【誇剣】荒野を駆く【求和】

崎田航輝

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シナリオID:1524

オープニング

 砂混じりの風が吹いてくる。
 ざらついた感触のそれはどこまでも乾いていて……緑に溢れた領地の一端と言えど、一歩外に出れば荒野なのだと実感させられた。
 そして――そこで戦う兵士達こそ過酷な思いをしているのだろう、と。
「皆、けが人なのか」
 包帯を撒いた若人や、横になっているベテランらしい男。
 その中でせわしなく動く救護担当や医者達。
 そこへ侍従を連れて歩んできた領主――ハンツ男爵は、そこに激しい戦いの跡を見て、息を呑まずにいられぬ思いだった。

「領主様? どうしてここへ……」
 その内に兵士達が気づいて、かしこまる様子を見せる。
 ハンツはそれを制して、見回した。
「動かないで良い。少しでも体を休ませてくれ」
 それに恐縮したような、安堵したような……そしてどこまでも疲弊した面持ちで、兵士達が頷いている。
 その様子を見て、ハンツは痛ましい表情だった。
「ここまでになっていたのか」
「最近、特に戦いが重なっています。直近の戦いでは殲滅も叶わず、撃退するだけでもやっとだったと、兵士長が」
 侍従の言葉に、ハンツはそうか、と声を静める。

「……バルバロイなどどうにかなるなど。甘い考えだったな」
 塵風のヴェールが遠景を隠すように、彼方で渦巻いている。
 ハンツはそれを見通そうとするように瞳を細めていた。

●小領地にて
「そういう訳で、貴方達を呼ばせて頂いたのです」
 領主邸の中、冒険者一行を案内しながら――ハンツはそう語る。
 王国西方に位置する、コネットという小領地だ。
 領主ハンツ・レンドル男爵は、冒険者達を部屋へ通しながら……コネットが今まさにバルバロイに困らされているのだ、と端的に事情を説明していた。

「うちの領地は今、北にもう少し手を伸ばせないか、と考えているところでした」
 コネットは、単体では小さな土地である。
 ただハンツは“寄り子”貴族であり――メルベ家という伯爵家に庇護されているという事情があった。
 メルベ家はレッドラントという広大な領地を所有しており、コネットはその一部である、とまでは言わずとも……様々な面でレッドラントへの利益や便宜を考える立場なのだ。
「レッドラントは多数の寄り子領地を抱えていますが……ここコネットはその最北端にあたります」
 そこで、少しでも北方の砂漠や荒れ地を開拓し、寄り子を含めた全体の版図を広げるのに貢献したい……そんな狙いがあるらしかった。
「ただ、そこで現れたのがバルバロイでした」

 最初は、視察に向かった北方の荒れ地でバルバロイと遭遇し、戦闘になった。
 その時は何とか勝利を得たと言うが――
「バルバロイの出現はそれで終わりではありませんでした」
 続く視察にて、また遠く離れていない場所でバルバロイを発見し、交戦。
 そして同じ事態が数度、繰り返されたという。
「その内に、敵もこちらを標的に定めたのか……コネットへ直接攻め込む賊も出てきました」
 最初、敵は散発的に出現する無関係の賊だと思われていた。
「ただ、それにしては継続的に出現しすぎるような気もするのです」
 個々のバルバロイは別段、仲間だったような様子も見せないし……一度に大軍が現れる訳でもない。
 それでも、賊が次々に湧いているのが事実なのだと。

●依頼
「何かが起きているのかどうかは、判りませんが……」
 今、喫緊の問題として――コネットの兵士らは疲弊している。
 まだ死者は出ていないが……これ以上の戦闘が続けば、それもどうなるか断言出来ない、とハンツは言う。
「そこで皆さんに、バルバロイを討伐してほしいのです」
 可能であれば、その上で周辺の調査もお願いしたい、と。
「別のバルバロイがいるかも知れませんし、危険にはなりますが――敵がどれだけいるのか、どこからやってきたのか……それを知る必要があると思うんです」

 それからハンツは、冒険者達の視線にためらいがちに頷く。
「判っています。……本来であれば、他の寄り子やメルベ家に助けを求めるべきかも知れません」
 実際、昔なら借りを作ってでもそうしたでしょうが、と。
 言いながらハンツは続ける。
「……実は今、レッドラント周辺は別の問題で少々不穏で」
 声を潜めて語るには――メルベ家の寄り子の領地同士で最近、紛争のような事が起きていたらしい。
「南側の事なので、私はよく事情を知らないのですが……寄り子同士が今、少し近づきにくい空気になっているのです」
 だけでなく、メルベ家の当主がその責任を負う形で立場が悪くなっているという。
「あまり、部外の方にこういう事を言うべきではないかも知れませんが……つまりは、身内のゴタゴタというやつでしょうか」
 ハンツは痛み入るように目を伏せる。
「とにかく、そんな理由もあって……容易に内側に頼れない状態なのです」

 故にこそ、冒険者を危険地帯へ送るのは心苦しいけれど、と。
 ハンツは述べて皆を見回す。
「私も自分の領地の民を守りたい。その為に……力を貸して頂けませんか。皆さんだからこそ、私は心から頼る事が出来る」
 冒険者が王国だけでなく世界でしている貢献を、小領地の当主たる彼もまた聞き及んでいるという事だろう。
「略奪者の好きにはさせない。この思いを……皆さんの力で実現させてくれませんか」

