【煌空】炎と氷の道
崎田航輝
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シナリオID:1657
オープニング
見ると、子供達が元気に駆け回っている。
都会のような綺麗な公園や、紋具を駆使した玩具などはそこにはいけれど。土に汚れ、時々転んでしまいながらも……“冒険ごっこ”をする彼らは何より楽しそうだった。
「うちは元々平和な村ですが。あれから一層、活気があります」
と――開けた集会所にて冒険者達に語るのは、ここケルッカ村の村長だ。
老齢だが彼自身、言葉に見合うような溌剌さを感じさせる。
それも当然の事であろう。
伝承にある“黄金の巨鳥”――その手掛かりとでもべきいうものが、先の冒険者達の遠征によって見つかったのだから。
「皆さんが持ち帰ってくれた黄金の羽……あれは間違いなく巨鳥のものでしょう。落ちてから長い時間も経っていないように見えました」
だけでなく、あの冒険によって先人の残した地図もある程度は正確だった事が判った。
それは即ち、本当に巨鳥の棲家があるかも知れないという事。
その事実によって、村は暫くの間お祭り騒ぎのようになり……子供達は今でもその興味から、冒険ごっこを続けて飽く事がないのだ。
無論、子供だけでなく大人達も現在進行系で期待感を抱いている。
巨鳥が与えてくれるという幸せを願っている部分もある。だがそれ以上に、巨鳥の実在の可能性に胸を躍らせているのだ。
そしてこの日、冒険者達は二度目の遠征の為に招かれている。
「更に先へ進み……そこにあるものを確かめてくれれば幸いです」
ただ、と村長は冷静でもある。
「気をつけてくだされ。この地図が本当だという事は――先は更に危険な場所になっているはずですから」
●二つの道
先人達が遺した、幾つかの古地図。
今一度見てみると――それが巨鳥の棲家らしき場所に辿り着くまでの、苦難を伴った道筋である事が窺い知れる。
その旅路はおおよそ、樹海の中心方向へ南下してゆく行程なのだが……距離はかなりのもの。
そして前回の冒険でも実証出来た事だが――道は大きく二手に分かれていた。
今回はその分岐した道を中心に進む事になるだろう。
「一つは、氷風山岳から続く西側のルートですな」
話していると子供達も段々と集まってくる、そんな中で村長は地図をなぞる。
氷風山岳の先は、キャンプを張った場所こそ安全な環境だったが――そこから先はまた真冬のような低温地帯になっているらしい。
美しくも厳しい、そんなルートとなるだろう。
「もう一つは、焔波海岸から続く東側のルートです」
こちらも、キャンプ周辺は長閑だが――その先は溶岩も流れる高温の洞窟らしい。外では見られぬものも発見出来るかも知れないが、易しい環境ではないだろう。
氷の道と、炎の道。
どちらを選び取るかは、そこを征く冒険者次第だろう。
「途中に合流地点もあるようではあります。安全を優先して臨んでくだされ」
それらを越えて、ようやく道の分岐がなくなってゆくという。
無論、魔物の脅威はその先でも続くだろう。
現れるのは、前回の冒険よりも危険な敵かも知れない。
ただ――それでも冒険者達は挑むのを止めないというだけの事。
そうして改めて歓待を受けた翌日。
爽やかな朝日が昇る頃、冒険者達は村を出立する事となった。
『がんばってね!』
『冒険の話、聞かせてね!』
村の出口には子供達が集まって、前よりも一層わくわくと瞳を輝かせている。
そこに交じる村長が、こちらへ言葉をかけた。
「ご武運を祈っております」
冒険者達はそれに頷き、前へ向き直った。
まずはキャンプを目指す形だが……前回の冒険で魔物も相当数退治されている為、そこまでは比較的安全に進めるだろう。
本番はその先。
そこに何が待っているのだろうかと――彼方を見据え、冒険者達は歩み出す。
解説
マスターより
リプレイ
旅立ちは、麗らかな陽光に祝福されたものだった。
「良い結果をお届けします」
ロイ・アウレアは村長に全員での帰還を、子供達には土産を約束して手を振り、歩み出す。
それに手を振り返す村人達を見やると……ララベル・サン・ディーベルは心も新たに、前に向き直った。
「皆が楽しみにしてくれてるし、頑張ろうね」
何より自分自身が巨鳥、そしてそこに至るまでの景色をこの目に焼き付けたいのだから、と。
森を進みながら、アルマ・ヴァレンタインも「うん」と頷く。
「今回も手がかり見つかるといいねー」
「その為にも滞りなく進みたいな」
声を継ぐセリオス・オーガストは、傍らに黒汗馬を連れている。今回も厳しい道中になる事を見越して、牽かせる荷車に物資を積んでいた。
レイヤ・ダライ=カホールも前回に引き続き、ミニビヒモーのエクレアさんに荷を載せて……獣道を共に踏みしめてゆく。
「どんな景色が見れるでしょうか……! 楽しみです!」
期待の言葉には、皆も同じ心で――まずは二手に分かれてキャンプへ。
焔波海岸側に辿り着いたレイヤは、エクレアさんから荷を下ろす。
「エクレアさん、お疲れ様でした」
それに鳴き声が返ると、レイヤは微笑んでご飯を準備。エクレアさんはここで留守番となる為、数日分を用意した。
「俺達も焦らず、休んでゆこう」
そう言って自身の荷も置くのはテテリカ。
新たに始まる冒険に、心は躍っている。故にこそ、英気は養っておくべきだから。
パルド、そしてウォーゼルも顔を見合わせてから頷いて。
