家は、父さんが旅先で出逢った孤児を集めて暮らしているところなんです」
 コルネリウスもここで過ごした。
 だから紛れもない“実家”。
 言葉に頷き、ユーグはコルネリウスが扉を開けるのを見守る。
 すると――
『お姉ちゃん!』
 コルネリウスの姿に、ぱぁっと明るい表情を見せる子供達がいた。
「ただいま」
 皆へ、コルネリウスが声を返してあげていると……奥から一人の男性が出てくる。
 他でもない、コルネリウスの父。
「おかえりなさい」
 そう言って迎えてくれた彼に、コルネリウスははい、と柔らかな笑みで頷いて。フェアエをそっと預ける。
「この子をお願いします」
 彼は解りました、と穏やかに応えて。
 ユーグが用向きを告げると、「どうぞ、寛いで」と優しく返してくれた。
 その間も、家族の皆はフェアエが気になる様子で集まってくる。
「可愛い!」
「あっ、笑ったよ」
 言って笑い合い、お世話をしてあげ始めていた。
 一歩引いた所で、ユーグはそれを眺めている。
「とても素敵なご家族ですね」
「ええ」
 コルネリウスは自信を持って応えた。
「暖かくて大好きな家族です……。私は、命を掬ってくれたのが父さんで良かった」
「ここで、長く過ごしていたんですか?」
「そうですね。私より年上は……今は、父さんと猫のハーフビーストのライラお姉ちゃんだけです」
 コルネリウスは瞳を閉じる。
「ハーフリングの姉と、私に剣を教えてくれたヒューマンの兄がいて、二人は亡くなってしまいましたけれど」
 三人の兄姉と父が自分を育ててくれたのだ、と。
「弟妹たちも色んな種族の子供達が沢山いるでしょう?」
 種族や命に色はないと、父にずっと教えられてきたという。だから自分は種族の垣根無く過ごせるのだと言った。
 そこは優しさが芽吹き、住まう場所。
「此処が、私の原点です」
 そして、とコルネリウスは未来を見つめる。
「私はこの世界の種族の垣根を低くしたい」
 沢山交流を繋げて、少しでも多くの人たちが理解し合えるように、と。
「父さんや私のようなエルフも居るのだと、色んな人に伝えてくれたら嬉しいです」
「それが僕に出来る事なら」
 ユーグは頷く。そこに咲く沢山の笑顔を、楽しげに見つめながら。

●知の歴史
 まず知っておくべき事がある、と。
 そう述べたストレガ・L・リベルガストラに連れられ、ユーグはサウゼル大樹海北方へと赴いていた。
 危険地帯ではなく、その手前の前線キャンプ。
「ここに、何が?」
「もう着くのだ」
 ユーグに応えたストレガは保全された道を進んでゆく。その先に洞窟があり――ひんやりとした内部へ入っていった。
 そこにあったのは――
「――壁画、ですか」
「これが『我々』なのだ」
 ストレガは自身と、自身へ連綿と繋がってきたゴブリン達の事をそう呼んだ。
 壁画は古く、歴史の向こうにある匂いまでもを感じさせる。
「『大脱出』が御伽話ではなく、史実である事が判って貰えると思うのだ」
「……ゴールディの歴史を、こうして自分の目で見るのは初めてです」
 ユーグの言葉に、ストレガは外の樹海、そして人里のある方向を見やった。
「地獄のようなサウゼルを抜け出し、その入口に建てられたゴールディの首都シルバード――我々がまず目指したのは、生き残る事だったのだ」
 今、世界の各地で生活するゴブリン達。
 その端緒とも言える歴史そのものが……まさしく、ストレガにとっての原点でもあった。

 それからストレガはシルバードへ。
 その某所にある学舎へと、ユーグを案内した。
 『混ざり物』であった祖たるストレガ。
 その人物が、“同胞がより永く生き残る為には知識が必要である”と――その意思を伝える為に建てたとされる場所だ。
 ユーグは歩みながら、改めて建物へ視線を巡らせる。
「こうやって見ると……ゴブリンの皆さんは、樹海から出た後で自ら環境を大きく変えていったんですね」
「永く、先を見据えていたのだ」
 子孫が樹海や世界に呑み込まれないように、と。
 ストレガはそう言って真っ直ぐに歩んだ。