解説

●目的  バルバロイの退治。  また、バルバロイの出処や分布の調査。 ●現場  小領地コネットから、北方に広がる荒野。  丘陵や砂漠が点在しており、人里のない環境が広がっている。今回向かうのは、コネットから北へ、砂漠地帯と岩場を挟んだ先にある丘陵地帯。  現状では、その辺りからコネットに向かう賊が散発的に現れている、と推測されている。  丘陵地帯は隆起した地面が無数の凹凸を作っている環境。草花はほとんど生えておらず、野生動物は少ない頻度で時折現れる程度。 ●戦場  丘陵の南方、岩場との境目に近い一地点。  三方(西側、南側、東側)の地面が隆起して壁のようになっている長方形の区画で、その内側がバルバロイの生活空間となっている。  隆起している壁は家屋程度の高さ。内側からは楽に登れる。  内側の区画は家数軒が入る程度に広い空間。  三方向の壁は角(南西端、南東端)に隙間があり、内部の様子は完全にではないが窺う事が可能。  岩場の北端に辿り着いた段階では、敵はまだこちらに気づいていない。  時間は日中。 ●敵  バルバロイの集団。  戦闘地付近にてある程度の日数を過ごしているようである。  見張り以外は長方形の区画の内側にいる。 ・『見張り』×3  三方向の隆起した壁の上に1人ずつ立っている。  弓矢による単体射撃(射程20hex)を行う。 ・『一番槍』×4  前衛にて攻める戦法を取る。  槍による近接単体攻撃と、範囲射撃(自身のいる1hex)を行う。 ・『狙撃者』×4  一番槍らの後方で戦う。  弓による単体射撃(射程16hex)と、範囲射撃(射程10hex、直径1hex)を行う。 ・『護衛』×2  首領を護るように位置する。  サーベルによる近接単体攻撃を行う。 ・『首領』×1  一団の首領。  剣による近接単体攻撃(2回攻撃)と、投げナイフによる単体射撃(射程6hex)を行う。 ●調査について  戦闘後、広く調査を進める事で、丘陵地帯の一地点に、別のバルバロイの一団が壊滅した跡を発見する事が出来る。  バルバロイの遺体や持ち物は一部が残されており、調べる事が可能。  物資の尽きぬ範囲で、更に広範囲に調べを進める事も出来る。

マスターより

連作【誇剣】の第一話となります。 他の【求和】タグのシナリオと内容が関連してゆく可能性があります。 バルバロイの討伐と周辺の調査を行います。 バルバロイを倒した後で尋問する事も出来ますが、向こうもこちらに殺意を向けてくるので、生きて捕らえるのは掃討するより多少難易度が上がる可能性があります。 また、丘陵地帯だけでもそれなりに広大です。 荒れ地を進む事になるので、戦闘後などに調査を進める場合は野営などの準備はしておくと良いでしょう。 皆様のプレイングを、心より楽しみにお待ちしております。

リプレイ

●策戦
 乾燥した風が、岩場の中で笛のように反響してゆく。
 地図を手にしてその間を進むレティシア・レインフィールは――その北端へと辿りつく所だった。
「……皆様、あちらを」
 示す先は、丘陵が広がっている。
 幾つもの隆起した地面が見える自然地帯だ。
 だけでなく――その南端。壁のような地形の上にいる人影も見えていた。
「バルバロイ、ですね……」
 遠目に見ながら呟くのはリディリディ・トゥラ・イェレミース。
「いくら殲滅しても湧いてくるという話ですが……幻術の類という訳でもなかったようですね」
「ああ。だから尚更不自然だな」
 と、カイン・ステラはそう返す。
(偶然か必然か……)
 少なくとも、今までいなかったなら他所から移動をしてきたはずだが――
「社会の外に生きる連中が、同時期にここを知って集まるかね」
「……ええ」
 頷くロゼットもまた、損害を意に介さずの波状攻撃には異質なものを感じていた。
「彼らにとっても戦わざるを得ない理由があるのかしら」
「話を聞き出せればいいのですが……」
 リディリディは前に進みながら呟く。
 ここに来る前、コネットを軽く眺めてきたのだが……その限りでは、男爵の言う事に間違いはなさそうだった。
 即ち期待出来る情報源は賊だけ、という事もでもあるから。
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングも頷きつつ、軽く息をついていた。
「しっかし、南方であんなふうになってて、北でもこうだもんな。メルべ家の領地全体で一斉に不穏な空気になってんじゃねーのか?」
「……そうですね」
 応えるレティシアは少なくとも――こちらも何らかの作為が働いているとは疑っていた。
「それでバルバロイの対処ひとつとってもゴタゴタ、っていうのは。貴族も大変やねぇ……」
 と、キャッスル・アイランドが零すそれは飾らぬ本音だ。敵に抗うにも、家柄や権力が逆に枷となって自由には運べないのだから。
「うちが領地持ったりするとこういう事も起きるのかな?」
 なんて、それは例えばの話だけれど……一度は領地を持てる地位になってみたいというのも事実。
 だから、そんな夢を実現する為にも――今はそこにある仕事を見据えて。
「それじゃ、行こか!」
「ええ」
 キリアン・フィッツジェラルドも迷わず前進する。
 情報は、ここで手に入れれば良い。
「何が起きているのか分からないのなら――この目で真実を確かめる他に手は無いでしょうからね」
 その地道な一歩の積み重ねによって真実が見える。それによる勝利がある。
 心に浮かべるのはそんな受け売りだった。
「じゃあ、ここからはうちに任せるさぁ♪」
 と、自身の気配を抑えながら隠密してゆくのがフリューリングスルフト=ティエラ。エーテルの波を走らせながら、見張り以外の敵影を探り始めていた。
 すると――
(中々の大所帯さぁ)
 察知出来た敵は、見張りも含め十四人。壁の隙間から肉眼でも確認出来て――内部で生活しているらしい事が判った。
 フリューはそれを皆へ報告する。
「隙間から突入も出来そうさぁ」
「んじゃ、そっちは任せたぜ!」
 そうしてハヤトが南に向かえば、「ああ」と頷くカインは東。キリアンは西へとそれぞれに動き出した。