「陽も落ちてきてるし、寝てから出発だな!」
「うん!」
交代で見張りしつつ、夜を越えて……翌日。四人は改めて出発の準備を整えた。
「次は何があるんだろうな」
心弾むパルドに、ウォーゼルも「そうだな」と応えて。
「今頃、向こうも出発してるかな――!」
砂浜から進み出し、西にも視線を向けた。
●氷と炎
西方。
氷風山岳側のキャンプで態勢を整えたロイ達四人も――丁度、森林から南へ出発したところだった。
「キャンプ地は落ち着いてたのに、また寒くなってきたね……」
ララベルは吐息を仄かに白く、頬を淡い桃色に染めている。
実際、足元も土から雪、雪から霜へと移り変わっていた。ロイは方向感覚を鋭敏にしつつ呟く。
「方向は合っているようだけど。易しい道じゃなさそうだね」
「ああ」
応えるセリオスも、黒汗馬にはブランケットを掛けてあげている。魔物が出る前から、厳しい道のりだった。
と、アルマが前方の景色に気づく。
「地図の通りだねー。川が凍ってる」
見えるのは時間を止めたように固まった河川。周囲の岩場もまた、氷で出来ていた。
「不思議……だけど、綺麗だね」
ララベルは思わず見惚れる。氷の岩は巨大な宝石のようで、川は優美な鏡。光に燦めくそれは確かに美観だったから。
「でも、足下には気をつけないとね」
「そうだねー。はい」
と、言ってアルマが皆へ渡すのは小さな刃を繋げたアイゼンだ。
受け取った皆は、川しか通れない場所はそれを着用し……一歩一歩丁寧に前進していった。
「川は結構分岐してるねー」
「ああ。だがおおよそ南に通じているようだ」
セリオスは周囲の地形を読み取りながら、地図上に経路をマッピングしている。
それによって判るのは、川が山岳側の上流から、南の下流に向かっている事。少なくとも川を辿れば、大きく道を逸れる事はなさそうだ。
そうして進んでいると――
「あっ、見てー。植物があるよ」
アルマが氷の間から生える花を見つける。
それは冬色の世界の中で、何とも鮮やかな色彩をしていた。花弁は一見、凍っているようだが――
「この状態で生きてるみたい。沢山あるし、採っていこうよ」
「そうさせてもらおうか。厳寒で育つなら……村へのいいお土産にもなる」
食べられそうでもあるので、ロイも言いつつ採取。
「あ、こっちも別の草があるよ」
ララベルが見つけたのは、山菜のような葉っぱ。
この寒さでも瑞々しく、丈夫だ。更に霜のついた土を掘り起こすと、発芽前の種も多数あった。
「これはこれで、食べられそう。幾つか貰っていこう」
という訳でそれも採取していると――セリオスが川の向こうに目をやった。
「敵だな」
皆もすぐに気づく。硬質な音を立てながら……氷の中を泳ぐ影があったからだ。
魔獣――泳翼魚。三体が連なってこちらへ直進してきていた。
皆は即座に戦闘態勢。まずはロイが、放った光の矢を爆裂させて氷を貫き、敵全体を巻き込むと――セリオスも続けて射撃。強烈な一矢で一体を穿つ。
直後には別の一体が飛びついてくるが……ララベルは髪をさらりと棚引かせ後方宙返り。靭やかに回避してみせた。
そのまま体勢を直すと、相手が着氷する前に細剣を振るって。
「飛べ、烈風突き!」
放った衝撃波で二体目を両断。
「えいっ!」
と、同時にアルマも魔法の矢を放ち、三体目も素早く撃破してゆく。
そうして時折現れる敵を倒しながら進軍し――
「そろそろ休もうか」
「ああ」
ロイの言葉に頷き、セリオスが氷の岩の間にある、平坦な地面へゲルを広げていた。
その中に入って荷を下ろすと、暖かな中で皆は暫し休憩。
そして――
「ご飯の時間だよー」
お楽しみとばかり、アルマが早速火を熾す。
「は~、焚き火も暖かい……!」
ララベルが言いつつ採取した一部を並べると、アルマもゲット済みの泳翼魚を準備。
セリオスがその部位を一部、記録用に保管させてもらう事にすると――後はシンプルに焼き魚にする事にした。
早速頂くと……ぱりっとした皮と、溢れる脂が抜群。塩加減も丁度良く、熱々の旨味が冷えた体に沁み渡る。
「植物は、そのままでもいけるか」
と、セリオスが食す花と葉は、和えるだけでも甘みのあるサラダになる。花は凍ったままぱりぱりと砕く事で調味料としても使えて――
「肉に使ってみようか」
ロイが焼いた肉に合わせてみると……香り高く、上品な味わいになるのだった。
ララベルもそれを頂いてなんとも幸せそうな表情で。
「ん~、美味しい!」
「種の食感がいい感じだねー」
と、アルマは種をぽりぽり。
氷の薄い膜に覆われていながら、その中でも育つ生命力があるようで……風味も強く、そのまま食べてもすり下ろしても使える、万能な食材になりそうだった。
「これで、体力も万全だね」
休息後は、ロイの言葉に皆で頷き行軍再開。氷の川と岩場の間をまた進み始める。
と、不意に先の景色が見えなくなったから――セリオスはエーテルの波を走らせて確認。川も岩も、全ての高度が急激に落ちている事に気付いた。
「急勾配だな」
注意深くその手前から覗くと……氷で均されたような巨大な下り坂だと判る。
「落ちたら大変そうだねー。しっかりアイゼン着けていかなきゃ」
アルマの言葉には皆も同意。
しかと準備をすると――
「僕から行くね」
まずはララベルが壁歩きを利用して坂へ。ゆっくりと進みながら――途中で氷に楔を打ち込み、ロープを張ってゆく。
皆は注意深くそれを伝って下降。