 それから学舎内を進み、ストレガはある部屋に入った。
 それこそ、ストレガの活動拠点とも言えるアトリエである。
 書物に道具に器具。
 知の名のもとに多様な物が集まる――そんな場所を眺めてユーグは口を開いた。
「『ストレガ』について、質問をしても?」
 ストレガは頷く。 
 それは単なる祖ではないのだと。
「『ストレガ』を名乗る事に、血の繋がりは必要ないのだ。ゴブリン族が生き残る為に知識を蓄え、教授する者であればよいのだ」
 自身も『ストレガ』の名とこれまで得た知識を引き継いだ。
 そして、更なる知を追っている。
「世界から知識を受け取るには世界を渡る必要がある。その意味で、冒険者は有用な立場でもあるのだ」
 ビッグオウムは大陸各地へ高速で赴く事を可能にする。
 砂漠越えが必要な王国も、真反対に位置するシグモルも。
 通行証でついでに依頼をこなせば報酬を得られるのだから利用しない手はない――それがぶっちゃけたところなのだと。
「『ストレガ』としても意義ある身分なんですね」
 ユーグの言葉に頷きつつ、ストレガは報告書の写しの一部を取り出す。
「得られた知識はちゃんと世間に還元もしているのだ。読むといいのだ」
 学術資料の如く纏められた魔獣の生態。
 希少な動植物やヒトに友好的な魔獣を守る為の、環境保全提案。
 齎す学識は多岐にわたる。
「魔獣肉のレシピもあるんですね」
「まあ、その辺りは趣味なのだ」
 ストレガは言いつつ、奥へ下がっていった。
「折角だから、食事を頂いていくといいのだ。最近狩ってきた熊肉があるのだ」
「いいんですか?」
「今焼くのだ」
 応えながら、ストレガは肉の塊を手早く厚めに切り、焼きながらソースも作ってゆく。
 漂う良い香りに、脂の乗った肉の美味。
「美味しい! 役得です……」
 ストレガと共に舌鼓を打ちながら――ユーグは満足げな吐息を零していた。

●結ぶ未来
 旅の始めは、テス・クラルスの愛馬ウィクトリアの引く馬車だった。
 そこへ準備を整えてやってきたユーグは……テスの会釈へ自身も礼を返し、共に居るロイ・アウレアにも改めて挨拶を交わす。
「ご結婚されるんですよね。おめでとうございます!」
「ありがとう」
 ロイはテスと視線を合わせ、照れたように応える。
 旅の目的は共有してある。ロイの傍らにいる老狼ルプスの今後を自身に決めてもらう事と――他でもない、結婚の報告だ。
「私に身内はいないけど、ロイの家族にはちゃんとしないと。そう思ったからね」
 テスは言って、ウィクトリアを撫でる。
 ロイもテスとユーグを馬車の座席に招くと、笑みかけて。
「ウィクトリア、頼むね」
 それに応えるよう、ウィクトリアが美しく鳴いて……ゆっくりと道を進み始める。
 目指すは、フィルエスだった。

 空気が自然の匂いを色濃く伝えてくる。
 木々の密度が高まり、木漏れ日が草花を幻想的に照らす。そんな景色の中を、馬車は順調に進んでいた。
 道中、ユーグは二人に話を請う。
 テスは快く応じつつ、少し彼方を見やった。
「何が原点だったか――何しろ遠い昔すぎてね」
 エルフは長命だが、テスもその例に漏れていない。昔と言えば、それは文字通り数十年の時を遡る話だった。
「集落の防衛隊にいたんだ。そこで色々と教わったのは確かに原点だったかな」
 テスはその時分から、既に抜きん出た精霊術の使い手だった。
 遠征で多忙な日々を過ごしていた当時の事。それは確かに、今の自身に繋がってはいるのだろう。
「でも、ある事があってからぽっきり折れてしまってね。私のあの村での印象はきっと、“引きこもりの魔術師エルフ”というところだね」
「ある事、ですか?」
 ユーグが気になって問うと、テスは困ったように笑った。
「それには言及しないで欲しいかな」
 ああ、でも、と。
 どこかの彼方から視線を戻す。
「確実に言えるのは、転換点はロイに出会ったことだよ」
 清らかな青の瞳。
 そこにロイの姿を映して。
「まだ幼かったのにね。ぼーっと過ごしてた私に……『関わり』を再びもたらしてくれた」
 言葉と視線を受けたロイは、少しだけ恥ずかしそうにはにかむ。
 そして交わった記憶の続きを紡ぎ始めた。