 丘陵にある大小の凹凸。
 三人はそこに身を隠しながら、三方の見張りへの距離を詰めていた。
 近づく程、見つかる確率は上がるが――
(異変バレんのは時間の問題でも遅らせてぇな)
 と、カインはあくまで冷静。
 弓を構えながらよく観察し――見張りが別方向を向いた瞬間に射撃。狙い違わず喉元に鏃を突き立て、音なく壁の上に横たわらせる。
 時を同じく、キリアンもまた西側の見張りを狙っていた。
 こちらも常に敵の細かな動きを把握しつつ、射撃に適した場所を確保出来ている。
 故に向こうからは見えにくく、こちらからは射線の通る位置から――矢を発射。風で加速されたその一撃で、精確に仕留めた。
『東は問題ありません』
 と、テレパスで仲間へ報告も忘れない。
 南の見張りは当然、他の見張りの異変に気づいていたが――それに声を上げる前に迫ってくるのが、ハヤト。
 神速の縮地から跳躍して、壁の高さに近い位置まで昇り……見張りの足を掴んでいた。
「……!」
 賊は驚きの声を零そうする、が。
 ハヤトはそれすら許さない。起き上がりざまに喉へ拳打を加え、声を殺させた所で――回し蹴りで賊の体を壁の外へ。
 自身も飛び降りると、敵が地面と激突する直前に刀の柄を斜め上方に打ち当てて……微かに浮き上げさせるようにして、静寂の内に撃破していた。
 これでも、内部の賊が異変に気づくのは時間の問題だろうが……その僅かの時間が、形勢を左右する。
 見張りが消えたと同時、冒険者達は既に南西と南東、二方向の壁の間から内部へと走り込んでいた。
 南東側のロゼットは――そこにいる賊達が無防備な状態だと判っている。
 故に、その隙を逃しはしない。
「行くわよ」
 キャッスルとリディリディにも声をかけながら、まずは祭棍の先へ眩い輝きを纏わせて。槍持ちの賊へ迫って一撃、強烈な打突を見舞っていた。
 後頭部に衝撃を受けたその一人は即座に気絶。他の面々はそこで初めて異常事態だと気づき始めるが――
「動かないでいてもらいますね」
 リディリディが杖をそっと斜め下方へ向ける。
 すると……ゆらり。
 僅かにリディリディの髪が棚引いたかと思うと――虚空から不可視の重力場が出現。上から押しつけるように三人程の賊の機動を制してゆく。
 同時にリディリディは、無数の光球をその場へ出現させていた。それを、未だ無防備な状態を晒す別の弓持ち二人へぶつけ――纏めて打倒する。
 それでも、自由な状態の槍持ちが反撃に出ようとしてくる、が。
「させないさぁ」
 風音が響く。
 南西側から入ったフリューが高く跳躍し、宙で体を翻し――その賊の頭上を取っていた。
 相手が一番槍なら、自分は一番風、そう言ってみせるように。瞬間、着地すると共に二連の斬撃で体力を奪い去る。
 だけに留まらず、フリューは剣を握り締めて。
「疾く疾く駆けろ。風より速く陽よりも鮮烈に焼き付けろ――」
 自身へ呪いの言葉を呟きながら、横に回転し一閃。もう一人の槍持ちを剛速で斬りつけて倒していた。
 敵の弓持ちが二人、下がって矢を放ってくるが……フリューはすんでのところで体をずらして回避。
 もう一人の標的であるロゼットも、瞬間的に自身にエーテルを纏わせて衝撃を軽減する。
 それでも無傷とはいかないが――
「すぐに治療を致します」
 レティシアが杖を手に、そっと旋律を口ずさむ。
 その神聖な響きが、月光のヴェールにも似た輝きを齎すと――それに撫ぜられるように触れたロゼットの傷が、徐々に淡く薄らいでゆく。
「これで、もう少しです」
「なら、後は任せてな!」
 と、応えたのはキャッスル。
 祭刀の先へ清らかな光を凝集すると、それを真っ直ぐに投射。ロゼットの体へ溶け込ませる事で、温かな感覚と共に苦痛を癒しきっていた。
「これで万全やよ」
「ありがとう」
 ロゼットが応えると、皆は反撃体勢。
 キャッスルは再び刃へ魔力を流動させると、明滅する透明な光を生み出し――それをロゼットの武器へ施して攻撃力を引き上げた。
 その力を活かすよう、ロゼットが攻め込むと――レティシアも同時に攻めの姿勢。光条を固めたかのような、美しい魔法の矢を撃ち込んで相手を追い込んでゆく。
 敵の弓持ちも無論、応戦しようと矢を番える、が。
「そこまでです」
 言葉と共に、一瞬早く弓弦を弾いていたのがキリアンだった。
 飛翔した矢は、眩く瞬いたかと思うと宙で炸裂。無数の破片となって敵を穿ってゆく。
 この間、首領らしき一人とその護衛は距離を取ろうとしていたが――そこへひた走るのがハヤトだ。
「うるぁ! ブレイブファング傭兵団のハヤト様が相手だ!!」
 そのまま風を切るように真っ直ぐに踏み込んで、挨拶代わりの打撃。微かによろける首領を、護衛がフォローしようとしてくる、が。
 そこへ弓を構えているのがカイン。狙いすました一矢で護衛の腕元を貫いていた。
「悪いな!」
「こんくらい、何でもねぇって」
 首領との近距離を保つハヤトに、カインは言いながら護衛へ攻撃を続ける。同時に首領に視線を向け――何か口を滑らせないかと含みをもたせた言葉を投げた。
「先方は、お前らに手出しされたくねぇってさ」
「……何言ってるか、分からねぇな」
 首領はそう言って刃を構える。
「俺達は自由なんだ。指図は受けねぇ」
「……指示役はいないということ? なら、南の土地を襲うのは何故!?」
 ロゼットは残る配下を打ち倒しながら、そう首領へ声を返す。
「略奪にしても、被害が大きすぎるでしょうに――」
「南? そりゃ別の奴らじゃねぇか。俺達はこれから獲物を探すのさ」
 その最初はお前らだと、言ってみせるように首領は斬りかかる。だがハヤトはひらりと身を躱し、逆に斬打を返していった。
 その間に冒険者達は視線を交わしている。
 首領の言葉自体に嘘はなさそうだが――現状を説明するには情報が出揃っていない、と。
「なら捕まえて、もっと情報吐かせればいいんやね!」
 キャッスルが言ってフリューの攻撃力を引き上げると、フリューは頷いて護衛へ連撃。
 そこへリディリディも光球の雨を降らせて護衛を片付けると、首領は下がる素振りを見せる、が。
「逃しませんよ」
 キリアンが弓を放って動きを鈍らせると、カインもまた首領の足元へ射撃。上手く縫い止めるように命中させた。
「頼む」
「ああ!」
 そこへカインが拳を放ち――首領の体力を奪いきった。