母蜘蛛のロープを幾重にも結わえて、馬や荷車の重量も支えきり……上手く滑り落とさずに運ぶ事が出来たのだった。
「……敵だ」
「何とか、間に合ったね」
彼方を見るセリオスの言葉に、ロイは戦闘態勢。素早い下降が功を奏し、こちらも不意を突かれずに迎撃出来た為……被害も最小限に抑えられたのだった。
そうして再び前進すると、いつしか川の流れる音が聞こえてきて――
「氷の景色も、ここまでかな」
「やっと抜けられたねー」
暖かになってきた気温の中、ララベルとアルマも笑み合って……氷流河の攻略を共に喜んだのだった。
爽やかだった陽気が、徐々に肌を刺激する暑さになってきた。
仰ぐと、太陽が陽炎に歪んで揺らめいているのが判る。
「やっぱり、まだ暑い場所が続きそうですね」
東ルートから南下を続けながら、レイヤは呟く。
テテリカも頷いて視線を下ろした。
「気温はもっと上がりそうだな。原因はあれか」
見据える先にあるのは、褐色の岩肌を持つ洞窟。
地下への道を開くその入り口から、浜とは比にならぬ熱気が生まれているのだ。
近寄るのも躊躇するような温度、だが足を止めるわけには行かない。皆で頷き合い、意を決して入ってゆくと――
「凄いな……!」
パルドは目を瞠る。
その内部は地下にあって暗闇とは無縁。
壁から火花が散り、遥か下層には溶岩が流れていて。橙色と白と赤。眩いまでの炎色が燦めく景色だった。
「でも、やっぱり暑いね……!」
ウォーゼルもその眺めに無二の凄絶さを感じながら、吹き抜ける熱波に目を細めてもいる。
耳も少々力なく折れていて……パルドは心配げだ。
「大丈夫?」
「うん、何とか。心頭滅却すれば火も……いや、暑いけどね?」
ウォーゼルはやわい笑みを返す。
実際、暑さ対策はしてきた。外套で肌の露出も抑えているし、火花から距離をとっておけばひとまずは進めるだろう。
とはいえ、あまり長時間いるべき場所でない。テテリカは濡らしたブランケットを大鼬のベニテングにかぶせ、水も飲ませてあげていた。
「俺達もこまめに給水していこう」
「そうですね!」
レイヤはこんな時の為と用意していた水袋から皆にも水を配りつつ、自身の喉も潤して……改めて進軍を始めた。
洞窟の道は自然の要害。時に折れ曲がり、時に高低差が激しく、来る者を拒むかのようだ。
更に、ふと開けた空間に出た時の事。
息をつく前に――パルドははっとして口を開いた。
「敵だ!」
エーテルの波で捉えたその気配は、程なく細道から這い出てくる。暗色の肌を持つ、蜥蜴型の魔獣だった。
「後ろからもか」
肩に乗るベニテングの視界で、テテリカも気づく。二体ずつが前後から、こちらに迫りつつある形だった。
ただ察知したのが早い分、まだ距離はある。
その機を逃さずパルドは弓を構え――エーテルを込めて一撃。前方側の一体へ鏃を突き立てた。
「任せるぞ!」
「うん!」
同時、パルドに応えたウォーゼルが疾駆。爽風の如き速度で距離を詰めて一閃――鮮やかな剣線を奔らせてその一体を斬り伏せる。
「こっちはこのまま、前の敵をやっておくよ!」
「ではわたし達は向こうを!」
言葉を返したレイヤは後ろの個体へ。
こちらも近づかれる前に、杖に冴え冴えと輝く魔力を凝集させ――強烈な冷気を生み出していた。
瞬間、放つ氷の嵐が二体を巻き込み、鱗を切り裂いてゆく。
「よく効いているみたいですね! 今の内です!」
「ああ」
頷くテテリカが、弓に魔力を流動させて射撃。燦めく軌跡を宙に残しながら、的確に躰を穿ち……一体を四散させた。
前方の一体が、パルドへと煙を放ってくるが――
「大丈夫、すぐに治すね!」
直後にはウォーゼルが祭刀に魔力を煌めかせ、治癒の光を放出。素早くパルドへと癒しを与え、体力を保たせる。
「ありがとう!」
パルドは言いながら射撃を続け、その一体も撃破してゆく。
その頃には後方でも、テテリカがレイヤ共に追撃をして――残る一体を倒したところだった。
「皆、無事か?」
「問題ないぞ!」
パルドが健常に言えば、ウォーゼルも頷いて。
レイヤも一息ついて、見回した。
「ここ、何だか涼しいですね」
「外気が入り込んでるようだな」
テテリカは天井の隙間から、彼方に僅かな青空が覗いている事に気づく。
「見張りもしやすいし、休んでいくか」
「まずは水分補給ですね!」
言ってレイヤが渡す水を口に含み、皆は小休止。
パルドやウォーゼルが互いに汗を拭っているのを見ると……レイヤは干し肉も取り出した。
「塩分も必要ですからね! どうぞ!」
「おお、ありがとう!」
受け取ったパルドはウォーゼルと半分こ。火花を使って火を熾し、軽く炙ってから食べ……その塩気に生き返るような心地。
「パウンドケーキもありますからね!」
レイヤが言うと皆はそれも頂いて……しっかり体力を回復させてから再び行軍。休憩を挟みつつ南へ足を伸ばしてゆく。
と、洞窟も終盤に差し掛かる、その途中で――皆は前方に強い熱気を感じた。
警戒しつつ進むと、ウォーゼルはわっと目を開く。
「燃えてる……! 全部、植物みたいだ」
広がっていたのは、炎の絨毯。群生する草花が火花に晒され、長く燃え続けているらしかった。
眩さと熱気を腕で遮りつつ、テテリカは視線を巡らせる。
「これは強行突破は出来ないな。抜け道もない」
「……なら、消火するしかないですね!」
と、レイヤは迷わずに杖から氷嵐を顕現。冷風を叩きつけるようにして、まずは眼前の炎を抑え込んだ。