「十歳を過ぎた頃だよ。当時は能力に目覚めたばかりで、怖いもの知らずの天狗でね」
 離れた過去の事。
 けれどその頃を、触れられると思えるような鮮明さで思い出してロイは続ける。
「冒険者として生きると決めていた。けれど自分の実力をまだ理解できていなかったんだろうね」
 魔獣に歯が立たず、逆に追いかけられる事態になったと語る。
「この樹上だよ」
 いつしか、馬車は森の奥深くに入っていた。
 そこに生える一本の木を指してロイは言う。
「ここへ逃げて、けれど魔獣は去らなくて。死を覚悟した時、テスに救われた」
「あの時は肝が冷えた」
 テスは眺めながら述懐した。
 結果を言えば、テスと魔獣の勝負は一瞬で決した。
 ロイはその様を脳裏に描いて口を開く。
「圧倒的な力量を見て――守る側の強さが欲しいと、そう縋ったんだ」
「私のために薬草をと、森に入っていたとも知ってね」
 テスは少年だったロイを思い返して続けた。
「この子が何にも害されないよう、私の全てを教えようと決めた」
 元々、ロイは何かとテスの世話を焼いていた。そんな関係性が一つ変わり、成長した瞬間だったかも知れない、と。
「可愛い弟子だったよ」
 テスは笑う。恋愛感情なんてその時は考えもしなかったけれど、と。
 ロイも顔をほころばせて続ける。
「習った事は里の子へ教えた。『生き抜く力を持て』と……それが、自分のやるべき新しい仕事だったよ」
 紛れもない、ロイを変えた出来事。
「テスとの出会いが今に至る“原点”だね」
「――うん」
 テスも頷く。
 ロイの真っ直ぐさに応えようと、止まっていた時間はいつの間にか動き出していて。
「考えてみれば、それ以上に今に繋がる原点はないと思う」
 そう心から実感するから。

 地面が徐々に、踏み固められた道に変わってゆく。
 木々が僅かに開けて――見えてくるのは集落だ。
 歩んでいる人々がロイを見つけ……ロイも小さく手を上げて返している。
 と――そこでルプスが上体を上げて周りの景色に反応していた。
「ルプスにも、森は故郷なんだ」
 だからこそ、ここに連れてきたとロイは言う。
 ユーグはルプスの仕草に威厳と、そして時間の積み重ねを感じた。
「老齢、なんですね」
「ああ」
 ロイは応えて馬車を停める。
 もう、十年以上もルプスはロイの相棒を務めてきた。共にしてきた戦いは、数え切れない。
 だからロイは家族に世話を頼み、ここで余生を過ごしてもらう手もあると思ったのだ。
 そっとルプスを地へ下ろし、言葉をかける。
「懐かしいだろう……残りたくないか?」
 ただ、ルプスから感じられるのは穏やかな強さとロイへの信頼の感情だった。
 森に戻る最後の機会と理解しているかは判らないけれど――馬車に乗ると訴える仕草をしていて。
 膝に甘えてくるその様子に――
「そうか。ああ、これからも相棒だ……」
 ロイはそう言って撫でる事しか出来なくなっていた。
 ルプスは嬉しそうに鳴く。テスもそんなルプスをそっと撫でてあげていた。