●翳り
「……ここの辺りは自由に動けるって言われたんだよ」
 冒険者達の尋問に、捕縛された首領はそう言った。
「誰にだ?」
 ハヤトが聞くと――首領も命は惜しいらしく、偽りのない口調で語る。
「俺らと変わんねぇような奴らだよ。余裕があんのか、物資まで寄越してくれた。好きに活動しろってな」
「確かに、食料などは有り余るほどありますね」
 と、リディリディはアジト内を調べつつ言った。
 ここの賊は、その何者かにここを教えてもらい……活動を本格化させようとしていたという事だった。
 それ以上の情報は持っていない。
「じゃあ、その物資の提供元ってのが気になるな」
「他のバルバロイにも物資を提供して、自主的に活動させていた……つまり現状を作り出した原因の可能性がありますからね」
 キリアンは言って考え込む。
「そうなるとやはり、一帯を調査する必要はありそうですね」
「だな」
 カインは大鼬のファの手も借り、まずはこの場を調査。接収できる物資は接収した。
 それから首領らを領地に連行すると決めた後――皆で丘陵の調査に乗り出す。

 丘陵は手つかずの自然で、広大だった。
 それでも皆は準備万端。
「皆さん、こちらで休んで下さいね」
 と、キリアンがゲルを広げると、皆は礼を述べて適宜休憩。用意した食料を食べ、時折狩猟もこなしながら……しっかりと体力を保った。
 そうして行軍を再開する、と。
「何かあるかな、何かあるかな♪」
 フリューが視線を巡らす――その前方。
「ん、あれは……」
 見つけたのは、壁に囲まれた空間だった。
 気配はないが、何者かが潜伏したような痕跡もあって……皆で入る事にする。
 と――カインは顔をしかめる。
「こいつは……賊の死体、か?」
 そこにあったのは乾風に晒される、幾つもの遺体。数人の持ち物だったらしき残骸もあった。
 キャッスルは少し驚いている。
「バルバロイの集まりが、誰かに壊滅されられた、って事なん――?」
「調べてみましょう」
 ロゼットは静かに彼らの冥福を祈り――検死を始める。
 判ったのは、賊が死んだのはつい最近らしい事。そして……傷のどれもが、信じられぬくらいに鋭利だという事だ。
「とても質の高い武器で斬られたみたい。バルバロイ達の装備とは別物ね……同士討ちではなさそう」
「……良いですか?」
 と、レティシアは遺体の残留思念を読んだ。
 すると、感じられたものがあった。
「……、とても強い恐怖の感情……」
「力量差のある相手に、一方的にやられた感じか」
 カインが人数分の調査結果を纏めて言う。
 少数の強者に、賊の集団が狩られたという状況のようだった。
 キャッスルは箱の残骸や転がっているものを拾い上げている。
「こっちは食料の残りみたいやね。こっちは……宝飾? 金品も残ってるなんて意外やね」
「こちらにもありました」
 キリアンもそう言って物資を並べていた。
「数は少ないですが、価値のありそうなものも残っていますし――やはり、同じ賊の仕業ではないのかも知れませんね」
「……思ったより、酷い目的かも知れないさぁ」
 言ったのはフリュー。
 目を凝らすと、遺体の傷口は違った角度から幾重にも刻まれたものもある。まるで何かの確認か、試し切りでもするかのように。
 少なくとも犯人はここから立ち去っただろう。
「追ってみるか」
 と、ハヤトは嗅覚を活かし人間の匂いの残滓を辿る。
 すると途中で匂いが途切れはしたが――その先でまた別の賊集団が滅んだ跡を見つけた。
 こちらはまるで、既に“撤収”されたように痕跡が少ない。
 キャッスルは見回していた。
「いくつも、こんな跡があるんやね」
「……滅ぼされた賊の集団は一つや二つじゃなさそうさぁ」
 その不自然さは、フリューにも感じられた。
 賊は何者かから供給されている。一方で、何者かに滅ぼされてもいる。
「その二者の争いの形跡だけねぇのが、不自然だな」
 ハヤトはそう零す。
 と……リディリディがあっと何かに気づく。
 砂の中に、金属のかけらのようなものが埋まっていた。