まだ、ちりちりと残り火は明滅しているが……再び火が大きくなる前に、テテリカが槍でその植物を払ってゆく。
「これで歩けそうだ」
「手伝うよ!」
ウォーゼルも剣を使って根元から切ってゆくと――パルドはその間、周囲の見張り。
そうして敵影に気をつけつつ、皆で確実に進み……その内に群生地から抜ける事が出来たのだった。
そこから暫し進むと――パルドはあっと気づく。
「風が吹いてきたぞ!」
頬を撫ぜるのは心地良い外の温度。
その内に外光も差し込んでくるから、皆でその方向へ向かい――青空の覗く出口を見つけたのだった。
●碧と褐色
「お互いに無事、抜けられたんだな!」
ロイの言葉に、東ルートの面々は頷きを返していた。
燦炎窟から出た、その南方。
そこは川の流れる自然地帯で……氷流河の終端と重なっていたらしく、西ルートの面々が休息している場に行き会ったのだ。
皆は互いの健常を確認して喜び合うと――
「物資の方は大丈夫か?」
「問題ないよー」
パルドの問にアルマも笑顔で応える。
双方、装備や蓄えもしかと見分して……旅が継続出来そうだと判断。
「それじゃ、道はこのままで平気だね!」
ウォーゼルの言葉に皆も頷き――このまま同じ方向で進むと決定するのだった。
それから周囲が安全らしいと判ると、皆できちんと睡眠もとって――翌日。
「では、また後で!」
西へ進んでゆくロイ達に、レイヤが手を振って見送り……こちらの四人は再び東へ。再度冒険を始めてゆく。
「水の流れが増してきたな」
轟く水音に、広がってゆく川。
それを眺めて言うセリオスに、仲間達も頷いて見回していた。
西ルートの先。
そこは幾つもの川が合流し、大きな水流を形成している。そしてその水が植物の茂る一帯になだれ込み――湿地帯を作り上げていた。
「気温も暖かくなってきたね。それに……」
と、ララベルは足を止める。
そこから先は歩めない。全てが水没したかのように、碧色の水面が彼方まで続いていた。
「溶岩もあったみたいだし、地熱が豊かな環境なのかもしれないねー」
アルマはそう考えを巡らせている。
氷流河から下るに連れて、低地の熱が雪や氷を溶かし……この景色を生んだかも、と。
だけに、植生は豊かだ。流れ込んだ栄養の賜物か、無数の樹木が生えて不思議な眺めを作り出している。
ロイは木々に触れてみた。
「中々、頑丈そうだ。絡み合っているし、簡単には折れないと思う」
「これなら乗れそうかな?」
と、ララベルは木に体重を預けてみる。するとしっかりと支えてくれた。
樹木が迷路になっているから……その上を渡ったらどうか、という判断だ。
皆もそれに続き、樹木の上へ。丁寧に引き上げた黒汗馬と荷車もまた、その上を問題なく進んで行けそうだった。
「これなら先も確認出来るな」
ロイは彼方を見やる。暫くは湿地が続くようだが、それでも迷う事はないだろう。位置感覚を働かせ、南を目指し始めた。
セリオスは警戒を欠かさず歩みつつも……色濃い自然の息吹を感じている。
小鳥の鳴き声がどこかから響き、葉がさらさらと鳴り……草花の香りが鼻孔を刺激して。
「ここはここで、樹海らしい景色と言えるな」
「うん。珍しいものも多そうだし。この木も、いろんな事に使えそうかな……?」
と、ある程度足元の安定した所で、アルマは樹木を調べてみた。
生命力の感じる濃い緑の葉が特徴的で……毒性の植物ではない。樹皮は煎じて飲み薬に、葉もすり潰して塗り薬に出来そうだ。
「実も普通に食べられそうだよ」
という訳で幾らか採取。
「陽も落ちてきたな。ここらで野営にするか」
セリオスが言うと皆も同意。
準備中、泳翼魚も現れたが――水面と距離もある為、不意を突かれず退治出来た。
皆は保存食と採取した植物、泳翼魚も材料にして食事。
「ん、この実、美味しい!」
濃厚な果汁の甘みに、ララベルは笑顔で舌鼓。
だけでなく、旨味も強い為――
「魚と一緒に煮ても美味しいねー」
アルマは一層美味になった魚をはむはむと満足気に食べていた。
それからロイが毛布とロープでハンモックを作り……交代で見張りをしつつ就寝。日が昇ると更に先へ進み――遠くに岸を発見した。
同時に、下方の水に浮かぶものをララベルが見つける。
「見て。何か欠片があるよ」
それに頷いてセリオスが拾い上げてくると――それは先の尖った硬質な、嘴だ。
「大きさから見て、巨鳥のものだと思うが……」
「嘴が割れた、という事か」
ロイは少し声を低める。
伝説に更に近づいた喜びはあった。
けれど羽の一片とは事情が違う。もし嘴が、戦いによって折れたのなら――
「巨鳥も同種の縄張り争いをしているのかも知れないな。或いは……」
別の敵対する何かがいるのか。
「羽が落ちてたのも、ただ飛んでただけじゃないってことかなー?」
アルマも呟く。
それは確かに心躍る発見だ。けれど――巨鳥が存在するなら、その現在が気にかかるものでもあった。
暫くは、爽やかな陽気が続いた。
東ルートの先。洞窟の出口から更に南下した一行は青空の下を歩んでいる。
風は涼やかで、空気も澄んでいる。洞窟に比べれば過ごしやすい気候と言えたが――
「空が曇ってきたな。……あれは、湯気か」
テテリカが前方を見据えて呟く。
その周辺を境に、急に青空が灰色になっていた。空に雲が現れた訳ではなく――地面から立ち昇る煙のような湯気が原因だ。
「あっ、見て下さい!」