 それからロイの実家へ赴くと――
「ロイ、おかえり」
 父と母が暖かに迎えてくれる。
 だけではない。祖父母に、近所に嫁いだ妹とその子。教え子だった者も集まり総出で歓迎してくれた。
 そんな家族達へ、テスは「お久しぶりです」と挨拶を交わして本題へ。
 深々と頭を下げ、思いを伝えた。
「ロイを私にください」
 ――残りの命の全てでロイを幸せにします、と。
 それは心からの言葉。
 その事が判るからだろう、皆の中には、諦め顔の者がいれば歓喜の者もいて。父と母は見合ってから、表情を和らげてロイへ視線を送った。
「決めていたんだね」
「――うん」
 ロイはテスの言ってくれた言葉に、驚きと喜びと、こそばゆさも感じながら。両親へしっかりと頷いてみせる。
 父と母は笑顔を見せた。
「やはり……お前は昔からこう言う部分で頑固だ」
「お義姉――ううん、お義兄さんね」
 妹が言うと、皆も頷いて。賑やかな空気になってゆく。
 それがとても嬉しくて。
「ああ、やはりロイの家族だね」
 こんなにも暖かい。
 テスは自然と熱くなる目元を手で拭っていた。
 それからはユーグも加え、歓待の席となる。
 テスとロイが笑い合う、そんな幸せを分けてもらったようにユーグも楽しい時間を過ごしていった。

「長い生を助け合い、過ごせる者が居るのは幸せな事だから」
 一緒に歩んでゆくんだよ、と。
 家族にそう見送られたロイは、頷いてまた、森の道へ。
「原点があって。色んな事があって……お二人は冒険を続けていかれるんですね」
 ユーグの言葉にテスは肯いた。
「守りたい人と、家族がいて。全ての人がそういった想いの系譜に居るのなら――守れる冒険者は悪くないと心の底から思うのだよ」
 そう誇らしそうに笑ってみせた。
「目標が生き方になり、誰かと一つずつ熟す事。それが生き甲斐に成るのだろうね」
 だからこれからも並んで歩むのだと。
 思いと共にロイは言って、テスと視線を交わす。
 そうしてルプスを傍らに、ウィクトリアの蹄の音を聞きながら一行は進み出す。明るい未来を思わすように、森が華やかに香っていた。

●並ぶ未来
 ぱかぽこと、蹄の音がリズミカルに響く。
 進路は街道を外れ、自然が目立つ景色へ向かっていた。
「この先ですか?」
「そうだよー」
 馬に揺られながら、ユーグに応えるのはアルマ・ヴァレンタイン。
 そこは辺境都市郡の一角。市街から離れてゆく道だ。
 アルマの隣に並ぶエヴァン・ピオネロは――少しのわくわくとどきどき。防寒着の前を合わせ直して、前を見据えていた。
「もうすぐ、アルマの村に着くんですね……!」
「うん。しっかり付いてきね?」
 迷子になるから、と。 
 そこからアルマは更に馬を駆る。大小の石や岩が積み上げられている場所があり――その間を、複雑な経路で進み始めていた。
 ユーグは不思議な面持ちだ。
「ここは……?」
「正しい順で通らないと、ぐるぐる同じところをまわっちゃうんだー」
「そ、そんな場所があるんですか……。もしかして結構危ないとか?」
「ちゃんと付いてきてくれれば大丈夫だよー」
 言葉通り、アルマを追えば特段の異変はない。
 ただ、道のりは非常に複雑で……エヴァンは一生懸命ルートを覚えていた。
 アルマの家族の顔など、大事な事を心に刻みつけようと、記憶力を研ぎ澄ませられるようにしてきたのだが――
「まさか、ルートを覚えるのに使うとは思いませんでした……」
 ただ、その内にふと岩の景色が開けた。
 その先に見えたのは、小さな村の姿で。
「わぁ、あれが――」
「うん」
 ちょっとした隠れ里とも言えるそこへ、馬を進め――アルマは改めて振り返る。
「ボクの故郷へヨーコソ!」