「武器……いえ、違いますね」
 知識に照らして、首を振る。それは――何かの紋章の一部だ。
 有名なものではなさそうだが、精緻な細工。
「ある程度の資本は後ろ盾にある……そんな方々のものに見えます」
「その紋章――」
 と、覗き込んで言うのはレティシアだった。
「断言は出来ませんが、残留思念での見覚えのような感覚があります」
 即ち、賊を滅ぼした下手人が身につけていた可能性が高いという事だ。
 賊の調達役にも関わるかも知れないその存在に、繋がるもの――それは大きな手掛かりと言えた。
「メルベ家が、関わっているのでしょうか」
 紋章は、メルベの物とは違う。それでも――あの家なら、力のある戦士を調達する事も不可能ではないだろう。
「詳しく調べれば、判るかも知れませんね」
 リディリディは言って紋章のかけらをしまう。皆はそれから可能な限り丘陵を巡って……一度帰還する事にした。
(しっかし、色々重なっててヤな感じだな)
 歩みながらカインは心に呟く。
 仮にこの事態や、南方での紛争が放置されれば――各寄り子は徐々に孤立していく事になる。
 そこに陰謀の匂いにも似た、何かの翳りを感じながら。今はただ戦果を持って帰る為、帰路へ急いだ。

マスターコメント

お疲れさまでした。 作戦と素早い行動により、敵を問題なく打倒する事が出来ました。 尋問と調査によって多くの情報を手に入れる事も出来たので、コネットや男爵にとっても理想的な結果となったでしょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:多い8 / 4〜8人

2021年10月31日 02時03分16秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. キリアン・フィッツジェラルド

    どうも。シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 遮蔽物と考えられるものでも、隆起した地面が無数の凹凸を作っているくらいで草木は殆ど見当たらない…… これなら、栗鼠を隠密行動させて相互の捜波は難しいかもしれませんね。 僕からは、孤高者の捜波と、狙撃手の出方次第ですが感波も持っていく事を考慮に入れています。 ゲルもダンジョン野営セットも完備ですので、野営にも事欠かない筈です!

  2. キャッスル・アイランド

    まだまだ新米、ヒーラーのキャッスル・アイランドやよ。 力の足りない自分を鍛える一環として参加したけど、足引っ張っちゃったらごめんね。 うちはテレパスと看破を念の為持っていくよ。他にテレパス持つ人いるー? ……そういえば、ロープ使って中に入るとかはちょっと難しいのかな? 野営……干し肉は用意したよ!

  3. ロゼット

    ヒーラーの神官戦士ロゼット、どうぞよろしくね。 戦いの後の調査は、キリアンが挙げているみたいに野営とか、 長く滞在するための準備をしておけば成果が上がりそう。 さしあたり、相談したいことで思いつくのは。 ・バルバロイ集団との戦闘、どう戦うか ・バルバロイの生け捕り、尋問を目的に入れるか 敵に逃げられると仲間を呼ばれたり、周囲に警戒されて 調査しにくくなりそうだから、逃がさず倒したいかな。 三方向の隆起した壁にいる見張り3人が面倒ね。 外側から壁を登れなくはないと思うけど、移動や回避への ペナルティは受けそう。 個人的には、移動に強いシーフや射撃手段が有効かな?と。 あとは生け捕りをするか、しないか。 戦闘の難易度も上がるけど、その後、何をどう尋問するか。 戦闘の後すぐ帰るわけじゃないから、尋問の後で殺すのか、 連れていくのかって考え出すと、少し大変ではあるわ。 この辺りは取捨選択かな。 今のところ、思い浮かぶのはこれぐらいよ。 >キャッスル よろしくね。テレパスはあるわ。まだ使うか分からないけど。 ロープは高い所から降りるには便利だけど、登るときは 上に固定する方法がないと、パッとは登れないかなあ。