レイヤがたたっ、と数歩走って指をさす。そこから泉のように熱湯が吹き出していた。
「温泉ですよ……!」
「成程。丁度良い湯加減なら良かったが」
と、テテリカも覗き込んで言う。ベニテングは綺麗好きで温泉にも入った事があるけれど……こんな熱湯では入れまい、と。
ベニテングもそんな視線を感じ取ってチュチュチュ、とテテリカに鳴いている……そんな横で、パルドはバンダナで口元を覆っていた。
「一応、空気に気をつけていこうか」
周囲には既に硫黄のような香りが漂っている。
それは問題ないレベルだったが……場所によっては毒性のガスが出ている場合もある。ウォーゼルも同じくバンダナをつけた。
「とりあえず、泉の傍は避けていこうか」
皆も頷いて行軍開始。泉の間を縫うように南を目指した。
「しかし、泉と言っても同じものがないな」
テテリカが見回すと、泉は美しい色のついたものや、無数の花が浮かんでいるものなど、見目も性質も様々だ。
「でも、どれも浸かったら火が通っちゃいそうですね……」
レイヤも言いつつ、周囲にはよく目を光らせている。
足元は褐色を帯びた火成岩。火山地帯だったらしいからと、何か他所では見ないような物を探しているのだ。
すると……視界の端で燦めくものがある。
「あっ、もしかして黒曜石?」
それは一際艶めく石。硝子のような光沢を帯びていながら、深い黒色が美しかった。
だけでなく、光に翳すと内側が虹色に輝く。
「とってもきれいです……! アクセサリにも使えるかも知れませんね!」
という訳でそれを幾つか持ち帰る事した。
そうして前進を再開するが……その先は一層湯気が濃い。
「害の有りそうな気体の匂いもするな」
呟くパルドは、エーテルの波を走らせて周囲に生物がいないかを調査。自然の動物がいるなら、毒ガスなどがなさそうだという判断だ。
実際、東に逸れた方向に魔獣とは違う爬虫類を察知すると――ウォーゼルもそちらへ進みつつ、地面を調べて頷いていた。
「地質は問題ないよ。危ない気体も出てなさそう」
「じゃ、このまま回り込むか!」
パルドが言うと皆も頷いて……清涼な空気を辿るように進んだのだった。
程なく湯気も薄まってくる、と。
その先の地面に、レイヤは何か周囲とは雰囲気の違う物体を発見する。
「あれは……?」
「生物の爪、か?」
テテリカが疑ったのは、それが鋭利、かつ巨大だったからだ。
それでも、それが鳥類のものだとはすぐに判った。
「巨鳥の爪が落ちたのか」
「刃みたいに鋭いね。これで獲物を捕らえるのかな?」
ウォーゼルが勇壮な姿を想像すると……パルドも自分の手と比べて感心の面持ちだ。
「やっぱりかなり大きいんだね。乗って飛んだりできるのかなぁ――」
「……ただ、何故これが落ちたのかだな」
テテリカは呟く。
見る限り、爪は割れている。小さな欠片も周囲にあって……何か、強い勢いでの衝突があったようにも思われた。
或いは何かの戦いがあったのか。
それを知るためにも……一行は更に前進。程なく火成岩地帯の終わりに辿り着いた。
●静風
「皆! 無事だった?」
ララベルが笑顔で手を振る。
岸から先に進んだ所で、東ルートの面々の姿を見つけたのだった。レイヤ達も丁度休息を終えた所で……皆で合流する。
「お疲れさまです!」
「そちらもお疲れ様」
レイヤに応えつつ、ララベルは目をキラキラとさせた。
「何か珍しい物有った?」
「ああ、巨鳥の手がかりだ」
と、テテリカが爪を見せると――顔を見合わせた西ルートの面々も、嘴を見せた。
「離れた場所で、体の一部が落ちていた、か……」
ロイは腕を組む。
これが何を意味するのか。
「……進んでみなければ、判らないな」
皆もそれには頷いて――改めて全員で一つのパーティとして、冒険を続ける事にした。
合流した道は、いつしか谷底のような低地になっていて……進むとそこが巨大な窪地である事が判る。
彼方はどの方向も高い岩壁らしく、ある意味広大な行き止まりに来てしまった形だが――
はらり、と。
空から何かが舞ってきて、パルドは見上げる。
「これは……花?」
「わっ、皆、見て――」
ウォーゼルも天を指す。
風に乗って、色彩豊かな花弁が降ってきていた。
白、薄紅、黄色、蒼。鮮やかで清廉な色を帯びたそれが、吹雪のように踊っている。
「きれいですね……!」
レイヤは瞳をきらめかせて進む。
少し歩めば、足元はすぐに花弁の積もった地面になっていた。
夢幻のような景色。ただ……皆が着目するのは、その美しさばかりではない。
「この花弁、どこから舞っているんだろう」
ロイは呟く。花があるならそれが咲く場所があるはずだ。けれど仰いで見回す限り、近辺の縁に出処は見えなかった。
「ここまでの道には、この花はありませんでしたから……あるなら風上、でしょうか」
レイヤの言葉に皆は頷き、ひとまずそちらへ進む事にする。
道中、アルマはきょろきょろ見回していた。
「敵は出てこない、かな?」
「気配は無いな」
応えるのはつぶさに周囲を警戒しているセリオス。
歩みつつ一定距離ごとにエーテルの波を走らせているが――辺りは穏やかなもの。風音と花以外には、何もない場所と言えた。
同時に、出口も未だ見えなかったが――風上方向の行き止まりに着くと、テテリカはそこに目印をつけて壁沿いを移動。近辺を詳細に調べ始める。
――と。
「皆、上を」
「あっ。少し窪んでる?」
ララベルが降りゆく花の美しさにも見惚れつつ、視線を上げると……そこだけ縁の頂上が僅かに低くなっていた。