 そこは自然の中に拓かれた村だった。
 アルマの姿を見つけると、近くの人々が集まってくる。
『アルマだ!』
『本当? 久しぶりだ!』
「みんなただいまー!」
 賑やかしくこちらを出迎える皆へ、アルマはまず荷物を下ろして見せていた。
「お土産あるから、持ってってねー」
 干物に火酒、その他外国で仕入れたものも含め、食料を中心にした数々。それに子供達や大人も含め、皆が瞳を輝かせている。
「こういうのって、何だか素敵です」
 と、エヴァンは少し瞳を細めて、微笑みながらそんな様子を眺めている。
 こちらにも人々が興味を向けるので、エヴァンが挨拶を交わしていると……アルマが再び歩み出した。
「それじゃ、お父さんとお母さんのところに行こー。皆にも改めて紹介しなくちゃ」
「はいっ……」
 エヴァンがぐっと気合を入れてついていくと、その先。
 アルマと面影の似た、ハーフリングの男女が出迎えてくれた。
 他でもない両親。二人はアルマを抱きしめる。
「おお、元気にしていたかい」
「あらまぁ、前より少し大人っぽくなった?」
「二人ともただいまー」
 アルマも嬉しそうに応じて、ユーグとエヴァンを紹介した。
「こちらが冒険者の取材で来てるユーグさん。こっちはボクの彼氏さんのエヴァくんだよ!」
『……!?』
 と、その瞬間。
 ざわ、と周囲がどよめいた。
 エヴァンはちょっと驚きつつも、頭を下げる。
「将来を見据えて、お付き合い中です。次はぼくの家族に会って貰う事にもなっています」
 ずっと決めていた事だから、淀まず言えた。
 種族の違いは自然のまま。どちらかの時が止まるまで共に居る約束をしている事――それも一緒に伝えて。
 言うべき事を言えたと、思ったその時……エヴァンはまたびっくり。アルマの両親二人の目が、ギラリと輝いていたのだ。
「嫁の貰い手ができた……だと……」
「逃がさん……お前(婿)だけは――」
 ホラーのようにエヴァンが二人の輪の中に引きずり込まれていく。そんな光景を「親としてどうなのソレ……?」とアルマは見ているのだった。
 周りを見れば、村の人々も電流が走ったように驚いていて――
「えっと、その反応はどうしてなのかな?」
 何故かそれに応える者は居なかったけれど――『宴だ!』と。皆ですぐに盛り上がり始めたのだった。

 そうして宴が始まる中で――アルマはユーグと話す時間を作った。
「素敵な村ですね」
「ぼくもそう思うのです」
 エヴァンも言うと、アルマは「ありがとー」と言いながら――改めて村を見回す。
「見てもらって判ったと思うけど、こっちは土地が痩せてて農作物なんかも育ちが悪くって」
 故に、畑を荒らす害獣も美味しく命の糧にしていたという。
「でも、なんか満たされなくてねー。そんなとき、村を襲撃にきて返り討ちにしたオークがやけに美味しそうにみえてねー?」
「えっ……お、オークですか」
「うん。ガブっといっちゃったら、コレがボクを満たしてくれる味だー! ってドハマりしちゃったわけ。村の皆はゲテモノ扱いでドン引きしてたけど」
「成程……」
 ユーグが畏怖の念を抱く横で、エヴァンも少々戸惑い中。
「ご家族皆がそうなのだとばかり……アルマが特別だったのですね」
「そうだねー。で、世界各地でこういうゲテモノにありつける手段として冒険者になったんだよー。えっと……都合のわるいところはカットしていいからね?」
「ぼくからもお願いします」
 エヴァンが苦笑すると、ユーグは「持ち帰って検討します……」と述べるのだった。