  4. No.4

    キャ、キャスターのリディリディです。 その・・・、よろしくお願いします。 レンドル男爵が言うところの「身内のゴタゴタ」というのは怪しいものがありますが・・・。 相手がバルバロイならば、今そこは考えるところではなさそうですね。 えっと、ともかく目的はバルバロイの討伐、もしくは調査ですね。 勿論討伐と調査を両方行っても問題ないとは思います。 岩場からさらに北に行くと丘陵地帯があり、丘陵地帯の南端にバルバロイの住処があるということですよね。 岩場の北端までだとバルバロイはまだこちらに気付いていないようですが、ロゼットさんも仰るように見張りもいるので、さらに北上して住処に近づくと流石に発見されるでしょう。 そのバルバロイについてですが、こちらのウォーリア不在というのがネックでしょうか・・・。 距離を詰められると厄介なので、何か足止めとなるスキルを用意していきます。 バルバロイの生け捕りは少し危険ですね・・・。 光縛呪は用意できないこともありませんが、あれは60分に一度のかけ直しが必要になります。 その後調査を行うとすれば、現実的ではないかなと・・・。

  5. レティシア・R・クラティアス

    ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 私も討伐と調査は両方行ってもよろしいのではないかと存じます。 野営については、キリアン様のゲルもダンジョン野営セットは大変心強く。 あとは、野営中の見張りの当番の順番も簡単に決めておかれるとよろしいでしょうか? 生け捕りに関しては、情報を得るという面では 首領の方以外はあまりお持ちではない可能性がございますね。 ただ既にご指摘がありますように、調査を行うのであれば扱いに困るのが難点になります。 現時点でまだ挙げられていない案で私が思い付く物ですと 生け捕りに失敗した場合も考慮し 戦闘に支障が無い範囲内で会話での情報入手を試みつつ その後、戦闘残留思念感応を試させて頂く、といったところでございますね。

  6. キャッスル・アイランド

    そうやね~、バルバロイの情報は首領しか持ってないかも。 でも首領の生け捕りって難しそうだから、レティシアさんの言う「戦闘に支障が無い範囲内で会話での情報入手」が無難やね。 戦闘の後調査する事を考えると、引き出せる事がそれ以上無かったらトドメさしちゃった方がいいね。 戦闘の方はどうする? 見張りをおびき出す方法があれば、最初の敵の人数は少なくて済むかもよ。 ほら、石ころ投げるとか?その後、他の戦士が来るかもしれないけど一度に戦う人数が減る点はいいと思うんよ。 でも、失敗したら援軍呼ばれちゃうからちょっとハイリスクやね。

  7. キリアン・フィッツジェラルド

    キャッスルさんの干し肉発言を聞いて、食糧までは気が回りませんでした。 テレパスは僕も持ってます。 取り急ぎ、溜め込んだ帝国メダルを使って干物セットや海霊石との交換を終えたほか、逃げられる事への危険性や足止めの必要性を考慮してグラヴィティボルトの習得が可能になりました。 バルバロイのアジトでの生活が真新しい状況でしたら残留思念反応で何か読み取れそうなものですが、確か10分程度までの時間が最も鮮明で、それから1時間単位で10%ずつ精度が劣っていくんでしたっけ?

  8. カイン・ステラ

    カイン・ステラ。 シューターだ、よろしくな。 俺も討伐と調査両方でいいと思う。 なので、戦闘後が主体になりそうだけど、調査要員に大鼬のファを連れて行く予定。 少ない頻度で時折現れるっていう野生動物の振りができるかはどうなのかなって所。 俺も首領以外大した情報はないと思うけど、生存させて本人に尋問する場合譲歩を得たら即部下の後を追わせでもしない限りは調査との両立は厳しいと思う。 ……聞くだけ聞いて処断ってのがギルド的にありなしなのかはよくわかんないけど、生存させて戦闘終了そのものが難易度高いと思うし、戦闘に支障のない範囲でってのに賛成。 戦闘は、精密射撃中心かな。 BS付与より確実に仕留めた方が良さそうだから。

  9. ロゼット

    討伐と調査は両方するで良いと思うわ。 後の調査も考えると、戦闘はシンプルな作戦でまとめた方が、 プレイングの字数にも優しいかな? >バルバロイ集団との戦闘案 2手に分かれて、南西と南東にある壁の隙間から 仕掛けるのが1番無難かなあと、思うのだけど…(悩) ・岩場を利用して、見張りからの発見をギリギリまで遅らせる ・可能なら、索敵スキルで壁内側のバルバロイ集団を探知する ・出来ることを全部やったら、南西・南東の隙間から突入する ・見張りのいる高さは家屋程度、シューター2名に撃破を依頼する? ・壁の内側にいる集団は、隙間の狭い地形や、魔法壁や移動妨害を  利用して一斉に襲ってくるのを防ぎながら、近い敵から撃破する ・生け捕りは基本しない方針で良さそうな感じ。 >ウォーリア不在 ヒーラーは3人いるから今回、前衛に参加しようと思うのだけど、 レティシアとキャッスル、回復スキルを減らしても良いかしら。   >戦闘後の調査 食料だけど、時折現れる野生動物を「狩猟」することで食料の 追加にもできるかなって。サバイバル系の技能になりそうだけど。 「水袋大」は持てるから、持っていこうって思うわ。 >キャッスル 誘き出しは、狙った相手だけで来てくれるか不安があるのよね…。 相手の反応で成否が変わるよりは、こちらから攻めたいなって。