抉れるように凹んだその場所が、道になっているらしい。そこまでの壁も、周りより足がかりになる凹凸が多かった。
「あそこまで登ればいいんだな」
パルドは早速壁歩きで上へ。
ウォーゼルも同行し……途中からロープを垂らし、仲間を引き上げつつ登攀。皆でその道に辿り着いたのだった。
そこは無数の木々が立ち並ぶ道だった。
どれも色鮮やかな花が咲いていて、見惚れる程の明媚さ。
ただ……低地に飛ばされるが故だろうか、進む程に木の花は減り――いつしか枯れ木ばかりの景色になる。
そしてその寂しさの中に、響くのは無数の鳥の鳴き声。
「空だ」
セリオスの言葉に、皆もすぐに警戒態勢を取っていた。
空が翳ったと空目するそれは、鈍色の鳥型魔獣の群れ。
ほんの一瞬、テテリカが『伝説の巨鳥のお出ましか』と感じたのも無理は無い。それは巨大な一個の生物のように、うねり、旋回しながらこちらに接近していた。
「危険そうだねー」
言ったアルマは、まずは燦めく波動を解放。皆へ輝く加護を与え、それぞれのエーテルを増大させてゆく。
「ありがとな!」
声を返したパルドは、既に弓を引いている。
直後に放った矢で、まずは空中の一体を穿つと――鏃の逆に括り付けておいた母蜘蛛糸のロープを引っ張り、体勢を崩させてその一体を落下させた。
同時、ララベルも宙に向けて刃を突き出し……衝撃波を飛ばして別の一体を落とす。
「今だよ!」
「うん!」
それに頷いたウォーゼルが疾駆。落ちた二体へ刃を振るい、薙ぎ払うように両断した。
群れは一層の敵意を見せて滑空しようとし始めるが――それより早く、セリオスが光の矢を弓に矢を番えている。
「纏めて削っておこう」
「了解」
頷くロイも輝く矢を引き絞って上方へ狙いを定めていた。
そのまま二人が連続で射撃を行うと――放たれた矢が空中で炸裂。鋭利な光の破片となったその一つ一つが魔獣を貫き墜落させてゆく。
まだまだ空にいる個体は多いが……レイヤもまた杖に閃光の如き魔力を収束させていた。
それが弾けさせ、無数の鮮烈な光球と成すと――その全てが剛速で空へ踊り魔獣へ。雨の如く、嵐の如く、翼を抉り膚を灼き、更に多くの個体に地を嘗めさせる。
「空にいるのはあと少しです!」
「では、こっちでやっておく」
応えて高空に向くのはテテリカ。
数が少ない分、狙いにくいが――それでも手元は狂わずに。テテリカの放った一矢は精確な軌道で翼を射抜き、残る敵も地へ招いていった。
無論、魔獣もやられるばかりではなく……落ちた個体も風や影色の魔力の塊を撃ってくる。
だが前面にいたララベルやウォーゼルは、その身軽さを活かして多くを回避。命中して体力を削られても――
「今治すねー」
直後にはアルマが陽光の如き治癒の輝きで負傷した全員を包み込んで回復。
癒えきらなかった者にも、ウォーゼルが祭刀から生み出した光を与え――体力を万全に保っていった。
そうして敵の猛攻にも戦線を崩されず、皆は再度攻勢。地面に落ちた個体を一体、また一体と撃破して――
「これで最後だな」
セリオスの放った矢が最後の一体を四散させ……勝利を飾ったのだった。
「無事か?」
言葉に皆が頷くのを確認したセリオスは――魔獣の体の一部を記録用に採取。それから前へ向き直った。
「先は安全そうだ。進もう」
緩やかな風に、草が揺れている。
長く続く枯れ木の隘路を抜けた先。そこに広がるのはなだらかな地形が続く草原だった。
決して広大ではないが、穏やかな空気が流れている。
「敵の気配はないな」
「ああ」
セリオスが見回すと、テテリカもベニテングと共に視線を巡らせ頷いていた。
どこか台風の目を思わせる静けさで――そこを歩んでゆくララベルは、低い丘を越えた所で前方に何かを見つけた。
「草がいっぱい固まってるよ。何だか、鳥の巣みたいな――」
言葉に皆も見合う。鳥の巣にしては余りに巨大だが……それに相応しい大きさの鳥がいる事を、自分達は知っているから。
近づけば確かにそれは、巨大生物の巣に思えた。中は空洞になっているようで、爪で草を刈ったような跡もある。
「でも、音はしないね」
「巣の主はいない、か」
テテリカが少し覗き込んで声を零す。内部には暗がりが広がるばかりだ。
「でも、巨鳥がいたのに間違いはなさそうですよ!」
レイヤがそう言うのは……中の地面に金色の羽の一部が落ちていたからだ。
パルドも巣の状態をよく観察している。
「そんなに古くはなさそうだぞ。草がまだ新しい」
「ここで一休みしたのかな」
ウォーゼルはその姿に思いを馳せる。この巣にいたなら、やはり巨鳥の名に応しい大きさなのだろう、と。
「ただ、文字通りに羽を休めたという表現が正しそうだ。棲家でないな」
ロイがそう零すのは、周囲に食糧の跡などがないからだ。
中を調べたアルマもとことこと出てきて、頷く。
「本当に居ただけ、って感じだねー。食事をとる暇も無かったのかも」
どこかから飛んできて、短時間体を休めて、そしてまたどこかへ飛んでいったという事だろう。
体の一部が落ちていた事も合わせて考えると――
「やはり、巨鳥は傷ついているんでしょうか?」
レイヤは呟きを零す。
だとしたらいったい、何があったのか。
「本当の棲家を見つければ、判るかも知れないね」
ララベルの言葉に、パルドも「そうだな」頷く。
――次こそ、会えるだろうか。
その為にも、皆で安全な一角に陣取り、キャンプの設営。