「エヴァンさんのは原点は、どんなものだったのですか?」
 次にユーグが尋ねると、エヴァンはそっと口を開く。
 過日を思い返しながら。
「ぼくは……ずっと家族に心配を掛けてました」
 釣った魚も殺せない、弱虫だった。
 それが自分だと思っていた。
「変わり始めたのは――変わりたいと思ったのは、あの時です」
 想起するのは帝国での動乱。
 死霊術師が齎した陰惨な悲劇。尊厳を踏みにじられた、死兵との戦い。その戦後処理での事。
 ユーグは話を聞いてそっと呟く。
「僕は伝聞でしか知りませんが……酷い状況であったと、聞いています」
 エヴァンは静かに頷いた。
 目を閉じれば今も、色濃くそこにあったものが見える。
 散乱した瓦礫。横たわる遺体。涙を流す人々。その中で佇んでいる自分。
「それを見て、思っていました。ぼくの力は何の為にあるのか……それをちゃんと、使いこなせ“たら”。多くを助けられ“れば”……泣く人は減った、って」
 ただ、と声に力を込める。
「そこでテス師匠に教えられたんです。“タラレバ”ではなく、事実を真摯に受け止めて、繰り返さない力を身に付けるように、って」
 それから自分は頑張ろうとした、と。
「でも……直ぐには出来ないのです」
 何度も失敗しては凹んだ。
 自分は自分でしかないと何度も思い知らされた。
 けれど――
「それを引き上げてくれたのが、アルマです」
 そこでアルマと見合って表情を和らげる。
「前向きで、破天荒な所があって、命を大切にする。一緒に居ると凹む暇が無くて……次々と学びがあります」
 だから、とエヴァンは素直な思いで言った。
「ぼくの原点は、一つじゃないのかもです」
 アルマと一緒にいる時間。
 新しい自分を見つける時間。
「毎日の繰返しが新たな切っ掛けで、原点で……それを伸ばしてくれる人と出会えるかが、大切なんじゃないかって、思います」
 その言葉は、傍で話を聞いていたアルマの両親にも伝える気持ちで。
 アルマの母は少し瞳を潤ませてから、笑みを向けてくれる。
「これからも、一緒にいてあげてね」
 エヴァンは「はいっ」と明るく応える。
 ご両親に大歓迎されて嬉しい事、これからもアルマと歩んで行ける事。思うほどに――先に待つ未来が、毎日が、とても楽しみに思えたから。

●家族
 からからと、車輪が土を咬んでゆく。
 蒼空に吹く風の向こうに、村の姿が見えてきていた。
「あちらがカインさんの故郷ですか?」
「ああ、そうだ」
 馬車にて、ユーグに応えるのがカイン・ステラ。少し進んだ所で降り立ち、視線を巡らせた。
 リブラネスタ近郊に位置する農村だ。
 素朴な景色が連なり、田畑が見える。ゆったりとした時間が流れる眺め。
 その中を、カインはまず村長宅に向かった。
 村長はすぐに出てきて、カインを労う。
「元気にやっているかい」
 カインはそれに素直に答え、近況と来訪の目的を話す。
 ユーグも挨拶しつつ……暫し二人のやりとりに、表情をほころばせていた。
 外に出ても、カインは出会う村人達と都度挨拶を交わすから……ユーグは感心の面持ち。
「皆さん、カインさんの事が好きなんですね」
「大体が顔見知りなんだよ。こういう村だからな」
 この村から孤児院に身を寄せ、冒険者となったカインだが――孤児院に居る間も村長とは連絡は取っていた。
 村の近況も知っているから、決して縁遠くなっていなかったのだ。
 都会生まれのユーグはそれでも新鮮な感覚でメモを走らせる。
 けれど……途中ではっとする。
 カインの背中の向こう。
 そこに周りより静かで、少しだけ淋しげな景色を見つけたから。