  10. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 討伐&調査だな、りょーかいだぜ! バルバロイ共の強さの程度がわかんねぇからなんともってとこだが、情報を聞き出すにしても可能性が高ぇなら首領を捕まえてーな。 っつーわけで、今んとこ俺は首領を捕らえに動くつもりでいんぜ。 ひとまず生きてて口がきける状態にしときゃいいわけだから半殺しくれーでも大丈夫だろ? 護衛が邪魔になりそうだから誰か援護を貰えるとありがてぇな! >見張り 発見される前に近づけるだけ近づいて一斉に仕留める方針でどーだ? 東西の見張りをシューター二人で仕留めてもらえりゃホライゾナルジャンプで南の見張りを仕留めに跳ぶぜ。

  11. キャッスル・アイランド

    >回復スキルを減らす ええよ~、最初からうちは回復とバフだけで行くつもりやったし。 ロゼットさんは近距離スキルもいっぱい持ってるんやねぇ。援護するよー。 東西の岩場に隠れつつ、シューターのお二人に見張りと対抗してもらう感じやね。 他の人もその間に近づいて、攻撃魔法とか撃てる範囲まで入ったら撃つと楽に倒せそう? あ、奇襲は看破で探ってみるよ~。 ハヤトさんが南の見張り仕留めに行ってくれるなら、見張りに関しては大丈夫かな。 (うーん、石ころ投げた程度で増援来ちゃうよりこっちから仕掛けて増援来た方が近づいてるもんねぇ……まだまだ実践不足やよ)

  12. フリューリングスルフト=ティエラ

    シーフのフリューリングスルフト。長いからフリューって呼んでさぁ 討伐と調査の両方を行うのも了解さぁ 敵との接触から戦闘までの流れはロゼットさんの案で良いと思うよ 東西で二手に分かれるなら、テレパス持ちが半々で分かれて貰えたら連絡とれるね。……距離だいじょうぶ、かな? うちはテレパシーや残留思念を読むスキルは持っとらんけど、壁歩きとか索敵、前衛で敵攻撃回避しつつ戦闘っていうのは出来るよ。 ので、うちは見張り撃破後の戦闘ではハヤトさんについていって護衛や一番槍を相手にしていこうと思うさぁ。 >キリアンさん、残留思念感応 うちはそれもってなくて、やから使った事ないんやけど。スキルの説明見る限りそうっぽいかな。特に知識とか記憶系が劣化速いらしいね。

  13. ロゼット

    ハヤトが南の見張り、カインとキリアンにそれぞれ 東西の見張りを優先して、攻撃をお願いして良いかな。 私は南東の隙間から乗り込んで、バルバロイ前衛に 対処するわ。フリュー、できたら南西側の壁隙間から 乗り込んで1番槍とかの相手を頼んで良いかしら。 >バルバロイ集団戦の方針案 ・岩場を利用して、見張りからの発見をギリギリまで遅らせる ・可能なら、索敵スキルで壁内側のバルバロイ集団を探知する ・出来ることを全部やったら、南西・南東の隙間から突入する 見張り優先(撃破後は自由) ハヤト:南の見張り シューター2名:東西の見張り *上記以外の人も射撃手段で見張り攻撃は可 バルバロイ集団対応(見張り以外を優先) 南東隙間から: ロゼット 南西隙間から: フリュー …こんな感じで、南東・南西の隙間から乗り込む 2組を分けようと思うのだけど、どうかしら。 テレパスは可能だから、キャッスルと通話するなら、 彼女とは別側に分かれた方が良いかな? >テレパスの距離 戦闘エリアは家数軒が入る程度の広さとあるから、 100メートルなら十分だと思うわ。 逆に声が届きそうだから必須でもなさそうだけど。

  14. カイン・ステラ

    じゃあ、俺は東側の見張り狙うよ。 悲鳴上げられないように注意する。 仕留め終わったら合流、狙撃者から狙ってく。

  15. キャッスル・アイランド

    うち、南東の隙間側に行こうと思うよ。 カインさんが東の見張りって事はキリアンさんが西の見張りになるよね? キリアンさんがとりあえずテレパス持ってるみたいだから、暫定ね。 つまりロゼットさんと一緒の隙間やね~。

  16. キャッスル・アイランド

    あ、でもロゼットさんもテレパス使えるんやった。 キリアンさんのスキル一枠使っちゃうのもあれだから、 1.キリアンさんと連絡とる為に東 2.ロゼットさんと連絡とる為に西 のどっちかやね。

  17. レティシア・R・クラティアス

    ロゼット様、方針案の纏めをありがとう存じます。 その案で私は異論ございません。 そして回復スキルの件も承知致しました。 私はバルバロイ集団対応となりますけれど 一先ずヒーラーが不在の南西隙間とさせて頂きますね。 もしテレパスの件などで移動が必要となりましたらご遠慮なく仰って下さいませ。 残留思念感応で読み取れる記憶については、キリアン様の仰る通りでございます。 ですので、アジトでの使用についてはあまり過信はせず 別の手段での情報入手を中心とされた方がよろしいかと。 少なくとも首領の方への使用は試される価値はございますから 他に希望者がいらっしゃらなければ僭越ながら私がご用意をさせて頂きますね。 それと調査範囲についてですけれど 別のバルバロイの一団の壊滅跡以外にも調査はなさいますか? 仮に行うとしても、ある程度は方針を決められた方が結果が出るのではないかと存じます。 例えば最近人が移動した痕跡を捜索し、それの追跡を行われる事などでございますね。

  18. キャッスル・アイランド

    暫定やけど、こんなんでどうかな。 南東隙間から: カイン(射)・ロゼット(癒戦テレ)・キャッスル(癒テレ) 南西隙間から: キリアン(射テレ)・フリュー(軽戦)・レティシア(癒) 南の見張り: ハヤト(軽戦) リディリディさんはどうしようか?