次の冒険の足がかりをしっかりと築き、帰路へ。道中、レイヤはエクレアさんともしっかり合流して……皆で村へ辿り着いたのだった。
「さあ、新しい土産が一杯あるぞ」
駆け寄ってきた子供達に、ロイは手に入れたものを見せ始める。
皆もまた、歓迎する村長や子供達に土産話をしてあげて――次の冒険への志を新たにするのだった。
マスターコメント
ロングシナリオ普通 報酬:標準8 / 6〜8人
2021年12月06日 22時51分03秒 公開
相談掲示板
シューターのロイ・アウレアです。 先へ進むのを楽しみにしてたよ。よろしくお願いします。 まず決めるのはスタート地点、パーティー分割か、両方からスタートかだね。 自分としては前回の続で『氷風山岳』から回りたいと思ってます。 (分けるかどうかは皆様次第で)
ヒーラーのアルマだよ 前回いっしょの人はまたよろしくねー 初めて参加になるひと(くれば)もどーぞよろしくねー えっと、今回はすたーとから分岐で一時合流してまた分岐…? 二手に分かれるかいっしょにまわるか入替えがあるかはこれから相談?だけど ボクも前回と同じく西の『氷風山岳』側から入る予定だよ
僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね! 僕も前回の続きからで、『氷風山岳』側から回りたいな。
・・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む わけるかどうかは別として俺も氷風山岳側を希望しておく。暑いのは苦手だからな。 分けるなら4;4で分けるのがいいんだろうが。 一応野営用に黒汗馬、ゲルと荷馬車を持っていけるがどうする?滑落の予防はする必要はあるだろうが。
テテリカ。シューターだ。よろしく頼む。 前回の冒険では『焔波海岸』を選択した。 パーティを分割するのなら、俺は東ルートを希望しておく。 『燦炎窟』の炎対策は、水で濡らしたブランケットなどをかぶるか、燃える植物をスキルなどで除去することになるだろうか……。 ……相棒の獣が肉球に火傷や毒を受けないか心配だ。 担ぐのが容易な大鼬か栗鼠を連れて行くことになると思う。
シーフのウォーゼルです。 引き続きの方も今回からの方もどうぞよろしくお願いします。 前回は焔波海岸ルートでした。情報的には分かれた方が…とあるし、可能であれば分散した方がいいのかな? もし、分かれるなら東ルートで考えておきますね。 プレの字数圧迫も気になりますが、氷風山岳と燦炎窟の出口で合流できるなら、そこでパーティの消耗具合で合流するか否か再度検討してもいいかもですね。
シーフのパルドだ。よろしくな。 オレも前回の続きで東の『焔波海岸』から行きたいな。 『燦炎窟』の対策はテテリカさんの案いいと思う。 濡れたブランケットをかぶっていれば暑さも多少マシになりそうだ。
満員だ、みんなあらためてよろしくねー(索敵がすごそう) 個人的な整理もふくめてちょっと図解に… 西るーと:『氷流河』 『碧色湿地』 共通るーと >合流・分岐点< >『春彩低地』→『枯木隘路』 東るーと:『燦炎窟』 『熱水泉』 すたーとは4人ずつくらいに分かれそうだし合流するところで情報交換とか ウォーゼルさん案の消耗具合でどっちか片方にまとまって行くのよさそうな感じ >西るーと 『氷流河』の滑落対策に着脱できるアイゼンみたいなの準備しようかなと 急勾配は母蜘蛛糸のロープを命綱にくっ付けて下りたら回収~…でいこうかなと セリオスさんの黒汗馬とゲルと荷馬車たすかるよー ボクも同じセットは準備できるので必要なら追加か手分けで持ってくね 『碧色湿地』はお馬さんと馬車で進んでいけるかどうか…(水深しだい?) 汎用は荷物入れのマジポケとか道探しに看破とかー… あと現地調達を考えて採集とか超味覚とかで考えてるよ
アルマさん、纏めてくれてありがとう。 今の様子だと、5-3か4-4に別れる流れだね。 『氷流河』と『燦炎窟』を抜けた後に情報交換とこの先をどう進むかの相談に賛成。 その方がお互いに安心できる。 プレは西ルートを進む形で提出するよ。 汎用は手分けしたいね。 自分の予定は地図の把握に【位置感覚】と 『氷流河』の滑落対策で互いの体を結んで移動の際の声掛けや 落ちかかったら引き上げる為に【バランス感覚】の予定です。 何事も無ければ自分の滑落対策にもなるからね。 着脱できるアイゼンも良いね!《アイゼン持参(=バランス感覚)》とでもしようかな?( 『春彩低地』が出口のある方向が不明って事なので双波は持つが 誰か【看破】を持ってくれると楽に成りそう。 それと各戦闘用に【戦術眼】とか【超視覚】【超聴力】辺りかな… どれも工夫で乗り越えられない事はないので個人の対策優先で構わないと思う…が一応提案。 黒汗馬とゲルと荷馬車はとても有り難いです。 『碧色湿地』を通れるかは確かに心配だが 前回は似た状況で途中お留守番(放牧)して貰った筈なので何とかなるんじゃないかな? ゲルは高コストだから、その辺りも含めこちらに振ってくれても良いからね。 オレは特に持つのが無いなら、水や食料(肉)を持とうと思う。 ……と、今のところは、こんな感じで考えてます。
あ、……内容的にアルマさんに同意、と短く書いても良いのが多かったね。 長々と失礼しました。 アルマさんの書き込み、ちゃんと読んでるからな!