 そこは墓地だった。
 並ぶ墓石には食べ物や、花も添えられていて。
 その一角に、カインはユーグを案内して示した。
「はいよ。ここが所謂……原点だ」
 今も綺麗にされているそこには、カインの家族が埋葬されている。
 ユーグは静かに見つめていた。
 孤児院、と言っていたカインの言葉を思い返すように。
「ご家族の方、亡くなっていたんですね――」
「ああ。ガキの頃に、流感でな」
 変わらぬ口調で語るカイン。
 ただ、脳裏にはその記憶が蘇っている。
 十年近く前の事なのに、昨日の事のようでもあって。
「天涯孤独だ。そうなったのは俺だけだったが……こんな農村だ。他の家だって死人は出て、誰も、俺を引き取る余裕なんてなかった」
「大変な思いを、されていたんですね」
「医者が一人もいねえような場所なら、そこまで珍しい事情じゃないと思う」
 カインはそうとだけ応え、それから、と続けた。
「死んだ村長の跡を継いだ、さっきの村長が随分力を尽くしてくれて――割と感じのいい孤児院に行けることになった」
 ただ、そこにも安寧だけがあった訳じゃない。
「孤児院には色んな奴がいる。親が病気や事故で死んだだけじゃなく、捨てられたのもいる。魔獣や賊共とかに殺されちまった奴も珍しくない」
 言って自身の手を軽く握る。
「覚醒した時、一人でもいいから、孤児が増えないように力になれたら――そう思う程度のことはあったよ」
 同時に、その可能性を得たのに何もしないのは傲慢だともカインは言う。
 ユーグは尊敬の瞳を向けた。
「戦うのだって、大変でしょう。誰かの為に、って。何故、そこまで思えるんですか?」
「俺は家族に愛されて育った」
 だからだと、カインは迷わず応える。
「俺をそう育ててくれた父ちゃんに母ちゃん、じいちゃんばあちゃんのお陰だ」
 故に、今一度墓を見つめて。
「家族が全ての原点になる」
 それから墓前で近況を報告すると――
「また来るよ。いってきます」
 カインは最後にそう言って歩み出す。
 村から出る際に、そうだ、と口を開いた。
「あと、孤児院の院長先生は俺の転機になる人だったな」
「えっ? そ、そのお話も是非――」
「悪いな。こっちは内緒だ」
「ええっ、そんなぁ……!」
 ユーグが泣き顔になるのに、カインはにんまりとだけ笑んで背を向ける。
 それから続く質問攻勢を躱しつつ――カインは青空を少し、仰いでいた。

●透徹の空
 風が暖かさを帯びてくる。
 気づけば雄大な稜線が見えて――馬車上からロゼットは目を向けた。
「もうすぐね」
「シグモル火山帯ですね……!」
 身を乗り出さんばかりのユーグに、ロゼットは微笑んで下りる準備を始めてゆく。

 発端は同盟での事。
「前の特集は読ませてもらったわ」
「本当ですか?」
 えへへと嬉しげなユーグに、ロゼットは話の中で「実は」と語った。
「今度、帰郷を考えているの。最近の騒動で、家族や友人の安否確認もしたいし、神殿への近況報告もあるから」
 大陸の反対側まで行く事になるけれど、と。
「一緒にどうかしら」
「是非、お供させて下さい!」

 そして今、二人は田畑を横目に進み……先にある建物を望んでいた。
 ――ボルガニスク神殿。
 他でもない、ロゼットの故郷であり原点だ。
 ロゼットはユーグを伴い、早速中へ入ってゆく。
「まぁ、ロゼット!」
 すると年長の女性神官がこちらを見つけた。
 先輩だと紹介し、ロゼットは挨拶を交わす。
「皆の様子は?」
「色々と忙しいけれど。でも皆元気よ」
 昨今の出来事で動きはある。けれど皆健常に過ごしているという。
 ロゼットは安堵と共に、改めてユーグを案内。すると、幼い子供達がお祈りや講義の時間を過ごす景色が見えた。
「皆さん、小さな頃から学んでいんるんですね」
「そうね。ここでは普通のことよ」
 眺めていると、講義を終えた子供達が出てきてロゼットに気づく。挨拶や話を交わしてあげた後、ロゼットは次の場所へ向かう彼らを見送った。