  19. キリアン・フィッツジェラルド

    栗鼠に関しては、あくまで鼬同様に壁走りが出来るから行動範囲が広いだけであって捜波持ちでは無かったみたいですね。 変な事言って済みません。 見張りについても了解です。西側を担当しましょう。 丘陵地帯は無数の凸凹を作っているとの事ですから視点に遮蔽や死角が生じる可能性がありますので、サーマルアイの他には頭上から俯瞰した感じの視点が得られる天眼との相性が良さそうに思えます。 ただサーマルアイは視える感じの都合上、敵味方の識別が難しくなりそうな気がしますが。 あと居住区域については、壁のように聳え立つ地面が長方形状の空間を作って、その内部を利用していると僕は認識してますから、仮にそうなれば透視も使えそうでしょうか? スキル枠はテレパスは確定として、もう1つは上記のどれかにしようかと……壁越しの会話や凹んだ地面から何か仕掛けようとかなら超聴覚でも十分索敵は出来ますかね。 看破に関してもホークアイである程度補えそうですし。

  20. No.21

    長く顔を出せずに申し訳ありません。 南東、南西で言うと人数の上で綺麗に分かれているんですね・・・。 クラスのバランスも整っていますし、とはいえ、私だとヴォルファングの足には付いていけないでしょうから、悩みますね。 では、暫定的に南東からとします。 もし別の方面からの方が都合が良いということがあれば移動は可能ですので仰ってください。 それと気になりましたが・・・、隙間からという点、果たしてその隙間はヒトが通れるくらいの大きさなのかは気にかかります。 「“完全にではないが”窺う事が可能」ということから、隙間はそう大きくはないのかなと・・・。 もし通れなければ、北側に回り込んでということになりますよね?

  21. フリューリングスルフト=ティエラ

    南西側からやね。任せて! キャッスルさんは班分けの表ありがとうさぁ♪ >隙間 あー、なるほど。解説の戦場の中に「隆起している壁は家屋程度の高さ。内側からは楽に登れる。」のは、隙間は通れない程度だからって可能性があるのか。 北側がどうなっているのかがちょいわからんよな。 というか……ちょっとこれどうなってるのか頭ん中がごちゃごちゃしてきたさぁ この辺りは索敵時に超視覚とかも使って侵入場所確認出来たらなと思う。 隙間が通れなかった場合、壁を昇って突入で良いかな?

  22. ロゼット

    …隙間の通行可否は考えなかったわ。ゴメンなさい(汗 考え直すのは厳しいから、不可の時は北からまわりこむわ。 バルバロイが出入りしてるのだから最悪、北は空いてるはず。 シーフは壁を越えられるかもしれないけど、いきなり本陣に 突っ込むと袋叩きにあいかねないから、それだけは気をつけて。 >戦闘行動 攻撃スキルと防御スキル、あとウォーリアじゃないけど 味方ダメージを身代わりするスケープセイントを入れておくわ。 >レティシア >壊滅跡以外にも調査 戦闘で頭いっぱいだったわ。野営の準備はしてくれてるのだし、 方針には入れるかな。移動の痕跡や、今回の戦場みたいな 遠目に内部が分からない、周囲から隠された地形は彼らが 拠点にしてるかもしれないから、要確認かなって。

  23. フリューリングスルフト=ティエラ

    突入方法 ・壁の隙間が通過可→当初の手筈通り、2組に分かれ見張り撃破後、突入 ・通過不可 北に出入口あり→見張り撃破後、南担当は他メンバーが北に回り込む間、陽動で時間稼ぎ 北に出入口なし→見張り撃破後、壁を登るまたは壊す? 陽動で時間稼ぎの場合、南担当のハヤテさん一人だと心配なのでうちも一緒に行こうかなって思ってる。 北にも入口がもしない場合、壁の高さ的に登れるとは思うんだ。または壊す、壊せるかはちょっとわかんないんだけど。 こういう案を考えてみた。急ごしらえで考えたので、やめておいた方が良ければ言って欲しい。OKなら【突入】のタグでこの案をもう少しまとめてうちの方のプレに記載しようと思う。 出来たら全体方針などを誰か書いてもらえると良いかな。 >調査 調査の事はごめん、頭から抜けてたさぁ。 別バルバロイ一団壊滅跡の調査以外は、余裕があればという感じに考えてる。

  24. レティシア・R・クラティアス

    確かに、隙間が通れない可能性もございましたか……。 動きとしてはフリューリングスルフト様の案で問題は無いかと存じますので 【突入】として記載して頂けるのであれば大変有難く。 全体方針といいますか、調査方針に関しては残留思念感応の件もございますので 【調査】として僭越ながら私の方で記載させて頂きますね。 移動の痕跡やロゼット様が仰られていたように 遠目に内部が分からない、周囲から隠された地形を対象とするといった形となります。 戦闘時での私個人の行動については 回復を優先しつつ、魔矢での援護も想定しております。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0