出遅れました…!レイヤ・ダライ=カホールです!よろしくお願いしますね。 今回はどんな冒険が待ち受けているんでしょう…! わたしは東ルート、『燦炎窟』の方から行こうかと思います。 燃える植物…氷嵐で消せるでしょうか…?試してみようかと思ってます。 高温の環境となると、水分がたくさん必要ですね。 大きな水袋をマジカルポケットに入れて持っていこうかと思います。 …『熱水泉』って、普通の温泉はないんでしょうか。気になります。(
>西ルート 『氷流河』は真壁歩きで悪路でもしっかりした足場確保して、ロープで他の人が進む道を確保できたらって思ってるよ。 『碧色湿地』は樹木の上まで出て、先の道を見ながら進んだら進みやすいかなと。 汎用スキルは、まだ迷い中で。
みんな揃ってよかったー、バランスよく4:4だね >西るーと ロイさん【位置感覚】【バランス感覚】持ち込みありがとー ララベルさんも足場確保とかありがとー 汎用はまだ迷ってるけど今のところは手広くカバーできそうなサバイバル知識(Lvは3) と火起こしとか水確保に生活魔法で仮ぷれ出してるよ(あと一日半?でしゅっぱつー) あとは最終マップの『鈍色鳥』が一度にくるから射程に入る前にブルーフレア使うくらい
ああ、壁歩き!ララベルさん、頼らせて頂きます。 『鈍色鳥』は接近前に炸光矢をありったけ打ち込んで数を減らす方向で行くよ。 『碧色湿地』は高所から先を見るの良いね。 陸地は無いって事だし、ここもロープワークで体を固定しつつ進むのかな?と考えてる。 夜営となったら毛布とロープでハンモック…とか? まだプレに入れてないから具体性が足りないが、皆で乗り越えられるようにオレも考えるね。 個人的な事情で、こちらへの書き込みはこれが最後に成ると思う。 書き込みの確認はしてるので、何かあればレス下さい。
>燦炎窟 レイヤに感謝する。 魔法攻撃ほど広範囲には対応できないが、俺も鉄の槍で植物を除けられるようにしておく。 水は多い分には困らないだろう。俺も大きな水袋を用意する。 他にはサーマルアイで壁面の温度を見て、より低い方へと進んでいこう。 >熱水泉 毒の泉はそばにいるだけで具合が悪くなるのか……。 基本的には離れれば良いが、ルート上どうしても通過しなければ、ということもあるかもな。 気休めかもしれないが、バンダナなどで口と鼻を覆うか。 風上から移動するのが安全かもしれないな。
>燦炎窟 レイヤさんは氷嵐ありがとう。 オレは得物が短剣と弓だから、広範囲の植物除去は頼らせてもらうな。 高温は温度耐性で凌ぐことにした。 その分水を節約できると思う。 テテリカさんはサーマルアイありがとう。よろしく頼むな。 >熱水泉 毒のそばを通らないといけないとしたら困るな…。 うん、出来るだけ吸い込まないようにして進もう。 あと敵に備えて捜波で索敵、見つけたらマークする。 煙幕作られたりしたら敵も味方もわかんなくなるし、死角から泉の方に押されるの避けたい。 他は魔乱印で魔法攻撃下げたり、強射で鳥を撃ちに行く。 春彩低地は出口が分からないから岩壁を登れるように壁歩きを持って行っとく。 みんなが上るとなったらサポートするよ。
>燦炎窟 氷嵐での道づくりすごくありがたいですし、サーマルアイも心強いです。どうぞよろしくお願いします! >アイテム 水は多い方が良さそうですね、俺も持っていきますね。 残り枠には食糧(お肉セット)とロープを入れてあります。 >スキル パルドと同じく温度耐性で高温対策、それから地質学で温泉の安全性を確認できないか試してみようかと。 あとは、探波で洞窟の構造把握、回復用にヒール等を準備予定です。 >合流地点での班変更について 仮プレには以下のように入れてみました。 出発まで時間がなく申し訳ないですが、こうした方がいいとか必要ないとか何かあれば出来る限り修正しますので、お教えいただけるとありがたいです。 -- ・2班に分かれ両ルートを同時調査 ※自身は東ルート ・合流地点で体勢の立て直し ・東班の消耗が激しい場合(回復手段やスキル切れ等)は西にルート変更 ※変更時は西班の補助 --