「私も幼い頃から、あんなふうに過ごしてきたわ」
 登山道を歩みながら、ロゼットはユーグへそう話す。
「ここで生まれて、ここで育って。冒険者になるまでは火山から出た事もなかったの」
「そうだったんですか」
 驚きと共に、ユーグは遠景を見渡す。
「お祈りなどの他には、何を?」
「神殿での暮らしは全部が信仰に繋がっているの。講義を受けたり、畑を耕したり、心身を鍛える訓練を受けたり、日々の奉仕活動もその一部よ」
 見れば畑仕事に勤しむ者がいる。
 ユーグは感心だけでなく、疑問も交じえて言った。
「シグモルの人々は厳格な暮らしをしていると聞きます。その一端を見させてもらった気持ちですが――大変ではありませんか」
「……そうね。豊かな土地じゃないし、規律も厳しかったけど、でも」
 大切な故郷よ、と。
 ロゼットは言った。
「でもね、ふと外に広がる遠い景色を見た時、あの景色の下にはどんな世界が、どんな人々が――そう思うことがあったかな……」
 そしてそれを見る日が、訪れる。
 ユーグは問うた。
「外へ出る、そのきっかけは?」
「帝国の崩壊を知ったことよ」
 ロゼットはその時の感情が、今でも蘇る。
「大勢の人々が苦しんでいる今、授恵者の資質を授けられた私がやるべきことは何なのか。その日の内に決めたわ」
「迷いはなかったんですね」
 その質問に、ロゼットは改めて自覚して頷く。
 自分が自分じゃなかったら、迷っただろう。けれど自分は心に確固としたものを持っている。
 いつでも歩むべき指針となる、信仰が。
 今の旅も冒険も、或いは神殿の日々の延長。
「かつてこの地に信仰の礎を築いた初代シグモル。クリーパーから火山を守った2代目シグモル。私は彼女らのように信仰に生きたいと思ってるわ」
 まだまだ未熟で遠く及ばないでしょうけどね、と静かに微笑みながら。
 山道を進み、ユーグへ振り返る。
「今日は神殿に泊まっていくと良いわ」
「いいんですか?」
「ええ。ロスガリア大陸で、もっとも空に近い場所から見る星空を見ていってちょうだい」
 そうしてユーグは信仰の山岳でその日を過ごす。
 望む夜天は、他の場所では見えぬ美しさだろう。或いはそれは、清廉な心を通して見る世界によく似ていた。

マスターコメント

お疲れ様でした。 故郷や原点について多くの事を教え、密着取材として十分な情報を提供してあげる事が出来ました。 また多くの体験を共にした事で、ユーグとしては仕事として満足がゆくだけでなく、思い出に残る旅にもなった事でしょう。
ロングシナリオ

ロングシナリオ易しい 報酬:多い8 / 6〜8人

2022年01月19日 19時19分07秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ロイ・アウレア

    シューターのロイ・アウレアです。よろしくお願いします。 結婚報告も兼ねて、久しぶりに故郷(フィルエス大森林)に戻ろうと思う。 その流れでユーグさんに、冒険者になった経緯とかを話す流れに成ると思います。

  2. コルネリウス・アーラ

    コルネリウスです、よろしくお願いしますね。 ユーグさんにお会いするのもお久しぶりになります。 私も一度、故郷に戻ることになりそうです。

  3. アルマ・ヴァレンタイン

    アルマだよ、どーぞよろしくねー ボクも久々に里帰りする予定だよー 案内がいないと命が危ない所だけどユーグさんの同行だいじょうぶかな…

  4. ロゼット

    ロゼットよ。皆よろしくね。 私の故郷はシグモル火山帯だけど、リブラネスタとは 大陸の反対側ね。皆が遠出するなら私も帰りましょうか。 >アルマ 解説の「●場所について」で注意喚起があるから、 それに触れない程度なら、大丈夫なんじゃない?

  5. アルマ・ヴァレンタイン

    >ロゼットさん お知らせどうもありがとー…! すこーしマイルド方向に修正してご案内できるように変更するよー

  6. エヴァン・ピオネロ

    エヴァン・ピオネロです。よろしくお願いします。 アルマの里帰りに同行させ貰います。 命が危ないと聞いてどうなるかと思いましたが… ユーグさんと一緒に無事に帰って来れそうで安心しました。

  7. テス・アウレア

    こんにちは テス・クラルスです ロイと一緒に帰郷しようと思っているよ さて、どんな話をお伝えしようかな

  8. ストレガ・L・リベルガストラ

    ストレガなのだ。よろしくなのだ。 奥深くまではいかないが樹海のまあ安全なとこにいくのだ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0